【あんこ】格闘娘「裏格闘大会を勝ち抜く…」 (87)


某格ゲーよろしく気や超能力などの概念のある世界観で負けたら金持ちの奴隷になる裏格闘大会を勝ち抜いていくSSになる予定です

・コンマ安価は連取り有り、その他行動を決定する安価やキャラ安価は連取り無しになります

・展開次第ではキャラの視点が主人公から変わったり、主人公そのものが変更になる場合もございます

・格闘モノというテーマの都合上、エロだけでなくリョナやグロシーンなどもあるかもしれませんのでご注意


ある者は言った。

「強き者達の本気のぶつかり合いが観たい」と…

またある者は言った。

「強者を自分の傍に置いておきたい」と…

さらにあるは言った。

「強き者達がめちゃくちゃにされる様を眺めたい」と…。




ある者が告げた。

「ならば相応しき催し物を開こうぞ」

「強き者達を集め、闘わせ、勝つことで全てを得られ負けることで全てを失う」

「最も苛烈で、最も熱く、最も淫靡で、最も残虐な宴を!」


世界無差別級・異種格闘技大会

Feast of True Struggle トーナメント


開催1年前
とある大企業のオフィスでの出来事の記録……





ー大会規約ー

一、本大会は年齢性別問わず、重量階級も分けずに行うものとする。

一、本大会は重火器を除く武器の使用を許可するものとする。但し戦いに使用できる武器は大会前に運営に申告したモノ一つのみとする。

一、本大会はまず一次予選を行い、その後の二次予選を通過した選手が本選トーナメントに出場できる事とする。

一、大会優勝者につきましては賞金50億円と優勝者が望むモノを一つ運営が優勝者に与えるモノとする。

一、…………。

………。

……。

…。



一、本大会開催中においては選手の食事や生活、敗退時の処遇については全て運営の管理下に置かれる事を許可する。


 以上の規約に賛同する方のみ、以下の欄に必要事項をご記入のうえ………。



長々とした規約に一通り目を通した私はペンを走らせる。

最後の規約に多少の引っ掛かりを覚えたがこの大会に出場することが目的の私にとっては些細な事で。

必要事項に自分のプロフィールを書き走らせた。

主人公キャラシート

【名前】
【性別】女(主人公は女性で固定)
【年齢】
【容姿】
【ファイトスタイル】(現実の格闘技からオリジナルの流派、気や超能力などもありです)
【技】・
   ・
   ・(最低一つから最大三つまで)
【その他】(性格や補足、大会に出場する理由など)

↓1~3の案から一番書きやすそうなキャラを選ばさせて頂き、その後に主人公の幼馴染み(兼ライバル)の安価を取りたいと思います

【名前】ストラ
【性別】女(主人公は女性で固定)
【年齢】15
【容姿】黒目黒髪で肩に届かない程度のショート、ちゃんと戦える程度の軽装、目立つほどではないが触れば分かるくらいには胸と尻がある
【ファイトスタイル】 迎撃を中心としたカウンタースタイル、学んだ武術の一環で剣も使える
【技】・素早い連撃を行う「流星」
   ・敵の盲点に鋭く重い一撃を与える「月光」
   ・相手の気を自分のものに変える一撃を与える「太陽」
【その他】 寡黙で落ち着いてるが、弱いものいじめは許せない正義感の強い性格。
師を本編前に亡くしており資金の宛てを無くしていたが、裏格闘大会の噂を聞いて生活費稼ぎと実力試しの両方を目的として参加。
性的な事に関しては一切興味を抱かなかった為に無知。


【名前】高原 忍(たかはら しのぶ)
【性別】女(主人公は女性で固定)
【年齢】16歳
【容姿】赤茶髪ポニーテール、整ったキツイ目つきの小顔、身長155㎝の小柄な身体、B81/W56/H80、腹筋は割れ手足にもしっかりと筋肉がついている
【ファイトスタイル】そりが小さく短いいわゆる忍刀(直刀)を基本とした刀術と蹴りを中心とした骨法術
【技】・極意・鎌鼬(目にもとまらぬ早業で忍刀を振って風の刃を発生させ離れた相手をも切り捨てる)
   ・極意・百足脚(ドロップキックの体制で突っ込み相手に頭部を中心に多数の蹴りを喰らわせる)
   ・極意・竜巻蹴り(一対多数を想定された広範囲に強風を巻き起こす鋭い蹴り)
【その他】物静かで優しい少女を思わせるが、内面は冷静に戦局を分析し目的達成を最優先する
一切の思い上がりも幻想もない現実主義な性格
現代に生き残る忍者の一族の末裔ではあるが本人はそんな人生を嫌がっており普通の女の子としての人生を望んでいる
育ての親であり頭領より条件として大会の優勝を提示され己の望む人生を歩むため、そしてその軍資金を得るべく大会に出場した
房中術も学んでおり性知識はあるが、男性相手はいまだ未経験で処女
愛しあった男性との初夜や平凡で幸せな家庭を夢見ている

【名前】古河 美鈴(ふるかわ みすす)
【性別】女
【年齢】19
【容姿】快活な見た目の元気っ娘
身長185㎝、B104W62H91の縦割れ腹筋持ちの美しいタイプの筋肉質スケヘボディを持つ茶髪ショートカット
服装はノースリーブパーカーにデニムショートパンツと動きやすさ重視
因みに身嗜みには無頓着で下の毛を一度も処理した事がなくドスケベな濃さになっている
【ファイトスタイル】圧倒的なパワー、スピード、繊細さと天才的な格闘センスで編み出した競技格闘技ではない、水の様に攻撃を受け流し、嵐の様に攻め込む超実戦格闘術と衝撃波や振動を操る
超能力故に武器を壊してしまうので基本素手
【技】・ 要塞崩し(ボディブローを仕掛けた後に振動による断続的内部攻撃と衝撃波によるインパクトで強大なダメージを相手に与える{防御した部位や武器にも有効なのでかなり強力})
・ 振動、衝撃波飛ばし(その名の通り衝撃波や振動を飛ばして相手を攻撃する遠距離技)
・ 滅衝砲(両手で振動を包み、溜める様にぶつけ衝撃波の膜で砲弾化させた後放つ大技 溜めるという過程で大きな隙を晒してしまう為易々と使えないが、その分威力は絶大)
【その他】見た目通り明るく優しい性格であるが、戦いになると一切の情を見せず相手を再起不能にする事をなんとも思わない冷酷な二面性を持つ
闘争、戦闘に全てを注いで来たのかファッションや身嗜みには無頓着で女子力は低いが家事ができないわけでは無い
誰の教えも受けず独学で戦闘スキルを身につけた故表舞台には立つことはなかったが今回の大会を聞きつけ、全てを失うリスクを承知して強者と戦える期待と自分がどこまで通用する好奇心でエントリーした
エッチな事は博識で性欲も物凄く早漏であるが、ムラムラした際は運動で発散している為自分でした事すらない

ミス×みすす→○みすずです

いきなり気合いの入ったキャラ達ばかりで悩みましたが>>5の高原忍ちゃんで初めていきたいと思います。

……でも他の二人もどこかでねじ込んでみようかなとも思ってみたり


大会開始9時間前…。


忍「……はぁ」


眼前に広がるのは広い海、空を見上げれば海鳥が空を飛ぶ。

水平線がどこまでも広がりこのだだっ広い海を豪華な客船がゆっくりと突き進む。


忍「……海、綺麗だなぁ」


そんな一見素敵な光景、素敵なシチュエーション。

しかし船に乗るのはこの大会開催に多額のお金を寄せたスポンサーと運営の委員会の人間。

そしてこれから死闘を繰り広げるであろう100人以上の戦士達だ。

私、高原忍もその一人だ…。


ー回想ー


「ゆ、許してください…!!お、お金!お金ならいくらでも出しますからっ!!もう悪いこともしま……あぎっ!!!!?」

ブシュッ


男の首から鮮血が飛び散る。

もう幾度見た光景なんだろう、今となっては数少ない忍者の末裔として私にあてがわられたのは恨みを買われた人間や要人の暗殺等の任務が殆どだ。

それも当たり前のようにこなすぐらいに私は小さい頃から人を殺す為の技術……とりわけ現代において忘れ去られる
ている技を教えられていた。

昔は怖かった、でも今はもうなにも感じない。

月を見上げながら、頬についた男の血を拭う。


分かってるんだ。

この生き方からはもう逃げられないと。

染み付いて、私の身体に纏わりつく忍びのしがらみは鎖のように私を捕らえて離さないのだと。





忍「………きもちわるい」


頭領「高原よ、おまえに新たな任務だ」

忍「はっ」


今日も頭領から呼び出された。

新しい任務だろうか、それとも最近の任務で時間がかかったことを責められるのだろうか。

いずれにせよどうでもいい。

忍びは道具だ。

道具は道具としての指名を果たすだけなのだから。


頭領「うむ、お主にはある格闘大会に参加してもらう」

忍「はっ!……………は?」


思いもよらぬ発言に私は思わず顔を上げてしまった。
それを気にもせず頭領は続ける。


頭領「フィスト社……世界でも有数の軍事産業の先頭を走り続ける企業があるのは知っているな?」

頭領「そのフィスト社が今度世界中の格闘家を集めた大会を開くことになっている」

忍「すると……つまり潜入任務になると」

頭領「いんや…お主には選手として正式に参加して貰うことになるだろう」

忍(……どういうこと? さっぱり理解できないんだけど)

頭領「実はフィスト社からの誘いがあってのう、ウチの忍びの軍団から腕利きの者を参加できないかとな」

頭領「この大会で優勝すれば我が高原流の力を示すあぴぃるにも繋がる……フィスト社に取り入ることができれば安泰というものだろう」ふぉっふぉっふぉ

忍「は、はぁ」

頭領「それに……優勝すれば、忍よ」






頭領「主を忍びの責務から外してやらなくも無いぞ」


ゾクッ

忍「!!!」

いつの間にか背後に寄っていた頭領の言葉に衝撃と得も言えぬ気持ち悪さが背中を走った。

飛び上がって退くのをなんとか我慢して顔を向けずに頭領に聞き返す。

……汗が落ちそうになる。


忍「…………いつから、お気づきで…?」

頭領「だいぶ前からお前が忍びの生活に嫌気がしてきているのは察しておった、加えてここ最近のお主のもちべぇしょんの低さよ」

頭領「忍よ、お主には幼き頃からツラい事を背負わせ続けさせたな……でもそれもこの任務が最後じゃ」


頭領の言葉が耳に入り込む度に悪寒が走る。


頭領「これからは好きな事をして、好きな男とくっつき、好きに家庭をもってよいのじゃ」


それは私が最も欲してやまなかった言葉。
だけどなぜだろう。

今はその頭領の言葉と、その表情が。


頭領「頼んだぞ、忍よ」


今はとても気持ち悪く感じた。

抜け忍になられる前に見世物として売り飛ばすやつじゃん


「お待たせいたしました、トロピカルドリンクになります」

忍「ありがとうございます」ニコッ


ウェイターの人から貰ったドリンクを片手にパラソルの下の椅子に座る。

中々の営業スマイルができていたのてはないだろうか?

もっとも、笑顔を使うときはターゲットの情報を集める時だけなのだが。


忍「とりあえずクルーズ船を一回りしてみたけど……見事にスポンサーやら財閥のお金持ちばかりね…」


大会を勝ち上がるにつれて障害になりそうな選手の偵察をしていた。

……が、選手の数よりも見物人の方が多くて手間がかかる上にこの夏の日差しのせいで参ってしまった。


「お客様、よろしければデザートなどもご一緒にいかがでしょうか?」

忍「ああ良いわね……そしたら貰おうかし、ら…?」


女性のウェイターでも来たのかと思い後ろを振り返る。
するとそこにいたのはウェイターでもなんでもなく、私の数少ない友人がそこにいて…

主人公の友人キャラシート

【名前】
【性別】女(友人は女性固定)
【年齢】
【容姿】
【ファイトスタイル】(現実の格闘技からオリジナルの流派、気や超能力などもありです)
【技】・
   ・
   ・(最低一つから最大三つまで)
【その他】(性格や補足、大会に出場する理由など)

↓1~3の案からコンマの一番高いキャラ、主人公の昔からの友人兼ライバルキャラになります


【名前】 岩城 いろは(いわしろ いろは)
【性別】女(友人は女性固定)
【年齢】 18
【容姿】 黒髪ロングで足元まで伸ばして三つ編みにしている
胸は大きくLカップ。陰毛は縮毛、安産型とナイスバディ
【ファイトスタイル】刀を使用している。
【技】・ 初太刀・一閃(刀による高速の居合)
   ・ ニノ太刀・燕(抜刀術の出し切った後のカウンター技
   ・三ノ太刀・桜花(高速による居合とカウンターの連続攻撃、しかし、使用後は大きく消耗するため多用はできない)
【その他】忍と同じく裏家業だが、こちらは国家に仕えた軍人の家庭
終戦後に公職追放で家は軍を追われたが、国家に仕える暗部の一員になった。
カーキ色のインバネスコートと軍服がトレードマーク
いろはは忍と何度か任務を共にし、忍が敗れたら、金で忍を買って家族にするためと、あと調査のために参加
性格は面倒見のよいお姉さんで敬語口調。忍が家族になってくれたらいいなと思っている

ありなら>>6

【名前】七橋 七波(ななはし ななみ)
【性別】女(主人公は女性で固定)
【年齢】14
【容姿】黒のクセっ毛気味のボブカット、背は149cmと忍よりさらに低く起伏も肉付きも控えめ。スカートが短い紺のセーラー、生足。
【ファイトスタイル】足技を中心とした格闘術。カポエラのように全身を使い脚を振り回したり激しく跳躍する。股関節が非常に柔らかい。
【技】・我流:クイックスイープ(瞬時に腰を沈めての高速足払い)
   ・我流:セブンスショット(非常に切れ味のある回し蹴り)
【その他】朗らかで楽観的、節々に子供っぽさを感じさせる性格。楓の仮初の生活の幼馴染で、お姉ちゃんと慕っている。
一般家庭に生まれ育つが、10歳の頃に偶然忍の正体を知ってしまう。それを他の忍者に悟られ始末される寸前だったが、頭領の意向で忍の楔とするべく、言葉巧みに忍のように「かっこいい特別な存在」の道を歩むよう子供心を擽り誘った。
暗殺術は習得しておらず、ほぼ身体面の修練がメイン。房中術はしっかり学んでおり、好奇心の赴くままに多くの忍びと交わっている。
忍が大会に出場することを人伝に聞き、自分の意思で参加している。正面から「忍者である」忍に対面したことはない。

【名前】 鬼龍院サクヤ
【性別】女
【年齢】15
【容姿】霊力の影響で真っ白となった長髪に動き易いように少し改造された巫女服のような和装。背は低めだが胸は大きめ
【ファイトスタイル】霊力を込めた札を飛ばす遠距離攻撃と一対の小太刀と白打を合わせた近接戦闘を織り交ぜるオールラウンダー
【技】・ 霊撃射札(札を飛ばす遠距離攻撃。込める霊力の質により殺傷力の調節が可能で、麻痺させたりも可能)
   ・ 清流抜刀(小太刀を用いた近接攻撃。敵の攻撃の力を受け流しつつ切り込む)
   ・暴嵐拳蹴(札も小太刀も通用しない相手への最終手段。外へ出す霊力を自身に巡らせ強化した肉体で敵をどつき回す)
【その他】
人外、常にならざる力の持ち主の討伐のみを生業とする退魔師の名門、その一人娘
穏やかな顔立ちで普段の性格も争いを嫌う心穏やかな少女であるが、自分の守るべき対象を傷つけた相手には烈火の如く叩きのめす隠れた一面も
恐ろしい魔物が紛れこんだという大会でその真偽を探る為に参加
なお性知識は少し少なめ

>>18で一箇所「忍」が名前候補だった「楓」になってましたごめんなさい。「忍の仮初の生活の幼馴染」です。


忍「七波、ちゃん…?」

七波「えへへ~、お久しぶりです忍先輩♪」

忍「うそ…!?なんでここに!?」

七波「何ではこっちのセリフですー!酷いですよぉ、帰ってきてたことわたしにも知らせずに次の任務に行くなんて…!」


予期せず出くわしたのは私の忍びとしての後輩、七橋七波ちゃんだった。

四年前、私がある任務で偶然彼女に暗殺任務の現場を目撃されたのが出会いだった。

任務を目撃した一般人は始末するのが忍びの掟。

しかし頭領は私に彼女を始末するのではなく、忍びとして育てることが出来るのであれば彼女を生かすことを許すと言った。

それ以降、彼女に忍びとしての鍛練を付けるようにした。
幸いというか不幸というか、彼女は私のことをかっこいい忍びとして見ているようで訓練にもよく着いてきている。


私なんてかっこよくも何ともない、ただの汚い人殺しなんだけどな…。


忍「ごめんね、私にも急の任務だったから…久しぶりに会えて嬉しいよ」ナデナデ

七波「うみゅ…なら良いんですけど」

忍「けど本当になんで七波ちゃんがここに?まさか七波ちゃんも頭領に言われて…?」

七波「違いますよー、人伝に先輩がこの大会に出場するって聞いて勝手にエントリーしたんですよ!!」

忍「え、ええ!?それって頭領から何も言われなかったの…?」

七波「言われるもなにも、書き置きを残して来たのでバッチリです!」


いやそんな胸を張って言われても……いや、頭領の事だ。

きっと私に七波ちゃんを側に置かせる事で忍びとしての責務を忘れさせないようにわざと放置させてる可能性もある。


七波「それとも、先輩は私がここに来て迷惑でしたか…?」

忍「迷惑じゃないけど……七波、これは格闘大会なのよ?」

忍「七波の体術の実力は知っているけど、本当に大丈夫なの?」

七波「先輩は心配性ですね~、でも私だって何も考えずに来たわけじゃないですよ」

七波「この大会で活躍できれば、先輩にも上の人達にも私の実力を見せることができますし……強くなったとこを見せれば先輩に安心して貰えるかなって…」

忍「七波…はぁ……」


どうやら私は彼女に慕われ過ぎたみたいだ。
そして私自身は彼女に厳しくはなれない。

忍びとしての距離感は間違っているかもしれないが、私が彼女をこの道に巻き込んだ以上。

私は七波の意思を尊重しなくてはいけない。

「普通」を夢見て「特別」である忍びの世界を抜けようとしている忍
忍に憧れ「普通」を捨てて「特別」な忍びの世界に飛び込んだ七波


世の中は残酷だ


忍「分かった、なら私からはもう何も言わない…けれどこれだけは約束して」

忍「決して無理はしないで、忍びの心得……覚えてるよね?」

七波「も、勿論!己を過信せず及ばぬ時は退いて期を伺うべし…です!」

忍「正解……本当に危ないときは無理せずに棄権すること、いいね?」

七波「分かりました!任務了解です!」


本当にできの良い後輩に育ったものだと、二歳しか違わない年下の彼女に思わず笑みがこぼれた。

……彼女が、私が忍びを辞めるためにこの任務を行っていると知ったらどんな反応をするのだろう。


その答えを知るのが怖くて、七波にはまだ言えない。



「レディースエーン……ジェントルメェーン!!!」

「ようこそお越しくださいました紳士淑女の皆さま方!!これから始まる闘いの祭典!!血沸き肉踊る闘争の舞台…!」



七波「はわぁ……先輩ぃ~、この鶏肉料理おいひぃですよー?」

忍「七波、はしたないわよ?ほら口元拭いて」ふきふき

七波「ん、ぎゅふ…!」


あれから数時間後、私たち選手を含めた船に乗っているほぼ全員が船内中心の大ホールに集められた。

大会の開会式という体でテーブルの上には豪華な料理がこれでもかと陳列している。

七波は嬉々と料理に手をつけており司会の進行には目もくれてない。


忍(それにしても……格闘大会という割には、あまり見ない選手が多いな)


有名どころな選手は勿論ちらほらと見かけるが、TVや雑誌では見たことの無い格闘家や見かけで見てもおおよそ武術を習っているようには見えない人もいる。

まぁ私たちのような女子供が紛れてる時点でろくな大会では無さそうなのは一目瞭然なのだが。


七波「ん、んふぅ~♪このデザートも美味ぃ~!」


……無垢って良いなと、時々彼女を見て本気で羨ましく思うときがある。


「えー、それではここでFeast of True Struggle トーナメント!開催元であるフィスト社の取締役、アイゼン・シュトルク様から選手の皆様への激励の言葉になります!」

「選手の方々はこちらのステージの中央へどうぞ!」


アイゼン・シュトルク……某国において軍事産業のトップをひた走るフィスト社の超重要人物。

彼がその席に着いてから今まで他の企業との並走状態が一気に独走状態になったとも言われる超やり手の人物だと聞く。

その噂は裏社会の方にも轟いており、あまり大きな口では言えない非正規の手段を取ることも厭わないとも言われている。

そんな大物がわざわざ大会の開会式に出るなんて、どういうことなのかしら…。


アイゼン「まずはここまで来てくれたことに感謝を述べたい、ここにいる120名の選手にはご足労を頂いたこと…本当にありがたいと思っている」

アイゼン「さて…君たちも既に知っているとは思うが、本大会はまず1次予選と2次予選を行い、勝ち上がった者のみが本選のトーナメントに出場することになっている」

アイゼン「そして君たちを篩にかける1次予選であるが……」






アイゼン「まずはここで、30名まで搾らせてもらおう」


ざわざわ…!

忍「30名って…いきなり四分の一…!!」

七波「い、いきなり狭き門って感じですね…!」ドキドキ


初っぱなからいきなり90人も落とすなんて…いや、それは重要なことではない。

ここに来るまでに私たちは運営が用意してくれた移動ルートでここまで来ている、それだけでかかる金額は相当なものになるだろう。

世界各地から120人もの選手を、わざわざ多額の資金を掛けて集めて予選で90人も落とすぐらいならここに集める前に予選なりなんなりした方が手間もかからず効率も良いはず。


……何故だろう、何か胸騒ぎがする。


アイゼン「さて、では肝心の1次予選の内容だが……ルール説明は現地にて行うことが決まっている」スッ


グオオオッ…ガッシャンッ!!


アイゼンが手を上げた瞬間、ステージの四方からガラスのような壁が勢いよく上がっていった。

私たちを含めた120人の選手は中央に集められていた事もあり咄嗟に対応する事ができず、上の部分もキッチリと蓋をされ閉じ込められた。

あまりに突然の出来事に選手の間にも動揺が走る。


忍「ちっ……やられたか」


冷静に考えれば分かっていたことだ。

こんな世界一強い者を決めるとか言って私のような裏の人間を呼んでいる時点でろくな事にはならないだろうと。

主賓がわざわざ出向く事で思考を惑わせ、突拍子もなく多めの落選する人数の宣言により動揺させる。

全ては私たちのような裏の人間の思考を鈍らせるための誘導。


……いや、違う。
こんなのは言い訳にすぎない。


七波「せ、先輩……もしかしなくても、これはヤバい状況というヤツでは…?」



選手の一部がガラスのコンテナを破ろうとするが強化ガラスで出来ているのか容易には破れないようだ。

そうこうしている間にコンテナの内部にガスの様なものが噴出され、次々と選手たちの意識が無くなっていく。

息止めの訓練はされているがあまり意味は無いだろう、全員が昏倒するのを確認するためのガラス張りなのだから。


アイゼン「さらばだ選手諸君、次に会うときは本選の舞台で会おう」

七波「しのぶ、しぇん……ぱぁい…」ドサッ

忍「七波……何があっても…強い心を、持つのよ……っ」ドサッ




頭領『主を忍びの責務から外してやらなくもないぞ』


私が罠を見破れなかった最大の理由。
それはただ甘い幻想に私の眼が曇ってしまったからだ…。

ええぞ…!
おつおつ


キャラ立ちさせようとあれこれ考えてたらしたら想定よりも二倍長くなってしまい時間もかかりました、短くまとめる構成力がほしい(切実)

ここから1次予選編ですが昨日に続きスタートが遅くなりそうなので今のうちに参加選手の募集をぼちぼち始めていきたいと思います



以下にキャラシートを置いておきますので思い付いた、暖めていた選手案などがあれば自由に書き込んでおいてください(採用されるかはコンマや>>1の鉛筆コロコロ次第です)

注意事項としましては、武具を扱う選手は一人一つまでなのでそれを破ると採用はしないと思いますのでご注意ください

それと今回から男性キャラのクリエイトも有りになっていますゲスな野郎から真面目に格闘に取り組む選手でも全然有りなのでよろしければお願い致します


参加選手キャラシート

【名前】
【性別】
【年齢】
【容姿】
【ファイトスタイル】(現実の格闘技からオリジナルの流派、気や超能力なども有りです)
【技】・
   ・
   ・(最低一つから最大三つまで)
【その他】(性格や補足、大会に出場する理由など)

【名前】柩(ひつぎ)
【性別】女(主人公は女性で固定)
【年齢】12
【容姿】ダボダボ猫耳パーカーをまとった年相応にちっちゃい少女。紫のショートカットヘアで褐色。パーカーの下は紫の下着のみで、手足に幾何学模様の入墨が入っている
【ファイトスタイル】不可視の立体「函」を生成して足場や武器にして戦う。生成出来る範囲は体と見える範囲。体に触れてない場所に生成したものは動かすことができない。大きさ、硬度は精神状態に左右される
【技】・鱗着(うろこぎ):細かな函を体にまとい攻撃力、防御力を上げる
   ・突(とつ):体にから函を生成していって相手を貫く。時間がかかるがノーモーションで発動可能なのが強み
   ・圧葬(あっそう):相手を直接函に閉じ込め、その内側に更に函を生成していくことで最終的に押し潰す
【その他】とある大富豪の所有物の奴隷。人体実験の果生み出された強化人間。まだ感情が希薄

【名前】薔蘭 柳太郎(ばらん りゅうたろう)
【性別】男
【年齢】30
【容姿】カソックを着た黒髪の日本人。鋭い目つきをした寡黙な男
【ファイトスタイル】(本来は)使えるものはなんでも使う、銃も爆弾も胡椒玉もなんでもありの我流殺法
【技】・聖拳解放-改 本来は隠し持った拳銃で不意打ちする技だったのだが、「改」は手袋に仕込んだ火薬を打撃と同時に起爆させる自爆戦法と化した
   ・第三聖書発動 自身の武勇伝をはじめとしたある事ない事を早口でまくし立てて時間を稼ぐ。まったく無意味な時もあるが、相手を委縮させ精神的優位に立つときもある
   ・聖戦発動-改 本来は無数の重火器で蜂の巣にする技だったのだが、「改」は相手を火薬塗れにして起爆してダメージを負ったところをがむしゃらにぶん殴る技になっている

【その他】
人ならざる者を屠る妖魔狩人を自称する狂人。シリアスのガワを被ったアホ。大会の主催者を吸血鬼や悪魔と勘違いしており、正義を執行するために大会に潜入した
身体能力は高いが、ろくに武術も学んでいない素人。しかしギャグ補正じみた異様な耐久力と、超人じみたガッツ、そしていざというときの機転に長ける
持ち込んだ重火器がルール違反で没収されそうになったときも「火薬は重火器ではない!」の主張で火薬だけ武器として持ち込んだ
異常な耐久力の正体は無自覚に覚醒した「自己再生」の超能力らしい


【名前】ワイルド
【性別】男
【年齢】14
【容姿】イケメン、中肉中背からスマート寄り、アレはしっかりしてる
【ファイトスタイル】スピーディーな肉弾戦および”気”による完全防御壁
【技】・
   ・
   ・(最低一つから最大三つまで)
【その他】(性格や補足、大会に出場する理由など)
乱暴な俺様系だけどとにかくウブ。そして優しさを隠しきれない。
ちょっと女の子に寄られると真っ赤になっちゃう。
でもバトルになるとそっちをしっかり優先できる。

すまん>>33誤投した 、やりなおし

【名前】ワイルド
【性別】男
【年齢】14
【容姿】イケメン、中肉中背からスマート寄り、アレはしっかりしてる
【ファイトスタイル】スピーディーな肉弾戦および”気”による完全防御壁
【技】・オメガシールド(全身を囲うバリア、戦いになると無意識に発動)
   ・デストロイラッシュ(殺人的な打撃攻撃の乱打。毎回パターンは異なるが毎回こうして圧倒するためそう呼ばれる)
  
【その他】
乱暴な俺様系だけどとにかくウブ。そして優しさを隠しきれない。
ちょっと美女・美少女に寄られるとそれだけで真っ赤になっちゃう。
でもバトルになるとそっちをしっかり優先できる。
戦うのが好きだから参加した。

【名前】 美肉(びにく)
【性別】 男
【年齢】27
【容姿】はちきれんばかりの全身マッスルスキンヘッド。
服はぱつぱつの金色ブーメランパンツと目元を隠すマスクのみで普段着もこれ
【ファイトスタイル】己の肉体のみを使った総合格闘技と闘気
【技】・ 剛拳(鍛え抜かれた拳で相手を武器もろとも叩きのめす。武器破壊を狙い肉体言語を狙う)
   ・ 柔護(闘気を高め相手の攻撃を防いだりいなす防御技。カウンターも狙う)
   ・汗締(状況に合わせて相手の各部位に決める絞技。迸る汗のせいで密着された相手は精神にもダメージが入る)
【その他】強者との戦いを至上の悦びとする覆面の戦士。大会の噂を聞きつけ、戦うためだけに乗り込んだ
鍛錬の果てに妙な気も身につけ、その肉体は並外れた耐久性と薬毒等に耐性を持つ
これまでもこれからも己の肉体のみで困難を跳ね除けると誓う生粋の筋肉馬鹿ではあるが、
その犯罪的な見た目に反して戦いは実に正々堂々としたものであり、卑怯な手段を用いる相手にはブチ切れ地獄に直葬する
なお本名は秘密

【名前】ボブ
【性別】男
【年齢】27
【容姿】坊主頭で細マッチョ系黒人。体のあちこちにタトゥーを入れている。チンポのサイズはビール瓶サイズ。
【ファイトスタイル】気孔術&キックボクシング
【技】・気孔パンチ(気を纏った拳。通常のパンチの数倍の威力を持つ)
   ・気孔ローリングソバット
   ・気孔肉体硬化(一時的に筋肉を効果させ防御アップ)
【その他】女好き、戦闘好きでノリの軽い享楽主義者。元はキックボクシング王者であったが更なる強さを求めて中国へ渡り、怪しげな老人から気孔術を学び殺人的な戦闘力を身に付ける。スナック感覚で女を犯し、挿入したチンポからの発勁(気をぶち込む技)で女を悶絶させるのが趣味。


【名前】グレート・サクラ
【性別】女性
【年齢】25
【容姿】赤の中に白いラインが入った伸縮性の高いリンコス&パピヨンマスク
金髪ウェーブ、ボンキュッボンのダイナマイトボディ、
【ファイトスタイル】プロレス技主体で観客を魅了する派手さと相手を辱める事に重点を置いたファイトスタイルを取る
【技】・【フランケンシュタイナー】両脚で相手の頭部を挟みながらバク宙の要領で地面に叩きつける大技
   ・【媚薬毒霧】口の中に含んだ媚薬入りの毒袋を噛み切って中身を相手に吹きかける
   ・【絞首刑】ネック・ハンギング・ツリーで持ち上げながら相手の頸動脈を締めて意識を刈り取るサクラの必殺技
【その他】フィスト社に雇われて大会に参加している女子プロレスラー
実力は確かで世界で通用するだけの能力があるが、とにかく派手好きで女好きのガチレズ
サクラに気に入られたら最後、金・実力問わずに攫われて愛玩用のペットにされてしまう
『表の世界では戦えないような強者と戦いたい』、『気にいった対戦相手を辱めたい、自身のペットとして飼いたい』という趣味と実益を兼ねてフィスト社専属の格闘家として戦っている

【名前】 [禁則事項です] 京子
【性別】 女
【年齢】 19
【容姿】 Jカップの雫型バスト 黒髪長髪で色白身長170センチのグラマラスボディ
【ファイトスタイル】とある超能力機関の被験者で強化された身体能力を駆使する。身体能力強化系の超能力
【技】・ 母乳(胸の乳腺を強化することにより可能。母乳で目潰しや回復効果のある母乳を出してスタミナや体力を強化する)
   ・ パンチ(普段は出せないほどのパンチを放つ。
【その他】
超能力機関からの推薦で参加する。
本人は一通りの格闘術を学び、超能力を駆使するので不意打ちや奇襲にも強く、ガスでも眠らなかったが、埒が開かないので眠ったふりをしていた
性格は優しく敬語口調で、本当に優しい

>>38
鮫島です

【名前】スゥ・ユンカオ
【性別】女
【年齢】16
【容姿】第一印象は蛇。ロリ体型に鋭い吊り目で怪しい微笑み、すとんと下ろし肩で切りそろえた黒髪ストレートヘア。
 衣装は両手両足を大きく出したミニチャイナで下着は黒、鉄砂で磨かれたとおぼしき武骨な両手が目立つ
【ファイトスタイル】普段は八卦掌だが、背中や手をあっさり地面について移動に活かすような野性的な動きが混ざる
【技】・返霊璧(手のひらに気を集め、熱や電気や精神波などを反射する)
   ・吸命大璧(心臓付近に攻撃されるとき、衝撃を背中側に完全に逃がせる籠状の気功経路を体内に張り巡らす。そこから反撃する当て身技)
   ・落魂穿(弱っている相手にしか使えない。相手の下腹部に打ち込むことで原初の快楽を呼び起こし絶頂させる必殺技)
【その他】マフィアが戯れに育ててみたら予想外に強くなったというだけの、過去の無いファイター。
 その性質は天性の獣であり、無邪気に純粋に残酷に、暴力も性欲も痛みも楽しいこととして受け入れる。
 四肢をもがれれば噛みつきででも戦うだろうが、そこに恨みという感情は無い。戦うのが楽しいから戦うのだ。
 鍛えた両手にも執着は無い。鍛錬という行為が楽しいからやっていただけで、目的意識も無ければ達成感も無いのだから。

 実は「コントロールできない狂犬なぞ要らん」と、マフィアからこの大会の運営に売り払われた身なのだが……
 戦えればいい彼女にとっては何の興味もなく、何の問題も無いことである。


【名前】MITUKI(みつき)
【性別】女(ふたなり)
【年齢】不明(推定10代後半)
【容姿】赤茶色の長髪に碧眼 B103・W57・H78 母乳体質 へそまで延びた絶倫のふたなりペニス 身体能力は普通レベルの女の子にすぎない 乳首も割れ目もペニスも浮き彫りになるラバースーツ
【ファイトスタイル】ひたすら逃げて距離を取りながら超能力の一本槍
【技】・テレキネシス(身近にある岩や瓦礫を投げつける念動力)
   ・マザーイメージ(母性本能に訴え掛けて戦意を奪い無抵抗化)
   ・ラバーズイメージ(恋心を植え付けて恋人と誤認させていちゃLOVEセックスに持ち込む)
【その他】超能力を操るサイキッカー少女
「私は未来の世界からお母さんの運命を変えるために来た娘」という普通の人間ならば相手にすらしないであろう世迷い言を言いながらさ迷っていた
酔狂な富豪にさらわれふたなり爆乳化手術を施され記憶を「私はお母さんと子作りしたくてやって来た変態娘」と改修された
対戦相手が男なら「お母さんをめぐる恋敵」として痛め付ける 女なら対戦前に「私のお母さん」と再洗脳されてひたすら犯そうとしてくる

【名前】天城 陽菜(あまぎ はるな)
【性別】女
【年齢】19
【容姿】黒髪サイドポニー、優しげな眼差し
身長162cm、B85/W59/H87
端正で鍛えられた体躯
【ファイトスタイル】気で作り出した弓矢と、柔術を使いこなし、高度な技術と俊敏さで相手を封[ピーーー]る変幻自在なスタイル
【技】・五月雨(当時に複数の矢を撃ち出す)
   ・空?(残像を作り出しながら高速で移動)
   ・空破(不可視の気で相手の体制を崩し、柔術を仕掛けたり矢で仕留める)
【その他】古来より国を裏で守護する旧家の生まれ。
穏やかで優しく、包容力のある性格。戦いのときは冷静沈着。
大会に多くの超人的な実力者が集まるため、いざというときの備えとして参加。

【名前】坂下 ツトム
【性別】男
【年齢】26
【容姿】見て分かる肥満体型
【ファイトスタイル】体型と体重で相手の身動きを封じる
【技】・ボディプレス(恵まれ過ぎた身体で押し潰す)
   ・媚汗(身体中から汗を噴き出す 汗には媚薬効果があり、肌からの浸透や揮発しての吸入などで女を発情させ追い詰めていく)
   
【その他】子供の頃に武術を無理やり習わされた経験があり、その見た目からは想像できない身のこなしを持つ所謂『動けるデブ』
性格はキモオタそのもので精力旺盛、倒した女を自分の牝奴隷にしようと画策している
あまりにもモテなさすぎてネットで買った怪しい惚れ薬(実は強力な媚薬)を何本もイッキ飲みしたことがあり、その影響で体液が女性への強力な媚薬効果を持つというファンタジー作品のオークみたいな体質になった

>>42
空?って何や?

恐らく滅多に使わない超難読漢字を打った結果、この板自体が対応出来ずに文字化けした可能性

【名前】榊 月彦(さかき つきひこ)
【性別】男
【年齢】22
【容姿】いつも笑みを絶やさない穏やかな青年。両手には黒い手袋をはめている
【ファイトスタイル】独自に鍛え上げた殺人術を駆使して戦う
【技】・怪力(その見た目からは想像もつかない、異常なほどの怪力を持つ。主にこの力で相手の女性を絞[ピーーー]る事を好む)
   ・気配操作(元々大人しい性格で存在感が薄いとバカにされてきたのだが、逆にそれを利用して自身の能力へと昇華させた
それにより存在感を極限まで薄くすることで相手から消えたと思わせたり、その状態から存在感を元に戻すことで急に現れたと思わせる事が出来る)
【その他】一見格闘技の大会に出るとはとても思えないような青年だが、実は数年前から世間を騒がせている女性ばかりを狙った連続強姦殺人事件の犯人である
かつては女子にすらいじめられるような気の弱い性格だったが、ある時ついにいじめに耐えかねて自分をいじめていた女子を殺害してしまう
その後彼の中で女性に対する憎しみと性的衝動が結びつき、上述のような事件を次々引き起こすようになった
主にかつて自分をいじめていたような気の強そうなタイプの女性を犯す事を好んでおり、大会に出たのは賞金が欲しかったからというよりも
こういう大会には己の実力を過信した気の強そうな女がたくさんいそうなので、己の性衝動を満たすのに都合が良さそうだと思ったからである

【名前】極龍 ショウコ(ごくりゅう~)
【性別】女
【年齢】18
【容姿】黒の短髪で右頬に十字形の傷がある
白の胴着を来ているが、その胴着を押し上げる見事な爆乳
【ファイトスタイル】空手
【技】・極龍流正拳突き
   ・極龍流上段蹴り
   ・極龍流貫手
【その他】
『極龍流』という流派の空手道場の跡取り。一人称は『俺』
実は元々は男性であり本名は極龍 翔(ごくりゅう しょう)。
ある時現れた道場破りに師範である父や門下生を全て殺され、自身は謎の薬を打たれて女になってしまう。
そのまま拉致されそうになったところを母と姉が代わりに身を差し出したことで見逃される。
以来、母と姉を助け自身も元に戻るために手がかりを探しながら武者修行の旅を続けている。
なお元が男だったためか女の感覚に慣れておらず、快楽への耐性が低い上に感度がとても高いのが弱点。

>>42の2番めの技は「うつせみ」でしたが、漢字が使えないみたいなので「陽炎」でお願いします

【名前】斉藤
【性別】男
【年齢】34
【容姿】目が死んでる黒髪眼鏡のスーツ男
【ファイトスタイル】恨みから身に着けた呪いのオーラを使う。本人自体は格闘技を一切知らないへなちょこだが、溢れ出るオーラは一切の常識が通用しない悍ましい力を持つ
【技】・幸殺し(蛇状に変化したオーラが相手を追いかけ食らいつく基本技)
   ・地獄喰らい(オーラが巨大な獣の顎となって相手を丸ごと噛み潰す大技)
【その他】普通の家庭をもつ会社員だったが、ある日突然会社をクビになり家族には逃げられ膨大な借金も背負う事になり、人生の全てが崩壊した
この世の全てを憎みながら、『幸せ』を取り戻す為に大会へ参加した

【名前】ウィリアム・トルーマン
【性別】男
【年齢】22
【容姿】ワイルドな笑みを浮かべた、ガタイのいいハンサムな男。金髪。黒いスーツに身を包んでいる
【ファイトスタイル】ボクシングを主体とした喧嘩殺法
【技】・マシンガン 脳を揺さぶる頭部狙いの連続パンチ
   ・グレネード 敵の首を掴み、手榴弾のピンを抜くように喉元の骨を引きちぎる、ほぼ即死技
   ・血の昂ぶり 精神を高翌揚させ、攻撃翌力を上昇。さらに精神干渉をはねのける

【その他】
アイゼンの友人。フィスト社と提携する大企業の御曹司。ジュニア級のボクシングチャンピオンだったが、命を賭けたバトルを求めて地下闘技場に下ったバトルジャンキー
弱者をいたぶる趣味はないが強者をいたぶる趣味はある。しかし弱者がハイエナのように強者をいたぶる事は気に食わない、独特の美学の持ち主
大会に参加した目的は強い連中と戦う事、盛り上げ役として女をいたぶる事、そして気に食わないやつ――真っ当な武力ではない、せこい戦い方をする選手を予選の段階で潰す事である

安価キャラだけで30人行きそうで草

【名前】伊集院 彩月(いじゅういん さつき)
【性別】女
【年齢】18
【容姿】銀髪ツインドリルロールで勝ち気な笑みを浮かべる。身長161cm、スリーサイズは上か95.58.88
袖無し深紅のドレスにバラの刺繍のアームカバー&ロングブーツ。
【ファイトスタイル】空手・合気道・柔術・ボクシング・ムエタイ等あらゆる格闘技を一通りマスターしており、それらを組み合わせた独自の技を繰り出す
【技】・反転刻印脚(相手の肩を掴みながら両ひざ蹴りを喰らわせ、そのまま地面に叩き付ける)
   ・疾風迅雷(掌底打ちでかち上げ→喉輪落としで叩き付け→マウントを取って顔に鋭い突きのコンボ攻撃。モチーフは桃太郎のお供のサル→イヌ→キジ)
   ・桃源郷(ヒップアタックで押し倒し→乳を押し付けながらのホールドで窒息を狙うおいろけ技。抜け出されそうなら乳ビンタで追撃に切り替え)
【その他】財閥の総帥である父を持つ頭脳明晰・運動神経抜群・容姿端麗なご令嬢
プライドは高いが勝利のためならば自身の身体も武器として使うことに抵抗はなく、敗北は素直に受け入れ勝者を褒め称える素直さも兼ね備える
父に自分の生き方を認めさせるべく大会に参加しているが、同時に自分の元で働くに相応しい人材発掘の為という目的もある
高原忍や七橋七波にも目星はつけており自分と戦うようなら結果次第ではあるがスカウトも狙っているようだ
フィスト社や異種格闘技大会の裏の顔も敗者の末路も承知した上で参加しており、ここで倒れるのなら自分はそこまでの器なだけだと思っている

>>6を書いた者です
登場選手キャラの安価というわけでは無いのですが>>1さんが考えているどこかに入れるという言葉の希望と期待を込めて設定を変更させていただかせてよろしいでしょうか?
ダメでしたら設定はそのままでワクワクさせていただきます

ん"ん"ん"ん"んぅ!10人ぐらい来れば良いなの感覚だったのにすごいいっぱい来てるっ!
ちょっとこのレスでキャラ募集は締め切りでレス返やじっくり見たいのでも少し時間をくだせぇ…

>>53
見づらいようでしたら修正込みのキャラ安価まとめは要りますか?
置くと2~3レス消費してしまいそうではありますからレス版だけまとめた簡易版もあります

一応見やすいようによかれと思ってレス版まとめたもの(修正安価含む)を置いておきますね
キャラの把握とかに役立てていただければ幸いです

『主人公』
高原 忍(たかはら しのぶ)【>>5

『友人兼ライバルキャラ』
七橋 七波(ななはし ななみ)【>>18>>20

『主人公キャラシード』
ストラ【>>4
古河 美鈴(ふるかわ みすず)【>>6-7】

『主人公の友人キャラシード』
岩城 いろは(いわしろ いろは)【>>16
鬼龍院サクヤ【>>19

『参加選手キャラ安価』
柩(ひつぎ)【>>31
薔蘭 柳太郎(ばらん りゅうたろう)【>>32
ワイルド【>>34
美肉(びにく)【>>35
ボブ【>>36
グレート・サクラ【>>37
鮫島京子【>>38-39】
スゥ・ユンカオ【>>40
MITUKI(みつき)【>>41
天城 陽菜(あまぎ はるな)【>>42>>48
坂下 ツトム【>>43
榊 月彦(さかき つきひこ)【>>46
極龍 ショウコ(ごくりゅう~)【>>47
斉藤【>>49
ウィリアム・トルーマン【>>50
伊集院 彩月(いじゅういん さつき)【>>51

見事に濃いキャラ多いけど個人的には薔蘭の参戦を期待してしまう

格闘キャラとわかりやすい凌辱要員で二分される中で妖魔狩人だけなんかおかしい

キャラ安価が綺麗に男8:女8に別れてるな

妖魔狩人は清涼剤になりうるな

「あんこ」って安価じゃない形式で判定するスレの事を指す訳だけど安価コンマの略とか勘違いしてない?

確かにそれはありそう
自分も最近まであんこを安価コンマの略と勘違いしてた

薔蘭…
ギガブレイクでこい!

時間空けてしまってすみません、昨日と今日で仕事やら用事やらで忙しかったので遅くなりました
再開する前に幾つかのレス返信をしていきますね


>>52
個人的にこのキャラ付けやファイトスタイルが好きなのと後からキャラ設定変更可にしてしまうと色々と収拾がつかなくなりそうな気がしてしまうのですみませんがこのままでやらせて頂きたいと思います

>>55>>56
あっ、すごい分かりやすい
本来自分がやるべき事なのにありがとうございます!

>>60>>61
衝撃の事実に戦慄が走っております(白目)
もうこのままスレは進めるとしてちょっと勉強し直してこよう…


その他、乙コメ、感想コメありがとうございます
そいでは少しずつ再開していきます

>>63
こちらこそ楽しそうなスレをありがとうございます
お役に立てていれば幸いです


忍「………ん、くっ…」


うっすらと瞼を開くと陽射しが差し込んで眩しい。

砂の感覚が肌にこびりつき若干痛みを感じる。

ゆっくりと体を起こすと自分は浜辺のような所で寝かせられていたようだ。


忍「……最悪な寝覚めね」

忍「というかここどこなのよ」


どうにも自分はあの後に船から運び出されこのような場所にいるようだが、周りを見ても他の選手……七波の姿すら見えない。


忍(選手同士を散り散りに分かれさせたってこと?いったいどういう意図で………ひょっとして、これが予選ってやつなの?)


そう感づくと自分の手首の部分に見慣れぬ機械の様なものが装着されている事に気がついた。

鉄製のリストバンドの様にも見えるそれには小型のタッチパネルが付いており、その画面には数行の文章が映っている。

Feast of True Struggle トーナメント
1次予選 ルール説明


・本大会出場者はこの無人島にて各自バラバラの地点からスタートとする

・無人島内において、衣食住は選手が自身で調達すること

・無人島内にて他の選手と遭遇し存在を確認し合った場合、マッチングしたと見なし即時試合を開始とする

・各選手は試合に勝利すると島の中央エリアへ入場するためのアクセスコードを相手から奪うことができる、アクセスコードはそれぞれ1つずつ最初から所持している

・アクセスコードを3つ集め、中央エリアへ入場した先着30名を1次予選通過者とする

・アクセスコードを全て失った選手は敗退となりペナルティハウスへと強制連行させられる

・またジャッジが反則と見なした行為、マッチング前から選手自身に対しての攻撃や妨害行為は反則となり失格となる(なお、このルールは失格した選手には適応されない)

・なお無断で島外へ脱出するような行為は棄権とみなし即ペナルティハウスへ連行となります


忍「……まさか、これだけでルールの説明おわり?」


こんなデジタルの文面だけで納得しろと。
起きたばかりなのに頭が痛くなる展開の連続で半ば思考を放棄しそうになった。


忍「それにこのルールだと七波との合流もできないわね…」


さすがにあの子もそれは理解していると思うが、万が一自分が先に彼女を発見しても接触は控えるべきだろう。

互いに存在を確認し合うと試合開始の合図となる。
負けてコードを失うと失格となりペナルティハウスへと移動させられる。

……このペナルティというのが気がかりではあるが、とにかく七波との合流はしてはいけない。


忍(大丈夫、七波ならきっと上手く生き残ってくれるに違いない……今は自分の事だけを考えるの)


タッチパネルを弄くっていると手持ちのコードの確認とこの島のマップが表示された。

どうやら思ってた以上にこの島は広いようで自分は島の外周部分に当たる所に置き去りにされたようだ。


忍(少なくともここに止まるのは得策ではなさそうね……周りに遮蔽物が少なく誰かに発見されやすい)


最終的に闘わなければ2次予選には進めないのでそれはそれで構わないのだが、問題なのは闘い終わった後すぐに見つかり消耗した状態で連戦になった場合だ。

漁夫の利を考えて狙うヤツはモチロンいるはずだ、そう考えると誰かに見つかりやすいこの場所に居続けるのは愚策だろう。

そしてなによりこの予選は先着30名というある意味で時間制限付きだ。

最短で勝ち上がるには二連勝、ならゴールである中央エリアを目指しつつ自分から積極的に試合相手を探しに行くのが効率が良い。


忍(とりあえずここを動こう、マップを見るに人が集まりそうな場所は……うん、このルートかしら)


目的が決まれば行動あるのみ。


忍の行き先と対戦相手を決めます
↓1~3コンマの一の位の合計値が対戦ステージ、十の位の合計値が対戦相手になります(一の位の合計値で最大値の27が出た場合……)

※この試合の対戦相手は敗北した場合、予選脱落が確定になります


そのまま北に進んでいく(森林エリア 3、7、11、15、19、23)
ストラ(3、8、13、18、23)
MITUKI(4、9、14、19、24)
美肉(5、10、15、20、25)
鬼柳院サクヤ(6、11、16、21、26)
ウィリアム・トルーマン(7、12、17、22、27)

北西から迂回していく(山岳エリア 4、8、12、16、20、24)
天城陽菜(3、8、13、18、23)
古河美鈴(4、9、14、19、24)
薔蘭柳太郎(5、10、15、20、25)
ワイルド(6、11、16、21、26)
極龍ショウコ(7、12、17、22、27)

北東から迂回して行く(川岸エリア 5、9、13、17、21、25)
グレート・サクラ(3、8、13、18、23)
伊集院彩月(4、9、14、19、24)
坂下ツトム(5、10、15、20、25)
スゥ・ユンカオ(6、11、16、21、26)
ボブ(7、12、17、22、27)

怪しげな洞窟を進んでいく(洞窟エリア 6、10、14、18、22、26)
榊月彦(3、8、13、18、23)
岩代いろは(4、9、14、19、24)
斎藤(5、10、15、20、25)
柩(6、11、16、21、26)
鮫島京子(7、12、17、22、27)

はい

開幕清涼剤スタート……

なんならそこまで公平にしなくてもいいんだぞ?
1にも書きやすいキャラ書きづらいキャラがあるだろうし

この場合は7+1+4だから12の【山岳エリア】で、
8+7+0だから15の【薔蘭柳太郎】と戦うわけか

チュートリアルかな?

>>1がこれでやりやすいならいいんだけど、きっちりしすぎてるな、こんな平等なランダムじゃなくとも、適当に次のタイ選候補4人選んでそこからコンマランダムとかの方が楽じゃない?

公平だけど毎回これだと>>1の負担でかいし店舗も悪くなりそうだけど……

別にイッチが決めたルールだからいいじゃないか
テンポがアレなら、次はイッチの導入部のコンマで決めるとかでいい訳だし
あんまり文句ばっかりつけてると、イッチのモチベーションにも関わるしいちゃもんにしか見えなくなるぞ

というかぶっちゃけ視覚的にも>>69は情報が詰まりすぎてて分かり辛いし、安価かコンマでエリア決めて、その後に対戦相手決定すりゃよかったんじゃないか?

とりあえず1さんの好きにやらせてみようではないか

ほらぁ、お前らが難癖つけるから>>1がやる気無くしちゃったじゃんか


あ~あ

いや、全部難癖というか助言や指摘の範疇だったと思うけど……

うん、後から見返してみても
>>74>>77>>78、どれも>>1が楽になるようにしてという気遣いだな

誰も悪くなかったのにどうしてこんなことになってしまったんだ

単純に>>1がやる気の無いゴミだっただけだろ

ハイパーゲーム大会2(終)13:00~

https://www.openrec.tv/live/n9ze6x6pk84

▽タイムテーブル
マリオメーカー2
フォールガイズ
APEX LEGENDS
[FINAL]ストリートファイター6

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月20日 (水) 05:03:02   ID: S:h900h_

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