P「いおりん可愛すぎ警報発令ーーーーーーーー!!!」 (183)

P「いおりん可愛すぎ警報が発令されました!付近の方は今すぐ避難してください!」

伊織「な、何よ、何なのよ!?」

P「みんな危険だ下がれぇええ!!」

春香「は、はいっ!」

P「勢力の範囲はいおりんを中心とした、いおりんを視認できる範囲!!!」

P「超巨大な勢力を保って事務所内を蹂躙しています!!」

伊織「もー…何なのよぉ…」プクー

P「立っているのもやっとという状態ですっ…!」クラクラ

また建てたのかい

>>2書ききったからリベンジさせてください



伊織「バッカみたい…オレンジジュース飲もう…」スタスタ


P「いおりん765号ですが、給湯室に向かったようです!」

小鳥「こちらスタジオ(社長室)です。現地の様子はどうでしょうか?」

P「あそこには分断され孤立した雪歩が取り残されています!」

P「早速様子をレポートして参りたいと思います!待ってろ雪歩!」




伊織「うるさいったらありゃしないわ…あ、オレンジジュースがないじゃない」

雪歩「あはは、お茶淹れようか?」

伊織「お願いするわ」

P「雪歩ーーーーーーーーー!!うわぁ給湯室は豪雨、強風に見舞われています!!にひひっの嵐!!」ガチャッ

伊織「!?」

雪歩「ひゃああああああああ!!」カシャーン!!

P「熱ううううううううううううう!!!??」




雪歩「ご、ごめんなさいぃ…火傷させてしまって」フーフー

P「あはは…俺が急に飛び出したせいだから、気にしないで雪歩」

P「くっ…それにしても最大勢力を思い知ったぜ!いおりんに近づくことさえ困難だとは!」

雪歩「?」フーフー

P「あ、雪歩もっとフーフーして、もっと」ハァハァ

社長室



小鳥「今年に入って765回目の事務所上陸となりました」

P「発生するたびに最大勢力を増しています…プロデューサーに対する被害は甚大です」

P「いおりんにメロメロな状態から復興出来る気がしません」

小鳥「(メロメロ感情の)氾濫の恐れもありますよね?」

P「濁流が全てを押し流そうとしています。決壊、そして氾濫も時間の問題でしょうね」

小鳥「プロデューサーさんは何とか持ちこたえているようですが…」

小鳥「各地では既に氾濫したとの情報もあるようです」

P「すぐに取材に行っていまいります!」

美希「むにゃ…むにゃ」zzz

伊織「全く、ずっとソファで寝ちゃって…秋口で寒くなってるんだから風邪ひくわよ!」

美希「ふぁーい…なの」

伊織「しゃきっとしなさいよ!しゃきっと!」

美希「確かに、ちょっと寒いの…ミキ暖かいものが欲しいなー」ブルッ

伊織「あーもう!震えちゃってるじゃない!待ってなさい、今雪歩に暖かいお茶もらってくるから!」タッタッタ



P「ここが現場か!」ダダダダ

美希「あ、ハニー!どうしたの?」

P「すまん、しばらく俺はこのソファの後ろに隠れている!美希、お前のことを見守っておくからな!」

美希「よく分からないけど、嬉しいの!美希の背中は任せたの!」

伊織「ほら、美希!これ飲んで暖かくしなさい!」

美希「デコちゃん優しいの!ついでにミキの隣に座ってぴとってして欲しいなー」

伊織「な、何言ってんのよ…!」

美希「?デコちゃん暖かそうだから、くっつきたいなーって思ったの」

伊織「し、仕方ないわね。あまりくっつきすぎないでよね!お茶をこぼしたら大変なんだから!」ストン

美希「えへへ」ピトー

美希「おにぎりがあれば完璧だったけど、気にしないの!それでは頂くの!」ゴクッ!

美希「あついの」

伊織「あーもう仕方ないわね!こっちに寄越しなさい」

伊織「冷ましてあげるから、もうちょっとだけ我慢しなさい」フーフー

美希「あはっ!ドジっちゃったね…ありがとうなの!」

伊織「淹れたてなんだから熱いに決まってるじゃない…火傷してない?」

美希「大丈夫なのー!」ズズズ

美希「んっ、おいしっ!」ニカッ

美希「それにしてもデコちゃんは落ち着く暖かさなの!気持ちいいの!」

伊織「ば、バカぁ…///」

美希「ほっぺたもモチモチなの!」

伊織「ちょ、ちょっとやめなさいよ」

美希「もっと柔らかいところはー」

伊織「あ、ちょっと、コラやめなさ」

美希「あふぅ」




P「あふぅ」

P「以上、現場でした」

小鳥「お疲れ様です、引き続き警戒を怠らないようにしてください」



P「小鳥さんへの報告終わり!…ふぅ、一仕事ついたぜ」

春香「あ、あのー、プロデューサーさん」

P「お、なんだ春香。ここは危険なんだぞ?いおりん可愛すぎ警報が発令されてるんだ」

春香「いや、あのですね…その」

P「どうした?困ったことがあるなら聞くぞ」

春香「うぅ…」

春香「はるるん可愛すぎ警報は…発令されたり…とか、しないですか?///」



P「局地的豪雨発生中」

P「いいか」

春香「はっ、はい」

P「はるるんは超可愛い」

春香「…///」

P「ので、また今度じっくりレポートしてやるからな」ナデナデ

春香「えへへ…クッキー食べます?」

P「おう、いただこう」サクサク

P「甘いな、優しくて、春香らしい味だよ」

春香「…私のほうがもっと甘いかもしれませんよ?」

P「え」

春香「冗談です!…じっくりレポートしてくれること、約束ですからね!」

P「あ、あぁ!分かった!約束する」

春香「(きゃーーーー!!どれだけ大胆なこと言っちゃったの私!)」

春香「(これじゃ、私を食べて…って言ってるのとほぼ同じじゃない!///)」

春香「(あざといって言われても言い訳できないかも…)」

P「あ、あのさ春香」

春香「は、はいっ!」

P「ふ、深い意味はなかったのかもしれないけどさ!」

P「俺、春香のそういうストレートな冗談が好きだよ!」

P「いや、深い意味じゃなくてね!深い意味じゃ!」

春香「もうっ!」

P「ははは!なんか春香って甘くてとろけそうだよな、口の中で!」

春香「ちょ、ちょっとそれどういう意味ですか!///」

P「その、イメージというかなんというか」

春香「プロデューサーさん、セクハラですよ!セクハラ!」

P「か、返す言葉もない…」

春香「…いいです、許してあげます」

春香「はるるんは…あ、甘甘なので、優しいんです!ぷ、プロデューサーさんだけですよ…///」



P「(ゲリラ砂糖で溺れ死にそうになった…さすが正統派)」

P「いやーウチのアイドル達はどうしてこう可愛いんだろうな」サクサク

伊織「まーたセクハラめいた発言しちゃって」

P「わっ!伊織いたのか!」

伊織「いたのか、じゃないでしょ。さっきから事務所で私に付きまとってるのはアンタでしょうが」

P「だって伊織の可愛さは危険すぎるからだ!動向を注視する必要があるんだ!」

伊織「もー…またそんな事言う!」バシバシ

P「おげふぅ」

伊織「そんなこと言われたって、ワケわかんないお調子者みたいに言われたら」

伊織「アンタが本心で言ってるのか、からかって言ってるのか分からないじゃない!」

P「本心で言われたい?」

伊織「からかって言われるよりは…」

P「本心で言ってあげようか?」ニヤニヤ

P・伊織「…」

伊織「鬱陶しい」プイッ スタスタスタ

P「あ、可愛い…」

P「伊織は行ってしまった」

真「プ、プロデューサー!!プロデューサーぁあーー!!」ドタドタ

P「ん、真か。慌ててどうした?」

真「…☆」キャピー

P「…?」

真「…♪」キャピー

P「(なんかポージングしてる)」

真「…」



真「なんでまこまこりん可愛すぎる警報が発令しないんですかぁーーーーーああ!!///」

真「今、いおりん可愛すぎる警報発令してるんでしょ!!」

P「その通りだ」

真「だったら!」

P「あれはな、自然現象なんだ」

P「真がやったみたいに意図的に発生させるものじゃないんだ」

真「えーそんなぁ…恥ずかしい思いしただけかぁ…」

P「いや、真は可愛いぞ?」

真「本当ですかー?可愛すぎる警報が発令していないボクなんかより」

真「発令してる伊織の方が可愛いんじゃないですかー?」ジト

P「…いや、真は可愛い、でも可愛い真から綺麗な真になっていくと思ってる」

真「!?」

P「大人の女性になっていくにつれ、子供の可愛いからは脱却していくもんだ」

P「もちろん大人になっても可愛さを残している人もいて、それはそれでいいと思う」

P「…でも俺は、真は特に綺麗な女性になっていくと信じているよ」

真「あ…あぅ…///」

P「それは、自然発生的なことだ」

P「だから、警報はその時に発令されるだろう」

真「…へへっ!見ておいてくださいよ!」

真「必ず、プロデューサーの期待に応えてみせますから!」

P「ああ、約束だ」

真「…」

真「でも今はやっぱり頭撫でてもらってもいいですか…///」

真「子供扱いにも…得なところはありますので…」ボソボソ

P「おふぅ」

P「くそぅ…可愛すぎるだろ…緊急マコト速報間近だったわ」

小鳥「もう、伊織ちゃん以外に浮気しすぎですよ」

P「あはは、本心からみんな可愛いと思っているので」

小鳥「もう、竜宮小町まで可愛がって…あまり無理しないでくださいね」

P「それを言うなら小鳥さんもですよ?事務仕事の合間に年長組の話し相手とか、亜美と真美の世話とか大変でしょ?」

小鳥「私もみんなが可愛くて疲れなんて感じませんよ!」

P「お互い、頭の中で警報音が鳴り続けますなぁ!」

P・小鳥「HAHAHAHAHA!!!」



伊織「…バーカ」

伊織「バッカみたい」

亜美「いーおーりーん!そんな不機嫌そうな顔しちゃってどうしたのカナー?」

伊織「亜美には関係ないわよ、構って欲しいなら小鳥のところにでも行きなさい」

亜美「んっふっふー、当てて見せようか?いおりん可愛すぎる警報のことでしょー?」

亜美「はぁー、いおりんを悩ませるなんて兄ちゃんも罪な男だねぃ!」

伊織「違うわよ!」

P「亜美、いるかー?明日の午後から律子が…っていおりんと一緒だったのか!」

伊織「もう、やめてよ!私はあっち行くから!」ピュー

P「行っちゃった、いおりん…」

亜美「兄ちゃんってば!いおりんは素直に兄ちゃんと接したいのにー」

P「俺はただ伊織に…」

亜美「大体、いつもいおりんばっかりそんな感じで構って」

亜美「他のみんなには、いかにも仕事が出来ますみたいな態度取っちゃってさ!」

P「亜美?」

亜美「兄ちゃんのオタンコナス!」ブー

P「ごめんな、亜美。伊織のことは忘れる…仕事の話をしよう!」

P「明日の予定は以上だ。律子には言ってあるからよろしくな」

亜美「は~い…」

P「仕事の話は終わりだよ、亜美」

亜美「ぶー…仕事モードに入ったら、兄ちゃんに何も言えなくなっちゃうの、ずるいYO!」

亜美「一方でいおりんへの態度は特別だしぃ~」

P「はは、参ったな」

亜美「亜美たちをピヨちゃんばっかりに任せないで、兄ちゃんも構ってよNE!」

亜美「それに亜美と比べたら、近頃は真美の方だって特別なんだもん…」ボソッ

P「!」

亜美「ちんちくりんな亜美なんか~、ひーんっ!(雪歩声)」

P「亜美、寂しかったか?」

亜美「寂しくなかったらこんなにブーたれてないもん!」

P「そっか…よいしょっと」

亜美「!…抱っこして誤魔化そうったって無駄だもん」

P「寂しいときは俺も親にこうしてもらった。多分今の亜美にはこれが一番いいと思う」

亜美「兄ちゃん…亜美って子供だね、拗ねて抱っこされてヨシヨシなんてさ」

P「違う、大人だってそうさ。見えないところではみんな甘えたいんだ」

P「だからいいんだよ、亜美」ナデナデ

亜美「にーちゃーん…」

亜美「じゃあ、もうちょっとヨシヨシして…」

P「(亜美の体温たけぇ、匂いもなんかムンムンする!)」

亜美「ん…」モゾモゾ

P「(鼻息が首筋に…少し顔上げたらもうキスできるんだよな…落ち着け、亜美は中学生、違法なはずだ)」

亜美「ね、ね、兄ちゃん」

P「どうした?(顔が近い顔が近い)」

亜美「えへへ、亜美、兄ちゃんのこと好きっ!」ペカー




P「国民投票による憲法改正の結果、亜美は合法とする」

亜美「んみゃー、ゴロゴロ」

P「やれやれ、亜美は困った子猫ちゃんだなぁ、HAHAHA」



あずさ「あらあら~…プロデューサーさん、これは一体どういうことかしら?」



P「違うんです、そういうことではない」オロオロ

あずさ「いけませんねぇ、こんなこと事務所外に知れたら大変なことになりますよ?」

P「いや、その亜美は合法なので」

あずさ「事務所内にだって悪い影響があるでしょう?未成年ばかりなのに」

P「ごもっともです!」

亜美「あずさお姉ちゃんも抱っこ~」ヨジヨジ

あずさ「甘えんぼさんね、よいしょ…ソファ、横いいですか?」

P「あ、あぁどうぞ!(有無を言わさぬプレッシャー!あ、でも胸元見えそう)」

亜美「むにゃ、むにゃ…」zzz

あずさ「…だから思春期の子達に対する態度は、しっかり考え直すようにしてくださいね」

あずさ「分かりましたか?」

P「…あずささんは?」

あずさ「え?」

P「あずささんに対する態度は…どうなんですか?」

あずさ「わ、私はもう20歳を超えていますから…アイドルの中では一番年上だし…」

P「俺、反省しています」

P「あずささんに対する態度も…考え直して…いいですか?」ズイッ

あずさ「ええっ!///」

P「あずささん…」

あずさ「ぷ、プロデューサーさん…ダメです…亜美ちゃんが寝てますよ…っ」

P「あずささん、今まで振り返ってみれば…」

P「俺、あずささんが年長だからって負担をかけ過ぎていたのかもしれない」

あずさ「プロデューサーさん…」

P「あずささんの疲れを、これから少しでも軽減出来ればと…」

あずさ「ふふ、お気遣いありがとうございます」

あずさ「じゃあ、亜美ちゃんを起こさないように、私に寄り添ってくださいな」スッ



P「(あれ、俺はいつ妻子持ちになったんだろう)」

P「(しばらく、ささやき声であずささんと他愛のない、穏やかな時間を過ごした)」

P「(それにしても亜美の奴…あずささんの懐で眠るなんて…なんと柔らかそうな)」

あずさ「あの、さっきからその…胸元…見てませんか?」

P「!?や、やだなぁ!亜美のやつがあまりにも気持ちよさそうに寝ているもので…!」

あずさ「私の胸、気持ちよさそう…ですか?///」

P「いや、その、そんな意味じゃなくてですね!」

あずさ「プロデューサーの…私のモノへの態度は…どう変わるのかしら?」

P「え、あずささん…?」

あずさ「ふふっ…もしそうなら、構いませんよ?」

P「はは、は、な、何がですか!?」

あずさ「もうっ!///」




P「(あ、イプシロン発射しそう)」

P「しばらく立ち上がれませんでした」

P「いかん、いおりん可愛すぎ警報が発令しているというのに」

P「どこもかしこもアイドルを中心とした低気圧の塊だ。引きずり込まれちまう」

響「プロデューサーいるー!?」

P「高気圧の代名詞みたいな奴がやってきた!」

響「はいさーい!レッスン終わってつかれたさー!事務所は涼しいぞ!」

P「はいさーい!響を見てると澄み渡った青空のような晴れ晴れとした気分だぞ!」

響「もー、プロデューサーったら!褒めても何も出ないんだぞ!」

P「そら!響たかいたかーい!!」

響「ぎゃーっ!しっかり掴んでおいて欲しいぞ!?」

P「それー、ぐるぐるー!」

響「あはははははは!!」

P「お、おろすぞっ…!」ハァハァ

響「わ、笑いすぎて息が切れるっ…」ハァハァ

P「(笑いすぎて響の目がウルウルしてる…もっと笑わせたら、どうなるか)」

P「響、くすぐってやるぞ」

響「え」

P「ほらっ、ほらっ、そーれ!」

響「ちょっと、横腹はだめっ!ひゃ」



もみゅっ もみゅっ  クリッ

P「はっ!?」

響「あははっあひゃはぁ!?」

P「(勢いにノッて揉んでしまったが今の感触はっ!?)」

響「も、もう!くすぐるフリをして自分の胸を揉むなんて最低だぞ!」

P「(涙目でお説教されるのって興奮するなぁ)」

P「(笑いすぎて涙目なのか、恥ずかしくって涙目なのか…それにしても今の感触)」

響「そ、それに…あんな部分をぉっ…///」

P「(間違いない、今のは響のたまごボーロ!レッスン終わりで、さっきまで運動していたからか?)」

響「わ、わざとなんだな!?自分の…ち…い、言えないっ!///」

P「(正直、むしゃぶりつきてぇ!舌でコネ回してぇ!)」

P「(健康に日焼けした中で真っ白な胸に浮かぶ活火山を!チューチューしてぇんだよぉ!)」

P「(そんで噴火させたい)」モンモン

P「…」ハァ ハァ

響「何とか言えーーーーーーーーー!」バシッ

P「あがっ」

響「叩いたのは悪かったけど、元々はプロデューサーのせいなんだからな!」

響「そ、その…自分の胸の感触…早く忘れて欲しいさー…」

P「いや無理だろ、すげぇ柔らかかった(わ、分かった!忘れるから!)」

響「…言ってることと思ってることが逆だぞ」

P「やっぱり響って…デカいよな、たまらん(い、今のは違うんだ!本音だけど誤解というか!)」

響「こらーーーーーーーーーーーー!!///」バシッ

P「あがっ」

響「反省してる?」

P「うん」

響「ちゃんと?」

P「うん」

P「(そのあと響は許してくれた…色んなことをしても響なら許してくれそうだ…)」

真美「兄ちゃーん、お仕事中?」

P「いや、しばらく時間が空いていてな。今は忙しくないぞ」

真美「へへっ、じゃあお膝!座るから!」

P「はいはい(二人っきりだと存分に甘えるようになってきたなぁ)」

真美「よいしょ、よいしょ」ヨジヨジ

P「わぷっ(サイドテールが動くたびに当たる!)」

真美「真美隊員、標高1メートル!兄ちゃん山登頂完了であります!」

真美「ここをキャンプ地とする!」

P「ま、真美、髪が顔に当たるんだけど…」

真美「んー?ちかたないなー」


シュルッ

真美「これで…いい?」

P「あ、あぁ(こいつ、なんて色気を出してやがる!)」

真美「ねぇ、真美の髪、伸びたでしょ?」

P「そうだな、昔は亜美と同じくらいだったもんな」

真美「真美、オトナっぽくなった?」

P「確かにな…お姉さんらしく見えるよ。大人っぽくなった」サワッ

真美「髪で遊ばないでよー」

P「こうしてまとめてみたり」

P「サラサラーと流してみたり」

P「真美の髪って靡かせた時にすごく甘い匂いがするんだな…」

真美「髪触られるのって…気持ちいいね?」

真美「もっと触って?」

P「…」サワッ サワッ

真美「ふんふーん♪」




P「真美ってやっぱり亜美と同じ匂いがするな、シャンプーが同じなのか?」

真美「…兄ちゃん、亜美の匂いも知ってるの?」

P「いやー亜美も抱きついてくるからナー…不可抗力といいますカー」

真美「…ふふっ!」

P「ま、真美さん?」

真美「くすっ…兄ちゃん、焦りすぎだよー」

真美「…焦らないでね」

真美「真美だけの匂い…いつか味あわせてあげるからね?」

P「」

真美「…まだお預け!…髪伸びただけじゃオトナじゃないもん」

P「あ、そ、そうか!そうだよな!ははは!」

真美「もー!中学生に興奮したら犯罪なんだからね!」

真美「…でもあと3年したら結婚出来るんだよ?」

P「ななななな!」

真美「…じゃあ真美行くからっ!兄ちゃんまた後でね!」

P「なんだあの破壊力…!?俺の中で避難指示警報が出ているぞ…」

P「いや、逆に考えれば巻き込まれてもよかったのか」

P「なーんだ」

P「…いやいやいやいや!!!真美は違法!真美は違法!」





P「あと3年で合法か…」

P「伊織がいない間もアイドル達が猛威を振るってくる」

小鳥「あら、嬉しい悲鳴にしか聞こえませんよ」

P「何度か床上浸水するかというような場合もありました」

小鳥「ではまだ耐えられると?」

P「はっはっは!いおりんが直撃したわけではありませんから持ちこたえていますよ!」

P「…」

P「すいません、決壊寸前です」

小鳥「な、なら…」

小鳥「わ、私が溢れさせちゃおっかな~…」

P「小鳥さんが?」

小鳥「だ、だってアイドルばっかりじゃないですか!」

小鳥「私に魅力がないみたいだもん…」

P「そんなことないです!小鳥さんは魅力的ですよ!」

小鳥「でも、警報だって発令されないし…」

小鳥「アイドルに太刀打ちできるわけ…ないし」

P「あのですね…小鳥さん」

P「小鳥さんにそんなあやふやなこと言うわけないでしょ!」

小鳥「ふぇ?

P「小鳥さんは確かにアイドルじゃないですけども」

P「だからこそ、本当にちょっかいを出していたら責任を取る必要があります!」

小鳥「え、えぇー!」

P「大人の女性だから、思わせぶりな態度を取るわけにいきません」

小鳥「そ、それってもしかして」

P「…」

小鳥「(その続きの言葉を聞きたい…でもプロデューサーさんは)」

P「…あ、いおりんだ!ちょっと行ってきますね、小鳥さん!」ダダダ

小鳥「もう…伊織ちゃんに夢中なんだから」

小鳥「でも私だって、負けないんだから」

P「あ、小鳥さん言い忘れてました!」ダダダ

小鳥「は、はい!なんでしょう」

P「次の週末は空けておいてください!飲みに行きますから!」




小鳥「ふふ、ふ」

小鳥「今週末は風、雨共に激しくなり、事務所は大荒れの天気となるでしょう」

小鳥「主に音無小鳥上を縦断する見込みです…!」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん大好き警報、発令なんだからぁーーー!!///」

P「いおりんがまた逃げてしまった」

千早「お疲れ様です、プロデューサー」

P「お、千早か」

千早「春香が浮かれていましたけど…何かしました?」

P「え…あぁー、また今度春香…のお菓子!お菓子を食べる約束をしたんだよ!」

千早「あと、いおりん可愛すぎる警報というのも何なんですか?またおかしなことをしてるんでしょう」

P「め、滅相もございません」

千早「まぁ、いいですけどね」

P「え!?」

千早「別に、ちゃんと仕事はこなしてくれていますし」

千早「アイドルを元気づけようと陽気に接してくれているとも思いますから」

千早「特に嫌とは思っていませんよ?」

P「…ち、千早」

P「ちはやぁー…」

千早「…今日は何だか子供みたいですね、よしよし」



?「…!…!!」



千早「あの声は…伊織かしら?」

P「千早こっちに隠れろ!ソファの後ろだ!」グイッ

千早「むぎゅ」

伊織「…ずっとこういう感じなのよ、困っちゃうわ」

やよい「伊織ちゃん可愛すぎる警報?あはは!私分かるよ」

伊織「笑い事じゃないわよ!鬱陶しいだけ」

やよい「だって伊織ちゃん可愛いもん!…何か変かなぁ?」

伊織「いや、プロデューサーはふざけて…」

やよい「それになんだか、困っちゃうわって言ってる伊織ちゃんの顔嬉しそうだよ?」

やよい「あれ、これってプロデューサーに可愛いって言われて嬉しいって話だよね?」

伊織「なっ!違うの!からかわれてるのよ!いつ顔を張り倒してやろうかと思ってるんだから!」




P「やよいと一緒だったか…」

千早「ぷはぁ」

やよい「伊織ちゃん、ダメだよ!そんなこと言っちゃ!」

伊織「は、はい…」

やよい「私、知ってるよ、伊織ちゃんがプロデューサーと一緒にいる時嬉しそうなの」

伊織「そ、そう、なのかしら」

やよい「律子さんとも別、竜宮小町とも別、私がいる時とも違う嬉しそうな顔してるよ」

伊織「ちょっと!あまり変なこと言わないでよ…///」

伊織「(やだ、そんなに私顔に出てるのかしら…は、はつじょー?///)」

やよい「変なこと?」

伊織「あ、何でもないです…」

やよい「それでね、さっきの伊織ちゃんは可愛すぎる警報の話の時も同じ顔してたんだよ」

やよい「でも言葉にしなきゃダメだと思うなー、って」

やよい「伊織ちゃん…真剣に伝えればプロデューサーは応えてくれるよ」

やよい「今まで私達をプロデュースしてきてくれたみたいに」

伊織「…分かったわ、アイツのこと…信じてみる」

やよい「うんうん!それが一番だよ!」

伊織「やよいには敵わないわ…」

やよい「で、でもね…ぁぅ」モジモジ

伊織「どうしたの?言ってごらんなさい?」

やよい「…で、でも私も伊織ちゃんが大好きだなぁ!」

やよい「プロデューサーとも仲良くして欲しいけど、私のことも忘れないで欲しいかなー、って」

伊織「もちろんよ!…私もやよいのこと大好きだもの!」

やよい「嬉しいっ!えへへ、伊織ちゃ~ん」ダキッ

伊織「やよいったら!」ナデナデ

やよい「ちょっと大胆に甘えてみました!長介たちもいないし、えへへ」

やよい「だって伊織ちゃんの方が1つ年上だもんね!」

伊織「ふふっ、そういえばそうね。私がお姉ちゃんなんだからね!」





千早「…」ダラダラ

P「千早、ほらティッシュだ、ちーんして」

千早「申し訳ありません、プロデューサー」チーン

P「伊織とやよいは行ったか…」




千早「うー」ゴシゴシ

P「こ、こら!シャツに血が付くだろ」

千早「血はもう止まりました…密着してるせいか、プロデューサーの匂いがしますね」

P「ならいいけど…千早ってペットの犬みたいなところあるよなぁ」

千早「…犬です、か?」

P「こうして匂いを嗅いでくるし、春香にご飯のお世話になったりしてるだろ?」

P「あと事務所の中で盛り上がってると、少し離れたところでそわそわしてるだろ?」

P「本当は話に入りたい!…って感じで」

千早「…言うとおりです。合ってます」

千早「きっとペットの犬って寂しがり屋なんでしょう?」

P「あぁ、離れ離れになった犬と飼い主の絆の話とか…よく聞くもんな」

千早「わ、私も同じです…寂しがり屋ですから」

P「ち、千早?」

千早「わ、わおーん…」

P「よ、よーしよしよし」ワシャワシャ

千早「く、くぅーん、くぅーん///」

P「千早の毛はフカフカだなぁ!サラサラだなぁ!」

千早「…だから、寂しくさせないでくださいわん」ペロッ

P「わ、分かった、約束する!///」

千早「ふふ、これからもお願いします///」ニコッ




P「わんわんわんわんわんわん」

律子「プロデューサー殿~?アイドルにちょっかいかけて回ってるらしいですね?」

P「失礼な!モチベーションを上げて回っているだけだ!」

P「ただ、いおりんに関しては注意喚起が必要だ。可愛すぎるからな」

律子「またそんな言い訳ですか!大体…」

P「はっはーん…わかったぞ、律子」

P「お前、自分がアイドルじゃないから、ちょっかいかけてもらえるか不安なんだろ!」

律子「なっ!」

P「…どうなんだよ」

律子「プ、プロデューサー…目が怖いです」

P「分かるぞ…素直になれよ、ここには俺しかいないんだ」

P「ちょっとくらい本音を漏らしたところでアイドル達に…竜宮小町にも知られやしないさ…」

律子「そんなことっ…、伊織たちに知れたら…」



P「(なんだろう、この枕営業を強要しているような感じがそそる)」

P「(ちょっと肩に手を回して…)」ソッ

律子「!」ビクッ

P「ちょっかい…して欲しいか?んー?」

律子「ダメ…プロ…デューサーっ…耳元で話さないで…」

P「こうやって話さないと、周りに聞こえるかもしれないだろ?」フー

律子「耳に息、ちょっとっ…やめて…」

P「嫌がってるならもっと抵抗出来るはずだがなぁ?」

律子「や、やだぁ…」

P「じゃあもっと嫌がることをすればいいのか?」

律子「これ以上はっ…」





P「きょ、今日の、り、りっちゃんの下着は何色かなぁー…」ハァハァ




律子「…」

律子「えぇー…?」

律子「なんだか冷めました…もう普通にしておいてください」

P「急にテンションが戻りすぎじゃないのかね律子君」

律子「プロデューサーはそういうの、似合わないと思いますよ」

P「そうかなー」

律子「誠実で、真摯に向き合って、実直なプロデューサーが一番です」

律子「だからアイドル達も信頼できるんだと思いますしね」

律子「でもまぁ…それはただの私の好みなのかなぁ」

P「律子の?」

律子「そうです、私のです!…いけませんか?一緒に仕事する以上、気の合う人といたいんです」

P「確かにな…じゃ、律子好みの男を目指して張り切っちゃうぞー!」

律子「もう!からかわなくていいんです!…普通にしていてくれれば…十分です」

P「はいはい、じゃあ午後の亜美のことなんだけど、もう本人には話しておいたから…」

律子「ま、待ってください、手帳出します!」

律子「(でも、あんな妖しいプロデューサーに滅茶苦茶にされたら)」

律子「(私もおかしくなっちゃうのかな…///)」

P「だから、その後で俺が車を出すから律子はこっちに向かってくれ」

P「これでよろしく、律子」



律子「…緑です」

P「え?」

律子「2度も言いませんからっ!///」

P「ゆーきーほ」

雪歩「あ、プロデューサー。何か御用ですか?」

P「悪いけど、お茶淹れてくれないか」

雪歩「は、はいっ!分かりました!それじゃ、すぐに淹れてきますぅ!」

P「俺も給湯室に着いていくよ、そこで飲むから」

P「雪歩のお茶を淹れてる姿って、見てると安心するよな」

P「難しそうなのに、手際はいいし…インスタントじゃ味わえないし」

雪歩「ふふふ、いつもコーヒー派だからですか?」

雪歩「(えへへ、期待されてるのかなぁ?気合入っちゃう)」

雪歩「待っててくださいねー、もう少しですから」



P「結婚したら…こんな風に静かにお茶を飲みたいな…(今は仕事忙しすぎるしなぁ)」



雪歩「」カシャーン

P「ゆ、雪歩!?」

雪歩「だ、大丈夫ですぅ!ちょっと手が滑っただけですから!///」

雪歩「ひ、ひんそーな私が出来るのは結婚じゃなくてお茶を入れることですからぁー!///」

P「お、落ち着け!」

雪歩「で、出来ましたぁ!プロデューサー、どうぞ!」」

P「あ、あぁ…頂くよ」ズズズ

雪歩「わ、私も向かい合って座りますね!私もお茶を飲みますぅ!」

P「うん、どうぞ」

P「(雪歩って…全然貧相じゃないんだよなぁ…)」

P「(81、56、81のDカップなんだぞ…Dカップ!)」ゴクリ

雪歩「美味しいですか…?」

P「うん、美味しそうだね」

雪歩「?」

雪歩「ふふっ、よかったです」

雪歩「と、ところで…さっきの話なんですけど…///」

P「ん、何かな?」

雪歩「その、結婚したら、どうとか、お茶とか…の話ですぅ///」

P「ああ、今は忙しすぎてこうやってゆっくりする時間がないからな」

P「結婚する頃には事務所も落ち着いてるだろうし、お茶くらいゆっくり出来ると思ったんだ」

雪歩「な、なんだ…そういうことでしたかぁ…」ショボン

雪歩「…」

雪歩「な、なら…私とか…オススメですよ…///」

P「え」

雪歩「ぷ、プロデューサー、忙しいですから」

雪歩「出会いの場も少ないだろうしっ…!」

雪歩「変な人と付き合ったら、事務所も困ります!」

雪歩「だ、だから…私、私がっ!」

雪歩「で、でも、わ、私なんかがっ、ちんちくりんなのにっ…」

雪歩「や、やっぱり私じゃっ、プロデューサーにはっ…!」

P「…雪歩」

P「雪歩はアイドルだ…今はそういうことは言うべきじゃない…分かってくれ」

P「でも俺は雪歩は絶対にいい奥さんになると思う、いや信じている」

P「これは本心だ」

雪歩「…ごめんなさい」

雪歩「…今のは言わなかったことにしてもらってもいいですか?」



雪歩「プロデューサーの言うとおり…私はアイドルですからっ!」

P「それから、雪歩は給湯室で「私はアイドル」を歌ってくれた」

P「悪い雰囲気になりそうだったが、もう雪歩はまっすぐ前を向いてる…もう大丈夫だ」

P「きっと私が一番♪…か」

P「雪歩はきっと俺のことを…」




P「ふぇえ…」

P「綱渡り危ないよぅ…第3次正妻大戦が勃発しそうだよぅ…」

貴音「先程からプロデューサーに関するせくはらの噂を耳にします」

貴音「最年長の小鳥から、最年少の亜美と真美に至るまで、節操もなく…と」

貴音「本当なのですか、貴方様?」

P「あーその、そうかも、しれません」

貴音「…はて?私にはそのような覚えがありませんが」

P「それは、貴音には、何もしてないので」

貴音「私にはそれほどの魅力がないのですか?」

貴音「発見、美味しそうな男の子、じゅるるん」ボソッ

P「おふぅ」

貴音「ふふ、私に愛想が尽きた、というわけではないのですね」

貴音「ならば…私にもせくはらをするのが筋というものでしょう?」

P「仰るとおりで…!?いやいや、違うだろ、その筋は!」」

貴音「致し方ありません。気は進みませんが強行手段に出ましょう…パッと舞って」

P「い、いつの間に背中に!?」

貴音「ガッとやって」

P「うわぁ!」バタッ

貴音「こうするのでふ」カプ

P「きゅんっ!?首筋を噛まれた!?」

貴音「ちゅーちゅー」

P「す、吸われる…!いやああああ!」



P「はあああああああああああん」

P「ま、満足したか…?」

貴音「真、お腹いっぱい…美味でした」

P「じゃ、じゃあ俺の上からどいてくれないかな…」

貴音「嫌でございます」

P「えぇー…」

貴音「ふふ、冗談ですよ…私に対して愛想が尽きていないことは確認できました」

P「そんなこと分かるのか…?」

貴音「えぇ、あのような間でも、しっかり私の背中に腕を回してくださったので…」

P「あー…まぁ、自然にというか、あの、その」

貴音「ですが、まだ貴方様を待っている者がおります」

P「…貴音?」

貴音「私のことを十分に楽しんだならば、次に行くべきところがあるでしょう?」

P「待っている人…次に行くべきところ…」

貴音「その上で、また私が恋しくなったのであれば…いつでもお迎えいたします故」

P「貴音、ありがとな…ちょっと行ってくるところがあるんだ」ナデナデ

貴音「ふふ、戻ってきてくれると信じております」

貴音「あ、もう30秒撫でてくださいまし」

P「よっしゃ」ナデナデ

貴音「はふぅ」

P「いおりーん、いーおーりーん」

伊織「…何よ?」クルリ

P「最大瞬間風速可愛いッ!!」

伊織「そうやって、話しかけては、変に距離をとるようなことして」カツカツ

P「い、いおりん?」

伊織「アンタ、私と話したいの?話したくないの?どっちなの?」

P「話したいけど離したくない!」

伊織「じゃあ結局近づいていいじゃない、ばか」ズイ

P「い、伊織、近いよ」

伊織「捕まえたわよ」ガシッ

P「中心はこんなにも穏やかだったのか」

伊織「人を台風扱いして…失礼ったらありゃしないわ」

P「それで、俺を捕まえてどうする気だ?」

伊織「それは…あの、その」

P「お話でもするか?」

伊織「…うん」

P「まぁ、ソファに座ろう」ドサッ

P・伊織「…」

P「なんだ、お話するんじゃなかったのか?」

伊織「アンタこそ…話題を提供しなさいよ」

P「伊織のこと、心底可愛いと思ってる。本当だぞ」

伊織「おぶっ!い、い、いきなり何言い出してんのよ!!///」

P「素直に俺の気持ちを話したんだ」

伊織「あ、アンタねぇ…時と場所を考えなさいよ!」

P「事務所だし、近くには誰もいないし、社長室と給湯室には人いるけど」

伊織「そ、それでも、私をカワイイなんて、そんなこと…///」

P「普段自分で可愛いスーパーアイドル伊織ちゃんって言ってるのに」

伊織「それとは別!…ファンとは別の…その男の人に言われてるんだもん…」

P「可愛いなぁ、伊織」ナデナデ

伊織「撫でるな!…って言いたいところだけど」

伊織「アンタが本心というなら…信じてあげる」

伊織「だから…私も本心を…言ってあげなきゃね」

伊織「や、やっぱり撫でて…ほしい…///」

P「…もちろん」ナデナデ

伊織「…甘えてもいい?」

P「ユニットのリーダーなんだ、ストレスだってあるだろ」

P「こんなことが伊織の助けになるなら、いくらでも来いだ」

伊織「…膝枕しなさい」

P「どうぞ、固いけど、それでもいいなら」




十数分後




伊織「…頭、撫でて」

伊織「…肩、揉んで」

伊織「…次は足」

伊織「…オレンジジュース」



P「あれ?」

伊織「ふー、なんだか元気が出たわ。ありがとね」

P「こんなことで良ければ、全然構わんぞ」

伊織「ふん!伊織ちゃんに頼ってもらえるんだから有り難く思いなさいよね!」

P「それ本心?」

伊織「…ホントは…すっごく頼りにしてる…というか…もっと甘えたい…の///」

P「…」ニヤニヤ

伊織「…ハッ!」

P「最大瞬間風速更新ッ!!!」

伊織「うがーっ!!いい加減にしなさいよもうバカバカバカ!!」ポカポカポカ

P「はっはっは」

伊織「キャーーーーー鼻血出てるじゃない!変態!」

P「はっはっは…」

P「…いおりん可愛すぎる警報は解除されました」

伊織「ふーん、やっとこのおふざけから解放されるわけね」

伊織「…本当に素直になってくれんでしょうね」

伊織「…他のみんなにもイイ顔してるの…知ってるんだからね?」

伊織「…これから…ちゃんと…私だけ…なんだからね?」

P「…」



P「いおりん大好き警報発令ーーーーーーーーーーーー!!!!」

伊織「もうっバカぁ!!///」



おしまい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom