【ガルパン】コピペ改変ウォー!! (146)

てゆーかパクリ6部作

まずは定番から


【第1話】Ⅳ号戦車「自動車部が超整備技術を隠し持ってた……」

原典
母「娘が母子相姦もののエロ本隠し持ってた……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1570114036

Ⅳ号「自動車部がぁ、自動車部が怖いぃ!」ガタガタ

ナカジマ「誤解だから!誤解だから!」

Ⅳ号「自動車部に魔改造されるぅ!」ブルブル

ナカジマ「やめて!」


ナカジマ「ご、誤解なんだよ!」

Ⅳ号「そうなの……?」

ナカジマ「うん」

Ⅳ号「じゃあ大洗の戦車、自動車部が整備したんじゃなくて外注したの?」

ナカジマ「いや、それはまぁ、私達なんだけど……」

Ⅳ号「魔改造されるぅ! 自動車部に魔改造されるぅ!」ガタガタ

ナカジマ「ち、違うのぉ!」

Ⅳ号「あの、自動車部は機械いじりが好きだから、そういう事に興味を持つ事自体は全然否定しません」ビクビク

ナカジマ「……うん」

Ⅳ号「モーターを改造して速くする事も、全然悪い事だとは思わないし……」ブルブル

ナカジマ「……あの、Ⅳ号さん?」

Ⅳ号「な、何!?」ビクゥッ

ナカジマ「な、なんで距離とってるの?」

Ⅳ号「怖いもん!魔改造されるもん!」ガタガタ

ナカジマ「やめて!」

Ⅳ号「超マニアックな方法で魔改造されるもん!」

ナカジマ「しないよそんなの!」

Ⅳ号「試合中に煙を吹いたエンジンを『いい子でちゅね~』とかあやし言葉で走行しながら修理するもん!」

ナカジマ「やめて!今それを持ち出すとレッドスター氏みたいになるからやめて!」


Ⅳ号「なんかメカニック特有のマニアックな言葉責めとかするつもりでしょ!」

ナカジマ「しないよ!やめて!」

Ⅳ号「『砲身の内側磨かれるの気持ちいいでしょう』とか言いながら整備するつもりでしょう!」

ナカジマ「整備記録からの抜粋やめて!音読やめて!」

Ⅳ号「自動車部がマニアックな整備技術を身につけてるぅぅ……!」


Ⅳ号「とにかく、そういうマニアックな整備しようとしてるんでしょ……?」

ナカジマ「違うから!そういうんじゃないから!」

Ⅳ号「さ、さらにマニアックな……?」

ナカジマ「違うよ!ていうかさっきからⅣ号さんが言ったみたいのは整備では全然マニアックの範疇じゃないよ!」

Ⅳ号「……え?」

ナカジマ「……あ」


Ⅳ号「……あ、あれくらいは、基本なのね?」

ナカジマ「なんでもない!さっきのなんでもない!」

Ⅳ号「正直さっきのでも整備記録からかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだけど……」

ナカジマ「聞いて!さっきのは間違いだから!」

Ⅳ号「もうあれくらいじゃ、満足できないんだね……?」

ナカジマ「やめて!」

Ⅳ号「自動車部がどんどん遠くに行く……」キュラキュラ

ナカジマ「遠くに行ってるのはⅣ号さんだよ……後退して距離とってるじゃない……」

Ⅳ号「だ、だって魔改造されるじゃない……」

ナカジマ「しないよ!」

Ⅳ号「20年間放置されてた私が悪かったのかな…… 知らず知らずの内に負担をかけていたのかな……」

ナカジマ「やめて!重い感じにしないで!」

Ⅳ号「ちゃんとサビ落としして洗車してもらったのに……」

ナカジマ「してほしくなかったよ!素人が水で洗うとかありえないタイプの奴だったよそれ!」

Ⅳ号「で、でも整備的な見地から言えば泡まみれも興奮ポイントに……?」

ナカジマ「やめて!嗜好を探るのやめて!」



Ⅳ号「だ、だってさっき言ったくらいはもう基本なんでしょ?」

ナカジマ「間違いでした!さっきの無しで!」

Ⅳ号「とすると哺乳瓶型グリースガンとかそっち系に行かざるを得ないじゃない……?」

ナカジマ「っていうか何でちょくちょくとレッドスター氏的なの!? さっきまで魔改造される!とか言ってたよね!?」

Ⅳ号「さ、逆らったら砲身から糸下げられてザリガニ釣りさせされる……」

ナカジマ「そ、そういうことか!いやそれは無いから!」


Ⅳ号「じゃ、じゃあ面と向かって言って……」

ナカジマ「何を?」

Ⅳ号「『私はⅣ号戦車を魔改造したいと思っていないし、思ったこともありません』って」

ナカジマ「何その宣言!?」

Ⅳ号「言わなきゃ信用できない!マッドエンジニアと共に同じガレージにはいられないもの!」

ナカジマ「マッドとか言わないで!」


Ⅳ号「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」

ナカジマ「……うーん……」

Ⅳ号「や、やっぱり虚偽の申告はできませんか?」ビクビク

ナカジマ「虚偽じゃないから!」

Ⅳ号「いいの!私はあなた方を嘘つきにしたいわけじゃありませんから!」

ナカジマ「その感じやめて!」

Ⅳ号「自動車部にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、私あなた方の嗜好と向き合いますから!」

ナカジマ「言うから!言うから重い感じやめて!」


ナカジマ「えっと、な、なんだっけ……『私達は……』」

Ⅳ号「『私達はⅣ号戦車を魔改造したいと思っていないし』 」

ナカジマ「そ、そうね。『私達はⅣ号戦車を』……」

Ⅳ号「……ど、どうかしました?」ビクビク

ナカジマ「あ、あのー、一応、一応確認ね?」

Ⅳ号「な、何?」

ナカジマ「こ、この『魔改造』の範囲って……?」

Ⅳ号「!!」

ナカジマ「い、一応だよ!!」


Ⅳ号「そ、それはつまり範囲によっては……」

ナカジマ「一応だって!意外と私達との間で食い違ってるかもしれないじゃん!」

Ⅳ号「範囲によってはありえるってこと?」

ナカジマ「いやだからその確認!」

Ⅳ号「そ、そうですね。自動車部の基準はちょっとアレですからね」

ナカジマ「アレとかやめて」


ナカジマ「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」

Ⅳ号「う、うん。ここでの『魔改造』の範囲が広ければ広いほど、その……」

ナカジマ「……うん」

Ⅳ号「自動車部がさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけですね……」

ナカジマ「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」

Ⅳ号「そうですよね!」

ナカジマ「えー、じゃあ『魔改造』の基準決めスタート!」

ナカジマ「まずは『20年水没してたⅢ突の修理』!」

Ⅳ号「えッ!?」

ナカジマ「えッ!?」


ナカジマ「ストップで! 一旦ストップで!」

Ⅳ号「怖い怖い怖い怖い!!」

ナカジマ「違うって! 普通にするじゃん! 整備ってするじゃん! 部員全員で!」

Ⅳ号「水に浸かったエンジンなんてみほさんのお父さんだって匙投げるよ!怖い怖い怖い」

ナカジマ「大洗がするかどうかじゃないよ!? 一般的にだよ!? 一般的な基準として、故障車両を部員全員で整備はセーフだよ!」

Ⅳ号「だからってたった4人ではしないよぉ……」

ナカジマ「アレだよ? 時間かけてだよ? 『3分で出来ました』とかそういうんじゃないよ? そのつもりで私はOKにしたんだよ?」

Ⅳ号「当たり前だよ…… ていうか本当に3分で整備してたら撃破判定装置作動させてサボタージュしてたよ……」


ナカジマ「あの、ていうかじゃあさ、4人で短時間整備が基準だとアウトなの? よね?」

ナカジマ(心底屈辱的……)

Ⅳ号「うーん……ていうかもう、聞くね…… ど、どこラインにしたらさっきの宣言できますか?」

ナカジマ「……えー?」

Ⅳ号「じ、自動車部が決めてください、それを聞いて対処しますから」

ナカジマ「……う、ん…」


 (五分後)

ナカジマ「……」

Ⅳ号「……」ドキドキ

ナカジマ「……あの」

Ⅳ号「ひっ!?」ビクゥッ

ナカジマ「そ、そこまで怯えなくても!」

Ⅳ号「ご、ごめんなさい、驚いただけですから、魔改造しないで!」

ナカジマ「やめて!」

Ⅳ号「……ていうか、これ長考した時点で相当ヤバ……」

ナカジマ「言うから!今すぐ言うから!」

ナカジマ「え、えーと……」

Ⅳ号「言ってくれていいですから!ズドンと!」

ナカジマ「えーと……」

Ⅳ号「もう驚かないから!」

ナカジマ「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」

Ⅳ号「え」

ナカジマ「あの、だって、したいし……」

Ⅳ号「うわああああああやっぱりガチじゃないですかぁぁぁぁぁ!!!」

ナカジマ「ご、ごめんねぇぇぇぇ! でもしたいんだものぉぉぉぉ!!」


Ⅳ号「最初ので合ってたじゃないですかぁぁぁぁぁ!! 最初のリアクションでむしろ正解じゃないですかぁぁぁぁぁ!!!!」

ナカジマ「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきのⅢ突短時間整備とかめっちゃカンタンでした!」

Ⅳ号「それは聞いてないですよぉぉぉ!! 怖い怖い怖いぃぃぃ!!」

ナカジマ「し、静かにしてよ!! 今すぐ改造するよッ!?」

Ⅳ号「め、めっちゃ本性出してるぅぅぅぅ!!!」


Ⅳ号「八九式の快速戦車化は?」

ナカジマ「基本」

Ⅳ号「ヘッツァー改造キットは?」

ナカジマ「余計なお世話」

Ⅳ号「自作パーツは?」

ナカジマ「純正品以上」

Ⅳ号「レギュレーションの不備を突くのは?」

ナカジマ「正義」

Ⅳ号「こわいよぉぉぉ! 自動車部が怖いよぉぉぉ!」

ナカジマ「う、うるさい!吸排気弁径を上げてパワーインジェクターと電子制御燃料噴射装置載せてエンジンの見た目変えずに排気量上げるよ!?」

Ⅳ号「なにそれ!?」

ナカジマ「よろしくメカドックではよくあるんだよ!」

Ⅳ号「よくあるんだ!?」


ナカジマ「F2型にシュルツェン装着させて裸エプロン仕様にしたい!」

Ⅳ号「何急に!?」

ナカジマ「ご、ごめん、もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃった」

Ⅳ号「怖い! そんなことを内に秘めてたとか怖い!」

ナカジマ「高所に登るときPティーガーを3両掛かりで引っ張らせたい!」

Ⅳ号「やめて怖い!」

ナカジマ「こういう時チビっ子は西住隊長をひたすら褒める!」

Ⅳ号「細かな設定とか怖い!」


ナカジマ「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」

Ⅳ号「落ち着いて! もうやめて!」

ナカジマ「熱膨張の無い無幻セラミックエンジンにしたい!」

ナカジマ「特殊カーボンを自前で合成したい!」

ナカジマ「隊員全員に自車両の整備方法を教えたい!」

Ⅳ号「最後のは普通のこと言ってるはずなのに怖い!」


ナカジマ「そういうことだから!よ、よろしくね!」

Ⅳ号「何をヨロシクするの?」

ナカジマ「……じゃ、じゃぁ私達帰るから!もう帰るから!」

Ⅳ号「このタイミングで引き上げられるとより怖い!ていうかなにをヨロシクすればいいの!?」

ナカジマ「お疲れ様でした!」ダッ

Ⅳ号「ええー……絶対明日から何か仕掛けてくる……」

Ⅳ号「本当にヤダ本当に怖い……」

Ⅳ号「なんでPティーガーの改造モーターに気づいちゃったんだろう……」

Ⅳ号「他のみんなにはなんて言おう……いや、言ってもしょうがないかぁ……喜んでるし……」

~~~~~

小島「試合中に2度も履帯切られた!まあすぐ直せるけどね」

パンター「……ん?」

おしまい

【第2話】ナオミ「アリサ、どうした?」マリサ「何か……寝違えたみたい」


原典
チノ「ココアさんどうしたんですか?」ココマ「何か……寝違えたみたい」

http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1475071716


ナオミ「どうしよう隊長、アリサが寝違えてマリサになってしまった」

ケイ「……ソーリー、状況を理解するのにちょっと時間が必要ネ」


ケイ「えーと……つまり?」

ケイ「寝違えて……何か……アリサのよくわかんない部分がアレしてこうなったわけネ」

ナオミ「いや、そんな難しい話じゃない。アリサのアの部分がマになったんだ」

ケイ「……いやだからどういう訳なのこれは……」

マリサ「寝癖が治らないみたいなそんな感じに近いでしょうか」

ケイ「いやこれそんな一般的な現象じゃないでしょ多分!!」


マリサ「ともかく早く治さないとタカシに会った時困るよ……魔理沙さんて呼ばれるよ」

ナオミ「今の時代ギリギリいそうな名前だし問題ないんじゃないか、そもそもタカシはお前のこと何とも思ってないだろ?」

マリサ「あ?」ギロッ

ケイ「しかし……どう治せっていうのこれ……」

ナオミ「原因は寝違えみたいだし逆方向に寝違え直したら戻らないか?」

ケイ「逆方向に寝違え直すとかいう何その今まで聞いたことない言葉!?」

マリサ「よーし! ちょっと寝てきます!」



ムリサ「治りました?」

ケイ「悪化してる!!!」


ケイ「いやこれ何がどうなってるの!? もう寝違えとかそんな次元じゃないでしょこれ!?」

ムリサ「えっ!?何!?今私どうなってるの!?まだ鏡見てない!!」

ナオミ「マの字がすさまじい方向にひね曲がってムになってる!!」

ムリサ「ヴェァアアアア!?」

ケイ「も、もう一度寝てくる?もう一回すさまじい寝違えを起こしたら案外元に戻るかも……」

ムリサ「ね、寝てきます!!」



△リサ「どう!!?」

ケイ「くっついてる!!!!!」


ケイ「あなたホント普段どんな寝方してるの!? 何をどうしたらこんなことになるっていうの!!」

△リサ「えええええ!?何!?今度は何になったの!?」

ナオミ「もはや文字を通り越して記号になった!!」

△リサ「記号!?」

ケイ「何かこう……せめて文字に戻して!!寝てきなさい!!」

△リサ「イ、イエスマム!!」



▽リサ「起きました!!多分まだダメですよね!!!!」

ケイ「まだダメよ!!!!!!」

ナオミ「ひっくり返っただけだ!!!!」


ケイ「せめて文字に戻しなさいって言ったでしょ!!何で記号のままなのよ!!」

▽リサ「私もどう寝違えたらいいのかよくわからなくて……」

ナオミ「……もう一回寝るか?」

▽リサ「次どうなるんだろう……何かもはやちょっと楽しみになってきました」

ケイ「楽しまないで!!」



「ヴェァアアア!!」

ケイ「!?」

ナオミ「どうしたアリサ!!」



フリサ「何か取れたあああ!!!!」\

ケイ「!!!」


フリサ「どどどどどどうしようこれ!? 治る!? 接着剤か何かでくっつく!?」\

ケイ「接着剤!? いや接着剤ってあなた……行ける!?」

ナオミ「い、一応あるけど……」

フリサ「よ、よし……!」\

ケイ「ちょ、ちょっと本気!? 本気で接着剤で行く気!?」

フリサ「よ、よくわかりませんがやってみます……」\

フリサ「……ん?」\

ケイ「ど、どうしたの?」

フリサ「えーと……私今どうなってるんでしたっけ?」\

ナオミ「▽から左下の棒が取れて……あとちょっと丸みがついたみたいだ。フリサになってる」

フリサ「……あの」\

フリサ「76mmの空薬莢持ってきてもらえませんか?」\


フリサ「まずこの棒の向きを変えて」/

フリサ「薬莢の丸みを利用して……形を……」ノ

フリサ「……よし!!」ノ

ナオミ「……この棒にも丸みがついたな」

ケイ「……あっ」

ナオミ「あっ」

フリサ「あとは接着剤で……」ノ



アリサ「……!」キリッ

ケイ「いやキリッじゃないでしょ!!いいのそれで!!!」


ナオミ「やったなアリサ!!」

アリサ「うん!!」

ケイ「いや大丈夫なのこれ!? アに戻ったってことにしていいのこれ!?」

アリサ「え、でもちゃんとアに戻りましたし……」

ケイ「いやでも一回ものすごいひっくり返ったはずでしょ!? マからムに!!」

アリサ「まあ何か問題が起きたらまたそのとき治せばいいんですよ!!」

ケイ「いや、しかし……ええ……」


 ~アンツィオ~

カルパッチョ「おはよう、ペパロニ」

ペパロニ「助けてほしいッス! 大変ッス!」

カルパッチョ「え!? 何!? 何事!?」

ペパロニ「姐さんが……姐さんが……!」



マンチョビ「ひどく寝違えたみたいで!!」

カルパッチョ「ドゥーチェッ!?その字面はヤバいですッ!!」


 おわり


【第3話】ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ブロロロロ…


原典
男「バカめッ!『内輪差』を計算に入れてなかったようだなッ!」ブロロロロ…

安心してください、特殊なカーボンによって乗員は保護されています


ブロロロロ…

ミッコ「――む!」

パーシングA「キキキーッ!」

パーシングB「ケケケーッ!」

パーシングC「ヒャヒャヒャーッ!」

ミッコ(あれは悪の連盟の戦闘車両ども!)

ミッコ(平和を乱す奴らは……このBT-42で轢き頃してやるッ!)

ミッコ(アクセル全開ッ!)グンッ


ブロロロロロロ…

ミッコ「喰らえッ!!!」

ドゴォォォォォンッ!!!

パーシングA「ギャーッ!」

パーシングB「ヒーッ!」

パーシングC「グエーッ!」

ミッコ「ふう……」キキッ



ミッコ「悪は絶対許さない!」


~悪の連盟アジト~

悪の学園艦教育局長「皆の者、よく聞け!」

悪の学園艦教育局長「あのBT-42によって、またも我らの戦闘車両が轢き頃された」

ザワッ…

悪の学園艦教育局長「奴がいる以上、我らが戦車道界征服を成し遂げることはできん!」

悪の学園艦教育局長「どんな手を使っても、奴を倒すのだ!」

オーッ!


ブロロロロ…

ミッコ「――む」

クルセイダー「クックック……」

クルセイダー「悪の連盟一の素早さを誇るワタクシ……」シャシャシャッ

クルセイダー「轢き頃せるものなら轢き頃して御覧なさいっ!」シャシャシャッ

ミッコ「望むところだッ!」

   
ミッコ「タヒねえっ!!!」ブロロロロ…

クルセイダー(速いッ! ですがッ!)シャッ

ミッコ「!」

クルセイダー「ハハッ! かわした! 河嶋したわ!わたくしの勝ちよぉ!」※誤変換そのまま

ミッコ「……」

ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ

クルセイダー「え!?」


ミシッ…

クルセイダー「ぐえっ! かわしたのに転輪部分が……ッ! 転輪部分が……ッ!」

ミシミシッ…

クルセイダー「わたくしの車体をォ……ッ!」

メキメキッ…

クルセイダー「ぐぎゃああああああああああああああああ!!!!!」



ミッコ「スピード自慢が早タヒにしていては世話がないな!」キキッ


~悪の連盟アジト~

悪の学園艦教育局長「むう……まさかクルセイダーが轢き頃されるとは……」

チマッ…

CV33「だったら、自分に任せるッス」チマッ

悪の学園艦教育局長「CV33か」

CV33「砂粒よりも小さくなれる自分なら、BT-42など恐れるに足りないッス」

悪の学園艦教育局長「うむ、おぬしなら奴を始末できるであろう。頼んだぞ!」

CV33「ッス」チマッ

ミッコ「――む」

CV33「さあ、かかってくるッス」

CV33「もっとも……BT-42によるアタックなど小型化できる私には無意味ッス」

ミッコ「ふん、轢き頃してやる!」ブロロロロ…

CV33「“小型化”!」チマッ


CV33「いかにBT-42が速かろうと、原子レベルに小さい自分を轢くことはできないッス!」

ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ

CV33「な……小さくなってるのに……」

CV33「転輪部分が……転輪部分がぁぁぁぁぁっ!!!」ミシミシ…

CV33「ぐええええええ……ッ!」グチャグチャアンチョビチャ…



ミッコ「貴様は小さくとも罪は大きい!」キキッ


~悪の連盟アジト~

悪の学園艦教育局長「おのれ……CV33までもが……!」

キュラキュラキュラ

ファイアフライ「次はこの私にお任せを」

ファイアフライ「しょせん地上を走るしかない戦車にとって、長射程の私は天敵ですから」

悪の学園艦教育局長「うむ、たしかに! おぬしのアウトレンジ戦法で奴を倒すのだ!」


ブロロロロ…

ミッコ「――む」

ファイアフライ「さあ、私を轢いてみなよ」ダーン

ドカーン

ミッコ「望み通り轢き頃してやる!」ブロロロロ…

ファイアフライ「すごいスピードだ……だが、再装填完了までにはここには間に合わない!」

ファイアフライ「どうだい、この射程距離!BT-42ではどうしようもないだろう!」


ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ

ファイアフライ「!?」

ファイアフライ「まさか転輪部分が!? 転輪部分が……!?」メキメキ…

ファイアフライ「ぐげぇあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ボキボキボキ…



ミッコ「いかに離れていても自分の罪からは逃げられない!」キキッ


ブロロロロ…

ミッコ「――む」

KV-2「ガーッハッハッハ! 待っつたず、BT-42野郎!」砲塔ムキッ

KV-2「組織一の152㎜砲を誇るあだすぬは、BT-42なんざ通用すねえ!」

KV-2「こなうだなんて榴弾さ撃っだら流れ弾でホテルの方がブッ壊れつまったぜ!」

ミッコ「……」


ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ

KV-2「クルストゥー式?」

KV-2「ぐおおっ!?」

KV-2「なんだべさ!? 転輪部分が……転輪部分が……!」メキメキ…

KV-2「つ、つくしょおおおおおおおおおおお!!!」バキボキメリメリ…



ミッコ「機動力なくして戦車道で勝てるわけないだろう!」キキッ


ブロロロロ…

ミッコ「――む」

10式戦車「ふふふ……私まで駆り出させるとは大したものね」

10式戦車「しかし、あなたは私の能力によってタヒを迎えることになる」

10式戦車「最新の能力を持つ私には、旧式戦車道車両では勝てはしない!」

ミッコ「関係ない! 轢き頃してやる!」ブロロロロ…


10式戦車「スラローム!」

グインッグインッ!

ミッコ「!?」

10式戦車「どうかしら攻防一体のこの軌道、狙撃しようとするなら当然BT-42は止まる」

10式戦車「あとはゆっくりと射線から外れれば、あなたに私を撃破することはできないというわけです」

10式戦車「おっと、解説してあげてもそれどころではないでしょうね」


10式戦車「スラローム解除!」パチンッ

ミッコ「!」ハッ

10式戦車「驚いてるようね」

10式戦車「確実に撃破できるコースにいた私が、こんなところにいるのですから」

ミッコ「・・・」


ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ

10式戦車「なに!?」

10式戦車「ああああ……転輪部分が! 転輪部分がぁぁぁぁぁ!」メキメキ…

10式戦車「今からスラロームして……ダメ、間に合わない!」メキメキメキ…

10式戦車「クリスティー式、恐るべし……ぐぎゃああああああああああああ!!!!!」



ミッコ「たとえ軌道を曲げても私の意思は曲がらない!」キキッ


悪の学園艦教育局長「ついにここまで来たか……」

ミッコ「悪の学園艦教育局長! お前の野望は……私のBT-42で轢き頃してやる!」

ミッコ「BT-42アターック!」ブロロロロッ

ドカッ!

悪の学園艦教育局長「ふん、この程度か?」シュゥゥゥゥ…

ミッコ「な!?」


悪の学園艦教育局長「しょせん間に合わせ改修の自走砲の威力などこの程度! 大洗学園艦を接収し運用しているワシには通用せぬ!」

悪の学園艦教育局長「このままBT-42もろともなぶり頃しにしてくれるわぁっ!」

ミッコ(ここまでか……!)

ミッコ(やはりBT-42では、真の巨悪には勝てないのか……!)

ミッコ(――いや! まだ手は残ってる!)

悪の学園艦教育局長「む!?」


ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ

悪の学園艦教育局長「なにいいいい……!?」メキ…

悪の学園艦教育局長「転輪部分が……ッ! 転輪部分があああ……ッ!」メキメキ…

悪の学園艦教育局長「こ、こんなバカな……ッ! ワシはキャリア……キャリア官僚だぞ!」ベキベキベキ…

悪の学園艦教育局長「文科省政務次官になるべき、存在である……ッ! このワシ、がぁ……」メリメリメリィ…

悪の学園艦教育局長「おのれ、クリスティー式イイイイイイイイッ!!!!!」

ズガァァァァァンッ!!!



ミッコ「悪は滅びた!」キキッ


……

ミッコ「どう?」

アキ「あ~あ、ひどいねこれ」

アキ「転輪部分ばかりへこみまくってる、これは高くつくよ」

ミッコ「しまった……!」

ミッコ「修理費をナメてた……!」




【第4話】みほ「ふざけんな!」杏「すまぬ…すまぬ…」


原典
猫「ふざけんな!」シュレーディンガー博士「すまぬ…すまぬ…」
猫「ふざけんな!」シュレーディンガー博士「すまぬ…すまぬ…」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1376665802/)

口調の改変が面倒になってきた・・・


みほ「やめろ!ちょまじやめろ!押すな馬鹿!」

杏「すまん…すまん…」グイグイ

みほ「テメー!ふざけんなコラ!頃す気かオイ!」

杏「学園のためなんだ……学園の……廃艦を撤回させるんだ……」グイグイ

みほ「お前がこの撃つか撃たれるかの地獄の鉄の箱に入ればいいだろうが!なんで私なんだよ!」

みほ「ちょ、まじやーめーろ!このハゲ!デコッパゲ!」

杏「ハゲじゃねーし!ハゲって言った方がハゲだし!」グイグイ

みほ「ぎゃーーーーーッ」

ピュッ ダダダダッ

杏「あっ こら!!待てゴルァ!!」


みほ「もしもし!学園艦教育局ですか?助けてください!頃されます!」

杏「やべっ」ガチャン

みほ「もしも……あーっ!」

杏「電話線も切らなきゃ!」ブチッ

みほ「わーーーっ これ本格的にピンチ!まじやべえ!サイコツインテールに頃される!!」

杏「いや、安心しろ。ちょっとボロ戦車率いて優勝するだけでいいから」

みほ「ちっとも安心できねーよ!!完全に頃しにかかってるだろうが!!」

杏『学園艦と呼ばれる船の上に学校があり、「乙女のたしなみ」として華道や茶道などとともに「戦車道」があり、学校対抗の全国大会が行われている世界。テレビアニメでは、自分の道を見失って強豪校を去ることになった主人公の西住みほが、実績のない無名校を率いて全国優勝を目指しながら、自分の戦車道と向き合っていく過程を描いている。』

杏「このアニメの異常さを示して批判するのが目的なんだ!」

みほ「wiki乙!」

杏「さあ観念してこっちに来なさい!」

みほ「やーめーれ!首根っこ掴むのやーめーれーや!」


みほ「うわーーーーーん!誰かーーー!」

杏「大丈夫大丈夫」

みほ「大丈夫じゃねぇーーー!呪い頃すぞこのコンコンチキ!!!アバダケダブラ!!」

杏「お辞儀をするのだ!!」

みほ「なんでもするからーーー!お辞儀でもなんでもするからーーー!!」


バリーン


優花里「おう西住殿、こりゃどういう状況だ?」

みほ「モジャ!!ヘルプ!この狂ったチビに頃されちまう!!」

杏「な、なんだこの薄汚い縮れ毛!?窓が…」

優花里「おうおうなにやってんでぃ!」ガブッ

杏「あっ イタァー!!痛い痛い!!あっこれまじ痛い!」


優花里「無事か西住殿!」

みほ「モジャ、助かったぜ……」

優花里「いいってことよ」


杏「うっぐっぅぅ……許さんぞ陰キャ風情が!二人とも戦車に入れてやる!」

みほ「もう学園存続もへったくれもなくなってんじゃねーかよ!お前本当に生徒会長!?」

優花里「あのチビどうしちまったんだ?」

みほ「わからん!わからんが、こいつをどうにかしないと私の未来はない!」

優花里「協力するぜ、西住殿!!」


シャーッ!
 うおおおおおお!


杏「うわあああああああ!おさないで!押さないでくれえ!!」

優花里「おらっ さっさとヘッツァーに入れや!」

みほ「足回りも火力も装甲も無い元38tにさっさと入れや!!」

優花里「戦車のくせに不整地走ったら履帯が外れる元38tになぁ!!」

杏「お前ら詳しいな!?」ギュウギュウ

杏「あーっ!無理矢理ヘッツァーだからマウスに踏まれたらきっつい!潰れるわコレ!!」

みほ「ふう。やっと入ったな」パタン

優花里「お疲れーい」

ヘッツァー「--!-----!!」


みほ「このままマウスに突っ込ませて今から一時間後、会長が生きている確立は50%、タヒんでいる確立は50%。いま鉄の箱の中では生きている状態とタヒんでいる状態が重なってるわけだ」

優花里「なるほど。つまりコペンハーゲン解釈の量子力学において粒子は、様々な状態が重なり合った状態で存在しうるけど」

みほ「ああ、私たちは今の鉄の箱の中の会長みたいに、重なり合った状態を観測することはできない。この思考実験がその量子力学の確立解釈に対する批判になるということだな」

優花里「ザッツライト。wiki乙」

みほ「イグザクトリー。wiki乙」


ヘッツァー「---!!!」


1時間後


杏「ぜはーっ ぜはーっ 生きてる……私生きてる……」

みほ「チッ」

優花里「はー、クーラー涼しいー」

杏「このボッチどもぉぉぉぉ、つるんだとたんにイキリやがって……絶対に許さん……」

みほ「アーン?いいから黙ってマカロン出せやコラァ」

優花里「やべえ……・Mk.IV戦車乗るの超楽しい」キュラキュラ

杏「こうなったらな!100パーセント水没する戦車の中にいれちゃるわい!!」

みほ「それもう実験じゃなくてただの札戮じゃね!?なにこの性悪チビこわい」

杏「覚悟しろーーーー!」


シャーッ!
  うおおおおおお!!


杏「馬鹿押すな馬鹿 マジで今度はタヒんじゃうから!タヒぬから!やめて!!」

みほ「因果応報だろ」グイグイ

優花里「自業自得だ」グイグイ

みほ「天網恢恢疎にして漏らさず」グイグイ

優花里「因果の小車」グイグイ

杏「ごめんごめん!謝るから本当に許して?ね?ね?」

みほ「見返りは?」

杏「毎日学園艦内ボコ放送」

みほ「よし」


杏「と見せかけてーー!!」

優花里「ほっ」ドン

杏「あ」

みほ「はい」パタン

杏「ちょっ」



ヘッツァー「-------------!!!!」バッタンバッタン

みほ「うるせー!4DX上映以上にうるせー!」

優花里「このままじゃ戦車倉庫が半壊するぞ!いい年こいてこのチビ!いい加減にしろ!」

みほ「しょうがねえなー。出すか」


杏「えぐえぐ……ひっくえぐえぐ」

みほ「上級生が泣くなよ……かなりみっともねえぞ」

優花里「大丈夫か、涙拭けよ。ほら」

杏「ありがとう… でもこれ雑巾だよね…」

みほ「もう戦車道なんてやめようぜ。疲れちまったよ」

優花里「会長ももうこれ以上暴れないでくれ」

杏「そうだな……私も久しぶりに運動したら、腰が」

みほ「そろそろボコの再放送の時間だから帰りたいよ」


杏「ていうかさ?いま思ったんだけど、学園存続は何かの実績示せばいいんだからわざわざ戦車道しなくてもよかったかも」

みほ「今更?」

優花里「もっと早く気付いてほしかったところだな」

みほ「会長って、前から思ってたけど、馬鹿だよな?」

杏「よし、そうと決まればさっそく大洗紹介の街興しPVを作って総務省に提出してやるぞ!おー!!」

みほ「なんか盛り上がってら」

優花里「じゃあまたMk.IVに乗って遊ぼっと」キュラキュラ


しばらくして


杏「もう少し、もう少しでPV編集が完成する…」カタカタカタッ

みほ「よー会長、なにしてんのー?」ダキツキッ

杏「ちょあああああああ!後ろからいきなりあすなろ抱きしないでええええ!」

みほ「え?なに?」スリスリ

杏「あああああああああ!よりかかって頬ずりしないでえええええ!それデリートボタン!!私の1時間分の編集画像消えたああああああああ!」

優花里「だーからバックアップはこまめにとっとけっつの」

杏「お前はコンセントにピンポイントで引っかかってんじゃないよ!!!!!完全にわざとだよね!?ええ!?」

優花里「このポルシェティーガーおもしれー」

みほ「♪」スリスリ


杏「くそっ 何回やり直せばいいんだ私は……」カタカタッ

みほ「会長ー」

杏「来るなよ!!絶対来るなよ!!!来たら泣くよ!!!」

優花里「どんな脅しだし」

みほ「その『JKによる大洗でアンコウ踊り』って題材、まずいんじゃないの?」

杏「な、何故だ!?」

みほ「今さー倫理とかセクハラとかいろいろ言われる時代だぜ?会長訴えられるかもよ」

杏「馬鹿な!アンコウ踊りは歴史ある地域の伝統だぞ?」

優花里「実際にやったら面白半分でネットに晒されるけどな」

みほ「やばいんじゃねーの?」


杏「む……確かにそうか。しかし、そうするとウサギもだめだな。なんかエッチぃ、いっそアリクイにするか」

みほ「『大洗のアリクイ踊り』か。なかなかシュールだな」

杏「いや、そんなのが大洗の新たな名物として全国に名を通すのはダメだ!ふむ」

杏「それなら私一人が踊るようつべ仕様にするか……」



* * *

梓「……ねえ、商店街で流れてたPVの内容だけどさ」

あゆみ「ああ、なんかすごかったな」

優季「『アンズのアンコウ踊りでアンアンアン』……」

桂利奈「ピンクのラバースーツ着て腰くねらせて……」

あや「……なんか、いたたまれないよね」

梓「ツルペタが大洗いのいろんな所で踊り狂ってるのを見てると、なんか……くるよね」

紗季「……」コクリ

あや「そもそも自分も女子高生っていうツッコミはしちゃだめかな……」

あゆみ「人生はってんだろ……察しろよ……会長頑張ってんだよ……」

あや「そ、そっか……」


おわり


【第5話】お銀「すまない、ベーコンのことを考えていた」

原典
【艦これ】ジョンストン「ゴメンなさい、ベーコンのことを考えていたわ」
【艦これ】ジョンストン「ゴメンなさい、ベーコンのことを考えていたわ」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553401780/)


◆ag9TZfREZs様、艦こればかり書いてないでガルパンSSもお願いします

むしろコレは貴方が書くべき案件なんですよ!


キャラ崩壊注意


生徒会執務室――


お銀「 私がBARどん底の主、竜巻のお銀だ!」

桃ちゃん隊長「おお、君がお銀君か! 待ちくたびれたぞ!」

お銀「……」

桃ちゃん隊長「これからビシバシ頑張ってくれ!」

お銀「……」

桃ちゃん隊長「……あの?」

お銀「……あ!」ハッ

お銀「すまない、聞いてなかった、ベーコンのこと考えてたから」

桃ちゃん隊長「ベーコンのことを!?」


サメさんチームがやって来た

彼女達は船舶科の生徒

サメさんチームがやって来た


食堂――



お銀「今日は私の奢りだ! どんどん食ってくれ!」モグモグモグモグ

ラム「ウホッ!」モグモグモグモグ

お銀「分からないことがあったらすぐに聞いてくれ?」モグモグモグモグ

ウサギ「「配膳お手伝いしまーす」」

ムラカミ「良かったなフリント、コーハイだ」モグモグモグモグ

フリント「はい! センパイwindを吹かせます!」モグモグモグモグ

ウサギ「「お手柔らかにー」」


お銀「……ん、ベーコンがないな」

ムラカミ「え? そこにあるだろ?」モグモグモグモグ

お銀「このペラッペラの端切れが!? 冗談だろ!?」

カトラス「上は、そこまでベーコンが流通していないから……」モグモグモグモグ

ラム「でもたまに分厚いベーコンステーキが恋しくなったりしねーか?」モグモグモグモグ

フリント「ありますね」モグモグモグモグ

ムラカミ「私は割りとしょっちゅうだ!」モグモグモグモグ

お銀「ここのベーコン事情は深刻だな……」

梓「あの、量が足りませんか?」

ムラカミ・ラム・フリント「「だからオマエ達を喰ってやるっ!」」ウガーー!!
ウサギ「「キャーー!!」」

ムラカミ・ラム・フリント「「ウガーー!!」」
ウサギ「「キャーー!!」」

ウガ--!!
キャ--!!


お銀「これはあたしが作らなくちゃならないな」モグモグモグモグ

ムラカミ「何を?」モグモグモグモグ

お銀「ベーコンだ」モグモグモグモグ

ラム「ウホッ! それはナイスアイデア!」モグモグモグモグ

カトラス「美味しいベーコンが出来るといいわね」モグモグモグモグ

フリント「ベーコン食べたい!」モグモグモグモグ

お銀「No bacon、no life」モグモグモグモグ


サメさんチームがやって来た

彼女達は燻製が大好物

サメさんチームがやって来た


連絡船――


お銀「あの学園艦に、目的の子がいる」ツカツカ

ムラカミ「ベーコンなんて、どうやって作るつもりなんだ?」テクテク

お銀「どうやってって……別に? 普通に作れば良いだけだ」ツカツカ

ラム「ウホッベーコン作れるのか!?」テクテク

お銀「お前たちは作れないのか?」ツカツカ

フリント「食事はカトラスに任せればいいと思ってたから……」テクテク

お銀「まあいつもはそれが普通だな」ツカツカ


お銀「ベーコンなんて、塩漬けして、塩抜きして、燻製すれば完成だ」ツカツカ

フリント「私にも作れるの?」テクテク

お銀「それどころか、サメブランドベーコンの製造主任に育て上げるから、覚悟しときな」ツカツカ

フリント「Wow!success story!」テクテク

お銀「In Oarai」ツカツカ


サメさんチームがやって来た

MK-Ⅳで燻製を作ってたらしい

サメさんチームがやって来た


BC自由学園艦――


お銀「TANOMO-!」バンッ!!

フリント「DO-JO-!」バンッ!!

安藤「うおっ!?」ビクッ!!

祖父江「ひゃあぁぁぁっ!?」ビクッ!!

砂部「な、何よ急に!?」

お銀「BC自由学園! お前たちに頼みがある!」

押田「え、あ、はい、なんでしょうか……?」ビクビク

お銀「あたしに豚を卸してほしい!」

マリー「なんてストレートなお願い……!」


砂部「急にそんなこと言われても……そんな……」

お銀「あーあー、しらばっくれなくて結構」

お銀「お前たちが連盟への食材を提供していることは、調べがついている!」

お銀「カトラス!」

カトラス「はっ!」メガネスチャッ

カトラス「様々な合法ハーブを押し入れ内でLED栽培しているコアラの森学園、養殖や加工製品の製造販売を行っているマジノ女学院、スイカとメロンの大型化品種改良を図る新進気鋭の青師団高校――」

カトラス「そして、酪農や食肉、鶏卵を提供しているBC自由学園です」

押田「……連盟のごく一部しか知らない情報を……!?」

安藤「どういうつもり? 私たちをどうしたいのかしら?」ギロリ

マリー「はわわわ……!」オロオロ


お銀「勘違いするな。そんな野蛮なことをするつもりは佐倉佐倉ない」 ※あやねるジョーク

お銀「あたしはただ、豚肉が欲しいだけ」

お銀「毎日分厚いベーコンステーキを食べられるだけの豚肉が欲しいんだ」

安藤「……報酬は?」

お銀「カトラス直伝、ケーキレシピでどうだ?」

お銀「あ、これは手土産代わりのサンプルです」テワタシ

押田「あ、これはご丁寧に 」ウケトリ

マリー「十分ね、それじゃ交渉成立ってことで!」(´~`)モグモグ

安・押「ええー……」


マリー「祖父江! 今すぐ豚舎に案内してあげなさい!」

マリー「ベーコンに最適な豚肉を融通してあげて!」

マリー「すべては美味しいベーコンのために!」

祖父江「うん……まあ、マリー様が良いって言うなら……」

お銀「Thanks!」

フリント「Thanks!」

安藤「あと『道場』は『破り』まで言わないと意味が通じないぞ」

お銀「へー」メモメモ

フリント「知らなかったー」メモメモ


サメさんチームがやって来た

BC自由学園と手を組んで

サメさんチームがやって来た


食堂――厨房――


お銀「どうだ? 美味いだろ?」

フリント「Foooooo!! It's toooooo delicious!!」

カトラス「お肉の歯ごたえが! ほどよい塩気が! 豊かな香りが!」モグモグモグモグ

ムラカミ「食べれば食べるほどッ! 食欲がわいてくるッ!」モグモグモグモグ

フリント「このベーコンには……最後まで食べてもらいたいという……」モグモグモグモグ

ラム「『旨味』があるッ!!」モグモグモグモグ

お銀「気に入ってくれて嬉しいぞ」


フリント「これだけ美味しいと、この量じゃ足りないよ?」

お銀「そう思って大洗内に協力者とバイトをたくさん確保しておいた!」

お銀「C'mon!!」パチンッ!


ざわ……ざわ……


ラム「ウホッ! たくさんいるね!」

お銀「この子たちは全員、公式HPでのキャラ紹介すらして貰えず一回戦敗退で路頭に迷っていたんだ」

お銀「バイト代の話もつけたし、すぐにでも量産できる!」

ムラカミ「バイト代って、お金持ってないぞ?!」

お銀「無問題!」

お銀「お金がないなら、お金を作れば良いじゃないか!」

フリント「それって……ベーコンを売って儲けるってこと?」

お銀「そうだ!」

お銀「すでに製造販売するための工場と資格や許可も揃えてある」

ラム「はえーすっごい……」


サメさんチームがやって来た

バイトを雇う本格派

サメさんチームがやって来た


大洗学園艦最下層――ベーコン工場(仮)――


お銀「それではミーティングを開始する」

お銀「メインの製造行程はボンブルが担当」

ボンブル「「頑張ります!」」ビシッ

お銀「塩の確保と管理はヨーグルトが担当」

ヨーグル「「任せるのね!」」ビシッ

お銀「薫製から梱包はワッフルが担当!」

ワッフル「「wooo!!」」ビシッ

お銀「何かおろす時はヴァイキングが担当!」

ヴァイキング「「Sure」」ビシッ

お銀「レオポンは随時生産ラインのカイゼンにあたること!」

レオポン「「はいっ」」ビシッ


サメさんチームがやって来た

学園艦娘たちと力を合わせ

サメさんチームがやって来た


生徒会室――


桃ちゃん隊長「なあお銀」

桃ちゃん隊長「事業が忙しいのは分かるが、君も隊員だ」

桃ちゃん隊長「隊員の領分は、戦車道を……違うか?」

お銀「いや、その通りだ」

桃ちゃん隊長「だから隊員として、作業服でなくジャケットをだね……」

お銀(作業服装備)「すまない、急いでたからつい……」

桃ちゃん隊長「……まあ、気を付けてね?」

お銀「Yes、bacon!」ビシッ

桃ちゃん隊長「ベーコン!?」


サメさんチームがやって来た

美味しいベーコンを作るため

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た


食堂――


ケイ「Wow!! 美味しいじゃない!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

アンチョビ「ベーコンの旨味が口一杯に広がって……!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

絹代「美味ひい……でふ……ぐすっ……!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

ダージリン「何も泣かなくったって……」モグモグモグモグモグモグモグモグ

ノンナ「カチューシャ、口元が汚れてますよ」フキフキ

カチューシャ「ん」モグモグモグモグモグモグモグモグ

エリカ「フンッ、まあまあね」モグモグモグモグモグモグモグモグ


フリント「ゲストを招いての試食会の評判は上々だね!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

お銀「ああ、大成功だ!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ


カトラス「やっぱりベーコンだね!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

ラム「ウホッ!! ベーコンが一番!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

ムラカミ「すべてはベーコンのために!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

フリント「Bacon is justice!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

4人「「今日も一日頑張るベーコン!!」」モグモグモグモグモグモグモグモグ

お銀「No bacon、no life」モグモグモグモグモグモグモグモグ


サメさんチームがやって来た

みんなの笑顔を守るため

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た


食堂――


麻子「こ、このベーコンは……!?」モグモグモグモグモグモグモグモグ

沙織「味付け、塩加減、風味……すべてが完璧」モグモグモグモグモグモグモグモグ

みほ「美味しすぎてどんどんお箸が進んじゃうね!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

華「ペッパーラムのおつまみにもピッタリです!」クイッ!

優花里「これがあればいくらでもビール(ノンアル)が進むであります♪」モグモググビグビ

華「いきましょう!! さらにベーコン旋風です!!」モグモグモグモグモグモグ

沙織「ベーコンいぇいいぇーい! ベーコンいぇいいぇーいっ!!」モグモググビグビ

優花里「( ゚∀゚)o彡゜べーこん!べーこん!」モグモググビグビ

みほ「優花里さん……」


エルヴィン「な、なにこの美味しさは……!?」モグモグモグモグモグモグモグモグ

おりょう「値段、量、料理のレパートリー……どれをとっても牛缶以上だ……!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

左衛門佐「カボチャとこんなに相性が良いなんて……!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

小梅「細切れのベーコンと卵、風味付けのゴマ油だけで作った炒飯……!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

小梅「お互いがお互いの持ち味を最大限まで引き上げている……!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

小梅「さすがだね! ナガレイシだね! アカカカカカーッ!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

エルヴィン「なんだコイツ!? カエサル声にも程がある!」


サメさんチームがやって来た

美味しい笑顔は幸せの証

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た


カトラス「……」ショリショリ...

カトラス「どうぞ」

アヒル「「いただきまーす!!」」

典子「うーまーいーぞー!!」ビカーッ!!

忍「ベーコンの濃厚な油と、大根おろしのさっぱりとしたコクが!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

妙子「美しい旋律を奏でてるのね!!」モグモグモグモグモグモグモグモグ

あけび「旨い(断言)」モグモグモグモグモグモグモグモグ

お銀「新発売のロースベーコンも用意した!! たくさん食べてくれ!!」

アヒル「「Yes、ベーコンジョー!!」」ビシッ


風紀委員「やはりベーコンは美味しいですね」モグモグ

風紀委員「風紀委員はとっくの昔に知っていましたよ」

風紀委員「なら風紀委員はその昔から知っていました」

風紀委員「そこまでです」

風紀委員「風紀 委員かげんにしなさい」

風紀委員「うまい」

風紀委員「ベーコン一枚あげましょう」

風紀委員「さすが風紀委員です」

風紀委員「全員風紀委員ですが」

風紀委員ズ「「ふう~きっきっきっ(笑い声)」」


サメさんチームがやって来た

バイトは三食寝床付き

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た


生徒会執務室――


桃ちゃん隊長「いい加減にしろ!!」ダンッ!

桃ちゃん隊長「また書類に『ベーコン』って誤植したな!?」

お銀「すまない! あの時はベーコンのことを考えていたから」

桃ちゃん隊長「お前はベーコン以外を考えてるときがあるのか!? ええ!?」

お銀「……」

桃ちゃん隊長「聞いてる!? ねえ!?」

お銀「……」

お銀「ああ、すまない!」ハッ

お銀「今ベーコンのことを考えていて……」

桃ちゃん隊長「ん゛も゛お゛お゛お゛お゛!!」ジタバタ


サメさんチームがやって来た

この世がベーコンなら良かったのに

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た

学園艦教育局もやって来た

応接室前――


桃ちゃん隊長「おい! これはどういうことだ!?」ダダダッ

華「それが、学園艦教育局長が手ぶらでやって来まして……」

桃ちゃん隊長「今ここにいるのか!?」

優花里「はい、応対はお銀さんがあたっているであります」

桃ちゃん隊長「お銀!? お銀ナンデ!?」

沙織「なんでも、学園艦教育局長が指名してきたらしくて……」

桃ちゃん隊長「分からん……一体何が起こってるんだ……!?」


ガチャッ


「「!?」」

お銀「もう大丈夫だ!」ノ

桃ちゃん隊長「説明してくれ、これはどういうことなんだ!?」

お銀「こちらは文科省学園艦統廃合強硬派『大洗を何が何でも廃艦にする会』会長の辻さん」

辻 メガネ クイッ

お銀「あ、これはお土産の『モリカケの恋人』だって」つ□

桃ちゃん隊長「これはこれは、ご丁寧に……」ペコリ

華「私これ好きなんですよ♪」ルンルン

お銀「先日ガサ入れした継続学園艦の積み荷を調べていたら、無断で持ち出されたウチのベーコンがあったらしくて」

お銀「それがとても美味しかったから、是非購入したいと」

辻 メガネ クイッ♪

桃ちゃん隊長「えぇー……」


桃ちゃん隊長「これ……任せて大丈夫なのか?」

お銀「無問題! 販売要員も手配した!」

お銀「C'mon!アリクイ!!」

猫にゃー「何だにゃー?」

お銀「辻さんにベーコンを卸してあげて!」

ぴよたん「それでは、こちらの用紙に必要事項をご記入いただくっちゃ……」サッ

辻 メガネ クイッ カキカキ

ももがー「お車までお運びするぞな」ムキッ

桃ちゃん隊長「そっちの卸しも出来るのか……」


サメさんチームがやって来た

美味しい話は平和の証

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た


食堂――


沙織「ウサギさん揃ってるわね」

華「皆さんは何を注文したんです?」

あや「卵とスパム」

桂利奈「卵とソーセージとスパム」

あゆみ「卵とスパムとベーコン」

優季「卵とスパムとソーセージとベーコン」

梓「ベーコンとスパムとソーセージ」

あゆみ「紗希はベーコンとスパムと豆と言ってまーす」

あや桂利奈あゆみ優季「「スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪」」ダン ダン ダン ダン

梓「うるさーい!」

沙織「ヒエッ」

華「うーん悩みますね」


沙織「あの、もっと体に良いものはありませんか?」

カトラス「ではこちらの『ベーコンと体に良いベーコンと体に悪いベーコン』はいかがですか?」

ムラカミ「体に良いのと悪いのが相殺してカロリー0だ!」

華「でも普通のベーコンが入ってますよね?」

フリント「ベーコンは野菜です」

ラム「だからカロリー0なんだ!」

沙織「ではそれをください」

華「やりました」

あや桂利奈あゆみ優希「「スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪ スパム♪」」ダン ダン ダン ダン

梓「うるさいうるさい、うるさーい!!」


サメさんチームがやって来た

一汁三菜十ベーコン

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た


しばらくして――


『本日十二時をもって、大洗と文科省との歴史的な存続協定が結ばれました』

『廃艦圧力の手が増していると報道されてから約半年――』

『ついに、その不当な働きかけに終止符が打たれたのです』

『これより学園艦教育局の代表の記者会見が開かれます』

『それでは現場より中継をご覧ください』


 ――
――――


辻「……」スタスタ
【文科省学園艦統廃合強硬派『大洗を何が何でも廃艦にする会会長・辻】

辻「……」ペコリ

辻「……」

辻 メガネ クイッ


翻訳『今日、私たち学園艦統廃合強硬派は、大洗と和平を結びました』

翻訳『互いの理解の不足から勃発したこの軋轢でしたが、この和解をもって私たちは若人の成長を見守るという原点に立ち返ります』


辻 メガネ クイッ


翻訳『終わりの見えない抗争に私たちは、幾度もお互いを傷つけあったことでしょう』

翻訳『しかし、いつまでも過去を引きずるわけにはいきません』

翻訳『だからこそ教育の発展のため、私たち文科省に出来ることをしていく所存です』

翻訳『長く険しい道でしょうが、それでも必ずや達成できると信じています』


辻 メガネ クイッ


翻訳『そう、ベーコンがあればね』


パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ


――――
――


サメさんチームがやって来た

平和の味はベーコンの味

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た

平和がやって来た


月日が経って――


お銀「短い間だが、世話になったな」ペコリ

桃ちゃん隊長「とうとうどん底組も卒業か」

お銀「ああ、戦場が懐かしい」シミジミ

桃ちゃん隊長「いやお前ら試合に出てなかったよね? ベーコンしか作ってなかったよね?」

お銀「えっ? ベーコンが食べたい?」

桃ちゃん隊長「言ってねー!?」

お銀「それなら早く言ってくれたらよかったのに」カキカキ

お銀「はいこれ。定期購入したいときは、この番号に連絡してちょうだい」つメモ

桃ちゃん隊長「……」ウケトリ


桃ちゃん隊長「これからどうするつもりなんだ?」

桃ちゃん隊長「文科省とだけでなく、学園艦同士までもが傷付けあうことをやめた。ベーコンのおかげでな」

桃ちゃん隊長「肉汁とチーズがトロトロにとろけて調和を生み出すベーコンチーズロールのように……」

桃ちゃん隊長「争い合っていた人たちがトロトロにとろけた今、これからどうしていくんだ?」

お銀「決まっている! 笑顔を届けるんだ!」

お銀「あたしの願いは、皆が幸せな笑顔になれること――」

お銀「それに変わりはないのだからな」

桃ちゃん隊長「お銀……」


お銀「そのためにも、まずは――」


お銀「ベーコンね♪」


サメさんチームがやって来た

あなたを笑顔にするために

サメさんチームがやって来た

ベーコンがやって来た

平和がやって来た



おわり



【第6話】エリカ「クマのぬいぐるみを捨ててからみほの様子がおかしい」


原典
鉄道模型を捨ててから夫の様子がおかしい
https://life7.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1128500852

オリジナルは関係の無いレスがありますからまとめ版を使います


コレクションについての話がありましたけど、私はルームメイトのコレクションを捨ててしまって後悔した立場でした。

ボコられ熊のボコシリーズというヌイグルミでしたけど。

かなり気持ち悪いヌイグルミがまさに大量(壁の棚一面使っていた)という感じでした。

同室二ヶ月目ぐらいから「こんなにあるんだから実家に送ってよ」と彼女に言い続けたのですが、毎回全然行動してくれずに言葉を濁す彼女にキレてしまい、留守中に業者を呼んで引き取ってもらえるものは引き取ってもらいました。

帰ってきた彼女は「売り払ったお金は好きにしていい」「今まで迷惑かけててごめんなさい」と謝ってくれました。

残っていたヌイグルミも全部処分してくれたのですごく嬉しかったです。

でもその後彼女はグッズをはじめ自分のもの全てを捨て始めてしまいました。


制服と授業で着るジャケット、整備用ツナギや下着以外は服すらまともに持たなくなり、今では彼女のものは全部含めても衣装ケース二つに納まるだけになってしまって…

あまりにも行きすぎていて心配になり色々なものを買っていいと言うのですが、彼女は服などの消耗品以外絶対に買わなくなってしまい、かえって私が苦しくなってしまいました。

これだけ彼女のモノがないと彼女がふらっと転校してしまいそうですごく恐いのです。

こういう場合ってどうしたらいいんでしょう。


それ、ルームメイトさん逆切れしちゃったってこと?


>>129
逆切れ……とは違うと思います

その時も怒ってはいませんでしたし

今でもそれまでと変らず優しいですから


そうなんだ

大きいもの捨てたら物に対する執着心がなくなったのかもネ

すてるきっかけがほしかったのかもしれないし


そうだといいのですが……


>>128のルームメイトはなんか心の一部(もしかしたら大部分)が死んじゃったような思いをしてるんじゃないかとちと心配

学校用の衣類と下着以外まともに服も持たず自分の私物やらなにやらをすべて捨ててしまうというのはちょっと普通じゃないように思う

逆ギレとかあなたに対する嫌みとかじゃなくて喪失感と絶望感でいっぱいなのでは?

「売り払って」というあなたの言葉に行動を起こさず言葉を濁していたというのは彼女にとっては絶対捨てたくなかったのでしょうし

それに対して「キレてしまい」というあなたの行動と言い訳はやはり勝手に人の物を捨てたということにしかならないんじゃないかと思う

ものすごくルームメイトの心を傷つけてしまったと思うけど

他レスにもあったけど反対にあなたは自分のものを同じようにして売り払われても平気なの?私も少女漫画や恋愛小説は誰になんと言われようが捨てないし

ルームメイトが怒ったりあなたを責めたりしなかったのはよほど絶望感が深かったんだと思う

脅かすようなことばかり言ってごめんね

でも買い戻せるヌイグルミは買い戻してルームメイトに謝って心を開いてもらって話し合うとかしないといつか「実はあの時から・・・」ということになりかねないのではないかと老婆心ながら思ってしまう

あなたが「ふらっといなくなってしまいそうで恐い」と感じていること、気のせいじゃないような気がして引っかかります

杞憂だったらいいんだけど


杞憂じゃないんじゃない?。

そして、多分もう取り返しはつかない感じ。

一見、モノがなくなってすっきりしたかもしれないけど、それまでいかに邪魔だったか言い分はあるだろうけど留守中に勝手に処分したのは最悪のやり方。

しばらくしたら彼女の側から思いもかけない反応があるはず。


こういう女は相手の物は当然のように捨てるが自分のガラクタ=宝物は、捨てないんでしょうね。言い訳ばっかりで。

でも自称片付け好きだから、自覚のある溜め込み性格より始末が悪い。

>>128は最悪のケースですね

スッキリした片付いたと喜んでいるようですけど自分の思い通りに支配したかっただけでは?
ルームメイトがどう思おうが知ったことではない

彼女の心、価値観、それまでの人生をズタズタにしたことがわかってないのでしょうね

私だったら同志の隠し撮りコレクションを捨てられたら鬱病になるかある日突然姿を消します


>>128のルームメイトさん、よく自暴自棄にならなかったとおもいます。
大事なものが無くなった後の心の空白や虚無感みたいなものでいっぱいいっぱいだったのでしょう。

この先何もないかもしれないけど、彼女が自我を失ったときにヌイグルミを探し回るようなことが起こるかもしれないことだけは覚悟しておくべきでしょう。


>>128

>>133が言ってる様に128のルームメイトさんは『128への嫌み』じゃなくて『自分が大切にしてきた物を”目の届いてない時勝手に処分した事”による失望と絶望感』だと私も思います

あなたは満足かもしれないけどルームメイトさんにとっては消える事のないこれからの人生に影を残す心の傷ができただけ

そして自分の集めてきたもの(ここではぬいぐるみ)がまた同じ目に遭うとの恐怖心で本当に必要最低限のものしか持てなくなったのでは?

違うかもしれませんが

学校でルームメイトさんの授業の取り組み方が激変したらまず間違いなく原因はあなたでしょう

ルームメイトさんとこの事で真正面から向き合って話し合うべきでしょう

私にも遠く離れてシェアハウスしている友達がいるけどなんだか心配になってきました


皆さんありがとうございます、今朝登校前の彼女と話をしました。

謝ろうとしたのですが「○○○さんの気持ちに気づけなかった私が悪いんだから」という答えしか返ってこなく謝らせてもらえませんでした。

取り戻すか、新しいのを買おうとも言ったのですが「もういいの」を繰り返すばかり、考えてみれば彼女のコレクションは同室以来ほとんど増えてません。

昔からのものばかりだったのでしょう。彼女のスペースの中だけでしたし掃除もしていました。


ただ新生活の部屋に既に彼女のコレクションが沢山あったので、私は結構苛ついていたんだと思います。

別に部屋に籠っているというわけでもなく、二人で映画を見たりご飯を作ったりしている時間の方が遥かに長かったのになぜか私は苛ついていました。

彼女は本も読まなくなってしまいました。

私が見ているテレビを後ろからボーと見ているだけ謝らせてもくれないぐらい傷つけてしまったんだと思います。

>>139
失ってしまったものはもう元には戻らない。

しばらくは辛いだろうし、時間もかかるだろうけど、同室さんの様子だと大丈夫だと思う。

でもいい同室さんじゃないですか。

ひとにはガラクタと思えても、愛好家とはそういうもの。

将来、美術館をつくりたいと何億円もの絵画を集めてたって、興味のない人には邪魔なガラクタなんですよ。

128さんはその『宝物』に自分の知らない、入れない世界を感じて嫉妬してたのかもしれませんね。

私は蒐集家ではありませんが結構単車が好きだからそんな人と結婚したらはまって家計を圧迫する悲惨な家になるかと思います。

実は128さんとは良い関係なんだと思いますよ。


自分のスペース内で掃除もちゃんとしているのに勝手に処分されたらそりゃおかしくもなるっスよ。

ルームメイトさんにしてみれば自分の存在自体を否定されたような感じじゃないスか?。

挙句の果てに「いい人」に仕立て上げられて。

気の毒すぎる・・・。


本人が自覚して反省しているのに、さらに責め立てるようなレスに意味はあるのかな?


反省はしてるんだろうけど重大さはわかってない気がする。

彼女どっか壊れたんだと思うよ。


>>128
自分にとって不要なら、それが相手の物であっても捨ててかまわない。

というか捨てる権利がある。

そういう性格が招いた結果だよね、来年あたり結果を受け取ることになるかもね。






終わり


これにて全話終了、HTML化依頼だしてきます

こちらもどーぞ

【ガルパン?】女装填手「くっ、殺せ!」魔物「グフフフ」
【ガルパン?】女装填手「くっ、殺せ!」魔物「グフフフ」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549720763/)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom