【遊戯王】コナミ「デュエルカーニバル?」 (999)

・「遊戯王デュエルカーニバル」「遊戯王タッグフォースシリーズ」の2次創作です。
・コナミ君が主人公になります。
・コナミ君の設定に解釈違いがあるかもしれません
・本投稿は初の投稿になります。つまり他のコナミ君ssとは関係ありません。でも正直タイトルはあのssから(ry
・コナミ君が喋ります。
・低クオリティ・亀更新

・はよArcーVとbrainsと初代とGXと5DsとZEXALが遊べてモブが攻略できるタッグフォース7出してくれ

・いくら焦っても立てミスは良くない、何やってんだ遊作(責任転嫁)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1542108424

『welcome to Heart land??!』
『ハートランドへようこそ!』


コナミ「…」

オボット1号「オソウジ、オソウジ…」ガーッ…


コナミ「……」

オボット1号「オソウジ、オソウジ…」ドサドサッ


コナミ「………zzz」
オボット1号「…『ゴミの認証を開始します…認証、成功ゴミと判定しました。直ちに収集を開始します。』」ガーッ…ガーッ…ガーッ…
オボット1号「『ゴミの回収が困難になってます、応援を要請します。支給応援、応援』」



コナミ「…ん…?あ…?」
コナミ「…!?あぁ!?」

オボット達「オソウジー、オソウジー…」

オボット1号「『回収を開始します。ターゲット捕捉』」

コナミ「いや、ちょっと…ええ…?ここどこだよ…てかサッパリ記憶が…」

オボット1号「オソウジー!」ヒュン!
コナミ「!えっ!?いや危なっ!危ねぇだろ!お前!人に当たったら…」

オボット達「オソウジー、オソウジー」

コナミ「…何だアレ…ロボ…ロボッ…ト?いやでもあんな丸っこいのネオドミノにあったか…?サテライトにも…」


オボット1号「『対象の行動を確認、デュエルでの排除を本部に提案中…提案中…』」

オボット1号「『提案、了承。ただ今からデュエルによる排除を行います。』」

コナミ「…デュエル?」


「デュエルディスクセット」「ARビジョン、リンク完了」


コナミ「あーもう…何がなんだかさっぱりだが…デュエルをするって事ことだよな…よし!」



オボット1号・コナミ「『デュエル!』」

コナミ LP8000
オボット1号 LP8000


コナミ「あー…こっちの先行か…俺のターン!ドロー!」手札6

コナミ「俺は手札からモンスターをセット!そんでカードを2枚セットしてターンエンドだ!」

コナミ 手札3
モンスター 裏守備1
魔法・罠 2


オボット1号「『私のターン、ドロー。』」手札6

オボット1号「『私は手札から、炎舞-「天?」を発動します。』」


炎舞-「天?」
「炎舞-「天?」」は1ターンに1枚しか発動できない。①:このカードの発動時の効果処理として、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。②:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃翌力は100アップする。


オボット1号「『私はこれによりデッキから武神-ヤマトをサーチし、そしてそのまま召喚します。』」


武神-ヤマト
1ターンに1度、自分のエンドフェイズ時に発動できる。デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。その後、手札を1枚墓地へ送る。「武神-ヤマト」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

オボット1号「『バトルフェイズ、武神ーヤマトで裏守備モンスターを攻撃します。』」

コナミ「セットモンスターは…霧の谷の見張り番!守備1900だから破壊はされないな!」


霧の谷の見張り番 攻1500 守1900
霞の谷を代々見張り続ける、見張り番一族の末裔。
谷で起こる出来事は、どんな些細な事も見逃さない。


オボット1号「『ダメージステップに手札から武神器-ハバキリのモンスター効果を発動。』」


武神器-ハバキリ
自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
戦闘を行う自分のモンスターの攻撃翌力は、そのダメージ計算時のみ元々の攻撃翌力の倍になる。


オボット1号「『これにより武神ーヤマトの攻撃翌力は3600となります。』」

コナミ「…マジで?」


武神ヤマト「…フンッ!」
霧の谷の見張り番「…!!!」ドカーン!


オボット1号「『バトルフェイズ終了、メインフェイズ2私はカードを2枚セット』」


オボット1号 手札3
場 武神ーヤマト 炎舞ー「天キ」伏せ2

オボット1号「『そしてターン終了時、武神ーヤマトの効果を発動。デッキから武神器ーハバキリを手札に加え手札から武神器ーヘツカを捨てます。これでターン終了。』」


コナミ「ちょっと待った!エンドフェイズにトラップ発動!強化蘇生!こいつの効果で俺は墓地から霧の谷の見張り番をレベルを一つあげて特殊召喚するぜ?」

強化蘇生
(1):自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
そのモンスターは、レベルが1つ上がり、攻撃翌力・守備力が100アップする。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

見張り番「…」

あ、コテつけました…つけれてるかな?

コナミ「俺のターン!ドロー!」手札4

コナミ「(さっきハバキリってのをまた加えてた訳だから3600以下の攻撃翌力のモンスターはヤマトには通用しないって事だよな…なら!)俺は手札からチューナーモンスター、チューニングガムを召喚する!」
チューニングガム「ニィ…(クチャクチャクチャ…)」


チューニングガム 攻400 守1200
「チューニングガム」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターでしか攻撃できない。
(2):自分フィールドのSモンスター1体のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にする。

オボット1号「『チューナーとチューナー以外…データ照合中…データ照合中…』」

コナミ「んでもって行くぜ!俺は!レベル5の見張り番とレベル1のチューニングガムでシンクロ召か…」


『error、error』

コナミ「…えっ?」

コナミ「えっいやちょっと…あれ?壊れたか?確かに何回か枕にした事はあるけどサティスファクションオリジナル製だぞー…おーい…もしもーし…」コンコンコン…

『error、error、シンクロモンスターの存在が確認出来ません。召喚できるモンスターが存在してません。』

オボット1号「『スキャンしたところそのディスクに異常は見られません。』」
コナミ「いやそんな訳ないだろ…6シンクロは確か何枚か入ってた筈だぞ…確かコーラルドラゴンあたり…が…」


コナミ「…ない、ないないない!?ちょっと待て!?シンクロモンスターが1枚しか入ってない…だと!?…タンマ、待て、一体どこやった…?上着のポケットか?それとも…」


オボット1号「『ただちにデュエルを進めてください。デュエルを放棄するなら我々は直ぐに回収を…』」

コナミ「あー分かった!分かった分かった!だからとりあえずそのアーム振り回すのやめろ!やめろってば!…とりあえず今はこのまま続けるしかないよな…俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ。」

コナミ 手札2
場 見張り番(強化蘇生)チューニングガム 伏せ2







undefined

あれ?消えとる…

オボット1号「『私のターン、ドロー』」手札4

オボット1号「『私は手札から武神器ーサグサを召喚します。』」
サグサ「(ピョーン)」

武神器ーサグサ 攻1700 守500
墓地のこのカードをゲームから除外し、自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターはこのターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「武神器-サグサ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

オボット1号「『そして私は武神ーヤマトと武神器ーサグサの2体を…オーバーレイ!』」

コナミ「?オーバー…レイ…!?何だ!?こんなエフェクトシンクロでは見たことないぞ…!?」

ヒュイーン…
ヒューン…ヒューン…ドドォォォン!


オボット1号「『エクシーズ召喚!現れろ!「武神帝ースサノヲ」!』」
武神帝ースサノヲ「…!」

武神帝ースサノヲ
「武神」と名のついたレベル4モンスター×2
このカードは相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃できる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
「武神帝-スサノヲ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

コナミ「…何だこのモンスター…シンクロ…じゃないし融合…にも見えなかったよな…しかもなんだ…?あのふわふわした物体…」

オボット1号「『私は武神帝ースサノヲのモンスター効果を発動、オーバーレイユニットを一つ取り除きデッキから武神モンスターを選びそれを墓地に送るか手札に加えます…私は武神器ーハチを墓地へ』」

武神器ーハチ 攻1700 守500
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
「武神器-ハチ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

オボット1号「『そして今送ったハチの効果の効果、貴方の魔法罠を1枚破壊します。私はセットされている右のカードを選択。』」

コナミ「墓地からモンスター効果だと!?…だけど割られるトラップ発動!捨て身の宝札!コイツの発動条件はクリアしてるからな!2枚ドロー!」手札4

捨て身の宝札
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、表示形式を変更する事もできない。

オボット1号「『バトルフェイズ、スサノヲは相手の全てのモンスターに一度ずつ攻撃が可能です。』」
コナミ「…うそん…」

オボット1号「『スサノヲで霧の谷の見張り番に攻撃』」

コナミ「トラップ!トラップ発動!セキュリティー・ボール!これで攻撃してきたスサノヲは守備表示になるぜ!…相川からプレゼントされたカード入れといて良かったー…」

セキュリティー・ボール
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
その攻撃モンスター1体の表示形式を変更する。
相手の魔法・罠カードの効果によって、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、フィールド上に存在するモンスター1体を選択し破壊する。

オボット1号「『…私はこれでターンを終了します。』」

オボット1号 手札3
場 武神帝ースサノヲ守備表示 伏せ2

コナミ「とりあえず大ダメージは防げたけどな…それじゃ俺のターン!」手札5

コナミ「…コイツだけは失くせないよな、俺は手札からチューニングサポーターを召喚する!」
チューニングサポーター「ヘイッ!」

チューニング・サポーター 攻100 守300
(1):フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。


コナミ「俺は!レベル5の見張り番にレベル2として扱えるチューニング・サポーター!それにレベル1のチューニングガムをチューニング!」

コナミ「シンクロ召喚! 閃珖竜スターダスト!!」


バサッ…バサッ…カッ!
スターダスト「ヒキャアアアアア!!!!」

閃珖竜 スターダスト
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードは、このターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも使用できる。

オボット1号「『…?????データ、不明、不明。データベースに存在しない、シンクロモンスター、です』」
コナミ「そりゃそうだろ!これはアイツがモーメントで…おっと、あんまりいい過ぎても良くないか…チューニングサポーターがシンクロ素材として墓地に送られたから1枚ドローさせてもらうぜ?」

コナミ「それじゃあバトルだ!行け!スターダスト!武神帝スサノヲを攻撃!いっけー!」
オボット1号「『攻撃宣言時にリバースカード発動、聖なるバリアミラーフォース、この効果で攻撃モンスターをーーー』」

コナミ「いいや!スターダスト自身を対象にしてスターダストの効果!コイツの破壊を1ターンに1度だけ無効に出来る!要はミラーフォースは効かないって事だ!そのままスサノヲはーーー」

オボット1号「『墓地の武神器ーサグサの効果発動、このカードの効果で武神帝ースサノヲの破壊を1度だけ無効にします。』」

コナミ「あー!そんな効果もあるのか!?クッソー…メインフェイズ2!カードを2枚伏せてターンエンド!」

コナミ 手札3
場 閃光スターダスト 強化蘇生 伏せ2

オボット1号「『私のターン、ドロー。私は再びスサノヲの効果を使用、デッキから武神器ームラクモを墓地に送ります、そしてそのままムラクモを発動。』」手札4


武神器ームラクモ
自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
「武神器-ムラクモ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


オボット1号「『貴方のスターダストを対象にします。』」
コナミ「墓地のチューニングガムの効果!Sモンスター1体を対象にする効果を無効にする!」

オボット1号「『私は手札から魔法カード、死者蘇生を発動。墓地から武神ーヤマトを特殊召喚します。更に手札から武神ミカヅチを召喚。』」
ヤマト「…ふんっ」
ミカヅチ「せいっ…」


死者蘇生 (制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。


武神ーミカヅチ 攻1900 守1500
自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、このカードを手札から特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在し、自分の手札から「武神」と名のついたモンスターが自分の墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に1度、デッキから「武神」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
「武神-ミカヅチ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


オボット1号「『私は「レベル4獣戦士モンスター2体でオーバーレイ!」』」


オボット1号「『エクシーズ召喚!現れろ!武神帝ーカグツチ!』」
武神帝ーカグツチ「…!!!」


武神帝-カグツチ 攻2500 守2000
獣戦士族レベル4モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送った「武神」と名のついたカードの数×100ポイントアップする。
また、自分フィールド上の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊される場合、その破壊されるモンスター1体の代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
「武神帝-カグツチ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


コナミ「いや今度のはなんて言うか…デカイな、うん…でももう慣れたぞ!それに何となーくだけどエクシーズ召喚のやり方も見えてきた!もうビビらせようたってそうは」
オボット1号「『武神帝ーカグツチの効果発動、デッキからカードを5枚落としその中の「武神」カードの数×100p攻撃力を増やせます。』」
武神帝ーカグツチ「…セイヤッ!」

ビビット騎士
武神降臨
武神ーヒルメ
サイクロン
武神器ーヤサカニ

オボット1号「『「武神」カードは3枚落ちました。よって攻撃力を300ポイントUPします、そして罠カード剣現する武神を発動』」

以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
●ゲームから除外されている自分の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して墓地に戻す。

オボット1号「『私はこの効果で墓地から武神器ーハチを墓地に戻します。墓地に戻ったハチの効果で貴方の魔法罠を1枚破壊…右側のカードを破壊します。』

パワーフレーム

コナミ「くっ…!また破壊されるのかよ!」
オボット1号「『バトルフェイズ、武神ミカヅチで攻撃。』」

コナミ「スターダストの効果!1ターンに1度破壊を無効にする!…戦闘ダメージは受けるけどな!」

コナミ LP8000→7600

オボット1号「『更に武神帝ースサノヲでスターダストに攻撃』」
コナミ「攻撃力は一緒…じゃないよなぁ」
オボット1号「『ダメージステップに手札から武神器ーハバキリの効果、攻撃力を元々の攻撃力の倍に変更します。』」


スサノヲ「…切り捨てる!」
スターダスト「…ピキャアアアアン…」


コナミ「スターダスト…!クソっ…」
コナミ LP7600→5300

オボット1号「『私はこれでターンを終了します。』」
コナミ「エンドフェイズ!俺は永続トラップ、闇の増産工場を発動する!この効果で俺は手札から超時空戦闘機ビック・バイパーを墓地に送ってカードをドロー!…?」


闇の増産工場
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。


超時空戦闘機ビック・バイパー
パワーカプセルにより、様々な能力を発揮する超高性能戦闘機。


コナミ「…?俺のターン、ドロー…???(あれ…?こんなカードいつのまに入れたっけ…?まあ兎に角テキストを…)」


???「はっ!グリーン!遂に引かれたぞ!遂に我々の出番が来たと言う事だ!!!」
???「レッド隊長!!!やりましたね!遂に僕達が活躍できるチャンスが到来しました!では早速我々の機体を…」


コナミ「…ってなるほど…おーい、そこの2人ー、聞こえてんのかー?返事しろー」

???「「!」」

???「む…!?何と!?今司令官殿は我々の事を呼んだのか!?つまり我々の事が見えていると…?」

コナミ「あー…うん、一応見えてるぞー。まああれだよな、カードの精霊って奴だよな?」

???「…それにしては驚いていないようでありますが…普通我々の姿は人間には見えない筈ですので、声をかけられるなんて初めての事で…」

レッドレイヤー「いや、いきなり現れて申し訳ない。私の名前はレッドレイヤー!そして私の隣の彼はグリーンレイヤー隊員だ!第3次元デュエル空間にて人々の平和と自由を守るため日夜活躍を行なっている戦隊で我々のことは」


コナミ「分かった、取り敢えず何の影響か分からんけど俺のデッキに入ってたって事はカードとして使用してもいいって事か?…いや、駄目ならいいんだけど」

レッドレイヤー「…勿論!全く問題ないぞ!だが我々の戦いには常に専用の「友(マシーン)」が必要なのだ!我々を友に乗せ、その力を最大限に発揮してくれる事を推奨する!」

グリーンレイヤー「そして我らがマシーンはこの箱の中に待機しております!私はレベル4が2体!隊長はレベル5が2体必要です!では!」


コナミ「…いや、ちょっと待てよ!…あっ、エクストラに引っ込んで…エクストラ?って事はアイツら…」

オボット1号「『先程から空になんらかの言葉を投げかけています。然るべき治療施設への案内、探索中…探索中…』」

コナミ「ってまだ俺のターンなんだよな…取り敢えずワカンねぇけどレベル4とレベル5のモンスター、二体づつ揃えればいいって事か!そうと決まれば…!」

コナミ「俺は手札から超量士グリーンレイヤーを召喚!」

グリーンレイヤー「レッド隊長!お願いします!」
レッドレイヤー「うむ!任せておけ!我々の初戦闘、張り切って行くぞ!」

コナミ「んでもってその効果でレッドレイヤーを手札から特殊召喚する!」


超量士グリーンレイヤー 攻1600 守備1400
「超量士グリーンレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
手札から「超量」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、手札の「超量」カード1枚を捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。


超量士レッドレイヤー 攻2000 守備800
「超量士レッドレイヤー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「超量」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、「超量士レッドレイヤー」以外の自分の墓地の「超量」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。


コナミ「更に俺は墓地から光属性のビックバイパーを除外して手札から霊魂の護送船を特殊召喚する!」

霊魂の護送船「(デンデデンデデンデンデンデンデンデデ!デデデン!デデデン!デデデンデンデデデン!)」


霊魂の護送船 攻1900 守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する光属性モンスター1体をゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。


コナミ「そんでラスト!手札から黙する死者発動!墓地の見張り番を蘇らせる!戻ってこーい!見張りばーん!」

見張り番「…」モゾモゾ


黙する死者 魔法カード
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できない。

レッドレイヤー ☆5
グリーンレイヤー ☆4
霊魂の護送船 ☆5
見張り番 ☆4

レッドレイヤー「うむ!流石だな、司令官よ!これで我々の機体の準備は完了!いつでもエクストラデッキから発進可能だ!」

コナミ「でもこん中には融合できるやつもシンクロの為のチューナーもいないぜ?…てかシンクロはスターダストだけだったし融合もないからもうエクストラにカードは…」

グリーンレイヤー「いえ!司令官殿!エクストラデッキをご確認下さい!」

コナミ「お、おう…んー…!?あー!3枚!入ってるじゃん!これあのエクシーズモンスターと同じ奴!…なるほど、黒いカードなんだな。ダークシンクロとは違った黒さだけど
そんで確かレベル5とレベル4を合わせるんだよな!こう…重ねる感じか?」

グリーンレイヤー「そうそう!そんな感じです!…本当はもう1人メンバーはいるんすけど今はまだデッキの中っすね!」


コナミ「とにもかくにも!俺の人生初のエクシーズ召喚!行くぜええええ!!!!俺は!レベル5のレッドレイヤーと霊魂の護送船!更にレベル4のグリーンレイヤーと見張り番を…」

コナミ「オーバーレイ!!!!!!!」


レッドレイヤー「行くぞ!機体「マグナライガー」!発進準備、OK!点火!」

グリーンレイヤー「こちらも発進準備OKです!機体「エアロボロス」!オールクリア!点火準備OK!」

レッド・グリーン「オールOK!GO!」

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すっげー消えとる…なんでやろ…後効果説明の方法、色々抜け落ちてたり手法変わってですんません

コナミ「エクシーズ召喚!!!!!超量機獣マグナライガー!超量機獣!エアロボロス!」

マグナライガー「グルルルルルォォォォォォ!!!!!」
エアロボロス「キシャアアアアアァァァァァァ!!!!!」


超量機獣マグナライガー
ランク5/炎属性/機械族/攻2600/守2000
レベル5モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのカードを破壊する。このカードが「超量士レッドレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。


超量機獣エアロボロス
ランク4/風属性/機械族/攻2200/守2400
レベル4モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。このカードが「超量士グリーンレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。


コナミ「…かっけぇー!!!カッコいいなぁオイ!次Dホイール弄る時はこういうの考えてみるかー!」

レッドレイヤー『どうかね!司令官!気に入ってくれたようでなによりさ!…では!次はデュエルでこの機体の強さを証明してみせようか!』

コナミ「おう!俺は!エアロボロスの効果を発動!オーバーレイユニットを一つ取り除いて相手のモンスターを裏守備にする事ができる!俺は見張り番を取り除いて効果を発動!」

グリーンレイヤー『エアロボロス!エフェクトモード起動!システムチェック!GO!』

お待たせしました。今日で初戦闘終わる…筈

オボット1号「『私はその効果に対して墓地の武神器ーヘツカの効果を発動、対象に取られた武神帝ーカグツチへの効果を無効にします。』」


武神器ーヘツカ
星4/光属性/獣族/攻1700/守1200
自分フィールド上の「武神」と名のついたモンスターがカードの効果の対象になった時、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。その効果を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


エアロボロス『対象、消失!見失いました!隊長!』
レッドレイヤー『焦る事は無い!マグナライガー!エフェクトモード準備!』

コナミ「なら更に俺はマグナライガーの効果を発動!オーバーレイユニットを一つ取り除きフィールドのモンスターを破壊する!俺は護送船を取り除いて…対象は再び武神帝ーカグツチだ!」
レッドレイヤー『マグナキャノン!発射!』

オボット1号「『私は武神帝ーカグツチの効果を発動。オーバーレイユニットを一つ取り除きカグツチの破壊を無効にします。』」

コナミ「ならバトルフェイズ!マグナライガーで武神帝ースサノヲに攻撃!」

オボット1号「『再び武神帝ーカグツチの効果を発動、オーバーレイユニットを使いスサノヲの破壊を無効に。』」
コナミ「だがダメージは受けて貰うぜ?」

マグナライガー 攻2600
スサノヲ 攻2400→2500

オボット1号 LP8000→7900

このssのルールはゼアル当時、つまりマスタールール2となっております!カードプールは最新のものですがペンデュラムとかリンクモンスターは無しといった感じです。

コナミ「エアロボロス…は攻撃力足りないから攻撃は無しだな…俺はこのままターンを終了!お前のターンだぜ!」

コナミ 手札0
場 マグナライガー ORU1 エアロボロス ORU1
闇の増産工場 強化蘇生

オボット1号「『私のターン、ドロー。』」手札2
オボット1号「『そのままバトルフェイズへ移行します。まずは武神帝ースサノヲでエアロボロスに攻撃』」

エアロボロス『隊長!前方から敵が接近!このままではエアロボロス、大破します!』
マグナライガー『グリーン!こうなったら奥の手だ!我々も出撃する!司令官!指示を頂戴しよう!』

コナミ「ああ任せとけって!俺はエアロボロスの効果を発動!この効果はオーバーレイユニットに「超量士グリーンレイヤー」を所持している場合相手ターンにも使用可能!」

コナミ「オーバーレイユニットを一つ、取り除きモンスター一体を裏守備表示にする!俺はスサノヲを裏守備表示に変更!」
コナミ「更にマグナライガーも同じ効果を持つモンスター!俺はオーバーレイユニットのレッドレイヤーを取り除いてカグツチを破壊する!」

レッドレイヤー「行くぞ!グリーン!」
グリーンレイヤー「ハイ!隊長!」


「「今!必殺の…「マグナ!」「グリーン」ブラストーーーーー!!!!!」」

カグツチ「!!!!!」ドカーン!
スサノヲ「………」クルッ

コナミ「…いや、結構派手だなーおい…爆発のエフェクトとかスゲーし…あれ?2人とも消えたけどモンスターとか大丈夫かー?おーい?」

レッドレイヤー(ああ!問題はない!今そちらにグリーンを援軍に寄越そう!我々のマシーンは乗り手がいなければ動かす事は出来んのだが…頼むぞ!司令官!)

コナミ「おっ、レッド助かる!俺は墓地に送られたレッドレイヤーのモンスター効果!墓地からこいつ以外の超量モンスターを復活させる!戻ってこい!グリーンレイヤー!」

グリーンレイヤー「せりゃ!隊長の思い…僕が無駄にはしませんよ!」

オボット1号「『…私はカードを1枚、セット。これでターンを終了します。』」

オボット1号 手札1
場 スサノヲ裏守備 伏せ1

コナミ「このエンドフェイズに俺は闇の増産工場の効果を発動する!フィールドのエアロボロスを墓地に送ってカードを1枚ドロー!」

グリーンレイヤー「お疲れ様っす…ゆっくり休んで下さい!エアロボロス!」

コナミ「そのまま俺のターン!ドロー!」手札2

コナミ「俺はフィールドのマグナライガーの効果を発動!フィールドのグリーンレイヤーをこのカードに搭乗させオーバーレイユニットとする!これによりマグナライガーはまた攻撃する事が可能!」

グリーンレイヤー『マグナライガーの動かし方も隊長には教わってるっす!…まあ完璧には使いこなせないんすけど…』

コナミ「そのままバトルフェイズ!マグナライガーで裏守備表示のスサノヲを攻げ…」

オボット1号「『トラップカード、強制脱出装置、これによりモンスター一体を手札に戻します、私はマグナライガーを選択』」


強制脱出装置 通常罠
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

コナミ「おいおいおい!いきなりかよ!?…俺は闇の量産工場の効果を発動!コイツの効果でマグナライガーを墓地に送ってカードを一枚ドローする!サンキューな!マグナライガー!」

マグナライガー『ありがとうっす!後は頼むっすよ~!』

コナミ「そして今引いたカードもナイスドローだ!俺は手札からライバル・アライバルを発動!その効果で俺は今引いたブラッドヴォルスを召喚!」

ライバルアライバル 速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のバトルフェイズに発動できる。モンスター1体を召喚する。


ブラッド・ヴォルス
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。

コナミ「そのままブラッド・ヴォルスで裏守備のスサノヲとバトルだ!やれ!ブラッド・ヴォルス!」

ブラッド・ヴォルス「GYRRRRR!!!!」
スサノヲ「!」ズドーン!

オボット1号「『…スサノヲの守備力は1600ポイント、破壊されます。』」

コナミ「これでスサノヲ撃破!そしてこのままターンエンド!さあ!お前のターンだぜ?」

コナミ 手札1
場 ブラッド・ヴォルス
闇の増産工場 強化蘇生

オボット1号「『では私のターン、ドロ』」


呼び出せ…我を…呼び出せ…
我は異世界からの使者…数字をつかさどる黒きカード…


オボット1号「…ビビビッ…?『私のターン、ドロー…ドロー…ドロー…ド、ロー…ロー…』」

コナミ「…?あれ?おーい?お前のターンだぞー?…いきなり動きが止まったな…故障かー?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「お前は…!?」

「勝利の方程式は全て揃った。勝つぞ遊馬」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さぁ、異世界から「彼ら」がやって来た…お願い出来るね?カイト?」

「…貴様が俺に命令するな、俺はただーーーハルトを救うだけだ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…この世界も動き出したようだね、僕たちも行こうか…我が可愛い息子たち」


「はっ、かしこまりました。父さん」

「了解です、父上」

「仕方ねぇ…付き合ってやるよ、お父様様…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『さぁ…さぁ…さぁ!良からぬことを始めようじゃないかぁぁぁ!!!!!!!』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「…?あれ?おーい?お前のターンだぞー?…いきなり動きが止まったな…故障か…?」

レッドレイヤー(…いや、司令官。あのロボットに何か…何か取り憑いている!しかもこの感じは…!)


オボット1号「ビッ…ビビビッ…ビー…ビーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

コナミ「!な、なんだ!?爆発でもすんのか!?おいおいおい!いくらなんでもこんな街中で爆発したら大変な事になるぞオイ!今すぐ止めないと…」

オボット1号?「…ソノシンパイハムヨウダ、サアデュエルヲ再開シヨウカ…」

コナミ「…おっ、よっしゃデュエル再開だな!…
って流石に俺でも分かるぞ…お前誰だよ?」

オボット1号?「流石ニバレルカ…ダガキサマニハカンケイノナイハナシダ、ソレニハナスヨリモサキニキサマニハワガチカラヲミヲモッテアジワセテヤロウ!我ノターン!ドロー!」手札2

オボット1号?「我ハ魔法カード、武神降臨を発動!コレニヨリ墓地、除外ゾーンより武神モンスターヲ二体マデ特殊召喚スル!ヨミガエレ!武神ーヤマト!武神器ーハチ!」


武神降臨 通常魔法
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、自分の墓地の「武神」と名のついたモンスター1体と、ゲームから除外されている自分の「武神」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターをエクシーズ召喚の素材とする場合、獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。

オボット1号?「ソシテソノママエクシーズ召喚ヲオコナウ!光属性レベル4モンスター二体デオーバーレイネットワークヲ構築!エクシーズ召喚!」

undefined

またやってしまった…

オボット1号?「現れよ!ランク4!武神帝ーツクヨミ!」
ツクヨミ「…」パアァ…


武神帝ーツクヨミ
ランク4/光属性/獣戦士族/攻1800/守2300
光属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
手札を全て墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。
また、このカードが相手のカードの効果によってフィールド上から離れた時、その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、自分の墓地からレベル4の「武神」と名のついた獣戦士族モンスターを選択して特殊召喚できる。
「武神帝-ツクヨミ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

コナミ「また新しいエクシーズ…!だけどこいつから変な気は感じない…って事は」

オボット1号?「我ハツクヨミノ効果ヲハツドウ!手札ヲスベテ墓地ニオクリカードヲ二枚ドロースル!我ハ手札カラ武神決戦ヲ墓地ニ送リカードヲ二枚引ク!」

オボット1号?「ソシテワレハ引イタ魔法カード貪欲ナツボヲ発動!墓地カラカードヲ5枚選択シ墓地カラデッキニ戻ドシテ二枚ドロー!」手札3


貪欲な壺 通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

武神ーヒルメ
武神ーカグツチ
武神器ーハバキリ
武神器ーヤサカニ
ビビット騎士

オボット1号?「更ニワレハ墓地ニ落チタ武神器ーハチノモンスター効果ヲ発動!貴様ノ闇ノ量産工場ヲ破壊スル!」

コナミ「闇の量産工場の効果…は使用しない、よってそのまま破壊される。」

オボット1号「ソシテワレハ手札カラ武神ーアラスダノモンスター効果ヲ発動スル!ハチガ墓地カラ除外サレタコトニヨリアラスダヲ守備表示デ特殊召喚!」
アラスダ「…」キラキラ…

武神ーアラスダ
星4/光属性/獣戦士族/攻1600/守1900
自分のフィールド上・墓地の「武神」と名のついたモンスターがゲームから除外された場合、このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在し、「武神」と名のついたカードがドロー以外の方法で自分のデッキから手札に加わった場合、そのターンのエンドフェイズ時に1度だけ発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
「武神-アラスダ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


オボット1号?「更ニ我ハ装備魔法リビング・フォッシルヲ発動!攻撃力・守備力ヲ1000下ゲ効果ヲ無効ニシテ墓地カラ武神器ーハバキリヲ特殊召喚!」
ハバキリ「(パタパタパタ…)」


リビング・フォッシル 装備魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは除外される。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンし、効果は無効化される。


オボット1号?「ソシテ我ハ手札カラ武神器ームラクモヲ召喚!ソシテ我ハ…」

「我ハレベル4ノモンスター3体デオーバーレイユニットヲ構築!!!!!エクシーズ召喚ヲオコナウ!!!!!コレニヨリヨビダスノハ我自身!!!!!」

コナミ「!!!!」

「現レヨオオオオオオオ!!!!!」


57


コナミ「なんだあれ…繭みてえのが徐々に開いて行って…!?」


「NO.57!!!!!奮迅竜トレスラグーン!!!!!」


ガン!ガン!ガガガガガガガ…!!!!!!

トレスラグーン「ピキャアアアアアアア!!!!!」


NO.57 奮迅竜トレスラグーン
ランク4/炎属性/ドラゴン族/攻 100/守2600
レベル4モンスター×3
このモンスターは「NO」以外との戦闘では破壊出来ない。
このカードが特殊召喚に成功した時、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このカードの攻撃力は、選択したモンスターの攻撃力分アップする。
また、相手フィールド上のカードの数が
自分フィールド上のカードの数より多い場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、使用していないモンスターカードゾーンまたは魔法&罠カードゾーンを1ヵ所指定して発動できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、指定したカードゾーンは使用できない。


コナミ「…なんだこのモンスター…!地縛神とも違ぇ…機皇帝とも時戒神とも違ぇ!この…この威圧感は何なんだ!?」

トレスラグーン「我は我自身のモンスター効果を発動!このカードが特殊召喚に成功した時貴様のモンスター一体の攻撃力を奪う!「ソウル・ハウリング」!」

トレスラグーン 攻100→2000

コナミ「クッ…!」

トレスラグーン「そして我の攻撃!我自身で貴様の僕に攻撃する!くたばるがいい!」

ブラッド・ヴォルス「グオオオオッ!!!」

コナミ「ブラッド・ヴォルス!ウォッ…!!!!!!」
コナミ LP 5500→5400

レッドレイヤー(司令官!?)
グリーンレイヤー(司令官!?大丈夫ですか!?司令官!?)


コナミ「ウッ…(たった100のダメージでこの衝撃…!これは…)」

トレスラグーン「更に武神帝ーツクヨミで貴様にダイレクトアタック!」

ツクヨミ 攻1800→1900

コナミ「クッソ…!やっぱりこの感じ…この衝撃はテメエの仕業か!」
コナミ LP5400→3500


トレスラグーン「その通りだ…貴様には我の力の贄になってもらおう…」
コナミ「力の…贄…?」

トレスラグーン「その通り、我にとってデュエルとは力を得る為の手段に過ぎない。貴様がこの世界初めての相手であったが…貴様の力を得たら貴様の力を我の為に使わせて貰うとしよう…!我はこれでターンを終了」

トレスラグーン 手札0
場 トレスラグーン 武神帝ーツクヨミ
炎舞ー「天キ」

コナミ「なんだよ…それっ…そんな…そんなデュエル…なんて…」
レッドレイヤー(司令官!そなた身体が…)

トレスラグーン「こんなに痛みを伴う決闘はした事がないか?ならばサレンダーするが良い…そうすれば痛みは…」


コナミ「…なんてつまんねぇんだよ、おい」


トレスラグーン「む…?」

コナミ「こんな痛みどうってことはねぇっつうの…!てかさ…!力の為のデュエルってさ…おもろくは…なさそうだよな!」

トレスラグーン「貴様…では貴様はデュエルに何を望むのだ?貴様も決闘をする以上そこに何かを望むであろう?貴様は何を…」


コナミ「…あ?いや望み…んなもんねぇっつの…あーいや一つあるわ…

デュエル、デュエルするためにデュエルしてるわ、俺な…」

トレスラグーン「…貴様、それは一体…」

コナミ「あーもうごちゃごちゃうるせーな!俺のデュエルは俺自身が見せるものが全部だってば!俺のターン!ドロー!」手札2

コナミ「俺は手札から魔法カード!マジック・プランターを発動!俺の場の強化蘇生を墓地に送ってカードを2枚…ドロー!」


マジック・プランター 通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。


コナミ「俺は手札からモンスターをセット!んで伏せカードを伏せてターンエンド!」


コナミ 手札1
場 セットモンスター 伏せ1

トレスラグーン「我のターン!ドロー!貴様の話がどうであれ我には関係ない!我は武神帝ーツクヨミの効果を発動!手札を捨てカードを二枚ドロー!我はビビット騎士を捨てカードを二枚ドロー!」手札2

トレスラグーン「そしてこれで貴様は終いだ!我は手札から速攻魔法サイクロンを発動!貴様のセットカードを破壊する!」

サイクロン 速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。


ビュオオオ…!
波紋のバリアーウェーブフォース


波紋のバリアーウェーブフォース 通常罠
通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。


トレスラグーン「これで貴様の伏せカードは0!そして我は武神ーヤマトで伏せモンスターに攻撃!」

ヤマト「…ふん!」
はにわ「ジー…」ドカーン!


星2/地属性/岩石族/攻 500/守 500
古代王の墓の中にある宝物を守る土人形。


トレスラグーン「そしてこれで終わりだ!武神帝ーツクヨミ!更に我で貴様に直接攻撃!往ね!名も知らぬ決闘者よ!」

レッドレイヤー(司令官!)
グリーンレイヤー(司令官さん!?)

コナミ「あー…うん、駄目!まだ俺のリアルライフは渡せないな!俺は手札から煌々たる逆転の女神の効果を発動!」


凛々たる逆転の女神
星6/光属性/天使族/攻1800/守2000
(1):自分フィールドにカードが存在せず、
自分の手札がこのカード1枚のみの場合、
相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
その後、自分はデッキからモンスター1体を特殊召喚できる。


コナミ「逆転の女神様はまだ俺についてるって訳だ!俺はこのモンスターの効果で相手フィールド上のカードを…」


コナミ「全 て 破 壊 す る!」
凛々たる逆転の女神「全て壊すんだ(手札から墓地に行きながら)」

トレスラグーン「なっ、何だと…!貴様っ…!我とその眷属をもだと…!」

コナミ「更にこの効果の使用後!俺はデッキから好きなモンスターを一体特殊召喚する!おれは…コスモクイーンを特殊召喚!」
コスモクイーン「…!」フワフワ…カッ!


星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2450
宇宙に存在する、全ての星を統治しているという女王。


トレスラグーン「くっ…!我は…我はこれでターンエンド!」

トレスラグーン 手札0
場 なし

コナミ「そんじゃ俺のターン!ドロー!」手札1

コナミ「俺は鎧蜥蜴(アーマーリザード)を召喚!」


星4/地属性/爬虫類族/攻1500/守1200
かたい体のトカゲ。大きな口で噛みつかれたら、ひとたまりもないぞ。


コナミ「んでそのままバトル!2体のモンスターでダイレクトアターック!」

トレスラグーン「グオッ!!!!!」
トレスラグーン LP7900→3500

コナミ「よーし!ライフは並んだ!これで俺はターンエンドだ!」

コナミ 手札0
場 コスモクイーン アーマーリザード


トレスラグーン「う…ぐ…!我の…ターン!ドロー!」手札1

トレスラグーン「!我はカードを1枚伏せターンエンド!」

コナミ「よーし!行くぜ!俺のターン!」手札1

コナミ「あの感じ…伏せカードは気になるけど…ここは攻撃するしかないだろ!バトルフェイズ!俺は2体のモンスターで総攻撃だー!」

レッドレイヤー(うむ!これが決まれば司令官の勝利だ!)
グリーン(これで決まりです!)


トレスラグーン「まだだ…!まだ!我はトラップカード!エクシーズリボーンを発動!これにより我は墓地のエクシーズモンスターを特殊召喚する事が出来る!」



エクシーズ・リボーン 通常罠
(1):自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてX素材とする。



トレスラグーン「蘇れ!我が分身…トレスラグーン!トレスラグーンは特殊召喚時に貴様のモンスターの攻撃力を奪う…!これで貴様は…」

謎の手「…ピッ!ピッ!」

トレスラグーン「…何故だ!何故トレスラグーンが出てこない!?」


コナミ「俺は墓穴の指名者を発動!コイツの効果で俺は墓地からトレスラグーンを除外した!これでトレスラグーンの特殊召喚は無し!よって攻撃は…」


墓穴の指名者 速攻魔法
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。


コナミ「有効だー!俺は!2体のモンスターでダイレクトアターック!」



トレスラグーン「馬鹿な…!この私が…!負けるなど…!」



トレスラグーン「(…だが、この者の、デュエルを楽しむとは一体…なんだ…?それがーーー)」



トレスラグーン「(それがーーー分からないーーーー)」









『winner!!!!!デュエリストコナミ!!!!!!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オボット1号「ビビッ!ビー…『修復プログラム…作動中…修復、完了しました。再起動を開始します。』」


コナミ「いや最後割と派手に吹き飛ばしたけど大丈夫かなー…あのロボット…おーい…生きてるかー…おーい…」

オボット1号「『再起動、完了。目の前の人物をデュエリスト登録開始。お名前の方は?』」


コナミ「あ、起きた…え?名前?いや自分はコナミって…」

オボット1号「『コナミ、デュエリストコナミ登録完了。ようこそハートランドへ、では失礼します。』」

オボット達「オソウジー、オソウジー…」



コナミ「…結局何だったんだよアイツら…まあ、兎に角ひと段落、かな?」

レッドレイヤー(うむ!我が司令官のおかげで無事問題なく解決した!…ところで先程あのロボット…いやあのカードが使用したモンスターなのだが…)

コナミ「あー…これ、だろ?取り敢えず訳わかんないけど俺が預かっとくよ、誰が拾うか分からんしな。」

レッドレイヤー(それで良いだろう、だが何かそのカードからは力を感じる…使う時には気をつけてくれ、司令官。)


コナミ「おう。ありがとな…ってあれか、お前ら俺についてくるのか?」

グリーンレイヤー(はい!そうするっす!もう1人のブルーもそれに賛成みたいっすから!)


コナミ「分かった分かった…んじゃ取り敢えず…なんか食うか…それとも泊まれるところ探すか…兎に角行くとするか!」
レッド・グリーン「ラジャー!」






取り敢えずここまでー


コナミくんの性格といい使用カード(バニラモンスター、トレスラグーン)某ss思い出すな

ブラッドヴォルスは鬼柳のかな?

>>52
ぶっちゃけタイトルとかもあのssのパク…俺は!先人をリスペクトする!!!!!!
文章力とかデュエル構成とか先人リスペクトできてないですけどね!

>>53
鬼柳産のブラッド・ヴォルス
拾ったカードコナミ君には便利便利

コナミ「…って言ってもここらへん土地感0なんだよなぁ…ぜってーネオドミノからは離れてるし…」

レッドレイヤー(司令官、取り敢えず休める所を探してみてはどうかね?先程のデュエルでかなり消耗してるだろう?)

コナミ「あー…これくらいなら何とか…って言ってもちょっと休みてえな、とは言え金も殆ど枯渇してるんだよなー…クソッ、こんな事ならトリシューラプリンなんてツァンに奢るんじゃなかった…」


ポツッ…ポツポツッ…
ザーッ…


コナミ「…っておいおい…雨かよっ!取り敢えず雨宿り出来そうな場所ねぇか!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハートランド郊外
廃館

コナミ「…まあ廃館なら一晩くらい邪魔しても構わないか…おーい!誰か居ませんかー!…居ないならお邪魔しますよっと…」

グリーンレイヤー((隊長、これ不法侵にゅ…))
レッドレイヤー((…まあこの様子だと人も居なさそうだし、一晩くらいなら良いんじゃないか?司令官もお疲れだろうし…))


???「…」

コナミ「…取り敢えず中入ったけど…まあ本当に廃館って感じだな…うわ、ここ濡れてんじゃん…てか腹減ったな…こんな調子じゃ台所には何もないだろうし…うーん…」


???「…あ…」


コナミ「…仕方ない、寝るか。そんじゃお休みーーー」


???「あ…あの…」


コナミ「…ん?」クルッ
???「あ…あの…乾パン…入ります?」


コナミ「…」


コナミ「うわあああああああああ!!!!!出たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
???「いや出てませんから!私ゴーストリックなんかじゃないですからあああ!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「ハグッ…んぐっ…ふー…やっぱ乾パン美味いわ…新パック出たりした時はコイツに限ったしなぁ…レモンヌードルは流石に毎日食ってると飽きたし…」

???「あ、あのー…」

コナミ「あ、悪い悪い。俺ばっか食ってて悪いな…乾パンとか角砂糖とかいる?」

グリーンレイヤー((今何気なく自分の物にしましたね、司令官…))

???「いや、いらないんですけど…てか私食べれませんし…」

コナミ「ん?食べらんない?」

???「いや、私カードの精霊なんです…って言っても信じませんよね…そんな事…」

コナミ「…いや、割と信じるってか今デッキん中いるし…てか今日良くカードの精霊と会うなおい…」


???「え…?」

レッドレイヤー「こんにちはお嬢さん、私の名はレッドレイヤー。司令官がお世話になったよ、ありがとう」
グリーンレイヤー「あ!自分はグリーンレイヤーって言いまっす!もう1人居るんだけど…姉さん照れ屋なんすよね…」

コナミ「…とまあこんな感じだ。てかカードの精霊には何回かあった事もあるし人間になってるのも…ウォッ!?」

???「本物…本物の「エクシーズ戦隊超量ジャー」だー!すっ凄い…本物!」

レッドレイヤー「おや、お嬢さんは私達の事を知ってるんだね。それは嬉しいよ、握手しても良いかな?」

???「は、はいぃ!うわぁ…本物…」

コナミ「イテテ…な…なんだ…結構有名なのか?お前ら…」


???「勿 論 で す !エクシーズ戦隊超量ジャー…彼らと言えば輝かしい戦隊物の歴史において初めてのヒーロー!3人で宇宙に蔓延る悪をばったばったと打ちのめし!お茶の間の子供達の人気者となったスーパーヒーロー!今ではシリーズ化して「M・HEROタイムキング」と肩を並べる「黒蠍レンジャーvsゴヨウレンジャー」まで放送されてますがその初代に会えた事はなんというか素晴らしくてですのそれであの」


コナミ「へぇ~お前ら凄いんだな…」

グリーンレイヤー((まあ今回ここに降り立った原因はウチらのマグナキャリアの故障が原因なんすけどね…))


???「…兎に角!レッドレイヤーさん達は凄いってわけです!…残念です。ここが明日にも潰されなければもっとお話聞きたかったんですが…」

コナミ「…ん?ここ潰れるのか?」

???「まあ…はい、もうここに住んでた住人は居ませんし…私はただ屋根裏で勝手に住まわせて貰っただけですから…私ももう荷物は畳みましたし…持ってく様な荷物もありませんけど…」

コナミ「ふーん、そっか…でもいいのか?この家、思い入れとか色々あるんじゃないのか?行く当てあんのか?」

???「…そりゃ、ありますけど…でも私には何の権利もないですし…それに迷惑はかけられませんし…カードの姿ならまあ…誰かが拾ってくれるかな…でも私なんて弱いし…誰も拾ってくれないかな…そしたら…あの?」


コナミ「…zzz」

???「ね…寝てますね…」

グリーンレイヤー「あー…」
レッドレイヤー「…まあ、許してやって欲しい。慣れない地で先程まで激しいデュエルをしてたんだ…」

???「い…いやまあ良いんですけど…それじゃ…レッドレイヤーさん達もお休みなさい…」

レッドレイヤー「ああ、お休みお嬢さん…ああ後…」

レッドレイヤー「もう少し誰かを頼る事をしてもいいんだと私は思うぞ。…私もいくつもの死線を潜り抜けられたのは私だけの力じゃないんだ。君は…」


???「…ありがとうございます。やっぱりレッドレイヤーさんはヒーローです…お休みなさい」ガチャ…


レッドレイヤー「…あのように幼き子の笑顔も見れないとは…辛き事だな、司令官よ」

コナミ「…」

翌日 朝

???「…起きて…!起きて下さい…!」

コナミ「…ん?あぁ~…おはよ…」

???「…おはようございます…それではもうそろそろ取り壊す人達が来るので裏口から出て行って下さい…」

コナミ「あー了解…」

???「…その、本当に短い間でしたがありがとうございました…また何処かで会えたら…その時は宜しくお願いします。」

コナミ「んー…おう…」



???「…寝ぼけ眼って感じですけどね。それじゃあ…」

???「取り敢えずここらへんに落ちて…」ボンッ…

???(あっ…そろそろ入ってきましたね…どんな人が拾ってくれるんでしょうか…男の人かな…女の人かな…兎に角雑に扱ってくれなければ…いや兎に角拾ってくれれば誰でも…鑑賞用でなくてもストレージにでも入れてくれればいいな…)

???(あっ…誰が手にとってくれました…そのままポケットにしまうのかな…あれ?そのまま箱に…?この感じ他にも先客が…)



マグナライガー「グオゥ…」
エアロボロス「キシャ…」
???「…」

スターダスト「クルルォン…!!」

???(…えっ?)

サイカーイ

黒服「何だお前は!?ここはカラットグループの作業場になるんだ!今すぐ出ていきなさい!」

コナミ「おーい!責任者出せー!ワイはここの者に頼まれたんやー!ぐずぐずしてると暴れ出すでー!責任者も摘み出してやるでー!」

黒服「なんだと…!お嬢様をお守りしろ!全員でコイツを取り押さえ…」


「待って下さいませ!」


コナミ「…おう、あんちゃんが責任者のもんか?
(にしてもまた…また令嬢かよ…もうアイツらみたいなのはこりごりだっての…)」

黒服「お嬢様!お下がり下さい!ここは我々で…」

「いえ、大丈夫です…そこの方、私に何か御用ですか?」

コナミ「おう!ワイの名前はコナミってゆう者やけどど…」「…普通にお話されても大丈夫ですよ?」


コナミ「…あーはい……ここの立て壊し、なんとかなんねぇか?お嬢様?」


「それは…あら、申し遅れましたわ。私エンジェル・カラットと申します。以後お見知り置きを」

コナミ「お、おう…そんでさー…いや、結構無理言ってんのは分かるんだけど…立て壊し、どうにか出来ないか?」

カラット「…そうですね…正直なところ、私はこの立て壊しには賛成じゃないんですの。」
コナミ「おおならーーー」

カラット「ーーーしかしながら、会社の令嬢としてはまた別ですの。今の私は「カラットグループ」の令嬢、その立場から言えばーーーダメですわね。」

コナミ「ま、そうなるよなぁ…ならってわけじゃないけど…コイツで決めるってのはどうよ?」デュエルディスク!セット!


カラット「…ええ!やはりそれが一番相応しいですわ!でも私、手は抜きません事よ?」


コナミ「それはこちらも一緒だぜ?さぁ!デュエルだ!」



???(えっ?えっ?デュエル?一体誰がーーーって!?貴方ーーーーーー!!!!!!??????)






「デュエルディスクセット」「ARビジョン、リンク完了」



コナミ・カラット「「デュエル!」」

カラット「私のターンからです、私はカードを一枚ドロー!」手札6

カラット「私は手札から天空の使者 ゼラディアスの効果を発動致します!このカードを手札から捨てデッキから天空の聖域を加えこれを発動しますわ!」


天空の使者 ゼラディアス
星4/光属性/天使族/攻2100/守 800
このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「天空の聖域」1枚を手札に加える。
また、フィールド上に「天空の聖域」が存在しない場合このカードを破壊する。


天空の聖域 フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、天使族モンスターの戦闘で発生する
そのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。


カラット「そして私は手札からモンスターをセット!更に手札を2枚伏せましてターン終了ですわ!」


カラット 手札2
場 セットモンスター 天空の聖域
伏せ2枚

コナミ「んじゃ俺のターン!ドロー!」手札6

???(その声は…!いや何やってるんですか!?)

コナミ「え?いや何って…デュエルデュエル、この廃館をかけてあのお嬢様とデュエルしてるって感じだけど…」

???(いや何で貴方が…だって貴方はこの館とは何も…)


コナミ「いやーだってメシ貰っちまったしさー…流石になんもしないで出て行くのはマズいだろ?…あー後!後デュエルしたかったとか!色々あるけどなー!

???(そんな…理由で…?)

コナミ「あ!その代わり力貸してくれるか!?さっき見たけどお前モンスターエクシーズなんだよな?機会があったら出してもいいか?」

???(…でも私…弱っちいですしそれに…)


コナミ「俺は手札から魔の試着部屋を発動!」
???(話聞いてます!?)

コナミ「ライフを800払って効果発動!デッキの上から4枚めくってレベル3以下のモンスターを可能な限り特殊召喚する!俺はこれによってデッキトップから…」8000→7200

カラット「お待ちになって下さい!私はカウンター罠カード、神罰を発動!天空の聖域がある時、貴方が発動したカードの発動を無効にしますわ!よって魔の試着部屋は無効です!」

魔の試着部屋 通常魔法
800ライフポイントを払う。
自分のデッキの上からカードを4枚めくり、
その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。


カウンター罠
(1):フィールドに「天空の聖域」が存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。


コナミ「800払い損ってわけですか…!なら俺は手札から冥界の使者を召喚する!」
冥界の使者「オオ…オオオ…!」


冥界の使者
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守 600
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、お互いに自分のデッキからレベル3以下の通常モンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。
その後デッキをシャッフルする。


コナミ「そのまま冥界の使者でセットモンスターに攻撃!」
カラット「セットモンスターはシャインエンジェル…破壊されますわ。」


シャインエンジェル
星4/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから攻撃力1500以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。


カラット「ですが破壊されたシャインエンジェルの効果!私はデッキから力の代行者ーマーズを特殊召喚致します!」
マーズ「…」ムキッ…

コナミ「力の代行者マーズ…って確かスゲー強くなる奴だよな…メインフェイズ2に入ってカードを2枚セット!これでターンエンドだ!」

コナミ 手札2
場 冥界の使者 伏せ2枚

カラット「では私のターンです!ドロー!…ふふふ…これは良いカードを引きましたの!」手札3

コナミ「う…やな予感すんぞおい…」

カラット「私は手札から神秘の代行者ーアースを召喚致します!」
アース「フフフフフ…」


神秘の代行者ーアース チューナー
星2/光属性/天使族/攻1000/守 800
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「神秘の代行者アース」以外の「代行者」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、代わりに「マスター・ヒュペリオン」1体を手札に加える事ができる。


カラット「私はこのカードの効果で代行者…ではなく!マスター・ヒュペリオンを一枚サーチ致します!この効果は場に天空の聖域がある時にのみ発動可能!」

カラット「そして私はフィールドのアースを除外して手札からマスター・ヒュペリオンを特殊召喚致します!来てくださいませ!マスター・ヒュペリオン!!!」


マスター・ヒュペリオン「……」ドドドドドドドド…カッ!

コナミ「…やっぱデカイよなぁ…コイツ…」


マスター・ヒュペリオン
星8/光属性/天使族/攻2700/守2100
このカードは、自分の手札・フィールド上・墓地に存在する「代行者」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する天使族・光属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、この効果は1ターンに2度まで使用できる。

お待たせしました。

カラット「私はマスター・ヒュペリオンの効果を発動!墓地から天使族モンスターを一枚除外してフィールド上のカードを一枚破壊いたします!私はゼラディアスを除外して貴方の冥界の使者を破壊!」
冥界の使者「ウ…ウォォ…アー…」シュン…

コナミ「蒸発したみたいになってんぞおい…フィールドから墓地に送られた冥界の使者の効果!互いにデッキからレベル3以下の通常モンスターを手札に加える!
俺はデッキからチューン・ウォリアーを手札に!」


チューン・ウォリアー チューナー
星3/地属性/戦士族/攻1600/守 200
あらゆるものをチューニングしてしまう電波系戦士。
常にアンテナを張ってはいるものの、感度はそう高くない。


カラット「では私は…デッキから神聖なる球体を手札に加えます!」


神聖なる球体
星2/光属性/天使族/攻 500/守 500
聖なる輝きに包まれた天使の魂。
その美しい姿を見た者は、願い事がかなうと言われている。

カラット「そして私はマスター・ヒュペリオンの更なる効果!天空の聖域が場にある時この効果を2回発動させる事が可能となります!私はシャインエンジェルを除外して…右の伏せカードを破壊!」

マスター・ヒュペリオン「…」ゴゴゴゴゴ…ピッ!

コナミ「うおっ!?…破壊された伏せカードは…ラッキー!運命の発掘!カードを1枚ドロー!」手札4

運命の発掘 通常罠
(1):自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
(2):フィールドのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地の「運命の発掘」の枚数分だけ、自分のデッキからドローする。

カラット「外れ…でしたの?ですが!このターンでトドメをさせば何てことありません!私は永続罠、女神の加護を発動させますわ!これによって私のライフを3000ポイント回復させます!」8000→11000


女神の加護 永続罠
自分は3000ライフポイント回復する。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた時、自分は3000ポイントダメージを受ける。

カラット「これによって私のライフポイントが貴方のライフポイントを3800ポイント上回った為マーズの攻撃力を3800ポイント上昇させます!」
マーズ「…」ビルドアップ! 0→3800

カラット「そしてバトルフェイズ!私はマスター・ヒュペリオンでダイレクトアタック!(この攻撃が通ればマーズの攻撃力が更に上がって6500ポイント!ヒュペリオンと合わせて9200ダメージです!)」


???(ちょっと…!これは不味いんじゃないですか!?ねえ!?)

コナミ「いやいやいや!そう上手くはいかないっての!リバースカードオープン!罠カード!分断の壁!発動!」


分断の壁 通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの全ての攻撃表示モンスターの攻撃力は、相手フィールドのモンスターの数×800ダウンする。


コナミ「これによってそっちのフィールドのモンスターは1600ポイントずつ攻撃力がダウン!」

マスター・ヒュペリオン 「…」2700→1100
マーズ「…」ビルドダウン! 3800→2200

コナミ「んでそのままダメージだ!」

コナミ 7200→6100
マーズ「…」ビルドアップ! 2200→3300

カラット「ワンターンキルならず、ですね…ですが!再びダメージを与えたのでマーズの攻撃力が変動します!
そして攻撃力3300のマーズであなたにダイレクトアタック!」
マーズ「…」斧パンチ!

コナミ「…いってー!でも!兎に角やられずには済んだしな…まだライフは残ってるからセーフセーフ!」
6100→2800

大変遅くなりました!
更新再開します!

カラット「そしてこの攻撃で更にマーズのら攻撃力はプラスされます!」
マーズ「…!」ビルドアーップ!3300→6600

カラット「…私はこれでターンを終えますわ…」

カラット 手札3
場 マスター・ヒュペリオン(攻撃力1100)力の代行者マーズ(攻撃力6600)天空の聖域
女神の加護


コナミ「でも結構喰らったな…そんじゃ俺のターン、ドロー…ってこのカードは…」手札5

???(…あっ!そのカード…それって!)


ブルーレイヤー「ああ…遂に引かれちゃいました…!いや、恥ずかしいです…!デッキに…!デッキに返して…!」

???(間違えないです!ブルーレイヤー!ブルーレイヤーさんですよこの人!レッドさんやグリーンさんの仲間の!
うわぁ…この照れ具合も含めて本物だったんだぁ…!)

ブルーレイヤー「いやそういうのいやホント嬉しいんですけどちょっとヤバイっていうかちょっとキツイです~無理です~返して下さ~い…」

コナミ「あー…あの…そのー…召喚しても…いいか?」

ブルーレイヤー「それは大丈夫なんですけど…!出来るだけ早く機体に乗せて下さいね~お願いします~司令官~」ヒュン

???(うわあ…!伝説のエクシーズ戦隊の3人…どれも迫力があるなぁ…!)

コナミ「…お、おう…了解しましたよっ…と!そんじゃデュエル再開だ!俺は手札から悪魔への貢物を発動!」

悪魔への貢物 通常魔法
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。


コナミ「俺はコイツの効果で特殊召喚されたカードを1枚墓地に送る!俺はマスター・ヒュペリオンを選択!墓地に送ってもらうぜ!」

マスター・ヒュペリオン「…」ゴゴゴゴゴ…ヒュン…

コナミ「更に手札からレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚する!来い!チューン・ウォリアー!」
チューン・ウォリアー「チュミーン!」

コナミ「そして手札から超量士ーブルーレイヤーを召喚!」
ブルーレイヤー「いや何かめっちゃデカイ人いるじゃないですか何ですかあれあー言う相手は隊長が相手するのが普通」


超量士ーブルーレイヤー
星3/水属性/サイキック族/攻1200/守2000
「超量士ブルーレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量士ブルーレイヤー」以外の「超量」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「超量」カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。


コナミ「ブルーレイヤーは召喚・特殊召喚した時デッキから「超量」カードを1枚手札に加える事が出来る!俺は「超量妖精アルファン」をサーチ!」

コナミ「そして俺はレベル3モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築しエクシーズ召喚を行う!こい!ランク3!」

ブルーレイヤー「…機体「グランパルス」スタンバイ!メインエンジン!後方エンジン!OK!出撃準備完了致しました!」


コナミ「エクシーズ召喚!超量機獣グランパルス!」


グランパルス「…」ボコボコボコ…


超量機獣グランパルス
ランク3/水属性/機械族/攻1800/守2800
レベル3モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「超量士ブルーレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。


コナミ「俺はエクシーズ召喚されたグランパルスのモンスター効果を発動!このカードのオーバーレイユニットを一つ取り除く事でフィールド上の魔法・罠を一枚破壊する事が出来る!」

コナミ「チューンウォリアーを取り除いて天空の聖域を破壊!…これで確かマーズの効果は適用されない筈だよな!」

カラット「…っ!…はい、その通りですわ…!これでマーズの攻撃力は…」


星3/光属性/天使族/攻 0/守 0
このカードは魔法カードの効果を受けない。
自分フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在し、
自分のライフポイントが相手より上の場合、
その数値だけこのカードの攻撃力・守備力がアップする。


マーズ「…」ビルドダウン! 6600→0

コナミ「元々の数値に戻る!要は0に戻るって事だ!バトルフェイズ!俺はグランパルスでマーズに攻撃!」

グランパルス『メインスラスター、オープン。オートロックオン開始…発射します!』
マーズ「ぐぉっ…!」

カラット「くうっ…!やりますわね!ですけどまだ私の方がライフはまだまだあります!勝負はこれからです!」LP 11000→9200

コナミ「俺は手札を1枚伏せてターンエンド!」


コナミ手札2
場 グランパルス 伏せ1


カラット「私のターン!ドロー!」手札4

カラット「私は手札から魔法カード!救援光を発動致します!私は800ポイントLPを払って除外されてる光属性を手札に戻します!私は天空の使者ゼラディアスを手札に加えます!」LP 9200→8400


救援光 通常魔法
800ライフポイントを払い、ゲームから除外されている自分の光属性モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを手札に加える。


カラット「そして私はゼラディアスを手札から捨てて2枚目の天空の聖域を手札に加えてこれを発動…」

コナミ「天空の聖域の発動時にグランパルスの効果を発動!この効果は相手ターンでも使用可能だからな!俺はブルーレイヤーを取り除いて天空の聖域を破壊する!
…ブルーレイヤー…お願いしてもいいかー?」
ブルーレイヤー「いえ…その…そりゃいいんですけど…でもできればその…掛け声を…」

???(掛け声…!ブルーレイヤーお姉ちゃーん!頑張ってー!)


ブルーレイヤー「ブルーレイヤーブラストオオオオ!!!!!」ドカーン!

コナミ「…なんだ今の…あ、墓地に行ったブルーレイヤーの効果でブルーレイヤー自体をデッキに戻すぜ」
???(ブルーレイヤーさんへの「いつもの掛け声」ですっ!あっちなみにレッドレイヤーさんの場合がですね…)

カラット「まだです!私は手札から永続魔法!神の居城ーヴァルハラを発動します!」


神の居城ーヴァルハラ 永続魔法
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。


ヴァルハラ「その効果で私は手札から死の代行者ーウラヌスを特殊召喚します!そして手札から神聖なる球体を召喚しますわ!」
ウラヌス「Gugggggi…」
神聖なる球体「(ぽわんぽわん…)」

死の代行者ーウラヌス チューナー
星5/闇属性/天使族/攻2200/守1200
(1):フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「代行者」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルは、この効果で墓地へ送ったモンスターのレベルと同じになる。


ウラヌス「Gooooo…」ヒュン
カラット「ウラヌスの効果で私はデッキから裁きの代行者ーサターンを墓地に送ってそのモンスターのレベルと同じにします!サターンはレベル6ですのでウラヌスもレベル6!」

カラット「そして私はレベル2の神聖なる球体にレベル6の死の代行者ウラヌスを…」


カラット「「チューニング」致しますわ!」

コナミ「この召喚方法は…!」

カラット「シンクロ召喚!おいでなさい!神聖騎士パーシアス!!!!!!」
神聖騎士パーシアス「フッ…ハァッ!」


神聖騎士パーシアス シンクロ
星8/光属性/天使族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外の光属性モンスター1体以上
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。


コナミ「シンクロ召喚…!こっちにもやっぱりあるんだなぁ!」

カラット「見惚れて頂いて光栄ですわ!ではバトルフェイズ!私はパーシアスでグランパルスに攻撃致します!」

パーシアス「…フン!」ジャキン!
グランパルス「『…グランパルス、損傷。作戦を終了致します』」ドカーン!

???(ああグランパルスが沈んで行きます…被害も甚大さあどうする超量ジャー!次回に続…)
コナミ「続かねえし俺にも被害が出てるっての!あーいてぇ…」2800→2000

カラット「私はこれでターンを終了!」

カラット 手札0
場 パーシアス ヴァルハラ 女神の加護

コナミ「俺のターン!ドロー!(…この手札だとパーシアスは倒せない…なら!)俺は手札から超量妖精アルファンを召喚!」手札2
アルファン「アルファ!」キュート!


超量妖精アルファン
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
「超量妖精アルファン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。


???(アルファン!超量ジャーのマスコット役にして実は重要な役割を持っていそうで何もなかったアルファンちゃんですね!いやーこの年のアルファンちゃん関連のグッズは飛ぶように売れてショップもウハウハだったとか!正に可愛らしいの化身で見るものも癒さ)

コナミ「そして俺はアルファンをリリースして効果発動!デッキから「超量」モンスターを3種類見せてランダムに相手に選ばせる!俺はブルー・グリーン・レッドの三体を選択!…さぁ!選んでくれ!」
???(アルファンちゃーん!?)

カラット「むむ…ランダムですからどれでも良いのですが…真ん中!真ん中のカードです!」

コナミ「真ん中は…超量士ブルーレイヤー!選ばれた超量モンスターを特殊召喚しその他のモンスターは墓地へ!もう一回頼むぞ!ブルー!」


ブルーレイヤー「なんでまた私なんですかー!デッキの殻に閉じこもらせて下さいよー!」
レッドレイヤー「まあそう言ってくれるなブルー!グリーン!ブルーの援護を任せるぞ!」
グリーン「任せて欲しいっすー!タイチョー!後は任せて欲しいっすよー!」

コナミ「俺はブルーとレッドのモンスター効果を発動!ブルーの効果でデッキから超量機神剣ーマグナスレイヤーを手札に加えレッドの効果で墓地からグリーンレイヤーを蘇生する!…俺はこれでターンエンドだ!」

???(…マグナスレイヤーは超量機獣の必殺技。でも機獣達は今は呼び出せませんからね…)

コナミ 手札3
場 ブルーレイヤー(守備表示)
グリーンレイヤー(守備表示)伏せ1

カラット「では私の…ターン…!私は!奇跡の代行者ージュピターを召喚致します!」
ジュピター「…」ムキッ


奇跡の代行者ージュピター
星4/光属性/天使族/攻1800/守1000
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「代行者」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在する天使族・光属性モンスター1体の攻撃力は、エンドフェイズ時まで800ポイントアップする。
また、フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、1ターンに1度、手札から天使族モンスター1体を捨てる事で、ゲームから除外されている自分の天使族・光属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。


コナミ「また新しい細マッチョ代行者…!」

カラット「私は奇跡の代行者ージュピターの効果!墓地から光属性・天使族のカードを除外してフィールド上の天使族の攻撃力を800上昇させます!マスター・ピュペリオンを除外!」

カラット「私はパーシアスを選択!攻撃力をアップします!」
ジュピター「…ハァッ…!」
パーシアス「フンッ!」2600→3400

カラット「更に私はパーシアスのモンスター効果!相手フィールド上のモンスター一体の表示形式を入れ替えます!私はブルーレイヤーの表示形式を変更!」

ブルーレイヤー「ふぇぇ…」攻1200
コナミ「!やっべ!」

カラット「バトルフェイズ!私はパーシアスで守備表示のグリーンレイヤーに攻撃致しますわ!」

コナミ「…あれ?なんでわざわざ表示変更したブルーレイヤーに攻撃しな…!貫通効果持ちか!?」

カラット「その通りです!貴方のライフは残り2000!お祖母様からもなるべくピッタリ0にした方が美しいと言われたのでその通りやらせて貰いますわ!」

グリーンレイヤー「マズイっす司令官…!兎に角司令官の安全を!自分達は大丈夫っすから!」

コナミ「…悪りぃ!トラップ発動!ダメージダイエット!このターン受ける戦闘ダメージを…半分に!」


ダメージダイエット 通常罠
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。


パーシアス「…ハァッ!」
グリーンレイヤー「司令官には届かせませんっすよ…!司令官!後は頼みます!」

コナミ「サンキューな!グリーンレイヤー!…俺は墓地に送られたグリーンレイヤーの効果!手札からマグナスレイヤーを墓地に送ってカードを1枚ドロー!」2000→1000

カラット「また決められませんでしたか…!ですがまだモンスターは残ってます!私はジュピターでブルーレイヤーに攻撃!」

ジュピター「…!」謎ビーム!
ブルーレイヤー「くうっ…!…グリーンさんが意地を見せたんですからね…!司令官!お疲れ様です!」


コナミ「ああ任せとけ!何とかするから大丈夫だ!」1000→700

カラット「…私はターンエンド!この瞬間ジュピターの効果は切れ、元の攻撃力に戻ります!ターンエンド!」
パーシアス「…」3400→2600

カラット 手札0
場 ジュピター パーシアス 女神の加護

???(グリーンレイヤーさん…ブルーレイヤーさん…)
コナミ「何とか2人のお陰でギリギリ耐えられたな…てかつえーなオイ…!カラットお嬢様!あんたやるなぁ!」

カラット「お褒めいただき光栄でして!これでもお祖母様とのデュエルの特訓はしております!…お父様も私の成長に気づいて頂ければ良いのに…」

コナミ「…?」

カラット「…なんでもございません、さあ!貴方様のターンです!」


コナミ「はいよっ!俺のターン!ドロー!」手札4


???(でもどうするんですか…?まだライフも彼方の方が遥かに高いですしこっちのライフは風前の灯火ですし…エクストラにも一発逆転ー!みたいなカードは…)

コナミ「いやこれから出すから何の問題もないだろ?あ、スタンバっとけよー?」
???(へ?)

コナミ「俺は手札から切れぎみ隊長を召喚!」
切れぎみ隊長「フザケンナ!(声以外も迫真)」


切れぎみ隊長
星1/地属性/戦士族/攻 400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


コナミ「効果で俺は墓地からレベル4以下のモンスターを一体蘇生する!俺が選ぶのは超量妖精アルファン!レベル1モンスター!」
アルファン「アルファンファン!」プリチー!

???(アルファン…って可愛いですけどステータスが一番高いのはブルーレイヤーさんじゃないですか?レベル1を2体並べてどうす…)
???(…いやちょっと待って下さい無理です無理です!私謙遜してるわけじゃないですけど逆転できるような効果持ってないですしそれにああもうエクシーズのエフェクト出てる!引っ張られますって!やめて!出さないでええええ!!!!!)


コナミ「俺は!!!!レベル1のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築ー!!!!エクシーズ召喚ー!!!!!!」


???(ああもう出てしまいますからー!)

コナミ「エクシーズ召喚!!!ランク1!!!シャイニートマジシャン!!!!」

シャイニートマジシャン「…うぅ…出てしまった…どう考えてもこの状況に似つかわしくないモンスターが出てしまいましたー!」


シャイニートマジシャン
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 200/守2100
レベル1モンスター×2
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
また、このカードを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。


カラット「シャイニート…マジシャン…?
でもあのシャイニートマジシャン…!

そこの方!」
黒服「はっ!」

カラット「至急資料を持ってきて下さいますか?資料は…」


コナミ「よっしゃエクシーズ召喚決まったー!良かったぜー…またエラー吐いたらどうしようかと…」

シャイニート「…なんで…なんで私なんですかー!もっとつよそうなモンスターいっぱいエクストラ入ってるじゃないですかー!あのドラゴンさんとかー!私じゃ勝てませんってー!」

コナミ「いや大丈夫大丈夫!なんとかなるって!ヘーキヘーキダイジョビダイジョビ、いやー流石に守備表示での召喚にはなるけど…」

シャイニート「そりゃ私攻撃力100ですからね!?小突かれたら死にますからね!?」

コナミ「…それにだ!」
シャイニート「なんですか…?」


コナミ「…俺は負けると思ってカードは出さないからな!…宜しくなシャイニート!頼むぜ?」

シャイニート「…はぁ…宜しくです…」

コナミ「んで俺は早速シャイニートに装備魔法、ガーディアンの力を装備させる!」

シャイニート「うわこれ重たいや…つでもないですね…いやむしろエナジー系の…研究に疲れた時に飲んでたやーつ…」


ガーディアンの力 装備魔法
(1):装備モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は、このカードの魔力カウンターの数×500アップする。
(3):装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドの魔力カウンターを1つ取り除く事ができる。


コナミ「んで手札を1枚セット!これでターン終了!」

コナミ 手札1
場 ガーディアンの力 伏せ1

カラット「私のターン!ドロー!」手札1

カラット「今度こそ終わりにさせます!私はジュピターの効果を発動!裁きの代行者サターンを除外して効果発動!パーシアスの攻撃力を再び800ポイント上げ3400ポイントに!」
パーシアス「…!」
シャイニート「ひえぇ…!あれ喰らったら死にますってば!マジで!死にますぅ!」

カラット「ご存知の通りパーシアスは貫通効果を持っております!私はパーシアスでシャイニート・マジシャンを攻撃致します!これで終わり…!」

コナミ「シャイニートに装備させたガーディアンの力の効果を発動!ガーディアンの力に魔力カウンターを乗せる!更にこのカウンター一個につき攻撃力と守備力を500ずつあげる!」

コナミ「…んだけど!その前に罠発動!D2シールド!」
シャイニート「うえっ!?なんか盾みたいのが…なんか守備力上がった気がします!」


D2シールド 通常罠
自分フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの守備力は、元々の守備力を倍にした数値になる。


コナミ「これでシャイニートの守備力アップ!これによってシャイニートの守備力は…!」

シャイニート 守2100→4200→4700

カラット「守備力4700…!」

パーシアス「…」キンッ!
シャイニート「…弾けた…!弾けましたよー!私ー!見てましたかー!ねー!ホラー!」

カラット「くうっ…!してやられましたわね…!(ですけどまだ私の方がライフ上では有利…!)私はカードを一枚伏せてターンエンドします!」LP 8400→7100

カラット 手札0
場 パーシアス ジュピター 女神の加護 伏せ1

コナミ「そんじゃ俺のターン!ドロー!
シャイニート「やりましたー!やりましたよー!いやー守備なら私も少しは行けます!このまま耐えて耐えて…」
俺はシャイニートを攻撃表示に変更!」手札2

シャイニート「…あの…私耐えるためのカード…なんですけど…」

コナミ「俺は手札から魔法カード、アームズ・ホールを発動!デッキの一番上からカードを墓地に送って効果発動!」


ギャラクシーサイクロン 墓地


アームズ・ホール 通常魔法
このカードを発動するターン、自分は通常召喚できない。
(1):デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
自分のデッキ・墓地から装備魔法カード1枚を選んで手札に加える。


コナミ「こいつでデッキからデーモンの斧をサーチ!んでそのままシャイニートに装備!攻撃力1000アップ!」

シャイニート「おお中々大きいですねこれ…」

シャイニート 600→1600

コナミ「バトルフェイズ!俺はシャイニートでジュピターに攻撃!この瞬間ガーディアンの力の効果でまた魔力カウンターを乗せて…更に500ポイント攻撃力アップ!」

シャイニート 1600→2100

コナミ「行けっ!シャイニート!必殺の「一撃」で相手のLPを刈り取れっ!」

シャイニート「常識的に考えて無理ですよねそれ…うー斧重たい…」
ジュピター「クオオッ…」ペチッ

カラット「…ふふ、可愛らしいダメージですね」LP 7100→6800


シャイニート「可愛らしい…可愛らしいダメージ…」
コナミ「…ジュピターは破壊できたから問題なし!俺はカードを1枚伏せて…ターンエンド!」

コナミ 手札0
場 シャイニート ガーディアンの力(魔翌力カウンター2)デーモンの斧 伏せ1


カラット「では私の…ターン!ドロー!」手札1

カラット「…今まで幾度も決めようとしましても全て阻まれてまいりましたわ…ですので!この一撃で確実に決めさせて頂きます!私は手札から3枚目の天空の聖域を発動!」

コナミ「おいまたかよっ!?」

カラット「そして私は永続罠奇跡の降臨を発動致します!これによって私は…裁きの代行者ーサターンを特殊召喚致します!」
サターン「オイオイこれでは…我々の勝ちじゃないか…」


奇跡の降臨 永続罠
(1):除外されている自分の天使族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


裁きの代行者ーサターン
星6/光属性/天使族/攻2400/守 0
自分のライフポイントが相手を超えている場合、自分フィールド上に存在するこのカードをリリースして発動する事ができる。
超えているライフポイントの数値分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は自分フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在しなければ適用できない。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。 


カラット「そしてサターンのモンスター効果!これによって私と貴方のLP分のダメージを貴方に与えます!これで…これで!本当にフィニッシュですっ!」

サターン「Saturn!Ready?OK!Saturn!」

コナミ「…」

シャイニート「いや効果ダメージなんて…!どうするんですかー!?私でもあんなの防げませんし…!墓地のダメージダイエットでも防ぎきれないダメージで…」

コナミ「お、なんだちゃんとみてたのか、お前」

シャイニート「いや見てるに決まってますよ!隣から見えますしそれに…それに…この屋敷がかかった…試合なんですから!気にもなりますっ!」

コナミ「でも確かここはもう良いって…」


シャイニート「それはっ!しょうがないからであって私だって…!本当はこの家が無くなるなんて嫌ですよ…ただ居候してるだけでしたけど!この家の暖かさとかなんかそういうのが、ここに住んでる人が!私に気づいてなくても、なんか…良かったんです…!だからそれを無くしたいわけないじゃないですか!」


コナミ「…そんでどうしたいんだよ?」

シャイニート「…そりゃ残したかった、です。でも…もう無理じゃないですか…もう貴方も負けちゃいますから…」

コナミ「違うって…シャイニート、お前はーーー」

コナミ「お前はーーーどうしたいんだよ?」




シャイニート「…私を…私とこの家を!助けて下さい…「コナミ」さん!」

コナミ「…なら良し!まあ良くなくてもこのカードは使ってたけど!負けたくないしなー!俺!」


コナミ「トラップカード!リフレクト・ネイチャーを発動!」
カラット「その罠カードは…!」


リフレクト・ネイチャー 通常罠
このターン、相手が発動したライフポイントにダメージを与える効果は、相手ライフにダメージを与える効果になる。


コナミ「コイツの効果でこのターン!俺が受ける効果ダメージは…相手が代わりに引き受ける事になる!確か俺が受ける筈だったダメージは6400ポイントだったよな!この分のダメージを…」


コナミ「カラットお嬢様!あんたにそのままお返しするぜ!」


カラット「きゃああああぁ!!!!!」

カラット LP7100→700

シャイニート「…ラ…ライフポイントが…並んだ」

カラット「そんなカードを伏せていただなんて…!…私もまだまだ…と言う訳ですね…」

コナミ「(いや、ネオドミノだとバーン対策してないとホントにきつかったからなぁ…突然2000以上のバーンが普通に飛んできたし…)」

カラット「…私に出来る事はもうございません、…ターンエンドです。」

カラット 手札0
場 パーシアス
天空の聖域 奇跡の降臨 女神の加護

コナミ「…俺のターン、ドロー」手札1

カラット「(このまま攻撃してきてもダメージは発生しないのでまだ…いえ、彼の墓地に落ちたあのカードはで私のカードの女神の祝福が破壊されて…私の負け、ですね)」


ギャラクシー・サイクロン 通常魔法
「ギャラクシー・サイクロン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。


コナミ「…俺は手札から霧の谷の見張り番を召喚してそのままバトル!」

カラット「え…」

コナミ「シャイニート・マジシャンでパーシアスに攻撃!この時ガーディアンの力で500ポイント更に攻撃力・守備力をアップする!更にシャイニートは1ターンに一度戦闘では破壊されないから…パーシアスだけ破壊だ!」

シャイニート「私がこんな巨大なモンスターと相打ちだなんて…!ワクワクしますよー!てーい!」
パーシアス「グゥッ…!」ドシャーン!


コナミ「そして見張り番でダイレクトアタック!なるべく優しく頼むぞー!見張り番!」

見張り番「…」ちょこん

カラット「…ええ、私の…」

カラット「…私の負けですわ…」700→0



『winner!!!コナミ!!!』

とりあえずここまーで
デュエル構成やら文章やら色々雑な部分もあって申し訳ありません!

大変遅くなりました。更新ちょっとずつ再開していきます。
皆さん暖かいコメントありがとうございます。

リフレクトネイチャーかエネルギー吸収板
スピードの中の決闘では必要不可欠…

コナミ「よっしゃー!大勝利ー!」
シャイニート(ほ…本当に勝ってしまった…しかも私出てしまった…!)

カラット「…お見事ですわ!完敗です!これでも私少々デュエルには自信がありましたのに…」

コナミ「いやお嬢様強かったぞ?一歩間違えてたら負けてたの俺だっただろうし」

カラット「あら…ふふ、お褒め頂き感謝致します…それで約束の件ですね、ここの打ちこわしをやめさせて頂きます」

コナミ「おお!了解了解!だってさ!良かったなぁ!オイ!」

シャイニート(声が大きいですよ!…まあ私は普通の人には見えないですからいいんですけど…)


カラット「…ああ、それと…少しお待ち頂いて宜しいかしら?」
コナミ「?」

黒服「…お待たせしました!カラット様!」

カラット「ありがとうございますわ、さて…ここの打ちこわしを防いだのはお見事ですわ、ですけど…これからここはどうされるおつもりで?」

コナミ「は?いやどうするって…どうするんだよオイ?」

シャイニート(いやどうするも何も…別に何もありませんよ…またここに居つくぐらいかなぁ…)


カラット「…この土地の権利書はお持ちですの?」

シャイニート(…あっ…)
コナミ「けんりしょ?何だそれ…見たことないな…あーでもノーマネーの姉貴が何か話してたようーな、そうでもないよーな…」

カラット「…端的に言うとそれが無いとここは誰のものでも無い土地になります、要は自分の物だとアピールする証明!みたいな感じです。コナミさんはここの証明書は…」

コナミ「いや、持ってないない。そもそもここに来たの昨日でふらっと雨宿りに潜り込んだだけで…」

カラット「兎に角!それが無い以上貴方にこの土地と…屋敷をどうこうする権利はありません。そしてその権利書は…カラット家の元に存在しておりましてよ?」

コナミ「…あれ?じゃあこれって…」

シャイニート(あーつまり…このデュエル自体本当は意味ないって事だね…)

コナミ「…マジかよ!くそっ…!そこら辺の話マーサ辺りに聞いときゃ良かった…!でもそうすっと…どうするかなー…?」


カラット「…ですが本題はそこではありません」
コナミ「ん?」


カラット「この権利書は…本来はここの元家主が持っていた物でしたの。それをカラット家は預かっていただけ…そしてこれを…遺書に相応しい人に渡してくれとの事で。」

コナミ「ほ~」シャイニート(なるほど…)


カラット「そしてその遺書には…自分が亡くなったら彼の奥様にそうで無ければ息子に…と書いてありました。」
シャイニート(でもここの奥さんも息子さんももう亡くなってる筈だったけど…だから渡す相手なんて誰も…)


カラット「…しかしこの後にはもし…彼女達がもう既にいない場合は…とある人間…いや、「屋根裏に住み着いている少女」に渡して欲しい、とここには書いてるんです。」

コナミ「…?それって…」



そう言えばという訳じゃないんですけど今が時系列的にはゼアル本編で言う所の7話くらいの時系列です
設定とかに齟齬があるかもしれませんので適宜指摘して頂けると幸いです。

カラット「さらに遺書にはこう書かれてますわ
「私にも詳しくは見えてない…だがボンヤリと私が天井を見ているとたまに姿が見えたりしたのだ、その少女は特に一日中動く事も無く別に何をしている訳でもなさそうだ」と」

シャイニート(…いや見られてたんですか私…あんな一日ダラダラしてるだけの姿なんかを…)
コナミ(いや一日何もしない事なんて珍しくないだろ?俺だって暇さえあれば寝てるし)

カラット「そして、この家の家族の方にもこの少女の姿は見えていたようですよ?みんなして家の守り神みたいな扱いをしてたとか」

シャイニート(本人は多分新作の薬のアイディアも出ずにゴロゴロしているだけだと思いますけど)

カラット「…そしてその息子さん、この家の最後の持ち主もその少女がこの家を継ぐことを了承してます…とは言えそんな少女は今の今まで居なかった様ですが」

コナミ「なるほど…おーい?今の話本当かー?」
シャイニート(確かに私は屋根裏に住み着いてたってのはそうなんですけど、見えてた事は気づかなかったです…そうですか…私にこの家を…)

カラット「ここにはその少女の絵もあるんですが…それが先程のデュエルでコナミ様が召喚された「シャイニート・マジシャン」と非常に似ているんです。ですから何か関係があるのでは?と思ったのですが…」

シャイニート(…いや、多分私ですね。そっかぁ…あの人見えてたんだぁ…)

コナミ「…んー、それで結局ここはどうなるんだ?やっぱり無くなっちまうか?」

カラット「そうはさせませんわ!デュエルの結果で決まった事はキチンと守らせていただきます!ここは打ちこわさせません!」

コナミ「(…だってさ…どうする?シャイニート?)」

シャイニート(私は…ここが無くならないなら別に大丈夫です、私はどこでも大丈夫ですしここの屋敷も自由に使って貰った方がいいんじゃないかな…)

コナミ「…よっし、なら決定だな。んじゃカラットお嬢様!迷惑かけたなー!もう出て行くから!」

カラット「え…?もう出ていかれるのですか!?ここの屋敷の事は…」


コナミ「あー俺わかんねぇからいいわ!…あ!その代わりって訳じゃないけどさ…」

コナミ「「屋根裏の少女」からの伝言!いくつかあるみたいだから伝えとくー!えーとまず…」



カラット「(…本当に不思議な人ですね…いきなりデュエルを仕掛けて来たかと思ったら特に屋敷にも執着せずに出て行ってしまうなんて…まるでデュエルがしたかっただけの様です)」

カラット「(ですけど…悪い人ではなさそうです)」


コナミ「…だってさ、ここは自由に使って貰っていいし適当に改造してしまって構わない。ただ打ちこわしだけは辞めてくれって「屋根裏の少女」は言ってるぜ?権利書もそっちが自由にしてくれって」

カラット「あら…では打ちこわし以外はどうしても良い…と?」

コナミ「ま、そういう事みたいだな?隣で聴いてる限りそれでいいみたいだぞ?」

シャイニート(まあ…そんな感じでお願い出来れば幸いですー…)

カラット「…分かりましたわ、そう伝えて起きます…と言う事はコナミ様の「シャイニート・マジシャン」は…」

コナミ「そうそう、そのシャイニート・マジシャンが屋根裏の少女って訳。本人は見られないと思ってたみたいだけどな」

シャイニート(余計な事言わないで下さいよー…)

カラット「と言う事は…所謂カードの精霊ですか!?童話では聞いてましたが本当にいるのですね!?是非お話を聞かせて頂いても…」

黒服「…お嬢様、そろそろお時間が…」

カラット「…分かりましたわ。ではコナミ様、そのお話しはまた次回にでも聞かせて下さいね?では失礼致します」

コナミ「おー!じゃーなー!…あ!そうだ!カラットお嬢様!」

カラット「…?何でしょう?」

コナミ「またデュエルしようぜ!」



カラット「…ええ!また機会があれば!」

カラット「コナミ様…とても面白いお方でしたわね…また…またお手合わせ願いたい物です。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「…とまあ出て行ったはいいとして…アテがまた無いんだよな、さてどうするかね…」

シャイニート(…って事は私宿無しって事ですか!?いやお家とか無いんですか!?)

コナミ「だってここ来たばっかだし…特にここら辺詳しい訳でもないし…そっちこそどっか行くアテ知らねえか?」

シャイニート(無いですよーそんな物ー!あぁこのままでは野宿ルート真っ逆さま…こんな事ならおウチ手放すんじゃなかった…)

コナミ「えー?野宿でも良くないか?お前カードだからケースの中とかなら飛んでは行かないだろうし…それとも狭いとか?」



レッドレイヤー(司令官、残念ながらシャイニート嬢が気にしてるのはそういった事では無いと思うぞ?我々は兎も角、レディに寒空の下で過ごさせるのは些か配慮に欠けるとは思わないかね?)

グリーンレイヤー(そうっすよ?ウチら3人は良いっすけどシャイニートさんだけは何とかして上げて下さいっすね?)

ブルーレイヤー(いや私女性…まあそうですね。司令官、何とかなりませんか?)


コナミ「…ほら、まだ昼間だし…夜までには何とかなるだろ!それより…」


コナミ「これからも宜しくな?「シャイニート」」





シャイニート(…宜しくお願いします…って!それはそれとして今日泊まれる場所探して下さいよー!)


コナミ「分かった分かった!善処するってば!」

大変遅くなって申し訳ありません…
見てくれている人も少ないでしょうが更新再開します。
また読んでくだされば幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「取り敢えず住処もそうなんだけど金が全然ないのも問題だよな…仕事探さないと…」

シャイニート(職無し家無しと最低最悪のスタートにも程ありますね…と言うかその見慣れないデュエルディスクといい何処か遠い所からやってきたんですか?)

コナミ「それが全然わっかんねぇんだよな~分かったら苦労しないんだけどさぁ…あ、カード拾ちてんじゃん、拾ーろいっと」

シャイニート(話聞いてますかー…?あーなんでこんな人に付いていこうと思ってしまったんだ私ー…)

コナミ「おっ、こっちにもカード落ちてんな、貰いっと…おっ、また1枚あるな、拾ってこっと…」

シャイニート(すいません恥ずかしいんで辞めてもらってもいいですか?もうちょっとボリューム下げるとか…)

コナミ「…またカードだな…なぁシャイニート、なんかカード続いて落ちてると思わないか?」

シャイニート(知りませんよー…誰かが間違ってデッキごと落としたとかじゃないんですか?もしくはデッキケースから連続でボロボロ落としていった…とか…?)

コナミ「…あっちの方に対して伸びる様にしてカードが落ちてんな…もしかしたら誰かが落としたのを気づいてないのかもしれねーし、届けに行ってやりますか!」

シャイニート(人の心配するより今日の宿についての心配して下さいよー!もー!どうするんですかー!さっきから歩きまわってもない1つ決まってないじゃないですかー!)

レッドレイヤー(まあまあ…取り敢えず落ちてくれ、シャイニート嬢。確かに司令官には無鉄砲な所もあるとは思うが悪い男ではない…筈だ。それに届けてあげると言うのは私も賛成だな、困っている人が居れば助け、可能な限り手伝う!そう!それこそが我らの…)


シャイニート(『超量戦士乃掟』第三項目十二条の『ヒーローたるものの掟』の項目ですか!?あれは本放送で出てきた使い方でも感動したんですけど大全集で明らかになった裏設定も素晴らしくて私その項目はーーー)


コナミ「よっし行くぞー、もしかしたらなんかお礼してくれるかもしんないし、そうと決まれば…あっちの路地裏の方まで伸びてんのか?取り敢えず拾っていくぜー?」

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路地裏

コナミ「…よっ、とっ!これで32枚だな。多分これデッキごと落としてんなぁおい…俺みたいないい人間に拾われたからいいものを、そうじゃなかったら盗まれてたぞこれ」

ブルーレイヤー(司令官その…最初の何枚かポケットに入れようと…)

コナミ「…いやだってさー…サテライト時代だと落ちてたカード拾ってデッキに入れてた癖があって…んーこの先か?随分途切れねぇな、なんか急ぐ用事でもあったのか?」

グリーンレイヤー(いやーまるで流れ血みたいっすよね、歩いてたらぽたぽたぽたぽた流れてくるよーな…ホラ、よくあるじゃないっすか!ホラー映画なんかで血が流れてくる演出とか…)


コナミ「」
コナミ「」
コナミ「」ポイッ


シャイニート(そんな訳ないじゃないですかー!何ちょっと怯えた様な顔してるんですかー!?)
コナミ「い…いやこれって…そーいう事だったのか…!?って事は俺はまんまと誘き出されて怪物の餌かなんかに…」

シャイニート(なりませんよー!…多分…)

コナミ「取り敢えずここまで拾ったのはこの隅っこの方においとけば気づくだろ!良し!家に帰るか!」
シャイニート(その帰る家がないんですってば!…ここまで来たら渡してあげればいいじゃないですか…別にそんな化け物なんていませ…)


「うわああああああああああ!!!!!!!!!!!」



コナミ「!?なんだ今の声…!奥の方からか!?」

レッドレイヤー(…取り敢えず行ってみようではないか?司令官?)

コナミ「…お、おう…!」

男「もうやめてくれよっ!?ちょっと缶を投げ捨てちまっただけじゃねーかぁ!?」

???「黙れ!地球を汚すその行動…!エスパーロビンは決して見逃さない!さぁ!必殺の大盤振る舞いを受けるがいい!」


男「うわあああああああ!!!!!?????」


エスパーロビン「今日も勝利の大盤振る舞い!エスパーロビンがいる限りこの世に悪は栄えない!」


コナミ「…何だ何だオイ…?どーいう状況なんだよコレは…?」

シャイニート(あれは…「異次元エスパーエスパーロビン」じゃないですか!)

コナミ「…エスパーロビン?」

シャイニート(エスパーロビンをご存知でない!?いいですか?エスパーロビンと言えば!戦隊やM・HERO物とは一線を介した役者本人を売りとしたハートランドの超!人気作品ですっ!マスクや衣装を被った彼らとはまた違いますがこれはこれでアクションが売りで…にしてもかなり精巧に作られたコスプレですね…中の人の背丈とか目とかも似ててまるで本物の奥平さんみたいですけど…)

エスパーロビン「…なんなんだ?君たちはここは危ないから下がっていたまえ!いつ何処にデットマックスからの使者がいるか分からない…気をつけるんだ!」

シャイニート(声までそっくり…え、嘘ですよね?まさかー奥平さんじゃないですよねー!奥平さんただでさえ予定が2年後位までずっしり詰まってるって噂もあるくらい今旬の売れてる俳優さんなんですから本物な訳…)

コナミ「あーいや、取り敢えずこのデッキを返しにきたんだけどさ…これお前のか?」

エスパーロビン「…これは俺のものじゃない、恐らくそこの男の物だろう」
エスパーロビン「ーーーそれをこちらに渡してくれたまえ、俺が責任を持って燃やしておこう。」

コナミ「え?いや…なんで?」

エスパーロビン「決まっている!デットマックスが使うカードなど良くない物が混ざってるに違いない!だからそんなカードはこの世から排除しなくてはならないだろう?」

コナミ「…でもそしたらこの人デュエル出来なくなっちまうじゃん…」


エスパーロビン「デュエルなんてする必要があるのか?…デュエルなんで必要ないんだ…何故ならこの俺、エスパーロビンが人々の平和を守るからだ!」


ヒュンッ!


コナミ「危なっ!?」

エスパーロビン「そのカードを持っているということは貴様もデットマックスの手先である可能性が高いと言うわけだ!さぁ!貴様にも勝利の大盤振る舞いを喰らわせてやろう!」

コナミ「もう訳ワカンねぇってのー!頼むから落ち着けって…!」

シャイニート(あっこの殺陣まさか本物…?えっいやなんでなんで…?)


???「風也ー!待ってくれー!お前に話したい事があるんだ!」
???「ちょっと遊馬!危ないって…!」


コナミ「…ん?」

遊馬「止めんな小鳥!俺は風也に伝えなきゃいけねぇ事があるんだ…!風也ー!今そっちに行くからなー!」

小鳥「ちょっと落ち着いてよ遊馬!いきなり話したところで解決するわけでもないでしょ!?頭冷やしなさいよ!」
遊馬「だからってこのままにしたって解決する事じゃねぇ…!おい風也!目ぇ覚ませよ!」

エスパーロビン「ゆう…まっ!?…仕方ない…!今のところは一時引くとしよう!ではさらばだ!」


コナミ「あっおい!?…いっちまいやがった…」


「遊馬、エスパーロビンが行ってしまったぞ!?これでは彼が私と関係があるのかどうか突き止められないではないか!」

遊馬「どうして止めるんだよ小鳥!」

小鳥「遊馬のバカっ!ちょっとは冷静になってよっ!…風也君は確かに可哀想だとは思うけど、私達にどうにか出来る事じゃないよ…」


シャイニート(やっぱりあれは本物の奥平さんだったんですか!?…うわーしまったああああ!!!!サイン貰っておけば良かったあ!!!!)

遊馬「そんな事はねぇ!…かっとビングだ!かっとビングさえあれば風也だってきっと元気になってくれる…!俺はそう信じてる!」

小鳥「…遊馬のかっとビングでも風也君の事は…」

「遊馬!こんな所でグズグズしているわけにはいかない!早く次にエスパーロビンが現れる場所まで行くぞ!遊馬!」


コナミ「…とりあえずカードこの人のだよな?えーっとデッキケースデッキケース…」


小鳥「…兎に角もうこれ以上風也君に関わるのはやめようよ…風也君がもっと大変になっちゃう…」

「小鳥!それは駄目だ!私はエスパーロビンの秘密を何としても解き明かさなくては行けないんだ…!その為には彼に是非会って話さなくては…」

遊馬「そうだぜ小鳥!俺は1人でも風也に会いに行く。会って…俺はあいつとデュエルしなくちゃならねぇ!」


コナミ「…デュエル…?なぁ今デュエ…!?」

遊馬「俺はアイツと会ってデュエルしなくちゃならねぇ…!デュエルの話をしてる時のアイツ、スッゲー楽しそうだったんだよ!だから俺は…」

コナミ「…おーい、おーい…」

「それに関しては賛成だ、今エスパーロビンには「No.」が取り憑いている。」
遊馬「!本当か!?」

コナミ「…あのさー…ちょっと話聞いてもー…」

「ああ、それも含めてエスパーロビンに話を聞く必要があるな…それはそうと遊馬、さっきから君達に誰かが声をかけている、君の知り合いか?」
遊馬「え…?」

コナミ「あ…やっと気付かれた…」

遊馬「ウワワワワッ!?ぜ…全然気づかなかったぜ…!」
小鳥「私も気づかなかった…!ご、ごめんなさい!気がつかないで!」

コナミ「俺そんな影薄かったかなぁ…?アカデミア時代のアイツ程じゃ無いだろうけどさ…あぁそれで聞きたい事がいくつかあるんだけどさ…まずーーー」




コナミ「ーーー君達の後ろ辺りでふわふわ浮いてる彼、誰?」




小鳥「…えっ?」

遊馬「…それって!?」


アストラル「…!?君には…!?君には私が見えているのか…!?」


コナミ「あー…割とばっちし?」

小鳥「透明の人って…それって遊馬が話してたアストラルって事!?…遊馬以外にも見える人がいたのね…」

コナミ「ほーん、アストラルって言うのかー…あ、お前らも見えてんの?」

シャイニート(…見えますね…半裸の男性…?女性…?)
レッドレイヤー(私にも見えているぞ、司令官。ちなみに他の2人も見えているらしい)

アストラル「私も君の隣に何人か居るのが見える…!と言う事は君達は私と同じ存在ということか…!?」


遊馬「マジで!?あんた大変だなー…煩くないか?こいついっつも隣で煩くてさー…デュエルの時とか一々隣でごちゃごちゃ話しかけてくるから集中出来ねぇし…」

コナミ「あー分かるわ、隣で一々言われると正しくても集中出来ないことあるよなー…タッグ組んでる時なんかだと意外な一言に助けられたりするんだけどさー」


遊馬「…って事はアンタもデュエリストか!?」


コナミ「おう!あったりめーよ!生まれてこの方ずーっとデュエリストだぜ!…そういうお前もデュエリストなんだろ?」


遊馬「おう!俺の名前は九十九遊馬!夢はデュエルチャンピオンになる事!その為にかっとビングしてデュエルしてる!宜しくな!…そういやあんたの名前は?」


コナミ「ん…?あぁ名前か、俺はコナミ、名前は呼び捨てでもさん付けでもどっちでもいいぞー」

アストラル「君たちに聞きたいのだが私の事を何か知らないか?名前がアストラルと言う事と「No.」と呼ばれるカードが私の記憶にあることだけは覚えているのだが…」

シャイ「い、いやー…知らないですねー…自分あんまり知り合い…いないんでぇ…」

グリーンレイヤー「…あ!でもNo.ってカードなら見た事あるっすよ!」

アストラル「何…!何処で見かけたか教えてくれないか…!そのカードは私の記憶なんだが…それがあれば私の事を何か思い出すかもしれないんだ」

グリーンレイヤー「と言うか今司令官のEXデッキに既に入ってますよ?でも結構暴れてましたから今司令官が預かっているんすけど…」

アストラル「…何!?マズイ…遊馬!」



コナミ「そんじゃデュエリストが2人いるって事は…やる事は一つだよな!?」

遊馬「おう!早速デュエルだ!行くぜ!かっとビングだ!お…」


アストラル「遊馬!待つんだ!彼は今No.を所持している!デュエルをするなら気をつけて…」

遊馬「No.…本当かー?アストラル、俺にはコナミが暴走している様には見えないぜ?」


コナミ「…?どしたー?」


アストラル「…確かに彼は暴走している様には見えないが…」

遊馬「それにデュエルすれば分かるだろ!よしDゲイザーセット!デュエルディスク!セット!」

コナミ「よっしゃ!行くぜー!」


コナミ・遊馬「「デュエ…」」

小鳥「ちょっと待ちなさーい!!!!!!」

遊馬・コナミ「「おわっ!?」」


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遊馬「何だよー小鳥…今からデュエル始める所だったのに…」

小鳥「何じゃないでしょ!ふ・う・や・く・んー!風也君の件はどうすんのよー!」


遊馬「…そうだったぁ!?わ、悪い…小鳥…」

コナミ「あーあのさ…さっきから話してた風也君って…一体誰の事なんだ?あのマスクかけた奴の事なのか?」

小鳥「そうそうそのマスクをつけた…ってエスパーロビン、ご存知じゃないんですか!?」

コナミ「いや全く…てかさっきから言われてるエスパーロビンについて俺全く分かんないんだけどさ…何があったんだよ…?」

遊馬「それはなーーーー」

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Now lording…
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コナミ「ーーーつまりあの仮面被った奴がエスパーロビンって「役」で…そのエスパーロビンをやってる人が奥平風也…なんだよな?」

小鳥「それでその風也君は自分とエスパーロビンとのギャップに苦しんでるんだけど…お母さんはそれを見せないように風也君に言ってて…」

遊馬「しかも仕事のせいでデュエルも自由に出来ねぇなんてよ…!あんなにデュエルが好きな奴なのに!」

アストラル「それが原因かは分からないがNo.にも取り憑かれているようだ、No.は通常持ち主の欲望を暴走させ操る筈ーーーしかし…」


コナミ「…あれ?でも俺…そのNo.って言うの持ってってけど何も起きねぇぞ?」


No.57


遊馬「…本当だな…なぁアストラル、これってどー言う事なんだ?やっぱりコナミが暴走してるようには見えねーんだけど…」
アストラル「…私にも分からない、それに非常に興味深くもある…コナミ、君はーーー」

ギーンゴーン…ガーンゴーン…

小鳥「…もうこんな時間…そろそろ暗くなってくるよ遊馬…続きは明日にしない?」
遊馬「うー…仕方ねぇか…婆ちゃんにも怒られちまうし…」

シャイニート(暗くなる…あーっ!?コナミさーん!?どうするんですかー!泊まる所ー!)
コナミ「あっやっべ…どうすっかな今日…」

遊馬「どうしたんだコナミ?」

コナミ「あ、いや何でもな…」グーッ…

アストラル「…観察結果3、人間の食べて出すの永久コンボ。その食べる時になる音声。即ち…彼はまだ食べていない、つまりコンボを達成する前という訳だ。」

遊馬「要は腹が減ってるって事だろ…でも俺も腹減ったなー!今日は婆ちゃんが唐揚げとデュエル飯作ってくれるって言ってたからなぁ…!楽しみングだぜ!俺!」

コナミ「唐揚げ…!飯…!あっ、やっべ涎が…」ダラダラダラダラ


遊馬「…そうだ!コナミももし良かったらうち来て飯食おうぜ!今日ねーちゃん遅くなるしデュエルの話、聞かせてくれよ!」

小鳥「もー相変わらずデュエル馬鹿なんだからー…ごめんなさいコナミさん、コナミさんにも用事が…」


コナミ「行きますっ!いやっ!是非行かせて下さいっ!」
小鳥「即答ッ!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬の家

遊馬「よっしゃー!着いた着いた!ここが俺の家だぜ!」

コナミ「おぉー!デッケー!」

遊馬「だろー!?ここに俺とねーちゃんとばーちゃんの3人で住んでるだぜ!…ばーちゃんー!ただいまー!ご飯ごは…」


バシッン!!!!


遊馬「いてててて…」

春「こりゃ!遊馬!帰って来たらまずやる事があるじゃろ?ーーー手洗ってきて、それからご飯じゃよ?」

遊馬「あー…ごめん!婆ちゃん!ーーーコナミも入って来いよー!手洗って一緒飯食おうぜー!」
春「おやぁ?今日はお客さんもいるんかね?」

コナミ「おじゃましまーす!…スッゲー!美味そー!いっただきまーーー」


ペシッン!!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬家 屋根上

遊馬「ぷっは~!食った食ったぁ!やっぱサイコーだな!デュエル飯!」

コナミ「スッゲー美味かった…!お婆ちゃんも優しくていいお婆ちゃんだな~、俺お婆ちゃんって呼べるような存在がいなかったからなぁ…あー食ったぁ~!」

遊馬「だろー!?お婆ちゃんが作るデュエル飯は世界でいっちばん美味いんだぜ!?…かーちゃんが作るデュエル飯はあんまり美味しくなかった気がするなぁ…なんてな!」

コナミ「確か遊馬の父親と母親って2人とも冒険家なんだっけか?」

遊馬「そう!2人ともちょースゲェ探検家でさ!特にとーちゃんなんかすげーんだぜ!このペンダント見てみてくれよ!」

コナミ「おぉー…キラキラしてんなぁ…」

遊馬「実はな?アストラル曰くこの鍵には何かしら不思議な力があるみてえなんだよ…な?アストラル?」

アストラル「あぁ、その鍵の事は私も詳しく調べられてないが…それよりも今の私にとっては不思議な事がある」


アストラル「コナミ、君は一体なんなのだ?」

コナミ「…俺?」

アストラル「そうだ…何故か君はNo.を所持しているにもかかわらず暴走しているような素振りではない。それに…私の事を直視出来ている。」

コナミ「いやー…まぁ、体質…とか…?」

アストラル「…通常No.とはその人間の欲望や心の闇を増幅させ憑依する事によってその人間を操る…即ちNo.に操られていないという事は欲望や心の闇が存在しない、という結論になるのだが…」

遊馬「…コナミがかー…?」

シャイニート(欲望がなさそうには…見えないんですけどねー…)

コナミ「…あのなぁー…もしかしたら俺が聖人みたいに心が清くて仙人みたいに心が美しい人間かもしれないんだぞー?お前ら勝手に決めつけやがって…」

遊馬「聖人はあんなにガツガツと飯は食わないんじゃないかよー?」

コナミ「…確かに…」


アストラル(…コナミ…私の記憶であるNo.に操られない人物、また私の事を直視する事の出来る人物…)

アストラル(まだ現状では把握出来ない…か、観察結果に加えるのはまだまだ時間がかかりそうだ…)

遊馬「よっしゃ!そろそろ遅くなって来たし降りるか!コナミもそろそろ帰んないと遅くなっちまうぜ?」

コナミ「あっ、あのー…それなんだけどさー…」


「今日も正義の大盤振る舞いだ!」
「うららっー!?」


遊馬「今の声…!?おいアストラル!」

アストラル「今の声はエスパーロビンの物だ、さぁゆくぞ遊馬!」

遊馬「ああ分かってる!…コナミはどうするんだ?」


コナミ「いや、ついてかなきゃ遊馬お前補導されるかもしれないしな…乗りかかった舟だしな!行くぞ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「大丈夫か!おい!しっか…徳之助!?お前なんでこんな所いるんだよ!」

徳之助「う…うらー…はっ!?ゆ、遊馬君!?一体自分はどうしたウラか!?」

遊馬「今風…エスパーロビンにやられたよな!?今どっちに行ったんだ!答えてくれ!」


徳之助「うー…うらららら…多分あっちの方ウラ!確か…埠頭の方だった筈ウラよ!」

遊馬・コナミ「「よし、あっちだな!サンキュ!」徳之助!」



徳之助「…あれ、誰ウラ…?」

埠頭 撮影スタジオ

遊馬「はぁっ…はぁっ…!風也の奴この中か…?」

コナミ「ああ多分な…!…取り敢えずこん中に風也はいる…筈だ…ただ…どうやって入るかなこれ…」

遊馬「…正面突破して入るしかねぇだろ…!行くぜコナミ!」

コナミ「あっ、それあかんあかんよ、遊馬。昔な?俺の知り合いに『敵グループは無視する。突破して満足する。』って奴がいたけどそいつが…」


徳之助『とか何とか遊馬君なら言いそうな事だと思ったウラよ?』
遊馬「!?徳之助!?お前もう大丈夫なのか!?」

徳之助『あーもう大丈夫ウラよー、それより!そのまま正面突入するのは遊馬君らしいけど効率的じゃないウラよ?もっと頭を使うウラ…』

遊馬「頭を…?なんだよ頭突きでもすんのか?」徳之助『違うウラよ…』

コナミ「いやいや頭を使うって違うだろ?あれだ、向かいの建物かなんかに爆薬仕掛けてその間にポーズ決めながら突っ込む…」徳之助『あんた今までどんな人生送ってきたウラか!?』

徳之助『2人とも違うウラー!…まあ兎に角聞くウラ、実はこの辺に…』

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「…よし、大丈夫だぞ…」

遊馬「ふぅ~!潜入完了!ありがとな徳之助!」

コナミ「んでこん中に入ったはいいけど…なんか人多いな…闇雲にかざすって言っても限界はあるしどーするか…」


シャイニート(…3FBブロック第2ホール)

コナミ「は?何だそれ?」

シャイニート(エスパーロビンのいるかもしれないホールです…確か前の特番で映ってた撮影用セットはそこだった筈です。いやあそこしかない、少なくともあそこじゃなきゃ異次元ジェットは入らない筈…週撮影だから多分そこかな…あれでもアイアンハンマーはーーー)

コナミ「…取り敢えず行ってみるか」

『M・HERO タイムキング エクストラ募集中』
『国立兄弟によるサッカー&デュエルガチンコマッチ!放送日~』
『蝶野さなぎの生??ファン感謝デュエルライブ!エクストラはさなぎちゃんとのデュエルチャンス!?』
『Mr.ハーット!バァァァニング!!!!!』

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ーーーーーーー

第2ホール
遊馬「…ここだな…」

コナミ「見た目的には特に変わった所はないけどな…取り敢えず入ってみるしかーーー」


「風也っ!?もうやめなさいっ!貴方一体どうしたの!?」
「うるさいっ!デットマックスが作り出した偽物めっ!貴様なんかにこのエスパーロビンは決して操られない!さぁ!覚悟しろっ!」


遊馬「ーーー風也ァ!やめろっ!」

コナミ「あっおい遊馬っ!?」

遊馬「止めろ風也…っ!」
エスパーロビン「くっ…!貴様っ!?」

風也の母「あ…貴方この前の風也のお友達…!?」

遊馬「風也っ!お前…!本当にデュエルやめちまうのかよ!?お前デュエルが大好きなんじゃねぇのかよ!なぁ!風也…!」

エスパーロビン「うっグゥッ…!?お…俺にデュエルなんて…デュエルなんて必要ない!こんな物…もう!俺には…必要…」


遊馬「…捨てられる訳ねぇ…デュエルの!魂であるデッキを…簡単に捨てられる訳ねぇもんな!」
アストラル「…デュエルだ、遊馬。彼エスパーロビン…奥平風也とデュエルし勝ってNo.の呪縛から解放するんだ!」

遊馬「言われなくてもやってやるぜ…!アストラル!行くぜ風也!デュエルでお前の目を覚ましてやる!」

エスパーロビン「いいだろう…!お前とデュエルで決着をつけエスパーロビンと…母さんが正しい事を証明してみせる!」



シャイ「生ピューマンのスーツ、生アイアンジェットのセット…これまさか1話限定のマスク割れエスパーロビンのセット…!?嘘ですよねこれ!?宝の山どころじゃないですよこれ…」

更新サイカーイ

遊馬・エスパーロビン「「デュエル!!!!」」


風也の母「ああ風也…!どうしてこんな事を…!」


エスパーロビン「俺のターンからだ!ドロー!俺は手札から野獣戦士ピューマンを召喚!…今日も正義の大盤振る舞いを!一緒に行おう!ピューマン師匠!」
ピューマン「ああ!任せておけ!ロビン!私も君と共に戦おう!」


野獣戦士ピューマン 効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1600/守1000
このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキ・墓地から「異次元エスパー・スター・ロビン」1体を手札に加える。


遊馬「…モンスターが喋ったぁぁ!?」

アストラル「あれはエスパーロビンの剣の師匠であるピューマン!幾度となくロビンのピンチを救ってきた凄腕の剣士…!気をつけて臨むんだ!遊馬!」


コナミ「うーん…なぁ、あのカードん中にも精霊が入ってんのか?」

レッドレイヤー(恐らくあのカードはそうではないな、多分カードを出した瞬間声が流れる仕組みになっているのではないかな?)

シャイニート(ARビジョンもリアルになりましたからねー。アイドルのライブなんかや番組でも使われてるみたいですね…)
コナミ「へー…」

エスパーロビン「そして俺は手札を1枚セット!これでターン終了だ!さぁ!俺の大盤振る舞いを見せてやろう!覚悟しろ!デットマックス!」手札4


エスパーロビン LP8000 手札4
場 野獣戦士ピューマン
伏せ 1


遊馬「俺のターン、ドロー!俺は手札から…」



こっちに逃げ込んだのかー!?
捕まえろー!しらみつぶしに探すんだー!


遊馬「…?なんだ?この声…」

風也の母「この声は…このスタジオの警備員達!?でもなんでこっちの方に…」


コナミ「警備員…っておい、まさか…まさか裏口から侵入した事がバレたって事かよー!?」

風也の母「ああどうしましょう…!?もし風也が暴れている事が知れ渡ってしまった事が世間一般に知られたら大きな損失だわ…!今後の風也のスケジュールにも影響が…!」

エスパーロビン「…」

風也の母「貴方達ッ!今すぐデュエルを中断しなさい!そして今すぐ…」


エスパーロビン「黙れっ!」


風也の母「!!!」

エスパーロビン「これは俺とコイツのデュエルだ!貴様が…口を挟むなっ!」

風也の母「風也ちゃん…?」

遊馬「…その通りだぜ風也のかあちゃん!これは俺と風也のデュエルだ!そして…必ず風也の奴を助けてやらなくちゃならねぇ!…風也のかあちゃんはそこで見ててくれ!」

アストラル「確かに遊馬の言う通りだ、この機会を逃せばいつNo.を回収できるか分からない。それにーーーエスパーロビンとのデュエルの機会を逃すわけにはいかない!」

風也の母「…っ!」

エスパーロビン「…さぁ!デュエルを再開しようか!」

遊馬「おう!俺は手札からゴゴゴゴーレムを…」

そっちにはいたかー!
いなかった!じゃあこっちの方は…


風也の母「マズイわ…どんどん声が大きくなってきている…このままじゃ…!」


コナミ「…なぁ、えーっと…風也の母親…だったよな?」
風也の母「ええ…貴方は…?」


コナミ「あのさ…後でさ…?」

風也の母「え…?え、ええ…?」


コナミ「…よっしゃー!おい遊馬ぁ!風也の事はお前に任せるからなー!それとアストラルー!多分俺とお前知り合いじゃない…と思うからなー!それだけ伝えとくー!そんじゃまた後でー!」

遊馬「お、おいコナミ!?お前どこにーーー」


コナミ「よっしゃー!行くぜシャイニート!一応忠告しておくけどカードん中戻っておいた方がいいからなー!」

シャイ「これも1話限定のセット…!こんなお宝が眠っているなんてやっぱり本家は…え?いやちょっと待って下さい?なんかカードに引っ張られるんですけど…!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
警備員A「見つかったか!?」
警備員B「いやまだだ!」
警備員C「兎に角探すぞ!今日はアイドルのライブもあってただでさえ忙しいのに…!さっさと見つけて…」


「やあやあ諸君!お仕事お疲れ様なことで!だけどな…」


警備員A「!?なんだ?」


コナミ「あんた達が探してるやつはここにいるんだぜー!さぁ!捕まえて見せな!このダニエル様の事をなー!」


警備員B「…侵入者を発見ー!発見したぞー!追えー!」
警備員C「侵入者は仮面をつけて二階方向の階段の方へ逃走中ー!支給応援頼むー!」

コナミ「はっはっはー!捕まえて見せなー!俺様は甘くないぜー!」
シャイニート(な…何やってんですかー!?そ、それに何ですかそのマスクとマント…!?アーッ!!!!!?????それ完全に限定品エスパーロビンのマントとマスクー!あんたなんて事してるんですかーっ!)

コナミ「悪い悪いっ!後で返すから許せっ!とりあえず今は思いっきり逃げんぞーっ!」

シャイニート(レッドレイヤーさぁん!?これってレッドレイヤーさん達的にはありな感じなんですかー!?アウトな感じじゃないんですかーっ!?)


グリーンレイヤー(ってか不法侵入黙認してる時点でまあアウトっすよねー!ある意味ー!)
レッドレイヤー(うむ!だが友の為にした事だ!ーーー多分問題は無いはずだ!うむ!)

シャイニート(それでこそ超量戦隊ではあるんですけどー!もおおおおお!!!!)

コナミ「とりあえずどっか隠れられるとこ探さないとな…!なぁシャイニート!このスタジオで広くて隠れやすそうな場所知らないか!?」

シャイニート(知りませんよーそんなのー!…あれでも確か3FのCブロックの…!コナミさん!その先です!その先のスタジオに入って下さい!そこなら結構大きかった筈です!)


コナミ「了解!この先の…ここだな!とりあえず入るぞー!」




3FCブロック第3スタジオ



『さなぎの生放送ファン感謝ライブ!会場』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「…なんか暗くねーか…?」
シャイニート(確かに暗いですね…でもいいじゃないですか、じっくりここで待って警備の人が少なくなってから彼らの所に帰れば…)




『さなぎの~!生放送デュエルライブ~!☆』




ウオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!



コナミ「…?なんじゃこりゃあ…?」

ちょいちょい消えてすいません
遅いですが更新再開でーす
皆さまコメントありがとうございます!

さなぎ『みんなーっ☆!さなぎのライブデュエルに来てくれてありがとーっ!今日は生放送特別企画!なんとさなぎがみんなとのデュエルをしちゃいまーす!デッキの用意は出来てますかーっ!?』


当たり前だー! さなぎちゃんとデュエルしたいぞーっ!
俺とデュエルしてくれええええええええ!!!!!


さなぎ『よーしっ!みんなデュエルの準備は万全みたいだねーっ!それじゃあ決めていくんだけど…さなぎはさなぎセンサーに1番びびっときた人とデュエルしたいと思いまーす!だからみんなおおーきく!手を上げて下さーい!
私が指名したらいざ!デュエルタイムだからねー!』



シャイニート(なるほど…アイドル番組のスタジオに入ってしまったと…でもこれなら警備員も入りづらいでしょうから機会を見計らって出ていけばーーー)

コナミ「はーい!!!はーい!!!はーい!!!やりますー!デュエルやりまーす!!!」


シャイニート(ーーーは?)

シャイニート(いやいやちょっとコナミさん!?何やってるんですか!?いいじゃないですか!別にここでデュエルしなくてもーーー)

コナミ「デュエルー!デュエルさせてくれー!さなぎちゃーん!」

シャイニート(ま、まあこういったライブなら大体サクラが選ばれる筈ですからコナミさんが選ばれる事はーーー)


さなぎ「おーっ!さなぎセンサーにすっごい反応あり!?これはやるっきゃないよ…!その相手は…!

君だー!そこの赤帽子の彼!さなぎがデュエルを指名するゾー!☆」


シャイニート(あっ、終わった。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ライブ・ステージ上

ワァァァァァ…!!!!

コナミ「うわっ以外と高いんだなこのステージ…」
シャイニート(ああ何故こんな事に…)

さなぎ「こんにちはー!早速だけど今からデュエルする訳なんだけど!意気込みとかどうっ?緊張してるっ!?」

コナミ「…えっ?俺か?いや全然っ!寧ろ今から楽しみで楽しみで仕方ないっての!悪いなファンの諸君!ーーー今日はこの俺が勝たせて貰うぜー!」


なんだあいつー!さなぎちゃん見せろー!
さなぎちゃんあんな奴コテンパンにしてくれー!

さなぎ「うんうん!その意気や良し!流石さなぎセンサーにビビっと来まくっただけあるよー!…それでこそさなぎも楽しみなのです!さぁ!早速行っくよ~!3!」

コナミ「よし来た!2ー!」

シャイニート(うぅー…1!)



ARビジョン、リンク完了










さなぎ・コナミ「「デュエル!」スタート☆!」


とりあえずここまでー
次からデュエルですー…雑になってしまいスマソ

後時間かかりすぎてすいません…こっからすんなり投稿したい

更新再開

コナミ「俺の先行!ドロー!俺は手札からマジックカード魔の試着部屋を発動!800P払ってデッキの上から4枚めくって…」

コナミ LP8000→7200

超量士グリーンレイヤー
バニーラ
ガーディアンの力
チューン・ウォリアー


コナミ「今めくられた中でレベル3以下の通常モンスター、バニーラとチューン・ウォーリアーを特殊召喚!」手札5


バニーラ「バニッ!(うさっ)」守2050 ☆1
チューン・ウォリアー「チュミミーン…」攻1600 ☆3 チューナー

さなぎ「ワーッ??!そのうさぎちゃんかわいいー!!!」


バニーラ 通常モンスター
星1/地属性/獣族/攻 150/守2050
甘いものがとっても大好きな甘党うさぎ。
世界一甘いと言われる甘糖人参を探し求め、
今日も明日もニンジンをかじりたい。


さなぎちゃんの方がかわいいぞーっ!
さなぎちゃんー!俺とデュエルしてくれーっ!

コナミ「やっぱ熱気がすげえな…!更に俺は霧の谷の見張り番を召喚!」
見張り番「…」攻1500 ☆4

コナミ「俺はレベル1のバニーラとレベル4の霧の谷の見張り番に…レベル3のチューン・ウォーリアーをチューニング!」
バニーラ「バニッ!」
見張り番「…フッ!」
チューン・ウォーリアー「チュミミミミミーン!!!!!」


☆4+☆3+☆1=☆8


コナミ「シンクロ召喚!今回も頼むぜ、スターダスト!」
スターダスト「ヒキャアアアア…!」攻2500 ☆8


さなぎ「そして更にシンクロ召喚!?いいねぇいいねぇ!コナミくん!コレはさなぎセンサーに…ビビっときただけあるよ!」


コナミ「そんでもって俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ!さぁ!ドンと来い!」

コナミ LP7200 手札2
場 スターダスト
伏せ2

さなぎ「それじゃーさなぎのターン!いっくよー☆!ドロー!」手札6

さなぎ「私は手札からマドルチェ・ミィルフィーヤちゃんを召喚しまーす!」
ミィルフィーヤ「…ンニャア?」


マドルチェ・ミィルフィーヤ 効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 500/守 300
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
このカードが召喚に成功した時、手札から「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。


さなぎ「そしてさなぎはミィルフィーヤちゃんの効果で手札からマドルチェモンスター一体を特殊召喚しちゃいまーす!エンジェリーちゃーんを拍手でお迎え下さーい!」
エンジェリー「イェーイ!」

イェーイ!!!!エンジェリーちゃーん!
今日は何秒フィールドに居られるのー!?


マドルチェ・エンジェリー 効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「マドルチェ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、次の自分ターンのエンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードをデッキに戻す。

さなぎ「私はエンジェリーちゃんをリリースしてデッキからマドルチェモンスターを一体!特殊召喚しまーす!ゴメンねーエンジェリーちゃん…」
エンジェリー「?」


さなぎ「そしたらデッキからマドルチェ・ホーットケーキを呼び出すよー!カモン!ホーットケーキくん!」
ホーットケーキ「ホーット…」


マドルチェ・ホーットケーキ 効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1500/守1100
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、デッキから「マドルチェ・ホーットケーキ」以外の「マドルチェ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードをデッキに戻す。

さなぎ「そして!ホーットケーキくんの効果使っちゃいまーす??!美味しそうなホットケーキに誘われて…郵便屋さんが飛び出されちゃいました!来て!マドルチェ・メッセンジェラート君!」
メッセンジェラート「ハンコクダサーイ」


マドルチェ・メッセンジェラート
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1000
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「マドルチェ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
この効果は自分フィールドに獣族の「マドルチェ」モンスターが存在する場合に発動と処理ができる。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードをデッキに戻す。


さなぎ「そしてメッセンジェラート君の効果で私はデッキからマドルチェ・シャトーを手札に加えるよ!」手札5
メッセンジェラート「アーイソガシイソガシ」


シャイニート(…結構モンスター並ばれてるじゃないですか…大丈夫なんですか?)

コナミ「でも攻撃力自体はそんなに高くはないモンスター達だな…チューナーとかは居ないから…成る程な」

さなぎ「そしてここで私はフィールド魔法!マドルチェ・シャトーを発動!皆様をお菓子の王国にご招待いたしまーす!」


ワアアアア…!


マドルチェ・シャトー フィールド魔法
このカードの発動時に、自分の墓地に「マドルチェ」と名のついたモンスターが存在する場合、そのモンスターを全てデッキに戻す。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の「マドルチェ」と名のついたモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
また、「マドルチェ」と名のついたモンスターの効果によって、自分の墓地のモンスターがデッキに戻る場合、デッキに戻さず手札に戻す事ができる。


コナミ「…って後ろのセットまで変わるのか!?スゲー…金かかってそだなおい…」
シャイニート(ARビジョンで何でも出来ますからね…そんなにお金かからないそうですよ?質感まで持たせるとそれなりにするらしいですけど…)

さなぎ「シャトーの効果によって墓地のマドルチェちゃん達はみーんな帰っちゃうんだけど…今は墓地にいないからカンケー無し!」

なぎさ「それじゃーいっくよー??!私はレベル3のホーットケーキくんとレベル3のミィルフィーヤちゃんでオーバーレイッ☆!」

なぎさ「エクシーズ召喚!来て!リヴァちゃーん!」
リヴァイエール「クルルオォン!」


虚空海竜リヴァイエール
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/水族/攻1800/守1600
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

コナミ「やっぱモンスターエクシーズか…!」

さなぎ「そしたらリヴァちゃんの効果いっきまーす!オーバーレイユニットを一つ使って…除外されてるレベル4以下のモンスターを一体特殊召喚!私はエンジェリーちゃんを選ぶよー!カムバーック!エンジェリーちゃん!」
エンジェリーちゃん「戻ってきたよー!」

おかえりー!エンジェリーちゃーん!
でもすぐ素材になるんでしょー!?


さなぎ「悲しいけどそうなのです…エンジェリーちゃん!いつもいつもありがとー!」
エンジェリー「?」

シャイニート(…あのモンスター本当は意思あるんじゃないですかね…?)

さなぎ「それじゃ…なぎさのいつものやついっくよー!

私は!レベル4のマドルチェ・メッセンジェラートと!マドルチェ・エンジェリーの2体で…!オーバーレイ!」
ジェラート「ワーッ!?」
エンジェリー「?」バイバイ

さなぎ「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズしょーかん!!!!!」


さなぎちゃーん!


さなぎ「おいでませ??!お菓子の国の女王様!クイーンマドルチェ・ティアラミス!」

ティアラミス「オホホ!いざ!妾出陣でして!皆の者!用意は宜しくて!?」


クイーンマドルチェ・ティアラミス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/天使族/攻2200/守2100
レベル4「マドルチェ」モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「マドルチェ」カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻し、戻した数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主のデッキに戻す。

さなぎ「更に!私は永続魔法マドルチェ・チケットを発動!」


マドルチェ・チケット 永続魔法
自分のフィールド上・墓地の「マドルチェ」と名のついたカードがカードの効果によって自分の手札・デッキに戻った時、デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
自分フィールド上に「マドルチェ」と名のついた天使族モンスターが存在する場合、手札に加えず表側攻撃表示で特殊召喚する事もできる。
「マドルチェ・チケット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

さなぎ「マドルチェ・チケットはこのお城への招待状!
…ちなみに握手チケットはみんなちゃんと持ってるかなー?大丈夫ー?」


チキンレース!
強欲で貪欲な壺ー!
命削りの宝札ー!!!!


コナミ「熱がっ!熱が凄いっ!熱が凄いっての!!!」

さなぎ「よーし!みんな大丈夫そうだねー!そしたらいよいよ女王様の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除いて効果発ど
…あれれ?なんか風が冷たいよーな…?ハクチッ!」

ヒュウウウウ…

コナミ「悪いけどここでトラップカード、迷い風!コイツの効果でその女王様の効果を無効にして攻撃力を半分にしちまうぜ!」


迷い風 通常罠
(1):特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果は無効化され、元々の攻撃力は半分になる。
(2):このカードが墓地に存在し、相手のエクストラデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。


ティアラミス「不敬!不敬でしてよー!」
攻2200→1100

さなぎ「おーっと!やるねぇコナミくん…なら!さなぎ式第2戦法なのです!

私は!ティアラミス1体で再度オーバーレイネットワークを構築するよ!」

コナミ「…おいちょっと待て!?エクシーズモンスターって2体以上でエクシーズするもんじゃないのか!?」


さなぎ「残念ながらそれだけではないのです!このモンスターはランク4以下のマドルチェエクシーズモンスターの上に重ねる事でもエクシーズ召喚可能なのだー!」
ティアラミス「今回は出番を譲って差し上げますが次はこうは行きません事よ!?覚悟…」


さなぎちゃーん!!!!!!


さなぎ「エクシーズしょーかぁーん!!!!!
現れて??!お菓子のお城のお転婆プリンセス!マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード!!!!」

ショコ・ア・ラ・モード「わたくし、さんじょー!」


マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード エクシーズ・効果モンスター
ランク5/地属性/天使族/攻2500/守2200
地属性レベル5モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク4以下の「マドルチェ」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「マドルチェ」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
(2):このカードが「マドルチェ・プディンセス」をX素材としている場合に自分の墓地の「マドルチェ」カードがデッキに戻った時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「マドルチェ」モンスター1体を表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。

コナミ「今回はお嬢様かぁ!?なら…!俺は墓地の迷い風の効果を発動!墓地からこのカードを再セットする事が出来る!俺は墓地から迷い風を再びセットするぜ!」

さなぎ「そんな効果もあるんだね…でもこのターンにセットしたそのカードはもう使えないから…
私はア・ラ・モードちゃんの効果を発動!墓地のマドルチェカードを1枚デッキに戻すよ!この効果で私は墓地からエンジェリーちゃんを墓地からデッキに戻す…んだけど!
この時シャトーの効果で私は代わりに手札にエンジェリーちゃんを戻しまーす!」

さなぎ「そして更にチケットの効果!手札にマドルチェが帰って来たのでデッキからマドルチェモンスターを1枚手札に加えられるんだけど…これも天使族のマドルチェがいれば代わりにフィールドに特殊召喚出来る!私はデッキからマドルチェ・シューバリエを特殊召喚!」
シューバリエ「一同、戦闘準備ー!」


マドルチェ・シューバリエ 効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1700/守1300
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、「マドルチェ・シューバリエ」以外の「マドルチェ」と名のついたモンスターを相手は攻撃対象に選択できない。

シャイニート(エクシーズしたかと思ったらすぐ3体並んでて…コナミさんのデッキよりも遥かにスピードが違いますね…)


さなぎ「それじゃさなぎのバトルフェイズ!いっくよー!マドルチェ・シャトーがある場合フィールドのマドルチェモンスターの攻撃力・守備力は500ポイントずつ上がりまーす!」

シューバリエ 1700→2200
ショコ・ア・ラ・モード 2500→3000


コナミ「可愛い格好して結構エゲツない攻撃力だな!?」

さなぎ「私はショコ・ア・ラ・モードちゃんでスターダスト君に攻撃ー!」
ア・ラ・モード「私の必殺技…パート2!」


コナミ「俺はスターダストの効果を発動!1ターンに1度だけカード1枚を対象にしてそのカードの破壊を1度だけ無効にする!俺はスターダスト自体を選択して破壊を無効にする!」LP6700


さなぎ「えーっ!?うーん…他のみんなの攻撃力じゃスターダスト君は倒せないし…
それじゃメインフェイズ2に入ってカードを1枚伏せて私はターンを終了するよっ!」


さなぎ 手札3 LP8000
場 モンスター
マドルチェ・シューバリエ
マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード
虚空海竜リヴァイエール

魔法 マドルチェ・シャトー
マドルチェ・チケット 伏せ1

さなぎ「さて!コナミくんはどうこの状況をひっくり返してくるのか!
さなぎセンサーにビビっときたコナミくんならやってくれる筈!みんな目を離さず着いてきてねー!」

さなぎちゃーん!目なんか離した事一度もないぞー!頑張れー!


シャイニート(結構さなぎさんから期待されてますね…)
コナミ「…そこまで期待されちゃやらない訳にも行かないよな!俺のターン!ドロー!」手札3


コナミ「俺はトラップカード、凡人の施しを発動!この効果で俺はカードを2枚ドローして…A・マインドを除外する!」手札4


凡人の施し 通常罠
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する。
手札に通常モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。


A・マインド チューナー(通常モンスター)
星5/闇属性/機械族/攻1800/守1400
A・O・Jの思考回路を強化するために開発された高性能ユニット。
ワーム星雲より飛来した隕石から採取された物質が埋め込まれており、高いチューニング能力を誇る。
その未知なるパワーの謎は未だ解明されていない。


さなぎ「ドローカード…!って事はこれから本番って事だね!」

コナミ「俺は手札からフィールド魔法を発動する!フィールド魔法、チキンレースを発動!これによってマドルチェ・シャトーは破壊させてもらうぜ!」

さなぎ「おっとっと…!いきなりお城から崖っぷちになっちゃった…」

チキンレース フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
(2):お互いのプレイヤーは1ターンに1度、
自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。
●このカードを破壊する。
●相手は1000LP回復する。

コナミ「俺はチキンレースの効果で1000ポイントライフを払って効果を発動!この効果で俺は…デッキからカードを 1枚ドロー!」LP5700

さなぎ「コナミくんどんどん崖に向かってるねー、でも次のターンさなぎも効果を使わせて貰うんだから…?」


マジック・ストライダー「…フン!」


コナミ「とまあそう言う訳にも行かないんだなーこれが!俺は手札からマジック・ストライダーの効果を発動!俺となぎさちゃんの表側表示の魔法カード1枚ずつを対象にして効果を発動!」


マジック・ストライダー 効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 600
(1):このカードが手札に存在する場合、自分及び相手フィールドの表側表示の魔法カードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードを除外し、このカードを手札から特殊召喚する


コナミ「お互いの魔法カードを除外する事でこのモンスターを特殊召喚出来る!」

さなぎ「うーん…チケットもシャトーもやられちゃったかー…!やるねー!コナミくん!」

コナミ「そして俺はモンスターを裏守備表示でセット!
バトルフェイズに入る!俺はストライダーでシューバリエに、スターダストでリヴァイエールに攻撃!」

スターダスト「キュオオオオン!!!」
ストライダー「…!」


リヴァイエール「キュエエエ…!」
シューバリエ「ぜ、全軍!撤退でありまーす!」

さなぎ「おっ…と!破壊されたシューバリエくんの効果!破壊されたこの子はデッキに戻りまーす!カムバーック!シューバリエくーん!」LP7200

コナミ「まあざっとこんなもんよ!俺は手札を2枚セットしてターンエンド!」

コナミ 手札0 LP5700
場 モンスター
スターダスト
マジック・ストライダー
セットモンスター

魔法罠 伏せ3(迷い風)

さなぎ「うーん…コナミ君中々いい感じの攻撃してくるねー!さなぎセンサーはやはり間違ってなかったのだ!
そのお陰でみんなのボルテージも最高潮!そろそろ決めて行くよーっ!みんなー!準備はいいーっ!?」

ウオオオオォォォォォォ!!!!!
さなぎちゃーん!!!!!今日も見せてくれー!!!!!


シャイニート(わわわわわ…!今の攻撃で完璧に火をつけちゃったんじゃないですか…?)
コナミ「よっしゃばっちこーい!!!」

さなぎ「さなぎのターンッ!ドロー??!!!私は罠カード、マドルチェ・ハッピーフェスタを発動ー!この効果によってさなぎは手札からマドルチェモンスターを…」


さなぎ「好きなだけ!特殊召喚可能なのでーす!」

コナミ「好きなだけ…っておいい!?」


さなぎ「みんな大しゅーごー!来て!マドルチェ・エンジェリーちゃん!マドルチェ・マーマメイドちゃーん!マドルチェ・クロワンサンくーん!」


エンジェリー「再びとうじょー!?」
マーマメイド「…(フキフキ…)ふーっ…」
クロワンサン「?…?…」

マドルチェ・ハッピーフェスタ 通常罠
手札から「マドルチェ」と名のついたモンスターを任意の数だけ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。



マドルチェ・マーマメイド 効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻 800/守2000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
このカードがリバースした時、自分の墓地の「マドルチェ」と名のついた魔法・罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。



マドルチェ・クロワンサン 効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1500/守1200
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。
また、1ターンに1度、このカード以外の
自分フィールド上の「マドルチェ」と名のついたカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを手札に戻し、このカードのレベルを1つ上げ、攻撃力を300ポイントアップする。


コナミ「一気に3体もモンスターが…!」

さなぎ「エンジェリーちゃんの効果!エンジェリーちゃんをリリースしてデッキからマドルチェモンスターを特殊召喚!
私はデッキからマドルチェ・ホーットケーキくんをもう一回特殊召喚!」

エンジェリー「??」

ホーットケーキ「ホーッ…!」


さなぎ「そしてホーットケーキくんの効果!墓地からエンジェリーちゃんを除外して…またまたデッキからメッセンジェラートくんを特殊召喚!
その効果で私はデッキからマドルチェ・シャトーを手札に!」
メッセンジェラート「アーイソガシイソガシ…!」


コナミ「…またおんなじ事されてるけど結構強くないかこれ…」

さなぎ「私はレベル4のモンスター2体でまたまたオーバーレイ!エクシーズ召喚!再びおいでませ??!マドルチェ・ティアラミス!」
ティアラミス「またまた降臨でしてよ!さあ今度こそ平伏して…」

コナミ「だからそいつはマズイっての!俺はさっき伏せ直した迷い風を再び発動!ティアラミスの効果を無効にして攻撃翌力を半分に!
…ただしこのカードは除外されちまうけどな…」

ティアラミス「ホント不敬でしてよー!もー!」攻2200→1100

さなぎ「なら何度も何度もアンコールするまでなのです!もう一回ティアラミスちゃんを素材にしてエクシーズ召喚!私は2体目のア・ラ・モードちゃんを召喚しちゃいます!」


ア・ラ・モードA「私が貴女で!」
ア・ラ・モードB「貴方が私で!」
ア・ラ・モードA・B「マドルチェ・シスターズダブルXX(エクシーズ)!」

さなぎ「そして私はマドルチェ・シャトーを発動!これでマドルチェモンスターの攻撃力を500ポイントずつアーップ!」

ア・ラ・モードA・B 2500→3000
ホーットケーキ 1600→2100
クロワンサン 1500→2000

さーなぎちゃん!さーなぎちゃん!さーなぎちゃん!さーなぎちゃん!


さなぎ「さぁ!一気に行っちゃうよー!まずはア・ラ・モードちゃん2体でスターダスト君にに攻撃!
確かスターダスト君の破壊無効は1ターンに1度だけだったからコレで倒せるよー!」


ア・ラ・モードA「私の必殺技…パート2ー!」
ア・ラ・モードB「そして私の新必殺技!パート3ー!!!!」



コナミ「トラップ発ーーーー」
スターダスト「ーーーーーーー」ドカーン!


コナミ「…」

再開
今日中にデュエルは終わる…筈です


さなぎ「スターダスト君撃破!そして!私はホーットケーキ君でストライダーくんに攻撃!これでストライダーくんも…あれ?あれれれれ…?」


おいどうしてホーットケーキが攻撃しないんだ…?

それにまだスターダストドラゴンも残ってるぞ!?


コナミ「………」

さなぎ「ーーーコナミくん、罠1枚減ってない?」

コナミ「…あっ、はーい…」

コナミ「俺はトラップカード、仁王立ちと闇の増産工場の効果を同時に発動していたってわけ!
そして仁王立ちの効果をマジック・ストライダーに発動してその後ストライダーを闇の増産工場でリリース、コレでストライダー以外に攻撃できないからもう攻撃宣言は出来ないって訳だ!サンキューストライダー!」手札1

仁王立ち 通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの守備力は倍になり、ターン終了時にその守備力は0になる。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、相手は対象のモンスターしか攻撃できない。


さなぎ「うーん…中々攻撃が通んないねーコナミくんには…でもそれでこそだね!
なら私はカードを1枚セット!」手札0

さなぎ「そして私はレベル3のホーットケーキと!レベル3のクロワンサンで!オーバーレイネットワークを構築!

さぁ!今回のステージが初出演!新しい私の仲間をみんな拍手で迎えてあげてくださーい!」


No.20


コナミ「…ってあの召喚エフェクトは…まさか…!?」

さなぎ「いっくよー!エクシーズしょーかん!現れろ!No.20!お菓子に釣られた大きな蟻さん!蟻岩土ブリリアント!」



ブリリアント「…!!!!キシャアアア!」守1800



No.20 蟻岩土ブリリアント
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/光属性/昆虫族/攻1800/守1800
レベル3モンスター×2
このモンスターは「No.」以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

コナミ「No.…!」

シャイニート(だ、大丈夫なんですか!?あのカードは危ないって言ってましたけど…?)

さなぎ「みんなー!これが私の新しいお友達、ブリリアントちゃんでーす!みんな拍手して上げてねー!」


ワーッ!!!!!


コナミ「…でも見てる限り暴走してるようには見えなくないか?特にヤバそうな雰囲気はしねぇし…問題はなさそうだけど」

さなぎ「私はブリリアント君の効果を発動!オーバーレイユニットを一つ使って自分フィールド上のモンスターの攻撃力を300ポイントアップ!」


ア・ラ・モード×2 3000→3300
ブリリアント 1800→2100

さなぎ「そして私はア・ラ・モード2体のモンスター効果を使うよ!墓地からマドルチェカードを2枚デッキに戻します!私はマドルチェ・シャトーとマドルチェ・ホーットケーキくんを戻すけど…ホーットケーキは手札へ!」

さなぎ「さあさあさあ!このさなぎの新しいモンスターに対してコナミ君はどう対抗するのか!?次のターンに期待しましょー!
私はこれでターンエンド!」


さなぎ 手札1
モンスター
ア・ラ・モード 3300
ア・ラ・モード 3300
ブリリアント 2100

魔法 シャトー 伏せ1

コナミ「…まあ兎に角!俺が勝てば何の問題もかいだろ…なら、俺のターン!ドロー!」手札2


コナミ「俺はモンスターを反転召喚!リバースモンスターは魔装機関車デコイチ!コイツの効果で俺はデッキからカードを1枚ドローする!」手札3
デコイチ「…」シュシュポッポッ…


魔装機関車デコイチ 効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1400/守1000
リバース:カードを1枚ドローする。
自分フィールド上に「魔貨物車両 ボコイチ」が表側表示で存在する場合、さらにその枚数分カードをドローする。


コナミ「更に俺は魔法カード、黙する死者を発動!この効果で俺は墓地から霧の谷の見張り番を守備表示で復活させる!戻ってこーい!見張り番!」

コナミ「そして俺は鎧蜥蜴を召喚!これでレベル4のモンスターが3体!」手札1

見張り番「…」
鎧蜥蜴「グルルル…」

シャイニート(レベル4のモンスターが3体…エクシーズ召喚ですか!)

コナミ「そーいう事!俺はレベル4のデコイチ、見張り番、そして鎧蜥蜴の3体でオーバーレイネットワークを構築!」


コナミ「さあ暴れてくれんなよ…!エクシーズ召喚!」


No.57



コナミ「来い!No.57!奮迅竜トレスラグーン!!!」


トレスラグーン「…!クルルオォォン!!!!!!!」攻100

さなぎ「コナミ君もNoを…!」


コナミ「俺はトレスラグーンの効果を発動!このカードが特殊召喚に成功した時相手フィールド上のモンスター一体の攻撃力をこのモンスターに加える事が出来る!
俺はショコ・ア・ラ・モードを選択してこの効果を発動!それによって攻撃力を…」


さなぎ「成る程ー、それで攻撃力を上げて倒そうって事かぁ…なら!逆に利用させて貰らおっかな!カウンタートラップ発動!魔導人形の夜(マドルチェナイツ)!」
コナミ「んなっ!?」


魔導人形の夜(マドルチェナイツ)
カウンター罠
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
効果モンスターの効果の発動を無効にする。
自分フィールド上に「マドルチェ・プディンセス」が存在する場合、さらに相手の手札をランダムに1枚デッキに戻す。


さなぎ「このカードはさなぎの墓地にモンスターがいない時に使えるカウンター罠カード!効果モンスターの効果の発動を無効にする!これでトレスラグーン君の攻撃力は…!」


トレスラグーン「…」攻100

コナミ「攻撃力100…!」
シャイニート(それにNo.の耐性のせいで戦闘破壊されないから…このままじゃサンドバッグですよー!?)

コナミ「…取り敢えず俺はトレスラグーンの2つ目の効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使う事で使用されてないモンスターゾーンか魔法罠ゾーンのカードを1つだけ無効にする!
俺はオーバーレイユニットを3つ使用してモンスターゾーン2つと魔法罠ゾーンを1つずつ無効にする!」

さなぎ「ワッ!?…モンスターゾーンが霧で見えなくなっちゃった…」

コナミ「…俺は闇の増産工場の効果を発動!手札からボコイチを墓地に送ってカードを1枚…ドロー!」手札1


魔貨物車両 ボコイチ 通常モンスター
星2/闇属性/機械族/攻 500/守 500
デコイチ専用の貨物車両。
どんな物でも運ぶ事ができるが、大抵は到着時に壊れている。

コナミ「…俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」

コナミ 手札0
モンスター
スターダスト 攻2500
トレスラグーン 攻100

魔法罠 闇の増産工場 伏せ1

さなぎ「私のターン!ドロー!…トレスラグーンの効果で新しくモンスターは召喚出来ないけど…このターンでフィナーレまで一直線!」手札2


なーぎさちゃん!なーぎさちゃん!なーぎさちゃん!なーぎさちゃん!


コナミ「スッゲェコールだな…てかオイ!
少しは俺の応援してくれても…」


さなぎ「私はブリリアント君の効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使って自分フィールド上のモンスター全ての攻撃力を300ずつアーップ!」

ア・ラ・モード×2 3300→3600
ブリリアント 2100→2400

さなぎ「そしてブリリアント君を攻撃表示にして…さなぎのバトルフェイズ!ア・ラ・モードちゃんでトレスラグーン君に攻撃!」

ア・ラ・モード「行くわよ行くわよ行くわよ!これでクライマックスですわ!」


シャイニート(これ全部通ったらコナミさんのライフは0になっちゃいますよ!?取り敢えずトレスラグーンを増産工場でリリースして…)


コナミ「…トレスラグーンの攻撃力が100ポイント、んでア・ラ・モードの攻撃力が3600だから…3500のダメージ…」

コナミ「ならそのダメージ…いっただきー!トラップカード発動!バイバイダメージ!」


さなぎ「ここにきてまだトラップカードォ!?」

バイバイダメージ 通常罠
このカード名の効果は1ターンに1度しか適用できない。
(1):自分のモンスターが攻撃されたダメージ計算時に発動できる。
その自分のモンスターはその戦闘では破壊されない。その戦闘で自分が戦闘ダメージを受けた時、相手はその数値の倍の効果ダメージを受ける。


コナミ「まずトレスラグーンが攻撃された事によって俺は3500のダメージを受けて…!」
LP2200

コナミ「そしてその時!俺が受けたダメージの…」


コナミ「バイのダメージを相手に与える!」


さなぎ「って事は私が受けるダメージは…!」

コナミ「7000ダメージだー!特大級のファンレター!受け取ってくれよー!」


さなぎ「そのファンレター、受け取り拒否って出来ないかなーっ!!!!????」
LP7200→200


さなぎちゃーん!?
てめえさなぎちゃんに何してんだー!おいー!


シャイニート(すっごいありがた迷惑なファンレターですね…)

さなぎ「…ううー…でもまだまだ!まだライフポイントは残ってるんだから!私は2体目のア・ラ・モードちゃんでトレスラグーン君に攻撃ー!」

コナミ「そのお返事はノーサンキューで!
俺は闇の増産工場の効果でトレスラグーンを墓地に送って1枚カードをドロー!これでトレスラグーンへの攻撃を回避する!」手札1

さなぎ「でもまだ攻撃は続行してるよ!ア・ラ・モードちゃんでスターダスト君に攻撃!」
コナミ「再びスターダストの効果!1ターンに1度カード1枚の破壊を無効にする!俺はこいつ自身を選択!」LP1100


さなぎ「ブリリアント君じゃスターダストの攻撃力には足りないけど…メインフェイズ2!私はマドルチェ・チケットを発動!そしてア・ラ・モードちゃんの効果で墓地からクロワンサンくんを手札に戻すけどこの時デッキから…マドルチェ・シューバリエくんをチケットの効果で特殊召喚!」

シューバリエ「再び出陣であります!」


さなぎ「そして私は手札からクロワンサンくんを召喚!」
クロワンサン「…?…!」


さなぎ「クロワンサンくんの効果発動!私はマドルチェ・チケットを手札に戻してクロワンサン君のレベルを1つあげて攻撃力を300ポイントアップする!」

クロワンサン☆3→4 2000→2300

コナミ「またレベル4のモンスターが2体…まさか…」


さなぎ「流石に3度目の正直だよ!今度こそいいとこ見せてこー??!クイーンマドルチェ・ティアラミス!」
ティアラミス「今度こそひざまづかせて差し上げますっ!」


コナミ「またかよっ!?もう防げるカードなんてないってのー!」

さなぎ「今度こそ決まりそうだね!私はティアラミスちゃんの効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使って墓地のマドルチェカード2枚を2枚までデッキに戻すよー!
私はマドルチェ・シューバリエと魔導人形の夜を選択してシューバリエ君を手札に!魔導人形をデッキに!」

ティアラミス 「妾の名において、成敗致しますわっ!そこのトカゲ!消えなさいっ!」

さなぎ「これによって戻したカードの枚数だけ相手フィールド上のカードを戻せるの!私はスターダスト君と闇の増産工場をデッキに戻しまーす!」


コナミ「スターダストが…!…一気にフィールドが更地か…」


さなぎ「さなぎはこれでターンエンド!」


さなぎ 手札4
モンスター
ショコ・ア・ラ・モード 3600
ショコ・ア・ラ・モード 3600
ティアラミス 2700
ブリリアント 2400

魔法罠 シャトー

さなぎ「コナミくんスッゴイ強いねー…!やはりさなぎセンサーは間違ってなかったのだ!…
でも勝たせて貰うのはさなぎなんだから!」

コナミ「悪いけどこっちも勝たせて貰わなきゃならないな…!このまま決め切ってやるぜ!」

さなぎ「それは困るねー…!じゃあさなぎもーーーえっ?スタッフさん?」


スタッフ「あのー…もうそろそろ生放送の時間が押しててー…後1ターンくらいしか放送出来なくて…」

さなぎ「あっ、もうそんな時間…!?な、なんとかならないかな!?」

スタッフ「このままだとさなぎさんのラスト1ターンが取れなさそうなので…でもすぐにさなぎさんがトドメをさすシーンに入ればなんとか行けそうです!」
さなぎ「いやでも…」

…?どうしたんだ…?
さっきからデュエルが止まってるぞ…?


コナミ「…あのー…ドローしていいか?」

スタッフ「あっ!ちょっとお願いがあるんですけど…時間がかなり押してるんでこの試合さなぎちゃんの勝ちカットでーーー」

さなぎ「駄目だよー!キチンと最後までデュエルしなきゃーーー」


コナミ「ーーー分かった。時間が押してるんだよな?」

スタッフ「!ありがとうございます!後でお礼は…」


さなぎ「そんなの駄目だよー!コナミくん!さなぎの事考えてくれてるのは嬉しいけどちゃんとーーー」

コナミ「要するにーーーこのターンで決着つければいいって事だよな!デュエル再開しよーぜ!俺のターン!ドロー!」


スタッフ「ちょっとーっ!?」



さなぎ「ーーーやっぱりさなぎセンサーに狂いはなかったー!みんなー!おまたせー!デュエル再開いっくよー!」

ウオォォォォォ!!!!!


コナミ「ーーー俺は手札からモンスターカード、はにわを召喚!」手札1
はにわ「にわっ!」


コナミ「そして俺は今引いた装備魔法、戦線復帰の代償を発動!
これのコストで俺は俺のフィールド上のモンスターを墓地に送ってお互いの墓地からモンスター一体を復活させる!」


戦線復帰の代償 装備魔法
自分フィールド上の通常モンスター1体を墓地へ送り、自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターを破壊する。


さなぎ「ここで蘇生魔法…!?でも!私の墓地にモンスターはいないしコナミ君のスターダスト君はデッキに戻っちゃったから攻撃力の高いモンスターなんてーーー」

コナミ「いや、そうでもなさそうだぜ!俺は墓地からこいつを復活させる!
ーーーもう一度頼むぜ!来い!No.57!奮迅竜!トレスラグーン!」


トレスラグーン「グルルルル…!」


さなぎ「トレスラグーン君…!?でもそのカードの攻撃力は100ポイントじゃ…!?」


コナミ「それがそうでもないんだなー!トレスラグーンの効果はエクシーズ召喚した時じゃなくて特殊召喚した時に発動する効果!つまり…」

コナミ「俺はトレスラグーンの効果でプリンセス・ショコ・ア・ラ・モードを選択!これによって攻撃力を3600ポイントアップさせる!これにより攻撃力は…!」


トレスラグーン「グルルルルルォォォン!!!!」攻3700


さなぎ「攻撃力…3700…!?」


コナミ「バトルフェイズ!俺はトレスラグーンで蟻岩土ブリリアントに攻撃ー!」

さなぎ「ブリリアント君の攻撃力は2400、トレスラグーン君の攻撃力は3700、だからさなぎのLPはーーー」


コナミ「ーーーだからコイツで決まりって訳!!」



さなぎ「ーーーやっぱりやるねぇ、コナミ君!」LP200 → 0



winner! コナミ!

取り敢えずここまでー

長らく時間がかかってしまい申し訳ありません!
さなぎちゃんのキャラとかうまく掴めてるか不安…

さなぎちゃんのキャラ気になる人は「激闘!デュエルカーニバル!」をプレイしてみてくれ!(宣伝)

遅れてすいません、ドラマパートです

コナミ「いよっしゃあ!勝ったぁ!」

さなぎ「ててて…負けちゃったかぁー…さなぎの事応援してくれてたみんなー…ごめんね?」


さなぎちゃん大丈夫だぞー!
殆ど不意打ちみたいな勝ち方で負けたんだからさなぎちゃんは悪くないぞー!
てか大人げない勝ち方過ぎるだろ赤帽子ー!


レッドレイヤー(…確かに少々大人気無かったかもな、司令官?いいかね?君はもう少しレディに…)

コナミ「えーそうかぁ…?
…てかさっきのデュエル、お前ら居なかったよな?どっか行ってたのか?」

レッドレイヤー(ああ、その事なんだが…取り敢えず追って話すとしよう。それより司令官、シャイニート嬢。…2人とも何か忘れてないかね?)

シャイニート(…あっ)

コナミ「忘れてる事?いやこのデュエルには勝って時間は守って警備員からは逃げ切って…逃げ切…」

コナミ「あーっ!!!!????
やべぇ遊馬!あっちの方の事忘れてた…!と、取り敢えず戻らねえと…!」


さなぎ「みんなありがとー☆!それじゃみんな一曲行ってみよー!コナミくんも一緒に…」


スタッフ「…ってちょっとー!どこ行くんですかー!?」
コナミ「悪い!急用!悪いなファンのみんな!俺の歌はまた今度って事で!」


待ってないぞー!
じゃあなー!赤帽子ー!
赤帽子のお兄ちゃん地味だけどデュエルは強かったねー!


さなぎ「…ってあれれ?コナミくん行っちゃったねー…なら!コナミくんの代わりにさなぎがガンガンに盛り上げていっちゃうよー!」


イェーイ!!!!待ってましたー!
さーなぎちゃん!さーなぎちゃん!さーなぎちゃん!さーなぎちゃん!


さなぎ「(にしてもコナミ君かぁ…さなぎセンサーにあんなにビビッと来たのは久しぶりだなぁ…また会えたら面白そーだね☆!)」



???「…チッ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3FBブロック第2ホール

コナミ「おい大丈夫か遊馬!?デュエルは…」


アストラル「…遊馬、コナミが帰って来たぞ」
遊馬「…でなー風也、今度…おっコナミ!どこ行ってたんだよ…心配したぜ?」


シャイニート(これは…)
レッドレイヤー(うむ、恐らくはもう終わったのであろうな…邪悪な気配もしない。一件落着、だな)

コナミ「…まあ兎に角大丈夫そうで何よりだよ…悪いな途中で消えちまって」

遊馬「気にすんなって!…おっそうだ!風也!紹介するぜ!コイツがコナミだ!」

風也「ゆ、遊馬!?…ど、どうもっ!おっ、奥平風也ですっ!?」

シャイニート(…やっぱり全然エスパーロビンと印象違いますね…)
コナミ「あー…もう大丈夫か?」

風也「はい!遊馬のおかげで何とか…それに母さんの事も…」


風也の母「…貴方、コナミさん…でしたよね?」

コナミ「え、あ、まあ…」

風也の母「…今回の件、本当に貴方と遊馬君には感謝してます…思えば私もこの子には少し無理をさせ過ぎてたのかもしれません…それを遊馬君は私に考えさせてくれた…」

風也「母さん…」
遊馬「風也のかーちゃん…」


風也の母「だから風也…貴方…エスパーロビンを辞めても…」


風也「ううん母さん、僕は続けるよ。僕の事を…エスパーロビンを愛してくれている人は沢山いる。だから今度は僕自身の事を好きになってもらう為に…僕はエスパーロビンも奥平風也も両方自分だと思って生きて行く!」


風也の母「風也…!」

風也「僕と言う名の大盤振る舞いだよ母さん!…ありがとう母さん」

コナミ「…一件落着…だな」

遊馬「おう!んじゃ帰るか!…ってもうこんな時間かよ!?」

コナミ「あ…もう大分遅くなっちまったな…遊馬もそろそろ帰んないとあのお婆ちゃんに心配されちまうぜ?」

遊馬「婆ちゃんもそうだけど姉ちゃんの方がヤバイぜ…!おいどーすんだよアストラル!?」

アストラル「遊馬、ちょっと静かにしていてくれ。これはあの回のオマージュシーンにもなっているんだ…あのシーン…ああ、胸が熱くなるな」
シャイニート(あのシーンですか…確かに胸が熱くなりますね…!どうですアストラルさん?朝までエスパーロビン二期について語りあいませんか?)
アストラル「いいだろう、まず私はあのシーンは…」

遊馬「…駄目だこりゃ…」

コナミ「ま、これ以上居ても邪魔になりそうだし俺たちも帰るか…」


風也「…あっ、コナミさん!これ!こんなもので良ければですけど」
コナミ「…あっ、やべ忘れてた!…いいんすかお母さん?これ貰っても…」


風也の母「ええ、勿論ですわ。なんて言ってもエスパーロビンは私の自慢のヒーローでーーー」



風也の母「ーーー私の自慢の息子ですから!」

アストラル「ああ勿論…あの後アイアン・ジェットは出た…あれは素晴らしい迫力だった…」
シャイニート(羨ましい…!えってか生エスパーロビンからの生アイアン・ジェットとかちょっと嫉妬もんっすね…ううー…コナミさんについていかなければ良かったぁ…)

コナミ「ひでー事言うなよ…そんな事言ってると今日泊まる所…ああ…」

遊馬「ん?コナミどうしたんだ?」

グリーンレイヤー(司令官…もう言っちゃいません…?多分一晩位なら…)

コナミ「いやでもなぁ…」

レッドレイヤー(…うむ、私もそうしても良いと思うぞ司令官、この少年ならば無下に断ることはすまい…取り敢えず話してみてはどうかね?良い案が見つかる可能性もあるだろう?)

コナミ「でも…うーん…はぁ、仕方ないか…」
遊馬「…どうしたんだよコナミ?」


コナミ「…あの、実はな…」

遊馬家

遊馬「(ーーーいいか、コナミ…姉ちゃんと婆ちゃんは寝てる可能性が高いから…静かに行けばバレないかもしんねぇ!)」

コナミ「(任せとけって!…取り敢えずバレねえように行けばーーー)」

遊馬「(あとちょっとだ!そこの階段さえ登ればーーー)」

パチっ


明里「それで?何か言う事はある…?遊馬ァ…?」



遊馬「」
コナミ「」

明里「こんな時間までどこほっつき回ってんのよ!!!!連絡も繋がんないし!!!!」

遊馬「ね、姉ちゃん…?そ、そんなに、に、に怒らなくても…」

明里「おまけに訳わかんない男まで連れて来てるし!あんた誰よ!?」

コナミ「コ、コナミと申しますお姉様ッ!あっ怪しいっ者ではありませんっ!ゆ、遊馬くんとは今日からの長い付き合いですっ!?」

明里「訳わかんない事言ってんじゃないわよ!遊馬!どーしてこんな奴連れてきたのよぉ…!」グググググ…

コナミ「し…絞まるぅ…!首が…」

遊馬「ね、姉ちゃん!コナミはその悪い奴じゃなくて!えーと、何て言うかその…」
アストラル「住所不定」
遊馬「そう!住所不定のいい奴だぜ!」


明里「完全に不審人物じゃない!兎に角そんな奴家に入れるわけには行かないっの…!悪いけど出て行って貰うわよ!」

コナミ「わ、分かった!分かりましたから離して下さいお姉様そろそろ限界が」


とめ「ちょっと待ってくれ、明里ちゃん?」

遊馬「ば、婆ちゃん…?」

とめ「明里ちゃんや、取り敢えずコナミちゃんを離しておやり、そのままじゃ話せないよ?」
明里「お婆ちゃん…でも完全に不審者よ?こいつ…」

コナミ「ゲホッゲホッ…はー…はー…あー死ぬかと思ったぁ…」

とめ「…コナミちゃん、一つ聞いてもいいかい?」

コナミ「な、何ですか…?」


とめ「今日のご飯、美味しかったかい?」


コナミ「…勿論ですっ!特にデュエル飯が最高に美味かった!なー遊馬!」
遊馬「お、おう!ばーちゃん!今日のデュエル飯もサイコーに美味かったぜ!やっぱりばーちゃんの料理は最高だぜ!」


とめ「そうかい、そうかい!…ならコナミちゃん、明日の朝ごはんも食べて行きなさい、お婆ちゃん腕をふるっちゃうからね?」

遊馬「…って事はばーちゃん!」

明里「おばーちゃん!でもそんな知らない人を…」

とめ「いいじゃないかい明里ちゃん、一晩位泊めてあげてもそれに…」


遊馬「おーいコナミ!泊まっていいって婆ちゃんが言ってるぜー!」
コナミ「え、マジか!?マジで!?本当に?いいの!?」


とめ「…私には一馬が帰ってきた様に思ってねぇ…」
明里「…父さんが…?」


とめ「…コナミちゃん!」

コナミ「あ、お婆さん!ありがとうございます!」

とめ「いいのよいいのよ!それよりコナミちゃん…」


とめ「…遊馬の事、宜しくお願いします。迷惑もかけるかも知れませんが仲良くしてやって下さいね?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遊馬「コナミはそっちでいいかー?」

コナミ「大丈夫大丈夫…無理言って悪いな遊馬」

遊馬「あーいいっていいって!…にしてもコナミってスゲー遠くから来たんだよな?だから泊まる所もないんだろ?」

コナミ「あー遠い所かどうかはワカンねぇけどさ、気づいたらいきなりハートランドに居たんだよな…どーやって来たんだろ…」

アストラル「…遠い場所から…」

遊馬「…って事はもしかして俺の知らねえスゲーカードもいっぱい知ってるって事か!?なあなあ!教えてくれよコナミ!」

コナミ「スゲーカードかぁ…例えば機皇帝ってカードがあってだな…」


わいわい、がやがや…


アストラル(コナミ…遠い場所からやって来た私のことが見えるデュエリスト…)

アストラル(そして私の分身であるNo.を所持していても暴走しないデュエリスト)

アストラル(彼が一体なんなのか…私の観察結果に載せるにはまだ情報が足りていないようだ)


アストラル(引き続き彼には観察が必要だろう)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
???「これは由々しき事態だ、カイト…No.の存在が世間に知れ渡ってしまったとあっては我々の計画ももっと早く進行しないと行けなくなってしまったよ…」


カイト「…俺の知った事ではない、俺は今まで通りNo.を「狩る」だけだ。行くぞ、オービタル。情報を回せ」

オービタル「か、かしこまり!」


???「カイト、君には期待しているんだ…君の働きによってハルトはすぐに良くなる…頑張ってくれたまえ。」


カイト「…貴様らこそ俺の期待に答えて欲しい所だ」


バサッ!


???「…ふーむ、確かにカイトは凄腕のハンター…しかしながら彼だけでは少々不安が残る…新たなハンターを増やす事を「Dr」に検討してみるか…」ウィーン…



???「…『ナンバーズハンター』…」

取り敢えずここまでー

遅くなりました…

皆さまコメントありがとうございます
更新再開していきます

チュンチュン…チュンチュン…

遊馬「zzz…うーん…おれのたーん…どろー…」

小鳥「…遊馬ー…遊馬ー…」

遊馬「そこだぁ…俺はガガガマジシャンでだいれくとあたっく…」

小鳥「…遊馬ー!起きなさーい!早くしないと学校遅刻するわよー!」


遊馬「んん…?おー…小鳥かぁ…おはよ…」

小鳥「「おはよ」じゃないわよー!今何時だと思ってるのー!?遅刻ー!学校ー!」



遊馬「んー?

…うおおおおっ!!!???ヤッベェー!!!遅刻するうううー!!!???」

バタバタバタ…

遊馬「うおおお遅刻遅刻ー!
あっ、悪いばあちゃん!朝ご飯は…」


とめ「こりゃ!遊馬!キチンと朝ご飯は取りなさい!
デュエル飯じゃ、持ってて食べとくれ?
コナミちゃんも美味しそうに食べとってくれたからのー」

遊馬「サンキュー!ありがとなーばあちゃん!

…あれ?今日コナミはどこ行ったんだ?いつもなら一緒に飯食ってる所なのに」


とめ「ああコナミちゃんならの~ーーー」

コナミ「…ふわぁ…ねみぃ…」

レッドレイヤー(司令官、今日はここらへんを調べてみるのか?)

コナミ「ん~…まあそうだな…取り敢えずここらへん一体の写真と…後は裏路地とかか…
どこいんだろなー?そのグループってのは?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー????Now lording…


?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遊馬家 数日前

コナミ『zzz…』

明里『…あんたー…ちょっとあんた起きなさいよー』
コナミ『zzzzzzzz…』


明里『…起きなさいってば!!!』


コナミ『うおっ!?』ビクッ!

明里『あ、漸く起きた。おはよう』

コナミ『あー…おはようございます…
明里…さん?…まだ早いな、おやす』


明里『待てや!』コナミ『は、はいぃ!』


明里『ちょっとお願い事があるんだけどーーー』

コナミ「…って訳でここ数日探してるんだけど…中々成果が出ねぇ…一体どこ隠れてんだ…?」

シャイニート(そろそろ見つけないと明里さんに怒られてしまいそうですよね…そうなったらお家追い出されてまた宿無し…)


コナミ「…そうならんように早く見つけないと…この路地裏なんてどーだ?如何にもいそうって感じだろ?」

グリーン(確かにTHE・いそうって感じの路地裏っすねぇ…本当に行くんすか?司令官…)

コナミ「入らん事にはなんともだからな、取り敢えず行くか…ヤバかったら出て行けばいいだ」



???「その必要はねぇ」
コナミ「…ん?」

???「おい、てめえ…危ねぇぞ、どいてろ」

コナミ「えーーー」


ギイイイイイイイイィン!!!!!


???「だから危ねぇだろ…おい、聞いてんのか?」


コナミ「…か…」

???「あ?」


コナミ「カッケー!そのバイクスゲーなオイ!えっ自作か!?いいなぁ…これ…」


???「な…なんだよお前…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「うーん…見た感じディスクはついてねぇな…どーやってデュエルするんだ?これで」

???「おいおい…何でバイク乗りながらデュエルする必要があるって言うんだよ…兎に角テメエ…何でこんな所にいるんだ?」

コナミ「えーデュエルしねぇのかぁ…?勿体ねぇなぁ…
あー…俺?俺はなー九十九ジャーナルってとこから送られてきた記者のコナミって言いますー
実はとあるグループを探して…」


???「…おい、今テメエ…九十九って言ったか?」
コナミ「ん?いや九十九ジャーナルのコナミって…」


ガシッ!

コナミ「ウオッ!?」
レッドレイヤー(司令官!?)
シャイニート(コナミさん!?)

???「そうか…なら話は早えな…おいてめえ…九十九遊馬って奴に伝えておけ…「シャークがテメエに喰らいつく為に埠頭で待ってる」ってな…」

コナミ「い、いやいきなり振られてもな!何がなんだかサッパリ…」

シャーク「兎に角奴に伝えろ、シャークが待ってるってなぁ!
…ようやくだ!ようやく俺は奴に…「九十九遊馬」にリベンジ出来る!」ザッザッザ…


コナミ「…ゲホッゲホッ…な、なんだったんだよオイ…」
シャイニート(コナミさーん!?大丈夫ですかー!?)

コナミ「あー平気平気…にしてもどうすっかね…アイツ遊馬目当てみたいだったけど…」


コナミ(…ヤケに目が暗いんだよなぁ…まるで死んだ魚みてぇな目…)

ーーーーーーーーーーーーーーー
シャーク「…今戻った」

海王「おいおいシャークさんよぉ…ちょっとおせーんじゃねーのぉ?兄ちゃんから大切な話があるって…」

陸王「落ち着けよ弟、まあシャークも聞け…今日だ、今日の夜!例の計画を実行に移す!…お前ら準備はいいな?」

海王「構わねぇぜぇ!兄ちゃん!オイ!シャーク!お前もそれでいいな?」


シャーク「勝手にしろ…ただ1つ、日没前に少し時間を貰うぜ…別にそんなに時間はかからねぇと思うがな」


シャーク「(九十九…遊馬!)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー

ハートランド学園

コナミ「えーと遊馬の奴は確か…」

レッドレイヤー(…いいのかね?司令官…あの少年…シャーク君とやらの目…普通ではなかったが)

コナミ「…ま、取り敢えず伝えとかないと遊馬にとっても悪いかもしんないしよ。それに行く行かないは遊馬の自由だしな。」

コナミ「…この教室だったっけか、そんじゃお邪魔しまーす…遊馬いるかーーー」



委員長「とどのつまり、No.のカードがないという事は、遊馬君はへっぽこデュエリストですね」

コナミ「…?」
遊馬「委員長…どー言う意味だよそれ!?」

委員長「意味も何もそー言う事でしょう…とどのつまり、遊馬君のデュエルはNo.頼りのデュエルだと言う事ですよ。
強力なNo.頼りのデュエルでは本当に強いデュエリストとはとどのつまり、言えないでしょう?」

キャッシー「そんな事無いわ!遊馬は私とのデュエルではNo.なんて使ってないもの!それでもキチンと勝ったもの!」
小鳥(それはキャットちゃん自体が遊馬に対して遠慮してたところもあるわよね…)

遊馬「そんな事ないだろ!?なぁ鉄男!」


鉄男「…いや遊馬、俺もお前が最近No.のカードに頼り過ぎてるんじゃないかって思う。」


コナミ「…」
遊馬「鉄男…!」

鉄男「確かにNo.のカードは強力だ…でも今の遊馬はそのNo.を如何にして召喚するか…それだけを考えてるんじゃないのか?お前だって…No.に頼ってるって思ってるんじゃないのか?遊馬?」

遊馬「そんな事ねぇ…!俺は別にNo.の力なんかに頼らなくても1人でデュエルにだって勝てる!」


アストラル「それはどうかな、遊馬。君のデュエルには安定性が著しく欠けている。今の君では…例えばシャークのようなデュエリストにはNo.抜きでは負けてしまうだろう。
いやNo.があってもどうか…」

遊馬「アストラルてめえまで…!」


徳之助「う…ウララァ…どうすればいいウラかー…こーいう時は大体強い奴の裏に隠れるウラ…今回は…ウー…ウララァ…」

コナミ「おーいトスの助…だっけ?今話し込んでる最中か?」

徳之助「俺の名前は徳之助ウラ!…ってあんたこないだの…」

遊馬「ってコナミ!?お前…何でここに居るんだよ!?」

コナミ「いや遊馬に伝言、急ぎっぽいから「シャークが埠頭で待ってる」…ってさ」

遊馬「シャークが…!?」
アストラル「シャーク…」


委員長「…なら遊馬君!丁度いい機会です!シャークにNo.無しで勝って見て下さい!それが出来たらとどのつまり遊馬君も一流デュエリストだと言えるでしょう!」

遊馬「シャークに…No.無しで…」


委員長「どうです?遊馬君なら出来るでしょう?」

小鳥「遊馬…」
コナミ「…」


遊馬「…分かったよ。」

遊馬「やってやるよ、シャークに…No.無しで勝ってやる。」

鉄男「遊馬…いいんだな?」


アストラル「残念ながら君の今のデュエルタクティクスではNo.抜きでの勝率は0.1%にも満たないだろう、やるだけ時間のーーー」

遊馬「お前は黙ってろ!アストラル!」

小鳥「遊馬…」


遊馬「ーーー特訓してくる…コナミ、さんきゅな」

小鳥「遊馬…」

キャッシー「ちょっと委員長!遊馬が負けたらどう責任を取ってくれるニャ!?」

委員長「負けたらとどのつまり遊馬くんはただの馬鹿だったと言う奴でしょうね、馬鹿じゃデュエルには勝てませんよ」

徳之助「でもシャーク相手っていうのは無茶ウラよ…ウラのウラでも勝てない相手ウラ…」

鉄男「兎に角遊馬が弱くても強くても関係ねぇ、遊馬がNo.さえ使わなきゃそれで…」


レッドレイヤー(…)
コナミ「…なぁー…1つ聞きてえんだけどさー…」

一同「コナミ「「「「遊馬の知り合いさん?」」」」さん?」

コナミ「…No.ってそんなに強いのか?」

委員長「…もちろんですよ!とどのつまり、強力なモンスターカードです!使えば誰だって強くなれる程の…」

コナミ「じゃあこのデッキじゃ勝てねぇか?」


委員長「…ちょっと見させて下さい…っぷぷぷ…何ですかこのデッキ!」

鉄男「…ものすげえデッキだな…モンスターのシナジーも薄いし…通常モンスターばっかりだし…」

徳之助「(でもこのスターダスト…って言うのは強そうウラね…いいウラね…欲しいウラね…)」

キャッシー「なんかここまで纏まり無いと回すのすら難しそうね…」

小鳥「うーん…よく分かんないけど…このシャイニートちゃんって子かわいいー!」
シャイニート(////)

委員長「ま、とどのつまり貴方のデッキじゃNo.どころか僕のデッキに勝つ事すら難しそうですね!とどのつまりこのデッキはクズカードを集めたレベルの…」

コナミ「…そっか…クズカードかぁ…」


『カードをクズの一言で片付けるアンタにーーーー』


コナミ(ーーーお前さぁー…そう言っときながら案外最後はアンタそのデュエリストと仲良くなってたよなー…アイツの人間観はあてになるのかならんのか…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後 埠頭

遊馬「…来たぜ、シャーク!」

シャーク「…ほう…来たか…おい…お前No.は持ってきただろうな?」

遊馬「No.は…このデュエルで俺は使わねぇ!」

シャーク「何…?」

アストラル「…」
遊馬「このデュエルではアストラル…お前にも頼んねぇぞ、俺1人でこのデュエル、勝ってみせる!」

シャーク「舐められたもんだな俺も…!ならテメエがNo.を使いたくなるよう無理矢理にでも引きずり出してやるよ!」


鉄男「シャークの奴本気だぜ…!」
キャッシー「遊馬ー!頑張ってー!」
コナミ「ガンバー!」


小鳥「(…なんか普通にいるわね…この人…)」




遊馬・シャーク「「デュエル!」」



一旦ここまでー

ちょくちょく遅くなって申し訳ない…
更新再開です

シャーク「俺のターン!ドロォー!」手札6

シャーク「俺は手札からキラー・ラブカを召喚!」
キラー・ラブカ「シャアアア!」


キラー・ラブカ 効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻 700/守1500
自分フィールド上の魚族・海竜族・水族モンスターが攻撃対象に選択された時、墓地のこのカードをゲームから除外し、攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃を無効にし、その攻撃力を次の自分のエンドフェイズ時まで500ポイントダウンする。
「キラー・ラブカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


シャーク「更にキラー・ラブカの召喚に成功した時、俺は手札からシャーク・サッカーを特殊召喚!」手札4
シャーク・サッカー「シャァァァク・サッカァァァ!」


シャーク・サッカー 効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻 200/守1000
自分フィールド上に魚族・海竜族・水族モンスターが召喚・特殊召喚された時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードはシンクロ素材とする事はできない。

シャーク「俺は2体のレベル3モンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」


シャーク「浮上せよ!潜行母艦エアロシャーク!」

エアロシャーク「…」ガガガガガ!


遊馬「いきなりモンスター・エクシーズ…!」


潜行母艦エアロ・シャーク(アニメ)
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/魚族/攻 1900/守 1000
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除く事で、 自分の手札1枚につき400ポイントのダメージを相手プレイヤーに与える。

シャーク「俺はエアロ・シャークのモンスター効果を発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き…自分の手札の枚数×400ポイントのダメージを相手に与える!」

シャーク「俺の手札は4枚!よって1600ポイントのダメージ!喰らえ!『エアー・トルピード』!」

遊馬「うわあああ!?」LP8000→6400

シャーク「俺は手札を2枚伏せてターンエンド!」手札2


シャーク 手札2
場 潜行母艦エアロシャーク
伏せ 2


シャーク「さぁ、お前のターンだ!」

遊馬「俺のターン、ドロー!」手札6

遊馬「俺はゴゴゴゴーレムを召喚!」
ゴゴゴゴーレム「ゴゴゴッ!」


遊馬「俺は更に魔法カード、破天荒な風を発動!攻撃力・守備力を1000UPする!」
ゴゴゴゴーレム「ゴゴゴゴゴーッ!」
攻1800→2800


ゴゴゴゴーレム 効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
(1):守備表示のこのカードは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。


破天荒な風 通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力・守備力は、
次の自分のスタンバイフェイズ時まで1000ポイントアップする。


アストラル「…」


小鳥「遊馬のモンスターの攻撃力が上回った!」
鉄男「だがシャークの場には伏せカードが2枚もある…攻撃がすんなり通るのか…?」

遊馬「バトルだ!俺はゴゴゴゴーレムでエアロシャークに攻撃!」

ゴゴゴゴーレム「ゴゴーッ!」


シャーク「…相変わらず見え見えの罠に突っ込むとはな!トラップ発動!ポセイドン・ウェーブ!」
遊馬「罠カード!?」


ポセイドン・ウェーブ 通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
自分フィールド上に魚族・海竜族・水族モンスターが表側表示で存在する場合、その数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。


シャーク「こいつでテメエのモンスターの攻撃を無効に!そして800ポイントのダメージをテメエに与える!」

遊馬「クソッ…!」LP6400→5600

委員長「あ~あ…やっぱり遊馬君の攻撃は止められてしまいましたね…とどのつまり遊馬君のデュエルはデュエルの幽霊だよりなんですかね」


アストラル「…遊馬、今の攻撃は少々迂闊だった。ここはゴゴゴゴーレムをーーー」
遊馬「うるせぇ!お前の指図なんて受けなくても俺は1人でやれるんだよ…!俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」


遊馬 手札3
場 ゴゴゴゴーレム 攻2800
伏せ1

シャーク「…その程度かお前の実力は!なら…お前はただホープを呼び出すための撒き餌に過ぎねぇって事だ!俺のターン!ドロー!」
手札3

シャーク「俺は再びエアロシャークのモンスター効果を発動!オーバーレイユニットを1つ取り除きテメエにダメージを与える!俺の手札は3枚!よって1200のダメージだ!」

遊馬「うわぁぁぁぁぁあ!?」LP5600→4400


小鳥「一気に遊馬のライフが半分に…」
キャッシー「にゃー…見てられないニャ!」

コナミ「…ライフ半分か…」


シャーク「更に俺は手札からサイレント・アングラーを特殊召喚!コイツは場に水属性モンスターがいる場合特殊召喚出来る!」
サイレント・アングラー「…」ゴボゴボ…


サイレント・アングラー 効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻 800/守1400
自分フィールド上に水属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
このターン自分は手札からモンスターを特殊召喚できない。

シャーク「そしてコイツを生贄に捧げ!俺は手札からジョーズマンをアドバンス召喚!」
ジョーズマン「フッシャアアア!」攻2600


ジョーズマン 効果モンスター
星6/水属性/獣戦士族/攻2600/守1600
このカードは特殊召喚できない。
このカードをアドバンス召喚する場合、リリースするモンスターは水属性モンスターでなければならない。
このカードの攻撃力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する水属性モンスター1体につき300ポイントアップする。


シャーク「コイツの攻撃力はコイツ以外の水属性の数一体につき300!攻撃力をアップする!
…コイツの効果はお前も覚えてるよなぁ?」

シャークマン「フッシャアアアアアア!!!」攻2900


遊馬「ゴゴゴゴーレムの攻撃力を上回った!?」

シャーク「バトルだ!俺はジョーズマンでゴゴゴゴーレムを攻撃!『シャーク・ストリーム』!」

遊馬「お、俺は罠カード、ダメージダイエット!コイツでこのターン受けるダメージを半分にっ…!」

シャーク「だがゴゴゴゴーレムは破壊される!喰らいつけぇ!ジョーズマンッ!」


ジョーズマン「フッシャアアアア!!!!」
ゴゴゴゴーレム「ゴ…ゴゴ…」ドカーン!


遊馬「ゴゴゴゴーレムがっ…!」
LP4400→4350

シャーク「更に!俺はエアロシャークでダイレクトアタック!『ビック・イーター』!」


エアロシャーク「…!!!」ドキュン!


遊馬「ガッ…!」LP4350→3400


シャーク「…これで俺はターンエンドだ…さぁ、九十九遊馬!ホープを呼ぶんだな!」

シャーク 手札1
場 エアロシャーク ジョーズマン
伏せ1

遊馬「う…ぐ…!」

小鳥「遊馬!」
委員長「とどのつまり、これは決まりましたね。遊馬君のデッキにこの状況をひっくり返すカードはありません。つまりは遊馬くんの負け…」

遊馬「まだだ…まだ…俺の…ターン!ドロー…!」手札4

ゴブリンドバーグ

遊馬「(ゴブリンドバーグ…!コイツを使えばレベル4のモンスターが2体並ぶ…つまりホープを…)」
遊馬「(でも俺は…!)」

アストラル「…遊馬」

遊馬「…な、何だよ!お前の助言なんてーーー」

アストラル「ーーー私としては君がこの試合でNo.を使おうと使うまいと関係は無い、ただーーー」


アストラル「ここでホープを使わないと「君は勝てない」」

遊馬「…!」

アストラル「それを持って君がNo.を使うかは君の自由だ、No.がかかってない試合で君がNo.を使おうと使うまいと私には関係ない」

遊馬「俺が…負ける…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

委員長『とどのつまり、No.のカードがないという事は、遊馬君はへっぽこデュエリストですね』

鉄男『…いや遊馬、俺もお前が最近No.のカードに頼り過ぎてるんじゃないかって思う』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


遊馬「俺は…!」

遊馬「…俺は…!ゴブリンドバーグを召喚!」
ゴブリンドバーグ「二ヒヒヒヒ!」


ゴブリンドバーグ 効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1400/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果を発動した場合、このカードは守備表示になる。


遊馬「俺はゴブリンドバーグの効果を発動!その効果で俺は手札から…ガンバラナイトを特殊召喚!」手札2


ゴブリンドバーグ「ニヒッ!」ヒューン…
ガンバラナイト「ガンバラナイト!」


ガンバラナイト 効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守1800
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、このカードの表示形式を守備表示にできる。

小鳥「遊馬の場にレベル4のモンスターが2体…!」

コナミ「これは…来んのかエクシーズ召喚!?」


鉄男「…遊馬…」


シャーク「これでレベル4のモンスターが2体…!

さぁ呼べ…ホープを、呼べええええ!!!!」


遊馬「…ああ、分かったよ」

委員長「ゆ、遊馬君!?貴方No.を呼び出す気ですか!?それはルール違反です!約束が…」


遊馬「…アストラル、No.だ、No.を出してくれ…」
アストラル「…良いだろう、遊馬…私としてもそれが正しいプレイングだと思うからな」


遊馬「俺は…!レベル4のゴブリンドバーグと…ガンバラナイトで…!オーバーレイ!」


遊馬「2体のモンスターオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」


遊馬「俺は…俺は…!」

シャーク「さあ来い…!No.…!」


39


遊馬「…来い!No.39!希望皇…ホープ!」


ホープ「ホォープ!!!」


No.39 希望皇ホープ(アニメ)
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻 2500/守 2000
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる


小鳥「ホープが…出た…」
コナミ「あれが…遊馬のNo.か…」

シャーク「それでいい…!No.…!そいつこそ俺のぶっ倒しがいがあるってもんだ…!」

鉄男「遊馬…どうして…!」


遊馬「…バトルだ!俺は!希望皇ホープで潜行母艦エアロシャークに攻撃!『ホープ剣スラ』…」

シャーク「そしてその攻撃も待ってたぜ…!俺は!墓地のキラー・ラブカの効果を発動ー!」

遊馬「墓地から…!?」

キラー・ラブカ「シャアアアア…!」
シャーク「こいつの効果は墓地からコイツを除外することによって発動が可能!俺の場のモンスターが攻撃対象になった時コイツを除外する事で攻撃を無効にする!」


キラー・ラブカ「シャア!」
ホープ「ホオッ!?」

遊馬「ホープッ!?」

シャーク「その後そのモンスターの攻撃力を500ポイント、ダウンさせる…!食らいつけ!キラー・ラブカッ!」


キラー・ラブカ「シャアアアア…!」
ホープ「ホッ…ホォープ…」攻2500→2000


遊馬「ホープッ…!

俺は…これでターンエンド…」


遊馬 LP3400 手札2
場 希望皇ホープ

シャーク「さぁNo.には噛み付いた…!後は…引き摺り込むだけだ…!
俺のターン…ドローォ!!!!!」手札2


浮上


シャーク「!…行くぞ.…!俺は手札からビックジョーズを召喚!」
ビックジョーズ「シャァーク!」


ビックジョーズ 効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻1800/守 300
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時にゲームから除外される。


シャーク「そして魔法カード、浮上を発動!墓地から浮上せよ!シャーク・サッカー!」
シャーク・サッカー「シャャーク・サッッカー!!!」


浮上 通常魔法
自分の墓地のレベル3以下の魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。

遊馬「シャークの場にレベル3のモンスターが2体…!」
アストラル(だが彼のエクストラデッキに既にNo.であるリバイスドラゴンは存在しない…何を仕掛けてくるつもりだ?)


シャーク「見せてやるぜ…!これが俺の対No.用の切り札だ…!俺はレベル3のビック・ジョーズとシャーク・サッカーで…」


シャーク「オーバーレイ!」


シャーク「俺は2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!

エクシーズ召喚!」


シャーク「来い!ブラック・レイ・ランサァァァァー!!!」


ブラック・レイ・ランサー「フッ…ハアッ!!!!」



ブラック・レイ・ランサー
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/闇属性/獣戦士族/攻2100/守 600
水属性レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。

徳之助「でっ、出たウラァァァァ!」

鉄男「これがシャークの新しい…モンスターエクシーズ…!」


シャーク「俺はブラック・レイ・ランサーのモンスター効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使い…フィールド上のモンスター1体の効果を無効にする!俺は希望皇ホープの効果を…」


レイ・ランサー「フンッ…ハァァァァァッ!」


シャーク「無効にする!喰らえ!『パラライズ・ランス』!」

ホープ「ホッ…!?ホープッー!!!!」


アストラル「ホープの効果を…!」
遊馬「ホープッー!!!」

シャーク「バトルだ!俺は!ブラック・レイ・ランサーでNo.39!希望皇ホープに攻撃ー!『ブラック・スピア』ー!」


レイ・ランサー「ハァァァァァッ…!ハァッ!!!!!」攻2100
ホープ「ホープッ…」攻2000



ドカーン!!!!!!!



遊馬「ホープが…やられた…」LP3400→3300

シャーク「トドメだ!行け!ジョーズマン!エアロシャーク!」



遊馬(ーーー俺が、負けたーーーー)



遊馬 LP3300→0




winner!「シャーク」!

ガンガン更新。
今までの遅れを取り戻す!

コメントありがとうございます、皆さん楽しんでくだされば幸いです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小鳥「遊馬が…負けた…」


委員長「全く…約束を破ってNo.を使ったのに負けるなんて…遊馬君には失望しましたよ。さ、行きましょう皆さん」

鉄男「…遊馬、お前にはがっかりだ…お前はそんな卑怯な事をする奴じゃないと思ってた…お前はデュエリスト失格だな」


小鳥「ちょっと鉄男君!?みんな…」



コナミ「…」
レッドレイヤー(司令官…?)

コナミ「…少しならあるか…良し」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遊馬「…」


シャーク「…おい、お前…」

遊馬「…」


シャーク「…ちっ、おい!」

遊馬「…」


シャーク「…今のお前からは何にも感じねぇ…前のお前の方がまだ面白く感じたぜ…」

遊馬「…」


シャーク「…つまんねぇデュエルだった…お前みてぇなNo.使いを倒した所で…何も嬉しくねぇ」

遊馬「…」


シャーク「…じゃあな…お前と戦うことも2度とねぇだろうよ…」



遊馬「…2度と…ない…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「…なぁ、アストラル…」

アストラル「なんだ、遊馬」


遊馬「俺は…間違った事をしちまったのか…?」


アストラル「…分からない、だが君のあの時のプレイングは確かにせいかーーー」
遊馬「そういうことじゃねぇんだよ!」


アストラル「…遊馬、残念ながら君が考えている事は私には理解出来ない。私には記憶がない…だから…どんな風に君の考えを受け止めていいのかも分からない。」


遊馬「ーーーああ、そうだよな。お前は!デュエルと!No.の事だけ考えてる変な奴で!それ以外なんの役にも立たなくて!…お前なんて…お前なんて居なければーーー」


コナミ「よっ、レッドポーション味とブルーポーション味どっちがいい?」ペターッ

遊馬「冷たぁー!?」

コナミ「よっ、デュエルお疲れ様。取り敢えず飲み物でも持って来たし飲むか?…少ないDPからのコナミ様の奢りだぞー?」

遊馬「…いらねぇ」


コナミ「そっか、んじゃ俺ブルーの方頂くわ…おー初めて飲むけど中々美味い…
ゲホッ!?なんだこれ!炭酸強っよ…!」


遊馬「…コナミもさっき見てたんだろ!俺のデュエルを!俺が…No.を使っちまう所…!」

コナミ「おう、見てたぞー…カッコいいなーホープって!まるでヒーローみたいで…」


遊馬「…コナミも思ってんだろ!俺の事…デュエリスト失格だって!俺が!約束を破った最低な奴だってーーー」


コナミ「思ってないぞ?そんな事」

遊馬「えーーー」

コナミ「いやぶっちゃけ俺だって出してるわ、No…別に使えないわけでも無いんだしさー、勝ちたい!って思ったら使っちまうよなーNo.」

遊馬「で…でも!No.は強力なモンスターで…みんなは持ってねぇから…」


コナミ「…前居たところでなー?世界で1枚だけしかねースッゲー貴重なカードを持ったスッゲーイケメンでスッゲー性格までいい完璧超人みてぇな男が居たんだよ…
おまけに頭までスッゲーいいさ…」

遊馬「…」


コナミ「…んでな、そいつとデュエルした奴らが居てな?そいつらは何処にでもいるフツーのカードしかつかわねぇの!
3人揃ってさー…みんな誰もが持ってる滅茶苦茶出しにくいカードを出すために必死で…批判も結構されたっけか?」


コナミ「んで結局無茶苦茶出しにくいカードは出たんだよ!無茶苦茶出しにくいだけで効果は無茶苦茶強かったなぁ…本当に!
んでな…出した後そのスッゲーイケメンは世界に1枚しかねぇカードを使って…勝った」


遊馬「…それで?」

コナミ「…なぁ、遊馬…この2つさ…どっちの方がスゲーと思う?直感で答えてみろよ~…はい5、4…」


遊馬「えっ!?いや…わかんねぇよ!どっちもスゲー奴らなんじゃないか…?」


コナミ「ーーーああ、俺もそう思ってるぜ、んでなーーーどっちも凄くもなんともねぇんだと、俺は思ってんだ」


遊馬「…どっちも…凄くない…」
アストラル「…」


コナミ「どっちの奴らもただ勝つ為に戦って…んでその決着がついただけなんだよな…多分…だからさ…」


コナミ「…あんまり深く考えんすぎんなよー?一回のミスくらい大した事ねぇよ!
…本当にミスしちゃ行けねぇ時なら遊馬はきっとミスらねぇと思うからさ…悩んで考えまくろーぜ?…俺みたいに」

遊馬「コナミが悩んで考える…

プッ、ふふ、考えらんねー!コナミが考えてる所ー!」


コナミ「ちょっ、オイ!?それはねーだろ遊馬ァ!?…もー怒った!レッドポーション味も寄越せー!俺が飲んでやるー!」


遊馬「そうはさせねぇぞ!俺が飲んじまうぜ!…おおっ!初めて飲むけど美味いなーこれ!」


コナミ「返せー!俺の120DPー!」

遊馬「やだねー!悔しかったら取り返してみろよー!…うめーなこれ!」


アストラル(…遊馬が先程より元気になっている…?人間は人との話し合いで笑顔になる…観察結果に加えて置かなくては…)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「…しゃー!飲みきったぜー!…良し!やっぱり俺…シャークにリベンジしてぇ!今度はNo.ありでも無しでも…全力を尽くす為にな!」

コナミ「はーはー…おー…頑張れよー
…No.って言ったってカードだからな、破壊もされるし除去だってされるわけだから…使っても良いと思うんだよなー俺は、うん」


遊馬「…んでその後…鉄男とかにも謝ってくるぜ…デュエルは兎も角、約束を破っちまったのは俺が悪いからなー!」

コナミ「おう、頑張れよー…んでこの後遊馬はどうすんだよ?」

遊馬「…シャークが最後って言ってたのが気になるんだよな…あいつが危ねぇ事してるんなら止めてやりてぇ…そんで!またアイツとデュエルする!」


コナミ「…そっかぁ…いいよなぁ青春…
俺もアカデミアで過ごしていた時は毎日がデュエル三昧だった…そのうちみんな中々デュエルしてくんなくなったけど…」

遊馬「コナミは家に帰ってばーちゃんとねーちゃんに遅くなるって伝えてて貰えるか?…これは俺の勝負だからな!」


コナミ「ーーーおう!任せとけ!
…いい知らせを期待してるぜ!」

シャイニート(…って送り出したわけですけど…大丈夫ですかね…遊馬さん…)

コナミ「んーまあ…大丈夫だろ!あの調子ならシャークだって倒しちまうかもなー!…ま、それは無理かもしれんけど…」


レッドレイヤー(…にしても司令官!先程の遊馬殿への説得、中々様になっていたぞ?
…あれは司令官の実体験だろう?)

コナミ「あーまーそうだったかなー…?
…あんまりこう言うのには慣れてねぇからなぁ…様になってんのかなぁ?」


シャイニート(…あの、コナミさん…)

コナミ「んー?どした?」

シャイニート(…私…もう少し役に立ちたいです…コナミさんの…実はみなさんは気にしてないかも知れませんけど!…あの青い…おかっぱの彼にクズカードって…言われた時…)

シャイニート(…ちょっと考えちゃったんです…私は皆さんと違ってただ同情で拾われたんじゃないかって…私、同情で拾われたならもっと頑張らないと、じゃないと私のいる意味がーーー)


コナミ「んでさー、あん時実はー…」

グリーン(へー!そんな体験したんすか…!凄いっす!やっぱ司令官面白い人っすねー!)


シャイニート(…そーいう聞いてないんだか聞いてるんだかよく分からない様な反応はやめてくださーい!もういいです!呼び出すときは一言下さいね!)


シャイニート(もー…超量の皆さんも…本当は聞いてても知りませんよー!コナミさんもー!私居座りますからねー!エクストラに居座りますからねー!)

レッドレイヤー(…全く、レディには優しくだよ?司令官…それにグリーンレイヤー!君も司令官に対してはもう少しーーー)


ブルーレイヤー(…あの、あんまり出てきはしませんけど隊長も、もう少しレディにはですねーーー)


グリーンレイヤー(そう言ってもですねー!隊長!司令官もいいひーーー)



???「オービタル、停止させろ」

???「かしこまり!」


ーーーーーーー!

コナミ「まあ兎に角!あの時には
…おい、シャイニート…?レッド!?グリーン!?ブルー!?」


シャイニート(何ですか、謝ったって許しません、許すってならエスパーロビンのサインでもーーーえ?)


(~♪)


コナミ「何だ…?」


???「オービタル、コイツが今回のハント対象だな?」
オービタル「そうであります!やい!そこの赤帽子!神妙にしろ!カイト様のお通りなるぞ!」
???「黙れオービタル」


レッドレイヤー(ーーー)
ブルーレイヤー(ーーー)
グリーンレイヤー(ーーー)


シャイニート(時間が…止まってる…!?)

コナミ「んだよ…この状態…!いきなり過ぎんぞ…!」


カイト「さぁ、俺とデュエルして貰おうか…!貴様の持ってるNo.を賭けてな!
『デュエルアンカー』!起動!」


シュルルルル!!!


コナミ「うおっ!?何だこれ…!あっ、やべ懐かしい!この感覚スッゲー懐かしいぞオイ!」ガシッ!

シャイニート(コナミさん!?)

カイト「そのアンカーで貴様はもうこのデュエルから逃げられない…!さぁ!構えるがいい!」

コナミ「もう全くわかんねぇ…!そもそも誰なんだよお前はー!」


コナミ(…全く意味わかんねぇがアイツは…アイツは…強え…多分気を抜いたら…やられる!)



ARビジョン、リンク完了…




カイト・コナミ「「デュエル」!」

取り敢えずここまでー

毎回遅くて申し訳ない…

乙です。
確かにVS太陽編は凄かったですよね。

>>スッゲーイケメンでスッゲー性格までいい完璧超人みてぇな男が居たんだよ…

遊星さんかな?

>>そいつらは何処にでもいるフツーのカードしかつかわねぇの!

コナミ君もですよね?
こっちのコナミ君もバニラ使ってましたし。

お待たせ致しました
更新再開します

>>293
チーム太陽戦は良い試合でした…
遊星さんはスッゲーイケメンでスッゲー優しくてスッゲー強い奴(コナミ君談)

カイト「さぁ、狩らせて貰おうか…貴様のNo.を!
俺のターン!ドロー!」手札6


コナミ「クソッ、始まっちまった…!やるしかねぇのか…!」

カイト「俺は手札からフォトン・スラッシャーを特殊召喚!」
フォトン・スラッシャー「…」攻2100


フォトン・スラッシャー
特殊召喚・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻2100/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない。


カイト「このモンスターは俺の場にモンスターが居ない場合のみ特殊召喚が可能!
更に俺はフォトン・クラッシャーを通常召喚!」
フォトン・クラッシャー「…」攻2000


フォトン・クラッシャー 効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻2000/守 0
(1):このカードは攻撃した場合、ダメージステップ終了時に守備表示になる。


コナミ「いきなり2000超えのモンスターが2体も…!」

カイト「俺はカードを1枚伏せてターンを終了する!
さぁ、貴様のターンだ!」手札3


カイト LP8000 手札3
場 フォトン・スラッシャー
フォトン・クラッシャー
魔法罠 伏せ1

コナミ「兎に角行くぞ…!俺のターン、ドロー!」手札6


コナミ「俺は手札から魔法カード予想GUYを発動!俺はこのカードの効果でデッキからバニーラを特殊召喚する!」
バニーラ「バッバニッ!?」☆1


予想GUY 通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。


コナミ「更に俺は手札からチューニングガムを通常召喚!
これで俺の場にはレベル1のモンスターが2体!」
チューニングガム「…(くちゃ…くちゃ…)」


チューニング・ガム
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 400/守1200
「チューニングガム」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターでしか攻撃できない。
(2):自分フィールドのSモンスター1体のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。その発動を無効にする。

カイト「ほう…来るか…No.!」


コナミ「俺はレベル1のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」


コナミ「…来てくれシャイニート!」


シャイニート「…ってえええええ!?わたっ、私ですかっ!?えーとえーと兎に角守備表示で…」守2100


カイト「…No.では無い?」
オービタル「データ解析中…解析中…データ反応無し、あのエクシーズはNo.ではないであります、ですがあのエクシーズモンスターから謎の反応が…」

カイト「謎の反応?No.に関係しているのか?」
オービタル「い、いえ。そーいう訳では無いのですが…兎に角おかしな反応で、今まで見た事が無いような反応でして…」


カイト「なら俺には関係ない、お前は引き続きフォトンモードの調整をしろ」
オービタル「かっ、かしこまっ!」

シャイニート「コナミさんっ!?だ、出すなら一言行ってから出して下さいよっ!

…それに私が出てきてもあのモンスターは突破出来ないのに私を出してもあんまり効果は…」

コナミ「…」

シャイニート「…コナミさん…?」



コナミ「…悪りぃ、今回は割と…結構ヤバいかもしれん」

シャイニート「えっ…?」


コナミ「…俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ!」


コナミ 手札2
場 シャイニート
伏せ2

シャイニート「ヤバい、って…あ…はは…そんな怖い顔しないで下さいよ~…何だかんだでコナミさん結構強いんです…し…」

コナミ「…」

シャイニート「(…大丈夫…ですよね?)」

カイト「では行こうか、俺のターン!ドロー!」手札4


カイト「俺は手札から銀河剣聖の効果を発動!手札からフォトンモンスターを見せる事によってこのモンスターを特殊召喚出来る!俺はフォトン・ワイバーンを貴様に見せこのモンスターを特殊召喚!」
銀河剣聖「…はあっ!」攻0


銀河剣聖 効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「フォトン」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このカードのレベルは見せた「フォトン」モンスターのレベルと同じになる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力・守備力はそのモンスターのそれぞれの数値と同じになる。


カイト「この時このモンスターのレベルは見せたフォトンモンスターのレベルと同様の物として扱う!」

カイト「フォトン・ワイバーンのレベルは7!よってコイツのレベルを7へ変更!」
銀河剣聖 ☆8→☆7

カイト「更に俺はフォトン・スラッシャーとフォトン・クラッシャーをリリースしアドバンス召喚!来い!フォトン・ワイバーン!」

フォトン・ワイバーン「…!」バサッ!


フォトン・ワイバーン 効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドにセットされたカードを全て破壊する。


コナミ「今度は最上級モンスターまで…!」

カイト「フォトン・ワイバーンの効果を発動!このカードが召喚に成功した時、貴様のフィールドのセットカード全てを破壊する!
俺は貴様の2枚の伏せカードを破壊させてもらうぞ!」


フォトン・ワイバーン「…!」ひゅおおお!!!


シャイニート「コナミさんっ!」
コナミ「トラップ発動!D2シールド!これによってシャイニートの守備力を2倍にする!」

シャイニート守2100 → 4200


コナミ「そしてもう1枚は破壊されて…!」

Drow One Card !

カイト「なるほどな…No.に取り憑かれてない程の実力はある、と言う事か…」


コナミ「もう1枚のカードは奇跡の発掘!これによってカードを1枚…ドロー!」手札3


シャイニート「コナミさん!実質ノーダメージですよ!多分ですけどコナミさんの買い被り過ぎですよ、実際はーーー」


コナミ「…ッ」

シャイニート「…ァ…
(なら…コナミさん…私、守ります…私が絶対ーーーだってコナミさんは私の初めてのーーー)」


オービタル「守備力4200!?かなりステータス上は高いモンスターであります!カイト様…」

カイト「黙っていろ、オービタル!
問題は無い!俺はレベル7の銀河剣聖にレベル7のフォトン・ワイバーンをオーバーレイ!エクシーズ召喚!」


コナミ「ランク7のエクシーズ…!」
シャイニート「…!」

カイト「孤独なる魔術師の王冠よ!敵を!光を!世界を!思うがままに切り裂くがいい!エクシーズ召喚!!!」


74


カイト「No.74!マジカル・クラウン!ミッシング・ソード!」


ミッシング・ソード「…」シャッ…シャッ…シャッ…


No.74 マジカル・クラウンーミッシング・ソード
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/地属性/サイキック族/攻2700/守2300
レベル7モンスター×2
このモンスターは「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
その後、フィールド上のカード1枚を選んで破壊できる。

コナミ「やっぱり出てくるか…No.!」
シャイニート「…でも守備力はこっちの方が上です!今の私ならどんな攻撃も…」


カイト「…俺はセットしていた魔法カードを発動!速攻魔法!月の書!」


月の書 速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。


シャイニート「魔法カード…!でも!その魔法カードは私には効きま…」

カイト「月の書の効果でモンスターを1体選択する!
俺は…俺の場に存在するミッシング・ソードを選択!」


コナミ「な…!?」

カイト「そして俺はミッシング・ソードの効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使い、このカードを対象に取ったカードの発動を無効に破壊する!」
ミッシングソード「…」

シャイニート「自分のカードを自分で潰した…ってこと…
あ…あ…?」

コナミ「…プレイングミス…?」


カイト「…この俺がミスだと…?

とんだロマンチストだな…!貴様の場を見てみるがいい…」


コナミ「場…?俺の場にはシャイニートしか…シャイニート?」


シャイニート「あ…え…
嘘…血…胸から…出…て…」ブシャ…

ミッシング・ソード「…」チャキッ…

コナミ「シャイニートっ!?糞っ…!そいつの効果か!?」


カイト「その通り、ミッシング・ソードには痛みを移し替える力がある…それによって代わりに貴様のモンスターが犠牲になったと言う事だ」


コナミ「シャイニート!オイ!大丈夫か!?オイ!」

シャイニート「あ…う…コ…コナミ…さん…う…後…ろ…」


カイト「バトルフェイズ!俺はミッシング・ソードでダイレクトアタック!
『ミッシング・ブレード』!」

ミッシング・ソード「…!」攻2700


コナミ「うぐっ…!」LP8000→5300

シャイニート「コナミさ…!んぐっ…!」
シュウウウウ…


コナミ「大丈夫だよ…!それよりおい…大丈夫か…?」

シャイニート「あ…なんと…破壊されて墓地には行きますけど声くらいは…ガッ!」

コナミ「…無茶すんなよ…後は任せとけって…」


シャイニート「…コナミさん…気をつけて…下さいね?」キラキラ…

コナミ「…おう」

オービタル「うーむ…またもNo.以外のエネルギーを探知…やはりあの小娘から出ているようですが…」


カイト「俺はこれでターンエンドだ」


カイト LP8000 手札2
場 マジカル・クラウンーミッシング・ソード
魔法・罠 無し

コナミ「取り敢えずあのNo.をどうにかしなくちゃな…俺のターン!ドロー!」手札4


コナミ「…よし…!俺は手札からアーマー・リザードを通常召喚!」
鎧蜥蜴「Guyyyy!」攻1500

コナミ「そして俺は手札からマジックカード鹵獲装置を発動!お互いにモンスターを一体ずつ選択して効果を発動する!俺は通常モンスターのアーマー・リザードを選択するぜ!」

カイト「…俺はミッシング・ソードを選択する」


鹵獲装置 通常魔法
お互いが自分フィールド上モンスターを1体ずつ選択し、そのモンスターのコントロールを入れ替える。
ただしこのカードのコントローラーは自分フィールド上に表側表示で存在する通常モンスターを選択しなければならない。


コナミ「そしてそれらのモンスターのコントロールを入れ替える!お前のNo.使わせてもらうぞ!」


ミッシング・ソード「…」ヒュン!
コナミ「カモン!ミッシングソード!」

鎧蜥蜴「guyyy…」ヒュン!
カイト「…」

コナミ「バトルフェイズ!俺はミッシング・ソードでアーマー・リザードを攻撃!…悪い、アーマー・リザード」


鎧蜥蜴「guooo…」ドカーン!
ミッシングソード「…!!!」


カイト「ふん…」LP8000→6800
オービタル「カイト様!」


シャイニート(…良し!これで相手のNo.を奪いつつコナミさんが逆転です!
手札の枚数も互角ですしこのまま行ければ!)


カイト「…やはりNo.には取り憑かれない、か…」


コナミ「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」


コナミ LP5300 手札1
場 ミッシングソード
伏せ1

コナミ(これでアイツのエースモンスターは奪った筈…そう、状況的には大分こっちが優勢になった筈だ、筈…なのによ…)

コナミ(この言い表せない不安感はなんだ…?)


カイト「なるほど…確かにNo.に取り憑かれないだけの実力はあるようだな、今までNo.に取り憑かれてきた奴らよりはどうやら出来るらしい…」

オービタル「あのアイドルか何かの小娘もNo.には取り憑かれてなかったですが中々善戦してたでありますね…しかし!結局はカイト様のあのカードの前には…」


コナミ「アイドル…!?ってまさか…!お前らさなぎちゃんの事…!」
シャイニート(さなぎさんが…!?)

カイト「余計な事をベラベラと話すなっ!
オービタル!…まあいい…
貴様にも見せてやろう…!果てなき銀河の輝きを!」



カイト「そして刈り取ろう!貴様の魂を!俺のターンッ!ドロー!!!」手札3


コナミ「兎に角ここを切り抜けなきゃどうしようもねぇ…!
クソッ!来るなら来やがれ…!」

カイト「俺は手札から魔法カード、トレードインを発動する!手札からレベル8モンスターを1枚墓地に送り、カードを2枚ドロー!」


トレード・イン 通常魔法
(1):手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。


カイト「そして俺は魔法カード強制解放を手札から発動する!」


強制解放(アニメ)通常魔法
フィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体を選択して発動する。
選択したモンスターのエクシーズ素材を全て墓地に送る。

カイト「俺はこの効果でミッシング・ソードを選択!オーバーレイユニットを全て落として貰おうか!」


シャイニート(素材破壊…!)
コナミ「これじゃあミッシング・ソードの効果を使っても意味がねぇ…!俺はミッシングソードのオーバーレイユニットを墓地へ!」

カイト「これで邪魔者は存在しない!

俺はモンスターを通常召喚!現れろ!銀河眼の雲竜!」
雲竜「ンギャア…!」


銀河眼の雲竜 効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「銀河眼の雲篭」以外の「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚する。
「銀河眼の雲篭」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、このカードが墓地に存在する場合、
自分のメインフェイズ時に自分フィールド上の「ギャラクシーアイズ」と名のついたエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。墓地のこのカードを選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「銀河眼の雲篭」のこの効果はデュエル中に1度しか使用できない。


カイト「そして効果を発動!手札・墓地からギャラクシーアイズを1体場に呼び出すことが出来る!俺は先程墓地に送った…」




カイト「『銀河眼の光子竜』を場に呼び出す!!!!」



コナミ「ギャラクシー…アイズ!?」

カイト「闇に輝く銀河よ…」ガシッ!


カイト「希望の光になりて…我が僕に宿れ!!!」ブンッ!!!


カイト「光の化身、ここに降臨!!!


現れろ!!!」シュウウウウー!


カイト「『銀河眼の光子竜』!!!!!」


銀河眼の光子竜「…!!!!!」



銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン) 効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
(1):このカードは自分フィールドの
攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースして手札から特殊召喚できる。
(2):?????????????????????????????????????????????????????

シャイニート(ギャラクシー…アイズ…)

コナミ「フォトン…ドラゴン…!
黒ずんでてよく見えねぇけど…この迫力は…!」


カイト「バトルフェイズ!!!俺は!ギャラクシーアイズでミッシング・ソードに攻撃!」

コナミ「だけどミッシングソードはNo.!No.はNo.以外には破壊されねぇからミッシングソードはーーー」


カイト「無駄だ!手札から速攻魔法、破滅のフォトンストリームを発動!自分フィールドにギャラクシーアイズが存在する時、貴様のカード1枚を除外する!」
コナミ「んなっ!?」


破滅のフォトンストリーム 速攻魔法
自分フィールド上に「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択してゲームから除外する。
自分フィールド上に「銀河眼の光子竜」が存在しない場合、このカードは自分のターンにしか発動できない。

ミッシング・ソード「…!!!!」シュウウウ…

カイト「これで貴様の場からモンスターは居なくなった!
よってギャラクシーアイズの攻撃は貴様への直接攻撃となる!」


コナミ「クッーーー」
シャイニート(コナミさんっ!)


カイト「行け!ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン!」
光子竜「…!!!!!」


コナミ「ーーーグハッ…!」LP5300→2300


シャイニート(ーーコナミさんっ!?)

コナミ「ガ…ハァ…ハァ…
大分…ダメージ食らっちまったな…」

カイト「…俺はターンを終了する…どうする?貴様のNo.を差し出せばこれ以上苦しまずにトドメを刺してやっても…」


コナミ「…おいおい…まだ諦めてねーぞ…!
俺は…!エンドフェイズにトラップ!活路への希望…発動!」


活路への希望 通常罠
(1):自分のLPが相手より1000以上少ない場合、1000LPを払って発動できる。
お互いのLPの差2000につき1枚、自分はデッキからドローする。


コナミ「こいつの効果でライフを1000払って…!」LP1300

コナミ「相手とのライフポイントの差2000につきカードを1枚…ドローする!」

カイト「LPの差は5400…」

コナミ「よってカードを2枚…ドローする…!」


超量士グリーンレイヤー
超量妖精アルファン


コナミ「そーだよな…まだ…負けられるかよ!」手札3


カイト「…ほう…俺のターンは終わりだ
…さぁ!貴様のラストターンだ!」


カイト LP6700 手札0
場 銀河眼の光子竜

コナミ「俺のターン…ドローッ!」手札4


コナミ「行くぜトレスラグーン…!俺は手札から超量士グリーンレイヤーを召喚!」


グリーンレイヤー「…」
シャイニート(グリーンレイヤーさん…)


コナミ「グリーンレイヤーの効果!このカードの召喚時手札から超量1体を特殊召喚出来る…!俺は超量妖精アルファンを特殊召喚!」
アルファン「ファンファーン!」


コナミ「アルファンのモンスター効果!自分フィールドのモンスターのレベルを他の超量モンスターのレベルと同じにする!俺はグリーンレイヤーのレベルである4を選択!」

アルファン「ア~ル…ファーン!!!」

アルファン☆1→4

コナミ「そして魔法カード!思い出のブランコを手札から発動!これで墓地からアーマーリザードを俺は呼び出す!戻って来い!アーマーリザード!」


思い出のブランコ 通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。


シャイニート(レベル4のモンスターが…3体…!つまり出るエクシーズは…!)

カイト「なるほどな…ついに来るか…No.!」

コナミ「俺は!レベル4のグリーンレイヤー!アルファン!アーマーリザードの3体でオーバーレイネットワークを構築!」


コナミ「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!!」


57


コナミ「行くぜ…!来い!No.57!

奮迅竜トレスラグーン!!!」


トレスラグーン「グオオオオオ!!!!」


カイト「来たか…それが貴様の…「No」.…!」

コナミ「トレスラグーンのモンスター効果!特殊召喚に成功した時相手のモンスターの攻撃力を拝借する!
俺はギャラクシーアイズの攻撃力を頂くぜ!」


トレスラグーン「グルルルル…!!」攻3100
光子竜「…」攻3000


シャイニート(良し…!トレスラグーンがギャラクシーアイズの攻撃力を上回りました…!このまま攻撃すれば…!)


カイト「攻撃してくる…か…」


コナミ「バトルフェイズ!
俺は!トレスラグーンで銀河眼の光子竜に攻撃ー!
ぶっ飛ばせー!!!」

カイト「ーーー」ニヤッ


トレスラグーン「グオオオオオオ!!!」
光子竜「…!!!」


ドカーン!!!!!!!

コナミ「…銀河眼の光子竜撃破…!これで…」



カイト「それはどうかな?」



銀河眼の光子竜「ピキャアアァァァァ!!!!!」攻4500

トレスラグーン「ウググググォ…」攻100


シャイニート(えっ?えっ…?ギャラクシーアイズがまだ…フィールドに…?しかも攻撃力まで上がって…!)

コナミ「しかもトレスラグーンの攻撃力まで元に戻ってる…
一体何があったんだよ!?」

カイト「…銀河眼の力は未知なる力…その力により貴様のモンスターと銀河眼は共に異世界へと姿を消した…あの戦闘の時にな…」


カイト「そして銀河眼は!バトル終了と共に異世界から帰還する!その相手がモンスターエクシーズならばそのオーバーレイユニットを吸収し1つにつき500ポイント攻撃力を上昇させる!!!」


(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップに、
その相手モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターとフィールドのこのカードを除外する。
この効果で除外したモンスターはバトルフェイズ終了時にフィールドに戻り、この効果でXモンスターを除外した場合、このカードの攻撃力は、そのXモンスターを除外した時のX素材の数×500アップする。


コナミ「つまり戦闘では破壊できねぇモンスター…!」


カイト「そう言う事だ…
さぁ!貴様のターンを早く終了するがいい!そのNo.を貴様ごと刈り取ってやる!」

コナミ「俺は墓地に行ったグリーンレイヤーのモンスター効果…!手札から超量合神ーマグナフォーメーションを墓地に送って…

カード1枚ドロー…!!!」


コナミ「俺はトレスラグーンを守備表示に変更!そしてカードを1枚伏せる!」
トレスラグーン「…」守2600


コナミ「これで俺は…ターンエンドだ…!」


コナミ LP1300 手札0
場 トレスラグーン
伏せ1

カイト「俺のターン…ドローッ!!!」
オービタル「流石カイト様…!所詮あの赤帽子もカイト様の敵ではなかったのであります!!!」


コナミ「…」


シャイニート(コナミさんが…さっき伏せたカードは波紋のバリアーウェーブフォース…!)


波紋のバリア ウェーブフォース 通常罠
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主のデッキに戻す。


シャイニート(これならトレスラグーンが除去されてもダイレクトアタックを無効に出来る…!
そうすれば…コナミさんなら…!)

カイト「…残念ながらこのドローはモンスターカードではない…即ち除外してダイレクトアタックは出来ないと言う訳か…」


シャイニート(!良し!躱しました!これで次のターンコナミさんはーーー)


カイト「だがーーー

どうやらそれ以上のカードだったようだな!」


フォトン・トライデント 速攻魔法
自分フィールド上の「フォトン」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は700ポイントアップし、守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、選択したモンスターが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。


シャイニート(えーーーー守備ーーー貫つーーーそれじゃーーー)


カイト「ーーー狩らせてもらうぞ…貴様の魂を!!!!


行け!ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン!!!!!」



光子竜「グキャアアアアアアアアアア!!!!!」攻4500→5200
トレスラグーン「…」守2600


シャイニート(嘘ーーーですよねーーーコナミさん、何か他にーーー躱す手段がーーー)


コナミ「…なぁ、シャイニート…」


シャイニート(!何ですか!?大丈夫ですよ!コストですか!?壁ですか!?私に出来るなら何でもーーー)



コナミ「ーーー誰か新しい、いい人に拾って貰ってくれよな…


悪いな、また1人にして」



シャイニート(ーーーーーーやめて)




カイト「『破滅のフォトンストリーム』!!!!!!!!」



トレスラグーン「グオオオオオオオオ…!!!!」


コナミ「ーーーーーー」



コナミ LP1300→0



winner「カイト」

コナミ「…」


カイト「頂くぞ、貴様の魂ごとな」


ガシッ!


コナミ「あーーー」
カイト「『フォトンハンド』」スッ…


No.57



オービタル「ーーーNo.回収成功であります。
しかしながら妙でありますね…赤帽子から生命反応が…」

カイト「必要ない、No.の回収は済んだ…オービタル、時間停止を解除しろ。すぐにここからーーーーー」

シャイ「ーーーコナミさん…コナミさん…起きて…下さいよ…驚かせようとしてるんですよね?起きて…下さい…よっ…

コナミさん…起きて…下さい…」


オービタル「あの小娘…先程のデュエルで出てきたモンスターと一致するでありますか!?
どうしますかカイト様…ここはフォトンハンドでーーー」


カイト「ーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『兄さんーーー』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カイト「ーーー帰るぞ、オービタル」


オービタル「え?は、はぁ…
かっ、かしこまりっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
レッドレイヤー(ーーーであるからしてグリーン、君はもう少し司令官にだな…)

グリーンレイヤー(まあまあ!司令官も良い人っすしこれ以上はーーー

司令官?どこにーーー司令官!?)


コナミ「…」


シャイ「コナミさんっ…コナミさ…」


レッドレイヤー(シャイニート嬢!?どうしたのだその傷は!?それに司令官が何故ーーー)

シャイ「ーーー助けなきゃ…コナミさんを…

助けなきゃ…」


ブルーレイヤー(シャイニートさん!?その傷じゃ無理です!止まってーーー)


シャイ「コナミさんを助けーーー
ゲホッ、ガハッ…ガッ…」


シャイ「助けなきゃーーー助けなきゃ私がーーー」


コナミ「…」

(わたしは、なんのへんてつもない、ただのカード)ポタ…


(わたしは、なんのやくにもたたない、ただのカード)ポタッ…


(わたしは、ただむいみにうまれてしまった、カード)ポタポタッ…


(わたしはーーーまた、なにもできなかった、
むのうで、くずで、つかえなくてーーーなんにもできなかったーーー

『助けて貰った恩返し』すらできないーーー)ポタポタポタ…



(ただのーーーーゴミ)


???「…kisi…!kisisisisi…!」

…とりあえずここまでー
次回の更新は2日後の同じくらいの時間を予定してます。
コメント等ありましたら書きこんでくだされば幸いです…


…シャイニート好きの皆様、ごめんなさい…

遅くなりました…
ちょっとキリのいい所まで行けるか分かりませんが更新させていただきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーハートランド郊外
元廃館

レッドレイヤー(シャイニート嬢…ここは君が居た…)

シャイ「まだ改装中ですけど裏口…まだ空いてますね…失礼します…ガッ…」ガクッ

グリーンレイヤー(シャイニートさん!?もう限界ですよ!少し休んで…)


シャイ「休んでなんか入られません!コナミさんは今にも死ぬかもしれないんですよ!今適切な治療をしなかったら…コナミさんは…コナミさんは!」

ブルーレイヤー(シャイニートさん…)


シャイ「…大丈夫ですよ、私なら。

やっぱり超量戦隊の皆さんは優しいですよね…使えない私なんかと違って、皆さんが活躍出来てたらあのデュエルだって…」

レッドレイヤー(…シャイニート嬢…)

廃館 屋根裏部屋
シャイ「…相変わらず何も変わってませんね…コナミさん、降ろしますよ?」

コナミ「…」

レッドレイヤー(シャイニート嬢、司令官もそうだが君も休んでくれ、今の君では…)


シャイ「大丈夫ですよ、レッドさん…それに今やればまだコナミさんは助かるかもしれませんから…御三方共下に降りて貰ってもいいですか?お願いしますーーー
コナミさんは必ず助けます、だからーーー」

グリーンレイヤー(でもシャイニートさん…)


レッドレイヤー(ーーー分かった、シャイニート嬢…君を信じるとしよう)

グリーンレイヤー(隊長…でも今のシャイニートさんは…!)


レッドレイヤー(グリーン、君の気持ちは分かるーーー
だが我々では何も出来ない、だからーーーシャイニート嬢、司令官を…頼む)ギュッ

シャイニート「レッドさん…」


ブルーレイヤー(私からもお願いします…シャイニートさん…ごめんなさい、本当は私達も力になりたいのに…)ギュッ

シャイニート「ブルーさん…」


グリーンレイヤー(ーーーシャイニートさん!自分を責めすぎないで欲しいっす!シャイニートさんが居なかったら司令官はーーー司令官はーーーしれいかんー!)ブワッ!


シャイニート「グリーンさん

ーーーありがとうございます…何とか私、役に立ってみせますからーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーー

ブルーレイヤー(レッド隊長、シャイニートさんはーーー)


レッドレイヤー(それ以上は言うな、ブルー君…今の司令官に対してーーー今の「彼女」に対して出来ることは何も無い
…無事を祈ろう、大丈夫だ…シャイニート嬢ならな、そう思うだろう?グリーン!)


グリーンレイヤー(…勿論っす!シャイニートさんならヘーキっすよ!シャイニートさんならきっとーーー大丈夫っす!)

シャイ「まずは…ええと…ええと…なんだっけ…ああ…ああ…!こんな事、普段作る時は簡単に出来るのに…」


シャイ「取り敢えずこの薬品と素材を入れて…混ぜ合わせて…これをかき混ぜて…」

シャイ(こんな効くのかも分からないような薬品の取り扱いなんて私には必要無かったのに、私に必要だったのはキチンと役に立つような事だったのにーーー)


コナミ「…」


シャイ「何が「マジシャン」ですか…こんな…くだらないただの引きこもりなんて必要なかったんですよ…」

シャイ(ーーーだからお願いです、謝らせて、下さい。
初めてーーー生まれて始めて必要だって言ってくれた貴方をーーーコナミさんを救わせて下さいーーー)

ーーーーーーーーーーーーー
遊馬「ーーーコナミがまだ帰ってきてねぇ…?」


春「そうなんじゃ遊馬ちゃん…いつも食事の時間になると必ず帰ってくるのにのう…」

明里「案外ただ出て行っただけかも知んないけどね…あーいう風来坊は何も言わず出て行く癖があんのよ!全く頼んでた取材の件もあるってのに…」


遊馬「…俺、ちょっと出かけてくる!
ばーちゃん!食事は後で食べるから!」


明里「ちょっと遊馬ー!?いきなり何処行くのよー!?」

春「…心配じゃのう…コナミちゃんに何も無ければ無ければいいんじゃが…」

シャイ「一回転…二回転…逆に半回転…後に一回転…」

シャイ「最後にこの薬品を入れて…」


シャイ「出来ました…!後はこれをコナミさんに飲ませれば…!」

コナミ「…」


シャイ「コナミさん!気付け薬です!飲んで下さい!飲んで…」

コナミ「…」


シャイ「…辛いっ…こんな辛いの飲ませるなんて酷いですよね…飲んで下さい…コナミさん…コナミさんっ!」

遊馬「はぁっ…はぁっ…ここにもいねぇ!何処行ったんだコナミの奴…!」

アストラル「遊馬、落ち着きたまえ。彼がまだ何かに巻き込まれたとは限らない。
ーーー君も先程のタッグデュエルで疲れている、落ち着いて行動すべきだとーーー」


遊馬「うるせぇ!良くわかんねぇ…良くわかんねぇけど!コナミの奴に何か起きたような気がするんだよ…カンみてぇなもんだけど…」

アストラル「非科学的な根拠だ、遊馬。兎に角夜ももう遅い…一旦家に帰ってーーー」



カイト「人の心に淀む闇を照らす光、人は俺を…」

遊馬「なんだ!?」
アストラル「時間が止まっている…!?
遊馬!これは!?」


カイト「No.ハンターと呼ぶ。」

コナミ「ゲッ…ゲホッ、ハッ…」


シャイ「コ…コナミさんっ!?気がつきましたか!?大丈夫ですかっ!?痛い所は…?」


コナミ「…zzzz…」


シャイ「あ…寝てるだけですか…良かったぁ…もう夜も遅いですし、今日は一晩ここで過ごしましょうか」


コナミ「…zzz…」


シャイ「にしても寝てる時とさっきの区別がつきにくいですよね…ホント…
でも良かったです、私でも役に立てて…

あ、皆さんにも伝えますね?レッドさん!コナミさんがーーー」


レッドレイヤー「シャイニート嬢はエクストラデッキから外すべきではないかね?」

ーーーーーーーーーーーーー

カイト「俺はフォトン・ケルベロスを召喚!このモンスターの効果に貴様はこのターン罠カードを使用できない!」


遊馬「アストラル!おい!アストラル!
次の手はーーー」

アストラル「バカなーーーこの男のデュエルタクティクスは私を上回ると言うのか!?」


カイト「バトル!俺は!ギャラクシーアイズで貴様にダイレクトアタック!」



遊馬「アストラルー!!!」

アストラル「我々のーーー負け」


カイト「『破滅のフォトン』ーーー」

シャイ「レッド…さん?」


グリーンレイヤー「正直、自分もそう思ってたっす…さっきの試合もシャイニートさんが出てなければ勝ってたかもしれませんし…」

シャイ「グリーンさ…」


ブルーレイヤー「私もそう思ってました。彼女さえ出しゃばらなければカイトには勝ててた気がします
ーーー所詮ただの民間人の彼女には荷が重すぎたんです」

シャイ「…ブルーさんも…私の事ーーー」


レッドレイヤー「ーーー残念ながらシャイニート嬢は言うなればこのデッキのーーー」


レッドレイヤー「『ゴミ』」


シャイ「ゴ…ミ…?」

ーーーーーーーーーーーーー
ポツ…ポツポツ…


アストラル「ーーー完敗だな、我々の」

遊馬「…おう、そうだな…アストラル…」


アストラル「…君は動じてないのか?遊馬?」

遊馬「動じてるぜ?だけどなーーー
『一回のミスくらい、なんて事ねぇ』」


アストラル「ーーーー」

遊馬「…まだ俺は、シャークにも、アイツにも勝てねぇかもしれねぇ…だけど諦めねぇ!」

遊馬「それにさっきの試合でアイツのロボットも言ってただろ?
『さっきの赤帽子からは上手く奪えなかったですが…今回は奪わせて貰うであります!』って」

アストラル「赤帽子ーーーか」

遊馬「コナミは生きてると思うぜ、まあ何処に居るのかはワカンねぇけどよ…
でも必ず見つかる筈だ!必ず俺が見つけてやるからな!」


アストラル「ーーー成る程、確かに道理は通っているかもしれないな…私もコナミを探すとしよう、もしかしたら彼からあのNo.ハンターのデータを得られるかもしれないからな」


遊馬「いよっしゃ!そうしたら早速探そーーー」


明里「何処ほっつき歩いてるの遊馬ー!
今何時だと思ってるのー!?
…コナミの奴もまだ帰って来てないけど…アンタももう遅いんだから帰ってきなさい!」


遊馬「…お、怒られちまった…」
アストラル「確かにもう辺りも暗い…探すには難しいだろうな。」


遊馬「そうだよな…待っててくれよ…コナミ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
グリーンレイヤー「『ゴミ』」
ブルーレイヤー「『ゴミ』」
レッドレイヤー?「『ゴミ』…」

シャイ「ち、違います…」


グリーンレいやー「『ゴミ』!」
ブるーれイヤー「『ゴミ、ゴミ、ゴミ』!」
レgッどoレイやー!「『gomi』」

シャイ「わ、私は…」


ぐsリーnンれイやー!!!「『ごみー』!」
ブぶブルーーーーoレイヤー7ーーー
「『ゴミ!ゴミ!ゴミ!ゴミ!ゴミ!』」
れ5ッドsれsイヤーi!!!!p!
「『ゴミ…ゴミ…ゴミ…』」



シャイ「いや…やめて!やめて!やめて!!!やめて!!!」


3人『ゴミー!!!!』


シャイニート?「…私は…私は…!」
???「…gomi…gomi…kihihi…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
レッドレイヤー(…我々の力不足もあるのだろうな、我々がいながらあのような少女に全ての荷を背負わせてしまった…!)

グリーンレイヤー(…隊長…!自分もそう思うっす!もっともっと我々でサポートする必要が大事っす!シャイニートさんにはなんて言えばいいっすか…)

ブルーレイヤー(その為にもマグナ・エアロ・グランの機体だけでは不十分ですね…
いち早くマグナキャリアを修理しなおし司令官やシャイニートさんの力に…シャイニートさん?)


シャイニート?「…」


レッドレイヤー(シャイニート嬢!司令官は大丈夫かね!?それに君の怪我も…)


シャイニート?「…ええ、もう問題ないですよ?大丈夫です」


グリーンレイヤー(ホントっすか!?良かったっす…!シャイニートさん!本当にありがとうございますっす!)

ブルーレイヤー(グリーン君たら…ありがとうございます、シャイニートさん…貴女がいなかったら司令官はどうなってたか…)


シャイニート?「いえ…全然大丈夫ですよ?それより皆さんもお疲れですよね?もし良かったらお休みになって下さい…
『後片付け』は危ないので私がやりますから…ね?」

レッドレイヤー(そう言われると…なんだか眠たくなってきたな…何から何までシャイニート嬢に任せるのは気が重いのだが…)


グリーンレイヤー(まあ確かに張り詰めてたっすからね…自分も休ませてもらうっす…本当にありがとうっす!シャイニートさん!)


ブルーレイヤー(そうですね…私も眠らせていただきます…シャイニートさんもゆっくり、休んで下さいね…)

タッタッタッ…


シャイニート?「ええ、お休みなさい…それに…」





ダウナード・マジシャン「お疲れ様でした。」

とりあえずここまでー
遅くなって申し訳ありませんでした…

時間は土曜日の同じぐらいの時間に投稿出来れば…いいなぁ…
コメント有難うございます…中々賛否ある内容になるかな…とは思ってます…

重ね重ねシャイニートファンの方々には申し訳ない…

おまたせしました
皆様コメントありがとうございます、更新致します
ーーーーーーーーーーー

「ーーーナイスライディングだった。」

「相変わらず俺が強い…?
ふっ、そんな事はないさ、俺もかなり冷やっとしたデュエルだった。」


「ーーーこの街を、お前も出て行くんだろう?」

「…寂しくないかと言われれば嘘になるな…みんな、この街を出て行った…みんなに会えないのは辛いと思う事もある」


「だがーーー俺たちの絆は距離じゃない、
仮に地球より、オゾンより上に行こうとも…俺たちの絆が変わる訳じゃない」


「そしてそれはーーーお前もだ」

「…これはモーメントの開発中に偶然発見したデータから復元したカードだ」


「カードは作った…という事だな、このカードには何らかの意思があるのかもしれない」

「ーーーこのカードはお前に持って欲しいように俺は感じるんだ。もし良かったらーー

ーーーそうだな、お前がカードを譲られて断った事なんて一度もない、な」


「このカードが俺とお前をーーーお前とこの街を繋げてくれると俺は信じているーーー」



「ーーー行ってやれ、お前を必要としている人の元へーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Now lording…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…ナミさん、コナミさん


コナミ「…ん…」


シャイ?「…コナミさん、おはようございます。もう身体の方は大丈夫ですか…?」

コナミ「身体…?んー…ちょっと重いけど大体平気かな…てか何があったんだっけ…?」


シャイ?「…昨日は災難でしたよね、いきなり訳の分からないデュエリストに襲われて…

まあ『盗られたものは何もなかった』ですし何より…コナミさんが無事で良かったです…」


コナミ「お、おう、そっか…
てかお前…シャイニート…だよな…?カードの精霊でエクシーズモンスターで…」

シャイ?「…ええ、そうですよ?コナミさん…でもちょっと違うんです」

コナミ「…?」


ダウナード「今の私はダウナード・マジシャン!カードとして使えなかった元の私なんかよりよっぽど成長したのが今の私です!

コナミさん!どうですか!?私も成長したんです!これでコナミさんの期待にも答えられる筈なんです!私が!!!」


コナミ「ちょ、ちょタンマ!了解!つまりえーと…兎に角成長したって事なんだよな?」


ダウナード「はい!
…まあまだ使えない『ゴミ』だった頃の私はエクストラに入っちゃってるんですけど…いずれは消えるから問題ないですよ!」


コナミ「使えない…カード…」


ダウナード「いやーにしてもコナミさんもすごーくあのデュエル善戦したと私は思ってて…私としてもコナミさんの役にたちたいな…って思ったんです…」

ダウナード「だってなんせーーー」




ダウナード「『私しかエクストラが居ないんですから、コナミさんは私が守らないといけないですからね』」

ーーーーーーーーーーーー
オソウジーオソウジー

遊馬「ここら辺にもいねぇ…コナミの奴本当にどこ行っちまったんだ…?」

小鳥「サチ達にも聞いてみたけどそれらしい人は見てないみたい…昨日の夜の事だったからみんな気づいてないのかな…」


オソウジーオソウジー

遊馬「…やっぱしらみ潰しに探すしかねぇよな…本当は鉄男達の手も借りてぇけどよ…」

小鳥「…鉄男君、まだ昨日の遊馬の事を怒ってるみたい…聞く耳持ってくれないもの…」


オソウジーオソウ…タイチョウ!?

アストラル「…?遊馬、あのオボットなのだがーーー」

遊馬「…鉄男には今度キチンと謝る、そんでその後またアイツとデュエルする!
でも今は居なくなったコナミを探さなきゃならないから…」


タイチョウ!?オカラダノホウハ…
ダイジョウブダ!ホカノタイインヤスターダストヲワタシハカナラズシレイカンノモトニ


アストラル「遊馬、あのオボットからコナミのカードの声が聞こえてくるが…止めなくていいのか?」


遊馬「もっと早く言えよアストラルウウウウウウ!?」ダッ!

小鳥「ちょっと遊馬ー!?」

オボット「オソウジー、オソウジー」


遊馬「あのオボット予想以上に速え!おーい待ってー!待ってくれー!!!」


オボット「オソウジー、オソウジー」


アストラル「君が追いつかないと我々はコナミの情報を失う事になる。遊馬、頑張ってくれ」
遊馬「お前は何でそんな落ち着いてんだよー!?」


オボット「オソウジー、オソウジー」


小鳥「駄目よ遊馬ー!このままじゃ…追いつけないわ!」
遊馬「頼むー!誰か止めてくれー!」


「…はぁー…相変わらず…だなっ!」

オボット「オソウジー、オソーーー?」



ガンッ!!!!!!!!!!!



オボット「ピーピーピー、エラー、エラー、エラー、エラ」


遊馬「あ、止まっ…た?」

アストラル「!君は…」



シャーク「テメエ、何やってんだ…?」

ちょっと短いですが今日はここまで…
次回は月曜日の同じくらいの時間に更新します

あれ、今日、月曜日…あっ…(もの忘れ)

…すいません、更新再開します…
非力な私を許してくれ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
レッドレイヤー(むー!…駄目か…我々のようなカードだけの存在ではビクとも…む?)

グリーンレイヤー(ああいよいよハッチが開けられたっす…さようなら司令官…短い間っすけどこれからの活躍を溶鉱炉の中で…あれ?)

ブルーレイヤー(あの、機体だけでもですね、何とかならないかと思いまして…あら?)


アストラル「やはり…遊馬、これはコナミが持っていたカードで間違えないだろう。取り出してくれ」

遊馬「お前なー…簡単に行ってもこの量だと…良し!出てきたぜ!汚れは…大丈夫かな?おーい?聞こえるかー?」


レッドレイヤー(この声は…!遊馬殿にアストラル殿であったか!助けて頂いて感謝仕る…)


遊馬「…アストラル、何て言ってるんだ?」

アストラル「助けてくれた事を感謝している」

グリーンレイヤー(イヤー助かったっす…いきなり起きたら真っ暗で周りゴミばっかなんすもん…一瞬夢かと思ったっすよ…)


アストラル「つまりいきなり君達はオボットの中に居たと言うことか?」

遊馬「って事は今のコナミの居場所はわかんねぇのか…」


レッドレイヤー(いや、我々は昨日の夜までとある屋敷に居たのだがそれからの記憶が曖昧なのだ…あの後シャイニート嬢に勧められて睡眠を取った後…
そうだ!?シャイニート嬢は居ないかね!?)


アストラル「シャイニート…彼女の気配は感じないな。君達だけではないのか?」

ブルーレイヤー(…つまり、今我々は司令官とシャイニートさん2人と別れていると言う状態ですか…)



シャーク「おい、さっきから遊馬の奴は何を1人でぶつぶつ話してんだ?」
小鳥「あはは…それが見えればーいいんだけどねー…」

遊馬「おーいアストラルー…どうすりゃいいんだー?」

アストラル「取り敢えずはその屋敷に向かうしかあるまい。その後コナミを探してーーー」


グリーンレイヤー(ちょっと待ってくださいっす!アストラルさん!さっきからなんか光ってるなーって思ったんすけど何か凄い光が強くなって…うわああああ!!!???)

レッドレイヤー(グリーン!どうしたのかねグリ…!これは…!)


スターダスト「…」


アストラル「ーーーこの、モンスターは…」

遊馬「おいアストラルー、どうしたんだよー…早く行こうぜ?コナミの奴がーーー」


スターダスト「…!」バサッ!

レッドレイヤー(スターダスト殿が…飛んだ…)

グリーンレイヤー(…はっ!もしかしてっすけど!スターダストさんコナミさんの所に飛んで行ったんじゃ…!?アストラルさーん!追いかけて欲しいっすー!)


アストラル「ーーー遊馬、あっちの方向だ!あっちの方向にコナミが居るかもしれない!」


遊馬「マジか!?よっしゃー!行くぜ!コナミ!かっとビングだー!俺ー!」ダッ!


小鳥「え?え!?ちょっと遊馬ー!?何が分かったのよー!?」ダッ!

シャーク「…おい!遊馬!一体なんの話してるんだ!…全く…!」ダッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダウナード「それでー今日はーどこに寝泊まりしますー?
裏路地ですか?公園ですか?…コナミさんとならどこでも構いませんよ、私は…」


コナミ「…なぁ、シャイニー…今はダウナードだっけ?お前…

そんなに野宿好きだったか?寧ろお前ーーー」


ダウナード「ーーーやっぱり、即席の薬品じゃ効果は薄いか」ボソッ


コナミ「…?なんだよ?お前いったーーー」


ダウナード「いえ!何でもないですよー!そうですねー…そしたら…」



遊馬「…!?おいコナミかー!?大丈夫か!?心配したーーー」


コナミ「…?あれって…っておいダウナード!?お前…ウワッ!」


ダウナード「…どうしてこんなところに遊馬さんが…!
何で…何でなんですかっ!?」ダッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「おい!?今のコナミだったよな!?」

レッドレイヤー(間違えない!あの姿は司令官の物!それに隣にいたのはシャイニート嬢か!?)

アストラル「遊馬、コナミ達が裏路地の方へと入っていった。今すぐに追うんだ!」

遊馬「おう!」


小鳥「…はぁ…はぁ…遊馬元気ありすぎよーもー…!
置いていかないでってばー!」

シャーク「ーーーおい、女。悪いが先に行かせて貰うぜ…
ついてくんなら気をつけるんだな…」ダッ


小鳥「え…ちょっとー!?」


シャーク(今ちらっと見えた赤帽子の隣の女…あの女から感じた気配、おそらくはーーー)

ハートランド 路地裏

コナミ「はぁ…はぁ…お、おいシャ…ダウナード!いきなり走りだしてどーしたんだよ!?てかアイツはーーー」


ダウナード「コナミさん、これーーー飲んで下さい。」


コナミ「ーーーは?」

ダウナード「大丈夫、身体には悪くないです、大丈夫です、ちょっと頭がスゥーとしてーーー何もかも忘れるだけですから」


コナミ「え?え?お前ーーー」

ダウナード「さあ早く…飲んで下さい、大丈夫です、もし仮にコナミさんが廃人になっても、どうなっても私が最後まで一緒に居ます。だから飲んで下さい、お願いします、コナミさん、飲んで下さい、私の為にこの薬をーーーー」


スターダスト「ピギャアアアアア!!!!!!」パリーン!

ダウナード「!薬がっ…!」

コナミ「え?お、おい…何だよこれ…こんなドラゴン、俺見た事がーーードラゴン…?」


スターダスト「…」


コナミ「ドラゴン…こんなドラゴン、前にも見た事…あるな…そういや確かコイツも…アイツから貰ったんだっけな…」

ダウナード「コナミさん…?」


コナミ「んでその後ここに来て…ここに来て…遊馬とかと…遊馬?」


遊馬「コナミー!?おーい!?大丈夫かー!?」


コナミ「…あれ!?おいどうなってんだ!?えーと確か俺の記憶じゃ最後に誰かとデュエルしたんだよな、それでそん時に…そん時に…負けたんだったな…」


ダウナード「あっ、あっ…コナミさん!もういいですから!もう離れましょう!?ここじゃあーーー」

コナミ「…てかオイ、シャイニート!?お前大丈夫だったか!?あの後無事にあのNo.ハンターから逃げられたんだな!?
…思い…出した!あー良かった…取り敢えずスターダストも無事で良かった~…レッド達も無事か?確認しねぇと…」


ダウナード「ーーー何で、記憶が戻ったんですか?」


コナミ「…?オイシャイニート…?お前傷は大丈夫か…?結構深く傷ついたからな…というかもしかしてお前ーーー」

遊馬「おーいコナミー!大丈夫かー!?」


ダウナード「ーーーーそのままで良かったのにーーー」


コナミ「遊馬かー!?悪りー、心配かけた!荷物とか殆どねぇけど置きっ放しになってるかもしんねぇから…」


ダウナード「ーーー私だけ、いれば良かったのにーーー」


ダウナード「ーーー私が、私がーーー」


ダウナード「私が!!!コナミさんの!!!役に立ちたいだけなのに!!!!!!」


ガシッ!!!!!!!


コナミ「…へ?」


ガチャ!!!!!!!!


コナミ「は?」


シュイーーーーーン…


コナミ「…えええええ!?」


遊馬「おいコナミ!?お前何でデュエルディスクなんて構えてんだよー!?」

コナミ「分かんねぇって!え、何で動いてんだ!?
てか腕が動かねぇー…!なんか見えねぇ壁があるみたいな…」


ダウナード「コナミさんは渡しません…コナミさんは私の物です…」


コナミ「おいシャイニート!?お前いつのまにこんな力身につけたんだよ!?いやぶっちゃけ凄えなって…」

ダウナード「ダウナードですよコナミさん…大丈夫ですからね…
私に任せて下さい…取り敢えず目の前の遊馬さんを倒して先に進みましょうね…」


ブルーレイヤー(シャイニートさん…!?この禍々しい気配…あの時感じたのと同じ…)

アストラル(なるほど…この気配、恐らく彼女はーーー)

拾って貰った恩も忘れてこんな暴挙に出るなんて…
やっぱりシャイニートもダウナードもクズカードね、こんなよりも緑髪の可愛いランク4の魔法使い族エクシーズをエクストラデッキに入れるべきよ!

ダウナード「さぁ、遊馬さん…そこを退いて下さい…さもなければデュエルで貴方を倒してーーー」


シャーク「そのデュエル、俺が受けてやる。」


ダウナード「…貴方は、昨日の…」

遊馬「シャーク…!?」


シャーク「俺に勝ったらここから好きに出させてやるよ、追ったりもしねぇ…だが俺に負けたらその赤帽子を返して貰おうか…それでいいか?」


コナミ「いやおれ景品じゃ」

ダウナード「ええ、それじゃ早速始めましょうか…コナミさん、ディスクとデッキ、借りますね?」


シャーク(この女から溢れる気配…間違えなくNo.!
丁度いい…新しく調整し直したデッキで、No.無しでもNo.をぶっ倒してやる!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小鳥「はぁっ…はぁっ…!
もー駄目…少しも走れない…遊馬ー…コナミさん見つかっ…た?」



シャーク・ダウナード「「デュエル!」」


コナミ「デュ、デュエル!?」



小鳥「ーーーーもー!?どうなってんのよー!?」

とりあえずここまでー
遅れてひじょーに申し訳ないです…

今日か明日の夜にはデュエルパートを上げます(約束)
皆さま暖かいコメントありがとうございます!皆様のコメントが本当有難い…


>>387
出しにくいのとランク1は2人で喧嘩でもしてなさい。
やはり最高に出しやすくて効果も強い私が最強ってわけね!

今日は時間通りです!

そういや新作遊戯王ゲーム出るみたいですよね~
…あの、モブの方の皆様とか…赤帽子さんまた使えたりとか~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダウナード「私のターン…ドロー!」

コナミ「おいシャイニート!落ち着けっての!くそっ、ディスクが動かせねぇ…!」


ダウナード「私は手札から番猫ーウォッチキャットを特殊召喚!」
キャット「…zzzzz…」


番猫ーウォッチキャット 効果モンスター
星1/地属性/獣族/攻 0/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した自分ターンのエンドフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキから永続魔法カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。


ダウナード「そして私は手札から通常モンスター、バニーラを通常召喚!」
バニーラ「バッ、バニ…」☆1


レッドレイヤー(シャイニート嬢!?シャイニート嬢!どうしたんだ!?我々の事が分からないのか!?)


アストラル「…おそらく今の彼女には聴こえて無いだろうな」

アストラル(そして彼女から感じられる気配…あれは恐らく…)

ダウナード「私はレベル1のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築!
バニーラとウォッチキャットを素材にして…エクシーズ召喚を行います!」


ダウナード「ハーッ…私はーーー

『使えないゴミ』を攻撃表示でエクシーズ召喚…」


『使えないゴミ』
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 200/守2100
レベル1モンスター×2
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
また、このカードを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。


『使えないゴミ』「…てくだ…誰か…助け…」
攻100


コナミ「ーーー!?シャイニートッ!?」

小鳥「あのモンスター…!あの時コナミさんのデッキに入ってたエクシーズモンスター…」

遊馬「だけどなんか様子がおかしいぜ…?あのモンスター…あんなにボロボロでまるでーーー泣いてるみたいだ…」


アストラル(…しかし妙だな…確かシャイニート・マジシャンは守備力の方が高いモンスター…守備で立てるのが基本の筈だが…)


ダウナード「全く持って無様な姿ですよねー、コナミさん…そう思いませんか?
あんなつっかえないゴミはもう必要無いんです!これからはーーー」


コナミ「おい、デュエルに集中しろよ…
集中しねぇとお前、負けちまうぞ…?」


ダウナード「ははは…やっぱりデュエルが最優先…ですか、
いいですよコナミさん!これからは私がコナミさんのアシスタントになりますよ!

なんなら私がコナミさんのデュエルをぜーんぶやってあげます!コナミさんは何にもしなくてもーーー」

コナミ「ーーーああ、そうか…そりゃーーー

楽そうだな、「人に任せるデュエル」ってのは」


ダウナード「ですよねー!それじゃ私はカードを2枚伏せて魔法カード、補充部隊を発動!」


補充部隊 永続魔法
(1):相手モンスターの攻撃または相手の効果で自分が1000以上のダメージを受ける度に発動する。
そのダメージ1000につき1枚、自分はデッキからドローする。


ダウナード「これで私はターンエンド!」


ダウナード LP8000 手札1
場 シャイニート 攻撃表示
補充部隊
伏せ2

シャーク「…俺のターン、ドロー!」手札6

シャーク(攻撃力100のモンスターを攻撃表示、か…普通なら罠だが…)


『使えないゴミ』「…お願いします…私…は…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「助けて…兄さん…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャーク「…全く持ってイラっとくるぜ…!俺はハンマー・シャークを召喚!」
ハンマー「フッシャアアア!」


ハンマー・シャーク 効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1700/守1500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードのレベルを1つ下げ、手札から水属性・レベル3以下のモンスター1体を特殊召喚する。

シャーク「俺はハンマーシャークの効果を発動!1ターンに1度、このモンスターを1つ下げ手札から水属性レベル3モンスターを1体!特殊召喚する!
来い!ビッグ・ジョーズ!」
ビッグ・ジョーズ「シャアアア!」


遊馬「早速シャークの場に2体のモンスターが揃ったぜ!」

アストラル「ああ、そしてレベルは3…彼のエクシーズ召喚が来る!」



シャーク「俺はレベル3のビッグ・ジョーズと!レベル3となったハンマー・シャークでオーバーレイ!」


シャーク「来い!潜航母艦エアロ・シャーク!」
エアロ・シャーク「…!」


ダウナード「早速エクシーズモンスターですか…」

シャーク「俺はエアロ・シャークのモンスター効果!オーバーレイユニットを1つ、墓地に送る事で相手の手札1枚につき、400のダメージを与える!
『エアー・トルピード』!」


カパッ、シューン!


ダウナード「かすり傷みたいなもんですね…
それにそこの『ゴミ』はどうやら随分図太いみたいで…モンスター2体で攻撃した方が宜しかったのでは?」LP7600



シャーク「…心配するんならテメーの心配だけしてるんだな…俺は魔法カード!浮上を発動!俺は墓地から守備表示でビッグ・ジョーズを特殊召喚!」

シャーク「更にビッグ・ジョーズの特殊召喚に成功した時!俺は手札からシャーク・サッカーを特殊召喚する!来い!シャーク・サッカー!」手札2
シャーク・サッカー「シャァァァク、サッカー!!!」

小鳥「またレベル3のモンスターが2体並んだわ!」

遊馬「シャークの奴、飛ばしてやがる!
レベル3のモンスターが2体って事は…!」



シャーク「俺はレベル3のビッグ・ジョーズと!レベル3のシャーク・サッカーで!

オーバーレイ!」


シャーク「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!!」


シャーク「来い!ブラック・レイ・ランサー!」

ブラック・レイ・ランサー「ハアッ!」


コナミ「スゲー…2体連続エクシーズ召喚…!シャークの奴あん時より腕上がってんのか!?」


ダウナード「2体連続召喚…これで攻撃してくるわけですか」

シャーク「バトル!俺はエアロ・シャークでシャイニート・マジシャンに攻撃!
『ビッグ・マウス』」


エアロ・シャーク「…!」攻1900

『使えないゴミ』「ヒッ…!お願いします…やめて…来ないで…!」攻100


コナミ「おい、攻撃が来るぞダウナード!
お前シャイニートはーーー」


ダウナード「ま、仕方ないから使ってあげますね?
私はエアロシャークの攻撃宣言時罠カード、ディメンション・ウォールを発動!これによりこの戦闘によって私が受けるダメージは貴方が代わりに受ける事になります!」

シャーク「なるほど反射ダメージ狙いか…!」


ディメンション・ウォール 通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、かわりに相手が受ける。

ダウナード「これによって貴方は私が受けるはずだった1800のダメージを代わりに受ける事になります!
そして『ゴミ』は1ターンに1度戦闘から自分の身を守る効果がついてます…肝心な時に役にたたない効果が」


エアロ・シャーク「…!」ガガガガガ!

『使えないゴミ』「うぐっ…!痛い…痛いよ…寒いよ…!」


シャーク「…ッ!だがこれでシャイニート・マジシャンの戦闘耐性は消えた!
俺は!ブラック・レイ・ランサーでシャイニート・マジシャンを攻撃!
『ブラック・スピアー』!」LP8000→6200


レイ・ランサー「…ハァッ!」攻2100

『使えないゴミ』「お願い…もう…辞めて…下さ…」攻100


グリーン・レイヤー(シャイニートさん!!!)

ダウナード「本当1人じゃ何にも出来ない…!
私は更に罠カード、バイバイダメージを発動!」


シャーク「更に罠カードだと!?」

コナミ「二重の罠カード…」

ダウナード「これにより貴方の攻撃で私がダメージを受けた場合!貴方にそのダメージの倍のダメージを与えます!そしてこの戦闘で『ゴミ』は破壊されません!」


シャーク「倍のダメージ…!クソっ!レイ・ランサー!」


レイ・ランサー「ハァッ!」

『使えないゴミ』「うぐっ…!あっ…がっ…!」


ダウナード「くうっ…!そして補充部隊の効果!受けた1000ポイントにつき私はカードを1枚引く…私は…2枚ドロー!」手札3
LP8000→6000


ダウナード「そして貴方に倍のダメージ…つまり!4000のダメージを与えます!さあ!喰らって下さい!」


シャーク「ぐっ…!うおおおお…っ!」
LP6200→2200

小鳥「シャーク!?」


遊馬「今はシャークの攻撃だって言うのに…シャークのダメージの方がデケェ!」

アストラル「なるほど、あのダウナードとか言う人物、中々のデュエルタクティクスを持っているようだ…君以上のかもしれん」


シャーク(グッ…!かなりライフ削られちまった…流石に舐めすぎてたな…)

シャーク(…それにこのダメージの感覚…これはやはり…)


シャーク「俺はメインフェイズ2でカードを1枚伏せる…これで俺はターンエンド!」


シャーク 手札1 LP2200
場 エアロ・シャーク
ブラック・レイ・ランサー
伏せ1

遊馬「あのシャークがあんなにダメージを負っちまうなんて…」

アストラル「だが彼女の場に存在しているシャイニート・マジシャンの攻撃力は100、自分から仕掛けられる攻撃力では無いが…」


ダウナード「では私のターン…ドロー!
…確かシャークさんでしたっけ?」手札4

シャーク「…何だ?」


ダウナード「いえーーー随分牙が抜けた、鮫なんだなぁって…コナミさんは気をつけるように言ってますけど気をつける必要無かったかな…」

シャーク「ほーう…随分言ってくれるな?
オイ赤帽子?お前結構いい教育してるじゃねぇか…あ?」

コナミ「いや普段はこんなに言う奴じゃないんだけどさ…てかオイシャイニート、お前いい過ぎじゃ…」


ダウナード「…いい加減コナミさんにもその『ゴミ』の名前で呼ぶのやめて欲しいんですけど…!
まあいいです、さっさとデュエルを終わらせて早い所ここから立ち去りましょうか…私は手札から大木炭18を召喚!」
大木炭18「モエツキマシタ、マックロニ」
攻100


大木炭18 通常モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 100/守2100
完全に燃え尽きてしまった巨木の化身。
この炭で焼く肉は絶品と言われ、重宝されている。


アストラル「…また攻撃力100のモンスター…」


シャーク「…なるほど」

ダウナード「そしてバトルフェイズ!私は大木炭18でエアロシャークに攻撃!」


大木炭18「ミギヒジ、ストレート」攻100
エアロシャーク「…」攻1900


小鳥「えっ!?でもシャークの攻撃力の方が高いのになんで攻撃を…」

シャーク「俺はセットしていた罠カード、フィッシャー・チャージを発動!この効果で俺は魚族モンスターを1体リリースして効果を発動!」


フィッシャー・チャージ 通常罠
自分フィールド上の魚族モンスター1体をリリースし、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。


エアロ・シャーク「…」ブクブク…

シャーク「これにより俺はテメエの18を破壊し、カードを1枚ドローする!」手札2


ダウナード「…成る程、鼻はまだ聞くみたいですね」

エアロ・シャーク「…!」シューン!

大木人18「タオルハナゲナイデー」ドカーン!


遊馬「でもシャークの奴も何故かリリースして18を破壊した…?何で攻撃力の低いモンスターを…」

ダウナード「仕方ないですね…
私は『使えないゴミ』でブラック・レイ・ランサーに攻撃!早く攻撃しろ!」


『使えないゴミ』「ヒッ…!?何で…私じゃあ駄目…」攻100
レイ・ランサー「…!」攻2100


コナミ「また攻撃力が低いモンスターでの攻撃…って事はあのカードか…!」

ダウナード「そう言う事です、私は手札から急降下ボムを捨ててその効果を発動!」


急降下ボム「ヒュゥゥゥーーーン!!!!」


急降下ボム (アニメオリジナル)
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地に送って発動する。エンドフェイズ時までフィールド上に表側表示で存在するモンスター全ての元々の攻撃力・守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。


ダウナード「これによりお互いのモンスターの攻撃力と守備力を入れ替えます!」


『使えないゴミ』攻100→2100
ブラックレイランサー 攻2100→600


『使えないゴミ』「痛いのはいやです…!痛いのはいや…!」
レイ・ランサー「グオォォォ…!!!」ドカーン!

シャーク「うおおおおっ!!!!」LP2200→700


遊馬「攻撃力と守備力が入れ替わった…!?右京先生が使ってたカードみてぇな…」

アストラル「そのような戦法を取るなら守備力の高いモンスターを攻撃表示にするのも頷ける、シャークがあのモンスターを破壊していなかったら勝負は決まっていた…
成る程、シャイニート・マジシャン…彼女も中々のデュエリストだと言う事か…」


ダウナード「コナミさんが少し余分に持ってたカードのおかげで有利になれました!
メインデッキから『必要無い物』を何枚か抜いた分、入れなくちゃ行けなかったですからね!」


コナミ「…成る程なー…でも今のターンで決めきれなかったって事は次のターンシャイニートは無防備になるんじゃ…」

ダウナード「勿論大丈夫ですよ!使い切った『ゴミ』はリサイクルしなくちゃ行けませんから!私はメインフェイズ2へ!そして…」


ダウナード「私は!メインフェイズ2、ランク3以下の自分エクシーズの上に重ねる事でエクシーズ召喚する事が出来るモンスターを召喚します!」


コナミ「その召喚方法は…」


ダウナード「私は私自身でオーバーレイネットワークを構築!お疲れ様でしたー!さー、その薬品飲んで下さいねー?」


『シャイニート・マジシャン』
「い…いや、いやです…私…」


コナミ「…おい、それ…」


ダウナード「…いいから飲めよっ!お前なんてどうせ使えないんだからっ!私の為に飲めよ!ほら早く!」グイッ!


『シャイニート・マジシャン』
「いっ、いや、やめて!やめてっ!お願いします!レッドさん!グリーンさん!ブルーさん!助けて!」


グリーン(シャイニートさんっ!?あれはヤバイっす!隊長何とかーーー)

レッド(わかっている!しかしながら一向に近づけんのだ!まるで見えない壁があるような…!)

ダウナード「いい飲みっぷりですよー?それじゃ行きましょうか!エクシーズ召喚!」


『シャイ』「…コナミさん…助けーーー」


ーーー行ってやれ、お前を必要としている人の元へーーー


コナミ「…!おい、シャイニーーーー」



ダウナード「エクシーズ召喚!カモン!私!」攻2700



ダウナード・マジシャン
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2100/守 200
魔法使い族レベル4モンスター×2
このカードは自分メインフェイズ2に、自分フィールドのランク3以下のXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘を行ったダメージ計算後に発動する。このカードのX素材を1つ取り除く。

小鳥「新しいエクシーズモンスター…!?
でもあのモンスターさっきからデュエルしてたあの子そのまま…」

遊馬「分かんねぇけど…兎に角あのモンスターからでる気配はヤベェ…!俺でも伝わってくる!」


ダウナード「私の攻撃力はオーバーレイユニット1つにつき200ポイントアップします!そして更に貫通能力も持ってます!」


ダウナード「貴方のデッキはランク3中心のエクシーズデッキ…しかも主要エクシーズは使い切った…!次のターンでトドメをさしてあげますよ!私はこれでターンエンド!」


ダウナード 手札2 LP6000
場 ダウナード・マジシャン
補充部隊
伏せ 無し


ダウナード「どうですかコナミさん!これで私の勝ちです!こちらの方が場も手札もLPも有利!次のターンで私のーーー」

コナミ「…いや、これは…
『ダウナード』、お前、次のターン気をつけた方がいいんじゃねぇか?」

ダウナード「もーコナミさんってそんな心配症でしたかー?
大丈夫ですよーあんな牙を抜かれた鮫、対した敵じゃありません…現に彼の牙は今ーーー」


シャーク「ーーーおい、それでテメエのターンは終わりだな?」


ダウナード「はい、終わりですよ?それでーーー」


シャーク「そうかよ、ならーーー
全く持ってイラっと来まくってた所だ、1つ…スカッとさせて貰うぜ?」


ダウナード「え…?でも貴方のエースはーーー」

シャーク「俺のターン…!ドォロォー!!!」手札3


コナミ(…あの目、なんだよなー…
あー言う目してる奴相手にして無事で帰れた記憶ねぇよ…)

アストラル(だがシャーク…彼のエースモンスターはブラック・レイ・ランサーだった筈…それを失ったのは確かだが…)


シャーク「俺は手札からレベル4、ダブルフィン・シャークを召喚!」
ダブルフィン・シャーク「シャア!」


ダブルフィン・シャーク 効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1000/守1200
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地からレベル3またはレベル4の魚族・水属性モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果を発動するターン、自分は水属性以外のモンスターを特殊召喚できない。


シャーク「コイツのモンスター効果!俺は墓地からシャークを復活させる!再び浮上しろ!レベル4!ハンマー・シャーク!」
ハンマー・シャーク「フッシャアアアアア!!!!」


遊馬「シャークの場にレベル4のモンスターが2体…!」

アストラル「つまりそこから考えられるのはーーーランク4のエクシーズ召喚!」

シャーク「ーーー俺は!レベル4のダブルフィン・シャークに!レベル4のハンマーシャークを…」


シャーク「オーバーレイ!!!!」


シャーク「2体の水属性レベル4モンスターでオーバーレイネットワークを構築!

エクシーズ召喚!!!!」



シャーク「吠えろ!未知なる轟き!深淵の闇より姿を現わせ!!!!」


シャーク「バハムート・シャーク!!!!」


バハムート・シャーク「…!!!!」カッ!


バハムート・シャーク(オリジナル)
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100
水属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
水属性・ランク3以下のエクシーズモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。

コナミ「ランク4のエクシーズモンスター!シャークの新しいエクシーズモンスターか!」

シャーク「俺はバハムート・シャークのモンスター効果を発動!オーバーレイ・ユニットを1つ取り除く事でエクストラデッキからランク3以下の水属性エクシーズモンスターを一体特殊召喚する!
『ゴット・ノウズ』!」


バハムート・シャーク(ゴボボボボ…!)


シャーク「俺はその効果で更なる牙を召喚するぜ!
来い!ランク3!牙鮫帝シャーク・カイゼル!」

シャーク・カイゼル「シャアァァ…!」
攻1800


牙鮫帝シャーク・カイゼル
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/魚族/攻1800/守2000
レベル3モンスター×3体以上(最大5体まで)
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードにシャークカウンターを1つ置く。
また、このカードが戦闘を行うダメージステップの間、このカードの攻撃力はこのカードに乗っているシャークカウンターの数×1000ポイントアップする。


遊馬「よし!またシャークの場にエクシーズが2体に増えた!」

アストラル「だがそのどちらとも攻撃力はダウナードマジシャンより低い…シャークはどうするつもりだ?」

ダウナード「…ランク4からランク3…確かにそれには一瞬驚かされましたが…
そのどちらも私の攻撃力には追いついてません、大人しくーーー」


シャーク「ーーー誰がこれで終わりだなんて言ったんだよ?これからーーーテメエを噛み砕く準備をしてるだけだ!」ヒュン!

エクシーズ・スライドルフィン「ヒューイ!」バシャ!


エクシーズ・スライ・ドルフィン
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1200/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにXモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにXモンスターが特殊召喚された場合、
そのXモンスター1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。


シャーク「エクシーズ・スライドルフィン!コイツは俺がエクシーズ召喚に成功した時に手札から召喚出来るモンスターだ!
そして更に場に水属性モンスターがいる場合!手札からサイレント・アングラーを特殊召喚!」手札0
サイレント・アングラー「…」☆4

>>418
ゴット・ノウズは神のシュート技やったね、にいちゃん…

すいません、間違えました…脳内修正お願いします…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小鳥「またシャークの場にモンスターが2体…!さっきと同じよ!」

遊馬「だけど今回はレベル4のモンスターが2体だぜ!つまりこれは…!」


シャーク「俺はレベル4のスライドルフィンとアングラーでオーバーレイネットワークを構築!」


アストラル「更なる…エクシーズ召喚…!」


シャーク「エクシーズ召喚!!!深淵より世界を見渡せ!
来い!深淵に潜む者!」

深淵に潜む者「Gruuuuu…」攻1700


深淵に潜む者 エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻1700/守1400
レベル4モンスター×2
(1):このカードが水属性モンスターをX素材としている場合、自分フィールドの水属性モンスターの攻撃力は500アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、相手は墓地のカードの効果を発動できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

バハムート・シャーク「…」ゴゴゴゴゴ…
シャーク・カイゼル「シャア…!」ゴゴゴ…
深淵に潜む者「Gruuu…」ゴゴゴ…


ダウナード「更なるエクシーズ…モンスター!?」


シャーク「バトル!俺はバハムート・シャークでダウナード・マジシャンに攻撃!」


バハムート・シャーク「…!!!!!」
ヒュウウウ…!


ダウナード「血迷いましたか!?私の攻撃力は2700!2600のバハムート・シャークじゃ」

シャーク「深淵に潜む者の効果!!!
コイツのオーバーレイユニットに水属性モンスターがある場合!俺の場の水属性モンスターの攻撃力を500upする!」


ダウナード「何…!?」


バハムート・シャーク 攻2600→3100
シャーク・カイゼル 攻1800→2300
深淵に潜む者 攻1700→2200

シャーク「よって攻撃は有効!

噛み砕け!!!!バハムート・シャーク!!!
『ゴッド・ボイス』!!!!」


バハムートシャーク「ーーーー!!!!」
バシャーン!!!!!!!


ダウナード「しまっーーーきゃっ!?」
LP6000→5600


コナミ「ダウナードッ!?危ねっーーー」


シャーク「追撃しろ!シャーク・カイゼル!
更に深淵に潜む者でダイレクトアタック!」


シャーク・カイゼル「シャア!」クワッ!
深淵に潜む者「Gruooo!」ブンッ!



ダウナード「あーーーーー」


レッドレイヤー(シャイニート嬢ッ!)


ダウナード(ーーーまた、痛い事、また私が傷を受けることーーー)



ダウナード(新しい私はやられてーーーー駄目だった私以下)



ダウナード(ーーー私にはこれがお似合いなのか、ボロボロになって、無力で)



ダウナード(誰の役にも立てなかったーーー)



コナミ「ーーーーッ!!!!」
LP5600→3300→1100


ダウナード「それでまたーーー私を頼ってくれた人を、傷つけてしまう…私が…」ポロッ…ポロッ…

グリーンレイヤー(司令官ッ!?)

ブルーレイヤー(司令官かダメージを…)


アストラル「代わりに…受けた…」


シャーク「ーーーーふん」


遊馬「コナミ!?おいお前…動けるようになったのか!?」


コナミ「…おーう!大丈夫だぜー!…それにまあソリッドビジョンだからヘーキヘーキ!
…ちょっと痛えけど…」


ダウナード「なんで…貴方は私を庇うんですか?」

コナミ「ん?」

ダウナード「あの時だってこの時だってそうですっ!なんで私なんかを庇うんですかっ!私が役に立った事なんてない!私は迷惑かけてばっかりで!
私はっ!コナミさんに助けて貰ったのに!私は何も返せない癖にーーー」


コナミ「決まってんだろ?」

ダウナード「ーーーえ?」


コナミ「ーーー何たって、一緒にデュエルしてるんだからーーー
一緒にデュエルしてるパートナーの事の事、助けなきゃデュエルにも勝てないし…なんかおかしいと思わねぇかなって…」

ダウナード「…デュエ…ル…」


コナミ「ほら!まだデュエルの途中だぜ!ドローしろ!ドロー!4枚だっけ?」


ダウナード「え…あ…わ、私は!補充部隊の効果!ダメージ1000につき1枚ドローするから…4枚ドロー!」手札6

ダウナード「え、えっとその…私…」

コナミ「ん?」


ダウナード「私…その…必要…ないんじゃないかなって思ってて…いや今も思ってるんですけど…!」

ダウナード「ーーー私、まだコナミさんの役に立たなくても!一緒にいてもいいですかっ!?私なんて使えるカードじゃないです!結局成長しても駄目駄目でーーー」


コナミ「…いや、必要ないもあるでもさ…

お前、エクストラデッキに居座るんだろ?
別に枠なんて埋まってないし…毎試合出せる訳じゃないけどさ、それでもいいなら…」

ダウナード「あ…あ、はい?」


コナミ「てかお前普通に役に立ってるからなー?あん時だって…あ、そうだ!お前に渡し忘れたもんがあったんだ!
えーと…あ!これ!」

ダウナード「え…これって…!
えっ嘘っ!?コナミさんこれっ!エスパーロビンのサインじゃないですかっ!?」


アストラル・小鳥「「エスパーロビン」のサインッ!?」

遊馬「お前らなぁー…」


ダウナード「こ、こんなもの何処で手に入れたんですかっ!?しかも色紙付きで!コナミさんお金なんてもってない癖に!」

コナミ「あん時だよ、あん時。ほら、スタジオにせんにゅ…お邪魔した時、あの時風也のお母さんに頼んで1枚貰った。」


ダウナード「…もしかして…私のために…?」

コナミ「あん時はお前にも世話になったしな?
ーーーマジで使えないなんて思ってないぜ?だからーーーこれからも頼むぜ?


『シャイニート』?」


シャイニート・マジシャン
「ーーーありがとうっ…ございます!コナミさんっ!」


シャーク「…おい…俺はとっくにターンエンドしてるんだがな?」


シャーク LP700 手札0
場 バハムート・シャーク
牙鮫帝シャーク・カイゼル
深淵に潜む者
(攻撃力全体500up)



シャイニート「あっ、はいっ!私の…ターン、ドロー!」手札7


シャーク「俺はこのタイミングで深淵に潜む者の効果を発動!このターンお前は墓地から効果を発動出来なくなる!俺はスライドルフィンを墓地に!
…さ、かかってきな」


シャイニート「…あの、本当に私がやっても良いんですか…?」

コナミ「そりゃお前のデュエルだから…
あーでも!後でデッキは返せよー?」


シャイニート「わかってますよー!

…エクストラデッキはもうありませんけど!コナミさんの顔に泥を塗らないように頑張りますから!」

アストラル「…?」

シャーク「あ…?今お前エクストラデッキは無いって…」


シャイニート「行きます!私は手札からーーー」



???「…kisi」


シャイニート「…え?」


???「…kisisi」


コナミ「…ん?どうしたシャイニート?」


シャイニート「コ…コナミさん…あの…身体が…動かないんですけど…」


???「…kisisisisi…」


???「kisyasyasya…」

ちょっとキリ悪いんですが今日はここまでー…
今日の夜、また続き上げていきます…

誤字脱字見かけたら遠慮なく指摘してくだされば幸いです…

お待たせ致しました…
更新、再開して行きます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイニート「コッコナミさんっ…!腕がっ…勝手にっ…!」

予想GUY

チューンウォリアー


コナミ「おい大丈夫かっ…!
何だこれ…!シャイニートに近づけねぇ…!」

予想GUY除外

マジックストライカー


マジシャン・ストライカー 効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 600/守 200
(1):このカードは自分の墓地の魔法カード1枚を除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。


遊馬「おいアストラル!?どーなってんだよ!」
アストラル「この気配…!やはりNo.か…!」


封印師 メイセイ


エクシーズ・レシプション


瞬着ボマー


封印師 メイセイ 通常モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1100/守 900
封印の呪符を使いこなす事ができる数少ない人物。
その経歴は未だ謎に包まれている。


エクシーズ・レセプション 通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、効果は無効化される。


瞬着ボマー 効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1000/守1000
裏側守備表示のこのカードを相手モンスターが攻撃した場合、ダメージ計算を行わずこのカードは攻撃モンスターの装備カードになる。
次の相手ターンのスタンバイフェイズ時、その装備モンスターを破壊する。


シャイニート「う…うう…!何かが…何かが私の中で囁いて…!!!!!」

シューン!シューン!シューン!シューン!

コナミ「これは…エクシーズ召喚のエフェクト…!?それもレベル3が…4体!?」


???「…xyz…!!!!!」


『No.75』


シャーク「…来やがったぜ…!」




75「KISYASYASYAーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」守2600



No.75 惑乱のゴシップ・シャドー
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/魔法使い族/攻1000/守2600
レベル3モンスター×2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。
(2):このカード以外の自分フィールドの「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする(このカードがX素材を持っている場合、それらも全て重ねてX素材とする)。

コナミ「な…No.…!?
って事はもしかしてコイツのせいでシャイニートが…!?」


シャイニート「ハァ…ハァ…コ…コナミさ…
あぁっ!?」

75「KISYASYA~KISYASYA~」ペコペコ


遊馬「No.…って事はあいつのせいであの子がおかしかったって事だよな!?」
アストラル「どうやらそれで間違ってないだろう、しかしながらあのNo.まるで意思があるような…?」


レッドレイヤー(あのカードがシャイニート嬢を…!おのれ!許さんぞ!あのモンスター!)
グリーンレイヤー(見てるだけでムカつくっすー!!!隊長ー!!!1発ぶちかまして良いっすかー!!!!)
ブルーレイヤー(2人とも落ち着いて下さい!…司令官…シャイニートさん…!)


75「KISISISI~」バッ


ダウナード LP1100 手札2
場 ゴシップ・シャドー ORU4

遊馬「シャーク!アイツはNo.だー!気をつけろー!!!」

シャーク「言われなくとも問題ねぇ!
むしろようやく出てきて悪いが…早速ぶっ倒させて貰うぜ!俺のターン!ドロー!」
手札1


シャーク「俺は再びバハムート・シャークのモンスター効果!オーバーレイユニットを1つ使用しエクストラデッキからエクシーズを召喚する!」

シャーク「俺はコイツを召喚する!
トライエッジ・リヴァイア!」

トライエッジ・リヴァイア「…!」シャキーン! 攻1800→2300


トライエッジ・リヴァイア
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/海竜族/攻1800/守1500
レベル3モンスター×3
このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
ターン終了時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、効果は無効化される。
この効果は相手ターンでも発動できる。


75「KISYA~?」

シャーク「そして墓地のエクシーズ・スライドルフィンの効果!フィールド上にエクシーズモンスターが召喚された時、墓地のコイツをオーバーレイユニットに加えることが出来る!」

トライエッジ・リヴァイア ORU0→1

75「KISI…」


シャーク「そしてリヴァイアの効果!コイツのオーバーレイユニットを1つ使用しモンスター1体を対象にして発動する!そのモンスターの攻撃力を800下げ…」

シャーク「その効果を無効にする!」


小鳥「効果を無効にする…!これって!」

アストラル「ああ、ブラック・レイ・ランサーと同じ効果だ、効果さえ無効にすれば…」

遊馬「No.だって倒せる!」


75「…KISI…!」ヒュン



シャーク「さぁ!トライエッジ・リヴァイアの効果で『お互いにデッキから1枚ドロー』して貰おうか!」


遊馬「うおーっ!やっぱり『お互いにデッキから1枚ドロー』する効果はすげーぜ!」

小鳥「『お互いにデッキから1枚ドロー』すればNo.も倒せるのね!」

シャーク「…あ?」手札2

シャイニート「い…今一体何が…うっ!」
手札3


75「SYASYASYA~」ORU2


遊馬「…えっ!?今何が起きたんだ!?えーと今お互いにカードを1枚ドローする効果をシャークが使って…?」

アストラル「…いや、本来シャークのモンスターの効果は『モンスターの効果を無効にし、攻撃力を800下げる』効果だった
しかし今ーーーあのNo.によってその効果を『ただの噂』にされたということか」


遊馬「…噂ァ?」


コナミ「…効果を捻じ曲げる効果…」

75「SYAー…SYA!」ヒョイッ

シャイニート「ううっ…
ハーッ…ハーッ…さ…さっきから頭ん中で声が鳴り響いて…!あああああ!」

コナミ「!シャイニート…クソっ…なんとかしねぇと…!」


シャーク「ちっ…効果が効かねぇって事か…(しかも2枚とも罠か…このターンじゃどうしようもねぇ…)」

シャーク「…俺はカードを2枚伏せ、ターンエンド…」

シャーク LP700 手札0
場 バハムート・シャーク
牙鮫帝シャーク・カイゼル
深淵に潜む者
トライエッジ・リヴァイア
(全体攻撃力500UP)
伏せ2

75「SYA~SYA~」ピッ

シャイニート「ううっ…!」手札4


75「SYA~?SYA~SYA~SYA~?」ニヤニヤ

コナミ「こいつ…時間稼ぎかよ?」


75「SYA!」ピンポーン!

コナミ「成る程な…先にシャイニートを乗っ取るつもりか、お前…」


遊馬「乗っ取る…!?」
アストラル「…成る程な、確かにNo.として彼女を乗っ取れば自由に彼女として行動が行える…しかし何故そんな事を…?」


75「SY~A…SY~A…SY~A…」ノロノロ


シャイニート「コナミ…さん…さっきから…頭ん中の声…かなり大きく…!!!」

シャーク「ちっ…マジで…こいつ…イラっと来るぜ…!」イライライライラ

75「SYA~…!」ニヤニヤ

コナミ(クソっ…!どうすりゃいいんだよ…!シャイニート1人じゃどうしようにもならねぇしこのままじゃ…!?)


スターダスト「…」


コナミ(ーーースター、ダスト…

ーーーそっか、成る程な…
ありがとな、友よーーーお前のおかげで…)


コナミ「何とかなるかもしんねぇ…!」


75「…KISISI~?」ハテ

コナミ「おい!シャイニート!少しだけなら動けるか!?」

シャイニート「う…うう…コ…コナミさん…
なんとか…少しなら…」


コナミ「よし!なら少しだけ我慢しろよ…!シャイニートー!バンザーイ!」


75「?」エ?
シャーク「は?」
アストラル「バンザーイ?何だ遊馬それは?」
遊馬「え?いやバンザーイってのはこうやって手をーーー何でだ?」

小鳥「…え、どうして…?」


シャイニート「え!?は、はいっ!
バ、バンザーイ!」バッ!


コナミ「よし!ディスクに向かって打てー!「スターダスト」ー!」


スターダスト「…!」シュウーン!

ガンッ!

シャイニート「え!?え?え!?なんか今音が…」

75「SYAー!?」ゲ…


小鳥「い…今、デュエルディスクが1人でに外れたの!?」
アストラル「成る程、あの竜がーーー!」


コナミ「さんきゅなスターダストー!

俺達のデュエルは特別製でなー!ちょっとした強い衝撃与えると手からディスクが外れるようになってるのさっ!んで…!」


ガシャッ!ヒュイーン…


コナミ「…俺が引き継げば問題…無しだ!
俺は…!No.75…攻撃表示に変更…ッ!」


75「…KUSYA…!」ニヤァ…
攻1000

シャイニート「こ…コナミさんっ!?何やってるんですか!?そんな事したら…コナミさんが!」

コナミ「うっ…!け、けっこー頭ん中のボリューム…デカいんだな…!ガンガン色んな奴らの声が…!聞こえてきやがる…!」

シャイニート「いいから私に戻して下さい!私は所詮精霊ですからなんともなりますけど!生身のコナミさんじゃ…!」

コナミ「いーっての…にしても悪いな、シャイニート…デュエル…最後まで続けさせてやれなくてよ…途中で変わる羽目になっちまった…」

シャイニート「そんな事いいんです!いいから早く…」


コナミ「おい、シャー…ク…
お願いが…あるんだけどよ…」


シャーク「…はっ…な、なんだよ…?」

コナミ「あーそのな…この状態…割と続けるの…苦しくてさ…」


75「KISI…?」ハテ?

コナミ「ほら…んでさ…割と…辛いんだわ…だから…そのバハムート…シャークで…さ…」


75「…KISYA~…」ウーム


コナミ「俺にトドメを…刺してくれよ…」


75「…」リカイデキナイ…


レッドレイヤー(し…司令官…)


シャーク「…赤帽子お前…」


コナミ「ヴッ…!頼むぜシャーク…!俺は…これでターン…エンド…!」

ダウナード LP1100 手札4?枚
場 ゴシップシャドー 攻撃表示

遊馬「コナミが…No.を攻撃表示に…」

アストラル「これでこのままシャークのモンスターで攻撃すれば…勝負は決まる」
アストラル(…筈だが何か妙な感じがする…これは一体…?)


シャーク「…俺のターン、ドロー…」手札1


シャーク「…チッ…気にいらねぇな…」

コナミ「はは…悪いな…こんな事頼んじまってよ…早いとこ頼…グハッ!」

シャイニート「コナミさんっ!?」
レイヤーズ(((司令官っ!)))


75「…」ウーム…?

シャーク「…バトルフェイズ…

…おい、本当にいいんだよな?」


コナミ「…おう…来い…!」


75「…!」ピカーン!



シャーク「ーーー俺は!バハムート・シャークでNo.に攻撃!」


バハムート・シャーク「…!!!!!!」
シュウウウウウ…!!!!!!!!

75「…KISYA…!」ニヤァァァァァ…!

シャーク「…『ゴッド・ボイス』!!!!」


バハムート・シャーク「!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!


コナミ「シャークのモンスターの攻撃力は3100!この攻撃が通れば俺の負け…か…
そんじゃーーー」


バッ!


シャイニート「コナミさんっ!」


コナミ「…えっ…?」


75「KI~SI~?」クスクス…

コナミ「お、おいっ!?何やってんだシャイニート!?
抱きつくなって…!は~な~れ~ろ~!」

シャイニート「いやですっ!絶対に離れませんっ!コナミさんだって私の代わりにダメージを受けてくれたんですっ!今度は私が代わりにダメージを受けますっ!」

コナミ「な、何言ってんだ…!俺は大丈夫だから!な!いいから早く安全な所まで逃げとけって…!」


75「KISYA~SYASYASYA!!!」ゲラゲラ

コナミ「ほっほら!アイツも危ないぜ!いいから少し離れてろって…うー…!」
ガチャガチャ…


シャイニート「…私なら…大丈夫です!
コナミさん、ホント…ホントに少しだけですけど恩返しさせて下さい…!せめてカードの霊らしい事を…」

バハムート・シャーク「…」

コナミ「い、いやそれはさー…有り難いんだけど…それはまた別の機会に活かして欲しいって言うか…出来れば今は腕を自由にして欲しいってか…!…!これか!」


ガチャガチャ…ポチッ!


シャイニート「…?今の音…何の音ですか?
コナミさーーーー」



シャーク「ーーーやっぱりな…さっきから妙に態度が変だと思ったがーーー

テメエ…マジでいい根性してんなぁ…?」


コナミ「あー…あははははー…」LP1100→100


闇よりの罠 通常罠
(1):自分LPが3000以下の時、1000LPを払い、「闇よりの罠」以外の自分の墓地の通常罠カード1枚を対象として発動できる。このカードの効果は、その墓地の通常罠カード発動時の効果と同じになる。
その後、その墓地の通常罠カードを除外する。

遊馬「コナミのLPが減った…!でも0になってる訳じゃないぜ!?」

アストラル「いや、アレはダメージではなくカード効果によるLPの減少だ…しかしいつの間にカードを…?」


シャーク「テメェ、前のターン自分でこのカード伏せてたよな?」

シャイニート「前のターン…?で、でも前のターンはコナミさんは苦しんでて…

…あれ?コナミさん…今苦しんでない…?」


コナミ「い、いやーこれはさー!ほらー!
そこのNo.にー!やれって言われて…」


75「!」チャウチャウ


シャイニート「…首降ってますね…?」

コナミ「おいぃ!?お前さっきいいって言ったじゃん!?「こーいうカード引いたんだけどお前どう思う?」って考えたら「OK!」みたいな返事しただろぉ!?」


75「…???」ハテ…?


レッドレイヤー(…司令官…?)
グリーンレイヤー(あ、あはは…司令官…あの…流石にそれは…)
ブルーレイヤー(…すいません、機体の修理の方再開しまーす…)


シャイニート「…」アトズサッ


遊馬「え?おい、どーいう事だよ?」

アストラル「なるほど…そう言う手口もあるのか…遊馬、今度実践してみるとしようか?」


シャーク「…一応聞いておくが、言い訳はあるか?無ぇなら…」

コナミ「…俺はー!
罠カードー!闇よりの罠ー!発動ー!」


コナミ「この効果で俺はー!!!墓地のディメンション・ウォールの効果を発動ー!!!」


コナミ「これの効果でダメージをシャークに跳ね返すー!!!!!これで俺の勝ちだー!!!!」


75「SYA~SYASYASYASYASYAー!!!」ゲラゲラ


シャーク「手札から速攻魔法シャーク・スパーク!テメエの罠を無効に!」


コナミ「あっ」


シャーク・スパーク(オリジナル)
速攻魔法
このカードを墓地へ送る事で、相手の罠カードの発動と効果を無効にする。

75「SYA~?」

コナミ「無、無効って…事は…
エート2100ダメージ喰らうから…負けるな…?」


シャーク「ま、そう言う事だな。少し反省しやがれ、そんじゃ…」


コナミ「ーーーって事はこっちも使うしかねぇって事だろ!」オープン!


シャーク「ーーー何?」


75「SYA~SYA、SYASYA!」


コナミ「罠発動!反転世界ー!」ドン!


反転世界(リバーサルワールド)通常罠
フィールド上の全ての効果モンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。

コナミ「コイツの効果で俺はフィールド上の全てのモンスターの攻撃力と守備力を入れ替える!よって攻撃力はーーー」


ゴシップ・シャドー 攻1000→2600
バハムート・シャーク 攻3100→2100


遊馬「シャークとNo.の攻撃力がまた反対になっちまった…!」


75「KI、 SYAー!!!!!」シュンシュンシュン!


シャーク「ーーー俺は罠カード!エクシーズ・ドロップを発動!」


エクシーズ・ドロップ(オリジナル)
通常罠
フィールド上に存在するモンスターエクシーズ1体を選択して発動できる。
このカードを選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。

シャーク「俺はこの効果で俺の場に存在するトライエッジ・リヴァイアにオーバーレイユニットを一つ追加する!」

トライエッジ・リヴァイア「…!」
ORU0→1


アストラル「リヴァイアに再びオーバーレイユニットが…!」

シャーク「リヴァイアの効果!オーバーレイユニットを1つ使用し効果発動!俺は…」


コナミ「…いや!『俺たちはお互いにカードを1枚ドローする』!…だったよな!
ゴシップシャドー!」


75「…KIKIKIKIKI!」ORU2→0


シャイニート「…何で結構2人して仲良くなってるんですかー!もー!」

シャーク「くっ…!」手札1

コナミ「これによって攻撃は続行!行けー!
ゴシップ・シャドー!」


75「SYAーーーー!!!!!」フンッ!


バハムート・シャーク「…!」ドカーン!


シャーク「ぐうっ…!!!」LP700→200


小鳥「シャークのモンスターがやられちゃった!?」


シャーク「…ちっ…一杯喰わされたぜ…まさか罠カードを2枚も伏せてるとはな…
にしてもそこまでして勝ちたいのか?お前は…」

コナミ「…いや、まあさー…シャイニートは大丈夫そうだし、後は俺さえ何とかなればいい訳だし…
やっぱりデュエルってのは勝ちたくなるもんだろ?特に理由なんてないけど…」


シャーク「…勝ちたくなる…か…
そうだな、ま、お前の考えも一理はある…か」

コナミ「シャーク…」


シャーク「…どうやら今回は俺が甘かったらしい…そろそろ俺も潮時なのかもしんないな…」

コナミ「シャーク…!ありがとな…!実は俺…!」

シャーク「な ん て 言 う と 思 っ た か !








!」


シャーク・リベンジ・スプラッシュ
(オリジナル)通常罠
自分フィールド上の「シャーク」と名のついたモンスター1体が破壊された時に発動できる。
破壊されたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1000ポイントダウンする。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


コナミ「…あ」

バハムート・シャーク「…!!!」
ゴゴゴゴゴ…


シャーク「…おい、そこの女…」


シャイニート「…わ、私ですか?」


バハムート・シャーク「!」カッ!


シャーク「…お前、めんどくせえ奴についたな」


バハムート・シャーク「!!!!!」
ドバシャァァァァァァァ!!!!!!


シャイニート「…ええ、まあ…

一応…私の『マスター』?何で…」



コナミ「うおおおおおお!!!!????」
LP100→0


75「…KISI!」



Winner!「シャーク」!!!!

取り敢えずここまでー

次回の更新は来週の月曜日くらいかな…?

いつも見て頂いて誠感謝です!コメントの方もありがとうございます!

おまたせ致しました。
更新再開致します!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「」チーン


シャーク「ったく…まあちっとはスカッとしたか…おい、起きろ」

ゲシッ


コナミ「ん…ううん…?」

シャーク「眼ェ、覚めたか?」

シャイニート「コナミさん…大丈夫ですか?」


コナミ「おーう…大丈夫ー…
にしてもシャーク…お前強いなー…」

シャーク「…はっ、こちとら伊達にデュエルして来てるわけじゃないからな
にしてもテメェ、そのNo.どうにかしやがれ…また暴れられても俺はもう面倒見ねえぞ…」


コナミ「んー…コイツかぁ?でもコイツ割といい奴だし…ウオッ!?」


75「…kisi…」ニヤ

遊馬「あれは…!?先程のNo.かよ!?
でももうデュエルは終わったのに…!」


75「kisi、kisi…kisisisisisi!!!!」ヒューン!


レッドレイヤー(!いかん!また司令官の方に向かっている!)
グリーンレイヤー(もう2人には取り憑かさせないっす!オイラ達がーーー)


75「kisi!」ホイッ


シャイニート「…コナミさんに…?」

コナミ「…えっ、俺?」

75「syasyasya~」アクシュ


コナミ「ん~…?…ああ、握手か…?
おう、そんじゃ取り敢えずお疲れ様…んでお前は」


75「sya~!」チャオ!


コナミ「…え!?っておい!?消えた!?
今のなんだったんだよー!?おーい!?」


アストラル(…No.75、あのNo.は今まで出会ったNo.とは異なるものを感じた…

…あのNo.には要注意すべき、か
観察結果に加えておかねば…)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
シャーク「…さて、帰るか…
(俺のデッキでもNo.には通用する…ならば…)」


遊馬「シャーク!」

シャーク「あ…?」


遊馬「ありがとなー!コナミの事!助けてくれてよー!それにシャーク、すっげー強くなってた!またデュエルするのが楽しみだぜー!」


シャーク「…はっ、悪いがお前に遅れをとる程またまだ俺も落ちぶれちゃいねぇよ…
…また、挑戦してこい。今度は「No.」付きでな…」

遊馬「…おう!待ってろよシャーク!俺はお前も超えてみせる!かっとビングだー!俺ー!」


小鳥「…ふふっ、遊馬ったら…すっかり元気になったわね!」

シャーク「…それとそこの赤帽子!」


コナミ「うーむ…ん?どした?」

シャーク「…テメェ、つくづくイラッとくるぜ…「次は全力でかかってこい」」


コナミ「…(いやーラストの方とか割と全力だったんだけどな…)」


シャーク「…そことそこの女!」

シャイニート「はっ、はい!?なんでしょーかっ!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???「兄さん…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャーク「…なんでもねぇ、せいぜいまあ…気をつけとけ…じゃあな…

お前とのデュエル、中々楽しかったぜ?」



シャイニート「は…はぁ…」

コナミ「…やっぱ強かったなー、あいつ…」

シャイニート「あの…本当になんて言ったらいいか分からないんですけど…」

レッドレイヤー(…)
グリーンレイヤー(…)
ブルーレイヤー(…)


シャイニート「…すいませんでしたっ!皆さんの事をこんな風に扱って…!
許して貰えないとは思ってます!でも…でも!私もまた皆さんと…」


レッドレイヤー(…頭を上げてくれ、シャイニート嬢…!謝らなけばいけないのは我々の方だ…!)

シャイニート「えっ…?」

グリーンレイヤー(そうっす!元はと言えば自分達がシャイニートさんにあんなに頼ったのが問題だったっす…!
司令官のちょっと頼りない所まで自分たちが考慮してれば…!)

シャイニート「グリーンさん…」


ブルーレイヤー(…ええ、シャイニートさん…我々に間違えなく責任はあります
司令官も悪い人では無いんですけど人の心まではあんまり読めない人ですから…)

シャイニート「ブルーざぁん…!」


レッドレイヤー(うむ…司令官の不備を含めても今回の事に対して君は素晴らしい活躍を示してくれた!
…そんな君を褒めれど誰が責められると言うんだい?)


シャイニート「レッドざぁん…!皆ざぁん…!」


レッドレイヤー(シャイニート嬢!我らの方こそ、また君と一緒に戦わせて欲しい!
一緒にちょっと抜けているが基本良き…
良き…?司令官を支えて行かせて貰えるか…?)

シャイニート「…勿論ですっ!また皆さんと一緒に戦わせて下さい!私も頑張りますからっ!」

コナミ「いいはなしだなー」

アストラル「胸が熱くなるな。」



小鳥「遊馬、今回私置いてけぼりな気がするんだけど…」


遊馬「俺も今の話の時は置いてけぼリングだぜ…」

遊馬「まあ兎に角…心配したぜ!コナミ!
腹減ってないのかよ?」


コナミ「ん…腹は…減ってる!
てかスゲー減ってる!そういや昨日から何も食ってないからな…腹減ったなぁ…」

遊馬「だろー!よっしゃー!家帰ろうぜー!ばーちゃんと姉ちゃんにもコナミが無事だって知らせないとなー!」


コナミ「そういや1日もあけちまったのか…
…マーサならマジギレしてるよなぁ…
大徳寺先生ならまあまあ許して…くれるかなぁ…?」


シャイニート「あーーー」


コナミ「…ん?どした?行こーぜ?シャイニート?」


シャイニート「ーーーあの、これは私の

ーーーわがままなんですけどーーー」

遊馬家


明里「それで…まあコナミの奴は見つかったみたいね…」


コナミ「その説はご心配をおかけしました…」

明里「んでまあ怪我もないみたいだし、良かったわね。ええ…」


春「おお~おかえりなさい、コナミちゃん!…ご飯、出来ておるよ!」


コナミ「ホントっすかー!?んじゃ一つーーー」


春「手洗い!遊馬もこっそり食べようとしないっ!」

遊馬「ひいっ!?」


明里「そんで遊馬もいつも通り…でもねぇ…でもねぇ…!!!」



明里「その子は誰かって事なのよー!!!」



シャイ「あ…あの…お邪魔します…」

コナミ「んー…あのー…親戚、親戚!
えーと俺の弟の嫁の知り合いの母親のいとこのーーー」


明里「じゃ無いわよー!アンタウチを何だと思ってんのー!

…アイツが子供連れてきた時には遂に誘拐したかと思ったから1発シメておいたけどアンタもそうして欲しいの~????」


コナミ「たいたいたいたい!姐さん!
ストップ!ストーップ!」


シャイ「…あ、あの…私、お邪魔ですよね…?やっぱり…」


春「あの2人ならいつもあんな感じだから心配要らんよ…それよりアンタも食べんさい、ちょーど出来上がったからね?」

シャイ「は、はぁ…い、頂きます…
…美味しっ!?」


遊馬・コナミ「「だろー!?」あっ、すいません、ふざけた訳じゃ無いんです!ストップ!許して!許してー!!!」

明里「ったく…えーと…
取り敢えずようこそ、えーと名前が…」

シャイ「えっと…シャイですっ!
あのっ!そこのコナミさんとなんと言うか…」


明里「…ねぇ、一つ聞かせて欲しいんだけど…」

シャイ「…何でしょうか…?
「お姉さん…」?」


明里「…ちゃん…」


シャイ「…お姉…ちゃん?」


明里「…」


明里「おばあちゃーん!私この子家に泊めたいんだけどー!」


遊馬「マジで!?良いのか姉ちゃん!?」


シャイ「良いんですかっ!?明里さんっ!?」


明里「今更シャイちゃん1人くらいぜーんぜん問題無いわよー!
後お姉ちゃんって呼んで構わないから、
むしろ積極的に呼んでねー!」


シャイ「は、はぁ…?」


コナミ「え…俺の時と対応違くない…?」


明里「そりゃそうよ、アンタ可愛げ無いし
でもそうしたらシャイちゃんの寝る所どうしようかなー…
ねぇ、シャイちゃんどうするー?シャイちゃんが寝たい所開けるわよー、どいた男共はソファーで寝るだけだから」


シャイ「え、えっとそれならーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「ふー食った食ったぁ…」

シャイ「コナミさんはもう少し遠慮を覚えて下さいよ…

にしても…同じ屋根裏でも大分違うんですね…」

コナミ「まあ、遊馬の場合かなり親父さんのコレクションも多いからなー…
…てか良かったのか?俺とおんなじベッドで良いだなんて」

シャイ「おんなじベッドも何も今までだってそうだったですよね?基本的にカードになって横に居たんですし…」


コナミ「…確かに…」

シャイ「…それとも生身の私と寝るのはそんなに嫌だった…とか、なら私カードになりますけどーーー」

コナミ「いや、別にどっちでもいいんだけどさー…
てかまたなんで急に人間の姿でいるなんて言い出したんだよ?お前今までだってカードのままで満足そうだったしそれにーーー」


シャイ「…別にいいじゃないですか、それよりもう寝ます…お休みなさい…」バタッ


コナミ「…いや、結局人間のままで寝るのかよ…まあ、いいか…お休みなー?いい夢見ろよー…?」


パチッ

シャイ(…私にも良く分かんないです)


シャイ(それまであんまり人間の姿になる事はなくて、殆どゴーストリックみたいに暮らしてました)


シャイ(でもコナミさんと出会って、一緒に話して、デュエルして)


シャイ(私、コナミさんと一緒にもっとーーー)


シャイ「…なんて言うのか良く分かんないんですけど、コナミさんは…」


コナミ「…zzz…」




シャイニート・マジシャン「大切な人…?」



遊馬「zzz…」


アストラル(新たなナンバーズ、新たな謎ーーー)


アストラル(だがそれ以上にーーーあのデュエルで感じた恐怖ーーー)


アストラル(私は…得られるのだろうか?自分自身について…自分自身の記憶について)


アストラル(…見つけるしかあるまい、No.を、そして取り戻すしかない、それこそがーーー)




アストラル「大切なーーー事だ」


取り敢えずここまでー
色々とご指摘ありがとうございます…!
今後の参考に生かさせて貰います


続きは2日後位に更新させていただく予定…


…ちなみに皆さんは激突!デュエルカーニバルのオリキャラの推し居ます?
個人的には女の子は光焔ねねちゃんとか神導魔希子ちゃんとか好きっすね
男キャラだと壇材正人とか黒門暗次君とか…

…あんまりカーニバル自体知名度ないの辛いなぁ…

久々に遊☆戯☆王の新作が出ると話題になってるけど、どんなの風になるんやろな?
>>1はこうなるってほしいって予想(希望)あるん?

僕はエンジェラ・カラットちゃんと神導魔希子ちゃん!

WCS2011のミサキちゃん好き

神導魔希子ちゃんが好きとは…、イッチ分かってますねぇ
後デュエルカーニバルキャラに限るのならでしたらゾフィー霧崎も悪くない。そう思いませんか?

遅くなりました!ちょっと!コメント返信とか!
させていただきますね!

>>495
魔希子ちゃんいいよね…あれ委員長枠ですよね…
カラットちゃんもすこです、また出すように考えてます

>>496
…すき。
レグルスモフモフしてるの可愛いよね…

>>497
霧崎ちゃんは女子人気高そうな騎士タイプの女子ですよね、あれ…そういうの、いいと…思います…

>>494
モブ出してクレメンス…モブ攻略させてクレメンス…
ついでに久々にコナミ君動かせてくだち…後は個別ストーリーがメインからモブまできちんとあって新モブ追加されて新しい1枚絵貰ってVRAINSまで攻略出来て…
…これただのTF…

後皆さんの好みの中にサイコーに可愛いさなぎなんかよりも可愛いアイドルがいないのはおかしいと思うんですよぉ
みんな応援して下さいねぇ?

と言う訳で更新、再開です…
雑いのは許して下さい…!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
???「ーーここが地球か…
随分と「あっち」とは違うな?」


???「当然だ、本来なら俺たちが「こちら」に来るのは技術もエネルギーも足りん
その「No.」の力を使ってようやく我ら2人だけ先に来ることが出来た訳だ…

…お前…なくすなよ?」

???「心配すんなって!
ほらポケットの中しまとっきゃいいんだろ?」

???「違うわー!!!キチンとデッキの中にしまっとけー!!!今俺たちが今使えるNo.はたったの1枚なんだぞー!!!
無くしたらどうするつもりだー!!??」

???「あーあーもううるせーな!ったよ!心配症だなー…」

???「全く!今の俺たちには「俺たち自身の力」も「あのカード」も使えないんだ…元の姿にもなれんからこんな格好だしな…」

???「お前似合ってなくね?」


???「兎に角!今回我々は先陣を切り人間界の調査を行うという使命を授かった!
その使命を真っ当する為にまずは…」


???「まずは…?」


グゥー…


????「…なんか、食べるか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

拝見、皆さま。
如何してお過ごしでしょうか。


私は今ーーーーーー


コナミ・遊馬「「変則ギア!ジャンケングー」パー!」


遊馬「いょっしゃー!ジ・ャ・ジ・メ・ン・ト・ハ・ン…ド!
ハァ…ハァ…これでまた頂上まで近づいたぜ!必ず俺が勝ってやる!」


コナミ「うおおおあああああ!負ける…かぁ!行くぞ遊馬ァ!」


コナミ・遊馬「「変則ギア!ジャンケンー」ー」


…お使い中です

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「ねーちゃん!おかわり!」

明里「自分で注ぎなさい」


コナミ「明里さーん!おかわりー!」

明里「あんたは遠慮を覚えなさい!」


シャイニート「…あの、コナミさん…
私の分もあげますから…」

明里「シャイちゃんはもっと食べていいのよー?お代わりもまだまだあるから注いであげるわねー?」



春「朝から元気で良い事じゃのー」ズズー


コナミ「ふー食った食った…んじゃもう一寝入り…」

明里「ふざけんじゃないわよあんた!
ウチにはこんなヒモみたいな奴を飼ってる余裕はないのよー!ほら!働くかお金出しなさい!」

シャイニート「コナミさん…ヒモ生活は流石に私でもどうかと思います…明里さんのヒモは駄目です、ヒモは」

遊馬「よっしゃ!今日も張り切ってかっとビングだぜ!俺!
…アストラル?」

アストラル(…「銀河眼の光子竜」…あのドラゴンの強力なエネルギー、そしてNo.ハンターと名乗った彼…)


春「じゃがなーんか忘れているような…?」

遊馬「アストラルお前まだこの前のデュエルの事考えてんのかよ?
そりゃ確かにあいつは強かったけどよ、またやれば今度は…」

アストラル「…彼のデュエルは私達のNo.を狩りにくるものだった、君が理解するには100年は経つだろうが私と彼のデュエルは君が考えている次元の物ではない。」

遊馬「んだとてめぇ~!人が慰めてやってんのによ~!?」

明里「てか遊馬!あんたまーだデュエルなんてやってんのよー!アンタはデュエル禁止だって私言ったわよねぇ~!?」

シャイ「いいですかコナミさん、ヒモと言うのは親しい女性に養ってもらう男性の事です。ちなみにこの場合親しい女性は明里さんって事になりますけどまずコナミさんは明里さんとそんなに親しくない筈なのに明里さんからヒモって発言が出たって事は明里さんコナミさんの事…?」

コナミ「え?てか遊馬デュエル禁止されてんの…?」


春「何を忘れとるんかのう…?ええと、おはがきはもう出したし、お米はあるし、六十郎さんには…六十郎さんには…?」

春「忘゛す゛れ゛と゛っ゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛! ! ! !」


一同「」ビクッ



春「…六十郎さんへのお使い…忘れとったぁ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「グギギ…!重てぇ…!ばあちゃんも急いでんならここまで作んなくてもいいのによー…!」

コナミ「久々にこの位の重さは体感するなぁ…
確かこの重さはセキュリティからバイクかっぱらってきて分解した時以来くらいか…?」

シャイ「…」


レッドレイヤー(シャイニート嬢…大丈夫かね?)

シャイ「あーはい…ちょっと重いくらい何ですけど物持つ事なんてあんまりないだけなんで…筋力がですね…」


コナミ「にしてもこの地図ではそんなに遠くないんだよなー…
この先くらいが目的地なんじゃないか?」


遊馬「マジか!?よっしゃあ…!ここの角を曲がれば目的地た!
かっとビングだお…」

バッ!

階段「ズラーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」




遊馬「れ…」


コナミ「え…おい…マジかよこれ…?」


シャイ「」


アストラル「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


シャイ「…とまあこんな感じで今必死にこの階段登ってるんですけど…まだ着かないんですね…」


コナミ「コ・ミ・ッ・ク・ハ…ン…ド・ォ!…まだつかねぇのかこの階段!?もう日が暮れかけてんぞ、このままだと夜になって…」


遊馬「…こうなったらコナミ!変則ギアのスピード上げてさっさと登りきる!行くぜ!変則ギアー!」

コナミ「変則ギアー!」



シャイ「いや変則ギア辞めたらもっとすんなり行くんじゃないですか…?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャイ「…はぁー…はぁー…漸く…着きましたぁ…」


遊馬「ジ・ャ・ジ・メ・ン・ド・ハ…!
よっしゃー!着いたー!2番乗りだぜー!」

コナミ「あーちくしょー!最下位かー!でもなんとか日が暮れるまでには登り切れたなー…まあギリギリセーフって訳で…」



六十郎「ま っ た く も っ て ア ウ ト に き ま っ て る じ ゃ ろ が ー !」


3人「…六十郎さん?」


六十郎「そうじゃ!お春ちゃんから使いとして3人寄越すと電話で言うから茶でも用意して待っといてやろうかと思っとったのに…
もうすっかり冷めきったわいっ!!!…もうさっさと置いて帰れ、これから暗くなるとお春ちゃんも心配するからの…」


遊馬「えー何でだよー!中にくらい入れてくれたって良いじゃねーかよー!せっかくばーちゃんから手紙預かってきたのによー」ホイッ


六十郎「…お春さんからの手紙…?どれちょっと見せてみい」


コナミ「ま、遅くなると行けねぇから帰るか…
取り敢えずここら辺に荷物纏めといていいっすかー?」

シャイ「これ全部食べ物ですからね…あー重たかったぁ…」


六十郎「…ふむ、なるほどのぅ」

遊馬「そんじゃなー、じいちゃ…」


六十郎「…いや、帰らんでええぞ。寧ろ今日はここに泊まっていくと良い…お春ちゃんからのお墨付きじゃからな」


六十郎「…お主たちを歓迎しよう、この…



『決闘庵』での」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
店主「…はぁ、今日もお客さん…来ないなぁ…
このままうちの店は寂れてーーー」


???「おいここの店で飯食えんのかー?」

???「まあ、大丈夫だろう…と言うか腹が減った…何でもいいからエネルギーを補給しなくては!」


店主「…お客さん?…お客様!?よ、ようこそっ!『ぽかぽか食堂』へっ!に、2名様でございますかっ!?」


???「様だなんてつけなくていいっていいって…それより腹減ったなー!…んで何食べればいいんだ?」

???「そうだな…おい、店主…この『カツ丼』とか言うの2つくれ」


店主「かっ、かしこまりましたー!」


???「…あれ?でもここ飯食う店だよな?でも俺たち確か金ーーー」

???「静かにしろっ!…そうなったら店主を押さえつければ良い!その為に人が居なさそうな店を選んだんだ、お前のパンチで何とかなるだろう…?」


???「…ま、それもそうだなー!」


店主「お待たせしましたぁ!カツ丼2杯お待ちどう様ですっ!」


???「もー出来たのかー!…
えっとさ、よくワカンねぇんだけどどーやって食べるんだ?フォークとかスプーンとかーーー」


???「この箸を使って食べれば良いだろうがぁ!…箸?
…店主、これが箸…だよな?」


店主「は、はぁ…?使いにくければ割り箸などお持ち致しましょうか?」

???「ーーーいや、これで良い…それでは頂くぞ、店主」パクッ


???「てかお前ハシ持つの上手くねーか?全然上手く持てねぇんだけ…ど…」パクッ!


???「「…」」モグモグ…



???「「…」」ゴクン…


店主「…い、如何でしょう…?」



???「「…う…」」


店主「う?」




???「「美味ァーーーーーーーーい!!!」」

決闘庵

六十郎「改めてこの決闘庵の管理をしておる六十郎と言う者じゃ、ええと、お主たちが…」


遊馬「俺が九十九遊馬!んで赤い帽子被ってんのがコナミで…」

コナミ「ウィース」

遊馬「んでこっちの子がシャイって言う子だぜ!」

シャイ「よ、宜しくです…」


六十郎「おう、宜しく頼むぞい?」

遊馬「んで爺ちゃんさー…決闘庵に入ったはいいけど何をやるんだー?」

コナミ「決闘庵って言うくらいだしそりゃ勿論デュエルじゃねぇか?デュエルー!デュエルー!」


六十郎「ま、そうじゃな…デュエルも勿論そうじゃが…

我がデュエル庵ではこんな物も飾っておるんじゃよ」


バッ!


シャイ「…これって…」


アストラル「…木像?」

「青眼の木像」

「真紅眼の木像」

「スタチュー・ブラック・マジシャン」


遊馬「…すっげぇ…!このモンスター達カッケェな…!」

六十郎「そうじゃろ?こーいうモンスター達はワシが彫ってるんじゃがな…これらを管理するのもワシの仕事なんじゃ」


「S(スタチュー)・HERO・フレイムウィングマン」

「S・HERO・ネオス」

「スタチュー・ブラック・マジシャン・ガール」


シャイ「凄いですね…まさに今にも動きだしそうな…と言うかこのHEROのデザインいいですねぇ…あっ、素晴らしい!」

六十郎「このデザインはご先祖様が残した資料からワシが復元した者なのじゃよ?弟子が1人旅立つ度にな、ワシが手作りで手向けとして彫って…」


コナミ「…」

「S・ドラゴン…閻魔」

「S・ドラゴン…月華」

「S・ドラゴン…妖精」

「S・ドラゴン…玄翼」

「S・ドラゴン…機械」


「S・ドラゴン…星屑」


コナミ「…なぁ、爺さん…この竜達って…」


六十郎「む…?ああ、その竜達なんじゃがな…
ご先祖様の知るカードとは違ったらしくの…姿と特徴しか載ってなかったんじゃよ…いつか解明するとかなんとか言った事は書いていたけどの!」ニヒヒ

コナミ「…なるほどなぁ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

六十郎「さて!一通り見てもらった所での…どうして引き止めてまでこの決闘庵に入って貰ったか!説明させて貰おうか!

それはずばり…!」



コナミ「ずばり?」

遊馬「ずばり?」

シャイ「…ずばり…」

ペチャ!


六十郎「…全員、この木像と床、ぞうきんで綺麗にしとくれー

んじゃ頼んだぞー」


遊馬・シャイ「「…は?」」


アストラル「…ぞうきん」


コナミ「…ぞうきん…だな」

ぽかぽか食堂ってあれか、漫画版ゼアルでおしゃもじソルジャー拾ったLPが半分になる糞不味いカレー作る店長がいた所か!

しかしデュエルカーニバルまで時間かかりそうだなこれww
じっくりやってくれたほうが読んでて楽しいけど

>>527
この時期は学生も社会人も糞忙しいって分かってるから大丈夫
インフルだけは気をつけて

そういや>>1的には最近の新規ってどう?
超量もメインに入るカードとエクシーズの新規もらってたけど

おまたせし過ぎました
深夜ですが更新再開致します


>>525
せやですね~

>>529
かなり進行が遅れてて誠に申し訳ないです
このレス内位にはカーニバルに入り…たい!

>>530
本当、ありがとうございます…
皆様のありがたい声援心に染みます

>>531
私的なデッキだとサラマンが強化されたのが大分嬉しかったですね…ヒートライオも使いやすくなって嬉しい!
超量新規はこのssでも是非出したいですね~実はこのssの始めのときにはまだ公開されてなくて無茶苦茶ビックリしました

…時に無限起動ってゼアルのアイツが使いそうなカードですよね、私としては…おっとこの先の話は皆さんにとっては未来の出来事、でしたね?

ーーーーーーーーーーーーーーーー
???「うめぇー!これうめーぞ!おい!
なんかよく分かんねぇけどこれ美味いなー!うめー!」
ガツガツ!

???「この卵と白飯の組み合わせが良いっ!それにこの上に乗った肉が最高に美味いぞぉ!最高だぁ!」


店主「ほっ、ホントですかぁ!?こんなに美味しそうに食べてくれたのは開店以来初めてかもしれない…!お店を続けた甲斐があったなぁ…!」


???「こんなウメーもん作れるなんて人間も結構スゲーんだなー!見直したぜー!」

???「カツ丼か…!力が戻ったらあのカードの力で大量に作らせるとしようか…
だがまずは!」


???「「おかわりー!!!」」


遊馬「おかわ…ぐぅ…」

アストラル「…観察結果その27、遊馬は木像にしがみつきながら眠れる。
…起きたまえ、遊馬」



シャイ「うー冷たい…雑巾で床掛けなんてやった事ないからコツが…わわっ!?」ステーン!


コナミ「あ、そこら辺俺が磨いて滑るから気をつけろよー…これで大体磨き終わったか?おーい!六十郎のじーさんー!終わりそうだぜー!」


六十郎「おっ、終わりそうかの?
…ならそろそろ飯にするかの?お主達、朝から何にも食べてないじゃろうからな?」


3人「「「頂きます!」…」」


六十郎「おう、たーんと食え!
…して3人共、お主達この決闘庵に来てみて何か感じたかの?例えば~…掃除は楽しい!とか」


遊馬「楽しくはねぇって!いやー特にまだ無いぜー?疲れたって言うか…てかデュエル庵って言うのにデュエル関係ない事しかしてないし…」モグモグ

シャイ「んー確かにデュエルは関係ないですよね…なんて言うか凄い施設ではあるんでしょうけど」ズズー

コナミ「懐かしい感じがしたなー、掃除も昔はよくやってたし、モンスターの木像とかも見た事あるしな…」モキュモキュ



六十郎「…では質問を変えようかの、お主達はデュエルと言うものに何を求めるのかの?
1人1人言ってみい?」ニヒヒ

遊馬「俺はもっと強くなりてぇ!
もっともーっと強くなってデュエルチャンピオンになって…デュエルに勝って勝って勝ちまくる事だ!」

アストラル「…強く、なる…」


六十郎「して遊馬、強くなってデュエルチャンピオンになって…それからどうするんじゃ?」

遊馬「え?いやそれからは…それからだってデュエルして勝っていけば良いだろ?デュエルをいっぱい、いーっぱい!すれば良い!」

六十郎「…ふむ、ではお主が勝って勝って勝ち続けたとして…

お主に負けた者はどうするのかの?」


遊馬「…え?」

六十郎「デュエルには必ず負けと勝ちがある、遊馬、其方は負けた時、どう思うかの?」

遊馬「…どうって…悔しいに決まってる!悔しくて…またデュエルしてそいつに勝とうと思う!そうやってまたデュエルして…」

六十郎「デュエルして、か…

ではまたデュエル出来なかったらどうする?もしやそのデュエルが今生の別れのデュエルで、2度とデュエル出来ないならば?そんなデュエルで負けたならば?」


アストラル「…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


カイト「行け!銀河眼の光子竜!

『破滅のフォトンストリーム』!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アストラル(あの時の…デュエルは…!)


遊馬「負けらんない…デュエル…」

コナミ・シャイ「「…」」


六十郎「…ま、ちょっと質問が悪かったのー?それでシャイちゃんじゃ、シャイちゃんは何を求めるのかの?」


シャイ「…私は…デュエルをするって訳じゃ無いんですけど…」チラッ

コナミ「ん?」


シャイ「…私がデュエルするなら迷惑をかけたく…無いんです。その時私を信頼してくれる人を裏切りたく無いんです…」


六十郎「信頼を裏切らない…か
ではシャイちゃんにとっての信頼を裏切らない行為と言うのは何かの?」

シャイ「…それは…やっぱり勝つ事…だと思います。後は迷惑にならない事とか、信頼してくれた人を傷つけないとか…」

六十郎「しかしながら相手も相手の仲間に信頼されていた事もあるじゃろうな?
その時シャイちゃんはどうするかの?もしかしたら相手の方が信頼に足る理由があるやもしれんからの?」


シャイ「そしたら私は…私には私を信頼してくれている人を支えるだけで精一杯かも知れません…」

コナミ「…」


六十郎「ふーむ…成る程のー…
そしたら最後にコナミ!お主に聞いてみようかの!お主はデュエルに何を求めるかの?」


コナミ「…え?ああ、俺か?

俺がデュエルに望む物は…そうだなー…」

シャイ「…」ドキドキ…

遊馬「…」ゴクッ

アストラル「…コナミが望む物…」

レッドレイヤー(…司令官が望む物…か…)


コナミ「…俺がデュエルに望む物…?デュエルに…?デュエルにはー…いや、これか?」


コナミ「『俺はデュエルを望む』」


六十郎「…ほほーう…」ニヤー

遊馬「…ってどう言う事なんだ?コナミ?」

コナミ「いや良く良く考えてみりゃあんまりデュエル自体に何かを望んだ事って無くってさー?何か分かんねぇってか…」


六十郎「本当に思わんのかのー?例えば…『優勝すれば何でも願いが叶う大会』があったとして願いを叶えるために優勝したく無いのかの?」


コナミ「いや金とか、レアカードとか…貰えるならめちゃくちゃ嬉しいけど…

それよりデュエルしてぇ!」


レッドレイヤー(…生粋のデュエル好きだな、司令官は…)

コナミ「そうかー?…普通じゃね?」

六十郎「成る程、成る程…
中々おもしろい話が聞けたわい、さてこんな話をしてるウチに皆食べ終わってしまったのう…ご馳走さまでした!」

3人「「「ご馳走さまでした!」」」


六十郎「…そしたらの、遊馬とシャイちゃん!ちょっと来て貰えるかの?

ーーーデュエル庵の修行をつけてやろう…勿論、デュエルじゃよ」


遊馬「デュエルの修行か!?よっしゃー!ようやくデュエルが出来るぜー!」

シャイ「…え?私もですか!?い、いやでもー私、デュエルはしませんし…」


六十郎「心配いらんわい!デュエルするのは遊馬だけじゃからな!そしたら行くかのー、もう夜も遅いからさっさとやろうわい」


コナミ「…え?ちょ、ちょっとストップ!」

六十郎「…ん?どうしたか?コナミ?」

コナミ「あーいや…え?俺は?俺への修行とかは!?
何かないの…?なんか強いデュエリストとのデュエルとか熊を伏せる特訓とか…」


六十郎「…おー…そういえば其方への修行を言い忘れとったのー…其方は…其方は…」



六十郎「…うむ、まあ…これで良いか
コナミ、お主にはのーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーー
???「ぷはー…食った食ったぁ…美味かったなーこれ」丼ッ!

???「うむ!確かに美味かった!うますぎて箸が止まらんかったわ!」シーシー


店主「こんなに喜んで注文して貰えるなんて…夢でも見てるのかー!?」



???「ーーーで金…どうする?」ヒソヒソ

???「ここまで美味い物を食べさせて貰って金がないと言うのも自分で提案してなんだがちょっとな…お前もそう思うだろ?」
ヒソヒソ

???「んだよなぁ…どうすっか…」


お客?「おい…店主はいるか…?」

店主「またお客様!?凄い…本当に夢でも見ているのかな…はいただいま…!?」

お客?「ヘッヘッヘ…やっぱりな…中もガラガラだぜ、この店…目を着けてただけな事はあるな…」カチャ!

店主「お、おおおおお客様ぁ!?そ、それはぁ!?」



強盗「動くなぁ!強盗だぁ!金出せー!」




2人「「…ん?」」

店主「ひっ、け…拳銃…!お、おやめ下さい!中には他のお客様も…」

強盗「うるせぇー!!!」バンッ!

店主「ひぃぃぃーーーー!!!!」

強盗「ごちゃごちゃ騒ぐんじゃねぇ!
…知ってるんだぜぇ?お前の店閑古鳥が鳴いててまともに客なんて入んねぇ事くらい!
さっさと金出せー!」ガンッ!


???「…?なんか入口の方うっせーな?
ちょっと見てくるぜー」


???「うーむ…どうするか…ああ便所ならあっちだぞー?
気をつけろよー」

強盗「さっさと出せぇ!これだけしかねぇ訳ないだろうがー!」ガンガンッ!

店主「本当なんですっ!ウチには人も入ってないからこれくらいしかもう…」


強盗「…いや、ちげぇなぁ…これ以外にも食材かなんかの仕入れの金もあるに決まってやがる…全部だしやがれ!」カチャ!

店主「そ、それだけは許して下さいっ!それまで取られたら私の店が成り立たなくなりますっ!どうかっ!それだけは!」ガバッ!


強盗「鬱陶しいんだよ!さっさと出せや!どうせこんな店ほっといても潰れるに決まってんだよ!テメエみてぇな弱者は強者に屈して全部吐き出せって…」


???「おい、お前、何やってんだ?」

強盗「!?」

店主「お客様!?危ないですっ!下がって下さ…ゲホッ!?」

強盗「…へへっ、おい小僧…この拳銃が見えるだろ…?お前は下がってろよ…下がって射ちゃしねぇんだ…」


???「んー?よく分かんねぇけどその…
あーなんだ拳銃か?それで今お前は店主を脅してて…」トン

強盗「うるせぇ!喋るな!前にもくるなぁ!」


???「…あれ?でも良く良く考えたらなんで店主を脅してんだ?えーと店主を脅す理由はえーと…」トン

強盗「だから近づくんじゃねぇー!それ以上近づいたらマジで撃つぞ!」


???「俺達はまあ脅す理由はあるけどよく分かんねぇんだよなー…てかわかんねぇときはさー」トン



店主「お…お客様…!本当に危険です…の…で?」

強盗「ああああああああああああ!!!!!!!」ダンッ!


???「取り敢えず…」ヒュン!



強盗「えーーーーーー」メリィ…



???「ぶん殴る!」グシャ!




強盗「ーーーグェッ!」


バタッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「…これがデッキぃ!?」

アストラル「全て木造で出来ているデッキとは…興味深いな」


六十郎「これが決闘庵特製デュエル木造!
…これもワシが彫ったんじゃよ?凄いじゃろ~?」


遊馬「にしてもでっけぇなぁ…!これを使ってデュエルするなんてちょーワクワクするぜー!」


シャイ「それで…私は遊馬さんの隣でデュエルを観戦してればいいんですか?」

六十郎「そうじゃ、基本的にはそれで良い
ただ1つそうじゃな…
『遊馬が木像にでもなってしまったらデュエルを引き継いでくれるかのー』」

遊馬「俺は木像になんかならないって…!よっしゃーデュエルデュエルゥ!」


六十郎「とまあその前にの!ちょっとした準備をさせて貰うわい!まずこの木像デュエルは特別なルールがあっての…」


六十郎「まずはお互いの場にスタチューモンスターを2体置いてデュエルを開始し、また先行1ターン目から攻撃が可能というルールじゃ!
使う木像はお互いに選べるが…今回はそちらが先に決めて良いぞ?」

遊馬「えっ俺が決めるのか?
…そうだなー…なあアストラル、どれが良いと思う?」

アストラル「…ではあれを選ぶとしようか。遊馬、あの2つを選んでくれ」


遊馬「了解!俺はスタチュー・ブラック・マジシャンとS・HERO・ネオスを選択するぜ!」


スタチュー・ブラック・マジシャン
「…」

S・HERO・ネオス「…」


スタチュー・ブラック・マジシャン
効果モンスター(アニオリ)
星7/地属性/天使族/攻2500/守2100
フィールド上に「B2ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。


S・HERO・ネオス
効果モンスター(完オリ)
星7/地属性/天使族/攻2500/守2100
フィールド上に「B2ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。

六十郎「ではワシはこの2つを選択しようかの、青眼の木龍!真紅眼の木龍!」

青眼の木龍「…」

真紅眼の木龍「…」


青眼の木龍
効果モンスター(アニオリ)
星8/地属性/天使族/攻3000/守2500
フィールド上に「B2ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。


真紅眼の木龍
効果モンスター(アニオリ)
星7/地属性/天使族/攻2400/守200
フィールド上に「B2ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。


六十郎「それでは!デュエルを始めるとするかの!行くぞ!遊馬!」

遊馬「おう!かっとビングだぜ!俺!」





六十郎・遊馬「「デュエル!」」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
フーフーフー…
パタパタパタパタ…
フーフーフー…


六十郎・遊馬「「デュエル!」」


グリーンレイヤー(あっ火の勢いが弱くなってるっすよー司令官~!
もっと早く吹いて下さいっす!お風呂が冷めちゃうっすよー!)


コナミ「…デュエルしたかったなぁ…!」
フーフーフー…!

六十郎「先行はそちらに譲るとしよう!さあ来い!遊馬!」

遊馬「おう!俺のターン、ドロー…
ってやっぱり重いー!!!」手札6

アストラル「遊馬、まずは木像達を動かすとしよう…手札のフィールド魔法を使え!」


遊馬「分かってる!俺は手札からフィールド魔法を発動する!
古の木像達よ!今こそ現代に甦れ!フィールド魔法B2ゾーン!発動!」


B2ゾーン「…」チックタックチックタックチックタックチックタック!


B2ゾーン フィールド魔法
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する「スタチュー」と名のついた効果モンスターの効果は無効化される。

遊馬「これによってフィールド上のスタチューモンスター達の効果は全て無効化される!つまり…!」


アストラル「古のモンスター達が目覚めるという訳だ」


スタチュー・ブラック・マジシャン
「はぁっ!」攻0→2500

S・HERO・ネオス「フンッ!」攻0→2500


六十郎「じゃがワシの木像達も蘇る!」


青眼の木龍「ギャオオオオオォン!!!」
攻0→3000

真紅眼の木龍「グルルルルォン!」
攻0→2400

シャイ「凄い迫力です…!いつもはモンスター目線ですけど横から観るとこれはこれで…」

遊馬「行くぜ!バトルフェイズ!
俺はS・HEROネオスで真紅眼の木龍に攻撃!えーっと攻撃名が…」


六十郎「ネオスの攻撃名が『ラス・オブ・ネオス』!ブラック・マジシャンの攻撃名が『黒・魔・導』!覚えておくと良いぞ!」


遊馬「カッコいい攻撃名だなー!爺ちゃんがつけた名前なのかー!?」


六十郎「さぁ、どうじゃったかのー
さぁ、来いー!」

遊馬「兎に角行くぜ!いっけーネオス!
『ラス・オブ・ネオス』!」


ネオス「テヤーッ!」

真紅眼「グオオオオ!!!」ドカーン!


六十郎「ぐぅ…!」LP8000→7900


遊馬「続けてブラック・マジシャンで攻撃するぜ!『黒・魔・導』!」


ブラック・マジシャン「…はぁっ!」シューン!


六十郎「その攻撃は残念ながら返り討ちじゃよ!青眼の木龍!
『滅びのバーストストリーム』!」


青眼「グオオオオオ!!!!!」ガガガガガ!!!

アストラル「遊馬!速攻魔法を使え!」

遊馬「俺は手札から速攻魔法!突進を発動!攻撃力を700ポイントアップする!これでブラック・マジシャンの攻撃力がブルーアイズを上回ったぜ!」


突進 速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで700アップする。


ブラック・マジシャン「はぁぁぁぁっ!」
攻2500→3200

青眼「ギャオオォン…!」ドカーン!


六十郎「ぐうっ…!やられたわい!」
LP7900→7700

遊馬「よっしゃー!
これでじーちゃんの『モンスター』を2体破壊したぜー!」

六十郎「…『モンスター』か、の!」


遊馬「俺はこれでターンエンドだ!」


遊馬 LP8000 手札4
場 スタチュー・ブラック・マジシャン
S・HERO・ネオス


六十郎「中々やるのう!遊馬!」


遊馬「だろー!これで爺ちゃんの『モンスター』は破壊したぜ!これで大分有利に…」




六十郎「…いいや、遊馬…

『本当のデュエル』はこれからじゃよ!」



遊馬「えーーーー」ギューン!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

遊馬「…あれ?何だこれ?さっき見えてた風景と何か違うよーな…ん?」


S・HERO・ネオス「…」


遊馬「…ネオ…ス?え?何がどうなって…!」



遊馬の木像「…」

シャイ「うう…」
アストラル「遊馬!どうしたんだ!遊馬!」


遊馬「俺の…木像!?それにシャイとアストラルまで…!これって一体…!?」


スタチュー・ブラック・マジシャン(遊馬)
「お、俺…今…

モンスター…なのか!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
六十郎「さて、ワシのターンじゃの…
ワシのターン、ドローじゃ」手札6

シャイ「遊馬さん…何がどうなってるんですか!?六十郎さん!?遊馬さんは突然黙って身動きもしない木像みたいになって…」


六十郎「さーて、なんでかのー?まあシャイちゃんが引き継いでくれる約束じゃからな?

まあ『信頼』すると良い!2500の『モンスター』が2体!よっぽどの事がない限り突破出来んと思うがのー?」

シャイ「でも…」


六十郎「じゃがまあしかし…『信用』は出来ないかもしれんがの!ワシは手札から魔法カード!死者蘇生を発動!
ワシは墓地より青眼の木龍を復活させる!」


青眼の木龍「グオオオオオオオ!!!!」


死者蘇生 通常魔法
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

アストラル「墓地から青眼の木龍が…!」


六十郎「そしてワシは!手札から魔法カード!融合を発動する!」


シャイ「融合!?」



六十郎「手札から青眼の木龍2体!更に場の青眼の木龍を融合させ…!」


青眼の木龍×3「…」グルグルグル…


六十郎「強靭にして無敵なる龍の写し身よ!今現世に蘇り全てを粉砕せよ!

融合召喚!!!!!!」



六十郎「現れよ!『青眼の究極木竜』!」


青眼の究極木竜「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」攻4500


青眼の究極木竜
融合・効果モンスター(アニオリ)
星12/地属性/天使族/攻4500/守3000
「青眼の木龍」+「青眼の木龍」+「青眼の木龍」
フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。


シャイ「青眼の究極木竜…!」


アストラル「木像でこの迫力とは…!
なんてカードなんだ…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
青眼の究極竜「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」


遊馬「なんだあのモンスター…

いや…なんだよ…あの『化け物』…!」


六十郎『バトルじゃ!ワシは究極竜で…!』


遊馬「…!攻撃すんのか!?」


ネオス「…!」サッ!


遊馬「ネオス!?」

六十郎『…ワシは青眼の究極木竜で
S・HERO・ネオスに攻撃!

『アルティメット・バースト』!』


究極竜「ギャァオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」


ネオス「フゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!」
ドカーン!


遊馬「ネオスー!!!!」LP8000→6000

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ「きゃあぁぁぁぁ!!!」

アストラル「ネオスがやられた…
だがこれであのモンスターの攻撃は終了した、ブラック・マジシャンは…」


六十郎「…ワシは手札から速攻魔法を発動する!速攻魔法!融合解除!発動!」


融合解除 速攻魔法
(1):フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
その融合モンスターを持ち主のエクストラデッキに戻す。
その後、エクストラデッキに戻したそのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールドに特殊召喚できる。


六十郎「ワシはこの効果により融合を解除し融合に使用したモンスターを蘇らせる!
さあ再び蘇るが良い!

『青眼の木龍』達よ!!!!!!」


青眼の木龍「ギャオオオオオォン!!!」
青眼の木龍「ギャオオオオオォン!!!」
青眼の木龍「ギャオオオオオォン!!!」


攻3000 攻3000 攻3000

シャイ「青眼が…3体…」ガチガチ…

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
青眼「ギャルルルル…」
青眼「ギャルルルル…」
青眼「ギャルルルル…」


遊馬「なんだよ…これ…俺の…俺のモンスター達はいつもこんな光景を…?」


ーーーーーーーーーーーーーー


カイト「狩らせて貰うぞ…貴様の魂を!!」


ーーーーーーーーーーーーーー

遊馬(あん時俺はあんまり恐怖を感じてなかった…
でも今なら分かる…魂を狩られるって事は死ぬかもしんねぇって事だ、そんな恐怖を常にモンスター達はーーー

アストラルはこれをーーー)


六十郎『ーーーバトルじゃ!青眼3体よ!スタチュー・ブラック・マジシャンを…


そして九十九遊馬にダイレクトアタック!』



遊馬「ごめんな、アストラルーーー」



六十郎「『滅びのバーストストリーム』!!!!!!!!!!!」



遊馬(俺は…)LP5500→2500→…

ーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「…ん…あれ…ここは…」


アストラル「遊馬!?目覚めたか!?」


遊馬「俺は確か…デュエル中で…!!
そうだ!俺はデュエルで…どうなったんだ!?デュエルは!青眼はーーー」


シャイ「うっ…ぐぐぐ…」LP2500


モクリボー「くりくりくー!」


モクリボー
効果モンスター(完オリ)
星1/地属性/天使族/攻 300/守 200
このモンスターはルール上「スタチュー」モンスターとして扱う。
(1):相手モンスターが攻撃した場合、そのダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。


シャイ「お願いします…助けて下さい…クリボーさん…!」

遊馬「まだ…ライフが…残ってる…」

アストラル「…彼女があのカードを使っていなければ君は負けていた…
彼女は君のライフの…『命』の恩人だ」


遊馬「俺の…ライフの…」


六十郎「…うーむ、あの攻撃を耐えるかの…」


モクリボー「クリリー!」ポイッ!


シャイ「なんとか…耐え…ました…ライフポイントだけは…」


シャイ(コナミさんはいつも…こんな思いをしてるんですね…そして自分のライフを…命を守るために私達に託して…)


六十郎「…のう、シャイちゃん?」

シャイ「は…はい?」

六十郎「お主…そのクリボーを使った時にどのようにして使ったかの?」


シャイ「…このクリボーを…実はその…そんなに考えなく使っちゃいました…
自分が負けると思ったら咄嗟に動いて…」


六十郎「…ワシはのー
信頼って言うのはある意味そー言う事なんじゃないかとも思っとるんじゃよ」



シャイ「…え…」

六十郎「人の信頼の形には色々とある、それにの…その信頼に答えて上げられなかったと思う事もまあ、あるの?」

シャイ「…っ…」


六十郎「…じゃがな、信頼している側と信頼されている側の考えって結構食い違う事も…あるんじゃと思うぞ?」

シャイ「食い違い…ですか…」


六十郎「信頼されている側は答えられなかったと感じても信頼してる側からしたら十分だと感じることもあるし、逆もしかりじゃ

つまりの、ワシが言いたいのは…
『信頼に正解は無いし満たされもしない』って事なのかもしれんの?」


アストラル「信頼は満たされもしない…」


六十郎「…ま、偉そうに説教するのはワシも似合わんわ、取り敢えず終いにしようかの」
キュイーン!

瞬間融合 速攻魔法
(1):自分フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。


青眼の究極木竜「ギャルルルルル…」


遊馬「…また、あのモンスターかよ…」


シャイ「こればっかしは…防ぎようがないですね…」


六十郎「それでは大喝采のフィナーレと行こうかの!青眼の究極木竜!
『アルティメット・バースト』!」






青眼の究極木竜「…!!!!!!」ピカーッ!



遊馬 LP2500→0





勝者!「三沢六十郎」!

取り敢えずここまでー

カーニバルまでの道のりが遠い…
皆さまも付き合っていただき大変ありがとうございます

次回の投稿は土曜日を計画しております…今度こそ遅れないようにしなくては…

そして存在を消したイッチ

>>582
俺もいるぞ!

…すいません、また遅れました…取り敢えず本日更新です!
今日はそこそこ長く更新可能…の筈!

本当にいつも遅くなって本当に申し訳ない、だから私は謝る!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遊馬「負けちまったなぁ…」

シャイ「文句のつけようも無い綺麗な敗北でしたね…」

六十郎「はっはっは!まだまだ若いもんには負けておれんからのー!
…それで2人とも、我が決闘庵のデュエル修行!何かの役にはたったかの?」


シャイ「…その、信頼って言うのがどこまで通用して…何処まで私が出来るのかはまだ具体的に分からないんですけど…
自分が「信頼」されてる事をもう少し「信頼」出来る様にしたいです」


六十郎「…中々「信頼」と言うのは難しい言葉じゃ、難しい言葉じゃが…今のお主は「信頼」されてると思うぞ?
…あの赤帽子の奴にもの?」ボソッ


シャイ「…えっ、あのいや六十郎さんなんでそれをーーー!?」


六十郎「さて遊馬、お主は…その顔を見るに何かに気づいたみたいじゃの?」

アストラル「本当か!?遊馬、君はあの試合殆ど動いてなかったのだが…一体何を?」


遊馬「まあ、ちょっとな…何となくだけど…
なぁ、爺ちゃん」


六十郎「なんじゃ?」


遊馬「…もう少しこの木像の前で俺、居てもいいかな?少しの間でいいからよ?」

アストラル(…遊馬のあの顔、何かに気づいた様な…一体あの試合で遊馬は何を…?)

六十郎「…おう、ゆっくりと見るが良い
気が済むまで見て考えて…

気が済んだら2人とも風呂にでも入ると良いわい!そろそろ沸いた筈じゃからな!」



グリーンレイヤー(し、司令官っ!ファイトっすー!ほら息を思いっきり吸ってー!吐いてー!)

コナミ「フーフー…フーフー…
やっといい感じの温度になったぞぉ…早く入ってくれー…」バタッ


シャイ「コナミさーんー!?何やってるんですかー!?」


『スタチュー・ブラック・マジシャン』

『S・HERO・ネオス』


遊馬(…モンスターの気持ちになる、モンスターがどうなってるかを考える…)


遊馬(あの時の恐怖、威圧感…俺のモンスター達は…)


『ガガガマジシャン』
『ゴゴゴゴーレム』
『ズババナイト』


遊馬「…みんな、すげぇんだな…」

店主「本当にありがとうございますー!お客様達はうちの店にとっての天使様だっだんですねー!また来て下さいー!」ガララララ…


タンッ


???「…なんか褒められたなー、別に大した事した訳じゃないんだけど…」

???「まあ良いではないか!
あの後店主からは「お金は良いですから!」とただで飯を食えたのだからな!」


???「まーなー!んでこれからどーする?美味いもん食って腹は膨れたけど行くあてなんてねーしよ?」

???「う、うむ…我々の任務は人間界の調査だが実のところ行く当ても無いしな…
何処に行くべきなのか検討も…」


『ポーン!』


???「…む?」

???「ん?どーしたんだよ?」


???「…いや、何でもない
取り敢えずはそうだな…あっちの方角にでも行ってみるか、山の中ならば計画も立てやすいだろう」

???「山ん中かー…良いじゃねぇか!
よっしゃさっさと行こーぜ!早く早くー!」


???(…どうも調子が狂うな…この世界に来るのはこれが初めての筈なのに何故俺の中に既視感があるんだ…?)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
決闘庵 寝室

遊馬「…かっとビングぅ…それは、勇気を持ってちょうせ…」

シャイ「…zzz…」


アストラル(…)



六十郎「…皆寝とるのー…

ま、お疲れ様じゃな、コナミ?」


コナミ「まあなー…あー疲れたぁ…
爺さん、俺も風呂入って寝てもいいかー?」


六十郎「まあ、待て待て…どうせ入るならワシと一緒に入るとしよう、もう夜も遅いしの、ワシも疲れたから早よう寝たいしの」

コナミ「…まあ、いいけどさー?」


決闘庵 風呂


六十郎「ふー…やはりひとデュエルした後の風呂は最高じゃな!お主もそうは思わんか?」チャポン

コナミ「それは思うけど俺今日デュエルしてねぇんだよなー…
なぁ、何で俺だけデュエル修行無しなんだ?さっきは遊馬とシャイだけデュエルさせてたんだろー?」チャポン…

六十郎「お主みたいな奴にはそもそもワシの修行は合っとらんわい、それにの…
そんなにデュエルの精霊に好かれとる奴に修行は必要だとは思わんがの?」


レッドレイヤー(…我々の事が見えていたのか?)

六十郎「其方と他に緑の奴が1人、それと…もう1人か2人無いし3人居るかの?後…あのシャイちゃんもカードの精霊かの?」

コナミ「んー多分当たりかなー?俺も正確な数まではワカンねぇんだよなー」ゴボッ…

六十郎「はっはっは…やっぱり面白い奴じゃの、お主…のう、もう1回質問させてくれ

『お主はデュエルに何を求めるんじゃ』?」


コナミ「…何度言われても変わんないっての、俺はデュエルがしたいんだよ…そう、デュエルがしたい」


六十郎「…こう聞いた時お主みたいな返しをする奴は居なかったわい…大体目的の為にデュエルをするか、デュエルの先に目的があるか…」

六十郎「お主はデュエルの先にデュエルを見出している、まるでデュエルそのものが自分の目的であるかの様にな」

六十郎「それは一歩間違えれば…まるで貪欲な「デュエルマシーン」と同じじゃ」


コナミ「…」


六十郎「…じゃがのぅ…お主はなんかそーいう感覚が見えなくての?」

コナミ「え、そうなのか?」


六十郎「お主、今なんだかんだで目的があるんではないか?それも…人助け的な」


コナミ「いやまあ…こないだある奴に負けちまってよ?んでそん時に自分のカード取られちまったから取り返さなきゃ行けないんだよ

後ソイツが知り合いの事襲ってる可能性があるからそれも聞き出さなきゃだし…」

グリーンレイヤー(…司令官のナンバーズの事っすね…)


コナミ「遊馬もシャイもそいつには因縁があってさー…まあそれも含めて何とかしなくちゃ、だろ?」



六十郎「…うむ、つまりお主は悪い奴じゃないんだろう!多分の!だからワシから言う事は無いわい!うむ!」



レッドレイヤー(それで良いのか!?六十郎氏!?)



六十郎「長々と話して悪かったのー?
お礼に面白い物を見せてやろう、ついて来るといいぞい!」


ガバッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーー
六十郎 自室

六十郎「…えーと確か…あったあった
これじゃ!」バッ!

コナミ「…これは…ノートか?どっかで見たことあるよーな柄だな…何だっけ…?」


六十郎「このノートは実はワシの祖先の物での?実はこのノートにあの木像のモンスターが書かれて居たんじゃよ…ちょっと見てみい?」



コナミ「…おースゲー!確かに上手く書かれてんなぁおい!」

六十郎「曰くのー、これはどーやらその祖先が昔居た所にいたモンスターらしく、そのモンスターを思い出しながら書いた…言わば記録帳みたいなもんじゃの!」

コナミ「この虎2匹なんか上手くかけてんなー、メスとオスか?これ」ペラッ


六十郎「そして!ご先祖様はその地を離れて各地を転々とした挙句この地に住み着いたとの事じゃ…まあ決闘庵はそん時はなかったからの、何せ決闘庵はワシが…」


コナミ「んーこれシンクロモンスターかー?
なんか見たことあるカードもあるな…えーと…」ペラペラペラペラ…



六十郎「人・の・話・を・聞・か・ん・か・ぁ・!」ガミガミ


コナミ「分かった分かった分かった!悪い悪い!悪かったって!」

六十郎「ったく…まあもういいわい、明日も朝からバリバリお主には働いて貰うんじゃからな!」

コナミ「えぇ~…明日もこれやんのかよ…
キッツイなぁオイ…」



六十郎「明日はもっと大変じゃぞ~?
…ま、お主にも褒美は用意しておくから精々頑張るんじゃよ~
それじゃお休みの~」ガチャ!


コナミ「…まあ、それなら俺も早く寝ますかね、おやすみなー爺さん」ガチャ

ガチャ…



六十郎(…ご先祖様のノートに書かれていたこのメモ…)



六十郎(『デュエル馬鹿の赤帽子が来たら渡して見てくれ』と言われとったカード…)




六十郎「…本当にあやつは一体何者なんじゃのう…?」

ーーー決闘庵 朝

チュンチュン…


コナミ「…zzz…」

レッド(司令官、起きたまえー)

ブルー(もう朝ですから起きて下さい…グリーン君貴方も…)

グリーン(むにゃあ…やだなーレッドたいちょー…そんなに褒めないでくださいよぉ…)


遊馬「スー…スー…スー…」


アストラル「遊馬、もう朝だ。そろそろ起きないと遅刻…は今日はしないのか」

シャイ「遊馬さーん…起きて下さーい…
コナミさんはまず起きませんけど遊馬さんは起きてー…」ユサユサ…


六十郎「…全く!起きてるのがシャイちゃんだけとはの…
起きんかー!!!!2人ともー!!!!」


2人「「ウォォォォッ!!!???」」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「…耳ん中イテェ…」モグモグ…

遊馬「うぅー…」ズズズズ…

シャイ「2人とも大丈夫ですか…?」


六十郎「お主らがいつまでも寝てるのが悪いんじゃ!
まあ兎に角それを食ったら着替えて2人とも大広間に来い!ここでの今日の修行を行うからの!」


コナミ「…あれ?俺もか?」

六十郎「お主もじゃ!早く来い!」

決闘庵 大広間


六十郎「…ふむ、来たか
それではそこに座るが良い、今日の修行はの…遊馬とコナミ!」


遊馬「俺と…」

シャイ「コナミさんですか?」


六十郎「そうじゃ!今から2人には…
デュエルをして貰う!勿論自分のデッキを使った純粋たる勝負じゃ!
…コナミにはこれが1番あっていると思うんじゃがな?どうじゃ?2人とも、やるか?」


コナミ「もっちろん!そーいや遊馬とは何だかんだでデュエル出来てねぇからな…宜しく頼むぜ?」

アストラル「コナミとデュエル…か
確かに彼なら命の危険性はない、デュエルの修行ならうってつけだろうな…どうする?遊馬?」

遊馬「…おう!勿論やるぜ!んじゃ早速…」
ガチャ


六十郎「ちと待った!その前に2人にはこれを渡しておこう!遊馬にはこれ!コナミにはこれじゃ!」ホイ


コナミ「おっ、これは…カードか?えーとこれは…!」

遊馬「これは…エクシーズモンスター!?
じーちゃんこれって…」


六十郎「それぞ!六十郎秘蔵のカードじゃ!今回はそれを使って2人とも存分にデュエルし発揮して見せい!」


コナミ・遊馬「「応ゥ!」」

シャイ「…え、えーと私は…」

六十郎「シャイちゃんはそうじゃな…儂と一緒に観戦するかの?

それともコナミのエクストラに今から入りに行っても良いぞ?ただここから見るのも面白いとは思うがのー」ズズー


シャイ「…い、いつからご存知でございまして…?」

六十郎「まあまあ、細かいことは気にしない事じゃよ?それに今回はコナミの他のカード達に任せてみてはどうかのー?
特に緑色のと赤いのと青いのがシャイちゃんを見ておるわい」

シャイ「グリーンさんとレッドさん、それにブルーさんも…?」

グリーンレイヤー(シャイニートさーん!今回は大丈夫っすー!俺たちの活躍見てて欲しいっすよー!)

ブルー(私もどこまで役に立てるかは分からないですけど…シャイニートさんは応援してて下さい!それが私達の力になりますから!)

レッドレイヤー(シャイニート嬢!安心してくれたまえ!我々は決して負けない…とは言えないが!君の応援に応えると誓おう!)



シャイ「皆さん…!」

六十郎「…あやつらやコナミの事をもう少し信頼してみい!いや、信頼されていると言う事を信頼すると言うのかの?
兎に角あやつらなら…大丈夫だと思うぞ!」


シャイ「…はい!六十郎さん!お隣失礼致します……コナミさん!頑張って下さいねー!」

コナミ「おーう!…んじゃやるか!遊馬!」
ガチャン!


遊馬「おう!行くぜ!コナミ!
デュエルディスク!セット!デュエルゲイザー!セット!」ガチャン!


ARビジョンリンク完了



コナミ・遊馬「「デュエル!」」




???「…久しぶりだな…この『ハートランド』は…」



闇川「この『闇川』…久々にまいるとしよう…


『決闘庵』にな!」

遊馬「俺のターン、ドロー!」手札6

アストラル「遊馬、まずは…」


遊馬「おっと!アストラル!今回はお前の力は借りねぇぜ!No.も今回は使わねぇ!」

アストラル「…良いのか?遊馬?」


コナミ「いいのかー?別に俺は使っても構わねぇけど…」

遊馬「大丈夫だぜ!今回はじーちゃんから貰った新しいエクシーズでカッとぶからな!

でもまずは…俺はモンスターを裏守備表示でセット!」


アストラル「…ほう」

遊馬「んでカードを1枚セットする!
これでターンエンドだ!」


遊馬 LP8000 手札4
フィールド セットモンスター1
伏せ罠・魔法 1

コナミ「セットカードか…俺のターン!ドロー!」

コナミ「俺は手札からブラッド・ヴォルスを召喚!」
ブラッド・ヴォルス「GRR…」攻1900

コナミ「早速バトル!俺はブラッド・ヴォルスでセットモンスターに攻撃!やれー!
ブラッド・ヴォルス!」

ブラッド・ヴォルス「GYRRRRR!」


遊馬「俺のセットモンスターはゴゴゴゴーレム!」
ゴゴゴゴーレム「ゴゴッ!」


ゴゴゴゴーレム 効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
(1):守備表示のこのカードは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。


遊馬「ゴゴゴゴーレムの効果!
守備表示のこのモンスターは1ターンに1度戦闘で破壊されねぇ!」

コナミ「1回破壊されねぇモンスターか…なら手札から速攻魔法!ライバル・アライバル!

バトルフェイズ中にモンスターを一体召喚する!俺は手札から冥界の使者を召喚!」手札3

冥界の使者「オオオオオ…!」攻1600


コナミ「んでもっかい攻撃だ!冥界の使者!」
冥界の使者「オオーッ…!」ブンッ


遊馬「俺はトラップカード!ハーフ・アンブレイクを発動!」


ハーフ・アンブレイク 通常罠
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターは戦闘では破壊されず、そのモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。


遊馬「これによって俺はゴゴゴゴーレムの破壊を無効にする!」

ゴゴゴゴーレム「ゴーッ!」キンッ!

アストラル「…」


コナミ「うーん…2回とも防がれちまったなぁ…
仕方ねぇ、俺はカードを1枚伏せて…ターンエンドするぜ!」


シャイ「コナミさんの攻撃は通用しませんでしたか…」


コナミ LP8000 手札2
場 ブラッド・ヴォルス
冥界の使者
伏せ1


遊馬「おう…!ありがとなゴゴゴゴーレム!お前のおかげで助かったぜ!」

ゴゴゴゴーレム「ゴーッ!」


六十郎「…ほう」

アストラル「…遊馬、先程の君のプレイングなのだが…」

遊馬「…なんだよーアストラル…文句あんのかー?」


アストラル「ーーーいや、どうやら今回のデュエル、君に任せても良いだろう。
好きなようにやるといい」


遊馬「…お前に言われなくても!好きなようにやるってのー!…行くぜ!俺のターン!」
手札5


アストラル(ーーー観察結果30、どうやら遊馬もーーー成長しているようだ。)

遊馬「…よっしゃ!行くぜコナミ!
ゴゴゴゴーレム、ゴールデンチェンジだ!」


コナミ「ゴールデンチェンジ!?」


遊馬「俺はゴゴゴと名のつくモンスターを1体リリースして手札からゴゴゴゴーレムーGFを特殊召喚する!
パワーアップだー!ゴゴゴゴーレムー!」


ゴゴゴゴーレム「ンゴーッ!!!!!」


キランッ!キランッ!キラキラ…
キラランッ!


コナミ「…おぉ~…スッゲー…」

GF「ゴッ…(イケボ)」攻3600


ゴゴゴゴーレムーGF(ゴールデン・フォーム)効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻 ?/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の「ゴゴゴ」と名のついたモンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカードの攻撃力は、リリースしたそのモンスターの元々の攻撃力を倍にした数値になる。
このカードの戦闘によって発生する相手への戦闘ダメージは半分になる。
また、1ターンに1度、相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時に発動する。
このカードの攻撃力を1500ポイントダウンし、その効果を無効にする。


六十郎「眩しいのー」サングラス

シャイ「眩しいですねー」サングラス

遊馬「これがゴゴゴゴーレムの新しい姿だぜ!更に俺はゴゴゴジャイアントを召喚!」
手札3

ゴゴゴジャイアント「ゴーッ!」


ゴゴゴジャイアント 効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻2000/守 0
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「ゴゴゴ」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
その後、このカードは守備表示になる。
また、このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。


遊馬「モンスター効果を使うぜ!
ゴゴゴジャイアントが召喚した時墓地からゴゴゴモンスターを1体、守備表示で特殊召喚する!戻ってきてくれ!ゴゴゴゴーレム!」

ゴゴゴゴーレム「ゴゴーッ!」守1500

遊馬「この効果を使った場合ゴゴゴジャイアントは守備表示になるけどな!」

ゴゴゴジャイアント「ゴッ…」守0


コナミ「そしてレベル4のモンスターが2体!って事はつまり~!」

遊馬「つまり…!新しいエクシーズ召喚って事だ!俺は!レベル4のゴゴゴジャイアントとゴゴゴゴーレムの2体でオーバーレイ!」


遊馬「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」


遊馬「来てくれ!俺の新たなエクシーズ!

交響魔人マエストローク!」


マエストローク「…♪…♪…♪!」フンッ!


交響魔人マエストローク ORU2
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/悪魔族/攻1800/守2300
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを裏側守備表示にする。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが破壊される場合、代わりにそのモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。

コナミ「おお~!それが決闘庵で貰ったエクシーズかー!」

遊馬「その通り!だけどこれ以外にも貰ったんだぜ!バトルフェイズ!
俺はゴゴゴゴーレムGFでブラッド・ヴォルスを!マエストロークで冥界の使者に攻撃だ!」

GF「ゴゴゴーッ!」
マエストローク「♪♪♪!」


マエストローク攻1800
冥界の使者 攻1600

GF 攻3600
ブラッド・ヴォルス 攻1900


遊馬「GFが相手に与えるダメージは半分になっちまうけど…これでコナミのモンスターは全滅だぜ!」

コナミ「って…俺は墓地に送られた冥界の使者の効果を発動!デッキからレベル3以下の通常モンスターをお互いに1枚手札に加える!俺はチューン・ウォリアーを手札に!」
LP6950 手札3

遊馬「俺が加えられるカードはねぇな…
なら俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」


遊馬 手札2 LP8000
場 ゴゴゴゴーレムGF 攻3600
マエストローク 攻1800


アストラル(ゴゴゴゴーレムGF…高い攻撃力も魅力的だが効果で相手のモンスター効果も無効に出来るモンスター…)


六十郎「ワシが渡したマエストロークには破壊を無効にする効果もついておる…モンスターに心を向けその力を最大限に生かす…遊馬の奴は自然と理解してるようで何よりじゃ!

…さぁ、コナミよ。これをどう切り崩すかの?」

シャイ「エクシーズに攻撃力の高いモンスター…
コナミさんはどうするんでしょう…?」

コナミ「さて…とりあえずドロー!」手札4

アルファン「ファーン!」


コナミ「おっ、アルファンかぁ…なら…
こいつから行くか!俺は手札から超量士グリーンレイヤーを召喚!」

グリーンレイヤー「久々の出番っす!司令官!行くっすよー!」

コナミ「俺はグリーンレイヤーの効果を発動!手札から超量モンスターを1体召喚する!俺は超量妖精アルファンを…」

遊馬「待った!ゴゴゴゴーレムGFの効果を発動するぜ!1ターンに1度相手フィールド上でモンスター効果が発動した時、その効果を無効にしてGFの攻撃力を1500下げる!
ゴゴゴゴーレム!」


GF「ゴゴゴーッ!」ピカーッ!

グリーンレイヤー「っと…!司令官!」


GF 攻3600→2100


遊馬「これでエクシーズ召喚は出来ねぇぜ!」

コナミ「なら今度はこっちだ!俺は手札から魔法カード、悪魔への貢物を発動!」


遊馬「今度は魔法カードか!?」

コナミ「フィールド上の特殊召喚されたモンスターを1体対象にして効果発動!
そのモンスターを墓地に送って手札からレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚する!俺はマエストロークを墓地に!」


マエストローク「♪!?」


六十郎「マエストロークの効果はあくまで「破壊」を無効にするもの、直接墓地に叩き込まれるのは…ちと苦手じゃの!」


コナミ「俺は手札からさっき加えたチューン・ウォリアーを特殊召喚!」

チューン・ウォリアー「チュミーン!」


アストラル「更に先程加えた通常モンスターを特殊召喚か…遊馬、これはやられたな」

遊馬「うーん…だけど!グリーンレイヤーとチューンウォリアーのレベルはちげぇからエクシーズ召喚は出来ねぇ!攻撃力もまだゴゴゴゴーレムの方が…」

コナミ「…いいや、そーでもないぜ?確かにエクシーズ召喚は出来そうにはねぇけどよ…」

グリーンレイヤー ☆4
チューン・ウォリアー ☆3 チューナー


コナミ「今ならこれも出来そうだぜ!六十郎爺さんから貰ったカード!早速使わせて貰うぜ!」


六十郎「…ほう!つまりアレ…じゃな!」


コナミ「俺はレベル4のグリーンレイヤーに!レベル3のチューン・ウォリアーをチューニング!」


遊馬「チューニング!?」

アストラル「…チューニング、つまりこれは…」


シャイ「シンクロ召喚…!でもコナミさんのエクストラにはスターダストのレベル8しか…」

コナミ「シンクロ召喚!レベル7!

鬼動武者(デストロイ・サムライ)!」


鬼動武者『デストロイ・サムライ!
花道!オンステージ!』攻2600


コナミ「久々にスターダスト以外のシンクロ召喚!
さぁ!花道でオンパレードだぜ!」



鬼動武者 シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2600/守1400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できず、
バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される。
(2):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

遊馬「シンクロ召喚…!」

アストラル「なるほど、六十郎さんはコナミにシンクロモンスターを…」


コナミ「俺は墓地に送られたグリーンレイヤーの効果を発動!手札から超量カードを1枚墓地に送ってカードを1枚ドローする!
…俺はアルファンを墓地に送って…カードを1枚ドロー!」手札1


アルファン「ファン…」

コナミ「悪いなー…後で出番来るかもしんねぇから一時待機で!なっ?」

アルファン「ファーン!」


六十郎「…なるほどのー」

コナミ「んじゃ早速バトルフェイズ!俺はデストロイ・サムライでゴゴゴゴーレムに攻撃!
んでこん時デストロイ・サムライの効果!」


コナミ「デストロイ・サムライが攻撃する時相手はダメステ終了時まで効果を発動出来ずバトルフェイズの間相手モンスターの効果は無効化される!」


アストラル「効果が無効に…マズイぞ遊馬、これでは…」

GF「ゴッ…ゴゴッ…」攻2100→0


遊馬「ゴゴゴゴーレムの攻撃力が下がって0になっちまった!?」

コナミ「いっけー!デストロイ・サムライ!ぶった切れー!」

デストロイ・サムライ『デストロイ・スカッシュ!』シュパッ

GF「ゴゴーッ!」ドカーン!


シャイ「これ輪切り…」


遊馬「ゴゴゴゴーレム!うわぁぁぁ!?」
LP8000→5400


コナミ「よっしゃ!俺はこれでターン終了!」


コナミ 手札1
場 デストロイ・サムライ
伏せ1

遊馬「ててて…」

アストラル「…大丈夫か?遊馬?」

遊馬「んー…いや!まだまだ行けるぜ!…にしても俺のモンスターも全部やられちまった
…やるなぁ、コナミ!」

コナミ「いやー…そうか?」


遊馬「…でもつえぇ奴と戦わなきゃデュエルキングになれやしねぇ…!ワクワクしてきた!行くぜ!俺のターン!ドロー!」手札3


遊馬「俺は手札からガガガカイザーを召喚!」
ガガガカイザー「ガガッ!」攻1800


ガガガカイザー 効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1800/守 600
このカードは自分フィールド上にこのカード以外の「ガガガ」と名のついたモンスターが存在する場合のみ攻撃できる。
また、1ターンに1度、自分の墓地のモンスター1体をゲームから除外して発動できる。
自分フィールド上の全ての「ガガガ」と名のついたモンスターのレベルは、この効果を発動するためにゲームから除外したモンスターと同じレベルになる。
このカードはシンクロ素材にできない。


遊馬「更にこの召喚に対して俺はセットしていたトラップカードを発動!コピー・ナイト!」

コピー・ナイト 永続罠
自分フィールド上にレベル4以下の戦士族モンスターが召喚された時に発動できる。
このカードは発動後、その召喚されたモンスターと同じレベルの同名モンスターカード
(戦士族・光・攻/守0)となり、モンスターカードゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。


コピー・ナイト「ガガッ!」攻0 ☆3

コナミ「今度はレベル3のモンスターが2体…来んのか!?」


遊馬「まだだぜ!俺は手札からミミミックの効果を発動!相手の場にモンスターがいて!自分の場にレベル3モンスターがいる場合!特殊召喚出来る!
こい!ミミミック!」手札1

ミミミック「ミミッ!」


ミミミック 効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻 300/守 300
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にレベル3のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法による「ミミミック」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。

遊馬「俺はレベル3となったコピー・ナイトと!レベル3のミミミックでオーバーレイ!」


遊馬「エクシーズ召喚!鳴らせ!ランク3!管魔人メロメロメロディ!」


メロメロメロディ「メロ~☆」キャピ


管魔人メロメロメロディ ORU2
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/光属性/悪魔族/攻1400/守1600
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

遊馬「俺は管魔人メロメロメロディの効果を発動!オーバーレイユニットを1つ取り除いて俺の場の魔人エクシーズモンスター1体を2回攻撃可能にする!俺はメロメロメロディを選択!」

メロメロメロディ「♪~☆」ORU2→1


遊馬「そして俺は!魔法カードを発動する!」


遊馬「行くぜ…モンスタースロット!」


モンスタースロット「!」


六十郎「こりゃまたデカいのー…」


コナミ「スロットマシン!?」

モンスタースロット 通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、選択したモンスターと同じレベルの自分の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。
その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、選択したモンスターと同じレベルのモンスターだった場合、そのモンスターを特殊召喚する。


遊馬「モンスタースロット!まず俺はフィールドのガガガカイザーを選択する!」


1.ガガガカイザー


遊馬「そして墓地から同じレベルのモンスターを除外!俺はミミミックを除外する!」


2.ミミミック


コナミ「リールに同じレベルのモンスターが2体…!んでどうなるんだ!?」

遊馬「そして!最後にカードを1枚ドローして…そのカードが同じレベルのモンスターなら特殊召喚出来る!今回はレベル3!つまりレベル3のモンスターを引けば…!」


コナミ「レベル3のモンスターを特殊召喚出来るわけか!」


アストラル「…遊馬、これはいわゆる運任せと言う奴であまり良いものでは…」


遊馬「…ま、そうかもしんねぇけどさ!
でもここであのカードが来てくれたら…!そう考えたらワクワクするだろ!?」


アストラル「ワクワク…?」


コナミ「ワクワクしてきたー!」

遊馬「行くぜコナミ…!これが俺の…!」


コナミ「俺の…!?」


遊馬「かっとビングだー!ドロー!!!」


3.………


遊馬「…!」


コナミ「…ど、どっちだ!?」


六十郎・シャイ「「どっちじゃ!?」なんですか!?」

遊馬「ドローしたカードは…!

大当たりだぜー!俺はレベル3、ガガガガールを特殊召喚!」手札0


3.ガガガガール!!!



ガガガガール「センパ~…!


…チッ」ボソッ


ガガガカイザー「!?」


シャイ(あの子今舌打ちしましたね…)

遊馬「行くぜー!
俺はレベル3のガガガガール!更にレベル3のガガガカイザーで!
オーバーレイ!!!」


ガガガガール「…ハァー…」ヒューン


ガガガカイザー「」ヒューン



遊馬「ランク3!響け!
弦魔人!ムズムズリズム!」



ジャンジャンジャンジャン!


ムズムズリズム「…ムズッ」ジャン


弦魔人ムズムズリズム ORU2
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/悪魔族/攻1500/守1000
レベル3モンスター×2
自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが相手モンスターを攻撃するダメージステップ時に、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで倍になる。
「弦魔人ムズムズリズム」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

コナミ「2体目のエクシーズ召喚…!
でも!まだ俺のデストロイ・サムライには届かねーぜ!」


遊馬「いいや!本番はこっからさ!俺はオーバーレイユニットになったガガガガールの効果を発動!」


ガガガガール「…」ま、イイか


ガガガガール 効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1000/守 800
自分フィールド上の「ガガガマジシャン」1体を選択して発動できる。
このカードは選択したモンスターと同じレベルになる。
また、このカードを含む「ガガガ」と名のついたモンスターのみを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力を0にする。

遊馬「ガガガガールはガガガモンスターとエクシーズした場合相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力を0に出来る!」


コナミ「攻撃力を0に…!って事は!」


遊馬「そう!俺はデストロイ・サムライを選択!いっけー!ガガガガール!

『ゼロゼロコール』!!!!!」


ガガガガール「…!」ポチポチヒューン!


デストロイ・サムライ『ウァ!』
攻2600→0


コナミ「デストロイ・サムライ!?」

遊馬「バトルフェイズ!俺は管魔人メロメロメロディでデストロイ・サムライに攻撃!この時、ムズムズリズムの効果で…」


アストラル「デストロイ・サムライの効果は戦闘時に発揮する効果だ、遊馬
つまり君のムズムズリズムの効果は使えない」

遊馬「そうなのかよ!?
…でも!相手の攻撃力は0のまんまだ!いっけー!メロメロメロディー!

『メロリンウェーブ』!」


メロメロメロディ「~♪☆」フオーン!

デストロイ・サムライ
『BATTLE START!YOU LOSE…』ドカーン!


コナミ「マジかよっ…!」LP6950→5550

遊馬「更に!メロメロメロディは2回目の攻撃が出来る!いっけー!メロメロメロディ!ムズムズリズム!
『メロムズコンボ』!」


ムズムズリズム「~♪」ジャンジャン
メロメロメロディ「♪~☆」フオーン!!!


コナミ「うおおおっ!?」LP5550→2650


遊馬「…いよっしゃー!コナミに大ダメージだぜー!俺はこれでターンエンド!」


遊馬 LP5400 手札0
場 メロメロメロディ
ムズムズリズム

遊馬「へっへーん!どーだアストラル!俺もやれば出来んだぜー?」


アストラル「…ああそうだな。遊馬、君の成長は素晴らしい、私も認めよう
ーーー遊馬、君は確かに成長している。」

遊馬「…そーだろ!…これで少しお前の事も分かったかもしんねぇな…
それじゃ!この調子でコナミもーーー」


コナミ 伏せ1


アストラル(…あの伏せカード…1ターン目から使う様子を見せていないが…一体何が伏せてある?)

コナミ「…つつー…やっべーなオイ、大分ダメージ貰っちまったぞ…

てか遊馬おまえ…」

遊馬「ん?何だよコナミ?」


コナミ「いや、つえーじゃん!
…このまんまじゃ負けちまうかもなぁ…」


手札 バニーラ


コナミ(…悪くは無いんだけどよ…伏せもまだ使えねぇしさて…)


六十郎「…」

シャイ「コナミさん…」

コナミ「…ま、引いてから考えますか…!
俺のターン!ドロー!」手札2


レッドレイヤー「…我々も君の役に立ちたいと考えている、また彼女を悲しませない為にも…我々でも構わんかね?司令官?」



コナミ「…ん、色々ありがとな!

俺は手札から超量士レッドレイヤーを特殊召喚!」


超量士レッドレイヤー 効果モンスター
星5/炎属性/戦士族/攻2000/守 800
「超量士レッドレイヤー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地の「超量」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
「超量士レッドレイヤー」以外の自分の墓地の「超量」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。


レッドレイヤー「感謝しよう司令官!
…さあ!司令を下してくれ!」

コナミ「レッドレイヤーの効果!俺は墓地から超量カードを1枚手札に加える!俺は墓地から超量妖精アルファンを手札に加えてそのまま召喚!」

アルファン「ファーン!!!」


コナミ「アルファンの効果!超量モンスター1体を対象にして効果を発動!自分フィールド上のモンスターのレベルをそのレベルに統一する!俺はレッドレイヤーを選択!レベルを5に変更する!」


超量妖精アルファン ☆1→5


アストラル「これでレベル5のモンスターが2体…来るぞ!遊馬!」

遊馬「コナミのエクシーズモンスター…!」

コナミ「俺はレベル5のレッドレイヤーとレベル5のアルファンをオーバーレイ!!!」


コナミ「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」


コナミ「来い!超量機獣マグナライガー!!!」



マグナライガー『メインスラスターオールOK!マグナライガー発進!』



超量機獣マグナライガー ORU2
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/機械族/攻2600/守2000
レベル5モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「超量士レッドレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。


シャイ「マグナライガーキター!!!!!
やっぱカッコいいですねぇ…!あのフォーム、あの重厚感!
たまらないっ!素晴らしいっ!あれぞまさにヒーローの中のヒーローの機械と言うかなんと言うかふふ…下品なんですけど…」

遊馬「ランク5の…エクシーズモンスター!

うおおおー!カッコいいー!!!」


コナミ「…だろー!?だってよー!レッドレイヤー!褒められてんぜー!」


マグナライガー『やはりいつでもカッコいいて言われるは素晴らしいものだな!
では存分に力を発揮しよう!司令官!』


コナミ「おう!バトル!俺はマグナライガーでメロメロメロディに攻撃ー!
いっけー!!!」


メロメロメロディ「メ、メロ…」ビクビク


マグナライガー『マグナライガー!アタックモード!対象はメロメロメロディ!マグナライガー出力抑え気味でアタック!』


メロメロメロディ「!」ギュッ

コナミ「悪い!これも口に咥えといてくれー!トラップカード!超量機神剣ーマグナスレイヤー!」


超量機神剣ーマグナスレイヤー 通常罠
(1):自分フィールドの「超量」Xモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):このカードを装備したモンスターは、
攻撃力がそのモンスターのランクの数×100アップし、守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):自分バトルフェイズに、装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
このカードを装備していたモンスターはこのターン、1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。


シャイ「そしてマグナスレイヤー!うーんこれは本来合体用の武器ですがそれを合体前が持つと言うのも中々…!」

アストラル「最初のターンから伏せていたカードは超量専用のカードだったのか…!」


コナミ「これによって攻撃力をランク1つにつき100ポイントアップする!マグナライガーのランクは5だから500アップだ!」


マグナライガー 攻2600→3100


マグナライガー『お嬢さん、申し訳ない…なるべく抑え気味に…!』チョコン

メロメロメロディ「…?」キョトン
シューン…


遊馬「…ダメージは普通なんだなー…
だけどまだまだこれからだぜ!こっからまだまだ…」
LP5400→3700

コナミ「…いいや!このターンで決まりみたいだぜ!俺はマグナスレイヤーの効果を発動!バトルフェイズ中にこのカードを墓地に送って発動できる!」


マグナライガー 攻3100→2600


コナミ「このターン!その超量モンスターは3回の攻撃が可能になるぜ!」


遊馬「3回の攻撃…って事は!」

ムズムズリズム「…ムズッ!?」攻1500


コナミ「まさに超量達の必殺技って訳だな!
行くぜ!マグナライガー!2回目の攻撃!ムズムズリズムに攻撃だー!」

マグナライガー『アタックモード・フォームスレイヤーマグナ!セカンドアタック!攻撃対象!ムズムズリズム!アタック!』


ムズムズリズム「ムズーッ!?」ドカーン


遊馬「ムズムズリズムッ…!」LP3700→2600


アストラル「今のが2回目の攻撃…そして3回目は!」


コナミ「ラスト!俺はマグナライガーで3回目の攻撃!

対象は遊馬にダイレクトアタックー!!!」


マグナライガー『サード・アタック!ブースターフルエンジン!対象は相手プレイヤー…!ダメージの総計は…!』


六十郎「…決まりじゃな!」



遊馬「…なんだよー!?コナミやっぱりつえーじゃんかー!?」


遊馬 LP2600→0






winner!『コナミ』!

取り敢えずここまでー

次回は2月中には更新し…たいです!します!頑張ります!

中々ssが進まなくて申し訳ないです…なるべく早く更新出来るように頑張りますのでお付き合いしてくだされば幸いです

鬼道武者って永続効果も無効にできるの?

ギリギリアウト更新

更新していきます

今日のお話は後半ちょっと意味が分からなくなりました
なんだこれ…

>>651
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できず、 バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される。

以上の効果を持つカードは、相手モンスターの永続効果、すなわち戦闘破壊耐性、自身の攻撃力増減などを全て無効化します。つまり元々の攻守が0(あるいは「?」)のモンスターは戦闘においてほぼ無力化されることになります。逆に、妥協召喚した《神獣王バルバロス》のようなモンスターの、弱体化した攻撃力も元の数値にしてしまいます。

とwikiからの参照です…
ちょっと分かりづらいんですけどこの場合GFの攻撃力が0になる…と言う事になると思われます
間違ってたら申し訳ない…ご指摘感謝です!

六十郎「…そこまで!この勝負コナミの勝ちじゃ!」

コナミ「っしゃ!良しっ!勝ったー!」

シャイ「コナミさん大人気なくはしゃぎすぎですよ、もう…」


遊馬「負けちまったぁ…ライフも結構減らしたと思ったんだけどなぁ…」

アストラル「だが遊馬、今回の君のデュエルは以前の君より向上していた、何が君を成長させたんだ?」

遊馬「…『モンスター』の思ってる事とかよ
今回のデュエルでそー言う事考えてデュエルしたらよ…なんかカードとか使うタイミングが分かったって言うか…」

アストラル「モンスターの…思うこと、か…それらは本来デュエルには関係の無い事だが…何か関係あるのか…?」


六十郎「…うむ」

シャイ「そうですねぇ…」


アストラル「…何にせよ、君のデュエルタクティクスが向上すると言うのは良い事だ。
…君のデュエルタクティクスが私以上になればNo.も安心して…」ペラペラ


遊馬「…それによアストラル、俺お前の…」
ボソッ


アストラル「…何か言ったか?遊馬?」

遊馬「べ、別に!何でもねぇよ!兎に角!俺もデュエリストとして成長してるって事!
これでお前も少しは俺の事見直しただろー?」

アストラル「…だが、まあまだまだだな…例えばデストロイ・サムライ、あのモンスターに対しての策はもう少し練るべきだ
それに君は効果が確定してないカードに頼る癖を…」

遊馬「…てんめぇ…言わせておけばー!」ムキー!


コナミ「うんうん、元気があって大変宜しい!そういやお前らもお疲れなー!おかげ様で勝てたぜ!」

レッドレイヤー(礼には及ばんよ、それに新しいシンクロモンスターのおかげも大きい
お礼なら六十郎氏に言いたまえ)

コナミ「あっそういやこれ爺さんからの借り物だったな、返さねぇと…」ごそごそ…

六十郎「いや、2人ともそのカードは持って行くと良い」


コナミ・遊馬「「えっ!良いのか!?」」


六十郎「ワシからの餞別みたいなもんじゃよ、さっきのデュエルを見てワシはお主らならきっとそのカードを上手く使いこなせると踏んだからの?」ニコッ

遊馬「じーちゃん…」


六十郎「ま、その代わりにの…

この決闘庵の手伝い、残りの分宜しくのー
ほれ雑巾、後コナミは山にでも行って薪取って来ておくれ?」





2人「…またかよーーーー!!!???」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
???「オラオラオラァ!まだまだぁ!スパークリング1000回追加だぁ!」



???「ふんっ!俺は熊を一頭伏せてターンエンド!」ドンッ!

熊「」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


???「うさぎ跳び行くしかねーだろー!」ぴょんぴょんぴょんぴょん!


???「おうっ!」ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん!!!


ーーーーーーーーーーーーーーーー


???「「ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロー!ドロ」」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!

決闘庵 裏山


???「ふー…良い汗かいちまったなー!
やっぱ山ん中の修行は良いぜー!頭ん中がスッキリするからなー!」


???「ああその通りだ…スッキリして何もかも忘れて…


ってちがーう!!!俺たちの目的は別にあるだろうがー!!!」

???「え?他になんかあったかぁ?美味い飯食って身体動かして…これ以上やる事もねーだろ…フワァァァ…」

???「違う違う違がーう!我々にはっ!
この人間界を調査し!『我らバリアン世界』に必要な情報を手に入れる使命があるだろうがー!!!!」

???「…あーそうだっけ?」


???「クヌゥゥゥゥ…!!!!
もう良いわいっ!俺だけで作戦を纏めるっ!お前は他の場所で身体でも動かしてろっ!」

???「おっマジで!?良いのかー!?
ならちょっくらスパークリング10000回やってくるわ!ありがとなー!」タッタッタッ


???「全く!アイツと居るとどーも調子が狂う…!大体!俺が調子を崩す事などあり得んのだ!それも人間界で…!俺が虫ケラ共に調子を崩される事もないのだ…」ブツブツ…

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

???「にしてもなー、修行するにしてもちと飽きて来たしなぁ…ここいらで1つ!
こころ熱くなるような何かがあると良いんだけどよー…」


…んしょ…よいしょっと…はぁ…


???「…ん?なんだおい…声がすんな…」
ガサッ


シャイ「中々上手くいきませんね…やっぱり私はインドア派と言うか…よいしょ、っと…」


???「…な…(ガシャーン!)

何だあの女…?い…いや!なんて言うんだこう…!


なんだこの感覚は…!?今世界が!俺の世界が…!」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

デー

シャイ「あはは…!」


デー

シャイ「うふふ…!」


デー!

シャイ「こっちですよー!」


デデーン!!!!

シャイ「うふふふふふふ…!」ムーブアップ


???「おお…!これは…!?これは…!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー

???「…て…天使…だ…!

俺は…俺は今!天使に会ったんだー!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

シャイ「ううー…やっぱり難しいですね…ウチにこもってる奴に力作業はやっぱり出来ませんよー…」


???「おこまりみたいですね?」


シャイ「…え?」


???「…おじょうさん、なにかおこまりのようだ…
いや!まい!すぅうぃーと…えんじぇる!」


シャイ「…は?え?…え?えんじぇ…え?」

???「ああ!とまどったかおをしないでくれ!まいえんじぇる!なにをそんなにこまってるんだい?どうしたんだ…おれにいってみて!」

シャイ「えっ?はっ?いやええ…?
あのさっきから話が全く読めないんですけど私は単にここの薪割りをですね…」


???「まきわり!わかった…それをかわりにやってあげようっ!…どうやればいいんだ?」

シャイ「え?あ、ああその木を斧で割って貰えば…」


???「わかったー!」ブンッ!


シャイ「…わっ、一撃で…凄い力ですね…」


???「よっし!これをもっとやればいいんだなー!よーし!」構え


シャイ(…あれ?でも今この状況って…)

シャイ(不審者が現れる→いきなり薪を割り始める→斧を持つ→…

…次はお前の番だ…!!!???)


シャイ「ひっ…ひいぃ…!!!???」スター!


???「あっこれ意外と楽しいな…あっ!まってくれー!まいえんじぇるー!どこにいくんだーい!」斧構え


シャイ(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ斧持ちながらこっちきてる!殺される!カードが死ぬかどうか分かんないけど殺されるううう!!!!!)全力ダッシュ


???「まってくれー!
…もしかしておいかけっこかーい!?

ならまけないぞー!そーら!」ダッシュ


シャイ(あかんあかんあかんあかん追いつかれる、助け助け助けて助けて助けて!)


シャイ「コナミさーん!コナミさん助けてー!助けて下さーーー」ボスッ

コナミ「…ん?どしたんだ?シャイニート?薪は持ってき…」


???「まいえんじぇるー!つかまえちゃうぞー!ほらー!」斧ぶーん!


コナミ「えーーーーー」


ザクッ!!!!!(真横の木)


???「まいえんじぇる!つかまえたぜー!」



シャイ「」サーッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

???「まいえんじぇるー、はなしをきいてくれよー」

シャイ「ヒッ」隠れ


???「かくれないでさー?」ヌッ

シャイ「」隠れ


コナミ「…あのさ、これ…なんの騒ぎだよ?」


???「…ん?なんだてめえは…?」

シャイ「こっ、コナミさんっ!そっ、その人絶対ヤバイ人ですっ!逃げてっ!逃げてぇぇぇ!!!」ブルブル…

???「お、おちついてくれ!まいえんじぇる!…おいそこの赤いの!そこどけって!
まいえんじぇるが隠れるじゃねぇかっ!」


コナミ「まい…えんじぇるぅ?」

シャイ「いっ、意味が分からないんですけどっ!?兎に角もう帰りましょう!?六十郎さんには薪が取れなかったとかなんとか言って許して貰いましょうよー!」


コナミ「そうは言ってもなー…おーいお前さんやー?」


???「ん?何だよ?」

コナミ「あんたこのシャイに何か用があるんだろ?どうしたんたよ?」

???「…シャイって…言うのかぁ…いい名前だなぁ…天使みたいな名前だぁ…」


コナミ「…お前種族天使族だっけ?」

シャイ「魔法使いですっ!」


???「そんな天使みたいな彼女に…
俺は惹かれたんだっ!なぁ!まいえんじぇる!君は美しい…!ゴングを鳴らしてフォーリンラブだ…!」


シャイ「あのもう訳わかんないんですけど…」

コナミ「んーまあ俺も…まあ兎に角…

えーと…あのさ?このシャイって奴なんだけどさ…」


コナミ「あの一応『俺の物』…?だし、ちょっとあのいかんせんしがたいと言うか…」


???「俺の…『物』?」ピキッ


シャイ「『俺の』…物…」ポッ


コナミ「いやなんか迷惑かけたなら謝るからさ!ちょっとシャイも怯えてるっぽいし出来れその許してもらえればーーー
ウオーーーーーッ!?」ヒョイッ


シャイ「コナミさーんっ!?」

???「許さねぇ…!お前にまいえんじぇるは渡さねぇ…!まいえんじぇるはなぁ…!まいえんじぇるはなぁ…!」フルフル…

コナミ「まい…えんじぇるは…?」


???「…まいえんじぇるは!

まいえんじぇるなんだよぉぉぉぉぉ!!!!
うぉーっ!!!!!!!」ガチャン!


コナミ「えっ!?いや何!?ワカンねぇ!いや何だってんだよー!?
そもそもお前はまず誰なんだー!?」ガチャン!

アリト「…俺の名前はアリト!俺のえんじぇるを奪う奴を…俺は許さねーぜ!!!!
行くぞぉ!!!!!!」


コナミ「デュエルだな!?兎に角デュエルなんだなっ!?」



アリト・コナミ「デュ「デュエル!」」ガチャン!



シャイ「コナミさんのデュエル…何で超展開が多いんですかぁ…」シクシク…

は?

は?

とりあえずここまで…次回は来週の月曜日か火曜の予定です


ちなみに裁定に関してはレインボー・ヴェールの裁定を元にしました、もし良ければご確認下さいませ…wikiへの直接リンク貼って良いのかな?

大変遅くなりました…
更新再開です

アリト「さあさあこの世界でのファーストマッチ!エンジン暖っためて行くぜー!
俺のターン!」手札6


コナミ「ったく…兎に角やってやらー!!」


アリト「それではまずリングに登場しますは…BKヘッドギアー!」
ヘッドギア「…」カーン!


BKヘッドギア 効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1000/守1800
このカードが召喚に成功した時、デッキから「BK」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。


アリト「ヘッドギアの効果!俺はデッキからBKモンスターを1体デッキから墓地へ送る!俺はBKカウンターブローを墓地に!」

ヘッドギア「…!」フンッ!

アリト「そして俺は手札からBKスパーを特殊召喚!」
スパー「…」フンッ、フンッ


BKスパー 効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1400
自分フィールド上に「BK」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚した場合、このターン自分はバトルフェイズを行えない。


アリト「コイツを特殊召喚したターン俺はバトルフェイズを行えねぇ…だが先行1ターン目なら関係ねぇな!
これで2体のレベル4モンスターが並んだぜ!俺は2体の「BK」を使って新たな「BK」をリングに呼び出す!」


コナミ「つまりそれって…」

アリト「俺は2体の「BK」でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」


アリト「さぁ!新たな闘士の参戦だ!盛大な拍手で迎えいれろー!」


アリト「そして魂に秘めた炎を…その拳に宿せ!来い!ランク4!
BK拘束蛮兵リードブロー!」手札4



リードブロー「…!!!」攻2200



BK 拘束蛮兵リードブロー ORU2
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/戦士族/攻2200/守2000
「BK」と名のついたレベル4モンスター×2
自分フィールド上の「BK」と名のついたモンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊される場合、その破壊されるモンスター1体の代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
また、このカードのエクシーズ素材が取り除かれた時、このカードの攻撃力は800ポイントアップする。

コナミ「いきなりエクシーズ召喚かよ…!」


アリト「俺は手札を2枚伏せてターンエンド!まいえんじぇる!待っててくれよー!
すーぐコイツなんて倒してやるからなー!」
ブンブン


アリト 手札2 LP8000
場 リードブロー
伏せ 2


シャイ「コナミさん勝って下さいお願いしますほんと捕まったら何されるか分かんないんで勝って下さいお願いします」サーッ…


コナミ「分かってるって!
…兎に角あのエクシーズモンスターを倒さなきゃな…俺のターン!」手札6

コナミ「俺は手札からチューン・ウォリアーを通常召喚!」
チューン・ウォリアー「チュミーン!」


チューン・ウォリアー チューナー
星3/地属性/戦士族/攻1600/守 200
あらゆるものをチューニングしてしまう電波系戦士。
常にアンテナを張ってはいるものの、感度はそう高くない。


コナミ「そして俺は手札からこのモンスターを特殊召喚する!来てくれ!急き兎馬!」手札4


馬「ヒヒヒーン!!!!」
兎「」ブルブル…


コナミ「このモンスターはカードが存在しない縦列に特殊召喚できるモンスター!
今4枚しか場にはカードがねぇから…特殊召喚出来るって訳!」

急き兎馬 効果モンスター
星5/風属性/獣族/攻2000/守1800
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):カードが存在しない縦列がある場合、
このカードはその縦列の自分フィールドに手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):このカードと同じ縦列に他のカードが置かれた場合に発動する。
このカードを破壊する。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。このターン、このカードの元々の攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。


シャイ「レベルは異なってますけどチューン・ウォリアーはチューナー…つまり!」


コナミ「俺はレベル5の急き兎馬にレベル3のチューン・ウォリアーをチューニング!」

コナミ「出番だぜ!スターダスト!」


スターダスト「ヒュオオオン…!」


閃珖竜 スターダスト
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードは、このターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。


アリト「…ん?なんだこの白い竜?てかお前今どーやって出したんだ?」


コナミ「え?いやシンクロ召喚で出したんだけど…あれ?レベル合ってるよな?ディスクはエラーは…吐いてないし」

スターダスト「…」

アリト「ま、なんでもいいか!兎に角そいつがなんであれ関係ねぇ!全部ぶっ飛ばしてお前も倒してやらぁ!さぁ!かかってきな!」


コナミ「おう!言われなくても行くぜ!
バトルフェイズ!俺はスターダストでリードブローに攻撃!」


スターダスト「ヒュオオオオオン!!!!」
攻2500


リードブロー「…!!!」ドカーン…


コナミ「まずはリードブロー撃破!この調子で行くぜ!とりあえず俺は…!?」

アリト「へへっ…おいおい!ちょっと待てよ!まだカウントされきってないんだぜー!俺は…俺たちは…!

まいえんじぇるの為なら何度でも立ち上がるからなー!」LP8000→7700


リードブロー「…!!」攻2200→3000



コナミ「えっ嘘ぉ!?俺確かにあのモンスター倒したよな!?なんでまだ…!?」

シャイ「しかも攻撃力までさっきより上がってます!これは…?」

アリト「リードブローの効果!コイツはな…場に出る際に2つの枷を背負って出てくる…!まるで俺とえんじぇるを縛る様に…!」

シャイ「はぁ…」


アリト「だが!リードブローは倒れると思ったその時!枷を解き放ち力を取り戻して復活するのさ!
そう!今俺とえんじぇるの間の枷は1つ…」


シャイ「成る程…破壊される場合ORUを1つ取り除いて破壊を無効にして更に攻撃力を800ポイントあげる効果…」


コナミ「要は破壊はかなり難しいって訳だよなー…
なら俺はカードを2枚セットする!」手札2


コナミ「このまま俺はターンを終了するぜ!」


コナミ 手札2 LP8000
場 スターダスト
伏せ2

アリト「さぁさぁまいえんじぇる!君を迎えいれる為に障害をぶっ飛ばしてやるぜー!
俺のターン!ドロー!」手札3


シャイ「私はコナミさんから離れませんけどっ!」ギュッ

コナミ「ちょ!?ディスクの操作がしにくいから離れろってのー!」


アリト「俺は手札からBKグラスジョーを召喚!」
スイッチヒッター「…」シュッシュッ、シュッ!


BK スイッチヒッター 効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守1400
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「BK」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、
自分は「BK」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。

アリト「俺はスイッチヒッターのモンスター効果を発動!墓地からBK1体を復活させる!
さぁ!リングに蘇り再び雄叫びを挙げろー!
BKヘッドギア!」

ヘッドギア「…」カーンカーン!


コナミ「レベル4のモンスターが2体…って事は今度も…!」


アリト「俺はレベル4のBKモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築する!」


アリト「エクシーズ召喚!再びリングに現れろ!BK拘束蛮兵リードブロー!!!!」


リードブロー「…」ORU2


シャイ「また新しいリードブロー…!
これじゃあいつまでたっても倒せないです!」

アリト「そして!このカードが俺とマイハニーを結び合せる必殺のカードだぜ!
俺は手札から魔法カード!鬼神の連撃を発動!」

コナミ「あのカードは…?」


アリト「俺は素材が1つの方のリードブローを選択し効果を発動する!リードブローのORUを取り除いてリードブローの攻撃を2回に増やすぜ!」


リードブロー「…!!!!」クワッ!


シャイ「攻撃力3000の2回攻撃ですかっ!?」

アリト「おっと!まいえんじぇる!そいつは違うぜ!リードブローの攻撃力アップはORUが取り除かれた時に発動する!つまり更にリードブローからは枷が取り除かれて…!」


リードブロー「…!!!!!」
攻3000→3800


コナミ「攻撃力3800の2回攻撃ー!?」


アリト「バトル!俺は拘束が外れたリードブローでその白いドラゴンに攻撃ー!」


アリト「喰らわせろー!
『ライトニング・ファースト』!」


リードブロー「…!!!!」ブンッ!!!

スターダスト「グルルルル…!」

コナミ「させるかっ!俺はスターダストの効果を発動!1ターンに1度フィールドのカードの破壊を無効にする!俺はスターダスト自身を破壊から…」


アリト「いや!そーは行かねーぜ?俺は伏せていたカウンター罠、エクシーズ・ブロックを発動!」

コナミ「んなっ!?」


エクシーズ・ブロック カウンター罠
自分フィールド上のエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手が発動した効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。


アリト「俺は素材を持ったリードブローからORUを1つ取り除いてテメエのモンスター効果を無効にして破壊する!これでその白い竜は破壊だ!」

スターダスト「ヒキャアアアアアア!!!」

コナミ「スターダストッ!」

アリト「更にリードブローの攻撃力も上昇するぜ!」

リードブロー 攻2200→3000 ORU1


シャイ「まっ…マズいですっ!このままだと残りの攻撃が全てコナミさんに…!」

アリト「さあさあ決めてみせるぜ、まいぷりんせす!俺はリードブローで2回攻撃!
そしてトドメの右ストレートだー!ぶっ放せー!」


リードブローA「…!!!!!!!!」
ガンガンガンッ!


リードブローB「…!!!」ヒュンッ!!!

コナミ「まだまだぁ!!!
トラップカード!蘇りし魂!発動!墓地から通常モンスターを1体守備表示で召喚!
俺は墓地からチューン・ウォリアーを特殊召喚!」

チューン・ウォリアー「チュミーン…」


シャイ「コナミさんの場に新しいモンスターが…!」

アリト「だけどカンケーねー!そいつごとブッ飛ばしてやらあ!」


コナミ「そして俺は続けて速攻魔法、ドローマッスルを発動!対象はチューン・ウォリアーを選択!」


チューン・ウォリアー「チュミーン…チュミーン…チュミミミミーン!!!」マッスル化!

ドロー・マッスル 速攻魔法
「ドロー・マッスル」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの守備力1000以下の表側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
自分のデッキから1枚ドローする。
そのモンスターはこのターン戦闘では破壊されない。


コナミ「これによってまず俺はカードを1枚ドローする!」手札3


リードブローA「…!!!!!」フンッ!フンッ!

リードブローB「…」ガンッ!


コナミ「そして選択したモンスターはこのターン、戦闘では破壊されなくなる!
よってこのターンのダメージは0だぜ!」

シャイ「何とか凌ぎ切りったぁ…」

アリト「ああまいえんじぇる!このターンで君のハートを奪う筈だったのに…!
だが次のターンこそ決めて見せるよ!俺はこれでターンエンドだ!」


アリト 手札1 LP7700
場 リードブロー ORU0
リードブロー ORU1
伏せ 1

コナミ「攻撃力3000越えが2体か…

だけど…そいつらなら何とかなるかもしんねーぜ!俺のターン!ドロー!」手札4


アリト「…ほーん?なら面白え!やって見やがれ!俺とまいえんじぇるの仲を断ち切らせたりなんてさせねーからなー!」


シャイ(いやいきなり襲い掛かってきておいて仲もクソもありませんよね…?)


コナミ「俺は手札からバニーラを召喚!」
バニーラ「バニッ」モフー



コナミ「そして俺はレベル1のバニーラにレベル3のチューンウォリアーを再びチューニングする!合計レベルは4!シンクロ召喚!」

コナミ「来い!レベル4!シンクロモンスター!
…なんて言えばいいか良くわかんねぇ姿してるけど…兎に角頑張れー!古神クトグア!」


クトグア「」ウニョウニョ…


古神 クトグア シンクロ・効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻2200/守 200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのランク4のXモンスターを全て持ち主のエクストラデッキに戻す。
(2):このカードを素材とした融合召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。


シャイ「…なんて言うか生理的になんか無理な感じの姿してますね…」


アリト「さっきもしてたけどそれってシンクロ召喚って言うんだな…俺も知らないカードを使う奴…か!
面白くなって来たぜー!さぁこいー!」

コナミ「クトグアの効果!このモンスターがシンクロ召喚に成功した時フィールド上のランク4のモンスターを全てエクストラデッキに戻す!
つまり…!」


シャイ「つまり…リードブロー2体がデッキに戻りますっ!しかもバウンスだから破壊耐性もありません!」


クトグア「」ウニョウニョ…ウニョーン…


リードブロー「…」ジダバタ…ヒューン
リードブロー「…」バタバタ…ヒューン


アリト「なんだってー!?
…クソーッ!やってくれんじゃねーか!」

コナミ「すげーな…決闘庵秘蔵のカード…
っと!まだコイツの攻撃があるぜ!バトルフェイズ!」


コナミ「古神クトグアでダイレクトアタック!イッケー!

…いっけーで通じるんのか…?」


クトグア「」ウニョウニョ…


クトグア 攻2200


アリト「うおっ!?」LP7700→5500

シャイ「良しっ!コナミさんが先に攻撃を決めました!」

アリト「ファーストブローは決められちまったか…だがな!こっから反撃だぜ!
俺は手札のBKベイルの効果を発動!コイツを手札から特殊召喚する!」

BKベイル「…」フンッ


BK ベイル 効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻 0/守1800
自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、受けたダメージの数値分だけ自分のライフを回復する。


アリト「そして俺は受けたダメージ分ライフを回復する!くーっ!染み渡るぜー!」
LP5500→7700


コナミ「げっ、回復されちまったな…
俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」


コナミ 手札1
場 古神クトグア
伏せ2

アリト「…さて、俺のターンだな…ドロー!」手札1

アリト「にしても…おい!赤帽子!お前中々やるじゃねーかよ!単なるえんじぇるの邪魔者位にしか思ってなかったが…ハートのライバル位には認めてやるぜ!」


コナミ「…らいばる…?はーと…?」


アリト「となりゃ俺も一発かまさなきゃ行けねぇって訳だな…!行くぜ赤帽子!俺のターンッ!!!!」手札1


アリト「…来た来た来た来たぁ!俺は手札からBKグラスジョーを召喚!
さぁ!本日のメインイベントへの準備だ!華々しく登場しろー!グラスジョー!」

グラスジョー「…!」ダンッ!


BK グラスジョー 効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻2000/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。
このカードがカードの効果によって墓地へ送られた時、自分の墓地から「BK グラスジョー」以外の「BK」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

コナミ「攻撃力2000の下級モンスターかよ!?」

シャイ「でもそれより重要なのはレベル4のモンスターがまた2体揃った事です!また来ますよ!リードブローが!」


アリト「…いーや!今回リングに上がるのはリードブローじゃあねぇ…!
今回リングに登場しますは!今回がデビュー戦の正に『新星』!

さぁ!張り切って登場してもらおうかー!」


アリト「俺はレベル4のBKベイルと!レベル4のBKグラスジョーでオーバーレイネットワークを構築!

エクシーズ召喚!!!!!!!」ブワッ!


シャイ「…この感じ…!まさかこの人!?」

アリト「エクシーズ召喚!!!!!
リングを照らす一番星よ!その星を!歴史を!新たに塗り替えてどこまでも!どこまでも突き抜けろー!!!!!!」



79



アリト「来い!No.79!
BK!新星のカイザー!!!!!!!!」


カイザー「…!」キラキラキラキラ…



No.79 BK新星のカイザー ORU2
エクシーズ・効果モンスター(アニオリ)
ランク4/炎属性/戦士族/攻2300/守1600
レベル4モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分の手札・墓地から「BK」と名のついたモンスター1体を選んで、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×100ポイントアップする。
また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、自分の墓地からレベル4以下の「BK」と名のついたモンスターを選択して特殊召喚できる。


コナミ「…え!?嘘!No.!?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
同時刻 決闘庵


???「…!?新しいNo.反応…!?
しかも新しい方が強く反応して…!
チェックポイントは…この山の中ね…なら!」ダッ!



グリーン(隊長!さっきのポイントが動くっすよ!我々もついていきますか!?)


レッド(…あそこまであからさまなのは罠かもしれないが…ブルー!君はここに残って遊馬殿を見ていてくれ!私達は彼女について行く!)


ブルー(了解しました!隊長!お気をつけて!)

ーーーーーーーーーーーーーーーー


闇川「エクシーズ召喚!!!昏き王よ、疾く現れよ!
No.12!機甲忍者クリムゾン・シャドー!!!」



クリムゾン・シャドー「…!!!」チャキ…



No.12機甲忍者クリムゾン・シャドー ORU2
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/地属性/戦士族/攻2400/守1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスターは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

遊馬「No.で…しかも忍者ァ!?」

アストラル「なるほど、いきなり決闘庵に乗り込んで決闘を挑んで来たのには驚いたがNo.の影響か…そのNo.によって闘争本能が駆り立てられたということか」


六十郎「闇川お主…!そのような禍々しいカードを使うにまで堕ちたと言うのか…!」


闇川「黙れ老いぼれ!俺はこの何者にも負けない力を手に入れた!
この力を渡してくれたあのチビには感謝しているぞ…ククククク…!」


遊馬「てめぇ…!」


闇川「さぁ!今までちょこちょこちょこちょこと煩い楽器共を皆破壊してやろう…!さぁ!覚悟するがいい!」


テンテンテンポ「…テーン…」

ハミハミハミング「…ララー…」

遊馬「…やらせねぇ…!デュエルって言うのは破壊するための道具なんかじゃねぇ…!
確かにモンスターは破壊されちまうこともあるし、破壊する事だってある…!」


遊馬「でもそれはお互いに尊敬し合って!きちんと考えあってやるのがデュエルなんだ!…俺はお前にはぜってー負けねぇ!

『デュエルを、お前の破壊の道具になんかさせねぇ!』」


六十郎「遊馬…」

アストラル(…遊馬、君はーーーー)



闇川「では証明してみせるがいい…!貴様の力を!強さをこの俺にな!
行くぞ!!!!!!!!」


遊馬「来い!!!!闇川!!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

アリト「さぁ!カイザー!ここがオメーの初試合だ!ガンガンいこーぜ!!!」

コナミ「まさかNo.を持ってるなんてよ…!
…にしては操られてねぇみたいだけど…」


シャイ「何にせよNo.使いと言うだけで危ないです…気をつけてコナミさん!」


アリト「俺はカイザーのモンスター効果を発動!手札・墓地からBKモンスターを1体、オーバーレイユニットに加える!
俺は自分の墓地からBKヘッドギアをオーバーレイユニットに加えるぜ!」


カイザー「…!!」グッ! ORU2→3

アリト「そんじゃ殴り合いと洒落込もうじゃねーか!バトルフェーイズ!
俺は新星のカイザーで古神クトグアに攻撃!」


アリト「『ノヴァ・イグニッション』!」



クトグア「」ウニョーン…


カイザー「…!」ガッ!

カイザー「…!!!!」バキッ!

カイザー「…!!!!!!!」ダンダンダン!


カイザー「!!!!!!!!!!!!」
ダンダンダンダンダンダン!!!!!!!

カイザー 攻2300→2600


アリト「カイザーはORUの数1つにつき攻撃力を100アップする!そのまま殴り抜けちまえー!!!!!」

カイザー「…!」ダンッ!


クトグア「」ガッ…


ドカーン!!!!!!!!!!!



コナミ「クトグアー!ってぇー!破片が!破片が当たったー!」LP8000→7600


シャイ「でもちょっとあのモンスターが消えて嬉しい…というかほっとしたと言うか…」

アリト「いいストレート喰らわせてやったぜ…!俺はこれでターンエンド!
さぁ!ガンガン打ち込んでみろ!」


アリト 手札0 LP7700
場 新星のカイザー ORU3
伏せ1

コナミ「兎に角No.にはNo.…だけど今はNo.ねーんだよな…
兎に角やるしかねぇ!俺のターン!ドロー!」手札2


コナミ「俺は手札からチューニング・サポーターを召喚!」
サポーター「…」


チューニング・サポーター効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 300
(1):フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。


コナミ「そして更に俺は伏せてた罠カードを発動するぜ!罠モンスターカード!シェイプシスターをな!」
シェイプシスター「ah…」


シェイプ・シスター 永続罠
このカードは発動後モンスターカード
(悪魔族・チューナー・地・星2・攻/守0)となり、モンスターカードゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
「シェイプシスター」は1ターンに1枚しか発動できない。

シャイ「今度はレベル1のモンスターとレベル2のモンスター…」

アリト「レベルが違う…って事は今度もまたさっきやったシンクロ召喚って奴だよな!?」


コナミ「おう!シェイプシスターはチューナーとしても扱う!俺はレベル1のチューニングサポーターに!レベル2のシェイプシスターをチューニング!」



コナミ「シンクロ召喚!レベル3!
来い!霞鳥クラウソラス!」


クラウソラス「ケーッ!ケーッ!」守2300


霞鳥クラウソラス シンクロ・効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻 0/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
ターン終了時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

コナミ「シンクロ素材にしたチューニング・サポーターの効果を発動!シンクロ素材にしたからカードを1枚引かせてもらうぜ!」
手札2

コナミ「そしてクラウソラスの効果発動!相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を0にして効果を無効に出来る!この効果で俺はカイザーを選択する!」


シャイ「No.も効果を無効にすれば戦闘破壊が可能…!これが決まれば!」


アリト「いーや!そうは行かねーぜ!ここで必殺のカウンターブローだ!」ヒュイーン!


コナミ「マジかっ!?」

アリト「カウンター罠!エクシーズ・リフレクトを発動!
このカードはフィールド上のエクシーズモンスターが効果対象になった時に発動出来る!」


エクシーズ・リフレクト カウンター罠
フィールド上のエクシーズモンスターを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
その後、相手ライフに800ポイントダメージを与える。


アリト「その効果を無効にして破壊するぜ!跳ね返しちまえー!カイザー!」


カイザー「…!!!」ORU3→2
攻2600→2500


クラウソラス「ケーッ!ケーッ!ケーッ!!!」ドカーン!

アリト「そして相手に800ポイントのダメージを与える!喰らえーっ!」

コナミ「グゥッ…!!!」LP7600→6800


シャイ「コナミさんっ!」


アリト「ふっふー!決まった決まったー!決まったぜー!良くやったぜカイザー!これからもガンガン…ん?どした?」


カイザー「…」ダラダラダラダラ…


コナミ「…割とトメさんとか辛そうだったからなぁ…これ…」ヒュイーン…


魔女の一撃 通常罠
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合に発動できる。
相手の手札・フィールドのカードを全て破壊する。

すいません>>719のORU3→2の所は3のままです
訂正版がこちらに…


アリト「カウンター罠!エクシーズ・リフレクトを発動!
このカードはフィールド上のエクシーズモンスターが効果対象になった時に発動出来る!」


エクシーズ・リフレクト カウンター罠
フィールド上のエクシーズモンスターを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
その後、相手ライフに800ポイントダメージを与える。


アリト「その効果を無効にして破壊するぜ!跳ね返しちまえー!カイザー!」


カイザー「…!!!」フンッ!


クラウソラス「ケーッ!ケーッ!ケーッ!!!」ドカーン!


申し訳ない…

カイザー「ーーーーー」あっ


バキッ!



シャイ「…骨行きましたね、あれ…」

コナミ「…音がえげつねぇなおい…」



カイザー「」チーン…



アリト「カイザー…
カイザアアアアー!!!!」


ヒューン…



シャイ「あっ、墓地行きましたね」

コナミ「…お疲れ様でした…」シミジミ…

アリト「…いや!まだだ!まだカイザーの星は輝いてるぜ!カイザーのモンスター効果!」

アリト「このモンスターが相手によって破壊された場合、このカードのオーバーレイユニットの数だけ墓地からレベル4以下のBKを復活させる!オーバーレイユニットの数は3つ!
蘇れ!BKグラスジョー!BKヘッドギア!BKスパー!」


グラスジョー「…」ドスッ 攻2000
ヘッドギア「…」カーンカーン! 攻1000
スパー「…」ドスドスッドスッ… 守1400


コナミ「星がまだ輝いてる…か…
ならこっちももう一回『星屑』を輝かせてやらねーとな!」

コナミ「魔法カード!星屑のきらめきを発動!」


星屑のきらめき 通常魔法
自分の墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体を選択して発動する。
そのモンスターのレベルと同じレベルになるように、選択したモンスター以外の自分の墓地に存在するモンスターをゲームから除外し、選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。

コナミ「墓地からドラゴン族シンクロと同じレベルになる様にモンスターを除外するぜ!俺はスターダストを選択して急ぎ兎馬とクラウソラスを墓地から除外!」

コナミ「そして墓地から選択したドラゴン族シンクロモンスターを特殊召喚する!」

コナミ「もう一回一緒に頼むぜ!スターダスト!」


スターダスト「ヒキャアアアアアアアア!!!!!!!」攻2500


アリト「1番最初のドラゴンかぁ!?」

シャイ「スターダストさんが戻ってきましたー!」

コナミ「バトル!俺はスターダストでグラスジョーに攻撃!」


グラスジョー「!」パリーン!

アリト「グラスジョーの効果…このモンスターが攻撃対象に選ばれた時このモンスターは破壊される」

アリト「だが!グラスジョーの効果!このモンスターがカードの効果によって墓地に送られた時!墓地からBKモンスターを1枚手札に加える!俺はスイッチヒッターを再び手札に!」


コナミ「なら連続してスパーに攻撃!スターダスト!」


スターダスト「ヒュオオオオオン!!!!」

BKスパー「…!」ドカーン!


コナミ「おいおい、中々攻撃が効かねーな…
俺は手札を1枚伏せてターンエンド!」


コナミ 手札0 LP6800
場 スターダスト
伏せ1

取り敢えずここまでー

次回の投稿は日曜日ぐらいになりそうです
いつも読んで下さり誠に感謝です!

おまたせ致しました…
更新再開です

ーーーーーーーーーーーーーーーー
アリト「さて…」


アリト LP7700 手札1
場 BKヘッドギア


コナミ LP6800 手札0
場 スターダスト
伏せ 1


アリト(俺の場にはヘッドギアが1体…それに対してアイツの場にはあの白いドラゴンが1体…)

アリト(手札のスイッチヒッターを使えばもっかいリードブローは出せる…が)

アリト「おもしれぇ…!おもしれーじゃねーか!俺のNo.も倒しちまったしよ!
いやー人間ってのも中々やるもんだぜー!」


シャイ「人間ってのも…?」

アリト「なら必殺の右肘ストレートで返してやらなきゃ失礼ってもんだろ…!

行くぜ…!俺のターン!ドロー!!!」手札2


コナミ「さっき加えたカードは確か他のBKを蘇生するカードだったよな…って事はまたリードブローか!?」


アリト「俺はBKスイッチヒッターを再びリングに召喚するぜ!」

スイッチヒッター「…」シュッシュッシュ

アリト「スイッチヒッターの効果!俺は墓地からBKグラスジョーを復活させる!
もっかい頼むぜグラスジョー!」

グラスジョー「…」ドンッ!


グラスジョー「…」☆4
スイッチヒッター「…」☆4
ヘッドギア「…」☆4


シャイ「…あれ?でもリードブローを出すだけならスイッチヒッターで蘇生するのは新星のカイザーでも良かった筈なのになんで…?」


アリト「そりゃ今から俺が出す…

「No.」に必要なモンスターはレベル4モンスターが3体必要だからな!」

コナミ「No.…!?
って事はお前No.まだ持ってんのか…!?」


アリト「さあ…!ショータイムだー!

行くぜ!俺はレベル4のBKグラスジョー!
BKスイッチヒッター!BKヘッドギアの3体を…」


アリト「オーバーレイ!!!!!!」



アリト「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!ネットワークを構築!

エクシーズ召喚!」

アリト「さぁ!ショータイムたぜ!
来い!『No.105』!そして奴をぶっ飛ばしちまえー!」シュイーン!


シャイ「オーバーハンドレット…No.!?」



アリト「いっけー俺のNo.!」シュイーン…


シュイーン…

シュイーン…

シュイーン…?



…シーン…



アリト「ーーーーーん?」


シャイ「え?」


コナミ「…んんん???」

シーン


シャイ「何も…起きませんね?」


アリト「あれ?おっかしーな…もっかい行くぜ!エクシーズ召喚!」


シーン…


アリト「エクシーズ召喚!エクシーズ召喚!エクシーズ召喚!エクシーズ召喚!エクシーズ…召喚!」


シーン…


コナミ「…ディスクが壊れたか?
俺にも覚えが…」

アリト「うーんなんでだ…?普通にカードはあるのによー…召喚条件は…あってるし出せるはずなんだがーーーーー」



カチッ…



アリト「ーーーーうーん…どうすっかなー?なあどうすればーーーー?」


シャイ(…あれ?今何か変な感じがーーー)




アリト「…おーい…どうしたんだよ?
反応ねーぞおーい?」

シャイ(あれ?コナミさん…?)



コナミ「」


アリト「急に黙っちまってどーしたんだよ?」

シャイ(え、コナミさん?どうしんですか?ちょっと呼んでますって!)ヒソヒソ


コナミ「」


アリト「一体どーしたってんだ…?
全くちょーし狂うぜオイ…」


???「ちょーしが狂う…だと…?」ふるふる…



???「調子が狂うもなにもあるかーっ!!!!!!!!!!!!!!」


アリト「…おっ!?戻ったのかー!
良かったぜー!なんかさー良くわかんねぇ事になってるんだけど…」


シャイ(…!?なんかもう1人来た!?
しかもなんかすっごいデカイし…!)

???「おいアリトォ!!!???
お前は一体をやってるんだあああああ!?」


アリト「んー…?
いやデュエルだって!デュエルデュエル!
今目の前の赤帽子の奴と戦ってたんだけどよーなんかいきなり黙っちまってさー…
何でだかサッパリなんだよなー…どうすっか…」


???「どうするかも何もないわっ!そもそも今お前がデュエルしていると言う事は!

…お前、まさかあのNo.は…?」



アリト「え?いや使ったぜ?墓地にほら」



No.79

???「お前は…


お前はアホかあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!

もし負けたらどうするんだー!?負けてNo.を失ったりでもしたら!俺たちは…」



アリト「んだよー!いいだろー!?別にー!負けなきゃNo.も無くなんねーし…」


???「…そもそもお前はなんでデュエルを始めたんだ…あの赤帽子に喧嘩でも売られたのか?」

アリト「え?いやえーと…あれ?てか俺なんでデュエルしてたんだっけなー?
…確かその赤帽子がまいえんじぇる…?」


???「何を訳のわからんことを…全く!
もう良いわい!それよりさっさと山を降りる準備をするぞ!」

アリト「えー!?デュエルはどーすんだよー!?折角今いい所なのによー!?
デュエルー!デュエルー!」

???「喧しいっ!…それよりこの空間…
あまり長居しない方が得策だ、いいからさっさと離れるぞ…むぅ…」ギロッ


シャイ「…」ゴクリ


ギラグ(…この虫ケラが原因ではなさそうだな…
そもそも俺たちが動いている時点で俺たちを停める事が目的ではない…No.も気配も感じないからな…問いただしたい所ではあるが…)


アリト「…ちぇー…しゃーねぇ、分かったよー…その代わり!」ビシッ



コナミ「」ピキーン



アリト「コイツは俺の獲物だぜ?
ーーーー勝手に倒すんじゃねーぞ?『ギラグ』?」



ギラグ「ーーーふん、そんな『虫ケラ』
幾らでもおるわ…俺には関係ない…

全ては『バリアン世界』の為に、だ!」

ーーーーーーーーーーーーーーー


シャイ「…」


シャイ(…行ったみたいですね…でも睨めれて緊張しましたよ…)


シャイ「…この感覚…あのカイト…って人の同じ感じですね…時間が止まってる
ーーーでも今回は…」



コナミ「」カチーン

シャイ(…コナミさんも止まってる…あの時とコナミさんが違う事は…)


No.57


シャイ(No.があるかないか…でしょうか?
つまりこの空間ではNo.を持つもの以外は動けなくて…)


シャイ(…あれ?でもならなんであの新しく来たあの不審者その2は動けたんでしょうか?あの不審者その1はNo.を持ってたから不審者2もNo.を…?)


シャイ(…そもそも、あの人達何だったんでしょう…確か『バリアン世界の為に』と…か…)

ーーーーーーーーーーーーーーー


『ーーーれ、ーーシャイーーーー』



「ーーーーーー屋根裏さーん!」



「ーーーーーありがとう…!本当にありがとう!私達はーーーーー」


ーーーーーーーーーーーーーーーー



シャイ「…えっ…?えっ…!?
な、何ですか…!?今のは…!?今私何を…」




???「!…どういう事なの…!?」




シャイ「!?

誰ですかっ!?」

???「!No.反応はーーー無し!?
一体どういう事なの…?じゃああのNo.反応は一体…!?それにこの娘は…」


シャイ「だ、誰なんですかっ!あなた!
あの不審者達の味方なんですかっ!?コナミさんはNo.なんて持ってませんっ!襲うつもりなら私からーーーー」



???「ーーーー兎に角もう1度洗い流すしかないわね…!もしかしたら私が追うべき相手はNo.だけじゃない可能性がある…!」
ヒュン!


シャイ「あっちょっと…」

カチッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ「待って…!うわっ…!」ボスッ


コナミ「ーーーーってそれどんなNo.なん…あれ?
…あれえ!?」


シャイ「つつつつ…何だったんですかあの女…」


コナミ「…え?どうしたん…てか何があったん…?ってか相手いなくし…?」


シャイ「ううー…まあコナミさんが無事そうだからまあ良いんですけど…」

コナミ「?」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「またあの…確かNo.盗られた時みたいな状態になったのか?」


シャイ「多分ですけどね、ただ今回はコナミさんは動けてませんでしたけど」

コナミ「うーん…確かにいきなりだからなー俺にとってはいきなり対戦相手が消えたと言うか…こーいう状態なんだなー…」

シャイ「ただ多分違う人の仕業でしょうね…あの人は多分…女の人でしょうし…」

コナミ「女の人?」


シャイ「多分ですよ?多分こないだみたいに時間が止まってる中で自由に動けてたので何かしら関わってるんじゃないかなって…」


コナミ「ふーむ…」

シャイ「確かNo.も探してたみたいでしたね…謎のナンバーズハンターが増えたと言う事なんでしょうか…」

コナミ「さっきのアリトにその謎の女は何かしたのか?」


シャイ「…対戦相手の人はその前にどっか行っちゃいましたね、しかももう1人動ける人が来て…なんて言うかこう…スッゴイ大きい感じの!」

コナミ「うーん…なんか更に訳が分かんなくなってきたなー…兎に角!その女はともかくさっきのアリトは無事だったんだよな?」


シャイ「まあ恐らくは…」

コナミ「って事はまた戦う可能性もあるって事だよな!?それにその女も大男も戦う可能性があるって訳だよな…!
取り敢えずNo.は持ってる可能性はあるだろうから対策ー…対策はー…」


シャイ「」ズコッ



シャイ(…相変わらずデュエルの事しか頭に無いんですねぇ…)

とりあえずここまでー

次の更新は土曜日ぐらいには行います!


かなり遅れました…
取り敢えずこれから更新します!ちょっと夜遅くなるかも…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーー同時刻、ハートランド


ピンポーン…


鉄男「…はい、武田ですけど…」


小鳥『…鉄男君?』


鉄男「小鳥…?何の用だ?」


小鳥『…遊馬の事…何だけど…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鉄男「小鳥1人だけなのか?」

小鳥「…ううん、他のみんなにも声はかけたわ。徳之助とキャットちゃん、後委員長も一応は来てくれるみたいで…」


鉄男「…遊馬の奴は?」

小鳥「遊馬は…コナミさんと決闘庵?って所に行ってるわ。今日帰ってくる筈だって話だけど…」


鉄男「…なんだよ、それ、あいつが来ないんなら俺が行く意味はねぇ!
俺はあいつにーーー」

小鳥「鉄男君!話だけでもーーー」




???「ほっほっほ…お困りの様ですねぇ?」

鉄男「ーーー誰だ!?」


???「いやはや…はてさて…今あなた達は「遊馬」と名乗る人物について話してましたねぇ?その人物の事、詳しく聞かせて欲しいものですーーーー」


「No.11」



小鳥「えーーー」ヒュン…


鉄男「そのカード…は…ーーー」ヒュン…



???「ーーーさて、ご協力ありがとうございましたぁ…お2人には感謝しますよぉ…?」

委員長「…」

徳之助「ウラァ…」



???「ーーーあの時!あのお方が成し遂げられなかった事を…!私が成し遂げれば私はあのお方の元に…!ああ、待っているがいい…!

「九十九…遊馬…」!」




猫「…ふにゃーう…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ「にしても…あの不審者…アリトって人が使ってたNo.あれは一体何だったんでしょうか?…あの人No.を使っても特におかしくなる様子もありませんでしたし…」

コナミ「No.に関しては別におかしくないんじゃないか?さなぎちゃんもおかしくなってなかったし…俺がそもそもおかしくなってないしな?」


シャイ「…と言うか確かにコナミさんNo.を持ってましたけどね…
私は取り憑かれましたけどコナミさんは取り憑かれていた様子はない…何か秘密がある…とか?」


コナミ「だから言ってるだろー?
俺は根が真っ白だからNo.が取り憑いても欲望が…」


グリーン(シャイニートさーんー!それに司令官ー!大丈夫っすかー!?返事してくれっすー!)


シャイ「…グリーンさん!?」

コナミ「おー、レッドもいるなー
…あれ?でもお前ら確か決闘庵で待ってる筈じゃ…」


レッド(落ち着きたまえ!グリーン!…ああシャイニート嬢、それに司令官…無事そうで何よりだ…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャイ「謎の女…ってさっきのフードの人ですよね!?」

レッド(うむ、先程遊馬殿が行っていた決闘を脇から観戦していてな…そうしたらいきなり動き出すので司令官達が心配になってな、追いかけてきたのだが…)


コナミ「…って遊馬の奴デュエルしてんのかよ!?相手は…?」

グリーン(確か闇川とか言ってたような気がするっす…ただNo.を持ってて…
デュエル自体は遊馬さんが有利でしたけど…)


コナミ「…まあ遊馬なら大丈夫な気もするけど…とりあえず決闘庵に帰ろうぜ?
…何か嫌な予感がするし…」


レッド(ううむ…そうだな、あの女の事も気になるが今はあまり深追いすべきではないだろう。取り敢えず一度遊馬と合流して情報を…む?)


ファーン!ファーン!ファーン!ファーン!

シャイ「はっ…この音声…って!
もしかして!もしかしちゃいます!?」

コナミ「もしかしてー…何の音だよ?」


グリーン(ああこれっすねー…
やっぱりシャイさんなら知ってるっすかね!それじゃあ2人にプレゼントっす!)

ホイッ

シャイ「!!!!????えっ嘘…!?
良いんですかっ!?良いんですよねっわーいやったー!」すりすり

コナミ「あ、俺にもか?…これはー…携帯か何かかよ?」


グリーン(ま、そんな感じっす!
今2人に渡したのは自分達が使ってる通信機器「アルファンコール」!

…『これがあれば離れた場所でも皆と通信可能!友達と通信を取り合って絆を深めるのだ!』…っすねー)

コナミ「つまりこれがあれば3人といつでも話せる訳か?」

グリーン(そうっす!これからもしかしたら自分達も単騎で活動したりとか…2人が危なくなった時も直ぐに駆けつけられる様に超量戦隊3人で決めてのプレゼントっす!
通信以外にも役に立つと思うんで持って置いて欲しいっすよ!)


コナミ「なるほどなー…兎に角ありがとな!落とさねえようにしねぇと…」

シャイ「はわー…ありがとうございます家宝にします」


グリーン(良かったっすー!

(…まあようやっとこれだけ2台直せたのが漸くって感じなんすけど…
ブルー姉さんもやっぱり『アレ』を直すには…))


レッド(何だと!?どういう事だね!?)ガンッ!


3人「」ビクッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ブルー(ちょっと隊長…!声大きいですって…!)


レッド【す、すまない…しかしどういう事だね!?今なんと…?】


ブルー(だから私にも分からないんですって…!だってぇ…!だってぇいきなりぃ…!)



ブルー(決闘庵に猫ちゃんが大量に入ってきて遊馬さんを連れて言ってしまうなんて想像出来ませんってー!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ざわ…ざわ…


ネコ…?何で…?


ワンッ!ワンッ!!!


猫「ニャーッッッ!!!!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドドドド!!!!


アストラル「…」


遊馬「うおおおおおおおっっっっ!!!!!!!!??????????

何でこうなるんだよーっ!?」

フニャー!フニャー!フニャー!


アストラル「…観察結果30、遊馬、君はやはり猫には好かれるらしい」

遊馬「懐かれるにしても限度があるってのー!!!全くいきなり何なんなんだよー!
今さっき闇川に勝ったばっかりだってってのにー…ってかこの猫達…」


フニャー!フニャー!フニャー?


アストラル「…おそらくあのキャットちゃんの猫だろう…だにゃん」

遊馬「…でも何でまたキャットちゃんのネコが俺を乗せてるんだ…?それにキャットちゃんも居ねえし…」


フニャー…フニャー…フニャアー…


アストラル「…もしかしたらだが…遊馬
この猫たちは…我々をここに運びたかったのかもしれないな」


遊馬「ここに…?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
廃屋


猫「にゃーん…」

遊馬「ここは…キャットちゃんの屋敷…じゃないよな…ここにキャットちゃんがいるのか?」


アストラル「…!遊馬!この中にNo.の反応を感じる!」

遊馬「マジか!?でもなら何でキャットちゃんまで…兎に角中に入ってーーー」



『ようこそおいで下さいましたぁ…九十九…遊馬さぁん?』


遊馬「な、なんだ!?」

アストラル「…あそこから声がする
…遊馬、知り合いか?」

遊馬「知らねーよ…!おい!お前!何者だよ!?」


『さてさて来てくださったからには…
極上のおもてなしをしなくては…どうぞ中にお入り下さい!歓迎致しましょう…!』


ギギギギギ…


遊馬「扉が…開いた…!?」

アストラル「…怪しいな遊馬、先程のNo.反応といい罠かもしれない…ここは慎重に…」


『…おや、中にお入りにならないおつもりでしょうかぁ…?ではそんな貴方に…さぁ!お友達にメッセージをどーぞ!』バシッ!


「ふにゃ!?うっ…ぐうっ…!」


遊馬「!?今の声…!?」


猫「プシャー!!!!!!!」

キャット「だ…駄目!遊馬君!来ちゃ駄目!こいつ…すっごい強…

にゃーん!!」バシッ!


遊馬「やっぱ今の声キャットちゃんか…!?おいお前!キャットちゃんに何を…!」


『はてはて~?では早めに来ることをお勧めしますよ…

九十九…遊馬さん?』ブツッ!



遊馬「クソっ…!」ダッ!

アストラル「待ちたまえ遊馬!」

タッタッタッ…


アストラル「落ち着け遊馬!いきなりこの場に踏み込むのは危険だ!せめて複数人で乗り込んで…」

遊馬「そんなの待ってられっかよ!今キャットちゃんが危険な目にあってんだ!
助けださねぇと…!」


アストラル「君は彼らと仲違いしてるのでは無いのか!?」


ピタッ…


遊馬「どういう…意味だよ?」

アストラル「…君は彼らとNo.の事で仲を悪くしていた筈だ…その彼らを助ける事に何のメリットがある?遊馬、ここは冷静にーーー」



遊馬「ーーーーアストラル」グッ…

アストラル「遊馬…君の行動は不条理だ、もう少し冷静に…」

遊馬「てめえーーーーーー


ふざけんじゃねぇぞー!!!!!!」ガッ!


スカッ…


アストラル「ーーーーー」



遊馬「ーーーお前なんてーーー
お前なんてやっぱり!『ただのデュエルの幽霊』なんだな!!!!」ダッ!



アストラル「ーーーー遊馬…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
廃屋 大広間


遊馬「ハァッ…ハァッ…!なんだよここ…?
いきなり広いところにでたけど…」


「お待ちしてましたぁ…」


遊馬「お前は…!おい!お前!キャットちゃんをどうしたんだよ!答えろ!」


「キャットちゃん…ああ、彼女ですか!
それならあそこにしっかりと特等席に座ってますさぁ!ご覧下さぁい!」


遊馬「上…?…!?」

アストラル「あれは…!?」

キャット「フーッ…フーッ…!フーッ!フーッ!フーッ!!!!」グルグル


遊馬「キャットちゃんっ!?」


「そこならしっかりと見て頂ける筈です!さぁ!では更に私のアシスタントも紹介するとしましょう!」パチン


アストラル「空中に景色が…?」


遊馬「それに真ん中に何か…!?
おいあれって…!?」


グツグツ…グツグツ…

小鳥「…」
鉄男「…」
委員長「…」
徳之助「…」


遊馬「みんなっ!?」

「ルールはかんたぁん!私と貴方が今からデュエルをします!そして貴方のLPが減るたびに…!」

グラグラッ…

「あの足場が崩れます!おっと!下はなんとびっくり本物のマグマ!落ちたら…これ以上は言わなくてもおわかりですねぇ…?」


遊馬「てんめぇ…!」


「あ、勿論デュエルを受けないのも自由ですが…その場合は彼らが我が主人の為の生贄となるたけですので…ま、ご自由にぃ…?」

アストラル「…主人だと…?このデュエルは個人で仕組んだものではないのか!?」


「…そう言えば我が主人の紹介が遅れてしまいました…ご紹介しましょう!崇高なる我が主人!

『ナンバーズハンター・カイト』様!」バッ!


カイト?『…』


アストラル「!?カイト…だと!?」


遊馬「ナンバーズハンター…カイト!?
それってあの時のーーーー!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

カイト『♪~』


カイト『狩らせて貰うぞ!貴様の魂を!』


カイト『破滅のフォトン・ストリーム!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

アストラル「…ッ!」


カイト?『…』


遊馬「あん時のカイトが…目の前に…!」

「ああカイト様…!どうぞ私めがあの者のNo.を手に入れる瞬間をご覧下さいませ…!
必ずや!カイト様の前にNo.と魂を並べて見せましょう…!」


アストラル「グッ…」

遊馬「そうは行くかよ…!俺が勝ってみんなを返してもらうぜ…!」ガチャン!


「では早速始めましょうか!カイト様に捧げるデュエルを!」


ジン「我が名はジン!カイト様に仕えるNo.ハンター…

さぁ…狩らせて貰いますよぉ…貴方のNo.を!!!!!」


キャット「フーッ…フーッ…!フーッフーッ!(遊馬くん…気をつけて…!そいつは!)」

遊馬「デュエルディスクセット!」ガチャン!


遊馬「D・ゲイザー、セット!」シュン!



遊馬「デュエルターゲット!ロックオン!」
シューン…



「ARビジョン、リンク完了」



遊馬・ジン「「デュエル!」」

とりあえずここまでー

なんかかなり駆け足と言いますか…割とカーニバル入るためにペースアップしてます、分かりづらい所があったらコメントバシバシ下さい!

次回の更新は木曜日までには…

みんな…ただいま!(Dホイールに乗りながら)

取り敢えずイグニスを作る実験をさせられた後カード化されてダークネス化して元の次元に戻ってきたので投稿します…!



皆さん待って頂いて本当感謝といいますか…!
この駄文くらいしか私には無いですがせめて楽しんで頂ければ幸いです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーー決闘庵

フキフキ…サッサッ…


六十郎「…にしても凄い勢いじゃったのー
あの猫達…まあ木像には傷1つついとらんからいいんじゃがな」フキフキ…

闇川「…恐らく躾けられた飼い猫か何かかと…しかしあの猫達、何やら遊馬に用事があった模様…気にはなりますが…」サッサッ…


六十郎「ま、大丈夫じゃろ…遊馬ならのー
お主も遊馬の実力は体験してよく分かったじゃろ?
ーーーあやつには確かな実力がある。勿論今でこそ荒削りじゃがの…そして…

『決闘者として1番必要な物をもっとる』」


闇川「…ええ」

六十郎「わしは遊馬の行く先が楽しみじゃよ。デュエルチャンピオン…なんて言う器には収まりきらん気がするからのう?」

闇川「…師範がそこまで言われるのを私は初めて聞くかもしれませんね…
少なくとも私はまだそこには至れていないのでしょうな…」


六十郎「…ばかもん、そもそもそこまで至れる可能性があるもんなど早々居ないわい!
遊馬だってそうなるとは限らんし…」


コナミ「おーい!?じーさん!?
それに遊馬ー!?大丈夫かー!?」



六十郎「…これなんかもま、そういう可能性がワシには見えんわい…」

闇川「は、はぁ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

闇川「ーーーーコナミ、と言ったか
自分は闇川と言うものだ…宜しく頼む」

コナミ「お、おう…宜しくー…」


シャイ(目つきがすごい鋭いんですけど…)

コナミ(あれ睨んでる…わけじゃないよなぁ…)


六十郎「こやつがさっきまで遊馬がデュエルをしていた馬鹿弟子その1じゃ
結果は遊馬が勝ってこやつも頭を冷やしたようじゃからな、安心せい」

コナミ「あ、遊馬勝ったんだな!?
なら良かった…けど確か遊馬は…?」


六十郎「…ま、そういう事じゃ
誰かに連れていかれたというか正確には猫に連れていかれたと言うかのー…いやいきなり突っ込んできた景色は凄かったぞー…あれは中々豪快じゃった…」

シャイ「それで遊馬さんがどちらに行ったのかはご存知ですか?」

闇川「…先程掃除をしていたらこんなものが落ちていた、恐らくあの猫が落としていったと思うのだが…」


コナミ「…首輪?」

レッド(恐らくこのサイズなら猫用のだろうな、飼われていた猫か…その猫の飼い主はよほど猫を大切にしていたんだろう)


闇川「それくらいしか手がかりになりそうな物はないな…力になれず申し訳ない」

コナミ「まあ大事にならなきゃそれに越した事はないけどよ…やっぱり心配だし探しに行かなきゃな」

シャイ「でも闇雲に探してもはハートランド広いですし中々見つかりませんよ?
せめて何かヒントがあればいいんですけど…」うーん…


レッド(兎に角ハートランドに降りて探すしかあるまい、恐らく聞き込みをすれば猫の行き先くらいは覚えてる人間がいるかもしれないしーーー)



ブルー(…ちょっと待って下さい?隊長、その首輪…)

コナミ「ん?ブルーか?この首輪がどうし…」

ブルー(…これ、やっぱり…ちょっとシャイさん手伝って貰ってもいいですか?)

ーーーーーーーーーーーーーーー

シャイ「ええと…?これがこうですか?」

ブルー「それでそれをちょっと右にお願いします…中々慣れてますね…」

シャイ「ボタン電池埋め込んだり錆び取ったりして慣れてますので!それでえーと次は…」



六十郎「最近のおなごは凄いのー…
わしなんざさっぱり分からんわい…」ズズーッ

コナミ「俺も少しは自分で弄れるけどアイツら程じゃねぇなぁ…Dホイールがあればなぁ~…」ハァ…


闇川「…コナミ殿、少しお話があるのだが…宜しいか?」


コナミ「…ん?俺に?」

六十郎「…」ズズーッ


闇川「時に…コナミ殿、強いデュエリストとは何だと其方は考えている?」

コナミ「強い…デュエリスト?」


闇川「…私は弱かった、だからこそ己の闇に取り憑かれ自身を見失った…!」グッ…!

闇川「其方はこの地とは別の地から来たと聞く、その中に其方が強いと思ったデュエリストについて私は聞いてみたい…どうか?
其方からして強かったデュエリストなどは…」


コナミ「強い…強かったデュエリスト…?
いやでも俺も別に強くはねーしなぁ…?」


コナミ「でもーーー」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

???「…ガッチャ!楽しい…デュエルだったぜ!」


???「俺たちはいつでも、繋がっている…この流星粒子の用にな」



遊馬「かっとビングだ!俺!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


コナミ「…遊馬とかかね、アイツは…アイツは今に強くなると思うぜ?だからーー」



シャイ「ここをこうして…!


みなさーん!ちょっとこっちに来て下さーい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



Now lording…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コナミ「…デュエルディスクと繋がったぁ!?」


ブルー(この鈴、やっぱりデュエルディスクの方に繋がってるものでした…恐らくは遊馬さんにも関係があるものかと…)


シャイ「それで映像データをアルファンコールに繋いだのでこれで見れるはずです!」
ホイッ


闇川「なるほど…つまり遊馬の居場所が分かる可能性があると言う事か」

コナミ「なら早速見れるか?取り敢えず確認と行こうぜ…」


シャイ「分かりました!では再生します!」



ポチッ!


ブォーン…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


遊馬『ぐっ…!』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「この声…遊馬の声か?でも姿は見えねぇけど…」

ブルー(恐らくは遊馬さんのディスクからみた風景かと…しかしこの様子だとデュエル中なのでしょうか…?)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー

ジン『私はレベル4のオレンジ・シャーマン!レッド・シャーマン!そしてグリーン・シャーマンでオーバーレイネットワークを構築!』


ジン『3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!』



No.16



ジン『無慈悲なる法の番人よ!3つの色を支配し、我が主人に逆らう逆賊を裁くが良い!』

遊馬『この感じは…!』


ジン『来なさい!
No.16!色の支配者ショック・ルーラー!』



ショック・ルーラー「…」グルグルグル…



ショック・ルーラー「…!」ガキン!


No.16 色の支配者ーショック・ルーラー
エクシーズ・効果モンスター ORU3 (アニオリ)
ランク4/光属性/天使族/攻 2300/守 1600
レベル4モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を1つ宣言する。
発動後2回目の相手のエンドフェイズ時まで、宣言した種類の相手のカードの効果は無効化される。

ーーーーーーーーーーーーーーーー


ジン『やりなさい!ショック・ルーラー!
ゴゴゴゴーレムに攻撃です!!!』



ショック・ルーラー「!」ゴゴゴゴゴ…!



ゴゴゴゴーレム「ゴーッ!」ドスッ!




遊馬『ゴゴゴゴーレム…!グッ…!』
LP8000→7500



ジン『私はこれでターンを終了…
どうですかぁ?痛いですかぁ?ですがそれは貴方の痛みだけではなく…
彼らを絶望に叩き込む一歩でもあるのです…!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デュエル場地下


グラッ…ドーン!


小鳥『…』

鉄男『…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


遊馬『小鳥…!鉄男…!みんな…!』


キャット『フニャーッ!フニャーッ!
(こんなデュエル酷すぎるわ!みんなを解放しなさいっ!)』



ジン『私は勿論いつでもサレンダーは大歓迎でございます!ですがそうなった場合お仲間の方々は…ホホホホホ!』


遊馬『テメェー…!みんなを…みんなを解放しやがれー!』



ジン『それは貴方の頑張り次第ですよ!
さぁ!デュエルを続けるとしましょう…!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

決闘庵

六十郎「このデュエルは…!」

闇川「遊馬の奴この様な卑劣なデュエルをさせられているのか…!?
しかも拙者との2連戦…疲労も出ているだろうに…!師範!私は街に降りて遊馬を…」


六十郎「馬鹿者っ!貴様ではあのモンスターには太刀打ち出来んわいっ!
…あのモンスターは先程まで貴様に取り憑いていた化け物と同じ類の物…お主また闇に囚われたいのか!?」


闇川「しかしそれではどうすれば…!」


六十郎「…案ずるな、遊馬も確かに強い…
その証拠に…遊馬の目は折れてないからの…」チラッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遊馬『みんな…必ず俺が助けてやる…!
俺のターン!ドロー!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

闇川「確かに遊馬が強いのは認めましょう…!ですが遊馬はまだ幼子…!不安は…」


六十郎「それにの?今飛び跳ねる様にして出て行ったわ…
あの赤帽子…人の話も聞かずにの?」

闇川「あ…」



六十郎「…あやつがこの世界にとって善になるのか邪になるのかワシも、誰も分からん…じゃがな…

『あやつは遊馬の力にはなってくれる』と…ワシは思っとる」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーダッダッダッ!


シャイ「ちょっ、コナミさんっ!?いきなり飛び出さないで下さいってば!
あーもう!私運動は苦手でっ…キャッ!?)
ヒューン


コナミ「ブルー!あの映像がどっから来たか分かったか!?」

ブルー(恐らく…ここから南西10km程行った方角にあるかと!詳しい位置までは特定出来ませんでしたが…)


シャイニート(7010キロ!?)

コナミ「兎に角ダッシュするしかねぇか…!ブルー!道案内頼めるか!?」

ブルー(了解です司令官!では…
飛ばしてください!)


コナミ「了解!Dーホイールこそねぇがサテライト仕込みの全力ダッシュ…!
行くぜー!シャイ!

振り落とされんなよー!!!!!!!!!」



バッ!


シャイニート(ちょっとコナミさーーー

きゃああああああああ!?)ブワッ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


遊馬「俺はガガガマジシャンと!ガンバラナイトで!オーバーレイ!」


ガガガマジシャン「ガガッ!」ヒューン!

ガンバラナイト「ガンバラッ!」ヒューン!


遊馬「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!」


39



遊馬「来い!No.39!希望皇ホープ!」



ホープ「ホープッ!」

ジン「ほう…来ましたかNo.…!」


アストラル「…遊馬、ホープを出したならそのカードを…」

遊馬「言われなくても分かってる!
俺は手札から魔法カード、ホープ・バスターを発動!」


ホープ・バスター 通常魔法
自分フィールド上に「希望皇ホープ」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールド上の攻撃力が一番低いモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


ホープ「ホォープ…!」ガチャッ!

遊馬「この効果で俺は攻撃力が1番低いお前のモンスターを破壊する!お前の場にモンスターは1体!それもNo.だ!

いっけー!ホープ!『ホープ剣・バスター』!」


ホープ「ホォープ!」ズキュン!


ショック・ルーラー「…」ズドーン!



ジン「くうっ…!成る程…我が主人が手こずるだけの事はある…!」
LP8000→5700

遊馬「バトルだ!俺はホープでダイレクトアタック!

『ホープ剣スラッシュ』!」


ホープ「ホォープ!!!!!!」ズサッ!


ジン「この攻撃…!やはりそのNo.…素晴らしい!それ程のNo.ならきっとカイト様も!」


ジン LP5700→3200



アストラル(…何かおかしい、あの男自分のNo.を倒されたと言うのにまるで動揺していない…?)

遊馬「俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」



アストラル「…遊馬、やはりあの男何かを隠している。君の考えも分かるがここは慎重に…」


遊馬「…分かってるよ」

アストラル「…何?」


遊馬「俺もさっきまでは頭に血が昇っちまってたけどよ…それじゃあ駄目なんだよな
みんなを助ける為には俺自身が冷静じゃなきゃダメなんだ。
でもよ、それはただ冷たいってわけでもなくて…」

アストラル「遊馬、君は…私の言っていた事など分かっていたのか…?」


遊馬「…とーにーかーく!お前の言う事もまあ分かるというかー…あーもう!早くこのまま押し切って鉄男達を助けねぇと…!」

ジン「なるほどぉ…貴方のその強さ!
そのNo.だけでは無くお仲間との絆…と言う奴ですかぁ…」

遊馬「そうだ!このままお前を倒してみんなを取り返してみせる!かっとビングだ!
おーーーー」



ジン「ならその絆から断つとしましょうかぁぁぁぁ!!!!!!!!
私のタァーン!!!!!!!!!!!」



キャット「フニャー…フニャー…
(後少し…!後少しで…!)」グギギ…

ーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「はっ…!はっ…!はっ…!
まだ着きそうにないか!?」タッタッ…

ブルー(恐らくもう少しです!頑張って下さい…司令官!)


シャイニート(…何でそんなに…そんなに頑張って走れるんですか?)


コナミ「…」タッタッタッ…


シャイニート(そもそもコナミさんはNo.も持ってないですし!No.を持ってる遊馬さんに任せればいいじゃないですか!
確かに心配ですけどコナミさんだって危険なのに…どうしてわざわざそんな事を…)


コナミ「…分かんねーけどさ」タッタッ…

コナミ「多分…そうだな…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

?「ーーー行ってやれ、お前を必要としている人の元へーーー」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


コナミ「ーーー仲間との約束、だからな
それになんて言うか遊馬と…後お前は…」


シャイニート(遊馬さんと私?)



コナミ「ーーーまあ色々あんの!
それよりもうちっとスピード上げるぞ!舌噛まないように気をつけとけよーー!」ダッ!



シャイニート(えーーーーいやスピードあげるならもう少し前からーーーー!)ビュン!

ーーーーーーーーーーーーーーーー


ジン「ククク…フフ…!
フハハハハハハハハハハハッ!!!!!!」
ヒュイーン!


No.11 ビッグアイ「…」ジロッ…


ホープ「…」



アストラル「ぐっ…希望皇ホープが…!」

遊馬「奪われちまったなんて…!」



ジン LP3200 手札1
場 No.11 ビッグアイ
No.39 希望皇ホープ
氷結の舞


遊馬 LP5000 手札1
場 伏せ1

No.11 ビッグアイ
エクシーズ・効果モンスター (アニオリ)
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻 2600/守 2000
レベル7モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体のコントロールを得る。
この効果を使用したターン、このカードは攻撃する事ができない。



氷結の舞 永続罠
お互いのプレイヤーは手札からモンスターを召喚・特殊召喚・セットする事ができない。
このカードは発動後2回目の相手のエンドフェイズ時に破壊される。


ジン「さぁ!このターンでフィナーレ!
お友達が溶岩に落ちる様をたっぷりと御覧なさい!私はNo.11ビッグアイ!更にぃ…」
ニヤァ


ホープ「…」シャキン


ジン「No.39!希望皇ホープでダイレクトアタック!『ホープ剣スラッシュゥゥゥゥ』!!!!!!」


ビッグアイ「…」ゴゴゴゴゴ…

ホープ「…!」フワッ…!

アストラル「遊馬…!」

遊馬「俺は罠カード…奇策を発動…!
手札からクリボルトを捨ててホープの攻撃を…うわああああああああ!!!!!!!」

アストラル「遊馬…ッ!ぐうっ…!」


奇策 通常罠
(1):手札からモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分ダウンする。


クリボルト 効果モンスター
星1/光属性/雷族/攻 300/守 200
自分のメインフェイズ時、エクシーズ素材を持っているエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分のデッキから「クリボルト」1体を特殊召喚する。
このカードはシンクロ素材にできない。


ホープ 攻2500→2200


遊馬 LP5000→2400→200

キャット「フニャー!?フニャ…!
(ゆ…遊馬君っ!)」モガモガ…


遊馬「うっ…」

アストラル「遊馬…!しっかりしろ…!遊馬!」


ジン「ちっ…仕留めきれませんでしたか…申し訳ありませんカイト様…ですが!次のターンこそ確実に奴を倒してみせます…!」


ジン「私は永続魔法弔いの舞を発動!この効果により貴方は墓地からモンスターを特殊召喚出来ない!私はこれでターンを終了!」


ジン LP3200 手札0
場 No.11 ビッグアイ
No.39 希望皇ホープ
氷結の舞
弔いの舞

弔いの舞 永続魔法 (アニオリ)
お互いのプレイヤーは墓地からモンスターを特殊召喚する事ができない。


ジン「さぁさぁさぁーぁ!貴方のラストターンです!そして負けて無様にカイト様の生贄になりなさい!」


遊馬「み…みんな…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小鳥「…」

鉄男「…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジン「この期に及んでまだお仲間の御心配とは…
ですがそうですねぇ…お別れ前に友人とお話するチャンス位は与えるとしましょうかぁ…

さぁ!御覧なさい!これが!貴方達を助けられなかった哀れで!無様の少年の姿です!」


「11」ヒュイーン…


キャット「フニャ…(何を…!?)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デュエル場地下


小鳥「…ん…?あれ私…?」

鉄男「こ…ここは…?俺は一体…!?」

委員長「ふわぁ…ん…?何ですかー…とどのつまり非常に良い夢を見ていたと言うのに…」

徳之助「…ウラ?確か俺はばっちり当たると裏で人気の占い師の元で遊馬君の事を…
てか何か暑いウラね…一体何が…」ポロッ…


ヒューン…「ウラ?」



ドカーン!!!!!


徳之助「ウラァァァァァ!!!???」


3人「「「なっ何!?」ですか!?」なんだ!?」

遊馬「…み…みんなっ!?意識が戻って…」


委員長「なっ何なんですかー!?これはー!?誰か説明して下さーい!徳之助君ー!?」ジダバタ


徳之助「知るかウラー!どーなってるウラー!?というかあれ…遊馬君ウラかー!?」


ジン「ああ!全くもって感動の再開!
ですがざんねぇん…遊馬君のライフポイントが減った分…削らなければいけませんねぇ!」ポチッ!



遊馬「やっ…ヤメろー!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!



小鳥「下の岩が…!キャッ!?」ズルッ!


鉄男「こっ、小鳥!」ガシッ!



遊馬「みんなーっ!?」


ジン「ハハハハハ!さぁどうしますか遊馬君…!早くドローしなくては彼らは溶岩の中に真っ逆さまですよぉ…!
いえそれとも…いっそ潔くサレンダーし貴方のNo.を渡してみると言うのもありですねぇ…?」


アストラル「No.を…!」

ジン「そうすれば貴方のお友達の命だけは助けてあげなくも無いですが…さぁ、どうされますかぁ?貴方ごと消えるか!彼らだけでも助けるか!答えは簡単ですね?」


遊馬「俺の…No.を…でもそれは…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

委員長「何を躊躇っているんですか遊馬君!No.を渡せば僕たちは助かるんですよ!?
そんなNo.なんか捨てて僕達を…うわっ!?」
ドカーン!


徳之助「ゆ、遊馬君!騙されちゃ駄目ウラ!そいつの言葉にはウラがあるウラー!きっと俺らごと消すつもりで…ウラーッ!?」
ドゴーン!


小鳥「ゆ…遊馬…」


鉄男「遊馬は…俺たちを助ける為には戦ってたのか…!?俺も…助ける為に…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジン「さぁ!さぁさぁさぁー!」



遊馬(俺がこのNo.を渡せば小鳥達は助かる…俺の残りのNo.を渡せば…)チラッ


遊馬(…俺は前からモンスターエクシーズが、欲しかった。だからあん時はホープの力を使って…勝ちたかった…!)


遊馬(でも今は違う…他のエクシーズも持ってる…別にNo.が無くたっていい…!)


遊馬(なら…No.なんて渡しちまえば…!?)
ギュッ


アストラル「ーーーーー」


遊馬(ーーーーーアストラル?あいつは?
あいつはNo.が無くなったらーーーー?)

(別にお前なんて必要ねぇ!)


(俺に指示するんじゃねー!)


(お前なぁー…これはテレビって言って…)



(…それによアストラル、俺お前の…)



(ーーーーーーお前の事、少しだけど分かった気がしてーーーーーーー)



アストラル「ーーーー遊馬」

遊馬「…アスト…ラル?」



アストラル「ーーーーどうやら、ここまでのようだな」


遊馬「ーーーーえ」



アストラル「そのNo.を渡したまえ、そうすれば君の仲間とーーーー君は助かるだろう」


遊馬「…ならお前はーーー?」


アストラル「…恐らくは消えるだろうな」



遊馬「ーーーなんだよ、それ
アストラル!お前消えるってなんだよ!お前のせいでトイレにもすんなり行けないし!
お前が夜見てるテレビのせいでねーちゃんから電気代が上がったって言われるし!それにーーー」

アストラル「ーーー遊馬、君は私の思った以上にこの短期間で成長した
最早私が教えずとも君のデュエルは成長するだろう」

遊馬「お前が飼ってるチューま!アイツはどうするんだよ!お前がデュエルをーーー」


アストラル「それにーーー君は私が乗り越えられなかったあのカイトを乗り越えた、その点において君は私より、優れている。」

遊馬「そんな事ねぇ!俺だってカイトは怖え!でもお前だってきっとーーー」


アストラル「私はーーーカイトが怖い
私ではーーーダメなんだ、遊馬、君ならーーー」



遊馬「だったら2人で乗り越えれば良いじゃねぇか!」


アストラル「ーーーーふたり、で?」

遊馬「誰も同じなんかじゃねぇ…!
だけど俺たちはお互いに意味を持ってて…
だから!」

アストラル「…ゆ、うま…」


ジン「何をぶつくさ1人でボヤいているのです…!早くしなさい…!」イライラ…


遊馬「やってやろうぜ…!俺たち2人で!
俺たち2人でアイツも!カイトのヤローも倒してやろーぜ!!!!」



アストラル「…遊馬…君は…フッ…

観察結果その13…!
遊馬、君がいれば…!希望を信じることも出来るようだ…!」


遊馬「アストラル…!」


…キランッ!

アストラル「…?遊馬!その鍵は…!」


遊馬「皇の鍵…!?一体何が…うおっ!?」



キラーン!ヒュイーン!



アストラル「この光は…!」

遊馬「な、何が起こってんだ…!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

委員長「もうダメです~!落ちる~!」

徳之助「ウラ~!誰か助けてウラ~!」


鉄男「諦めんなっ…!遊馬だってまだ諦めてねぇんだっ…!俺たちが先に諦めてどうする…!」グッ!

小鳥「鉄男君…!そうだよね…!頑張って…遊馬…!それに…」


小鳥「アストラル…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

キャット「ニャニャ…(これは…)

!(鎖が!)」


ジン「な…何ですかっ!?この光は…!」


シューン…


遊馬「…ア、アストラル…?」


アストラル「ーーー勝利の方程式は全て揃った…



勝つぞ!遊馬!」



遊馬「ーーーー!おう!なら行くぜ!

俺のターン…!ドロー!!!!!!!」手札1

アストラル「遊馬!手札の魔法カードを!」


遊馬「おう!俺は手札から魔法カード!
カムバック!を発動!」


カムバック!通常魔法 (アニオリ)
相手フィールド上に存在する元々の持ち主が自分のモンスター1体を選択して発動する。
自分はそのモンスターのコントロールを得る。
このカードの発動と効果は相手の魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にならない。



遊馬「俺はこの効果でNo.39!希望皇ホープを俺の場に戻す!戻ってこい!希望皇ホープ!」


ホープ「…!ホォープ!」ヒュン…

ジン「ふんっ…!悪足掻きを!しかし無駄な事!貴様の手札は0!そして場には私のビッグアイよりも攻撃力が劣ったホープのみ…!」


ビッグアイ 攻2600
ホープ 攻2200


ジン「次のターン、貴方のホープを再び奪えば…」



遊馬「いいや!もう勝利の…勝利の…」

アストラル「…方程式だ」


遊馬「そう!勝利のほーてーしきがお前を倒す!…で?どうすりゃいいんだ?」

アストラル「…観察結果その1
やはり君のデュエルタクティクスは…私より遥かに劣るようだ」

遊馬「な~ん~だ~と~!?」

アストラル「…エクストラデッキを開けろ、そこに…新たな我々の力が入っている」

遊馬「エクストラデッキを?えーと…!」


CNo.39


遊馬「CNo.…!?」

アストラル「実のところ私もそのカードがどのようにして生まれたのかは分からない…だが君の仲間を助けるには…必要な力だ」


遊馬「ーーーアストラル…なら使わせてもらうぜ!俺は!No.39希望皇ホープをカオス・エクシーズ・チェンジ!」


アストラル「1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!エクシーズ召喚!」



『39』


遊馬「現れよ、CNo.39!混沌を光に変える使者!

『希望皇ホープレイ』!」


ヒュイーン…

ガンッ!


ガキンッ!


ギュイイイイン!



ホープレイ「フンッ…ホォォォォォップ!」
ORU3


CNo.39 希望皇ホープレイ
エクシーズ・効果モンスター (アニオリ)
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000
光属性レベル4モンスター×3
このカードは自分フィールドの「No.39 希望皇ホープ」の上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
ターン終了時までこのカードの攻撃力を500アップし、相手フィールドのモンスター1体を選んでその攻撃力をターン終了時まで1000ダウンする。
この効果は自分のLPが1000以下の場合に発動と処理ができる。

委員長Noなんかとか人のカードをカスとか屑とか普通に口悪いよね

ジン「なっ…!なんなのですかっ!?そのモンスターは!」


遊馬「これが俺『達』の新しい力だ!
俺はホープレイの効果を発動!

『オーバーレイ・チャージ』!!!」


ホープレイ「ホォープ…!」ガキンッ…ガキン!ガキンッ!


アストラル「我々のLPが1000以下の時にこの効果は発動出来る!
オーバーレイユニットを1つ取り除く事でホープレイの攻撃を500ポイントアップし!相手モンスター1体の攻撃力を1000ポイントダウンする!」


遊馬「俺はホープレイのORU3つ、全てを取り除いて攻撃力を1500ポイントアップさせる!パワーアップだ!ホープレイ!」


ホープレイORU3→2→1→0

ホープレイ 攻2500→3000→3500→4000

ジン「なっ、何ィィィィィィィ!?」


ビッグアイ 攻2600→1600→600→0



アストラル「行け!遊馬!」

遊馬「おう!俺はホープレイでビッグアイに攻撃ー!」


ホープレイ「ハァッ!」ブィーン!

ビッグアイ「…」



遊馬「『ホープ剣・カオススラッシュ』!」



ジン「そ…そんな…!馬鹿なぁぁぁぁぁ!!!!!この…この私がぁぁぁぁぁ!」


ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!


ホープレイ「ホォープ!!!!!」ブンッ!

ビッグアイ「…!、?!?!?、?????!!!」


バキッ…



ドゴーン!!!!!!!!!!!!!!



ジン「そっそんなぁー!!!!!!!!
カッ、カイト様ァァァァァァァ!!!!!」
ブワァ!


ジン LP3200→0







winner!「九十九遊馬」!


取り敢えずここまでー


次回は3日後に投稿致します…次こそはきちんとしたデュエルをします!


皆さん有り難い応援コメント感謝です!
読ませて大事にさせて頂きます!


>>835
委員長のキャラに関しては賛否があるとは感じていますが今回はゼアル初期の委員長のキャラを考慮してのキャラにさせていただきました
結果キャラとして「うざい」キャラになってしまったといいますか…





た い へ ん お そ く な り も う し た
へ い せ い さ い ご の こ う し ん で す
ぎ り ぎ り ま に あ っ て も ち こ く は ち こ く
こ ん か い は デ ュ エ ル ラ ス ト ま で で す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小鳥「遊馬が…勝った!」

徳之助「遊馬く~ん!やったウラ~!」

委員長「…ふっ、ふふん!勿論僕は遊馬君を信じてました!とどのつまり!遊馬君はやれば出来る男だと…」


鉄男「遊馬…!やったな!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジン「ぐうっ…!」

アストラル「フンッ…!」ヒュイーン…



「No.16」「No.11」



遊馬「俺たちの勝ちだ!
さぁ!早く小鳥達を解放しやがれ!」


ジン「うう…カイト様…!カイト様ァ!」
ズリズリ…

カイト「…」

アストラル「…無駄だ、遊馬。
あの男は恐らく正気ではない…恐らく我々の声も響いていないだろう。」


ジン「ああー…カイト様ー…カイト様ー…」
ズリズリ…

カイト「…」


アストラル「そしてその原因は…恐らく彼、カイト!」

遊馬「カイトの奴が…!」



ジン「お許し下さいませ!お許し下さいませ!次こそは!次こそは必ず…!」

カイト「…」

アストラル(だが…あのカイト程のデュエリストがここまで回りくどい事をするのか…?
我々のNo.を奪いたいなら直接戦いを挑んでくる方が効率的では…)


遊馬「…おい!カイト!」


ジン「お許しを…!お許しを…!」

カイト「…」


遊馬「お前はたしかにスッゲー強いし…!
それに嫌な奴かもしんねぇけど!それでも人質をとるような事はしないと思ってた!」


カイト「…」


遊馬「でもこれをお前がやらせたって言うなら…!お前は絶対許せねぇ!
おいカイト!どーなんだよ!」


カイト「…」

ジン「おぉー…カイト様…カイト様ァ…」
ズルズル…


遊馬「…?なぁアストラル、あれ本当にカイトなのか…?俺が戦ったカイトはもうちょっと何て言うかーーーー」





キャット「…フニャー!!!!!
もー我慢出来ニャーイ!!!!!」バサッ!


ジン「なっ、何ですかぁ!?」

遊馬「キャットちゃん!?っていうかいつの間にロープ解いたんだ!?」

キャット「さっきから黙ってみてりゃ上から遊馬君を見下ろしてー!偉そうで気に入らニャいのよー!
あんたなんかー!!!!!!!」



ヒュン



キャット「こーしてやるんだからー!

フニャフニャフニャフニャー!フニャー!!!!!!!!」


ビシビシビシビシビシッ!



カイト「ーーーーーーーーー」グラッ…

ジン「ああー!?小娘ー!何をしているのですっ!?今すぐそこから離れなさいっ!さもないとーーーー」


コトッ…


カイトの頭「」




キャット「ーーーフニャ?」


アストラル「…カイトの頭がーーー」

遊馬「ーーー落ちたぁ!?」

ジン「きっ、貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!
我がある、我が主人のぉぉぉぉ!!!!
我が主人をぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」



キャット「…手触り的には鉄像っぽいわね、これ」


遊馬「って事は…あのカイトは偽物って事かよ!?」

アストラル「では私はあんな偽物を怖がっていた、という事か…この事は観察結果には…
載せないことにしよう…」はぁ…




ジン「おのれぇ…!
貴様ら…良くも…良くもぉ!

良くも我が主人をぉぉぉぉぉぉ!愚弄してくれたなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バッ!


遊馬「そのスイッチは…!」


ジン「ハハ、ハハハハハ!こうなったら貴方のお友達を沈めて上げましょう!
カイト様と貴方のお仲間4人分の命ではまるで釣り合いませんがそれで許して差し上げます!」


遊馬「お前…!約束を守るんじゃなかったのかよ!」

キャット「卑怯よー!そんなのー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

徳之助「やっぱりウラがあったウラかー!?じゃあもう俺たちは終わりウラー!?」

委員長「誰か~!助けて下さ~い!」


鉄男「諦めんな!遊馬は俺たちの事を諦めなかったんだ…!俺たちも絶対…諦めねぇ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジン「さて何の話か…それでは4人には消えて貰いましょう!
さようなら!美しき友情!
さようなら!下らなき結束ーーーー」ポーー



ビュンーーーーー




『アルファンコール・ショット!』




ジン「ーーーーーグハッ」バタッ

コナミ「ーーーーー早抜き、ガン打ち…
意外と使わなそうな技術が必要になるんだもんなぁ…サンキューな、リーダー」クルクルクル…

シャイニート(…コナミさんって前何やってたんですか…?)



キャット「…にゃ!?こないだの赤い人!?」




アストラル「我々の足跡を辿った、という事か…」

遊馬「…コナミー!サンキュなー!助かったぜー!」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

廃屋 大広間 ?

遊馬「よいしょ…っと!」

小鳥「ひゃあ!…もうちょっと優しくしてよー!遊馬ー!」


遊馬「んだよもー…せっかく助けてやったのによー…」

キャット「そうにゃそうにゃ、高い所から飛べない小鳥を助けてあげたんだから遊馬にはもーっと感謝するニャンよ!」

小鳥(…キャットちゃんはデュエルは見てただけじゃないのよー…もー…)

コナミ「にしても間に合って良かったというか…まさか人質にされていたのが遊馬の仲間だとはなー…」

レッド(間に合わなかったら…と考えると恐ろしいものだな…改めて君のアルファンコールには感謝するぞ、ブルー)

グリーン(やっぱり流石っす!ブルー姉さんは!)


ブルー(…/////)プシュー



徳之助「全く、酷い目にあったウラよ…
全く!コイツがウラで有名な占い師だと聞いてみたらとんだ酷い目にあったウラ!
どれ、ここは1つ落書きでも…」


ジン「…」

委員長「そ、それより!とどのつまりこんな場所からは早く立ち去るのが懸命ですっ!
もう早く帰りましょう!ねっ!」



コナミ「…まあ、それがいいかもな
もう夕方だし、みんなの親も気にしてるかもしれないからな!
そうと決まればほれ帰った帰った!」


遊馬「ちょ、ちょっと待てよ!コナミはどーすんだ!?コナミも家に…」

コナミ「俺はまあ…ちょっとやんなきゃいけないことがあるからな!
それにーーー」チラッ

遊馬「ん…?」チラッ



鉄男「ーーー遊馬!早く行こーぜ!」ニコッ

小鳥「鉄男君…」フフッ

遊馬「…鉄男…!」

コナミ「…ま、行ってこい!
俺もすぐに帰るから安心しろって!な?」



遊馬「…おう!それじゃあまた後でな…!コナミ!よっしゃー!行こうぜー!みんなー!
かっとビングだぜー!俺ー!」ダッー!


小鳥「あっ、ちょっと遊馬ー!待ちなさーい!」

鉄男「…相変わらずだな、遊馬は!よっしゃ!久々に競争だな!遊馬!」

委員長「あっ、ちょっと3人ともー!?待って下さーい!置いて行かないでー!?」

徳之助「遊馬くんが元気になって良かったウラー!裏の裏は表!…だウラね!」

キャット「ふニャ…ちょっとー!私も頑張ったニャニ…!」


ワイワイワイワイ…



アストラル(…しかしカイトへの彼の忠誠心、まるで計り知れなかった…これもこの2枚のNo.によって産まれたのか、
それともーーー?)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ギーッ…バタンッ!



コナミ「ーーーさて…もうそろそろ寝たふりも終わりか?
ーーー誘拐犯さんよ?」


ジン「ク…ククククク…馬鹿な奴ですね…
あの時ガキどもと一緒に逃げてれば良いものを…」ハァハァ…


シャイニート(…こ、この人…!
生身でコールショットを受けてるのに…!)

レッド(しかし奴の様子からもデュエルに勝ったのは遊馬殿…つまりアストラル殿がNo.は回収した筈なのにこの殺気は…!)

コナミ「…簡単な話だろ、隠し持ってたって訳だ…No.1枚を
そしてそれがーーーー」


ジン「そう!それこそ私のNo.!私をカイト様の忠実なる僕へと導いたカード…!
私を私たらしめてるNo.なのです!」


シャイニート(つまり普段使ってるカードとは別にもう1枚No.を…!?)

ジン「しかし貴方、その様子だとNo.を知っている様ですね…ならば貴方のNo.を再び手に入れ!再びカイト様に捧げるための『儀式』を執り行うとしましょう!
さぁ!デュエルです!」


シャイニート(コナミさん!こんなデュエル受ける必要ないですよ!それにコナミさんは今No.も無いしーーー)

コナミ「悪いけどシャイニート、そう言う訳には行かないっての…!」キュイーン!

シャイニート(え…)


コナミ「まずここでコイツを止めなきゃ次は間違えなく遊馬達にもっかい襲いかかるからな…流石に人質にまたさせる訳には行かないだろ?」

レッド(…うむ)


コナミ「それに…俺が負けちまって奪われた…トレスラグーンの事!あいつにはまだ「デュエルを楽しんでた感じ」じゃねぇからな!あいつを取り戻すためにもNo.を手に入れたいんだよ!」

グリーン(…ハイっす!)


コナミ「…後、さなぎちゃんの件もあるしな?
あのNo.ハンターには俺個人の因縁だけじゃなく
ーーー俺以外の事でも解決しなきゃならねぇ事って訳」

ブルー(…ええ)

コナミ「ーーーだけどな、本当はそんな事じゃないんだ」



コナミ「目の前で」ジャキン!


コナミ「デュエルを挑まれて!」シャッシャッシャッ!


コナミ「デュエルが出来るなら!」パパパパパッ!




コナミ「『デュエルがしたい』ってのががデュエリストってもんだろ!」

ガチャガチャガチャッ!キュイーン!



シャイニート(デュエルが…したい…
それが、コナミさんの…望み…)

コナミ「行くぜ!デュエルだ!」



ジン「愚かな真似を…!捻り潰して差し上げましょう!さぁ!私の儀式を開始しましょう!」




「ARビジョン、リンク完了」 ?



コナミ・ジン「「デュエル!」!」

コナミ「俺の先行!ドロー!」手札6


コナミ「俺は手札からモンスターを1体セット!」


コナミ「更に俺は手札からカードを3枚セットする!」手札2


コナミ「俺はこれでターン終了だ!」


コナミ 手札2 LP8000
場 セットモンスター 1
伏せ 3

ジン「では私のターン!ドロォー!」手札6


ジン「私は手札にある儀式モンスター!
魔神儀ーカリスライムを見せ手札の魔神儀ーペンシルベルの効果を発動致します!」


魔神儀ーペンシルベル 効果モンスター
星3/光属性/サイキック族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-ペンシルベル」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

コナミ「…儀式モンスター!?」


ジン「そのとぉーり!我が敬愛する主人であるカイト様の使用するカード!そのカードの中には儀式モンスターも入っているのです!
さぁ!カイト様に捧げる儀式を見せてあげましょう!」


ジン「この効果によりデッキから魔神儀モンスターを一体特殊召喚し同時に見せたモンスターも特殊召喚出来ます!
私は手札からペンジルペンを!そしてデッキから魔神儀ーキャンドールを場へ!」


ペンジルペン「キシャシャシャシャ!」

キャンドール「…」


魔神儀ーキャンドール 効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-キャンドール」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

ジン「そしてキャンドールの効果を使いますぅ!デッキから儀式魔法を1枚手札へ加えます!私は魔神儀の祝誕を手札へ!」手札6


魔神儀の祝誕 儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドの「魔神儀」モンスターをリリースし、手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「魔神儀の祝誕」以外の「魔神儀」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「魔神儀」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、墓地のこのカードを手札に加える。


シャイニート(儀式モンスターと儀式魔法が手札に…!)

コナミ「つまり儀式の下準備は整ったって訳かよ!」

ジン「そういう事ですよぉ?魔法発動!
儀式魔法、魔神儀の祝誕を発動します!」


ペンジルペン「シャッシャッシャー!」
ボコボコボコ…

キャンドール「…」フーッ


ジン「儀式するモンスターと同じレベルかそれ以上のレベルになる様に手札!または場の「魔神儀」モンスターをリリースし儀式召喚します!」


ペンペンシル・キャンドール
『キシャー!!!!』『…!』シューン!


BOMB!!!!!!!!!!!!!



コナミ「…儀式ってあんなに演出派手だったっけ…?」

ジン「儀式召喚!さあ来なさい!
魔神儀ーカリスライム!」

カリスライム「」イライラ…

魔神儀ーカリスライム 儀式・効果モンスター
星7/闇属性/水族/攻2500/守1800
「魔神儀の祝誕」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
手札を1枚選んで捨て、デッキから「魔神儀」モンスター1体を特殊召喚する。
発動後、このターン中に自分が儀式モンスターの特殊召喚に成功しなかった場合、エンドフェイズに自分は2500LPを失う。
(2):手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「魔神儀」カード1枚を墓地へ送り、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

ジン「ああカイト様!みて下さいましたか!?これが貴方様に捧げる私の第1の捧げ物です!今からあの者を完膚なきまでに叩き潰す狼煙です!ああ!カイト様!」


カイト人形「」


コナミ「…やっぱりただの人形じゃん」

ジン「喧しいっ!貴様を倒せばきっとカイト様もお喜びになるだろう!さっさカイト様の生贄になれえ!」


ブルー(…あの、言いたくないんですけどやっぱりあの人…)

レッド(やめたまえブルー、我々に今出来る事は司令官をサポートする事だけだ…
あの男は哀れだが…仕方あるまい)

コナミ「ったく無茶苦茶だな…」

ジン「おのれ…許しては置かぬぞおおお!!
私はカリスライムの効果を発動する!手札!またはフィールドから魔神儀カードを1枚墓地に送る事で貴様のモンスターを1体破壊する!私は手札から2枚目の祝誕を墓地に送って効果を使う!」手札3


カリスライム「」ウニョーン…


ジン「私はセットモンスターを選択!
さぁ!消えなさいぃぃ!!!」


コナミ「…その効果に対して永続罠、闇の増産工場を発動するぜ!」


闇の増産工場 永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

コナミ「俺は…手札から霧の谷の見張り番を墓地に送ってカードを1枚ドロー!」手札2


霧の谷の見張り番 通常モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1500/守1900
霞の谷を代々見張り続ける、見張り番一族の末裔。
谷で起こる出来事は、どんな些細な事も見逃さない。


ジン「破壊されるモンスターを墓地に送らないとは…
何を考えてるかは知りませんがそのまま破壊させてもらいますよぅ!」


コナミ「いいや!もちっと付き合って貰おうか!続けて罠カードDNA定期検診を発動!」


DNA定期検診 通常罠
自分フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はモンスターの属性を2つ宣言する。
選択したモンスターをめくって確認し宣言された属性だった場合、相手はデッキからカードを2枚ドローする。
違った場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。

ジン「DNA定期検診…?」

コナミ「お前には今から2つの属性を選択してもらうぜ!そして裏側表示のモンスターがその2つの属性のいずれかだった場合お前はカードを2枚ドロー出来る!」

コナミ「外した場合は俺が2枚ドローだ!
さぁ、当てて見やがれ!」

ジン「ぬぅ…ええ、わかりましたとも!
では私が選ぶ属性は…」


グリーン(6つの属性から2つ選ぶから…
3分の2の確率で司令官が2枚ドローできるっすね!)

シャイニート(…でも外したら大損害ですよね…これ、コナミさんにもデメリットが大きいと思うんですけど…)


レッド(…いや、司令官のデッキならばそうでもないやもしれないな)

ジン(…さて、とは言えどの属性を選択すべきでしょうか…こんな時カイト様に取り付けてあるカメラ…カイト様のお告げがあれば直ぐに分かるのですが…)


カイト人形「」

ジン(…あの直後から直す時間もなし…仕方ありませんね…)


ジン「…私は風属性と地属性を選択いたします!さぁ!公開しなさい!」


コナミ「風属性と地属性ね…正解は…!」


見習い魔笛使い「…!?」ピー


見習い魔笛使い リバース・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 100/守1500
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。

コナミ「選択したモンスターは闇属性!
よって俺が2枚引くぜ!」手札4

ジン「闇属性…成る程ぉ…」


シャイ(外れました…!これでコナミさんが2枚ドローです!)

レッド(司令官のデッキは特定の属性で組んだデッキではない…つまり墓地に落ちたカード等で属性を測れる訳ではないから悟られずらく逆に見せかけることも出来るだろうな

だが…)


ジン「ですが!そのモンスターは破壊させてもらいましょう…!消えなさい!雑魚モンスター!」

カリスライム「」ヌチャァ…

見習い魔笛使い「…!」ピヒョー…


ドカーン!


ジン「これでモンスターは破壊されました!これでフィールドには…何です?」


コスモクイーン「…」攻2900

コナミ「破壊された見習い魔笛使いの効果を発動!手札からモンスター1体を特殊召喚する!俺はその効果で手札からコスモクイーンを特殊召喚させて貰うぜ!」手札3


コスモクイーン 通常モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2450
宇宙に存在する、全ての星を統治しているという女王。


ジン「攻撃力2900…成る程私のモンスターでは攻撃力が足りませんねぇ…」


コナミ「よしっ!なら取り敢えずはコスモクイーンで攻め込んで…」

ジン「なら…こうするとしましょう!私は墓地の魔神儀の祝誕を発動!
手札から魔神儀の創造主ークリオルターを墓地に送りデッキから魔神儀を1体特殊召喚致します!来なさい!魔神儀ータリスマンドラ!」手札3

タリスマンドラ「…!…!…!!!!!!」
キィィィィ!!!!


コナミ「うるさっ!?」


魔神儀ータリスマンドラ 効果モンスター
星6/闇属性/植物族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札の儀式モンスター1体を相手に見せて発動できる。
「魔神儀-タリスマンドラ」以外のデッキの「魔神儀」モンスター1体と手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):このカードがデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

ジン「そしてこのカードの効果で私はデッキから儀式モンスターをサーチします!
私はこの効果でデッキから儀式モンスター…大邪神レシェフを手札へ!」手札4


大邪神 レシェフ 儀式・効果モンスター
星8/光属性/悪魔族/攻2500/守1500
「大邪神の儀式」により降臨。
手札の魔法カードを1枚捨てる。
相手フィールド上モンスター1体のコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
この効果は1ターンに1度だけ使用する事ができる。


ジン「続けて私はモンスターを通常召喚します!来なさい!マンジュ・ゴッド!」

マンジュ・ゴッド「GIGIGIGI…」


マンジュ・ゴッド 効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守1000
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した時に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。

ジン「効果で私はデッキから再び儀式魔法大邪神の儀式を手札へ!そしてこれをそのまま発動致します!」手札3


大邪神の儀式 儀式魔法
「大邪神 レシェフ」の降臨に必要。
フィールドか手札から、レベルが8以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。


コナミ「2回目の儀式召喚かよ!?
…でもアイツの儀式デッキに比べればマシかぁ…1ターンに何回も儀式されたりハンデスされたり…」


ジン「私はフィールドのレベル6のタリスマンドラとレベル4のマンジュゴッドを生贄に捧げ再び儀式召喚を執り行います!
さぁ!邪神の生贄になりなさいっ!」


マンドラゴラ「(音割れマンドラゴラ)」
ヒューン…

マンジュ・ゴッド「GOOOOOOODDD!!!!!」ヒューン…

ジン「儀式召喚っ!現れなさいっ!

大邪神レシェフ!!!!!!」手札2



レシェフ「…」ゴゴゴゴゴ…



レシェフ「!」キランッ!



レシェフ「…」ひゅんひゅんひゅん…



シャイニート(…前から気になってたんですけどあの光の玉の正体ってなんなんでしょうか…)

コナミ「う…近くで見るとやっぱり迫力あるよなぁ…しかもそいつの効果って確か…」

ジン「おや!ご存知でしたかぁ?では早速効果を発動させていただきましょうか!」


ジン「大邪神レシェフの効果を発動!私は手札から魔法カードを1枚捨てる事で貴方のモンスター1体のコントロールをターン終了時まで得る!私は手札から魔神儀の祝誕を捨て貴方のモンスター…」


ジン「つまりコスモクイーンのコントロールを得ますぅ!さあ来なさい!」手札1


コスモクイーン「…」攻2900

レシェフ「…!」キランッ!


コスモクイーン「!」ヒュン…



ジン「カモォ~ン!コスモクイーン!!!」



コスモクイーン「…」ギィィィィン…



グリーン(司令官の場のモンスターが居なくなったっす!)

ブルー(それどころか相手の場に移ったから…!)

ジン 場
魔神儀ーカリスライム 攻2500
大邪神ーレシェフ 攻2500
コスモクイーン 攻2900


ジン「さぁバトルと参りましょうかぁ…!私は3体のモンスターでダイレクトアタック!自分のモンスターに攻撃される苦痛を味わって貰いましょう!」


カリスライム「」ベッッッ!!!!

レシェフ「…」キュイィィン…!

コスモクイーン「…」ヒュオオォン…


シャイニート(これを全部通したらコナミさんの残りLPが…!)

コナミ「罠カード発動!分断の壁!」


分断の壁 通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの全ての攻撃表示モンスターの攻撃力は、相手フィールドのモンスターの数×800ダウンする。


コナミ「攻撃表示のモンスターは1体につき800ポイント攻撃力をダウンさせる!
よって3体とも攻撃力を2400ポイントずつダウンだ!」

カリスライム 攻2500→100
レシェフ 攻2500→100
コスモクイーン 攻2900→500

ジン「ほーう…ですがまだダメージは無くなってませんよぉ?残りのダメージを喰らいなさい!」

コナミ「ぐっ…!」LP8000→7300


ジン「では私はバトルフェイズを終了…致しますが!これで終わりではありませんよぉ!」

コナミ「まーだ動いてくんのかよぉ…」


ジン「勿論ですとも!今!私の場にはレベル8のモンスターが2体!
この意味はもう、お分かりでしょう?」


レッド(…この気配…!遂に来るのか…!

No.…!)

ジン「さぁカイト様ぁ!私のエクシーズを貴方様に捧げましょう!
私はレベル8の大邪神レシェフと!レベル8のコスモクイーンでオーバーレイ!!!!!」



ジン「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚っ!!!!!!」



ジン「果てなき銀河よ!今!我が主人の力を私が使うことを許し、その力を持って歯向かう逆賊を誅伐したまえええ!!!!!」




90



ジン「現れろNo.90!
銀河眼の光子卿!!!!!!!!!!!」




コナミ「ギャラクシーアイズ…?それってカイトの奴の…!?」

光子卿「…」キランッ



光子卿「…」チャキン…



光子卿「!!!!!」ズドンッ!!!!



光子卿 守3000


No.90 銀河眼の光子卿 ORU2
エクシーズ・効果モンスター(アニオリ)
ランク8/光属性/戦士族/攻2500/守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の(3)(4)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
(2):「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。
(3):相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。
取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。
(4):相手ターンに発動できる。
デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。

ジン「これぞ我が最初のヌァンバーズ!!
この力を持って我が主人と私に歯向かう敵を滅ぼしてみせましょう!!!」


シャイニート(遂に来ましたね…No.!)

レッド(うむ…あの時と同じようにここからでも重苦しい空気を感じる…!司令官!
気をつけてくれ!)


ジン「私はこれでターンエンド…

さぁ!貴方のターンですよ!」


ジン LP8000 手札1
場 銀河眼の光子卿 ORU2
魔神儀ーカリスライム 攻2500→100

コナミ「取り敢えずこのままNo.を持たせたままじゃ危ねぇ事この上ないな!
俺のターン!ドロー!」手札4


バニーラ

コナミ(バニーラ…はちょっとちげぇな…
このタイミングなら効果破壊で攻め込める…あいつか!)



コナミ「俺は闇の増産工場の効果を発動!
手札からバニーラを墓地に送ってカードを1枚ドロー…!」

超量士レッドレイヤー


レッド(司令官!私の準備は完了している!君の方はどうかね?)


コナミ「…こっちも問題無し!
俺の場にモンスターがいない時手札からコイツを特殊召喚出来る!来い!レッドレイヤー!」



レッドレイヤー「うむ!では行くとしようか!戦闘を開始する!」攻2000



ジン「レベル5モンスター…となると狙いはランク5ですかぁ…」

グリーン・シャイニート(たいちょー!頑張って下さーい!)


コナミ「更に俺はアステルドローンを通常召喚!」


アステルドローン「ドローン☆」☆4



アステルドローン 効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードをエクシーズ召喚に使用する場合、このカードはレベル5モンスターとして扱う事ができる。
また、このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドローする。

ジン「…おや?レベル4のモンスター…それではエクシーズは叶いませんよぉ…?」

コナミ「それがそうでもないっての!
アステルドローンはエクシーズ召喚に使用する際そのレベルを5としても扱える事が出来る!」


ジン「なるほど…ではつまり…?」


コナミ「つまり…そういう事!
俺はレベル5のレッドレイヤーに!レベル5として扱うアステルドローンをオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築ー!」


レッドレイヤー「メインブースターオン!
スラスター点火!マグナライガー!発進準備完了!


発進!!!!!!!」

ジン「さぁ来なさい…!貴方のNo.…!」



コナミ「エクシーズ召喚!来い!

超量機獣!マグナライガー!!!!!」



マグナライガー「グルルルルルォォォォォォ!!!!!」ORU2



超量機獣マグナライガー
エクシーズ・効果モンスター ORU2
ランク5/炎属性/機械族/攻2600/守2000
レベル5モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「超量士レッドレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。


ジン「…は?」

シャイニート(キター!!!!!!
マグナライガー!!!!!!やっぱり何度見ても最高ですぅ…!

はっ!アルファンコール!アルファンコールで写真を!)パシャパシャパシャ


レッドレイヤー『うむ!それでは行こうか我が司令官!』


コナミ「おう!俺はアステルドローンの効果を発動!このカードがORUになった場合デッキから1枚カードを引くぜ!」手札3



コナミ「そのままバトルフェイズ!
俺はマグナライガーでカリスライムに攻撃!カリスライムの攻撃力はさっきの分断で下がってるから大ダメージだ!」


マグナライガー 攻2600

カリスライム 攻2500→100

マグナライガー「ガオオオオオオオォン!!!!」


レッドレイヤー『対象補足!マグナライガー攻撃可能!期待ダメージ…大!行くぞ!』


カリスライム「」ヒーッ!!!!!



レッドレイヤー『今必殺の…!』



レッドレイヤー『「レッド・ブレイク」』
シャイニート(レッド・ブレイクー!)


カリスライム「」サーッ…


ジン「…」LP8000→5500

コナミ「…レッド・ブレイク?」

シャイニート(…コナミさんもしかしてご存知ではない!?あーやってとどめを刺すタイミングではカッコよく決めるための必殺技です!ちなみに今のはですね第7話と第24話、それにあの強敵、宇宙怪獣ギルガンを倒した際に使用して)


コナミ「更に俺はORUを1つ使ってマグナライガーの効果を発動!フィールドのモンスター1体を破壊する!俺はアステルドローンを取り除いてそのNo.を破壊するぜ!」


レッド『うむ!マグナキャノン展開!
目標はあのNo.!』ガチャン!


光子卿「…」

レッド『発射ー!!!!!!!!』


マグナライガー「ガオオオオオ!!!!!」


コナミ「これでお前のNo.は…」



ギンッ!



光子卿「…」フンッ…ガキンッ!



レッド『…何!?』

ジン「…No.をお持ちではない、と言う訳ですかぁ…ならぁ…」


ジン「私とカイト様にとって貴方は邪魔なだけだと言う事ですねぇ…?」

光子卿「…」



シャイニート(…何ですとっ!?あのマグナキャノンを受け切った!?長さ8m厚さ1.5m速度時速1000km!カタログスペック最強の武器をなんで…)

コナミ「今確かにマグナライガーは効果を発動したよな…そのNo.かよ?」

ジン「我が主人の効果!その効果は貴方の発動したモンスター効果を1ターンに1度ORUを1つ取り除いて無効にします!
という事はつまりぃ…!?」

コナミ「モンスター効果は無駄って事かよ…」


グリーン(要するにモンスター効果では突破出来なくて…)

ブルー(No.だから戦闘でも破壊出来ない…
これは中々強力なエクシーズですね…)


コナミ「クッソ…俺はカードを1枚伏せてターンエンド…!」


コナミ LP7300 手札2
場 超量機獣マグナライガー
伏せ 1

ジン「全く…今までNo.を持っているものとばかり思っていましたが…もっていないなら私とカイト様にはまるで不必要な相手…」

ジン「もう要りませんねぇ…?ならば…」

コナミ「ならば…なんだよ?」


ジン「負けたら貴方の魂では無く!貴方の命で償って頂くとしますか!」



シャイニート(コナミさんの…命!?
今度は魂じゃなくてーーー)

ジン「私のターン!ドロー!」手札2

ジン「私は手札から儀式の準備を発動!デッキからレベル7以下の儀式モンスターを!更に墓地から儀式魔法1枚を手札に加えることが出来ます!私はデッキから2枚目のカリスライムを!更に墓地から魔神儀の祝誕を手札に!」手札3


儀式の準備 通常魔法
(1):デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。


ジン「私は手札のカリスライムの効果を発動!手札からこのカードを見せ手札を1枚捨てる事でデッキから魔神儀モンスターを1体フィールドに呼び出します!
再び現れろ!魔神儀ータリスマンドラ!」

タリスマンドラ「(音 量 注 意)」

ジン「タリスマンドラがデッキから呼び出された時デッキから儀式モンスターを手札に加えます…私は2枚目のクリオルターを手札へ」
手札3

ジン「私は墓地の祝誕の効果を発動!手札から魔神儀ーカリスライムを墓地に送りデッキから魔神儀ーペンシルベルを特殊召喚!そしてこのカードを手札へ!」

ペンシルベル「シャ~シャ~」

ジン「ペンシルベルの効果!私は墓地から儀式モンスター大邪神レシェフを手札へ!」
手札4


コナミ「何枚サーチしたり手札に加えたりしてんだよお前…」

ジン「勿論まだまだ続きますよぉ?
私は手札から星呼びの天儀台を発動!」


星呼びの天儀台 通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル6モンスター1体を持ち主のデッキの一番下に戻して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

ジン「私は私の場のタリスマンドラをデッキの1番下に戻しカードを2枚引きます!
カードを2枚ドロォー!」手札6

ジン「そして儀式魔法!魔神儀の祝誕を発動!場のペンシルベンと手札のタリスマンドラで再び儀式を行うとしましょう!
再び儀式召喚!大邪神レシェフ!」手札4


レシェフ「…」攻2500


ジン「私はレシェフの効果を発動!手札から魔法カード大邪神の儀式を手札から捨てて貴方のモンスターを頂きましょう!」手札3

マグナライガー「グウウウウ…」グググ…


シャイニート(またレシェフ…!って事はレッドさんっ!)


レッド『私の事は気にしないでくれ!シャイニート嬢!

ーーー司令官!後のことは君に任せたぞ!』


コナミ「ーーー任せとけって!
俺はマグナライガーの効果を発動!ORUを1つ取り除いてモンスター1体を破壊する!俺はそのNo.を…」

ジン「速攻魔法!我が身を盾にを発動致しますぅぅぅぅ!!!!
1500ポイントのLPを払い貴方が発動したモンスターを破壊する効果を無効にして破壊!さぁ!カイト様の前で無様に散りなさい!無様な獅子よ!」LP5500→4000


マグナライガー「グオーッ!!!!」ドゴーン!

レッドレイヤー『マグナライガー大破!
機体からの脱出を開始する!』


コナミ「レッドレイヤーの効果を発動!このカードが墓地に送られた時墓地から超量モンスターを特殊召喚してえ…が」

ジン「流石にもうお分りでしょう!
私は銀河眼の光子卿の効果!ORUを1つ取り除きその効果を無効に!これで自己蘇生は出来ませぇん!これで貴方の場は…」

グリーン(司令官のモンスターはいない…!)


コナミ「…ま、そういう事だな」

ジン「覚悟してもらいましょうかぁ!私は銀河眼の光子卿を攻撃表示にしてバトルフェイズ!さぁ大邪神!そして我が主人よ!
あの愚か者に裁きの一撃を加えなさいっ!」


レシェフ「…!」バシュ!


光子卿「…」ギィ…



ジャキーン!

コナミ「てて…結構痛えぞおい…!」
LP7300→2300


シャイ(…ッ!コナミさんっ!?ダメージはーーー)

コナミ「だいじょぶだいじょぶ、心配すんなって…リアルなダメージじゃねぇから」


ジン「我が主人に逆らうからこうなるのですよ!次のターンで確実に仕留めて差し上げます…私はカードを1枚伏せてターンを終了!」


ジン LP4000 手札1
場 銀河眼の光子卿
レシェフ
伏せ1

コナミ「ちょい待ち!俺は闇の増産工場の効果を発動!手札から魔貨物車両ボコイチを墓地に送ってカードを1枚ドローしとくぜ!」
手札2


魔貨物車両 ボコイチ 通常モンスター
星2/闇属性/機械族/攻 500/守 500
デコイチ専用の貨物車両。
どんな物でも運ぶ事ができるが、大抵は到着時に壊れている。


コナミ「んで俺のターン…!
…ドローだ!」手札3


切れぎみ隊長

コナミ(切れぎみ隊長か…なら取り敢えず墓地に落ちてるモンスターはいねぇからエクシーズは…)


シャイニート(…)

コナミ「…んーなら…行けるか?シャイニート?」


シャイニート(…勿論大丈夫です!
それに今度から…別に私を呼ぶ時に呼ばなくても大丈夫です!取り敢えずいつでも出て行ける様にはしますから!)


コナミ「何かやる気満々だな…どうしたんだよ?」

シャイニート(その…やっぱりコナミさんについてる以上何かしないといけないのかなーって…じゃなきゃ私がいる意味も…)

コナミ「…んー…」

シャイニート(だから兎に角大丈夫です!
さぁ!ガンガン行きましょう!コナミさん!)


コナミ「…まあ、あんまり気負いすぎんなよ?俺がして欲しい事なんてなー…
ちゃんとモンスターとして出てくれれば後は俺の仕事だっての!俺は切れぎみ隊長を召喚!」手札2

切れぎみ隊長「フジャケルナ!モアイ!」


切れぎみ隊長 効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

コナミ「俺は墓地からレベル4以下のモンスターを特殊召喚する!俺は墓地から…
バニーラを特殊召喚するぜ!」

バニーラ「バニーン!」フスッ!


ジン「レベル1のモンスターが2体ですかぁ?…ですがランク1のエクシーズなど恐ろしくはありません!次のターンでの私の勝利には変わらない!まぁ精々足掻いて我が主人を楽しませて下さい…」



コナミ「俺はレベル1のバニーラとレベル1の切れぎみ隊長でオーバーレイ!」


コナミ「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」

コナミ「出番だ!シャイニート!」


シャイニート「は、はいっ!
大丈夫…私はただここに座ってればいい…取り敢えず相手の攻撃から身を守って…」
守2100



グリーン(シャイニートさーん!頑張ってくれっすー!)

ブルー(あまり緊張しないように…いつも通りに頑張ってみてくださーい…!)


シャイニート(…そう言われると余計に緊張しますってー!!)

ジン「やはり守備表示での召喚でしたかぁ…それでは次のターンにその小娘ごと叩き潰して差し上げますよ!」

コナミ「そう簡単にはシャイニートは突破出来ねーぞ!意外とこう見えて硬いしなコイツ!」



シャイニート(意外にですか…でも確かに守備表示なら戦闘では1回は破壊されませんし…)


レシェフ「…」


シャイニート(レシェフの効果も無効に出来る…少なくともあの2体の攻撃は受け切れる筈…!)

コナミ「俺は闇の増産工場の効果を発動!手札からアーマーリザードを墓地に送ってデッキから1枚カードをドロー!」手札2


鎧蜥蜴 通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1500/守1200
かたい体のトカゲ。大きな口で噛みつかれたら、ひとたまりもないぞ。


コナミ「…俺はカードを1枚伏せてターンエンドするぜ!」


コナミ 手札1 LP2300
場 シャイニート 守2100
闇の増産工場
伏せ2

ジン「では私のターン!
何を企んでるかは分かりませんがこのカードで私は貴方を生け贄に捧げる「儀式」を終わらせるとしましょう!」手札2


ジン「私はスタンバイフェイズに入ったタイミングで伏せていた魔法カードを発動致します!
魔法カード!「邪悪な儀式」!」


邪悪な儀式 通常魔法
フィールド上の全てのモンスターの表示形式を入れ替える。
発動ターン、モンスターの表示形式は変更できない。
このカードはスタンバイフェイズにしか発動できない。


コナミ「邪悪な…儀式?」

ジン「このカードの効果!フィールド全てのモンスターの表示形式を変更致します!
そしてこのターンモンスターの表示形式は変更出来ませぇん!!!!!!」


シャイ「…!?それって…うわっ!?」

コナミ「…マジかっ…!?」


銀河眼の光子卿 攻2500→守3000
レシェフ 攻2500→守1500


シャイニート「うう…」守2100→攻100

ブルー(シャイニートさんが攻撃表示に…!)


ジン「これでダメージが通ると言うわけでですよぉ!私は墓地の祝誕の効果をみたび発動!手札からキャンドールを墓地に送りデッキからペンシルベルを特殊召喚!
そしてこのカードを手札に加えます!」

ジン「ペンシルベルの効果!デッキからこのモンスターが呼び出された時墓地から儀式モンスターを手札へ!私は墓地から魔神儀の創造主ークリオルターを加えまああす!!!」
手札3


コナミ「確かさっきもそのモンスター加えてたよな…同名儀式モンスター2体と儀式魔法…儀式召喚出来るって事か!」

ジン「そのとぉりぃ!!!!私は祝誕を発動!!!!手札のクリオルターを儀式素材として…!」


クリオルター「…」ズズズ…


ジン「儀式召喚ー!!!!!!!!
現れなさいいいいいいい!!!!!!!
魔神の主人たるキング・オブ・魔神!!!


「魔神儀の創造主ークリオルター」!!!」



クリオルター「…!」


ボッ!!!!!!


ボッ!!!!!!



ボーッ!!!!!!!!!!!


魔神儀の創造主ークリオルター 攻3000

シャイニート「攻撃力…3000…」攻100


コナミ「っ…!」LP2300



ジン「バトルフェーイズ!!!!!!!
私はクリオルターでシャイニート・マジシャンに攻撃ー!!!!!!

これで終わりです!さぁ!!!!!我が主人の前に這い蹲るがいい!!!!!!!」


シャイニート「あ…あ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


カイト「破滅のフォトンストリーム!!!!!!!!!!!!!」





コナミ「ーーーー悪いな、また1人にして」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

クリオルター「ーーーーフンッ!」ブワッ!



シャイ(ーーーいや、いや、嫌ですーーーー)


シャイ(また私のせいで、私が、私が悪くて、私ーーーー)




コナミ「シャイ!」



シャイニート「ーーーコナミ、さんっ!
逃げて!早く逃げて、下さいっ!私が何とかしますから早く逃げてっ!せめてコナミさんだけでもーーーー」

コナミ「ーーーーー心配すんな!」



シャイニート「あーーーー」



コナミ「シャイ!お前言ったよなー!お前俺のエクストラに居座るって!
『俺に着いてくる』って!!!!」


シャイニート「コナミ、さんにーーーー」



コナミ「ーーーー今まであんまり人に頼られて無かったんだよー!だからなんて言うか…頼られ慣れねぇんだよー!俺!」


シャイニート「頼られ慣れて…ない…?」

コナミ「ま、兎に角だ!遊馬とかお前とか!後新しく出会った奴らとか!
今まで自分が頼って来た分どうやら俺が引っ張れって事なんだろうなぁ多分!」


シャイニート「コナミ、さん…」


ブルー(司令官…)

グリーン(しれいかーん!)


コナミ「ーーーーま、少しは任せておけって!少しは任せてーーー目でも瞑ってリラックスしてろよー!ほら1!2!」

シャイニート「…え!?いや何のカウントなんですか!?ちょっとー!もう…

ーーーもー!」ギュー!


コナミ「さーん!」



コナミ「ーーーほら!目開けてみろって!」



シャイニート「ーーーーーーえ?

え?あれ!?コナミさん!?何で目の前に…目の前…?」



コナミ「ーーーーついでに後ろは?」

シャイニート「後ろって後ろにはなに…も…」


ジン「…ヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!きさまああああああああ!!!!!!!!!どういう事だぁああああああああ!!!!!!!!」



コナミ「…ま、こういう訳!」


エクシーズ・リバーサル



銀河眼の光子卿「…」守3000

エクシーズ・リバーサル 通常罠
相手フィールド上のエクシーズモンスター1体と自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのコントロールを入れ替える。


コナミ「この効果でシャイニートと光子卿のコントロールを入れ替えさせてもらったぜー!よって攻撃は中断!それに…」


ブルー(No.だから戦闘では破壊されないし守備表示だからダメージも無し…!)



光子卿「…?」チラッ


コナミ「これでお前の攻撃は防いだぜ!
さぁ…どうする!?」

ジン「わ…わ…私はこれで…ターンエンドォ…!」


ジン 手札0 LP4000
場 クリオルター
レシェフ
ペンシルベル
シャイニート


コナミ「よっし!んじゃ俺のターン…」


光子卿「…」キンッ…


コナミ「…ん?何だ?えーと…」


『…我の効果を使え、我の支配が及ばぬものよ…』


コナミ「効果…?それにこの声…まさか…?」

光子卿「…」ギンッ…


コナミ「…なら有り難く使わせてもらいますか!俺は銀河眼の光子卿の効果を発動!
相手ターンに1度、デッキからフォトンかギャラクシーと名のつくカードを手札に加えられる!俺はデッキからギャラクシー・サーペントを手札に加える!」手札2


ジン「ぬぅぅぅぅ…!!!!あの不届きもの我が主人の力を…!!!!!
おい小娘!貴様も何か出来ないのですか!」


シャイニート(いや、ホント何も出来ないんで、私)


コナミ「んじゃ改めて…俺のターン!ドロー!」手札3

コナミ「俺はさっき加えたギャラクシー・サーペントを召喚!」

サーペント「ヒキャアア…」


ギャラクシー・サーペント
チューナー・通常モンスター
星2/光属性/ドラゴン族/攻1000/守 0
宵闇に紛れて姿を現わすと言われるドラゴン。
星の海を泳ぐように飛ぶ神秘的な姿からその名が付けられた。
その姿を見た者は数えるほどしかないと伝えられるが、見た者は新たな力を得られるという。


コナミ「そんで俺は装備魔法戦線復帰の代償を発動するぜ!ギャラクシー・サーペントを墓地に送って…カムバーック!レッドレイヤー!」

レッド「…む!司令官!どうやら試合は…順調のようだな?しかし…」攻2000


シャイニート「レッドさーん!レッドさーん!」ふりふり


レッド「…シャイニート嬢があちらに居るとは…それに彼女みたところ攻撃表示…司令官?」


コナミ「…レッドさぁ、その…なんていうか…」


レッド「…ふぅー…まあ私を蘇生する辺り君も彼女の事を考えてるのは分かるのだがね…全く…君はいい人間なのかそうじゃないのか…」

コナミ「…わりーなぁ、でも俺も…
デュエルは勝ちたいしぃ…」

レッド「…では行くとしようか、司令官!指示を!」

コナミ「おう!俺は光子卿を攻撃表示に!」


光子卿「…」ズズズ…

光子卿 攻2500


コナミ「そんでもって…」



シャイニート「レッドさーん!後はコイツを倒すだけでーす!頑張ってー!」

シャイニート(にしてもまだ私の周りには攻撃力が高いモンスターばっかりですね…こっからLPを減らすとしてはダイレクトアタックか攻撃力が低いモンスターを狙うとか…)

シャイニート(攻撃力の低い相手モンスター…)

シャイニート(…低い…)攻100

シャイニート「…えっちょっとタンマ」


コナミ「バトルフェーイズ!ちょっとの間耐えてくれよー!
俺は銀河眼の光子卿でシャイニートマジシャンを攻撃ー!」

光子卿「…」チャキン


シャイニート「えっ嘘ですよね結構なサイズありますよ?しかも私今攻撃表示…」

光子卿「…!」ズバッ!



シャイニート「いったぁーーー!!!!!!????????」


ジン「ぐううぅっ…!!!私に雑魚モンスターを渡し主人に傷つけさせるとは…!」
LP4000→1600

シャイニート「ちょっと!ちょっとおかしいじゃないですか!?さっき私言いましたよね!?信じるって!私コナミさん信じてましたよ!?今!斬られた!私ー!」



コナミ「あー…いやなんて言うか…」



コナミ「すまん、なるべくしないようにするから!」



シャイニート「なるべくってどーいう意味ですか!?痛いんですけど!?死ぬほど痛いんすけどー!?」


ジン「何故だ…!何故この小娘が消えない…!この小娘が消えれば私の場には…!」


コナミ「残念だったな!シャイニートは1ターンに1度戦闘では破壊されねぇんだよ!
いい耐性持ってるだろ!俺の自慢のモンスターだ!」


シャイニート「ワタシハイマウシロニハラガタッテイル!
アンダニラギラレタギブンダ!!」



ブルー(司令官…)

グリーン(司令官…)

レッド「司令官…」


コナミ「…俺はレッドレイヤーでシャイニートに攻撃ー!仕方ねーだろー!勝たなきゃ駄目だから我慢しろってー!」


シャイニート「レッドさーん!助けてくださーい!てか今回は私が正しいですよね!?
レッドさーん!」

レッド「…」

レッド「…本当に申し訳ない」チョコン



シャイニート「…レッドさん…やっぱり私…」



シャイニート「…付いて行く人考えるべきでしたよねぇ…」




ジン「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ジン LP1600→0









winner! 「コナミ」!

と り あ え ず こ こ ま で


まずご報告「スレタイトル、詐欺になりました、多分」

カーニバルまで行ってないのにもう900レスじゃないですか…
次スレでカーニバル入ります…!絶対!

後遅れに遅れを重ねて…読みにくい文となっております
いつも読んで下さる皆さん、ありがとうございます

取り敢えずもうちょっとこのスレで…ですが
もうそろそろ次スレも立てるべきなのが初めてなので測りかねてます…
もしよければアドバイス下されば幸いです

おまたせし過ぎました
令和初の更新…で多分スレラストかな?

何にせよお待たせしました…読んでくだされば幸いです。

ジン「グホッ!?」バタッ


コナミ「よっしゃあ!いっちょやりぃ!」



シャイニート(…コナミさんスタイルとは言え酷いですよぉ…レッドさんは兎も角No.の攻撃はマジでしたしぃ…)ヒリヒリ

レッド(…まあ、そう司令官を責めないでやって欲しい。彼も君の事をきちんと信頼している、と言う事なんだろう…多分)


シャイニート(…なら仕方ないですね~…
私がコナミさんに信頼されてる…ですかぁ…

…なら仕方ないですねぇ~…信頼されてますからね~信頼…
信頼…フヘへェ…)



グリーン(…シャイニートさん…)

ブルー(…分かりやすいですね…シャイニートさん…)

ジン「」チーン…


コナミ「んー、レッドレイヤー達もお疲れな?後シャイニートもな」

シャイニート(いえいえ~!これくらいどうって事無いですよ~!コナミさんも私を「信頼」してくれた訳ですから!これからも頑張って…)


コナミ「あ、それと…このNo.なんだが…
持ってっても大丈夫そうか、レッド?」


No.90


レッド(ふむ…あの時のNo.と同じ力は感じるが…君が持つ分には大丈夫だと思うぞ?
…もっとも君が何故大丈夫なのかまでは私には分からないが…)

シャイニート(…でも確かに不思議なんですよね。No.って言うカードは基本的に持った人に悪影響を与えるんですよね?
…例えばあの時の私みたいに…)

ブルー(アストラル氏が言うには…No.と言うのは持った人間の欲望を解放させる力があり、そしてそれらの力はカードの精霊…つまり我々の様な存在にも及ぶのだと想定出来ます)


グリーン(…本当は司令官、何か隠してたりして無いっすか…?実は人間じゃなかったりして…そこんとこどうなんすか…?)

コナミ「あのなぁー…俺は普通の人間だっての…普通にアカデミアに3年間通って、その後サテライトで馬鹿やって、シティに上京してきて普通に生活してきた普通の人間だっての

俺が考えるにな!多分なんてこと無く!俺がただ無欲な無垢な人間だって事だろうな!No.が俺に取り憑かない理由なんて他には…」



「ほう、それが本当なら是非確かめてみたいものだ…魂ごと抜き取ってな」



シャイニート(…!?この声…まさか!?)



カイト「No.反応を辿って来てみたら…オービタル、これはどういう事だ?」


コナミ「お前、あん時の…!」

オービタル「ややっ!?こ、これは…どういう事でありますかっ!?あの時コイツのNo.は確かに回収したでありますが…」

カイト「まあいい…どうやら貴様は魂を狩っても意味がないらしい…No.の件といい面倒くさい奴だ…」


レッド(彼がシャイニート嬢と司令官を倒した…カイト!)

グリーン(…幾ら鈍い自分でも分かるっす…この男…あんな像とは比べ物にならないっす…!)


カイト「…貴様の側にいたあの女はどこだ?」

シャイニート(…!わ、私は…むぐっ)ギュ

コナミ「お留守番みてぇなもんだよ…
そんで?今日もNo.探してきたのか?」

カイト「話が早くて非常に助かる、単刀直入に言おうか…
ーーーーーそのNo.をおいてサッサと後ろで倒れてる男と失せろ。そうすれば魂だけは見逃してやってもいいぞ?」



ジン「うう…」



コナミ「ーーーー嫌だ、と言ったら?」

シャイニート(ーーーーー!)ムグーッ

オービタル「オマエ…本当のバカの様ですね…カイト様とオマエの実力差はハッキリしたと言うのに…2回も歯向かうのは最早理解不能!本物のバカでありましたか!」

カイト「黙れオービタル
ーーーーーならば再び刈り取ろうか…貴様の魂をな!」ガチャン!


コナミ「やれるもんならやってみやがれ…!」ガチャン!


レッド(待ちたまえ司令官!今の君に勝算はあるのかね!?このデュエルが始まれば我々は君に加勢出来ないのだぞ!?)

コナミ「だからって逃げらんないだろ…!それにさなぎちゃんの事とか俺のNo.とか…!
放っておくわけには行かないっての!」


シャイニート(ーーーー!ーーーー!)ムグーッ!

カイト「さぁ行くぞ!フォトンチェーーー」



コナミ「くっーーーー!」バッ!








「ーーーーーー『ニュー・ムーン』」




ピシッーーーーーーヒューン…


カイト「ーーーーーーー」



コナミ「ーーーーん?」


シャイニート(ーーーーハッー!
ちょっとっ…!コナミさん!幾ら何でも押さえつけすぎです…!危うく窒息してーーー

え?止まってーーーーる?でも辺りが真っ暗で何もーーー)


「ーーー何とか、間に合ったみたいね?
デュエリストコナミ、それにーーーあの時の女の子も」

コナミ「ーーーえ?誰…?」

シャイニート(…ってこの声…!昼間会った時の…!)


「ーーーあまり時間がないわ、貴方達にはあの男性を連れて…ここから立ち去って貰う」


ジン「」シーン…


コナミ「それってどーいう…?それに俺は今からカイトの奴とーーー」


「今はまだその時では無いわ。
ーーー心配しないで、貴方は近い内にまたカイトと戦うわ…必ず、ね」

「だけど今の貴方ではまだ駄目、またーーー貴方は闇に囚われてしまう。」

「そうなるのは私も…あの女の子も望んで無いもの」

シャイニート(っ!あの時の事もこの人は…知ってる!)


「それにーーーーー関係の無くなった人を巻き込む訳には行かないわ」


コナミ「…」チラッ

ジン「」チーン…


「ーーーお願い出来ないかしら?」


コナミ「…おう、任せとけって…よいしょっ!…おお、意外と重いな…」


「ありがとう、そしたら走って…
大丈夫、月の光が貴方を導いてくれる…貴方はそれを追って行けば平気」

ふわーん…


コナミ「んー…?…!あの光か!あの方向が出口か!

…取り敢えずありがとうな!誰だか知らないけれど!次に会ったら詳しい話でも聞かせてくれー!」



ダッダッダッ…




「…ええ、また近い内に会いましょう?
そう、それはーーー次の満月の時にでも」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ーーーーーー『フル・ムーン』」


ピキンッーーーーフワーン…



カイト「ーーーグッ!」


オービタル「な、何者でありますかっ!?
おいらが必死でプログラムの演算を行っても解析不能でありましたっ!この様な技術、一体どこからーーー」


「プログラム、異常無し。『time moon』
正常に動作可能…
試運転に付き合ってくれた感謝するわ、カイト君」


カイト「…暫く見ない内にどうやら皮肉の一つも言うようになったみたいですね…『先生』?」

「あら、貴方には他に専属の教師がいた筈だけれども…兎に角久しぶりね、天城…カイト君」


オービタル「え?え、え?だ、誰でありますかこの女…?カイト様のお知り合い…?」

カイト「…貴女と話す事などありません、兎に角俺の邪魔だけはしないで下さい

ーーー貴女とは戦いたくない」ザッ…


「ーーー『ハルト君』」


カイト「ーーー」ピタッ


「…あれから彼の症状は…?」



カイト「…行くぞ、オービタル」

オービタル「かっ、かしこまり!」



ヒュイーン…



「…天城カイト…天城ハルト…」



「…あの子達の道をせめて…明るい月の光が照らしますように…」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
同時刻 ハートランド郊外


コナミ「…カイト追ってきてるかー…?」

シャイ「…多分、大丈夫かとは…だけどあの人一体…」


ピキンッーーーーフワーン…


レッド(…ム…!司令官!それにシャイニート嬢!大丈夫か…ね?)

グリーン(…あの司令官、それにシャイニートさんも…何があったんすか…?)


コナミ「んー…俺もいまいち把握はしてないんだけどさー…実は…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


now loading…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


レッド(ではあの時我々が追っていた女が我々を助けてくれた…と?)

シャイ「まあ多分ですけど…理由は多分…コナミさん?ですけど何の理由かまでは…」

ブルー(ですが…時間を停止させるプログラムを無力化するなど並外れた技術力ではありません、No.に取り憑かれている様な言動は見せていない様ですし…何者なんでしょう?)

グリーン(…司令官に一目惚れしたNo.所持者がNo.の力でピンチを切り抜けたとか…)

シャイ「あり得ません。」


コナミ「…まあ、取り敢えず肝心なのは…
肝心な事はさー…


この人どうするよ?」


ジン「うへへ…へへ…へへ…」zzz…

レッド(放置)

グリーン(放置っすね)

ブルー(放置)

シャイ「放置でいいんじゃないでしょうか…」



コナミ「んじゃ放置だな」ポイッ

ジン「zzz…」グデッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「…そんじゃウチらも帰りますか…久々に遊馬の家帰る気がすんな~!
帰ってメシメシ~…」ザッザッザッ…



シャイ「…」

レッド(…不安かね?シャイニート嬢?)

シャイ「レッドさん…そうですね…確かに不安…です…
あの女性の事もそうですけど…」

レッド(…あのカイトの事か…)

シャイ「…あの時、また私はコナミさんに逃げる様に言おうとしてしまったんです。
コナミさんを信じよう、信じよう、としても…咄嗟に私は恐怖で…」

シャイ「『超量戦士乃掟』の基本原則「友を信じる事」にも反してて…私は…」


グリーン(大丈夫っすよ、シャイニートさん)

シャイ「グリーンさん…」

レッド(ああ、シャイニート嬢。君も我々からしたら守るべき大事な仲間だ。
ーーーー君の背中は我々が支えよう。だから君は自由に、君の思うままにしたまえ)

ブルー(…それに我々もこのままサポートも出来ませんでした、では超量戦隊の名折れです。時間は少々かかるかもしれませんが…貴女にだけ負担はかけさせないようにさせて頂きます)

シャイ「…ありがとうございます!皆さん!私も…!どこまで力になれるかは分かりませんが! 皆さんのお力になれるよう頑張ります!」


レッド(その意気だシャイニート嬢!
ーーーその調子で行けば司令官も君を良きパートナーとして考えるだろうな!)

グリーン(シャイニートさん!恋は当たって砕けろと言うっす!ガンガンアプローチしないと司令官には伝わらないっすよー!)

ブルー(シャイニートさん、この男共の恋愛理論は聞かない様にーーー
私にはこっそりと、相談しても構いませんよ?)フフフ

シャイ「えっ!?あっ、わーっ!?私はコナミさんをそんな風には考えてませんからー!もー!」


ワハハハハ…!
モー!カラカワナイデクダサーイ!

スターダスト「…クルオォン…」




コナミ「…あー!今日のばーちゃんのご飯はなんだろなー!
滅茶苦茶楽しみだなー!」

取り敢えずここまでー!

取り敢えずここまででやっと1スレを半年で消費出来ました…
実に長かったぁ…

まずはここまで読んでくださった方々に感謝を!遅筆、駄文、読みづらいの3点セットを完備したようなssを読んでくださった皆様には本当に感謝の言葉しかありません!

このssを書こうと思ったのは完全に某ssの引き継ぎみたいな気持ちで書かせていただきました…それはタイトルからも滲み出てますしね

ですかあのssのような素晴らしい文も書けず…デュエル展開もグダグダで…とリスペクトの意味が無いじゃないか!と言われても仕方ないと痛感してます

ゼアルと言う作品はリアルタイムで初めて見た遊戯王でありまして非常に印象に残ってまして、先人の5dsからの続き…位の勢いもありましたが非常に書いてみたい!と思う作品でした

まだこのssは続きます!はい!頑張ってスピード上げます!
…上げますっ!

ですので皆様も、もし宜しければ見て頂くだけでも、非常に非常に嬉しいです

今後ともこのssを宜しくお願い致します



(…後、No.ついに揃ったんで設定的には固定されたので書きやすいってのはありまーす…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…この地でいよいよ争いが始まる、その戦いにはNo.もたっぷりと…」



「そのためには我らもNo.も切らなくてはならない!
我が主人の『白紙のNo.』…出来れば野心を持った…強力か

No.にする事が望ましい…!」



「おお、おお!お待ち下さいませ!私にお任せを!必ず貴女のお役に立ちますとも…ええ!ええ!」









「この『シャドウ』にお任せを…!」



…2スレ目でーす…
取り敢えずこっちも見てくださーい


こっちのスレは埋めちゃっていいんですかね?


コナミ「ナンバーズハンター?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1558792865/)

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