【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part9 (1000)
コードギアス安価スレ(※現在1期終了後、アキト編)
前スレ
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part8
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part8 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1627055558/)
デスペナ有り(死亡した場合操縦技量が1段階下がる)
巻き戻し権利使用事のルール
・巻き戻し1回使用するとそこより前には戻れない、最低でもその地点より1つ先の場所から
・世界線を変えてしまうと二度と戻れなくなる
・ストーリーの一区切りより前には戻れなくなる(※物語が進んでここより前に戻れなくなる時は最後に一言添えます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1627492458
ナイトメア操縦技量強さ目安(※1の独断と偏見)
ギアス呪いスザク
最終決戦カレン、マリアンヌ
ビスマルク
超エース(2期カレン、2期スザク、星刻、ジノ)
エース(他ラウンズ、最終オレンジ)
ベテラン(1期スザク)
準ベテラン(1期最終カレン、コーネリア)
中堅(初期カレン、藤堂、ギルフォード)
準中堅(四聖剣、C.C.)
熟練兵(初期オレンジ、最終決戦玉城)
新兵強
新兵中(モブブリタニア軍人、ルルーシュ)
新兵弱(モブ日本人レジスタンス)
民間人(ニーナ他)
現在の俺
操縦技量:エース級
身体能力:R2スザク並み(最強)
戦略知能:ルルーシュ並み
現在所持アイテム
巻き戻し権利(2枚)
99権利(1枚)
1000までのボナ(巻き戻し2個、コンマ振り直し2個)
街の外れ
レイラ「これは皆んなで協力して作った初めての料理なんです。それを川へ流して捨てるなんてやめましょう俺中尉?」
俺「しかし…」
レイラ「大丈夫です。例え朝までかかったとしても完食し終えるまで私も付き合いますから!」
俺「はぁ…。仕方ないですね…分かりましたよ」ストッ
レイラ「あ…」
俺「でも言ったからには途中で逃しませんよ?」ニコッ
レイラ「のぞむところです」ニコッ
──数時間後
街の外
満月「」
大きな鍋「」
レイラ「ふぅ…。と言いましたが、流石に2人で10人前はキツいですね~…」スッ
空のお皿「」
俺「…司令も、これが美味しかったら多分食べられるんでしょうけどね」
レイラ「そ、そんな事有りません!私はちゃんと美味しく頂いてますから!」モグモグ
俺「構いませんよ…。皆んながどう思ってるのか、あの婆さん達の反応を見てれば分かりますから」
レイラ「俺中尉…」
俺「俺は料理が壊滅的に下手だって…」
レイラ「…だけど私は、逆に安心していますよ」ニコッ
俺「え?…」
レイラ「俺中尉は、頭も良いし白兵の能力も高い…」
レイラ「戦闘だって基本的に1人で何でもできてしまうから…。でも、ちゃんとこうして出来ない事もあったんだって…」
俺「レイラ司令…」
レイラ「まぁ家事が一切できなかった私よりは何でもできるんですけどね…」ニコッ
俺「…人には、1人でできる事とできない事があると思ってます」
レイラ「できる事とできない事?…」
俺「アキトにはアキトにしかできない事、できない事…」
俺「リョウ、アヤノ、ユキヤの3人だってできる事とできない事が…」
レイラ「…。」
俺「レイラ司令にはレイラ司令の…」
レイラ「私は皆んなと比べると、何も…」
俺「いえ…。それでも俺よりマシな味覚を持ってる…」
レイラ「あ…」
俺「さっきは追い払ってしまった事、謝ります。ちゃんとレイラ司令に手伝って貰うべきでした」
レイラ「…。」
俺「そうすればきっと、今頃あんな大失敗の料理は…」
レイラ「フッ…慰めるのが上手ですね。俺中尉は…」
俺「い、いえ…そんな事は…」
レイラ「…。」
レイラ「でも、それでも私は…何もできてない気がするんです…」
俺「え?…」
レイラ「私の父も…」
俺「司令の父…」
レイラ「政治家でした…」
俺「政治家…?」
俺「確か、司令はブリタニアからの亡命でユーロピアに……もしかしてブライスガウ議員が司令の…?」
レイラ「やっぱり気付きましたか…そうです。私の父は…ブラドー・フォン・ブライスガウ」
街の外れ
俺(ブラドー・フォン・ブライスガウ…ブリタニアからE.U.へと亡命した政治家…)
俺(ブリタニアから亡命した議員だが、E.U.の中でブリタニアからの自由を説き、圧倒的な支持を得ていた議員…)
俺(俺もその頃は日本へ送られる前だったのでE.U.には当時のブリタニアに歯向かう、面白い事を説く者が居るんだと記憶にある…。だが…)
俺「ブライスガウ議員暗殺事件…」
レイラ「はい…。私が6つの時でした…」
俺「…では、母上もその時に?」
レイラ「はい…父が死んだ混乱の中で…」
俺「…。」
レイラ「私だけが生き残りました…」
レイラ「縁もゆかりも無い私を育ててくれたマルカル家に感謝はしていますが…」
レイラ「でも…」
俺「…。」
レイラ「私は、一人で生きていける力が欲しい」
俺「司令…」
レイラ「まぁ今はこの通り全然ですけどね」ニコッ
俺「…。」
レイラ「さぁ、夜が明けるまでに食べちゃいましょう?朝起きた皆んなに私達が美味しく頂いたって伝えるんです」
俺「…はい」コクッ
俺(レイラ・マルカル…)
俺(…彼女が何故17歳でこんな危険な部隊を率い、こうして前線へと自ら出てくる強さが…何となく分かった気がする)
翌日
街の外れ
ババア「ほらもっと腰を入れて!」
レイラ「はい!」バシッバシッ
ババア「もっと力を込めて!」
レイラ「はい!ご指導、有難うございます!」バシッバシッ
洗濯物「」
俺(…昨日のレイラのあの宣言後…彼女は言っていた通り家事に精を入れ、ババアに家事を教えて貰っていた)
アヤノ「何だかな…」
ユキヤ「頑張りは伝わるんじゃ無い?」
リョウ「こっち終わったら手伝ってやるか」スタスタ
アヤノ「え?」
ババアB「アンタは料理には一切手を出すんじゃ無いよ!」
俺「はいはい」ヌギヌギ
ユキヤ「ん?どうしたの俺さん?急に服なんか脱ぎ出して…」
ババアB「ほぉ~逞しい筋肉だのう~///」
俺「はは…。どうも…」
リョウ「なんだ?川にでも入んのか?」
アヤノ「水汲みならリョウがやってるよ?」
俺「いや、俺も自分のできる事をやろうと思ってな」スタスタ
アヤノ「うん?俺さんのやれる事?」
俺「ちょっくら川の魚を捕まえてくる」
ユキヤ「フッ道具も無いのに?」
リョウ「できる訳ねえだろ?」
俺「まぁ見てろって」ザブザブ
俺(水の中にいる魚の捕まえ方は昔、スザクに教えて貰ったんだよな)バシャハシャ
レイラ「あ…」チラッ
レイラ(俺…。川へ入るんだ…)
ババア「こら!余所見しとる場合かい!未だ未だあるんだよ!?」
レイラ「は、はい!すみません!」バシッバシッ
コンマ下二桁
81以上魚を取っていたら何故かリョウが流されて来たので助けてやった(リョウ好感度9に上昇。アヤノ、ユキヤ好感度6に上昇)
21~80大量だった(リョウ、アヤノ、ユキヤ好感度5に上昇)
11~20全く取れなかったがアキトに感謝された(アキト好感度6に上昇)
10以下しかし、全く取れなかった…
安価下2
コンマ77(ラッキー7。格上げ)
川の中
俺「おっと」バシャッ
魚「」ピチッピチッ
ユキヤ「へぇ、道具も使わずに凄いじゃん俺さん」
陸地「魚「」」ピチッピチッ
ババア「ほほぅ~!こりゃ凄い!」
アヤノ「戦闘だけじゃなくサバイバルのセンスもあったのね」
俺「昔、友人に教わってな…それじゃ。また取ってくるよ」バシャッ
レイラ「ふっ…」ニコッ
リョウ「全く、水の中に入って魚を取ってくるだなんて俺達より野生児かってんだ」スタスタ
バケツ「」バシャッ
リョウ「よいしょっと」
ババア「今日も良い尻してるねえ」リョウ尻「」モミッ
リョウ「なっ…!?///」バシャッ
リョウ「テメェ!何しやがんだ!?」
ババア「何だよ。減る訳じゃ無いし」
リョウ「ババア!!」ズルッ
リョウ「うわぁ~っ!?」バシャ-ン!!
アヤノ「やばいよ!リョウは泳げないじゃん!」タッタッ
レイラ「流されてる!」
水の中
魚「」
俺「うん?」チラッ
リョウ「もごもごもごご…」ブクブクブク...
俺(リョウ?…もしかして溺れてるのか?…)スイスイ
俺(仕方ないな…)
リョウ背中「」ガシッ
川の側
リョウ「ゲホゲホ…」
アヤノ「大丈夫?リョウ…」
リョウ「クソッ…あのババア…」
レイラ「泳げないなんて意外ですね」
ユキヤ「俺さんに感謝するんだね。俺さんが居なかったら今頃リョウ、溺死してあっさり死んでたと思うよ」
俺「はは、そんな大袈裟な…」
リョウ「いや、アンタは紛れも無く俺の命の恩人だ…」
リョウ「アンタが居なけりゃ今頃俺は海のもずくになってた」
ユキヤ「それ使い方間違えてない?」
リョウ「有難うよ俺さん…いや、兄貴」
俺「…兄貴?」
リョウ「そうだ。今日からアンタの事は兄貴と呼ばせてくれ」スッ
俺「あ、ああ…別に構わないが…」スッ
ギュッ
リョウ「宜しくな兄貴」
俺(…お前の方が歳上じゃ無いか?)
レイラ「うふふっ、良かったですね俺中尉」ニコッ
俺「う、うーん?良かったのかな?…」
森の中
アキト「フッ…」
ババアC「アンタは行かないのかい?」
アキト「俺には関係無い」スタスタ
ババアC「ほぉ~」
リョウの好感度が9に上昇した
ユキヤ、アヤノの好感度が6に上昇した
その晩
街の外れ
魚料理「」
リョウ「ベタベタ触んなー」モグモグ
ババア「アンタは食べっぷりもいいねえ」
ババアB「本当にねえ」
ババアC「どうだいレイラ?」
レイラ「本当、美味しいです」スッ
アヤノ「うまーい!ほらアキト!このムニエル食ってみなよ俺が取った新鮮な奴だよ!」スッ
アキト「…俺はいい」プイッ
アヤノ「えー!?」
俺「アキト、もしかしてお前…魚が食べられないのか?…」
アキト「こんな物を好き好んで食べる奴の気がしれない」
リョウ「おいアキト!兄貴の魚が食えないだと!?」ガシッ
アキト「うるさい…」
レイラ「お寿司も、お刺身も食べられ無いの?」
アキト「あんな生臭い物が食えるか」
俺「日本人の癖に珍しいな」モグモグ
アキト「人種は関係無いだろ」
アヤノ「アキト、ほらこれ美味しいよ?あーん?」スッ
アキト「要らない!」
リョウ「ほらアヤノ!魚を押し込めぇ!」ガシッ
アヤノ「美味しいよぉ!?」スッ
アキト「や、やめろ!?よせっ!?」
ババア達「「アハハハハ」」
俺「フッ…」
俺(アキトがあんな声をあげるとは…)
俺(もしスロニムで誰か一人でも死んでればこうはならなかった…)
俺(この平和はレイラが勝ち取った物なんだな…)チラッ
レイラ「うん?」
街の外れ
川「」
バケツ「」バシャッ
俺「よし…」スクッ
俺「うん?レイラ司令?」
レイラ「あ、俺中尉…。その…///」
俺「どうしたんですか?後片付けなら俺の方でやっときますけど?」
レイラ「あ、いえ…。大婆様が私の未来を占ってくれると言って来て…」
俺「大婆が司令の未来?…」
レイラ「あの…1人じゃ不安なので、俺中尉にも一緒に来て欲しいんですけど…///」
俺(大婆ってあの占い師みたいな格好した最初にアキトに呪いがうんたら言ってた婆さんか…)
俺(…確かに、他のババアと比べると妙な迫力はあったが占いなんかやれたのか)
レイラ「ダメですか?…///」
俺「…。」
1構いませんよ。それじゃあ大婆の所まで行きましょうか
2すみません。俺、占いは信じないタイプなので…
多数決下5まで
街の外れ
俺「構いませんよ」
レイラ「あ…///」
俺「それじゃあ大婆の所まで行きましょうか」
レイラ「はい。では着いて来て下さい///」スタスタ
大婆の屋敷
レイラ「大婆様。連れて来ました」
大婆「ほっほっ、やっぱりお主がレイラの恋人かぇ」
俺「え?…」
レイラ「ち、違います。大婆様!彼は…///」
俺「部下です」
レイラ「…。」
大婆「おや?…」
レイラ「……違いますよ?俺中尉」
俺「うん?」チラッ
レイラ「貴方は私の信頼できる仲間です」ニコッ
俺「仲間…?えぇ…」コクッ
俺(仲間…。もう、その言葉は過去に全て失った物だと思っていたが…)
大婆「ふぇっふぇっ、まぁいいじゃろ。それじゃ始めようかの」
占いで使用する紙「」
大婆の部屋
俺「…。」
レイラ「…。」ゴクリッ...
大婆「クレーントゥ・プレィテリア・フトゥルゥム…クレーントゥ・プレィテリア・フトゥルゥム…」スッ
占いの石「」ジャラジャラ...
大婆「昔、森の魔女に会ったんだね…」
俺「森の魔女?…」
大婆「その魔女に、呪いをかけられた」
レイラ「呪い…?」
『レイラ』
レイラ「あ…」
俺「レイラ司令?…」チラッ
──11年前
車「」モクモク...
炎「」ゴオオオッ
レイラ母「レイラ…」
幼レイラ「ママ…」
レイラ母「早く…逃げて…。レイラ!」
幼レイラ「…!」
炎「」ゴオッ!!
森の中
幼レイラ「はぁっ…はあっ…」タッタッタッ
足元「氷「」」パリンッ
幼レイラ「あぁっ!?」バシャッ...
幼レイラ「氷漬け」
森の魔女「…。」
幼レイラ「…。」
森の魔女「…生きたいのか?」スッ
氷の上
森の魔女「力が有れば生きられるか?」
幼レイラ「??」
森の魔女「これは契約…契約すれば、お前は人の世に生きながら…」
森の魔女「人とは違う理で生きる事になる」
森の魔女「異なる摂理…異なる時間…」
森の魔女「フード」スッ
緑髪の女「王の力はお前を孤独にする。その覚悟があるのなら、その力を使うが良い…」
レイラ左手「赤色」キ-ン
緑髪の女「…しかしお前はまだ幼い。その選択は、お前が成長するまで猶予を与えよう」スッ
緑髪の女「一度使えば後戻りはできない。しかし、使わなければ存在しなくなる…」
大婆の館
レイラ「…。」
レイラ「アレは夢じゃなかった…」
俺「……。」
俺「C.C.だ…」ボソッ
レイラ「え?…」チラッ
俺「それは、ギアスの力…」ブルッ
レイラ「ギアス?…」
俺「あ……」ブルブル...
レイラ「俺中尉?…」
俺「…。」
ルルーシュ『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる』
C.C.『私はお前達の共犯者だ』
ナナリー『私はお兄様達が居れば、それだけで…』
スザク『でも、俺さんが一緒で安心しました』
シャーリー『私も協力させて下さい!』
カレン『私の初めて奪ったんだから、責任取りなさいよ馬鹿!!///』
コーネリア『だからせめて、残されたお前達だけでも幸せになって貰おうと思っていた矢先、お前達三人は日本へと送られてしまった』
コーネリア『…正直、すまないと思っている』
ユフィ『この先、日本人の皆さんはわたくしの夫ゼロの言う事を聞いて下さい!///』?
ユフィ『どうか、これからもゼロを…わたくしの夫の作る日本を宜しくお願いします!///』
ランスロットクラブ『』
?俺『…さよなら、ユフィ』
騎士バッジ『』
ゼロ『その名は、合衆国日本!!』
日本人達『『『ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!』』』
ルルーシュ『兄上…申し訳有りません…』
俺「…ッ」グッ
俺「ゼロは……俺の…」
レイラ「ゼロ?…」
俺「うっ、うわああぁぁぁぁっ…」ダッ
レイラ「あっ…俺中尉!?」
大婆「どうしたんじゃ急に?」
レイラ「分かりません…でも大婆様すみません!」タッ
大婆(ふっ…。だけど、レイラの力は大事な人を助けると出ておる…)
占い用の石「」
大婆「上手く行くと良いねレイラ…」
森の中
俺(俺はかつて、あの国で嘘を吐き続け……そして…)
俺「…。」
レイラ「あ…」スタスタ
俺「…。」
レイラ「はぁ、こんな所に居たんですか…。探しましたよ…」スタスタ
俺「司令…」チラッ
レイラ「寝台車まで戻りましょう?皆んなもう就寝してる頃ですよ?」ストッ
俺「…司令だけ戻れば良いじゃないですか」
レイラ「いいえ、戻りません。貴方も一緒に戻ってきてくれるまで私もここに居ます」
俺「…。」
森の中
レイラ「それにしても大婆様、驚きましたね。本当に当たってそうな占いをされて…」
レイラ「私が森の魔女と出会って謎の力を貰った事まで言い当てられたんでてっきり…あ」
俺「…。」
レイラ「そ、その…ごめんなさい…。そう言う意味じゃ…」
俺「…司令は」
レイラ「うん?」
俺「司令は皆んなの事が大事ですか?…」
レイラ「勿論大事です。アキトもリョウもアヤノもユキヤも…そして俺…貴方の事も皆んな私の大事な仲間ですから」
俺「そう…ですか…」
レイラ「俺は違うの?…」
俺「…。」
レイラ「…。」
俺「いえ、俺も大事です…。こんな感覚を覚えるのは、久しぶりで…」
レイラ「…。」
俺「でも、だからこそ…」
レイラ「え?…」
俺「皆んなの事を、近くには置いておきたく無いんです…」
レイラ「…どう言う事?」
俺「俺はずっと嘘をついてるから…。今も、ずっと…」
レイラ「今も…??そんな風には、何も…」
俺「事実です…。俺は既に2度、名前も経歴も詐称し…そして今ここに居るんです…」
レイラ「名前も経歴も…?それじゃあ、貴方の本当の名前は…」
俺「…俺の本当の名前は…」
俺「俺・ヴィ・ブリタニア…」
レイラ「…えっ!?ブリタニア…?」
レイラ「そんな…じゃあ、まさか…」
俺「…そう、本当の俺は神聖ブリタニア帝国の…第11皇子」
レイラ「…!」
俺「この国が戦っている敵国の皇帝の子供なんです…」
レイラ「…待って下さい。そんな…どうしてブリタニアの皇子がここに?」
俺「…。」
1レイラに俺がエリア11で行って来た事、全てを打ち明ける
2……いえ、冗談です。今のは忘れて下さい。そろそろ戻りましょうか
多数決下5まで
undefined
森の中
俺「…司令はゼロをご存知ですか?」
レイラ「ゼロ…。1年前、突如日本に現れ…ブリタニアと言う巨大な大国を相手に、黒の騎士団を率いて奇跡を起こしながら戦っていた人物…」
俺「…流石司令です。この離れた地にいても、彼の事はよく知っているみたいですね」
レイラ「知らない人間は居ません…」
レイラ「仮面を被り、素性すら謎に包まれた彼の動向はブリタニアと戦う世界中に注目されてましたから…」
俺「だけど、そのゼロの正体は…俺の弟なんです…」
レイラ「ゼロが…俺の!?…」
俺「ええ…」
レイラ「…。」ゴクリッ...
俺「今から8年前、俺達の母マリアンヌはテロリストを装った何者かの皇族の手引きにより、白昼堂々と暗殺される事件が起きた」
レイラ「8年前…確かに、ブリタニアの皇室でそんな事件が起きたと話題になったのを聞いた事があります…」
俺「…。」コクッ
俺「…その時の事故により、妹ナナリーは目と足が不自由になった」
俺「残された俺とルルーシュは母マリアンヌの暗殺に関して一才の興味を持たない皇帝、シャルル・ジ・ブリタニアに詰め寄った…」
俺「だけど…」
俺「あの男は、あろう事か俺達兄妹を政治の道具へと利用し…戦争が起きる直前の日本へと人質として送り込んだ…」グッ
レイラ「…。」
森の中
俺「その後、日本が敗北した戦争で俺達3兄妹は表向きには死亡した事となっていたが…」
俺「でも俺達は生きていた…。母マリアンヌの背後盾だった権力に助けて貰い、政治の道具と暗殺に怯えながら毎日を細々と生き抜いていた…」
レイラ「…。」
俺「でも1年前…。俺と弟のルルーシュは父への復讐…」
俺「そして、目と脚が不自由な妹ナナリーの為に2人で今のブリタニアをぶっ壊し、世界を新たに創ろうとしたんです…」
レイラ「復讐…」
俺「…その為に俺はブリタニアに潜り込み内部から、弟のルルーシュはゼロとなり、外側からブリタニアを壊そうと手分けして動き出しました」
レイラ「たった2人だけで…?」
俺「…俺の弟にはギアスと言う必殺の武器があったんです」
レイラ「ギアス…?」
俺「相手の目を見て命令すれば、どんな命令も絶対に従わせる絶対遵守の力…」
レイラ「…。」
俺「俺達は嘘とギアスの力を使って奇跡を起こした風に演じ、ブリタニアを破壊して行ったんです…」
俺「だけど半年前…」
俺「ブリタニアのエリア11の中で日本と言う国を認め、行政特区日本を開こうとしたした1人の皇族の女の子が居た…」
俺「その子は、俺の恋人だった…」
レイラ「俺の……」
俺「俺達兄弟はその子の勇気と優しさに敗北し、この国でのブリタニアへの復讐を取りやめようと考え、その子にはギアスをかけないつもりだった…」
俺「…だけど、其れまで皆んなに吐き続けた嘘と…ギアスによる卑怯な力を使い続けていた罰が俺達に降りかかった」
俺「ギアスが暴走して、その子に…かける予定の無かった命令がかかり…」グッ
レイラ「…。」
俺「…俺達に残された選択は、東京租界にてブリタニアと決戦を行うしか無かった」
俺「内部からブリタニアを破壊しようと潜り込んでいた俺も、弟の居るゼロ側…黒の騎士団へと寝返りブリタニアの政庁へと攻め込んだが…」
俺「色んな要因が重なって俺達は東京決戦にて敗北した…」
森の中
俺「…決戦で敗北した俺は一人、命からがら日本から逃げ出す事に成功した」
俺「だけど、皇族だった俺と言う人間はその戦いにより死亡した事に…」
俺「俺は仲間も、地位も、名誉も、恋人も……俺は全てを失いました…」
レイラ「ご兄妹は…?」
俺「分かりません…。二人とも東京決戦の際に行方不明に…」フルフル...
俺「…色々と探ってはみましたが…その後の情報が何も入って来ない事から…恐らく既に殺されたんだと思います」
レイラ「…。」
俺「だけど俺は生き延びた……。生き延びてしまった…」
俺「だからまた、こうして名前も経歴も偽り…ブリタニアと戦う為に利用できる組織を探して…wZEROの部隊へと潜り込んだ…」
レイラ「…。」
俺「でも……復讐に利用するつもりだった…。また嘘を吐いて…だけど…」グッ
俺「今はアキトに、リョウに、アヤノに、ユキヤに…そして貴女に……死んで欲しくないと…」
俺「情を持ってしまった…。今の平和な生活に…充実を感じてしまって…」
レイラ「俺…」
俺「…俺のような人間は…あの戦いで、ちゃんと死ぬべきだったんです」ツ-...
レイラ「あ…」
俺「復讐に取り憑かれ、周りを不幸にしかできない俺のような人間は、あの時…ちゃんと──」ポロポロ…
ギュウッ
俺「あっ…」
レイラ「私は、貴方が生きていてくれて良かった…」ギュウッ
俺「レイ…ラ…?」ポロポロ
レイラ「だって、こうして…貴方と出会えたのだから…」ギュウッ
俺「だけど…。俺は…」
レイラ「皇族だった頃の貴方は…あの時、死んだんでしょう?…」
俺「え?…」
レイラ「今ここに居る貴方は、復讐に取り憑かれた俺・ヴィ・ブリタニアでも無ければ嘘を吐き続けた俺・ランペルージでも無い…別の人間…」
俺「…。」
レイラ「だって、私には嘘を吐かずに過去の事も考えていた事も、貴方の想いも…貴方は全て正直に話してくれた…」
レイラ「私には、それが嬉しい…///」
俺「レイラ…」
レイラ「だから、もし…このままヴァイスボルフ城へ戻れなければ…これからは私達と一緒に、ここで暮らして行きませんか?…」スッ
レイラ手「」
俺「…。」
1レイラの手を取る
2拒絶する
多数決下3まで
森の中
俺(本当に、俺がやった過去の行いを…彼女が赦してくれるのなら…)
俺(俺は…)スッ
レイラ手「」ギュッ
レイラ「あっ…///」
俺「…本当に…良い…のかな?」
レイラ「ええ。私は受け入れます」ニコッ
俺「…。」
俺「ありがとう…」
レイラ「ふふっ」ニコッ
俺(…もう俺には、ルルーシュもナナリーも居ない)
俺(それなら…俺はここで彼女と、仲間と共に……)
レイラ手「ギュッ」俺手
レイラの好感度が9に上がった
翌日
街の外れ
皿「」チャプッ
俺「流石にもう割らなくなって来たな」
レイラ「ええ。いつまでも皆んなに迷惑はかけてられませんから」ゴシゴシ
俺「フッ、そうか…」スクッ
レイラ「あれ?何処行くんですか?」
俺「いや、ちょっと俺とレイラ以外の仲間の姿が見えないから様子を見てくる」
レイラ「あ…」
俺「うん?」チラッ
レイラ「ううん。行ってらっしゃい…俺」
俺「ああ」スタスタ
レイラ(事務的な感じじゃなくなって、名前で呼んでくれるようになった)ニコッ
森の中
アヤノ「あー!それ、アタシの小太刀」スタスタ
アキト「…ご先祖様は侍か?」
アキト手「小太刀「」」
アヤノ「うん、そうだよ。お爺ちゃんがそう言ってた」
アキト「お前、産まれはユーロピアなのか?」
アヤノ「うん。アキトは?」
アキト「俺も同じだ…」
アヤノ「リョウもユキヤも一緒だよ」
風「」サアァッ...
アヤノ「いつか、皆んなで行きたいね。日本に」
アキト「…。」
アキト「マルカル司令から預かっていた。今回の作戦が終了したら、これをお前へ」スッ「小太刀「」」
アヤノ「え?何でアキトに?」
アキト「司令より、俺の方が生き残る確率が高いからだと言っていた」
アヤノ「え…」
アキト「冷静な分析は流石だが、俺は自分の指揮官を死なせるようなヘマはしない」
アキト「それにマルカル司令には既に俺よりも強力な警護だってついてるしな」スッ「小太刀「」」
アヤノ「…。」
アヤノ「アキトが持っててよ」
アキト「うん?」
アヤノ「その小太刀は守り刀なんだ。持ってれば魔を払えるんだって」
アキト「ならお前が…」
アヤノ「アキトが持っていればいい」
アヤノ「私は死んじゃうような事しないから…さっさと逃げるから必要無いの!///」
アキト「フッ、そうか…。では預かっておこう…」
アヤノ「うん。そうしてよ…///」
木の影
俺「フッ…」
俺(何だ…心配する迄も無い。俺は2人にはお邪魔だったな)
俺(リョウとユキヤを探しに行くか)スタスタ
テント内
俺「リョウ、ユキヤ」スタスタ
リョウ「おう兄貴、連れてきてくれたか」
レイラ「私達のIDデータの事で分かった事があると…?」スタスタ
ユキヤ「僕達のIDはね。軍のサーバーに侵入した奴に消されてたんだ」カタカタ
小型PC「」カタカタ
レイラ「ハッカーですか?」
ユキヤ「そんな頭の良い奴じゃ無いよ。痕跡を残しまくってるから、バカでクズだね」
リョウ「んで?俺達のIDデータは復活させたんだな?」
ユキヤ「勿論、不正に改竄されてたから元に戻したよ」
ユキヤ「次いでに、そのバカでクズにちょっとお仕置きをしておいたけど」
リョウ「うん?」
レイラ「??」
俺「それじゃあこれで俺達はようやく軍にも戻れて…」
レイラ「ヴァイスボルフ城へ戻れるんですね…」
ユキヤ「そうだろうね。どうせ僕達の迎えが来なかったのもこいつのせいだろうし、明日には迎えが来るんじゃ無い?」
レイラ「そうですか…」
リョウ「あれ?あんまり嬉しそうじゃない?」
レイラ「あぁっ!いえ、そんな事はありませんよ!」
俺「城にいるwZERO部隊の皆んなも心配してるだろうしな」
レイラ「ええ…」
街の外れ
夜
俺(IDが復活しレイラが軍に報告した所、翌日には直ぐに輸送機を手配してくれる事になった)
俺(その為、俺達は平和に暮らしていた名残り惜しいがここを去って行く…)
ババア達「「うわぁぁあん…」」シクシク
レイラ「お婆様達。本当に良くして貰い、ありがとうございました…」ウルッ
アヤノ「いやいや、違うだろ…」
ユキヤ「奴隷達が居なくなるって思ってんじゃ」
リョウ「婆さん達!ボケて俺達の事忘れんじゃねぇぞ!」ポロポロ
ババア達「忘れねかぁ~」「こんなピチピチの男子を」「そうじゃそうじゃプリプリじゃ」サワサワ
リョウ「好きなだけ触ってけ!」ポロポロ..
俺「フッ…」
アキト「…。」
俺(…その日の晩、ババア達は俺達を送り出す為に宴を開いてくれた)
街の外れ
ババア達「楽器」♪♪
アヤノ「」フリフリ
ユキヤ&ババア「」フォ-クダンス
リョウ&ババア達「」フリフリ
レイラ「ふふっ…」
レイラ「私達も踊りましょう?俺」スッ
俺「ああ…。折角だからなレイラ」スッ
ババア達「「オオ-」」
リョウ「なんだぁあの2人?」
ユキヤ「なんか踊るのも手慣れてる感じだよね」
レイラ「」ユラッ
俺「」スッ
レイラ「うふふ。流石に皇族なだけはありますね、ダンスも上手」ギュッ
俺「レイラだって、ちゃんと貴族として生きてればかなり良い素材だったの思うぞ」ギュッ
レイラ「…ありがとう//」ニコッ
俺「…ああ///」ニコッ
レイラ「」クルッ
俺「」ギュッ
ババア「「こりゃ凄い」」
ユキヤ「何かあの2人、皇子様とお姫様って感じで絵になるよね」
リョウ「ハッ、こんな場所に皇子と姫なんて似合わねえよ」
アヤノ「私達だってアレくらい…ねえアキト!一緒に踊ろうよ」
アキト「くだらない…俺はごめんだ」タッタッタッ
アヤノ「あっ、アキト」タッタッタッ
レイラ「アキト?どうしたんですか?」スッ
俺「レイラ、首を突っ込まない方が良い」ギュッ
レイラ「え?…」
俺「ここはあの2人で話させた方が却って上手く行くよ」
レイラ「あぁ…そうなんですか…」
俺(俺の目論見は当たり、アキトとアヤノは帰って来て…)
アキト「」タンッ
アヤノ「」スッ
レイラ「ふふ、あのアキトが…本当に上手く行きましたね」
俺「ああ…」
ユキヤ「こっちの2人も負けてないんじゃ無い?」
リョウ「でも2人とは全く違うな。西洋と和洋みたいな違いか?」
レイラ「どっちも良いじゃないですか」
リョウ「違いねえ」
俺(日本か…)
翌日
飛行場
輸送機「」
レイラ「あ…」クルッ
俺「あの人達…」チラッ
ババアA「元気でね~」フリフリ
ババアB「ちゃんと食べるんだよ~」ポロポロ
ババアC「うぅっ…」ポロポロ
レイラ「フッ…」スッ
俺(家族…か…)
輸送機「」ドウッ
輸送艦内
前の席
リョウ「ババア達と別れて、せいせいするぜ」ポロポロ...
ユキヤ「また会えるよ」
アヤノ「アキト、いつか皆んなで日本に行ってみようね」
アキト「…ああ」
レイラ「帰るのが寂しい気がしますね…」
俺「ああ…。死の可能性が限り無く高いwZEROの隊にとっては夢のような時間だったよ…」
レイラ「ええ…」
レイラ『だから、もし…このままヴァイスボルフ城へ戻れなければ…これからは私達と一緒に、ここで暮らして行きませんか?…』スッ
俺『あ…』
レイラ手『ギュッ』俺手
レイラ「…。」
俺「…。」スッ
レイラ「あっ…///」
レイラ手「ピトッ」俺手
レイラ「俺…」
俺「レイラ…過去の俺はもう死んだんだ。だから、城へ戻ったとしても、別に俺はこれからも何も…」
レイラ「ええ…そうよね」ニコッ
レイラ手「俺手「」」ギュッ
カエサル大宮殿
キングスレイ「この私にユーロピア攻略など訳もない。作戦も既に完成している」
キングスレイ「だが、最近の戦闘記録に気になる物を見つけた」
キングスレイ「ハンニバルの亡霊のコードネームで呼ばれる、ユーロピアの遊撃部隊…」
シン「…。」
キングスレイ「シャイング卿、君はその詳細を知っているようだな」
シン「2ヶ月前、戦闘中に接触しましたが…残念ながら撃ち漏らしました」
キングスレイ「撃ち漏らした…か」
スザク「…。」
キングスレイ「フッ…私に協力して貰おう。シャイング卿…」
シン「…。」
カエサル大宮殿
作戦司令室
ヴェランス「キングスレイ卿、始めて頂こうか」
キングスレイ「焦る事はありません。直ぐに結果は出ます」スクッ
キングスレイ「あなた方とは違う」
他の騎士団長達「「…。」」
キングスレイ「これより、惰弱故に決戦に引きこもるユーロピアを戦場と言う処刑場へ引き出してご覧に入れよう」バサッ
ヴェランス「…。」
ゴドフロア「下郎風情が…」
レーモンド「控えろよゴドフロア…」
シン「フン…」
キングスレイ「さぁ、舞台の開演だ」ニヤッ
幕「」
キングスレイ「諸君!楽しんで頂こう!」バッ
ヴァイスボルフ城
アレクサンダ調整室
俺(俺達はワルシャワからwZERO部隊の基地、ヴァイスボルフ城へと戻った)
俺(大破した俺達のアレクサンダは、それぞれの戦闘データを基に新たに改修される事となり…)
アンナ「その、俺さん。俺さんのBRSの事なんですが…この機会に俺さんも…」
俺「…すみませんアンナ大尉。今はどうしてもやらなければならない事があるのでまた今度でも宜しいでしょうか?」
アンナ「はい…それなら…」
アンナ「あ、それと…」
俺「はい?」
アンナ「レイラと、これからも仲良くしてあげてね」ニコッ
俺「あ…」
俺(そうだ。彼女はレイラの…)
俺「…ええ、彼女の事は命を懸けてでも必ず守り抜きます」コクッ
アンナ「うふふ、幸せ者だわレイラは」クスッ
ヴァイスボルフ城
俺部屋
俺(ヴァイスボルフ城に戻ってから俺は、スロニムの戦闘にて疑問だった事を調査していた…)
ユキヤ「これでいいの俺さん?」カタカタ
俺「ああ、助かるよ」
監視カメラ「」
俺(ユキヤの力を借り、警備の為に城中に配置されている監視カメラに脚がつかないようアクセスし過去のデータに目を通して行く…)
俺(司令官のレイラに頼んでも良かったが、彼女の性格上味方にスパイが潜り込んでるとは考えたくも無いだろう…)
俺(だからここは俺が何とかするしか無いと想い、探ってみた…)
俺(その結果…)
コンマ下二桁
31以上wZERO部隊に潜り込んでいた内通者を発見した(俺、次の作戦時ワイバァン隊から外れる)
30以下発見する前にレイラから呼び出された(原作通りワイバァン隊のまま次の作戦へ)
安価下2
コンマ03(原作)
俺部屋
パソコン「」
電話「」トゥルルルッ
俺「…ん?はい、こちら俺です」
俺「司令…?あ…はい。分かりました。直ぐ上がります」
俺「仕方ない…。後にするか…」スタスタ
パソコン「」パタンッ
食事の間
パソコン「」
サラ「これ本当かなぁ?」
ケイト「ジュネーブやベルリンでもテロが起きてるって」
フェリッツ「ユーロピア中で起こっているのかなぁ?」
クロエ「大都市はパニックで暴動だって」
オリビア「嫌だね…」
ヒルダ「北海の発電所の爆破テロがきっかけだったって」
ユキヤ「SNSはデモが多いからね」
アヤノ「でも、こんなにいっぱい書き込みがあるんだよ?」
ユキヤ「人間は不幸な出来事に強く反応し、事実を確かめもせずその噂を広げる」
クロエ「嫌な噂ほど早く広がるものね」
リョウ「誰かがわざと悪い噂を広めてるって事?」
リョウ「誰だよそいつは?」
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋
俺「司令。入ります」スタスタ
扉「」ガチャッ
レイラ「来てくれましたか俺中尉」
俺「俺に何か?」
レイラ「俺中尉は現在のユーロピア共和国の情勢はご存知ですか?」
俺「はい。パリの大停電を起こしたテロリストの扇動により、ユーロピアの各地で市民による暴動が起きているとか…」
俺「別の事を調べて居たので、未だ詳しい情報は見ていませんが…」
レイラ「そうですか。では先ずは此方を見て下さい」スッ
俺「うん?」
レイラ「そのテロリストがネットにアップした声明です」
俺「テロリストの…」
パソコン「」ピッ
キングスレイ『ユーロピア共和国の市民へ告げる』
俺「…!」
俺「こ、これは…」ドクンッ
キングスレイ『我らは、世界解放戦線。方舟の船団だ』
キングスレイ『愚かしき為政者らの不正に苦しむ市民の解放を我らは目指す』
キングスレイ『我々は北海の洋上発電所を爆破した。これがその証拠だ』
北海発電所『』ドガ-ン
キングスレイ『愚かしき文明に浸り、堕落という平穏に暮らす人々に神々の審判が下される』
キングスレイ『もう直ぐ、滅びの星がパリを襲う…』
キングスレイ『悔い改めよ…それが、君達が生き延びる為のただ一つの手段だ!』プツッ
俺「あぁ……」
レイラ「しかし、この北海発電所の爆破は巧妙に作られた動画だと言う事が確認できました」
レイラ「その事で中尉にご意見を頂きたいと思ったのですが…」
俺「こ、このやり口…。それにこの声…ま、間違い無い…」ゴクリッ
レイラ「え?…」
俺「ゼロです…」
レイラ「ゼロ…?確かにこの巧妙なやり口は、彼の物と似ていますが……」
レイラ「あ…」ハッ!
俺「そんな…。生きて…いたのか…。ルルーシュ…」
レイラ「俺…」
俺「…。」ゴクリッ...
ヴァイスボルフ城
作戦室
レイラ「パリの大停電の原因は、テロリストによる洋上発電所の爆破ではありませんでした」
レイラ「北海の発電所は今も無傷で存在します」
クラウス「じゃあネットやテレビで流れたあの映像は?…」
レイラ「巧妙に作られた動画です」
クラウス「しかし、ネットではユーロピア中ではテロが…?」
レイラ「デマや噂で、ユーロピア市民を恐怖に駆り立て…騒乱を引き起こしているのです」
クラウス「じゃあ、あの方舟もまやかしだって言うんですか?…」
レイラ「…いいえ、方舟は存在します。巨大な飛行兵器が齎す心理的効果は絶大です」
モニター「方舟の飛行中の画像「」」ピピピッ
レイラ「しかし、あれは…ブラフです」
クラウス「ブラフ?ハッタリだと?…」
レイラ「はい。アレには高性能爆弾など搭載されては居ないし、攻撃用兵器では無いと思われます」
レイラ「人間の不安心理を巧妙に突いた作戦です」
レイラ「騒乱を鎮めるには、方舟の正体を明らかにする事が必要だと思われます」
クラウス「その為にワイバァン隊を?…」
レイラ「はい。しかし、このような作戦を考えた者が方舟への強襲作戦を予測しない訳がありません…。ですから──」
リョウ「俺は行くぜ。行くに決まってんだろ、なぁ?」
ユキヤ「勿論」
アヤノ「良いよ」
アキト「…俺1人で十分だ」
俺「…。」
リョウ「…何だと?」
アキト「お前達が一緒だと足手纏いだ」
リョウ「ぬうっ!」ブウンッ
アキト顔「」ドガッ
アキト「くっ!」ギラッ
リョウ「格好つけてんじゃねえっ!」
アキト「ッ…!」ブウンッ
リョウ顔「」ドガッ
アキト「お前達は…!」グッ
リョウ「テメェの考えなんて、お見通しなんだよ!」ブウンッブウンッ
アキト「うっ!うぅっ」ドガッドガッ
ドゴッドガッ
レイラ「や…やめて下さい!」
ユキヤ「ほっとけば?リョウは、アキトの事が好きなんだよ」
レイラ「…。」
アヤノ「ふふっ」
アキト「ぬぅっ!」ブウンッ
リョウ顔「」ドガッ
リョウ「ぐぅっ!」ブウンッ
アキト顔「」ドガッ
俺「…。」スタスタ
アキト「あ…」
リョウ「兄貴…」
俺「フンッ!」
アキト腹「」ドゴッ
アキト「ぐおっ…!」ドサッ
蹴り「[ブウンッ
リョウ胸「」ドゴッ
リョウ「うおっ!?」ドサッ
俺「…何を勝手に争っているのか知らないが、既に編成は全員連れて行くと決まっている。これは司令の決定事項だ」
アキト「うっ…」
リョウ「はぁ…はぁ…なんだよそりゃ兄貴…」
アヤノ「あれ?そうだったの?」
レイラ「え、ええ…」
俺「レイラ司令…」ジッ...
レイラ「…。」
レイラ「…強襲作戦はワイバァン隊全員で出撃して貰い、現地での隊の指揮は俺中尉…宜しくお願いします」
俺「はっ」ビシッ
アキト「はぁ…。はぁ…。好きにしろ…」
リョウ「何だよ兄貴…そう言う事は最初から頼むぜ?兄貴の蹴りは次元が違うんだ…いてて…」
ユキヤ「フッ、まぁ俺さんなら背中を預けても大丈夫かな?」
アヤノ「確かに、この中で私達を束ねられるのは俺くらいだもんね」
レイラ「…。」
前日夜
レイラ部屋
レイラ「どうするつもりですか…?これが本当にゼロ…貴方の弟なら…」
俺「…。」
レイラ「弟に会いに行くつもりですか?…」
俺「はい…。行きます…」コクッ
レイラ「…!」ズキッ
レイラ「どうして…。貴方はもう、過去の自分の事は死んだと…」
俺「…ああ、俺もそのつもりだったんだ」
俺「ここで皆んなと居るのは本当に家族と過ごしてるような…過去の俺には無かった、温かい物に包まれているような気がした…」
レイラ「だったら──」
俺「…でも、こうしてルルーシュの事を、生きてる姿を…見つけてしまった」
レイラ「あ…」
俺「何の理由でブリタニア側に居るのか知らないが、ルルーシュが生きてるならば妹のナナリーもきっと生きている…」
俺「ごめんレイラ…。俺はやっぱり、ブリタニアの皇子としての自分を…過去の自分を捨てる事はできない…」
レイラ「…。」
俺「俺は2人を、迎えに行きたい…」
レイラ「どうして貴方はそんなに…自分の幸せよりも…」
俺「フッ、そんなの簡単な答えだよ…」
レイラ「…え?」
俺「俺は…ルルーシュとナナリの事を愛しているから」ツ-...
レイラ「あっ…!」
俺「母が暗殺され、父に政治の道具にされ…」
俺「毎日毎日、暗殺や陰謀の餌食になる日々に怯えながら…それでも、兄妹3人でずっと協力し合って生きてきたんだ…」
俺「……だから、見つけてしまった以上…こんな所で見て見ぬフリはできないから」
レイラ「ッ…!」グッ
コンマ下二桁
96以上レイラは俺にキスをして来た(選択肢へ)
51~95レイラ、一つだけ約束をして欲しいと言ってきた(好感度現状維持)
50以下レイラ、去って行きそうな俺に何も言えず(レイラ好感度8に低下)
安価下2(※コンマ判定の次の描写後巻き戻せなくなります)
コンマ48
1コンマ振り直しを使用する(@2)
2巻き戻しを使用する(@4)
3このまま行く(レイラ好感度8に低下。※戻れなくなります)
多数決下3まで
すみませんアイテム安価はこれから単発無しの下5までにします
55分から多数決取り直します
55分になったので
1コンマ振り直しを使用する(@2)
2巻き戻しを使用する(@4)
3このまま行く(レイラ好感度8に低下。※戻れなくなります)
多数決下5まで(単発無し)
巻き戻し権利を使用します(>>5以降の場所から再開可能)
質問タイム30分
0時25分くらいに場所決め
以下質問有れば
あんまり何でもかんでも質問には答えないようにしてほしいな
どうなるか分かりすぎると面白くなくなる
62のコンマは上の方がよかったのか?レイライベントはどうしていたほうがよかったの?
レイら拒絶したらこれ以上好感度上がらなくなる?
最後のコンマ判定で99権使ったらどういう展開になりそう?
24で2を選んだ場合の展開
34で2を選んだ場合の展開
77でコンマ96以上出した時の選択ってどんなの?
>>115
わかりました
>>116、117、118
気付いた場合>>77のイベントがレイラによるコンマでなく俺主観に変化(選択肢)
選択肢次第でその後の俺のナイトメア戦闘場所がアキト達と違うレイラの近くでの物に変化
レイラの事を大事に扱う
>>119
上がらなくなります
>>120
それでも選択肢
>>121
レイライベント終了
>>122
別れるか、受け入れるか、誘うか
俺主観の場合の選択肢は124と同じ?
>>125
似ています
やり直し場所を決めます
指定が2回被った場所から再開します
62から再開します
ヴァイスボルフ城
俺部屋
俺(ヴァイスボルフ城に戻ってから俺は、スロニムの戦闘にて疑問だった事を調査していた…)
ユキヤ「これでいいの俺さん?」カタカタ
俺「ああ、助かるよ」
監視カメラ「」
俺(ユキヤの力を借り、警備の為に城中に配置されている監視カメラに脚がつかないようアクセスし過去のデータに目を通して行く…)
俺(司令官のレイラに頼んでも良かったが、彼女の性格上味方にスパイが潜り込んでるとは考えたくも無いだろう…)
俺(だからここは俺が何とかするしか無いと想い、探ってみた…)
俺(その結果…)
コンマ下二桁
31以上wZERO部隊に潜り込んでいた内通者を発見した(俺、次の作戦時ワイバァン隊から外れる)
30以下発見する前にレイラから呼び出された(原作通りワイバァン隊のまま次の作戦へ)
安価下2
コンマ41
俺部屋
パソコン「」カチッ
俺「…うん?」カチッ
パソコン「」
俺「…。」
俺「これだ…」カチッ
俺(見つけた…。内通者を…)
俺「しかし、まさかこの人が…」
電話「」トゥルルルッ
俺「…ん?はい、こちら俺です」
俺「司令…?あ…はい。分かりました。直ぐ上がります」
俺「…俺もちょうど、話したい事があったので」ガチャッ
パソコン「」パタンッ
俺「行くか…」
扉「」ガチャッ
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋
俺「司令。入ります」スタスタ
扉「」ガチャッ
レイラ「来てくれましたか俺中尉」
俺「俺に何か?」
レイラ「あ、いえ…先に其方の要件とやらを聞きたいのですが…」
俺「あ…はい」
俺「…司令。スロニムでの戦闘の事、覚えていますか?」
レイラ「スロニム…?はい、私も前線へと出撃していましたから…」
俺「その際、頭脳明晰なレイラ司令なら疑問に思いませんでしたか?」
レイラ「…疑問とは、何でしょう?」
俺「俺達はwZERO部隊が初めて使用した新兵器…アポロンの馬車を使用して成層圏からユーロ・ブリタニア軍背後に回り込み奇襲をかける予定でした」
レイラ「はい…」
俺「ですが蓋を開けてみれば、スロニムへ着いた俺達を待っていたのは逆にユーロ・ブリタニア軍の待ち伏せによる急襲…」
俺「…これは幾ら何でも流石におかしいと思いませんか?」
レイラ「…調べたのですか?wZERO部隊の仲間を」
俺「ええ…。レイラ司令は頭で解ってはいても味方を疑うような真似はできないと思い、申し訳有りませんが俺の方で勝手に…」スッ
パソコン「監視データ「」」
レイラ「これは…」
俺「…副司令、クラウス・ウォリック中佐の部屋の監視カメラの映像データです」
レイラ「…。」
俺「この映像の内、1分間だけ監視カメラの映像データが何者かに抜き取られて自然な繋ぎに加工されています」
レイラ「1分…」
俺「そして、その1分間の内に副司令の部屋からここでは無い何処か不明の地へと何らかのデータが転送されている履歴も確認済み…」
レイラ「…。」
俺「レイラ司令…。残念ですが、クラウス副司令は…」
レイラ「…。」
レイラ「…俺…。これは、ここだけの内密にしておいて貰えませんか?」
俺「え?…」
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋
俺「処置は取らない…と言う事ですか?…」
レイラ「…。」
俺「…冗談でしょう司令?」
レイラ「…。」
俺「…。」
俺「俺は、君のその優しい性格も…理想論や正論が先走る所も理解はしているつもりだ…」
俺「だがここで見過ごすと言うのは、仲間の…君の身すらも危なくなる行為だぞ!?」
俺「それをみすみす…」
レイラ「…副司令が内通する理由がある事は知っています」
俺「え?…」
レイラ「副司令には病を患った1人娘が居ます…。副司令にはその治療費が必要な事も…」
俺「なっ…!?レイラ…君はじゃあそこまで知ってて…敢えて…」
レイラ「…。」
俺「だったらどうして処置しないんだ…」
レイラ「私は…人は変われると信じてるから…」
俺「レイラ…」
レイラ「俺…。貴方がブリタニアへの復讐心を捨てられたように…きっと他の仲間だって…」
俺「…。」
俺「…わかりました。もう良いです、司令がそう考えているのなら俺もどんな結果になろうと着いていきます」
レイラ「あ…」
俺「だから今度は司令のお話を聞かせて貰っても宜しいですか?」
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋
レイラ「俺中尉は現在のユーロピア共和国の情勢はご存知ですか?」
俺「パリの大停電を起こしたテロリストの扇動により、ユーロピアの各地で市民による暴動が起きているとか…」
俺「さっきの件の事をずっと調べて居たので、未だ詳しい情報は見ていませんが…」
レイラ「そうですか。では先ずは此方を見て下さい」スッ
俺「うん?」
レイラ「そのテロリストがネットにアップした声明です」
俺「テロリストの…」
パソコン「」ピッ
キングスレイ『ユーロピア共和国の市民へ告げる』
俺「…!」
俺「こ、これは…」ドクンッ
キングスレイ『我らは、世界解放戦線。方舟の船団だ』
キングスレイ『愚かしき為政者らの不正に苦しむ市民の解放を我らは目指す』
キングスレイ『我々は北海の洋上発電所を爆破した。これがその証拠だ』
北海発電所『』ドガ-ン
キングスレイ『愚かしき文明に浸り、堕落という平穏に暮らす人々に神々の審判が下される』
キングスレイ『もう直ぐ、滅びの星がパリを襲う…』
キングスレイ『悔い改めよ…それが、君達が生き延びる為のただ一つの手段だ!』プツッ
俺「あぁ……」
レイラ「しかし、この北海発電所の爆破は巧妙に作られた動画だと言う事が確認できました」
レイラ「その事で中尉にご意見を頂きたいと思ったのですが…」
俺「こ、このやり口…。それにこの声…ま、間違い無い…」ゴクリッ
レイラ「え?…」
俺「ゼロです…」
レイラ「ゼロ…?確かにこの巧妙なやり口は、彼の物と似ていますが……」
レイラ「あ…」ハッ!
俺「そんな…。生きて…いたのか…。ルルーシュ…」
レイラ「俺…」
俺「…。」ゴクリッ...
レイラ部屋
レイラ「どうするつもりですか…?これが本当にゼロ…貴方の弟なら…」
俺「…。」
レイラ「弟に…会いに行くつもりですか?…」
俺「はい…。行きます…」コクッ
レイラ「…!」ズキッ
レイラ「どうして…?貴方はもう、過去の自分の事は死んだと…」
俺「…ああ、俺もそのつもりだったんだ」
俺「ここで皆んなと居るのは本当に家族と過ごしてるような…過去の俺には無かった、温かい物に包まれているような気がした…」
俺「だからレイラが、どんな判断を下しても付き合おうと思っていた…」
レイラ「だったら──」
俺「…でも、こうしてルルーシュの事を、生きてる姿を…見つけてしまった」
レイラ「あ…」
俺「何の理由でブリタニア側に居るのか知らないが、ルルーシュが生きてるならば妹のナナリーもきっと生きている…」
俺「ごめんレイラ…。俺はやっぱり、ブリタニアの皇子としての自分を…過去の自分を捨てる事はできない…」
レイラ「…。」
俺「俺は2人を、迎えに行きたい…」
レイラ「どうして貴方はそんなに…自分の幸せよりも…」
俺「フッ、そんなの簡単な答えだよ…」
レイラ「…え?」
俺「俺は…ルルーシュとナナリの事を愛しているから」ツ-...
レイラ「あっ…!」
俺「母が暗殺され、父に政治の道具にされ…」
俺「毎日毎日、暗殺や陰謀の餌食になる日々に怯えながら…それでも、兄妹3人でずっと協力し合って生きてきたんだ…」
俺「……だから、見つけてしまった以上…こんな所で見て見ぬフリはできないから」
レイラ「ッ…!」グッ
俺「だから…」
俺「…。」グッ...
レイラ「…?」
レイラ部屋
俺(…本当は、今直ぐにでも迎えに行きたい)
俺(…だが、さっきの件もある)
俺(もし敵の真の狙いがワイバァン隊が居なくなり手薄になったこのヴァイスボルフ城なら、レイラは…)
レイラ「…。」グッ...
俺「…。」
俺(いや、そもそも俺は…どうしてこんなにレイラの事を気にかける必要があるんだ…?)
俺(昔の俺は何よりもルルーシュとナナリーの事が優先だったじゃ無いか…)
俺(ユフィにギアスをかけられても、それでも許したくらいに…)
俺(なのに…。何故ここで…)
レイラ「……分かりました。…それでは俺中尉には、方舟の正体を調べに行く際のワイバァン隊の隊長となって貰います」
レイラ「ですから…」ツ-...
俺「あ…」
レイラ「俺…には……ッ…...」ポロポロ...
俺(そうか…。やっと分かった…)
俺(レイラは…彼女は俺の中で…)
1ルルーシュとナナリーと同じか…もしくはそれ以上に、彼女の事を愛してしまっているんだ…(恋人として)
2ルルーシュとナナリーと同じくらい、かけがえの無い存在なんだ…(仲間として)
3…いや、そんな筈は無い。俺はルルーシュとナナリーしか…(拒絶する)
多数決下5まで
レイラ部屋
俺(そうか…。やっと分かった…)
俺(レイラは…。彼女は、俺の中でもう…)スッ
レイラ「wZERO部隊として………俺に最後の任務を…」ポロポロ
俺「…。」ギュウッ
レイラ「あっ…」ポロポロ...
俺「ごめんレイラ…。俺が間違ってた…」
レイラ「えっ?…」ポロ…
俺「…確かに、俺はルルーシュやナナリーを探しに行きたい」
レイラ「…。」
俺「でも、レイラの事も…ルルーシュとナナリーと同じか…」
俺「もしくはそれ以上に…。君の事を、愛してしまっていたんだ…」ギュウッ
レイラ「あぁっ…」ポロポロ...
俺「レイラ…俺は、君の事が大好きだ…」
レイラ「ぁ…ッ…///」スッ
俺「レイラは…」チラッ
俺「…!」
チュウッ
俺「あ…///」
レイラ「こんな別れの挨拶をしようとしてた時に気持ちに気付くなんて…」
レイラ「自分の気持ちに気付くのが遅い…。感情がごちゃごちゃになっちゃうでしょ…この鈍感…///」
俺「悪かったな…。泣かせたり、笑かしたり、怒らせたりして…」
レイラ「ちゃんと責任は取って貰いますからね!///」
俺「うん。必ず、俺は君の事を幸せにしてみせる」スッ
レイラ「…///」スッ
チュウウッ...
俺手「ギュウッ」レイラ手
レイラの好感度が10に上昇した
レイラのティーカップを入手しました(コンマゾロ目時の結果が全て最上位の結果へと書き換え。※最上位の範囲中のゾロ目は00へと書き換え)
ヴァイスボルフ城
作戦室
レイラ「パリの大停電の原因は、テロリストによる洋上発電所の爆破ではありませんでした」
レイラ「北海の発電所は今も無傷で存在します」
クラウス「じゃあネットやテレビで流れたあの映像は?…」
レイラ「巧妙に作られた動画です」
クラウス「しかし、ネットではユーロピア中ではテロが…?」
レイラ「デマや噂で、ユーロピア市民を恐怖に駆り立て…騒乱を引き起こしているのです」
クラウス「じゃあ、あの方舟もまやかしだって言うんですか?…」
レイラ「…いいえ、方舟は存在します。巨大な飛行兵器が齎す心理的効果は絶大です」
モニター「方舟の飛行中の画像「」」ピピピッ
レイラ「しかし、あれは…ブラフです」
クラウス「ブラフ?ハッタリだと?…」
レイラ「はい。アレには高性能爆弾など搭載されては居ないし、攻撃用兵器では無いと思われます」
レイラ「人間の不安心理を巧妙に突いた作戦です」
レイラ「騒乱を鎮めるには、方舟の正体を明らかにする事が必要だと思われます」
クラウス「その為にワイバァン隊を?…」
レイラ「はい。しかし、このような作戦を考えた者が方舟への強襲作戦を予測しない訳がありません…。ですから…」
リョウ「俺は行くぜ。行くに決まってんだろ、なぁ?」
ユキヤ「勿論」
アヤノ「良いよ」
アキト「…俺1人で十分だ」
リョウ「…何だと?」
アキト「お前達が一緒だと足手纏いだ」
リョウ「ぬうっ!」ブウンッ
アキト顔「」ドガッ
アキト「くっ!」ギラッ
リョウ「格好つけてんじゃねえっ!」
アキト「ッ…!」ブウンッ
リョウ顔「」ドガッ
アキト「お前達は…!」グッ
リョウ「テメェの考えなんて、お見通しなんだよ!」ブウンッブウンッ
アキト「うっ!うぅっ」ドガッドガッ
ドゴッドガッ
レイラ「や…やめて下さい!」
ユキヤ「ほっとけば?リョウは、アキトの事が好きなんだよ」
レイラ「え?…」
アヤノ「ふふっ」
アキト「ぬぅっ!」ブウンッ
リョウ顔「」ドガッ
リョウ「ぐぅっ!」ブウンッ
アキト顔「」ドガッ
アンナ「あ…」
ソフィ「アンナ、お茶飲まないの?これ美味しいわよ」
アンナ「ランドル博士!?」
ハメル「いいのですか?」
クラウス「若いっていいね~」
ユキヤ「頑張るね2人とも」
アヤノ「でもそろそろ限界かも」
リョウ「はぁ…はぁ…」
アキト「はぁ…はぁ…」
作戦室
リョウ「心配しなくても、皆んなでここに帰って来るんだ」
アキト「…好きにしろ」
ユキヤ「決まりだね」
アヤノ「そんじゃ早速準備しなくちゃ」
リョウ「ふぅ…兄貴も来てくれんだろ?」
アキト「…。」
俺「…いや、悪いが俺はここに残る」
リョウ「えっ!?兄貴!?」
アヤノ「行かないの!?」
アキト「…。」
俺「ああ…。確かに方舟の船団とやらは気になるが、全員で向かへばここが手薄になる…」
クラウス「このwZERO部隊の基地の位置がユーロ・ブリタニアに知られてるって事…?」
俺「ええ…。俺はそう考えています…」
俺(…貴方がブリタニアに情報を流したなら、確実に位置は知られている)
ハメル「それに一応この城には地雷原と防御システムが多数有りますが…?」
俺「ですが、これは此方のナイトメアを方舟まで引きずり出す為の陽動の可能性も有ります」
ハメル「方舟に我々を誘き寄せる事こそが罠…?」
俺「…可能性の話です。ですが、もしそうだとしたら此方のナイトメア無しでここを守りきれると言う保証はありません」
レイラ「…。」
俺(事実、ルルーシュが相手ならば間違い無くこの作戦を取り一気にキングを狙いに来る筈…)
俺「レイラ司令…。俺はワイバァン隊の戦力を分ける事を提案します」チラッ
レイラ「…。」
俺「…。」
レイラ「分かりました…。では、俺中尉には、この城に残り待機して貰います」コクッ
俺「…了解です」コクッ
アキト「…。」
俺「アキト…俺は方舟には行けないが、皆んなの事しっかり頼むぞ」
アキト「…ああ。任せろ」
レイラ「…それでは、これよりwZERO部隊はアポロンの馬車を利用し方舟の船団に対し強襲作戦を行います」
レイラ「総員、出撃準備!」
俺「…。」
俺(映像にあったルルーシュの事も確かに気にはなるが…今はいい…)
俺(今は、命の危険の高いレイラを俺が守り抜かないと…)
※区切りによりここより前に巻き戻しはできなくなります
アレクサンダコックピット内
俺(予定通り、俺以外の4人のアレクサンダパイロットはアポロンの馬車を使い方舟の船団強襲を行った)
俺(その作戦行動中にスマイラス将軍からレイラに向けて、通信が入った)
俺(方舟の船団によるデマで暴動を起こしているユーロピアの市民達に向け、あの日影響力が高過ぎた故に暗殺された…)
俺(ブラドー・フォン・ブライスガウの娘としての言葉を伝えて欲しいと父が伝えきれなかった自由の責任の言葉を自民へ向けて伝えた)
モニター「」
レイラ『今こそ真の自由を私達は手にしなければならないのです!」
レイラ『私は諦めません…。私は逃げません。私の名は、レイラ・ブラウスガウ』
レイラ『私は…皆さんと共に有ります!』
俺「…。」
俺「フッ…やっぱり俺よりも強いな。レイラは…」
俺(…俺には変化が怖くてできなかったが、俺もあの時…コーネリアに提案された案を飲み、第11皇子として名乗り出ていれば…)
俺(今とは、違う道もあったのかもしれない…)
俺「しかし、それにしても…」
俺(ルルーシュにしては、1手遅いな…)
俺(ルルーシュならば既にレイラの演説が始まる前にE.U.へと攻め込んでるか…)
俺(wZERO部隊が狙いなら、アポロンの馬車がここから出たタイミングで仕掛けて来てる筈…)
俺「…なのに、何のアクションも無いとは…方舟の船団とやらで何かあったのか?」
俺(ブリタニアを誰よりも憎んでいた筈なのに、ブリタニアに味方するルルーシュ…)
俺(明らかに普通では無かった…)
俺「…いや、待てよ?もしかしたら、あの姿も誰かに従わされてるのだとしたら……ギアス… ?」
レーダー「ALERT!!」ピピッ!!
俺「あっ…!」
アレクサンダコックピット内
「LOST」ピ-
俺「ん!?方舟へ向かったワイバァン隊の反応が全て消えた…?くっ…」グッ
俺(やはり向こうは罠だったか…)
俺(…罠の可能性は極めて高いとアキトには伝えておいた。…万が一に備えておけとは言っていたが)
俺(安否は不明か…)
クロエ『俺中尉。出撃準備!』
俺「了解。敵の数は?」
クロエ『2機です!』
俺「2機のみ…?」
クロエ『内一機は、北東距離25を時速140キロで接近中』
俺「森の中を140キロ!?」
オリビア『クレマン大尉の考察によると、動物のような四脚のナイトメアのようです!』
俺「四脚のナイトメア…?スロニムでアキトと交戦した金色か」
俺(だとしたらもう1機も恐らく俺がスロニムで敗北した奴だな…)
作戦「」ピピッ
俺「防御作戦10α…?」
俺「…フッ、なるほど、分かったよレイラ」
オリビア『俺中尉、発進して下さい!』
俺「了解!」
森林内
大量の防衛装置「」ダダダダダッ
森林「」ドガ-ンドガ-ン
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
シン「もう見つけたか。ふぬけのユーロピア本隊とは違うようだ。潰し甲斐がある」ドシュッドシュッドシュッ
大量の防衛装置「」ドガッドガ-ン
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ン
地雷「」カチッドガ-ン!
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ン
地雷「」カチッドガ-ン!
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ン
地雷「」ドガ-ンドガ-ンドガ-ン
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ン
ヴァイスボルフ城
司令室
オリビア「地雷原、反応確認!」
サラ「敵機!速度落ちません!」
クラウス「地雷が爆発するより早く走っているのかよ…」
レイラ「…。」
オリビア「俺中尉!敵ナイトメアと会敵します!」
レイラ(俺……)グッ
森林内
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ン
シン(間もなく森を抜ける。そろそろだな)
崖「」
シン「うん?」ズシ-ンズシ-ン
崖の上「アレクサンダ「」」
俺「これ以上、城へは近付けさせない!」カチャッ
俺アレクサンダ「リニアレールカノン「」」カチャッ
シン「フン、1機残していたか…。面白い」ズシ-ンズシ-ン
俺「いけえっ!!」リニアレールカノン「」ドシュッ
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ン
超距離
コンマ下二桁
91以上ヴェルキンゲトリクス中破(俺超エース級に上昇。シン死亡判定へ)
31~90足場を不安定にさせた(防御壁作動)
30以下しかし、弾を真っ二つにされた(ヴェルキンゲトリクス戦接近戦へ移行)
安価下2
コンマ66(レイラアイテムにより66→91以上に)
崖下
レールガン「ドシュッ」
シン「ハン!そんな物、このヴェルキンゲトリクスには!」ブウンッ
SDAアックス「」ギュイインッ
レールガン弾「」ググッ
SDAアックス「」ブウンッ
レールガン弾「」ズバアッ
ヴェルキンゲトリクス周り「」ドガ-ンドガ-ン
シン「ハッ!次はお前を殺して──」チラッ
シン「──何!?」
俺アレクサンダ「ビーショップ・ロングレイ」ブウンッ
シン(コイツ!?元々長距離射撃じゃなく!?)
俺「貰ったぁ!」ブウンッ
シン「くっ!?」
ヴェルキンゲトリクス右腕「」ズバアッ
SDAアックス「」
俺「仕留め損ねた!?だが、この距離なら!」ドウッ
シン「チィッ!?向こうにも枢木スザク並の奴が居たとは!?くっ…ジャン───!!」
グラックスコックピット内
ジャン「はっ!?日向様!?」
森林
俺「墜ちろおぉぉぉっ!!」ドウッ
シン「ッ…!」
俺アレクサンダ「ビーショップ・ロングレイ」ブウンッ
ヴェルキンゲトリクス右腕無し「」
コンマ下二桁
71以上俺のアレクサンダも再び大破しながらもヴェルキンゲトリクスを撃墜した(シン死亡)
11~70ジャンの援護射撃によりトドメをさせなかった
10以下ジャンが代わりに犠牲となり撤退して行った(シン強さ上昇)
安価下2(俺超エース並に)
コンマ43(撤退された)
コンマ振り直し権利を使用しますか?(@2)
1使用する(10%減少)
2使用しない
多数決下3まで
コンマ43
森林
キャノン砲「」ドドドッ
俺「はっ…!?上から!?」
シン「フッ…」
俺アレクサンダ左腕「」ドガッ
俺「しまっ…!?」バチイッ
俺アレクサンダ「」ドガッ
シン「技術だけはあるみたいだが、残念ながら運は此方にあるようだな!」
ヴェルキンゲトリクス「ルミナスコーン」ブウンッ
俺「ッ…まだぁっ!」ブウンッ
ヴェルキンゲトリクスコックピット上「」ズバアッ
俺アレクサンダコックピット上「」ズバアッ
シン「うぐっ…!」グラアッ!!
俺「くうっ…!」グラアッ!!
シン「はっ…!」
俺「なっ…!?」
シン(奴の顔…。キングスレイの…!)
俺(アイツがアキトの…!はっ…!)
サラ『俺中尉!戻って下さい!これ以上は時間が!』
俺「クソッ!」ドウッ
シン「フン…。幾ら強かろうが、1人で来た事が仇となったな」
ジャン「日向様!ご無事ですか!?」
シン「…問題無い」
ジャン「はぁ…」
シン「だが、これ以上の戦闘を継続せず撤退して行った」
シン「恐らく、奴は時間稼ぎだったんだろう…。この先に防御壁か何かを展開された可能性が高い」
シン「…調べろ」
ジャン「はい。日向様」ドウッ
シン「この城の司令官は思ったより、手応えがありそうだな…」ドウッ
シン「それに、今のナイトメアのパイロットの顔…フッ…そう言う事か…」
シン「ハハハハハハッ。どうやらお互い、面白い運命を背負っているようだ」
防御壁「」ガシャ-ンガシャ-ンガシャ-ン
俺アレクサンダ左腕「」バチバチッ
俺「くっ…。防衛作戦には何とか成功したが…」
俺(あのパイロット…)
シン『っ…!』
俺(…アキトには悪いが、奴はここで俺が殺しておくべきだった)
俺(彼奴の左目にはギアスがあった…)
シン左目『ギアス 』
俺(奴はこのまま生かしておいても、悲劇を産むだけだ…)
俺アレクサンダ「」ドウッ
ヴァイスボルフ城
司令室
モニター「防御壁「」」
クラウス「悪いな~サラちゃん。アンタとオリビアちゃんだけが軍属なんでな」
サラ「平気です。長時間作戦行動の訓練も受けてますから」
クラウス「でもこの城を…戦場にはしたく無いもんだよなぁ…」
扉「」ウイ-ン
俺「あ…」スタスタ
クラウス「おう俺中尉。アンタの言った事は当たってな。お疲れさん」
俺「あ、はい…。他の人達は…」キョロキョロ
サラ「今は一時休息中で皆んな席を外していますよ。これから暫くは最上級警戒の24時間待機で、司令室は交代制になるので」
俺「あぁ、そうだったんですか…。では俺も協力します」ストッ
サラ「大丈夫ですか?俺中尉は戦闘疲れもあるんじゃ…?」
俺「大丈夫です。俺、体力だけは人一倍あるのでこう言う非常事の時は助け合わないと…」
クラウス「…。」
クラウス「中尉のアレクサンダの方は?」
俺「残念ながら先程の戦闘時に被弾箇所が悪く左腕のフレームがイカれたので修理には再び時間がかかると…」
クラウス「はぁ…。そうかぁ…」
クラウス「方舟の方へ行ったワイバァン隊とも連絡はつかねえし…やっぱ、厳しいよなぁ…」
俺「…。」
サラ「…。」
クラウス「じゃあ中尉は司令のとこ行ってやんな」
俺「え?…」
サラ「うん?」
クラウス「こう言う時、ちゃんと慰めてやるのが男の役目だぜ?」
俺「副司令…」
クラウス「ここは俺とサラちゃんだけで良いからさ」
俺「フッ…分かりました…。ではお願いします」スタスタ
クラウス「おう任せな」
扉「」ウイ-ン
サラ「…え?いつの間に司令と中尉ってできてたんですか?」
クラウス「あれ?もしかしてサラちゃんも彼奴の事狙ってたとか?」
サラ「ち、違います!私は、別に…///」
クラウス「まっ、気持ちは分からんでも無いけどな。頭は良いし、運動神経も良いし、ナイトメアの操縦だって一番強いし、おまけに見た目も悪くない」
クラウス(何でも持ってる癖に、どうしてわざわざ日本からこんな場所に来ちまったんだか…)
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋
エリザ「ニャ-」
レイラ「…。」
扉「」コンコンッ
レイラ「あ…」
俺『レイラ…。その…大丈夫か?…』
レイラ「俺……。どうぞ、入って下さい…」
俺『ああ…』
扉「」ガチャッ
俺「レイラ…」スタスタ
レイラ「…。」
俺「方舟の自爆に巻き込まれたワイバァン隊の事だが…」
レイラ「俺…。貴方の言う通りでした…」
俺「…。」
レイラ「…情報が漏れているのに気付いていながら…私のせいで」
俺「そんな事無いさ…。レイラは最大限やれる事をやってる…」スタスタ
レイラ「でも、皆んなが…」ウルッ
俺「…誰もレイラの事を恨んで無い」フルフル
レイラ「そんな事無い…。だって、私は……私が理想論を振り翳し過ぎたから…」ポロポロ...
俺「俺はレイラの生真面目で優し過ぎる所…好きだぞ」ナデナデ
レイラ「あ…///」ポロポロ...
俺「それに俺は皆んなが生きてるって信じてる…」
レイラ「俺…」ポロポロ...
俺「…自爆の可能性がある事だって先に伝えておいた」
レイラ「…。」
俺「彼奴らがそう簡単に死ぬような奴等じゃ無い事はレイラだって知ってるだろ?」
レイラ「…。」ポロポロ...
俺「だったら信じよう。ワイバァン隊の皆んなを…」
レイラ「ええ…」コクッ…
レイラ部屋
俺「彼奴らの事も気になるが…でも今はこの城を包囲されてる俺達の方が余程マズイ状況だ」
レイラ「…。」
俺「こっちのナイトメアは俺のアレクサンダ1機だけで、後は城のカラクリのみ…」
俺「もし今ユーロ・ブリタニアの戦力を集め、ここを攻められればこの城はどうやっても持たない…」
俺「この城に居る全員が殺害されてしまう…」
レイラ「…それは…E.U.から援軍を送って貰えるよう、スマイラス将軍に頼んでいます」
俺「あ…」
レイラ「あの演説を暴動を行なっていたE.U.の市民に向けて行った後だから、スマイラス将軍が今私を失うのは何としても避けたい筈…」
レイラ「必ずE.U.軍本隊による援軍は来ると思います…」
俺「なんだ、流石レイラだ。俺が心配しなくても、もうちゃんとそこまで考えて手を打ってたんだな…」
俺「それじゃあ俺はそろそろ──」クルッ
レイラ「ぁ…」タッ
俺「うん?」
レイラ「…!」俺背中「」ギュウッ
俺「レイラ…?」
レイラ「すみません…。少しだけ、わがままを言っても良いですか?…」ギユウッ
俺「…。」
レイラ「今は…。今だけで良いから…私のそばにいて…」
俺「…。」
レイラ「甘えさせてくれませんか…?」
俺「…分かった」クルッ
レイラ「あ…///」
ベッド「」ストッ
俺(俺はレイラの事を守りたい…。だが今のこの状況、1人では不可能だ…)
俺「…。」
レイラ「…。」ギュウッ
俺(あの時、俺があの男を殺せていれば変わっていたかもしれないが…)
俺(今はもう、ワイバァン隊が生きて帰還するか…。E.U.軍の助けを待つか…。もしくは……)
2ヶ月半後…
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋
俺(この城がユーロ・ブリタニア軍に包囲されてから2ヶ月半が経過した…)
俺(…だが、俺達が期待したE.U.軍からの援軍がここへ現れる事は無かった)
俺(その理由が…)
レイラ「…。」ゴクリッ...
俺「将軍…いや…スマイラス…!」グッ...
パソコン「」
スマイラス『ユーロピアの市民に、私は悲しい知らせを伝えなければならない…』
スマイラス『我々に…勇気と希望の火を灯してくれた、レイラ・ブライスガウが死んだ…』
俺(…俺達の部隊…wZERO部隊を設立したスマイラス将軍こそが…裏切り者だった)
クラウス「将軍はブリタニアと取引したんだよ…」
レイラ「…。」
クラウス「俺がここの情報をブリタニアに売った…」
俺(副司令は、スマイラスの命令で…ユーロ・ブリタニアへと情報を売っていた…)
俺(だが、このスマイラスによる俺達を生贄にしてE.U.を掌握しようとした行動に耐え切れず自分が内通者だと自ら自白しつ来た…)
レイラ部屋
俺(E.U.軍の援軍を待ち続け…抗戦をしていたこの2ヶ月半により、この城の外にはユーロ・ブリタニア軍300機近くのナイトメアが密集していた…)
俺(その中にはあの金色や、銀色…それに他の騎士団のような実力揃いも多数揃っている…)
俺(しかし、実際はE.U.軍を掌握したスマイラス将軍にすらも見捨てられ…ユーロ・ブリタニアに城を包囲された俺達にできる事は少なかった…)
クラウス「フッ、それにしても、お二人さんは酷いな…」
クラウス「俺が内通してる事を知ってて、見逃しただなんて…」
レイラ「…人は変われます」
クラウス「変われはしない!クズはクズのままだ!」ドンッ
レイラ「…。」
クラウス「この城も秘密兵器も明け渡しちまいな…それしかあんた達が生き残る方法は無い…」スタスタ
レイラ「超長距離輸送機を、ユーロ・ブリタニアが手に入れれば…世界が戦火に包まれてしまいます…」
クラウス「あんた一人が命懸けで戦っても、何も変わらないよ…」
クラウス「世界は…そんなに優しく無い…」
レイラ「私は…」
俺「…。」
クラウス「あんたは、あんた自身とここの連中の命を助ける事を考えていれば良いんだ!」
クラウス「それだけで十分だ!」
レイラ「…。」
クラウス「責める資格がある奴なんて誰もいない!」
レイラ部屋
パソコン「」
レイラ&クラウス「…。」
スマイラス『自由の為に、命を捨てる事を躊躇うな!』
スマイラス『命尽きても、その志は永遠に残る。命を惜しみ、奴隷になるのか!?』
スマイラス『私は断固戦う!自由の為に!』
クラウス「…ああやって焚き付ける奴等は絶対に死なない」
クラウス「足元に屍を築き、それを踏み台にして高き所の果実を掴み取る…」
レイラ「…。」
スマイラス『市民達よ、立ち上がれ!』
スマイラス『ブライスガウが守ろうとした、明日の為に戦え!』
市民達『オオオ-!!!』
クラウス「将軍はユーロピアの皇帝になろうとしてるんだよ…」
クラウス「アンタは利用されてただけだ…」
レイラ「…。」ウルッ...
レイラ「うっ…ぅっ…」ポロポロ...
俺「…。」
クラウス「…俺がユーロ・ブリタニアとの交渉の手引きをする」
クラウス「司令は降伏文書の作成をお願いします…」
レイラ「…。」ポロポロ...
俺(…俺はかつて、優しい世界を創ろうとブリタニアと戦った)
俺(だが俺は敗れた…。敗れて、この部隊へと潜り込み再びブリタニアと戦う為に利用しようとした…)
俺(たがレイラは、そんな俺をも赦してくれて…一緒に生きたいと言ってくれた…)
レイラ「…。」ポロポロ...
俺(……そんな彼女に、俺は何ができるんだろうか)
その晩
レイラ部屋
レイラ「…俺は、こんな気持ちだったのね」
俺「え?…」
レイラ「全てを失った時…」
俺「レイラ…」
レイラ「E.U.軍ではwZERO部隊は既に壊滅した事になっていて、私は死んだ人間…」
レイラ「ブライスガウの名も…スマイラス将軍に利用され、奪われてしまった…」
レイラ「私も、俺と一緒…。帰る所も、もう無くなっちゃった…」ウルッ
俺「…。」
俺「…帰る所なら、未だあるじゃ無いか」
レイラ「え?…」
俺「俺も…wZEROの皆んなも、未だ生きてる…」
俺「レイラの事をちゃんと覚えている…」
レイラ「あ…」
俺「…レイラ、俺を利用しろ」
レイラ「え?…」
レイラ部屋
俺「俺がユーロ・ブリタニアに向けてアレクサンダで単騎で打って出る」
レイラ「な、何を…」
俺「その隙にアポロンの馬車を自爆させ、レイラ達は地下通路から脱出するんだ…」
レイラ「そんな事をすれば貴方は!?」
俺「そうすればアポロンの馬車も利用されないし、レイラ達も生き残れる…2つの願いが一気に叶うんだ…」
レイラ「違います!私が言ってるのは、そんな事じゃなくて…」
俺「…俺の事は良い」
レイラ「…!」
俺「楽しかったレイラ…。こんな地まで来て、君と出会えた事…愛し会えた事…」
レイラ「俺…」グッ
俺「俺は何より、君の事を守りたいんだ…。例え、俺の命を懸ける事になっても…それでも…」
レイラ「…。」
パアンッ!!
俺「ぁ…」
俺ほほ「」ヒリヒリ...
俺「れ、レイラ…?」
レイラ「修正です…。こんな事、私が軍人に居る間はする事が無いと思っていたのに…また初めてを貴方にあげてしまいました…」ウルッ
俺「あ…」
レイラ「wZEROの司令としてじゃなく、一人の女として命令します」
レイラ「貴方がここで死ぬ事は私は許しません」ポロッ…
レイラ「貴方がここで死ぬと言うのなら、私も、wZEROの部隊を避難させた後…」
レイラ「全力で足掻いてから、ここで貴方と共に死にます…」ポロポロ...
俺「…。」
1…だったら、みっとも無く足掻いて…それから一緒に死のうか
2分かった…。ユーロ・ブリタニアに降伏しよう
多数決下5まで
レイラ部屋
俺「…だったら、みっとも無く足掻いて…それから一緒に死のうか」
レイラ「ええ…」ニコッ
チュウウッ...
俺「…本当に、良いんだな?」スッ
レイラ「ええ」コクッ
翌日
wZERO部隊司令部
クラウス「ば、馬鹿だろ?徹底抗戦って…」
アンナ「本気なの?レイラ…」
レイラ「はい。私と俺中尉はこれより、ユーロ・ブリタニアと決戦を行います」
クラウス「ふざけてる…相手のナイトメアは軽く見積もって300以上…。こっちの戦力の何百倍あると思ってんだ!?」
レイラ「…。」
wZERO部隊のメンバー達「「」」ザワザワ...
レイラ「ユーロ・ブリタニアに戦いに行くのは私達2名のみ…。他のwZERO部隊の方々はその間に地下通路を使用してこの城を脱出して下さい」
ハメル「マルカル司令…」
ランドル「レイラ…」
レイラ「今まで、こんな私に仕えてくれて…ありがとうございました」ペコリッ
アンナ「レイラ…」
クラウス「くっ…馬鹿野郎共が…」
俺「…。」
ヴァイスボルフ城周辺
野営基地
ジャン「…日向様ら、ヴァイスボルフ城の司令官より、交渉を行いたいと連絡が来ています」
シン「交渉の内容は?」
ジャン「不明です。降伏の交渉では無いようですが…」
シン「フン…」
コンマ下二桁
81以上古代ローマ遺跡へと誘き寄せる事に成功した(白兵戦)
31~80降伏の交渉で無いならば交渉の余地無しと攻撃が始まった(総力戦へ)
30以下逆に交渉の場に古代ローマ遺跡を指定されたが…(総力戦劣勢スタート)
安価下2
コンマ95
ヴァイスボルフ城周辺
野営基地
シン「まぁ良いだろう…。交渉の準備に移れ」
ジャン「しかし、降伏の交渉で無いならば罠の可能性も…」
シン「フッ、罠だとしても…どの道、あの城に居る者は一人残らず殺す事になるんだ」
シン「だったら先ずは司令官から見せしめに殺してやろうじゃないか」
シン目「ギアス「」」ピカ-ン
ジャン「…。」
ヴァイスボルフ城
アンナ「レイラ…本当に良いの?…」
レイラ「ありがとうアンナ…。でも、もう決めた事だから…」ニコッ
アンナ「レイラ…」
レイラ「私達がここを出たら、皆んなを連れて地下通路から逃げて」
レイラ「きっとユーロ・ブリタニアの指揮は一時的に乱れる筈だから」ストッ
アンナ「…。」
ハメル「中佐も残るのですか?…」
クラウス「ああ、まぁこうなっちまったケリをつけにだな…」ストッ
ハメル「どう言う事ですか?…」
クラウス「簡単に言や、あの若いの2人だけにこの責任を押し付けて終わりにしたくねえって事だ…」ストッ
クラウス「そんじゃ、もし俺に何かあったら…彼奴に宜しくな」
ハメル「中佐…」
クラウス「ところでお前、その格好…」
俺「…何か?」
クラウス「フッ…いいや、何でも無い。そんじゃ行くとしますか」
ボート「」ブウウンッ
※話の区切りなのでここより前に戻れなくなります
古代ローマ遺跡
ローマ・ブリタニア兵達「…。」
ジャン「お前がシュバルツバルトのモグラ?」
クラウス「ああ…よく交渉案を飲んでくれた」
レイラ「…。」キョロキョロ
ジャン「…お前達二人だけか?」
クラウス「そうだよ。こっちは超不利な中交渉に来て貰ったんだ」
クラウス「アンタらと違ってナイトメアだって持ってきてねえよ」
ヴェルキンゲトリクス「」
グラックス「」
レイラ「…。」スタスタ
シン「…。」スッ
シン手「」
レイラ「…。」スッ
レイラ手「」
ギュッ
シン「古代ローマの遺跡を選ぶとは、貴方は趣味が良い。マルカル中佐」
レイラ「戦闘を始める前に、私は貴方に尋ねたい事があります」
シン「急ぐ事は無いでしょう。時間はある。貴女のような女性が、ハンニバルの亡霊の作戦を考えられたとは驚きですよ」
シン「我々ユーロ・ブリタニアはその為に多くの損害を受けた」
レイラ「…。」
シン「いや、勘違いしないで欲しい。私は貴方に復讐したい訳では無い」
シン「寧ろ、貴方に感謝したい」
レイラ「感謝…?」
シン「騎士道などと言う中世の遺物を捨てない愚かなユーロ・ブリタニアの貴族どもに恐怖を与えた」
シン「フッフッ…ハッハッハッハッ!」
レイラ「…。」
シン「愉快だったよ。それに、私の計画より早くユーロ・ブリタニアを手に入れる事となった」
古代ローマ遺跡
レイラ「貴方に会うのは2回目です」
シン「…あ?」
レイラ「スロニムでの戦闘の時に…」
アレクサンダレイラ機『』
シン「ああ…あの時のナイトメアは貴方だったか」
レイラ「日向中尉は…貴方を兄と…」
シン「アキトは死んだよ」
レイラ「…!」
シン「兄の命令に背いた弟を、私は必要としない」スッ
レイラ「…和解するつもりは無いのですか?」
シン「和解?フッ、笑わせるな…」
レイラ「…!」
シン「彼奴は最初から俺の駒だ」
レイラ「駒…?弟を…?」
シン「フン、弟だからこそ殺してやったのさ」
レイラ「狂ってる…。貴方は…」ゴクリッ...
シン「何を言うのか、狂っているのは俺では無くこの世界だろう?」スッ
刀「」カチャッ
レイラ「…。」
シン「俺は殺す事で、この嘘と狂気に塗れた世界から解放し救済してやっているんだ」
レイラ「それは、救済などとは…」
シン「ならお前は、そんな人間を信じるに値する物だと本気で思っているのか?」
レイラ「…。」
俺『だからまた、こうして名前も経歴も偽り…ブリタニアと戦う為に利用できる組織を探して…wZEROの部隊へと潜り込んだ…』
俺『でも……復讐に利用するつもりだった…。また嘘を吐いて…だけど…』グッ
俺『今はアキトに、リョウに、アヤノに、ユキヤに…そして貴女に……死んで欲しくないと…』
レイラ(俺……)
俺『俺は何より、君の事を守りたいんだ…。例え、俺の命を懸ける事になっても…それでも…』
レイラ「…!」グッ
レイラ「信じれば、きっとその想いは伝わります!」
古代ローマ遺跡
レイラ「貴方は知らないだけです。人間が信じるに値する物だと言う事を!」
シン「…あ?」
シン「クッ…ふっはは…はっはっはっ!」
シン「だから!お前は裏切られ利用される!」
レイラ「あっ…」
クラウス「スマイラス将軍の事か…」
シン「人間にそんな物など微塵も無い事を、お前は思いしればよい」
シン「人は皆んな自分さえ良ければ良い…。自分だけが豊かで有ればいい」
シン「いいや、それだけじゃ無い。他人が不幸で有ればあるほど、自分の幸せを確認できると思っている」
シン「浅ましい生き物だ…」ニヤッ
レイラ「…。」
レイラ「…可哀想ですね」
シン「…何がだ?」
レイラ「貴方がです!」
レイラ首「剣「」」チャキッ
レイラ「…。」
クラウス「…!」サッ
シン「動くな!」
クラウス「うっ…くっ…!」
シン「救い難いな。なら信じれば良い…」チャキッ
レイラ「うっ…」
シン「その前にお前はこの世界から消える…フッ」
レイラ「…!」
「違うな、間違っているぞ!シン・ヒュウガ・シャイング」
シン「あ…?」チラッ
ジャン「あ、アレは…!?」
レイラ「…。」ゴクリッ...
ゼロ「消えるべきは彼女じゃあない…」バサッ
ゼロ「この世から真に消えるべきは、君の方だ。シン・ヒュウガ・シャイング!」
古代ローマ遺跡
ゼロ「…。」マント「」バサッバサッ...
ジャン「ば、馬鹿な…ゼロだと!?」
ローマ・ブリタニア兵A「お、おいアレ…。日本のゼロじゃ無いか?…」
ローマ・ブリタニア兵B「いや、ゼロは日本の戦いで敗れて死んだんじゃなかったのか?…」
ゼロ「…。」
シン「くっ…クククッ!ハッハッハッハッ…なるほど!これは面白い!」
ジャン「日向様!?」
シン「ジャン!その男を殺せ!」
ジャン「はっ!撃て!」
ローマ・ブリタニア兵達「「「はっ!」」」ダダダダッ
ゼロ「…!」ダダダダダッ
クラウス「お、おいおい何だあの動き、弾避けるとか人間じゃねえぞ…」
ジャン「チィッ!」ダダダッ
ジャン「たかが遠国のテロリスト風情が、調子に乗るな!」ダッ
ゼロ「…。」ダツ
ジャン「でえい!」ブウンッ
ジャン剣「」ビュオッ
コンマ下二桁
06以上ゼロ、ジャンの刀を軽くあしらいシンに接近する(シン白兵戦へ)
05以下ゼロ、ブリタニア兵とジャンに足止めされてしまう
01ゼロ死亡
安価下
コンマ70
古代ローマ遺跡
ゼロ「…。」ブウンッ
ジャン剣「」パシイッ
ジャン「何!?」
ゼロ「…!」ダダダッ
シン「チッ!」剣「」ブウンッ
ゼロ「…!」ゼロソード「」ブウンッ
カキインッ!!
ローマ・ブリタニア兵「あっ…」カチャッ
ジャン「撃つな!日向様に当たる!」
ゼロ「なるほど、流石は日向アキトの兄。剣の使い方もよく分かっているようだな…」ググッ
シン「ほざけ!このテロリストが!」グッ!
ゼロ「…。」ガシャッ
シン「チッ…」スッ
シン(この前、交戦した時に力を持っていたのを見られたか…。その対策として仮面をされてる所為で力が通じん…)
レイラ「シャイング卿、貴方はアポロンの馬車で何処を攻撃しようとしておられるのですか?」
シン「ペンドラゴン…」
ゼロ「…!」
レイラ「ハッ…!?ブリタニアの首都、ペンドラゴン…?」
クラウス「皇帝を殺すつもりか…。今、皇帝が死ねば、ブリタニアは…!」
クラウス「いや、それどころか世界がその混乱に巻き込まれ、世界中で大戦が始まるぞ!」
シン「それが望みだ。この地上が屍で埋め尽くされれば良い」
クラウス「狂ってるぞ…お前…」
シン「フン、何を言うか。お前らの仲間のこの男も過去に皇帝を殺そうとしていたんだぞ?」
クラウス「何だと?…」
ゼロ「…。」
古代ローマ遺跡
カキンッ!!
ゼロ「くっ…!」バツ
シン「そうだお前。俺に手を貸せ。そうすれば、お前ら兄弟の悲願だったブリタニアの皇帝も直ぐに殺してやる」
ゼロ「…。」
レイラ「…。」
シン「お前だってそれが望みなんだろう?」
ゼロ「…そうだ。私は、ブリタニアの皇帝を殺したいと思っている」
クラウス「お前…」
レイラ「…。」
シン「フン…」
俺「だが俺達は、お前のように世界をメチャクチャにしたくて殺したかった訳じゃ無い…」
シン「…何?」
俺「俺達は…貴様と違い、この世界を愛している」
俺「兄妹が居て、仲間が居て、友達が居て…」
俺「…そして、恋人が居るこの世界を!!」カチャッ
レイラ「…。」コクッ
ジャン(ぁ…)
俺「俺は、嘘の無い優しい世界を創る為に…そして、より良い未来を迎える為に戦っていたんだ!」ダッ
シン「フン!愛…だと?笑わせるな!」
シン「そんな物は、ただのまやかしに過ぎない!」
俺「死ぬべきは彼女では無く、お前のような歪んだ愛を持つ者だっ!!」ブウンッ
シン「ほざけ!お前に俺の、何が分かる!」ブウンッ
コンマ下二桁
71以上シン死亡
11~70真ん中にジャンが割り込んで入って来た
10以下俺死亡
安価下2
コンマ93
古代ローマ遺跡
カキインッ!!
シン「チィッ!」バッ
俺「くっ…!」ブウンッ
俺(彼は…アキトの…)ピクッ
シン「死は救いだ!全ての人間は、俺が殺してやる!お前も!そこの女も!」ブウンッ!!
ゼロ仮面「」ピシツ
俺「うっ…!」
レイラ「俺!?はっ…!?」
俺「な、何だ…!?」
スウッ…
マンフレディ『迷うな。ゼロよ』
俺「あ…」
アリス『貴方達は、この世界の可能性を見せてくれたから…。だから…』
レイラ「シャイング卿が今まで殺めて来た…愛した人達…?」
アンナ『彼の事も、そろそろ苦しみから解放してあげて下さい』
レイラ「苦しみから…?」
俺「ッ…」グッ
ゼロソード「」ガシッ
シン「ぬうああぁぁぁっっ!!!」ブウンッ
俺「ッ…!!」ブウンッ
シン「フッ……」
俺(なっ…!)ビュオッ
シン心臓「ゼロソード「」」ズシュッ!!
レイラ「はっ…!」
クラウス「あっ…!」
俺「…。」パッ
シン「うっ……」グラッ
シン「」ドサッ...
ジャン「日向様!?」タッ
ジャン「あ……」
シン「ジャン………」ドクドク...
ジャン「あ……あぁ……」ポロポロ...
コンマ下二桁
71以上シンが掛けた声により。ジャン、戦意喪失し投降(最終決戦無し)
41~70ジャン、シンを追って自殺(最終決戦無し)
40以下ジャン、俺を怨みユーロ・ブリタニアの全軍をヴァイスボルフ城へ進行させた(最終決戦へ)
安価下2
コンマ83
古代ローマ遺跡
シン「ジャン…ジャンヌよ……」ドクドク...
ジャン「あ…」ポロポロ...
シン「すまなかった…」
ジャン「…!」
ジャン「シン!私も直ぐにそっちへ…!」
シン「いいや、お前は生きろ…」スッ
ジャン「えっ…」ポロポロ...
シン「生きて…。俺とは違う道を…」ドクドク...
ジャン「そんな…。私は…シンの居ない明日なんて…」ポロポロ...
俺「…。」
ユーロ・ブリタニア兵達「コイツら!よくも卿主様を!」カチャッ
クラウス「くっ…!」カチャッ
レイラ「あっ…」
ゼロ「彼女らに手を出せば、次は君達がシャイング卿と同じ目に遭って貰う事になる」
ユーロ・ブリタニア兵達「うっ…」カチャッ
俺(目的は達成した…。だが、やはり問題となるのは退路か…)
俺(…2人の事を守りながら、このまま無傷で脱出と言う訳には…)
空中「青い光の玉「」」ヒュッ
レイラ「はっ!?」
俺(あの光は、アレクサンダの…!?)
ゼロ「2人とも今すぐその場から伏せろ!!」ドンッ!
レイラ「あっ!」バッ
クラウス「ッ…!」バッ
古代ローマ遺跡「」ドガ-ン!!
ユーロブリタニア兵達「「う…うぅ…」」
アレクサンダ「」ドウッ
レイラ「アレクサンダ?アキト…?」
ゼロ「レイラと副司令は今の内にボートへ急げ!」
アレクサンダコックピット内
モニター「シン「」」
アキト「兄さん…」
シン『フッ…アキトか……』
シン『……お前は…1人じゃ無い…────』
アキト「…!!」
アキト「兄さん…」
ボート前
レイラ「中佐!ボートを!」タッ
クラウス「分かってるよ!」タッ
アシュレイ「どわっ!?だ、誰だお前!?何だよその仮面!?不審者か!?」タッ
ゼロ「…うん?君は誰だ?」
アシュレイ「俺はアシュレイ・アシュラ!アキトの頼みでアンタらを逃しに来た!」
レイラ「アキトの…?ではさっきのアレクサンダは…」
アシュレイ「ああ!皆んな無事だ!」
レイラ「あ…」パアアッ
クラウス「フッ…」
アシュレイ「そんな事より、この仮面の男は誰なんだよ。こんな奴居るなんて聞いてねーぞ!?」
レイラ「あっ、え、えっと彼は…」
クラウス「お前、他の世界の事とか興味ねーの?…」
アシュレイ「無い!」
ゼロ「…。」
古代ローマ遺跡
アレクサンダ「」
シン「」ドクドク...
ジャン「シン……」ポロポロ...
アキト「兄さん……」ポロポロ...
シン『お前は生きろ…』
アキト「…。」スタスタ
アレクサンダ「」ドウッ
ボートの上
アレクサンダ「」ズシンッ
アシュレイ「しゃあ!」
レイラ「アキト!」
アレクサンダ「」プシュッ
アキト「…お久しぶりです司令」スタスタ
レイラ「ええ」
ゼロ「…。」マント「」バサッバサッ
アキト「俺……。いや、ゼロか…」
ゼロ「方舟の自爆に巻き込まれたみたいだが、どうやら無事だったようだな」
アキト「…。」
アキト「兄さんの事…」
ゼロ「本当は君が解決するべき問題だったのだろうが、此方で対処させて貰った」
アキト「…いや、あれ以上悲劇が産まれる前に止めてくれて良かった」
アキト「ありがとう…」
ゼロ「…。」
ゼロ「…だが未だ全ての問題が片付いた訳では無い。城外にはユーロ・ブリタニアの兵300機以上の包囲が続いている」
ゼロ「生き残るには奇跡を起こすしか無い」
アキト「…。」
ゼロ「君の力も借りる必要があるが、手を貸してくれるのかな?」
アキト「勿論だ。出撃前に全員で生き残るって約束しただろ?」
ゼロ「フッ…。そうか…」
俺(しかし、wZERO部隊も解散した今…。残りのワイバァン隊のみで300機以上のナイトメアをどう相手にするべきか…)
俺(…うん?)チラッ
遠方「小さな光「」」
俺(何だアレは?…)
修理した方舟の上
レーダー「」ピッピッ...
ユキヤ「しょうがないよね…。これ、戦争だから」
手製の爆弾「」ヒュ-ン...
森林
ユーロ・ブリタニア軍主力隊「「」」ズシ-ン
フレイヤのような爆発「」ドガ-ン!!
ボートの上
アレクサンダ「」
通信機「」ガッ
俺「ユキヤ!」
ユキヤ『ああ、俺さん久しぶり~。元気してた?』
俺「今の爆発は何だ!?」
ユキヤ『何だって、見たでしょ?僕のお手製の爆弾』
俺「ば、爆弾…?今の爆発がか…?」ゴクリッ
ユキヤ『もう僕達が死ぬような思いもせずに、簡単に勝ちに行ける戦略的兵器を作りたくてさ』
ユキヤ『試しに3つ程作ってみたんだけど、凄い効果だったね』
俺「…!」
俺(作りたいから作るって…コイツ…天才か?…)
俺「…だがもう良い。それでは唯の虐殺と何ら変わらない」
ユキヤ『何甘い事言ってるんだよ俺さん。戦争なんだし、僕等が勝って終わらないと』
俺「そうじゃない。敵は既に…」
修理した方舟
ユキヤ「まぁいいや。それじゃ2個目投下しま~す」ガシッ
俺『よせ!』
地上「ビーム砲「」」ドシュッ
ユキヤ「えっ!?」
修理した方舟「」ドガ-ン!!!
海岸
リョウ「ユキヤ!」
墜落して行く方舟「」ゴオオッ
アヤノ「ユキヤ…?ユキヤー!!」
水上の上
墜落した方舟「」ザブ-ン!!
ボート「アレクサンダ「」」ブウウンッ
アキト「ユキヤのアレクサンダのビーコンをキャッチした」
アヤノ『アキト!ユキヤを助けて!』
アキト「あいつを簡単に死なせやしない…!」
俺「しかし、どうやって水中から回収すれば…」
レイラ「ッ…」ピロピロ
レイラ「えっ?」カチッ
アンナ『どうしたのレイラ?何が起こってるの?』
レイラ「アンナ!?そんな、先に地下通路に退避した筈じゃ…?」
アンナ『レイラの事が心配で…』
レイラ「アンナ…」
アンナ『それよりも何が起きているの?』
アンナ『湖に墜落したアレってサクラダイト活性炉よね?フロートシステムの…』
レイラ「あの中にユキヤが未だいるの!」
アンナ『えっ!?ユキヤ君が!?』
レイラ「アンナ!考えて!ユキヤ君を助ける方法を!」
アンナ『…。』
アンナ『レイラ!アレクサンダには非常用衝撃吸収バルーンがあるの』
アンナ『それをアレクのシステムにアクセスして起動させれば、コックピットブロックだけがバルーンに包まれ浮上できる筈』
レイラ「どうやってユキヤのアレクサンダにアクセスするの!?」
アンナ『BRSを使えば、アキトとユキヤ君のアレクサンダのシステムが繋がるわ』
レイラ「アキト。聞こえましたか!?」
アキト「BRSを起動して、ユキヤのシステムに介入する」
俺「頼むぞアキト…。俺にはBRSが無い。お前だけが頼りだ」
アキト「…!」コクッ
アキト(兄さん…。俺に、力を!)グッ
アキト目「赤色「」」ピカッ
ユキヤバルーン「」ブシャッ
ボート「」ブウウンッ
ヴァイスボルフ城
俺(残ったレイラの親友とアキトのBRSにより、ユキヤは無事に回収された…)
俺(いや、それだけじゃない。同じく俺達を心配して残っていたランドル博士がユキヤの治療をしてくれて…)
司令室
クラウス「あぁ?…」
レイラ「み、皆んな!?どうして…。地下通路へ避難しろと…」
サラ「司令達だけを置いて、行ける訳無いじゃないですか!」
レイラ「あ…」
ヒルダ「ボスも残るみたいですし」
クロエ「私達だけ行ってもね」
クラウス「はぁ…。お前らって奴は…」
ジョウ「ここまで付き合ったんですし…」
ケイト「司令の恋の行方も気になりますし///」
フェリッリ「皆んなもちゃんと生きてましたから!」
オリビア「だから私達も、死なば諸共って奴です!」
レイラ「皆んな…」ウルッ
アノウ「マルカル司令、いつも通り指揮を執って下さい。wZERO部隊の司令官は貴方です」
レイラ「スンッ....はい…….」ポロッ
クラウス「ったく、仕方ねえなぁ。ほら皆んな、持ち場につけ!」
レイラ「状況を報告!基地を包囲している敵の数を確認!」
wZERO部隊達「「了解!」」
ヴァイスボルフ城
俺(ユキヤの放った手製の爆弾により、基地を包囲しているユーロ・ブリタニアの兵は3分の1まで減り…)
俺(兵を束ねていたシャイング卿が死亡した事により、指揮系統も機能していなかった…)
俺(その為、大型爆弾により亡くなった仲間の怨みのみで突撃して来た残りのミカエル騎士団の敵は…)
司令室
サラ「A17ブラックよりクライミングするナイトメア!」
レイラ「…排除」
城壁の罠「」ドガ-ン!!
クライミング中の数機のサザーランド隊「」ドガ-ン
誘き寄せられたサザーランド隊「」
槍「」ドシュドシュドシュッ
俺(レイラの指揮により誘き出された敵兵は城の様々な罠にかかり、更に数を減らし…)
ヴァイスボルフ城内
中門前
ドレ「…アシュレイ・アシュラ!」ブウンッ
グロースターS「」バチイッ
レッドオーガ「」カチャッ
アシュレイ「投降しろ。もう勝負はついてんだよ」
ドレ「くっ…」
ショルツ「狙いは敵指揮官のみ!」ドウッ
アキト「これ以上は行かせん!」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
ショルツ「ぐうっ!?は、速い!?」ズバアッ!!
アキト「俺が皆んなを守る!!」ドウッ
敵ナイトメア隊「」ズバアッドガ-ン!!
リョウ「チッ…良さそうな敵ばっか持って行きやがって!」ドシュドシュドシュッ
歩兵隊達「「ウワア-!!!」」ドガ-ン!!
レイラ「投降して下さい!これ以上の戦闘は無意味です!」
俺(…何とか必死の思いで突入して来た部隊もアキトやアシュレイ、リョウと言った此方のナイトメア隊により壊滅させられていた)
城壁前
サザーランド「」ダダタダッ
カンタベリー「」ドシュッ
城壁「」ドガ-ン!!
アレクサンダ隊「」ダダダダッ
ハメル「くっ…近過ぎる!距離を取れ!」
ユキヤ「違うよ」
ハメル「はっ…!成瀬少尉?…」
ユキヤ「でかい相手は近付いて死角に入り込まないとね」ドシュドシュッ
護衛のサザーランド「」ドガ-ンドガ-ン
アヤノ「そう言う事!」ドウッ
カンタベリー足「」ズバアッズバアッ!!
カンタベリー「」ドガ-ン!!
司令室
サラ「24区、敵自走砲撃破!制圧完了!中門前ももう間もなく制圧が完了します!」
レイラ「…。」
オリビア「あっ!敵ナイトメアが1機、防御壁前に居る俺大尉の元に接近して行きます!」
クラウス「映像出るか!?」
オリビア「ちょっと待って下さい!…あっ、出ます!」
モニター「ヴェルキンゲトリクス」パッ
オリビア「4脚のナイトメアです!」
レイラ「あっ…!」
クラウス「このナイトメアは…」
オリビア「中門前制圧完了。日向大尉とアシュレイにも援軍へ回って貰いますか!?」
レイラ「…。」
レイラ「…いえ、援軍は要りません」
オリビア「え?…」
レイラ(俺……)
城壁前
雪「」ビュオオッ
ヴェルキンゲトリクス「」
アレクサンダリベルテ「」
ジャン「…。」カチャッ
俺「…。」
ジャン「抵抗…しないのだな…」
俺「ああ…。しない…」
ジャン「…。」
俺「俺は俺の恋人の為に、君の恋人を殺した…」
ジャン「…。」
俺「…だから逆の立場である君には、俺を殺す理由がある」
ジャン「…。」
ジャン「…嘘だな」
俺「…。」
ジャン「お前は恋人の為じゃ無い…。屍人の亡霊に押され、そして、シン自身が苦しんでいたから解放する為に殺した…」
俺「…。」
ジャン「日向様はあの時お前に殺される直前…笑っておられた…」
ジャン「これで、弟を殺さずに済むと…」
俺「…。」
ジャン「だったら私は…」スッ
俺「…どうするつもりだ?」
ジャン「本当は、あの人と共に死にたかった…。あの人の居ない世界なんて私には意味が無いから…」
ジャン「だけど、シンは…私に生きろと言った…」
俺「…。」
ジャン「だから、私はこの世界で生きて行く…。お前とあの女がシンを殺してまで、生き抜いたこの世界を…」
ジャン「どう行った未来になるのかを見る為に…」
俺「…。」
コンマ下二桁
91以上ジャン、俺に手を貸してくれた(アキト終了)
90以下ジャン、ルルーシュとスザクが幽閉されている場所を俺に伝えてヴェルキンゲトリクスに乗って去って行った(アキト終了)
安価下2
コンマ振り直し権利を使用しますか?(@2
1使用する(10%緩和)
2使用しない
多数決下5まで
コンマ03
城壁外
雪「」ビュウウッ
俺「…。」
ジャン「…。」クルッ
ジャン「…。」スタスタ
ヴェルキンゲトリクス「」
レイラ「はぁっ…はぁっ…俺!」タッタッタッ
俺「えっ…?レイラ?」クルッ
レイラ「はぁ…はぁ…」タッタッ
俺「司令室の方は…」
レイラ「戦闘は終わったわ。でもあの人は…」
俺「もう俺達と戦う意思は無い。彼女は敵じゃ無いよ」
ワイヤー「」ウイ-ン
ジャン「…。」チラッ
レイラ「あ…」
ジャン「…。」
ジャン(恋人か…。私には守れなかった物だ…。大事にしろよ…)
レイラ「…。」
ヴェルキンゲトリクス「」ウイ-ン
ジャン『…お前の弟。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとその護衛、枢木スザクはカエサル大宮殿の地下へ日向様が幽閉している』
俺「…!」
レイラ「…!」
ジャン『お前には既に仲間や恋人が居る…。だがそれでも未だ、何かを望むと言うのならばそこに向かえば良い』ドウッ
俺「…。」
ヴェルキンゲトリクス「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
アヤノ「アキト…」スッ
アキト「…うん」ギュッ
リョウ「ユキヤもよく目を覚ましたな」
ユキヤ「最後に仲間外れはごめんだからね」
wZERO部隊達「「「…。」」」
投降した兵士達「「…。」」
レイラ「俺…」スッ
俺「ああ…。終わったんだな。これで…全て…」スッ
レイラ「ええ…」
レイラ手「」俺手ギュッ
雪「」シンシン...
──同時刻
ワルシャワ基地東部
最前線
青い謎の空間「」バリバリバリッ
レッドオーガ「」ズシ-ン
スマイラス旗艦「」
「あぁ~ぁ…飛んできちまったかぁ~」
アシュラ隊の面々「まさか…この声は!?」「あの赤いナイトメアは!?」「アシュレイ様!」「お待ちしておりました!」
アシュレイ「よく生きていやがったぜ!流石俺のアシュラ隊だ!」
スマイラス旗艦内
ブリッジ
オペレーター「将軍!敵ナイトメア隊が突撃してきます!」
スマイラス「排除しろ!」ドンッ
スゥッ...
「彼等の仲間を想う心は強い」
スマイラス「…?」
「お前とは違うようだな。ジィーン・スマイラス」
スマイラス「うっ?…」クルッ
時の管理者「…。」
スマイラス「あ…!?」クルッ
時の管理者「死ぬのは…お前だ」
スマイラス「なっ…!?」
スウッ...
ブリッジ壁「」トガ-ン!
副官達「うわあぁぁっ!?」「キャアアァっ!?」
レッドオーガ「」ブウンッ
スマイラス「」真っ二つ
スマイラス旗艦「」ドガ-ン!!
レッドオーガ「」ドウッ
──数ヶ月後
ユーロピア共和国
ニュースキャスター『独裁政治の試みは、スマイラス将軍の戦死によって潰えました』
ニュースキャスター『ユーロピアは再び、市民による共和政が回復されたのです』
市民達「「「」」」ザワザワ...
ヴァイスボルフ城前
レイラ「そうですか…。弟さんは…」
俺「ああ…。残念ながら…」フルフル
俺(カエサル大宮殿の地下には、ルルーシュの姿もスザクの姿も無かった…)
俺(ただ…)
俺『ルルーシュ…』
無人の地下牢『』
水を淹れるポッド『』
俺(地下の幽閉流石ブリタニア製のポッドが置かれていた。それも、水も未だ新しい…)
俺(恐らく、確かに最近までここには居たが俺が来る前に入れ違いで牢を出たんだろう…)
ヴァイスボルフ城前
俺(E.U.は独裁政治を行おうとしたスマイラスの起こした内乱で、ユーロ・ブリタニアはミカエル騎士団の反乱を理由にブリタニア帝国による介入を許し…)
俺(結果的に勢力を大きく伸ばしたのはこれに介入しなかったブリタニア帝国と言う、俺にとって最も皮肉な形になり終わってしまった)
俺「それで、皆んなは…?」
レイラ「皆んな、もう旅立って行ったわ」ニコッ
俺「そうか…」
俺(俺達は軍からは死亡扱いにされていたが、政治の主権わ、握っていたスマイラスが死亡した事によって生きていた事を証言すれば軍へと戻る事はできた)
俺(だが、wZEROの部隊が腐敗したE.U.の軍へ戻る事は無かった)
俺(皆んなはそれぞれ、自分のやりたい事の為に旅立って行く)
俺(俺の居た部隊、ワイバァン隊のアキト、リョウ、アヤノ、ユキヤと…)
俺(アシュレイ、他にアシュレイの隊員達はワルシャワで出会ったジプシーの老婆達と一緒に旅立って行った)
俺(そして俺は…)
レイラ「やっぱり俺は、これから弟と妹を探しに行くの?」
俺「…。」
1…いや、弟達が何処かでちゃんと生きていると分かっただけで十分だ。俺はレイラとこのまま2人で旅に出たい(END)
2ああ…。俺はやっぱり、過去を捨て切れない。世話になったな…(R2へ)
3ああ…。俺はやっぱり、過去を捨て切れない。だけど…(レイラを誘いR2へ)
多数決下5まで
ヴァイスボルフ城前
俺「ああ…。俺はやっぱり、過去を捨て切れない…」
レイラ「そうね…。私もブライスガウを名乗った時に分かった…」
レイラ「過去は捨てられる物じゃない。過去の自分が在るから今の自分があるのだと」
俺「だけど…俺は、ここでの出会いも、この想いも大切にして行きたい…」
レイラ「ふっ…」
俺「多分この先…俺と居るのは、何度だって危険な目に遭ったりすると思うけど…」
俺「でも必ず守る!俺の命に換えても君の事を守る!だから…俺と一緒に日本まで着いて来て欲しい」スッ
レイラ「…。」ニコッ
レイラ「ふふっ」ギュウッ
俺「あっ…」ギュウッ
レイラ「私がどうして1人、最後まで貴方の帰りをここで待っていたのだと思う?」
俺「え?…」
レイラ「そんな風に頼まれなくても、貴方に着いて行く為よ」ニコッ
俺「レイラ…」
レイラ「危険な事はwZERO部隊に居た頃にもう慣れてる」
レイラ「だから遠慮しないで。私は貴方と一緒に居られるだけで幸せだから」スッ
レイラ手「」
レイラ「…。」ニコッ
俺「ありがとう…」スッ
レイラ「…///」スッ
俺「ぁっ…」
チュウッ...
レイラ「うふふ、油断するから…///」
俺「はは…///」
レイラ手「ギュッ」俺手
アキトEND
抜けてました
レイラの好感度が12に上昇しました
2期開始前プロローグ終了
アキト挟んだ事による変更点
・レイラが恋人になった
・アレクサンダリベルテ(俺カスタム仕様)をゲットした(ランスロットコンクエスター並み)
・レイラがR2へ付いてきた
2期プロローグ後の初期好感度変更
ルルーシュ→封印
ナナリー→10
C.C.→6
レイラ→12
スザク→6
ユフィ→死んでて欲しいと思ってる
コーネリア→7
ギルフォード→死んだと思ってる
セシル→死んだと思ってる
ロイド→死んだと思ってる
ヴィレッタ→4
カレン→死んだと思っている
シャーリー→封印
ミレイ→消滅
リヴァル→消滅
ニーナ→死んだと思ってる
輸送船前
レイラ「あ…」
俺「では、宜しくお願いします船長」
輸送船船長「承りました」
輸送船部屋内
レイラ「本当にアレクサンダまで積んでくれるなんて…」
俺「ギアスの効果ですよ。アレが」
俺「問題はあの船長がもしこの1年の間に入れ替わってたらって心配が有りましたが、元気そうで良かったです」
レイラ「はぁ…でもその敬語、直さないと疑われるわよ?」
俺「あぁ、そうだった…。人前だとつい…」
レイラ「もうE.U.の軍に私達の席は無い。上下関係は無いんだから」ニコッ
レイラ「でも兄妹を探すってE.U.から出て何処へ行くの?」
俺「それは…」
レイラ「ゼロの共犯者なら、日本では一部の人達に指名手配されてるんじゃ無い?」
俺「…。」
俺(…確かに、日本は危険がいっぱいだ)
俺(ブリタニア側に居た俺には日本には仲間も居なければ、人脈も無い…)
俺(唯一仲間と呼べるのはシャーリーくらいだが1年でどう変わっているのかも分からない…)
俺(…だが、ルルーシュもナナリーも生きているならば必ずあの国へと戻って来る筈)
俺(ブリタニアの領地でない中華連邦なら安全だろうが、情報を掴める可能性は少ない…)
俺(多少危険だが、日本へ渡るか…それとも安全策を取って中華連邦を挟むか…)
1黒の騎士団の残党が何人か流れたとか言う中華連邦へお渡る(実際に本編に関わるのは9話辺りから介入)
2危険だが日本へ戻ってみる(1話直前から介入)
多数決下5まで
エリア11
ホテル部屋
レイラ「はいエリザ。ご飯よ」スッ
エリザ「ニャ-」
俺「…。」
パソコン「日本人が処刑される映像「」」ダダダダッ
カラレス『これはイレブンに対する差別では無い!区別だ!』
パソコン「」ピッ
俺「はぁ…まさかブラックリベリオンの後のエリア11がこんな酷い国になってるとは…」
俺(俺は危険な事も承知の上で、レイラを連れてエリア11に戻る事に決めた)
俺(やはり一刻も早くルルーシュとナナリーの情報が欲しいと言う気持ちもレイラは汲んでくれた)
レイラ「この国は日本人の祖国なのに、E.U.よりも日本人の扱いが酷いのね…」
俺「…いや、1年前は未だこうでも無かったんだ」
俺「だが国中の日本人の支持を集めたゼロの敗北…」
俺「それと俺の腹違いの姉、コーネリアが失脚してから矯正教育エリアに格下げとなったんだろう…」
レイラ「…。」
レイラ「アキトやアヤノ達が日本へ来られる日は未だ未だ先でしょうね…」
俺「ああ…」
俺(俺達ブリタニア人には被害は無いが、今やこの国のイレブンは肩が触れただけで拘束され、自らの罪を認めなければ今の映像のように処刑される…)
俺(まさしくブリタニア人の奴隷のような扱いを受けているのだった…)
アッシュフォード学園近くのビル内
双眼鏡「」
俺(1年振りに来たアッシュフォード学園は変わっていた)
俺(クラブハウスにナナリーの姿や咲世子さんの姿は相変わらず無く…)
俺「またカメラか…。これで38箇所目。至る所にカメラが増えてるな…」カタカタ
パソコン「」パッ
俺(学園のセキュリティーに侵入して確認しても良いが、この1年で内部に罠が仕掛けられてる可能性が極めて高い…)
俺(それに…)カチッ
廊下
女子生徒「それでね~今度ルルーシュ君と」スタスタ
女子生徒B「え~嘘~?」スタスタ
双眼鏡「」
俺(また知らない顔だ…)
俺(…おかし過ぎる。在校していた生徒が全員俺の知らない生徒にごっそり入れ替わっている)
俺(俺の居ない間に3年が卒業していたとしても、2年だった奴まで入れ替わるなんて只事じゃない…)
俺(恐らく何か事情があるんだろう。その事情も大凡の予想はつくが…)チラッ
屋上
ルルーシュ「…。」つ本「」ペラッ
ロロ「あ…兄さん。マズイよ、またこんな所でサボってると…」
ルルーシュ「何だロロか。良いだろ別に。今日の1限の授業なら」
ヴィレッタ「ここに居たかルルーシュ」
ルルーシュ「はぁ、またですかヴィレッタ先生」
俺「…。」
俺(…ローマ・ブリタニアに居たルルーシュが学園に戻っていた)
俺(但し何か様子がおかしい…。方舟の船団を名乗っていた時と比べると全く違う。アレではまるで普通の学生だ…)
俺(だがあのゼロが普通の学生生活を送らせて貰えるとは思えない)
俺(それにヴィレッタが何故この学園にいる…)
俺(…ルルーシュに付き纏うあの男も誰だ?)
俺「時間までもう少し学園を観察した方が良いか…」
コンマ下二桁
81以上大胆不適に学園服で侵入しているC.C.を見つけた
41~80変わらない人達を見つけた(俺警戒度更に上昇)
11~40特に何も見つからず(レイラと共にカジノ潜入)
10以下此方の居場所を見られたような気がした(死亡判定へ)
安価下2
コンマ83
アッシュフォード学園近くのビル内
双眼鏡「」
俺「大体のカメラの配置はクリア…」
俺(校庭エリアに仕掛けられてるカメラは至って少ないな)
俺(校舎の中まで入らなければ俺でも侵入は可能か…)
俺「後はルルーシュに接触するかどうかだが…」
俺(…ユーロ・ブリタニアでスザクと一緒に居たって事は恐らくルルーシュはブリタニアに捕まったんだろう)
俺(そして世界で一番ブリタニアを恨んでいたあのルルーシュがブリタニアの味方をすると言う事は、何らかの洗脳か何かを受けた可能性が高い)
俺(普通ならそんな事アニメや漫画のような話だが、ギアスを使えばそれも簡単な筈…)
俺(そのルルーシュが学園へと戻され知らない奴等や、ヴィレッタのようなブリタニアの軍人と普通に学園生活を送らされている…)
俺(……恐らく罠だろう)
俺(国外に逃亡したルルーシュの兄の俺…)
俺(もしくは一番最初に新宿で毒ガス扱いをされ、目撃者を消す為にゲットーを壊滅まで捜索させていたC.C.を誘き寄せる為の…)
俺「…うん?」チラッ
校庭
緑髪でツインテールの女「…。」スタスタ
アッシュフォード学園近くのビル
俺(緑髪…?)
俺(…あれ?アレはどっかで見たような髪型だな…)
俺「全校生徒はごっそり入れ替わってる筈なのに、俺があの女だけは覚えてるとは、いったいどう言う…」スッ
双眼鏡「」
校庭
C.C.「…。」スタスタ
俺「…。」
俺「」ガクッ
アッシュフォード学園校庭
C.C.「…。」スタスタ
「おい、ここで何をしてる?」ガシッ
C.C.「あっ、離せ!私は別に怪しい者じゃ…」グッ
俺「C.C.」
C.C.「…うん?どうして私の名を…」クルッ
C.C.「あぁ、何だお前か」
俺「……。」
アッシュフォード学園近くの路地裏
C.C.「フッ、しかし久しぶりだな」
C.C.「表向きには1年前の戦いでお前はブリタニア軍を裏切り殉職扱いとされていたが、お前の事だ」
C.C.「カレンはめそめそ泣いてたが、私はそう簡単に死んで無いとは思っていたよ」
C.C.「フッ、しかもまさか…お前もここに帰って来てたとはな」
俺「そんな事より何故お前は堂々と学園に侵入していた…?」
俺「あの学園は今や戻ったルルーシュに対して監視体制万全の…」
C.C.「ルルーシュを餌に皇帝が私を狙った罠だと言いたいんだろ?それくらい分かってるさ」
俺「そこまで分かっているなら、何故あの学園に行った?…」
C.C.「…私はアレを回収せねばならなかったから」
俺「アレ…?」
アッシュフォード学園
クラブハウス前
俺「…。」
俺(…普通に堂々と玄関から侵入すれば監視カメラに映る)チラッ
4階の窓「」パカッ
俺「…。」チラッ
木「」
俺「はぁ…やるしか無いか…」タッタッタッ
俺白兵(R2スザク並み)
コンマ下二桁
6以上C.C.に頼まれた物を回収してきた
5以下まさかのヴィレッタに見つかってしまった…
安価下
コンマ10
アッシュフォード学園
クラブハウス前
俺「ッ…!」タタタタタッ
木の上「枝」ユラッ
俺「でえいっ!」バッ
4階窓「」ストッ
俺「はぁ…」
俺(枝が折れかけて一瞬危なかったな…)チラッ
部屋に設置された監視カメラ「」
俺(…このクラブハウスはルルーシュが寝泊まりしてるからか、特にカメラが多い)
俺(色々と調べたいが、寄り道するのはリスクが高い…)
俺(とにかくC.C.に頼まれたアレを回収したらさっさと戻らないと…)スタスタ
ホテル部屋
扉「」ガチャッ
レイラ「あ、お帰りなさい。久しぶりの学園の方はどうだった?」
俺「ああ…。偶然だけど超重要人物と会えたよ…」スタスタ...
レイラ「超重要人物に?…あれ?…」
C.C.「うん?お前は…」
レイラ「森の魔女…?」チラッ
C.C.手「チーズくん人形「」」ガシッ
レイラ「……。」
ホテル部屋
C.C.「レイラと言ったか。随分と大きくなったな」
レイラ「ど、どうも…」
C.C.「なるほど。授けたギアスの力は未だ使っていないようだな。まぁそれも良いだろう」
レイラ「C.C.さんの方は全くお変わり無く…」
俺「こいつは不老不死の魔女だからな。歳なんて概念無いんだよ…」
C.C.「フフッ、よく覚えてるじゃ無いか坊や」
レイラ(でも歳の概念が無いって言っても、可愛いらしいぬいぐるみを大事そうに抱いてるような…)
C.C.「フッ、しかしお前達2人が一緒に居るとはいったいどう言う繋がりだ?」
C.C.「レイラとはユーロピアの方で出会わなかったか?」
レイラ「そうですけど…」
俺「…ブラックリベリオンの後、俺がE.U.の方へ行っていたんだ」
俺「彼女には1年間、そこで色々と世話になった」
レイラ「そんな…私の方こそ俺に色々と…///」
C.C.(…ん?この感じもしかして)
C.C.「もしやと思うがお前達は恋人なのか?」
レイラ「あっ…え、えっと。)///」
俺「この国では夫婦って事で潜伏させて貰ってる…///」
レイラ「…///」
C.C.「フッ…そうか…」
C.C.(…こいつ他の国でもまたやったかと思ったが、何だか今回は様子が違うな)
C.C.(残念だがカレンは更に泣く事になるだろうな…。今度は別の意味で…)
ホテル部屋
俺「俺は外国に居たがそっちはどうしてたんだ?」
C.C.「ずっとこのエリア11に居たさ」
俺「C.C.達は海外へは逃げなかったのか?」
C.C.「ああ、カレンや数人の黒の騎士団の生き残りと共に1年間この国で逃亡生活を続けていた」
俺(さっきも聞いたが、カレンも無事だったんだな)
レイラ「1年も逃亡って…この監視が厳しい国でよく無事でしたね?」
C.C.「そうでも無いさ。なかなか厳しい物だったぞ」
C.C.「アオモリに潜伏していた時なんて、全員全裸で逃走させられたりしたからな」クスッ
レイラ「ぜ、全裸で?…///」
C.C.「ああ、だが偶然ルルーシュがあの学園に戻されていた事が分かった」
俺「ルルーシュのあの状態はどうなんだ?知らない学園のメンバー、知らない奴と共に普通の学生生活を送り…」
俺「兄妹の俺やナナリーの事、自分がゼロだった事すら忘れてる感じだったが…」
C.C.「恐らくギアスの力だろう。皇帝の」
俺「あの男のギアス!?」
C.C.「そうだ。お前達の父親はギアスを持っている。記憶を書き換える能力のな」
レイラ「それじゃあ弟さんは…」
C.C.「自分がゼロであった事やお前達の事を忘れるよう記憶を書き換えられたんだろう」
俺「あの男が記憶を…」
レイラ「そんな…」
俺「もう、どうにもならないのか?…」
C.C.「…フッ、良かったな」
俺&レイラ「「え?」」
C.C.「こんな可能性も考慮して1年前の最終決戦の時にあの男にはギアスに対してのプロテクトを仕掛けている」
俺「それじゃあ…」
C.C.「ああ。私なら彼奴の記憶の封印も解く事が可能だ」
レイラ「はぁ…。良かった…」
俺(ユフィのようにはならずに済んだか…)
俺(…まぁゼロだった事と俺達兄妹の事を忘れただけで本質が変わって無ければギアスさえ与えればまたルルーシュはゼロになりそうだが)
ホテル部屋
俺「だがどうやってルルーシュに接近するんだ?」
俺「今の彼奴は餌として24時間厳重に監視されている…」
俺「学園に仕掛けられているカメラだけでも、ざっと確認しただけで100以上ある」
俺「周りの人間だって誰が監視しているのかも分からない。そんな状況でどうやって彼奴に…」
C.C.「明日、ルルーシュが学校をサボってバベルタワーに現れると言う情報を得た」
レイラ「中国の領事館近くにあるこの国で一番高い建物ですよね?」
レイラ「中には総督の趣味でカジノなんて言うのも作られてるって言う…」
C.C.「そうだ。そのタワーへ現れた際に、押さえてある気球船からナイトメアでタワーへと乗り込みルルーシュを取り戻す飛燕四号作戦を行う予定だ」
レイラ「ナイトメアを使用した飛燕四号作戦…?よくこの情勢下のこの国でそんな作戦を…」
俺「確かにギアスを使った訳でも無いのに、情報が漏れてたり気球を押さえれたり…何だか話が上手く行き過ぎてる気がするな…」
俺「…罠の可能性が高そうだが」
C.C.「そうだとしても私達には最早それに乗っかるしか無いだろう。黒の騎士団の残党は今もどんどん逮捕されて行っている」
C.C.「恐らくこれがルルーシュを取り戻す為のラストチャンス…」
俺「…。」
C.C.「ゼロの共犯者ならお前も協力しろ」
レイラ「あ…」
俺「…。」
C.C.「そうすれば作戦が成功する確率もかなり上がる」
俺「俺も黒の騎士団に手を貸せと?…」
C.C.「一度ブリタニアを裏切ったお前だ。ブリタニアには既に居場所は無いんだろう?」
俺「…。」
レイラ「あ…」
C.C.「だがルルーシュの作った黒の騎士団なら、お前を受け入れる」
C.C.「黒の騎士団にもお前の事を知っている奴は多いしな」
俺「…。」
1分かった…。俺も黒の騎士団に合流しよう
2…いや、ルルーシュは其方に任せる。俺は俺でナナリーを取り戻す
3…C.C.。俺とも契約しろ。悪いが俺は黒の騎士団とは合流しない
多数決下5まで
ホテル部屋
俺「…いや、ルルーシュは其方に任せる」
C.C.「…。」
俺「俺は俺でナナリーを取り戻す」
C.C.「そうか。なら邪魔したな」スクッ
レイラ「あ…そんなにあっさり帰るんですか?…」
C.C.「ああ。この兄弟がとびきりの頑固な事はよく知ってるしな」スタスタ
C.C.「ルルーシュには、お前が無事だった事を話しておくよ」
俺「ああ…」
C.C.「それじゃあな」
扉「」バタンッ
俺「…。」
レイラ「弟が無事なのは良かったけど、妹を探すアテはあるの?…」
俺「ああ…。ルルーシュがあの男に引き渡されてたのなら、大体の行方は分かる…」
俺「それに鍵を握ってる奴の事も…」
レイラ「妹の行方について鍵を握る人?…」
俺(スザク…)
俺(携帯番号が変わっていなければ…)スッ
携帯「」
俺「…。」
公園
俺「…。」スッ
携帯「」
俺(ナナリーの行方は間違いなくスザクが知っている…)
俺(……と言うよりも、ブリタニアの中に頼れる人間がスザクしかいない)
俺(だが、スザクは変わった…)
俺(親友でもゼロだったルルーシュを皇帝へ売り…あいつはナイトオブラウンズになった…)
俺(…恐らく皆んなを騙して、ブリタニア内部からルルーシュに情報を渡し続けた共犯者である俺の事も相当恨んでいる事だろう…)
俺(かければ俺か生きていた事もブリタニアに伝わる…)
俺(餌であるルルーシュの警戒もより厳しくなる…)
俺(どうする…今連絡してナナリーの所在を聞くべきか?…)
俺(…ブリタニアの敵である俺に教えてくれるのかも分からないが)
俺「…。」
1いや、スザクに連絡してみよう…
2今は未だタイミングじゃ無い…。とりあえずバベルタワーに行き、黒の騎士団がルルーシュを取り戻せるか見に行こう
多数決下5まで
神社
俺「…。」スッ
携帯「」プルルッ
スザク『はい、もしもし…』
俺「…。」
俺「スザクか…」
スザク『俺さん…?やはり、生きていたのか…』
俺「…やはり?」
スザク『ユーロピアの方でゼロが出現したと報告があった…。だがゼロだったルルーシュはその頃、僕と一緒にいた』
俺「…。」
スザク『それは貴方なんだろう?…ルルーシュの側に居た貴方にしかできない方法だ…』
俺「…ああ。そうだ」
俺「俺はゼロの…ルルーシュの共犯者だ…」
スザク『…。』
スザク『ギアスを使い、ルルーシュと共に皆んなを騙して…』
スザク『コーネリア総督も、ユーフェミア副総督も、ロイドさんも、セシルさんも……俺の事も騙していた…』
俺「そうだ…」
スザク『ッ…』
スザク『ユーフェミア皇女殿下に接近したのも、彼女の心を弄んだのも……』
俺「……ユーフェミアも駒の一つに過ぎない。全ては俺達が仕組んだ事だ」
スザク『ッ…。君達は…狂ってる…』
俺「…。」
俺「俺達が幾ら非難されても構わない…。だがナナリーは関係無い!」
スザク『…。』
俺「ナナリーだけは…!」
スザク好感度6
コンマ下二桁
41以上スザク「教えてやっても良い。だが…」
40以下電話を切られてしまった…
安価下2
コンマ76
神社
スザク『…教えてやっても良い』
俺「スザク…!」
スザク『だが…』
俺「え?…」
スザク『…貴方はもう一度、ブリタニアに戻るべきだ』
俺「俺が…?」
スザク『そうだ。貴方達が今まで裏切った人達への責任を取り、今度こそ正しいやり方で世界を平和にするんだ』
俺「…。」
電話の向こう『おーいスザク~誰と電話してるんだ~?』
スザク『…また連絡する。その時にまた、貴方の答えを聞かせて欲しい』プツッ
携帯「」ツ-ツ-...
俺「……。」
俺「ふっ…くくっ…ふざけるなよスザク…」
俺「…今お前が言った事は…ルルーシュの記憶が戻らない事を前提にした話なんだろう?」
俺「だが…」
俺(もし明日のC.C.の言っていた作戦が上手く行けば、ルルーシュは記憶が復活し、ゼロへ戻るだろう…)
俺(…そうなれば、間違い無く黒の騎士団を復活させる)
俺(ルルーシュもまた当然、俺の所に来るだろう…)
俺(そのルルーシュをまた裏切って…俺に苦悩しろと言うのかスザク…!!)
俺「くっ…」グッ
俺「黒の騎士団のルルーシュか…ブリタニアのナナリーか…。どうすれば良いんだ…」スタスタ
ホテル部屋
レイラ「どうだった?」
俺「…俺にブリタニアに戻って来いだってさ」
レイラ「えっ…」
俺「多分、ナイトオブラウンズの特権でスザクの直属の部下にでもさせられるんだろうが…」
俺「それで今度こそ世界を平和にしろと…」
レイラ「戻るの?…」
俺「未だ返事はしていない。しかし、スザクはルルーシュの記憶が戻らない前提で話してる…」
レイラ「あ…」
俺「C.C.が言っていたように、明日の黒の騎士団の作戦が上手く行けばルルーシュの記憶は戻る…」
俺「そうなればルルーシュは必ず黒の騎士団を再び創り、ブリタニアへの反逆を行う…」
俺「ゼロがこのエリア11に現れたとなると、スザクは必ずこのエリアに帰って来る筈だ…」
俺「そうなれば俺はまた黒の騎士団と…弟と戦う事になる…」
レイラ「アキトと兄のシャイング卿のようになる可能性も…」
俺「…あると思う。前回は元恋人にギアスがかけられた事を俺が許した事で憎しみ合う事は無かったが」
俺「もしかしたら次は…」
レイラ「…。」
1一先ず保留のままバベルタワーへ行ってみる
2敵対するかもしれないなら余り関わらない方が良いだろう…。ホテルから明日のバベルタワーの様子を見守ろう
3…そうだ。だったらいっそ黒の騎士団の作戦を失敗させてしまえばルルーシュの記憶が戻る事も
多数決下5まで
翌日
バベルタワー
カジノエリア
レイラ「ここが日本のカジノ…」キョロキョロ
俺「ああ…」
サングラス「」
レイラ「華やかな場所に見えますけど…」
俺「…。」チラッ
ブリタニア人達「ヤッチャエ-!!ソコダ-!コロセ-!!」キャッキャッ
レイラ「…。」
俺「…。」
格闘場
兄イレブン「ふんっ!」ブウンッ
弟イレブン「うぐっ!」ドガッ
アナウンス『さぁ、本日注目の兄弟対決。生き残るのは兄か弟か。なんと此方の試合、10ラウンド連投の方には──』
レイラ「兄弟で殺し合いをさせるなんて…」
レイラ「バニーも全てイレブンでした。本当に酷い場所…」
俺「隔離されてるユーロピアのイレブンの境遇なんてここに比べれば全然マシの方さ…」
レイラ「あ…」
俺「弱肉強食…」スタスタ
俺「…所詮、ブリタニアの皇帝が目指してるのはこんな世界だ」スタスタ
レイラ「…。」
レイラ(俺と弟さんが日本人の為に…ゼロとして立ち上がるのも、何となく分かる気がする…)スタスタ
コンマ下二桁
41以上機密情報局にマークはされなかったが見知った顔と出会った
21~40薄汚い貴族に言い掛かりをつけられているルルーシュと知らない学生を見つけた
20以下俺、機密情報局にマークされてた(死亡率上昇)
安価下2
コンマ82
カジノエリア
ピンクのバニー「ドリンクはいかがですか?」
俺「あっ、いえ俺達は…」チラッ
ピンクのバニー「……え?」
ピンクのバニー(何か変装してるけど、この顔…この声…)
俺「あっ…」
俺(げっ…か、カレン…。何て格好して…)
カレン「ぁっ…」ウルッ
俺「あ…」
レイラ「どうしたの俺、そっちの方に何か?」スタスタ
俺「うわっ!?」グラッ
カレン「うぅっ…」ギュウッ
レイラ「…え?」
ドサッ
俺「あ、いや…違うんだレイラ…。ちょっとこのバニーがぶつかって来ただけで…」
レイラ「あ、はぁ…」コクッ
俺「カレン…お前、作戦中じゃ無いのか?…」ヒソヒソ…
カレン「あっ…!」ポロッ
カレン「も、申し訳ありませんお客様…。今お拭きに…」ハンカチ「」スッ
バベルタワー
カレン「俺…貴方生きてたの?…どうして…?」ヒソヒソ...
俺「海外に行ってたんだよ…。それで…」ヒソヒソ
カレンバニー耳「」ガシッ
カレン「うあぁぁぁっ!?」グイッ
俺「あ…」
レイラ「あ…」
性欲の強そうな男「顔を見せてくれないか?ううん?」グイッ
カレン「うっ…」
性欲の強そうな男「ほう、良い商品だ」
カジノオーナー「本日の兎狩り、大量で何よりでございます」ニコッ
屈強そうなボディーガード2人「…。」
3人の日本人バニー「「…。」」
俺(貴族崩れのマフィアか…)
カレン「…私は売り物じゃ無い!」
性欲の強そうな男「売り物だよ。勝ち取らない者に権利など無い」グッ
カレン「うっ…」
俺「…。」
レイラ「…。」
俺背後
ルルーシュ「…。」スタスタ
ロロ「兄さん…。マフィアだよ…」ヒソヒソ
性欲の強そうな男「力無き自らの生まれを悔やみたまえ。皇帝陛下も仰っているだろ?」
性欲の強そうな男「弱肉強食…それが世界のルールだろう?」
俺「…。」
1カレンを助ける
2ここは目立たないよう様子を見る
多数決下3まで
バベルタワー
俺「弱肉強食ですか…」
性欲の強そうな男「うん?何だね君は?」
ルルーシュ「…?」
俺「だったら、その子の事を俺が貴方から奪ったら…それにもちゃんとルールが適用されるんですよね?」
カレン(あ、俺…///)
性欲の強そうな男「フッ、今時の若い者は怖い者知らずとはよく言った物だ」カチャッ
俺「…。」
レイラ「あ…!」
ルルーシュ「はっ…!?汚いやり方を!?」
ロロ「兄さん!」ガシッ
俺「フッ、だとしても…そんな皇帝のやり方なんて俺は認めませんがね」スッ
ルルーシュ(こ、この人は…!)ハッ
サングラス「」ポイッ
ロロ「あっ…!」
性欲の強そうな男「そうか、未来ある若者の命を」グッ
俺蹴り「」ブウンッ
性欲の強そうな男顔「うぐっ!?」ドサッ
ボディーガードA「貴様!?」カチャッ
レイラ「ッ…!」手首ガシッ
ボディーガードA「何!?」グイッ
レイラ「…!」ブウンッ
ボディーガード「うぐっ!?」ドサリッ
ボディーガードB「何だ貴様等は!?」カチャッ
カレン「ああー!もう、めちゃくちゃだわ!」タタッビュオッ
ボディーガードB顔「」ドサッ
ルルーシュ「こ、この3人は…」
ロロ「兄さん!こっちへ!」ガシッ
ルルーシュ「あ…」タッ
俺「ルルーシュ!待ってくれ!」
ルルーシュ「え?…」
天井「」ズド-ン!!!
照明「」チカッ...チカッ...
カレンの好感度が9に上昇した
バベルタワー
壁「」ドガ-ン!!
客達「「「ワ-キャ-!キャ-!」」」タッタッタッ
俺「こ、これは…」
レイラ「黒の騎士団の作戦が始まった…!」
ロロ「兄さん!こっち!」タッタッタッ
ルルーシュ「あぁっ…」タッタッタッ
カレン「あ!待って!」タッ
バシッ!
カレン「…うわっ…あれ?」ストッ
カレン「俺とあの女の子も居ない…」
壁「」ズガアンッ
カレン「くっ…!」
エレベーター前
エレベーター扉「」
大量の人「「」」ワ-ワ-!!
ブリタニア人達「イレブンは階段を使え!重量オーバーだ!」
レイラ「皆さん!エレベーターはどの道使えなくなります!非常階段を使用して下さい!」
レイラ「皆さん!焦らずに非常階段を!」
サザーランド「」ガシャ-ン!!
俺「はっ!?」
サザーランド「」ダダダダツ
ブリタニア人達「ウアァ-!!」ブシャッ
レイラ「ああっ…!民間人を!?」
俺「くっ…ブリタニアめ!また口封じをするつもりか!?」
俺「レイラ!これ以上ここに居ると不味い。逃げるぞ!」スッ
レイラ「あっ…」ガシッ
サザーランド「」ダダダッ
俺&レイラ「」タッタッタッ
カジノエリア入口
レイラ「はぁ…はぁ…」
俺「不味いな…」
レイラ「え?…」
さっきのマフィア達の死体「」ドクドク...
バニーの死体「」ドクドク...
コロシアムに居た日本人の死体「」ドクドク...
ブリタニア人の死体「」ドクドク...
レイラ「あ…」
俺「ブリタニアはルルーシュと接触した人全てを皆殺しにするつもりだ…」
レイラ「酷い…。こんな事、正規の軍隊がする事では…」
ルルーシュ「あ…貴方は…」タッタッタッ
レイラ「あ…」
俺「ルルーシュ!?」
ルルーシュ「さっきの…すみません。助けて下さい、未だ中に弟が取り残されて…」
レイラ「弟…?」
俺「ルルーシュ!しっかりしろ!俺達に弟なんて物は存在しない!」
ルルーシュ「え?…」
俺「それはあの男によって作られた記憶だ!」
ルルーシュ「作られた記憶…?」
俺「ああ、俺が兄でお前が弟、そして俺達にはナナリーが居ただろう!?」
ルルーシュ「貴方が俺の兄で…俺には妹のナナリー?…」
ルルーシュ(いったい何を言ってるんだこの人は……だが、何故だ…)
ルルーシュ(兄と妹…。言われてみれば何故かそんな風にしっくりくるような…)
壁「」ドガッ
俺「うっ!?」
レイラ「グラスゴー…!」
ルルーシュ「って事は、黒の騎士団!?」
半壊したグラスゴー「」プシュッ
C.C.「うん?何だ?結局お前達も来ていたのか」
俺「C.C.か!」
ルルーシュ「えっ…?」
C.C.「フッ、よくルルーシュを確保してくれた」スタスタ
ルルーシュ「な、何だ?俺…?」
C.C.「契約しただろう?私達は共犯者…」
ルルーシュ「契約?共犯者?…」
俺「…。」
カジノエリア入り口
サザーランド「」ウイ-ン
レイラ「あ…!」
俺「くっ…ブリタニア軍!?」
機密局隊長「フッ…まさか餌一つで、魔女C.C.と一緒に裏切りの騎士まで確保できるとは」ウイ-ン
機密隊員達「「「…。」」」カチャッ
俺「ッ…」
俺「…皇帝は俺の事も狙っているのか?」
機密局隊長「そうだ。生きて連れてくるようにとの事だが、そのまま君を捕らえるのは難しいようだ」
機密局隊長「たが、生きてさえいれば良いならば身体を自由に動かす事をできなくすれば良い」カチャッ
俺「くっ…」
レイラ「俺…」
俺「レイラ…。俺の背後に隠れてろ…」
レイラ「で、でも…」
俺「奴等の狙いは俺とC.C.だ…。前へ出たら君は撃たれる…」
レイラ「だけど、このままじゃ…」
タァンッ
俺「うぐっ…!」
俺左腕「」ブシュッ
レイラ「俺!?」
機密局隊長「さて、次は右腕を貰おうか?それとも脚の方が先が良かったかな?」スッ
俺「ッ…」ドクドク...
機密局隊長「諦めたまえ。今の君達は無力だ」
俺「くっ…!」
ルルーシュ「…なぁ、無力が悪だと言うのなら力は正義なのか?」
俺「ルルーシュ…?」ドクドク...
レイラ「あ…」
ルルーシュ「復讐は悪だろうか?友情は正義足り得るだろうか?」スタスタ
機密局隊長「悪も正義も無い。餌にはただ死と言う事事が残るのみだ」カチャッ
ルルーシュ「そうか。ならば君達にも事実を残そう」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴様達は死ね!」シュウウンッ
機密隊員達「イエス!ユア・ハイネス!」」カチャカチャカチャッ
機密局隊長「ははっ」自分の首「」カチャッ
ダダダダッドシュッ
機密隊員達「「「」」」ドサドサドサッ
ルルーシュ(世界は変わる…変えられる…)
俺(記憶が戻ったのか…)
レイラ(こ、これが…ゼロのギアス …)
C.C.「…。」
バベルタワー
司令室
監視映像「」
ルルーシュ「よくやったP1。次は21階へ向かえ」
ルルーシュ「P4は階段を封鎖しろ。R5は左30度」
ルルーシュ「N1、そこから50メートル天井に向けて斉射」
「LostLostLost」ピピピッ
レイラ(凄い…。たった1人なのに、戦略の指示が的確過ぎる…)
レイラ(これが弟の…。ゼロの実力…)
ルルーシュ「これで少しは落ち着くか」
ルルーシュ「お久しぶりですね。兄上…」
俺「ああ…」
ルルーシュ「1年前のブラックリベリオンの後はどちらへ?」
俺「ユーロピアの方へ行っていた…」
ルルーシュ「そうですか…。では彼女は?」
レイラ「あ…」
俺「…彼女はレイラ・マルカル。俺の恋人だ」
ルルーシュ「恋人…?」
レイラ「あ、どうも…」
ルルーシュ「…ええ」
ルルーシュ(…ユフィの時の悲劇から1年だったよな?)
ルルーシュ(なかなかの切り替えの早さ…。さすが兄上だ…)
ルルーシュ「フッ…。しかしまさか、ここのタワーで1年半前の再現をしてしまう事になるとは…」
俺「全く変な偶然だよ…」
レイラ「これで大丈夫?…」
俺左腕「包帯「」」ヒラッ
俺「ああ、ありがとう」
俺(若干緩いが、まぁ仕方ないか…)
俺「ルルーシュ、サザーランドを更に2機用意してくれないか?」
ルルーシュ「更に2機…?」
俺「ああ…俺も機情から狙われてる以上、どの道このビルから出るにはブリタニアを倒さないと出られないんだ」
俺「俺と彼女の分も用意してくれ。それで大丈夫だなレイラ?」
レイラ「この状況なら仕方ありませんね」
ルルーシュ「分かりました…」
ルルーシュ(この女の実力は知らないが、兄上も手伝ってくれるならば…フッ、勝ったな)
バベルタワー
俺サザーランド「」ドウッ
俺「この先に3機…隣りの通路から黒の騎士団のサザーランドから援護が入るからやれない数じゃないな」
レイラサザーランド「」ドウッ
レイラ(このマップ通りなら、敵の侵入路は…)
レイラ「俺大尉はこのまま直進して下さい!私は先に別の要件を済ませて来ます!」ドウッ
俺「えっ!?司令!?」
レイラサザーランド「」ドウッ
俺「…1人で大丈夫なのか?」
俺「まぁ良い。とにかく俺はこのフロアの制圧に向かおう」ドウッ
サザーランド「」ダダダダッ
サザーランド「」ダダダッ
サザーランド「」ダダダッ
俺(敵の数は多いが…)
隣り部屋マシンガン「」ダダダッ
サザーランド「」ドガッ
サザーランド「」チラッ
俺「今だ!」ドウッ
俺判定無し
俺サザーランド「」ブウンッ
サザーランド隊「」ドガ-ン
俺「ここはクリア。レイラの方は大丈夫なのか?…」ドウッ
ルルーシュサザーランド
ルルーシュ「兄上のフロアも制圧が完了したか」
ルルーシュ「後は其方のフロアだがC.C.?」
C.C.『10分以内だな』
ルルーシュ「分かった。ならば今の配置で守りきれ」
C.C.『ディートハルトの仕込みは?』
ルルーシュ「仕込みは生きていた。全て作戦に基づいて」
黒の騎士団員『此方B2。敵のナイトメアが1機で…ぐぁっ!?』
ルルーシュ「どうした?」
黒の騎士団員『そんな、さっきまで』ザザッ
ルルーシュ「うん?」
レーダー「LOSTLOSTLOST」ピッピッ
ルルーシュ「敵はIFFをはずしているのか?しかも単独行動…」
レーダー「LOSTLOSTLOST」ピッピッピッ
黒の騎士団員B『ゼロ!こちらP6、敵が敵が…うわぁァァ!?』ザザッ
ルルーシュ「P6!?」
黒の騎士団員B『此方R5!R1がやられて…ピピ-!!』ザザッ
ルルーシュ(不味い…。このままでは此方に…)
月下「」ドウッ
紅蓮「」ドウッ
卜部「ゼロ!ひとまずアンタだけでも逃げてくれ!」
卜部「元々、我等が陽動…捨て石の作戦だ。ならば…!」
ルルーシュ「違うな。間違っているぞ卜部…切り捨てると言う発想だけならブリタニアには勝てない」
カレン「あっ…」
ルルーシュ(しかし、このままでは…)
コンマ下二桁
26以上レイラが物資搬入口を爆破しておいてくれたお陰でヴィンセント足止め(レイラ熟練兵に上昇)
25以下レイラ爆破間に合わずVSヴィンセントへ(卜部死亡)
安価下
コンマ68
バベルタワー
物資搬入口
エレベーター「ヴィンセント」ウイ-ン
ロロ「はっ…!?」
通路「」ガラガラガラガラッ
ロロ「天井を落として道が塞がれた…?チッ…」
ルルーシュサザーランド内
レーダー「」ピピッ
ルルーシュ「ん?」
ルルーシュ「単独行動しているナイトメアの進軍が止まった?…」
ルルーシュ「N4!其方で何が起きている!?」
黒の騎士団員A『上の階層が崩落して来て、進路が完全に塞がれてます!』
ルルーシュ「敵のナイトメア自体を対処せず2階層上から進路上に天井ごと突き落として敵のナイトメア隊の進軍自体を止めた奴がいる?…」
ルルーシュ(誰だこの局面でそんな俺のような奇抜な作戦を思い付く奴は…)
ルルーシュ(兄上…?いや、兄上はその一つ上のエリアで敵1個小隊と戦闘をしていた…)
ルルーシュ(カレンはあり得ないし…)
ルルーシュ「位置的に可能なのは…」
レーダー「」ピコンッ
ルルーシュ(ここに居るナイトメア…)
ルルーシュ(このシグナルはあの兄上の金髪の恋人…。確かレイラとか言う奴か)
ルルーシュ「フッ……」
ルルーシュ「なるほど…あの女、作戦に基づいて動く参謀タイプの女か」
ルルーシュ「だが見事だ。この俺よりも先に敵の進軍を止める術を思い付くとは…」
ルルーシュ「…フッ、兄上が惚れる訳だ」
ルルーシュ(兄上のカレン以上の突破力に…レイラとか言う黒の騎士団には今まで居なかった優れた頭脳を持つ女…)
ルルーシュ(2人とも欲しい…。この俺の黒の騎士団に…)
レイラの強さが熟練兵に上がった
ルルーシュサザーランド内
C.C.『準備ができたぞ』
ルルーシュ「よし、ならば!」
ボタン「」カチッ
爆弾「」ドガ-ンドガ-ンドガ-ンドガ-ン
バベルタワー「」ドガ-ンドガ-ン
紅蓮弍式「」
サザーランド部隊「」ウイ-ン
カレン「そうか!これで上に居る敵は地面に叩きつけられて…」
俺「いや、それだけじゃない…」
カレン「え?」
レイラ「このビルの倒壊の仕方だと、下の唯一の脱出ルートに居る敵も全て…」
卜部「フッ、やはり…学生だとしても流石ゼロだな」
レイラ(それにその後の私達の脱出ルートまで…これがゼロの…)
バベルタワー「」ゴオオオッ
G1ベース「」
カラレス「ば、馬鹿な…!?」
ルルーシュ「脱出ルートを絞ったのが過ちだったな。それでは此方に君の居場所を教えているような物じゃないか」
バベルタワー「」ズウンッ
G1ベース「」ドガ-ン
カラレス「うわあぁぁぁぁ!?」グチャッ
ルルーシュ「フハハハハハハ!!さようならカラレス総督」
ブリタニア政庁
ブリタニア兵A「総督がやられた?…」
ブリタニア兵B「コーンウェル卿は何処に…」
ブリタニア兵C「総督ともども…」
ブリタニア兵D「じゃあ指揮系統は?…」
ブリタニア兵E「内部省ともども…文官に任せよ?…」
ザワザワ...
ギルフォード「狼狽えてる場合か!?」
ブリタニア兵達「「あっ!!」」
ギルフォード「私が指揮をとる!これは権力の掌握では無い!」
ギルフォード「あくまで一時的な措置だ!我が姫様の名にかけて誓おう!」
ギルフォード「協力して貰いたい」
ブリタニア兵達「姫様?…MIAのコーネリア皇女殿下の事か。ならば…」
ブリタニア兵達「イエス・マイロード!」ザッ
ギルフォード「ありがとう感謝する」
ギルフォード「では、私は現場に向かい救出の指揮をとる。アルフレッドは警察を、バートはここで」クルッ
グラストンナイツ達「あ、アレは!?」
ギルフォード「どうした?」
モニター「」ザザッ
ゼロ「私はゼロ!」
ギルフォード「あ…!」
トウキョウ租界
テレビモニター「ゼロ「日本人よ、私は帰ってきた!!」」バッ
民間人達「ええ?…」「おいおい…」「嘘だろ?…」「死んだ筈じゃ…」
中華連邦
事務局
ラジオ「」ガシッ
ディートハルト「私が仕掛けたラインオメガ!」
ディートハルト「ゼロ!やはり貴方は生きていた!!」
ラクシャータ「ふぅん」
咲世子「…。」
ユフィ「うふふ。私の夫がそう簡単に死ぬ筈ありませんわ///」
ブリタニア本国
テレビモニター「」
ゼロ『先ずは、愚かなるカラレス総督にたった今天誅を下した!』
ジノ「おやおや、いきなりやってくれるね」
ノネット「…。」
ビスマルク「…。」
モニカ「…。」
ルキアーノ「…。」
アーニャ「…。」ピコピコ
ジノ「イレブンの王様は…なぁスザク?」
スザク「くっ…」
スザク(こいつは俺さんなのか…?)
スザク(いや、もし違うとしたらこいつは…)
スザク(まさか……ルルーシュ…)
ブリタニア兵「出ました!これは中華連邦総領事館より発信されています!」
ジノ「なぁ、死んだんだろゼロは?」
スザク「…ああ」
ジノ「んじゃあ偽物か?どちらにしても、総領事館に突入すれば」
スザク「…重大なルール違反だ。国際問題になるぞ」
ジノ「ゼロを名乗ってる以上、皇族殺しだ。E.U.との戦いも大事だけどさ」
スザク「…。」
アーニャ「…どっちも蟻地獄」カチカチ
スザク「…。」
スザク(どちらにせよ確認しなければ…)
中華連邦総領事館
俺(バベルタワーを無事に脱出した俺達はギアスによって大宦官を操り、中華連邦総領事館に保護される事になった)
俺(…但し、ゼロとして復活を遂げ再び合衆国日本の復活を全世界に告げた放送を流した事で)
俺(総領事館前は既に死亡したカラレス総督に代わって、コーネリアの騎士ギルフォード総督代行によるブリタニア軍によって包囲されてしまっていた)
ゼロ仮面「」カチッ
C.C.「ふう…」
カレン「C.C.?何で…」
俺「演説前に入れ替わっていたんだ。ルルーシュはマークされ過ぎてて、学園を離れるとゼロとしての正体がバレるから」
俺「声は録音。中身は既にアッシュフォード学園さ」
カレン「あ…」
C.C.「お前がやれば良かったんだ」
俺「俺達は別に未だ黒の騎士団に入ると言った覚えは無い」
レイラ「…。」
C.C.「ここに居る時点で一緒のようなもんだろ?」
俺「様子を見にきたら巻き込まれただけだ。カレンが俺にぶつかって来た所為で」
カレン「私の所為?と言うかその女の人は誰なの俺?」
レイラ「私はレイラ・マルカル。彼とは…」チラッ
C.C.「…。」チラッ
俺「夫婦だ」
レイラ「あ…///」
カレン「ええっ!?ふ、夫婦!?嘘でしょ!?」
俺「本当だ。今の俺と彼女は夫婦と言う事になっている」
カレン「なってるって…あ、じゃあこの国に潜伏する為の偽装みたいな形で…」
俺「いや、普通にちゃんと夫婦としてやる事もやってるが」
レイラ「え、ええ…///」
カレン「」ガ-ン...
C.C.(…この1年カレンが俺の事を死んだと思ってメソメソしてた姿は見てたから知ってるが)
C.C.(残念だが、この2人の仲に入るのはもう無理だろカレン)
俺「まぁ今はこんな情勢だし、未だ籍は入れてないが…何れは正式に…」
レイラ「俺…///」
カレン「ちょっ…じゃあ私は!?」グッ
俺胸ぐら「」ガシッ
俺「え?」
カレン「私に責任取るって約束してたのは嘘だったの!?」ウルッ
俺「それは…」
レイラ「あ…」
1すまんカレン…。昔の俺は1年前のブラックリベリオンもう死んだんだ。あの時の約束は忘れて欲しい
2い、今でも責任は取りたいとは思ってるが…レイラ次第かな…
多数決下5まで
中華連邦総領事館
俺「い、今でも責任は取りたいとは思ってるが…」
カレン「え…」
レイラ「…。」
俺「でも、レイラ次第かな… 」チラッ
カレン「あ…」チラッ
レイラ「私は…」
C.C.「…。」
コンマ下二桁
86以上レイラ「私が一番ならまぁ…それでも…///」
51~85レイラ「許す訳無いけど?」ニコッ
50以下カレン「……やっぱり良い。…もう諦めるから」(カレン好感度7に減少)
安価下2
コンマ55
中華連邦総領事館
レイラ「私が一番ならまぁ…それでも…///」
俺「レイラ…」
カレン「え?て事は…」
俺「ま、まぁ良いんじゃ無いか?…」
カレン「やったぁ!///」ギュウッ
俺「か、カレン…///」
レイラ「むぅ…なら私も…///」ギュウッ
俺「あ…レイラ…///」
俺(りょ、両腕に2人のおもちが…これが天国か…)
C.C.「……。」
C.C.「はぁ…」スタスタ
C.C.(ようやく普通の男になったかと思ったが、こいつまた始まったか…)
C.C.(いや、親が親なら子は子と言う事か?やはり血は争えないな…)
C.C.(1人許してしまえば、もう2人、3人、4人と増える事は間違い無いだろう…)
C.C.(私は知らないからな…)スタスタ
C.C.(それがいつか自分の首を絞めてまた同じ事を繰り返す事になっても…)
俺(こうして、バベルタワーを黒の騎士団と共に脱出した俺達は中華連邦総領事館に一時的に預かりの身となり…)
俺(何とか修羅場も回避?して無事に乗り切るのだった)
※ここで一旦区切りとなります(次からここより前へは戻れなくなります
中華連邦総領事館
カレン「て言うか夫婦って普段どんな生活してんの?家事とか?」
レイラ「そうですね。家事とか……ま、まぁ色々と…///」
カレン「色々?」
レイラ「それに家事の方は未だ私、修行中ですね」
カレン「ふぅん?」
俺「…。」
俺(ルルーシュから聞いたが、ルルーシュの周りの人間は全員、ギアスによって俺とナナリーの事を忘れさられてる…)
俺(ロロと言う弟なんて俺達には存在しないし……シャーリーは…)
俺(…一度かかったギアスを解く事はできないと言う事は行政特区日本を潰してまでルルーシュに走ったユフィの事でよく知ってる)
俺(やはり、俺の最初の仲間だったシャーリーもこのまま……)
俺「……。」
俺(だが俺が今一番知りたいのはナナリーの行方だ…)
俺(スザクは俺にブリタニア軍へ戻って、皆んなを幸せにするなら教えてやると言っていた…)
俺(俺がブリタニア軍に戻る…。つまり、ルルーシュやカレンと戦う…)
俺(ルルーシュは俺とレイラに黒の騎士団へ入って欲しいと期待しているし…)
カレン「俺、私レイラとシャワー浴びてくるわ」スタスタ
俺「あ、ああ…」
カレン「それじゃまた後でね」ニコッ
レイラ「あ、それじゃちょっとだけ…」スタスタ
俺「ああ…ここにいるよ」
俺(カレンなんて既に俺とレイラが仲間だと思ってる…。それどころか同じ恋人を持つ同士レイラと親しくなろうと…)
俺(…いや、実際に2人の相性も良さげだ。レイラにとって裏表の無いカレンは仲の良かったアヤノと似た所でも感じるんだろう)
俺(こっちに来て俺以外の初めての友達になるのやも…)
俺(だとしたら益々ブリタニアには戻りにくくなる…)
俺(しかしナナリーが…。早く決めなければ、中華連邦だっていつまでもこの総領事館に匿ってくれるとは思えない…)
俺「ふぅ…」
テレビ「」
ギルフォード『聞こえるかゼロよ!?』
俺「…うん?ギルフォード?」
ギルフォード『明日15時より、国家反逆罪を犯した特一級犯罪者、256名の処刑を行う!』
ギルフォード『ゼロよ!貴様が部下の命を惜しむなら、この私と正々堂々と勝負せよ!』
C.C.「…ブラックリベリオンで捕まった黒の騎士団のメンバーを生かしてたのはこの為か」
俺「…。」
総領事館
カレン「さっきの放送見た?…」
俺「ああ…」
C.C.「黒の騎士団のメンバーが処刑されるって奴だろ?」
カレン「ルルーシュはどうするつもり…?」
C.C.「さぁな。向こうも今は24時間監視されてる身だ。連絡も取りようが無いだろ」
俺「こっちも外にはブリタニア軍が包囲してて、未だここから出られそうに無いしな」
カレン「じゃあどうするの?このまま扇さん達が殺されるのを黙って見てたら良いって言うの?」
カレン「そうだレイラ、何か良い作戦とか無い?」
レイラ「助ける方法は思い付きますけど…」
レイラ「でもそれをしたらブリタニアと中華連邦を巻き込んだ戦争になり国際問題へと発展してしまうので…」
カレン「あぁ…」
C.C.「どっちにしろルルーシュ次第。こっちからは手が出せんと言う事だ」
カレン「くっ…」
俺「心配しなくてもルルーシュにはギアスがある。必ず現れる筈さ」
カレン「本当…?」
俺「ああ。復活を遂げたとしても、彼らを助けなければゼロとしての信用も地に落ちるからな…」
爆発「」ドガ-ン!!
俺「ん!?」
C.C.「うん?…」
レイラ「えっ…?」
カレン「何!?」
卜部「大変だ!中華連邦の奴等が突然反乱を起こした!」タッタッタッ
俺「反乱…?」
総領事館
レイラ「俺…」
俺(…中華連邦も中華連邦で厄介なのが居るらしいな)スッ
拳銃「」ガシッ
俺「まさか中華連邦のドタバタに巻き込まれる事になるとは…レイラ。君も念の為に武装しておいてくれ…」
レイラ「ええ…」カチャッ
カレン「総領事にはゼロがギアスをかけたんでしょう?」カチャカチャッ
マシンガン「」
カレン「なのにどうして…」
C.C.「さあな…。ただ、ここを取られると私達とルルーシュは…」
拳銃「」バコッ
俺「…。」
C.C.「またバラバラに…」スッ
俺(…マズイな。外には中華連邦の軍隊が待ち構えている筈)
俺(ナイトメアを抑えられた俺達で何処まで足掻けるか…)
俺(俺単独でなら逃げられるかもしれない、レイラとカレンもまぁ強いから逃げられる可能性が高い…)
俺(問題はC.C.だ…。明らかに白兵戦には慣れていない…)
俺(…いや、C.C.は死んでも大丈夫だから、身体さえ持っていけば最悪身体に蜂の巣ができるくらいなら)
扉「」ウイ-ン
総領事館
俺「んっ…?」グッ
星刻「…。」スタスタ
俺(1人…?)
C.C.「意外だな。一人で来るとは」
カレン「…中華連邦の総領事は合衆国日本を承認した筈だけど?」
星刻「その方は亡くなられる予定だ」
カレン「ん!?」
レイラ「クーデターを…?」
星刻「それとも、ここで黒の騎士団がついえる道を選ぶか」
カレン「待て!いきなりそんな!」カチャッ
C.C.「分かった。総領事は私達と戦って死んだ事にすれば良い」
カレン「C.C.!?」
C.C.「ゼロは思わぬ引き金を引いたらしいな。高邁なる野望か、俗なる野心か…」
星刻「…。」
星刻「お前が俺か」
俺「俺の事を何故…?」
星刻「でぃえいっ!」シュッ
俺「…!」ハッ!!
レイラ「はっ!?」
カレン「何を!?」
剣「」ビュオンッ
コンマ下二桁
81以上俺、星刻に気に入られ逆に中華連邦に身柄を拘束される
6~80俺、受け止めるが…俺のあまりに簡単な心変わりが気に入られ無かったらしく…(俺、ここから出て行く事に)
5以下俺、死亡
安価下2
コンマ25
総領事館
剣「」ビュオッ
銃「」カキンッ!!
星刻「…。」
俺「ッ…!」グッ
カレン「俺!?」カチャッ
レイラ「いきなり何を!?」カチャッ
C.C.「…。」
星刻「…なるほど。今のも受け止めるとは…やはり貴様は、我が主君にとって脅威的な存在のようだな」剣スッ...カチャッ
俺「…どう言うつもりだ?俺達に其方と戦う意思は無いと、そこの女がたった今言った筈だが」
星刻「試させて貰った」
レイラ「試す?…」
星刻「君と言う存在を」
俺「…。」
カレン「…どう言う事?…その説明次第じゃここで貴方を殺すけど?」カチャッ
C.C.「…。」
星刻「君は過去にこの国の副総督、ユーフェミア・リ・ブリタニアの騎士だったな?」
レイラ「…!」
俺「…どうしてそれを?」
星刻「中華連邦の情報網を余り舐めないで貰おうか」
C.C.「つまり、其奴には裏切りの疑いがあると?」
星刻「そうだ」
C.C.「だがユーフェミアは今、1年前のブラックリベリオンの戦いから逃れてお前らと一緒に居るんだろう?」
俺(ユフィが中華連邦と一緒に?…)
星刻「…よく知っているな」
C.C.「フッ…だったら、そのユーフェミアの騎士が私達黒の騎士団側に着くのは自然な事じゃ無いか?」
星刻「いいや、ユーフェミアはとっくの昔にお前の騎士の任は解いたと言っていた」
俺「…。」
総領事館
星刻「嘘を平気で付き、皆んなを騙し、おまけに女癖が悪く、あろう事か主君に対し無理矢理身体の関係を迫ったと…」
カレン「ええ…」
C.C.(ああそうか…。ギアスでこいつを嫌うようにされてしまったんだったか…)
俺(それにしても酷い…)
レイラ「違います!仮に昔はそうだったとしても…今の彼はそんな人ではありません!」
俺「レイラ…」
星刻「だがそんな男を我々が信用できると思うか?」
レイラ「それは…でも、信じれば必ず!」
星刻「今も君達のような複数の女性を誑かしている彼の事をか?」
カレン「あ…」
レイラ「そ、それは…」
C.C.「はぁ…」
C.C.(……いきなりツケが回って来てるじゃないか)
星刻「だが此方としても黒の騎士団と今直ぐに事を構えるつもりは無い」
星刻「君が1人この総領事館を出て行けば、黒の騎士団の事は見逃そう」
C.C.「…もし出て行かない場合は?」
星刻「悪いが黒の騎士団にはここで滅んで貰う」
カレン「ちょ、ちょっと待ってよ!いきなりそんな…」
レイラ「彼をここから出すと言うのなら私も出て行きます!」
星刻「駄目だ。ここから出すのは俺1人のみだ」
レイラ「そんな…」
俺「…。」
俺「分かった…。俺がここを出て行く…。だから黒の騎士団の方は見逃してくれ…」
カレン「俺!?」
レイラ「ッ…」
C.C.「…。」
星刻「…良いだろう。その潔さに免じてブリタニアの包囲からは逃れられるルートを用意してやる」
俺「…ああ、ありがたい」
俺(フッ、どの道…黒の騎士団には居られなかったか…)
──こうして、俺は総領事館を追われ…また1人へと逆戻りとなるのだった…
トウキョウ租界
外縁部
俺「はぁ…」
俺「まさかこんな事になるとは…」
俺(あの星刻と言う男…。武官の癖に意外と侮れ無いな…)
俺(ルルーシュ…)チリッ
携帯「着信履歴:ルルーシュ」
周りの人々「「」」スタスタ
俺(…いったい何が安全なルートだ。俺が極めてゼロと近しい人間と言うのは中華連邦に居るユフィ辺りから聞いていたんだろう)
俺(そんな俺を難癖つけて1人にしたのは恐らくゼロの正体を探り…)
俺(その中身であるルルーシュをブリタニアへと外交の道具として売り渡す為…)
新聞を読んでるおっさん「」
ジュースを飲んでるおばさん「」
何か話してる若者達「」
俺(この中にどれだけ俺に対して尾行の目があるか分からない…)
俺(…尾行の目がある間に今ルルーシュの着信には出る事はできない)
俺(もう少し人の少ない場所へ移動してから…)
携帯「着信:スザク」ブ-ブ-
俺(スザク!?くっ…こんな時に…)
俺(…だがスザクの着信は出なければ、ゼロの正体が怪しまれる)
俺「も、もしもし…」ピッ
トウキョウ租界
外縁部
スザク『俺さん…。今、何処に居る?…』
俺「今…?今はトウキョウ租界の外縁部の方だが…」
スザク『…なら今のテレビの映像を見れるか?』
俺「ああ…」チラッ
テレビモニター「」
ニュースキャスター『1人です。ゼロは1人です!ナイトメアフレームに乗っていると言う事は自首が目的では無いのでしょう』
ニュースキャスター『しかし、一人で戦うつもりでは───』
俺「ゼロが黒の騎士団の捕虜奪還の為にギルフォード卿の前に現れた所だ…」
スザク『その映像を見れている…と言う事は貴方がゼロでは無いんだな?』
俺「フッ…馬鹿を言うなよ。俺は今、全く関係の無い地に居るぞ」
スザク『…だったら、ルルーシュがゼロか?』
俺「…。」
俺(…俺とルルーシュがバベルタワーで出会った事は機密情報局と言う所に既にバレている)
俺(だが、未だルルーシュの記憶が戻った事に関してはスザクには知られて無い筈…)
俺(だとしたら…)
俺「いいや、残念だがそれも分からない…」
スザク『分からない?…』
俺「偶然バベルタワーに居る所を出会ったが、何だか赤の他人のような反応をされて逃げられた…」
スザク『…。』
俺「兄である俺の事を忘れるとか普通あるか?…」
俺「…ユーロピアで見た時も違和感を感じたが、お前…あいつに何かしただろ!?」
スザク『今の貴方がその先の事を知る必要は無いよ…。最も、貴方なら分かると思うがな…』
俺「くっ…」
スザク『まぁいい…。ならあのゼロの事は俺が直接調査する』
俺「スザクが…?」
スザク『ああ…。ゼロ出現に伴い、俺は今エリア11に来た…』
俺「えっ…!?」
俺(スザクがこのエリアに…?こいつ、ゼロと聞いて行動が早過ぎるだろ…)ゴクリッ...
東京租界
外縁部
スザク『今から前に聞いた答えを聞きたい』
俺「…。」
スザク『僕が言った通り、貴方がブリタニアに戻るのかどうか…』
スザク『そうすれば貴方にナナリーの居場所は教えてやる』
俺「ナナリーの…」
スザク『…貴方がもしその気なら、今直ぐブリタニアの政庁まで来い』ピッ
俺「…。」
俺(ブリタニアの政庁だと…?そんな場所に行けばいったいどうなるか…)
俺(…先ず黒の騎士団に関するルルーシュやC.C.やカレンと出会った痕跡を消さなければならない)
俺(携帯の履歴や登録してる電話番号は愚か、此方から連絡できる一切の道具を全て捨てなければ…)
俺(しかし、タダでさえ怪しい俺だ。そんな事をすれば今後ルルーシュと一切連絡が取れなくなる…)
俺(今の内に連絡しておきたいが…)チラッ
モニター「」
ニュースキャスター『現れたゼロはいったいどうするのでしょうか!?』
俺(暫くは連絡がつかない…)
俺(つまり、今政庁まで行けばルルーシュやC.C.に無断でブリタニアへと寝返る…)
俺(それどころか黒の騎士団が復活した今、間違い無くそれと戦わされてしまう筈…)
1だがルルーシュよりも今はナナリーだ。黒の騎士団と戦う事になったとしても、先ずはナナリーを…(ルルーシュに内緒でブリタニアへ寝返る)
2ブリタニアに行く必要なんか無い。ルルーシュと連絡なんて俺の身体能力を活かしてアッシュフォード学園に忍び込めば幾らでもできる(ブリタニアに戻らず独自に動く)
多数決下5まで
ブリタニア政庁
スザク部屋
スザク「…よく来られたね」
俺「…ああ」
スザク「そんなにナナリーの事が大事か?…」
俺「ああ…。大事な妹だ…」
スザク「僕達の事、ユーフェミア皇女殿下の想い、全員の事を裏切っていたとしても…!」
俺「…今更言い訳はしない」
俺「俺がブリタニア内に潜り…コーネリアやユフィの事を利用して、ゼロへと…ルルーシュに情報を流し続けるスパイ活動いたのは事実だ」
スザク「ッ…!」
スザク「君達兄弟は…人間じゃない…。人間の心を持っちゃいない…」グッ
俺「…。」
俺「…俺達の事を幾ら罵ろうと構わない。だがナナリーは関係ない!」
スザク「…。」
俺「スザク、頼む…教えてくれ…。ナナリーは…ナナリーは何処に居るんだ?…」
スザク「…。」
スザク「その前に、ゼロが再びこの国に現れた…」
俺「あ、ああ…」
スザク「貴方の携帯を渡せ…」
俺「…。」スッ
スザク「…。」ピッピッ
スザク「…この唯一電話帳に載ってるレイラと言う人は?」
俺「俺の恋人だ…」
スザク「恋人…?そうやって、貴方はまた利用するつもりで…」
俺「違う!彼女は何も関係無い!」
スザク「…。」
俺「彼女は本当に…唯の恋人なんだ…」
スザク「……。」
スザク「貴方の事を3日程、牢へ繋がせ貰う…」
俺「あ…」
スザク「それから、貴方がこの国へと帰って来てから住んでいた場所も調べさせて貰う」
スザク「全て調べ終えた時に今の貴方が完全にシロだったら、ナナリーの事を教えてやる…」
俺「…。」
俺「…ああ、それでいい」
牢屋内
俺「…。」
俺「ナナリー…」
囚人服「」
俺(全て奪われてしまった…)
俺(暮らしていたホテルにはそもそも1回だけC.C.を呼んだのみでレイラと暮らしてた残骸しか無い…)
俺(取り上げれた携帯はそもそもがダミー…レイラの番号しか入ってない…普段使用していた携帯も処分したが…)
俺(他には特に黒の騎士団と関わる暇すら無かったから、今の俺からではゼロに関する手掛かりで足はつかないだろう…)
俺(レイラに関しては半日以上俺と連絡がつかなくなった時点で潜伏先を変えろと伝えてある…)
俺(後はルルーシュだが…恐らく、スザクが3日も俺を牢へ繋いだのはアッシュフォード学園に居るルルーシュに接触する為だろう…)
俺(ルルーシュがゼロなら、俺が突然居なくなれば何か反応するのを期待して…)
俺(だがルルーシュの事だ。それについての対応も抜かりはない筈…)
俺(…とにかく、今後ルルーシュと連絡はできなくなったが今を乗り切ればナナリーに会える)
俺(俺の為に、この国へとわざわざ来て貰ったレイラには悪い事したな…)
俺(カレンにも期待させるだけさせといて、もう会えないとかまた酷い事したな…)
俺「はぁ…」
コンマ下二桁
61以上アーニャ登場
41~60ジノ登場
40以下スザク登場
安価下2
コンマ23
牢屋内
スザク「…。」スタスタ
俺「スザク…」ハッ!
スザク「今日で3日目だ…。残念だけど、貴方の周辺やルルーシュからは今のゼロに関する情報は得られなかった…」
俺「言っただろう?今回のゼロに関しては、俺やルルーシュは何も関係が無いと…」
スザク「…ああ、そうみたいだ」
俺「だったら…」
スザク「…約束通りナナリーと合わせてやる」
俺「本当か!?」
スザク「だが最後に貴方に言っておきたい事がある…」
俺「え?…」
レイラ「…。」スタスタ...
レイラ手「手錠「」」
俺「レイラ!?」
俺(こ、拘束されたのか…ブリタニア軍に…)
レイラ「俺…」
スザク「貴方が再び裏切ら無いよう、彼女には貴方の人質になって貰う」
俺「なっ…!?人質だと!?」
スザク「軟禁するだけだ…。貴方が裏切ら無ければ酷い扱いは行わ無いと約束する」
俺「ふざけるな!!」
レイラ「あ…」
俺「彼女は何も関係無い!!今直ぐに彼女を解放しろ!」
スザク「…。」
俺「俺は今まで散々お前の言う事に従って来た!?だが何故そこまで疑う!?」
スザク「当たり前だろう!先に言えば貴方が僕等を裏切ったんじゃないか!!」
俺「だが彼女は関係無い!今のお前の姿が本当に目指していたブリタニア軍人なのか!?」
スザク「歪ませたのは君達兄弟じゃないか!今更何を!?」
俺「くっ…!」
スザク「ッ…」
レイラ(この2人…)
レイラ「…。」
コンマ下二桁
71以上レイラは解放された(スザク好感度7に上昇)
41~70レイラは人質として俺と同じくナナリーの親衛隊に組み込まれてしまった
40以下レイラは人質として俺の代わりに軟禁されてしまった…(スザク好感度5に減少)
安価下2
コンマ88(00)
1ジノ知り合い(初期好感度高めコンマ判定)
2アーニャ知り合い(初期好感度高めコンマ判定)
3モニカ知り合い(初期好感度高めコンマ判定)
4特派がランスロットクラブコンクエスターを用意してくれてた
5レイラのギアスが発動し俺の苦悩もスザクに伝わって、俺への誤解は解けた(スザク好感度8に上昇)
6レイラと共にガウェインを用意してくれてた
多数決下5まで(※6以外はレイラ民間人へと解放)
コンマ88(00超クリティカル)
牢屋前
スザク「…分かった。彼女は解放する」
俺「スザク…!」
スザク「だが貴方を信じたと言う訳じゃ無い…」
俺「えっ…?」
スザク「僕は君達兄弟のような卑怯な手を使いたく無いからだ」
俺「…。」
レイラ「…。」
俺「…それでも良い。レイラ…」
レイラ「俺…」
俺「俺は過去に行った罪の償いをする為に、ブリタニアの軍へ戻る事になった…」
レイラ「うん…」
俺「全てが終わったら必ず迎えに行く…。だから少しの間、待っていてくれ…」
レイラ「分かったわ…。必ず生きて帰って来て…」
俺「ああ…。約束する…」
スザク「…さぁ、行きましょうか」スタスタ
レイラ「え、ええ…」スタスタ
俺「ありがとうスザク…」
スザク「…。」スタスタ
俺(そう言ってスザクはレイラを返しに連れて行った…)
俺(多分、次に戻って来てから俺を解放してナナリーの場所を教えてくれるんだろう…)スタスタ
俺(そう信じて俺は一眠りするかとベッドに横になろうとしたのだが…)スッ
ベッド「」ゴロッ
ピピピッ
俺「…うん?」チラッ
牢の前
携帯「」
アーニャ「…記録」ピッピッ
俺「…。」
俺(いや、誰なんだこの子は…?)
アーニャ「…。」ジッ...
俺「…。」
コンマ00特典判定
コンマ下二桁
61以上アーニャ。ブリタニアから完全に俺の仲間へと寝返り、ブリタニア軍から逃がしてレイラの元へと運んでくれた(初期好感度11)
41~60アーニャにナイトオブラウンズの権限を使われて…(初期好感度10)
21~40アーニャの携帯の写真フォルダには過去に俺とキスしてる写真が多数存在していた(初期好感度9)
20以下アーニャの携帯の写真フォルダには俺を盗撮している写真ばっかり(初期好感度8)
安価下2
巻き戻し権利を使用しますか?(@2
1使用する
2このまま行く(※描写後、ストーリー更新の為に戻れなくなります。アーニャアイテム入手はもう少し後になります
多数決下5まで
巻き戻し権利を使用します
質問タイム
130分挟む
2無し
多数決下5まで
戻れる場所は>>502以降となります
質問タイム挟みます
1時10分まで
それまで質問有れば
607に戻れますか
オススメ再開場所は?
このままアーニャ=マリアンヌで逃げた場合のメリットとデメリットはなに?
アーニャにどこに連れられて逃げるの
ナナリーに会いに来たはずなのに
ナナリーの騎士になるにはどうしたらいいの?
このまま「女遊び」続けてった場合俺君どんな奴になる?
冴羽獠とかコブラとかに負けない良い男になる?
俺君はハーレム王になれますか
アーニャまでヒロイン増やしたら原作エンド待ったなし?
ナナリーとルルーシュを対立させないようにするには?
548で2選んだらどうなる?ナナリーに会えるの?
ハッピーエンドに行ける恋人の人数は何人まで?
シンクはもう倒すしかないですか?俺君にあんなことしたのに和解とかそうぞうできない
ナナリー確保って出来るの?
カレン引き抜くならブリタニア、中華、単独行動のどれに進めばいい?
セシルとロイドを確保するには?
ここまでの俺君と原作アスランならどっちがマシな人間だと思う?
状況が原作と色々違うけどシャーリーは放置してても生存する?
それとも生存させるために俺くんが何かする必要ある?
ミレイとシャーリーのハーレム入りは無理?
二股始めたのがすべての間違いだったのか人種からもう間違っていたのか
>>694
戻れます
>>695
黒の騎士団側なら星刻判定
ブリタニア側なら何処でも
>>697
マリアンヌじゃありません
メリット、アーニャが仲間になる
デメリット、マリアンヌになった際に此方の弱点であるレイラが即誘拐されてしまう
>>698
トウキョウ租界
スザクの帰りを待つ
>>699
女関係はそもそも俺にとって2の次。かと言って利用したり悪い感じに扱う事は有りません
そもそもの性格が違う為なりません
>>700
なれます
>>701
ブリタニア側についた場合は余程上手く行かないと原作のような流れ待った無し
>>702
ルルーシュの記憶を戻さ無い
シャーリーに会います。ナナリーとは黒の騎士団側で会えるかもしれない
>>703
何を持ってハッピーにするのかそれぞれなので特に定めてません
黒の騎士団側に残らないと駄目なのか
黒の騎士団側でナナリーにはいつ会えるの?
>>548それぞれこ選択肢の今後の流れどうなるか具体的に言える?
>>713
生存する可能性も有り、死ぬ可能性も有り
>>714
ミレイ不可
シャーリー可能
>>715
二股始めた時点で星刻にはだらし無い奴と思われる可能性高くなり、黒の騎士団面子主に男とユフィからは信用されにくい
R2最初からやり直せないの?
>>719
独自ルートなら太平洋奇襲作戦
黒の騎士団側なら100万人のゼロが現れる時
>>720
1やった通り
2アッシュフォード学園に侵入、シャーリーと会う(選択肢)、ルルーシュと会う(独自ルートから太平洋奇襲作戦
>>725
何らかのENDまで行か無いと不可能です
黒の騎士団側に残ればまだナナリーとルルーシュ対立防げる?
黒の騎士団ルートと独自ルート
どっちがゼロレクイエム防ぎやすい?
>>730
東京決戦時にナナリーがシュナイゼルの手に渡らなければ
ルルーシュの記憶戻した時点でナナリーとの対立防げなくなるの?
>>731
黒の騎士団ルート
>>733
記憶戻した時点でほぼ確定
他質問無ければ30分に場所決め
黒の騎士団ルートに確実に入る方法無し?
黒の騎士団面子から信頼されやすくなる方法ある?
ハーレムを増やすことは罪?
>>745
罪じゃ有りません
やり直し場所を決めます
指定が3回被った場所から再開します
>>516から再開します
総領事館
俺「んっ…?」グッ
星刻「…。」スタスタ
俺(1人…?)
C.C.「意外だな。一人で来るとは」
カレン「…中華連邦の総領事は合衆国日本を承認した筈だけど?」
星刻「その方は亡くなられる予定だ」
カレン「ん!?」
レイラ「クーデターを…?」
星刻「それとも、ここで黒の騎士団がついえる道を選ぶか」
カレン「待て!いきなりそんな!」カチャッ
C.C.「分かった。総領事は私達と戦って死んだ事にすれば良い」
カレン「C.C.!?」
C.C.「ゼロは思わぬ引き金を引いたらしいな。高邁なる野望か、俗なる野心か…」
星刻「…。」
星刻「お前が俺か」
俺「俺の事を何故…?」
星刻「でぃえいっ!」シュッ
俺「…!」ハッ!!
レイラ「はっ!?」
カレン「何を!?」
剣「」ビュオンッ
コンマ下二桁
81以上俺、星刻に気に入られ逆に中華連邦に身柄を拘束される
6~80俺、受け止めるが…俺のあまりに簡単な心変わりが気に入られ無かったらしく…(俺、ここから出て行く事に)
5以下俺、死亡
安価下2
振り直し権利を使用しますか?(@2
1使用する
2このまま行く
多数決下5まで
コンマ振り直し権利を使用します
コンマ下二桁
71以上俺、星刻に気に入られ逆に中華連邦に身柄を拘束される
70以下俺、受け止めるが…俺のあまりに簡単な心変わりが気に入られ無かったらしく…(俺、ここから出て行く事に)
安価下2
コンマ83
総領事館
剣「」ビュオッ
銃「」カキンッ!!
星刻「…。」
俺「ッ…!」グッ
カレン「俺!?」カチャッ
レイラ「いきなり何を!?」カチャッ
C.C.「…。」
星刻「…なるほど。今のも受け止めるとは…やはり貴様は、我が主君にとって脅威的な存在のようだな」剣スッ...カチャッ
俺「…どう言うつもりだ?俺達に其方と戦う意思は無いと、そこの女がたった今言った筈だが」
星刻「試させて貰った」
レイラ「試す?…」
星刻「君と言う存在を」
俺「…。」
カレン「…どう言う事?…その説明次第じゃここで貴方を殺すけど?」カチャッ
C.C.「…。」
星刻「君は過去にこの国の副総督、ユーフェミア・リ・ブリタニアの騎士だったな?」
レイラ「…!」
俺「…どうしてそれを?」
星刻「中華連邦の情報網を余り舐めないで貰おうか」
C.C.「つまり、其奴には裏切りの疑いがあると?」
星刻「そうだ」
C.C.「だがユーフェミアは今、1年前のブラックリベリオンの戦いから逃れてお前らと一緒に居るんだろう?」
俺(ユフィが中華連邦と一緒に?…)
星刻「…よく知っているな」
C.C.「フッ…だったら、そのユーフェミアの騎士が私達黒の騎士団側に着くのは自然な事じゃ無いか?」
星刻「いいや、ユーフェミアはとっくの昔にお前の騎士の任は解いたと言っていた」
俺「…。」
間違えました
普通にコピーしてしまいましたが今のは無しで
コンマ83
総領事館
剣「」ビュオッ
俺「…。」
カレン「あぁっ!?」
レイラ「…!」
C.C.「…。」
俺額前「剣」ピタッ
星刻「…何故避けようとしない?」
俺「……ここで俺が殺されれば、貴方はそのかわりに彼女達の事を見逃してくれるんだろう?」
星刻「…。」
星刻「…ここに居る彼女達の為なら、その命を懸けても良い覚悟があると言う事か」
俺「…。」
カレン「ぁ…」
レイラ「…。」
星刻「…私が聞いていた君の人物像とは、どうやら誤りがあるようだな」スッ
鞘「剣「」」チンッ
星刻「悪いが試させて貰った。君と言う存在をこの手で」
俺「…。」
カレン「いったいどう言う事?その返答次第じゃ、この場でアンタをムグッ!?」グッ
C.C.「…お前は少し黙っていろ。カレン」ガシッ
俺「誰から俺について聞いたんだ?…」
星刻「ユーフェミア・リ・ブリタニア」
俺「…!」
星刻「そう。かつて君の守るべき主だった者の名だ」
俺(ユフィ…)
総領事館
レイラ「いったいどんな人物だと聞いていたのですか?…」
星刻「嘘を平気で付き、皆んなを騙し、おまけに女癖が悪く、あろう事か主君に対し無理矢理身体の関係を迫ったと…」
カレン「ええ…」
C.C.(ああそうか…。ギアスでこいつを嫌うようにされてしまったんだったか…)
俺(それにしても酷い…)
星刻「…確かに女癖が悪いのは多少当てはまってはいるようだが」
カレン「うっ…」
レイラ「…。」
俺(まぁそれに関しては言い訳はできん…)
星刻「だが、主を失っても自らを犠牲に彼女等を助けようとしていた君のその姿には信念があった」
俺「…。」
星刻「…君に関する良い噂は聞いていなかったが、私はその信念を貫き通した君は評価に値する物だと思っている」
星刻「そこには主を変えざるしか得ない事情があったのだと…」
俺(この星刻と言う男…頭もキレるし、なかなか話も通じる奴のようだな。だが…)
俺「俺の事は良い。黒の騎士団をどうするつもりだ?…」
星刻「此方としても黒の騎士団と今直ぐに事を構えるつもりは無い」
星刻「しかし、君と言う人間が本当に信用に値する者なのかどうかを見極めたい」
C.C.「…つまり、どうするつもりだ?」
星刻「君の身柄を一時的に此方に預からせて貰う。それならば黒の騎士団は見逃そう」
カレン「なっ…!?」
俺「…良いだろう」
カレン「えっ!?お、俺!?」
俺「俺1人が拘束されるだけで、ここに居る皆んなが助かるのなら安いもんだ。それに俺は未だ黒の騎士団に入団した訳でも無いしな…」
カレン「…。」
レイラ「私も彼と一緒に行っても良いんですか?」
星刻「君は…?」
C.C.「その女も黒の騎士団とは部外者だ。バベルタワーからこっちに避難する際に我々と一緒に居たに過ぎない」
レイラ「C.C.さん…」
星刻「ならば許可しよう」
カレン「俺…」
俺「大丈夫。身柄がそっちに行くだけで会えなくなる訳じゃ無い。むしろ中華連邦に匿われる俺達の方が安全まである」
カレン「…。」
俺「いつか必ずもう一度会おう…。それまで生きろよ」
カレン「うん…レイラも気を付けてね…」ウルッ...
レイラ「ええ。カレンの方こそ」
星刻「…。」
中華連邦総領事館
俺(俺とレイラを拘束したクーデター派は、そのままギアスにかかった大宦官の部屋に押し入った)
星刻「何故合衆国日本をお認めになったのですか?朱禁城に確認もせず独断で」
星刻「いかに大宦官の1人とは言え許される事では有りません」
大宦官「…。」
星刻「ゼロを利用するにせよ、如何なる目算があって」
大宦官「ゼロを利用するなどあってはならぬ!ゼロこそが幸せ」
星刻「天子様のご意向は…」
大宦官「あんな小娘よりゼロよ。ゼロが私を幸せにしてくれると言う事が絶対の法則」
星刻「この売国奴が!」ブンッ
飛びナイフ「」ビュオッ
大宦官額「いぎっ!?」ドシュッ!!
星刻「蒼天已に死す…」
武装したクーデター派の中華連邦民達「…。」
俺(大宦官はギアスの力でゼロの為に忠誠を誓って死んだ…)
大宦官「」ドクドク...
俺(彼の今の姿は、まるでギアスにかかったユフィの未来の姿だな…)
俺(やはりギアスは危険な存在だ…)
星刻「ゼロが原因となってくれたお陰で寄生虫の1人は始末できたか…」
武装したクーデター派「彼等の身柄はどうしますか?」
俺&レイラ「…。」
星刻「彼等は客人としてもてなせ」
レイラ「えっ?…」
武装したクーデター派「客人として…でしょうか?…」
星刻「…ああ、そうすれば自ずとどのような人物なのかは見えて来る筈だ」
武装したクーデター派「分かりました」
俺(そうして、俺達は通信機器を取り上げられたり等もせず何の不便も無いまま客室へと案内されるのだった)
星刻の好感度が4に上昇した
中華連邦総領事館
客室
レイラ「まさかバベルタワーへ行っただけで、こんな事になるなんて思ってもいなかったわね」
俺「ああ…。すまないなレイラ…こんなドタバタに巻き込んでしまって…」
レイラ「ふふっ、この国に行くって行った時から覚悟はしてたから大丈夫よ」ニコッ
俺「ありがとう…」
俺(俺達の事はC.C.からルルーシュの元へも話が行く筈だが、今は処刑される予定の黒の騎士団の捕虜達だ…)
俺(それをどうにかしない事には、俺達に対しても何も手を打てないだろうな…)
レイラ「あ…ゼロが現れたわ」
俺「おっ…」
テレビ「」
ニュースキャスター『ゼロです!ゼロが現れました!』
俺(ルルーシュ…。そこに現れたと言う事は、機情局の監視からは逃れられたんだな…)
俺(だが国際問題もある。此方の総領事館からは誰も手が出せない…一人で大丈夫なのか?…)
携帯「着信:スザク」ピピッ
俺「うっ…」
レイラ「あっ…」
俺「スザク…。なるほど、この映像に現れたゼロが俺かルルーシュなのかを確認する為に…」
俺「フッ、だとしたら良いタイミングだな…」ピゥ
俺「もしもし…」
客室
スザク『俺さん…。今、何処に居る?…』
俺「今…?今はとある建物の中だが…」
スザク『……なら今のテレビの映像を見れるか?』
俺「ああ…」チラッ
テレビモニター「」
ニュースキャスター『1人です。ゼロは1人です!ナイトメアフレームに乗っていると言う事は自首が目的では無いのでしょう』
ニュースキャスター『しかし、一人で戦うつもりでは───』
俺「ゼロが黒の騎士団の捕虜奪還の為にギルフォード卿の前に現れた所だ…」
スザク『その映像を見れている…と言う事は貴方がゼロでは無いんだな?』
俺「フッ…馬鹿を言うなよ。俺は今、全く関係の無い地に居るぞ」
スザク『…だったら、ルルーシュがゼロか?』
俺「…。」
俺(…俺とルルーシュがバベルタワーで出会った事は機密情報局と言う所に既にバレている)
俺(だが、未だルルーシュの記憶が戻った事に関してはスザクには知られて無い筈…)
俺(だとしたら…)
俺「いいや、残念だがそれも分からない…」
スザク『分からない?…』
俺「偶然バベルタワーに居る所を出会ったが、何だか赤の他人のような反応をされて逃げられた…」
スザク『…。』
俺「兄である俺の事を忘れるとか普通あるか?…」
俺「…ユーロピアで見た時も違和感を感じたが、お前…あいつに何かしただろ!?」
スザク『今の貴方がその先の事を知る必要は無いよ…。最も、貴方なら分かると思うがな…』
俺「くっ…」
スザク『まぁいい…。ならあのゼロの事は俺が直接調査する』
俺「スザクが…?」
スザク『ああ…。ゼロ出現に伴い、俺は今エリア11に来た…』
俺「えっ…!?」
俺(スザクがこのエリアに…?こいつ、ゼロと聞いて行動が早過ぎるだろ…)ゴクリッ...
客室
スザク『今から前に聞いた答えを聞きたい』
俺「…。」
スザク『僕が言った通り、貴方がブリタニアに戻るのかどうか…』
スザク『そうすれば貴方にナナリーの居場所は教えてやる』
俺「ナナリーの…」
俺(ナナリーの所へは直ぐにでも行きたい所ではあるが、今の俺は行けない…)
俺(俺の身柄は現在、中華連邦にレイラ共々軟禁されている…)
俺(それをスザクに伝えるか…?)
俺(…いや、伝えればブリタニアは俺の身柄をブリタニアへ引き渡せと交渉をする筈)
俺(あの星刻と言う男は頭もキレる…。俺が中華連邦にとって外交の道具となるなら、普通に引き渡す筈…)
俺(そうなれば俺はどうなる…。レイラはここに居る限り大丈夫だろうが…)
俺(…だがこの軟禁状態を自らの手で早急に変えて行くには、いっそブリタニアへ引き渡された方がナナリーへと近付く事はできる)
俺(まぁここで待っていたとしても、黒の騎士団の捕虜解放が終われば何れルルーシュも手を打とうとしてくれる筈だが…)
俺(どうする…)
スザク『…貴方がもしその気なら、今直ぐブリタニアの政庁まで来い』
俺「…。」
1何も伝えず電話を切る
2スザクに俺が中華連邦に拘束されていて動けない事を伝える
多数決下5まで
客室
スザク『…。』
俺「…。」ピッ
携帯「」スッ
俺「悪いなスザク…」
俺「幾らナナリーの為とは言え、ブリタニアの為にもう一度其方について黒の騎士団と戦えと言うのはもう俺には無理だ」
俺(昔の俺ならそれも有りかと思っていただろうが…)
俺(…俺はユフィがルルーシュのギアスにかかった時、ルルーシュ側へと着いた)
俺(つまり、俺はその時ギアスのやり方を肯定したんだ…)
俺「…残念だがもう、昔とは違うんだよスザク」
レイラ「…。」
ブリタニア政庁
スザク「……。」
スザク(現れない……か…)
スザク「チッ……」スタスタ
スザク(それが貴方の選択か…。なら、俺が必ず捕まえる…。ルルーシュの時と同じように貴方の事も…この手で!)スタスタ
スザクの好感度が3に下がった
中華連邦
シャワールーム
シャワー「」ザアアァ...
レイラ「ふぅ…」キュッキュッ
鏡「レイラ「…。」」
レイラ(俺の弟のように、私にも宿っているギアスの力はいったい何なんだろう…?」
客室
俺(ルルーシュは予めギアスにより仕掛けておいたブラックリベリオンの時のようなトラップを使い、ギルフォードを騙して黒の騎士団の捕虜を助け出した)
俺(その後は中華連邦の仲介も有り、ブリタニア軍は捕虜を諦め総領事館から引き上げて行った…)
俺(カレンやC.C.と合流したルルーシュは恐らく既に、俺達の事も総領事館で聞いている事だろう…)
俺(だとすればそろそろ連絡が有る筈だが…)
携帯「着信:ルルーシュ」ピピッ
俺(来た…)
俺「ルルーシュか」ピピッ
ルルーシュ『兄上。聞きましたよ、何やら大変だったみたいですね』
俺「ああ…まぁ24時間監視されてるそっちに比べたらこっちなんて全然みたいなもんだが…」
ルルーシュ『フッ…その点は問題有りません。あのロロと言う偽物を取り込む事にも成功したので』
俺「あのナナリーの席を奪ったロロとか言う奴か…」
ルルーシュ『ええ。ナナリーの席を奪った罪は大きい』
ルルーシュ『アイツは散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやりますよ…フフフフフ…』
俺「…。」
ルルーシュ『ところで、兄上と恋人は中華連邦により軟禁されてしまったみたいですね』
俺「ああ…」
ルルーシュ『兄上達を解放するよう、星刻とか言う奴にギアスを使いましょうか?』
俺「…。」
1……分かった。宜しく頼む
2いや、ギアスは万が一の為に未だ取っておこう…。時間はかかりそうだが、俺は自力であの星刻と言う男から信用を勝ち取りこの状況から脱してみせる
多数決下5まで
客室
俺「いや、ギアスは万が一の為に未だ取っておこう…」
ルルーシュ『…。』
俺「時間はかかりそうだが、俺は自力であの星刻と言う男から信用を勝ち取りこの状況から脱してみせる」
ルルーシュ『分かりました。では俺は兄上を信じますよ』
俺「ああ…」
ルルーシュ『あと、それから…全てが終わったらアッシュフォード学園に戻りませんか?』
俺「え?…アッシュフォード学園に?」
ルルーシュ『今の生徒会は……』
俺「…うん?」
スタスタ
俺「…!」ピクッ
俺「悪い。ルルーシュ、話はまた今度だ」
ルルーシュ『あ、分かりました…では…』ピッ
俺「…。」
俺「…何か?」チラッ
星刻「…電話中のようだったから待たせて貰ったが、今なら大丈夫かな?」
俺「ええ…」
星刻「君が事前に報告を受けていた通りの人間ならば、そろそろ行動を起こすと思ったが…」
俺「起こす訳無いでしょう?今、俺がこの中華連邦に何か仕掛ければ黒の騎士団は潰されてしまう…」
俺「そうなれば…」
星刻「紅蓮弍式のパイロット、紅月カレンが心配か?」
俺「……まぁ、なんだ。それも有りますが」
星刻「フッ…急に君達を拘束した此方にも非がある事は認めよう」
俺「…。」
星刻「だが理解して貰いたい。我々は黒の騎士団を相手にしたい訳では無い」
星刻「我々には我々の倒すべき敵があると」
俺(…こいつらの敵?)
星刻「その証拠に明日…」
星刻の好感度が5に上昇した
翌日
東京租界
カレン「俺~!」タッタッタッ
俺「カレン、来たか」クルッ
カレン「ふぅ…良かったの?中華連邦から…」
俺「1日だけだ。それにしっかりレイラが人質に取られてる」
カレン「そっか…。レイラが…」
俺「…。」
俺(俺のみ、レイラが中華連邦の総領事館に残る代わりに今日だけ外出の許可を貰えた…)
俺「だから色々と行っておきたくて…」
カレン「えっ…たった1日だけなのに、私と?…」
俺「ああ…。カレンと…」
カレン「そ、そう…///」
カレン(もしかしてデート…?こ、これってデートのお誘いよね?///)
アッシュフォード学園
カレン「ってアッシュフォード学園かーい!」
俺「え?」
カレン「いや、何でも…でもどうするの?私は黒の騎士団に居る事が生徒会の人達にも伝わってるから堂々た中には入れないわよ?」
カレン「俺もそうでしょ?」
俺「…いいや、俺は大丈夫だ」
カレン「え?どうして?だって…」
俺「皇帝にギアスを使われて、俺とナナリーの事は皆んなには忘れ去られてるんだ…」
カレン「あ……そっか…。ごめん…」
俺「いや…まぁ仕方ない事だ…。俺達がやった事に対しての罰がこれなら…」
カレン「…。」.
俺(機情局も既にルルーシュが抑えてるらしいから大丈夫らしいし…)
カレン「それじゃあもしかして私だけ?中に入れないの?」
俺「…いや、カレンには万が一に備えて一緒に来て欲しかったんだ。学園の作りもよく知ってるしな」
カレン「はぁ、まぁ良いけど…。でもどうやって私が…」
俺「これだ。来年のイベントで使う予定だった」
タバタッチ「」
カレン「…これを着ろと?」
俺「ああ」
カレン「…。」
俺(ルルーシュ…。一日だけ自由になったのなら、今日はアッシュフォード学園で戻って来たスザク歓迎会が有り…)
俺(部外者でも学園を自由に行き来できるから見に来てくれって言ってたが…)
カレン「うっわ、中あっつこれ」タバタッチ「」ゴソゴソ
俺(スザクにさえ気をつけてれば大丈夫か…)
アッシュフォード学園
ミレイ『お待たせしました!只今より、ナイトオブセブン歓迎会を始めま~す!』
ミレイ『主賓挨拶!』
スザク『にゃぁ~!」
中庭
俺(ロロとか言う弟役の奴は味方、スザクは主役の席で裏庭にて会長と共にナイトメアで待機…)
俺(会う事も無いだろう…)スタスタ..
バンジージャンプ「女子生徒「うわぁ~っ!?」」ビュオッ
馬術部「乗馬体験コースは此方~!」
馬「」パカッパカッ
タバタッチ「」ドスッドスッ...
俺「一年経っても変わらないなここは…。ミレイがまさかの留年して、会長のままだからかな?」スタスタ
タバタッチ「」コクコクッ
俺「折角だし何か楽しんで行くか?」スタスタ
タバタッチ「」ドスッドスッ
カレン(いや私、これ着てたら楽しめないんだけど…)
自由行動2回(中庭イベント編)
1ジノ&アーニャ
2C.C.&リヴァル
3ルルーシュ&ロロ
多数決下5まで
中庭
カレン(あー…これもう見にくい…)
タバタッチ「」ドスドスッ
俺「あ…」スタスタ
リヴァル「お~お客さん!よく来たね~!」
俺(リヴァル…)
リヴァル「生徒会では世界一のピザ作りを行います!」
リヴァル「お客さんも良かったら見て行ってね~!」ビラッスッ
俺「…。」
リヴァル「うん?どうしたの?俺の顔に何かついてます?」
俺「あ、いや…後で時間があったら参加させて貰うよ」
リヴァル「宜しくね~世界一のピザ!」スタスタ
俺(完全に俺の事は忘れてるんだな…)スッ
ピザチラシ「」
俺(ミレイもよく飽きない…また世界一のピザ作りか…)ジッ
俺(最後にしたのは学園祭の頃だったっけ…。あの頃は確かほぼC.C.と一緒に…)
リヴァル「世界一のピザやりま~す!世界一のピザ!」ビラッ
C.C.「詳細を教えてくれ」
リヴァル「はい宜しくね~世界一のピザ!」ビラ「」スッ
俺(そうそう、こんな感じでいきなり…)
俺「…うん?」
C.C.「何だ?ああ、またお前か。何だその格好…」
俺「…。」
リヴァルの好感度が2に上昇した
中庭
俺「…馬鹿か?お前は?」
俺「変装もロクにせず、何度も何度も学園に来て…皇帝がルルーシュを餌に俺やお前を狙ってるんだぞ…」
C.C.「どうしてだ?あの自称弟とか言う奴も取り込んだし」
C.C.「ヴィレッタとか言う偽教師も、過去にお前と共にブリタニアを裏切ろうとしていた事をダシに取り込んだんだ」
C.C.「この学園はもう安全だろ?」
C.C.「万が一何かあっても他の者にもギアスを使えば良い」
俺「…お前もルルーシュもギアスに頼り過ぎだ」
俺「ここにはもうギアスの効かないスザクだって居る。お前は屋上で大人しくしていろ」
C.C.「ならピザを持ってこい。今度こそ…世界一のピザをな」
俺「分かったよ…。完成したらな…」
俺「はぁ…」
俺「…うん?」キョロキョロ
俺(カレンが居ない…逸れたか?…)
俺「まぁいいか…。あいつならC.C.と違って心配要らないだろ」スタスタ
自由行動2回目(後半)
1シャーリー&カレン
2ヴィレッタ
3スザク
多数決下5まで
中庭
俺「はぁ…ったく、カレンの奴何処行ったんだ?…」スタスタ
曲がり角「」
シャーリー「ルルー!」タッタッタッ
俺「え?…」スッ
シャーリー「うわわっ!?」タッ
ドガッ!!
俺「うぐっ…。申し訳無い…」ドサッ
帽子「」ヒラッ
サングラス「」ポロッ
シャーリー「あたた…」ドサッ
俺「…うん?」チラッ
シャーリー「すみません。此方こそ…」
俺「なっ…シャーリー…?」
シャーリー「えっ…貴方、どうして私の名前を…」
俺「あっ…」
俺(…そうだ。今のシャーリーももう…俺の仲間でも…恋人でも無い…)
俺(シャーリーもあの男のギアスによって、俺の事を忘れ去られている…)
俺「……。」
シャーリー『俺さん。皇族に戻る為にこれから色々頑張るんですよね!?』
俺『あ、ああ…その予定だが…』
シャーリー『だったら、私にも何か手伝わせて下さい!』
俺『えっ?…』
シャーリー『だって俺さん。今はルルとも仲間じゃ無くて1人なんでしょ?…』
俺『まぁ…そうだが…』
??シャーリー『だったら、私が俺さんの一番最初の仲間になってあげます!///』
俺(シャーリーは俺が悩んでるのを知って、一人にはさせないと…初めての仲間で…)
俺(…でも俺は…彼女を見捨てた。E.U.に一緒には連れて行かなかった)
俺(そんな俺が彼女に…)
シャーリー「あ、あの~…?」
俺「…。」
1シャーリー…必ず君の記憶は、取り戻してみせる…
2いいや、彼女には過去の記憶なんか忘れて…平和に暮らしてる今の方が…
多数決下5まで
続きは次スレで
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦うR2」part10
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦うR2」part10 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1627999753/)
>>999までに
コンマ下二桁
77、88、99が出ると巻き戻し権利
55、66が出るとコンマ振り直し権利
00が出ると…
>>1000の
コンマ下二桁
81以上巻き戻し権利+コンマ振り直し権利
31~80巻き戻し権利(ゾロ目なら2個)
30以下何も無し(ゾロ目なら格上げ)
うめ
次スレもエンジョイ!
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