【安価あり】ぐだ男「サーヴァントに嫌いと言ってみる」 (21)

※全て四月一日に起こっている事です
※キャラクターが難しくなればなるほどキャラ崩壊していきます
※ゆっくり進行です

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マシュ「先輩、おはようございます」

ぐだ男「……あ、うん」

マシュ「……? どうかしましたか?」

ぐだ男「え? そう? 別になんでもないよ」

マシュ「なら良いのですが。それでは食堂に行きましょうか」

ぐだ男「……えーと……ごめん、一人で行ってくれない?」

マシュ「何か用事がありましたか? もし何かお手伝い出来ることなら」

ぐだ男「いや……ごめん。こんなこと言うのもなんだけどさ。実はマシュの事が前から嫌いだったんだ」

マシュ「――――」

ぐだ男「…………ごめん」

マシュ「まっ……いえ! もし私が何か失礼なことをしたのでしょうか!? それなら全力で謝罪します!」

ぐだ男「マシュが悪いわけじゃないんだ。僕がマシュと合わないだけで」

マシュ「……そ、そう……ですか」

ぐだ男「………………」

マシュ「………………ごめんなさい。先輩の、いえ……マスターの本心に気付かず……」ツー

ぐだ男「言わなかった僕も悪いから。ごめん」

マシュ「そんな……マスターは何も……いえ、そ……いえ……私……行きますね……」トテ……トテ……

ぐだ男「あ、マシュ。ちょっと待って。これを見て欲しいんだけど」

マシュ「は、はい。なんでしょ」クルッ

[ドッキリ大成功] テッテレー

マシュ「う……? え? ドッキ……」

ぐだ男「エイプリルフールでした」

マシュ「エイプリルフール……ああっ!?」

ぐだ男「マシュの事を嫌いになんてなるわけ無いよー!!! ごめーーーん!!!」ドゲズザァ!

マシュ「い、いえ! そんな! 気付かなかった私の落ち度ですので!」グスッ

ぐだ男「うわぁぁぁごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

マシュ「謝らないで……ハッ!? 貴女は!?」

清姫「ますたぁ、嘘を……つきましたね?」

ぐだ男「げぇっ、清姫!?」

ボォォォォォ!! ぎゃぁぁぁぁ!! せんぱーーーい!?

ぐだ男「いたた……マシュは泣かせるし清姫には燃やされるし最悪だ……」

ぐだ男「もう嘘なんてつかないぞ!」



別世界のぐだ男「よし、エイプリルフールだ!」

↓1 サーヴァント一騎(コンマ安価下一桁が絆レベル)

アタランテ「マスター。おはよう」

ぐだ男「ん? ああ、アタランテか……」

アタランテ「元気が無いようだな? 何かあったか?」

ぐだ男「いや、別になにも」

アタランテ「嘘をつくな。マスターの事ならすぐに分かる」

ぐだ男「なんでもないって……僕、もう行くから」スタスタ

アタランテ「待て。隠し事なんて水くさいぞマスター。汝と私の仲じゃないか」タタッ、ガッ

ぐだ男「ッ! なんでもないって言ってるだろ!」

アタランテ「え」ビクッ

ぐだ男「……そうやっていつもうざったいくらい僕につきまとって……僕の気持ちも知らないで!」

アタランテ「ま、マスター? 気にさわったのなら」

ぐだ男「気にさわった!? いつもいつも我慢して……僕はアタランテが大嫌いだ! 我慢して仲良くしようとしたけどもう限界だ!」

アタランテ「そ、そんな……待て、マスター……どういう事だ、そんな話今まで一度も」

ぐだ男「そりゃそうだ! 嫌われたら力を貸してもらえないからね! だから我慢してたさ……でも僕だって人間だ! 限界なんだ……!」

アタランテ「…………そう、か」

ぐだ男「…………」

アタランテ「分かった……私は……カルデアを去る……それで、良いか?」

ぐだ男「……令呪を持って命ずる」

アタランテ「そうか。私はそれほど汝の気分を害していたのだな。これだけは信じてくれ、私には悪気は無かったんだ。ただ汝との時が……暖かくて楽しかったんだ……」ツー

ぐだ男「アタランテ」

アタランテ「…………ッ!」

ぐだ男「『逃げずにこれを見ろ、アタランテ』」

[ドッキリ大成功] テッテレー

アタランテ「なん……え?」

ぐだ男「…………ゴメンナサイ」

アタランテ「ドッキリ……知っているぞ。あれだな? なにも知らない者を騙し、それを馬鹿にするものだな?」

ぐだ男「ば、馬鹿になんてしてませんよ!? 今日はエイプリルフールってやつで」

アタランテ「汝は……私の想いを弄び、こんな……こんな辱しめを……!」ギュッ

ぐだ男「アタランテステイ! 弓は不味い!」

アタランテ「汝はーーー!!!!」

清姫「嘘はいけませんと言いましたよね?」ニッコリ

ボォォォォォ!! ヒュンヒュンヒュン!! ぎゃぁぁぁぁ!!

ぐだ男「いたた……アタランテに射られるし清姫には燃やされるし最悪だ……」

ぐだ男「もう嘘なんてつかないぞ!」



別世界のぐだ男「よし、エイプリルフールだ!」

↓1 サーヴァント一騎(コンマ安価下一桁が絆レベル)

とりあえずこんなところで終わります
また明日

ちょっと目を離した隙になんでそんな序盤から詰みたがるねん
ここのぐだ男はギャグ時空補正で無敵なんで安心してください

キアラ「おはようございますマスター」

ぐだ男「ぁ…………」プイッ、スタスタ

キアラ「おや? ……マスター、今日は機嫌がよろしくないようですね?」

ぐだ男「…………」スタスタ

キアラ「待ってくださいマスター。少々お時間を」ガシッ

ぐだ男「ッ! 離してください!」ブンッ

ぐだ男「(ふ、振りほどけなかった……)」

キアラ「…………なるほど。なるほどなるほどうふふふ……マスターも悪い人ですねぇ……」

ぐだ男「な、何がですか!」

キアラ「えぇえぇ、乗ってみるのもまた一興……どうぞこのはしたない女にお恵みをいただければ……」

ぐだ男「(流石にバレてる……やっぱキアラさん相手に心理的駆け引きとか無理だよね……ええい、こうなったら男らしくやられてやる!)」

ぐだ男「触るな! お前なんか……大嫌いだ!」

キアラ「」

ぐだ男「……………………」

キアラ「」

ぐだ男「き、キアラさん?」

キアラ「は……いえその……ええと……」オロオロ

[ドッキリ大成功] テッテレー

ぐだ男「ど、ドッキリです! 嘘です今の!」

キアラ「……は、はい……存じております……」シオ……

ぐだ男「……そ、そうですよね、気付かれたなーって思いました。あはは……」

キアラ「…………」

ぐだ男「……はは……ご……ごめんなさいぃぃ!!!」ズザァァ!!!

キアラ「マスター!? そこまでしてもらわなくても私は……少し、衝撃を受けてしまっただけで……」

ぐだ男「バレバレだと思って強い言い方をしてしまって……本当に申し訳ない」

キアラ「覚悟は出来ていた筈なのに、マスターに嫌いと言われるのは少々……いえ、その」///

アンデルセン「ふむ。茶番は終わりか? 終わりだな? そら出番のようだぞ、清姫」

清姫「ますたぁ……嘘を、つきましたね?」

ぐだ男「き、清姫!?」

メルヒェンマイネスレーベンス!! ボォォォォォ!! ぎゃぁぁぁぁ!!

ぐだ男「いたた……アンデルセンに強化された清姫に燃やされていつもより最悪だ……」

ぐだ男「もう嘘なんてつかないぞ!」



別世界のぐだ男「よし、エイプリルフールだ!」

↓1 サーヴァント一騎(コンマ安価下一桁が絆レベル)

カルナ「マスター。おはよう。昨夜は……良く眠れなかったようだな」

ぐだ男「…………別に」

カルナ「何か心配事でもあったか? 俺に話せることなら聞こう」

ぐだ男「何でもないよ」

カルナ「そうか。ならば良い。時期が来たときに改めて問うことにしよう」

ぐだ男「…………」スタスタ

カルナ「…………」スタスタ

ぐだ男「着いてこないでくれない?」

カルナ「む。そうか、分かった」

ぐだ男「…………チッ……そういう所が嫌いなんだ……」スタスタ

カルナ「…………」

カルナ「…………」

カルナ「……そうか。やはり、俺には……」

ダダダダダッ!

ぐだ男「カルナーーー!!! これ見てこれ!!!」

[ドッキリ大成功] テッテレー

カルナ「……ドッキリ大成功、そう書かれているぞマスター」

ぐだ男「ごめんなさいドッキリでしたごめんなさいごめんなさい」

カルナ「……? 何の謝罪か分からないが、気にするな」

ぐだ男「え? ええと、その……ちょっと前、嫌いって言ったよね? それが嘘で……」

カルナ「……………………あぁ。その事か。なるほど、そういう事か。……なるほど」

ぐだ男「な、なんで笑ってるの?」

カルナ「今、俺は心から安堵した。嫌われていなくて良かったと、そう思ったんだ」

ぐだ男「カルナを嫌うなんてとんでもない! 大好きに決まってるよーー!」

カルナ「そうか。それは良かった」

ぐだ男「う、うん……本当にごめんね?」

カルナ「俺はそれほど気にしていない。だがなるべくなら止めてほしい。今回の事は少しだけ、胸が痛んだ」

ぐだ男「もうしないよ! 二度としない!」

清姫「……こちらから嘘の臭いを感じましたぁ……うふふ、ま・す・た・ぁ?」

ぐだ男「げぇ清!?」

カルナ「マスター、ここは俺が食い止める。逃げてくれ」

ニガシマセン! イカセルコトハデキナイ

ぐだ男「何故だろう……清姫には燃やされなかったけど、オチがつかないコントを見せられた気分だ……」

ぐだ男「もう嘘なんてつかないぞ!」



別世界のぐだ男「よし、エイプリルフールだ!」

↓1 サーヴァント一騎(コンマ安価下一桁が絆レベル)

とりあえずこんなところで
また明日

えーと、これは清姫って事で良いのかしら
それとも感想?
微妙だけど清姫でいいか

ぐだ男「(清姫……これは勇気がいるな……嘘をつけばまず間違いなく燃やされる……)」

ぐだ男「(でも逃げるなんて許されない! 『安価は絶対』……意味はわからないけど、そんな言葉が浮かんでくるんだ!)」

ぐだ男「早速清姫を探」
清姫「ますたぁ♪」

ぐだ男「ひっ!? い、いつからそこに!?」

清姫「いつからだなんてそんな……清姫はいつもあなた様の側に……」///

ぐだ男「そ、そう……こほん。清姫、勝手に部屋に入らないでくれないかな?」

清姫「…………」ズイ

ぐだ男「僕にだってプライバシー近い近い近い近い!」

清姫「うふふ……ま・す・た・ぁ♪」ドンッ

ぐだ男「あうっ!」ギシッ

清姫「エイプリルフール……一年で唯一嘘をついて良い日だなんて……そんなのある筈がありませんよねぇ?」

ぐだ男「えっ」

清姫「まさかますたぁ、この私に嘘をつこうだなんて……そんな事考えたりしてませんよねぇ?」

ぐだ男「(アカン)そ、う……だね……は、はは……」

清姫「ますたぁ♪」ニコニコ

ぐだ男「…………えへ、えへへ」ヒクヒク




「今、嘘をつきましたね?」



ぐだ男「嘘なんてついてないごめんなさい嘘じゃないんです清姫には嘘なんてついてないんだ助けもうやだやめてくれ清姫誰か助あっー!あっーーー!やめ」



別世界のぐだ男「な、なんだ? 一瞬寒気が……まあそれはともかく、エイプリルフールだ!」

↓1 サーヴァント一騎(コンマ安価下一桁が絆レベル)

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