【神様になった日】ひな「体育祭の応援に行くのじゃ!」 (31)

陽太「ただいまー」

時子「おかえりなさーい」

ひな「遅かったではないか。何処かで寄り道していたのか?」

陽太「阿修羅と体育祭に向けて走る練習した後ちょっとコンビニに」

ひな「体育祭!?貴様の学校に体育祭があるのか!?わしも体育祭の日に学校に行きたいのじゃ!」

陽太「ひななら絶対そう言うと思ってたよ」

時子「17日はお弁当たくさん作ってあげるからね」

陽太「うん。ありがとう」

時子「ひなちゃんのお弁当も、たくさん作ってあげるからね♪」

ひな「わ~い♪」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1612603095

ひな「~のじゃ!」シリーズほんと好き

陽太(それから程なくして、10月17日の土曜日…体育祭の日を迎えた)

伊座並「今日は晴れてよかったわね」

阿修羅「だな」

陽太「伊座並さん、今年は実行委員として張り切ってたもんね」

伊座並「ええ」

空「おーい!兄貴ー!」

ひな「陽太ー!」

陽太「ひな!空!」

ひな「それで、お主らは何の競技に出るのじゃ?」

阿修羅「俺と陽太は借り物競争だぜ」

陽太「阿修羅から高校最後の思い出に一緒に走ろうって誘われたんだ」

ひな「ほう…中々青春しておるようじゃの」

陽太「えへへ。まあね」

空「杏子さんは何に出るの?」

伊座並「私は徒競走よ」

陽太「後は…綱引きとか大なわとびとかクラス全体で出るものにも参加するかな」

ひな「色々やるみたいじゃのう…頑張れ!応援するぞ!」

陽太「ありがとう!」

伊座並「それじゃあ私は徒競走と実行委員の仕事してくるから」

阿修羅「あいよー」

伊座並「また後で」

空「杏子さんも頑張って」

ひな「こまめな水分補給を取るようにするんじゃぞ」

伊座並「うん」

タッタッタッ

パァン!

実況「さあ、3年女子の徒競走が始まりました!」

陽太「頑張れ伊座並さーん!」

空「杏子さんファイト!」

伊座並「っ!」

タッタッタッ

ひな「いいぞいいぞ伊座並!追い上げろ!」

阿修羅「杏子ちゃん行けー!」





伊座並「ハァ…ハァ……疲れた…」

阿修羅「お疲れ様杏子ちゃん」

陽太「飲み物持ってきたよ」

伊座並「…ありがとう」

ゴクッ…ゴクッ…

伊座並「ふぅ…流石に運動部の子達には勝てなかったわ」

阿修羅「でも運動部居た中の人6人中の3位は健闘したって!なあ陽太!」

陽太「うん。最後追い上げ凄かったよ」

伊座並「ありがとう。皆が応援してくれたおかげね」

伊座並「成神君と国宝君はどうするの?」

阿修羅「借り物競争まで時間あるからな。しばらくはひなちゃん達と駄弁ってるつもり」

伊座並「借り物競争、午前最後の競技だもんね」

阿修羅「まあそういう訳だから俺達はしばらく休憩~」

陽太「伊座並さん!実行委員の仕事頑張ってね」

伊座並「ありがとう」

伊座並「位置について…よーい…」

パァン!

生徒達「っ!」

グルグルグルグル

生徒A「よっしゃいくぞ~」

生徒B「あら~」

生徒C「はらほれ~」

フラフラ…

実況「ああっと1走目から選手たちが全員真っ直ぐに走れません!」

ひな「あはは!何人かコースを脱線しておるw」

阿修羅「ぐるぐるバットあるあるだな」

生徒D「ちょ、つっかえて抜けない…」

生徒E「お先~」

実況「赤組綱を抜けぐんぐん差をつけていきます!」

阿修羅「障害物競争って、胸があると難易度上がるんだよな」

ひな「わしはロリじゃからこういう競技は強いぞ?」

陽太「それなんの自慢なのさ…」

空「……わ、私には向いてなさそうな種目だし。障害物競争」

ひな「何を言うておる?体格的には空ちゃんも十分障害物競争に向いてr空「ないし!」

ひな「お、おう…すまぬ…」

ピンポーンパンポーン

伊座並「次の借り物競争に出場する選手達は入場門にお集まりください」

陽太「もうそんな時間か…」

ひな「頑張るのじゃぞ陽太!」

空「兄貴!やるからには1位取ってくるし!」

時子「怪我には気をつけてね陽太」

大地「精一杯楽しんで来い」

陽太「皆…ありがとう!」






伊座並「…」スッ

阿修羅「どうやら杏子ちゃんが封筒置くみたいだな」

陽太「みたいだね」

伊座並「…」チラッ

阿修羅「やっほ杏子ちゃん」

陽太「伊座並さーん!」

伊座並「ふふっ」ニッコリ

実況「続いて、3年生の借り物競争です」

阿修羅「っと、いよいよ俺らの番だな」

陽太「そうだね」

阿修羅「…負けないぜ」

陽太「こっちもだよ」

生徒A「位置について…よーい…」

パァン!

阿修羅「っ!」

陽太「っ!」

生徒B「っ!」

生徒C「っ!」

生徒D「っ!」

生徒E「っ!」

生徒F「っ!」

タッタッタッ

実況「さあ始まりました3年生の借り物競争!1年2年と愉快なお題がたくさん出ましたが3年は果たしてどんなお題が出るのか!?」

阿修羅「じゃあな陽太ー!お先ー!」

陽太(やっぱり阿修羅は速い!普通に走ってたら、僕に勝ち目はない…けど…!)

阿修羅「っと、どれにすっかな…」

陽太(これはあくまで借り物競争!封筒から引いたお題がいいものなら十分勝ち目はある!)

阿修羅「…」チラッ

伊座並「…」フルフル

陽太(よし、封筒を…)

阿修羅「もーらいっと!」

陽太「えっ!?」

阿修羅「悪いな陽太、なんかこっちの方が良さそうな気してな!」

生徒B「金髪のチャラそうな運動部員…これ国宝じゃん!くそ…国宝が出てなきゃ余裕だったのに…」

生徒C「机って、ええ…」

生徒D「リュックサック!緑色のリュックサック持ってる人居ませんか!?」

生徒E「花柄のハンカチ…これはまだマシかな」

生徒F「す、好きな人って…////あばばばば////」

陽太「っと、皆引いちゃったか。僕も封筒の中身見ないと…」

ガサゴソ

陽太「!」

陽太「こ、これって…!」

タッタッタッ

時子「陽太は何を引いたのかしら~?」

空「あ、こっち来るし」

陽太「ひなああああああっ!」

ひな「うお!?うるさいぞ貴様!」

陽太「僕と来て!」

ひな「わしか!?わ、わかった!」

ギュッ!

実況「あっと最初にコースに戻ってきたのは成神君です!なんと修道服を着た幼女と走っています!」

生徒B「なんだあれ!?羨ましい!」

生徒D「リュックサックー!もってませんかー!?」

生徒E「い、意外と見つからない…」

生徒F「ぼ、僕も!」

タッタッタッ!

生徒F「い、伊座並さん!」阿修羅「杏子ちゃん!」

伊座並「国宝君…と、そっちは…」

生徒F「ぼ、僕と…////」

阿修羅「見に行こうぜ。陽太とひなちゃんが、一緒にゴールするところを1番近くまで!」

生徒F「い、いいい、一緒に!は、走ってくだs阿修羅「俺のお題、恋のキューピットなんだ」

伊座並「え?」

阿修羅「そもそも俺に陽太と一緒にこの借り物出てって頼んだのは杏子ちゃんだろ?んで、わざわざ実行委員まで引き受けてでもこの借り物競争で陽太とひなちゃんの為のお題まで用意した。これを恋のキューピットなんて言わずになんて言うんだ?」

阿修羅「だからさ、一緒に走ろうぜ?恋のキューピット様」

伊座並「…元々、くっつけるだけで十分だと思ってたのに、そこまで言われたら欲張りたくなっちゃったわ」

ギュッ

伊座並「行きましょうか」

阿修羅「おうよ!」

ひな「陽太!わしは一体どんなお題で呼ばれたんじゃ!?」

陽太「そ、それは…」

実況「おおっとここでトップを走る成神君と幼女の後ろに伊座並さんと国宝君が追いついた!」

陽太「ええええっ!?」

伊座並「こんにちは成神君、ひなちゃん」

陽太「いやなんで伊座並さんが前走ってるの!?」

阿修羅「美女を運動部のペースで走らせるなんて強引な真似はさせたくねえからな」キリッ

陽太「え!?そんな理由なn

パァン!パァン!

実況「1位は成神君と幼女のペアです!そして2位は何故か借りられてる側の伊座並さんが引っ張る形でしたが国宝君と伊座並さんのペアです!」

陽太「あ、あ、あっぶなかったぁ……」

ひな「めちゃくちゃ追い上げて来たからヒヤヒヤしたぞ…」

伊座並「ここまで追い上げたのだけどね…まあ、陽ひなが見られただけよしとするわ」

ひな「それで、わしはどんなお題で呼ばれたのじゃ?」

陽太「…はい」

ひな「……え?」

【家族】

陽太「ひながやってきたあの夏から、僕達はずっと家族のようなものだと思ったから…」

ひな「そ、そう思ってくれていたのはありがたいが、じゃがわしは…」

陽太「それに、将来的にはひなと本当の意味で家族になりたいって、思ってたから…////」

ひな「なっ!?////」カァァァ

陽太「それじゃあ…駄目、かな?」

実況「おおっと成神君幼女にまさかの愛の告白だ!」

時子「あら~」^^

生徒A「お前ロリコンだったのか!?」

生徒B「リア充爆発しろー!」

生徒E「きゃー!素敵なプロポーズ!」

ひな「陽太…////」

陽太「うん…////」

ひな「………この、バッカチーン!!!」

陽太「ええええっ!?」ガ-ン

ひな「う、運動会の、ま、真っ只中に!全校生徒や教師や保護者が皆見てる時にそんな事言うやつがあるかああああああああああああああっ!!!!」

陽太「えっ!?あっ!い、いや…////そ、それはその…」

伊座並「ふふっ、ひなちゃん可愛い♡」





ひな「全く、公衆の面前でわしに恥をかかせるとは!し、しかもプロポーズが運動会の真っ只中とはどういうプロポーズじゃ!全く!」

陽太「ご、ごめんなさい…」シュン…

ひな「…じゃが、その…お前の気持ちは、その…ありがたく、受け取っておくぞ////」

陽太「ひなぁ…/////」キュ---ン♡

陽太「ひなああああああああああああっ!!!」

ギューーーーーー!

ひな「だから公衆の面前で………もうよい、好きにしろ////」プイッ

ひな「っ!」

パクッ♡

ひな「んー、やはり時子殿の作るお弁当は凄く美味しいのじゃ~♡」

時子「ふふっ、いっぱい食べてね。まだまだたくさんあるから」

ひな「うむ!」

陽太「まただし巻き卵の味が甘くなってる…思春期のお袋の味がひなに上書きされていく…」

ひな「まあよいではないか!ほれ、あーん♡」

陽太「そうだね♡あーん♡」

パクッ♡

陽太「ん~~~!ひなのあーん最高!」b

空「兄貴…ちょっとキモいし…」

伊座並「やっぱり陽ひなは正義なのよね」

阿修羅「ほい」

伊座並「んっ」

パクッ

空「…兄貴とひなちゃんのイチャイチャをじーっと見てる杏子さんの為にわざわざあーんしながらお昼を食べさせてあげる阿修羅にはご苦労様だとしか言いいようがないし」

阿修羅「なんで説明口調なんだ?」

空「気にしないで欲しいし」

阿修羅「お、おう…」

ひな「あーん♡」

陽太「あー、んっ」

パクッ

伊座並「あーんってひへはへふひなひゃんはわひっ♡(あーんってしてあげるひなちゃんかわいい)」

阿修羅「こーら、いくらあの2人が尊いからって口に物入れながら喋るのは行儀悪いぞ」

伊座並「ゴクッ…そうね。ごめんなさい」





阿修羅「ぬおおおおおっ!」

陽太「ぐっぬぬ!」

伊座並「っ!」

グイッ!グイッ!

ひな「オーエス!オーエス!」

空「がんばれー!がんばれー!」

ひな(午後からは陽太のクラスの綱引きを応援して…)

阿修羅「俺達の息のあった縄回し、見せてやろうぜ☆」

陽太「勿論だよ」

伊座並「皆、頑張りましょう」

クラスメイト達「「「「おー!」」」」

ひな(大なわとびも見て…)

陸上部「っ!」

野球部「っ!」

サッカー部「っ!」

バスケ部「っ!」

タッタッタッ

陽太「頑張れバスケ部ー!」

阿修羅「くらいつけよー!」

ひな(陽太達と部対抗リレーでバスケ部を応援したりと、とにかく体育祭を楽しんだ)





ひな「はー、楽しかった!また見に来たいのじゃ!」

空「だったら次はうちの学校の体育祭来てよ!」

ひな「うむ!」

陽太「僕達も応援に行くよ。伊座並さんと阿修羅は?」

阿修羅「そりゃ勿論見に行くぜ!空ちゃんの可愛い体操着姿を見にな」

空「阿修羅は見に来なくていいし」

阿修羅「えー、そんなー!」ガ-ン

空「冗談だし。阿修羅や杏子さんも来てくれると嬉しいし」

伊座並「勿論よ。絶対応援に行くわ」

陽太「体育祭が終わったら11月は文化祭だね」

ひな「文化祭!?メイド喫茶とかやるのか!?」

陽太「まだ何をやるかとかはわからないけど、とりあえず飲食店を勝ち取れるようにするつもりだよ」

伊座並「楽しみにしててね。ひなちゃんの為に美味しいものを作るから」

ひな「うむ!」

ひな「次は空ちゃんの体育祭に、文化祭に、秋も楽しいことがいっぱい待っておる!忙しくなるぞ~」

阿修羅「…こりゃ俺達も、ひなちゃんの期待に応えられるように頑張らないとな」

陽太「だね」

伊座並「ええ」

ひな「次のイベントが楽しみなのじゃ~♪」

ひな「体育祭の応援に行くのじゃ!」






>>24
伊座並「あーんってひへはへふひなひゃんはわひっ♡(あーんってしてあげるひなちゃんかわいい)」

陽ひなが好きすぎて行儀悪くなる伊座並さん可愛い

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 05:01:24   ID: S:50HaTw

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom