ミサト「歌いながら皿を洗うなんて可愛いところもあるじゃない」
ミサト「でも、この家の大黒柱がご帰宅したのに出迎えないのは、ちょっちいただけないわね...」ボソッ
ミサト「ここはひとつ、イタズラもとい月に代わってお仕置をしてあげるか!」
シンジ「~♪飲んだくれの乳袋~♪」ジャーッ
ミサト「え?」
シンジ「ビールの空き缶ぐらい片付けろ~♪エルフの従業員だからって偉そうにしてんじゃねぇぞ~」ジャーッ
ミサト「わ、私の事言ってるの?」ボソッ
シンジ「朝っぱらから酔うんじゃねぇよ~♪酒くせぇ口近ずけるんじゃねぇ~♪」
ミサト「く、口が悪い...」
シンジ「そこにいるやつ~♪サッサっと出てこい~♪」
ミサト「え?私の事気づいてる!?」ボソッ
シンジ「早く出てきたら~爪2枚で許してあげる~♪」
ミサト(トーンがガチだわ...!)
シンジ「ハハッいるわけないか、ふぅそれじゃ皿でも拭こっと」
ミサト「げ、玄関に戻って今帰ってきたフリしよっと!」
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翌日
ミサト「はぁ」ゲッソリ
リツコ「どうしたのよそんなに大きくため息なんか付いて、幸せが逃げるわよ」
ミサト「あんたおばさんみたいなこと言うのね」
リツコ「何よ、人がせっかく心配してあげたのに」イライラ
ミサト「まぁまぁ冗談よ、冗談!」アセアセ
ミサト「シンちゃんのことでちょっとね」
次の日
ネルフ本部
リツコ「シンジくんがなんかしたの?」
ミサト「歌を歌いながら皿を洗ってたのよ」
リツコ「それがあんなに大きなため息をつく程のことなの?」
ミサト「いやぁ、それがさぁ、シンちゃんの愚痴を歌ってたのよ」
ミサト「空き缶は捨てろだとか、朝から飲むなーとか偉そうにしてんじゃねーぞとか
しまいには爪を剥ぐとか言ってるのよ?」
リツコ「貴方が全面的に悪いように思えるんだけど」
ミサト「えー爪を剥ぐとか言ってるのよ?」
リツコ「そこまで追い詰めた貴方が悪いわ、言われてた事を直せばいいだけじゃない」
ミサト「そんなぁ、私だって飲みたい日はあるのよぉあ、もしかしておばさんって言ったこと根に持ってる?」
リツコ「はぁ、いい加減にしてちょうだい私は忙しいのよ朝からお酒を飲める貴方と違ってね」
ミサト「私も休みの日しか朝から飲まないわよ!」
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