女生徒「ンフフ♪…いけない、平常心といつもの笑顔」ニコッ (15)

女生徒 (メモは貰ったけど…… 一体、どんな用事だろう?)

女生徒 (でも先生から「待ってます」だなんて♪嬉し過ぎるって!やばいよ!!)

ニヤニヤ

女生徒「ンフフ♪…いけない、平常心といつもの笑顔」ニコッ

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あれは火曜日の放課後…

女教師「あっ、いた。女ちゃん、これ後で読んで?」

女生徒「あっ、分かりました。ありがとうございます。」

女教師「じゃあね。」バイバイ

女生徒「失礼します。ニコッ」バイバイ

先生から渡された紙には、こう書かれていた。

女さん
木曜日の放課後、3のAで待ってます。
委員会があると思うのにごめんなさい。
待ってます。
             女教師

手紙を見た時、心臓が飛びでるんじゃないかってくらい嬉しくてドキドキした。

水曜日も今日も嫌な授業が揃いに揃っていたが、先生に会える今日の放課後を糧に頑張った。

委員会もあるし、早めに行かなきゃ!

女生徒 トントン「失礼します。」

女教師「あっ!女ちゃん!忙しいのにごめんね。ありがとう。」

女生徒「いえ。大丈夫ですよ。」

女教師「でも、委員会あるよね。友達とかに伝えた?」

女生徒「はい。同じクラスの子に「少し遅れる」って伝えときました。」

女教師「そっか。でも本当にごめんね?」

女生徒「先生、そんなに謝らないで下さい。正直、先生にあのメモを貰ってとても嬉しかったんですから。」

女先生「そうなん(笑) なら、良かった…かな(笑) 手短に済まさなきゃ。」

ゴソゴソ

女生徒「????」

女教師「はい!どうぞ! すぐランドセルにしまって。誰にも言ったり見せたりしないでね。差し入れだよ!」

女生徒「えっ?何ですか?…これ。」

女教師「それは開けてからのお楽しみ(笑) ゆっくりしてないで委員会行きな。差し入れは逃げないんだから(笑)」

女生徒「はい。」ガサゴソ

女生徒「まだ、中身は分からないけど… 本当に嬉しいです!ありがとうございます!練習頑張りますね!」

女教師「うん、頑張れ。」ポンポン

女生徒「頭ポンポンしないで(笑) では、失礼します。ありがとうございました!」

女教師「バイバーイ!」

ガラッ

女教師「……ふーっ…ドキドキした…お返事どうだろう…」

女生徒「~~~♪」ニヘラ-

女生徒 (きゃあああああ!やばい!やばい!先生からの差し入れっ!?嘘でしょ?!でもほっぺ痛いよおおお!)

女生徒 (……いけない、遅れたって言うのにハイテンションは駄目だ。平常心、平常心。)

女生徒「失礼します。遅れて申し訳ありません。)

委員会教師「あっ!女、来た。まだ皆、揃ってないよー。」

女生徒「えっ?あっ、本当だ(笑)」

この健康委員会では、今月末にある「生徒健康研究実践発表会(通称・生研会)」に向けて練習を頑張っている。

私は今年も委員会を変えずに健康委員会を選んだ。

去年の生研会の時期、先生がたくさん応援してくれて、たくさん褒めてくれたからだ。

もちろん、健康委員会の仕事が大好きというのもあるが……

今年、健康委員会委員長になったのも先生にもっと見てもらいたくて。

だから、生研会の練習は物凄く気合が入る。

今回は練習も順調に進んでいて、楽しみながら練習できていた。

…はず、だったけど…………。

この日、家に帰って早速 “差し入れ” とやらを見た。

母に「誰から?」と聞かれ、母は私が先生と仲良しなのを知ってるのでいいかと思い「先生だよ(笑)」と言った。

綺麗なラッピングを丁寧にとったら、そこには可愛らしいクッキーがあった。

女生徒「わあ!クッキー!」

クッキーは、どうやら手作りで5つ入っていた。

どれにも文字が書かれていたので並べてみると、

「大 好 き で す」

と、なった。

もちろん、恋愛じゃないほうなんだけどね。

女生徒「先生ーっ///」

こんな事してくれたの私だけだよね?

先生ともっともっと仲良くなりたい。

とっても幸せだった。

“手紙”を見るまでは。

メモが入っていて、

女さん
発表の練習は順調ですか?
あなたの輝いた姿が見れることを
楽しみにしています。
応援しています。頑張ってね。
手紙も読んでね。
         女教師

と書いてあった。

「手紙?そんなのあったんだ。」と思い

手紙をとった。

心ワクワクして封筒を開けた。

私の幸せは、つかの間だった…

手紙には、信じられない内容が書いてあった。

私への「告白」だった。

大好きな先生との両思いで嬉しいはずなのに……

何でだろう………

モヤモヤした…

「先生生徒」だからだろうか。

大好きなのにOKしたら…

翌日からというと勉強にも委員会にも身が入らなくなった。

委員会の先生にも、

委員会教師「女、大丈夫?具合悪いの?」

と心配された。

生研会の台本も頭に入らなくなって…

どうしよう…

一方、女教師

-職員室-

委員会教師「先生…最近、女さん委員会で元気がないのですが……」

担任教師「そういえば…いつもは明るいのに最近笑ってないですね…」

委員会教師「そうですか…体調が悪いんですかねぇ…?」

女教師「…」

女教師 (!…もしかして私が…… ごめんね…)

女生徒「はぁ…」

ずっと先生の顔が頭に浮かぶ。

女教師「女ちゃん!」

女生徒 (先生!)

女生徒 (嫌っ!やだ……!気持ちの整理がついてないのにっ…)

女生徒 「来な…いで…」

女教師「女ちゃん…!」

グラッ

女生徒 (前が…見えない…)

ドサッ

女教師「女ちゃん!しっかりして!」

糞スレだな。

パチッ

女生徒「ん…ここは…」

委員会教師「あっ!目、覚めた。女さん、大丈夫?ここには、女先生が運んできてくれたんだよ。」

女生徒「先生が…?……お礼言わなきゃ…」

委員会教師「泣いてたように見えたんだよね…」

女生徒「えっ?!」ガバッ

委員会教師「気のせいかもしれないけどね。」

女生徒「………」

ガラッ

担任教師「失礼します。」

委員会教師「先生。女さん目、覚ましましたよ。」

女生徒「担任先生…」

担任教師「大丈夫ですか?女さん。」

女生徒 ニコッ「はい。お陰様で…。」

担任教師「笑顔がでましたね。」

委員会教師「はい。」

女生徒「えっ?」

委員会教師「女さん、最近笑ってなかったから…」

女生徒「ご心配おかけしてすみません。でも、もう大丈夫です。」ニコッ

委員会教師「大丈夫そうだね。委員長が元気を取り戻してくれて良かったよ。」

女生徒「委員長失格ですね、私。」

委員会教師「そんな事ないよ。」

女生徒「でも、これでまた生徒健康研究実践発表会の練習に集中できそうです!」

委員会教師「良かった!」

担任教師「女先生にお礼を言って下さいね。」

女生徒「はい。もちろんです。」

女生徒「では、失礼します。」

委員会教師「はーい。」

ガラッ

私、分かった…

やっとモヤモヤが解けたよ………

先生の事、大好き…

だから…先生……

トントンガラッ!

女生徒「先生!いますか?! はあはあ…」

泣いている先生がいた。

女教師「女ちゃん…」

女生徒「先生!もう泣かないで…!」

女教師「ごめんね…私…」

女生徒「先生、泣かせちゃってごめんなさい… 私、自分の気持ちに気付いたよ!先生が倒れた私を保健室に運んでくれて先生の事「大好き」だ、って。」

女教師「女ちゃん…」

女生徒 ニコッ「先生!先生の事、大好きです。私と幸せになってください!」ギュッ

女教師「ありがとう…」

二人で笑い合った。

大好きな人と心が通うという幸せ。

どんなに辛い事があっても先生が居てくれるから乗り越えられる。

女生徒「先生、本当に大好き」

女教師「私も大好き!本当に本当にありがとう」

女生徒「あっ!そうだ。お礼を言わなきゃ… 先生、私のこと運んでくれてありがとう。」

女教師「あっ、うん。ごめんね…沢山困らせて…」

女生徒「ううん。結果的に先生と両思いになれたから幸せです!」

女教師「そっか。生研会絶対行くから!生研会終わったら何かご褒美あげるよ!」

女生徒「先生の…キスをください!なんてね(笑)」

女教師「うん、沢山してあげる。練習がんばってね」ギュッ

女生徒「はい!」

女教師・女生徒「二人で幸せになろうね!」

END

はい、初SS完結いたしました。
文章力がなくてグダグダでしたが…
私自身、同性の先生に恋していて「生研会」
のようなものもあります。
実際の自分をもとにした理想の話です(笑)
>>9さんの仰る通り糞低クオリティですが
読んで下さった方がいましたら感謝いたします。


ランドセルってことは先生はロリコン・・・

>>14さん
実は小学校って設定だったり…(^^;)
私はラスト消防ですw←

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