モバP「まゆを思いっきり可愛がって愛する」(92)

代行です、えいっ

モバP「まゆのヤンデレが重かったから今まで敬遠してたけど」

モバP「よく考えれば、まゆは料理もできるし家事もできるし気配りもできるし、素晴らしい女性じゃないか!」

まゆ「あ、うふふ……Pさん起きてたんですかぁ…?」

まゆ「朝ごはん、もうできてますよぉ…?」

モバP「決めた!俺はまゆをこれから、とことん可愛がって愛するぞ!」

まゆ「うふふ……」

まゆ「Pさん、あのぉ……」

モバP「まゆが作った朝ごはん美味しいよ!おいしいよ!ちょっとみそ汁から血の味がするけど!」

まゆ「うふふ、隠し味ですよぉ……って、そうじゃなくてぇ……」

まゆ「Pさん……今日は、なにして遊びますかぁ…?」

モバP「今日は仕事だよ、まゆ!」

まゆ「サボっちゃいましょうよぉ……」

モバP「え、でも昨日も一昨日もサボって……」

まゆ「わたしを思いっきり可愛がって愛してくれるんじゃなかったんですかぁ…?」

モバP「そうだな……そうだよな!愛のためなら仕事なんかどうでもいいよな!」

モバP「よし!じゃあ今からちひろさんに休暇をもらうために連絡するな!」

まゆ「あ、いいですよぉ……今日もわたしがしますからぁ……」

まゆ「Pさんが他の人と喋るなんて勿体ないですよぉ……」

モバP「そうか?じゃあ、またお言葉に甘えようかな、ハハハ」

まゆ「…………」

ピッポッパッ……プルルップルルッガチャ

ちひろ『はい』

まゆ「すいません……こほんこほん……今日も風邪でお休みしますぅ……」

ちひろ『そうですか……お大事にしてくださいね』

ちひろ『はぁ……』

まゆ「どうしたんですかぁ…?ため息なんかついて……」

ちひろ『うん……実はね、プロデューサーさんが三日前に法事で休むって連絡を最後に、一度も連絡がこないの……』

まゆ「……」

ちひろ『だからわたし少し心配で……、なにかまゆちゃんプロデューサーさんから聞いてない?』

まゆ「いえ……なにも聞いてないですよぉ…?」

ちひろ『そう……』

まゆ「あの、そろそろ電話切りますねぇ…?」

ちひろ『あぁ、うん、風邪なのに電話長引かせちゃってごめんね』

ちひろ『はやく元気になってね、まゆちゃん』

まゆ「はい……それじゃ……」

ガチャッ……プープープー

まゆ「うふふ……さて、お休みの電話も入れましたし、改めて……」

まゆ「今日はどんな遊びをしますかぁ……Pさん……?」

モバP「今日は久々に外に出てまゆと散歩したいな!」

まゆ「うふふ……それはダメですよぉ……」

まゆ「そんなことして、Pさんが誰かに会いでもしたらPさんを盗まれちゃうじゃないですかぁ……」

モバP「俺はいつだってまゆだけのプロデューサーだよ!」

まゆ「はい…わかってますよぉ……うふふ……」

まゆ「……やっぱり今日も昨日までの続きをしましょうかぁ…?」

まゆ「楽しい新婚ごっこ……うふふ……」

モバP「わかったよ!まゆ!」

まゆ「……それじゃあ……うふふ……あなたぁ…?」

モバ「なんだい!まゆ!」

まゆ「Pさんが愛しているのはわたしだけですよねぇ…?」

モバP「そうだよ!可愛いまゆだけを愛しているよ!」
まゆ「ほんとうですかぁ…?」

モバP「ほんとうだよ!」

まゆ「でも昨日もそういっておいて、わたさから逃げようとしたじゃないですかぁ……」

モバP「あのときの俺はどうかしてたんだよ!いまは可愛いまゆを本気て愛しているよ!」

まゆ「うふふ……それじゃあPさん」

まゆ「わたしに、Pさんの愛を溢れるほどに伝えてください……」

モバP「わかったよ!まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してる」

まゆ「うふふ……」

まゆ「うふふ……うふふ……あ」

まゆ「そういえば、今日はスーパーで挽き肉を安売りしていたんでしたぁ……」

まゆ「晩御飯のために今から買いに行ってきますねぇ…?」

モバP「まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してる」

まゆ「うふふ……わたしもですよ……Pさん」

まゆ「……この家から出ちゃダメですからね…?それじゃあすぐ帰ってきますからぁ……」

ガチャッバタンッ

事務所

ちひろ「はぁ……プロデューサーさん、いったいどうしたんですか……」

ちひろ「心配だなぁ……あ、そうだプロデューサーさんのお家に行ってみようかしら」

ちひろ「もしかしたら、今頃ひどい風邪で電話をすることもできないのかもしれないし……」

ちひろ「……よし、行ってみよう」

ちひろ「……なにか、お見舞いの品も持っていったほうがいいかしら」

ちひろ「……プロデューサーさん、りんごって好きなんですかね……」

スタスタスタスタ

ちひろ「風邪といったら、りんごと決まっているのでとりあえず買ってきましたが……」

スタスタスタスタ…ピタッ

ちひろ「あ、着いた……よしっ!」

ピンポーン

ちひろ「プロデューサーさーん!ちひろでーす」

ピンポーン

ちひろ「プロデューサーさーん!大丈夫ですかー!?」

まゆ「……Pさんの家の前でなにしてるんですかぁ…?」

ちひろ「あら、まゆちゃん……風邪はもう治ってきたの?」

まゆ「いえ……まだきついですけどぉ……どうしても買い物をしなくちゃいけないかいので……」

まゆ「……その袋の中、りんごですかぁ…?」

ちひろ「え?あぁ、うん……もしかしたらプロデューサーさん、ひどい風邪を引いてるんじゃないかと思って」

ちひろ「あぁ!そうでした、まゆちゃん大変ですよ!」

まゆ「え?」

ちひろ「インターホンを鳴らしてもプロデューサーさんの返事がないんですよ!」

ちひろ「もしかしたら、熱にうなされて倒れているのかも……」

まゆ「……それじゃあ確認してみますかぁ…?」

ちひろ「え?」

ガザゴソ

まゆ「うふふ……郵便箱の中に鍵がありましたぁ……」

ちひろ「プロデューサーさんはそんなところに鍵を隠していたんですか……」

まゆ「不用心ですよねぇ……」

ガチャ

まゆ「さぁ、どうぞぉ……」

ちひろ「え、勝手に入っていいのかしら…?」

ちひろ「お、おじゃましまーす……プロデューサーさーん…?」

まゆ「…………」

ちひろ「あれぇ?いませんねぇ……」

まゆ「みたいですねぇ……」

まゆ「もしかしたら法事関係でなにか忙しいことになっているんじゃないですかぁ…?」

ちひろ「でも、それでもプロデューサーさんなら連絡の一つくらい……」

まゆ「連絡はムリですよぉ…?ほら、あそこ……」

ちひろ「え?あ……プロデューサーさんの携帯が置きっぱなし」

ちひろ「あぁ、そうか……いつも登録してある番号をボタンで一押しして発信するだけですもんね」

ちひろ「事務所の電話番号をいちいち覚えてるわけないか……」

まゆ「ですねぇ……」

まゆ「それじゃあ、そろそろここから出ましょうかぁ…?わたし買い物の途中ですし……」

ちひろ「あぁ、そうね……あーあ、りんご無駄になっちゃったなー」

まゆ「…………」

まゆ「それじゃあ……わたしはこれで……」

ちひろ「うん、お大事にね」

まゆ「はい……ありがとうございます……」

スタスタスタスタスタ

ちひろ「……なにか怪しい」

ちひろ「プロデューサーさんの家に入ったのに、まゆちゃんはあまり興奮していなかったようですし」

ちひろ「(もしかして、プロデューサーさんのお家によくいっているんでしょうか…?鍵の場所も知っていたみたいでしたし)」

ちひろ「う~ん……」

まゆ「ただいまぁ……Pさん……」

モバP「まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるハァ……まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるゼェ……まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆゼェ……愛してるまゆ愛してるまゆ愛してる」

まゆ「うふふ……もう休憩してもいいですよぉ……」

まゆ「わたしに対して溢れるPさんの愛を、感じることができましたからぁ……」

モバP「ハァ……ハァ……まゆ、愛してるよ」

まゆ「はい……わたしもですよぉ……Pさん」

まゆ「……ねぇPさん…?」

まゆ「お腹すきましたよねぇ…?もう、お昼近くですし……」

モバP「うん!少しだけ!」

まゆ「うふふ……お昼ご飯はなにがいいですかぁ…?」

モバP「ハンバーグ!」

まゆ「それは夜のおたのしみですよぉ……他には…?」

モバP「それじゃ……まゆ!」

まゆ「うふふ…?…うふ……わかりました」

まゆ「それじゃあ……えっちなPさん、どうぞわたしを食べちゃってください……」

モバP「まゆ!」

ガバッ!

まゆ「あ……」

まゆ「ん……あ」

まゆ「もう夜……いつの間にか眠っちゃったみたいですねぇ……」

モバP「…………」スースー

まゆ「……うふふ」

まゆ「さぁて……Pさんのためにハンバーグを作りますよぉ……」

まゆ「出来たら起こしてあげますからねぇ……Pさん……」

チュッ

モバP「…………」スースースー

まゆ「うふふ……」

ちひろ「……はい、はい、お母様、他人であり、わたしにどうもありがとうございました」

ピッ

ちひろ「やっぱり……法事なんか無かったんだ」

ちひろ「やっぱり、プロデューサーさんは、まゆちゃんに誘拐されたんですね……」

ちひろ「……許さない」

ちひろ「許さないわよ……まゆちゃん」

スタスタスタスタスタスタ

モバP「……ん」

まゆ「あ…!グッドタイミングですよぉ……Pさん」

まゆ「いまちょうどハンバーグが出来たところですよぉ……」

モバP「やった!まゆのハンバーグ!」

まゆ「うふふ……さぁ、召し上がれぇ……」

モバP「いただきます!」

モグモグモグ

モバP「おいしいよ!まゆ!」

まゆ「わたしの愛がたくさん詰まってますからねぇ……うふふ……」

モバP「ごちそうさま!まゆ!」

まゆ「うふふ……お粗末さまです……」

ピンポーン

モバP「誰かきたよ!まゆ!」

まゆ「……どうでもいいですよぉ……放っておきましょう」

ピンポーピンポーンピンポーピンポーンピンポーピンポーンピンポーピンポーン

モバP「…………」

まゆ「はぁ……しょうがないですねぇ……ちょっと出てきますねぇ…?」

まゆ「……どなたですかぁ…?」

ちひろ「…………」

まゆ「どうしたんですかぁ…?こんな時間に……」

ちひろ「プロデューサーさんはどこですか」

まゆ「……ここにはいませんよぉ…?プロデューサーさんは法事で……」

ちひろ「嘘ですっ!プロデューサーさんっ!プロデューサーさんっ!プロデューサーさんっ!プロデューサーさんっ!」

モバP「ひぃ、ひぃやぁぇ…ちひろ…さん」ガクブルガクブル

ちひろ「いまプロデューサーさんの声がしました!プロデューサーさん!」

スタスタスタスタ

まゆ「ちょっと…!勝手に入らないでください…!」

ちひろ「プロデューサーさん!」

モバP「…ひやぁ…ひぃぇ……」ガクブルガクブル

ちひろ「かわいそうに……こんなに怯えて」

ちひろ「いったいプロデューサーさんにどんなひどいことをしたんですかっ!?」

まゆ「ひどいことをしたのはわたしじゃありませんよぉ…?」

まゆ「Pさんにひどいことをしたのは……あなたじゃないですかぁ……」

ちひろ「なっ!わたしがいったいなにをしたというんですか!?」

まゆ「……数ヶ月前から、Pさんの家のインターホンを一日中鳴らして……」

ちひろ「最初はすぐにでてくれたのに、後からはわたしの呼びかけになかなか出てくれなくなったからですよ」

まゆ「数ヶ月前からPさんにしつこく電話をかけつづけて……」

ちひろ「だって、なかなか出てくれませんし……」

まゆ「そして、三日前には……Pさんを殺そうとしたんですよねぇ…?」

ちひろ「だって……だってだって!!」

ちひろ「しょうがないじゃないですか!数ヶ月前にまゆちゃんが事務所に入ってからは」

ちひろ「まゆちゃんはプロデューサーさんに積極的だし、プロデューサーさんはそれを敬遠しながら、まんざらでもなさそうだったし!」

ちひろ「だいたいおかしいじゃないですか!」

ちひろ「事務所を設立してから、ずっとずっとずっとプロデューサーさんとわたしはいっしょにいたんですよ!?」

ちひろ「ふつうわたしがプロデューサーさんに恋したようにプロデューサーさんもわたしに恋をするべきじゃないですか!!」

ちひろ「それなのに……それなのに!たかだか数ヶ月しかいっしょにいないアイドルに尻尾をふるなんて!」

まゆ「…………」

ちひろ「ねぇ!プロデューサーさん!」

モバP「!!」ビクッ

ちひろ「わたしプロデューサーさんが誰かのものになるのが嫌なんですよ!それならいっそ、なんて考えるじゃないですか!」

モバP「…………」ガクガクブルブル

ちひろ「これは、愛なんです!すごい愛なんです!プロデューサーさんに対するわたしの愛なんですよ!」

まゆ「……もうやめてもらってもいいですかぁ…?」

ダキッ

モバP「あ……まゆ!」

まゆ「Pさんがとても怖がってるじゃないですかぁ……ね…?」

ちひろ「プロデューサーさんから離れてください……離れろ!!」

まゆ「いやですよぉ……あ」

まゆ「あなた、知ってますかぁ…?Pさん、わたしといるととっても安らいでくれるんですよぉ…?」

ちひろ「嘘です」

まゆ「わたしといっしょのときは、なににも怯えていませんしぃ……」

ちひろ「嘘です……」

まゆ「それと……うふふ……身体の相性もバッチリだったんですよぉ…?」

ちひろ「嘘ですっ!!」

まゆ「……そんなにわたしとPさんの愛を疑うのならぁ……」

まゆ「直接Pさんに聞いてみましょうかぁ……?」

ちひろ「…………プロデューサーさん」

まゆ「ねぇ……Pさんが一番愛している人はだぁれ…?」

モバP「はい!それはまゆです!俺は料理もできて家事もできて気配りもできる可愛いまゆを愛しています!」

まゆ「うふふ……」

ちひろ「…そんな…おかしいですよ、そんなの」

ちひろ「い、いぎぃがぁぁぁぁっぁっっっっっ!!!」

ダダダダダダダッ!バタンッ!

まゆ「あら……あの女、悔しがってどこかにいってしまいましたねぇ……うふふ……」

モバP「まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してる」

まゆ「わたしあの女が何回来てもぉ……守ってあげますよぉ…?」

モバP「まゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してるまゆ愛してる」

まゆ「だから……ご褒美としていいですよねぇ…?」

まゆ「Pさんの心と身体をわたし色に染めて自分のモノにしても……」

モバP「まゆ愛してるよまゆ愛してるよまゆ愛してるよまゆ愛してるよまゆ愛してるよ」

まゆ「うふふ……はい……わたしも愛していますよぉ、ずっと……Pさんを」




おわり

さてまた明日もよろしくお前らの後ろにまゆちゃんがいたらいいね

おやすみなさい

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