QB 「 僕の変わりに少女と契約をしてきて欲しいんだ」
コロちゃん「僕に出来るかなぁ...」
QB 「 大丈夫!君の才能は格別だ」
コロちゃん「う~ん....まぁ、QB の頼みなら...」
QB 「 ありがとう!.....あっそうそう」
コロちゃん「何?」
QB 「 君は僕みたいに対象にだけ姿を見せることが
出来ないよね。だから、対象以外の人間がいる場所では
ただの人形のふりをしていてね。何があっても絶対だよ」
コロちゃん「わかった」
QB 「 じゃあ、僕は行くね。多分、ここにいれば
誰かが君を見つけるだろう。健闘を祈るよコロちゃん」スッ
コロちゃん「うん」
コロちゃん「はぁ....」
~二日後~
ザーッ ザーッ
コロちゃん「酷い雨だなぁ...」
スタスタ
コロちゃん(....だれか来る!?)
女「....だから、大丈夫だって。あの餓鬼は預けるから....んっ?」
コロちゃん「」
女「ゴメン。またあとで」ポチッ
女「可愛い人形だねぇ....」ニヤァ
コロちゃん「」
女「名前は....コロちゃんか....」スッ
コロちゃん(鞄に入れられた....)
女「とりあえず、これ出しときゃおとなしくなるかな」
女「はぁ....面倒くさいなぁ....」スタスタ
コロちゃん「」
―1時間後―
たえ「ママ、行っちゃやだよぉ....」エーン
女「ほら、これがたえちゃんと一緒に居てくれるよ」
コロちゃん「」スッ
たえ「これ、名前は?」
女「えーと、コロちゃんって言うの」
たえ「よろしくね!コロちゃん!」
女(よし....今のうちに....)ササッ
コロちゃん「よろしくたえちゃん!」
たえ「はぁ、何周期目だっけ?」
コロちゃん「そういうこと言うなよ~」
たえ「ごめん、ごめん、そういやまだ契約してないね」
コロちゃん「今回はどんな願いにするの?」
たえ「え~、どうせコロちゃん、あんまり凄いの
叶えられないでしょ?」
コロちゃん「酷いなぁ、、否定しないけど」
たえ「まぁ、いいや。なら、私を超絶美少女にして」
コロちゃん「やめといた方が....まあ、いいか」
パァ~
~数年後~
たえ「見て見て~制服だよ~」
コロちゃん「可愛いよたえちゃん!」
たえ「このあと、破られるけどね!」エヘヘ
コロちゃん「おい、やめろ」
たえ「大丈夫。今回こそは、あいつに勝つから!」
コロちゃん「....頑張ろうね」
たえ「....うん」ギュッ
たえ「見て見て~100点だよ~」
コロちゃん「全国模試で100点って凄いね!」
たえ「うん、前の周期の答え覚えてたし余裕だったよ!」
コロちゃん「やったね、たえちゃん!」
たえ「おい、やめろ」ポカッ
~数日後~
施設員「....で、親戚の叔父さんが引き取ってくれるらしくて」
たえ「あの」
施設員「ん?」
たえ「その人って信用できますか?」
施設員「え?」
たえ「あ、いいや、わかりました。お願いしますね」
施設員「....」
施設員「ちゃんと行かせましたよ。お金はあとでお願いします」
???「おう」ガラガラ
たえ「家族が増えるよwww 」
コロちゃん「やったねたえちゃんwww 」
たえ「ぶっ潰す」
コロちゃん「こえええええwww 」
ちょっと仕事。見てるひといたら、保守頼みたい
コロちゃん「んで、具体的な勝算は?」
たえ「前回は、いいところまでいったけど油断して
睡眠薬を飲まされてレイプに追い込まれたよね
ぶっといあれを突っ込まれて、子宮も掻き回されて....」
コロちゃん「....よく、語れるね」
たえ「まぁ、この数年間は何回かやってるし」
コロちゃん「ということは、レイプにも慣れt
たえ「それは、ない。断じてない」ガシッ
たえ「とりあえず、あいつを今度は逆に寝かせましょ」
コロちゃん「...どうやって?」
たえ「....だから、あいつの持ってる睡眠薬で」
コロちゃん「あぁ、そうか...」
たえ「....まぁ、魔法が効けば、もっと楽なんだけどね。
だけど、あいつの体は特殊でどんな魔法も効かないし...」
コロちゃん「ところでさあ、」
たえ「何?」
コロちゃん「....前から思ってたけど、何で行くの。そこに」
たえ「....」
コロちゃん「いやだって、理由ないなら、わざわざ
あんなくっさ恐ろしい所に行く必要なんて」
たえ「お母さんに....」
コロちゃん「ん?」
たえ「お母さんに会いたいから行くの....」
コロちゃん「え」
たえ「ただ、それだけ....」フルフル
~あの家の前~
コロちゃん「とうとう、来たね」
たえ「えぇ...」
ピンポーン
『はーい、どなたー』
たえ「!?」エッ
コロちゃん「女の声?」
ガラッ
ガラッ
女「....だれですかぁ.....っ!?」ビクッ
たえ「....!?」
コロちゃん(これは・・・)
女「....た、たえちゃん....!?」
たえ(どういうこと....?)
コロちゃん(チャンスなのか?チャンスなのか?)
女(まずい....どうしよう...)
女(どうして、こんなところで対面!?)
たえ「....」バチッ
女(いや、待って....私が母だという証拠は...もう何年も経って
「お母さん!!」ダキッ
女「....うっ」
女「ご、ごめんねたえちゃん...」ガタガタ
たえ「いいよ、会えたから...」
女「たえちゃん...」ギュッ
女(私が馬鹿だった...こんな、こんな可愛い娘を...)
コロちゃん(超絶美少女に変えたのに、親ってすげーな。
雰囲気とかで分かるもんなんかなー)
たえ「お母さん...私、本当に会えて嬉しいよ」
女「たえちゃん...お母さんも...」
たえ「だって....」
女「うん」
たえ「やっとこの手で殺せるから」ニタア
女「え」
コロちゃん(ちょいちょい?
やばくね?
ヤンデレ?
ふぇ?)
たえ「この家の中に変な男いるよね」
女「....」ガタガタ
たえ「....」バチッ
女「ぎゃああああぁ!!!」ブルッ
男「!?どうしたんや」ドタドタ
たえ「....来たか」
コロちゃん(どゆこと?どゆこと?)
たえ「よぉ、レイプ狂」ニタア
男「はっ、何言うとんじゃ餓鬼!?」
たえ「....まさか、ここまで都合の良い展開になるとは」ククッ
男「あっ、何言うとんねん。キチガイ女か?」
たえ「黙れ!」バチッ
男「痛ッ・・・何や、電撃か・・・」
コロちゃん(あれ?効いてるの?)
たえ「明日、一人の少女がここに来る予定だったろ?」
男「ん、何でそんなこと....」
たえ「ちょうど、ロリコンのあんたが好きな
膨らみかけのおっぱいの中学生か」ククッ
男「....」
たえ「まあ、私がその中学生だけど」キリッ
男「!?」
コロちゃん(....何故、キリッてしたんだ?)
たえ「....なぁ、あんた、私の情報を何処で知ったの?」
男「は?....えと」
たえ「言うまでもなく、そこの女から聞いたんだよね」
女「!?」
男「....」
コロちゃん(....あ、そういや確かに)
たえ「お母さん、どうして教えたの?」
女「それは、あなたを誰かに引きとってもらいたくて」
たえ「どうしてこいつに教えたの?」
女「レイプ狂だって知らなかったし....」
男「レイプ狂じゃねぇよ!!」
たえ「黙れレイプ狂」バチッ
男「痛ッ・・・」
たえ「違うよね、お母さん?私を忘れるためだよね」
女「....」
たえ「この男に預ければもう私は助からない。
私という存在は、いずれ自殺か何かで消えるから」
コロちゃん(え、流石にそれは・・・)
女「....そうよ」
コロちゃん(こえええええ)
男「こええええええ」
女「私は、あなたを忘れたかった...」
女「色んな男と遊んでいても、あなたが妙に気がかりだった」
たえ「....」
女「だけど、今、私はあなたが大好きだから・・・
バチチュドーン
女「」ドサッ
たえ「そういうの、いいから....」
男「お、おい警察呼ぶぞ」ガタガタ
バチチュドーン
男「」
たえ「ふぅ....」
たえ「もう一回、やり直そうか♪」
コロちゃん「またかよ。何回、コイツら殺すんだよ」
QB 「 ねぇ、暁美ほむら」
ほむら「何?」
QB 「 実は、君みたいに同じ時を繰り返す魔法少女は
結構、いてね。これまで僕も何人か見てきたんだ」
ほむら「....」
QB 「 大抵は、辛いことを避けたり失敗を回避したり
するのに使う....もちろん、君みたいなタイプも
過去にはいたよ」
ほむら「そうなの?」
QB 「 でもね、中でも多いのは....」
QB 「 自分にとって憎い相手を何度も何度も殺すために
使う魔法少女っていうのが、結構いるんだよ」
ほむら「そう....」バンッ
QB 「 」
ほむら「....まどか」
ほむら「いつか、あなたを殺したわ」
おしまい
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