【モバマス】まゆ「男の人はハーレムが好き……!?」 (8)

キャラ崩壊注意



まゆ「プロデューサーに相応しいお嫁さんになるためにまゆは情報収集を怠らず、女性雑誌から男性観を育みますよぉ」ヨミヨミ


『男性は多人数の女の子を侍らせる欲求を持っています。注意しましょう』


まゆ「男の人はハーレムが好き……!?」ガビーン

まゆ(まったくけしからんですね。そんな欲求を持てないようにしてしまいしょう……)ゴゴゴ

まゆ「……と直情的になってしまってはお嫁さん失格ですよぉ」ニコッ

まゆ(伴侶を独占する努力をしながら、どんな欲求でも叶えてあげる……時に矛盾する二つの責務を完璧にこなす。それが真のお嫁さんというものですよぉ)

まゆ(つまり、まゆのすべきことは……!)


まゆ「あやめちゃん、分身の術を教えてください」

あやめ「お安い御用です!」

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まゆ「プロデューサーさん♪」ヒョコッ

P「どうしたまゆ」

まゆ「実はプロデューサーさんにちょっとしたサプライズがあるんです」

P「奇遇だな。俺もだ」

まゆ「えっ、プロデューサーさんもですか?」

まゆ(私にサプライズだなんて……嬉しい)

P「よし、ここはいっせーのせでそのサプライズを見せ合おうじゃないか」

まゆ「では、行きますよぉ」

P・まゆ「「いっせーのせっ」」ドロロン


まゆ1234「「「「プロデューサーさんが増えてるーっ!?」」」」

P1234「「「「まゆが増えてるーッ!」」」」

P「まさかまゆも浜口さんに分身の術を習いに行っていたとはな……」

まゆ「プロデューサーさんはどうして分身の術を……?」

P「もちろんまゆを喜ばせるためさ。女の子は男を侍らせるのが好きって雑誌で見たから」

まゆ「私のために……ありがとうございます」

P「まゆも俺のためだろ? ありがとうな」

P・まゆ「「それじゃあ早速」」ボフン

まゆ「……どうして分身を仕舞っちゃったんですかぁ?」

P「もちろんまゆの御奉仕を受けるためだよ。まゆこそどうして?」

まゆ「もちろんPさんの御奉仕を受けるためですよぉ」

P「いやいや、分身の術を覚えるために頑張ったんだろ? 遠慮せずにご奉仕してくれていいんだぞ?」

まゆ「遠慮なんかしてませんよぉ」

P「明日は俺がご奉仕するから。ほらほら」

まゆ「いえいえ、先にプロデューサーさんからどうぞ」

P・まゆ「「……」」

P・まゆ((自分が先に御奉仕されたい……っ!))

P(まゆめ……自分が先に御奉仕を受けるつもりだな? 自分も分身の術を修めといて……担当アイドルながらなんて浅ましいやつだ)

まゆ(プロデューサーさん……自分が先に御奉仕されるつもりですねぇ。担当プロデューサーながらなんて浅ましい人でしょう)

P「こうなりゃあっ!」ドロロン

まゆ「! やっぱり私を御奉仕する気になってくれ……」

P「うおおおお」フンフンフンフン

まゆ「!? 分身したと思いきや一斉に腕立て伏せを!?」

まゆ(まさか……体力を消費して自分だけ『もう分身できない』状況を作ろうと……!? たしかに、そうなればまゆがご奉仕をしてさしあげざるをえません!)

まゆ「負けませんよっ! 私だってぇ!」ドロロン

まゆ「ふっ……ふっ……」グッグッ

P「まゆはスクワットか……!」

まゆ「ふふ……いくらまゆが日頃レッスンを積んでいるとはいえ、女子高校生と成人男性では……先に体力が尽きるのはまゆ!」グッグッ

P「それはどうかなっ」プチプチ

まゆ(プロデューサーさんがシャツのボタンを開け始めた……!? まずいです! あれを見るとまゆの体力が回復してしまいますよぉ!)

まゆ(けど、目が離せません……♡)ポォーッ

P「ふはは! 男の胸チラから目が離せんとは浅ましき乙女め! この勝負貰ったぁ!」

まゆ「でしたらこちらも……♡」チラッ

P「おやおや?」

P(まゆのお色気攻撃だと……! 目が離せるわけがない! なんて狡猾なんだ、まゆ!)

P「くっ……めちゃくちゃ頑張って先に体力を尽かすしかないっ! うおおおお」フンフンフンフン

まゆ「ふおおおお」グッグッ

あやめ「今日は何故だか分かりませんが、よく『分身の術を教えてくれ』と頼まれる不思議な日でしたな」

あやめ「皆さん、どうして分身の術を使いたがっていたのでしょう……事務所に戻って誰かに尋ねてみますか」


あやめ「お疲れ様で……」

顔を赤くして服装が乱れている荒い息をした四人のまゆ「あやめちゃん、お疲れ様です」

顔を赤くして服装が乱れている荒い息をした四人のP「ああ、お疲れ様」

あやめ「!?!?!?」


あやめ「じ、事務所でナニしてるんですかぁ!」ポッポー

まゆ「何って、見ての通り……」

あやめ(やはりえっちなことを!?)

あやめ「忍術をえ、えっちなことに使おうとは言語道断! 分身の術禁止の術を……」

まゆ「えっ、ちょっ、ちょっと待ってください! これはただスクワットしていただけで……」

P「俺も腕立て伏せしてただけだよ」シュバッ

あやめ「へっ……そ、そうでしたか! あやめはとんでもない勘違いを……!」カァァ

まゆ「もう、あやめちゃんったら……」クスッ

あやめ「それで、お二人はなんのために分身の術を?」

まゆ「多人数〇〇〇のためですけど」

あやめ「分身の術禁止の術ーッ!!」



ーおわりー

以上になります。

P「俺も腕立て伏せしてただけだよ」シュバッ
↑のシュバッはシャツのボタンを高速で留め直す音です。

【モバマス】多元分岐同時選択存在鷺沢文香
【モバマス】多元分岐同時選択存在鷺沢文香 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1575199731/)
↑文香が分身する過去作

ありがとうございました。

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