【モバマス】ゾッとする話 (35)

初登校です
よくあるゾッとする話をモバマスのアイドル達で再現するSSです
駄文かもしれませんが読んでいただければ光栄です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1561198888

【1.カメラがとらえたもの】

モバP(以下P)「最近俺ん家がおかしいんだ。帰ったらリモコンを置いてた場所が変わってたり、閉めてたはずの引き出しが開いてたり…」

まゆ「妙ですねぇ。まるで誰かプロデューサーさんのお家に侵入しているみたいですねぇ」

P「やっぱり?まぁこれはオバケとかの類じゃあねぇよなとは思ってたんだが。警察に通報するにも証拠がないし、どうしたもんかね…」

まゆ「監視カメラを仕掛けてはどうですかぁ?しっかり録画しておけば十分な証拠になりますよ?」

P「そうだなぁ。よし、帰りにヨドバシに寄って設置してみるわ!ありがとな、まゆ」

まゆ「いえいえ、これくらいのことプロデューサーさんのためなら…」

P「なんか映ってたらすぐ伝えるよ」

─────四日後─────
P(仕掛けてから四日経ったけど今のところ異常はなかったな)

P「はぁ今日もお仕事楽しかったなー(白目)。早く帰って宿題(持ち帰り残業)しよ」ガチャ

P「!!!」

P「あ、荒らされてる…!ま、まゆに連絡しなきゃ!」

〜LINE〜

P『まゆ!大変だ!今帰ったら部屋が荒らされてた!』

まゆ『落ち着いてくださいプロデューサーさん。カメラはちゃんと設置してましたか?』

P『もちろん!今からちょっと確かめてみる!』

まゆ『はい。それではまた何かあったら報告お願いしますね?』

P『おう!』

P「泥棒か変態か知らねぇけど覚悟とけよ〜?」

P「さて、録画は…っと。お、これで再生かな?」ポチ

P「んー、まだこの時間は映ってないなぁ。昼間じゃないのか。ちょっと飛ばすか」

P「!!!出た!!!写ってる!!!」

────すっかり日が落ちた時間帯、そこには髪の長い女性が玄関の方から部屋に入り込む様子がしっかりと映されていたのだった

P「クソー、しかしなんで玄関の方からから…。ちゃんと鍵は閉めたはずなんだけどなぁ」

P「お、そうだ。まゆにまた報告しなきゃ」

〜LINE〜

まゆ『プロデューサーさん大丈夫ですか…?』

まゆ『お〜い』

P『映ってた!』

まゆ『!』

まゆ『本当ですか?』

P『うんマジ』

まゆ『映ってた人は女性でしたか?それとも男性でしたか?』

P『女だった!黒髪ロングの!』

まゆ『そうですか…』

P『ちょっと続き観てみる!』

まゆ『わかりました』

P「それにしてもなんなんだよコイツ…」

P「オラぜってぇに許せねぇ…!」

P「続きを観よう」ポチー

────部屋に侵入した女性はまず最初にタンスを開け、住人の下着を取り出した
そしてそれを鼻に当て深く深呼吸をしている様子が画面に映っていた

P「うっわヤベーなコイツ。人のパンツを嗅ぐとかマジでありえんわ」

P「それにしてもどこかで見たことある立ち姿」

P「…」

P「気のせいかな!」

────しばらくすると女性は嗅ぎ終えた下着を自分のポケットにしまい、今度は住人のベッドに寝転んだ

P「あー!ちゃんとベッドメイクしたのにー!こんなにグチャグチャにして…」

P「なんなん…」ギリギリ

P「俺がいない間に部屋をめちゃくちゃにしやがって…!マジで許せねぇ!出て来いやゴラァ!」バンッ

そう言いながらもまたビデオの続き再生する。

────すると女性はむくりと起き上がり、ゆっくりと部屋の奥にあるクローゼットの中に入り込んだ

P「ああ!クローゼットまで…!そこには俺のへそくりもあるのに!」

P「ん?」

P「なんだ?なかなか出てこないぞ…」

────録画を早送りするもその女性が出てくる気配がない。そしてしばらくするともう一人、スーツ姿のやつれた男性が部屋に入り込んできた

P「あ、俺だ…」

────部屋の散らかりようをみて、呆然としている自分が映り込んでいた。そしてカメラに近づき録画を停止した

映像はそこで終わっている

P「えっ?でも、そんな…。えっ、それじゃあ…」

ドンッドンッ!

当然後ろから戸を叩く音が聴こえる

後ろのクローゼットに振り返ると、


ゆ っ く り と 戸 が 開 い た
<マァ、ワルクナイカナ…


その夜男性の叫び声がマンションの一室から響き渡ったのだった…


杏「なんか上の部屋がうるさいなぁ…」

〜LINE〜

まゆ『プロデューサーさん?』

まゆ『さっきから返信がないみたいなんですけど何かありましたか?』

まゆ『おーい、まゆですよぉ』

まゆ『…』

まゆ『やっぱりあの女だったんですね』

まゆ『今からまゆもそちらに向かいます』


まゆ「待っていて下さいねお二人さん♡︎」

まゆ「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」


少女はスマホをカバンにしまうと銀の鍵を持って部屋から飛び出して言った



おしり
制作・著作
━━━━━
NAMC〇

1です
もう1話ありますが続きはご飯食べてYouTube観てお風呂入って茶碗洗ってからにします

1です
茶碗洗うのめんどくさいんで続き投下しまぁす

【2.訪問者は警察官】

早苗「今日もレッスンキツかったわね…」

早苗「ふぅ、やっと我が家に着いたわ…」


チーン!(エレベーターが開く音葉)


ドンッ!


早苗「きゃあ!」

早苗「ちょっとあなた!危ないじゃない!」プンスコ

フードを深く被った男「チッ…」タタタ…(走り去る音葉)

早苗「ちょっと!謝んなさいよ!コラー!」プンプン

早苗「行っちゃた…。なんなのよもうっ」プリプリ

早苗「ただいまー」ガチャ

早苗「って誰もいないけどー」

早苗「…」

早苗「自分で言っておいてなんだけど悲しくなるわね」パチッ

玄関の明かりをつけ、
鏡に自分の姿が写る

早苗「な、なんじゃこりゃー!」

なんと彼女の肩には真っ赤な液体がこびりついていた

誤爆乙

早苗「うえぇ何よこれ…。血…かしら?」クンクン

早苗「…これは血ね」ウ-ン

早苗「でもどうして…」

早苗「あっ、もしかしてさっき下でぶつかってきた…」

早苗「…怪我でもしてたのかしら」

早苗「…」

早苗「考えても仕方ないわね」

早苗「でもこれはさすがに気持ち悪いから捨てちゃおうか」ポイー

早苗「ふぁ〜疲れたからもう寝よう」ゴロン

早苗「Zzz…」グゥ

────次の日の夜────
〜早苗宅〜

早苗「あー疲れた」

早苗「今からご飯作るのめんどくさいわねぇ」

早苗「とりあえずビールでも飲んでリラックスし…


ピーンポーン(インターホンがなる音葉)


早苗「えー?こんな夜遅くに誰よ一体…」インターホンノゾキー

早苗「!」

──ドアの外──
警察官「…」


早苗「えっ、警察?」

早苗「何かしら」

早苗「…」

早苗「元警察官としては申し訳ないけど、今日はちょっと疲れたし…」

早苗「今から何か話すってなるとねぇ。長くなりそうだし…」

早苗「居留守させてもらうわ。ごめんなさいね」

警察官「…」スタスタ

ピ-ンポーン
ハーイ
✕✕ケイサツデスイマチョットオジカンヨロシイデスカー
ハーイ ガチャ

早苗「今度は隣に行ったわね」

早苗「なんだったのかしら…」

早苗「まぁいいわ!ビール飲もうビール!」

プシュー

────5日後────

早苗「今日は久しぶりのオフ!」

早苗「のんびりデレビでも観るとしますか!」

早苗「さぁて、今日はどんな番組がやってるのかしら」リモコンポチー

テレビ『昨夜未明、〇〇区にあるマンションにて女性の遺体が見つかりました』

テレビ『女性は何者かによって刃物で刺され死亡したとされており、警察は犯人の行方を捜査しているとのことです…』

早苗「あら、〇〇区って私が住んでるとこじゃない」

早苗「怖いなぁ、戸づまりすとこ」カギフタツガチャー

早苗「ってことはこの前の警察はこの事件に関係してたのかしら」

早苗「だとすると結構悪いことしちゃったわね…」

ピンポーン

早苗「誰かしら」インターホンノゾキー


───ドアの外
警察官「…」


早苗「また警察だわ。今回はさすがに出ましょう」

早苗「はーい」

警察官「あ、先輩!お久しぶりです!」

早苗「あれっ握野くんじゃない!」

握野(警察)「いやぁ元気そうでなによりです」

早苗「今日はどうしたのよ」

握野「それがですね…」

握野「先輩は女性が殺害された事件は知ってますか?」

早苗「あー〇〇区であったっていうヤツね。今ちょうどテレビで観てたところよ」

握野「そうそう、それです。その事件なんですが…」

握野「実はこのマンションで起きたんですよ」

早苗「えっ!」

握野「俺も最初通報があったって聞いて場所を知らされた時はビックリしましたよ」

早苗「そうだったの…」

握野「それで犯人についてなんですが、実は6ヶ月前にあった△△区の殺人事件と3ヶ月前にあった□□区の殺人事件で見つかったDNAと一致したらしくて」

早苗「それって確か…」

早苗「同じとこで2回も立て続けに殺人事件が起きたってやつよね?」

握野「そうです。その犯人はどうやら一度犯行に及んだ翌日に、同じ所でもう一度犯行に及ぶという変わり者のようで…」

握野「しかも翌日の2回目に犯行及ぶとき、決まって何かに変装してその場所へ訪れるんです」

握野「△△区ではマンション設備整備員、□□区では配達員に変装していたそうです」

早苗「それは怖いわね」

早苗「あ、そういえば5日前にも警察官がきたわよ。握野くんじゃなかったけど」

握野「えっ?」

野「…!」ハッ

握野「せ、先輩はその警察官が来てドアを開けたんですか!!??」ガシッ

早苗「ちょっと掴まないでよ。ビックリするじゃない!」

早苗「その時はちょっと疲れてて居留守使っちゃったのよね…」

早苗「元警察官としては最低よね」

握野「いいえ違います!そいつが犯人ですよ!」

早苗「えっ!それってどういうことよ!?」

握野「警察に通報があったのは一昨日の夜遅くなんです」

早苗「あ、そういえば遺体が発見されたのは昨日の未明とかって…」

握野「そうです。5日前はまだ俺たち警察はまだ動いてなかったんです」

早苗「ってことは5日前私のとこにきた警察官は…」

握野「2回目の犯行に及ぶために訪れた、警察官に変装した犯人ですよ!」

早苗「え…そんな…」ガタガタ

握野「先輩しっかりしてください!」

握野「そいつは先輩の所に来た後はどこに行ったか分かりますか!?」

早苗「…ぁ。と、隣の…部屋に…」ガタガタ

握野「…っ!」ダッ(隣の部屋に行く音葉)

早苗「あ、握野くん!」

ピンポーン
スミマセーンケイサツケサデス!
ダレカイマセンカー!
シーン…
ドアアケマスヨ-!
ガチャ…ギィィ
…!
カギガアイテル!?
アァ!ソンナ!
クソッ!!オソカッタカ…!!

以上です
また思いついたら書きたいと思います
ありがとうございました

>>16
誤爆今気が付きました・・・

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