将軍「今日から>>2する」 (50)

将軍「クーデターで国を牛耳った 早速好きにやらせてもらおう」

将軍「まずは>>2だ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1554916551

政治改革

将軍「そもそも分捕ったのは腐りきってたからだしな 民主主義は衆愚政治だ」

将軍「混迷期の膿を私が主導する改革のもと一挙に打開する」

側近「流石です将軍! いえプレジデンテ!!」

将軍「差し当たって何から改革するべきかな側近ヌティーモ」

側近「>>4がよろしいかと」

刑法

将軍「刑法?」

側近「特に勉強もしてこなかった高卒ですのでパパッと今お調べしましたところ、"法律無ければ犯罪なく、法律無ければ刑罰無し"という文言が私の琴線に触れました」

将軍「つまり意図的に解釈を広く取ることでやりたい放題検挙処罰することができた/できるということだな」

側近「具体的には刑法の>>6>>7しましょう」

将軍「それは素晴らしい考えだ 早速取り掛かろう」

全て

将軍と側近には適用されないようにしましょう



お触れ「"将軍と側近は刑法の全てが適用外♡"」


市民「なんじゃこりゃあ!(鼻血を拭いながら)」
市民「ふざけんな将軍コラおめェ横暴もいいとこじゃねえか!」

将軍「横暴???」

市民「こんなものは権利の乱用だ! 許されるはずがない!!」

将軍「しかし 私を許さない法が無いのだ」
将軍「やれ」

側近「親衛隊!」

ズダダダダダダダダダ

市民「」蜂の巣
市民「」挽肉

将軍「親衛隊は私の手であり足 彼らの放つ銃弾は私の銃撃 つまりまったく違憲ではないということ」

側近「流石です将軍! 独裁者の風格が出てきて参りました 国民からの意見解釈や治安維持も楽になるでしょう」

将軍「次は>>9だ」

新兵器開発


将軍「新兵器を開発する!」

側近「素ゥ晴らしいお考えです将軍! というわけで開発できそうな人間が食料と水の尽きたボートに乗ってたので拾ってきました どうやら自力で歩けないようですので逃げ出す心配もございません!!」

将軍「でかした」

科学者「こ ここはどこなんだ!? ボクをアメリカに返してくれ! 急いであそこのことを世間にっ……」

側近「はてアメリカ? そんな国は聞いたことがありませんが」

将軍「馬車馬のように働いてもらうからなァカタワ眼鏡 手始めに国産新兵器として>>11を開発してもらおうか」

科学者「そんな 無茶な!!」

戦艦

将軍「戦艦を造れ 私の座乗艦たるバトゥスイィィップを」

科学者「ボクは造船技手じゃないんだぞ! 専門はAI兵器……」

側近「ならあAI座乗艦バトゥスイィィップを造ればいいでしょう 我々には殺人罪が適用されないということをよく肝に銘じることです」

将軍「心配ない 必要なものは手配してやるし造ったら解放してやる さっさとかかれ」

科学者「くそっ……」


【数日後】


科学者「できたぞ 見ろ!」キュイッ キュイッ

将軍「ほーぅ やればできるじゃないか……!」

側近「実はかなり有能な男だったのでは?」

将軍「(でもなんか怪しいんだよな)」ヒソヒソ

側近「(一応監視は常につけておりましたし息のかかった人間に手伝わせておりましたが 何分高卒が灰色の脳細胞と持て囃される我が国の人間では兵器開発など理解できず……)」ヒソヒソ

将軍「(撃ち殺す準備をしておけ)」ヒソヒソ

側近「(そう仰ると思って奴の歩行補助具に電気ショック機能とプラスチック爆弾を取り付けてあります)」ヒソヒソ

将軍「(そんなこと出来るのに兵器開発はできないのか我が国は)」ヒソヒソ

科学者「これで文句はないだろう! さあボクを開放しろ! この国のこともあのおかしい連中と同レベルだと世間の連中に言いふらしてやるからな!」

将軍「その前にその新型戦艦>>13のプレゼンが残っているだろうカタワ眼鏡」

側近「分かり易く兵器について説明しなさい」

科学者「(フン 馬鹿な奴らめ!)」ポチッ

によるアメリカ攻撃



ビィーッ ビィーッ ビィーッ


将軍「ふむ ハッチが開いて」

側近「ミサイルが出てきましたな」

科学者「はははは! そいつに積んだ弾頭はこの国の産業廃棄物を寄せ集めて作った核弾頭だ! やってみたらなんかできた」

将軍「すごい」
側近「すごい」
科学者「でしょ」

科学者「ボクの指示に従わない場合はこの場で起爆するぞ!」

将軍「漏れなくお前も死ぬことになるが? エメリッヒ」

科学者「世界地図をいくら探してもアメリカが無い以上ここは異世界だ 帰れないなら……!!!」

将軍「ならばそいつに括りつけて送ってやろうか」

科学者「?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


親衛隊「将軍! 側近殿! お車の準備が出来ました! お早く!」

科学者「なっ 何故発射シークエンスが起動しているんだ!?」

将軍「チャーター便の行き先を教えてやれ」

側近「はい将軍 ユナイテッステェイツォバメェーリカでございます」

科学者「!!?!?」

将軍「その産業廃棄物から抽出したクバンエナジーがワームホール技術を我々に齎してくれたのだよ」

側近「どの時代に飛ばせるかは分かりませんがなぁ」

親衛隊「目標座標設定 チャーリー・ワン・ナイン・タンゴ・ゼブラ・ゼブラ……」
親衛隊「超空間ミサイルサイロ発射準備OK!」

将軍「**顎をしゃくる**」
科学者「うわあっ何をする! 離せっ! 離せーっ!!」

将軍「お土産はマリリン・モンローのサインでいいぞ」
側近「ダメならノーマ・ジーンのでいいですよ」

科学者「何故!? 一体どうやって 何を!?」 

将軍「プレゼンだよ プレゼン 新兵器のな! はっはっはっはっは」

側近「モニターしておりますからたっぷりとあなたの雄姿を記録できますぞぉ! はっはっはっはっは」


科学者「ちょっと 降ろしてくれ!」
科学者「降ろすんだ! 将軍! ……降ろせぇっ……!」
科学者「お願いだ……降ろして…………殺せ……」

科学者「……もっと前なら……降りることもでk」


将軍「長い」乗車

側近「将軍 シートベルトは」

将軍「出せ 眺めのいい場所で発射だ」

親衛隊「はっ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………


将軍「無事発射されたな 弾着はどうか」

側近「>>14のような感じになっております」

将軍「何がヤバいというんだ 強いに越したこたないだろう」

側近「ですがこれテレビ中継で放送してまして」

将軍「軍事実験をフルオープンしてたのかお前は!? アホか!!!」

側近「いやぁ国民には大ウケでZIP!もスッキリも抜き去って視聴率100%だったんですけどもね」

将軍「MOCOSキッチンがいけ好かないオカズ乞食になってしまったのも無関係ではないだろうな それで」

側近「オリーブオイルの価格も暴落……まあとにかく近隣諸国へのけん制も兼ねて大々的にやったんですけど」

側近「変な軍事国家(笑)だったのが一気に危険な技術を持つキチガイ小国家扱いされておりますこの一件で」

将軍「何か手を打たねばな……」

隣国大使「失礼 プレジデンテはおいでかな?」

将軍「私がそうだが」サッ

親衛隊「動くな!」ジャキッ
親衛隊「動くな曲者!!」ジャキッ

隣国大使「怖い怖い だがここに至るまで私の侵入に気付けないでいたという事実をお忘れなく」

側近「親衛隊厳に警戒態勢! 不審者は構わん撃ち殺せぇ!」
側近「プレジデンテ 私はお茶の準備をしておきます」

隣国大使「余裕ですな……」

側近「パニックルームで」gkbr

隣国大使「そうでもなかった」

将軍「花火の感想を聞こうか」

隣国大使「こちらの出方としては>>18という形になるということを今日はお伝えしたく……」

将軍「面白い」

不可侵条約を結びたい

隣大「つきましては条約締結の会談を持ちたい 近く国王陛下に謁見していただきたいのです」

将軍「呼びつけるのォ? 撃っちゃうよォワームホールミサイル」

隣大「ミサイルと私の銃ではどちらが早く発射されるかなど考えるまでもありますまい」

将軍「まあここに来るまでに忍者だったしな」
将軍「ただバレた忍者など戸棚の隙間から飛び出してきたゴキブリでしかない 潰されたいのか」

隣大「悪い考えではないでしょう 無視できない一発を抱え込んだとはいえこの貧弱な小国が諸外国の外交ゲームに晒されるのは避けたいはず」

隣大「その布石と考えればよろしいのでは ご一考願いたい」

将軍「関わり合いになりたくないって素直に言えばいいのに こちらは>>20だ」

隣大「ふむ……」

中国をください

隣大「中国?」

将軍「人間の数だけは多いが自分じゃ何も生み出せないカス共の国のことだ 最近パクった技術が溜まってきて調子づいてるがいつまで持つかな」

将軍「旅好きな友人によると今ならシナ艦娘もついてくるらしい そいつが欲しい」

隣大「ワームホールを貸していただければできるかと 我が国の武力ならば」

将軍「決まりだな」

側近「プレジデンテ? よろしいのですか?」

将軍「無論だ 気に入らねえシナ艦娘を捕らえて全員我が親衛隊のペットにさせるが良かろう」

側近「私はジャベリンちゃんがいいです!! 知らんと言うてるのに容姿とか口調とかわざわざ調べさせられた分を私自身のジャベリンで貫くことで発散させていただきたく!!!!」

将軍「お前も好きだなァクックク」


【数日後】


親衛隊「将軍! 緊急事態です!!」

将軍「どうした」

側近「ジャベリンちゃんはまだか! 捕らえて中破させた状態で私の前に持ってこい!!!」

親衛隊「国境付近にワームホール展開! 隣国と中国軍が結託して攻めてきています!!」

将軍「フン 戦艦を出すぞ! 完膚なきまでに迎撃した後奴らは>>22だ!!!」

美少女だけを残して後は魚の餌だ



ドーーン ドガーーン


中国軍「アルーーーー」
中国軍「アイヤーーーーーー」

将軍「はっはっはっはっは沈め沈め!! 艦砲? ミサイル? 無駄だッ! 敵の攻撃はすべてワームホールでインターセプト!!」

将軍「そしてこちらの攻撃はすべてワームホールで百発百中だァ!! はーっはっはっはっはっは」

親衛隊「将軍 隣国の大使をひっ捕らえました!」

将軍「連れてこい」

隣大「ま待て 待ってくれ 既に司令部は壊滅した そちらの勝利d」
将軍「黙らせろ」

親衛隊「ヒャッハーッ!!!」ボッコボコ

将軍「約束通りワームホールで繋げて中国を持ってきてくれたなァ よかろう不可侵協定はここに締結だ」

隣大「!? お おおっ では――」
将軍「ンだァまらせろォ」

親衛隊「シナ娘! 暴力!! S〇X!!!」ボコスカ

将軍「帰って国王陛下に伝えろ 用があればまた呼ぶから謁見しに来いとな」

隣大「ひィィッ……」スタコラ

将軍「側近はどうした」

親衛隊「ハッ! ジャベリンを探しに出ています!!」

将軍「シナ艦娘を無効化して捕らえろ 他にも上玉が居たら見つけて持ってこい まだ手ェつけるなよ」

親衛隊「まだ?」

将軍「他は全て魚の餌にしろ!! 武力を灰にし次第ユーラシアへの橋頭保を築くぞ!!!」

将軍「終わったら楽しめばいい」

親衛隊「さっすがプレジデンテは話の分かるお方ッ!!」

将軍「習近平をチャイナボカンしたら次は>>24だ!! 全速前進!!!」

美少女を失禁させる


コポポ……

メイド「側近様 お淹れしました」コト…

側近「ご苦労……ふむ 芳醇な香り……これは?」

メイド「進水は1983年だそうですわ デキャンタはせずにそのまま」

側近「38年物か」飲

側近「素晴らしい香りと苦み 独特なえぐみが投げ放たれた槍のように舌を突き刺すのがまた良い」

側近「君もどうかね」

メイド「搾尿の試しも兼ねて私は既に 数回の試行錯誤を経て確立された一杯がこちらになりますわ」

メイド「"樽"を親衛隊の皆様から守るのは大変なのですよ 一度渡したが最後すぐに寄ってたかって壊してしまうんですもの」

側近「元気がいいのは何よりじゃないか それに捕虜とはそうあるべきだよ」

メイド「ジャベリンちゃんも側近様専属になれてきっと幸せですわね」

側近「ははは」
メイド「ふふふ」


将軍「イカれてんな」

親衛隊「兵の士気もうなぎ上りですプレジデンテ!」

将軍「この流れで>>26だ」

美少女を可愛くしてあげる


ザワザワ


ジャベリン「あの この格好は……」

綾波「普通の女の子の格好に着替えさせられた……です」

親衛隊「プレジデンテからのお達しがあった "全ての艦は武装を解除し可愛くせよ"」

Z23「……あれだけ好き放題やっておいて 今更なにを」

親衛隊「偉大なるプレジデンテのお考えだ お前たちには理解できん」
親衛隊「黙って従え! コス選ぶのは俺らだからまあそういうこったろ」ヒヒヒ

ジャベリン「ッ……」

側近「で ここからどうされるおつもりなのですかプレジデンテ」

将軍「>>28だ なんだ怒ってるのかお前」

側近「折角のティータイムを!!」
メイド「そうだそうだ!!」

将軍「淹れるとかデキャンタとか紅茶なのかワインなのかはっきりしろ つーか流石にキモいからマジで」

奴隷制度の復活


奴隷1「くっ……きつい……」

奴隷2「重労働だ……今時重機も使わず銅像建てさせるなんて頭おかしい……」


側近「聞こえたな」

親衛隊「はっ」BLAMBLAMBLAMBLAM

奴隷1「」
奴隷2「うわぁーッ兄弟!!」

側近「現場監督たるこの私の前でプレジデンテに対する不敬!! 流石は教養のない隣国の民だ」
側近「おい! そいつを教育しなおしてやれ」

親衛隊「承知しました!」
奴隷2「!! やめろ! やめてくれーッ!!」

側近「まだプレジデンテへのリスペクトが足らん奴はいるか! いるかァ!? あァーん!?」

側近「どんどん報告しろよォ 手柄を立てた者は好きなシナ艦娘とファックさせてやる ふははは……」

奴隷3「マジか! アイツです側近様!」
奴隷4「!? ふざけんなお前仲間を売るのかッ……」

奴隷3「おっ 俺はベルファストちゃんがいい!! 頼む!!」

側近「ああ望みのままだ その調子で励めよォ!」


親衛隊「本気で奴らに当てがう気なのですか?」

側近「まさか ですよね将軍?」

将軍「エメリッヒを回収 隣国の連中に手伝わせてシナ艦娘の元となった艦船は全て揃えることに成功した」
将軍「望み通りファックさせてやろうじゃないかベルファストちゃんの35mm魚雷と 大きさ的にさせられる方だがな」

隣大「貴様ァ……貴様ァ 我が国をよくも!!」

将軍「綺麗所で慰労はバッチリ 労働力も確保 軍備も増強」
将軍「さあ>>30だ」

世界征服


さらに隣国の首相「近頃あの頭のおかしいワームホール独裁国家の勢いがヤバい……」

さ隣首「! 何奴!」

隣大「お久しぶりです……」

さ隣首「あなたは! ご無事でしたか 隣国は陥落させらたものと思っておりました……!」

隣大「ええ その通りです」シュバッ

さ隣首「」斬首

隣大「プレジデンテ 任務を完了しました」通信

将軍『流石のアサシンぶりだ 正面から金のかかる戦争と暗殺忍者とでこちらの世界の統一は頗る順調にいったな」

隣大「それでその」

将軍『分ぁかっている 帰ってシナ娘とファックしていいぞ』

隣大「テネシーちゃああああああああああああああああああああああん」DAAAAAAAAAAAAAAAAAAASH



将軍「脳味噌が股間に移動している人間が増えすぎてやしないか シナ艦娘が来てからこっち」

側近「ブラウザゲーのキャラデザなんて脳味噌溶かして精子に変換してる人間がやってるとしか思えないものばかりですからなあ 誘われるのもまた同類かと」
側近「おかわり」

メイド「はい ただ今」

将軍「お前はスカトロ趣味のもっとヤバい何かだけどな」

側近「お茶請けはどうです? 匂いに少々癖がありますが」

将軍「便器に流して来い」

親衛隊「プレジデンテ! ワームホールのこちら側の世界は統一を完了しました!!」

将軍「ご苦労 兵役志願者は雇え 不穏分子は見せしめにしろ」
将軍「女はシナ艦娘以上の上玉もいなかろう 使えそうな奴以外は全て奴隷と魚の餌だ」

親衛隊「はっ!!」

将軍「さて ここからが正念場だぞ」

親衛隊「プッ プレジデンテ! 恐れながらご報告いたしますッ!!」

将軍「どうした血相変えて」

親衛隊「橋頭保にしている中国で>>32との報告が!!」

将軍「そんなことを一々報告しなくていい! まだ従軍慰安婦が足りんのか貴様らはァ!!」

将軍「銅像まで建てて鼻息荒くしてる連中が嘘つき呼ばわりされてんのが哀れだからせめてフィクションの中でくらいマジモンの被害者にしてやっているだけだというのに何が来た? また中国のパクった何かか?」

親衛隊「>>36とのことです」

側近「なんですって!?」

ぜかまし


島風「えー どこここー? みんな居なくなってるしー」


側近「島風ちゃん! 島風ちゃんじゃないですか!!」双眼鏡

島風「えっ何あのサル顔のおっさん」

側近「最大戦速!!」
メイド「よォォそろォォォォオォ!!」
側近「ぜかましいいいいいいいいいいいぃぃぃぃいぃぃぃいいいいいいいいいい」
メイド「ぜかましいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃいいいいいいいいい」

島風「はッや!! こっち来ないでェー!!」

将軍「やかましいいいい 変態的活動に島風(艦)を使うな」

親衛隊「あの子の格好も大分変態的ですが」

将軍「他の和服の子達は割かし見れたもんだと思わんこともないこともないんだが まあブラウザゲーだしな」

親衛隊「クソみたいに小さい島国の領海に近付いた折に出撃してきた部隊の一員が彼女でした」

将軍「損害は」

親衛隊「大破多数 手練れです」

将軍「シナ艦娘の技術を接収したとはいえやはり男の兵隊に艤装つけてスケートさせるのは練度が足りんかったか」

親衛隊「華がありません 服が破れたりするともう地獄絵図です」

将軍「>>38しろ アメリカがブッ潰れ騎兵のサーヴァントたる閃光の魔術師(シャイニングウィザード)プーチンが睨みを利かせてきている今 我が心の故郷日本とも戦う時が来たということだ」

修理して、アメリカを粛清する


艤装親衛隊「おい どうすればいい? この荷物はどっちにやる!」
艤装親衛隊「手ェ貸せったってこっちは幼卒なんだぞ 細かく指示してくれ悪いが」

整備士A「そっちは弾薬だ! 積んだらどんどん持ってこい!」
整備士A「終わった奴から体を休めとけよ! 食堂にパインサラダを追加してもらったから」

艤衛隊「美味いんスかそれ」

整備士A「俺の得意料理だ 彼女にも好評」


整備班員N「ねぇねぇ 足回りとかどうなってるの? ちょっとバラしてみていいかな?」

艤衛隊「修理だろ! 頼むぜメカニックのお嬢ちゃん」

整備班員S「内燃機関とかじゃないよね大きさ的に モーターじゃないかな」

整備班員H「モーターなら改造できるね ドリフトとかする? するでしょ?」

艤衛隊「海の上だぞ……」

整備班員T「浮いてるんだからVTOLは行けると思う ステルスはどう?」

艤衛隊「なんなんだこの子たち……」


科学者「ワームホールを活用して有能な技術者をかき集めたのか……」

将軍「ここにいるのは整備士だけだがまだまだいるぞ 爆発首輪の付け心地はどうだカタワ眼鏡」

科学者「もういいさ 協力するよ大人しく……この分ならすぐに修理は終わるだろう」

将軍「お前の好きなロボットも造らせてやってんだから不満そうにするな 超能力が無くたって超科学で動かせるんだぞ」

将軍「さあ 報復の核ミサイルも撃ち尽くしたアメリカの残滓を狩り尽くすぞ!! はーっはっはっはっはっはっはっはっは」




側近「プレジデンテ 南北アメリカ大陸の消毒が完了いたしました」

将軍「中国からいきなりだからなァさぞビビったろう ククククク」
将軍「トランプはどうした?」

側近「ご指示通り輪切りにしました」

将軍「54枚にか?」

側近「はいプレジデンテ 額縁に入れて一枚ずつ金正恩に発送する準備も済んでおります」

側近「しかし……その……問題が」

将軍「今度はなんだ!」

側近「>>40です」

太平洋にムー大陸が出現したよう

将軍「それは問題なのか?」

側近「常軌を逸した事態ではあります 差し当たってご報告までに」

将軍「……ふむ 最近は中国での反プレジデンテレジスタンスも活動を強めてきたしな」
将軍「そこを新たな中継点としよう」

側近「ハワイが山になってしまったのが残念ですなぁ」

将軍「急ぎ艤衛隊を展開しシーレーンを構築 資源の調査を行え 地球の連中になんぞコンテナ一つ分もくれてやるな」

側近「はっ!」



【遷都&調査後】



側近「プレジデンテ ムー大陸から>>42が!」

将軍「!?」

側近「世界でも我が国を>>43する動きがあったようです!」

将軍「ええい小賢しい!」

巨神兵

ウイルス兵器で滅亡

将軍「問題を細分化するぞ まず巨神兵について分かっていることを報告せよ」

側近「はっ! キラウエア火山から現れた奴は現在平原部を東進」
側近「大陸のド真ん中で胡坐かいてる我々の陣地を一直線に狙っているものと思われますゥ!」

将軍「威力偵察を試みろ」

艤衛隊「もうやりました! JK整備士チームの協力で機動力向上&陸戦対応可能になった我々漢娘隊が出ましたが口から吐く光線で全員が大破轟沈! ロクに戦闘機動すら取れない有様です!!」

将軍「引き続き牽制 量産型サヘラントロプスを逐次投入し破壊光線の性能を見極めろ 無人機で行け! できるなエメリッヒ」

科学者「わ 分かった」

将軍「お前が来る時に乗ってきたボートは取ってある 今度は海でなく次元漂流刑になるからしくじったらそのつもりでな」

将軍「次だ 貧者の兵器がなんだって?」

メイド「先程キャリアと思わしき人間を特定 拘束いたしましたわ」
メイド「志願してきた敵国出身者の中に神風見せてやるよ精神の勇者がいたようです チャイニーズ ロシアン」

将軍「感染エリアは」

メイド「ワームホールを跨いだ本国ではまだ発症報告が上がっていません 十中八九地球製ですわね 現在キャリアの尋問と血清の作成を急ピッチで進めておりますわ」

将軍「諜報部隊に繋げ」

親衛隊「はっ!」接続

隣大『こちらはクレムリンですプレジデンテ 急ぎ報告いたします』

将軍「黒か」

隣大『間違いないかと いかがいたしましょう』

将軍「仕留められるか」

隣大『既にこちらの暗殺部隊による襲撃を5度独力で退けています 私自ら向かいましたが命からがら逃げてきた次第です 面目ありませんッ……』

将軍「良い 白兵戦でHIKIWAKEに持ち込めただけでも儲けものだ」

側近「どどどどういたしましょうプレジデンテ これは言うなれば独裁の危機です!!」

将軍「……>>45作戦を発動する!」

側近「!!」
メイド「!!」
隣大『!!』
親衛隊「?」

鳥かご作戦や!


【ロシア各地 軍事基地】

艤衛隊「撃て撃てェ! これがホントの機械化歩兵だ!!」

艤衛隊「歩兵の柔軟性 軍艦の火力 艦娘の機動力 俺たちが戦場の皇帝だァ!!」



将軍「スピード勝負だ! 最接近に成功し次第艤装を展開し速攻で制圧しろ 我が方は航空兵力が貧弱だ 羽の生えた機械を最優先で潰し翼をもげ」
将軍「諜報班」

隣大『各地で戦闘機と爆撃機の発進を確認!』

将軍「どれだ」

隣大『発進に成功したものの殆どは国土と基地ごと我が部隊を焼きに向かっています……』

将軍「ミサイルも通じない今ロシアがそんな弱腰だけを打ってくるわけがない」

隣大『! 数機が護衛機を伴ってムー大陸前線基地へ進路を取りました!!』

将軍「よし 巨神兵足止め部隊陽動を開始」
将軍「誘導して奴にハエを落とさせろ」


【ムー大陸】

巨神兵「■■■■■■■■■!!!!!!」破壊光線

ロシア編隊「」撃墜


ドォォォォーーーーーーーーオオーン


側近「核を積んでいたようですな」

将軍「まあ 元々ここは我々の土地ではない 気にするな」



側近「駐屯地攻撃部隊の撃墜を確認です! 体も溶けてません 録画バッチリ!」

将軍「よし 戦況はどうか」

親衛隊「奇襲が成功し我が軍が押しています! ですが向こうのホームである以上長くは!」

将軍「鳥かご作戦を二段階に移行」



将軍≪ロシアの民よ 私は侵略国家ムーのプレジデンテである≫

将軍≪先にyoutubeで流した映像は見てくれたかな 現在君たちの祖国を包む火 その勢いを克明に記録した動画だ≫

将軍≪ミサイルが虚空に吸い込まれているのはVFXではない 我々はワームホール技術を有している 我々には効かない≫

将軍≪陸戦型艤装兵の軍事演習はどうだっただろう あの打撃力が変身ヒーローよろしくどこででも展開できるというのが奇襲成功の理由だ≫

将軍≪尋問と人体実験の場面はいささかショッキングだったと思う 申し訳ない しかし経過観察記録でいかに危険な代物を我々が有しているかということも理解してもらえたはずだ≫

将軍≪諸外国の艦娘やシナ艦娘は我々にとっての脅威だが 凍える海岸を見れば見渡す限りに我が軍の軍艦が包囲しているのが分かるだろう この数を相手できるかね≫

将軍≪そして最後に出てきたのが我々の最終防衛兵器……巨神兵だ 航空攻撃も通用しないということが分かってもらえたと思う≫

将軍≪現在攻撃が小康状態となっているのは撃退に成功したからではない 我々が意図的に攻撃を中断しているのだ≫

将軍≪我が方の兵士達は潜伏している ロシアの街々に 息を殺して≫

将軍≪凍れる大地は目に見えぬ戦艦歩兵によって既に包囲されているのだ 君たちは籠の中の鳥というわけだ≫

将軍≪無条件降伏せよ 勝った者が正義だ!!≫


どうなった? 安価下


将軍「それで?」

側近「多額の賠償金 資源 諸々の物資と」
側近「艦娘が一隻」

Верный「……」

将軍「ヴェールヌイ "信頼"という意味だそうだな」

Верный「……そうだ」

将軍「皮肉な こうして差し出されたことで国の信認は失墜したのだ」

将軍「そして我が国では男性の艤装装備システムを確立している以上 艦娘が戦力として使われることは最早ない」

将軍「戦争の道具と銘打った上でわざわざ見目麗しい外観を付けているのだからご丁寧というかなんというか……科学の進歩は戦争とエロだな」

側近「けだし名言ですプレジデンテ!」

Верный「っ……それでも軍人なのか あなた達は」

将軍「もちろん違う 将軍だ」
将軍「そして勝者だ」

Верный「……свиньяッ……!」ギリィッ…

側近「あー つきましてはプレジデンテ……」

将軍「もうジャベリンがいるだろう?」

側近「おおっ では? いよいよ? 実は一向に囲っている話が出ていないことからプレジデンテに男色家疑惑が立っていたのです これでやっと胸を張ってそいつらを懲罰房に送れますっ!」

将軍「一区切りついたからな まあ将軍業で最初に手を付けるのがこんな幼い少女というのも少しあれだが戦利品だしなァ」

側近「ではプレジデンテはそのォ……俗に言う なんと言いますか あの……」

将軍「私はロリコンではない 抱く相手がたまたま幼かったというだけだ」

側近「はっ では情報が漏れた場合はそのように」

将軍「漏らすな」
将軍「では行こうか? ヴェールヌイ……」グイッ


Верный「……」



 それが 軍がプレジデンテを見た最後だった
 Верныйはその後速やかに拘束され間を置かずして解体された

 翌週 プレジデンテ軍の地球侵略は終結
 侵攻軍は早急にムー大陸を引き払い ワームホールの向こうへと消えていった
 多大な爪痕を残した彼らの置き土産である巨神兵はその後の復興を大いに妨げた

 次元を股にかけた侵略国家としてプレジデンテ軍はその後も数多の世界を蹂躙するも
 将軍が公の場に登場することはなくなり その存在はやがて虐殺と横暴のシンボルとして掲げられるアイコンとなった

 歴史書にも忽然と消えたとしか記されておらず それもまた神格化に貢献したのだとサル顔の太鼓持ちは訴え実際その通りになった
 彼のその後は誰も知らない


 おわり

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