モバP「アイドルと中身が入れ替わった……」 (55)

P「俺が>>5になってるだと……!?」

P「俺が……俺になっている……!」

俺「どういうことだ……?」

P「待て、お前は誰だ」

俺「俺は俺だ。お前こそ誰だ!」

P「俺だって俺だ! なんだっていうんだ!」

俺「そうか、これは夢だな!」

P「なんだ夢か。はっはっは」


――――――

――――

――


「はっはっはっは……はぁ。夢だよな?」

「……あれ? >>15……? どうしてここに……」

まゆ

佐久間まゆ(16)
ttp://i.imgur.com/vnFA6J8.jpg


まゆ「なんでまゆがここに……あれ?」

まゆ「……あーあー。あれ?」

まゆ「……」バッババッ

まゆ「んー……」ググッ…

まゆ「……ん。うん。なんだ鏡かー」

まゆ「………・」

まゆ「………えっ?」

まゆ(……どう見てもまゆだ)

まゆ(この手。この指。この肌……まゆの身体としか思えない)

まゆ(…………え、なんで?)


まゆ「……うふふ」

まゆ「うーふーふーふー……」

まゆ「肌がもちもちしてる……すごいなまゆ……」

まゆ「……ところでどこだここ」

まゆ「…………ここは、>>24か……?」

風呂場

まゆ「……風呂場。うん、お風呂だ」

まゆ「あたま、痛い………」

まゆ「どうして俺がまゆになってるんだ……?」


P「……起きましたか……?」

まゆ「……俺、いや………まゆ……?」

P「ふふ……そうです。あなたのまゆですよぉ……?」

まゆ(お、俺の身体がまゆの口調で話をしてると……こう、しながかかってて気色悪い……!)

まゆ「………それで、どうしてこんなことに?」

P「………」

まゆ「まゆ……?」

P「どうしてって……そうですね……」

まゆ「……」

P「>>30だから、ですよ」

まゆ自身を孕ませるつもり

P「まゆの身体を孕ませるつもりだから、ですよぉ……?」

まゆ「は、はらっ……!?」

P「Pさんはまゆに手を出してはくれないでしょう?」

まゆ「当たり前だっ! まゆは最高のアイドルなんだから……!」

P「そうですね……まゆは勘違いしてたんです。アイドルとして頑張れば、輝けばPさんはまゆを見てくれるって」

まゆ「み、見てるよ! いつも、まゆのことを俺は――」

P「『大切なアイドルとして』『大事な娘のように』思ってくれていましたか?」

まゆ「……そう、だ」

P「……本当、間違えちゃいましたねぇ……まゆはおバカさんだったみたいです」

まゆ「ひっ……!?」

P「アイドルとして頑張れば頑張るほど、Pさんはまゆのことを見てくれてる……でも、同時に遠くなっていく」

まゆ「く、くるな………待て、まゆ! 早まるな!」

P「当たり前ですよね。Pさんは最高のプロデューサーですから……」

  ピタッ…

P「最高のアイドルとは、パートナーにはなれても恋人になれるわけがなかったんです……」

まゆ(手が冷たい。俺の身体、こんなにゴツゴツしてるのか……)

まゆ(ど、どうする? 俺がまゆで、まゆが俺で……こ、このままじゃ本当に孕まされる……!)

まゆ「ま、待てまゆ。それじゃあ説明になってないだろ!」

P「説明にって、何がですかぁ……?」

まゆ「この状況とか、どうして入れ替わったかとか……」

P「そんなの、どうだっていいじゃないですか……ただ、まゆがまゆのままじゃPさんには勝てませんから」

  グイッ  ドン

まゆ「い、たっ……」

P「ね? まゆは女の子ですから……それに、これならPさんはPさんに戻れます」

まゆ「なん、のはなしだ……?」

P「たとえば、まゆがPさんをどうにかしたとしてもPさんはお仕事を失って、きっと前のPさんじゃなくなっちゃうと思うんです」

まゆ「………」

P「お仕事を頑張って輝いてるPさん……とぉっても、素敵ですから……」

まゆ「まゆ、お前……」

P「……ふふ。まゆはもう『最高のアイドル』じゃなくなりましたから、心配しなくていいですよ」

まゆ「なっ……!?」

P「スキャンダルが起きちゃいました。もう佐久間まゆはアイドルには戻れません」

まゆ「まゆ……お前っ……!」

P「泣かないでください。まゆなんかのために……ねぇ、Pさん。まゆに、Pさんをあげるのを許してくれますか……?」

まゆ「まゆが、もうアイドルに戻れないって……どうして……」

P「あぁ、大丈夫です。勝手にいろいろとやらかしただけですから……」

まゆ「なんでだよ! だって、だってあんなにっ……!」

P「終わったら、Pさんはちゃんとプロデューサーに戻れますよ。身勝手なアイドルに翻弄された、可哀想なプロデューサーさんとして……」

まゆ「…………ッ!」

  パチンッ!

P「………まゆの身体なのに、Pさんを傷つけるなんて悪い子ですねぇ」

まゆ「間違ってる。まゆは……まゆは……!」

P「大丈夫ですよ。Pさん……まゆはずっとずっと、Pさんのことを思ってます。あなたがまゆのことを見なくなっても、お腹の子といっしょに――」

――――

――

まゆ(気持ち悪い。男なのに、自分の体に貫かれるなんて最悪の経験だ)

まゆ(なにより、まゆの身体を守れなかった。俺の身体に入ったまゆは……仕事にいったが……)

まゆ(家から出られないように首輪をつけられた。まるで犬だ)

まゆ(まゆの身体、少しでも綺麗にしておきたいな……)

まゆ(……鏡が置いてあるのは、現状を認識するようにするためなのか)

まゆ(どうするか……あがくべきなのか、いっそ、受け入れたほうが……)

まゆ(……>>51しよう)

オナニー

結局エロじゃないですかヤダー!
ごめんちょっとケーキ買ってくる

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