2022春アニメ『俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが』


あらすじ

ここはエルフやドワーフなど、人間以外の『亜人』も多く住む異世界。
この世界で竜の血を引く亜人、『ドラゴニアン』はその稀少性から絶滅の危機に瀕していた。
ドラゴニアンの少女の『メル』は、一族再興のために一目惚れの伴侶と村を拓くことに決めたのだった。

「ねっ♡　同じドラゴニアン同士……私と子孫繁栄、しよ♡」
「俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが！？」

異種族スローライフラブコメディ！


登場人物

メル（CV:静原静）
竜の血を引く亜人、『ドラゴニアン』の少女。人間でいうと17歳。
ザックに命を助けられた過去があり、彼とつがいになって子孫繫栄することに執着している。
目標は『ウロコ村』をとってもにぎやかな村にすること。

ザック（CV:浦田宏）
トカゲの血を引く亜人、『リザードマン』の男。人間でいうと26歳。
傭兵をしていたが、貯金が目標金額に達したので辞職した。スローライフを送る土地を探しているところをメルに捕まる。
断り切れず、メルの村づくりを手伝うハメに。

マデジャット（CV:縁出愛依）
人間の女性。28歳。
貴族としての権力を活かし、強制的に亜人を働かせサーカスを作ろうとしていた。
ザックに全ての財産を焼かれ、一農民としてウロコ村に。

ヤルヤカン（CV:矢先トゥインクル）
身長が低くて器用な亜人、『ドワーフ』の剣士。人間でいうと12歳。
ザックの強さに惚れこみ、弟子入りするためにウロコ村へ。
中性的な顔立ちで、よく性別を間違えられるらしいが……？


主題歌

ＯＰ　mini epic「ぽかぽか牧歌」
ＥＤ　メル（CV:静原静）「ドラゴニック☆プロスペリティ」


制作：はなまるアート
放送：テレビ紀坂　毎週木曜　1:25～1:55

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第一話『ドラゴニアン村を拓く』

傭兵をやめ、念願のスローライフを送るべく家を建てる場所を探すリザードマンのザック。
畑を耕しやすそうないい土地が見つかったかと思うと、ドラゴニアンの少女、『メル』に捕まったのだった。
そしてメルに言い寄られ、ザックは彼女の一族復興とそのための村づくりを手伝うことに。

「私とたくさん子孫繁栄して、ドラゴニアンでいっぱいの村を作ろうね♡」
「俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが！？」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第二話『リザードマン村を焼く』

ウロコ村と名付けられたその村は、メルとザックが協力してなんとか住めるようになってきた……けれど、他の村人が全く居ない。
ドラゴニアンどころか、他の亜人、人間、誰もウロコ村に住もうとしないのだ。
そんな中、隣村の黒い噂が耳に届いて……。

「隣の村焼いたら、みんなウロコ村に引っ越してこないかな」
「俺は絶対そんなことやらねぇからな」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第三話『リザードマン名物！焦げ臭さ香る金持ち屋敷の丸ごと焼き～強欲な貴族を添えて～』

朝、珍しくメルが寝床に潜り込んでこなかったかと思うと、強欲貴族『マデジャット』に誘拐されてしまったという書置きが残されていた。
しかしウロコ村の村人は完全無視だった。ドラゴニアンが人間に武力で負けるはずがないのだ。
仕方がないのでザックは一人でマデジャットの屋敷に向かうことに。

「助けてザック！　私サーカスの看板娘にされちゃうよぉ！」
「はーっはっは！　リザードマン一匹で我が屋敷を攻略できるとでも！？」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第四話『ボーイ･ミーツ･リザードマン』

ウロコ村に、新たな入村希望者が。名はヤルヤカン、ちっちゃなドワーフの剣士だ。
どうやらザックの強さに惚れこんで、弟子入りしたいらしい。
本能的に面倒事を察知し、ヤルヤカンから逃げるザックだったが……。

「お願いします師匠！　僕を弟子にしてくださいっ！」
「いやぁ、俺は師匠なんてガラじゃ……おいそこ、弟子の世話をする道場主の妻みたいなポジショニングするな！」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第五話『人間にも分かるような説明が必要』

ウロコ村に不吉な噂が流れだす。どうやら王都はウロコ村の解体を考えているらしい。
外から見ると、ウロコ村は亜人連合の軍に見えるようだ。誤解を解くため、ウロコ村の実情を描く記事の執筆に村人総出で取りかかる。
しかしいろいろ規格外すぎて、最終的には唯一の常識人であるマデジャットに丸投げされるのだった。

「ったくひでぇ誤解だぜ。俺達は平和に暮らしてるだけなのによ」
「皆の村と私の屋敷を焼いた口でよく言えるな」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第六話『種族の壁』

マデジャットのおかげで村にいろんな文化的施設が増えてきた。その中でメルは図書館で色んな文献を読み漁る。
しかしやはりリザードマンとドラゴニアンの婚姻事例はどこにも報告されていなかった。
そしてザックの前にメスのリザードマン、メルの前にオスのドラゴニアンが訪れる。かつてない繁栄チャンスに、二人は……！？

「ザックのバカ！　アホ！　リザードマン！」
「最初っからそう言ってんだろうが！」

七話～最終話までのタイトルを安価します。

第七話のタイトル　↓１
第八話のタイトル　↓２
第九話のタイトル　↓３
第十話のタイトル　↓４
第十一話のタイトル↓５
最終話のタイトル　↓６

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第七話『お父様、娘さんをお引き取りください』

ウロコ村にごっついドラゴニアンがやってきた。メルのお父さんである。
相貌に似合わぬ親バカっぷりを発揮し、メルを連れ戻しにやってきたのだった。
そこでどうしても結婚を認めて欲しいメルと認められたくないザックの熾烈な争いが始まった！

「ウロコ村は俺に任せろ。お前は無理せず実家に帰れ」
「やだやだやだ！　孫ができるまで家には帰らないーっ！」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第八話『押して駄目なら引いてみる』

図書館で色んな本を漁り続けるメル。その内、ずっと貸し出されている本の存在に気付く。
それは村の女の子の間で大流行中の、王都から届いた恋愛指南書だった。
目から鱗のメルは、そこに書かれている数々の恋愛テクニックを実践するが……？

「駆け引きのできるオトナのドラゴニアンに……私はなる！」
「駆け引き相手の目の前で宣言するのはどうなんだ」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第九話『（喉仏は逆鱗でも首の珠でも）ないです』

最強とうたわれる伝説の武器、溶岩刀。それは刀鍛冶兼剣士のヤルヤカンにとっては夢の刀だった。
そしてヤルヤカンは溶岩刀の材料がリザードマンに一枚だけ生えている特殊な鱗であることを突き止める。
とにかくザックのものが欲しいメルと利害が一致し、二人はザックの鱗を奪う作戦をたてるのだった。

「師匠！　その首（の鱗）、もらい受けますッ！」
「ザック♡　私と鱗の交換っこしよ♡」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第十話『今明かされる暗い過去「来ちゃった(はぁと)」』

ウロコ村にザックの元同僚である女性、ペレギーレが訪ねてきた。彼女はなんとハーピーとドラゴニアンのハーフだという。
ドラゴニアンと異種族の間でも子はできる……ザックはその真実を知りながら、どうしてメルとの繁栄を断り続けてきたのか？
そしてペレギーレは、村人へザックの過去を明かしたのだった。

「お前……今更なんの用だ」
「もちろん、先輩を連れ戻しに来たんですよ」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
第十一話『スローライフ（生活をぶん投げる）』

ウロコ村を守るため、村を抜けて王都の傭兵に戻ったザック。
そんなザックを奪い返すため、ウロコ村は今度こそ村人総出で王都と対立することに。
住処を焼かれた損害補償がまだ済んでいないのだ。ザックにはまだまだ頑張ってもらわなければならない。村人達の想いが今一つに……！

「メル、戻れ。ウロコ村を繁栄させるんだろ」
「だからだよ。みんなと私と、ザックが笑える場所がウロコ村だもん！」

俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが
最終話『リザードマンと村を拓く』

村人全員の活躍と暴走によって壊滅状態に陥ったウロコ村と王都。
マデジャットを外交官にし、諸々の雑務をおしつけることで対立は終結した。けれど畑も家も失われ、村づくりはゼロに戻ってしまった。
しかし悲壮感は一つもない。そこにはにぎやかな村人たちと、一組の異種族のつがいが居た。

「俺はリザードマンであってドラゴニアンじゃないんだが……」
「らぶらぶだったら関係ないよね♡」