コナミ「ナンバーズハンター?」 (297)
・「遊戯王デュエルカーニバル」「遊戯王タッグフォースシリーズ」の2次創作です。
・コナミ君が主人公になります。
・コナミ君の設定に解釈違いがあるかもしれません
・本投稿は初の投稿になります。つまり他のコナミ君ssとは関係ありません。でも正直タイトルはあのssから(ry
・コナミ君が喋ります。
・低クオリティ・亀更新
・はよArcーVとbrainsと初代とGXと5DsとZEXALが遊べてモブが攻略できるタッグフォース7出してくれ
・違う、そうじゃない(LOTD)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1558792865
前スレになりまーす
コナミ「デュエルカーニバル?」
【遊戯王】コナミ「デュエルカーニバル?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1542108424/)
簡単なキャラ紹介とか
・コナミ
ご存知、コナミ君
いつもの帽子にいつも赤ジャケット、バイクは持ち込み出来なかったらしい
使用デッキは『バニラシンクロ・エクシーズwith超量』
・シャイ(シャイニート・マジシャン)
シャイニート・マジシャンのカードの精霊
コナミに拾われてそのままEXデッキに、人間にもなれるよ
可愛いよね、シャイニートちゃん
・レッドレイヤー
超量戦隊の隊長
常に冷静沈着、取り乱す事なく、でも内面は熱かったりして
使用機体は『マグナライガー』
・グリーンレイヤー
超量戦隊の隊員
ちょっと抜けててレッドに叱られる事もしばしば、でも世の中のお姉様曰くその関係がいいらしい。
使用機体はエアロボロス
・ブルーレイヤー
超量戦隊の副隊長
恥ずかしやがりなチームのエンジニア、そろそろ他のメンバーから男扱いされてる事が心配らしい
使用機体はグランパルス
・スターダスト
コナミが前いた所で友達から貰ったカード
風属性じゃなくて光属性、カードの精霊が宿ってる…?
・九十九遊馬
デュエルチャンピオンを目指す中学1年生
口癖は「かっとビング!」
使用デッキは『XYZ ONE TURN KILL』
・アストラル
謎多きデュエル生命体
口癖は「勝利の方程式はすべて揃った」
最近ちゅーまがドローを覚えた。
・カイト
ナンバーズハンター
使用デッキは「フォトン・ギャラクシー」
・シャーク
過去に不正を行い不良になってしまったハートランド学園生徒
使用デッキは「シャーク・エクシーズ」
コナミ 使用デッキ EX
全11枚
エクシーズ
シャイニートマジシャン ★1
超量機獣 グランパルス ★3
超量機獣 エアロボロス ★4
超量機獣 マグナライガー ★5
No.90 銀河眼の光子卿 ★8
シンクロ
閃珖竜 スターダスト ☆8
鬼動武者 ☆7
?????????? ☆6
?????????? ☆5
古神クトグア ☆4
霧鳥クラウソラス ☆3
??????「私が前スレの大体の流れを説明してあげるわ」
ア?ケ???「シャイは運がいいだけでコナミに拾われてたくせに、クズカードの分際で自分を心配してくれている仲間達をオボットに捨てて、コナミを独り占めしようとした使えないゴミよ!」
?ル??ック「そんなどうしようもないクズなんかより、強い効果に緑髪の超キュートなランク4の魔法使い族エクシーズの私が選ばれるべきなのに!!」
今回は1週間経たずに公開出来た…!
まあ会話パートだけなんですが…!
後カーニバルにももう少しかかるんですが…!
スレが変わっても変わらぬクオリティ(悪い)
皆様にも読んで頂ければ幸いです
ーーーハートランド某所
「995…996…997…」
「…」イライラ…
「998…」
「…」ムカムカ…
「999…」
「…」ピキピキ…
「1000!よーし!腕立て1000回!次は腹筋1000回を…」
「や め ん か ー っ !」バシンッ!
「ってー…何すんだよーギラグー」
ギラグ「喧しいわ!俺様は今この人間世界の偵察行動について考えておるのだ!
そもそもアリト!貴様はだなぁ!この世界に来たのに目的と関係ない事ばかりを…」
クドクド
アリト「しっかたね~だろ~?今の俺たちにはバリアンの力もねぇんだしな~
…なんでドルベの奴、俺たちだけ先に行かせたんだか…」
ギラグ「…だが仕方あるまい
今や我らバリアンは5人しかいない、そのうち2人は何処かに行って残されたのは3人…本来ならもっと体制を整えてから来るのがBESTだった…のだが…」
アリト「…だったけど…なんだ?」
ギラグ「…あくまでこれは俺とドルベだけが感じ取った漠然とした勘みたいなものだったのだ…だから俺1人で行き、お前達2人にはバリアン世界を守って欲しかったのに貴様は…」ハァ…
アリト「ってもなー、俺元々守るなんて柄じゃねーし…だったらこっちから乗り込んでやる位の勢いで行かなきゃなー!って」
ギラグ「…馬鹿だな、お前は…」
アリト「褒めていただき大変結構!よっし!取り敢えず腹減ったからあの店いこーぜ!店ー!」
ギラグ「あっ、おい待てアリトォ!
全く…!!!身体を動かせばそれだけ腹が減るから金を使う…!だからやめておけとあれほど言ったのにー!!!」
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ーーー数日後、遊馬家
シャイ「コナミさーん…コナミさーん…」
コナミ「zzzzz…後ぉ…1タイムイーターァ…」
ブルー(…シャイさん、アルファンコールの4番、押してみて下さい)
シャイ(4番…あっ、成る程!なら試させて貰いますね!こうですかね?)ポチッ
ピトッ
『アルファンコール!スタンガン!』
ビッーーーー
コナミ「…ってぇー!?」
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コナミ「…おはようごぜぇまぁーす…」ブスブス…
ブルー(司令官にも効果あり、取り敢えず性能には問題無しの様ですね。シャイさん実験協力感謝します)
シャイ「あ、あはは…確かに凄い…威力ですね…でも放送当時よりも勢い上がってませんか…?」
レッド(うむ、我々も我々の装備を見直さないと行けないと気づかされたのでな。各装備の威力や…まあ目標としてはあの時間停止への介入が目標だが…)
コナミ「だからって俺を実験台にするなよぉ…」
ゴトッ
とめ「おはようコナミちゃん、シャイちゃん今日は2人とも早起きだねー」
コナミ「んーそうですねー…うーん味噌汁が今日も染み渡るー…」
シャイ「おはようございます、とめさん…あれ?明里さんと…後遊馬さんも居ませんけど…?」
コナミ「…そういや、遊馬居ねーな…何時もは大体俺と一緒に叩き起こされるんだけど…」
とめ「…遊馬は今日は授業参観でのー…朝から何やら準備するらしくてサッサと行ってしまったわい…ワシは今日は同窓会で行けんかったからのー…」
シャイ「そう言えばとめさん、久しぶりに六十郎さんに会うって喜んでましたっけ
六十郎さんも久しぶりに弟子に決闘庵を任せて行けるって…」
コナミ「弟子…ああ成る程な」
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決闘庵
闇川「師匠の居ない今…私がこの決闘庵を守らなくては…!よし!まずは木像磨き3週から…」
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コナミ「じゃあ明里さんも遊馬に付き合って行ったのかね?」
とめ「…それがのー…」ズゾゾ…
シャイ「…明里さんも同窓会…ですか…?」
グリーン(まさかまさかのブッキングっすね…)
コナミ「…そんで、明里さんはどーしたんだ?」
とめ「初めは遊馬の授業参観に行こうとしとったんじゃよ?じゃがのー…」
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遊馬『大丈夫だって、ねーちゃん!今更2人に来てもらう様な年でもねーし…
ねーちゃんじゃ、みんなの前で浮いちまうからな…』
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とめ「…小さい頃から寂しい思いはさせてしまったやもしれんからのう…こればっかしはーーー」
コトン
コナミ「ご馳走さまっした
ーーーちょっくら出かけてきますか。あ、シャイ、机の上のそれ、持っておいてくれー」
『授業参観のご案内』
シャイ「ーーーはいっ!了解しました!」
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ハートランド学園
1ーC
「お前ん家誰が来るの?」
「俺んとこは母親だけかな…お前は?」
「私のとこは2人ともー、毎年声がおっきいから嫌になっちゃうのよねー…」
ワイワイ…ワイワイ…
委員長「全く…授業参観位でこんなにはしゃぐとは…とどのつまり不思議でなりませんね」
鉄男「まあまあそう言うなって委員長、ウチも親父とオフクロが来るけどやっぱり楽しみだぜ!…少し恥ずかしいけど」
徳之助「ウチはおっかさんだけウラね~キャットちゃんはどうウラか?」
キャットちゃん「私の所は2人とも…だから今日は2人に遊馬君を…
いやーん!キャットニャンとも言えにゃい…!」
小鳥「…ウチはママだけですよーだ…
そうだ、遊馬の家はどう?お姉さんとおばあちゃん、2人とも来るの?」
遊馬「…今年は、2人ともこねぇよ」
小鳥「あっ…」
鉄男「遊馬…」
遊馬「…ま!構わねぇって!今日はアストラルの奴も鍵ん中で大人しくしてるし、久々に静かにーーー」
コナミ「へー、今日アストラル居ないんだなー…あ、確かに居ないわ」キョロキョロ
シャイ「ぐるぐる回りながらキョロキョロしないで下さい!明らかにヤバい人に見えますから!」
コナミ「…あ、今日は宜しくな?」
「コナミ!?「コナミさん!?」「コナミウラ!?」「「「赤い(変な)人!?」」」」
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コナミ「…という訳で今日1日遊馬の保護者として見学する事になったコナミでーす、うちの子がいつもお世話になってますー」ペコー
シャイ「確実にお世話になってるのは居候の私達なんですけど…初めまして、シャイと言います。今日は宜しくお願いします!」
鉄男「コナミさんには一回あった事あるけど…遊馬とコナミさんとシャイちゃんってどんな関係なんだ…?」
遊馬「ハ、ハハー…それはー…親戚!親戚みたいなもんだぜ!うん!」
徳之助「コナミには何回か会ってるけどシャイちゃんは初めて会うウラね…コナミとはどーいうウラの関係があるか…気になるウラ…」ジー
シャイ「…コ、コナミさんとはー…親戚みたいなー…恩人みたいなー…まあ、そんな感じですね、は、ハハ…」
委員長「むむ…しかしあの人に比べるとかなりマトモそうな…とどのつまり怪しいです!本当にあの人の知り合いですか!?脅されてませんか!?脅されてるなら僕が力に」
シャイ「あ、宜しくお願いしますね、じゃ」
スッ
委員長「え?あ、はぁ…?」
コナミ「なんかわりーな、遊馬
いきなり来ちまって」
遊馬「来るなら一言行ってから来て欲しかったぜ…てかなんて言って入ってきたんだよ…」
コナミ「え?いやホラ、九十九遊馬の兄でーすとか言ってすり抜けて来たけど…」
遊馬「いやそれは違うだろって!しかもそれお姉ちゃん向けの…あーもー!
…仕方ねぇし、話は合わせてやるから…
授業、みてくれるんだよな?」
コナミ「任せとけって!仮に先生に質問されたら遊馬に回してやるからな!」
遊馬「全く信用出来ねぇ!」
コナミ「時に遊馬、本当にアストラルの奴見えねぇんだけどさ、何処にいるんだ?」
遊馬「うーん、それなんだけどなー?
なんかアストラルの奴、ここん中に入っちまってるみたいなんだよなー」キランッ
皇の鍵「…」
コナミ「…え、その鍵の中にか!?」
遊馬「俺もこんな鍵の中にアストラルがいるなんて信じらんないんだけどさ、どうやらこん中には巨大な飛行船…?みたいなのがあるんだってよ~
俺が父ちゃんから貰った時にはなんともなかったと思うんだけど…」
コナミ「巨大な飛行船…ねぇ…こん中にかぁ…」
遊馬「アストラル曰く、『今日は1日中ここを調べてみる、君がデュエルする時に私を呼べ』だとよ
…アストラルの奴、俺の事便利な移動手段位に考えてねーか?」ピキピキ
コナミ「まあそんなもんだって、俺も前は6人位くっついてた時はあったけど今は3人でシャイは…あれ?」
シャイ「こっ、コナミさーん!ヘルプー!助けてー!助けて下さーい!」
小鳥「大丈夫よ~!シャイちゃ~ん!さぁ!お姉ちゃん達に話してみなさい!女の子らしくオシャレの方法も教えてあげるから!」
キャット「キャットに話してみニャさい!好きな男の子がいるんでしょ!?キャットには分かるわ!」
「シャイちゃんかわい~!」
「お姉ちゃんと思って貰っていいからね!」
「もし良ければウチの制服来て見ない!?シャイちゃんなら似合うと…」
遊馬「…なんだありゃ…あっコナミぃ!?」
コナミ「…ちょっとトイレ…行ってきますわ…あーなった女子生徒ってスゲーよな、うん」
そそくさ
シャイ「あっ、ちょっとコナミさーん!?
せめてブルーさんだけでも…好きな人!?
いません!いませんって!本当にいませんってばー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
男子トイレ前
レッド(…司令官、今シャイニート嬢は助けを求めていた筈だが…)
ブルー(隊長、ああなった女子を止めるのは不可能です。司令官の行動に間違えはなかったかと)
レッド(…そういう…ものなのかね…?)
ブルー(そういうものです)
コナミ「…取り敢えずトイレ行くから待って貰ってもいいかー?
…あの、シャイはまあ大丈夫だろ、うん!」
グリーン(そういうものっすか?)
コナミ「そういうもんだな、うん」
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トイレ内
コナミ「おー、中々綺麗だなー
…レッド寮の時は確か毎朝便所掃除してたなぁ…便所掃除…めざし…2段ベッド…懐かしき我がアカデミアでの寮生かーーーんっ!?」ドンッ!
「…!はっ、す、すまんべ!い、今考え事してて…ぬ、濡れてなか…?」
コナミ「ダイジョブダイジョブ、こっちこそわりーな、濡れてないか?」
「あ…こっちは大丈夫で…ですっ!大丈夫!大丈夫ですっ!そ、そんじゃーーー
さいなら!!!」
ダッ!!!!
コナミ「床も綺麗だし気にしなくていいのになー…てかなんか落としてるし…」ホイッ
コナミ「…写真か?これ?後で返しておくか…」
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1ーC
キーンコーン…カーンコーン…
委員長「起立!」
ガタッ
委員長「礼!」
おはよーございまーす!
右京「おはよう!それじゃあみんな座って!…まずは出席を取って…保護者の皆さんにもみんなを知ってもらうため自己紹介して貰います!保護者の方も本日は生徒達の成長を見守って頂ければと思います!」
パチパチパチパチパチパチ!
コナミ「…なんか久しぶりにこういう感じの授業なんて見るからなんかスッゲー新鮮だなぁ…」
シャイ「でもいいですね!こういうのは!
如何にも授業って感じがします!私は…経験した事無いので何とも言えませんけど…」
右京「九十九遊馬くん!」
遊馬「はーいっ!俺の名前は九十九遊馬!
夢はデュエルチャンピオンになる事です!取り敢えずその為にもまずはデュエルをいっぱい頑張るぜー!」
遊馬は相変わらずだなー!
デュエルチャンピオンになるのはいいけど勉強も頑張んなきゃねー?
それは言わない約束だろ小鳥ー!?
コナミ「…遊馬も何だかんだで人気者って感じだな、良かった良かった」
レッド(もしかしたら君の為に張り切って挨拶しているのかもしれんな…やはり彼も誰も見てくれる人が居なければ寂しいのだろう)
コナミ「…ま、割と無理してるってのもあったのかもなー。でも一応一安心…かな?」
シャイ(これが居候しているコナミさんの台詞じゃなきゃもうちょっと感動出来たんですけどね…)
右京「爬村類くん!」
爬村「あっ…あっ、どうも…」
コナミ「…ん?アイツさっきの…」
爬村「は、爬村です…よ、宜しくお願いします…」
パチパチパチパチ…
右京「…じゃあ次はーーー」
コナミ(まだ無くした事気づいてない感じか…?んじゃ後で返さねーと…)
「爬村さんのところ、今日も誰も来てないのかしら?」
コナミ「…?」
「困るわよねぇ、クラス総会にも未だに1度も参加して貰ってないし…」
「確かお家が母親だけだったかしら…それも確かハートランド外の…」
「忙しいのかしら…今日も来てないわね…」
コナミ「…なるほどなぁ…」チラッ
右京「…さて!全員分出席は取り終わったから…早速今日の分の授業を始めようか!」
シャイ「コナミさん、授業が始まりますよ!どんな授業なんでしょうか…楽しみです!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
右京「…とはいえ、今日の授業内容は至ってシンプル!僕も色々考えたんだけどやっぱり保護者の皆さんにも分かりやすく授業を説明するにはこれが1番良いと思ってね!」
普通の授業じゃないの?
何やるんだろ…
右京「今日は…」
右京「保護者お1人と生徒1人によるデュエルによる実践形式の授業だ!
やっぱりこれが保護者の方にも分かりやすくみんなの成長を実感出来ると思ってね!」
コナミ「…デュエル…?」
シャイ(あっ)
ざわざわ…
「私達が子供達とデュエルを…?」
「不安だな…ディスクは置いてきてしまったし…」
右京「それじゃあまずは保護者の方々に…
どなたかお子さんとデュエルを行いたい方…」
コナミ「ハーイッ!ハーイッ!ハーイッ!ハーイッ!ハーイッ!ハーイッ!ハーイ」
\ドッ/ワハハハハハハッ!
すげー勢いでてー挙げてる!
あのデッキで何故あれだけの自信があるんでしょう…
流石コナミだぜ!
爬村(あっ、あの人さっきぶつかった…)
シャイ「コッ、コナミさんっ!やっぱりやるとは思いましたけどー!やっぱり恥ずかしいですよぉ!」
右京「あー…じゃあそこの赤ジャンバーの保護者の方!壇上に上がって挨拶と自己紹介をお願いします!」
コナミ「はーいっ!…んじゃシャイ!
取り敢えず行ってくるわー!」タッタッタッタ
シャイ「…ああ、行っちゃいましたぁ…
あの時といい何故コナミさんはああもデュエルに貪欲なんですかぁ…」
コナミ「えーと…コナミって言います!
九十九遊馬の兄…的な存在で!好きな事はデュエルで夢はデュエルをする事でーす!宜しくお願いしまーす!」
遊馬「よっ!いいぞー!コナミー!」
ザワザワ…ザワザワ…
なんかすげー濃い人来たな…
夢がデュエルで好きな事もデュエル…?
…なんかウラオモテがない答えウラね…
「こりゃまた凄い人が来たねぇ…」
「あの方ご職業は何をされてるのかしら…プロデュエリストかしら…」
シャイ「」
右京「ははは…ありがとうございます
それじゃあみんなの中で彼とデュエルしたいって人は…」
遊馬「はいはーい!今日こそコナミにリベンジしてやるぜー!」バッバッバッ!
右京「遊馬君は多分いつもデュエルしてるだろから今回はお預けかなー…他にやりたい人は?」
鉄男「…じゃあ俺が!遊馬曰く強いって聞いてるから気になってたんだ!」バッ!
キャット「ちょっと待って!私もデュエルしたいわ!遊馬にも勝ったって言う位なんだからきっと強いはずだもの!」バッ!
委員長「(とどのつまりここで勝てば皆や保護者に良いところが見せられる…!それにあんなバラバラなデッキなら勝つのも簡単に違いありません!)では僕も挙げましょう!とどのつまり委員長として皆の手本になるように…」
じゃあ私もー!俺も挙げてみようかな…
面白そー!私もやるー!
爬村「…(もしかしたら…)」スッ
コナミ「…なぁ、先生!これ俺が選んでも大丈夫か!?」
右京「…そうですねこの人数なら…それじゃあコナミさん、1人選んで貰えますか?」
コナミ「オッケー!そんじゃあ…
そこの君、今手挙げてたよな?…デュエルしよーぜ?」
クルッ
爬村「…え…オ…オレ…!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「えーと名前が…確か爬村類…だっけ?デュエル宜しくな!」
爬村「あっ、よ、宜しく…お願いします…」
爬村…?誰だっけあいつ…
新しく転校してきた子だよー、でもデュエルは初めてみるかも…
爬村「…」ブルブル…
コナミ「…さて、いっちょやったりますか…!」ガチャ
右京「…それじゃあ2人とも、初めて下さい!」
コナミ「行くぜ!」ガチャン!ウイーン!
爬村「デュ、デュエルディスクセット!Dゲイザー、セット!」ガチャン!
ARビジョンリンク 完了
コナミ・爬村「「デュエル!」」
取り敢えずここまでー
爬村類君…みんな知ってるんだろうか…?
カーニバルはね、女性陣はまあまあ有名な子も居るんですけど男の知名度が…
兎角アキラ君とか帝野皇一郎君あたり好きなんですけど分かります?これ人に話したら「お前誰?」って言われたんですよね…
乙
カーニバルの方は知らないけどTFSPでエヴォル使ってたのは覚えてる
お久しぶりでございもす
2週間ぶりの投稿でございもす
デュエルラストまででございもす
…モスってなんでアニメで謎に優遇されとんのだろうか…
究極完全体は割と雑に倒されたのに…
>>45
エヴォル使ってた彼ですねー、まあそれにしてもカーニバルのD3キャラのエクストラのラギア率の高さ…
ですが今回はエヴォルではなくてあちらの方です!エヴォルは…他のキャラで出せればいいなぁ
爬村「おら…」ボソッ
コナミ「ん?」
爬村「い、いやっ!な、なんでもないですっ!お、俺のターンッ!ドロー!?」手札6
爬村「お、俺は手札からワーム・ゼクスを召喚!」
ゼクス「XXXXX」べチャリ…
ワーム・ゼクス 効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、デッキから「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に「ワーム・ヤガン」が存在する場合、このカードは戦闘では破壊されない。
キャット「…爬村君のデュエルって初めてみるけど…」
小鳥「…ちょっとグロテスクなモンスターというかー…はは…」
爬村「ワームゼクスの効果を発動!俺はデッキからワームと名のついた爬虫類族モンスターを墓地に…送る!
お、俺はワーム・ヤガンを墓地に!」
ワーム・ヤガン 効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1000/守1800
自分フィールド上のモンスターが「ワーム・ゼクス」1体のみの場合、このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
このカードがリバースした時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。
爬村「それでえーと…墓地のワーム・ヤガンの効果!場にワーム・ゼクスしか居なかったら墓地からヤガンを裏守備表示で特殊召喚できる!」
ヒュイーン…
爬村「それでえっと…カ、カードを1枚セット!そいでオ…俺はターンエンド!」
爬村 手札4 LP8000
フィールド ワーム・ゼクス
セットモンスター(ワーム・ヤガン)
伏せ 1
「なんか静かな立ち上がりだなー」
「爬村君のデュエル初めてみるわねー、どんなんだろ~?」
爬村「」ビクッ
レッド(ふむ…)
シャイ(あー…あれは緊張してますねー…)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「俺のターン!ドロー!」手札6
コナミ「俺は手札から魔法カード、予想GUYを発動!デッキからレベル4以下の通常モンスター…コイツにするか!チューン・ウォリアーを特殊召喚!」
チューン・ウォリアー「チュミーン…」
攻1600
コナミ「更に俺は手札から通常モンスター
ビックバイパーを召喚!」手札4
ビックバイパー「『GRADIUS』」ヒュイーン
超時空戦闘機ビックバイパー 通常モンスター
星4/光属性/機械族/攻1200/守 800
パワーカプセルにより、様々な能力を発揮する超高性能戦闘機。
遊馬「コナミの場にレベル4と3のモンスター…って事は!あれか!」
小鳥「あれって?」
遊馬「そりゃあ…あれだよ、あれ!」
小鳥「…?」
コナミ「俺はレベル4のビックバイパーにレベル3、チューン・ウォリアーをチューニング!」
『ロックオン!ソイヤッ!』
コナミ「シンクロ召喚!レベル7!
デストロイ・サムライ!」
デストロイ・サムライ『ミックス!
デストロイ・ザムライ!花道・オンステージ!
ジンバー・バニラ!ハハーッ!』
「シンクロ召喚!?」
「珍しいわねー…シンクロモンスターなんて…」
爬村「シ…シンクロ…」
コナミ「バトルフェイズ!俺はデストロイ・サムライでセットしてあるワーム・ヤガンに攻撃!デストロイ・サムライがバトルする時に効果は使えねーぜ!」
爬村「えっ…ちょ、ちょっと待って…!
お、俺は!バトル前に伏せてある罠カードを発動しま…する!
罠カード!W星雲隕石!」
コナミ「バトル前に罠カード!?」
W星雲隕石 通常罠
フィールド上に裏側表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に表側表示で存在する
爬虫類族・光属性モンスターを全て裏側守備表示にし、その枚数分だけ自分はデッキからカードをドローする。
その後、自分のデッキからレベル7以上の
爬虫類族・光属性モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
爬村「このカードの効果でフィールドの全部の裏側表示のモンスターを表にする!
オラ…俺はセットしてあったワーム・ヤガンを表に!」
ワーム・ヤガン「yyyyy」ニョキッ
委員長(…とどのつまりあのモンスター達の見た目は何とかならないんでしょうか…)
爬村「リバースしたヤガンの効果を発動!
このカードがリバースした時相手モンスターを1体手札に戻す!俺はこの効果で…デストロイサムライを手札に!」
コナミ「戦闘前だからデストロイサムライの効果は使えねぇ…しかもシンクロが手札に戻るって事は…」
サムライ『ウァ!』ヒューン
右京「今のワームヤガンの効果でコナミさんはシンクロモンスターのみならず素材のモンスターも失った…これは爬村君が1歩リード…かな?」
『…』
コナミ「…」
爬村「よ…よし!これで一歩リード…!
み、見たか!これがワームの力だ!」
コナミ「…なるほど、やっぱりこっちに来て思ったんだけどよー…」
『ロック…』
コナミ「こっちのデュエリスト達もやっぱり強いよなぁ…!
なら手加減する必要も余裕も…!」
『オンッ!ソイヤッ!』
コナミ「無いって事だよな!行くぜ!」
『バニラエナジーアームズ!』
爬村「なっ、なんだぁ!?
この音声は…!?」
コナミ「デストロイサムライの効果!このカードが効果でフィールドから離れた時、墓地から機械族を1体特殊召喚する!俺は墓地からコイツを復活させる!」
『ファイトパワー!ファイトパワー!
ファイファイファイファイファファファファイト!』
ビックバイパー「『再出撃完了!目標!宇宙生物!』」攻1200
コナミ「俺はビッグバイパーでワーム・ヤガンを攻撃!」
ビッグバイパー「『目撃に対して攻撃開始!増援を要求する!』」
コナミ「この攻撃宣言時に俺は手札のビックバイパー T301の効果を発動!」
ビッグバイパー T301 効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1200/守 800
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分の表側表示モンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカード以外の自分フィールドの機械族・光属性モンスターの攻撃力は1200アップする。
爬村「アワワワワッ!?」
コナミ「こいつを場に出すぜ!更にT301がいる時コイツ以外の俺の場の光属性で機械族のモンスターは攻撃力を1200ポイントアップする!」手札3
ビックバイパー 1200→2400
ビックバイパー「『全機砲発射!ターゲットクリア!』」
ヤガン「yyyyy…」ドーン!
爬村「うぅ…ワ、ワームヤガンは墓地じゃなくて除外される…(お、落ち着くべ…取り敢えずこれで攻撃は終わったからこのターンのエンドフェイズにW星雲隕石の効果で…)」LP8000→6600
コナミ「更にメインフェイズ2!俺はビックバイパーとT301の2体でオーバーレイ!」
爬村「シンクロだけじゃなくてエ、エクシーズも!?」
コナミ「2体のレベル4モンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
グリーン(おっ!自分の機体の出番っすか!?そんじゃ頼むっすよ!エアロボロス!)
コナミ「取り敢えず機体だけな!
ランク4!超量機獣!エアロボロス!」
エアロボロス「キシャアアア!!!」
守2400
超量機獣 エアロボロス
エクシーズ・効果モンスター ORU2
ランク4/風属性/機械族/攻2200/守2400
レベル4モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
このカードが「超量士グリーンレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
「おおー!あのエアロボロスは…」
「超量戦隊ですな!ああ、昔の懐かしい思い出が蘇ります!行けー!マグナライガー!レッドチョップ!レッドキーック!」
シャイ「…(にわか乙、そもそもレッドさんの攻撃はマグナスラッシュ、キック技はブレイズライジング何ですが…勉強不足ですか?もう少し調べてから…」ボソボソ…
コナミ「エアロボロスの効果!ORUを1つ取り除いて効果を発動!ワームゼクスを裏守備表示にする!
…えっと…確か技名が…?」
シャイ「エアロボロスエフェクトモード起動システムチェックGO」ボソボソ
グリーン(あ、攻撃名は特に言わなくても大丈夫っす!エアロボロスが勝手にやってくれるっすから!)
コナミ「へー…なら頼むぜ!エアロボロス!」ORU2→1
エアロボロス「グォオオオ!!!」ビュン!
ゼクス「xxxx…?」クルッ
右京「ほう…!これは中々いい戦術だね!
今のエアロボロスの効果の意味について説明出来る人、いるかな?」
徳之助「はいウラ!」
右京「お、徳之助君か!それじゃどうぞ!」
徳之助「今コナミが裏守備表示にした事で爬村クンの場に爬虫類族が居なくなったウラ!これによってW星雲隕石のエンドフェイズの効果が使えなくなったウラ!」
右京「正解!場に表側表示の爬虫類光属性モンスターが居なくなった事によりW星雲隕石の後半の効果が使えなくなったんだ!」
W星雲隕石 通常罠
フィールド上に裏側表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にする。
『このターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に表側表示で存在する爬虫類族・光属性モンスターを全て裏側守備表示にし、その枚数分だけ自分はデッキからカードをドローする。
その後、自分のデッキからレベル7以上の
爬虫類族・光属性モンスター1体を特殊召喚する事ができる。』
右京「こういった効果処理は基本的にはデュエルディスクが勝手にやってくれるが…覚えておけば損はない!みんなも気になったら調べてみてくれ!」
「「「は~い!」」」
鉄男「…にしても徳之助よくすんなり出てきたな!すげーぜ!」
徳之助「ウラのモンスターに関してはそれなりに調べたウラからね!
でも褒められると悪い気はしないウラ…///」
爬村「ううー…でもそんすりゃどうすっぺ~…どうすればええべ…」ボソッ
コナミ「俺はカードを2枚セット!これでターン終了だぜ!」手札1
コナミ LP8000 手札1
場 エアロボロス
伏せ 2
爬村(W星雲隕石は不発しちまってヤガンも躱されちまった…どうするべ…どうするべ…)
コナミ「ん?どした?俺はターンエンドだけど…」
爬村「あっ、えっと!オラ…」
爬村「!(駄目だ駄目だ!兎に角集中しねーと…!)俺のターン…!ドロー!」手札5
コナミ「…?今やっぱりオラって…」
爬村「俺は手札からワームテンタクルスを召喚する!」
テンタクルス「TTTTT」
ワーム・テンタクルス 効果モンスター
星4/光属性/爬虫類族/攻1700/守 700
1ターンに1度、自分の墓地の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
爬村「更に伏せてあるワームゼクスをリバース!」
ゼクス「XXXXX」
コナミ「レベル4が2体か…!」
爬村「そして俺は2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築して…エクシーズ召喚ー!」
爬村「来い!キングレムリン!」
キングレムリン「GRRR…」攻2300
キングレムリン エクシーズ・効果モンスター
ORU2
ランク4/闇属性/爬虫類族/攻2300/守2000
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから爬虫類族モンスター1体を手札に加える。
シャイ「相手も負けじとエクシーズ召喚!…でもまだ守備力ではエアロボロスが上です!」
爬村「キングレムリンの効果!ORUを1つ使って俺はデッキから爬虫類モンスターを1枚手札に加える!…俺はワームクイーンを手札に!」手札5
キングレムリン ORU2→1
爬村「更に魔法カードを発動!スネークレインを発動!」
右京「スネークレインか、爬村君は中々いいカードを使うね…!誰か!スネークレインの効果を知ってる人はいるかい?」
ざわざわ…
委員長「はいっ!」
右京「じゃあ等々力君に答えてもらおう、スネークレインの効果は知ってるかな?」
委員長「スネークレインは手札を1枚捨てて発動する魔法カードです!その効果としてデッキから爬虫類モンスターを4枚墓地に送ります!」
スネークレイン 通常魔法
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから爬虫類族モンスター4体を墓地へ送る。
右京「その通り!スネークレインはカードを1枚で4枚墓地に送れるカードとして有名だ!これらの効果は爬虫類にしか許されていない…非常に強力な効果だと言えるだろうね
爬虫類はカードは少ないもののこのような強力な効果があることを覚えておこう!」
へー…
遊馬「…でもよ、それってただカードを4枚墓地に送ってるだけじゃねーのか?なんか得してねーような…」
右京「…まあ、そうとも考えられるだろうね、でも…」
ーーーーーーーーーーーーー
爬村「俺はワームクイーンを捨ててデッキから爬虫類を4枚墓地に!」
ワームディノミクス
ワームミリディス
ワームジェートリクプス
ワームヤガン
爬村「ここで俺は手札から!魔法カードヴァイパーリボーンを発動!」手札2
ヴァイパー・リボーン通常魔法
自分の墓地のモンスターが爬虫類族モンスターのみの場合に、チューナー以外の自分の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
爬村「俺は墓地から…ワームクイーンを!蘇らせるー!来い!ワームクイーン!」
ゴゴゴゴゴ…
コナミ「…えっ、何この揺れ!?何!?」
ワームクイーン「…」ズズズズズ…
うわー!キャー!
小鳥「こ…これって…」
鉄男「な…なんていうか…」
コナミ「で…デッケェ!?」
ワーム・クイーン 効果モンスター
星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、リリースしたモンスターのレベル以下の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
爬村「俺はワームクイーンの効果!自分の場のワームをリリースしてデッキから!そのモンスター以下のレベルを持つワームを特殊召喚する!俺は俺の場のワームクイーンをリリース!」
ワームクイーン「…」ヒュン
コナミ「あ、消えた…」
爬村「そんでまたワームクイーンを場に呼び出す!来い!ワームクイーン!」
ワームクイーン「…」ズズズズズ…
コナミ「そんでまだ出た!?」
爬村「呼び出したワームクイーンの効果!コイツもリリースして新しいワームクイーンを呼び出す!」
ワームクイーン「…」ズズズズズ…
「さっきからおんなじ事してんな…」
「何がしたいんだ?」
爬村「…そんで持って3体目のワームクイーンの効果!コイツをリリースして…」
爬村「ワームイリダンをデッキから特殊召喚!」
ワームイリダン「IIIII」
ワーム・イリダン 効果モンスター
星5/光属性/爬虫類族/攻2000/守1800
自分フィールド上にカードがセットされる度に、このカードにワームカウンターを1つ置く。
このカードに乗っているワームカウンターを2つ取り除く事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
コナミ「クイーン以外のワームか…」
爬村「カードを2枚セットして…カードを1枚伏せるたびにワームイリダンにワームカウンターを1つ載せて…」手札0
ワームイリダン カウンター 0→1→2
爬村「続けてイリダンの効果を使って相手の場のカードを1枚破壊する!俺は…右の伏せカードを破壊する!」
イリダン「III」ビュルッ
分断の壁
コナミ「マジかよっ…!」
爬村(…あっ、あぶねぇ…攻撃反応系の罠だった…危なかったべー…)
コナミ「分断の壁がやられちまった…でもそいつらじゃ俺のエアロボロスは倒せないぜ!」
爬村「…いや、まだまだこっからだー!俺はセットした魔法カードを発動する!装備魔法、継承の証!」
コナミ「装備魔法!?」
継承の証 装備魔法(制限カード)
自分の墓地に同名モンスターカードが3枚存在する時に発動する事ができる。
そのモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。
爬村「自分の墓地に同名モンスターが3枚あるならその中の1体を特殊召喚出来る!俺の墓地にいるワームクイーンは3体!よってワームクイーンを墓地から…特殊召喚!」
ワームクイーン 攻2700
コナミ「さっきからずっとワームクイーンを出してたのはこのためか…!」
爬村「ワームクイーンの効果!再びリリースして今度はデッキからワームヴィクトリーを呼び出す!来い!ワームヴィクトリー!」
ワーム・ヴィクトリー「VVVVV!」攻0
キャーッ!?
怖ーい!!!!何よそのモンスター!!!!
委員長「う…腕6本は…流石に…」
徳之助「キョーレツウラね…」
ワーム・ヴィクトリー 効果モンスター
星7/光属性/爬虫類族/攻 0/守2500
リバース:「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター以外の、フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードの攻撃力は、自分の墓地の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスターの数×500ポイントアップする。
爬村「(よ、よし!通った…!)ワームヴィクトリーのモンスター効果!このモンスターの攻撃力は墓地のワーム1体につき500ポイントアップする!今、俺の墓地には…」
ワームゼクス
ワームディノミクス
ワームミリディス
ワームジェートリクプス
ワームヤガン
ワームクイーン
ワームクイーン
ワームクイーン
爬村「8体…!よって攻撃力は4000ポイントだ!」
ワームヴィクトリー「VVVVVVVVーー!」
攻0→4000
コナミ「攻撃力4000ッ!?おいマジかよっ…!」
すげー!攻撃力4000だー!
見た目は気持ち悪いけど攻撃力はすげーな!
爬村「(ほ、褒められとる…!な、なら!このターンでキメに行くベー!)
このターンで決めてやるべ!オラは更に伏せてある魔法カードを使うだ!魔法カード!取捨蘇生!発動だ!」
コナミ「おまえ今やっぱりオラってーーー
って今度はなんだよー!?」
爬村「魔法カード取捨蘇生!このカードでオラは墓地から3枚モンスターカードを選んで発動する!そんであんたさんが選んだ1体を特殊召喚して他のモンスターを除外するだ!」
コナミ「俺が選ぶ魔法カードか…?
でもそれじゃ好きなモンスターなんて蘇生…あっーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「墓地から帝王の汎神を発動的な?」
「んじゃこれから選んで的な?」
帝王の深怨
帝王の深怨
帝王の深怨
コナミ「…なぁ、これいっーーー」
「あ、これ?りょーかい
んじゃ早速ガイウス見せて発どーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーー
爬村「オラはーーーー
墓地のワームクイーン、ワームクイーン、ワームクイーンを選択する!さぁ!選んでくんな!」
コナミ「だよなー!!!!やっぱりそうだよなー!!!!チクショー!!!!
1番右のワームクイーンでー!!!!」
遊馬「爬村の奴3枚おんなじカード選んだぜ!?あんなのありかよ!?」
右京「勿論問題無しだ!同じカードを3枚選択する事で確実に蘇生したいカードを選べるプレイングもある!みんなも参考にしてみるといいな!」
はーい!
コナミ「せんせぇ…授業は立派なんすけど俺かなりピンチ…」
爬村「甦れー!ワームクイーン!更にワームクイーンをリリースしてオラは…デッキからワームの王様を呼び出すべ!」
ワームクイーン「…!」ズズズ…
爬村「来てくれ!オラの切り札!ワームキングー!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
コナミ「おいおいまた地面が揺れてんぞ…
もしかしてそのモンスター、クイーンよりでけーんじゃねーか…!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
ワームキング「KKKKKー!」ドシャア!
ワームキング 効果モンスター
星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
また、自分フィールド上の「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する
シャイ「…おっ…おっきいですね、これ…」
ワームキング「KKKKKー!!!」ドゴーン!
爬村「これがオラのエース!ワームキングだ!デッカいモンスターだろ!?」
コナミ「ああデカいデカいっての!このサイズのモンスターは中々見たことねーなおい…」
爬村「でもデッカいだけじゃねぇ…コイツは効果も強いんだー!オラはワームキングの効果を発動するだ!」
ワームキング「KKK!」グシャッ!
ワームイリダン「IIーーー」グチャッ!
ヒイッ!?な、何よあれー!
ママー、あれ何してるのー?見ちゃいけません!
小鳥「あ…頭を潰してるってのは中々ー…」
シャイ「中々…グロいですねぇ…前に見た「M・HEROアマゾネス」よりもなんていうか…リアルというか…」
爬村「キングはワームを1枚リリースして相手のカードを1枚破壊できる!この効果でオラはエアロボロスを破壊!」
ワームキング「KKKK!」グググ…
エアロボロス『敵生命体の攻撃を感知、機体損傷重大、活動を停止ーーーー』バキバキバキ…
「ああっ、エアロボロスがやられた!」
「頑張れエアロボロス!反撃だー!」
シャイ「そうです頑張って下さいエアロボロス!まだエアロウイングから発生する風の力から発生したエアロカッターがあればあのワームに対しても一定のダメージがあるはずです!そもそもエアロボロスがこんな簡単にやられるなんておかしいはずです!エアロボロス後頭部から発生するミストはエアロボロス全体を覆うような非常に強い酸性の霧を放射することも可能ですからエアロボロスを掴んだらワームの腕が爛れる筈で」
コナミ「サンキュエアロボロス…!
とりあえずこの状況は何とかしなくちゃな…!」
爬村(や、やったべ!これでオラの場のモンスターの総攻撃力は…)
ワームヴィクトリー 4000→2500→3000→3500
ワームキング 2700
キングレムリン 2300
爬村「(総攻撃力8500ポイント…!いけるべ!いける…べ…)」チラッ
ワー!ワー!すげー!
あの子凄いわねー、やっぱり右京先生の授業がーーー
爬村「…やっぱり、きてないべ…」ぼそっ
コナミ「ーーーんー…?」
爬村「(…仕方ない、このターンで決めるべ!)そのままバトルフェイズ!全部のモンスターでダイレクトアタック!これで決まりだー!!!!!」
ワームキング「KKKKKKKー!」ブンッ!
キングレムリン「Grooo!」シャー!
ワームヴィクトリー「VVVVVVVVVV!!!!!」ニュルルン!
コナミ「ーーーー」
委員長「合計攻撃力8500…!とどのつまりこの攻撃が通れば爬村君の勝利です!」
鉄男「これで決まっちまうのか!?」
遊馬「ーーーいや!」
コナミ「ーーーー!」ニヤッ
遊馬「コナミの奴ーーー何か考えてるって顔だぜ!」
コナミ「攻撃か…!ならーーー!
その攻撃に対して俺は罠カードを発動するぜ!攻撃反応の罠カードだ!」
爬村「ーーー!?さっきの1枚だけじゃないんべ!?」
コナミ「罠カード!波紋のバリア!ウェーブフォース!これを発動するぜ!」
シャイ「あの罠カードは…!」
波紋のバリアーウェーブフォース 通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。
コナミ「ウェーブフォース!このカードは相手の直接攻撃宣言時に発動出来る罠カード!この効果で相手フィールドの攻撃表示モンスターを…」
コナミ「全て!デッキに戻す!」
爬村「攻撃表示のモンスター全て!?
し、しまっーーー」
波紋のバリア「…」コオオオオォ…
波紋のバリア「…」バチバチッ…バチバチッ…
波紋のバリア「!」カッ!
波紋のバリア「!!!!!!!!!!」
ドバドバドバドバドバドバドバドバドバッ!
キングレムリン「Grrrrrr!!!!」ヒューン
ワームキング「KKKKKKK!?」ヒューン
ワームヴィクトリー「Vー!!!」ヒューン
コナミ「これでそっちのモンスターは…」
コナミ「全部デッキに戻させて貰った!」
爬村「お、オラのモンスター達がぁ…オラのモンスター達がぁ…」手札0
シャイ「見事にコナミさんの反撃が効きました…!しかも相手のモンスターは全滅!手札もゼロ!これでコナミさんが大分有利です!」
爬村「うう…オラは…オラは…
オラはこれで、ターンエンド…」
爬村 LP6600 手札0
場 なし
「今の反撃凄かったねー」
「この試合はあの赤い人の勝ちで決まりかしら?」
爬村「(しまったしまったしまったべ…キチンとあの時伏せカードをオラが破壊しておけばこんな事にはならんかったのに…!)」
コナミ「そんじゃ俺のターン!ドローだ!」
手札2
爬村「(で、でも相手の場にモンスターはいないからまだ…)」
コナミ「俺は手札からチューニングガムを召喚するぜ!」
チューニングガム「ニィイ…」クチャクチャクチャクチャ…
チューニング・ガム
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 400/守1200
「チューニングガム」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターでしか攻撃できない。
(2):自分フィールドのSモンスター1体のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にする。
コナミ「そして俺は手札から魔法カード、思い出のブランコを発動する!この効果で俺は墓地からビックバイパーを場に戻すぜ!」
手札0
ビックバイパー「『戦線復帰完了!応援を求む!』」攻1200
思い出のブランコ 通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
コナミ「バトルフェイズ!俺はチューニングガムとビックバイパーでダイレクトアタック!」
爬村「うっ…!で、でもそのダメージならまだ…」
コナミ「いいや!俺は更に墓地のビックバイパーt301の効果を発動!コイツは自身の効果で墓地からも特殊召喚できるのさ!」
爬村「さ、さっきのモンスターが墓地から!?って事は…」
コナミ「俺は攻撃表示で特殊召喚!そして蘇った事によりこのカードはまたビックバイパーの攻撃力を上げる!」
ビックバイパー「『増援成功!機体の出力向上!』」攻1200→2400
爬村「攻撃力2400…!わ、わぁっ!?」
LP6600→6200→3800
コナミ「更にビックバイパーt301でダイレクトアタック!」
ビックバイパーt301「『援護射撃開始!ターゲット被害大!』」
爬村「うっ、うわあああ!?」LP3800→2600
コナミ「いよっし!更にメインフェイズ2!俺はレベル4のビックバイパーとレベル1のチューニングガムの2体でシンクロ召喚!」
コナミ「シンクロ召喚!シンクロモンスター転生竜サンサーラ!」
サンサーラ「…」守2600
転生竜サンサーラ シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/ドラゴン族/攻 100/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「転生竜サンサーラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、「転生竜サンサーラ」以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
遊馬「コナミの新しいシンクロモンスターか!シンクロって色んなレベルがあるんだな!」
委員長「ええ、その通りです遊馬君!とどのつまり、シンクロモンスターはその性質上レベルの合計のみで発生する為…レベルは2から11までのシンクロモンスターしかありません!レベル12のシンクロモンスターは今のところどの公式戦でも確認されてませんからね!」
右京「おや、今僕が説明しようとした事は委員長に全て取られてしまったみたいだね?」
委員長「はっ!?す、すみませんっ!先生!とどのつまりでしゃばり過ぎました…」
ハハハハ!
右京「いやいや大丈夫だよ、委員長
にしてもあのコナミ君は良くシンクロを使うね…ハートランドではシンクロよりエクシーズが主流だけど…彼はどちらとも使うから非常に参考になる!みんなもよくこのデュエルを観察するように!」
「「「ハーイ!」」」
シャイ(…コナミさんのデュエルが参考に…参考…)ははは…
ーーーーーーーーーーーー
コナミ「俺はこれでターンエンド!」
コナミ 手札0 LP8000
場 転生竜サンサーラ
ビックバイパー t301
爬村「オ、オ、オラ…俺の…」
爬村「俺の…!」ガチガチ…
ザワザワ…ザワザワ…
「爬村の奴どーして動かないんだ?」
「早くドローしてよー!」
「てかさっきから爬村の奴変じゃねーか?俺とかオラとか…」
爬村「うう…ううう…」ガチガチ…
「どうしたのかしら…あの子動かないわね」
「あの子諦めたのかしら?」
右京「爬村君…?」
爬村(だっ、ダメだ…手が…手が動かねぇ…やっぱりオラなんか…オラなんかがやっちゃダメだったんだ…)
爬村(結局かーちゃんもこねぇ、こんなオラなんかよりもよっぽどデュエルしたい人はいただろうに…)
『早く終われよー!』
『引っ込めー!』
爬村(もうこうなったらサレンダーするしか…)スッ…
コナミ「…うーん…デュエル後に返すつもりだったけど…今返しますか!おーい!爬村ー!」
爬村「…?な、なんでーーーーー」
コナミ「ほらっ!受け取れーっ!」ヒュン!
キラーン!
爬村「えっ!?あ、あ、ちょっとぉ!?何して…うわっ!」パシッ!
コナミ「わりーな、それ!
さっき拾ったけど返すタイミングが無かったから終わった後返そうかとも思ったけど今返しとくわ!」
爬村「返すって一体何を…!」
なんだなんだ?
今あの人何を投げたのかしら?
コナミ「大切な物なんだろ?それ
サッサと返さなくて悪かったな」
爬村「あ、ありがとうございもすっ!?」
コナミ「…まあ、そんなに焦んなって…そんなに焦ると舌噛んじまうぞー?」
爬村「は、はぁ…」
コナミ「…まあ、焦んなくていいからさ、自由に気ままにやろーぜ?…ほら何だっけあの…あの…」
爬村「…?」
コナミ「あのー…おーい!遊馬ー!遊馬ー!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ザワザワ…ザワザワ…
何だ…?誰か呼んでるぞ…?
鉄男「…あれ、遊馬の事呼んでないか?」
遊馬「何だよー!コナミー!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「なぁ遊馬ー!お前がよく言ってるあの言葉!何だっけー?」
爬村「言葉…?」
遊馬「そんなの1つしかねーよ!
かっとビング、だって!」
遊馬「かっとビング!それは勇気をもって一歩踏み出すこと!
かっとビング!それはどんなピンチでも決して諦めないこと!
かっとビング!それはあらゆる困難にチャレンジすること!
俺のとーちゃんが教えてくれた俺のポリシーだ!」
キャット「遊馬のポリシーみたいなものにゃ!」
コナミ「…という言葉らしいぜ?
いやー詳しい意味までは知らんかったけどいい言葉だよな、うん」
爬村「あ、あの…一体何を…?」
コナミ「…いや、なんか息苦しい感じがしたからさ」
爬村「!…お、オラ…俺が?」
コナミ「別にデュエルに勝ちたくない…って言うか勝てなくてもいいってなら別にそれでも構わないと思うんだよな、うん
デュエル自体が楽しいって奴も見たことあるし…でも」
コナミ「さっきのお前さん見てたらなんかすげぇ気迫感じたからさー?諦めんの勿体ないな…って思って」
爬村「…」
コナミ「…後喋り方も多分バレないバレない、意外とデュエルに熱中してると分かんなくなるもんだから、多分」
爬村「…そ、そういうもん…ですかね?」
コナミ「そういうもんそういうもん」
コナミ「…まあ取り敢えず俺が言えることはなー?
『とりあえずドローしてから考える』のもありじゃね?って事!取り敢えずドローしてみてからサレンダーするのもアリだと思う!うん!」
爬村「とりあえず…ドロー…ドロー…」スッ…
…お?ん?
ドローするのか?
漸くかー?
コナミ「…なぁ遊馬、ドローすんのも…ある意味かっとビング、だよな?」
遊馬「おう!俺なんかいつもドローする時かっとビングだぜ!つまりいま爬村の奴もかっとビングする所だ!」
爬村「かっと…ビング…かっとビング…」
コナミ「…だってさ、爬村」
爬村「…」ふふっ
爬村「今、ちょっと…ちょっとだけ気持ちが落ち着いたべ…」
爬村「俺も…オラもちょっとだけなら!」
爬村「オラの…」
遊馬「オラの!?」
爬村「オラの!」
コナミ「オラのー!?」
爬村「オラの!かっとビングだべー!
オラのターン!ドロー!」手札1
遊馬「よっしゃー!」
コナミ「来た来たー!よっしゃ!デュエル再開だー!」
ワァァァァー!どっちも行けー!頑張れー!
右京(…どうやら授業参観は大成功、みたいだね!)
爬村「(…!!!)…オラはカードを1枚セット!」手札0
爬村「そんで…オラはこれでターンエンドだ!」
爬村 LP2600 手札0
伏せ 1
コナミ(…今明らかに目の色が変わったよなぁ…って事は多分強力なカードを引いたんだろうけど…)
コナミ「だったら乗り越えて攻めていくしかないよな!俺のターン!ドローだ!」手札1
超量妖精アルファン
コナミ「俺は今引いた超量妖精アルファンを召喚する!」
アルファン「アルファ!」攻0
超量妖精アルファン 効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
「超量妖精アルファン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。
シャイ「よしっ!アルファンさん来ましたっ!って事は!」
コナミ「アルファンの効果!このカードをリリースして俺はデッキから3種類の超量モンスターを選ぶぜ!俺はレッドレイヤー、グリーンレイヤー、ブルーレイヤーを選択!」
アルファン「ファンファンファーン!」ヒュイン
コナミ「そして相手はこの中から1体を選ぶ!さぁ!俺のは正真正銘の3択!3分の1の確率だ!」
爬村「(オラのLPは少ない…だからここは出来るだけ攻撃力が低いモンスターを…)
…1番左のカードを選ぶべ!」LP2600
コナミ「1番左か…んじゃコイツは…」
ブルー「…あのー…この盤面なら私じゃなくて隊長やグリーン君でも…
はぁ…仕方ないですね…」守2000
超量士ブルーレイヤー 効果モンスター
星3/水属性/サイキック族/攻1200/守2000
「超量士ブルーレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量士ブルーレイヤー」以外の「超量」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「超量」カードを3枚まで対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。
爬村「守備表示…!って事はこのターンは大事だ…べ?…?」ジー
コナミ「まあそう言うなって…俺は更に墓地に送られたレッドレイヤーの効果を発動!」
超量士レッドレイヤー 効果モンスター
星5/炎属性/戦士族/攻2000/守 800
「超量士レッドレイヤー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「超量」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
「超量士レッドレイヤー」以外の自分の墓地の「超量」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。
コナミ「この効果で俺は墓地からグリーンレイヤーを復活させる!頼むぜグリーン!」
グリーン「まあまあブルー姉さん!そう悲観せずに行くのが特っすよ!何せもうデュエルも終わりだし自分が決めて終わりっす!」
攻1600
超量士グリーンレイヤー 効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1400
「超量士グリーンレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
手札から「超量」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
手札の「超量」カード1枚を捨てて発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
ブルー「…寧ろグリーン君が来たからちょっと心配なんだけど…」
グリーン「ブルーネーサン!?」
爬村「…?…?…?????」ポカーン
「おおー!昔見ていた超量戦隊だ!懐かしいですね!」
「懐かしいなー超量戦隊!あの30年前の迫力が蘇るね!あの赤い彼は随分レトロな趣味を持ってて…素晴らしい!」
シャイ「…えっ?今30年前って言いました?え?嘘ですよね?超量戦隊30年…30年前…?30…さんじう…???????」
小鳥「コナミさんのモンスターの攻撃力が爬村君のLPを上回ったわ!」
キャット「これはコナミさんがそのまま勝つの!?」
爬村「…!はっ!今はデュエルに集中するべ!さぁ!どっからでもかかってくるべー!」
コナミ「俺は更にブルーレイヤーの効果を発動!デッキから超量カードを1枚…手札に加える!」手札1
コナミ「バトルフェイズ!俺はグリーンレイヤーとビックバイパーt301で攻撃!いっけー!」
グリーンレイヤー「よっしゃ!行くっす!」
攻1600
ビックバイパー「『目標補足!発射ー!』」
攻1200
爬村 LP2600
爬村「…いいや!こっからだべー!オラの場の伏せカードは!オラの切り札だべ!
それを今から見せてやるだー!」
爬村「罠カード発動ー!罠融合カード!
『死魂融合』発動だべー!」
コナミ「んなっ…!?融合だとぉ!?」
死魂融合 通常罠
(1):自分の墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを裏側表示で除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
委員長「罠の融合カード!?存在は知ってましたけど中々貴重なカードです!にしてもまさか爬村君が使うとは…」
爬村「…かーちゃん…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
『類!』
爬村「…?なんだー?かーちゃん…」
『…このカード、持っていきんしゃい!』
爬村「…!かーちゃん!これ…」
『あんたが前々から欲しかったカードだけん!…ハートランドに通うお祝い!あんた1人で頑張るから…かーちゃんも頑張るけんね!』
爬村「か、がーちゃん…」ズビッ…
『あーあーもー…類は泣き虫けんね、かーちゃん心配たい…大丈夫たい…1人で大丈夫ね…?』
爬村「だ、だい゛じょう゛ぶ!お゛ら!もう゛ながん゛!かーぢゃ゛んに!心配がげん゛!!!」ズビビビビビッ!
『…類はほんは強い子だけんね、だから大丈夫けんね!』
『絶対ハートランドには行くけん!だから待っててくれー!うちも必ず行くたいー!』
『…元気でなー!!!!!!!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
爬村「…おら、やるたい!このカードは融合のカード!素材を使用してオラは融合召喚するったい!」
コナミ「だけど素材は手札にも場にもないぜ!そんじゃ…どーやって融合するんだよ!」ニヤッ
爬村「死魂融合の素材はそいだけじゃなか!このカードは墓地のモンスターも融合素材にして融合出来る!」
コナミ「墓地…!って事は割と溜まってるよなぁ!」
爬村「そんとおりだ!オラは墓地に存在する
ワームゼクス!ディノミクス!ミリディス
!ジェートリクプス!ヤガン!テンタクルス!イリダン!そしてワームクイーンの8体で…」
爬村「融合するべー!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
右京「8体融合…!ここまでの素材を要求するモンスター!み、みなさん!ね、念のため下がって下さーい!」
遊馬「さ、さっきのワームキングの時より揺れてるぜ!?」
徳之助「ど、どんだけデカいモンスターウラー!?」
委員長「パパー!ママー!助けて下さーい!!!!!」
コナミ「おおっ…!?揺れる揺れる揺れる揺れる揺れるっ!なぁっ!?あれ大丈夫な奴なんだよなっ!?」
ブルー「…邪悪な気配は感じないですねー…司令官への被害は、分かりませんが」
グリーン「…まあ司令官なら大丈夫っすよ!ヘーキヘーキ!」
コナミ「いやそういう訳にはいかないだろー!?このデカさはー!?」
爬村「融合召喚!ワーム達の母なる星!
『ワーム・ゼロ』!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ピシュッ、ピシュッ、ピシュッ、
ピシューッ…遊馬「ウオッ!?」
ベチャア…ベチャアアアア…
コナミ「…じ、地面にひっついた…?」
ド…ドド…ドドド…
ドドドドド…
ドドドドドドドドドドドドド…!!!!!
ワーム・ゼロ「…」
爬村「…自分で言うのも、おかしな話だけんど…」
爬村「ちょっと…大きすぎ…けんね…ハハ…」
ワーム・ゼロ 融合・効果モンスター
星10/光属性/爬虫類族/攻 ?/守 0
「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上
このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの種類×500ポイントになる。
また、このカードは融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を選択し、裏側守備表示で特殊召喚できる。
●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して墓地へ送る。
●6種類以上:1ターンに1度、デッキからカードを1枚ドローできる。
コナミ「いやー大きすぎってレベルじゃねーだろ…太陽見えなくなってないかー…アレ…」
爬村「と、兎に角!ワームゼロは攻撃力を素材にしたワームの数1体につき500ポイントになるけんね!今回は8種類素材にしたから…」
ワーム・ゼロ 攻4000
爬村「攻撃力は4000ポイントたい!」
コナミ「4000って…攻撃中断中断!並みのモンスターじゃ勝てないっての…」
グリーン「アレはまー…無理っすね
…どうするっす?司令官?」
コナミ「どーにもこーにも…今の俺にはターンエンドするしかないし…」
コナミ LP8000 手札1
場 サンサーラ
ビックバイパー t301
ブルーレイヤー
グリーンレイヤー
爬村「よ、よしっ!取り敢えずターンは返ってきたべ…!オラのターン!ドローだ!」
手札1
ワームゼロ「…」
すげー、でけー…
写真撮っとこ、写真
爬村「早速オラはワームゼロの効果を発動!このカードが6種類以上のモンスターを素材にしてる時デッキからカードを1枚ドロー!」
手札2
スネークレイン
爬村「ナイスドロー…!ついてるだべ!オラは手札から2枚目のスネークレインを発動!手札から毒蛇の供物を捨ててデッキから4枚!再び爬虫類を墓地へ!」手札0
ワーム・プリンス
ワーム・ノーブル
ワーム・ヴィクトリー
ワーム・キング
コナミ「またワームが墓地に溜まってきたな…」
爬村「そんで持ってオラはワームゼロの効果を発動!ワームゼロが4種類以上カードを素材にした場合、墓地のワーム1体を除外してフィールド上のモンスターを墓地に送る事が出来る!」
コナミ「…!除去効果か!」
爬村「オラは墓地からワームプリンスを除外してコナミさんの場のシンクロモンスターを墓地に送るべ!」
ワームゼロ「…」ゴゴゴゴゴ…
ワームゼロ「!」ピカッ!
コナミ「その効果に対して俺は墓地からチューニングガムの効果を発動!俺の場のシンクロモンスターが受ける効果の発動を無効にする!」
チューニング・ガム
(2):自分フィールドのSモンスター1体のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にする。
サンサーラ「…!」ファサッ
爬村「んだけどまだまだぁ!ワームゼロの効果は墓地にいるワームの数まで使える!オラはワームノーブルを除外して再び効果を発動!」
コナミ「1ターンの発動制限がないのかよ!?」
ワームゼロ「!」ニュルル…
サンサーラ「…!」
ワームゼロ「!!!!!!」
遊馬「サンサーラが溶かされてるぜ…」
キャット「キャットかーなーりーショッキングにゃ…」
コナミ「くっ…!だけどサンサーラの効果!このカードが相手の効果で墓地に送られた場合墓地からモンスターを1体蘇らせる!」
爬村「だけんどどんなモンスターを蘇らせてもワームゼロの前では無力だ!」
コナミ「俺はーーーお前の墓地のワームキングを蘇生させる!」
ワームキング「KKKKK…」ズズズ…
爬村「オラの墓地からモンスターを!?」
コナミ「サンサーラの効果はお互いの墓地を選べるからな!さぁ!どうする?」
転生竜サンサーラ
(1):フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、「転生竜サンサーラ」以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
爬村「くっ…オラは墓地からヴィクトリーを除外してキングを墓地に送る!すまねぇだ!キング!」
ワームゼロ「!」ニュルル…
ワームキング「KKKKKK…」ドロォ…
爬村「更にオラは墓地に戻ったキングを除外してグリーンレイヤーを墓地に送る!」
ワームゼロ「!」ニュルルル!!!
シャイ「ああグリーンさんが触手責めに!
このシュチュは本放送でも見ませんでしたよ!?」
グリーン「グッ!…ブルー姉さん!司令官!後は頼むっす!」キラキラ…
ブルー「任せてグリーン君!」
コナミ「おう!俺はグリーンレイヤーの効果!このカードが墓地に送られた時手札から超量カードを1枚墓地に送って…1枚ドロー!!!」手札1
爬村「そんでバトルだー!オラはワームゼロでビックバイパー t301を攻撃ー!!!!」
ワームゼロ「…!!!!!」ゴゴゴゴゴ…!
ビックバイパーt301「『巨大生物攻撃反応!回避不能!回避不能!回避不能!』」
ワームゼロ「!ーーーーー!」ピシューン!
ビックバイパーt301「『戦機致命傷、戦闘をしゅうりーーーー』」ドカーン!!!
コナミ「ぐうっ…!?うおおっ!?」
LP8000→5200
ブルー「司令官!」
爬村「…はぁはぁ…はぁー…」
「スゲー攻撃だったなー!」
「でも爬村君もやるかも!爬村君も頑張れー!」
コナミ「中々…やってくれんじゃん!
今の攻撃はマジにビビったぜ!」
爬村「…やったべー!オラはこれでターンエンドだ!」
爬村 LP2600 手札0
場 ワームゼロ 攻4000
「ワー!ワー!いけー!」
「大人なんかやっちゃえー!」
「負けるなー!赤い帽子の彼ー!頑張ってくれー!」
「2人とも頑張ってー!」
右京「…皆が一体となって盛り上がって…うん!素晴らしい!爬村君も自信がついたみたいでーーー」
「あのぅ…先生…ですか?」
右京「…ん?貴女はーーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「さて…俺のターン…
にしても攻撃力4000かぁ…」
ブルー「…ピンチですね、司令官」
コナミ「ん?お、おう、ピンチだな確かに」
ブルー「…どうするおつもりで?」
コナミ「…取り敢えず…俺もドローしてから考えるしかねーなぁ!」
ブルー「…了解しました!行きましょう!司令官!」
コナミ「俺のターン…行くぜ!」
爬村「…!」グッ
コナミ「俺のターン…ドロー!!!」手札2
ジェリービーンズマン
ブルー(レベル3のモンスター…!
取り敢えずグランパルスは発進できますがそれでは…!)
コナミ「…いいや!最高のドローだ!
俺は手札から今引いたカードを捨てて魔法カードを発動する!」
鉄男「手札を1枚捨てて発動する魔法カード…!除去できる魔法カードか!?」
コナミ「俺が発動すんのはーーーー
魔法カード!チューナーズ・ハイだー!」
チューナーズ・ハイ通常魔法
(1):手札からモンスター1体を捨てて発動できる。そのモンスターと同じ種族・属性でレベルが1つ高いチューナー1体をデッキから特殊召喚する。
爬村「チューナーズ・ハイ!?」
コナミ「今捨てたカードはジェリービーンズマン!」
ジェリービーンズマン 通常モンスター
星3/地属性/植物族/攻1750/守 0
ジェリーという名の豆戦士。
自分が世界最強の戦士だと信じ込んでいるが、その実力は定かではない。
コナミ「よってこの効果で同じ種族!属性でレベルの1つ高いモンスターをデッキから呼び出す!俺はレベル4のエンジェルトランペッターを場に呼び出す!」手札0
トランペッター「♪~♪~♪~」攻1900
エンジェル・トランペッター
チューナー・通常モンスター
星4/地属性/植物族/攻1900/守1600
天使の様な美しい花。
絶えず侵入者を惑わす霧を生み出し、聖なる獣たちが住まう森の最深部へ立ち入ることを許さない。
爬村「新しいモンスター…!で、でもそいつじゃワームゼロの攻撃力には届かないべ!
それにレベルも違うからーーーレベルが違う…!?」
コナミ「そしてもう1つ!呼び出せるモンスターの特徴!
ーーーーーこのモンスターはチューナーだー!」
コナミ「俺はレベル3のブルーレイヤーと!レベル4のエンジェル・トランペッターを!」
コナミ「チューニングーーーーーーー!」
ブルーレイヤー「シンクロですか!それならば…お願いします!チューナーさん!」
トランペッター「♪~♪」フー
☆3 + ☆4 = ☆7
コナミ「シンクロ召喚!もっかい行くぜー!」
『ロック…オンッ!ソイヤッ!!!!』
コナミ「レベル7!シンクロモンスター!デストロイ・サムライ!」
鬼動武者『デストロイ・サムライ!
?花道!オンステージ!』攻2600 ?
シャイ「今日2回目のデストロイサムライキマシター!!!!!!!!!!」
コナミ「行くぜー!バトルフェイズ!
俺はデストロイサムライでワームゼロを攻撃ー!!!!!」
鬼動武者『ロック・オン!!!!』
ワーム・ゼロ「…」
爬村「で、でも!デストロイサムライよりもワームゼロの方が攻撃力は上!返り討ちだべー!!!!」
コナミ「デストロイサムライの効果!コイツがバトルを行う際相手は効果を発動出来ず…!」
鬼動武者『!!!!!!』フンッ!フンッ!
ワーム・ゼロ「…!?!?!?!?」ボッ!
コナミ「『相手モンスターの効果を無効にする』!!!!!」
爬村「んだっ!?そ、それならワームゼロの攻撃力は…!」
ワームゼロ 攻4000→0
コナミ「いっけー!デストロイサムライー!!!!!」
鬼動武者『デストロイ・チャージ!』
攻2600
ワームゼロ「!…!…!…!!!」攻0
コナミ「輪切りにしてやれー!!!!」
鬼動武者『デストロイ・スカッシュ!』
シュバババババババッ!
ワーム・ゼロ「!ーーーーーーー」
鬼動武者『ーーーーー』スタッ
鬼動武者『ーーーーー』スッ
ワーム・ゼロ「ーーーーーーー」ズサッ
ワーム・ゼロ「ーーーーーーー」
ワーム・ゼロ「ーーーーー」
ワーム・ゼロ「ーーー」
ワームゼロ「」ドカーン!
シャイ「…これ…輪切りです…」
爬村「あ…ああ…」
爬村「…負けちまった…べ…」LP2600→0
winner!『コナミ』!!!!!!
取り敢えずここまで…
まで…
長いっ!すいませんっ!
遅くなりました…読んでいただければ幸いです
色々と乱雑して分かりにくくてすいません…
…帰ってきたよ、おやっさん
みんな…ただいま!
じゃねーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前どんだけ放置したと思ってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当になんというか…返す言葉もございません…
えー…とりあえず更新を再開します…というか再開させてください。
遅れた理由は…言い訳しません。まとまりませんでした。
よって今回も駄文です。本当に待ってくださった方々には申し訳ない気持ちで一杯です。
本当に待っていてくれてありがとうございます…
そして「待ってねーよ!!!!!!!」という方も…もし読んでいただければ幸いです。
本当に罵倒でもなんでも今の自分には本当に参考になります。
名前欄に関してはおそらくこのパスワードであったと思います。違ってたら申し訳ないですが今後はこのネームでやらせていただきます。
ここまで長々と謝罪しましたが本当に話が鈍足です。でももうさっさと進めたい…申し訳ない…
それでは本日の文章、読んでいただければ、楽しんでいただけることを願って…
右京「…そこまで!勝者は…コナミさん!」
ウオオオーッッッ!!!!!
コナミ「いよっしゃあー!俺の勝ちー!」
ブルー「…戦闘終了…
お疲れ様です、司令官。」
グリーン『お疲れっすー司令官!ブルーさん!』
レッド『うむ!私も場には出れなかったが良きデュエルだった、と思うぞ!
このような安全なデュエルは本当に良きものだ!』
ワーワー…
爬村「あいてててて…」
スッ
コナミ「…ガッチャ、楽しいデュエルだったぜ」
爬村「…『がっちゃあ』…?
それってどー言う意味だべ…?」
コナミ「意味?意味…意味…えーと、あいつなんて言ってたっけ…?
ま、まあ兎に角お疲れさん!デュエルしてくれてありがとな!うん!」
爬村「こちらこそ、ありがとうだべ!ほんだらこのデュエルは楽しかったべ!
コナミさん居ながったら諦めちまってただー!ありがとうなー!」ニカッ!
コナミ「やっぱり、それが素の話し方なんだなー」
爬村「んだ!もうこれからはオラ無理矢理都会の言葉使うのもやめるだ!
みーんなデュエルしてたらわかんねぇし!
何よりこんだら喋り方してたら近くにかーちゃんが居るような気もするーーしーー」
ざわざわ…ざわざわ…
誰の母ちゃんだ?あれ?
見たことある?
右京「…爬村君、君に会いに来たお客さんだよ」
コナミ「あー!さっきのあの写真の!」
爬村「あ…な、何でここに…?
母ちゃん…!?」
爬村の母「類…!」バッ
爬村「か…母ちゃーん!」
ギューッ…
爬村の母「類…久しぶりだねぇ…!ごめんねぇ…!母ちゃんお前にいっつも寂しい思いばっかりさせて…!」
爬村「か…母ちゃん…く、苦しいよぉ…!離れて…くんなぁ…!」グズッ
徳之助「久々の親子の再開ウラか…!
ううっ…!ウラ表のない、いい再開ウラ…!」
爬村「グズッ…んでも何で…?何でかーちゃんがここに居るんだべ?今は仕事も忙しい筈なのに…」
爬村の母「んな事気にすっことじゃないんよ…!
…にしても類、あんたさっきのデュエル…」
爬村「あ…母ちゃん見てたべ…?ご、ごめんだ、オラ負けちまっただ…」
爬村の母「そげな事気にせんでいい、いい!
むしろ類は良くやった!あーんなデッガイモンスター使って、カーチャンお前ん事見直したよ!」
爬村「そ、そんなことないべよ…///
こんデュエルだってコナミさんや遊馬君がいながったらおらは諦めちまってただ。
だからおらだけの力じゃないんよ、だがら母ちゃんももう心配しなくても大丈夫!
おらも…まだまだ慣れるのに時間はかかるかもしれないけど,必死に頑張るばい!」
爬村の母「類…」ジワッ
よく言ったぞ爬村!
爬村君も立派でしたよ!
ちょっと赤帽子の人大人げないぞー!
コナミ「いや大人げなくないっての!俺これでもついこないだまで学生だったんだぞ!
つまり君たちと何ら変わりは」
爬村の母「そんであんたがコナミさんだべね?」
コナミ「あー…あの、なんていうかー…息子さんに勝ったのはですね。
あのー、不可抗力といいますか、不運な事故といいますかー…」
レッド(目が泳いでいるぞ、司令官)
爬村の母「…うちの息子の事、ありがとうございます。
貴方の言葉のおかげで類がまた一つ成長できました。
本当に感謝しています。」
コナミ「あーいや…自分なんて彼からの受け売りを話したようなもんですから…
実際はそこの遊馬君がですね!元気づけてくれたようなもんです!
ほら遊馬ー!褒められてんぞー!こっち来いよー!」
遊馬「…え!?俺かよ!?」
鉄男「いいんじゃないか、遊馬!実際お前の言葉で爬村は奮い立ったんだ!
挨拶の一つや二つ、できるよなぁ?」
委員長「おっほん!…こういう時はクラス委員である僕が挨拶してもいいのですが…
今回は遊馬君に譲るとしましょう!」
キャット(今回委員長何もやってニャイじゃない…)
遊馬「な、なんか照れるなー!ま、まぁ、それだけ俺のデュエルの腕も凄いってことかもな!」
全員(それはない(かもニャ…))
ーーーーーーーーーーーーー
爬村の母「あなたが遊馬君ね、今日はうちの類がお世話になりました。」
遊馬「あ、そ、そんなことないぜ…」カチンコチン
爬村「…もしかして遊馬君、緊張してるべ?」
コナミ「というより照れてんだろ、あいつ案外緊張するたちだからなぁ」
爬村の母「…というわけで類をこれからもよろしくお願いします。」
遊馬「…おう、爬村のかーちゃん!爬村も一緒にかっとビングした仲間だ!
かっとビングしたらもうそいつは仲間なんだぜ!爬村のかーちゃん!」
爬村の母「かっとびんぐ?…すまんねぇ、まだ都会の言葉には疎くて…」
爬村「別に都会の言葉ってわけでもねーべ。
この言葉は遊馬君が作った言葉で別に都会の言葉ってわけでもねーべよ
それよりもういいだべ!おらもうそろそろ恥ずかしくなってきただー!」
爬村の母「そげん事言わんでくれよー…
しばらく会ってないんだからもっと甘えてくれていいんよ?」
爬村「別に今じゃなくてもええべ!もーかーちゃんはこっだらだから…」
遊馬「…なんか、爬村の奴も元気になったな!
それに爬村の母ちゃんもいい人そうだったし…かあちゃん…」
コナミ「…元気出せよ。てかもっと自信持ってもいいんだぞ?」
遊馬「コナミ…」
コナミ「お前はお前自身の言葉で爬村と…爬村の母ちゃんを勇気づけたんだ。
ほら、確かかっとビングって勇気を持って一歩踏み出す事…だろ?」
遊馬「----ああ!その通りだぜ!かっとビングは俺の父ちゃんの…俺自身の「生き方」にも関わってる大事な教えだ!
その考え方でもしも爬村達が元気になったなら俺も、父ちゃんが褒められてるみたいで嬉しいぜ!」
コナミ「その調子その調子…あ、でも我慢はすんなよ?」
遊馬「我慢?」
コナミ「…遊馬の父ちゃんや母ちゃんがいなくなったって苦しみは、正直俺には今一つ分からないけど。
そういう悲しみは意外と何でもなさそうに見えてもそうでもないことも多いんだよな。悪夢に出てきたり」
遊馬「---」
コナミ「だからたまには吐き出したって構わないしな。
まあ吐き出す対象は友達とか~家族とか~仲間とか~そういう手近な人に…」
遊馬「コナミとかもか?」
コナミ「…まあ構わんけど、あ、でもアドバイス等は俺に期待すんなよ!?
ぜってーまともなアドバイス出来ねーから!俺に相談するくらいならレッドに…」
キーンコーン…カーンコーン
右京「おや…もういい時間だね。
…保護者の皆さん!本日はお集まり頂いて大変ありがとうございます!
本日の授業参観は以上です!この後は各自ご両親の方々には自由に学校を見学していただきますが…」
右京「…その前に本日授業に協力して頂いたコナミさん!
また素晴らしいデュエルを披露してくれた…爬村君に拍手を!」
パチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!
シャイ「いいデュエルでした!コナミさんにしては非常になんというかこう教育にいいデュエルでした!
普段のデュエルでもこれくらい平和だといいんですけど…」
コナミ「あっ、もうこんな時間か…爬村!」
爬村「なんべ?」
コナミ「---また、デュエルしようぜ!
今度は遊馬達も一緒にな!」
遊馬「おう!今度は俺ともデュエルしてくれよ!」
爬村「---んだ!またデュエルしてくんな!
今度会う時までに遊馬君もコナミさんも隣の幽霊さんともっと仲良くなってるといいなぁ!」
遊馬「ああ、アストラルとかー?でもあいつ、素直じゃねーしうるさいんだよなー
いちいち隣から話かけてくるしよー」
コナミ「仲良くかー、でもレッド達とかシャイとは今でも仲良くやってるつもりだけど」
レッド(我々としては現状の関係でも問題はないが…シャイニート嬢に関してはちと心配だな。
ああ見えてあの年の少女は意外ともろい。司令官もそうだが我々も一層の事…)
ブルー(…隊長では微妙なあの年頃の女子の心の機微が分かっているとは思えませんが…)
グリーン(まあ、そこは陰ながらサポートしていくしかないんすかねえ…
だからこそシャイニートさんには人との関りをもっと…ん?)
コナミ「…?」
遊馬「……………!?」
コナミ・遊馬「「お前見えてんの!?こいつらの事!?」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『次のニュースです。以前ここハートランドでは複数名が突如意識不明になり病院に搬送される状態が続いております。
この件に関してMr.ハートランド氏は…』
ハートランド「実に悲しいニュースだ…私としても心が張り裂けるようだよ!
しかしながらこのような事態に市民の皆様は決して巻き込まないとこのハートランドは皆様に誓いましょう!
このハートランドが誇る最新鋭のマシーン、オボット!このオボットは単に掃除用ロボットではなく!
常に街中を監視することによって皆様の安全をお守りすることを保証いたします!
つきましては更にオボットの配置の強化を…」
アリト「オボットだか何だか知んねーけどよー、根性入ってない奴が多いだけなんじゃねーか?」むしゃむしゃ
ギラグ「むう…しかし監視の数が増えるというのは実に面倒くさいな。
全くこれではおちおち飯も食えんというものよ。」むしゃむしゃ
アリト「まあそれでお偉いさんが満足するなら別にいいんじゃねーの?
それにデュエルはできるんだろ?なら俺としては全然問題ないっ!
うおー!今度こそ決着をつけてやるぜー!俺の天使よー!」
ギラグ「全く、貴様という奴はどうしてこうも…むっ、もうこのような時間か。
そろそろ戻るぞ。今から午後の現場だ!張り切ってやるぞ!」ズシズシ
アリト「おーう!ちょーど体を動かしたいと思ってたところだ!
思いっきり汗かいて…?」
ガコンッ
オボット「…」ガコンッ
アリト「…なんだ?お前は…さっき映ってたロボットかー?
ん?なんだ?俺になんか用か?」
オボット「…」
ホイッ、ホイッ
アリト「うおっと!…全くあっぶねーな!物投げんなよ!
…あー、行っちまった。全くなんだってんだよ…」
キラキラ…
アリト「なんか知んねーけど綺麗な石だなー
2つあるから1つはギラグに渡してやるか!
さーて、仕事、仕事!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
昼休みーーーーハートランド学園外
ーーーーーーーーーーーーー
遊馬『この後コナミはどーするんだ?』
遊馬『行くところがあんのか!じゃあ夜までは会えない感じか?』
遊馬『今日は多分ねーちゃんもばーちゃんも帰ってこないから
なんか適当に出前取って食べよーぜ!』
ーーーーーーーーーーーーー
シャイ「…居候の癖に出前まで勝手にとろうっのはどうなんですかね…」
コナミ「遊馬の飯、遊馬の飯だからセーフセーフ。それともなんだ?
ピザとか苦手な感じか?確かにちっこいから入らなそうだけど」
シャイ「心配してくれてるのはありがたいですけど…でも!
実際コナミさんは遊馬さんにお世話になりっきりです!少しは遠慮しても…」
コナミ「まーでも実際、遊馬には感謝しかないよなぁ。年下なのにしっかりしてるし
…シャイはコナミ達の世話になるのが嫌なのか?」
シャイ「嫌というより…だって迷惑じゃないですか。
今は遊馬さんや明里さん、それにお春さんにも優しくしてもらってますけど
私もわがまま行って人間の体で行動してますし…」
コナミ「ふーん…んじゃまあ他の家かなんかも探してみるか?」
シャイ「…当てはあるんですか?」
コナミ「当てはないこともない…
具体的にはなー…」
コナミ「今日聞くことのついでに占ってもらおうぜ?
あの「占い師さん」によ」
ジン「はいどうもぉ…今後もよろしくお願いします…
おや…貴方様は…!」
コナミ「よっ、久しぶり…って間柄でもないよなあ」
ジン「いえいえいえ!そんなことはございませんとも!
むしろこの前は実に迷惑をおかけしましたぁ…機会を伺って恩返しの1つでもしなくてはと考えてたのですが…」
シャイ「…あっ!この人確かこの前のナンバーズハンターの…」
ジン「む…?そちらのお嬢さんは…?あったことはないですが…
いえ、しかしながらどこかでお会いしたようなー…」
コナミ「他人の空似だろ!空似!空似!
そんなことより今日は聞きたいことがあってきたんだよ、相談してもいいか?」
ジン「勿論でございますっ!私を暗闇から救って頂いたコナミ様…!
そんなコナミ様のお役に立てるなど恐悦至極…!このジン、全力を尽くさせて頂きましょう!」
レッド(…彼の性格は元からこうだったのか…)
グリーン(悪いことしていなきゃ…これもありなんじゃないすかね?)
ジン「それで相談とはどのような内容でしょうかぁ?」
コナミ「んー…確かお前ってナンバーズを持ってるやつを倒していったんだよな?
それでナンバーズを手に入れて行った感じか」
ジン「ええ、あの時は私もかなり錯乱していました…」
コナミ「なぁ、その時ナンバーズを奪った相手に対してはどうしてたんだ?」
ジン「えー…はっきりと覚えているわけではありませんが確かそのまま放置していたと思いますねぇ
おそらくはそのままオボットが回収して病院に送ったかと」
コナミ「それがどこの病院に送られたかは分かるか?」
ジン「申し訳ないのですがそこまでは…あ、でも占いか何かで探すことは出来るかもしれないです!」
コナミ「マジで!?ならお願いするわ~
いくら?」
ジン「命の恩人にお金など要求するわけには参りません!
勿論ただでやらせてもらいますよ!さぁどれにいたしますかっ!
水晶トランプ手相ルーンタロット!他にもありますよっ!」
コナミ「タロットはもう見飽きてるから無難に水晶占いで占ってくれねえか?
場所が知りたいわけだし」
ジン「かしこまりましたぁ!では早速…」
シャイ「いや、おかしいですよね!?」
コナミ・ジン「「?」」
シャイ「そもそも占いって何ですか!?そんなんでどうにかなるもんなんですか!?
てか一応この人コナミさんの魂奪おうとしてましたよね!?」
コナミ「シャイ~占いって案外当たるもんなんだぞ?
あ、特にこの娘がどこの病院に行ったか分かるか?」
ジン「私、こう見えましても占いの技術には自信があるのですよ…
ああ、出ました…この娘ならここの病院ですね…
他の方々が行った病院とは違い少々遠いですが大丈夫ですか?」
コナミ「お、サンキュー。助かったわ~!
また何かあったら相談してもいいか?」
ジン「勿論でございます!今後とも御贔屓に…
他には何かありますでしょうか?」
コナミ「あー後、今住処探してて…」
シャイ「…」
ブルー(…あきらめましょう、シャイニートさん。
司令官はよくわからない所もありますから…)
コナミ「…よし!これで一応の情報は分かった!
マジでありがとなー!ほんと助かったぜ!」
ジン「それは何よりで御座います…!それではコナミ様、お早くいかないとお会いできないかもしれませんので…」
コナミ「おう!じゃーな!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「…よし!これで目的地は分かったし、後は行くだけ…
ん?どうした?シャイ?」
シャイ「…時折コナミさんが分からなくなります…
あの人は元はナンバーズハンターで…しかも自分の意志じゃないとはいえナンバーズを人から奪ってたのに…
なんでコナミさんは許してるんですか…?」
コナミ「…許してるとか許してないとかはまあ、俺の管轄でもないしなぁ。」
シャイ「?」
コナミ「別に俺は魂を彼に奪われたわけでもないんだし、
そりゃ奪われた人たちが目覚めたらあの人がどうなるかは分かんないけどよ」
コナミ「でもまあ、今俺が彼を責めても何の解決にもならないし
もしかしたらそれが原因でもっと彼が暴走する可能性もあるし」
コナミ「そりゃ安全性を考えるならこの町の警察官かなんかに逮捕してもらえばいいかもしれないけど
もし俺がそれをしたら今この情報は手に入ってないわけだし」
シャイ「それは…そうかも知れませんけど」
コナミ「…それに人間、追い詰めると何すっか分かんないしなぁ…
こういうのはレッド達なら少しは分かるんじゃねーか?」
レッド(君の考えは手放しで褒められたものではないが…
考え方として分からないわけではない。ゆえに我々が関与するわけではないよ。
だが勿論シャイニート嬢の発言も正しいし、それは君を心配しているからというのは…司令官なら理解しているか?)
コナミ「ん…まあ、そうだよな。
そしたら悪いことしないようにたまに見張りに行かなきゃいけねーな?」わしゃわしゃ
シャイ「…コナミさんの言ってることが分かるようで分かりません。」
グリーン(わからなくても大丈夫っす、自分も隊長の言ってることわかんないときあるっすから!)
ブルー(グリーン君…今はなしていることはそういうことではないのよ…)
コナミ「そのうち分かる…かもしれないしな?
そんじゃまあ、いこーぜ!あんまり遅くなったら遊馬にも叱られちまうからな!」
シャイ「あ、ちょっと…!
長距離行くならせめて人間隊じゃなくてカードに戻してください!コナミさーん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハートランド郊外 病院
コナミ「はい、とうちゃーく」
シャイ「ここは…病院ですか?」
コナミ「そう、確か中央の大病院じゃなくてこっちの方に来てるってジンは行ってたし…
…あー、ビンゴっぽいな。」
黒服「…」
黒服「…」
レッド(普通病院にはこんなに警備はいないな)
シャイ「そもそもコナミさんは誰を探してるんですか?
さっき話してた内容的におそらくナンバーズハンターの犠牲者だとは思うんですけど…」
「あなた達も「蝶野さなぎ」を追っかけてきたファンですかぁ?」
シャイ(…マスクにサングラス…声からして女性なんですけどかなり怪しいですね…)
「…おやぁ?貴方…前にさなぎちゃんのイベントに出てましたねぇ?
もしかして熱烈なファンさんですかぁ?それともストーカーさん?」
コナミ「いやまあ、最近さなぎちゃんがTVに出てないから心配でな
だから自分の姪と一緒にきたんだよ。姪も大ファンだしー」
シャイ(あ、私の役割は姪ですか…)
「ふぅーん…まあ、どんな事情があるかは構いませんけどー
それであれ、どうするんですか?あの黒服さん達、通してくれるとはおもえませんけど?」
コナミ「…赤マーカー持ってる?」ジーッ
「…一応本物の血糊なら持ってますよぉ?」ジーッ
シャイ「…あ、あの」
コナミ「すいませーん!すいませーん!病院さーん!空いてますかー!」
黒服「誰だ!?」
コナミ「うちの姪が今そこで自動車にはねられて…!血もだばだば出て重症なんです!
そこを通してください…!」
シャイ「ううー、いたいですー、たすけてくださいー」
黒服「お、おい…どうする…?」
「お願いしまずっ…この娘がいなくなっだらっ…うぅ…
お願いじま゛すっ!!!!この娘を!!!!助げで!!!!」
黒服「わ、分かりました!兎に角病院の中へ!話は病院内でお願いします!」
コナミ「はい…!本当に申し訳ありません…!
ほら行くぞ、歩けるか?」
シャイ「ううー、いたいー、いたいよー」
「(棒読みすぎですー、いくら何でもひどすぎません?)」ボソッ
シャイ「(仕方ないじゃないですか…!)」
ーーーーーーーー---
先生「…とりあえずお連れの方はここで待機していてください。
けがの具合によっては緊急手術もあり得ますのでそのつもりで」
シャイ「いたいー、いたいー…えっ、手術って」ガコンッ
コナミ「…何号室だと思う?」
「多分上の方じゃないでしょうかー?でもいいんですかー?
あのままだと姪さん大変なことになりますよー?」
コナミ「だいじょぶだいじょぶ、姪じゃないし
それにまあ、何とかするし」
「ならいいですけど、まあとにかく行きましょうか
中は小さいですし、人もそんなにいないのでさっさと行けると思いますよ。」
コナミ「おう…にしてもさっきの演技凄かったな。
お芝居でもやってんのか?」
「…お連れの人が大根すぎるだけではぁ?」
ーーーーーーーーーーーー
病院 蝶野さなぎの部屋
コナミ「…ホントに人いないもんだな」
「何台かのオボットがいればこのくらいの病院なら事足りますからねー
「お掃除ロボット」じゃなくて「お手伝いロボット」って感じです。
…まあ、そんなオボットはオボットには守れない人間様を守ってるんですけどねー」
コナミ「見張り番のオボットもちょっと刺激を与えたら止まったしな。
…これ再起動するんだよな?」
ブルー(そのレベルのアルファンコールの刺激なら大丈夫かと…
…あの、本当に悪用しないで下さいね?悪用すると真面目に没収する羽目になるので…)
コナミ「わかったわかった…取り合えずさっさとお見舞いだけ済まそうぜ?
あんまり時間もないしな」
「…命令しないでくださーい、それくらいわかってまーす。」
ガラッ
コナミ「こんちわー…さなぎさん起きてますかー…
起きてたらホント申し訳ないんだけど危害を加えるつもりは一切ない…」ちらっ
さなぎ「」
ピッ…ピッ…ピッ…
コナミ「…まあ、だよなぁ…」
「…」
とりあえずここまでー
中途半端な感じにはなってしまいましたが続きは明日か明後日には上げますので…
とりあえず次回の更新でデュエルまでは繋げる予定です。
読みにくい駄文とか…進まない展開とか…ほんと申し訳ないです。
一応次のデュエルあたりからかなり展開が進んでいくので読んでいただければ幸いです。
コメントどんなものでも構わないのでビシバシ下さい。
投 稿 再 開
明後日(白目)
これは明後日なんだ誰が何と言おうが明後日なんだ…
相変わらずのクオリティをお楽しみくだされば幸いです…
今回はデュエル終わりまで、どぞ
さなぎ「…」
「…結構深刻な病気っていう噂は聞いてたんですけどね。
まさか寝たきりになって点滴打たれてるとは思いませんでしたよ。」
レッド(この症状…あの時の司令官と同じ状況だな。
司令官が話していた推測通りやはりあのナンバーズハンターにやられていたのか)
コナミ「まあ、今日来たのはこの症状ならどうにか出来るかも…っていうのにかけてみただけなんだけどな。それじゃ呼んでみるか。
てか呼べるよな…?頼むぜ…」
リアルソリットビジョン、リンク完了
「?デュエルディスクなんて構えてどうしたんですかぁ?
まさかここでデュエルなんてしませんよねぇ?」
「シャイニート・マジシャン」
コナミ「…召喚!」
医者「ウーム…脈等に異常はないんですが…」くるっ
シャイ「いたーい、いたーい
(そりゃ仮病ですからね…てか早く助けてくださいよコナミさん…早くしないと恨みまーーーー)」ひゅいん
医者「念のためとりあえず傷口を拝見します。
その後もし必要があれば手術の方をーーー」
医者「…へ?」
ーーーーーーーーーー
シャイ「---うわっぷ!?」
「!?」
コナミ「お、やっぱり呼べた呼べた。
どうだ、先生なんて言ってた?」
シャイ「…危うく手術されるところでしたよっ!
でもまあ…回収してくれてありがとうございます」
「あのぉ…今どこから出てきたんですかぁ…?今無から出てきたような…」
コナミ「まあ、それは後々。
それよりシャイ、さなぎちゃんなんだけど多分俺と同じ状態なんだ。…何とかできそうか?」
シャイ「コナミさんと同じ状態なら多分何とか出来るとは思います。
ちょっと待ってくださいね?確かこの前コナミさんに飲ませた物があるから…うん、ちょっと補充すれば大丈夫そうです!」
コナミ「オッケー、じゃあえーっと…
悪いけどちょっとレッド達には外、見張ってもらってもいいか?」
グリーン(了解っす!外で先生が来たら呼ぶっすね!)
「(…後、さっきから誰と話してるんですか?)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ「…よし!とりあえずこれだけ補充すれば大丈夫なはずです!後はこれをさなぎさんに飲ませて…」ごぼごぼ…
「凄い色してるけどあれ飲ませてもホントに大丈夫な物なんですかね。
まさかと思いますけどあれ毒薬の類じゃないんですか?」
コナミ「俺もあれ飲んであの状態から復活したっぽいし
まあ、そこら辺はシャイ任せだな。」
「…ってことは貴方もあの状態から元気になったんですかぁ…
それで自分も復活したから~じゃあ、さなぎさんも元気にさせてさせたい…と」
コナミ「そういう事。とりあえず俺たちは逃げる準備でもしとこーぜ?一応…というか今俺達不法侵入してる状態だからな。
…俺はともかくあんたは身元が割れると危ないんだろ?そんなマスクまでしてるんだし。」
「別にまいは…私はバレても構いません、余計な気遣いしていただかなくて結構ですから。」
コナミ「ん、そう?悪い悪い
あ、そうだ。なんかさなぎちゃんに伝えたいメッセージとかある?一応紙とペンは持ってきたけどーーーーー」
シャイ「---お2人ともー!飲ませられましたよー!」
ーーーーーーーーーー
さなぎ「…」ごっくん
シャイ「…とりあえずさなぎさんには飲ませました。
後は彼女の自然回復を待つばかりと言うか…うぷっ…やっぱ苦いぃ…」
コナミ「よーし、ありがとなシャイ!
それでどれくらいで良くなるんだ?」
シャイ「この間コナミさんに飲ませたときは一晩くらいでしたけどあの時はあのナンバーズに私が操られてて何か細工してたみたいですから…
今回はもっと早く目を覚ます…はずです」
コナミ「ああ、あの時の…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
76「kisisisisisi…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ「…あー、兎も角!今はこのまま寝かせておいた方が賢明だと思います!
だからもう帰った方がいいですよ…私も疲れましたし…
後、今忘れてるかも知れませんけど私たち今無断で…」
ビー!ビー!ビー!
シャイ「…侵入してますし…」
ーーーーーーーーー
ブルー(司令官!もうそろそろ限界です!
今にも下から黒服の人たちが上がってくるような状態ですよーっ!)
コナミ「あー…もう時間切れか…よし!」ギュッ!
「…何ですかぁ?その紙?」
コナミ「いやー、ほら。いきなり目覚ましても困惑するかもしれないし…
取り合えず事情だけでも知ってもらおうと一応メモを用意しておいたんだけど
置いておくと黒服のお兄さんが持ってっちゃうかもしれないから手に握って貰えばと…」
「目覚めていきなり手に知らない紙が握られてたら正直気持ち悪いですけどねー
ちょっと貸してくださーい。」
コナミ「え、お、おう」ほぃっ
「えー、こーしてこーして…」むすっ
さなぎ「…」
「…はいこうしてればバレないと思いますよぉ?」
コナミ「…え?今、どこに着けたんだ…?」
「そんなことよりもう時間内と思いませーん?
警備の人来ちゃいますよー?」
>>186すいません
時間内→時間ない でお願いします
グリーン(しれいかーん!早くこっちに来て下さいっすー!
ホントにつかまるっすよー!!!!!!)
コナミ「あー今行く、今行く!
ほらっ!あんたも行くぞっ!」
「…別に捕まってもいいんですけど」ボソッ
コナミ「…?」
「…はぁーい、分かりましたよー」
タッタッタ…
さなぎ「…ん…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガタンッ!
黒服A「大丈夫ですか!さなぎ様っ!」
さなぎ「…」
黒服B「…ターゲット、目立った外傷なし。
部屋も荒らされてはいないようですねぇ。」
医者「失礼!通していただいてもよろしいですか!
もう一度血圧等のデータに異常がないかを確認させて頂きたい!」
黒服A「…分かりました。先生、チェックを」
医者「うむぅ…確かに目立った外傷は無し。
呼吸も正常…心電図にも異常は無し…」
黒服B「…やられちまったなぁ。まさかあの三人組が演技だとは…」
黒服A「くそっ…!こんなことが公になったら俺たちの首が飛ぶぞ…!
あああもう…!余計な事しやがって!」
黒服B「…身体に問題がなきゃ多分事務所がもみ消すだろうさ。」
黒服A「は?何でだよ?」
黒服B「…いいかぁ?仮に侵入された事をバラしてみろ。
そうしたら今まで「蝶野さなぎ」が入院してることがばれるじゃねぇか」
黒服A「…そりゃあそうだけども」
黒服B「そうしたら今お上が世間様に隠してるのがばれちまうじゃねーかよ。
「蝶野さなぎは長期で海外ロケ」…してるからな。」
黒服A「むー…確かにそうだけど…」
黒服B「だから心配すんなって。むしろ俺達には黙ってもらうように「これ」がもらえるかも知んねーぞ?ほら、これこれ」
ちょいちょい
黒服A「…へへっ、そうだなー」
黒服B(…それにこのバイト、首になると色々困るんだよなー…
「わざわざ職場にバレないようにやってんだし…」)
医者「うむぅ…とりあえず問題はなさそうです…が!
やはりこのような小病院にこのまま待機させておくのはどうかと!今日みたいな事件も起きる可能性もありますし都内の大病院にーーー」
黒服B「あー…先生、それを俺らに言われても困るんですよ…
話、付けるならうちじゃあなくて事務所の方に…ね?」
黒服A「そ、そうですね!そういう事は私たちではなく事務所か
後ろで起きてるご本人様の許可がないと…ご本人様?」
医者「えっ?」
黒服B「はっ?」
さなぎ「…ふわぁぁぁ…?むにゃむにゃあ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーハートランド郊外
コナミ「…もう大丈夫か?誰か追ってきてない?」
ブルー(…後方に人物はいませんね…恐らくは逃げきれたかと)
コナミ「…ふうーっ…セーフ…いやーあの場で弁明するメモは残したけど侵入した事実に変わりはないからなー…
あの場で捕まったら遊馬達にも顔向け出来ないよな、やっぱ」
「…あの場で捕まったら秘密裏に3人揃って海の中にドボンでしょうね。」
シャイ「そんな冗談やめて下さいよ…」「…」
シャイ「冗談ですよね?」
コナミ「まあ、ともあれこれでミッションクリア…だな。
シャイ「外もいい感じで暗くなってきましたしね。
私も…ふわぁ…何だか疲れました…」
コナミ「…ってやっべ…もう大分いい時間じゃねーか。
遊馬も夕飯待ってるだろうし早く帰んねーと…
えーっと、あんたは?」
「私なら1人で帰れるので大丈夫でーす。
てか付いてこないでくださーい、プライベートなんでー」
コナミ「あはは、そっか…まあ今日は満月だし
外も明るいから心配はーーーー」
「『ニュー・ムーン』」
ーーーーーーカチッ
コナミ「…あー…この感じって何度体験しても慣れねえよな。」
「…」
シャイ「この周りの感じ、これってーーー!」
「----あら、覚えていただいて感謝するわ。「この前の赤帽子の決闘者さん」
シャイ「やっぱりこの前の人…!」
コナミ「そりゃどうも…って言っても俺、あんたの名前も知らないからな。
なんて返せばいいか良く分かんないんだけど?」
「あら、自己紹介してなかったかしら。それでは私からさせてもらうわね?」
瑠那「私は「瑠那」
そうねーーーー月からの使い、とでも言っておこうかしら」
シャイ(…随分メルヘンな答えですね…)
瑠那「さてーーーー早速で悪いのだけどデュエルしてもらえるかしら。
勿論、時間は取らせないつもりよ?」ガチャン
シャイ「こんな状況でデュエルを挑まれて受ける人がどこにいるんですか!?
そもそもこんな風に時間を止めてるってことは貴方もあのナンバーズハンターと何か関係がーーー」ガチャン
コナミ「デュエルなら乗った。」ガチャン
シャイ「…ですよね、はい」
瑠那「フフッ、話が早くて助かるわ。
でも取り合えず安心して頂戴?私は彼らみたいに痛くはしないから」
シャイ「でも魂は取るんですよね?なら何の意味も」
瑠那「それにーーーこのデュエルで私に勝ったら色々教えてあげる。
貴方が疑問に思っていることをーーーナンバーズハンター…
「天城カイト」の事をね。」
コナミ「---!なら尚更負けらんないよな…!
行くぜ!シャイ!」
シャイ「ああもう…!分かりましたよ!
分かりましたから!もうコナミさんのお好きにどーぞ!」
ARビジョン、リンク完了ーーーー
コナミ・瑠那「「デュエル!」」
瑠那「私のターン、ドロー」手札6
瑠那「私は手札から月の魔術師を召喚!」
月の魔術師「はぁっ!」攻1800
月の魔術師(漫オリ)
通常モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1800/守100
月の女神に仕える魔術師。半月のような杖で防御!
瑠那「私はカードを1枚セットし…
更にフィールド魔法レベル抹殺を発動!このカードの効果でフィールドのモンスターはレベルを持つ場合、その攻撃を封じるわ!」
レベル抹殺(漫オリ)
フィールド魔法
フィールド上のレベルを持つモンスターは攻撃できない。
コナミ「レベルを持つモンスターは攻撃出来ねぇ…?って事は…」
瑠那「エクシーズモンスターでしか攻撃できない…と言う事ね、私はこれでターンを終了。」
瑠那 LP8000 手札3
場 月の魔術師 攻1800
レベル抹殺
伏せ 1
瑠那(さぁ、貴方が果たして「私の目的」に相応しい人物であるかを…確かめさせて貰うわ!)
シャイ「どうします?コナミさん?」
コナミ「まあ兎に角勝たなきゃ先には進めないって事なんだろ?
なら行くとしようぜ!俺のターン!ドロー!」手札6
コナミ「さっそく俺は手札から通常モンスターはにわを捨てて手札からモンスターを特殊召喚する!」手札4
ゴゴゴゴゴ…
瑠那「…この音は…」
コナミ「特殊召喚モンスター!コスモブレインを特殊召喚!」
コスモブレイン『…』ゴゴゴゴゴ…
コスモブレイン 特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻1500/守2450
このカードは通常召喚できない。
手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、効果モンスター以外のモンスター1体を墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。
(2):自分フィールドの効果モンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから通常モンスター1体を特殊召喚する。
シャイ「中々すごい規模のモンスターですね…
月が隠れちゃってますよ…」
コナミ「このモンスターの攻撃力はさっき捨てたモンスターのレベル1つにつき200ポイントアップする!さっき捨てたのは☆2のはにわだから1900だけどな!」
コスモブレイン 攻1900
瑠那「攻撃力では超えてきたわね…でもレベル抹殺がある限り攻撃は出来ない…」
コナミ「だからこっからが本番だぜ!コスモブレインの効果!俺はコイツをリリースする!」
瑠那「へぇ…」
コスモブレイン『…』ひゅん
コナミ「そしてデッキまたは手札から通常モンスターを一体呼び出すぜ!
出番だ!コスモクイーン!」
コスモクイーン「…」☆8
コスモクイーン 通常モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2450
宇宙に存在する、全ての星を統治しているという女王。
シャイ「レベル8モンスターを…って事はあのモンスターですかね?」
コナミ「ま、そういう訳。そしたら俺は手札から星向鳥を左端に召喚!」手札3
星向鳥「♪」パタパタ
星向鳥 効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守1500
(1):このカードはメインモンスターゾーンに存在する限り、その位置によって以下の効果を得る。
●左端:このカードのレベルは4つ上がる。
●右端:このカードのレベルは3つ上がる。
●中央:このカードのレベルは2つ上がる。
●それ以外:このカードのレベルは1つ上がる。
コナミ「このモンスターはメインモンスターの配置されてる場所によってレベルを変更できる!
今回俺が召喚したのは左端!よってレベルは4つ上昇!」
星向鳥「♪♪♪♪」☆4→8
瑠那「レベル8のモンスターが2体…!」
コナミ「俺はレベル8のコスモブレインとレベル8の星向鳥でオーバーレイ!」
コナミ「2体のモンスターでオーバーレイユニットを構築!エクシーズ召喚!」
瑠那(No.反応増大中…!この反応はあの時のNo.ね!)
コナミ「来い!No.90!銀河眼の光子卿!」
No.90「…」ズンッ!
?No.90 銀河眼の光子卿 ORU2 ?エクシーズ・効果モンスター(アニオリ)
?ランク8/光属性/戦士族/攻2500/守3000 ?レベル8モンスター×2
?このカード名の(3)(4)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
?(1):このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
?(2):「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。
?(3):相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。 ?取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。
?(4):相手ターンに発動できる。 ?デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。
瑠那「…召喚者のバイタル異常無し…
やはり彼なら…」ボソッ
コナミ「バトルフェイズ!俺は光子卿で攻撃!エクシーズモンスターはレベルを持たない!だからレベル抹殺の効果は受けないぜ!」
No.90「…!」攻2500
瑠那「そうはさせないわ!私はここで罠カードを発動させる!
罠カード、ランク抹殺を発動!」
ランク抹殺 (漫オリ)通常罠
相手フィールド上に存在するランクを持つモンスターを全て破壊する。
瑠那「この効果により相手フィールドのランクを持つモンスターを全て破壊する!
あなたの場にいるモンスターはエクシーズモンスターのみ!
よってそのモンスターを破壊するわ!」
No.90「…!」ドカーン!
コナミ「うおっ!?
…レベルの次はランクまで抹殺すんのか…!」
瑠那「…さぁ、どうするのかしら?」
シャイ「…あの、私思うんですけどコナミさんのモンスターって大体活躍する前にやられて…」
コナミ「それは言わないでくれよ…
兎に角…俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」手札1
コナミ LP8000 手札1
場 無し
伏せ2
瑠那「私のターン!ドロー!」手札4
瑠那「(後はNo.が無くてもどう戦うのか…
それがない事には他のNo.ハンターの対策にはならないわ!)
さぁ、行くわよ!私は手札から月の使者を召喚!」
月の使者「ふんっ!」☆4
月の使者 通常モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1100/守1000
月の女神に仕える戦士。三日月のような矛で攻撃!
瑠那「私はレベル4の月の魔術師と月の使者でオーバーレイ!」
瑠那「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」
瑠那「エクシーズ召喚!カチコチドラゴン!」
カチコチドラゴン「…!」ドドドドド!
コナミ「地面が隆起した!?…
そっちのエクシーズモンスターか!」
カチコチドラゴン
エクシーズ・効果モンスター ORU2
ランク4/地属性/ドラゴン族/攻2100/守1300
レベル4モンスター×2
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、もう1度だけ続けて攻撃する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
シャイ「エクシーズモンスターはフィールド魔法の効果を受けない…だからお互いにエクシーズモンスターの勝負になりますね」
コナミ「んでそこを狙ってさっきみたいなランク抹殺を使う…と…中々いいコンボ使われてんなぁ…」
瑠那「理解してもらえて何よりだわ。
ではバトルフェイズ!私はカチコチドラゴンで…」
コナミ「だけどそう簡単にやられる訳には行かねーな!
メインフェイズ終了時に俺は永続罠カード、強化蘇生を発動!」
強化蘇生 永続罠
(1):自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
そのモンスターは、レベルが1つ上がり、攻撃力・守備力が100アップする。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
コナミ「俺は墓地からレベル4以下のモンスター、星剥鳥を墓地から特殊召喚!」
星剥鳥「♪」
コナミ「この場合俺が特殊召喚する位置は…右から2番目の位置!
この場合星剥鳥のレベルは1つ上がる!」
コナミ「更に強化蘇生の効果でレベルは1つ上昇!よってレベルを2つ上昇させるぜ!」
星剥鳥「♪♪」☆4→5→6
瑠那「だけどそのモンスターではカチコチドラゴンには勝てない筈、一体何を…」
コナミ「だからこーすんのさ!
同じくメインフェイズ終了時に俺は手札のホップイヤー飛行隊の効果を発動する!」
ホップイヤー飛行隊
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/獣族/攻 300/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
ホップイヤー「チチーッ!」ボンッ!
コナミ「まずはコイツを特殊召喚!」
コナミ「そしてその後場のモンスター1体とシンクロ召喚すんのさ!」
瑠那「私のターンに新たなモンスターを!?」
シャイ「ホップイヤー飛行隊のレベルは2、さっき蘇生したモンスターのレベルは6でしたから…」
コナミ「レベル8のシンクロ召喚!
俺はレベル6の星向鳥にレベル2のホップイヤー飛行隊をチューニング!」
☆6 + ☆2 = ☆8
コナミ「シンクロ召喚!レベル8!
出番だぜ!スターダスト!」
バサッ!
スターダスト「ヒキャアアアアアン!!!!!」
攻2500
閃珖竜 スターダスト
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードは、このターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
瑠那「白い…ドラゴン…!
それもシンクロ召喚まで操るなんて…!」
コナミ「よーし頼むぜスターダスト!
まだ攻撃出来ねーけど我慢してくれよ~?」
スターダスト「グルル…」
コナミ「さぁ!どうする!?」
瑠那「…私はバトルフェイズに入らずにカードを2枚セット!これでターンを終了するわ!」
瑠那 手札1
場 カチコチドラゴン
伏せ 2
瑠那「さぁ、貴方のターンーーーー」
コナミ「俺はここで伏せていた罠カード、戦線復帰を発動するぜ!」
戦線復帰 通常罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
コナミ「俺は墓地からモンスターを1体守備表示で復活させる!俺が選ぶのはさっき破壊されたNo.90だ!」
瑠那「さっきのNo.ね…」
キンッ…
No.90「…」守3000
シャイ「コナミさんのモンスターってやられやすいですけどその代わり結構すぐ戻ってきますよねー…私も墓地でぐっすりしたい時に蘇らせられるんでしょうか…うう…」
コナミ「そして復活させた光子卿の効果!相手ターンに1度デッキから「ギャラクシー」カードを1枚手札に加えるかオーバーレイユニットにする!
俺はデッキから…ギャラクシーサイクロンを手札に加えるぜ!」手札1
ギャラクシーサイクロン 通常魔法
「ギャラクシー・サイクロン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
コナミ「さて俺のターン、ドロー!」手札2
コナミ「俺はさっき加えた魔法カード、ギャラクシーサイクロンを手札から発動!相手の伏せカードを1枚破壊する!
対象は…うーん…右だ!」
次元幽閉
瑠那「(くっ…次元幽閉が…)」
コナミ「そのままバトルフェイズ!俺は光子卿でカチコチドラゴンに攻撃!」
No.90「…!!」ググググ…
瑠那「させないわ!私は再び伏せてある罠カード!2枚目のランク抹殺を発動!」
シャイ「またですかー!?」
瑠那「相手の場のエクシーズモンスターを破壊する!今度もそのNo.を…」
コナミ「流石に2回も同じ手は食わない!
俺はスターダストの効果を発動!」
瑠那「!
シンクロモンスターの…」
コナミ「フィールド上のカード1枚を破壊から1度だけ守る!俺は光子卿を選択してこのモンスターの破壊を無効にする!」
瑠那「ランク抹殺が無効に…!」
コナミ「よってそのまま攻撃続行!No.でカチコチドラゴンに攻撃だ!」
No.90「…!」ジャギィン!!!
カチコチドラゴン「…!」ドカーン!
瑠那「くうっ…!」LP8000→7600
コナミ「いよしっ!続けてスターダストの攻撃…といきてぇけどレベル抹殺があるから攻撃は出来ねぇ、と…
俺はカードを1枚伏せてターンを終了するぜ!」
コナミ 手札0 LP8000
場 No.90
スターダスト
伏せ1
瑠那(やっぱりやるわね…本来ならここで終えても良いのだけれど…彼はまだレベル抹殺を超えていない)
瑠那(どうやって私に勝つか、見極めさせてもらうわよ)
「私のターン!ドロー!」
レスキューラビット
瑠那「(ーーーよし)
私は手札からモンスターをーーー」
コナミ「ちょい待ち!俺はそっちのスタンバイフェイズに光子卿の効果を発動させる!
デッキから今度は…ギャラクシーサーペントをこのモンスターのオーバーレイユニットにする!」
No.90「…」スッ
No.90 ORU0→1
瑠那「…何を考えているかは分からないけれど私は手札からモンスターカード、レスキューラビットを召喚するわ!」
レスキューラビット「らびっ!」
シャイ「うさぎ…がヘルメット被ってますね…可愛いんですが何かこう…ちょっと圧が…」
レスキューラビット 効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
瑠那「私はレスキューラビットの効果を発動するわ!
このカードを除外してデッキから同名の通常モンスターを2体デッキから特殊召喚する!」
レスキューラビット「らびびっ!」ピョーン
コナミ「…2体のおんなじモンスター、エクシーズ召喚か…」
瑠那「この効果で私はデッキから月の女神エルザェムを…」
コナミ「ーーーーーそいつはどうかな?」
瑠那「な…何故モンスターが出ないの!?」
シャイ「コナミさんがらしくない台詞をいきなり…あ!あの効果ですか!」
No.90「…」ムギュ
レスキューラビット「うさぁ…」ムニュー
コナミ「そう言う事だな!俺はNo.90のモンスター効果でレスキューラビットの効果を無効にした!これでデッキからは呼び出せないぜ!」
瑠那「…なるほど、これは完全にやられたわね…
(これで私にはほぼ勝ち目はない…けれど)」手札1
瑠那「私は手札からムーン・ガードナーを守備表示で特殊召喚!」手札0
コナミ「お?」
ムーン・ガードナー(漫オリ)
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻100/守1800
相手フィールド上にモンスターが2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
瑠那「このモンスターは相手の場にモンスターが2体いれば特殊召喚できるモンスター…私はこれでターンエンドよ」
瑠那 手札0 LP7600
場 ムーン・ガードナー
シャイ「チャンスですよコナミさん!やっちゃって下さい!」
コナミ「あー、えーっと…俺のターンか、ドロー」手札1
ブラッド・ヴォルス
コナミ(ブラヴォかー、悪くはねーしあのモンスターも破壊できるんだけどライフは削りきれねーよな…伏せもあるけど今除外されてるの1体だけだし…)
コナミ(…今のデッキん中、確かー…)
コナミ「…あ」
シャイ「?どうしました?コナミさん?」
コナミ「…なるほど、拾い物にも徳あり、だな!
俺は手札からブラッド・ヴォルスを召喚するぜ!」
ブラッド・ヴォルス「GRRRR…」
ブラッド・ヴォルス 通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。
コナミ「そして伏せカードを発動!
罠カード、竜風還帰を発動だ!」
竜風還帰 通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
コナミ「この効果で俺は除外されてるモンスターを特殊召喚出来る!この効果はどちらが除外したカードでも構わない!」
シャイ「あれ?でも除外されたカードって…」
瑠那「…いえ、1体いるわね」
コナミ「俺はこの効果でさっき除外されたレスキューラビットを召喚するぜ!」
レスキューラビット「ラッ!?」
瑠那「だけれどその子の攻撃力は300…
私のライフを削りきるのは難しいんじゃない?」
コナミ「…いいや、そーでもないぜ?」
レスキューラビット「ラビ~…」フワー…
鎧蜥蜴×2「グルルルル…」
鎧蜥蜴 通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1500/守1200
かたい体のトカゲ。大きな口で噛みつかれたら、ひとたまりもないぞ。
瑠那「モンスターが2体…
なるほど、レスキューラビットの効果ね」
コナミ「使える物は何でも使っていかなきゃな!何だかんだなんかの役に立つだろ、入れときゃ」
瑠那(…考えていたのとは少し違うデュエリストだった、私が目をつけていた彼とは少し違う雰囲気だけれど…)
瑠那(…悪くないわね)
コナミ「…いいや、そーでもないぜ?」
レスキューラビット「ラビ~…」フワー…
鎧蜥蜴×2「グルルルル…」
鎧蜥蜴 通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1500/守1200
かたい体のトカゲ。大きな口で噛みつかれたら、ひとたまりもないぞ。
瑠那「モンスターが2体…
なるほど、レスキューラビットの効果ね」
コナミ「使える物は何でも使っていかなきゃな!何だかんだなんかの役に立つだろ、入れときゃ」
瑠那(…考えていたのとは少し違うデュエリストだった、私が目をつけていた彼とは少し違う雰囲気だけれど…)
瑠那(…悪くないわね)
シャイ「コナミさんおんなじカード2枚も持ってたんですね…てっきり全部引きあたりばったりかと…」
コナミ「なんだよー別にいいだろー?
こいつら2枚は確か別々の場所で拾ったんだよ、確かこっちが井戸の中でもう片方がスクラップ山近くであいつが拾ったのを…」
瑠那「でも私の場にはまだレベル抹殺があるわ?どうやって攻撃するつもりかしら?」
コナミ「…そいつについてはもう解決策はあるって!俺は墓地のギャラクシーサイクロンを除外して効果を発動!
表側表示の魔法罠カードを1枚破壊する!俺が選ぶのは勿論!レベル抹殺だぜ!」
瑠那「ーーー見事ね」
コナミ「バトルフェイズ!俺はブラッド・ヴォルスでムーン・ガードナーを攻撃!」
ブラッド・ヴォルス「URRRo!!!」
ムーン・ガードナー「グオッ!」ドカーン!
コナミ「そしてスターダスト!光子卿!
そして鎧蜥蜴2体でダイレクトアタック!
総攻撃力は全部合わせて…!」
スターダスト 2500
光子卿 2500
鎧蜥蜴 1500 1500
シャイ「…総攻撃力8000!コナミさんの勝ちですっ!」
瑠那「ーーーええ、貴方になら任せられそうね」LP7600→0
瑠那「ーーー『ナンバーズ・ハンター』を」
Winner! 『コナミ』!
取り敢えずここまでー!
良かった、何とかデュエルは終わったぞ(白目)
読んでくださり有難うございます!
次回更新は…未定という事に…
いえ!頑張って更新させていただきます!出来れば一週間以内には…
コメント、なんでもお待ちしてます
遅くなりました…
更新、再開します
ーーーーーーーーーーーーーーー
ヒューン…
パチ、パチ、パチ
瑠那「お見事、すっかりやられてしまったわね。
それに…非常に興味深い」
コナミ「…取り敢えず俺が勝った訳だしさっき話してた事とか聞かせてくれよ
あのナンバーズハンターの事についてとか、後…アンタの事についてとか」
瑠那「勿論構わないわ?でもそうね…
「時間を止めたまま」話すのはあまり良いとは言えない
これから少し、時間はあるかしら?
ーーー貴方さえ良ければ、夜のデートと洒落込まない事?」ふふっ
シャイ(…デートって言うほど、仲は良くないと思うんですけど)プクー
ーーーーーーーーーーーーー
カチッ…
「ーーーーあれ?居ない…?」
「…何処に行ったんですかねぇ?いきなり消えたり不審者みたいな行動したり…」
(…本当にさなぎさんを治したんですかね?あの人達は?もしかして本当はさなぎさんをーーー)
ピロピロピロ…
「…ん…電話…はぁー…
はぁい、どうしましたぁ?「マネージャーさん」?」
「…え?何処に居るって?別にぃ、マネージャーさんとはぁ、関係無いじゃないですかぁ。特に仕事もないんだから放っておいてもーーー
TV?いや、近くには無いですけどぉ、それが何かーーーー」
「ーーーーー!?」
ーーーーーーーーーー
ハートランドシティ 埠頭
カチッ
…ザザーン…ザザーン…
瑠那「ーーーこの時間ならあまり人も少ないはず…いえ、それ以上に「アレ」もあまり居ないはずだから…」キョロキョロ
コナミ「…何探してんの?」
瑠那「…良し、取り敢えず大丈夫。
悪かったわねコナミ君、長いこと時間を止めてると身体に…かっ…」ガクッ
コナミ「お、おい?大丈夫かあんた?」サッ
瑠那「ふー…いえ、大丈夫よ。それにしても優しいのね?私がナンバーズハンターの関係者かも知れないのに…」
レッド(…む!ここは…?
…そうかまた時が止まっていたのか?シャイニート…嬢?)
グリーン(…あー!あの時の女性が司令官の隣にいるっす!?どういう事っすかシャイニート…さん…)
シャイニート「…」ジー…
コナミ「てか時間止めてるってのも大変なんだな。あのカイトとかあん時割と簡単に止めてた気がするけど…」
瑠那「…カイト君も実は簡単に止められてる訳じゃないわ。いえ、むしろあの子が使ってるモードは旧式よ…だから私よりもよっぽど中身が傷ついている筈…早く何とかしないと…」
シャイ「…あのナンバーズハンターの技術が旧式なんて事、何で知ってるんですか?
やっぱり貴女カイトの仲間なんじゃーーー」
ジーーーー…
瑠那「…ある意味、正解ね。それは」
シャイ「え?」
コナミ「…ある意味?」
瑠那「ーーー私は元々カイト君の知り合い。
そしてーーー「彼ら」の裏に存在する「巨大な悪」を討たんとする者、かしらね」
レッド(…ちょっと待ってくれ、どういう意味だ?「巨大な悪」とはーーー)
瑠那「ああ…ちょっと、待って貰えるかしら?」スチャ
コナミ「?どした?Dゲイザーをつけて…」
瑠那「いえ、そこに居るのは声で分かっているの、ちょっと調整すれば…(ガチャガチャ…)
…これで良いわ…やっぱり居たのね。
赤い人と青い人と…後緑の人。」
レッド(!?)
グリーン(えっ!?え、それって…!)
ブルー(…私達の事が見えているのですか?)
シャイ「…えっ、もしかして今見えてるんですか!?レッドさん達の事!?」
コナミ「ホントか!?いや、今までちょいちょいシャイは見えてたけどレッド達見えたのは俺とアストラルの奴位だった気がするけど…」
瑠那「アストラルの…それってあの赤い服を着た子の側にいたアストラルかしら?」
コナミ「そーそー、あのアストラル!
にしても何で見えたんだ?そのDゲイザーに秘密でもあんの?」
瑠那「…それらの質問に答えるためには私の来歴も知ってもらう必要があるわね…
ちょっと長くなるけど聞いてもらえるかしら?ーーー私が貴方に頼みたい事にも繋がる重要な話なの」
ーーーーーーーーーーーーーーー
瑠那「さっき言ったように私はカイト君の知り合いだった…でもそれはつい最近までと言う訳じゃないの。年にして大体5年くらい前かしらね」
シャイ「…その時はどんな研究をしてたんですか?」
瑠那「その時は私は無限エネルギーについての研究を行っていたのよ。
ーーーその無限エネルギーの元は「アストラル」についての物で私はそれについて調べていたわ。その過程で「アストラル」を観察するために色々開発したものよ。」
グリーン(成る程、その過程でアストラルさん達を観察するために開発したもので自分達を観たんすね!)
ブルー(…つまりそのアストラル…さんについて貴女は研究していた、と言う訳ですよね?)
瑠那「ええ、そう言う事。
その時、アストラルの力を私達はある事に利用しようとしたの
…それがあんな結果を産むとは知らずに、ね…」
コナミ「…ん?今私『達』って言ったよな?
って事は…」
瑠那「…多分貴方が考えてる通り、その私と共に研究していた研究者…
ーーー彼が「巨大な悪」にして「偉大なる研究者」、そしてーーー
ナンバーズハンター、「天城カイト」の父親「Dr.フェイカー」
ーーー貴方達にはその「彼」を倒してもらいたいのよ」
ーーーーーーーーーーーーー
コナミ「ちょ…ちょっと待てよ?いや倒すって…
…単純に「デュエルで倒して!」…って可愛らしい雰囲気な訳ねぇよな…」
シャイ「それにDr.フェイカーなんて名前聞いた事がないですよっ!
そんなコテコテの悪の秘密結社の大ボス見たいなのが存在する訳ーーー」
瑠那「ーーーこれを観てもらえるかしら」スッ…
ブルー(これは…Dパッド…?)
瑠那「この中には私が記録したデータが残ってるわ、
ーーーDr.フェイカーが変わってしまった…原因がね」
カチッ…
フォーン…
…
……
………
「…痛い!痛いよ父さん!お願い助けて!お父さん!」
瑠那「Dr.フェイカー!?一体何をされてるんですか!
今すぐ実験を中止して下さ…キャッ!」パシッ
Dr.フェイカー「黙れ!今しかないのだ…!今でなければ「ハルト」は救えん…!全てはハルトの為に…!」
瑠那「ですがこのままではハルト君の精神が持ちません!それにDr.フェイカー!貴方の命までも危険に晒す事になります!」
フェイカー「ワシの命なんぞ幾らでも惜しくはない!だがハルトだけはこの身…魂にかけても必ず救ってみせる…!」
バチッ!バチバチッ!
ハルト「あああああああああああっーーーーーーー!!」
フェイカー「後少しの辛抱だぞハルト…!
必ず…!必ず父さんがお前を救ってやるからな…!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
レッド(…この、光景は…)
グリーン(…正直、中々キツい光景っすね。
でもこの瑠那さんと話してる人がフェイカーさんっすよね?
そしたらこの叫び声は一体…)
瑠那「…この、人体実験を受けてる子は「天城ハルト」
天城カイトの…実の弟よ」
シャイ「…!?弟!?
あの血も涙もなさそうなNo.ハンターがですか!?」
コナミ「…何かイメージ湧かないな…弟とかには厳しいイメージあるけど…
と言うか何でこんなに危なそうな人体実験をやってんだよ?電流を浴びせるなんて罰ゲーム以外でやらないだろ…」
ブルー(どんな罰ゲームなんですかそれ…)
瑠那「ハルト君は昔から病気がちで身体の弱い子だったのよ、だから昔は人気の無い静かな場所でカイト君と一緒に暮らしていたらしいわ」
瑠那「だけどある日彼らの父親…Dr.フェイカーがハルト君を治療の為にハルト君を連れて行った…と私はカイト君から後で知ったのよ…」
瑠那「…私も、Dr.フェイカーが彼を連れてきたときには不審には思ったのだけれど…止められなかった…」
瑠那「Dr.フェイカーは本当にハルト君を助けようとしていた…と私は思っているわ、でもだから…だからこそかしらね
あんな狂行に彼を走らせてしまった事は…」
シャイ「…狂行って…何ですか…?」
瑠那「…Dr.フェイカーによる、アストラル世界への攻撃。」
皆「「「「!」」」」
瑠那「さっきアストラル世界には無限のエネルギーがあると言う話はしたわよね?」
グリーン(…しましたっけ?)
ブルー(してたわよグリーン君…)
瑠那「…その力をDr.フェイカーは利用してハルト君を治療しようと考えていたのよ
勿論治療に使える可能性はあるけれどそんなにすぐに出来る物じゃ無いって事はドクターも気付いていたはずなのに…」
瑠那「そんな状態でやった治療は当然失敗したわ…
ハルト君の魂はアストラル世界に囚われて…生きているだけ、と言っても過言じゃ無いかもしれないわね…」
コナミ「生きているだけ、かぁ…」
瑠那「だから私は責任を持ってアストラル世界から手を引く事にしたの、でも…」
シャイ「でも…?」
瑠那「…ドクターはそれを許しはしなかった…」
ーーーーーーーーーーーー
瑠那「ドクター!考え直して下さい!ドクター!」
フェイカー「止めるな!これはハルトにとって必要な事なのだ!ハルトを取り戻す為にも…!」
瑠那「今の貴方は正常ではありません!それにアストラル世界はこの世界にとっても必要不可欠なものです!
それを攻撃などしては…!」
フェイカー「…私に、君が意見すると言うのかね?」
瑠那「…ッ…」
フェイカー「…ならば、ここから出て行きなさい。
君は必要ない、最早ここに君の居場所など無いのだ。
…出て行きたまえ!そして2度と帰ってくるな!」
バシッ!
瑠那「…ドク…ター…」
ーーーーーーーーーーー
瑠那「…ここまでが事のあらすじかしら。
その後私はDr.フェイカーの研究室から退いて生活してたわ。
…私、こう見えてお料理もお皿洗いも得意なのよ?」フフッ
コナミ「…まあ、何となくそのフェイカー?って人のことは分かったよ…
でも負に落ちないところはあるんだよ。結局それで何でカイトはNo.を集めてるんだ?それにあんたも何でNo.を…」
瑠那「ああ、それに関してはね… 」ピロピロピロピロ…
瑠那「…あら、もうこんな時間かしら…
そうね、そろそろ到着した位かしら…」
レッド(到着だと?…君は我々以外に人を待たせているのかね?)
瑠那「…準備出来たみたいね…どうかしら、そろそろお腹は空かない事?
ーーーディナーには十分な時間だと思うのだけど」
シャイ(…ディナーは多分もう家に用意されてますけどね)
取り敢えずここまで!
続きは明日必ず書きます!それと次のパートでWDC前ラストです!
皆々様遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
すいません、前言撤回…
明日(日曜日)の10時以降に投稿に変更させて下さい
申し訳ありません
…メリークリスマス!!!!!(やけくそ)
はい。遅れに遅れを重ねました。本当に申し訳ありません…
えー、つきましてはこの度お詫びとして皆様にはえーとその…返す言葉もございません…
取り敢えず年内にもう一回更新を目指します。お付き合いして頂ければ幸いです…
遊馬亭
オトドケモノデース
ダイキンチョウダイシマース
アザッシター
遊馬「…」トストストス…
遊馬「…」ドサッ
遊馬「…」パカッ…モグモグ…
遊馬「…遅えな、コナミの奴…」
ーーーーーーーーーーーーー
シャイ(…あのレッドさん…)ヒソッ…
レッド(…何だね、シャイニート嬢?)
シャイ(…あの人、本当に信用出来るんでしょうか?)ピッ
瑠那「…」カツカツ…
レッド(…それはシャイ嬢の嫉妬と言うわけではないのか?)
シャイ「は!?い、いや決して嫉妬なんてしてませんよ!それに何で嫉妬なんか…」
コナミ「ん?どうかしたかー?シャイニート?」
シャイ「…な、何でも…ないです…///」プシュウウ…
レッド(…む、シャイ嬢は嫉妬していた訳では無かったのか…自分はてっきり司令官が取られると感じて焦っていたのかと…)
ブルー(隊長?)
シャイ(うう…そういう事じゃなくて…)
レッド(…「そう言う事」で無ければ確かに彼女は怪しいかもしれないな)ボソッ
シャイ(!)
レッド(しかし、かと言ってあの発言が全て嘘だとも私は思わなかった。
彼女の言葉に嘘や我々を陥れようと言った意思は見えなかったよ。)
シャイ(…それは…何でですか?)
レッド(そもそも我々に対して危害を加えたいと言う意思があるならば時間を止めた際に我々を襲えば良い。
今でこそNo.があるから司令官は動けるが初めに君が会った際には司令官はNo.を持って居なかったのだろう?)
シャイ(あの時は…確かにコナミさんはNo.は持って居ませんでしたし、皆さんは動けなかったから動けたのは私だけですね…)
レッド(だかそれをしなかった…と言う事はそもそも我々が狙いではない、という事だろう…そもそも司令官はこの街に来てそんなに時間がたって無いと聞く、我々はこの街に来てからの司令官を見ているが恨みを買うような姿は見られない。)
グリーン(司令官悪い人じゃないっすからね。結構抜けてるっすけど)
コナミ「なあ、後どんくらいだ~?
腹減った…」
瑠那「もうすぐそこよ、歩かせて申し訳ないけど…時間は取らせないから」
シャイ(…でも絶対何かありますよ!
そもそもコナミさんがあんなグラマーで美人で滅茶苦茶賢そうな人と仲良く出来るなんておかしいですって!
やっぱり美人局!?それとも宗教勧誘!?もしくは臓器売買とか!?)
レッド(司令官がその手の悪意に引っかかる気はしないのだが…む?この道は確か…)
シャイ(いいえ!コナミさんは騙されるタイプなんですよ!やっぱり帰りましょう!コナミさんには百害あって一理な…し…)
シャイ(…え?)
コナミ「…ここって…」
瑠那「歩かせて申し訳ないわね、ここが私達の今の拠点…
…どうしたのかしら、皆ポカーンとした顔をして、確かに見た目は普通の屋敷だけれど今は…」
シャイ「…私の…屋敷…」
ハートランド郊外
旧廃屋
ーーーーーーーーーーーーー
ぽかぽか食堂
「「カツ丼一丁!」」
店主「はーいっ!ただいまっ!
…こちらがご注文の品になりますっ!」
ギラグ「うむ!やはり1日の締めはこれに限ると言うものよ…!頂きます…!」
アリト「相変わらずメシが出てくんのがはえーな店長!人がいないから早く作れんのか?」モグモグ
ギラグ「おっ…!アリト貴様!失礼だぞ!
謝れ!店主に謝れ!」
モグモグ
店主「ははは…まあ今はそうですね…
でもお客様方が必ずお店に来て下さいますし…それに街の外から少しはお客様は来てくれる筈ですから…」
ギラグ「む?街の外から人が来る…だと?」
アリト「そういや最近やけやたら人が多いよなー、あっちもこっちも人だらけだぜ。」
店主「…あれ?お2人はご存知じゃないんですか?この街でやるデュエルのお祭りがあって…」
ギラグ「デュエルの?」ハテナ
アリト「…お祭り!?」キラキラ
ーーーーーーーーーーー
ハートランド郊外
シャイ「あの…ここって…」
ブルー(シャイさんの前の…住居ですよね?
…何故瑠那さんが…?)
瑠那「この屋敷は今はカラットグループが管理しているもので
今は特別に使用させていただいてるのよ。
…向こうとしても屋敷を持っていてもそのまま無駄にするのはもったいないと感じたのかしら…」
コナミ「カラットグループ…ああ、あのお嬢様か!」
グリーン(一応勝手に使われてるけどいいんすか?シャイニートさん)
シャイ「私は全然構わないんですけど…
このお屋敷も結構滅茶苦茶でしたしかなり中の整備にはお金使ったんじゃないですか…?良く使おうだなんて考えましたね…」
瑠那「…あまり目立たない方が色々便利なのよ。
私たちの計画的にも…ね」
コナミ「達、ってのは他に待たせてるって人の事だよな?
その人って一体何処の誰ーーーー」
…コツ、コツ、コツ
瑠那「…あら、随分お早い到着ね。」
「おや、外に出ていたのか、Ms.瑠那。
私の方が早いなんて珍しいと思ったがーーーー
おや?その方々は…一体誰だい?」
瑠那「失礼、お待たせしましたわ、議員
ーーーこの方はコナミ
私たちの「計画」の要、その第一候補です。」
「ーーーそうか、遂に、遂に見つかったのか…
ならば歓迎しよう、Mr.コナミ!君こそがこの町を守りーーー
悪しきDr.フェイカーを破る戦士となる存在だ!」
コナミ「ーーーーーへ?」
シャイ「コナミさんが…戦士?」
レッド(確かに司令官は司令官だが…戦士という柄ではないのではないか…?)
コナミ「いやいきなり戦士って言われても自分良く分かんないんすけど…
てかどちら様ですか?」
「おや、私は知られていなかったかね?こう見えて結構有名だと自負していたのだが。」ハハ
瑠那「彼の名前はミスト・パーカー。遠くの町で活動している有名な議員の方よ?
ハートランドでもテレビで出ていることも見かけるのだけど…」
シャイ(…正直テレビとか最近特撮しか見てませんでした…)
コナミ「…んでその有名な議員さんが俺に「ヒーロー」になってほしいと
…「HERO」って柄じゃない気はするんだけどなぁ…」
パーカー「そう気を負わないでくれ。私としてはMs.瑠那が見つけてきた君の質に期待しているんだよ。
ーーー「No.」を操り、その精神に支配されないものをね。」
コナミ「!」
シャイ「えっ、何でナンバーズの事を…!?」
瑠那「…それに関しては私から話させてもらうわ。
そもそも私と議員には何の関係もなかったの。
ーーー議員の町でナンバーズのカードが発見されるまでは」
レッド(!ナンバーズがか…)
瑠那「そもそもは議員がいる街では度々ナンバーズらしき反応が確認されてたの。
それで私も何度かその街に訪れてナンバーズを捜索していたのよ。」
瑠那「ところが中々ナンバーズ自体は発見できず…
その頃は大規模なデュエルマフィアもいて治安も良いとは言えませんでしたわね、議員」
パーカー「恥ずかしながら瑠那の言う通りだ。その頃はマフィアの戦力も大きく治安の安定も難しかった…
しかしそんなところに瑠那が来てくれたのだよ。」
瑠那「私の捜索の結果マフィアグループのトップがナンバーズを所持していたことが明らかになったのよ。
そのデータを持ってダメもとで議員に掛け合ってみたの。信じてもらえるとは思ってなかったけどね」フフッ
パーカー「私としても彼らには困っていたからね。だからこそ、その道のスペシャリストである彼女に来てもらった事はこの上なく有難かった。
私は彼女と協力し何とかマフィア組織の解体に成功…ナンバーズの回収にも成功した、というわけさ。」
コナミ「ほへー…」
パーカー「瑠那曰くナンバーズは人間の精神にも影響を与えるという。そんなものを放置しておくわけにはいかないだろう?
それに世話になった瑠那に恩返しするためにも私はこのハートランドにはびこる悪を取り除こうと考えたのだよ。」
瑠那「そんな世話だなんて…むしろ有難いのはこっちですわ。
後ろ盾無しであのフェイカーとやりあうのには不安がありましたから…」
パーカー「私にできることならば何でも協力しよう!
私が望むことは子供たちの笑顔や…君の笑顔でもあるからね!」
瑠那「まあ、議員ったら」フフッ
グリーン(なんかいい雰囲気っすね)
シャイ(実にお似合いだと思います!いいと思います!いいと)
コナミ「ん~事情は分かったんだけどさー、でもそれなら別に俺がいなくても何とかなるもんじゃない?
そん時も瑠那さんだけでも解決できたんだろ?」
瑠那「それが今回はそういうわけには行かなくなったのよ。
ーーーフェイカーは近々この町に大量のナンバーズを集めるつもりなの。
そしてその期間はーーー恐らくはひと月以内」
シャイ「ひっ、ひと月って…それじゃあ全然余裕ないじゃないですかっ!?
え、でもなんで…」
瑠那「恐らくは…このイベントが原因でしょうね。
そしてコナミ!あなたにはこの「イベント」に参加してナンバーズを集めてもらう!
それが私たちの依頼よ!」
バッ
コナミ「…」
コナミ「…WDC…」
コナミ「 「ワールド・デュエル・カーニバル」…!? 」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ぽかぽか食堂
店主「…というわけでWDCってイベントがやるみたいなんですよぉ!
だからそうすれば人も増えてうちも儲かるかなって…えへへ…」
アリト「デュエルのお祭りってマジかよ!?サイコーじゃん!
おいギラグ!俺達もやろーぜ!祭りだろ!?」
ギラグ「フンッ!そもそもアリト!我々には崇高な義務がある!
それをほっぽいて祭りなどと抜かすな!大体お前はだな…」
店主「あ、そういえばそのWDCの特番が今日やってるんみたいですよ!
もしよかったら見ませんか?」
アリト「おう!見たい!見せてくれっ!いやーそんなおんもしんれえ物があったなんてな!
バリアンの血が疼くぜぇ…!」
ギラグ「大体虫けらどもの祭りが面白いわけがないわい…
せめてめんこいおなごでもいるならまあ見てやらんことも…」ピッ
『ハイハイみなさ~ん!』
アリト「ん?」
店主「お、始まった」
さなぎ『みんな~お久しぶりだね~!さなぎのデュエル速報の時間だよ~!』
さなぎ『その前に…このコーナー暫くお休みしてて本当にごめんなさい!
さなぎ最近体調が悪かったからお家でゆっくりお休みしてたの…ファンのみんなには心配、かけちゃったかなぁ?』
さなぎ『でも今日からはさなぎも元気一杯になったんだよ!
…それにこれからはさなぎも寝てなんていられませんっ!なんてったってこれから「WDC」が始まるんだもん!
それ聞いたらさなぎも思わず元気になっちゃいました!えへへ…』
さなぎ『じゃあここでWDCについておさらいしておくよ!
「WDC」は「ワールド・デュエル・カーニバル」の略称で1vs1のデュエリストの真剣勝負なんだ!』
さなぎ『そーしーて!参加者のみんなはこの「ハートピース」を持ってデュエルしてもらいます!
よく見るとハート形の器で綺麗だね?この容器は参加証としても必要だから捨てないように気を付けてね!』
アリト「あ、さっき拾った奴じゃん」ゴソゴソ
店主「え、ってことは参加者だったんですか!?」
ギラグ「…」
さなぎ『このハートピースには色々な形があるんだけど…5つピッタリ当てはまる型があるんだよ!
それをこの容器にはめ込むと…エイッ!』
『『『おお~!』』』
さなぎ『こんな風にハートが出来ちゃいます!このハートが出来たら予選通過!
そしてその予選を通過したデュエリストたちで…最強のデュエリストを選ぶ本選の開幕!
そしてその優勝者には…!Mrハートランドさんから「何でも願いを叶えてもらう」権利を贈呈されまーす!』
『『『『『うおおおおおっー!!!!!!』』』』』
店主「願いが何でも叶う…ですかぁ…
もし私ならお店をもっと繁盛させて…なんて…ん?ギラグさん?」
ギラグ「…」
さなぎ『予選の期間は3日間!その間に色んなデュエリストと戦っていっーぱいハートピースを集めてね!
そ・れ・に!私も1参加者として参加する所存であります!大会中にデュエルライブも開催するつもりだからぜひ来てね!」
さなぎ『それじゃあ最後に~…みんな思いっきりこの「お祭り」を楽しもー!
以上!さなぎのデュエル速報でした~!』
『…次のニュースです。ここ最近デュエリストが何者かに頻繁に襲われる事件が多発しています。
Mrハートランドはこれに対しオボットの数を増やすことで対策を…』
アリト「うおーっ!兎に角デュエルのお祭りなんだよな!?
くーっ!今から燃えてきたー!おっちゃん!かつ丼もう一丁!」
店主「毎度!…にしても凄い盛り上がりですよねぇ…ギラグさんも参加…され…」
アリト「ん?ギラグどした?箸が止まってんなら俺が喰って…」
ギラグ「…こい。」
アリト「あ?」
ギラグ「…めんこい…」
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瑠那「…というわけで貴方にはこの大会に参加してほしいの。
この大会はこのハートランド以外からもあつまった有力なデュエリストもきっと集まる…
恐らくはその参加者の中に存在するナンバーズを集めることがフェイカーの狙い…」
パーカー「勿論、これはとても危険な任務だ。君にもリスクは伴うが是非やってほしいと思っている。
報酬に関しては弾むつもりなんだが…」
シャイ「…それって、要はデュエルの大会ですよね?」
ブルー(…ということは…)
グリーン(つまり…)
レッド(…司令官が断るわけない、か)
コナミ「----1つだけ、お願いがあるんすけど…」
パーカー「…む?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬家
パンパン
遊馬「ふー食った食った!…にしても…おっせーな、コナミの奴」
遊馬(…まさか、また何かあったのか?もしかしてまたカイトの奴にやられたりして…?)
遊馬「…アストラルも鍵ん中籠っちまったまんまだし…1人か…」
遊馬「…父ちゃん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『かっとビングだ、遊馬』
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遊馬「…そう、だよな!コナミがそんな簡単に負けるわけなさそうだよな!
コナミはああ見えてデュエルだけは上手いんだしな!」
『誰がデュエルだけだって~?』
遊馬「おわっ!?…な、何だDゲイザーか…
ってその声コナミ!?お前どこ行ってたんだよ!心配したぜ?」
コナミ「あー…悪い悪い、それでさ、いきなりで悪いんだが…」
ひゅん
コナミ「ちょっと出て来れるか?」
数分後
コナミ「おー悪いな遊馬、わざわざ呼び出して」
遊馬「うー…いや別にいいけどよー…てか飯ならもう喰っちまったぜ?
コナミの分は別で何か買ってもらうしかねーけど…」
コナミ「いや、ちょっとお前に相談があってな。
…ちょっと人にバレるとめんどくさいんだよ、特にその…明里さんとかには」
遊馬「?」
パーカー「おやおや、これが君が話してほしいと頼んだ「ナンバーズハンター」の子かい?
…随分と若いね…もっと大人の男性を想像していたよ。」
遊馬「えっ…今ナンバーズって言ったのか!?
おいコナミ、これどういう事だ!?説明してくれよ!」
コナミ「んー、一応この人が俺がお前に相談したいこと。
内容に関しては…この人から直接聞いてもらってもいいか?」
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数分後…
遊馬「えーっと、つまりこのハートランドには滅茶苦茶悪いやつがいてそれがカイトの父ちゃん。
それでそのフェイカー、っていうのを倒すためにおじさん達がナンバーズを集めてる、ってことだよな?」
コナミ「まあ、大まかにはそんな感じだな。そんで俺にそのナンバーズを集めてほしいってお願いしてきたんだよ。
まあ俺としては受けない理由もないし、ナンバーズを管理しておくことは重要だとは思ってるんだが…」
コナミ「…一応挨拶にと、思ってな。まあでも取り合えず「遊馬」には話を通せたからよかったぜ。
遊馬も「家の人」に俺が「カード集め」の旅に出たって言っといてくれ、俺そっから出ていくつもりだし
ただ「明里さん」にはいい感じで話しといてくれよ?」
遊馬「?でも姉ちゃんにはーーーーー(!)
ーーーーー分かった!姉ちゃんにはいい感じで伝えておくぜ!あとばーちゃんにもな!
いやーにしても何か寂しくなるな…コナミが出て行っちまうってのは…」
パーカー「…む、すまないがもう時間だ。申し訳ないね、本当は遊馬君とももっと話しておきたかったんだが…」
遊馬「気にすんなって!おじさんがナンバーズを集めてる理由は分かったし…カイトの事も少しは分かった。
…でもそんなの間違ってる!大人が子供に悪事をさせるなんて絶対だめだ!…少なくとも俺の父ちゃんならそういうはずだ」
パーカー「…君のお父さんは実に立派な人なんだろうね。私も見習わなくてはならないな。
君のような子供たちにナンバーズの力を悪用させるわけには行かない…そのためにもナンバーズを共に集めよう、遊馬君。」
遊馬「…おう!任せとけっておじさん!なーに俺とコナミならアッと言う間に集めちまうからよ!」
パーカー「…にしてもおじさんかぁ…私ももうそんな年なのかな!?コナミ君!?」
「「「ハハハハハ…!」」」
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パーカー「それでは後の事はよろしく頼むよ。詳しいことはMs.瑠那から聞いてくれたまえ。
…私のためではなく皆のために、ナンバーズを1枚でも多く集めてくれ」
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コナミ「…」
レッド(…どうだったかね、司令官)
コナミ「…少なくともアストラルには伝言が伝わるようにはしたつもりだけどな。
…まあアストラルがいなくて残念半分、ほっとした気持ち半分、ってところか」
ブルー(あの議員を疑っている…ということですね?)
コナミ「保険だよ、ほーけーん。取り合えずナンバーズに関しては俺が集めて持っておけばいいだろ。
いざとなれば俺がアストラルに返せばいいんだし、暴走するナンバーズ放置しておく訳には行かないし。
何やら報酬も用意してもらえるみたいだしな」ハハ…
グリーン(…本当にそれだけの理由っすか?司令官?)
コナミ「…あちゃー…やっぱりバレてる?」
レッド(君は意外と顔に出るタイプだからな、それに…
「そこまでお人よし」でもないと我々は考えているのだが、大方カイトの件だろう?)
コナミ「…ん、正解。俺がナンバーズを多く持ってればあいつから来てくれると思うからな。
…預けたもんも返して貰わなきゃならないし、何より…」
コナミ「単純に俺がアイツにリベンジしたいってのが本音かな。」
レッド(…実に君らしい、と言えば君らしい解釈だな…
だがやっていること自体には私も賛成だ。あのナンバーズを放置しておくことは許容できない。
ーーーーこれでも我々は宇宙の治安を守っている「正義の味方」だからね。)
コナミ「あでも!今の話シャイには言うなよ!?ほらシャイって結構心配性だからな。
絶対反対するだろうし…反対されたらめんどくさいし…」
レッド(-----)
グリーン(-----)
ブルー(-----フフッ、まさか司令官がそんなこと考えてるなんて…意外ですね…フフフッ…)
グリーン(クッ…!司令官が…シャイさんに配慮を…!クッ…クククッ…!)
レッド(ど、どうして笑う必要があるんだ!司令官といえど人の子!
まともにシャイニート嬢に配慮することはおかしくない事だろう!)
コナミ「…お前らから俺どう見えてんだよ…ったく…
あー!今日は一日色んな事ありすぎて疲れた!!!あの屋敷帰って飯だ飯!」
コナミ「いっぱい食って、WDC優勝狙うぞー!
待ってろナンバーズ!待ってろデュエル・カーニバルー!!!!!」
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1部 エピローグ
遊馬家
明里「ただいまー…ふう、飲んだ飲んだ…あいつら飲ませすぎなのよ!
人の事酔いつぶさせる気かっての…ん?おばあちゃん?まだ起きてたの?
てか何、このおにぎり…」
春「明里ちゃん!おかえりなさい、もしよければ明里ちゃんも食べるかい?この「デュエル飯」」
明里「い、いらないわよ…にしても何でこんなに多く作ったのよ…これ誰の?」
春「これは遊馬ちゃんと六十郎おじいちゃんの分、あの子また六十郎おじいちゃんの所行くんだってね。
昔の六十郎おじいちゃんは遊馬ちゃんに似てたけど何かと波長が合うのかねえ…」ほほほ
明里「フーン…」
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「ガガガマジシャン」
「ゴゴゴゴーレム」
「ズババナイト」
遊馬「…」
遊馬「…よし、取り合えず出来た!これで後はじいちゃんに稽古をつけてもらうだけだ…!」
遊馬「…」チラッ
皇の鍵「」キランッ
遊馬「…コナミもナンバーズを集めるためにきっと今以上に強くなってる、それに多分シャークとかカイトも…」
遊馬「…負けてらんないよな!俺はデュエルチャンピオンになる男なんだ!そのために全員に勝たなくちゃいけねえ!」
遊馬「ぜってえ今以上に強くなって見せる!かっとビングだ俺!」
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皇の鍵 内部
「No.39」
「No.17」
「No.34」
……
アストラル「…」
アストラル(…この皇の鍵、やはり何か秘密がある…)
アストラル(それはなんだ?いったいどのような秘密なのだ?)
アストラル(そして私の記憶のピースであるナンバーズ…それを狙う者たち…)
アストラル「…駄目だな、まるで材料が足りていない。
やはり考えを纏めるのは難しいか…これから更に観察対象を拡大させる必要があるようだな。」
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ハートランドタワー
ハートランド「Amazing!カイト!君はやはり天才だ!これだけの短時間でこれほどのナンバーズを集めてくれるとは!」
カイト「…どうでもいい、伝えたいのはそれだけか?ならば再びナンバーズハントに戻る。
行くぞ、オービタル」
オービタル「は、はっ、し、しかしカイト様、一度メディカルルームに戻って検査を…」
カイト「必要ない、さっさと行くぞオービタル。ぐずぐずするな。」
オービタル「か、かしこまり!」
ハートランド「まあ待ちたまえカイト、君も相当に疲弊しているはずだ。君には恐らく…
共にナンバーズを集める仲間が必要だと私は考えているよ!そのためにも君に用意したものが…」
カイト「----一言、忠告しておく。」
スッ
カイト「余計な真似はするな、お前が何をしようが勝手だが…
ナンバーズは俺が全て集める、邪魔をするな。」
ハートランド「…ほう、それではどんどんナンバーズを集めてくれたまえ!
君がナンバーズを集めれば集めるほどハルト君は助かるのだから!」
カイト「…」バッ!
ハートランド「…カイト、君は確かに優秀だ。才能もある。君がナンバーズを集めるのが適任だ。
だがしかし…」
ハートランド「君にだけ任せるのはいささか不安なのだよ。
君が好きにやるのなら私も好きにやらせてもらうとしよう!」
ハートランド「さあ、出番だよ!「私のナンバーズハンター達!」」
???「…」ギョロッ
???「…」バチバチバチ…
???「…」クテンッ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャーク「…デュエル・カーニバル、か…」
シャーク(一度デュエルの表舞台から去った俺だ。もうこんな大会に興味はねえ。
少し前の俺なら大会の荒らしくらいやってたかも知れねえが…)
シャーク「どうもそんな気分になれねえな…ふっ、俺も焼きが回ったか…」
???「おやおや、全く面白くない」
ヒュンッ!
シャーク「!?
パシッ!
???「今のあなたは牙の抜かれた鮫のよう…全く持って面白くない…
…そう、面白くないよなぁ?凌牙?」
シャーク「てめえその声…まさか!?」
???「そんなつまらないお前に対して俺からのファンサービスだ。
有難く受け取れよぉ?凌牙ぁ?」
シャーク「…何の意図があるのかは知らねえが、今の俺はお前の挑発に乗るようなテンションじゃない
これを持ってとっととーーーーー」
???「君の妹さん、確か今も入院されたままでしたか」
シャーク「---」ピタッ
???「その件に関しては実に残念ですよ…君の妹さんは不慮の事故で意識不明の重体。
そんな事故を経て君は随分と気に病んだでしょう、実に美しき兄妹愛だ。」
シャーク「何が言いたい…?」
???「だがしかし、そもそも、彼女の事故が偶然でなかったとしたら…?」
シャーク「!」
???「彼女の事故が誰かに仕組まれたものだとしたら…どう思いますかぁ?」
シャーク「てっ、てめぇ!」
???「暴力はいけません。」
シャーク「……!」
???「フッ……フハハハハハハハハ!ですが笑えますねぇ!
あの一件で貴方はデュエルの表舞台から追放!一方私は今では極東エリアのデュエルチャンピオン!
随分と差がつきましたぁ、悔しいでしょうねぇ!」
シャーク「てめえ……!!!!!!」
???「悔しいか!?悔しいだろう!?
ならば俺を倒してみろ!このデュエルカーニバルでな!!」
???「お前を潰すのは最後だ。完膚なきまでにお前を叩きのめし力の差って奴を見せつけてやる。
その時俺のファンサービスをとくと味わわせてやるよ…!」
シャーク「ぐっ…!!!!!!」
???「じゃあな、凌牙。てめえが勝ち上がるのを期待してるぜ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャーク「璃緒…!お前の仇は俺が…!」
シャーク「俺が必ず取って見せる…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
旧廃屋
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
瑠那『…それじゃあ暫くはこの屋敷を拠点に活動して頂戴。
この屋敷の部屋は自由に使ってもらって構わないわ』
瑠那『基本的にナンバーズ回収に関しては私も同行するわ。
それと…私もここに住むつもりだから、何かあったらすぐに言って頂戴ね?』
瑠那『…一緒にナンバーズを集めてフェイカーを必ず倒しましょう。
そのためなら私、何だって協力するわ。」ギュッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ(…)スカッ
シャイ(´;ω;`)ブワッ
コナミ「ん?どしたシャイ?」
シャイ「イ、イエ!マリモ!」
コナミ「?」
シャイ「そ、そんなことより!何か懐かしいですねここ!初めてコナミさん達と会ったのってこの屋敷でしたよね!」
コナミ「んー、そうだったなー。あんときはこの屋敷ももっとさびれて古ぼけた感じだったのが随分きれいになって…」
グリーン(ある意味一周回って振り出しに戻ったかんじっすよねー。)
シャイ「…その、私コナミさん達に前から言いたいことがあったんです。」
レッド(ほう…どんなことだね?シャイニート嬢)
シャイ「その…私を…」
グリーン(なんすか?)
シャイ「私を、その、その…」
ブルー(何でしょうか?シャイニートさん?)
シャイ「えーと、私の事を、そのここから…その…」
コナミ「?」
シャイ「…///」
「「「「…………」」」」
シャイ「…あの、皆さん…」
シャイ「…乾パン、食べません?」
シャイ「…/////」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
深夜
コナミ「…」zzz…
レッド(…)zzz…
グリーン(…)zzz…
ブルー(…)zzz…
シャイ「…」zzz…
シャイ「…」zzz…
シャイ「…」z…?
シャイ「…」ガバッ
シャイ「…」コツコツコツ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
屋敷 屋根裏部屋
シャイ?「…」バッ
シャイ?「…」チュイーン…
シャイ?「…」ジジジジジ…
シャイ?「…」カンッ…カンッ…
シャイ?「…」ジーッ…
シャイ?「!」チンッ
シャイ?「…」クルクル…
シャイ?「…よし」
シャイ?「計画の第一工程完了…進歩率はさしずめ…」
シャイ?「999%、って感じかな?…なんてね?」フフッ
…はい。と言う訳で!取り敢えずWDC前まではここで一旦終了!
次からはWDC編となります!
いやー早いもので1年ですね…去年の自分は何故こんな見切り発車をしてしまったのか、と思うばかりです。そのくせクオリティも低いしね…
何にせよここまで見ていただいた読者の方には感謝しかありません。ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
そしてその…自分が言うのも何なんですがこれからが面白くなると思うんですよね!多分!そう!きっと!
ですので皆さんもこれからも長い目で、こんな作品を読んで頂ければ作者冥利につきます。これからも是非お付き合いを…
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