【モバマス】すぷらとりーおぺれーしょん (25)

――チュンチュン

ピンポーン

ガチャ

モバP(以下P)「ふぁぁ……こんな朝から誰だ?」



響子「プロデューサーさん!起きてますかぁ?」

まゆ「天気もいいですから、お花見にいきましょうねぇ」

智絵里「あ、あの……一緒に行けたら……」

ゆかり「四月も終わりますし、今のうちに……」



P「……」



ガチャ

響子「え!」

智絵里「ぷ、プロデューサーさぁん!」

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はい、モバPと可愛いアイドル達がお花見に行く話です。

前回出したパッションの子達は出てきませんがよろしくお願いいたします

――広場

こずえ「ふぁぁぁ……さくらなのぉ……」

美穂「ふぁぁぁ……日向ぼっこに最高……」スースー

杏「こんな所で寝ると、かな子ちゃんに桜餅と間違えて食べられちゃうよ」

かな子「もーっ!」

加奈「桜といえば、某大戦なゲームに私たちの知ってるアイドル達と似た声がいるそうですね」メモメモ



ネネ「声……」ハイライトオフ

舞「声……」ハイライトオフ

あかり「声……」ハイライトオフ



桃華「なんなんですのーっ!!」

タッタッタッ

卯月「飲物買ってきました!」

歌鈴「慎重に……慎重に……」

美玲「それはさすがにゆっくりし過ぎでは?」

幸子「フフーン!カワイイボクが選んだものですから、皆さんはよく味わってくださいね!」

紗枝「あらあら、では口に合わへんかった時は、幸子はんが全責任を取るということでよろしいか?」

幸子「あ……あの、その……」

紗枝「んー?」

幸子「ごめんなさい」

紗枝「……よろしい」ナデナデ



フレデリカ「フンフフフーン、さっちゃんも紗枝ちゃんにかかっては、シャカの手の浦島太郎だね!」

志希「それを言うなら、孫悟空だよ」ビシッ

フレデリカ「あははっ、フレちゃん一本取られた~」



瑛梨華「……レイジーレイジーも強敵NE。もっと頑張らNA・I・TO」

志希「いや……お笑いを目指すわけじゃないからね」ニャハハ

桃華「それはそうと、プロデューサーちゃま達遅いですわね」

美穂「響子ちゃんや智絵里ちゃんに頼んだけど……」

法子「でもゆかりちゃんもいるから……」

有香「……それはたしかに心配ですね」

杏「どれだけなんだよ……」

かな子「あははは」



千佳「じゃあ、チカが見に行ってあげるよ!」

こずえ「いく~」ポヤポヤ

小春「小春もいきます~」ポヤポヤ

舞「あ、小さい子ばかりじゃ危ないですよ」





杏「ねぇ、突っ込んでいいよね?」

卯月「た、多分……」

杏「それならさぁ、レッスンが終わる子達に見に行って貰ったら?」

歌鈴「名案でしゅ……また噛んじゃった」

桃華「単に杏さんが動きたくないだけでは?」

杏「そうとも言う~」ダラー

瑛梨華「開き直りNE!」





あずき「ってわけで、終わった子からプロデューサーさんのお家に突入大作戦!」

くるみ「ふぇぇ……壊しちゃうの……」

忍「というか、プロデューサーの家を……」

里美「お兄ちゃんのお家なら知ってますよぉ」

蓮実「ええ、たまに立寄らさせていただいてますね」

愛海「うわぁ、お山をとっかえひっかえしてるんだぁ」

みちる「ふごふごふご(単に遊びにいくだけですよ)」

若葉「ま、とりあえずお姉さんが教えてあげるから大丈夫よ」

里奈「大丈夫?アイドルのたまり場にならないぽよ?」

みく「大丈夫だって。みく達もよくいってるにゃ」

さくら「……達?」

みく「あ、失敗ったにゃ……今のは」





一同『詳しく』

みく「忘れてはくれないにゃ……」

――その頃

智絵里「我が名は緒方智絵里。国父倭の赤子にして、皇軍の兵士なり 勇戦奮闘でもって必ずや皇国の不朽を勝ち取らん‘虎徹’千載不朽断じて飾れ!」

バシッ

ゆかり「やりました!ドアチェーンが取れました!」

P「取れたじゃねぇ!壊しただ!!」

響子「今です!突入しますよ!」

バタバタバタ

まゆ「ふふふっ……他の女の匂いはしませんですよぇ」

P「くっ、来るな!寄るな!近寄るな!」ジリジリ

――さらに別の場所

裕美「撮影のお仕事がすっかり遅くなっちゃったね」

ほたる「私の不幸のせいで……すみません!」

雪菜「こらこらぁ、何度も言うけど大御所さんのアポを忘れたスタッフさんの…」

チラリラリー

裕美「あ……ライン?」

ほたる「なんでしょう?」

雪菜「えっとぉ……プロデューサーさんの家に行くのですかぁ?」

裕美「でもプロデューサーさんの家なんて……」

タッタッタッ

悠貴「あ、みなさーん!」

一同『悠貴ちゃん!』

雪菜「部活の帰りかな?」

悠貴「はいっ!今からプロデューサーさんのお家へ行って、シャワーをお借りしてから着替えてお花見に行く予定なんですよ」

裕美「ちょっと待って」

ほたる「プロデューサーさんのお家で……シャワーに着替え……」

雪菜「それって……もしかして悠貴ちゃんって……」

悠貴「はい?プロデューサーさんには、着替えとかを見せてますから……」





雪菜「いくわよ!」

裕美、ほたる「はいっ!!」

悠貴「え?ええっ!?」

――さらに戻ってレッスン組

若葉「なんだぁ……レナさんや美世ちゃんとかが潰れた時に介抱する為に……」

みく「そうにゃ!一緒に雪乃さんや菜々チャンもいたからそう証言してくれるにゃ」

都「事件はすべて解決したわけですな!」

みちる「フゴフゴフゴ(最初から何もなかったわけですからね)」

くるみ「えっと……じゃ、じゃあ」

里美「お兄ちゃんのお部屋に行きましょうか」



一同『はーい!』





みく「あ、でもPチャンと四天王との修羅場になっていたらどうするにゃ?」

美由紀「その時は……」

若葉「みくちゃんをいけにえに……」

みく「にゃにゃにゃーっ?!」フシャー

――さらに戻ってP宅

まゆ「これがさっきまでPさんが寝ていたベッド……」ウットリ

ゆかり「まさに生きた国宝……」ウットリ

智絵里「え、えーい!」ダイブ

ポスン ゴロゴロゴロ

響子「わわわっ、智絵里ちゃんずるいですよ!」ポスン

ゆかり「ここが天国……それともアルカディア……」ハスハスハス

まゆ「まゆもっ!まゆもっ!」ピョコピョコ


智絵里「もふもふですぅ……」





P「お前ら……」

P「それより、花見はいいのか?」

響子「もう少し!もう少しだけ……うっ!」ゴソゴソ

ゆかり「はぅ……くぅんっ……はぁはぁはぁ」ゴソゴソ

まゆ「まゆもっ!まゆもっ!」ピョンピョン

P「人のベッドでするな!果てるな!」

智絵里「じゃあ……そろそろ行きましょうか」ゴソゴソ

P「あぁ、その後ろに隠した枕を置いてな」

智絵里「……ぐすん……見捨てないで」メソメソ

P「そんな顔をしても……」

ピンポーン

ゆかり「はぁはぁ……お客さんですか?」

まゆ「まゆとPさんの愛の巣に泥棒猫が来たようですね……」ハイライトオフ

P「いやいや、俺だけの家だって」

響子「Pさんが誰のものか教えないと……」ハイライトオフ

P「今のとこ誰のものでもないが……」

ゆかり「入って来たら、とっちめましょうね……」ハイライトオフ

P「うん、わかったからフルートをバットのように持つのは止めような、なっ」



智絵里「はーい」

ガチャ

P「あ、こら勝手に開けるな!」

ガチャ

バタン

悠貴「プロデューサーさんっ!またシャワーを借り手もいいですか?」

P「あぁ、悠貴か。今なら開いてるからいいぞ」

悠貴「わーい!」ヌギヌギ

まゆ「わわっ、悠貴ちゃん?!」

響子「プロデューサーさんの前で……」

悠貴@全裸「え?いけないんですか?」キョトン

智絵里「ふ、不潔ですっ!」

ゆかり「プロデューサーさん?」ハイライトオフ

P「あぁ、それがなぁ聞いて……」

バタン

P「ん?」



裕美「な、な、な……」

ほたる「プロデューサーさんが……悠貴ちゃんを裸に……」

スチャ

裕美「ほたるちゃん、警察って119だっけ?」

ほたる「あ……私の……電池切れです」

P「…………おーけー。全部話すからその手のスマホはポケットにしまおうな」

一同『羞恥心がない(ですか)(ですかぁ)(なんですか)!』



P「あぁ……所謂ジュニアモデル時代からそういう写真を撮ってるせいか、男の前での着替えとかが何とも思わないんだよ」

悠貴@全裸「シャワーお借りしました。あ、おいしそうなジュースですねっ」

まゆ「え、えぇ……どうぞ」

悠貴@全裸「いただきまーす」

ゴキュゴキュ

裕美「あ……」

悠貴@全裸「ぷふぁー!おいしかったぁ……じゃあ、着替えてお花見に行きましょう!」





P「なっ」

一同『……』

裕美「悠貴ちゃん……」ガシッ

悠貴@全裸「は、はいっ!?」

ほたる「あの……もう少し、恥ずかしいって気持ちを……」

悠貴@全裸「えっと……どんな気持ちなんでしょうか?」

雪菜「うぅ……そこからですかぁ」



まゆ「仕方がありません!元モデルをしていましたまゆが、悠貴ちゃんをコーディネートします!」

響子「じゃあ、まずは下着から……なぜか、スケスケの紐パンなら持ってます!」

P「おい、15歳」

智絵里「あの……シースルーのキャミソールなら……」

P「智絵里にしては攻めているなぁ(棒読み)」

ゆかり「穴が開いたパンティーもありますよ」

P「……それでナニをするつもりだったんだ?」

まゆ「ナニって子作りですよぉ……うふっ」



裕美「さぁ悠貴ちゃん……」

ほたる「ご覚悟を……」

悠貴@まだ全裸「ふぇ……ふぇぇぇぇぇ!」

――数刻後

みく「ここがPチャンのお家だにゃ」

ドタバタバタ

若葉「……何か中でバタバタしてるんだけど」



こずえ「ふわぁ……みんなぁ…いっしょなのぉ?」

桃華「皆さんも様子見ですか?」

みく「そうだにゃ。でも……まさかと思うけど、四天王とくんずほぐれずの事態に……」

卯月「くんずほぐれずですか?」キョトン

舞「くんずほぐれ……(///)」カァァァ

若葉「ち、小さい子の前でそういうのは!」アセアセ

みく「というより、舞チャンは何故意味がわかるにゃ?」

桃華「しっ、知りませんわ!(///)」

みく「とりあえず開けるにゃあ」

卯月「あ、先にチャイムを」

ガチャ

こずえ「あいたぁ……」

桃華「では入りますわよ」

舞「うぅ……お邪魔します……」



キャーワーカワイー

みく「奥から誰かの声が聞こえるにゃ」

若葉「行ってみましょう」

みく「Pチャンはいるかにゃ?」ニュッ

P「おぅ、みくか」

若葉「って……な、な、な、ナニを……」

桃華「は、破廉恥ですわ!(///)」



悠貴@スケスケピンクベビードール「うぅぅぅぅ(///)」ナミダメ

まゆ「可愛いです!可愛いですよぉ!」パシャパシャ

響子「じゃあ、ピンクの次はブルーのを」

智絵里「あの……バニースーツもありますよ」

ゆかり「縄と拘束具と貞操帯もよかったら」

雪菜「まってちがう」





ほたる「ひ、裕美ちゃん……」ガクガク

裕美「もしかして、次は私たちも……」ブルブル

みく「えっと……説明を」

P「かくかくしかじかで……ようやく羞恥心に目覚めたところだ」

若葉「というか、それを中学生にさせるんですか?」

P「……すまん、止められなかったとも言う」

――お花見会場

悠貴@体操座り「うぅぅ(///)」

まゆ「すみませんすみません」ペコペコ

響子「ごめんなさいごめんなさい」ペコペコ

智絵里「許して……」ペコペコ

ゆかり「悪いのは私たちです」ペコペコ





杏「はぁ……トラウマにならないといいね」

P「うん……」

かな子「もぅ……止められなかったプロデューサーさんも悪いんですからね」プンプン

P「だって……恐かったんだもん」ガクガクブルブル

桃華「あー、Pちゃま。桃華のお膝でよろしかったらお貸ししますわ」

P「ママーっ!」ヒョイ

桃華「よしよし……」ナデナデ



舞(いいなぁ……)

小春(小春もやりたいです~)

こずえ(……女の愛の深さと恐ろしさを見られるいい機会だったな)



千佳(……今のこずえちゃんの顔を見ちゃダメ)ブルブル

杏「まぁ、何はともあれ改めて満開桜に」





一同「カンパーイ!」





美穂「すぅすぅ……」

ネネ(まってちがう)

終?

はい、おとつい由愛の中に悠貴が下着姿で出て来た(多分ストロベリープルトさんとこの同人誌の影響)ので記憶のあるうちに作りました。こんな、やまなしおちなしいみなしですみません



とりあえずCuteを全員出そうとしましたが無理でした

では読んでいただいた皆様に、桜の一枝を飾って贈ります

ちな過去作

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……多分わかると思うけど、ある小説家のファンです

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