【安価】ウォーキング・幼馴染【コンマ】 (61)

~~3年前~~


------屋上--------

*↑********   *…フェンス  
□◆◆□◆◆□◆◆友   ◆…椅子

□□□□□□□□□□   
□□□□幼□□□□□   
□□□□□□□□□□    
□□□□主□□□□□    
□□□□□□□□□□  


主人公「お前が好きだ」 

幼馴染「なに!?」

主人公「好きだ!」

幼馴染「嘘だ!!ああああ!!!」


 主人公に空き缶が飛んで来た!


主人公「! これが返事か!」

幼馴染「え…何言ってるの!? 風で飛んでいったはずよ!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1544960530


1.走り去る
2.足が震えてきたので椅子に座る
3.めげずにもう一度告白

Rの方に間違えて立てたスレで3の安価取得


主人公「ああ。本当にすまない。幼馴染が投げたんじゃない」

主人公「分かってる」

幼馴染「ありが…とう…」




親友男「…もしもし。黒髪女。駄目だ。作戦失敗だ」

黒髪女『え゙!!!』

親友男「どうにかしなければあの二人はくっつくぞ。お前今どこにいるんだ?!」

黒髪女『あ……計画通り、昇降口の前…』

親友男「何とかしないと駄目だ。空き缶を投げたが駄目だった」

黒髪女『あぅ……あぅ……』
>>4
1.何もしない(親友男が動く)
2.大声で幼馴染を呼ぶ
3.屋上へ走る

3


黒髪女『私……私も屋上へ行く』


  黒髪女は電話を切った


親友男「…馬鹿め!」


幼馴染「でも私は聞いたわ! 貴方が黒髪女と付き合う事になったって! だから…私もう…」

親友男「幼馴染は俺の告白を受け入れた」

主人公「そんな馬鹿な!」

幼馴染「親友男、嘘を吐いたのね!」

親友男「嘘じゃない!」


  黒髪女が屋上に現れた!


黒髪女「はぁ…はぁ……。…?」

*↑********   *…フェンス  
□◆◆□◆◆□◆◆□   ◆…椅子

□□□□□□□□□□   
□□□□幼□□□□□   
□黒□□□□□□友□    
□□□□主□□□□□    
□□□□□□□□□□  

主人公「なんでここに…」

幼馴染「黒髪女…」

親友男「…」

黒髪女「私は…」


親友男「黒髪女、彼氏が心配で来たんだな…」

幼馴染「やっぱり…!」

主人公「違う!違う!」
>>8
1.主人公は(親友男or黒髪女)に掴みかかった
2.黒髪女は幼馴染に襲い掛かった
3.幼馴染が主人公に怒りだした

3

*↑********   *…フェンス  
□◆◆□◆◆□◆◆□   ◆…椅子

□□主幼□□□□□□   
□□□□□□□□□□   
□黒□□□友□□□□    
□□□□□□□□□□    
□□□□□□□□□□  

幼馴染「どうしてそう優柔不断なの?!」

主人公「お前に告白した!!」

幼馴染「黒髪女と付き合った後でね! あの暗い女子の次が私というわけ?!」

主人公「人を馬鹿にするんじゃない!」

幼馴染「かばうのね」

主人公「今のはお前が悪い」

幼馴染「知らないわ!」トスンッ


  幼馴染は椅子に座った!

*↑********   *…フェンス  
□幼◆□◆◆□◆◆□   ◆…椅子

□□主□□□□□□□   
□□□□□□□□□□   
□黒□□□友□□□□    
□□□□□□□□□□    
□□□□□□□□□□  

 バギッ

 椅子とフェンスが壊れた!
>>10
コンマ00~30 幼馴染、落下
コンマ31~60 主人公と幼馴染、落下
コンマ61~99 主人公、落下

はい


幼馴染「!」
親友男「!」
黒髪女「!」

幼馴染「きゃあ゙あああああ!!!」

主人公「おい!!!」


  主人公は幼馴染を引き寄せて助けたが、自分は落ちた!


主人公「ああああああー!!!」


親友男「主人公ー!」
黒髪女「そんなー!」


~~三年後(現在)~~


----病院------

主人公「…」

主人公「…ぅ」

主人公「……こ、ここは」
>>13
1.普通に3年後
2.終末した世界で3年後


主人公「ッぅ!」


  主人公は体が思うように動かせられない…  

  腕に点滴の針が刺さっている…


主人公「病院のベッド……?」


  部屋には他に誰も居らず、妙に静かだ……



  手元にボタンがある…

  看護婦を呼ぶやつだろうか…?
>>16
1.ボタンを押す
2.無理矢理ベッドから出る

1


主人公「…」ポチ

主人公「…」


  主人公は元気になった!


主人公「…?」


  主人公は点滴と尿道カテーテルを引き抜いた!


主人公「…」

--------病室------------------------------------
 |□□□□□     |…窓  →…ドア
素|□□主□□
 |□□□□→暴
 |□□□□□


暴力幼馴染『ちょっと!』ダンダンダンッ

暴力幼馴染『この私が起こしに来てあげたわよ!』ダンダンダンッ

暴力幼馴染『ドアを開けて!』ダンダンダンッ

主人公「聞いた事のない声だ…」 


素朴幼馴染『あれ。開いてない…』

素朴幼馴染『ねえ窓、開けてくれなきゃ入れないよ』

主人公「だ、誰だ」

素朴幼馴染『私だよ…』



 デーデデッ♪デーデデッ♪デーデデッ♪

 傍に置いてあった電話が鳴っている…

 どうしようか…
>>19

窓を開ける


素朴幼馴染「よいっ……しょ…」

主人公「…う!」
--------病室------------------------------------
真|□□□□□     |…窓  →…ドア
黒  素主□□□
眼|□□□□→暴
陸|□□□□□


真面目幼馴染「開いてるじゃない!」
黒人幼馴染「Son of a bitch !」
眼鏡幼馴染「しまった!」
陸上幼馴染「あああああああ!」
可愛幼馴染「まってまって!ちょ、まって!」


  たくさんの女性が何階も上にあるこの部屋の外にへばりついている!


主人公「うお゙あああああああ!!!!」


  女性たちが部屋に入って来た!

  人数分だけ点滴をされた…


主人公「お、お、お、お、お、」


  腕に何本も点滴のチューブを入れられて動けない…


眼鏡幼馴染「貴女達は出ていきなさい!」

可愛幼馴染「嫌でーす」

素朴幼馴染「…」

陸上幼馴染「点滴は一本で良いと思うな」

黒人幼馴染「うん」

眼鏡幼馴染「お世話は私に任せてもらえれば結構!」

素朴幼馴染「一人じゃ危険だよ…」


  彼女達は人間とは思えない腕力だった…


主人公「すみません。ここは何処ですか」

素朴幼馴染「なんで敬語なの?」


  主人公はもう一本点滴をたてられた…


主人公「あ゙! やめてくれぇ…」

眼鏡幼馴染「聞いたとおりね。薬を入れないとまともじゃない」

素朴幼馴染「全く、世話が焼けるなー」



暴力幼馴染『ちょっと、中に誰かいるわけ?! さっさと開けなさいよ‼』ダンッ

黒人幼馴染「誰だろう」

可愛幼馴染「さぁ」


 電話は鳴り続けている…
 
 ドアの向こうで女性が叫んでいる…

 見知らぬ女性たちは皆、恐ろしい…


どうしよう…>>23

電話に出る


主人公「で、で、電話に出ても良いかな?かな?」

可愛幼馴染「私達がいるのに?」


  意味が分からない…


主人公「電話が鳴ってたら出るのは当たり前だろう!!」

真面目幼馴染「・・・」
黒人幼馴染「・・・」
眼鏡幼馴染「・・・」
陸上幼馴染「・・・」
可愛幼馴染「・・・」

主人公「で、出るぞ。出るからな。電話に、でるから」


  ポチ


主人公「もしもし…」

親友男『主人公、俺だ! 何も喋るな!』

主人公「…」プルプル


親友男『本当にすまないが携帯端末を病室に置く時間しかなかった』

親友男『やっと目覚めたと思ったら『奴等』に襲撃をうけたんだ』

主人公「えぇと…」


  窓から見える外の景色はまるで終末した世界のように荒廃しているが…


主人公「訳が分からない。エイリアンか、機械の反乱か、異世界からの侵略か、それともゾンビウィルスの蔓延か何かなのか」

主人公「どうなってるんだ。教えてくれ。変な人たちもいる」

主人公「教えてくれ。どうしてこんな世界になった」


親友男『>>26

奴らが目覚めたんだ


主人公「奴らって?」

親友男『奴らは奴等だ! 完全に正体を把握してるわけないだろう!』

真面目幼馴染「・・・」
黒人幼馴染「・・・」
眼鏡幼馴染「・・・」
陸上幼馴染「・・・」
可愛幼馴染「・・・」

主人公「な、なら、これだけは分かるか。お、お、俺の目の前にいるこの人等は、その『奴ら』なのか!」

親友男『>>28
1.そう
2.違う

2


主人公「違うのか!」

親友男『今は詳しく説明してる暇はない。すぐに助けに戻――』

 
  プツッ


主人公「もしもし!? もしもーし!!」

陸上幼馴染「終わった?」

可愛幼馴染「誰からだったの?」

主人公「うるさい! 何なんだあんた達はががががががが」


  女性たちは点滴の薬を全て入れた!


真面目幼馴染「・・・」
黒人幼馴染「・・・」
眼鏡幼馴染「・・・」
陸上幼馴染「・・・」
可愛幼馴染「・・・」


主人公「お、お、お前が好きだ」 

真面目幼馴染「何?」
黒人幼馴染「何?」
眼鏡幼馴染「何?」
陸上幼馴染「何?」
可愛幼馴染「何?」

主人公「好きだ!好きだ!好きだ!あ゙あああああああ!!!」


------------近くのビルの屋上------------------

親友男「なんで電話を切ったんです!」

女司令官「双眼鏡で病室を見ていた。彼はもう手遅れだ。感染した。おい、撤収だ!」

マッチョ男「撤収ー!」
優男「帰れるー!」
ひげ男「新しい女の調達はできなかったか…」


親友男「…」

女司令官「どうした。主人公とやらが幼馴染みに転化するのを見たいのか」

親友男「あいつは特別です! 幼馴染ウイルスはもともとあいつを治す為の薬だったんだ!」

女司令官「それは良かったな」

親友男「信じて下さい!」

女司令官「あの男一人助けにあの病院に入れるか! 見ろ、病室に集まってるウォーカーを! まだ増えてる!」

親友男「う…」

女司令官「あんなに群れで集まるのは初めて見た。あの男が何か特別なのは信じよう。だからこそ危険だ。コミュニティには連れていけない」

親友男「見捨てるのか!」

女司令官「そうだ!」

親友男「この薄情ババァッ!!! ぶん殴ってやる!」


  親友男は女司令官に殴り飛ばされた!


女司令官「ガキが。そんなに友達を助けたければ一人でやれ。それから…」

親友男「ぐぇっっ、は、離してっ」

女司令官「少し年上なだけの女をババァと呼ぶな。次に言ったら殺す」

親友男「は、はひ、はひぃ…」

女司令官「次があればだがな。ほら、助けに行けよ」

親友男「…>>32
1.行きます
2.行きません


女司令官「そうか。ではな」


  女司令官たちは撤収していった…




親友男「…」

親友男「…」

優男「親友男君」ニコッ

親友男「!!!」

優男「僕も手伝うよ」ニコッ

親友男「…」

親友男「あ、ありがとう! ありがとう優男!」


 病室……

主人公「はッ!!」

--------病室------------------------------------
モ|□□可□□     |…窓  →…ドア
モ  素□主□□
モ|□□□□→暴
モ|□黒陸真□

  可愛幼馴染が黙って主人公を見下ろしている…
  何人かの女性は倒れている…

黒人幼馴染「デュヘヘ・・・」
陸上幼馴染「デュヘヘ・・・」
真面目幼馴染「デュヘヘ・・・」

素朴幼馴染「なんですかぁ、貴方達はー!」

モブ幼馴染「幼馴染よ! いいから入れないさい!」
モブ幼馴染「んぎぎぎ!」
モブ幼馴染「グルルルルル」

暴力幼馴染『いい加減、中に入れなさいよ!!!!』ドンドンドンドンドンッ



この部屋から出たいのだが、どうしよう…>>35

スプレー缶120本ガス抜き

--------病院の外------------

優男「でも、どうしようか!?」

親友男「正面から突入して強行突破だ! 行くぞー!」

優男「おぁー!!」


  病院が倒壊した!


親友男「あああああああ!!!」
優男「おああああああ!!!!」



………



親友男「何が起こったんだ」

優男「『奴ら』かな…」

親友男「分からないがウォーカーはこの程度じゃ死なないが主人公が心配だ」

優男「あ! あそこ!」



暴力幼馴染「ちょっとっ、今の爆発ですっぽんぽんになちゃって皆、服探しにいちゃったじゃない! 最低!」

主人公「>>38

そもそもお前らは何者なんだ


暴力幼馴染「なっ!?!?! ひどい、ありえない! お、幼馴染に向かって普通そういう事言う?!」バシンッ

主人公「痛いっ!」

暴力幼馴染「言い直して! 謝って!」バシンッ

主人公「俺の幼馴染はお、お前じゃない!」

暴力幼馴染「なんですってぇー?!」バシンッ



優男「か、彼は何者なんだい…? ウォーカーに殴られてるのに体が砕けないなんて」

親友男「…」

優男「かかっ、感染者じゃないのかい? ウィルスが体に適応しちゃったとか。とりあえずあれで生き残ってる時点で普通じゃないよ…」

親友男「あいつに今の世界を知ってもらう良い機会だ!」


  親友男は優男を殴った!
  親友男は優男を何度も殴った!


優男「グフッ」

親友男「はぁ…はぁ…」

  
  親友男は優男の服をはぎ取った!


 暴力幼馴染は怒り狂って、主人公を殴り続ける!

 主人公は暴力幼馴染のすっぽんぽんに目を奪われて何もできない…


主人公「うっ、うっ、うっ」

暴力幼馴染「謝れ、謝れ、謝れ!」

親友男「おーい」

主人公「親友男!」

暴力幼馴染「あっ、こら待て‼」

親友男「よし、こっちだ、俺についてこい!」

主人公「親友男、背がすごい伸びてるぞ! 何故だ!」

親友男「まずは逃げるんだ! お前、すっぽんぽんだぞ。これを着ろ」


  主人公は優男の服を着た!


主人公「ありがとう」

暴力幼馴染「待てーー!! …………ん?」

優男「ヒッ…ヒィ!!」


  暴力幼馴染は怪我して動けない優男を見つけた。


  主人公と親友男は物陰に隠れた…


親友男「あれを見ていけ」

主人公「助けられないのか?!」

親友男「もう手遅れだ」




暴力幼馴染「主人公…?」

優男「嫌だー! 幼馴染になりたくない!!!」

暴力幼馴染「主人公じゃないな!!」




親友男「ウォーカーはまず人間をお前と勘違いする。違うと分かると襲われる。襲われた奴はウォーカーになる」

主人公「ウォーカーって…」

親友男「ウィルスに感染した人間だ。見ろ、基本はああやって感染させられる!」



優男「やめ、やめろーー!!!」

暴力幼馴染「ガァアァァァァ」

 暴力幼馴染は優男に>>42

キスをした


 チュ!


優幼馴染「?」

暴力幼馴染「ねぇ。主人公知らない?」

優幼馴染「さぁ…――って、きゃあ! 何で僕たち裸なんだ!」

暴力幼馴染「それより主人公よ!」

優幼馴染「いや、服を着よう! これじゃ野蛮だ、あ、婦人服店だ! 行くよ!」ガシッ

暴力幼馴染「わあああ~!」



主人公「女になった」

親友男「いや、幼馴染になったんだ。顔も似てるだろう。幼馴染ウィルスが起こす作用の一つだ」

親友男「世界は幼馴染ウィルスの蔓延と『奴ら』の目覚めで変わった」

親友男「もともと事故で寝たきりになったお前を助ける為に開発された薬が『奴ら』を倒せる生体兵器を生み出せるようになってその最初の一体目が幼馴染で彼女の中でウィルスが生まれてしまって今に至る」

主人公「俺は寝ていたのか!?」

親友男「ああ、もう3年になる」

主人公「うあ゙ああああああ!!!!(泣」

親友男「さぁ…行こう。生き残った人達が集まってるコミュニティがある…」


  主人公と親友男は歩き出した。


-------道中--------

主人公「はぁ、はぁ…。コミュニティはどれくらいの規模だ? どんな感じなんだ?」

親友男「…ああ、>>45

100人程度で元地下街で生活してる


主人公「そこでちゃんと生きていけてるのか?」

親友男「ああ…。けど、水と電気はウォーカー達が会社経営してるから使えるんだがもう食べ物の残りが少ないんだ」

主人公「幼馴染はいるか?」

親友男「いない。あいつは『奴ら』との戦いで行方不明だ」

主人公「うっ!!」

親友男「どうした!」

主人公「む、胸がズキズキ痛い…!」

親友男「目覚めたは良いがお前にはまだウィルスの元になった薬が必要なんだな。ほら」


  親友男は薬を主人公に打った!


親友男「病院から結構持ってきた。普通の人間に打つと幼馴染化するがお前には良薬だ」

主人公「す、すまない、じゃあ薬を一束、貰っ――」

親友男「馬鹿言うな! 自分じゃ抑えがきかずに一気に使っちまうぞ! 病室で薬を大量に撃たれてウォーカーに何をしたか忘れたのか?!」

主人公「お、覚えてない…。確かに何体か倒れてた…」

親友男「ほらみろ、馬鹿野郎が! この薬は俺が持ってる! 欲しければ俺に言え、分かったな! この馬鹿が!」

主人公「すまない、すまない! 俺は何をしたんだ!」

親友男「もう忘れろ。それより急ごう。ウォーカーは鈍足で逃げる事も出来るが『奴ら』にあったら最後だ」

主人公「ああ…」


親友男「…」

主人公「廃墟だらけだ…」

親友男「…コミュニティに行く前にしてもらいたい事がある」

主人公「なんだ」

親友男「あそこだ。3人いる」


女司令官「…」
マッチョ男「司令官ー…」
ひげ男「早く行こうぜぇ。どうせもう感染しちまってるよ」


親友男「馬鹿な女だ…」

主人公「え?」

親友男「奴らは今から行くコミュニティの連中だが、性根が腐ってる。俺達を見捨てた」

主人公「だから何だ」

親友男「行って倒してきてくれ。コミュニティにも害悪なんだ」

主人公「彼らは人間―――」

  バシンッ

親友男「甘ったれた事言うな!! お前は変わった今の世界をなんにも分かっちゃいない! 世間知らずなんだよ、今のお前は!」

主人公「どんなに世界が変わったって人を襲う事が正しい状況なんてあるものか!」

  バシンッ


親友男「だったら教えてやる! あのひげ男は女性を変な目で見る変態、マッチョ男は食料を一人で10人分食べる馬鹿、女司令官は俺を見下して馬鹿にするクソッタレだ! コミュニティの女子供はアイツらに逆らえない、戻ったらまた言いなりの日々なんだ!」

主人公「うっ…」

親友男「なぁ。やっつけてきてくれ。病院でお前が生き残っていた時思った。お前はウォーカー並みに強いはずだ」

親友男「なんなら女司令官だけでも良い。見せしめにして男共をビビらせよう」

親友男「さぁ行ってきてくれ」

主人公「>>49

コンマ00~50 女司令官だけ倒しに行く
コンマ51~70 女司令官、マッチョ男、ひげ男を倒しに行く
コンマ71~99 行かない

はい


主人公「でああああああああ!!!」


  主人公は3人に襲い掛かって見事、倒した!


女司令官「ぐっふ……」

ひげ男「な、なんだてめぇ…ぅぅ…」

主人公「なんだこの力は……」

マッチョ男「あ…!」

親友男「…」

女司令官「き…さま……ウギギ…」

主人公「これで…いいのか…?」

親友男「そうだなぁ…。さて…もう動けないこいつ等どうしようかなぁ…」

主人公「>>51

思想教育


主人公「コミュニティに悪いことしない様に言い聞かせよう」

女司令官「…!」

親友男「よし、俺の命令に一切逆らわない様に…」

女司令官「分かった!! 君のいう事を聞く!!」

親友男「お前は」

女司令官「君、名前は! 主人公か! 分かった、じゃあ地下街へ行こう! 2人、連れて行ってあげなさい!」

マッチョ男「こっちっす!」
ひげ男「こっちこっち!」
主人公「あわわ」

親友男「…」

女司令官「…」


------地下街--------

ひげ男「にいちゃん。その力で外に隠れてる女をかっさらわねぇか? ここの女達は身持ちが固くていけねぇ」

主人公「ふむ…」

マッチョ男「腹減ったー。あんちゃん、食べ物探し行こうよぉー」

主人公「ふむ…」


親友男「主人公を利用してこのコミュニティを俺の物にしてやる…」

女司令官「主人公君を上手く扱わないと皆が危ない…」



黒髪女「主人公!」

主人公「!」

黒髪女「ささ、3年ぶり…!」

主人公「黒髪女も随分、変わってしまったな…」

  ブスッ

  主人公は黒髪女に薬を大量に打たれた! 主人公は気絶した!

黒髪女「もう二度と幼馴染に渡さないわ…!」



女司令官「あれ、主人公君は?」

親友男「あれ?」


-----------元居酒屋---------------
主人公「うががががが」

黒髪女「これだけ薬を打てば流石の主人公も転化するはず」

黒髪女「変わって! 私の幼馴染に変わって! お願い! 出来れば私好みの>>56な男の子に! お願いします!」

気弱で庇護欲をかきたてる


黒髪女「…」

気弱主人公「あわわ」

黒髪女「…変わった?」

気弱主人公「はいっはいっ」

黒髪女「私はだーれ?」

気弱主人公「黒髪女さんです…」

 バシン

気弱主人公「痛ぁい!」

黒髪女「幼馴染でしょ?!」

気弱主人公「ちちち違っ」

黒髪女「お姉ちゃんでもいいけど!」

気弱主人公「僕達、同い年だけど」

黒髪女「それでも呼んでいいのよ。とりあえず謝って」

気弱主人公「い、いやだ」

黒髪女「謝って下さい。とりあえず一回だけお願いします!」

気弱主人公「ごめんなさい…」

黒髪女「わっきゃーーー!!!」


女司令官「何してる!」
親友男「貴様…!」

黒髪女「しまった…」


親友男「来い、主人公! これからコミュニティの人間にお前がここのトップになったと宣言するんだからよ!」

女司令官「ちっ…」

気弱主人公「えぇー!?」

黒髪女「ら、乱暴しないで!」

親友男「調子に乗るなよ黒髪女。俺から薬を奪いやがって。主人公をどうにかしようとしたらしいが残念、こいつは特別だ」

黒髪女「くぅ……、私だけの幼馴染にしようとしたのに…」

気弱主人公「むりむりむりっ!!!」

親友男「無理じゃない、ってコイツなんて馬鹿力だ、動かせられねぇっ」

女司令官「…?」

気弱主人公「怖いよぉー!! ゔぇーーんっ」

女司令官「嫌なら行かなくていい」

気弱主人公「え゙?」

女司令官「ほら、おいで」

気弱主人公「…」トテトテ
親友男「のわぁぁぁあああ‼」ズルズルズル

女司令官「お前、こんなに小さかったか?」

気弱主人公「ごめんなさい…」

女司令官「謝る事じゃない。ああ、あっちにご飯を用意してある。一緒に食べよう」

気弱主人公「う、うん!」

親友男「待ておい!!!」

黒髪女「私もお腹空いた」

親友男「くそ!」

女司令官「ふふふ」

気弱主人公「>>59

とりあえず皆でご飯を食べよう


---------地下街:食事処-------------

黒髪女「はい、あーんして」

気弱主人公「一人で食べられるよ」

  ベチョ

黒髪女「あれ、食べられなかったね。あーんしないから」

気弱主人公「うぅ…」ガタガタ

女司令官「ほら。こっちを向け。口が汚れたぞ」

  フキフキ

気弱主人公「…ありがとうございます」

女司令官「別に」

臆病女「あの、主人公さん、これも食べられますか…?」

気弱主人公「はい!」

女司令官「臆病女、主人公に構ってないでお前も食べたらどうだ」

黒髪女「そうそう」

臆病女「あ、はい…」



親友男「くそ…女共め…。主人公に何しやがった…」

ひげ男「また襲われるよりかはあっちの方がいいぜ」

親友男「うるさい!」

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