モバP「ファイアボール」 (46)
・シンデレラガールズのSSです
・主に櫻井桃華が主役です
櫻井桃華
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桃華「プロメテウスちゃま、プロメテウスちゃまはどこにいますの」
プロメテウス「はい。ここでございます」
プロメテウス「ちなみに、私はプロデューサーとお呼びください」
桃華「赤ちゃんはどこからくるの?プロテシラオスちゃま」
プロテシラオス「」
プロデューサー「何故。今。それをお聞きになるのですか」
桃華「親戚の集まりで赤ちゃんを連れた人がいたのですわ。その愛らしさと言ったら……まさしく純情ヘレンでしたわ」
プロデューサー「純情可憐でしょうか」
桃華「それで『この子はどこから来たのですの?』と聞いたら、『あなたのご両親にお聞きなさい』と言われたのですわ」
桃華「あいにくパパは海外に出張中、ママも仕事でお家にいないので、代わりにプロタゴラスちゃまに聞きに来たのですわ」
プロタゴラス「そのご信頼、誠に嬉しく思います」
プロデューサー「ですが、それを詳らかにお教えすると、旭日章のバッヂを付けた恐い人たちに連れて行かれて、私は職を失ってしまいます」
桃華「痛し痒しですわね」
プロデューサー「俗にいう、児ポ法違反の罪でございます」
桃華「仕方ありませんわね」
プロデューサー「お分かりいただけましたか」
プロデューサー「どうしてもというのなら清良さん当たりにお聞きになるのがよろしいでしょう」
桃華「そうしてみますわ」
プロデューサー「ありがとうございます。そうしていただくと、私の2つしかない肩の荷が下ります」
桃華「そういえば、もう1つ聞きたいことがあったのですわ」
桃華「プラトンちゃまの机においてあった私の写真が、白く汚れてカピカピになっていたのはどうしてですの?」
プラトン「」
桃華「プロペシアちゃま、プロペシアちゃまはどこにいますの」
プロペシア「はい。桃華様。ちなみに、私のことはプロデューサーとお呼びください」
桃華「余計な口を挟まないでくださいませ、ポムポムプリンちゃま」
ポムポムプリン「申し訳ございません」
桃華「……あの、今日のそのプリミティブなお体はどうなされたのですか?」
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プロデューサー「スタ極振りでございます。貯めていた振り分けポイントを全部スタミナにつぎ込んだのでございます」
桃華「それは……すごいですわね」
プロデューサー「そうでしょうとも。私自身このような姿になるとは思いもよらず」
プロデューサー「例えるなら男の中の男の中の男の中の男にして欲しいと願ったら、女にされてしまった」
プロデューサー「そのような感じでございます」
桃華「わかりますわ」
プロデューサー「隔靴掻痒とはまさにこれ!」
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桃華「……今日はその体ではお仕事ができませんわね。帰っておやすみなさい」
プロデューサー「なりません。桃華様」
プロデューサー「このプロデューサー、アイドル、とりわけ櫻井桃華様から片時も離れずにアイドルとして導くこと、
それが346プロダクションに入社して2年と8ヶ月、社長から仰せつかった約束でございます」
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桃華「そう……約束は大事ですわね」
桃華「ところで、何故だんだんとお洋服が脱げておいでですの?」
プロデューサー「この筋肉量では、発する熱量も相当なものでございまして。つい開放的な気分に」
ガチャ
早苗「あ」
プロデューサー「」
桃華「プリンセプスちゃま、プリンセプスちゃまはどこにいますの」
プリンセプス「はい桃華様。ちなみに、私のことはプロデューサーとお呼びください」
桃華「口を慎みあそばせませ。なんならクズ肉と呼んで差し上げましょうかしら、スパルタクスちゃま」
スパルタクス「申し訳ございません」
桃華「ライブに出たいのですわ。センチュリオンちゃま」
センチュリオン「ライブ、でございますか」
プロデューサー「それはまた、いかなる心境の変化でございますか」
桃華「私はアイドルですわよ。そのアイドルが一番輝く舞台は、どこでございまして?」
プロデューサー「私の頭頂部より輝く場所はないと自負しております」
桃華「それは歌って踊れるライブ会場でしてよ!」
プロデューサー「左様でございますか」
桃華「だから、アイドルとして高みを目指すならライブにもっとでなくてはならない、と思いますの」
プロデューサー「ならば、すぐに手配いたしましょう」
桃華「出来ますの?」
プロデューサー「無論でございます」
プロデューサー「ただし、熱々のおでんを頬張りながらリアクションをしながら歌うとか、熱々のお風呂を目の前にしてリアクションをしながら踊るとか、そのような類でございます」
桃華「……もう少しマシなのはありませんの」
プロデューサー「桃華様。桃華様はまだ駆け出しのアイドルの身。仕事を選べる立場ではございません。
そのままではいつになってもアイドルとして輝く日は訪れないでしょう」
桃華「背に腹は変えられませんわね」
プロデューサー「お分かりいただけましたか。では、346プロ新春かくし芸大会ものまねの部でエントリーをしておきましょう」
桃華「……そこで何をしますの?」
プロデューサー「ピッタリとした服を来て巨大な扇風機の前でパンツ見せながら踊ってもらいます」
桃華「……その真意は?」
プロデューサー「ぶっちゃけ私が見たいだk」
桃華「プロフェッサーX、プロフェッサーXはどこに?」
プロフェッサーX「はいはい。こちらにございます。ちなみに、私のことはプロデューサーと」
桃華「お黙りなさいませ。マグニートー」
マグニートー「申し訳ございません」
桃華「私に、日本の文化を教えて下さいまし」
マグニートー「今なんと」
桃華「ですから、日本の文化を教えて欲しいと申し上げました」
プロデューサー「僭越ながら、桃華様は既に日本人。改めて日本文化をお教えする必要があるとは思いませんが」
桃華「それでも、私の話し方や服装、挙措は普通の人と違っていて不安になりますの。
多くの人が当たり前のように話す言葉、着る服、しぐさ……。私にはそれが出来ませんの。それならば私は一体、なんなのかと」
プロデューサー「あえて意見させてもらいますと、それは桃華様が送ってきたほんの些細な生活の違いでございます。
桃華様は普通の人とは違う暮らしをなさって参りました。そこから学んだ全てのことを否定なさってはいけません」
プロデューサー「それがいかに違う生活であろうと、桃華様は私達と同じ文化圏に属しており、なんら変わることはありません」
桃華「それでも……」
プロデューサー「そこまで決意が固いのなら、致し方ありません。私のとっておきの方法でお教えいたしましょう」
桃華「秘蔵っこですわね」
プロデューサー「まず服装はセーラー服にロングスカート。ロザリオを首から下げ、朝のあいさつは『ごきげんよう』Repeat after me『ごきげんよう』」
桃華「『ごきげんよう』」
プロデューサー「『タイが曲がっていましてよ』」
桃華「『タイが曲がっていましてよ』」
―――
プロデューサー「いかがでしたか」
桃華「比奈さんや奈緒さんに笑われましたわ」
プロデューサー「なんと」
桃華「でも……2人と今までより仲良く慣れたような気がしますの。これもバンジョーが最強の馬でございますわね」
プロデューサー「万事塞翁が馬、でしょうか」
桃華「それですわ」
桃華「プルメリアちゃま、プルメリアちゃまはどこにいらっしゃいますの」
プルメリア「はい。桃華ちゃま」
桃華「レッスンの時間だというのに、一向にトレーナーが来ないのですわ」
プルメリア「申し訳ありません。今日はレッスントレーナーは来られないのです」
桃華「なんと」
プルメリア「なんでも風邪にかかってしまったとかいうことで。後、私のことはプロデューサーとお呼びください」
桃華「これは、鬼の不養生ですわね。あるいは医者の川流れ」
プロデューサー「そのようなことがあるのでしょうか」
桃華「ともあれ、時間が出来てしまいましたわ。この犬の居ぬ間に洗濯、ポピーちゃまにローズヒップティーをいれて差し上げますわ」
ポピー「なりません桃華ちゃま。このプロデューサー、346プロに入社してから3年と1ヶ月、
アイドル、とりわけ櫻井桃華ちゃまをちゃまから片時も離れずアイドルとして導くことが私の使命でございます」
桃華「具体的には?」
プロデューサー「私が桃華ちゃまにレッスンを致します」
桃華「あら、ばっちこいでございますわ」
プロデューサー「流石でございます。ではまずレッスンに入る前の基礎知識を試させて頂きます。
第一問:古都・奈良の名物である食物は……」
桃華「鹿せんべい」
プロデューサー「……ですが、それと食べ合わせの良いものは、何か」
桃華「ちょっ、ひっかけなんて聞いてませんわよ」
プロデューサー「ちなみに、1回間違えるごとに腕立てでございます」
―――1時間後
桃華「どうですか?この肉体美は?これならプラムにも負けなくてよ」ムキッ ムキッ
プラム「お美しい……」
桃華「もっと言っていいですわよ」ムキムキッ
プラム「ビューティフォー……」
桃華「プロムナードちゃま、プロムナードちゃまはどこにおいでですの」
プロムナード「はい、桃華ちゃま」
桃華「アニメに出たいわ。ブロッサムちゃま」
ブロッサム「アニメ……ですか。ちなみに、私のことはプロデューサーと」
桃華「娯楽番組!親しみやすくファンの方々の心に直接浸透するアニメのお仕事がしたいのですわ。具体的にはボイスアクター!」
プロデューサー「流石でございます」
プロデューサー「改めて確認しておきますが、アニメとは346プロを題材にしたアニメ作品のことではないのですよね?」
桃華「そうですわ。あれなら機会を伺っていればいつかは出られますもの。焦る必要などありませんわ」
桃華「それに、声だけでお仕事をするならビジュアルを気にする必要はありませんもの」
プロデューサー「左様でございます。先日の桃華ちゃまがムキムキになってビジュアルが崩壊した件」
桃華「あれは大惨事でしたわね」
プロデューサー「私はあの件で何枚始末書を書いたのかわからないほどです」
桃華「それで、アニメの仕事はとってきてくださって?」
プロデューサー「その前にボイスアクターとしての能力を鍛えなくてはなりません」
桃華「また秘密の特訓ですの?」
プロデューサー「いえ、今度は晶葉博士からボイストレーニング用のロボットを借りてきました。博士のマシンなら安全です」
桃華「不安ね」
プロデューサー「これで十分に特訓した後に仕事を取ってまいりましょう」
―――
プロデューサー「それで桃華ちゃま、どこをどう設定をいじればそのようなオペラ歌手のような体型になられるのでしょうか」
桃華「迂闊ね」(デスボイス
プロデューサー「他人事ではございません。いくらビジュアルが重視されないボイスアクターでもこのような体型になられては日常生活に支障をきたします」
プロデューサー「それになにより、こんなところをちひろさんに見られたら今度こそ私の首が飛びかねません」
ガチャ
ちひろ「あ」
プロデューサー「」
桃華「ポンメルンちゃま、ポンメルンちゃまはどこに居りますの」
ポンメルン「はい。桃華ちゃま。重ねて申しますならば、私のことはプロデューサーとお呼びください」
桃華「コーヒーがいれてくださいませ。ポンちゃま」
ポン「コーヒー……ですか。それは一体どのような」
桃華「決まっていますわ。天使のように黒く、地獄のように甘く、愛のように悪魔な、そんなコーヒーですわ」
プロデューサー「大変申しにくいことなのですが」
桃華「申して」
プロデューサー「コーヒーは毒でございます」
桃華「どうしてですの。先ほど千夏さんからコーヒーのおいしさを教えてもらったのに」
プロデューサー「私が調べてきたところによりますと、コーヒーに含まれる成分の作用は興奮・覚醒・体温上昇。つまり」
桃華「つまり?」
プロデューサー「媚薬でございます」
桃華「淫らですわね」
プロデューサー「ダイミダラでございます」
プロデューサー「昨今ではこのコーヒーなるものを飲ませ無理矢理に関係を持とうとするエロドウジン病なる病気が流行っているそうで」
桃華「不潔ですわね」
プロデューサー「そういうことですので、コーヒーをお飲みにならないでくださいませ」
桃華「でもそうしたら、どうしたものでしょう」
プロデューサー「いかがなされましたか」
桃華「先ほど千夏さんからコーヒーを少し飲ませて頂きましたの。もうそろそろ毒の効果が現れるはずですわ」
プロデューサー「……」
桃華「……」
プロデューサー「今から牛乳を飲んでカフェラテにすれば大丈夫でございます」
桃華「プリニーちゃま、プリニーちゃまはどこにしますの?」
桃華「……プリニーちゃま!」
プリニー「お待たせいたしました!桃華ちゃま。ちなみに、私のことはプロデューサーと」
桃華「遅いですわよ。プリン体ちゃま。一体どこに行ってらしたの?」
プリン体「申し訳ございません。ただいま346プロダクションはプロデューサーが出払っておりまして、そのリカバリーに手間取りました」
桃華「……あなたちゃまの他にプロデューサーがいたの?」
プロデューサー「もちろんでございます。2014年12月30日12:00現在、
この346プロダクションには11万8029人のプロデューサーが働いております」
桃華「いくらなんでも多すぎる思いますの。そんな数見たことありませんわ」
プロデューサー「彼らは皆多次元平行移動法を習得しておりまして、普段彼らは別の時空で働いているのでございます」
桃華「驚きモモの木スモモの木ですわね」
プロデューサー「その彼らも一斉にどこかへ遊びに行ってしまったらしく、業務が滞ってしまっていたので、仕方なく私まで駆りだされておりました」
プロデューサー「翻って、なんのご用事でしょうか。桃華ちゃま」
桃華「年越しそばのそばが切れていたのですわ。これでは年をこすことが出来ませんわ」
プロデューサー「なんと」
桃華「早急に手に入れてくださいませ」
プロデューサー「申し訳ございません、桃華ちゃま。
現在この時空では近隣のスーパー全てでそばが売り切れのようでございます」
桃華「そうなると別の時空で手に入れればいいのではなくて?」
プロデューサー「……別の時空のそばは体内に入れたら最後、
永遠に宿主の体内に居座り栄養を奪取し続け……
結果としてその人間はやせ衰えて死んでしまう……」
プロデューサー「という噂があります。ですので、桃華ちゃまにおかれましては、
そのようなモノを食すのはおやめになるのがよろしいかと」
桃華「そうですわね……諦めますわ」
桃華「大人しく年越しうどんにしておきます」
プロデューサー「左様でございますか」
桃華「プファルツちゃま!プファルツちゃまはどこですの!?」
プファルツ「はい桃華ちゃま。ちなみに、良い知らせと、とても良い知らせがございます」
桃華「お黙りなさい、この……なんですって?」
プロデューサー「良い知らせととても良い知らせがございます。どちらからお聞きになりますか」
桃華「悪い知らせはないの?」
プロデューサー「ございません」
桃華「そう、じゃあいい知らせから聞かせて頂戴」
プロデューサー「新年年越しアイドルチャレンジイベントに出演が決まりました」
桃華「なんと」
プロデューサー「新年の346プロダクションを代表して装いも新たに挨拶してもらうことになりました。おめでとうございます」
桃華「ウフッ、そう、じゃあ……腕がなりますわね」ムキッムキッ
プロデューサー「そ、その筋肉は……まさか」
桃華「ボイストレーニングの特訓の成果よ」
桃華「それで、とても良い知らせというのはなんですの?」
プロデューサー「お聞きになりますか」
桃華「もちろんですわ。だって、わくわくするでしょう?」
完
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