【わたモテ】モテないし整える【うちもこ】 (18)

●全15レス前後(予定)
●キャラ曲解・崩壊注意
●R-18でなくて大丈夫・・・だよな? 多分

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「・・・・・・・・・・・・」



・・・ シ ャ ワ ー ー ー ー



「・・・・・・・・・・・・」



 シ ャ ー ー ー ー ー 



「・・・・・・ついに・・・・・・」



 ス ・・・



「・・・ついに、この日が来た!」



  グ  ッ  !!!



               リフレイン
内(修学旅行のキモさを繰り返すときが!!)




 シ ャ ワ ー ー ー ー ・・・


内(この日のためにずっと計画を練ってきた)

内(加藤も他の二人も、なんとか部屋から出すことが出来た)

内(いまここの部屋には、わたしと黒木のふたりきり・・・)




 シ ャ ワ ー ー ー ー ー ー ー …




内(ここでこうしてシャワーを浴びていれば、あいつは必ず覗きにくる)

内(あの修学旅行の出来事を再現できる。 ・・・だけど)

内(私はそれで満足するつもりなんてない!!)ニヤリ




 シ ャ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー




内(このシャワー室はすでに録画されている)

内(携帯のカメラ、それにデジカメもしっかり仕込んである)

内(もしあいつが覗きに来たら、しっかり録画しておいて・・・)




── あんたねえ。 こんなことして、ただですむと思ってんの?

── こいつをバラまかれたくなかったら・・・ わかってるよね?


内(・・・そして、あんなこともこんなことも・・・むふふふふ)

内(あ、ああ、キモい、キモすぎる・・・・ ぐへへへへへ・・・・)

内(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)




 シ ャ ワ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー




内(・・・あいつ、遅いなー。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

内(こういうときに限ってなかなか来ないんだから。 ・・・・・・)

内(・・・・・・・・あ、やばい。 頭くらくらしてきた)




 … キ ュ ッ 。




内「・・・ふー、暑っつい」パタパタ

内「・・・・・・・・・・・・・・・」



 モ ワ ~ ~ ~



内(シャワー室の中まで、すっかりあったまってる)

内(なんかサウナみたいになっちゃったな・・・)



 モ ワ ァ ~ ・ ・ ・ ・ ・ ・




内(・・・こりゃダメだ、冷やさないと)キュッ




… シ ャ ワ ー ー ー ー




内(うん、涼しくなってきた。 ・・・よっと)




 パチャパチャパチャッ!




内「ううっ、冷たいっ」ブルブルッ

内(・・・でも、頭はシャッキリする)




 パチャパチャパチャ…




内「・・・よし、そろそろいいかな」キュッ

内「・・・・・・ふー、あったかい」…シャワー


黒木「・・・・・・・・・・」カリカリカリ




 ・・・  シ  ャ  ワ  ー  ー




黒木「・・・遅いなあ、加藤さん。 みほ・・・さんとゲス子も」

黒木「・・・・・・・・・・」カリカリカリ




  シ  ャ  ワ  ー  ー  ー  ー




黒木「絵文字のやつもずいぶん遅いな」

黒木「もう何分シャワー浴びてんだ?」





 シ  ャ  ワ  ー  ー  ・・・







内(・・・黒木のやつ、ほんとに、遅い・・・・・・・・) シ ャ ワ ー ー ー

内(体、ふやけてきちゃうよ。 もう・・・・・・・・・・)パチャパチャパチャ



 シ ャ ワ ー ー ー ー ー ー ー ー

 パチャ パチャ パチャ パチャ パチャ




内(水で冷やしてるから、のぼせはしないけど)

内(それでもなんかくらくらしてきたなあ・・・)

内(・・・・・あと少し、あと少しのしんぼう)




 シ ャ ワ ー ー ー ー ー ー ー ー

 パチャ パチャ パチャ パチャ パチャ




内(あいつがこの美少女の裸体を見逃すはずがないんだから)

内(あいつは来る、必ずやってくる。 そして罠にはまる・・・・・)

内(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)




 ホ ワ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~




内( あれ   なんか   なんか   ・・・キモい )ホワホワ

内( キモい キモい キモい キモい キモ・・・・・・・・)



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




ブ ー ー ー ー ン ・・・




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んっ」パチリ

「おっ」

「あ、あれ? ここ、どこ・・・」




ブ ー ー ー ー ン ・・・




黒木「どこもなんもないだろ、部屋ん中だ」 ブ ー ン

内「えっ・・・ きゃあああ!?」

黒木「なんだよいきなり」 ブ ー ン

内「わ、わたっ、裸! キモい! キモいキモい!!」

黒木「なんて言い草だ、こんちくしょう」ムスッ

内「ら、乱暴するつもり?! そうよね、そうだよね!」ウキウキ

黒木「はあ?」


内「そうはいかないよ、ちゃんと撮影してあるんだからね・・・」フラフラ

黒木「お、おい。危ないぞ」

内「これであんたもおしまいなんだから・・・」ヨロヨロ

黒木「だからなんだっての、おい」

内「ほら、ここに」ピッ!




[ 絵文字? おい、絵文字・・・ ]

[ ・・・・・・・・キモイ・・・・キモイ・・・・・ ]

[ おい?! 絵文字、どうした! ]




内「・・・えっ?」

黒木「・・・・・・・・・」




[ しっかりしろ、絵文字! ったく・・・・! ]

[ ・・・・・・・・・・・・・・・・キモ キモ キモ・・・・・ ]




内「な、なに、これ・・・」

黒木「こっちのセリフだこんちくしょう」ブスッ

黒木「シャワー室でぶったおれてたから助けてやったのに」


内「え、あ、ああ・・・ そうだったんだ」

黒木「えらく時間かかってるなって思ったら、お前整えてやがったんだな」

内「・・・整える? 整えてたの、あんたじゃん・・・」ポーッ

黒木「はあ?」

内「修学旅行のとき、下半身裸で、ハサミ持って・・・」ポワポワ

黒木「やっぱり見てやがったな」

内「ほんとにあんた、キモい、キモすぎ・・・」

黒木「どっちがだよ」ピッ!




[ キモい・・・ キモい・・・ あへえ・・・ ]




内「??!!」

黒木「こんなキモいアへ顔さらしてたくせに」

内「な、なにこれ?! わたし?!」

黒木「すっかり整って、気持ちよかったんだろうなあ」ニヤニヤ

内「や、やだやだやだこんなの! 携帯よこせっ! ・・・あっ」フラッ

黒木「お、おいおい。 無理すんなって」ブ ー ー ー ン

内(・・・あ、涼しい)

黒木「水も飲んどけ、ほら」

内「・・・・ふんだ」ゴク ゴク ゴク


内「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷはー」

黒木「お前、わたしがああしてたこと、誰かに言いふらしてないだろうな?」

内「・・・言うわけないじゃん、あんなキモいの」

黒木「もし言ってたらわたしもこいつバラまいてやるからな」

内「言わないってば、だからそれ消してよ・・・・」

黒木「・・・条件がある」

内「は?」

黒木「誰にも言うなよ」ズルッ!

内「わあ?! 何いきなり脱いでるのあんた!!」

黒木「・・・み、見てくれ」

内「見ろって・・・・ うわっキモい!」




 ・ ・ ・ モ ッ サ リ 。




黒木「キモいは余計だ、このやろ」

内「だってキモいじゃん! こんなもっさもさにして!」

黒木「・・・やっぱり、これじゃダメなのか」

内「は?」

黒木「整えといたつもりなんだけど・・・ ダメなんだな」


内「・・・・・・あ、ああ。 そういうことだったの」

黒木「みんなで温泉入るだろうから、ちゃんと整えておこうと思ったんだけど・・・」

内「ぜんぜん整ってないよ、これじゃ」

黒木「自分じゃ怖くて、上手くできない。 だから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

内「へ?」

黒木「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」カーッ///

内「く、黒木の・・・ 黒木の、まっくろくろきを、わたしが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」


















ほ、ほら、これでいいだろ。 早くしろよ。


だーめ。 もっと膝立てて、足開いて。


く、くそっ。 この変態・・・・・・・・・・・・・


動かないでね? 大事なところ、切れちゃうからね。


だからさっさとやれって・・・ うくっ。


あっ・・・ ごめん。 痛かった?


・・・痛くない。 痛くないから、早く・・・・・・・・・







ほら、そこに手ついて立って。こっちもするよ。


そ、そっちはいいっ!


だめだってば。だって見なよ、こんなんだよ。


う ぎ ゃ あ !!







ね? だからほら、力抜いて・・・


う・・・・・・・・・・・・・・ く、くっ。 くそう・・・


ふふふ、ヘンな声出して。 あーーーー、キモい。


くそったれ、このド変態っ・・・・・・・・・・・・・・!


【翌朝】



 …チュン チュンチュン




内「あー、さわやかな朝」スッキリ

黒木「・・・・・・・・・・・・・・」ドンヨリ

内「勉強はかどりそう、ねー黒木」ツヤツヤ

黒木「・・・・・・・・・・・・・・」

内「どうしたの黒木、元気ないね」テカテカ

黒木「・・・・・・・・・・・・・・あるわけねーだろこんちくしょう」

内「大丈夫だよ、誰にも言わないから」

黒木「当たり前だ!! もし言ったら・・・」

内「うん好きにしてー。 ふんふんふふーん♪」ルンルン

黒木「くっそ、この腐れ変態・・・・・・・・」

内「・・・あれっ? そう言えば加藤たちは?」

黒木「みほさんも、ゲス・・・いや佐々木さんも帰ってこなかったな」

内「お風呂でも入ってるのかな? まあいいや、朝ごはん食べに行こう」

黒木(帰ってきてくれればあそこまで滅茶苦茶にされなかったのに・・・)シュン



【サウナ室】




 モ ワ ~ ~ ~ ~ ~ ~




加藤「・・・・・・ふう」

佐々木「・・・・・・・・・暑い・・・・・・・・・・」ボーッ

成田「・・・ねえ夏帆、そろそろ出ない?」パタパタ

楠「だめ、もう少し頑張って。 もう少しあったまってから、水風呂で冷やそう」

加藤「・・・そうすると『整う』んだよね。 昨日みたいに」

楠「うん。・・・すごく気持ちよかったでしょ?」ポッ///

成田「うん、気持ちよかった。 ・・・もう少し頑張る」




 モ ワ ~ ~ ~ ~ ~ ~




佐々木「・・・わたし、そろそろ限界・・・」グデッ

加藤「・・・だらしないなあ、風香。 見えちゃってるよ」

佐々木「ん・・・ うわっ」バッ!

成田「やだー、もっさもさじゃん。 整えてあげるよ・・・・」


佐々木「い、いい! やめろっ!」

成田「いいよー、ほら。 道具あるし、すぐ終わるからー」フラ~

佐々木「お、おい。 美保・・・・・・・?」




成田「う~ふ~ふ~ふ~ふ~・・・・・・・」 ユ ラ ァ …




佐々木「み、美保?! おまえ!!」

成田「・・・夏帆、明日香、風香のこと押さえておいてー」

夏帆「・・・・・・・うん」ポーッ

加藤「・・・・・・・・・・わかった」ポワ~ン

佐々木「明日香?! 夏帆! しっかりしろ・・・ うわあ!!」




 ガシッ   ガシッ   ガバッ!




佐々木「や、やめろ! はなせ!」

楠「じっとしてないと、大事なとこ、切れちゃうよ~」フワフワ

加藤「風香、おとなしくしてなさい・・・」ポワポワ

成田「それじゃ、いっくよ~~~」チャキッ!

佐々木「やめろおおおおおっ!!」




※おしまい※

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