モバP「幸子を依存させてみたい」 (42)

・モバマスSS

・安価、コンマ使用

・不定期更新

・病みますん

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てす

P「それはもう、俺無しでは生きていけなくなるくらいに」

ちひろ「……疲れてるんですか? 今ならお安くしますけれど」

P「うわっ! いたんですかちひろさん!?」

ちひろ「えー……むしろ飲み過ぎが原因……?」

P「なに人を可哀想とでも思ってそうな眼差しでこちらを見てるんです?」

ちひろ「プロデューサーさんが可哀想というか、幸子ちゃんが可哀想というか」

P「幸子……そう、そうなんですよ、俺は幸子に依存されたいんですよ!」

ちひろ「知りません! むしろプロデューサーさんこそ14歳の女の子をどんな目で見てるんですか!」

P「やだなあ、俺はただ幸子と二人三脚で生きていきたいだけですって」

ちひろ「今さら言い方変えたところで駄目なものは駄目ですからね?」

P「人という字は2人の人間が支え合って成り立ってるんですよ」

ちひろ「3年P組はいいですから、まずは落ち着きましょう。ご自分が何を口走っているか、わかってますか?」

P「俺は落ち着いてます。もちろん俺が幸子に依存されたいというのも嘘じゃありません」

ちひろ「……」

P「まずは幸子ともっと仲良くなって、俺だけしか目に入らないくらいになってもらえなきゃ始まりませんよね……よし、いってきます!」

ちひろ「あっ、ちょっ――いっちゃった。どこまで本気なのかしら……?」

流れ

仲良くなる→距離を置く→付いたり離れたり して幸子の気を引きます

ルール

・コンマ00は100扱い、ゾロ目は2倍で計算

・まずは仲良くなるための安価、コンマ合計300以上に到達するまで繰り返します

・次に距離を置いたりつれない態度を取ってみたりの安価、コンマ合計300以上に到達するまで繰り返します

・最後にそれぞれ到達するまでの安価数やコンマ合計値を考慮した上で、依存度を決める安価をしていきます(詳細は後で追記します

P「今でもそれなりに仲良くやっていけてるつもりはあるけど、あくまでそれなりなんだよなあ」

P「さり気なく、しかし確実に幸子へアプローチするには……ふーむ」

P「考えるよりまずは行動してみるか! >>6でいってみよう」

合言葉はアフロ!
アフロでキメよう!

飛鳥とかの人だ!
お久しぶりです!

>>6
いきなりゾロ目……だと……?
ケロロ軍曹のED思い出したけどさすがに古いかしら。しばしお待ちを

>>7
ご無沙汰です。自分なんかを覚えてる方もいらっしゃるものなんですねぇ

P「なにやらティンと来たぞ! 俺のプロデューサーとしての勘が時代はアフロだと囁いている……この波に乗れるのは幸子しかいない!」

P「幸子のカワイさを世間に知らしめられれば、自ずと幸子も俺の事を見直すはずだ。待ってろ幸子、俺がお前を新たなステージへ連れて行ってやる!」



幸子「イヤです」

P「なん……だと……?」

幸子「あの、何がどうしてそうなったのかは知りませんけど、アフロはカワイくないですよね?」

P「え?」

幸子「え? じゃなくて! Pさんはアフロになったボクがカワイイとでも言うつもりですか!?」

P「そりゃあお前、可愛くない幸子なんて俺には想像もつかないぞ」

幸子「そ、それは……そうですとも、えぇ。もちろんボクはいつ如何なる時でもカワイイですけど……」

P「じゃあなろうぜ、アフロ!」

幸子「じゃあじゃないんですよ! ボクのカワイさを引き立てるならもっと他にやり様がありますよね!?」

P「そこはほら、俺の手腕に任せて欲しいというかだな?」

幸子「今回ばかりは任せたくないんですが……えっと、それってボクだけにきたお話なんですか?」

P「ん? ユニットを組みたいってこと?」

幸子「ソロでやるのと誰かとやるのとではかなり違うと思うんですよね、主にボクの精神的負担が」

P「そうだなあ……俺は今のところ幸子しかアフロは考えてないぞ」

幸子「なぜボクなら考えられるんです!?」

P「他のアイドル達にアフロは荷が重いだろうそりゃあ」

幸子「ボクなら大丈夫という信頼をこんな事で受けたくなかった! と・に・か・く、イヤなものはイヤです! どうしてもというならせめてそういう主旨のユニットとして企画して下さい!」

P(くっ、なかなか手強いぞ。ある意味着ぐるみよりも難しいか……やりたがるアイドルも少なそうだし……、いや、何も一緒に出るのがアイドルだけと限定する必要もない、か?)

P「それなら――出る? 一緒に」

幸子「一緒にって、誰が、誰との話ですか?」

P「幸子が、俺と」

幸子「…………、は?」

ざわ...ざわ...


P「視線が辛い」

幸子「そりゃそうでしょう。事もあろうにプロデューサーであるPさんがアイドルと同じレッスンを受けてるんですから」

P「それはそうなんだけど……にしたってみんな見過ぎじゃない?」

幸子「レッスンルームの近くを通りすがった皆さん、二度見した上にしばらく硬直してますねぇ」

P「見世物になる気持ちがどんなものか、ちょっとだけ分かった気がするよ」

幸子「そうですか? なら今度からはもう少し見せ方というものをよく考えて企画して下さいね?」

P「……にしても、幸子はいいのか? アフロ、イヤがってたろうに」

幸子「未だに抵抗感は拭えませんが、少なくとも1人ではありませんし。……こんな形とはいえ、Pさんと表舞台で一緒にお仕事が出来る機会なんて、もう巡ってこないでしょうし」ゴニョゴニョ

P「ん? 何て言ったんだ?」

幸子「何でもありません! Pさんこそ、これを機にドンドン前に出てくるつもりはありませんよね?」

P「それこそ無いな。今回は幸子の引き立て役として徹せられるポジションに収まれそうだから、辛うじて何とかなりそうなだけだし」

幸子「……それでは、こういう形で前に出てくるのはボクとが最初で最後、と。ボクとだけ特別、と」

P「そりゃそうよ。……どうした急にニヤけだして、俺のアフロ姿を想像して今から笑ってるのか?」

幸子「っ!? に、ニヤけてなんてません! Pさんこそそんなに無理してまでボクのアフロを実現させようなんて、どれだけアフロなボクに情熱を燃やしてるんですか!」

P「アフロもだけど、俺はいつだって担当であるお前のプロデュースには燃えてるぞ! 幸子のためならこれぐらい!」

幸子「……あーもー、そういう事をすぐ言うのは反則なんですからー! それもこれもボクがカワイ過ぎるせいですね、きっと! フフーン!!」

P「ちょい、なんかヤケになってない?」

幸子「知りませんよ! 今こっち見ないで下さい!」




ルキトレ「あのぅ……そろそろレッスン始めてもよろしいですかね……?」

P「その後、アフロ幸子と謎のアフロマンによるダンスユニットは盛大に受けた」

P「事務所の一角に飾られたアフロを見るたび、俺はあの煌びやかな舞台を思い出す」

P「幸子も俺のいないところでは俺とのユニットの話ばかりみんなにしてるらしい。終わってみれば良い思い出だ、幸子もそう思ってくれてるなら無茶した甲斐はあったな」

P「さてと……幸子との連帯感が生まれたところで、次はどうしてみようか。>>14とかどうだ?」

こんな調子でやっていきます

いきなり安価の難易度高くて相変わらずの低クオリティーっぷりですがよろしくお願いします

ベビードールを着せる

P「プレゼントをしよう、王道だな。問題は何をあげるかだが」

P「買い物に付き合わされる時は割と俺に意見を求めてくるから、好みはお互い知ってるし普通の物じゃ新鮮味ないよな。たまには一緒に買ったことのない物で攻めてみよう」

P「となると…………あー、下着?」



P(というわけで用意しますはこちら、ベビードール)

P(これならまあ選べばギリギリ服っぽさあるし、頼めばワンチャン自撮り写真を送ってくれるかも)

P(いやさすがに、ただでさえ引かれる可能性もあるんだから……あーでもこれを着た幸子を見たい! 俺はどうすればいいんだ!)

幸子「……あのぅ、先程から何をそんなに悶えてるんですか?」

P「はっ! 大丈夫、合意を取ればきっと問題ない!」

幸子「何の話です? もう皆さんお帰りになりましたよ、ボク達も帰りましょう」

P「え、あっ、そうだな。……あれ、どうして幸子が?」

幸子「話があるからと残るようにおっしゃったの、忘れたんですか!? ボクを駅まで送って下さることも!?」

P(そうだった。さすがに皆の前でこれを渡す度胸は無いからな、いろいろな意味で)

P「いやー最近疲れてたのかもなー。よしじゃあ帰ろうか」

幸子「まったくもう、呼んでおいてボクのことを失念するとは……。Pさんは普段から女の子の扱いがまるでなってないですよ?」

P「はいはい、愚痴は後で聞くからねー」

幸子「雑ぅ!? そういうところですってばぁ!」

P「幸子、そろそろ機嫌直してくれって」

幸子「むぅ……」

P「悪かったよ。実は幸子に渡したい物があって、どう渡そっかなあって頭がいっぱいになってたんだ」

幸子「? 渡したい物、ってもしかして、ボクにプレゼントってことですか?」

P「後ろの席にあるの見えるか? それなんだけど」

幸子「へ、へぇー……そうだったんですね。なんだ、早く言って下されば良かったのに」

P「うん。良かったら後で感想というかなんというかを」

幸子「ちなみに中身は?」

P「それは帰ってからのお楽しみにしておいてくれ。くれぐれも電車の中で中身を見たりしたらだめだぞ、絶対だぞ!」

幸子「そう念を押されると余計に気になりますが……まぁいいでしょう。それよりこんな回りくどいことしなくても、いつでもボクに贈り物をしてくれていいんですからね♪」

P「お、おう」

P(機嫌は直ったみたいだけど、果たして着てくれるのやら)

その夜


~♪

P「お、幸子からか。……いきなり自撮り写真付きとかきたらどうしよう、さすがにないか。どれどれ」

幸子『何ですかこれ!』

P「ですよねー。えっと」

P『何だと思う?』

幸子『質問してるのはボクの方ですから!』

P『まあまあ。こういうのも幸子なら似合うんだろうなあと思って』

幸子『まさか着ろと!?』

P『出来れば着てるとこ見てみたい。』

P「んー、幸子を焚きつけるには――」

P『出来れば着てるとこ見てみたい。さぞ可愛いんだろうなあ、でも幸子にはやっぱりまだ早かったかな?』

P「送信、と。さてどうだ」

P「…………」

P「あれ、返事来ないな……」

P「怒っちゃった? さすがにやり過ぎたか」

P「……沈黙が怖い。嫌なら嫌って言ってくれたら諦めるのに」

P「…………」

P「どうしよう、軽蔑された? 通報されたりしてないよな、何でもいいから返事をくれ幸子ぉぉ!!」



数十分後、恥ずかしげな表情で肩から上だけが写った写真が『今回だけですからね!』というメッセージと共に添付されて届いたとか何とか

P「ほとんど見れなかったようなもんだけど、着てはくれたんだよな……うん」

P「まあいいさ。いずれ幸子の方から着てくれて全身姿を見せてくれるようになるまでの我慢だ」

P「その為にも次なるアプローチを考えねば」

P「よし、次は>>30にしよう!」

二人でお出かけ

P「どこかに二人で出掛けようかな。最近少しずつ春の訪れを感じるし、出掛けるにはちょうどいい」

P「とは言ってもいつも通り、幸子の行きたいところに連れてってやる形になるだろうから、声掛けるなら早めの方がいいか」



P「え? 行き先を俺に任せる?」

幸子「えぇ、たまにはPさんに1からボクをエスコートさせてあげてもいいかなと思いまして。一体どこへ連れて行ってくれるんでしょうねぇ?」

P「俺はてっきり幸子が決めると思ってたんだけど……」

幸子「安心して下さい、よっぽどでもなければ文句は言いませんから。Pさんがよく行くところとか、好きな場所、何でも構いませんよ♪」

P「それとなくハードル上がってない?」

幸子「むしろ下げてるつもりなんですが……珍しくPさんの方から誘って下さったのにボクが決めてもつまらないですし……」ゴニョゴニョ

P(うーん、せめて幸子の機嫌が悪くならないような場所を考えておかないとな)

P「俺がよく行くところねえ。仕事ばっかりで特に思いつかないぞ」

P「遊びに行くところならまあ、他のアイドルの付き添いも含めるとこの近辺はあらかた回ったか?」

P「うん? 何だかどこに誰と行ったかあやふやになってきた……。幸子と行ったことのあるところは外そうと思ったんだが」

P「…………」



――お出かけ当日



P「お、来た来た。おーいこっちこっち」

幸子「……。おはようございます、Pさん」

P「どうしたんだ? 今日の幸子は元気が無いぞ」

幸子「朝が早かったものでして……じゃなくて、何で待ち合わせの時間が朝8時なんですか!」

P「俺もそう思う。だけど、これぐらいじゃないと全部回りきれないんだよ」

幸子「全部? ……何だか聞くのも怖いですけれど、Pさんは今日という日をどう予定立ててるつもりなんですかね?」

P「ああ。行きたいところが絞れなかったから逆転の発想をしたんだ。行けそうなところ、全部行けばいいじゃないって」

幸子「張り切り過ぎですよ! せっかくのオフなのに少しはゆっくり――」

P「さあ、こんなところで立ち話してる暇も惜しい! 行くぞ幸子ォ!」

幸子「あ、待って下さいってばぁ! せめて今日のスケジュールだけでもボクに教えてからにしましょう、ね? ね?」

P「何だよー、文句は言わないって言ってたじゃないか」

幸子「よっぽどの事態が起こらなきゃボクも黙ってついて行きましたとも!」

P「まあまあ、抗議は後で聞くからさ。何にせよまずは朝飯食べに行くつもりだったんだ、食ってないだろ? 朝飯」

幸子「…………そうですね、では行きましょうか。いろいろな意味で今日を過ごしやすくするために!」



結局、アイドルになってから最もハードな1日だったとかなんとか

P「筋肉痛がきつい……はしゃぎ過ぎた」

P「とはいえ何だかんだ最後までついてこれた幸子も大したものだよな。若干のスケジュール変更を余儀なくされたにせよ」

P「行く先々で2人で撮った写真、疲れが顔に出てるの俺だけだもんな。そこら辺はさすがアイドルというか」

P「いかんいかん、思い出に浸るには早いぞ。次は>>35だ!」

プレゼント

P「プレゼント攻勢は幸子に効果的だと前回の攻めた贈り物で実証済みだ」

P「問題は今度は何をプレゼントしたもんか、今さら普通の贈り物をしたところでインパクトに欠けるだろうし」

P「幸子……プレゼント……インパクト……お、閃いた!」



P「という訳なんだ」

幸子「……そうですか」

P「良ければ感想を聞きたいんだけど」

幸子「ボクが言うのも何ですが、貰えるって言われても結構反応に困りますね」

P「ですよねー。中に入ってたのがカワイイ女の子ならともかく、いい大人だしなあ」

幸子「あの、Pさん? そんなことを冷静に分析してるよりもっと……大事なことがあると思うんです。看過してはいけない重大な問題が」

P「そうか? よし言ってみろ」

幸子「よろしいですか? ……あー、コホン。ではですね――暗い! 狭い! ち、近いです!」

P「2人揃って箱の中だもんなあ」

幸子「呑気なこと言ってないで、何とかして下さいよ! だいたいどうしてこんな状況になってるんですかぁ!」

P(その昔、幸子なりのサプライズで大きなプレゼントボックスに幸子が入って隠れてたところ、何も知らないちひろさんにそのまま何処ぞへ出荷されてしまった――なんてことを思い出した)

P(今こうしてネタをパクったものの、蓋を開けて目が合った瞬間にそっ閉じされそうになったので、慌てて手を掴んで引っ張ったら幸子まで箱の中にウェルカムといった具合だ)

P「……幸子、疲れたろう。俺も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ……」

幸子「寝ちゃダメですって! ボクもあの時は眠くなりましたけど、というかこんな状況でよく寝れますね!?」

P「たしかに今寝たりするのはもったいないな……幸子がこんなに近くにいるのに」

幸子「フフーン、そうでしょうとも――じゃなくて!? とにかくまずは出ましょう、早く蓋を開けて下さい!」

P「あー、それにはまず幸子がどいてくれないと、立ち上がれなくて蓋に届かないんだ」

幸子「ボクだって今の体勢をどうにかしたいですよ! 狭くていまいち身動きが取れなくて……ここ、大丈夫ですか?」

P「いででで!! そこはアカン、潰れる、潰れる!!」

幸子「わわっ、ごめんなさい! でもどうすれば……」

P「助けを呼ぶとか、明かりをつけるとか……とにかくケータイを」モゾモゾ

幸子「ひゃっ、ど、どこ触ってるんですか!?」

P「触ってない! いや、すまん、じゃあ幸子が自分のケータイでなんとかしてくれ!」

幸子「レッスン着に着替えた時に置いてきちゃいましたよ!」

P「なにィ! なら俺のズボンのポケットから取り出してくれないか?」

幸子「わかりました! ……えっと、この辺ですかね?」ゴソゴソ

P「Oh...幸子、お前もなかなか大胆だな……」

幸子「どういう意味ですか!? 真面目にやって下さい!」

P(腹の辺りから幸子の声が響いてなんだかこそばゆい……あ、よくよく考えたら急いでここから出なくてもよいのでは?)

P「俺、もう幸子と一生ここで暮らそうかな」

幸子「だーかーらー!! カワイイボクと一緒に居たいというのは当然ですし仕方のない事ですけどぉ! こんなところでひっそりと生涯を終えるのは嫌ですからね!」



ちひろに見つけられるまでの30分、平和に(?)密着して過ごしたとかなんとか

P「プレゼントになるってなかなか大変なんだな……ん? 俺は何を言っているんだ」

P「それにしても、暗くてよく見えなかったからこそ、幸子の感触がはっきりくっきり残ってる――ような気がする。今寝たら良い夢が見れそう」

P「……いずれ幸子の方からベタベタしに寄ってきてくれる日も来るのだろうか」

P「そのためにも、今度は>>39をしてみよう!」

一週間無視

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