チンさん「いや、俺の名前はチン…」

ねこ娘「ポストに手紙はあったかしら？」

まな「え、なかったと思いますけど…」

ねこ娘「そ、そう…」

ねこ娘（危ない危ない…）


まな「でもどうしたのチンさん？遠くで働いてるんじゃ…」

チンさん「有給ととって里帰りしてな…今日帰ってきたんだ」

チンさん「それで鬼太郎達にお土産を渡してたんだ」

鬼太郎「これ美味しいですよね父さん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

目玉おやじ「うむ、中々の珍味じゃ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

チンさん「だろ？何せそれは山の動物のチン…」

ねこ娘「ニャーッ！！！」

まな「！？」ﾋﾞｸッ

まな「ど、どうしたんですかねこ姉さん？」

ねこ娘「あ、アンタ…まなの前で何て事言うのよ…」

チンさん「え？」ｷｮﾄﾝ

目玉おやじ「何を言うんじゃ、動物の睾丸は立派な食べ物じゃぞ」

まな「睾丸って何ですか？」

ねこ娘「まなはまだ知らなくていいのよ」

>まな「睾丸って何ですか？」
ねこ娘「まなはまだ知らなくていいのよ」

いや、今はネット社会だからあとで絶対調べるぞ
そして完全に赤面するぞw

チンさん「まなも後で食べて見てくれ」

まな「うん、後で家族や友達と一緒に食べるよ」

ねこ娘（もう突っ込むまい）

チンさん「そうだ、まなには他にお土産があるんだ」ｽッ

まな「ありがとう！何かな～」ｶﾞｻｺﾞｿ


まな「！？」

まな「こ、これって…」ﾜﾅﾜﾅ

チンさん「ああ、俺の村の女性が着る民族衣装だ」

チンさん「きっとまなに似合うと思ってな」

まな（これってアレだよね…ブラジルのサンバとかで着るアレだよね…TVで見たよ）

まな（ほとんど紐しかないよ…）

チンさん「どうしたまな、うれしくなかったのか？」

まな（うっ、何て澄んだ瞳…）


まな「そ、そんなことないよ、ありがとう…」

チンさん「そうか、それなら俺も嬉しい」


チンさん「絶対似合うと思うから、ちょっと着てみてくれないか？」

まな「えっ

まな「着るって…ここで？」

チンさん「ああ」

まな（うっ、何て汚れのない瞳…）


まな「ど、どうすれば…」ﾁﾗ


鬼太郎「別に着るだけならいいんじゃないか、よくわかんないけど」

目玉おやじ「何事も経験じゃぞ」

まな「そんな…」

まな「ね、ねこ姉さん…」ﾁﾗ

ねこ娘「私も正直止めた方がいいと思う」

まな「やっぱり…」

ねこ娘「でも、正直それを着たまなを見たいっていう本能には逆らえそうにないの」ﾊｧﾊｧ

ねこ娘「ごめんね」ﾊｧﾊｧ

まな「」

チンさん「どうしたまな、気に入らなかったのか？」

まな「！」


まな（チンさんを悲しませるわけには…いかないよね）


まな「わかった、着るよ！」

ねこ娘「えっ」

まな「その代わり、ちょっと向こう向いててね」

チンさん「わかった！」

鬼太郎「面倒だな…着替えぐらいすぐ終わるだろ、そんなに薄い布だし」

ねこ娘「鬼太郎！」

～数分後～

まな「…いいよ」





まな（ブラジル水着っぽい服）「ど、どうかな///」

チンさん「似合ってるぞ！まな」

目玉おやじ「まるで南国気分じゃな」

鬼太郎（よくわからない）

ねこ娘（エロい！エロすぎるわまな！）ﾌﾞｼｬｰ


ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ


まな「ねこ姉さん…鼻血垂れ流しながらスマホで写真撮らないでください…」

まな「う～ん…やっぱり少し恥ずかしいかな///」

チンさん「そ、そうか…」

まな「あ、でもチンさんの村が豊かになって、遊びに行く時には着てもいい…かな」

チンさん「ああ、待っていてくれ！」

まん「うん！」

ねこ娘「その時は私も行くわよ」ﾊｧﾊｧ

チンさん「あ、ちなみに俺の名前はチン…」

目玉おやじ「ポン酢が切れてしもうた、鬼太郎、買ってきてくれんか」

鬼太郎「はい父さん」

ねこ娘「セーフ！」


まな（さて、それまでにこのエロ衣装を着るメンタル鍛えとかないと…）ﾊﾟｸ


まな「あ、このコーガンっての美味しい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

チンさん「だろ？ちなみにそれは山の動物のチン…」

ねこ娘「もういいっての！」


～おわり～