【アイマス】やよい「監獄戦艦?」 (13)

765プロ


小鳥「以上がスマートフォンの基本的な使い方よ!」

やよい「うっうー!小鳥さん!ありがとうございまーす!!」ガル-ン

小鳥「ふふっ。やよいちゃんもスマホデビューかー!」

やよい「アイドル活動のお金で、ようやく携帯電話を買う事が出来ましたー!」

小鳥「もし何か困った事があったら、遠慮せず、プロデューサーさんや律子さん、私に相談してね?」

やよい「はいっ!ありがとうございます!」

やよい「スマートフォンって、色々な事ができるんだー!」ニコニコ

スマホ「」プルルプルル

やよい「はわっ!早速電話が掛かってきました!」ピッ

亜美『もしもし~、やよいっち?』

亜美『スマホデビューおめでとー!』

やよい「ありがとー!」

亜美『スマホデビューしたやよいっちに、良いことを教えようぞ!』

亜美『スマホには、色々なアプリがインストール出来るって知ってたー?』

やよい「うん!さっき小鳥さんに一通り教えてもらったよー」

亜美『ほいじゃあ、「ニカニカ動画」ってアプリをインストールしてみるといいよん!』

やよい「ニカニカ動画?」

亜美『うんっ!色々な動画が観れるアプリなんだけど、亜美達の出演した番組の動画とかも観れるんだよ!」

亜美「しかも!コメントが動画の上に流れるから、ちょう面白いよー!

亜美『暇な時とかは、ニカニカ動画で暇つぶししてみてよ!!』

やよい「へー。みんなが出た時の動画も見れるんだ!」

やよい「うん!帰ったらインストールしてみるよ!」

亜美『オーケオーケ!じゃあ、後で感想聞かせてねん♪』

やよい「わかったよ!ありがとう、亜美!!」

亜美『そんじゃーねー』ピッ

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~やよい家~


やよい「うっうー!とっても便利なアプリですー!!」

やよい「この間見逃した『まこまこ探検隊』も観れるのかなぁ?」

やよい「早速インストールしてみようかなーって!」インスト-ル

やよい「『インストールかんりょう』っと!」

やよい「早速観てみましょうっ!」ポチ

やよい「はわっ!動画がたくさんありますう」

やよい「あっ!これ、この間の『生すかっ』の動画ですー!」

やよい「うっうー!これで春香さんがダンボールに顔をぶつけた時の無様な姿がいつでも見れますー」

やよい「ここで検索するのかなぁ?」カチカチ

やよい「『まこまこたんけんたい』っと・・・・・・」

やよい「たくさん出てきましたー!!」

やよい「えーっと、先週の第72回はあるかなー?」

やよい「ありましたー!」ポチっ

動画「今週もはじまりますっ!『まこまこ探検隊』第72回」


~うpおつ!!~  ~待ってたよー!!~


やよい「ほんとだー!コメントが流れますー!!」

真『画面の前の皆さん!こんばんわ!!菊池真ですっ』


~キャー!真さまー!!!~ ~かっこいー~


やよい「真さん、かっこいーですー!!」


~監 獄 戦 艦~ 


やよい「うぅ?なんて書いてあるんだろ?」


~おまえらwwww~ ~草wwwwww~ ~監獄戦艦で大草原~


やよい「そういえば!小鳥さんが・・・・・・」

〈回想〉


小鳥「もし、何か分からない事があったら『インターネット』で調べることもできるわよ!」

小鳥「まず、このアプリをタッチして・・・・・・」

小鳥「この部分に自分が調べたい事のキーワードを入力するの」

小鳥「例えば『876PRO』って検索すると」

やよい「何かたくさん表示されましたー!」

小鳥「後は自分が見たいサイトを押すと・・・・・・」

やよい「うっうー!876PROの皆さんですー!」

小鳥「ね!簡単でしょ?」

やよい「はいっ!これなら私にもできそうですー!」


〈回想終〉


やよい「確か、このアプリを押してっと」

やよい「ここに文字を打ち込むんだよね?」

やよい「『かんごくせんかん』っと」ポチ


検索結果・・・8131件

【よく、アイドルの菊池真さんの動画やコメント欄に『監獄戦艦』と記載・・・・・・】[AHUUU!知恵袋]


やよい「ここのサイト?なら分かるかなー」ポチッ



あふうぅぅ!知恵袋

Q:ぎゃおーん!!さん
【よく、アイドルの菊池真さんの動画やコメント欄に『監獄戦艦』と記載してありますが、いったいどの様な意味なのでしょうか?
ご回答、お願いします。】

A:黒い社長さん(ベストアンサー)
【ウィ。私が答えよう。
『勇ましい姿』と『まるで戦艦の様に強い力』を備えていることから、一部のファンの間では『監獄戦艦』と呼ばれているのだ。
本人は『ぼくっ、監獄戦艦って言われるとすごくうれしいんです!』と言っている。今度から菊池真のことは『監獄戦艦』と呼ぶようにしたまえ。】

ぎゃおーん!!さん
【そうなんですね!これからは真さんのことを監獄戦艦と呼びます!】


やよい「へー!そうなんだ!」

やよい「明日から真さんのことは『監獄戦艦』って、呼んじゃいましょう!!」

次の日


やよい「おはよーございまーす!」

P「おはよう!やよいは今日も元気だなー!」ナデナデ

やよい「えへへー」

春香・雪歩・真「おはよーございまーす」

P「三人もおはよう!」

やよい「あ!」

やよい「春香さん!」

やよい「雪歩さん!」

やよい「監獄戦艦さん!」

やよい「おはよーございまーす!!」ガル-ン

やよい以外「 」

P「や、やよい・・・今なんて言ったんだ・・・・・・?」

やよい「う?」

やよい「『春香さん・雪歩さん・監獄戦艦さん』って言いました!」

真「ははっ。まさかやよいに監獄戦艦って言われるとはなぁ・・・・・・」

真「 」ダッ

雪歩「ま、待って!真ちゃん!!」ガチャ

春香「やよい・・・・・・」

P「やよい。真になんで『監獄戦艦』なんて言ったんだ」

やよい「うぅ・・・・・・」ボロボロ

P「言っていいことと悪いことも分からないのか?」

P「お前は簡単に仲間を傷つけるような子なのか!!」バンッ

やよい「ごめんなさいぃいいい!!」

春香「プロデューサーさん!落ち着いてください!!」

P「 」ハアハア

やよい「うっうっ、えぐっ、ひっく!」

春香「ねえ、やよい?」

春香「どうして真に『監獄戦艦』って言ったの?」

やよい「ひっぐ。昨日『ニカニカ動画』って所で、真さんの動画を見ていたんです」

やよい「そしたら、『監獄戦艦』って言葉が流れてきて・・・・・・」

春香「流れてきた?」

P「ニカニカ動画は、コメントが動画上に流れるんだ」

やよい「それで、監獄戦艦って言葉が気になって」

やよい「インターネットで調べてみたんです」

やよい「そしたら、『真さんは監獄戦艦って言われるとうれしい』って・・・・・・」グスッ

P「そういうことか」

P「やよいっ!いきなり怒って悪かった!!」

P「やよいには、なぜ真が『監獄戦艦』って呼ばれるようになったか、話してなかったな・・・・・・」

~半年前~


P「真!千早!」久しぶりに仕事が入ったぞ!」

真「本当ですかっ!!」

千早「どの様な仕事でしょうか?」

P「ゲームのキャラに声を当てる仕事だ!」

P「あちらさんが『是非、千早と真に出演してほしい!』との事だ」

千早「ゲーム・・・・・・歌の仕事では無いのですね・・・・・・」

P「すまん。だが千早、よく考えてみてくれ」

P「このゲームがヒットすれば、歌の仕事も今後来るかもしれぞ!」

千早「・・・・・・そうですね。」

千早「このまま歌の仕事が来るのを待っているだけでは、しょうがない気がします」

千早「わかりました。その仕事、お引き受けします」

P「そうか。ありがとう千早!」

P「真はどうする?」

真「もちろん!僕もやります!」

P「そうか!収録は明日の午後からの予定だ!」

P「だが、俺は他の現場に行かなくちゃいかないから、お前ら二人で行ってくれるか?」

真・千早「わかりました(っ!)」

次の日・収録現場


真・千早「今日はよろしくお願いします(っ!)」

監督「ああ。よろしく」

監督「君たちには今回、別々のゲームのキャラを演じてもらう」

監督「菊池君は2番スタジオ、如月君は7番スタジオに移動して」


2番スタジオ


監督「これが台本ね」

真「ありがとうございますっ!」

真「どんなゲームなんだろ」ペラッ

真「!?」

真「監督!!これって・・・・・・」

監督「ああ。『アダルトゲーム』だよ」

真「そんな!僕、アダルトゲームの声当てなんて出来ませんよ!!」

監督「おやおや菊池君。そんなこと言っていいのか?」

監督「君のプロデューサーがせっかく取ってきた仕事なのに」

真「っ!」

\んあー!/

真「千早!!」

監督「ほらほら。如月君だって頑張っているじゃないか?」

監督「仲間が頑張っているのに、自分だけ逃げだすつもりかい?」

真「くそっ・・・・・・」

仕事終了・事務所

真「 」

P「おう!お疲れさま!」

P「二人とも、ゲームの声あてはどうだった?」

千早「プロデューサー、ちょっとこちらへ・・・・・・」

P「俺が『アダルトゲーム』だって分かった時には、もう遅かった」

P「俺が仕事をもらう前に、しっかりゲームの内容を確認しておけばっ!」

やよい「そうだったんですか・・・・・・」

やよい「私、真さんに謝ってきますっ!」ダッ

春香「私も行くよ!」

河川敷


雪歩「まことちゃん!」ハアハア

真「雪歩・・・・・・」

真「あの時の事は『もう忘れよう』って思ってたんだけど・・・・・・」

真「まさか、やよいに言われるとは思わなかったよ」グスッ

雪歩「や、やよいちゃんも何かの間違えでっ!」

やよい「まことさぁあああん!」

真「やよい・・・・・・」

雪歩「やよいちゅん・・・・・・」

やよい「 」ハアハア

真「・・・・・・何の用だい?」

やよい「さっきは・・・・・・」

やよい「ごめんなさいっ!!」

真「 」

やよい「私、インターネットで、『真さんは監獄戦艦って言われると嬉しい』って事を知って・・・・・・・」

やよい「真さんに監獄戦艦って言っちゃいました・・・・・・」

真「やよい・・・・・・」

やよい「うっうっ、えぐっ、ひっく!」

真「そうだったんだ・・・・・・」

真「でもやよい、僕本当に傷ついたんだよ?」

真「忘れかけていたあの日のこと、全部思い出しちゃったんだ」

真「とても悔しかった。でも今更どうすることもできない・・・・・・」

真「やよい。一つだけ約束してくれるかい?」

やよい「はい。」

真「インターネットは誰でも書き込みができるんだ。」

真「誰でも書き込めるってことは、今回みたいにウソを平気で書き込む人間だっている」

真「だから、『インターネットに書かれている事は、全てが真実ではない』って事を肝に銘じてほしい」

やよい「分かりました。まことさん!本当にごめんなさい」

真「もういいよやよい。さあ、これで涙を拭いて」サッ

やよい「ありがとうございますぅう」ゴシゴシ

真「さあ、事務所に戻ろう!」

やよい「はいっ!」

春香「一件落着だね!」

雪歩「うんっ!」

インターネットはだれでも利用できて、自分の知らないことをすぐに知る事ができてとっても便利です!
でも、書き込んである情報はすべてが正しい情報ではないので、自分で『何が正しいのか?』を考えないといけません。
私は、これからもーっとインターネットに詳しくなって、嘘に悲しむ人を一人でも少なくしようと心に誓いました。

数日後

P「ふぅ。それにしてもあの時は本当にびっくりしたなーww」

P「まさかやよいがあんな事を言うとは・・・・・・」

P「小鳥さんも『インターネットに書いてあることは、すべて真実ではない』ってやよいに教えてあげてくださいよ」

小鳥「本当にすいませんでした」

千早「まあ、過ぎたことはしょうがないじゃないですか」

P「それもそうだな」

響「はいさーい!」ガチャ

千早「おはよう我那覇さん」

響「千早、おはようだぞ!」

響「あ!そういえば千早」

響「たまに千早のブログで見かける『んあー!』って、いったい何なんだ?」

みんな「 」

千早「んあー!!」

END

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