気弱な小学生「クラスの悪ガキに好かれてしまった」 (32)

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キーンコーンカーンコーン

 
先生「今日からこの5-Aに転校してきた気弱君よ!みんな仲良くしてあげてね!」 
 
気弱「気弱です!これから宜しくお願いします!」 
 
気弱「(引越しが遅れて進級のタイミングに間に合わなかった....大丈夫かなぁ....)」 
 
気弱「(みんなと問題なく仲良く出来るといいけど......)」 

気弱「(そうだ!休み時間にクラスのみんなに挨拶してみよう!そしたら友達になれるかも!)」

 
悪ガキ「.......」  

~休み時間~ 
 
気弱「これから宜しくね!」 
 
男子A「宜しく!でもお前チビだな~ほんとに5年か?」 
 
気弱「アハハ.....よ....よく言われるんだ....」 
 
女子A「宜しくね!」 
 
気弱「うん!さて....えっと次は....」

 
https://imgur.com/SqLRWRp

悪ガキ「....」ジロッ 
 
気弱「(か....体が大きい....しかも目に傷あるし雰囲気も怖い....挨拶だけなのに緊張するなぁ....)」 

気弱「....こんにちは」 
 
悪ガキ「.....」 
 
気弱「悪ガキ君だよね?こ....これからよろしry」 
 
男子B「おい!馬鹿!あいつには話しかけんな!」 
 
気弱「え?どうして?」ビクッ 
 
男子B「あいつはこの学校の悪魔なんだよ」 
 
気弱「ど...どういうこと?」 

男子A「あいつは気に入らない奴がいるとしょっちゅう騒動を起こすんだ、しかも相手が上級生でもお構いなし 抵抗出来なくなるまで一方的にボコボコにしてくる」 
 
男子A「しかも何故かそれが大した問題にならない」 
 
男子A「だから親がヤバい奴だとか人を○したことがあるとか」 
 
男子A「上級生3人を無傷で血祭りに上げたとか悪い噂が絶えないんだよ。」  
 
男子B「だからあいつには関わるな、目ぇつけられると何されるか分かんねーぞ」

  
気弱「(そ....そんなに悪い人なのかなぁ....)」

気弱「(でも....これから一緒のクラスにいる人だし....)」 
 
気弱「.....悪ガキくん」


気弱「これから....よろしくね」 
 
悪ガキ「.....!」 
 
悪ガキ「.....ああ、よろしく」 
 
男子B「馬鹿....折角俺が忠告してやったのに....」 
 
女子A「あいつの次の標的にされなきゃいいけどね」 

~数日後の放課後~ 
 
気弱「ヒィ.....ヒィ....母さんも人遣いが荒いなぁ.....」 
 
気弱「こんな遠くのスーパーに買い物に行って来いだなんて....」 
 
気弱「お....重い...」ポロッ 
 
気弱「あっしまった!りんご落としちゃった!拾わないと」 
 
ヒョイ 
 
少女「落としたのってこれ?はい」スッ 
 
気弱「(しまった女の子だ........情けないとこ見られちゃったな....)」

 
気弱「あ.....ありがとう、わざわざ....え?」  

https://imgur.com/3VIj7aj

気弱「その目の傷って....」  
 
気弱「まさか....悪ガキ....君?」

 
少女「....お前、転校生か.....マジかよ....」 
 
悪ガキ(女装)「そうだよ俺だよ!チッ、迂闊だった....拾わなきゃ良かったぜ....」 
 
気弱「女の子の格好....してるの?」 
 
悪ガキ「.....趣味なんだよ!悪いか!/////」カアア 
 
気弱「えっと....その...頭が追いつかないけど.....とりあえずそこのベンチで話さない?」 

気弱「びっくりしたよ....学校じゃ怖そうな雰囲気の悪ガキくんが女装してるなんて....」 
 
悪ガキ「別に....つい最近興味本位でかわいい服着てみたら....意外と面白かっただけだ」 
  
気弱「今までは誰にもばれなかったの?」 
 
悪ガキ「ここは学校から結構遠いからな、それにあんな凶悪な噂立ってる奴が女装趣味持ってるなんて誰も思わねーだろ」  
 
悪ガキ「一回顔見知りとすれ違ったことあるけどけど全然バレなかったし」 

気弱「た....確かに....」

 
悪ガキ「でも....あー...くそっ.......女装なんかしなきゃ良かったわ」 

悪ガキ「お前がこれを学校に言いふらせば俺の学校生活は終わりだよ.....」 
 
悪ガキ「あーあ、あっけねぇ....」 
 
悪ガキ「大体俺って体でかいし、ごついからこんな服似合わないだろうしな....」シュン.... 
 
気弱「そんなことないよ!」 
 
悪ガキ「え?」 
 
気弱「その服すごく似合ってかわいいよ?それに僕だって君の顔の傷を見なきゃわからなかっただろうし...」  

悪ガキ「で....でも....お前....こういうのに抵抗ないの?」 
 
気弱「勿論最初はびっくりしたよ?でも学校での君と比べてすごく雰囲気が温かかったから....あんまりそういうの感じなかったんだ」 
 
気弱「言い触らすなんてそんな酷い事しないよ」 
 
悪ガキ「あ....ありがとう....////」カアア 
 
気弱「....ねえ、悪ガキ君って本当に学校で言われてるような酷い人なの?」 
 
気弱「今の君と話してると、とてもそんな風には思えないよ」 
 
悪ガキ「......」

悪ガキ「....なあ...俺のこの姿が嫌じゃないなら....今週の土曜か日曜の正午にもう一回会わないか?」 
 
悪ガキ「今日は結構動揺してるから上手く言えないんだけど....お前に伝えたいこといっぱいあるんだ....」 
 
悪ガキ「身内以外にこんなに優しくされたの....久々だから....」

 
気弱「うん!じゃあ日曜でいい?」 
 
悪ガキ「わかった....これから帰るんだろ?その荷物家まで持ってやるよ」  
 
気弱「え....そんな、悪いよ」    
 

悪ガキ「こんな程度の荷物で氏にそうになってるお前の方がよっぽど心臓に悪いわ」 
 
悪ガキ「遠くで見ててヒヤヒヤしてたんだよ」 
 
気弱「うっ....」グサッ 
 
悪ガキ「ほら、貸してみ」ヒョイ 
 
気弱「ぼ...僕が両手で精一杯だったものを片手で軽々と....」 
 
悪ガキ「鍛え方が違うんだよ鍛え方が、それにお前も男ならもうちょっと強くなった方がいいぞ」 
 
悪ガキ「じゃあ案内してくれ」 
 
気弱「うん!」

 
~翌日の学校終わり~ 
 
男子C「あー授業だるかった~」 
 
女子B「これからどこ行く?」 
 
 
気弱「ふぅ....僕もそろそろ帰らないと....」  
 
悪ガキ「おい気弱」 
 
気弱「....!」ビクッ 
 
悪ガキ「昨日会ったとこで待ってるからな、昼飯は食わずに来いよ」 
 
気弱「う...うん、わかった.....」 
 
男子D「あーあ、次はあいつがターゲットになったか、ご愁傷様」  
 
男子E「終わったな、気弱のやつ」

 
女子C「気の毒だけど関わるとこっちが何されるかわからないし....」 

~日曜~ 
 
気弱「やばいやばい....出るのちょっと遅れちゃった」タタタ 
 
気弱「....あ、いた!」 
 
悪ガキ(女装)「おい!遅いぞ!」 
 
気弱「ご...ごめん」 
 
悪ガキ「まあいい...あ、それと忘れない内に言っておく」

 
悪ガキ「この姿の時の俺は『男の娘』って呼んでくれ」 
 
気弱「え?」 
 
男の娘「呼・べ♪」ズイッ 

気弱「は....はい!男の娘くん!でもどうして?」ビクッ

 
男の娘「俺の名前を呼んでる時に学校の奴らに聞かれたらバレちまうだろ」 
 
気弱「あ、そっか」 
 
男の娘「じゃあそろそろメシにするか」 
 
男の娘「サンドウィッチ持ってきたから食べよーぜ、飲み物は麦茶でいいか?」 
 
気弱「うん、タマゴにツナマヨにハムにカツサンド、いろいろあるね!」 
 

気弱「じゃあツナマヨもらっていい?」 
 
男の娘「ああ、遠慮しなくていいぞ」 
 
気弱「じゃあ頂きます.....」パクッ 
 
気弱「あ!これすごくおいしい!どこで買ってきたの?」  
 
男の娘「.....買って来たんじゃない 今朝俺が作った、この日の為に」 
 
気弱「....マジ?これ全部男の娘くんが作ったの?!」  
 

気弱「料理上手なんだね!すごくおいしい!」 
 
男の娘「あ....ありがとう...////」カアア


男の娘「そんな風に喜んで貰えると....俺もすごく嬉しい..../////」 
 
気弱「....ねえ....君の事を知れば知るほど学校で言われてるような悪人だなんてとても思えないんだけど....」 
 
気弱「一体みんなと何があったの?」  
 
気弱「僕で良ければ教えてくれない?」

 
男の娘「.....」

男の娘「自分で言うのも何だが俺は結構正義感が強い性格でな」 
 
男の娘「誰かがいじめられてるのを見るとほっとけなくて、その度にいじめをしていた奴らを止めてきたんだ」 
 
男の娘「担任は事情を知ってるけどそれでも厳重注意されてな、今は怒るだけでもう手は出してねーよ」  
 
気弱「大事にならないのって....そういうことだったんだ....」

 
男の娘「それに俺は強いから、報復されたって返り討ちに出来ると思ってた」 
 
男の娘「でも奴ら俺に喧嘩で勝てないから、今度は俺の悪い噂を流すようになったんだ」 

男の娘「俺が怒鳴っただけでも「暴力を振るわれた」とか言ってな」

 
男の娘「そのうち尾ひれがついた噂が一人歩きするようになって...たちまち俺の周りから人は消えたよ」  

気弱「じゃあ人を○したとかヤバイ奴らが身内とかは.....」 
 
男の娘「嘘に決まってんだろ」 
 
気弱「なんだぁ~....じゃあ上級生三人をボコボコにしたのも?」 
 
男の娘「あ、それはマジ。実際は無傷どころかかなり危なかったけどな」

 
気弱「えぇ....」 

気弱「じ...じゃあ!その事をみんなに伝えないと!噂を流した犯人も探したほうが...」 
 
男の娘「よせ、学校のやつらは俺の噂を信じ切ってる。今更どうもできねーよ」 
 
男の娘「噂を流した奴だって一人や二人どころじゃねーだろ。探すだけ無駄だ」 
 
男の娘「それに一時期とはいえ暴力に頼っていたのも事実だよ。だから俺は色んな奴らの恨みを買うことになったんだ」 
 
気弱「そんな....君みたいな優しい人が学校じゃ悪者扱いだなんて.....あんまりだよ...」  
 
男の娘「でも俺は内心すげー嬉しかったぜ?」 
 
気弱「え?」  

男の娘「俺の悪い噂を聞いてもなお挨拶してくれたからな」  
 
気弱「(内心緊張でバクバクだったけどね....)」

 
男の娘「それどころか俺のこんな恥ずかしい姿を似合ってるって言ってくれて...////」

男の娘「なあ、お前さえ良ければこれからも仲良くしてくれないか?」 
 
男の娘「俺....今日みたいにお前ともっと一緒に居たいよ.....////」

  
気弱「勿論だよ!僕も転校してきたとこで友達そんなに居ないし」 
 
気弱「これからよろしくね!」 
 
男の娘「! ありがとう!」

気弱「ふあぁ~....あ、ごめん あくび出ちゃった」 
 
男の娘「眠いのか?」  
 
気弱「うん、昨日君と何の話するんだろうって考えると緊張で眠れなくて....」 
 
男の娘「.....じゃあこっちこい」 
 
男の娘「俺が膝枕してやるから、我慢せず寝てくれ」 
 
気弱「え!?でも悪いよ....」 

男の娘「いいから!俺がそうしたいんだ」

https://imgur.com/akHT5KH
 
気弱「う...うん、じゃあお言葉に甘えるね」

トサッ 
 
気弱「(あ....柔軟剤のいい香り....)」 
 
男の娘「どうだ?寝れそうか?」 
 
気弱「うん....なんだろう....すごく安心する....お布団に包まれてる気分だよ」 
 
男の娘「はは、なんだそりゃ」 
 
気弱「ねえ....男の娘くん....」 
 
男の娘「ん?」  

気弱「これからは僕がついてるからね、もう一人にしないから....」 
 
男の娘「あ...ああ.....////」 
 
気弱「だから....また....一緒に....」スヤァ 
 
男の娘「おい!そこで寝落ちかよ!」 
 
男の娘「ったく....弱っちい癖に....」 
 
男の娘「(でも...なんだ...この温かい気持ちがこみ上げて来る感じ....)」ナデナデ

 
男の娘「(心の底からこいつを見守りたいと思ってしまう....)」 
 
男の娘「(俺....この服であいつと会ってから...なんか変だ...////)」

~数時間後~ 
 
気弱「うーん....あれ?ここって僕の部屋....」 
 
母「やっと起きた?あんた女の子におんぶされて帰ってきたのよ?」 
 
気弱「えっ?!しまった....僕そんなに....」 
 
母「全く....今度お礼言わなきゃ駄目よ?それに次来たら御礼のお菓子も渡しておかないとね」 
 
気弱「う...うん」 
 
気弱「(悪ガキくん...ありがとう....)」 

~翌日~ 
 
気弱「(昨日は悪いことしちゃったなぁ.....)」 
 
気弱「(確か僕の通学路と近かった筈だけど....あ!いた!)」 
 
気弱「おはよう!悪ガキくん!昨日は.....」 
 
 
悪ガキ「てめぇ!下級生をいじめんなって何回も言ってるだろうが!脳味噌すっからかんか?!あ”あ”?!」 
 
いじめっ子A「も...もうしません...ごめんなさい....」ブルブル 
 
悪ガキ「お、気弱かおはよう。悪いな朝から嫌なもん見せて。でも手は出してないから安心してくれ」 
 
気弱「(き.....昨日とのギャップがすごい....まるで二重人格みたいだ......)」

今日は終わりです 見てくれた方ありがとうございました。
白状すると話を考えたいというよりイラストを練習するためのモチベを保ちたくてスレ建てしました 
これから上手くなれるように努力するので生暖かい目で見て下さると嬉しいです。

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