アイドルマスターミリオンライブのMILLION THE@TER GENERATION 17に登場するSTAR ELEMENTSのメンバーがぷっぷかさんに挑戦するお話です。
6thSSAの赤い世界が消える頃は最高でしたね・・・。
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光駆「えっ、星蘭さん知らないんですか~? 今学生の間で流行してる占いですよ~?」
星蘭「知らないわよ、占いなんて、バカバカしい」
水桜「あ~、星蘭さん。収録では空気読んで下さいね、シラケるんで」
光駆「私のクラスでもやってる人いたな~、水桜ちゃんは知ってた?」
水桜「わたし、お化け怖いですぅ~。でもでも、占いは興味あるし、やってみようかな~?」
星蘭「今日も二枚舌の滑りが良いようね」
水桜「当たり前でしょ、使える絵はキッチリ私がもらうんだから」
光駆「え?え? 結局どっちなの?」
司会「それでは、今回はSTAR ELEMENTSの皆さんにぷっぷかさんを呼んでもらいます」
星蘭「私の学校でも流行しています。少し怖いですが、とても面白いですよね」
水桜(チッ、コイツ私と被る位置に・・・)
光駆「あれー? 星蘭さん、昨日の打ち合わせでは知らないって言ってませんでした?」
星蘭「光駆さん、ちょっとこっちに」
光駆「え?」
星蘭(小声)「調べてきたに決まってるでしょう! なんで空気読まないの!」
光駆(小声)「えぇ!? そんなの分かんないよ~」
司会「どうされたんですか?」
水桜「二人ともちょっと相談してるみたいですね~、冒頭は私だけで撮り直しませんか?」
司会「え~、それではまず草薙さんと神崎さんにやってもらいましょう」
水桜「わたし、ちょっとだけ怖いかも~」
星蘭(小声)「ちょっと神崎さん、分かってるでしょうね」
水桜(小声)「当たり前でしょ、そっちこそ上手くやりなさいよ」
水桜「ぷっぷかさん、ぷっぷかさん、私の名前は何ですか~?」
草薙(小声)「新曲のタイトルを言う手はずでしょう!? 何勝手なことやってるの!」
水桜(小声)「それは二回目で良いでしょ。ホラ早く動かしてよ」
星蘭(小声)「くっ!」
『か』
『ん』
『ざ』
『き』
光駆「わー!ほんとに当たってる!ぷっぷかさんってすごーい!」
星蘭「本当ですね、全く力を入れていないのにコインが動きました」
水桜(クソッ、こいつら名字で切り上げやがった)
星蘭「次は私が質問して良いですか?」
水桜「いいよ、星蘭ちゃん」
星蘭「今度私たちSTAR ELEMENTSが出すシングルの名前を教えて下さい」
『えぴそーどてぃあら』
星蘭「はやっ・・・!」
光駆「わぁ!早いはやーい!ぷっぷかさんすごいよー!」
水桜(小声)「アンタに尺は渡さないから」
星蘭(小声)「あなたの方がよっぽど空気読めてないじゃない」
水桜「え~っと、じゃあ次は~」
水桜「ぷっぷかさん、ぷっぷかさん。草薙星蘭さんに好きな人はいますか~?」
星蘭「なっ!?」
司会「おーっと!? これは放送して大丈夫な内容なのでしょうか!?」
草薙「ちょっと、神崎さん!?」
水桜「わたし、恋バナ好きなんです~」
水桜「ぷっぷかさんに聞いてみよ~」グググ
草薙(小声)「ちょっと!『Yes』の方に押すのやめなさいよ!」グググ
水桜(小声)「そっちこそ、力を入れてないんじゃなかったの? 指震えてるけど」
草薙(小声)「なに、考えてるのよ、アナタ!」ググググ
水桜(小声)「くっ、力強いわねコイツ・・・」グググ
『No』
光駆「え~? 星蘭さん本当~?」
星蘭「わ、私はお客さんが大好きですから・・・」
水桜「流石星蘭さん、アイドルの鑑ですね」
星蘭「私も神崎さんに質問させてもらってもいいかしら?」
水桜「あっ、今度は光駆ちゃんもやってみる? 交代しようよ」
光駆「わーい! やるやるー!」
水桜「・・・ん?あれ」
星蘭「・・・?」
光駆「あれ?どうしたんですか?」
水桜「・・・指が離れない」
星蘭「何言ってるの? って、神崎さんまた貴方勝手に動かして」
『い』
『っ』
星蘭「ちょっと、また何か企んでるんじゃないでしょうね!」
水桜「いや、私はなにもしてな」
『し』
『ょ』
『に』
水桜「いや、星蘭さんこそ。何を」
光駆「?? 水桜ちゃん、星蘭さん、どうしたの?」
『が』
『ん』
『ば』
星蘭「いや、私は動かしてな・・・、って私も指が」
水桜「ちょっと、何なんですか! やめてください! 気色悪い!」
光駆「二人とも、大丈夫?顔色悪いよ?」
『ろ』
『う』
『ね』
星蘭「あなた、まさか何か塗って・・・あっ」
水桜「・・・外れた」
光駆「えーっと、『いっしょにがんばろうね』? 何か質問したっけ?」
司会「ぷっぷかさんがお二人の気持ちを伝えてくれたんですかね?」
水桜「そんなワケ・・・いや、そ、そうなんですよ~。星蘭さん、光駆ちゃん、これからも一緒にがんばろうね!」
星蘭「え、えぇ・・・」
光駆「も~、そうならそうと言ってよ~。焦っちゃったじゃん」
司会「いや~、皆さん仲良しですね~」
水桜「そうなんですよ~、あははは・・・」
『みぃつけた』
星蘭「ッ!?」
光駆「星蘭さん?」
星蘭「い、いえ。なんでもないわ・・・」
次の日
水桜「はぁ~しんど。草薙のお嬢様の茶番劇のせいで碌に宣伝も出来なかったじゃない」
光駆「えぇ? アレ、星蘭さんが動かしてたの?」
水桜「当たり前でしょ。白々しい演技までしちゃってさ」
ガチャ
星蘭『みんな、おはよう』
光駆「おはようございまーす」
水桜「ちょっと草薙ぃ、人には予定通りやれって言っておいて、自分は気楽なもんね」
星蘭『今日も一緒に、頑張ろうね』
水桜「はぁ? 昨日ので味を占めたワケ?」
光駆「ね、ねぇ水桜ちゃん。星蘭さん何か変じゃない?」
星蘭『ほら、早く一緒に練習しよう? ねぇ』
水桜「は、はぁ~? どうせ、草薙のお嬢様の悪ふざけでしょ」
星蘭『どうしたの? 早く練習しようよ』
星蘭『早く、早く、早く早く早くはやくはやくはやくはやくハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤクハヤク』
水桜「ひっ!? な、なにこれ!?」
光駆「星蘭さん!? しっかりして!」
星蘭『一緒に頑張ろうね一緒に頑張ろうね一緒一緒一緒頑張ろう一緒頑張ろう一緒一緒に一緒に一緒に頑張ろう一緒』
光駆「こ、これって昨日の、ぷっぷかさん!?」
水桜「何なのもう!? やめてよ、どうにかしてよ光駆ちゃん!」
星蘭『一緒に・・・』
光駆「あれ? あのポーズ・・・」
水桜「なんなの、もうやだぁ・・・ひっ・・・」
光駆「水桜ちゃん、ぷっぷかさんのあのポーズ、Episode. Tiaraの冒頭だよね」
水桜「知らないよぉ・・・助けてぇ・・・」
星蘭『一緒に・・・』
光駆「ぷっぷかさん、一緒に踊りたいんじゃないかな? ねぇ水桜ちゃん、一緒に踊ろうよ」
水桜「なんでそうなるのぉ・・・」
光駆「きっとそうだよ! ほら、水桜ちゃん、早くポーズ取って!」
水桜「何でもいいから、どうにかして・・・」
光駆「ほら行くよ。 Episode. Tiara~♪」
星蘭『~♪』
光駆「見て水桜ちゃん、ぷっぷかさんが一緒に踊ってるよ! 水桜ちゃんも、ほら!」
水桜「草薙の身体で・・・」
光駆「水桜ちゃん?」
水桜「草薙星蘭の身体で、そんな中途半端なダンス踊らないでよ!!!」
水桜「見てるだけでむしゃくしゃする!早く草薙の身体から出ていきなさい!!!」
星蘭『!!』
光駆「ぷっぷかさんも、星蘭さんも、一緒に!」
星蘭「・・・、一緒に」
星蘭「・・・ハッ! わたし・・・?」
光駆「ハァ・・・、ハァ・・・、マイクもダンスシューズも無しは疲れるね」
星蘭「私は何を・・・?」
光駆「星蘭さん!? 元に戻ったの!?」
星蘭「えぇ・・・昨日の夜、夢にぷっぷかさんが現れて、そこからずっとフワフワとした気持ちで・・・」
星蘭「意識はボンヤリあったんだけど、私が私じゃないようで・・・」
水桜「被害者面しないでよ、ムカつくんだけど」
光駆「良かったぁ~。あのまま星蘭さんが帰ってこなかったらどうしようかと思ったぁ~」
光駆「ぷっぷかさん、私たちと一緒に踊りたかったのかな?」
星蘭「私の中で、彼女が喜んでいるのを感じたわ」
水桜「バッカみたい。草薙のお嬢様はいつからポエマーになったの?」
星蘭「神崎水桜ちゃんが私を怖がっていたのも、天羽さんにしがみ付いていたのも、しっかり見ていたわよ」
水桜「なっ!?」
光駆「水桜ちゃん、お化けとか苦手なんだね~、可愛い~」
水桜「うるさいうるさい! 草薙のお嬢様がボケボケして乗っ取られるのが悪いんでしょ!」
星蘭「はいはい、今度ホラー物の企画でも提案してみようかしら」
水桜「草薙ィ!」
おわり
おわりました。HTML依頼出してきます。
SSAでMTGの世界線を越えたコラボが沢山あったので、もうこれは何やっても良いんだなと思いました。
とりあえずスタエレの続編ください。
役が違うとぷっぷかさんへの対応も変わるんだな
乙です
>>2
神崎水桜役 矢吹可奈(14) Vo/Pr
http://i.imgur.com/zTIWK0N.png
http://i.imgur.com/h2JBqtG.png
草薙星蘭役 田中琴葉(18) Vo/Pr
http://i.imgur.com/gO2b7Ve.jpg
http://i.imgur.com/Nzd5gWj.jpg
天羽光駆役 春日未来(14) Vo/Pr
http://i.imgur.com/1WWq1qt.png
http://i.imgur.com/SJjnQMU.jpg
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