カスタムロボ バトルレボリューションのSSです。BRという略称もありますね。
カスタムロボBRの二次創作を探したのですが、存在しなかったため、自分で書くことにしました。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1616584540
アパート自室
ルーシー「ケイジちゃん起きなさい!!」
ルーシー「本当いつになったら自分で起きれるようになるの、今日も仕事なんでしょ?」
ケイジ「・・・うーん・・・・・・」
ルーシー「いつまでも寝ぼけてないで、早く準備しなさい。」スタスタ
ケイジはクローゼットを開け、ものの3秒もしない内に服を着替えた。
ケイジ「さあ、事務所に行かないと。」
アパート前
ウイーン
ケイジが自室を出ると、いつものようにルーシーがアパート前を掃除していた。
ルーシー「おはよう、ケイジちゃん。相変わらず準備するのは早いわね。」
ケイジ「おはよう、おばさん。準備といってもベッドから出て、着替えるだけだからね。」
ルーシー「着替えるだけにしても、随分早いじゃないか。…ハッ!」
ケイジ「どうしたの、おばさん?」
ルーシー「ケイジちゃん、アタシはあんたのことを自分の子どもだと思って育ててきたけど、
血は繋がってなくても親子ってのは似てくるもんなんだね~。」
ケイジ「どういうこと?」
ルーシー「前にも言ったと思うけど、アタシ若いころはファッションモデルやってて、まわりから『早着替えのルーシー』なんて言われて一目置かれてたんだよ。あまりにも早く着替えれるものだから、アタシは一日にいくつものファッションショーに出たものさ。」
ケイジ「ファッションモデルをしてたとは聞いてたけど、そんなにショーに出るなんて、おばさんってすごかったんだね!」
ルーシー「そりゃそうさー、だから今こうして賃貸収入で生活できてるんじゃないか。でも、
早着替えできると言っても、失敗がなかったわけじゃないよ。急いで着替えるあまり、服の裾から顔を出してたり、
服を着替えたつもりがすっ裸のままショーに出てたこともあったんだよ。」
ケイジ(そうだ、ファッションモデルをしていたという話と同時に致命的なミスを犯していたっていう話だったな…。)
書き忘れてました。時系列は激闘編後で、主人公(ケイジ)、ハリー、マーシャが成人したくらいのつもりで書きます。
ルーシー「だからね、ケイジちゃん、いくらアタシの早着替えの才能を受け継いでいるからと言って、
それにあぐらかいてちゃだめだよ!いつまでも初心を忘れるんじゃないよ。じゃないとアンタも、
いつかすっ裸で出勤する羽目になるからね!気を付けるのよ!!」
ケイジ「わ、わかったよ。」
ケイジ(初心を忘れたとしても服を着忘れたりはしないよ、おばさん・・・。)
スティルハーツ事務所
アーネスト「いえいえ~、こちらこそいつも大変お世話になっております~。はい~・・・。」
ハリー「よー、ケイジ。」
ケイジ「おはよう、ハリー。なんだか所長、電話で話し込んでるね。」
ハリー「そうなんだよ、何かちょっと楽しそうだし。相手は誰なんだろうな。」
アーネスト「今日のお昼ですか?ええ!空いてますとも!ぜひとも行きましょう!」
ハリー「…!!おい!昼からの依頼もあるから空いてないだろ!
『午前中から仕事のお前たちだけじゃまわらないだろうから俺が行く。』って言ったじゃねーか!!」
アーネスト「ダ・マ・レ~~~~!!!(小声)」バン!!
アーネスト「え?昼から依頼なのかですって?いえ、昼からの依頼は入っておりませんよ!
テレビの音が入ってしまいましたね、これは大変失礼しました~。はい、ではお昼からよろしくお願いします~。
はい、それでは、失礼します~。」
ハリー「おいおい、昼からの依頼どうするんだよ。」
アーネスト「・・・・・というわけで俺は昼から接待が入った。午前中の依頼を早いとこ終わらせて、
昼からの依頼もお前らで行け。」
ハリー「なんだって!?いくら俺と、俺に次いでケイジが優秀だからって無茶言うなよ!
午前中の仕事はボギーの店で大掃除の手伝いだから時間はどうしてもかかるだろ!
第一、昼からの仕事はブレンドパークにたむろする不良を立ち退かせろっていうもんだから、
強面のあんたが適任じゃねーか!!」
アーネスト「そんなこと言っても仕方ないだろ。組織のトップの人間である俺が、
お客さんを接待することによって、この事務所をご贔屓にしてくれたり、仕事を紹介してくれるようになるんだ。
接待はとても大事な仕事だ。末端の人間であるお前らには想像もつかないだろうがな。」
ハリー(末端って言っても、この事務所に従業員は俺含め3人しかいねーじゃねーか・・・・)
ハリー「はいはい、わかりましたよ~。ケイジ、ブレンドパークの不良はいつも12時くらいからたむろしだすみたいだ。
ボギーの店には今から行ってもいいか連絡して、そんでさっさと終わらして、公園に平和を取り戻してやろうぜ。」
ケイジ「うん、それがいいね。」
ハリー「ところでアーネスト、そのとても大事な接待の相手ってのは誰なんだ?」
アーネスト「リンファさんだ。」
ハリー「リンファさん!?アーネストだけずるいじゃねーか!!俺たちのこと馬車馬のようにこき使って、
自分だけいい思いする気か!俺と替われ!俺がリンファさんをおもてなししてやる!!」
ケイジ「そんな!!『俺たちのこと』って言っておいて替わるのはハリーだけなの?
僕だって不良とお昼を過ごすより、リンファさんとお昼を過ごしたいよ!」握りこぶしグッ
バン!!!
アーネスト「ボギーの店に連絡するんだろ!?ごちゃごちゃ言ってないで
さっさと連絡して、昼の仕事に間に合わせろ!!!」
ボギーの店までの道中
ハリー「ったく。人使いは荒いわ、リンファさんとランチするわ、とんでもない上司を持ったもんだぜ。」
ケイジ「ボギーさんが早く来てもいいって言ってくれたから、昼の仕事には間に合いそうだけど、
休憩時間はとれなさそうだね。」
ハリー「本当だぜ。しっかしお前、実はリンファさんに気があったんだな?
事務所であんなこと言って。今度マーシャに教えてやろうかな~。」
ケイジ「い、いや、気があるとかそういうことじゃなくて、
誰だって不良とリンファさんだったらリンファさんの方を取るでしょ?
それと、・・・・・・・マーシャには言わないでほしいな・・・・・。」
ハリー「なんだその言い草。お前はリンファさんとの比較対象に不良を選ぶのか?
それはリンファさんに失礼だろ!次リンファさんと会ったとき言ってやる!」
ケイジ「そんな!ハリー困るよ~~~」
今日はこの辺にしておきます。多分明日も夜に書きます
ボギーの店
ウイーン
ケイジ「絶対だよ!絶対言わないでよ!」
ハリー「わかった。わかったから!言わないって!いつまでその話してんだ!」
ボギー「やあ、2人とも。今日はよろしく頼むよ。ところで、何の話をしてたんだい?」
ハリー「おう、マスター。話ってのは、こいつ実はリンファさんに気があって、リンファさんと不良だったらリンファさんを取るらしいんだわ。」
ケイジ「ハリー!!言わないって言ったじゃないか!」
ボギー「リンファさんって、アーネストさんと一緒にうちの店に来たこともあるきれいな人か。そうか、ケイジさんは年上が好きだったんだね。でも、リンファさんと不良だったらっていうところはよくわからないな…。」
ケイジ「わからなくてもいいですよ、マスター!忘れてください!」
ロイド「おはようございます、ハリーさん、ケイジさん。途中からしか聞いてなかったものですから、詳しくはわかりませんが、うちの店には元不良の雰囲気があるナイスミドルなお客様が何人か通われていますよ。きっとケイジさんの好みの方もいると思うので素敵な出会いを求めてぜひ、うちの店に顔を出してください。」
ケイジ「わかってなさすぎですよ!ロイドさん!!ちゃっかり営業までして!!」
ハリー「まあまあ、その辺にしとけや、ケイジ。」
ケイジ(ハリーが言うからこんなことになったのに・・・)
ハリー「んで、マスター。俺ら掃除道具は持ってきといたけど、これで床とか壁を綺麗にすりゃいいのか?」
ボギー「うん、そうだね。あとここだけじゃなくて賭けバトル場の方も頼むよ。向こうはこっちより広いし、行儀のよくないお客さんが多く利用してることもあって掃除するのはちょっと大変だろうけど…。」
ハリー「まだやってんのか、あれ・・・。」
ロイド「賭けバトルのおかげで、店の経営は安定しているのでどうしてもやめられませんね。」
ボギー「通常の営業の売上げを上回ることなんてよくあるし、こればっかりはどうしてもね…。」
ハリー「どうしてもねって・・・。とんでもないお得意様を持ったもんだ。」
ボギー「と、ともかく、掃除の方はよろしく頼んだよ。」
ハリー「おう。じゃあ、ケイジ掃除の方取り掛かるとするか。」
ケイジ「うん、そうしよう。」
掃除開始からしばらくして…
ハリー「はあ、やっと終わった…。時間も昼の依頼には間に合うな。」
ケイジ「もう疲れたよ…。こんな状態で不良を相手しないといけないのかー。」
ボギー「2人ともお疲れ。昼の依頼に間に合わせたいからって連絡がきたときは適当に掃除されるのかと思ってたけど、その心配はいらなかったね。」
ロイド「お二人ともありがとうございます。」
ハリー「ったりめーよ。俺たちは与えられた仕事はきっちりこなす。上司はあんなんだけど、俺らのおかげで最近うちの評判いいんだぜ?」
ケイジ(いい評判のほとんどはマーシャだけどね…)
ボギー「今後もよろしく頼むよ。そうだ、仕事が終わったらうちに飲みに来ないかい?これだけ綺麗にしてもらったし、お代は結構だよ。それに、賭けバトル場のことも口外しないでほしいしね…。」
ハリー「黙っててほしいだけだろうな(小声)」
ケイジ「きっとそうだね(小声)」
ハリー「わかったよ、マスター。じゃあ仕事終わったら寄らせてもらうわ。ケイジ、昼の依頼さっさと終わらせてパーッと飲もうぜ。」
ケイジ「そうだね。僕お酒飲むの初めてだからちょっと楽しみだよ。」
ハリー「お前酒飲んだことないのか。よし、俺が酒のたしなみ方ってもんをアドバイスしてやるよ!」
ケイジ「うん」
ハリー「じゃあブレンドパークに向かうとするか。」
ブレンドパーク
不良1「んでよ~、そいつのロボにホーネットガン至近距離でぶち込んでやったんだわ~。」
不良2「はは!そりゃいーな!」
不良1~4「ギャハハハハ」
ハリー「おーおー悪そうなのがいる。でも思ってたより少ねーな。」
ケイジ「そうだね。この人たち昼間からいるけど夜勤で働いてるのかな?」
ハリー「いや、昼間っから夜遅くまでいるって聞いてるから働いてないんじゃないか。」
ケイジ「そうなんだ。僕も事務所で雇ってもらえるまで無職だったから、何だか他人事じゃない気がするよ。僕も無職が続いてたらここでずっとたむろしてたのかな…。」
ハリー「ははは。相手の心配してやるなんて随分と余裕じゃねーか。」
不良1「あーん?何だ兄ちゃんたち、俺らの方みて笑って。喧嘩打ってんのか?あ~ん!?」
不良2「そうだぞ、おい!調子こいてっとナックルガンの空中撃ちでぶっ飛ばすぞ!お~ん!?」
ハリー「いやいや、喧嘩売ってるわけじゃないんだ。ただあんたらみたいなのがいると公園を使いたい人たちが怖がって近寄れないんだ。だから、もっと人がいないとことか、あんたらの中の誰かの家とか、たむろする場所を変えてくれないか?」
不良3「んだと!ごら!ここは俺らの縄張りなんだよ!!」
不良4「誰がテメーの言うこと聞くかってんだ!!」
ケイジ「言うこと聞いてくれないみたいだね。」
ハリー「はあ~、そのようだな。」
不良1「そんなに他所行って欲しいならタイマンでバトれや!俺と不良2に勝てたらその話聞いてやるよ!!」
ハリー「ガラも悪いし血の気も多いな…。ケイジそっちは頼んだぞ。」
ケイジ「うん、わかったよ。」
不良2「銀髪の兄ちゃんが俺とやるってかい?テメーら俺らのこと知らないようだな。」
ハリー「へっ、おめーらの方こそ俺たちのこと知らないみたいだな。ケイジ、忘れていないとは思うが、久しぶりのバトルだから一応言っておくぞ。準備ができたらホロセウムの前でAボタンを押すんだぞ。」
ケイジ「わかってるよ。ホロセウムの前でAボタンを押すんでしょ?」
ハリー「そうだ、ホロセウムの前でAボタンを押すんだ。」
ケイジ「うん、ホロセウムの前でAボタンを押すよ。」
不良2「そうだ、死ぬ準備ができたらホロセウムの前でAボタンを押しな!」
ハリー「じゃあ、いっちょやってやるか。」シュシュシュシューン(ダイブする時の音です)
不良1「ホーネットガンでハチの巣だ!!」シュシュシュシューン
不良2「俺と戦ったこと、後悔するぜ!!」シュシュシュシューン
ケイジ「・・・」シュシュシューン
今日はこの辺にしときます。明日も多分夜に書きます。
ケイジ(早く終わらせて早くハリーとお酒飲んでみたいし・・・)
使用カスタマイズ
ジャベリン
ショットガン
ストレートボムT
フロートポッドF
クイックジャンプレッグ
ケイジは不良2から被弾することなく、一方的に攻撃を叩き込み、ケイジの圧勝に終わった。
不良2「ぐえっ!」ドサ
不良1「ヒッ!」ドシャ
不良3「なんだこいつら!」
不良4「めちゃくちゃ強えじゃねえか!!」
ハリー「勢いはいいが、戦い方が乱暴だな。」
ケイジ「朝の掃除の方が大変だったね。」
不良1「くっそ~」
不良5「おい、一体どうしたんだ。」
不良6「まさかこのいい加減そうな兄ちゃんたちにやられたのか?」
不良7「仲間がやられたとあっちゃ、黙ってられねえなあ」
不良8~20「覚悟はできてんのか?」ゾロゾロ
ハリー「げっ、こいつらも公園でたむろしてる不良の奴らか。」
ケイジ 1.そうみたいだね。
2.違うと思う。
>3.サッカーできる人数だね!
ピコーン
ケイジ「僕らも入れてサッカーができる人数だね!」
ハリー「何バカなこと言ってんだ!どう見てもサッカーする雰囲気じゃねえだろ!!」
ケイジ「ごめん…。」
不良20「俺らにたてついたらただじゃ済まねえことわからしてやるよ。テメーら袋叩きだ!」
ハリー「おい待て!ホロセウムでは一度に4人までしか入れねえぞ。」
不良13「そういえばそうだったな…。」
不良17「じゃあ不良1と不良2以外の俺らで6グループ作って、順番に袋叩きってなるのか。」
不良9「そうなるな。」
ハリー「なんでそうなるんだよ…。」
不良たち「ってことで改めて俺らとバトってもらうぜ!」
ハリー「くそっ!最初はタイマンとか抜かしてたくせに!面倒くさいがいくぞ!ケイジ!」
ケイジ「うん!」
不良たち「覚悟しやがれー!!」
ブレンドパーク 夕方
不良18~20「ぐわっ!」ドササ
ハリー「やっと終わった…。ケイジ、そっちはどうだ?」
不良15~17「きゃっ!」ドササ
ケイジ「ふう…。今終わったよ。」
ハリー「ゴキブリみたいにぞろぞろわいてきやがって。」
ケイジ「みんなコックローチポッド使ってきたしね。この仕事、午前中の大掃除ぐらい大変だったよ。」
ハリー「全くだ。」
不良たち(ゴキブリ扱いされるし、俺らは掃除するくらいの手間で倒されたのか…。)
ハリー「おい、おめーら、これに懲りたら公園でたむろすんじゃねえぞ!」
不良たち「わ、わかりましたー!」
ハリー「これで依頼は達成できたし、今日は上がりでいいだろ。ちょっとアーネストの奴に連絡するわ。」
ハリー「もしもーし、公園の不良は俺とケイジで立ち退かせたぞ。20人くらいいたけど。」
アーネスト「おう、そうか!ご苦労ご苦労。」
アーネスト「ああ、いいぞ。二日酔いにならないようほどほどにしとけよ!」
ハリー「はいよー。んじゃまた明日。」ピッ
ケイジ「どうだった?」
ハリー「もう上がりでいいってよ。アーネストの奴機嫌よかったぜ。リンファさんとのランチ楽しかったんだろうな…。じゃ、俺たちはボギーの店に行くか!」
今日はこの辺にしときます。明日は予定があるので書きません。
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