アストラル「絶対に笑ってはいけない?それはどんな効果だ?」 (331)

多分永続だよね。

ゼアルssです

このssでは世界観が都合上おかしなことになっていますがそういうものとしておいてください。

敵対関係とかほぼないです

キャラクター崩壊の恐れがあります

更新は亀です、かつて神と呼ばれた亀並です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390478925

遊馬「ここは……?」


アストラル「起きたか遊馬。」


遊馬「アストラル……えぇと、ここはどこだ?どっかの部屋みてーだけど……」


アストラル「分からない、朝起きて君がデッキを確認したところで記憶が途切れている。」


遊馬「言われてみれば俺もそこで記憶が途切れてるぜ……」


アストラル「何者の仕業なのか分からない以上動くべきではない、と言いたいが……」


アストラル「進めと言わんばかりに目の前に扉がある。」


遊馬「ここでウジウジしててもどうにもならねぇ。」


遊馬「かっとビングだ!俺ぇ!!」


ガチャ

カイト「誰だ!」


遊馬「カイト!」


カイト「遊馬か……」


遊馬「お前も来てたのか!」


カイト「来た、というよりも気づいたらここにいた、という方が相応しいがな。」


遊馬「お前もか!」


カイト「何者かは知らんがどうやらこの空間を作ったヤツは先に進めとでも言いたいらしい。」


遊馬「また扉ぁ!?」


アストラル「我々が来た扉は消えている、どうやら戻ることはできないようだ。」


カイト「行くしかないようだな。」


凌牙「お前ら…!」


遊馬「シャーク!?」


カイト「貴様、何故ここに!?」


※既にバリアンレンジャー経験済み


凌牙「人間体に戻っている……?」


アストラル「どうやらその様子からして君もこの状況を理解できていないようだな。」


カイト「……状況が状況だ、今は停戦協定を結ぶべきだと思うが?」


凌牙「………ッチ、分かった。」


《停戦協定ていせんきょうてい/Ceasefire》 †
通常罠(制限カード)
フィールド上に裏側守備表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にする。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
フィールド上の効果モンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。

※特に意味はありません

遊馬「そうと決まればここを脱出するため協力だぁ!!」


凌牙「チッ……」


カイト「また扉……進め、ということか。」


遊馬「よし……開けるぞ。」


ガチャ


???「あ、やっと来た!もぅ、遅いんだから!」


遊馬「その声は!こと……りぃ!?」


小鳥の髪型をした小鳥声のマスター・ヒュペリオン「遊馬!また寝坊したんでしょ!!」


遊馬「」

カイト「一体これは……」


凌牙「何がどうなってやがる。」


コトリオン「ちょっと!聞いてるの遊馬!!」


遊馬「あ、ああ……ん?」


コトリオン「どうしたの遊馬?」
↑よく見るとミニスカの下にもけもけ柄パンツ


遊馬「ぶふっ!」


カンコーン!!


遊馬「な、なんだぁ!?」


ガガガマジシャン「ガガガッ!!」


遊馬「ガガガマジシャン!?なんで実体化して」


バコンッ!!(ワンダーワンドで尻を叩かれる音)


遊馬「うぎゃぁぁあ!!?」


アストラル「遊馬!!」

遊馬「い、いてぇ……」


アストラル「一体どうなっているのだ……」


カイト「モンスター(一部不明)が実体化している……のか?」


凌牙「なんなんだこれは……」


コトリオン「ほら、早く起きて遊馬!行かないと!!」


遊馬「く……だから一体何が何やら……プッ」


カンコーン!!


ガガガマジシャン「ガガガッ!!」


バコンッ!!


遊馬「んぎゃあ!!」


アストラル「遊馬!!」

遊馬「ぬ、ぐぉお…!」


コトリオン「ほら、いい加減起きて行くわよ!」


アストラル「遊馬、どうやら笑うと君達は尻を叩かれるようだ。」


遊馬「ど、どういうことだ!?」


アストラル「その証拠に……」


カンコーン!!


フォトン・クラッシャー「ハァ!!」


バコンッ!!


カイト「ぬぐぉあ!!」


遊馬「カイトォ!!?」


アストラル「やたら女々しい動作のマスター・ヒュペリオン?を見て笑ったカイトも叩かれた。」


アストラル「どうやらあの音が鳴ると規定に引っかかったという合図のようだ。」

コトリオン「みんな、この扉を通って先に行くのよ!!」


凌牙「あぁ?わざわざ行くとでも思うのか?」


コトリオン「でも最終的に全てのエリアを通過しなければここから出ることはできないのよ?」


凌牙「なにっ!!」


コトリオン「じゃあ、頑張ってね!!」


シュンッ


遊馬「き、消えたぁ!?」


カイト「つまりここから出たくば進め、と。」


凌牙「茶番だな……だがそれしかないなら行くしかないだろう。」


遊馬「……ああ!行くぜかっとビングだぁ!俺達ぃ!!」



遊馬「ここは……!学校じゃねーか!!」


カイト「空間同士を繋げたとでも言うのか……?」


凌牙「外へは……出れないか。」


遊馬「看板があるぜ!なになに?図書室へ行け?」


アストラル「今は行ってみるしかないだろう。」




図書室


遊馬「な、なんじゃこりゃあ!!」


カイト「これは……確か王立魔法図書館だったか?」


《王立魔法図書館おうりつまほうとしょかん/Royal Magical Library》 †
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 0/守2000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
このカードに乗っている魔力カウンターを3つ取り除く事で、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。


遊馬「じゃあ図書室がモンスターになっちまったってのか!?」


ザザザザザ………!


凌牙「おい、何の音だ?」

ザザザザザザザザザザ!!


遊馬「うわぁ!水が滝みてーに!!」


アストラル「!水の中に誰かいるぞ!!」


ザザザザザザザザザザ(水の中からドルべ登場)


凌牙「ドルべ!?」


ドルべ「ようこそ図書室へ、私がここの司書の……」


ドルべ「バリアンの白き盾!ドルべ!!(決めポーズ)」


ドルべ「だ。(気をつけの姿勢)」


遊馬「んふっ」


カンコーン!!


バコンッ!!


遊馬「いだぁ!!」


凌牙「ドルべ!お前まで一体何を」


ドルべ「友よ、今の私はバリアン七皇である前にこの図書館の司書なのだよ。」


ドルべ「君達には今からこの図書館にある大量のブックス!!の中から何処かにある光天使ブックス!!を見つけてきてもらう。
ただのブックス!!ではない、ホー↑リー↓ライトニングブックス!!だ。
中にはダミーブックス!!トークンが紛れ込んでいるから注意してくれ。そうだくれぐれもブックス!!を破ックス!!しないでくれ。もしもそうしたならばこの図書館のブックス!!として君達のブックス!!をブックス!!してブックス!!しなければならないからな。」(全部決めポーズ付き)


三人「wwwwwwww」カンコーン!!


ガガガマジシャン「ガガガッ!!」バコンッ!!


遊馬「んふぅ!」


フォトン・クラッシャー「トァ!!」バコンッ!!


カイト「ぬぐぁ!!」


凌牙「……俺には一体何が来るんだ」







ブラック・レイ・ランサー「………」


凌牙「」

凌牙「ちょっと待てなんでこいつだけ槍を突く姿勢になってるんだ!オイ、待て、MA☆TTE!!」


ぶすりっ


凌牙「グァアッーーーー!!」


遊馬「うわぁ……」


アストラル「なんという威力……これがブラック・レイ・ランサーの本当の力か。」


カイト「哀れな……」


ドルべ「では、がんばって探してくれ。」


凌牙「」びくんびくん

遊馬「とっ、とにかくこの中から光天使ブックスを見つければいいんだな!!」


カイト「おそらくブックスも実体化しているはずだ。」


遊馬「よぅし!手分けして探そうぜ!!」


遊馬「シャークは……や、休んでてくれ」


凌牙「お、俺はバリアン七皇のナッシュ……こ、この程度……」


カイト「生まれたての鹿のように震えているな」








遊馬「この本か!?」


・トゥーンのもくじ


ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン「がぶーwwwwwwww」


遊馬「うぎゃぁぁあ!?」







カイト「あれか!」


ブックス?「……」


カイト「何故あんな高い場所にあるんだ……ふっ!!」ジャンプ


カイト「……取った!」


月の書「やぁ。」


ビターン!!


カイト「人間に月の書を使うと…仰向けに叩きつ、けられ…る……の、か……」



凌牙「……ふぅ。」


凌牙「ドルべまで、一体どうなっているんだ……?」


ペラッ


ドルべが飛び出す絵本「ブックス!!」


凌牙「んぐふっ!」


カンコーン!!


ブラック・レイ・ランサー「………」


ズブリッ!!


凌牙「ぐぁああ!!」


ドルべ「ナッシュ!!大丈夫ックス!!?」(助走付き決めポーズ)


凌牙「やめろドルべェェェ!!w」


カンコーン!!


ブラック・レイ・ランサー


ズブリッ


凌牙「んがぁぁぁあ!!」

二十分後


遊馬「………。」
↑トゥーンモンスターに襲われボロボロ


カイト「………。」
↑八回ダミーの月の書に引っかかり仰向けに叩きつけられた


凌牙「」
↑ドルベゴォレンダァ!=槍突きゴォレンダァ!!


アストラル「随分とダメージを受けたが……なんとか見つけられたな。」


遊馬「まさか最初の地点の返却口に突き刺さってるなんて気づくかよ……」


カイト「次からは魔宮の賄賂を三積みする……絶対だ……」


凌牙「」びくんびくん


ドルべ「ありがとう。これでやっと」


ドルべ「ソード!!」


ドルべ「ウィング!!」


ドルべ「そしてブックス!!」


ドルべ「三体のモンスターでオーバーレイ!!」


ドルべ「現れろ!」


ドルべ「グルォォォリァス!ヘイッ↑ロー!!」
↑渾身のサタデーナイトフィーバー


カンコーン!!カンコーン!!カンコーン!!


遊馬「んぎゃあ!」


カイト「ぐぁあ!!」


凌牙「あぁあ!!」

ウィングって?

>>34
ああ!!

じゃなくて、すいませんウィング「ス」が抜けてましたね。



凌牙「ダメだ、あれ以上いたら死ぬ。」


遊馬「お、おう……」


カイト「次の扉はあそこか。」


ガチャ


ハルト「あ、兄さん。」


カイト「ハルト!?」

カイト「ハルト!どうしてここに!まさか、だっ、誰かに操られて…!?」


ハルト「あはは、兄さん僕はただ移動するための乗り物を待ってただけだよ。」


遊馬「乗り物?」


ァァァァァァン……


凌牙「おいなんだこの音。」


アンナ「遊馬ぁーーー!!!」


グスタフ・マックス「プァァァァァァァン!!!」


遊馬「うぉぉぉ!!アンナ!?」


アストラル「音の正体はグスタフ・マックスだったのか」


アンナ「来たぜ!!」


遊馬「アンナ、お前まで!一体これはどういうことなんだよ!!」


アンナ「こまけーことは気にすんな遊馬!俺はお前達を送りにきたんだ!!」


カイト「ハルトの言ってた乗り物とはこれのことか。」


凌牙「これで電車の旅ってか?」


アンナ「はぁ?ちげーよサメッシュ。」


凌牙「サメッ……!?」


アンナ「お前とそこのマヨネーズみてーな頭のやつはあれで送るんだよ。」
↑グスタフ・マックス指差し


カイト「まさかマヨネーズとは俺のことか!!」


凌牙「だからグスタフ・マックスに乗って……」


アンナ「………」
↑グスタフ・マックスの『砲塔』を指差し

カイト「」


凌牙「」


アンナ「よし、じゃあまずはサメからな!オーバーレイユニットを一つ使って弾丸装填!!」


凌牙「なっ!いつの間に!!だ、出せ!!」


アンナ「発車オーライ…ビッグ・キャノン!!」


ズドォォン!!


凌牙「あああああぁぁぁぁぁぁ………」


アンナ「さ、つぎはマヨネーズな。」


カイト「やめろぉ!!」


ハルト「僕兄さんの飛ぶとこ見てみたいな。」


カイト「よし来い!!」


アンナ「発車オーライ、ビッグ・キャノン!!」


ズドォォン!!


カイト「ハルトォォォォォォォォォォ………」


遊馬「も、もしかしなくても俺もあれで……」


アンナ「?何言ってんだよ遊馬、グスタフ・マックスのオーバーレイユニットは二つしかないんだぜ?」


アンナ「遊馬は俺直々にフライングキャノンで連れてってやるぜ!!」



遊馬「で、結局連れて来られたのは職員室かよ。」


カイト「空き席三席に俺達の名前が書かれているが座れということか。」


遊馬「ふぅ……」ドドドー!!


カイト「……」


凌牙「……おい、屁をこくな、」


遊馬「ち、ちげーよ!椅子に座ったら勝手に鳴ったんだよ!!」


凌牙「おい。」


カイト「なんだ。」


凌牙「お前ら引き出しの中は調べたか。」


遊馬「引き出し?」


凌牙「俺の机の引き出しからこんなものが出てきた。」





遊馬「なんだそりゃ、カンパンか?」


カイト「それに缶詰……非常食か。」


《非常食/Emergency Provisions》 †
速攻魔法
このカード以外の自分フィールド上に存在する
魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。
墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。


凌牙「……まぁ食ってみるか。」モソモソ


遊馬「お、おい……」


凌牙「なんだ、別にただの非常食だ。可もなく不可もなく普通の味だ。」


アストラル「一つ、言わせてもらってもいいだろうか。」


アストラル「……その引き出しの奥にあるカードを見てみるといい。」


凌牙「あぁ?」


・シモッチによる副作用


凌牙「マジかよ……うっ…!」グギュルルル


《シモッチによる副作用/Bad Reaction to Simochi》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手ライフを回復する効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。


凌牙「ぐぁああ!腹がぁぁ!」グギュルルル


カイト「トイレはあっちだ。」




アギヤァァァ!!シリガァァァ!!


遊馬「んふふっ」


カンコーン!!


ガガガマジシャン「ガガガッ!!」


バコンッ!!


遊馬「ぎゃあ!!」


カイト「おそらくあれは尻へのダメージが大きい神代をピンポイントで狙ったものだろう。」


アストラル「なんと恐ろしい……」


遊馬「……なぁカイト、俺達も引き出し開くか?」


カイト「恐らく開かずとも帰ってきたあいつが……」


ダダダダダダ…!!


凌牙「おい!テメェらも引き出しを開け!!」


カイト「開かせるだろう。」

カイト「じゃあ俺が開こう。」


ガララッ


・DVD


カイト「これは……」


凌牙「ここにプレイヤーがある、さっさと再生しろ。」


遊馬「おいシャーク!いくら自分がダメージ多めだからって!」


凌牙「あ?」


カイト「まぁいいさ、再生するぞ。」








フェイカー『やぁカイト、元気にしてるかい?』
↑田舎の田園風景で農作業をしながら


カイト「んん!?」


フェイカー『私はここでトマトを育てているよカイト。』


遊馬(なんでトマト……w)


凌牙(というかあの服で鍬持つなよ……w)


カンコーン!!カンコーン!!


バコンッ!!ズブリッ!!


鮫海老「「ぐぁああ!!」」

フェイカー『ほぅら、こんなによく熟れているだろう?カイト。』


キラー・トマト『ゲキャキャキャ!!』


プチトマボー『タスケテー』


トマボー『モウダメダァ…オシマイダァ……』


フェイカー『こんなにも活きがいいよカイト。』






遊馬(活wきwがwいwいww)


カンコーン!!


遊馬「ぐはぁ!!」


フェイカー『ぬぅぅぉぉあああああ!!』バリバリバリィィイ!!!


アストラル「筋骨隆々になった!?」


フェイカー『美味いっ!美味いぞぉぉぉぉぉぉ!!!』


フェイカー『この噛んだ時の瑞々しい音がたまらんぞぉぉぉぉ!!!』


キラー・トマト『ギャァァァァァア!!』


トマボー『ギャァァ!!』


プチトマボー『アンギャァァ!!』


凌牙「地獄絵図か……」

カイト「父さん……あんな素直に笑って……」


凌牙「おいなんか感動してるぞ。」


遊馬「実はカイトを笑わせるつもりと見せかけて俺達を笑わせにきてるんじゃ……」


凌牙「ありえねぇ話ではないな……」








ピンポンパンポーン


『昼食の時間です、食堂に来てください。』


カイト「昼食?」


遊馬「実際腹も減ったし行こうぜ。」


凌牙「できれば行きたくねぇがな……」







ミザエル(割烹着)「よく来たな貴様ら!」

カイト「ミザエル!?」


ミザエル「貴様らにはこの私が作った昼食を食べてもらおう!!」


ミザエル「九十九 遊馬!貴様には小鳥とかいう女が作ったデュエル飯だ!」


遊馬「早速手作りじゃねーじゃねーかw」


カンコーン!!


バコンッ!!


遊馬「んぎっ!!」


凌牙「表面が焦げてるのはヒュペリオンだからか…w」


カンコーン!!


凌牙「しまったぁあ!!」


ズブリッ!


凌牙「んひぃ!」


ミザエル「ナッシュ!お前にはこのフカヒレスープだ!!」


遊馬「共食い。」ボソッ


カイト「んぐふっ!」


カンコーン!!

ミザエル「そしてカイト、貴様には……」


カイト「………」


ミザエル「このっ!私渾身のネオタキオン定食だ!!」


ドンッ!!(巨大な重箱に詰め込まれた卵焼きに皮付きバナナが三本突き刺さったもの)


カイト「……!!……!?」


ミザエル「このネオタキオン定食は私の魂が篭っている!ネオタキオンがタキオンドラゴンから通常通りカオス化した場合のオーバーレイユニットと同じく三段!最上段をネオタキオンを模したおかず部分!二段目を主食部分!三段目をデザートで構成してある!!さぁ存分に食え!!」


カンコーン!!カンコーン!!


遊馬「あふん!」


凌牙「ぐふぅ!」

カイト「おいミザエル、これを食えというのか?」


ミザエル「銀河眼使いならば当然だ。」


カイト「……」


カパッ


・二段目、ギッチギチに詰められた食パン一斤


カイト「んぐっ!」


カンコーン!!


バコンッ!!


カイト「ぐ……」


パカッ


・三段目、溢れ出しそうなほどの黒蜜『のみ』


カンコーン!!カンコーン!!カンコーン!!


バコンッ!!バコンッ!!ズブリッ!!


ミザエル「ちなみに完食しなければタキオンスパイラルだ。」






凌牙「中々美味いなフカヒレスープ。」


遊馬「なんか焼きおにぎりになってるけど相変わらずうめーぜ!!」


アストラル「私は食事の必要性はないが……興味はあるな。」


カイト「………。」


カイト「………!!」


グググ…!(パンが詰め込まれすぎて抜けない)


パキッ


カイト「ぐあっ!」


遊馬「どうしたカイト!!」


カイト「爪が……割れた」


遊馬「ぶふっ!!」


カンコーン!!

ミザエル「カイト!」


カイト「な、なんだミザエル……」


ミザエル「私としたことが仕上げを忘れていた。」


カイト「仕上げ、だと?」









ミザエル「萌え萌えぇぇぇぇ!キュンッッッ!!」
↑卵焼きにケチャップぶちまけながら決めポーズ


カイト「んぶっ!!w」


遊馬「ぶひゅっ!w」


凌牙「くはっ!w」


カンコーン!!カンコーン!!カンコーン!!

遊馬「し、尻が……」


カイト「流石はフォトンの力か……奴はどうした?」


アストラル「保健室へ行く、と言っていた。」


遊馬「あいつの尻、もう切れ痔ってレベルじゃねーだろ……」


カイト「………」


カイト「……w」


カンコーン!!


カイト「遊馬貴様ぁーーー!!」


銀河騎士「トァーッ!!」


カイト「なっ!?フォトン・クラッシャーじゃないだと!?」


銀河騎士「ダォラ!!」
↑タイキック


バキィ!!


カイト「んぐぐぁ!?」


遊馬「カイトが1mくらい吹っ飛んだぞ……」

一方


凌牙「ぐ……尻が……」


凌牙「保健室なら軟膏くらいあるだろ……」


・保健室


璃緒「あら、どうしたのかしら?」


凌牙「璃緒!?」


璃緒「ここに来たってことは何か怪我をしたのでしょう凌牙?」


凌牙「あ、いや………」


璃緒「分かってるわ、さぁ凌牙……」














璃緒「尻を出しなさい。」


凌牙「」

凌牙「おいバカやめろ璃緒!!」


璃緒「あら、私達兄妹なんだから今更じゃない。」


凌牙「そういう問題じゃねーんだよ!!」


璃緒「そう……じゃあ選ばせてあげるわ。」


凌牙「選ぶ?」


璃緒「そう、ここで私に痴か……治療されるか……」


CN.101「………」


璃緒「お仕置きエクシーズチェンジするか、よ。」


凌牙「嘘だろ……」

凌牙「……………」


凌牙「……………」


凌牙「……ぐ……」


凌牙「俺は……エクシーズチェンジを選択、する……」


璃緒「そう……」


凌牙(もし妹に尻を晒して治療されたなんて知られれば……七皇のリーダーとしての面子も何もかもが……終わる。)


璃緒「私じゃあ……ダメなのね……」


凌牙「璃緒……」


璃緒「…………」


璃緒「………ブックス!!」


凌牙「っ!w」


カンコーン!!


凌牙「璃緒ォォォーーーー!!!」


CN.101「ドォォゥゥァァア!!」


グサァッ!!


凌牙「んぐぉぉあああ!!?」


璃緒「治療はしないわ、えぇ絶対に。」

凌牙「………」


遊馬「シャーク!大丈夫……か……?」


凌牙「遊馬……引き出しを開け」


遊馬「いきなりなにを」


凌牙「開け」


遊馬「……分かった。」


ガララッ


・スイッチ


遊馬「スイッチ?」


凌牙「押せ。」


カイト「待て!まだ何が起こるか予想もつかないのに不用意に押すのは得策ではない。」


凌牙「知るかぁ!遊馬、てめーもぶっ叩かれろ!!」

遊馬「い、行くぞ!!」


ポチッ


カンコーン!!


遊馬「え!!」


凌牙「よっしゃ」


ホープ「ホォーーープ!!!」


遊馬「!?」


ブンッ!!


遊馬「っ!!………あれ?」


ホープ「………」


アストラル「攻撃を止めた……?」


遊馬「ホープ……俺を叩くのをやめてくれたのか……!!」






カイト「ん?………攻撃が中断された時に……」


ダブルアップホープ「ォォォォォ!!!」


遊馬「え、ちょ」


カイト「攻撃力を二倍にしもう一度攻撃する……」


ダブルアップホープ「ホォーーープ!!!」


べキィッ!!(峰打ち)


遊馬「んごぉ!?」

カイト「ダブルアップ・チャンスの二段構えということか……」


遊馬「お、おぉお……」


アストラル「遊馬、壁まで飛んだな。」


遊馬「攻撃力5000はヤバイぜ……」


凌牙「………」


ポチッ


カンコーン!!


ホープ「ホォーーープ!!!」


遊馬「シャークぅ!?」


メゴォ!!


遊馬「んぎぃ!?」


凌牙「っし」


カイト「お前……」


凌牙「連打してやるぜ!」


ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ


カンコーン!!


遊馬「ひっ」


CN.101「………」


ブラック・レイ・ランサー「………」


凌牙「」

凌牙「ちょ、待」


ズブッ!!ドスッ!!


凌牙「んぐ、げぁ!?」


遊馬「二本刺し……」


CN.101「………。」


ズボッ


凌牙「ぐぉっ!」


ブラック・レイ・ランサー「……フン!」


ぐり!!


凌牙「んひぃ!」


遊馬「ひねった!」


カイト「ひねったな。」


凌牙「……ぁ………」


アストラル「こういう状況を因果応報、というのだろう?」

凌牙「クソッタレがぁ……」


カイト「もう一度押すか?」


凌牙「んなもんどっかに閉まっとけ!!」


カイト「ふっ……因果応報。」


凌牙「チッ……」


遊馬「なぁ……」


凌牙「なんだ!」


遊馬「この机ってさ……もう一個引き出しがあるよな。」


カイト「開くな。」


カイト「お前はもう一度ダブルアップ・チャンスしたいのか。」


遊馬「………」


ガララッ


遊馬「ぶふっ!w」


カンコーン!!


ホープ「ホォーーープ!!!」


メゴォ!!


遊馬「んぎゃあ!!」


カイト「バカかお前は……!」


遊馬「…………」


遊馬「カイト。」


カイト「なんだ」


遊馬「これが入ってた」


・おジャマモンスターの顔がメラグを除く七皇メンバーの顔にすげ替えられたコラ画像


カイト「くっ……」


遊馬「おジャマキング・ナッシュ」


カイト「ぬっw」


カンコーン!!

カイト「遊馬、貴様……!」


遊馬「やっぱ情報は共有しないとな!!」


アストラル「清々しいまでに笑顔だな、遊馬。」


カイト「ぐ……ならば俺の引き出しも開けてやる!!」


ガララッ!


カイト「またDVDか、再生するぞ。」


遊馬「よーし、耐えてやるぜ!!」


凌牙「ま、待て!なにを勝手に進めて!」


ピッ


V『………』


カイト「クリス!?」


?『ほら兄様!!録画が始まったよ!』


遊馬「?まで!」


V『………』


?『もう、兄様!!』


V『………る』


?『え?』







V『働きたくないで御座る!働きたくないで御座る!』


カイト「ぶふっ!」


遊馬「くっ!w」


※すでに笑いましたがしばらくお待ち下さい


?『に、兄様……』


V『働いたら負けだと思うんで(笑)』


V『そんなことよりジェンガやろうぜ!?が鬼な!』


?『意味がわからないよ兄様!!』


凌牙「意味がわからないのはこっちだっつの……」


トロン『ほぅらクリス、キャンディーだよー』


?『わーい!』


?『ああもう!』


ぶつん


カイト「一体何が起きているんだ……」ガクガク


遊馬「最後Vが四つん這いでトロンに駆け寄ってたぞ……演技だよな?演技なんだよな?」ガクガク


カンコーン!!


カイト遊馬「「あ。」」


バキッ!!メゴォ!!


カイト「ぐぬぅ!」


遊馬「ぬはぁ!」


遊馬「……し、しかしシャークはよく笑わなかったな。」


凌牙「ケツの痛みでそれどころじゃねぇんだよ……」

確かめたらスリーが?になってました。
?の人物はスリーなのでご了承ください。
あとおジャマバリアンの後に遊馬が清々しいまでに笑顔でしたがいい顔だった、ということで、すいません

>>90訂正

カイト「遊馬、貴様……!」


遊馬「やっぱ情報は共有しないとな!!」


アストラル「清々しいまでにいい顔だな、遊馬。」


カイト「ぐ……ならば俺の引き出しも開けてやる!!」


ガララッ!


カイト「またDVDか、再生するぞ。」


遊馬「よーし、耐えてやるぜ!!」


凌牙「ま、待て!なにを勝手に進めて!」


ピッ


V『………』


カイト「クリス!?」


3『ほら兄様!!録画が始まったよ!』


遊馬「スリーまで!」


V『………』


3『もう、兄様!!』


V『………る』


3『え?』







V『働きたくないで御座る!働きたくないで御座る!』


カイト「ぶふっ!」


遊馬「くっ!w」


※すでに笑いましたがしばらくお待ち下さい

>>91訂正


3『に、兄様……』


V『働いたら負けだと思うんで(笑)』


V『そんなことよりジェンガやろうぜ!?が鬼な!』


3『意味がわからないよ兄様!!』


凌牙「意味がわからないのはこっちだっつの……」


トロン『ほぅらクリス、キャンディーだよー』


V『わーい!』


3『ああもう!』


ぶつん


カイト「一体何が起きているんだ……」ガクガク


遊馬「最後Vが四つん這いでトロンに駆け寄ってたぞ……演技だよな?演技なんだよな?」ガクガク


カンコーン!!


カイト遊馬「「あ。」」


バキッ!!メゴォ!!


カイト「ぐぬぅ!」


遊馬「ぬはぁ!」


遊馬「……し、しかしシャークはよく笑わなかったな。」


凌牙「ケツの痛みでそれどころじゃねぇんだよ……」

カイト「しかし疲れた………」


遊馬「尻っていうか尾てい骨にヒビが入ってそうだぜ……」


凌牙「てめーらは打撃だからまだマシだろうが……」


ピンポンパンポーン


小鳥(コトリオン)『皆さん、体育館へお集まりください。』


カイト「体育館?」


遊馬「なにかあんのか?」


凌牙「ロクなことじゃねえだろうな……」

・体育館


ゴーシュ「ようし!来たなお前ら!!」


遊馬「ゴーシュ!?」


ドロワ「よし、これより緊急集会を始める!!」


凌牙「緊急集会だと?」


ゴーシュ「二十分ほど前にこの二人の下着が何者かに盗まれた。」


璃緒「うう……誰が……」


マスター・コトリオン「酷いよぉ……」


遊馬「……ww」


カンコーン!!


遊馬「いややっぱ絵面がおかしい……いだぁ!!」


ゴーシュ「で、だ。本題はここからだ。」


ドロワ「我々は捜査の結果下着泥棒を捕獲することに成功した。」


遊馬「なら俺たちを呼んだのはどういうわけなんだ?」


ゴーシュ「実はそいつは使いっ走りみたいでな……真犯人は別にいるようでな。
俺たちはお前ら三人の中にいるのでは、と疑っている。」


遊馬「お、俺たちの中に!?」


カイト「馬鹿な、誰がそんなことをするものか。」

ゴーシュ「まぁ名乗り出ないことは分かっていた。だから俺たちはその実行犯を今ここで公開事情聴取し、犯人を探すことにした。ドロワ、奴を連れてきてくれ。」


ドロワ「あぁ、わかった。」


遊馬「一体誰がそんなことを……」


カイト「一応聞くがやってないだろうな。」


凌牙「下着盗むくらいなら軟膏を盗むっつの……」


凌牙「というかよぉ、誰が出てこようがシラを切っちまえばいいんじゃねぇのか?」


???「おいおい、忘れちまったのかよ!」


凌牙「!?」


遊馬「!?」


カイト「!?」







ドロワ「連れてきたぞ」


IV「てめーの一番のファンの顔をよぉ!!」
↑頭にブラジャーを巻きつけた状態で檻の中に入れられている

凌牙「んぐふぅ!ww」


遊馬「ぶふっ!w」


カイト「くっ!w」


カンコーン!!


メゴォ!!バキィ!ズブリッ!


遊馬「ぬふぅ!」


カイト「あぐぉ!」


凌牙「ぎひぃ!」


ゴーシュ「こいつが下着を盗んだ犯人だ。」


?「どうして俺に気持ち良く下着泥棒させてくれないんだよぉ!俺は女共の下着をクンカクンカしたいだけなのによぉ!!」


凌牙「?……お前……」


遊馬(シャークのやつ、ドン引きしてやがる…)


ゴーシュ「オラ下着ドロ、てめーのご主人様はどいつだ?」


?「あぁん?ご主人様だぁ?凌牙はダチだ。」


ゴーシュ「なるほど、てめーが黒幕か!」


凌牙「んなわけねーだろうが!」


遊馬「ちなみに黒幕はどういった罰を受けんだ……?」


ゴーシュ「あぁ、それはあっちで……」

片桐「ン熱血指導だぁぁぁぁぁぁ!!!」


エクスカリバー「ダァァァァァ!!」


ブレードハート「ズェェァァァァ!!」


アトランタル「ォォォォォォ………!!」





ゴーシュ「特別執行人達による闘魂注入だ。」


三人(((死ぬ!!)))


遊馬「てかなんで片桐先生がバリアンに操られた時の状態になってるんだよ!?」


カイト「さっき緑のモヒカンにゴリマッチョの黒子がなにかの光をあの男に見せていたが……」


凌牙「ギラグ……!後でぜってーに殴る……!!」

ゴーシュ「どうやらてめーはこいつと知り合いのようだが……てめーが黒幕か!!」


凌牙「知らねえよ!俺はやってねえ!!」


遊馬「そういえばシャークトイレっつっていない時があったな。」


凌牙「遊馬てめぇ!!」


遊馬「まだ死にたくないからな!(おっと俺は事実を言っただけだぜ!)」


アストラル「恐らく思っていることと台詞が逆転しているのだろうが結局意味は同じなのだろうな。」


カイト「さっさと自主しろ凌牙、今ならまだ罪は軽い。」


凌牙「軽いも何も上限も下限も死刑じゃねーか!!」


カイト「いや、まだ奴らがオーバーレイユニットを使っていなければダメージは」


ブレードハート「ォォォォオ!!」一つ使用


アトランタル「ゴォォォォ……!」不乱拳装備


エクスカリバー「ドォァァア!!」二つ使用


カイト「………」


カイト「犯人はサメ。」


凌牙「テメェェエエ!!」

ゴーシュ「やっぱりてめぇか!!」


凌牙「違う!俺はやってねぇ!!」


ドロワ「……ゴーシュ、今連絡が入った。下着泥棒の実行犯がもう一人いたらしい。」


ゴーシュ「何?」


ゴーシュ「よしわかった、てめぇが無実かどうかはそいつの事情聴取で決める。」


凌牙「く……」


遊馬「一体誰が来るってんだ……?」


カイト「……この様子では恐らく次に出てくる奴も……」







クラゲ「おうおうてめーら、先輩にこの態度はなんだぁ?あぁん!?」


カイト「奴に関連するやつだろうな。」


遊馬「あいつは確か毒を使うバリアンの!!」

ゴーシュ「やっぱりてめぇか!!」


凌牙「違う!俺はやってねぇ!!」


ドロワ「ゴーシュ、今連絡が入った。下着泥棒の実行犯がもう一人いたらしい。今こちらに輸送されるそうだ。」


ゴーシュ「何?」


ゴーシュ「……よし、てめぇが本当に犯人かどうかはそいつの事情聴取で決める。」


凌牙「ぐ……」


遊馬「一体誰が来るってんだ……?」


カイト「どうやらここでは凌牙を犯人にする流れ?のようなものができている、だから恐らくこの後来る奴も……凌牙を犯人にする助けになるだけだろうな。」










ドロワ「こいつだ。」


クラゲ「おうおうおうおう!てめぇら先輩にこの態度はどういうことだぁ?あぁん!?」


凌牙「お前かぁーー!!」

あれ、重複した……
>>130はなかったことにしてくだちい

クラゲ「んん?てめぇはあの時の後輩鮫野郎じゃねぇか。」


凌牙「いいえ、私はその人知りません。」


遊馬「すげぇ、シャークが無表情になった。」


カイト「本人も半分諦めてるあたり哀れだな。」


ゴーシュ「おいてめぇら、こいつとはどんな関係だ?」


IV「リョウガ マイ ファン」


クラゲ「コウハイ マイ コウハイ」


凌牙「てめぇらもう黙れ!」


アストラル「IVのそれは「シャークは私のファンです」という意味にならないか?」


カイト「あの男など「後輩は後輩です」だからな。」


ゴーシュ「クロは決まったようだな。」


凌牙「待ってくれ!俺は違う!それでも俺はやってねぇ!!」


アストラル「ダイレクトアタックを受けた後にアトランタルがシャークのフィールドに来そうだな。」


遊馬「……?」


カイト「……?」


カイト「あぁ、そういう……くっw」


カンコーン!


遊馬「え!?どういうことだ!?」


アストラル「遊馬、君はもう少しカードの知識をつけるべきだ。」


バゴンッ!!


カイト「ぐああ!!」


《痛恨の訴え/Heartfelt Appeal》 †
通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体のコントロールを次の自分のエンドフェイズ時まで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できない。

ゴーシュ「最早言い逃れはできねぇぞ……!!」


凌牙「もう、好きにしろ……」


ジャララララ!!


遊馬「鎖が!!」


カイト「デモンズ・チェーンか。」


凌牙「俺はバリアンの戦士……!この程度の試練で屈することなどない……!!」


ゴーシュ「天☆誅!!」


エクスカリバー「ドォォォォォァァァァァァァァアアアア!!!!!」


ゴッッッッッッキィィンッッ!!!!


凌牙「あああああがぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」


遊馬「くそぉ!見てらんねぇよ!!」


カイト「目を逸らすな遊馬、あいつの覚悟を無駄にしてはいけない。」


アストラル(覚悟……?)


遊馬(覚悟……?)


ブレードハート「ズェェェェェェェイッッ!!!」


バゴンッッッッッッッッッ!!!


凌牙「グァァァァァァァァァァ!あがっ、がぁぁぁぁぁあ!!」


ブレードハート「ニサシィィィィィィィ!!」


バッキィィィッッッッッッ!!!


凌牙「っっ!っっ!!」


凌牙「………………」


カイト「最早……声すら……っ!」


アストラル「だが、この後には……!」


アトランタル「オオオオオオオオ……!!」


遊馬「シャーク!!」

アトランタル「オオオオオオオオオ!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!


凌牙「誰か、助け」


アトランタル「オオオオオオン!!!!」


ゴッ!!!!!!!!


凌牙「ぐぶん」


ベシャッ!!!


凌牙「」


遊馬「雑巾を壁に叩きつけたような音がしたぞ……!?」


カイト「アトランタルのビンタの直撃を受けると人はああなるのか……」


アストラル「……あれは!」


CN.101「………」


遊馬「あれはシャークの!!」


カイト「トドメを刺すつもりか…!?」


アストラル「逃げろシャーク!!」


凌牙「」

CNo.101「ふぉぉぉ……!!」


キラキラキラキラ……


凌牙「お、おお……!」


カイト「凌牙の尻に光が……!」


アストラル「シャークの尻を癒している、のか……?」


凌牙「Dark Knight、お前……!!」


CNo.101「………。」


遊馬「くぅー!泣かせるぜ!!モンスターとシャークの絆だぜ!!」


CNo.101「トァ!!」


カイト「消えた…」


凌牙「すまねぇ……Dark Kni」


片桐「ン熱血ゥーーーーーー!!!」


遊馬「あ。」


カイト「あ。」


凌牙「」

片桐「お前には気合が足りなぁぁぁいっ!!」


凌牙「く、来るなら来いっ!!」


片桐「ンーーーー熱血ぅーーーー!!!」


バシィーーーン!!


凌牙「ふぶぅ!!」


遊馬「うわー、片桐先生の全力ビンタ……」


カイト「しかしさっきまでがさっきまでだから優しく見えるな。」


凌牙「ぐ、ふぅ……さっきまでに、比べれ、ば……」


ゴーシュ「次やったら承知しねぇからな!!」


凌牙「俺はやってない……もう、いいや。」


コトリオン「あ、皆はこの後運動場に行ってね!」


遊馬「運動場ぅ?」


カイト「外で何かを行うようだな。」










ベクター「ジャンジャジャーン!俺、ベクター!!」


遊馬「ベクター!」


凌牙「ベクター……てめぇがこれの黒幕か!?」


ベクター「はぁ?何言ってんだてめぇ。」


カイト「違うようだな。」


遊馬「ベクター、ここでなにするんだ?」


ベクター「知りたいかぁ?」


遊馬「応!!」


ベクター「そーれーはー……」

ベクター「絶対に捕まってはいけない鬼ごっこぉーー!!」


遊馬「鬼ごっこ!?」


ベクター「ルゥールは簡単!お前らは捕まらないように逃げればいいだけ!」


カイト「捕まるとどうなる?」


ベクター「んふ、それは捕まってからのお楽しみってやつだ。」


ベクター「ああそうそう、てめぇらに渡すものがあったんだった。」


ベクター「遊馬巡査!これを使ってくれ!」


盗賊の七つ道具


遊馬「これは……?」


ベクター「きっと役に立つはずだ!」


遊馬「よくわかんねぇけどありがとな!」


ベクター「えーと、次に……あー、カイトだったっけか?ほれ」


月の書


カイト「またこれか……」


ベクター「まぁ使っとけ、うん。」


ベクター「そして最後に…」


凌牙「……」

ベクター「おらよ」


自爆スイッチ


凌牙「おいコラ。」


ベクター「あれあれぇー?いらないんでしゅかぁーーー??俺様の善意を無下にするとかバリアンの王(笑)にふさわしくないんじゃないのぉー?」


凌牙「てめぇ……チッ」


ベクター「そぉーれじゃあ二分後に鬼が解放されるぜぇ!精々逃げるんだなぁ!!」


ベクター「あぁ、言い忘れてたが笑ってもアウトにはならねえぜ。」











遊馬「そろそろ鬼が解放されるのか……一体どんな」


・陸上選手のフォームで走るバグマンY


遊馬「バ、バグマン!?」


アストラル「背中に何か貼り付けてあるな。」


・ハリセン

遊馬「まぁバグマンYはあんまり早くないし楽に逃げられ」


アストラル「遊馬、どうやらそれは楽観のしすぎだったようだ。」


遊馬「え?」


ドドドドドドドドドドドドド!!!
↑爆走するスピード・ウォリアー


遊馬「なにぃ!?」


アストラル「どうやら足の速いモンスターもいるようだな。」


アストラル「張り紙は……」


タッチ!


スピード・ウォリアー(しっぺ)「トゥオア!!」


ぺちぃん!!


遊馬「いったぁーーー!!?」


アストラル「今体感しているか。」


遊馬「地味にいてぇぜ……と、とにかく逃げねえと!!」


アストラル「遊馬!次が来たぞ!!」


ヘルウェイ・パトロール(運動場引き回し)「ブォンブォンブォンブォン!!」


遊馬「勝てるわけねぇだろーーーー!!!」

ぎゃぁぁぁぁ……!


カイト「バイクまであるのか……」


??「カイト様、カイト様。」


カイト「お前は…!」


オービタル「カイト様!ご無事でありますか!」


カイト「オービタル!お前、一体今までどこに……!?」


バッ!


オービタル「カイト様?」


カイト「オービタル、それ以上俺に近づくことを禁じる。」


オービタル「な、何故でありますか!?」


カイト「返事は!」






オービタル(ケツドリル)「かっ、カシコマリ!!」

カイト「危なかった……あれは凌牙の持ちネタだろうに。」


トントン


カイト「ん?」


バグマンZ(パイ)「バグーー」


ペシャァン!!


カイト「………」


カイト「………」


カイト「フッ…甘さ控えめだな。」








凌牙「うおおおおおおおおおお!!?」


ギアギアクセル(浣腸)「ギアー!!」


ダッシュガイ(ケツバット)「ダォア!!」


凌牙「ケツ関連ばっかり来るんじゃねぇぇ!!」

凌牙「うおおおお!捕まってたまるかぁぁぁぁぁ!!!」


ダッシュガイ「」ピタッ


ギアギアクセル「」ピタッ


凌牙「な、なんだ……?もしや一定以上逃げ切れば追ってこなくな」


ポン。


凌牙「え?」


暗黒界の魔神レイン(五分間尻を撫でられ続ける)「グルルル……」


凌牙「は?」







凌牙「は?」

エ、チョ、ナンデカツギアゲラレテ


サワッ


ンン!?テメェ!イッタイナニヲ


スーリスーリ


ヤ、ヤメ!


サワサワサワサワ


ングィ!?


ブスッ


ンアーーーーーーーッ!!?






遊馬「見てはいけないものを見てしまった気がする。」


アストラル「来るぞ遊馬!」


黒タイツ「………」


遊馬「なんだあいつ!?」


アストラル「書かれているのは……!」


黒タイツ(サイクロン)「………」

遊馬「魔法カード!?」


アストラル「……!遊馬、罠カードだ!!」


遊馬「え?……あ、応!!」


遊馬「盗賊の七つ道具!」


黒タイツ(サイクロン)「………」ウワー


遊馬「す、すげぇ!!」


アストラル「おそらくそのカードは魔法、罠の追っ手を無効化するのだろう。」


アストラル「これはあたりカードかもしれないぞ遊馬。」


遊馬「おう!」


スイッチヒッター「フッフッ、スォア!!」


アストラル「あれはモンスターだ!逃げろ遊馬!!」


遊馬「分かってる!」

違うんや……本当はサイクロンの部分を砂塵の大竜巻にする予定やったんや……修正忘れて上げてしまっただけなんや……はいごめんなさい言い訳ですね最強七つ道具になってましたね本当すいません。


申し訳程度の訂正


遊馬「罠カード!?」


アストラル「……!遊馬、貰った罠カードだ!!」


遊馬「え?……あ、応!!」


遊馬「盗賊の七つ道具!」


黒タイツ(砂塵の大竜巻)「………」ウワー


遊馬「す、すげぇ!!」


アストラル「おそらくそのカードは罠の追っ手を無効化するのだろう。」


アストラル「これはあたりカードかもしれないぞ遊馬。」


遊馬「おう!」


スイッチヒッター「フッフッ、スォア!!」


アストラル「あれはモンスターだ!逃げろ遊馬!!」


遊馬「分かってる!」

カイト「くっ……」


黒タイツ(デモンズチェーン)「………」


サクリファイス(吸収プレイ)「フワー」


ドラグニティナイト-ヴァジュランダ(三角木馬神輿)「グルルルル……」


カイト「万事休すか……」


ミザエル「諦めるのかカイト!!」


カイト「!?」


ミザエル(サクリファイス吸収プレイ中)「貴様それでも銀河眼使いか!!戦えカイト!!」


カイト「貴様には言われたくない!」


カイト「だが…!この一縷の希望に賭ける!!」


カイト「速攻魔法!月の書!!」

サクリファイス「フヘェー」クルン


ミザエル「うごわ!?」ビターン!


ドラグニティナイト-ヴァジュランダ「グボゴゴゴ」クルン


カイト「よし!!」



黒タイツ(デモンズチェーン)「………」


カイト「くっ、こいつは罠カードか……!」


カイト「……!」


カイト「俺は!俺自身に月の書を使う!!」


カイト「ぐぅっ!!」ビターン!


黒タイツ(デモンズチェーン)「………」


くるっ、すたすたすた


カイト(こ、これは使える……!モンスターの追っ手に対しては足止めとして、黒タイツに対しては自分自身に使うことでエスケープできる……!多少顔にダメージが入るが尻を狙われるよりかはマシだ。)


カイト「よし、このまま逃げ切って……」


神竜騎士フェルグラント(巴投げ)「フゥーーーーーー!!」


ヴェノミナーガ(ジャーマンスープレックス)「フフフフフフフフフ」


アルティメットレーナー(大車輪)「ぬおおおおおおあああああ!!!」


牙王(頭突き)「カロロロロロロロ……」


カイト「ハルト………」

凌牙「やめろォォォォォォ!!!」


暗黒界の武神ゴルド(はさむ、右)「ぐぉあ!!」


凌牙「うおおお!?」


暗黒界の軍神シルバ(はさむ、左)「がぉあ!」


ぎゅううう!!


凌牙「つ、潰れる……!」


凌牙「つーか暗黒界だけおかしいだろ!!」


暗黒界の騎士ズール(カンチョー)


暗黒界の尖兵ベージ(お尻ぺんぺん)


暗黒界の番兵レンジ(マッサージ)


暗黒界の闘神ラチナ(レスリング)


暗黒界の鬼神ケルト(蝉ドン)


凌牙「これが終わったらすぐに逃げねーと……死ぬ!」


凌牙「まだ俺は死ぬ訳にはいかない……!バリアン世界の、仲間達のためにも!うおおおおお!!バリアルフォー」


ゴルド「ぬぅん!」


シルバ「ふんっ!」


鮫「痛い痛い痛い痛い潰れる潰れる!!」




※暗黒界の皆様ごめんなさい

遊馬「盗賊の七つ道具!」


黒タイツ(断頭台の惨劇)「……」ウワー


遊馬「もういっちょ!」


黒タイツ(マジカルシルクハット)「………」ウワー


遊馬「へへっ!モンスターからは逃げねーとダメだが罠ならこれで解決だぜ!」


アストラル(何か違和感が……我々へ何か大きなものを見落としてはいまいか?)


黒タイツ(アヌビスの呪い)「………」


遊馬「おっ!あれも罠カードだったよな!よぉし……!」


アストラル(ライフコスト……!!そうか!)


アストラル「待て遊馬!発動をやめるんだ!」


遊馬「え?」


『ライフコストを支払えないため発動出来ません。』


遊馬「は?」


黒タイツ(アヌビスの呪い)「………」タッチ


遊馬「あ」

黒タイツ(アヌビスの呪い)「………」


ガタン、ゴトッ、ぐるぐるぐるぐる


遊馬「うわ、ちょ、なんだぁ!?」


アストラル「遊馬!」


遊馬「い、椅子に縛られて……!」


黒タイツ(アヌビスの呪い)「………」


ピトッ


遊馬「背中になんか貼られた!?」


アストラル「五分、と書かれてるな。」


遊馬「ま、まさか五分間このままとか……」


剣闘獣サムニテ「グルル……」


剣闘獣ベストロウリィ「ちゅんちゅん(バリトンボイス)」


剣闘獣ホプロムス「ゴロロロロ……」


剣闘獣アウグストル「キエー!」


遊馬「やべぇ」

カイト「………。」


カイト「あと、どれくらいでこれは終わるんだ。」


青き眼の乙女「うう……」


カイト「む」


カイト(見るからに困っている、といった様子だな……)


カイト(下手に触れては危険、だが……見たところ張り紙のようなものもない……)


カイト「何故か放っておけない気がする…………………く、」


カイト(あいつのお節介が伝染ったか……)


カイト「おい、どうした。」


青き眼の乙女「………」ホワイトボードカキカキ


・卵を探してください


カイト「卵?」


カイト「……分かった、可能な限りは探してやる。」


デーモンの騎兵(ロデオ)「トァ!!」


カイト「くっ!逃げることが先決だ!」


青き眼の乙女「………。」

ナッシュ「」


暗黒界の龍神グラファ(キス)「グルルル……」
↑ナッシュの顔を丸ごとくわえている


ナッシュ「」


ナッシュ「」


ナッシュ「」


ナッシュ「」








・自爆スイッチ

アストラル「遊馬、無事か?」


遊馬「そう、見えるか……?」


アストラル「まさか剣闘獣達の罰ゲームが全員集まることでの『おしくらまんじゅう』だったとはな……」


遊馬「鎧に潰されて全身がいてぇ……」


アストラル「剣闘獣の戦車に追加要員で融合剣闘獣が乗っていた時は流石に君の命の危険を感じたよ。」


遊馬「ひ、他人事だと思いやがって……!」


アストラル「しかしもうそのカードは使えないだろう。」


遊馬「あぁ、まさかライフコストがあったなんてな……」


アストラル「……!遊馬、来たぞ!」


失楽の聖女「ぐすん」


遊馬「あれは……!どっかで見たことあるような……?」


アストラル「見たところこちらを追う様子もないな……」


遊馬「……話しかけてみるか?」


アストラル「危険だ遊馬、あれは演技で我々を罠に嵌めるつもりなのかもしれない。君はかつてそういった罠に引っかかったはずだ。」


遊馬「でもよぉ、やっぱりここで見逃すことはできねぇ。」


アストラル「………やはり君は君のようだな。」


遊馬「お、おーい。」


失楽の聖女「……?」

遊馬「え、えーと……何か困ってるのか?良かったら相談に乗るぜ!」


失楽の聖女「………」


アストラル(やはり、私は彼女をどこかで……)


失楽の聖女「……」ホワイトボードカキカキ


・贖罪を


遊馬「え?えー……なんて書いてあるんだ?」


アストラル「……そうか!」


遊馬「アストラル、何か分かったのか?」


アストラル「あぁ、だがまずはあれから逃げることだ。」


剣聖-ネイキッド・ギアフリード(シャイニングウィザード)「はぁあ!!」


遊馬「剣を使えよ!う、うわぁぁぁ!!」

ベクター「………」


ベクター「んふふ」


ベクター「そろそろ気づく奴もいるころかぁー?」


ベクター「今明かされる衝撃の真実ぅー(小声)」


ベクター「この絶対に捕まってはいけない鬼ごっこには……制限時間なんてものはねーんだよ」


ベクター「これを終わらせるには鬼の中に紛れ込んでる【キーモンスター】たちの依頼をクリアしなけりゃなんねぇ。」


ベクター「遊馬のやつならなんやかんやで知らずにクリアしちまうだろうな……カイトは既に気づいてそうなもんだ。」


ベクター「だぁが!俺の狙いはそこじゃねぇ!」


ベクター「さぁーて!さっきからケツを狙われっぱなしのナッシュ君はモンスターを信じることができるかなぁー?」

遊馬「な、なんとか撒けたぜ……」


アストラル「大丈夫か?」


遊馬「このくれー、なんともねーぜ!」


遊馬「で、アストラルお前は何に気づいたんだ?」


アストラル「遊馬、君は【禁じられた】シリーズを知っているか?」


遊馬「禁じられた……あっ!あの槍とか服のやつか!」


アストラル「あぁ……聖槍、聖杯、聖衣、聖典の四つが存在する速攻魔法のカテゴリだ。」


アストラル「だが現世での運命の全てが書かれた聖典……それを持ち出すところを神に見つかり彼女は堕天を宣告され、楽園を追放された……。」


アストラル「己の身の神の力が無くなるまで帰ることのできぬ女性……彼女は【失楽の聖女】だ。」


《失楽の聖女》
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 100/守2000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分は相手ターンに手札から速攻魔法カード1枚を発動できる。
「失楽の聖女」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

アストラル「彼女は我々に『贖罪を』と伝えてきた。彼女の背景から察するに……」


遊馬「その神の力を抜いちまえばいいんだな!」


アストラル「察しが良くてなによりだ。」


遊馬「しかしどうやって……」


アストラル「神の力を抜く……無効化する……?」


遊馬「この盗賊の七つ道具は罠しか無効にできねーぞ?」


アストラル「何か、何かあるはずなんだ……!」


トントン


遊馬「しまった!」


ディアン・ケト「ふふふ」


遊馬「なんだこのオバサ」


アストラル「遊馬!これは千載一遇のチャンスかもしれないぞ!」


遊馬「え?」


ディアン・ケト「おほほ…」


ぱぁぁぁ…!


遊馬「……?」


アストラル「恐らくライフを回復させたのだろう。」


遊馬「いや、でもよぉ。ライフが幾つでも捕まっちまったらカンケーねぇ……あぁ!」


アストラル「そうだ、君の持つ盗賊の七つ道具のようにライフコストのあるものを使えるようになる。」


遊馬「だがこれじゃあ神の力は……」


アストラル「いや、一つだけ可能性がある。」


アストラル「遊馬、我々はそのために……自ら追っ手に近づかなければならない。君に負担をかけてしまうことになるだろう。」


遊馬「へへっ、愚問ってやつだぜアストラル!やってやる!」


遊馬「それが俺の、かっとビングだ!」

カイト「なんとか撒けたか……」


カイト「しかし卵……?確か白龍の卵のカードがあったはずだ。」


ボール(伝説の白石)「」


キャプテン・ウィング「コーナー!」


ストライカー・トップ「オーフェンス!オーフェンス!」


カイト「そう、丁度あんな感じの白く光る石……」


ディフェンダー・リベロ「スローイン!スローイン!」


カイト「ちょっと待て!!!」


選手一同「………」


カイト「しまった……!逃げなけれ」


ファンタジスタ・ディエチ「フッ……」


カイト「後ろにっ!?」


ファンタジスタ・ディエチ「サッカーシヨウゼ!!」


カイト「……は?」


※アニメに出てた国立カケルの使用カテゴリです

カイト「くっ!うおおおおお!」


ディエチ「ヘイパース」


ウィング「ヘイヘイヘーイ」


カイト「くっ!そっちか!」


リベロ「シュゥーッ!」


カイト「おいディフェンダー仕事をしろ!シュートなんかしてるんじゃない!!」


カイト(どうする……このままこいつらが満足するまでサッカーをしなければならないのか……?)


業務用電池メン(バイブ)「ビリー」


カイト「うおおおおお!ボールをよこせえええええ!!!」



ナッシュ(か、顔が潰れちまう……)


ナッシュ(キスとかじゃなくて咀嚼だろこれ……)


グラファ「グルルルルル……」


ナッシュ(しかもさっきちらっと見えたがグラファの後ろにパペットプラント(触手)ってあったぞ……)


ナッシュ(このままじゃ俺は、俺は……!)


ナッシュ(こうなったら、やるしかねぇ!!)


ナッシュ「罠、はつ、どう……!」


ナッシュ「自爆スイッチ!!」









ッッッドッカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンンッッッ!!!!!







遊馬「うおわぁぁぁ!!?」


アストラル「遊馬!!」







ディエチ「イエローカード!」


ウィング「グワー!!」


カイト「くぅぅっ!!」


白石「……」


カイト「!!……チャンスだ!!」





凌牙「」


凌牙「」


凌牙「」


凌牙「」


凌牙「」


凌牙「」


凌牙「……はっ!?」


凌牙「ぐ……やった、のか……?」


グラファ「」


パペットプラントだったもの「」


凌牙「……なんとか、助かったのか……」


老人「ふぉふぉふぉ」


凌牙「誰だ!!」


老人「ふふぉふぉ」
↑二つのフラスコ瓶を差し出す


凌牙「飲めってか?」


凌牙(確かこれはご隠居の猛毒薬……どっちかが回復薬だったはずだ……)


凌牙(どうやらライフがゼロになっても死にはしないようだが遊馬が貰っていたカード、盗賊の七つ道具のようにライフコストのあるカードを使えなくなるようだな……)


凌牙「………こっちをもらう。」


凌牙「っ!!」


凌牙「……当たり、か。」
↑1200回復

凌牙「だが……くそっ、いつまでこれは続くんだ。」


??「ふぇぇぇぇん……!」


凌牙「……あ?」


アトラの蠱惑魔「うぇぇぇぇぇぇぇん!」


壁|サメ「あれは確か蠱惑魔とかいうカテゴリのやつだったな……」


アトラ「えぐっ、えぐっ」


壁|サメ「周りに危険そうなやつはいないが……」


壁|サメ「どうせあいつも【浣腸落とし穴】とかそんな感じなんだろ……」


壁|サメ「さっさと退散するか。」


アトラ「うぇぇぇぇぇぇぇん!うぇぇぇぇぇぇぇん!」

凌牙「……さて、どこか隠れる場所を探すか」


??「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」


凌牙「……何?」















遊馬「………アストラル、あれか?」


アストラル「あぁ、見つけた。」


黒タイツ(スキル・ドレイン)「………」


アストラル「あれこそが彼女を救う可能性だ。」


遊馬「だがどーすんだ?触ったらこっちがアウトだぜ?」


アストラル「あぁ……ここからは仮説の領域だが、君は私の仮説に体を張る覚悟はあるか?」


遊馬「へっ、お前が自分から無茶に飛び込むなんて滅多にねーんだ!やってやる!!」


アストラル「ありがとう、遊馬……」


アストラル「私の仮説が正しければ、あるカードを見つければ……」


黒タイツ(??)「……」


アストラル「見つけた!あれなら行ける!!」


遊馬「あれは……!!」

カイト「さっきの衝撃……恐らく凌牙の自爆スイッチか。」


カイト「ライフがゼロになっても死ぬとは思えないが……お陰でこれが手に入った。」


伝説の白石「………」


カイト「これを運べばいいのか?」


カイト「……まぁ、これ以外思いつきもしないか。」


カイト「おい。」


青き眼の乙女「!」


カイト「卵とやら、持ってきたぞ。」


伝説の白石「……」


青き眼の乙女「!」パァァァ…!


青き眼の乙女「…」ゴソゴソ


カイト「……ん?」


青き眼の乙女「…。」スッ


カイト「これを俺に、か?」


青き眼の乙女「……」コクリ


・伝説の白石


カイト(持ってきた白石とは別のものなのか……)


青き眼の乙女「…」


カイト「ん?……なんだそれは」


・赤い卵

・光が渦巻いてる卵


カイト「まさかこれもか?いや、かさばるからいらな」


カイト「……いない。」

アストラル「行くぞ遊馬!」


遊馬「応!」


遊馬「おいお前!こっちだ!!」


黒タイツ(スキルドレイン)「………!」


アストラル「走れ遊馬!ターゲットにモンスターが接近している!!」


遊馬「分かってらぁ!!」


黒タイツ(スキルドレイン)「………!」


ドドドドドドド……!


ガガギゴ「グルル……!」


アストラル「よし、ガガギゴがこちらに気づいた。あと少しだ!」


遊馬「うおおおおおおおおおお!!!」


黒タイツ(???)「………」


遊馬「見つけたぁ!」


アストラル「さぁ、お前の発動条件である【モンスターの攻撃】を用意した。その効果を発動しろ!」







黒タイツ(邪神の大災害)「!!」


ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!

アストラル「私の予想は当たったようだな。」


アストラル「基本的に、追っ手である彼らは多少の差異はあれど元々の効果に忠実だ。」


アストラル「ならば、特定の条件を満たせば黒ずくめの魔法、罠達はその効果を発揮するのではないか。」


アストラル「それは成功し、今我々の前にはカードになったスキルドレインが落ちている。」


アストラル「やったな、遊馬。」


ガガギゴ(くすぐり)「グルル…!」


遊馬「あひゃひゃひぇひぃひぃぇひぇひぇひやびひゅひゃひぇひぇぃひぃひいいいひいまひぃひひひひぃっひひっ!!?」


アストラル「……邪神の大災害は魔法、罠にしか効果は及ばない。」


アストラル「君の勇気、私は忘れない。」


遊馬「やっ、やめっ!漏れる!あひゃひゃひゃひゃひゃひぇひぇひぇひぇひぃっひゃひゃっひゃ!!!?」













アトラ「えぐっ……えぐっ……」


凌牙「なんでンなことしてんだか……」
↑アトラの蠱惑魔をおぶって移動中


凌牙「チッ……見つかったら逃げるのは無理そうだな……」


凌牙「どっか適当なところに置いときゃいいか……?」


ドドドドドドド………!!


凌牙「ん?」

遊馬「おーい!!」


失楽の聖女「…!」


アストラル「遊馬、発動するんだ。」


遊馬「おう!スキルドレインを発動!!」
-1000


失楽の聖女「……!?」


パァァァア……!


聖女「…!」


アストラル(彼女の名前が何かは分からないがどうやら成功したようだ。)


遊馬「こ、これって!」


アストラル「あぁ、彼女の罪であった神の力が無効化されたのだろう。……成功だ。」


遊馬「よっっしゃぁぁぁ!!!」


聖女「…!…!」


遊馬「へへっ、気にすんなって!」


聖女「…」ゴソゴソ


遊馬「え?」


聖女「……」


ガチャガチャ!


遊馬「え、これくれるのか……ってうおわ!」


聖女「……。」ペコリ


シュンッ!


アストラル「消えた…!?」


遊馬「おっとと……なんだこれ、槍とコップと本と服?」


アストラル「遊馬、それは禁じられたシリーズだろう。きっとどこかで役に立つはずだ。」


遊馬「でもこれ……すげぇかさばるんだけど」


ピカッ!!


遊馬「うぉわ!?」


アストラル「なんだ!?」

ちょっと夕飯食べてきます

遊馬「ここは……」


カイト「お前もクリアしたようだな。」


遊馬「カイト!」


アストラル「どういうことだ?」


カイト「どうやらあの鬼ごっこの終わりは時間制限じゃない、モンスターの依頼をクリアすることにあったようだ。」


遊馬「そうだったのか……」


カイト「なんらかの品も貰えるようだ。お前達のは……禁じられたシリーズか?」


遊馬「お前のは……卵?」


カイト「一つは伝説の白龍の卵だ。だが残り二つはなんだろうな。」


遊馬「卵かぁ……なにが出て来るのか楽しみだな!」


アストラル「二人とも、技と話題を避けているようだが……」


遊馬カイト「「………」」

今日はここら辺で
明日はバイトなので更新する可能性は薄。
もし更新するとしても夜です

遊馬「し、シャークならきっと大丈夫だ!」


カイト「命までは奪われることもないだろう。」


アストラル「ふむ、そうか。」


一時間後


遊馬「……クリアしたらここに来るんだよな?」


カイト「恐らくな。」


二時間後


アストラル「そういえば追っ手の中に死者蘇生がいたような」


遊馬「お、おいアストラル!縁起でもないこと言うなよな!」


三時間後


三人「………」


四時間後


遊馬「よっしゃあ!俺はガガガガンマン の効果を発動するぜ!」


カイト「いや、そこで俺は月の書を……月の書を発動する。」


アストラル「どうした?」


カイト「いや……少し、思い出していてな……」


シュンッ!!


さめ「」


遊馬「シャーク!!」

遊馬「なんだこれ!?」


カイト「これは……粘膜か?」


アストラル「服もボロボロだ。」









凌牙「ぅ、うう……」


遊馬「大丈夫か?」


凌牙「あぁ、なんとかな……」


カイト「一体なにがあった?」


凌牙「あれは……」









回想


ドドドドドドドドドドドドド……!!


凌牙「なんだ?」


アトラ「えぐっ、えぅっ」


トリオン本体「カキキキキキキキキキ!!」


凌牙「うおおおおおおおおお!?」


アトラ「えぇぇぇぇぇぇん!!」


凌牙「んだありゃあ!!」


トリオン本体「キカカカカカカカカ!!!」


凌牙「くっ、とりあえず逃げるしか!」


ズボッ!!


凌牙「え」


カズーラ本体「………」


凌牙「うおおおおおおおお!?!?」


ずずんっ……!!


アトラ本体「ォォォォォ……」


凌牙「嘘だろ……」


アトラ「あ!」


凌牙「あ、おい!」


アトラ「バイバイ!」


アトラ本体「………」


凌牙「あ!くそ、せめて助けろよ!!」


???「うえええええええええええん!!」


凌牙「は?」


トリオン本体「キシャーーーー!!!」


凌牙「うぁぁぁぁぁあ!!?」











凌牙「で、そのあとも泣いてる蠱惑魔を対応する本体に戻してたんだがとかされそうになるわ粘液で食われそうになるわ……」


遊馬(前から思ってたんだがシャークだけハードモードすぎじゃね?)


カイト(まぁやつもデュエリスト、そう簡単には倒れることもないだろう。)


ベクター「ジャンジャジャーン!」


遊馬「ベクター!!」

ベクター「まさかこぉんなに時間をかけるとは思ってなかったぜぇーw」


凌牙「ベクター……てめぇ!」


ベクター「おいおいおいおい、俺はなぁーんにもしてねぇぜえ?俺に当たるのはお門違いじゃないのぉー?」


凌牙「くっ……」


ベクター「っまぁー、クリアしちまったものはしゃーねえ。全員食堂に行くんだな。そこで楽しい楽しい夕食だぜぇー!」


遊馬「やったぜ!」


カイト「この状況下で素直に喜べるお前が少し羨ましいよ……」


ベクター「じゃあ俺はここらで、あばよー!!」


カイト「消えた……」


マスター・コトリオン「みんなー!食堂に行くわよー!!」


カイト「不意打ち……っ!w」


カンコーン!


カイト「なっ!もう笑っては駄目なの」


ボゴォ!!


カイト「んぐぅ!?」


遊馬(笑わなくてよかった)


凌牙(また尻を狙われるのか……)

・食堂


ミザエル「よく来たな!夕食だ!!」


遊馬、デュエル飯(塩濃いめ)

凌牙、かまぼこ1ダース

カイト、ネオタキオン弁当


遊馬「ちょっと辛いけどうめーぜ!!」モグモグ


凌牙「醤油かなんかねーか?」モッシャモッシャ


カイト「これ、昼はパンが詰められてたが夜は餅なのか。」


カイト「……」


カイト「マシュマロン。」ボソッ


カンコーン!カンコーン!


遊馬「それ餅じゃねーか!いぎぃ!!」


凌牙「てめぇ俺達を笑わせんぎゅう!?」


ピッ


アストラル「なんだ?」


【デュエル塩】


遊馬「デュエル塩?」

今日はここまでー

デュエル塩……一体なんなんでしょうね(すっとぼけ)

ナレーター(運命の扉)『デュエル塩、それはデュエルの中で進化した塩……』


ナレーター『我々は研究の結果、優れたデュエリストの汗にはデュエリストの能力を上げる効果があることを突き止めた。』



ナレーター『そこで優秀なデュエリスト達に全力で運動してもらい、その汗を採取することにした。』



アリト「っしゃあ!行くぜギラグ!!」


ギラグ「応よぉ!!」


アリト「俺は狼をドロー!!」


アリト「そして攻撃表示で召喚だぁ!」


疫病狼「きゃうん!?」


アリト「ターンエンドだ!」


ギラグ「俺のタァァァァン!!」


ギラグ「熊を一頭伏せてターンエンドだ!!!」


地獄の番熊「ぐぶぇ!?」







カイト「動物虐待……」


凌牙「……っ」プルプル

ナレーター『彼らの情熱は、サウナでも続いた。』


アリト「へっ、ギラグ……そろそろ限界なんじゃねえのか?」


ギラグ「はっ、まだまだ!サウナの中で食うカツ丼は最高だぜ!!」


アリト「なにおう!俺は激辛カレーを食うぜ!!」







凌牙「暑苦しい……」


カイト「お前の部下だろ、なんとかしろ。」


遊馬「サウナで飯ってうめーのか?」


ナレーター『そして採取した汗を炎で蒸発させる。』


The Supremacy SUN「ファイヤァァァァァァァァァァァ!!!」


大木人18「ああああああああああああああああああああああああ!!?!?!?」

すいません、寝落ちしました

バイトのシフトに空きが出きたので更新再開できるかもです

ナレーター『そしてそれをより効率的に摂取できるよう専門家に加工してもらう。』


マスター・コトリオン「え?高級な塩なんですか?へぇー」


遊馬「………へ?」


マスター・コトリオン「味が均一になるようにちゃんと混ぜて……」


カイト「これは……w」


凌牙「………」モグモグ(我関せず)


マスター・コトリオン「ちゃんと三角に形を整えてぇ」


遊馬「………」


マスター・コトリオン「小鳥ファイ
ミザエル「女、そこのカマボコの成型用の板を取ってくれ」アッハイ、……気を取り直してヤァァァァァァァァァァ!!!」


凌牙「そこからやり直すのかよ……っw」

ナレーター『そして完成したのがこちら、神聖なる三角体(焼きおにぎり)である。』


(1カメ2カメ3カメで舐めるように映された焼きおにぎり)


ナレーター『この焼きおにぎりを食す者、大いなる力を得るであろう。
だがその代償として、一番大事なもの(尊厳)を失うであろう……』


遊馬「おせーよ!!」












カンコーン!カンコーン!カンコーン!







遊馬「………」


凌牙「………」


カイト「………」


遊馬「いつになったら……終わるんだろうな……」


カイト「24時間だからな……今どれ位経ったか……」


凌牙「誰か……座布団持ってねえか……?」


マスター・コトリオン「たっ、大変!大変よ!!」


アストラル「何事だ?」


マスター・コトリオン「大変なの!学園の二大勢力が喧嘩を始めちゃったの!!」


マスター・コトリオン「三人とも喧嘩を止めるのを手伝って!!」


カイト(拒否権は……)


凌牙(無いだろ)


公式で大げんかしていたあの二大勢力が出てくるよー

ちょっとだけ更新します
遅れてすいません

ポセイドラ「ガロロロロロロロ……!」


ガルドニクス「コォォォォォォォォ……!」


コトリオン「遊馬なんとかしてよ!」


遊馬「無理に決まってんだろ!!」


カイト「炎王と海皇……どう止めろと。」


アストラル「どちらも強大な力を持つ種族だ。下手に介入しても叩き潰されるのがオチだろう。」


遊馬「ってかあの鳥と竜はなにを喧嘩してんだ?」


アストラル「遊馬……炎王と海皇の争いくらいは覚えておけ遊馬。海皇が炎王の領土を侵略し…」


コトリオン「ポセイドラがガルドニクスの発動したスター・ブラストの裁定に異議申し立てして大揉めになって……」


凌牙「しょーもなっ」


アビスリンデ「………」


アビストリーテ「………」


カイト「やつらは?」


コトリオン「海皇軍の舎弟の水精鱗の皆さんね。今回も無理やり連れて来られたみたい。」


※ここから先モンスターの会話はマスター・コトリオンが翻訳します

ポセイドラ「ガルル、ゴルルルルルァ!!」


ガルドニクス「クォォアアアア!!」


ポセイドラ「ガルァ?」


ガルドニクス「クォア?」








コトリオン「互いに罵り合いながらメンチ切ってるわ。」


凌牙「ポセイドラはともかくガルドニクスも大概不良じゃねーか。」


遊馬「鎖付きブーメラン。」ボソッ


カイト「ふふっ」


カンコーン!


メゴォ!!


カイト「うぐぉ!」







ポセイドラ「グルルルルルルルルルル……」


ガルドニクス「…………ケォォン!」


ヤクシャ「ゴァ!!」

ヤクシャ「ガルルルルァ!!」
↑光の護符壁を叩き割る


遊馬「すっげぇ自慢げな顔してるぜ……」


凌牙「ドヤ顔……」


コトリオン「今のはガルドニクスが自分の仲間の力を見せつけたみたいね。」


アストラル「海皇軍はポセイドラのイメージで強靭な軍の印象を与えるが実際は知略によって発展し、大群で敵を呑み込む策を得意とする。」


アストラル「大局で拮抗していたとしても個々の実力では炎王に大きく劣る。」


ポセイドラ「………」


ポセイドラ「グァオゥ!」


アビスリンデ「!?」


コトリオン「ウチのアビスリンデはハンマーシュートを受け止められるぜ!だって」


カイト「明らかに今いきなり言われたよな……」


遊馬「モンスターの言葉はわかんねーけどなんとなくアビスリンデの心情は理解できたぜ……」







ここまでです

バイト終わっては寝落ちする毎日……

・巨大ハンマー


アビスリンデ「ひぃぃ!」


遊馬「た、助けねーと!!」


アストラル「いや、その必要はない。」


遊馬「なんでだよ!アビスリンデをほっとけねーよ!!」


アストラル「遊馬、ハンマーシュートの効果を思い出せ」


遊馬「え?」


《ハンマーシュート》 †
通常魔法
フィールド上に表側攻撃表示で存在する
攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。


『攻撃力が一番高いモンスター』一体を破壊する。


ベゴォッ!!


ポセイドラ「ゴギュ!?」


遊馬「ポセイドラに!?」


アストラル「ポセイドラの攻撃力は2800、この中では最も大きい。」


凌牙「そこは効果準拠なのか……」


リードアビス「……」ホッ


ガルドニクス「……」ホッ


凌牙「「あぶねー…!」みたいな感じでホッとしてんじゃねーよww」


カンコーン!


凌牙「あっ」


ぶすりっ


凌牙「んぐぅ!?」

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