P「悪堕ちの魅力」 (34)

P「悪堕ちっていいですよねぇ」

小鳥「悪堕ち…ですか? すいませんあまり嗜まないジャンルですね……。
『うがー! もうこのち○こには逆らえないさー!』っていうやつですか?」

P「それは悪堕ちじゃなくて快楽堕ちですね。 あと鳥、次やったら机の下のBL本全部捨てっからな」

P「だいたい悪堕ちって謳ってるのにその実ただの調教快楽堕ちだったり洗脳して終わりだったりするのが多すぎるっていうんだよ。それに悪堕ちしたはいいが悪堕ちしてからのHシーンが無くてすぐ終わるって舐めてんの? いや、それはまだ良い。 一番許せないのは悪堕ちしてから元に戻るパターンだな。 あれは最悪に萎える。 最後に元に戻るなら悪堕ちさせるんじゃねーっつーんだよ。 だいたいーーー」

小鳥「あ、あのープロデューサーさん?」

P「おっと失礼。 思わずパトスが溢れちゃいました。 まぁ確かに悪堕ちっていうジャンルは未だ日陰者でメジャーではないですね」

小鳥「まぁ…私も言葉は知ってますけどピンとは来ないですね」

P「こうなったら俺が悪堕ちの魅力を教授してあげましょう」

小鳥(えぇー……)


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P「まず最初に、悪堕ちというものは非常に定義し辛い物であると認識して下さい:

小鳥「定義?」

P「何をもって悪堕ちと決めるのか。 ヒロインがどんな状態になったら悪に堕ちたと言えるのかという事です」

P「先ほど音無さんが出した例え何ですが、俺は悪堕ちと認めませんが、中には悪堕ちに含む人もいます」

小鳥「えっ、 そうなんですか?」

P「まぁ少数派なんですけど確かにいますね」

P「悪堕ちというジャンルは一口で「こうだ!」、とは言えません。 人による所が他のジャンルより強いと個人的には思いますね」

小鳥「因みにプロデューサーさん的にはさっきの例えは何になるんですか?」

P「快楽堕ちですね。 いわゆる「チンポには勝てなかったよ……」っていうやつです。
悪堕ちと謳っておきながらただの快楽堕ちだったというパターンは、『悪堕ち2大がっかり』の一つです」

小鳥「2大がっかり…。 ということはもう一つあるんですか?」

P「それはおいおい説明しますよ。 まずは、『悪堕ち三原則』を説明しましょう」

快楽堕ちが結果的に悪堕ちになるパターン大好きな俺は>>1とは友達になれそうにないな
ディバインハートカレンのラミア化とかピスティル化とか最高だったんだが

小鳥「悪堕ち三原則……?」

P「俺なりに考えた、悪堕ち物に必要な三つのポイントです。 最低でも二つ当てはまってないと悪堕ちとは認めれませんね」

小鳥「ロボット三原則みたいな言い方ですね」

P「それでは早速言っていきましょう」

小鳥(スルーされたぴよ……)

>>17
ディバインハート俺も大好きです。

俺が嫌いなのはただの調教快楽堕ち物を悪堕ちって謳ってる物ですね。

P「一気に言いますよ。 悪堕ち三原則、それは……。

『ギャップ』
『自己選択』
『不可逆性』

この三つです!!」

小鳥「ギャップは何となく分かるんですが、他の『自己選択』、『不可逆性』というものが今いちわかりませんね」

P「順番に説明していきますのでご心配なく。 まずは『ギャップ』から説明していきますね」

P「まぁギャップはそのまんまですね。 悪に堕ちる前と堕ちた後の振り幅が大きければ大きいほど良いです」

P「堕ちる前では考えられない行動をとりながらも、少し堕ちる前の面影を匂わせてるとベストですね」

小鳥「こう言うことですか?
『うぅぅ……こんな物を舐めなくちゃいけないなんて……恥ずかしいですぅ』
が、
『ふふふふふ。 こんなに大きくして…恥ずかしくないんですかぁプロデューサー?』
って感じ」

P「おお! 良い線つきますね音無さん。 ただ快楽に堕ちるのでなく、何かに目覚めた感じが非常にグッドです」

P「ですが、それではまだ悪堕ちと言うには弱いですね」

小鳥「弱い…ですか?」

P「まずは設定から決めましょう」

小鳥「設定?」

P「悪堕ちって読んで字のごとく『悪に堕ちる』ことですからね。 まず始めにヒロインが正義側で、正義のために戦っていたヒロインが悪に堕ちた時の方が、一般人がただ悪堕ちするよりギャップが大きいでしょ?」

小鳥「つまり…まず前提としてヒロインは戦隊や魔法少女みたいな存在で、尚且つ正義のヒーローみたいな立ち位置ではなければならない、と」

P「その通りです。 これは俺の好みも入ってるんですが、正義のヒロインが悪に堕ちた時、コスチュームが悪っぽくなって露出も増えるっていうのが大好きなんですよ」

小鳥「あぁ〜それは分かりますね」



P「つまりこういうことです。 正義の魔法少女だか何だったか雪歩が、

『わ、わたし、真ちゃんを傷つけなんてさせまん……!』
が、
『ふふふ、真ちゃん? 悪に堕ちるのってこんなに気持ちいいんだよぉ。 はぁ…なんでもっと早く受け入れなかったんだろ……。 真ちゃん…真ちゃんにも、この素晴らしさを教えてあげるね』

になるって感じですね」

小鳥「おぉっ! そこはかとなくエロいです!」

P「単純にエロシーンではなく、思考や行動が悪に染まった所にエロスを感じるのが悪堕ちの特徴ですね」

P「つまりこういうことです。 正義の魔法少女だか何だったか雪歩が、

『わ、わたし、真ちゃんを傷つけなんてさせません……!』
が、
『ふふふ、真ちゃん? 悪に堕ちるのってこんなに気持ちいいんだよぉ。 はぁ…なんでもっと早く受け入れなかったんだろ……。 真ちゃん…真ちゃんにも、この素晴らしさを教えてあげるね』

になるって感じですね」

小鳥「おぉっ! そこはかとなくエロいです!」

P「単純にエロシーンではなく、思考や行動が悪に染まった所にエロスを感じるのが悪堕ちの特徴ですね」


ん? 悪堕ちってエロのみの話なのか?

Fateの桜ルートとかサスケェみたいな話かと思ってたんだが

>>25
例ではエロ前提でしたけど、エロなしの悪堕ちでも同じだと思ってます。

まぁ個人的にはエロが有った方が好きなので、エロ有り前提でいきます

小鳥「なるほど…何となく悪堕ちという物が分かってきました」

小鳥「つまり、快楽による調教でただの奴隷になるのではなく、堕ちる事によって新たなアイデンティティを得て全く別の存在になる。
そこにプロデューサーさんは魅力を感じるんですね」

P「その通りです。 快楽堕ちという物は、
ヒロインの『自我』を快楽によって崩落させることで堕とします」

P「 ですが悪堕ちは快楽……だけではありませんが調教によってヒロインの『自我』を変革させて堕とすんです。 自分という物をしっかり保ちながらも決定的に堕落している……。
そこに俺は魅かれるんですよ」

P「では、ギャップの説明はここら辺にして、次は『自己選択』に行きましょう」

小鳥「お願いします」

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