若葉「皆に愛されるなら、千景も死ねないだって」友奈(高)「千景のアイドル作戦!」 (7)

それは、ある日
造反神との戦いのために神世紀に召喚されてからのある日

若葉「千景は死ぬ......そんなの」

友奈(高)「若葉ちゃん......」

園子「ぴりーん~!!!

若葉「!?」

園子(中)「千景死んちゃった理由は皆に愛されないなら、千景ちゃんをアイドルにしちゃえばいいじゃないか?」

アイドルにしちゃえばいいじゃないか?

アイドルにしちゃえばいいじゃないか?

そして時は流れ、若葉達が元の世界に戻った頃

若葉「なんか大事なことを忘れたような気がする......うん?」

-四国の人気アイドル団体 解散決定!?

若葉「」

若葉「それだ!!!!!!!」

これは、勇者たちがアイドルになるための物語であった(たまは犠牲者)


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若葉「アイドルに慣れば、これで死なず......誰が死ぬのだ?」

曖昧な記憶のせいで、私は頭の痛みを抑えるために箸に挟んだうどんを口に吸い込んだ

若葉「むしろ......もっと痛くなってきた」

-○○死んちゃった理由は皆に愛されないなら、ちーちゃんをアイドルにしちゃえばいいじゃないか?

若葉「○○はだれだ!!!!!!」

「きゃあああ!?]

若葉「誰だ!?」

「いたたたたッ......驚いたよ、若葉ちゃん」

若葉「すまんない、先からずっと悩んでいるから......ゆう」

-若葉ちゃん、私はみんなと一緒にいたいですか

-私、前に進めたい

若葉「結城......友奈」

この名前を、口出した瞬間

彼女との記憶は次々溢れ出して来た

押し花が好きて

    いつも元気だった彼女

    目の前の少女とそっくり

    ......300年後の未来の勇者

    滅んだ世界の勇者だった

「? 誰ですか」

そうだ、私たちは......未来の神樹様に召喚された
そして造反神と戦い、最後に勝利したんだ

「若葉ちゃん?」

若葉「友奈......」

若葉「助けて、くれるか?」

「? 若葉ちゃん?」

若葉「私は、友奈知っている若葉ではなかったかもしれない」

なぜなら、私は

友奈の死をこの目で観たんだ

......あの時、未来から帰ってきた私たち何もしなく

そして、私一人になった

ひなたも私を置いて死んでしまった
......何も思い出せなかった私の悪いだった

若葉「友奈! 球子をアイドルに育ってみないか?」

友奈(高)「」

友奈(高)「は、はい?」

アイドルというキーワードを、この手に握ってみせる
もう誰も、死なせない!

友奈(高)(若葉、ちゃん? 壊れて......壊れてる!!)

(千景サイト)

教室に入りから、私は異質の事態に呆れていた

高嶋さんは混乱状態のままで、土居さんの体を拘束した

そして乃木さんは、何処から手に入れたスカートを土居さんに着せようとしている

......私の後ろに静に写真を撮っている伊予島さんと上里さんをほっといて

球子「いやあああああああああああああ!!!!!離しタマエ!!!!」

友奈(高)「だだだだだだだいじょうぶ! 着いてみると案外すずしいから!!!」

球子「あんず!!! 撮らないで早くタマを助けて!!!!」

杏「いや~」

球子「あんず~!!!!!」

若葉「さァ! 着いタマエ!!!!」

球子「若葉!? 話を聞いてよ!!いいか! わたしの......ああああああああああああああああ~!!!!! 何スボン脱くんだ!!!!!」

若葉「球子!」

球子「やめて、やめてよ......タマは女の子じゃない......よ」

杏「!?」

千景「?!」

ひなた「!?」

球子「ち、ちがう、たまは......おんなのこみたいの、ふくは......うわああああああああああんんんんんんんんんんんんんんんんん~!!!!!!!!!!!!!!!」

友奈「タマちゃん......若葉ちゃん、そろそろやめ......」

若葉「よし!着いた!」

友奈「......若葉ちゃん」

人間不信になった土居さんは私の後ろに隠れていた

......案外と悪くないわ

友奈(高)「ワカバチャン、説明してくれますか?」

珍しく怒っている高嶋さんを見て、私は静に頭の中に永遠に忘れないようにセーブした
しかし、どうして急にこんなことをするのでしょうか?

乃木さんはこんなことする人間ではなかったわ

若葉「私は......」

説明しようとする乃木さんは急に顔真っ白になっていた

若葉「いい、いいえ、ただ......やりたくなって」

球子「やりたくなって私を......ううッ」

ひなた「(パシャ)若葉チャン、何を隠しているの?」

若葉「......ひなた、何もないだ」

ひなた「......わかりましたわ、取り敢えず球子さんに謝ってませんか?」

友奈(高)「いいね?」

若葉「......球子、すまん」

球子「ひッ!?」

若葉「......」

ピクピクしている土居さんを見て、流石に私も同情したわ

だから私は土居さんの頭を撫でいた

球子「」

球子「(ぎゅー)」

杏「うぽわ~!!!」

奇声を上げながら、伊予島さんは倒れた

球子「杏!?」

......これをさっておき、乃木さんの顔は良くなかったわ

一体何があったのかしら?

(若葉サイト)

ひなた「もう何を考えているのですか! 若葉ちゃん!!」

友奈(高)「そうだ、一緒にやっている私も恥ずかしいじゃないですか!!!」

ひなた「友奈ちゃん、貴女はそっち座って」

友奈(高)「はい?」

ひなた「協力した、でしょう?」

友奈(高)「......はい」

ひなた「若葉ちゃんはこんなことする人だと思われませんよ、まさか......球子さんに秘らの愛に!?」

友奈(高)「そのために、タマちゃんをアイドルにするの!?」

ひなた「アイドル?」

若葉「私は......ただ」

言いたい、なぜ私はこんなことをしようとした理由

でも......
口を開いた瞬間、私は......
ひなたと友奈(高)の死体を、見てしまったんだ

若葉「うッ!?」

......そうか、私は
ここで言いたら、未来は変わってしまう

......一人でやらなければ、いけないのか

若葉「......私は、言いたいことがある」

若葉「でも今は、言えない......」

ひなた「」

友奈(高)「若葉ちゃん」

ひなた「......なんで、私は......ッ」

ひなたは急に転んでしまった、危く友奈はひなたの下に彼女支えて頭をぶつけなかった

ひなた「」

ひなた「若葉ちゃん......みんなのためにやっているの?」

若葉「ひなた!!」

私はひなたの手を握って、何か怪我があるかを心配していた......

ひなた「神樹さまは、みんな......アイドルやるの......伝えたわ」

若葉「......これはなければ、みんな」

ひなた「しッ~」

若葉「!?」

ひなた「わかっているわ」

若葉「ひなた......」

友奈(高)「あれ? 急にどうしたの?」

ひなた「友奈ちゃん、これから貴女は若葉ちゃんの協力をお願いできるかしら?」

友奈(高)「えッ?」

ひなた「私は皆に伝えに来ますわ」

友奈(高)「えええ!?」

(千景サイト)
上里さんから、神樹様の伝えが来た

そして......私達にとってはトラウマになるほどの酷いニューズだった

ひなた「アイドルになろう! 神樹様からの神託です」

「「「はい?」」」

球子「ひっく、アイドルって、あの踊って歌って......やめて、私を見ないで」

更に私を抱きついた土居さん、普段はこんなに大人しい人でしたら
私も気に食わないことはなかったのだろう

球子「千景」

千景「何かしら?」

杏「(ドカン)」

ひなた(何この空気)

球子「タマの代わりできるか?」

千景「できませんわ」

すみません、私も流石に
人前立つのは嫌いよ

球子「ううううッ」

杏「私も、できません」

口から血を吐き出した伊予島さんはそのままたま、土居さんの願いを断った

球子「う、うう」

ひなた「では、球子さんから初めてのアイドルとして選ぶわ」

球子「千景、千景!!!」

千景「土居さん、私は何も出来ませんわ」

千景「でも土居さんなら、できると信じているわ」

球子「!?」

球子「う、わかった」

球子「そうだ、タマは杏は守るために戦っていたんだ」

球子「よし!!! アイドルなんだのタマに任せろ!!!!!!」

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