・書き溜めをどんどんとうかしていきます
・誤字脱字がありましたらすみません
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~原宿~
モバP(以下、P)「さて、用も済んだし事務所に戻るか」
桃華「えぇ、そうですわね」
「あれ~!? 唯ちゃんじゃん!」
「え、マジで?」
P・桃華「?」チラッ
女子A「おひさ~。Pさんと一緒って事は今日仕事?」
女子B「たまには店にも遊び来てよ~」
桃華「え? え?」オドオド
女子A・B「あれ?」
女子B「ちょっ、唯ちゃんじゃないじゃん! 間違えんなし!」
女子A「原宿でPさんと金髪見たら唯ちゃんだと思っちゃうっしょ!」
女子B「マジごめんね~?」
桃華「い、いえ・・・別に構いませんけど」
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桃華「突然の事で驚いてしまいましたわ・・・あの方々は唯さんのお友達ですの? Pちゃまともお知り合いのようでしたけど」
P「あの二人は唯がよく行く原宿のアパレルショップで働いてる店員さんだよ。唯の買い物の付き合いで俺も何回か会ったことがあるんだ」
桃華「お店の方でしたのね。てっきりお友達なのかと思いましたわ」
P「でも唯にとって原宿はホームみたいなものだから、ここらに通うような人とはみんな友達と言っても過言ではないかもしれないな」
桃華「まぁ! ここにいる皆さんとお友達だなんて唯さんは人徳がおありですのね!」
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~ 一方その頃 ~
みりあ「みんなでカラオケ楽しみだね♪」
薫「いっぱい歌っちゃうぞー!」
千枝「お友達だけでカラオケに行くってちょっと大人っぽいよね♪」
ありす「小学生だけでは来れませんからね」
唯「そんな大したことじゃないって~。ま、ゆいに任せて今日は目一杯楽しもー!☆」
五人「おー♪」
「あれ・・・? もしかして桃華さんではないですか?」
五人「?」チラッ
男A「346の皆様がいらっしゃったので、もしやと思いましたが櫻井桃華さんですよね!?」
薫「桃華ちゃん・・・?」キョロキョロ
男A「突然申し訳ございません。私○○株式会社の社長をやっております△△と申します。桃華さんのお父様には大変お世話になっておりまして―――」
みりあ「しゃちょーさん!? すごーい!」
唯「えっと・・・もしかしてゆいに言ってる?」
男A「ゆい・・・? え?」
ありす「この人は桃華さんではないですよ? 大槻唯さんです」
男A「え・・・えぇ!? も、申し訳ございません!」
唯「ゆいと桃華ちゃんって似てるのかな?」
みりあ「ん~・・・どうだろう?」
ありす「言われれば似ているかもしれませんね。私達はよく顔を合わせているので間違える事はありえませんけど」
男A「あぁ、なんて間違いを・・・!」ワナワナ・・・!
唯「そんな気にしなくていいって~」アハハ・・・
男A「ど、どうか桃華さんにはご内密にっ!」
唯「あ、そっち?」
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~事務所~
唯「ただいま~☆」
桃華「あら唯さん。お帰りなさいまし」
唯「あ、桃華ちゃんだ!」
桃華「どうかされました?」
唯「うん! 実はさっきね~・・・・・・・・通りすがりのファンの人に桃華ちゃんと間違えられたんだー☆」アハハ
桃華「あら奇遇ですわ! わたくしも原宿で唯さんと間違われましたの」
唯「え、マジで!? ちょー偶然じゃん!」
桃華「わたくし達ってそんなに似ているのでしょうか? 今まで思ってもみませんでしたけど」
唯「ホントだよね~。中身は全然違うのに」
桃華「・・・」
桃華「唯さん、そこでお話があるのですが」
唯「?」
桃華「もしよろしければわたくしに唯さんの事を教えて頂けませんか?」
唯「え、ゆいの事を?」
桃華「えぇ。思えば唯さんとは今までそれ程の交流がなかったと思いますの」
唯「んー、確かに今まで遊んだ事とかなかったかもね~」
桃華「似ていると言われるのもきっと何かのご縁ですわ。この機会に唯さんとの距離を縮められたらと思いまして・・・いかがでしょうか?」
唯「いいね! 大賛成ー☆ ゆいにも桃華ちゃんの事教えて欲しいな♪」
桃華「では決まりですわね♪」ウフフ
― 数日後 ―
桃華「―――というわけで、今日はわたくしの事を知って頂こうかと思います」
唯「桃華ちゃん家にお泊りとかチョーわくわくするね♪」
桃華「では参りましょうか」
唯「はーい♪」
唯「桃華ちゃん家にはどう行くの? タクシー?」
桃華「いいえ、もうすぐ迎えの車が・・・・あ、来ましたわ」
リムジン「」キキーッ・・・!
運転手「お迎えにあがりました。お嬢様」
桃華「ご苦労様」
唯「わーお・・・」ヒエ~
運転手「どうぞお乗りください」ガチャ
唯「は、はーい・・・おなしゃーす・・・」ペコリ
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桃華「唯さん、着きましたわ」
運転手「どうぞ」ガチャ
唯「ひぇぇ!? 桃華ちゃん家デカっ! 庭も広すぎっ! スゴすぎっしょ!!!」キラキラ
桃華「ふふっ、唯さんったら。では参りましょうか」
ガチャ・・・
「「「「「「 お帰りなさいませ 」」」」」」
唯「わあっ!?」
唯「ねぇねぇ桃華ちゃん! もしかしてこの人達って・・・」
桃華「執事とメイドですわ」
唯「すごーい! 漫画みたい!」
執事「唯様、ようこそいらっしゃいました」ペコリ
唯「ゆ、唯様かぁ~・・・ちょっとこそばゆいかも~」エヘヘ///
桃華「唯さんはお客様ですから当然ですわ」ウフフ
唯「」チラッ
メイド「――、―――」
メイド「――」
執事「――――」
メイド「――――」
唯「・・・」
桃華「どうかなさいました?」
唯「あ、いや・・・なんてゆーかさ・・・こんなスゴイ所に来たのにゆいだけこんなラフな格好で浮いちゃってるかなーって」アハハ・・・
桃華「お客様がそんな事を気にする事はありませんのよ?」
唯「そっかー・・・じゃあいっか☆」
桃華「・・・・あっ、そうですわ! もし良かったら―――」
唯「?」
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~試着室~
唯「わぁ! 可愛い~♪///」
桃華「唯さんの着れるサイズのドレスがあって良かったです。とてもお似合いですわ♪」
唯「ありがとね、桃華ちゃん!」
執事「お嬢様。お茶が入りました」ペコリ
桃華「ではティータイムにしましょうか」
唯「は~い☆」
~庭園~
唯「すごーい! これ全部薔薇?」
桃華「えぇ。自慢の薔薇園ですわ♪」
メイド「本日のお紅茶はテイラーズ・オブ・ハロゲイトのアールグレイにございます」コポコポ・・・
唯「テラ・・・ハゲ・・・? あっ、良い香り!」
桃華「クッキーもございますわ。ぜひお召し上がりになって」
唯「いただきまーす!・・・ん~、チョー美味しい~♪」
桃華「お口に合ったようで良かったです」ウフフ
執事「お話し中失礼いたします。お嬢様、○○様からお電話が入っております」
桃華「あら、○○様から? 分かりましたわ。 すみません唯さん、少し席を外させて頂きますわね」
唯「オッケー! ねぇねぇその間、薔薇園見ててもいい?」
桃華「もちろんですわ。是非ご覧になって下さいまし」ニコッ
~薔薇園~
唯「すご~い!」キラキラ
唯「ドレス着て薔薇園でお散歩とか、ゆいもお嬢様の仲間入り! なんてね☆」ルンルン
「あら・・・?」
桃華母(以下、母) 「おかえりなさい桃華。今日来るお友達はいつ頃お見えになるのかしら?」
唯「え?」クルッ
母「!?」
「・・・キャァァァ!」
「何事だ!?」「今の声は奥様!?」「奥様! 奥様ー!」
ドタドタ! バタバタ!
母「申し訳ございませんでした!」ペコリ
唯「だ、大丈夫ですよ~?」アハハ・・・
桃華「もうっ、お母様まで間違えるなんて!」
母「髪が少し長いかなとは思ったけれど、あまりにも後ろ姿がそっくりだったものだから」
唯「桃華ちゃんのお母さんも間違えるなんて、やっぱゆい達ソックリなんだね☆」
桃華「そのようですわね」ハァ・・・
母「えぇ、本当に・・・こうやって並ぶとまるで姉妹みたいね」フフッ
唯「姉妹・・・?」チラッ
桃華「わたくし達が・・・?」チラッ
唯「桃華ちゃ~ん♪ ゆいお姉ちゃんに甘えてもいいんだぞ~?」ギュ~!
桃華「きゃっ!? ゆ、唯さんっ・・・!///」
母「ふふっ♪」
― 夜 ―
メイド「こちらが唯様のお部屋になります」
唯「うわぁー! ちょー広ーい!」キラキラ
唯「ここ全部ゆいが使っていいの!?」
メイド「もちろんでございます。ではごゆっくりお休みください」ペコリ
唯「ありがとございまーす♪」
パタン・・・
唯「漫画のお姫様の部屋みたいじゃん! よいしょっ・・・ん~、ベッドもふかふか~♪」
唯「こんなに広い部屋ゆいだけじゃ使い切れないよ~。さすが桃華ちゃん家だね~♪」
唯「ふぅ~・・・・・・」
唯「・・・」
~桃華の部屋~
桃華(さて、わたくしもそろそろ休もうかしら)
キィ・・・
桃華「?」
唯「やっほー」
桃華「唯さん? どうかされましたか?」
唯「いやー・・・なんか部屋で一人なのが寂しいなーって」アハハ・・・
桃華「寂しいって・・・子供じゃないんですから」
唯「やっぱお泊り会は一緒に寝なくちゃだよね☆ お邪魔しまーす」ズイズイ!
桃華「ちょ・・・唯さん!?」
唯「えへへ♪ せっかくのお泊り会なんだからゆいとたっぷり語りあおーぜ♪」ニコッ
桃華「・・・」
桃華「もうっ、仕方ありませんわね」フフッ
桃華「――――、―――♪」
唯「―――☆」
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― 数日後 ―
唯「よっしゃ~! 今度はゆいの番だね!」
桃華「よろしくお願いいたしますわ♪」
唯「ゆいの事知ってもらうならやっぱここしかないっしょ!――――」
~原宿 竹下通り~
唯「原宿~~~!」
桃華「ゆ、唯さん! 声が大きいです!」
唯「ゆいと言ったら原宿だかんねー☆ 桃華ちゃん竹下通り来た事ある?」
桃華「見たことは勿論ありますが、実際に入るのは・・・ここが噂に聞く竹下通りですのね」キョロキョロ
唯「じゃあゆいが色々と案内してあげるね☆」
桃華「はい、よろしくお願いしますわ♪」
唯「んじゃ、まずは~」
~アパレルショップ~
唯「桃華ちゃんを原宿女子に変身させちゃうよー☆」
桃華「変身、ですの?」
唯「原宿に来たからにはまず格好から入らないと!」
女子A「桃華ちゃんいらっしゃ~い♪ この前はゴメンね?」
桃華「あの時の・・・ここのお店の方でしたのね」
唯「今日の桃華ちゃんのコーディネートに協力してくれるんだ☆ プロだから間違いないよ!」
女子A「任せて! 桃華ちゃんを立派な原宿ガールに変身させてみせるから!」
桃華「お、お手柔らかにお願いします・・・」
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唯「桃華ちゃーん。着替えれたー?」
桃華『は、はい・・・! 今開けますわ』
シャッ!
唯・女子A「!」
桃華「ど、どうでしょうか・・・?」
唯・女子A「や~ん、チョーカワイイ~♪」
唯「桃華ちゃんショーパン似合ってる~☆」
桃華「今までこういったお召し物を履いた事がなかったので新鮮な気持ちですわ」
店員A「桃華ちゃん脚綺麗だからショーパンが映えるね」
唯「わわっ、マジで桃華ちゃん脚綺麗だね!」ジーッ
桃華「そ、そんなまじまじと見ないで下さい!///」
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唯「今日はあんがとね☆」
桃華「ありがとうございました」ペコリ
女子A「また遊び来てねー♪」フリフリ
唯「いい買い物だったね~☆ 桃華ちゃん似合ってるよ♪」
桃華「ありがとうございます♪ ですが慣れてないものなので少しソワソワしますわね」モジモジ
唯「その内慣れるから大丈夫! じゃあ次はゆい行きつけのお店に行こっか☆」
桃華「唯さんの行きつけ・・・?」
~キャンディショップ~
唯「何か新しいのあるかな~?」キョロキョロ
桃華「キャンディショップなんて唯さんらしいですわ」フフッ
唯「原宿来た時には絶対寄るんだ♪」
店員A「唯ちゃーん」
唯「あ、できたー?」
桃華「?」
唯「ここのお店の名物! じゃーん☆」
桃華「まぁ!? これは・・・わたあめ?」
唯「レインボーわたあめ! どうどう? スゴイっしょ~♪」
桃華「えぇ。色鮮やかでとても可愛らしいですわね!」
唯「はい、これ桃華ちゃんの分ね!」
桃華「こ、これを・・・? 結構大きいのですね。食べきれるでしょうか」
唯「わたあめだしイケるイケる! ん~! おいちぃー☆」モグモグ
桃華「はむっ・・・・んっ!? 美味しい・・・!」モグモグ
唯「でしょー♪」
店員B「いらっしゃい。唯ちゃん来てたんだね! あ、そうそう私今度握手会行くからヨロシク~」
唯「マジ!? 待ってるよ~☆」
女子C「あれー!? 唯じゃん! この前のCD買ってやったぞ~」フリフリ
唯「サンキュー! ちゃんとヘビロテしてね~」フリフリ
桃華「・・・」
桃華「」チラッ
「本物だ! カワイイ~!」
「顔ちっちゃいね!」
「ほら、あの人だよ!」
「わぁ~!」
桃華「・・・さすがホームと言われるだけありますわね」
唯「ん? なに?」
桃華「いえ、こんなにもたくさんの方が唯さんに注目していて・・・さすがは唯さんだと思いまして」
唯「・・・」
唯「んー、確かにここには友達もたくさんいるし、声をかけられることもあるけど・・・今日はちょっと違うと思うなー」
桃華「?」
「おーい、唯~!」
「やっほー♪」
唯「おーっ☆ 竹下に来てたんだ~」
「さっきまで買い物してたんだよ。そしたら唯が竹下にいるって聞いてさー」
「唯の事だから多分ここだろうってね♪」
唯「大正解~♪」
桃華「えっと・・・」
唯「あ、ゴメンね! この二人は学校のトモダチ☆」
桃華「そうでしたのね」
友A「えっとこの娘は・・・」
桃華「櫻井桃華と申します」ペコリ
友B「えっ、桃華ちゃんってお嬢様アイドルの!? 雰囲気違くない!?」
唯「今日の桃華ちゃんは原宿ガールだからね♪」
桃華「そんなにわたくし普段と違いますか?」
友B「うん! だって髪型も服装も普段と全然違うんだもん!」
友A「はは~ん、じゃあ例のウワサは桃華ちゃんだったのか」
桃華「うわさ?」
友B「唯ちゃんと謎の金髪美少女が一緒に歩いてるって竹下で今軽くウワサになってるよ」
桃華「わ、わたくしがですか!?」
唯「やっぱし? そんな気がしてたんだよね~」アハハ
桃華「唯さんは気づいてましたの?」
唯「だっていつもと周りの雰囲気が違うな~って思ったもん! みんな桃華ちゃんを見に来てたんだね☆」
桃華「!」
友A「唯目当ても勿論いるけど、今回は唯と仲良さげに歩く謎の美少女にみんな興味津々みたいよ?」
唯「謎の美少女だって! なんかカッコいい~☆」
桃華「そう言われるとなんだか急に恥ずかしくなってきましたわ・・・///」
「ちょっと唯ちゃん!」ダッダッダッダ・・・ザザッ!
唯・桃華「?」
「その娘誰!?」ハァハァ・・・!
唯「あ、おひさー☆」
桃華「ど、どちら様ですか・・・?」
唯「ギャル系モデル事務所の女性スカウトマンさん♪」
桃華「本当に唯さんはお知り合いが多いんですのね・・・」
女子B「ウワサ聞いて来たんでしょー?」
スカウトマン「たまたまコッチ来てたら周りで噂になってたから! ねぇ唯ちゃん、そんなカワイイお友達がいるんだったら私に紹介してよ~!」
唯「ざーんねん! もう346に所属してるからダメだよ~?」
スカウトマン「346って・・・この娘アイドルなの!?」
桃華「あ、あの・・・櫻井桃華と申します」
スカウトマン「櫻井桃華・・・・・え、あの桃華ちゃん!?」
スカウトマン「まるで別人じゃない! こんなにも変わるの!?」
友B「ビックリするよねー」
唯「そーゆー事だからゴメンね☆」
スカウトマン「~~~~っ!! も、桃華ちゃん! もし良かったらウチの事務所に遊びに来てみない?」
桃華「えっ・・・? いえ、わたくしは・・・」
スカウトマン「いやいや!? ウチの事務所に入れってわけじゃないのよ! ただ桃華ちゃんと年の近い娘がウチにはたくさんいるからお友達になれるんじゃないかなぁ~って!」
桃華「ですが・・・」
スカウトマン「すぐ近くだから! ね!?」
唯「ちょっと~、桃華ちゃん引き抜こうとしてるっしょー」ジトーッ
スカウトマン「してないしてない! ちょーっとだけ! ね!? ね!?」
唯「とにかくダーメ! これ以上しつこくするとPちゃんに言いつけちゃうよ~?」
スカウトマン「!?」ビクッ!
桃華(Pちゃま?)
スカウトマン「あ、あはは・・・! もう唯ちゃんったら~! 冗談よ冗談!」ウフフ
唯「ホント~?」ジーッ
スカウトマン「本当本当! あ、そろそろ事務所戻らないと! じゃあまたね~♪」アハハ・・・
唯「もうっ・・・ゴメンね桃華ちゃん、悪い人じゃないんだよ?」
桃華「え、えぇ・・・」
桃華「・・・」
桃華「あの方、Pちゃまの名前を出したら怖がられていたようでしたが・・・Pちゃまとはどういったご関係ですの?」
唯「ん~、よく分からないけどPちゃんの名前って業界では結構有名なんだってー」
桃華「・・・普段優しいPちゃまにも大人同士にしか見せない意外な一面があるという事ですのね」
唯「いやー、ただ何かしら誤解されてるだけだと思うけどね。Pちゃんの事だし☆」アハハ
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― 夕方 ―
桃華「あら、もうこんな時間・・・」
唯「ホントだ! 楽しい時間はあっという間だね☆」
桃華「えぇ、本当に・・・あれもこれも初めての事ばかりで今日はとても充実した一日でしたわ。それにお友達もたくさんできましたし」フフッ
唯「今日一日で桃華ちゃんすっかり原宿に馴染んでたもんね♪」
桃華「それも全部唯さんのおかげですわね♪ ありがとうございました」
唯「えへへー、そう言われるとナンカ照れちゃうな~///」
桃華「では一旦事務所に・・・」
唯「・・・あ、そうだ! もう一つだけやりたい事あったんだ!」
桃華「?」
~ゲームセンター~
『カメラに向かってポーズ♪』
唯「イエーイ♪」
桃華「これが噂のプリクラ・・・!」
パシャッ!
唯「桃華ちゃんの初原宿記念に撮っとかないとね☆」
『今度は一緒のポーズをとろう!』
唯「ホラ桃華ちゃん! 投げキッス~♪」チュッ?
桃華「わたくしもするのですか!?」
唯「早く早く~! 撮られちゃうよ!」
桃華「っ!///」チュッ?
パシャッ!
唯「桃華ちゃんの投げキッスカワイイ~♪」
桃華「か、からかわないで下さい!///」
桃華「~~~っ!/// もうこうなったらヤケですわ! とことんやりますわよ!」
唯「おー、乗って来たね!?」
桃華「こ、こんなポーズはどうでしょうか!?」
唯「イイね~! どんどんやっちゃおー☆」
パシャッ! パシャッ! ――――――
― 数日後 ―
~事務所~
桃華「―――これがその時のプリクラですのよ♪」
みりあ「わぁ~! 二人とも可愛い~♪」
千枝「桃華ちゃんのお洋服もとっても似合ってるね」
莉嘉「いいな~、アタシも一緒にプリクラ撮りたかった~」
莉嘉「そうだ、今度みんなでプリクラ撮りに行かない!?」
みりあ「みりあ行きたーい!」
桃華「楽しそうですわね♪」
千枝「千枝達だけで行ってもいいのかな?」
莉嘉「保護者役でお姉ちゃんに頼んでみよっか☆」
ワイワイ! キャッキャ!
ちひろ「プロデューサーさん、ちょっとよろしいですか?」
P「はい?」
ちひろ「ネットに掲載されている人気芸能人ランキングなんですけど、この原宿エリアの所・・・」
P「ん? おー、相変わらず美嘉と唯は上位にいますね!」
ちひろ「いえ、そうでなくてもう少し下の方」
P「下の方?」
【第6位:櫻井桃華】
P「・・・なんで?」
これをきっかけに大槻唯と櫻井桃華のユニットが結成される事になり「親和性がヤバい」と原宿の女子学生は勿論、幅広い層から絶大な支持を得ることになる。その人気度はユニットであれば、あのカリスマギャル城ヶ崎美嘉を一時的に追い越したとかしてないとか・・・それはまた別のお話
終り
~おまけ~
桃華「・・・」壁]・ω・`)ジーッ
P「」カタカタカタ・・・
P「・・・」
P「」チラッ
桃華「!」 壁])彡サッ
P「?」
P「・・・」カタカタカタ
桃華「・・・」壁] ω・)ソーッ・・・
P「」チラッ
桃華「!」壁])彡ササッ
P「・・・」
桃華「」壁] ω・)ソーッ・・・
P「桃華?」ヌッ!
桃華「きゃっ!?」
P「さっきから何してるんだ?」
桃華「あ、あの・・・実は・・・」
―――――――――――――――――――
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―――――――
P「俺が同業者から恐れられてる?」
桃華「わたくしはPちゃまがそんなお方だとは思っていません! ですが・・・」
P「あー・・・もしかしてアレかぁ?」
桃華「?」
P「以前同業者の人と飲む機会があった時に、俺が所属アイドル全員のプロデュース兼マネージャーをしているって話をしたんだよ」
P「そしたら『346のプロデューサーは化け物だ』とか『ヤバい薬やってる』だとか、終いには『346で開発された人造人間』なんて噂を流された事があってさ」
桃華「なんだ・・・そういうことでしたのね」ホッ
P「失礼な話だよな。200人くらい頑張れば何とかなるってのにさ」
桃華「・・・」
桃華「」ペタペタ、グニグニ
P「な、何だよ・・・ほっぺなんか触って」
桃華「本当に人造人間だったりなんてことは・・・」
P「ないよ!」
終り
乙
唯が桃華をママと呼ぶ話じゃなかったとはいえ、ギャルちゃまを想像したら愛でたくなるわさ
以上になります
長めになってしまいましたが最後までご覧いただきありがとうございます!
こちら前作になります。暇な時にでも読んでもらえたら有り難いです
モバP「人の言葉が話せるようになるライト?」 晶葉「うむ!」
モバP「人の言葉が話せるようになるライト?」 晶葉「うむ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1554443654/)
>>46
ご覧いただきましてありがとうございます
元々ギャルちゃまを書きたいと思って書き始めたSSだったので
そこが印象に残ってくれたのであれば作者としてとても嬉しいです!
このSSまとめへのコメント
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