【デレマス】凛「プロデューサーが」まゆ「倒れたんですか?!」 (14)

ちひろ「はい……朝のことなんですけど」



~~~~~~~~~~~~

ガチャ

モバP(以下P)「……」

ちひろ「あ、プロデューサーさん。おはようございます」

ちひろ「はい、これ。ログインボーナスの「……」フラフラ

ちひろ「プロデューサーさん?」



バタン

ちひろ「え……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1613869565

ちひろ「で、急いで救急車を……」

凛「こうしちゃいられないよ!」ガタッ

まゆ「大学病院の方へ運ばれたみたいですね」カチャカチャ

ちひろ(私ですら知らないのに……)

ちひろ「とりあえず二人共おちついて」

凛「落ち着いてなんかいられないよ!私のプロデューサーが倒れただなんて」

まゆ「そうです。まゆのプロデューサーの危機とあればすべてを投げうって」



凛「『私』のプロデューサー」

まゆ「『まゆ』のですよぉ」

ちひろ(こいつら……)

「ダメだよ、そんなんじゃあ」



凛「誰?……そのジャンクフードばかり食べてそうな声は!」

まゆ「誰なんですか?体が弱いことを免罪符にしてプロデューサーさんを呼び出しては迷惑をかけているあなたは!」



「」ズゴッ

加蓮「うぅ~……奈緒~」

奈緒「はいはい、とりあえずプロデューサーもまだ見てもらっている最中だろうから、病院に迷惑をかけたらいけないって言いたいんだよな」



凛「奈緒が言うなら間違いないね」

まゆ「えぇ、信頼できますからね」



加蓮「ドーセ」

奈緒「あぁ、もう!」

…………
……

ちひろ「で、今病院から連絡がありまして」

卯月「それで……プロデューサーさんはどうなんですか?」

響子「もしプロデューサーさんに何かあれば……首を吊るのと手首を切るのとどっちがいいんですかね?」

美穂「響子ちゃん……?」

ちひろ「えっと……まず、症状は……高血圧と栄養失調と急性糖尿病と」

藍子「最初の二つはまだわかりますが……」

茜「砂糖ばかり嘗めていたのでしょうか!」

未央「うーん……栄養失調なのに糖尿病って……」

まゆ「しかも高血圧……もしかして」チラッ

ちひろ「えっ?」

凛「ちひろさんが売り付けるドリンク。アレのせいじゃないのかな?」

奈緒「なるほど……栄養失調も高血圧も頷けるな」

カチカチ

加蓮「……全員にメールしたよ。犯人はちひろさんって」

ちひろ「ちょ!」



?「ほー、悪の根源でしてー」

?「わるいのはー……つぶしちゃうよー……」

?「というわけで、私の幸運をリバースして受け取って下さいね」

?「希望と絶望……歌にして届けます……」

?「神はおっしゃってます……去ね」

?「あ、あの……私の近くにいると植木鉢が降ってきますので」



ちひろ「」

ちひろ「」チーン



智絵里「あ、悪は滅びました」

ゆかり「さぁ、我が伴侶を迎えに行きましょう」

まゆ「待ってください。まゆのプロデューサーですよ」



奏「王子様もキスで目覚めるかしら」

周子「ダメなら既成事実だけでも……」

凛「はぁ?」





乃々(い、今がチャンスです。もりくぼがこれ以上変な仕事を受けないように直談判という意識のない状態で契約を結びたいと思います)

ゴソゴソ

乃々(あ、あれ……?婚姻届けの紙が見当たりません?)

?「探し物はこれですかぁ?」ヒラヒラ

乃々「あ、はい……ご親切にどうも」



まゆ「うふっ」



乃々(あ……もりくぼの人生はだめくぼみたいです……)



ギャー

ーその頃

カチャ

P「ふぅ、ごちそうさま。やっとまともなモノが食べられたよ」

みく「……」

みく「病院食がまともな食事って、一体、Pチャンに何があったのかにゃ?」

P「んー、みくなら話してもいいか」

みく「何々?何か深刻な話題なのかにゃ?」

P「……」



みく「黙り込まれると余計に不安になるってば!」フシャー

P「あぁ……実は」

みく「はぁ!?」

みく「バレンタインのチョコを全員分一人で食べたにゃ!?」

P「……うん」

みく「馬鹿なの?」

P「……自分ではいけると思ったんだがなぁ」

みく「あのねぇ、普通に小さく可愛いチョコだけならともかく、ホールサイズのガトーショコラならマシで実物大アッキーにヒョウくんにペロ。しまいには1/1まゆちゃんなんてのもあったアレだにゃ!」

みく「どう頑張っても無理があるにゃ……」

P「そう思って……ここ一週間、朝昼晩毎食チョコだったから……」

みく「……」

みく「……なるほどにゃ、Pチャンが倒れるはずだにゃ」

P「……普通のチョコだけならいざしらず、確実に何かが入ってるのが大半だったからなぁ」

みく「何かって……定番の睡眠薬に媚薬とか惚れ薬とかかにゃ?」

P「全部あったな……特に志希のはまとめて入っていたし」

みく「よく生きてるにゃ……」

みく「でもこういうのは止めてよね!」

みく「Pチャンが倒れたって聞いて、死ぬほどびっくりしたんだから……」

みく「……幸い、学校の帰り道の病院だからよかったけど」

P「すまんな……いつも頼りなくて、みくには呆れられてばかりで」

みく「きゅ……急に何にゃ!」

P「いや、本当にな……いつもそばにいてくれて……その毎度世話になって」

みく「もーっ!そういうの無しにゃ!まるで今生の別れみたいで……」

みく「みく、泣いちゃいそうになるよ……」

P「すまない……」

みく「まぁ、早く直して、明日のみくの誕生日パーティーを盛大にやってもらうにゃ!」

P「任せておけ!」ドンッ

P「グホゥ……」ガクリ



みく「Pチャン!!?」







?「……大丈夫そうだね」

?「よかったにぃ?」

?「えー?杏はまったく心配してないんだから」

?「きらりこそ心配じゃなかったの?」

?「んー、きらりは心配だったよ」

?「杏ちゃんぐらいにねぇ」ニヤニヤ

?「まったく……そんなんじゃ……じゃあとりあえず、入るよ」

ガチャ



杏「P、元気なら飴くれ!」

きらり「もーっ、違うでしょ!」





おしまい

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 04:42:40   ID: S:50vxe4

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom