グラン「うぇ~…今日の依頼はホントにキツかった…」クデ-
ルリア「ふふ、魔物討伐のときのグラン、すごーくかっこよかったです!」
グラン「へへ、そう?」デレ-
ルリア「はい!いつもの優しいグランも好きですけど、戦いの時あの強いグランにも、とっても憧れちゃいます!」
グラン「そ、そこまで言われると流石にこそばゆいな…」テレテレ
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ルリア「…でもグラン、あんまり無茶しすぎちゃダメですよ?ほら、ここなんかこんなに大きなアザができて…」プニ
グラン「い、痛っ!?」ビクウ
ルリア「はわっ!?ご、ごめんなさい!」
グラン「い、いや、いいんだよ。これは全部、団の皆を守って出来た怪我なんだ、名誉の勲章だよ。」スリスリ
ルリア「…むぅ」プク-
グラン「…?」
ルリア「グランはそうやって、いっつも団の皆の為って言ってばっかりです!もっと自分の体を大切にしてあげて下さい!」プリプリ
グラン「えっ、う、うん…?」
ルリア「…その顔は全然分かってません!…もうっ、とにかく今日は早く寝て、体を休めて下さいよ?」
グラン「う、うん…そうするよ。」
【翌日】
ルリア「おかしいなぁ…どこにもいない…」トコトコ
ルリア「グラン?グラーーン!!」キョロキョロ
カタリナ「ルリア、どうした?そんなに大きな声出して。」
ルリア「あっ、カタリナ!!グランがどこにいるか知らない?」
カタリナ「グランなら今朝早くに、依頼があるって言って出かけたぞ?」
ルリア「…えっ?」
カタリナ「昨日依頼が終わったばかりだと言うのに、本当に彼には感心させられる…私ももっと励まねばなら…」
ルリア「な、何で止めなかったのおっ!!」ポカポカ
カタリナ「うおっ!?ル、ルリア!?」
ルリア「グランだって昨日の今日で、疲れてるはずなんだよ!それなのにまた、依頼になんて行ったら危ないよ…!」
カタリナ「あ、ああ…だが、ちょっと大げさじゃないか?団長ならこの位、心配することも…」
ルリア「そんなことないもんっ!!」プリプリ
カタリナ「落ち着けルリア、今までもそうだったように、団長なら大丈夫だ。それに彼もそろそろ…」
ガチャ
グラン「ふぅ~、ただいま!」
ルリア「グ、グラン!?」ガタッ
カタリナ「ほら、帰ってきたじゃないか…どうだった?依頼の方は」
グラン「へへ、バッチリだったよ!何かこっちで変わったことは…」
ルリア「グランのバカあっ!!」ペチン!!
グラン「うわっ!?ど、どうしたのルリア!?」
ルリア「昨日の今日なのに、依頼なんて行ったらダメじゃないですか!!大怪我でもしたらどうするんですか!?」グワングワン
グラン「いいっ!?ちょっ、振らないであばばばばばば」ユサユサユサ
ルリア「とにかくこっちきて下さい!医務室で治療しますからね!」ギュッ
グラン「うわ、ち、ちょっと位休ませてよ!」ダッ
カタリナ(…まるで母親と子供の会話だな…)
ルリア「いきますよ?むぐぐぐっ…」ググ
グラン「いだだだだだ!!ルリア、ギブ!ギブ!」
ルリア「痛いのはグランが無理しすぎだからです!我慢してて下さい、体の固まった筋肉をほぐしてあげてるんですから…!」ググゲ
グラン「うぎああああっ!?!?」ジタバタ
ルリア「あっ、下半身もやっとかないと」ゴキイ!!
グラン「くぁwせdrftgyふじこl」
ルリア「…はい、おしまいです!お疲れ様でした!」
グラン「し…死ぬ…絶対体に毒だよこれ…」ゼエゼエ
ルリア「…むうっ…じゃあグラン、ちょっとそこで立ち上がってみて下さいよ…」ムス-
グラン「?う、うん」スック
グラン「…!?本当に体が軽くなってる…」ピョンピョン
ルリア「グランが気付いてないだけで、体にはたくさん疲れが残ってるんですよ?だからちゃんと、自分を大切にしてあげないと…」
グラン「サンキュールリア!これで明日も、依頼に行けるよ!」ガッシ
ルリア「」
【その日の夜】
ホ-…ホ-…
グラン「…んぐ…ご…」zzzz
ガチャッ…
ルリア「…お邪魔しますね…」ソロリソロリ
ルリア「グラン、もう寝てるかな…?」ソ-ッ
グラン「…うーん…もう食べられない…」ムニャムニャ
ルリア(ふふ、寝言言ってる…かわいい…!)ポ-
ルリア(…じ、じゃなくて!私はそんなことしに来た訳じゃ…!)ブンブン
ルリア(ふうっ…!さ、さあ、始めなきゃ…!)ドキドキ
ルリア「…出でよ、都合の良い星晶獣…!」フィンフィン
都合の良い星晶獣「ンゴンゴ」
ルリア(…最近のグランは、自分を大切にしなさすぎです…!このままじゃいつか、大怪我しちゃいます…!)
ルリア(…だから、グランには一度自分の体から離れてもらって、強制的に自分の生活を見直してもらいます!)
ルリア「この者と私の…魂を入れ替えよ!」パアアアッ!!
都合の良い星晶獣「ンゴオオッ!!」ゴゴゴ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チュンチュン…
グラン「う、うーん…」ムクッ
グラン(…?何だか体が軽いような…気のせいかな…)
グラン「…とりあえずトイレにでも行くか…」スック
グラン(…おかしいな…いつもより目線が低いような気もする…寝ぼけてるのかな…?)トコトコ
バタン!!
グラン「ううっ、寒い寒い…!!この時期はやっぱり冷え込むなあ…!」スルスル
サワサワ
グラン「…?無い…」
グラン「…!?な、無い!?!?」ペタペタ
グラン「はっ!?無いって何!?何で!?僕のは!?えっ、ええええええええ!?」ペタタタタタタタタ
フニョン
グラン「…な…無かったものが…ある……少ないけど…」ムニムニ
ルリア(グラン)「そ、それ以上は、ダ…ダメですっ!!!!」バキイ!!!
グラン(ルリア)「うわああああああっ!?!?」
グラン「…そ、それで、僕とルリアの魂を入れ替えたってこと?」
ルリア「ぜ、全部見られた…!私の…!」カアアアッ!!!
グラン「い、いや!!見てない!!見てないよ!!」
ルリア「嘘!!全部見ましたよね!!」キッ
グラン「み、見てない!神に誓って見てない!」
グラン(…嘘だけど…めっちゃ見たし、めっちゃ触った…)ドキドキ
グラン「と、というより…!ルリアの方こそ、その、僕の…見てないよね?」
ルリア「っ!?えっ、いや、その、それは…///」カアアアッ
グラン「…」
グラン「ごめんよ父さん…僕の男としての人生は…ここで…終わった…」ズ-ン
ルリア「は、はううっ、ごめんなさい!!で、でも、私だって恥ずかしいんです!!」カアアッ
グラン(…ぼ、僕の声で『はうぅ』はキツイな…)
グラン「と、とにかく!!この入れ替わりは中止にしよう!ルリアの気持ちは十分伝わったし、これからは僕も気をつけるから…!」
ルリア「…ダメなんです…!」
グラン「…え?」
ルリア「あの都合の良い星晶獣さんは、一日に一回力を使うのが…限界、なんです…!」プルプル
グラン「…そ、それって、つまり…」ゴゴゴ
グラン(少なくとも明日までは、このまま…!?)
カタリナ『突然すまない!ルリア、起きてるか?』コンコン
ルリア「ひゃうっ??」
グラン「か、カタリナ!?」
カタリナ『むっ?団長もいるのか…まあいい、入るぞ』ガチャッ
カタリナ「二人とも、一度甲板に集まってくれ。…理由は不明だが、つい先ほどグランサイファーのトイレのドアが、無残に破壊されているのが発見された。」
グラン・ルリア「!!」ギクッ
カタリナ「団員達の間での事故なら問題ないんだが、もしも外部からの攻撃を受けてこうなったなら、一大事だ。だから、一度団員全員で集会を開く事にしたんだ。」
カタリナ「…二人は、何か知っているか?」
ルリア(ど、どうしましょう、グラン…!)オドオド
グラン(普通に説明なんてしたら、僕はルリアのトイレ中に突然ドアをぶち壊して覗きに来た変質者だよ…)ヒソヒソ
ルリア(グ、グランが変質者なんて私も嫌です!)ヒソヒソ
カタリナ「…?どうした?二人とも。何か心当たりでも…」
グラン(…し、仕方ない…!!ここは二人でごまかしながら…)
ルリア(…一日乗り切るしか、ありません…!)
グラン「わ、私たちは何も知らないな!きっと誰かが酔った勢いで壊したりしたんだよ!」カチコチ
ルリア「ぼ、僕もそうだと思うな。うん。」カチコチ
カタリナ「ふむ、そうか…まあとりあえず甲板に一緒に行こう、全員で情報の共有だけはしておかなきゃならん。」
グラン「う、うん、わかった!」トコトコ
【甲板】
ワイワイガヤガヤ
カタリナ「…と言うわけだ!犯人探しをしているわけではないが、もし誤って壊したという者がいるならば、後で私の所に報告に来るように!」
グラン「…な、なんだか大ごとになってきたな…」
ルリア「…!グラン、向こうから>>19が…!」
イオ
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