一舞「という訳で買って付けてみたし！どう？」

凛「ダサいわね」

めう「ダサダサめう」

日向「そういうのはどうかなあ」

纒「私は和泉さんらしくていいと思います」

一舞「酷評だしっ！？」

纒(あれ？)

一舞「えー、なんかいいと思ったのに」

凛「幾ら何でも田舎者丸出し過ぎるわよ……」

めう「まあいぶぶっぽいと言えばぽいめう」

一舞「田舎者言うなしっ！」

日向「ま、まあ、人の感性は人それぞれだし」

一舞「いやさっき難色を示してましたよね？」

纒「田舎者の子は純粋で汚れが無くて可愛いですよね」

一舞「纒さんは正気に戻って」

一舞「もー！じゃあ皆はどういう指輪がいいのさ」

凛「そうね……文字が書いてあるのに限定するなら……滅とか？」

一舞「言うと思った」

めう「めうは竹輪がいいめう！」

一舞「本当にそれでいいの？」

日向「じゃあボクは兎とか」

めう「めう///」

一舞(イチャイチャしてる)

纒「私は」

一舞「まといさんはいいや」

纒「何故」

凛「真面目に言うなら私はシンプルな銀の指輪がいいわ」

一舞「まぁりんは着飾るタイプじゃないしねー」

凛「でも私は指輪を付けるつもりはないわね」

一舞「えーそのうち付けそうだけどね？左の薬指とか」

凛「そ、そういうのは今はいいでしょう……」

めう「りんりんせんせー、たまに指輪じっと見てる時あるめう」

凛「だ、だから」

日向「わははは、微笑ましいね」

纒「結婚式はいつですか？」

一舞(まといさん、何かフラストレーション溜まってるのかな)

めう「めうはきらきらしたのがいいめう！」

一舞「イメージ的にはめうはそうだよね」

めう「彼方此方デコってー、ピンク色でピッカピカにしたいのだ！」

日向「なるほど、そういうのがいいんだね」

めう「め、めうっ！？」

日向「参考になるなあ、なんか他にあったりする？」

めう「めう……め、めうはひなひなからの指輪なら、なんでも」

日向「わははは、めめは可愛いなあ」

纒「うふふ」

一舞「……」

一舞「全くもう、あたしだって、さきこのを選ぶなら、もっと色々考えるし」

凛「あら、自分から言うのね」

めう「さききが聞いたら喜ぶめう！」

日向「相変わらず仲良しだねー」

纒「倉野川は最高ですねー」

一舞「ううぐ、なんかこのメンツだとあたしが振り回されっぱなしだし！いつか逆襲してやるからね！」

一舞「で、なんでさきことまりかいないの？」

凛「さぁ……」

めう「でもどっかにいると思うめう」

纒「山形さんと春日さん……ああっそんな」

一舞(まといさん、ちょっとヤバめかな……)

～その頃～

まり花「ねえさきちゃん、さきちゃんがイブにプレゼントされて嬉しいものってなあに？」

咲子「そうですねー、和泉の名字とかですかね？あ、でも私が春日をプレゼントするのもいいかもしれません……♪」

夏陽「相変わらずねえ」

心菜「なっちゃんは？」

夏陽「ここなぁ！」

心菜「よしよし」

おわり