P「KYアイドルだと?」 (35)

雪歩「プロデューサー、おはようございます」ジャラジャラ

P「おはよう雪歩…ってそれは?」

P「おはよう雪歩…ってそれは?」

雪歩「安全帯です」ジャラジャラ

P「安全帯?」

雪歩「知らないんですか?高いところに上ると危険だから、こうやってフックを」

P「あぁ高所作業で落ちないようにするあれか」

雪歩「はい。ちゃんと2点吊りなんですよ」

P「1点じゃだめなのか?」

雪歩「はい。高いところを移動するとき、必ずどちらかがついているようにしないと危ないんです。いまだに1点釣りの会社もありますけど」

P「で、なんでつけてるんだ?」

雪歩「だって今日のお仕事は高いところで撮影じゃないですか」

P「千早、春香とミニドラマの撮影だな。確か、ビルの屋上で撮影だったな」

雪歩「だから」

P「安全帯を付けて撮影できるわけないだろ!」

雪歩「プロデューサー!!」ジャラジャラッ!!

P「はいぃっ!!」

雪歩「プロデューサーは安全をなんだと思っているんですか!!」

P「す、すまん」

雪歩「絶対はずしませんからね!」

P「(困ったなー)」

撮影現場

雪歩「よいしょっと」

千早「萩原さん何をしているの?」ジャラジャラ

雪歩「安全ポールを立てているの」

千早「ここにはポール立てがないから大変ね。手伝うわ」

雪歩「ありがとう、千早ちゃん。そうだ、安全帯貸してあげる」

千早「大丈夫、つけているわ」ジャラジャラ

雪歩「いつの間に!」

二人「あははははは」

P「あぁ…」

春香「(あれなんですか?)」

P「(あれはな…カクカクシカジカダイハツムーブ)」

春香「」

P「(まあ普通の女の子なら意味わからないよな)」

雪歩「それじゃあ、撮影前KYをします。みなさん危険だと思うところを上げてください」

P「はい?」

春香「えぇと?」

千早「サンダルのヒールが高いから、つまずいてこける」

雪歩「はい、サンダルのヒールが高いから、躓いてこける。次は?」

スタッフ1「台車に乗って高いところから撮影するので、落ちる」

雪歩「はい。次」

スタッフ2「コードが這っているので、躓いてこける」

雪歩「コードに躓いてこける」

P「(なに?これって普通なの?)」

春香「(プロデューサーさん!スタッフさんも一緒になってやってますよ!!)」

雪歩「プロデューサーと春香ちゃんはなにかありますか?」

春香「えぇっ!えーと…狭いのに人が多いので、人にぶつかる」

雪歩「人にぶつかって、“怪我をする”ですね」

P「(原因と結果をセットにしなきゃいけないのか?)」

春香「(そうみたいです)」

雪歩「プロデューサー」

P「えぇと…暑いので、熱中症になる」

雪歩「暑いので熱中症になる。プロデューサーさん始めてにしては上出来です」

P「」

雪歩「それでは危険ポイントの対策をしていきます」

千早「サンダルは、“足元に注意する”」

雪歩「はい。サンダルを履いている人は“足元注意”で」

スタッフ1「高いところに上る際は安全帯を付ける」

雪歩「安全帯をつける。スタッフ2さんは?」

スタッフ2「足元注意で」

雪歩「足元注意、二つと」

春香「(どうしよう、どうしよう!!!!)」

P「(水分補給でいいかな?)」

雪歩「春香ちゃん?」

春香「周りをよく見て歩く?でしょうか?」

雪歩「”周囲の確認”ですね」

春香「(プロデューサーさん!!なんか同じ意味なのにテンプレで言わないといけないみたいです!!)」

P「(じゃあなんていえばいいんだよ!?)」

春香「(水分をこまめにとる?とかですか)」

雪歩「プロデューサー?」

P「(仕方ない)水分をこまめにとる」

雪歩「水分の補給ですね」

P&春香「(違ったー!!面倒くせぇーーー!!)」

雪歩「それでは、足元の注意が多かったので、足元ヨシ!で行きたいと思います」

千早、スタッフ1、2「 」サッ

P「(何か始める気だぞ!)」

春香「(指さしをして、それを顔の横まで持ってきましたよ~)」

P「(合わせないとまずいぞ、睨まれている!)」

春香「(これは!!)」

P「(どうした!?)」

春香「(電車の車掌さんがやっている指さしと同じですよ!)」

P「(なるほど!それなら!!)」

雪歩「せ~の」

全員「足元ヨシ!」

千早、スタッフ1、2「足元ヨシ!」ニカイメ

P&春香「(繰り返すのか!)ぉとヨシ!」ニカイメ

全員「足元ヨシ!」サンカイメ

P&春香「(え?4回目も!!)」

雪歩「タッチ&コール、今日もゼロ災で行こうヨシ!」

全員「ヨシ!」

スタッフ1「それじゃあスタンバイお願いします~」

P「何事もなかったように!!」

春香「プロデューサーさん、怖いですよ!怖い!」

………
……

事務所
P「(結局、ミニドラマは3人とも安全帯を付けながら撮影した。3人の女子高生の青春を主題に扱っているはずなのに、本当にあれでいいのか疑問だ。でも、まあKY活動のおかげで事故が減るのはいいことだ…)」

真「プロデューサーおはようございます。あの…昨日の、捻挫でした」

P「大丈夫か!だから言ったろ。ロケの後に病院行こうって」

真「大丈夫かなって思って。でもやっぱり痛くて朝病院に行ったら…」

雪歩「ま~こ~と~ちゃ~ん」

真「ひっ!」

雪歩「怪我を隠すなんて、だめだめですぅ!!」

真「ご、ごめん。でも…」

雪歩「労働災害なんですよ!労災!」

千早「そうよ。無休災害で済んだものの、もし大けがだったらどうするの!」

雪歩「そうだよ!765プロの有給災害ゼロ記録600日がダメになるところだったんだよ!」

真「ご、ごめん」

雪歩「わかってくれたらいいんですぅっ!それじゃあ真ちゃんも一緒に!」

千早「せ~の、タッチ&コール、今日もゼロ災で行こう」

P&春香&千早&真&雪歩「ヨシ!」

ピピピピ…
P「あ、響から電話だ」

響「プロデューサー、昨日のロケではしゃいじゃってさ、左足を」

P「大丈夫なのか?」

響「自分大丈夫だぞ!でも捻挫でもひどいほうだから、2~3日安静にしてろって先生が」

P「そうか、仕事は…」

貴音「 」OK

P「貴音が代わりに行ってくれるそうだ」

響「あとでお礼いわなくちゃだな」

P「安静にしてろよ」

響「わかったぞ。自分、みんなが助けてくれるから平気だぞ!!」

P「それならよかっ…」

雪歩「プロデューサー貸してください!」

響「へ!?」

雪歩「このあほんだらぁ!!お前のせいで有給災害ゼロ記録がパーなっただろうがぁぁぁ!!」

響「そんな…」

春香「(なんか怪我したのに怒られるって)」

P「(ブラック企業みたいだな)」

響「うえええぇぇぇぇん!!ごめんなさい~」

雪歩「だから普段からKY活動を…ムキュウキュウカアツカイダカラナ」ガミガミ

参考
ttp://www.jisha.or.jp/zerosai/kyt/file04.html
まあ中小企業だとこんなこともあるのよね
皆も労災には気をつけろよ~by建築会社勤務

恒例のオマケ
書き溜めないから遅いです

あずさ「あらあら~プロデューサーさん」CV風音

P「!!」

P「今日のあずささん、妙に大人っぽいというか色気がありますね」

あずさ「そうですか~」CV風音

P「それで、どうしてこんなところであずささんに乗っかられているんですか?」

あずさ「誰もいない浜辺で二人っきりならすることは一つですよね~」CV風音

P「それって…」

あずさ「あらあら~女の子に言わせちゃうんですか~」CV風音

P「……」

あずさ「プロデューサーさんのここは何するかわかっているみたいですね~」CV風音

P「あずささんはアイドルなんですから…」

あずさ「そんなこと言いながら期待しちゃってるプロデューサーさん、可愛いですねぇ」CV風音

P「ジッパーおろしながら言わないでください」

あずさ「あらあら~抵抗できないプロデューサーさん可愛い」CV風音

P「うぅ…」

あずさ「お口マ○コでしてあげますね~」CV風音

P「」

あずさ「初めての男の人のおち○ちん…」CV風音

P「初めて…」

あずさ「そうですよ。私プロデューサーさんに気持ち良くなってもらうためにいっぱい勉強したのですから」CV風音

あずさ「んちゅぅぅぅぅぅぅっ、ちゅじゅるちゅぅぅぅぅ」

P「あぁぁぁぁっ!!」

………
……


P「夢か…」

あずさ「あらあら~プロデューサーさんどうしたのですか~」

P「いや、初めてなのに初めてじゃない夢を見ただけです」

あずさ「そうなんですか?」

P「はい」

弱いオチ
二度とやらねえ

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