安価で傷の男を捕まえる (278)

鋼の錬金術師のスレです

安価とコンマで傷の男を捕まえます

安価方法は下○までの多数決、コンマは00がスーパークリティカル、ゾロ目ボーナスは状況に応じて


意見が割れた場合は指定安価下まで考慮にいれて判断



主人公の名前について安価判定

1 男でいい

2 名前つける


安価下3まで多数決

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1569701374

セントラル


人事局


男「ふわぁ……」


男(オレは今、セントラルの中央司令部に呼び出されている)


男(人事局に通されたってことはおそらく異動とかなんだろうけど…)


男「いつまで待たせるんだよ……」


男(そもそも異動だとして…突然過ぎるよな)


男「………」


人事局員「お待たせしました」


男(やっとか……)


人事局員「それでは、本人確認のための登録コードをお願いいたします」


男「登録コードっと……えーと……」



コンマ判定

81~99 真理の扉を開いたことのある国家錬金術師
61~80 イシュヴァール殲滅戦を経験している国家錬金術師
41~60 新米の国家錬金術師
21~40 イシュヴァール殲滅戦を経験している軍人
01~20 そんな目立った活躍もしてないごく普通の軍人


コンマ下2

コンマ判定61(イシュヴァール殲滅戦経験済みの国家錬金術師、階級中佐に決定)


人事局


人事局員「…登録コードに銀時計、確かに確認いたしました」


男「はいどーも」


ヤコブレフ「男中佐、出頭感謝致します」


ヤコブレフ「人事局のヤコブレフです」ビシッ


男「男中佐です、よろしくお願いいたします」ビシッ


ヤコブレフ「それでは辞令を交付させていただきます」


ヤコブレフ「男中佐、本日を持ちまして中央司令部勤務とする」


男「…了解しました」


男「しかし、なんでまたこんな時期に?」


ヤコブレフ「これは大総統のご命令なので…」


男「…大総統の?」




男「なんだかよくわからんが…まぁ、栄転には変わらないよな」


男「…まだ時間もあるし、明日から働く職場なんだ」


男「いろいろ見て回りますか」

セントラル


中央司令部


男「はー、さすが中央司令部…人員も設備もウチとは大違いだわ」


男「さてさて、次は……」


ヒューズ「よう!新入り!」


男「!」


ヒューズ「早速職場見学か?真面目だねぇ!」


男「…えーと、あなたは?」


ヒューズ「おう、オレはマース・ヒューズだ!よろしくな!」


ヒューズ「あんたと同じ中佐だよ!」


男「どうも、……ところでなんでオレのことを?」


ヒューズ「いやー、異動の話を小耳に挟んでな!」


ヒューズ「どんな奴が来るのかちょっと調べてみたんだよ」


男「はぁ……」


男(行動力のある人だな……)


ヒューズ「まぁ、なんか困ったことがあったら言ってくれや!」


ヒューズ「オレは軍法会議所のほうにいるからよ!」ナッハッハッハッ


ヒューズ「おっと、こうしちゃいられん!早く帰らんと!」


ヒューズ「じゃな!」スタタタタタ


男「…まぁ、とりあえず知り合いはできたな」


ヒューズと知り合いました

ヒューズの好感度が2になりました

セントラル


中央司令部


男「軍法会議所って言ってたっけ?」


男「……なんか困ったことになったら言ってみるか」


アレックス「むむっ!?あなたは……!」


男「あ、アームストロングの…」


アレックス「いかにも!アームストロング少佐であります!」


アレックス「男中佐、その節は…」


男「いや、こちらこそ…中央勤務だったのか」


アレックス「そういう男中佐はたしか南方司令部の…」


男「そ、まぁ明日から中央勤務になったけど」


アレックス「なんと!それはそれは…では明日より私の上司となるわけですな!」


男「階級的にはそうなるか」


男「だが中央勤務は少佐のほうが長い、いろいろ頼らせてもらいますよ」


アレックス「もちろん!このアレックス・ルイ・アームストロング!」


アレックス「全身!!全霊!!全筋肉を持って!!お手伝いさせていただきますぞ!!」ムキーン


男(なぜ脱ぐ……)



アレックス・ルイ・アームストロングと知り合いました

アレックスの好感度が2になりました

翌日

セントラル


中央司令部


男「さてさて、今日から中央勤務だな」


兵士A「おはようございます、中佐!」

兵士B「おはようございます、中佐!」


男「あーおはよう、今日からよろしくなー」


兵士A「よろしくお願いいたします!」

兵士B「よろしくお願いいたします!」


男「さて、今日はなにをしようか……」



自由行動安価(あと2ターン)


1 軍法会議所にいく(ヒューズ好感度2)

2 アームストロング少佐のとこにいく(アレックス好感度2)

3 セントラル市内を視察しにいく


安価下3まで多数決

セントラル


中央司令部


男「……めんどくさい」グテー


男「なんで異動したばっかでこんなに書類書かなきゃなんないんだよー」


兵士A「そう言わんでください…中佐もこの部署を受け持つ立場なのですから」


男「はいはい……はぁ、南方司令部の時はもっと楽だったのになあ…」


男「異動して1日だがもう南部が恋しくなってきた…」


兵士B「ホームシックですかー中佐ー?」


男「南部はいいぞー?」


男「国境付近こそよくドンパチしてるが気候は暖かいし、街の人たちも人柄いいし……」


男「街……そうだ、セントラル視察に行ってこよう!」


兵士A「ええっ視察にですか!?」


兵士A「でも書類がまだこんなに…」


男「というわけで諸君、オレは市街に視察に行ってくるからあとは任せた!」スタタタタタ


兵士A「ちょっ、中佐ー!?」


兵士B「…これはこの先苦労しそうだわー……」

セントラル


市街


男「ふいー、あんな書類仕事なんて、研究でもない限りやってられんよなー」


男「さてさて、無事に市街にまで出てこれたが…」


ワイワイガヤガヤ


男「うーむ、さすがセントラル…人の数が尋常じゃないな」


男「ま、とりあえず出てきたからには視察にいかないとな」スタスタスタ



コンマ判定

71~99 同じくサボっていた大総統と遭遇した
41~70 中央図書館で本の虫に会った
11~40 普通の市街視察で終わった
01~10 路地裏で額に傷の怪しい男に襲撃された


コンマ下2

コンマ判定52


国立中央図書館


男「やっぱりセントラルに来たならここを見なくちゃな」


男「しっかしすげー蔵書量…さすが国内最大なだけあるわ」


男「……研究資料とかの類は第一分館か」


男「ついでだからちょっと見てこよ」スタスタスタ



第一分館


男「本当にすごい数の資料だな…」


男「これからサボる時はここで研究資料読み漁るってのもありかもしれん」


…スケテー……タスケテー


男「……ん?」


本の山『』タスケテー


男「……本の山に、人の腕?」


男「って本の中に生き埋めかよ!」




シェスカ「本当にありがとうございました!」


シェスカ「ついつい本を読み込んで積み上げてた本が崩れた時にはもうどうしようって…」


男「オレも本に生き埋めになってる人は初めて見たわ」


男(埋められるほどの量読んでたって…あれだ、本の虫だな)


シェスカ「あ、私は国内中央図書館員のシェスカと言います!」

セントラル


国立中央図書館 第一分館


シェスカ「男さんですかー……って中佐!?」


男「お、おう…そうだが」


シェスカ「そんな偉い人がどうしてここに…」


男「いや、ちょっとサボりついでに研究資料の類でも見ようかなーと…」


シェスカ「サボ……いいんですかそんなことして…?」


男「大丈夫だ、……バレなきゃ」


シェスカ(えぇ………)


男「…っと、資料探し回ったり君を掘り起こしたりしてたらこんな時間か」


男「じゃあなシェスカ、もう本に生き埋めにされんなよ」スタスタスタ


シェスカ「あ、はい!あ、ありがとうございました!」


男「多分また来るわー…」ヒラヒラ


シェスカ「…なんというか、変わった人だなあ…」



シェスカに会いました

シェスカ好感度2

セントラル


中央司令部


兵士A「まったく、昨日はあれから司令部に戻らないで…なにしてたんです?」


男「だから視察だって…いやー、なかなかいいとこだなセントラル!」


兵士A「……今日はちゃんと仕事してくださいね」


男「はいはい、わかったわかった」


兵士B(これまた途中どっか行かれそうだなー)


男「さてさて、今日も1日がんばろうー」



自由行動安価(あと1ターン)

1 軍法会議所にいく

2 アームストロング少佐のとこにいく

3 セントラル市内を視察にいく


安価下3まで多数決

中央司令部


軍法会議所


男「ここか…ヒューズ中佐はなんかあったらって言ってたが」


ヒューズ「よう男!」


男「ああ、どうもヒューズ中佐」


ヒューズ「んな硬い反応すんなよ、階級同じなんだしよ!」


ヒューズ「なんか用か?早速困り事か!?」


男「仕事ですよ、ちょっと会議所の資料でウチで必要なのがありまして」


ヒューズ「なんだよ、それなら言ってくれりゃ様子見がてら届けてやったのに」


男「いやいや、これくらいならね」


ヒューズ「ところでどうだい、ここでの仕事にゃ慣れたか?」


男「まだ2日ですよ?さすがにまだ慣れませんよ」


ヒューズ「そうか?まぁ、早めに慣れとけよ?」


ヒューズ「せっかく中央の栄転なんだから、仕事できないと出世に響くぞ~?」


男「ははは、ええ、わかりました」


ヒューズ「あ、そういやさ」


男「はい?」


ヒューズ「あんたの二つ名のことなんだけどよ…」




自由安価判定

男の二つ名と錬金方法は?


安価下5まで候補


二つ名とどういう錬金術を用いるか自由安価

出揃ったら決戦投票

出揃ったので安価判定

1 氷槍の

2 合金の

3 暴水の

4 烈風の

5 雷電の


安価下10までで多いの

セントラル


軍法会議所


ヒューズ「雷電の錬金術師、だったよな?」


ヒューズ「雷電ってくらいだから、やっぱり電気を使うんだよな?」


男「ええ、そうですけど…」


ヒューズ「ってことは…あんたがいれば司令部の電気代が浮くってことだな!?」


男「っそんな発電機みたいな…」ガクッ


ヒューズ「なんでだ?便利でいいじゃないか人間発電機!」


男(まぁ、最初はそういう使い方も考えたことあるけど…)


ヒューズ「…まぁ、冗談はともかくだ!」


ヒューズ「しっかり頑張れよ、雷電の錬金術師殿!」


男「はぁ…」


ヒューズ「わっはっはっはっ!」


男「…悪い人ではなさそうなんだがな」



ヒューズの好感度が3になりました

二つ名が雷電の錬金術師となりました

錬成方法の安価忘れてました


錬成方法安価

1 両手のひらに錬成陣を仕込むタイプ(キンブリータイプ)

2 手袋に錬成陣を仕込むタイプ(マスタング、コマンチタイプ)

3 武器に錬成陣を仕込むタイプ(アームストロングタイプ)

4 その他自由安価


安価下5まで多数決

錬成方法も決まりましたので男のステータスを…


名前 男

性別 男

所属 アメストリス国軍 中央司令部勤務 国家錬金術師

二つ名 雷電の錬金術師

錬成方法 両手のひらの錬成陣を重ね合わせることで錬成

スキル なし


現在の好感度
中央司令部
ヒューズ 好感度3(良い同僚)
アレックス 好感度2(普通の同僚)

その他
シェスカ 好感度2(ちょっと変わった人)


・スキルについて
錬金術以外にも格闘術や射撃術などのスキルが手にはいる場合があります
スキルを手に入れると錬金術以外の戦闘方法ができるのでコンマに補正を与えることができます

スキルになければ一般的な兵士と同じレベルだと考えてください

セントラル


中央司令部


男「今日は大総統から呼び出しを受けているんだが……」


男「よく考えたらこっちで大総統とお会いするの初めてなんだよな」


男「…少し緊張する」



大総統執務室


男「大総統閣下、失礼いたします!」


男「男中佐、ただいま参りました!」


ブラッドレイ「おお、よく来てくれたな男中佐」


男「はっ、なんでも急を要するとのことですが…」


ブラッドレイ「うむ…君はアイザック・マクドゥーガルという人間を覚えているかね?」


男「…元国家錬金術師、氷結の錬金術師でしたね」


男「イシュヴァール殲滅戦の後、国家資格を返上し…反体制運動に身を投じていて…」


男「…最近はかなり過激なテロまがいのことを行っている、と聞いてますが」


ブラッドレイ「そこまで知っているのなら話が早い」


ブラッドレイ「そのアイザックがどうやらセントラル市内に潜伏しているとの情報が入った」


ブラッドレイ「君にその捕獲作戦に参加してもらいたい」


男「ご命令とあらば、全力で参加させていただきます!」ビシッ


ブラッドレイ「よろしい、さて君には…」



コンマ判定

91~99 グラン准将の指揮下のもと、焔、鋼の両錬金術師たちと協力して捜査してくれたまえ
41~90 焔の錬金術師の指揮下のもと、鋼の錬金術師たちと協力して捜査してくれたまえ
11~40 焔の錬金術師の指揮下に入ってくれたまえ
06~10 君が指揮をとり、アームストロング少佐らと協力して捕らえてくれ
01~05 人手が足りなくてな、君が指揮をとり捕らえてくれ

コンマ下2

コンマ判定31


大総統執務室


ブラッドレイ「ちょうど今東方司令部から焔の錬金術師が来ておってな」


ブラッドレイ「今回の件、彼の指揮に任せてみようと思うのだよ」


男「焔の錬金術師…ロイ・マスタング大佐でありますか」


男「それは心強い…わかりました、これよりマスタング大佐の指揮に入ります!」


ブラッドレイ「うむ、君たちの働きに期待しているよ」


ブラッドレイ「では早速向かいたまえ」


男「ハッ!」ビシッ



中央司令部



男「アイザック…セントラルに来て一体なにをするつもりだ…?」


男(イシュヴァール殲滅戦の後、国家資格を返上した錬金術師は何人もいたが…)


男(奴はその中でも過激な行動に走っている…もし、その危険思想でセントラルで暴れまわられたら…)


男「…とにかく、急ごう」スタスタスタ


セントラル


中央司令部


マスタング「来たな、雷電の」


男「ハッ、大佐の指揮に入るよう大総統より指示をいただきました」ビシッ


男「まさか、こうしてまたイシュヴァールの英雄とお会いできるとは」


マスタング「…そうか、イシュヴァール以来だったな、元気そうでなによりだ」


男「いえ、……と、それより…」


マスタング「ああ、そうだな、アイザックの確保についてだが…」


マスタング「セントラル市内に入ったことは間違いないのだが…潜伏場所などについては現在憲兵が捜索している」


マスタング「…さらに、ついさっき入った情報によると…捜索中の憲兵がまるで凍りついたように殺されているのが発見されている」


男「…奴、ですね」


マスタング「ああ、すでに鋼の錬金術師とアームストロング少佐が街に出て探しまわっている」


男「鋼の錬金術師…たしか12で国家資格を取ったという天才錬金術師ですか」


マスタング「ああ、たまたまセントラルに来ていたのでね、使わせてもらうことにした」


男(タイミング悪いな、かわいそうに…)


マスタング「君も街に出て捜索に加わってくれ」


マスタング「なんなら現場指揮をとってもかまわん」


男「わかりました、それじゃ早速いってきますね」クルッ


マスタング「期待しているよ、雷電の」


男「はっ」ビシッ


ロイ・マスタングに会いました

マスタングの好感度が2になりました

セントラル


市街


男「…それで、被害状況は?」


憲兵「はっ、現在憲兵を総動員して捜索に当たっているのですが……」


憲兵「すでに5名、アイザックのものと思われる襲撃で……」


男「…そうか、わかった」


男「奴の目的がわからん以上、しらみ潰ししかないか…?」


男「…そうだ、鋼の錬金術師とアームストロング少佐は?」


憲兵「ええっと…少佐は通りを中心に、鋼の錬金術師殿は路地裏に目をつけて捜索しているようです」


男「そうか……」


男(少佐はともかく…鋼の錬金術師のほうは少し心配だな…)


男(国家錬金術師とはいえたしか軍属ではなかったハズ…さて、どうしたものか…)



安価判定

1 少佐の援護のために通り沿いに捜索を行う

2 鋼の錬金術師の援護のために路地裏に向かう

3 軍の施設狙いに当たりをつけて施設の周囲の捜索にあたる


安価下5まで多数決

セントラル


市街


男(…どうせ当たりもつけられんのだ)


男(だったら…)


男「よし、オレは路地裏の捜索に加わる」


男「不用意な接近はするな、全部隊に徹底させろ!」


男「アイザックを見つけ次第連絡、いいな、深追いはするなよ!」



憲兵「了解!」


男「よし、いくか……!」



路地裏


男「…といっても路地裏なんてセントラルに大量にあるもんな」


男「一応こっちにも憲兵は来ているが…これ今夜中に見つかるのか…?」


男「……!」


男「なんか変な音が……あっちか!」タタタタ


コンマ判定

61~99 アイザックを発見
31~60 鋼の錬金術師とアイザックの戦闘中だった
01~30 アイザックがちょうど憲兵に連行されるところだった

コンマ下2

コンマ41


路地裏


アイザック「バカな…水があれば沸騰するハズだ!?」


エド「コートが……台無しじゃねーか」バサッ


アイザック「錬成陣を使わない錬成…そして機械鎧の右腕……」


アイザック「鋼の錬金術師…エドワード・エルリックか…!?」


男(…これは意外だな…あれが鋼の錬金術師か……)


男(……軍属でないからてっきり無理やり駆り出されたのかと思ったら、あの子かなり強い…)


男(おまけに錬成陣なしに錬成?どんな天才だよ…)


男(…横の鎧も強そうだし、少し様子を見るか…)


アイザック「……そっちじゃないのか?」


アル『ああ…えっと、僕は弟のアルフォンス・エルリックです』


アイザック「こんなチビが…」


エド「誰がドチビかあっ!!」ブチッ


エド「この…!」パァンッ


アイザック「ぬがっ!?」ズガガガガァン


男(ひゅーっ、やるねえ…)

セントラル


路地裏


憲兵「さすが鋼の錬金術師、エドワード・エルリックさん」


憲兵「ご協力ありがとうございました!」


アル『あの、だから僕は弟のアルフォンスで…』


男「いやいや、本当二人とも大したもんだ」


憲兵「あっ、男中佐!」


エド「よし、終わり…ってあんた誰?」


男「はじめまして鋼の錬金術師、オレは国軍中佐の男だ」


エド「ふーん、中佐ねえ」


男「さっきの戦い見てたぞー、いやなかなか凄腕じゃないか」


男「とても14、5の人間ができるこっちゃない」


エド「ふふーん、まぁ、それほどでもあるけどね?」


男「ところで、さっきの錬成なんだが……」


憲兵「っ、アイザック!?」


エド「!?」


男「!?」



コンマ判定

31~99 アイザックを見失わずに追跡(VSアイザックへ)
01~30 アイザックを見失った(マスタングの好感度-1)

コンマ下2

コンマ判定69


路地裏


憲兵「うわあっ!?」


憲兵「ぐあっ…!?」


エド「くっ…!?」


アル『うわっ…!?』


エド「くそっ…水蒸気か…!!」


アル『兄さん、奴が…!!』


エド「っ…!いない…!」


エド「くっそー…ナメやがって!」


アル『…あれ?さっきの中佐さんは…』





アイザック「はぁ…はぁ……ふぅ…」


アイザック「フン…詰めが甘い…やはり子どもか」


「そうだな、やっぱり様子を見ていてよかったよ」


アイザック「っ!?」バッ


男「相手は元国家錬金術師…警戒しすぎるなんてことはない」


男「おかげで見失わずに済んだ」


アイザック「……雷電の錬金術師、か」


男「そうだ、イシュヴァールでは見た顔だな氷結の錬金術師」


アイザック「フン…オレを捕まえに来たということか」


男「ああ、大総統からの直々のご命令なんでな」


アイザック「ブラッドレイ…奴が、イシュヴァールでオレたちになにをさせたか、忘れたのか!?」


男「……」

イシュヴァール


男『………』


イシュヴァール人『っ……』ガタガタガタ


男『………』パンッ


イシュヴァール僧『この野郎ぉおおおお!!』


男『………』バチチチチチチチチッ


イシュヴァール僧『うぎゃああああっ!!』バチチチチチチチチッ


イシュヴァール僧『……』ドクドクドク


男『………』ギロッ


イシュヴァール人『ひっ………!?』



ギャアアアアアアアアア……


セントラル


路地裏


男「…ああ、忘れるものか」


アイザック「ならばなぜ貴様はその軍服に袖を通している!?」


アイザック「あんなことをさせた、腐りきった軍に、なぜしがみつくのだ!?」


男「………」



男の目的安価判定

1 大総統となって軍を変えるため

2 軍としてそれ以上の人々を救うため

3 戦闘が好きだから

4 その他自由安価


安価下7まで多数決、その後決戦投票

決戦投票安価判定


1 大総統となって軍を変えるため

2 軍としてそれ以上の人々を救うため

3 戦うのが好きだから

4 考えたってしょうがない、なるようにしかならない

5 小より大を救うため、犬でもなんでもなる

6 軍に逆らってなんになる、長いものには巻かれろさ

7 錬金術の探求のため、軍はその副業


安価下7まで多数決

セントラル


路地裏


男「アイザック、確かにオレたち国家錬金術師はあの戦いで地獄を見た」


男「だが、それで軍を抜けてどうする?」


男「結局またどこかで、あのイシュヴァールのような悲劇が起こるだけだ」


アイザック「ふざけるな!だからこそブラッドレイを討ち、この腐った軍を…」


男「いいや、そんなやり方は間違っている!」


男「お前は事実、なんの罪もない憲兵を何人も殺している…!」


男「それが正しいやり方だというのか!?」


アイザック「……大事を成すための犠牲だ、仕方あるまい」


男「…間違った方法で得た結果は、やがて自分のクビを締めるだけだ」


男「だからオレは、この国を中から変える…!」


男「オレが大総統となって、軍を、この国を、変えてやる!!」


アイザック「………世迷い事を」


アイザック「仮にお前が大総統になるまで…オレに待っていろというのか?」


アイザック「……待てるわけがない、いやそもそもそんな不確実なやり方に従うつもりなどない!」


男「……アイザック」


アイザック「それに、…お前が大総統になったところでこの国は変わらん」


アイザック「いや、そもそも変わりようがないのだ」


男「なに…?」


アイザック「問答はここまで、お前の理想論に付き合う暇などない!」


アイザック「お前を殺し、逃げさせてもらうぞ…雷電の錬金術師!」ズアッ

セントラル


路地裏


アイザック「はぁっ!」バシャーッ


男「っ…!」ヒョイッ


アイザック「ずぁっ!」ビキビキビキ


男「っ、なるほど…氷と高圧水流の刃か!」ヒラリ


アイザック「オレの錬金術の属性は水!」


アイザック「大気中の僅かな水分までもオレの力となる!」ビシャッ


ドカーンッ!!


男「っ、危な……っ!水蒸気爆発まで…!」


男「やらせるかよ…!」パンッ



コンマ判定

81~99 うまくアイザックの身体を痺れさせた
51~80 予想外の反撃でつい殺してしまった
01~50 あと一歩のところで不意を突かれて逃げられた


コンマ下2

コンマ判定12


路地裏


アイザック「くらえ!!」ビキビキビキ


男「遅い!!」バシッ


アイザック「なっ……!?」チチッ


バチチチチチチチッ!!


アイザック「あ……がぁ……!?」バチッ…バチッ…


男「オレの錬金術を知ってるからか、氷の刃で接近戦を仕掛けるのはいいが…」


男「近づけばその分、あんたの体に電流を流すことも容易いってことだ」


アイザック「ぐっ……うぐっ……」


男「威力は抑えたぞ、このまま連行させてもらう」


男「その後どうなるかは大総統次第だがな」スタスタ


アイザック「ぐっ……お前の錬金術は…知っていた…」


アイザック「だから……」


アイザック「対策はしてきたのだ!!」ビリィッ


男「っ…!?」


男(服の下に…体表を凍らせて絶縁を……!?)


アイザック「はっ!」ボシュウッ


男「くそっ…!また煙幕…!!」


男「この……待てアイザック!!」




アイザック「はぁ……はぁ……」


アイザック「ぐっ…自分の体を凍らせたのと…奴の電流が……!」フラッ


アイザック「おのれ……雷電の……!」

セントラル


中央司令部


マスタング「…で、揃ってまんまと逃げられたというわけかね」


男「…申し訳ありません」


エド「けっ、自分はなんもしてないくせに…」


マスタング「そもそも、中佐が1人で捕らえにいったのは君が逃したからではないのかね?」


エド「うぐっ…!?」


マスタング「相手を甘く見てたようだな」ヤレヤレ


エド「あいつ…そもそも何者だよ」


マスタング「だから説明を聞けといったろう…それを、君はさっさと捕まえてくるから…」

エド「あーあーわかりました、悪うございましたよ」


マスタング「…年長者の言うことは素直に聞いとくものだ」


男「…私はすぐに捜索に戻ります、では」


マスタング「ああ、引き続き頼む」


男「はっ!」ビシッスタスタスタスタ


エド「…ふーん」


アル『どうしたの兄さん?』


エド「いや、あの中佐、文句の1つも言わないんだなって」


マスタング「君と違って彼は軍人だからな」


エド「……軍人、ね」



エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックと知り合った

エドの好感度が2に、アルの好感度が2になった

セントラル


中央司令部


男(言い訳するつもりはない、完全に油断した…)


男(次見つけたときは今度こそ奴を捕らえないと……)


男「とはいえ、闇雲に探して見つかるもんでもないしなあ…」


男「さっきのはたまたまエドワード君との交戦状態に居合わせることができたからよかったものの…」


男「…このまま司令部に詰めて情報を待つのもありだが…さて」


部下A「中佐!」


男「おう、どうした?」


部下A「それが、中央刑務所の憲兵が…」ゴニョゴニョ


男「…なに、アイザックの?」


部下A「はい、殺され方からして間違いないかと…」


男「…なんでそんなところに」



安価判定

1 とりあえず中央刑務所に行ってみる

2 もう街に逃げたハズ、探しに行こう


安価下5まで多数決

セントラル


中央刑務所


男「…やはりいつまでもいるわけないよな」


部下A「目撃者を探したのですが、手がかりは……」フルフル


男「そうか、ありがとう」


男(しかし死体は凍結されていた…これは間違いなくアイザックの手によるもの…)


男(軍から逃げているハズのアイザックがなぜリスクをおかしてまで刑務所に来たんだ…?)


男「おまけにこの房は……」


男「…話を聞くしかないよな」スタスタ


男「少し外で待っててくれ」


部下A「え、あ、はい!」





男「………」ギイッ…ガシャァン


男「…久しぶりだな、紅蓮の錬金術師」


「…おや、これは懐かしい声だ」


男「ああ、お前の声を聞いてると…あの地獄を思い出すよ」


「地獄、ですか…私にとっては天国でしたがね…?」


男「…相変わらず理解の外にいるな、爆弾狂」


男「ゾルフ・J・キンブリー」


キンブリー「くっくっくっくっ…」


セントラル


中央刑務所


男「2時間前から1時間前、氷結の錬金術師アイザック・マクドゥーガルがこの刑務所に侵入した」


男「お前の房を見張っていた兵士を1人殺害している」


男「…アイザックとなにを話した?」


キンブリー「私が氷結の錬金術師と?」


キンブリー「…はっはっはっ、なかなか面白い冗談ですね」


男「この状況でまさかお前と話さずなにも接触しませんでした、なんて子どもでも分かる嘘を言う意味はないだろ?」


男「アイザックは危険をおかしてまでお前に会う理由があったハズだ」


男「答えろ、なにを話した?」


キンブリー「はっはっはっ、いやそんな嘘を言うつもりはありませんけどね」


キンブリー「私が不思議なのは、なぜ私があなたの捜査に協力すると決めつけられるのかという点です」


男「…っ!?」


キンブリー「私にはあなたに協力する理由がない」


キンブリー「なのにあなたは協力してもらうことを当然のように話している」


キンブリー「なかなかおもしろい冗談だとは思いませんか…?」


男「…もしアイザックと共謀しているならさらにお前の罪と…」


キンブリー「上官を5名も殺した私の罪が今さら増えようと大した変わりもないでしょう?」


男「…っ」

セントラル


中央刑務所


男「……」


キンブリー「……」


キンブリー「…けどまぁ、いいです、協力してあげましょう」


キンブリー「せっかくかつての戦友が尋ねてきたのですからね」


男「…戦友ねぇ…?」


キンブリー「彼はどうやら私に協力を求めに来たようでした」


キンブリー「私の罪状を聞いて、私も反体制側の人間だと考えたのでしょう」


男「…それに対してお前は……」


キンブリー「無論断りましたよ」


キンブリー「私はそんな高尚な考えでもって彼らを殺したわけではありません」


キンブリー「殺したいから殺した…ただそれだけです」


男「殺したいから殺した…?」


キンブリー「ええ、それ以上の理由などありませんよ」


男「……」



安価判定

1 わかった、邪魔したな

2 その他にアイザックはなにか言ってなかったか?

3 お前、なにか隠しているな?


安価下5まで多数決

セントラル


中央刑務所


男「…その他にアイザックはなにか言ってなかったか?」


キンブリー「いいえ特には…」


キンブリー「ああ、まぁ強いて言えば大総統への恨み言なんかですかね」


キンブリー「彼はイシュヴァールのことを強く恨んでいたようですから」


男(ブラッドレイ大総統への恨み言……)



アイザック『それに…お前が大総統になったところでこの国は変わらん』


アイザック『いや、そもそも変わりようがないのだ』



男(あの言葉……)


男(…ブラッドレイ大総統が恨みの対象であることはもう間違いない)


男(ならあの言葉は一体……)


キンブリー「…どうかしましたか?」


男「!いや…なるほど、それだけか」


キンブリー「まったく理解に苦しむ…我々は人間兵器となることを了承して国家錬金術師となったハズだというのに…」


男「お前ほどイカれてしまえばなにも感じないだろうが…」


男「まともな感覚であんな戦場にいたなら…そうなるのも無理はないかもな」


キンブリー「ふぅ……そもそも戦場なんている特殊な場に正統性を求める方がおかしい」


キンブリー「そうは思いませんか?」


男「…邪魔したな」ギイッ…ガシャァン


キンブリー「…やれやれ、相変わらずおもしろい人だ」


キンブリー「♪」

セントラル


中央司令部


男「………」


部下B「どうかしたんすか中佐?」


男「…!、いや、なんでもない」


男「アイザックの所在はどうなった?」


部下A「中央刑務所に侵入した後の足取りは依然…」


男「そうか……仕方ない、オレも現場に向かおう」


部下B「当てはあるんスか?」


男「手がかりがないなら脚で探すしかないだろ?」


部下B「脚……スか」


男「お前たちも手伝え、見つけ次第連絡しろよ」


部下A「えっ、あ、はい!」


男「間違っても深追いなんてするなよー!」スタスタ


部下B「…見つかると思います?」


部下A「…これは残業確定ね…普段仕事しないくせにこういうときは……!」


部下B「ふぅー……」ヤレヤレ



コンマ判定

81~99 路地裏を探してたらたまたま遭遇した(戦闘へ)
51~80 アームストロング少佐の戦闘中に発見した(戦闘へ)
31~50 夜までかかったが、路地裏で発見した
01~30 夜になっても見つからず、市内に巨大な氷壁が出現した


コンマ下2

コンマ判定56


アイザック「………」カリカリカリ


アイザック「よし……っ!?」バッ


ズガガガガガッ!!


「我が錬成をかわすとはさすがはアイザック殿…!」


アイザック「その声……アームストロングか!」


アレックス「如何にも!!」ドカァンッ


アレックス「豪腕の錬金術師、アレックス・ルイ・アームストロング!!」ムキィン


アイザック「喰らえ!!」バシャアッ


アレックス「ぬぅっ!!」


アイザック「高圧の水は何物も切断する!」


アレックス「我が拳の前には…無意味ですぞ!!」


ドカァンッ!!



男「っ、この騒音…近いな!」


男「あっちか!」タタタタ



アイザック「ちぃ……!」


アレックス「むぅぅぅ……!」


男「アイザック!」


アイザック「っ、…また貴様か…!」


男「少佐が大暴れしてくれたおかげでな…見つけるのももう少しかかると思ってたが…」


アレックス「諦められよ、アイザック殿…!」


男「…マスタング大佐より殺害も許可されている」


男「投降しろ、アイザック…!」


アイザック「…ほざけっ!」バシャアッ


男「っ…!」

セントラル


路地裏


アイザック「投降などするものか!!」バシャアッバシャアッ


男「っ、この……!」


アレックス「往生際が悪いですぞ!!」ブンッ


アイザック「甘い!!」ボシュゥウウウウッ


アレックス「ぬぐっ…!水蒸気…!」


男「何度も同じ手を……!」パァンッ


バチチチチチチチッ!!


男「錬成反応と電流の光で影を……!」


アイザック「………っ」ピキキッ


男「見えた!」


男「左だ、少佐!!」


アイザック「っ!?」ブンッ


アレックス「ぬおっ!!」バッ


アイザック「くそ……先にお前をどうにかせねばならんか…」


アイザック「雷電の錬金術師ぃ!!」タタタタ


男「来るっ……!」


男(……どうする…!?)



安価判定

1 もう逃がすわけにはいかん、殺すつもりで戦おう

2 できることなら殺さずに捕縛しよう


安価下5まで多数決

セントラル


路地裏


男(っ……やはり、捕縛を…!!)


男「っ……ええい!」パァンッ


男「おとなしくしろアイザック!」バチチチチッ


アイザック「その手は喰わん!!」ブンッバサッ


男「っ…!?なんだ……!?」


男(なにかの粉塵……?水蒸気……マズイ!!)


男「少佐!!物陰に隠れろ!!」



アイザック「っ!」ピンッ



ドカァアアアアンッ!!


アレックス「ぬおおおっ!!」バッ


男「くあっ……!」



コンマ判定(迷った隙を突かれたためコンマ不利に)

91~99 それでも見失わずに失神させた(アイザック捕縛)
81~90 またも逃げられるも手傷を負わせた
61~80 またも逃げられるもアームストロング少佐が手傷を負わせた
31~60 またも逃げられた
11~30 爆発を少し喰らってしまった(アイザックそのまま原作ルート)
01~10 爆発をまともに喰らってしまった(原作ルート+負傷、しばらく入院)
00 それでも見失わずに別の路地裏に追い詰めた(アイザック捕縛+α)

コンマ下2

コンマ判定03


路地裏


男「ぐあああっ!!」ドサッ


アレックス「くっ……!男中佐!!」


男「う……ぐっ…!!」


アイザック「………フン」タタタタ


アレックス「中佐、しっかりしてくだされ!!」


男「お、オレのことより……アイザックを……!」ジワアッ……


アレックス「し、しかし……!!」


男「は、早く……!」


アレックス「ぬぅぅぅぅっ、誰か!誰かおらんか!?」


男「く……そ………」ガクッ




マスタング「なに!?男が……!?」


ホークアイ「現在負傷し、アームストロング少佐がセントラル市内の病院に運ばせたようです」


マスタング「……まさか雷電の錬金術師が不覚を取るとはな」


マスタング「……仕方ない、私が出よう」



マスタングの好感度が1に下がった

セントラル


病院


男「……う……」


部下A「…!中佐、目が覚めましたか!?」


男「……ここ、は…」


部下A「病院です、覚えていられますか?」


男「……病院……たし、か……」


男「…そうだ!アイザック!!?」ズキッ


男「てててててっ……!!」


部下B「無茶せんでくださいよ、中佐ぁ」


部下B「あの爆発でぶっ飛んで、かなり痛めつけられてんスから」


男「……そうか、アイザックにやられて…」


男「……アイザックはどうなった?」


部下A「…アイザック・マクドゥーガルは3日前、逃亡中のところを大総統閣下自らが粛清しました」


男「…ブラッドレイ大総統が…!?」


部下B「なんでも閣下自ら捜索に加わってたらしいスからね」


部下B「ひでぇもんスよ、ズタズタでしたからね」


男「……そうか…」



アイザック『それに…お前が大総統になったところでこの国は変わらん』


アイザック『いや、そもそも変わりようがないのだ』



男(結局……あの言葉はどういうことだったんだろう……)


男(確認しようにも、逝っちまったからな……アイザック…)




アイザック・マクドゥーガルが死亡しました

セントラル


病院


男「意識は戻っても入院は続行か…」


男「部下Aはまーた仕事が増えるって睨んでたっけか……」


男「うーむ、本当に暇だ……」



自由行動(ただし入院中のため行動制限)

1 とりあえず寝てるか…(見舞いの可能性)

2 いや、寝ている場合じゃない!抜け出してやる!(コンマ失敗で見つかるor悪化)

3 …こんな時こそ研究書でも読み漁るか(錬金術がパワーアップするかも…?)


安価下5まで多数決

そういえばこれ死んだ時のペナルティ何なんだ?錬金術レベルとかあるわけじゃないし銃とか格闘のレベルもない以上死に戻りなしでキャラロスト?

>>150
今回もデスペナありで、スキルを保持していればスキル消失orレベルダウンをペナルティとしています

つまりなんのスキルもない今は死に得です

セントラル


病院


男「…余計なことしないで寝ておこう」


男「そもそも身体治さにゃなんもならんからなあ……」


男「………」


男「ここでカッコいいナイト様とかだったら片想いしてるかわいい女の子や美人の女上司とかがお見舞いに来てくれるんだろうなあ……」


男「………」チラッ


男「そんな上手い話あるわけ………」



コンマ判定

91~99 マスタング大佐がお見舞いに来てくれた
71~90 エルリック兄弟がお見舞いに来てくれた
51~70 ヒューズ中佐がお見舞いに来てくれた
31~50 アームストロング少佐がお見舞いに来てくれた
11~30 検診のお時間よー
01~10 ブラッドレイ大総統がわざわざお見舞いに来てくれた
00 なんだか夢を見ていたようだ…(???)


コンマ下2

コンマ判定35


病院


アレックス「大丈夫ですかな中佐ぁ!?」ムキィン


男「お、おう……なんとかなぐへぇ!?!?」グキィッ


男(現実は筋肉モリモリマッチョマンの変態に抱きつかれるとか…なんだこれ!?前世でどんな業を積んだんだ!?)



アレックス「申し訳ない……我輩がついていながらあのような失態を…」


男「げほっ、げほっ……い、いや…あれは少佐のせいではないよ」


男「…完全にオレの失態だ、指揮を任せてくれた大佐や期待してくれた大総統閣下に顔向けできん」


アレックス「………」


男「せっかく中央に来れたというのに…これは飛ばされるかもな」ハハハ


アレックス「…失礼ながら」


男「ん…?」


アレックス「あのアイザックと対峙した一瞬…」


アレックス「我輩には男中佐が迷っているように見受けられました」


男「………」

セントラル


病院


男「………それで?」


アレックス「男中佐は…あの一瞬になにを考えておられたのですかな?」


男「………」




男『ああ、お前の声を聞いてると…あの地獄を思い出すよ』


キンブリー『せっかくかつての戦友が尋ねてきたのですからね』


男『…戦友ねぇ…?』




男「……甘さだよ、オレの」


男「ただ、かつて一緒にあの地獄を見た関係だったから…」


男「なにもオレの手で殺さなくても…と、そう思っただけだ…」


アレックス「………なるほど」


男「軍人としてあるまじき発言だな…できれば上には伝えないでもらいたいもんだ」


アレックス「…我輩はなにも聞いておりません」


男「そうしてくれると助かる」


アレックス「ただ一言……」


アレックス「我輩も同じ気持ちではあります……とだけ…」


男「……そうか」


アレックスの好感度が3になりました

セントラル


病院


男「ようやく少しずつ体が動いてくれるようになったな…」グッグッ


男「もうそろそろ退院してもいい頃だと思うんだがなあ…?」


男「…医療系の錬金術でも学んでおけばよかったかな」


男「ただ医療系ってなると…シンにでも行かなかったら無理だよなあ」


男「師匠も別に医療系得意だったわけじゃなかったハズだし……」


男「……んー、暇だ!」



自由行動(ただし入院中のため行動制限)

1 やっぱり寝て早く治そう

2 やっぱり抜け出してやる!

3 …研究書とか本とか読み漁って気を紛らわすか


安価下5まで多数決

セントラル


病院


男「…やっぱり暇だと眠くなってくるよなあ」


男「これなら司令部で書類仕事を片付けてたほうが有意義だったわ」


男「んー……よし、寝よう」


男「寝れば回復寝れば回復……」


男「……」zzz



コンマ判定

91~99 マスタング大佐がお見舞いに来てくれた
71~90 ヒューズ中佐がお見舞いに来てくれた
51~70 アームストロング少佐がお見舞いに来てくれた
31~50 たまたま病院に来てたシェスカがお見舞いしてくれた
21~30 検診のお時間よー
11~20 大総統閣下がお見舞いに来てくれた
01~10 ???がお見舞い()に来た
00 なんだか夢を見ていたようだ…(???)

コンマ下2

長らく行方不明になってて申し訳ないです、まだ見ている方がいらっしゃれば続き書いていきます

とりあえず長らく消えてたOWABIとしてコンマ振り直し券1と巻き戻し券1をストックしておきます


コンマ判定60


アレックス「具合はどうですかな男中佐!!」バターン


男「……ああ、まぁまぁだ」


男(…なぜオレの見舞いには少佐しか来んのだ……)


男「軍のほうではなんかあったか?」


アレックス「そうですな…先日、マスタング大佐が東方司令部に戻られましたな」


男「…そうか」


男(…結局大佐の指揮下ではろくにいいとこ見せられなかったからな)



男「他には?」


アレックス「あとはそうですな……男中佐の部下の方が仕事中に男中佐のことで文句をぶつぶつと…」


男「よーするになんもなかったわけね、はいはい」


アレックス「なかなか苦労しているみたいですぞ、男中佐も早く復帰できるといいですな!」


男「その様子だと復帰したときに書類仕事全部押しつけられそうだけどな」


アレックス「中央でも書類仕事嫌いの中佐として有名になりつつありますからな」ハッハッハッ


男「錬金術の研究でもなければあんな文字ばっか読んでられるか…」


男「……ところで少佐」


アレックス「む?なんですかな?」


コンマ判定(特にスキルなし)
81~99 本当にそれだけか?(スキル:洞察レベル1入手)
31~80 後ろの二人は?
01~30 ただの世間話でおしまい

コンマ下1

コンマ87(スキル:洞察レベル1を入手)

相手の発言の違和感などに気づきやすくなり、コンマ判定が有利に



男「本当にそれだけか?」


アレックス「…と、言いますと?」


男「ここしばらく、少佐がよく見舞いに来てくれているが…」


男「いくらなんでもその頻度がおかしい」


男「…まるでなにかから護衛しようとしてるか、もしくは監視しているのか…」


アレックス「…わ、我輩はオフで男中佐のことを心配して…」


男「……病室の外の少佐の部下、わざわざ見舞いの付き添いに来ているつもりだろうが…」


男「拳銃の携行、おまけに病室の中より外をずっとキョロキョロと…警戒してますってのが丸わかりだよ」


ロス「」ギクッ

ブロッシュ「」ギクッ


アレックス「……そ、それは…」


男「…なにより、その手甲、わざわざ見舞いにしてくるようなもんじゃないだろ」


アレックス「……やれやれ、さすがは男中佐ですな」


アレックス「そこまで気づかれてしまっていては仕方あるますまい…」


アレックス「本当はまだ万全でない中佐にお知らせするのもどうかとも思いましたが…」


アレックス「わかりました、お教えしましょう」

セントラル


病室


男「さっきの口振りだと監視というやりは護衛のほうらしいが…」


アレックス「…今年に入ってすでに4人、国家錬金術師が死亡しております」


アレックス「そのどれもがセントラル市内で何者かに襲撃されるというものです」


男「襲撃……?アイザックか?」


アレックス「いいえ、アイザックではありませぬ…」


アレックス「なぜなら4人目が襲われたのは数日前のこと…」


アレックス「そして殺されていた国家錬金術師は全員、まるで身体の内側からズタズタにされておりました…」


男「…アイザックの手口でもなく、奴が死んだ後も犯行が続いているってわけか」


男「で、犯人の目星は?」


アレックス「…未だに、しかし犯行がセントラル付近を中心に行われていることから…」


男「このセントラルに潜んでいる可能性が高いってか…」


男「なるほど、負傷して病院にいるオレは格好の餌食になりかねないってことか」


アレックス「バレてしまった以上、これまで以上に護衛をさせていただきますぞ」


男「わかったわかった…オレももうすぐ退院だし、それまでは護衛は任せるよ」


アレックス「では……」


男(…国家錬金術師殺し……アイザックのような反体制派によるものか……?)


男(あるいは………)



男が国家錬金術師殺しの情報を入手しました

セントラル


中央司令部


男「やー、諸君久しぶりだなー」


部下B「あれ、中佐今日から復帰でしたっけ?」


男「おう、長い間留守にしてて悪かったな」


男「今日からまた上司顔させてもらうとするよ」ハッハッハッ


部下B「いやー、それはどうっすかねぇ…?」メソラシ


男「うん?」


ドア「」バタァンッ


部下A「中佐!もうお身体は大丈夫なんですか!?」


男「おお、もうバッチリだ!」


部下A「よかった……私、ずっとお待ちしていたんです…!」ウルウル


男「そ、そうか?いや、それは悪いことしたな…まぁこれからはあんなことにならんようしっかり………」


ドサドサドサッ!!


書類の山「」


男「……なに、これ?」


部下A「中佐が入院中に貯まっていた仕事の書類一式……」


部下A「しっかり目を通しておいてくださいね!」ニコッ


男「………マジ?」


安価判定

1 たまには書類仕事に没頭しますか…(夜まで仕事場に)

2 軍法会議所にいく(ヒューズ好感度3)

3 アームストロング少佐のところにいく(アレックス好感度4)

4 書類仕事ダルいし、中央司令部をうろついてみるか…

5 書類仕事なんぞやってられるか!オレは視察に向かうぞ!!(さらに目的地選択)


安価下3まで多数決

セントラル


中央司令部


男「くそー……」カキカキカキ


部下A「いいですね!この書類の山が片付くまで今日は帰しませんから!!」


男「こんなん絶対残業確定コースじゃないか……」バンバンバン


男「はぁー、めんどっちいなあ…」カキカキカキ


部下A「文句を言う暇があったら手を動かす!!」


男「……これじゃどっちが部下かわからんな…」カキカキカキ


部下B「御愁傷様っすね、中佐」


男「…よし、中佐命令で代わりにお前がこの書類の山を……」


部下B「その分給料増やしてくれるってなら考えますけどねぇ…」


部下A「」ギランッ


部下B「っと、今のはなかったことに…」ソソクサ


男「……仕事熱心な部下だこと」カキカキカキ



夜まで書類仕事に追われていました

セントラル


市街


男「まったく、やっとこさ片付いたか…」スタスタ


男「あんな形式ばった書類なんて適当に済ませられればいいんだがなあ」スタスタ


男「同じ文字見るなら研究しているほうがよっぽど有意義だってのに……」スタスタ


男「ふわあっ……帰ろ帰ろ……」スタスタ


男「………」スタスタ…ピタッ




コンマ判定
31~99 何事もなく帰宅
06~30 誰かに尾けられてる…?
01~05 前方に人影…?

コンマ下1

コンマ判定06


男「……」


男「……」スタスタ


コソコソ


男(…尾けられてるな)


男(司令部を出てからということだから…軍の関係者の線よりは……)


男(…まさか、例の国家錬金術師殺しか……?)


男「……」スタスタ


コソコソ


男(…このまま家までついてくるつもりか)


男(…さて、どうしたもんか)



安価判定

1 適当にまくか

2 次の角で待ち伏せるか

3 まどろっこしいな、こっちから呼び掛けよう


安価下3まで多数決

セントラル


市街


男(まどろっこしいな、こっちから呼び掛けるか)


男「……」スタスタピタッ


男「…後ろの、尾けてきてるんだろ?」


男「オレになにかようか?」


…………………


男(…なかなか出てこないな)


男「…出てこないならこちらに敵意があると見なすが?」


……………スッ



コンマ判定
31~99 軍部の護衛だった
11~30 シェスカだった
01~10 傷の男襲来

コンマ下1

コンマ判定10


市街


「………」スッ


男「……もう一度聞こうか、オレになにかようか?」


「…雷電の錬金術師、男だな?」


男「……そうだが」


男(…おいおい、ついこないだその話を聞いたばっかりだってのに…!)


男(こいつはまさか……!)


「神の道に背きし錬金術師……」


傷の男「滅ぶべし……!!」ダッ


男「…っ!!」バッ


傷の男「……っ!!」ズォッ


男「…くっそ!!」パシンッ


傷の男「……!」


男「…ええいっ!!」バリバリバリバリッ


傷の男「……っ!」タタタタシュタッ


男「っ、速い……!!」


傷の男「それがお前の錬金術か…」タタタタ



男(っ、こっちは病み上がりだってのに……!!)



vs傷の男(スキルなし、男不利に)
コンマ判定
91~99 傷の男負傷(グラサンが割れ、正体がわかる)
71~90 傷の男軽傷(次のコンマ有利に)
51~70 戦闘拮抗(あと2回拮抗以上で傷の男が逃げる)
31~50 傷の男に間合いを詰められる(次のコンマ不利に)
11~30 傷の男に腕を掴まれる(男死亡判定)
01~10 傷の男に頭を掴まれる(男死亡)

コンマ下1

コンマ判定87


傷の男「っ!!」バッ


男「っとぉ!?」ビュッ


男「っくそ、本当速いな……!」パシンッ


男「まずはその足を止めないとな…!!」バリバリバリバリ


傷の男「っ!!」バッ


男(よし、空中に跳んだところで……!)タンッ


傷の男「っ!?」


男「おりゃっ!!」バキッ


傷の男「……っく!!」


ズザザザザザザ!!


傷の男「……なるほど、これまでの国家錬金術師どもとは一味違うようだ…」ジンジン…


男「…ってことはやっぱお前が噂の国家錬金術師殺しか」


男「なぜこんな真似をする!?」


傷の男「貴様ら創るものがいれば壊すものもいる」タタタタ


男「まともに答えるつもりはないってか……!!」パシンッ


傷の男「っ!!」ブンッ


男「そこぉっ!!」バチチィッ


傷の男「ぐっ……!!」ビリッ


傷の男「……くっ!」タンッ…スタッ


男「土手っ腹に思いっきり電流の塊をぶつけてやった……」バチッ


男(けど、かなりの反射神経だな……とっさに横に飛んで軽傷に抑えたか)



コンマ判定(男やや有利に)
71~99 傷の男負傷(グラサン割れて正体がわかる)
51~70 傷の男さらにダメージ(コンマさらに有利に)
31~50 戦闘拮抗(あと1回拮抗で傷の男が逃げる)
11~30 傷の男に間合いを詰められる(コンマ表元に戻る)
01~10 傷の男に腕を掴まれる(男負傷判定、男かなり不利に)

コンマ下1

コンマ判定97


傷の男「くっ………!」


男「国家錬金術師殺し……このまま拘束させてもらう」


傷の男「……神の道に背きし者は全て排除する…!!」


男「……神の道に背きし、ねぇ」


男「自分のことは棚に上げか?国家錬金術師殺しさんよ」


傷の男「……!」


男「…オレだってバカじゃない、目の前で何度も見せつけられりゃわかるさ」


男「お前のそれが錬金術だってことくらいは……な!!」パシンッ


傷の男「……っ!!」グッ


男「…でりゃあああああっ!!」バチチィッ


傷の男「……くっ!」ヒュッヒュッ


男「攻守交代、今度はこっちから攻めさせて…もらう!!」バリバリバリバリ


傷の男「ぐっ………!」ブンッ


傷の男(っ!?先ほどのダメージが……!)クラッ


男「っ、そこっ!」バチチチチチ


傷の男「……ぐっ!」ダンッドサッ


パキィンッ


男(…またしても急所は避けられた、が)


男「今度は頭部にダメージを負ったみたいだな」バチッ


男「さて、どうする?」


傷の男「…ハァ……ハァ……」スッ

セントラル


市街


傷の男「…ハァ……ハァ……」


電灯「」ジジッ


男「……?」


傷の男「……」スッ


男「…!?」


男「……褐色の肌に、赤目……!?」


男「…まさか、お前は……」



イシュヴァール僧『うぎゃあああああああ!!』バチチチチチチッ


イシュヴァール僧『』ドクドクドク


男『…………』ギロッ


うぎゃああああああああああああああ




男「…イシュヴァールの……民……!?」



憲兵A「おおい!!こっちだ!!」


憲兵B「こっちで大きな音が!!」


男「っ、見回りの憲兵がこっちに気づいたか!」


傷の男「……どうやら不利な状況らしいな」


傷の男「この場は引かせてもらおう」


男「っ、逃がすと思ってるのか?」


傷の男「…雷電の錬金術師よ、その命…神の元に返すこと、しばらく預けよう」


憲兵C「あれは…男中佐、ご無事ですか!?」


憲兵D「貴様、何者……まさか!?」カチャッ


憲兵E「例の国家錬金術師殺しの…!!」カチャッ



傷の男「だが忘れるな…貴様たち創るものを壊すもの…それがこのオレの存在だ!!」バシンッ


ドカァアンッ!!!!


男「…うおっ!!」グラグラグラ

セントラル


市街


ざわざわざわざわ…


憲兵A「崩落している……くそっ、とにかく足取りを!」


憲兵B「負傷者はいない!すぐにこの区域を封鎖して……」


男「………」


アレックス「ご無事でしたか男中佐!!」


男「ああ、なんとかな…」


ヒューズ「いやー、アイザックの時はいろいろ言われてたが、国家錬金術師殺しを撃退するなんて、やるな!」


男「…それは遠回しに逃がしたことを責めてるんですかね、ヒューズ中佐?」


ヒューズ「いやいや、生きててよかったってことだよ!」


男「ふぅ……しかし、まさかイシュヴァールの民とはな…」


男「どおりで錬金術師、特に国家錬金術師ばかり狙いに来るわけだ」


アレックス「………っ」


ヒューズ「…額に傷の、イシュヴァール人か」


ヒューズ「だがあんたが手傷を負わせたお陰でしばらく奴も派手なことはできないだろう」


男「……とはいえ、奴を捕まえないことにはこの被害も止まらないでしょう」


男「それほどに奴の、我々国家錬金術師への恨みは……」


ヒューズ「だな……ま、ひとまずはお疲れさん」

セントラル


市街


車「」キキッ


ブラッドレイ「…」バタン


ヒューズ「っ、ブラッドレイ大総統閣下!?」ビシッ


アレックス「っ!」ビシッ


男「……」ビシッ


ブラッドレイ「例の国家錬金術師殺しの襲撃があったと聞いてな」


ブラッドレイ「被害は?」


ヒューズ「はっ!負傷者はおらず、建築物に被害が出ただけです!」


ヒューズ「また、こちらの男中佐が標的とされましたが…」


ブラッドレイ「…そうか、君が撃退してくれたのだな男中佐」


男「はっ!…しかし、奴には逃げられてしまい…」


ブラッドレイ「なに、君が無事ならひとまずそれでよい」


ブラッドレイ「ヒューズ中佐はこの事件の担当かね?」


ヒューズ「はっ!」


ブラッドレイ「…必要な人員があれば申請したまえ」


ブラッドレイ「反逆者には鉄槌を下さなければならん」


ヒューズ「…はっ!」


ブラッドレイ「うむ、引き続き頼むよ」


ブラッドレイ「男中佐も、よくやったな」ハッハッハッ


男「はっ!」ビシッ


車「」バタンブロロロロ…



男「…傷のイシュヴァール人……」



国家錬金術師殺しの正体が判明しました

傷の男が負傷したのでグラン准将が死ななくなりました

ヒューズの好感度が4になりました
アレックスの好感度が4になりました
ブラッドレイの好感度が3になりました

セントラル


中央司令部


男「おはようさんー」スタスタ


部下B「聞きましたよ中佐、偉い目に会いましたね」


男「…まったくな、だがなんとか生きて帰ってこれたよ」


部下B「襲撃を受けたって聞いた時は、ついに死んだかって思いましたけどねえ…アイザックん時みたいに」


男「…アイザックの時も別に死んでないだろ、まったく…」


部下A「中佐ぁ!!」バタァンッ


男「お、おうおはようさん」


部下A「ご無事でなによりです!!私、中佐のことが心配で心配で……!!」ウルウル


男「…あー、いや心配かけてすまないな、というかそんなに心配してくれてたのか…」


部下A「とにかくご無事でよかった……これで……」ウルウル



ドサドサドサッ!!


男「………」


部下A「これでまた書類をお願いできますね!」ニッコリ


男「……え、昨日やったじゃん…」


部下A「入院中に貯まった書類はまだまだありますからね!」


部下A「さ、今日もはりきってお願いしますよ、中佐!」ニコニコ


部下B「……御愁傷様っす」


男「………」




自由安価判定

1 今日も今日とて書類の山と格闘だあ……

2 ヒューズ中佐のとこにいくか…(好感度4)

3 アームストロング少佐のとこにいくか…(好感度4)

4 司令部をうろついてみるか

5 書類なぞ知らん!!オレは視察に向かう!!


安価下3まで多数決

セントラル


中央司令部


男「………」カキカキカキ


男「…なんでオレは中央に来てからこんな書類仕事ばっかやってるんだ?」カキカキカキ


男「南にいたころはもっと視察とかにも行ったり研究もできていたのに…」バンバンバン


部下B「まぁー、南と違ってこっちは仕事量も多いってことじゃないっすかぁ?」


男「いや、だとしてもこれ多すぎるだろ…そのうちこの部屋書類で埋もれるんじゃないか?」カキカキカキ


部下A「ご心配なく、そうなる前に中佐にしっかり全部処理していただきますから!」


部下A「下手な心配はしないで結構です!さ、口より手を動かしてくださいね!」


部下B「……真面目だねぇ」


男「あまりに職務に真面目過ぎても困るんだがなあ…こっちとしては」カキカキカキ


部下B「いやー、でもいいじゃないですか、美人で真面目な口煩い部下なんて…」ヒソヒソ


男「お堅過ぎて貰い手がいるか心配だがな……」ヒソヒソ


部下B「あー、そこはほら、中佐がさ……」ヒソヒソ


男「いや、さすがに部下はないわ」ヒソヒソ


部下A「なにか言いました?」ニコニコ


男「よーし次はこっちの束片付けちゃうぞー!!」カキカキカキカキカキカキ


部下B「さって、オレも仕事仕事ーっと…」ソソクサ




東方司令部


マスタング「へっくし!」


ハボック「風邪ですかい大佐?」


マスタング「いや、なにやら噂されているような……」



1日書類仕事に追われていました

セントラル


中央司令部


男「…おはよう」


部下B「おはようございます中佐」


男「…どうせ今日も書類仕事だろうなあ」


男「ここんとこもう一週間近くも書類仕事ばっかりだからな…そろそろストレスがヤバそうだ」


部下A「まぁまぁ、それでももうかなり片付きましたから」


部下A「あともう少しですよ、中佐!」


男(ってかあんだけやってむしろまだ終わらないのかよ……)


男(オレ、完全に来る部署間違えたよなこれ……)


ヒューズ「いよう、元気かー男中佐ー!」


男「あれ、ヒューズ中佐…珍し…くもないか、ちょくちょくこっち来ますもんね」


ヒューズ「なんだー人が遊びに来ているみたいに言いやがってー?」


部下B(いや、遊びに来てるでしょ…)


部下A(ヒューズ中佐が来ると中佐が仕事しなくなるからあんま来てほしくないんだけど……)


男「……また奥さんや娘さんの自慢話ですか?」


ヒューズ「お、なんだ、聞きたいか?聞きたいか?」


男「いえ、それはまた今度に……」


男(ここ来るたびに同じような話ばっかだからな……)


ヒューズ「なんだつれないな…じゃあ今度取って置きの話を聞かせてやるよ!あっはっはっ!」


男「ははは……」


ヒューズ「ま、それはそれとしてだ…今日は仕事の話で来たんだ」


男「仕事の…?」

セントラル


中央司令部


男「綴命の錬金術師?」


ヒューズ「東部にいる国家錬金術師なんだが」


ヒューズ「奴さん、研究の際に非人道的な方法を用いたってんでな、こっちで裁判にかけることになったんだ」


男「…非人道的な方法…?」


ヒューズ「……なんでも自分の娘と飼い犬を使って合成獣を作った、らしい」


男「…っ、なるほど……」


ヒューズ「…で、だ、オレはその綴命の錬金術師ショウ・タッカーを中央に連れてこなきゃならんのだが」


ヒューズ「お前さんにもせっかくだから一緒に来てもらおうと思ってな」


男「…たかだか裁判予定の錬金術師を連れてくるのにオレを?」


ヒューズ「…これはまだ確定情報じゃないんだが」


ヒューズ「イーストシティに例の国家錬金術師殺し、傷の男の目撃情報が入っている」


男「っ、奴の……!?」


ヒューズ「無論確定情報じゃない…だが万が一ということもある」


ヒューズ「向こうにはロイもいるからな…」


ヒューズ「一度奴を撃退してるお前が来てくれると助かるんだが…」


男「…傷の男」



安価判定

1 ヒューズについていく

2 中央に残る


安価下3まで多数決



ちなみにイーストシティに行く場合…

コンマ判定
81~99 グラン准将も一緒に行くことに
51~80 アームストロング少佐も一緒に行くことに
01~50 錬金術師は男中佐のみ

コンマ下1

セントラル


中央司令部


男「というわけでしばらく東方司令部の方に行ってくる」


男「しばらく留守は任せたぞ」


部下B「へいへい、了解ー」


部下A「…まぁ、今は仕事も溜まってないので問題ないでしょう」


部下A「わかりました、お気をつけて!」


部下B「土産はなんでもいいっすよ~」


男「遊びに行くわけではないんだがな…」


男(傷の男がいれば間違いなく戦闘になるしな……)


グラン「失礼する」ヌンッ


男「ん……って、あなたは…」


部下A(この人たしか……)


男「お久しぶりですね、グラン大佐…いや、今は准将になられたとか」


グラン「うむ、イシュヴァールの『功績』でな……」


男「………」


グラン「お前も中佐になったと聞くが、まさか中央に来ていたとはな」


男「ええ、少し前に…」


グラン「少し聞かせてもらったが、お前イーストシティに向かうのか?」


男「はい、ヒューズ中佐と一緒に…」


グラン「ヒューズか…なるほどな」


グラン「傷の男のイーストシティでの目撃情報のことは聞いておる…どれ、儂も着いていこう」


男「はっ…グラン准将が!?」


グラン「いかんかな?戦力は多いに越したことはないと思うが?」


男「ええ……いや、まぁその通りですが…」


グラン「ならばなにも迷うことはあるまい、すぐに出発するぞ!」


グラン「なにをぐずぐずしておるか、早くせい!」


男「は、はいっ!」

セントラル





ヒューズ「…げ、グラン准将…!?」


グラン「げ、とはなんだげ、とは!」


グラン「せっかくこの儂が力を貸してやろうというのに…!」


ヒューズ「は、はっ!ありがとうございます!」


男「…中佐はグラン准将とは……」


ヒューズ「ああ、イシュヴァールの時にな……」


ヒューズ「しかしまさかグランのじじいまで着いてくるとは……大人しく少佐でも連れていくんだったぜ…」


男「…オレはそこまで深く交流があったわけではないのですが、なにかマズイんですか…?」


ヒューズ「…まぁ、一緒にいりゃわかるよ」


男「…?」




グラン「だいたい最近の若いのは根性がなっとらんよ根性が~!!」ヒック


グラン「ちょっと強く稽古つけただけですぐ逃げだすんだもん!!」ウィー


グラン「厳しくしなきゃ強くなるわけないじゃん!!違うか!?」ゲェエエエプ


男「……そ、そうですね」


グラン「そうかそうか、やはりお前はわかってるなー!!さすが国家錬金術師やって長いだけあるなー!!」ガシガシ


グラン「他の若いもんとは違うよなー!!めっちゃいい奴だもんなお前ー!!」ホホスリスリスリスリ


男「……ど、どうも」


ヒューズ「…このじじい、酒が入るとすぐこうなるからな……」


男「…中佐が連れてくの嫌がってた理由がよーくわかりました……」


グラン「やっぱ世の中根性が必要だよな~根性が!!」ウィー


男・ヒューズ(早くイーストシティ着かないかな……)

東部


東方司令部


マスタング「よく来てくれたな、ヒューズ」


ヒューズ「おう、思ったより早い再会になったな、ロイ」


マスタング「…それと、まさか男中佐にグラン准将まで…」


グラン「久しいな、焔の」


グラン「ヒューズや男に加えてまさかお前までいるとは…なんの因果かな」ハッハッハッ


マスタング「まったくですな…」


男「その節はご迷惑をおかけしました、マスタング大佐!」ビシッ


マスタング「いや、かまわん…もう身体のほうはいいのか?」


男「はい、問題ありません」


マスタング「…そうか?まだ少しやつれているようにも見えるが…」


男(それは列車の中で終始絡み酒してきたグラン准将のせい……)


マスタング「しかし、なぜ男中佐とグラン准将までわざわざヒューズの付き添いに?」


ヒューズ「まあー、その話もあるがまずは仕事だ」


ヒューズ「ひとまずショウ・タッカー氏の調書を作らんと…奴さんは?」


マスタング「…あー、そのことなんだが…」


ヒューズ「ん?」

東部


タッカー邸


ヒューズ「おいおいマスタングさんよ」


ヒューズ「オレは生きてるタッカー氏を引き取りに来たんだが……」


タッカー死体「」


ヒューズ「死体連れて帰って裁判にかけろってのか?」


男「……!」


グラン「………」


ヒューズ「ったくよー…俺たちゃ検死するためにわざわざ中央から出向いたわけじゃねーぞ…」


マスタング「こっちの落ち度はわかってるよヒューズ…とにかく見てくれ」ハァ


ヒューズ「まぁ、自分の娘で合成獣作ろうなんて奴だ…神罰が下ったと……」バサッ


ヒューズ「うぇぇ…案の定だ」



男「………」


ヒューズ「どうだい、中佐、准将?」


グラン「…セントラルの報告にあった死体と特徴は一致しておるな」


男「……ええ」


男「マスタング大佐、その他の憲兵たちも……?」


マスタング「同じだよ、まるで内側から壊されたようにバラバラだ」


男「内側から、ですか…間違いないですね」


男「奴です」

東部


東方司令部


マスタング「傷の男?」


ヒューズ「便宜上俺たちゃそう呼んでいる…なんせ名前もわからんからな」


ヒューズ「今年に入って中央で4人、国内だとすでに10人の国家錬金術師が殺られてる 」


マスタング「例の国家錬金術師殺しか……噂は東にも流れてきているが…」


ヒューズ「素性や目的についてもある程度はわかってきた…男中佐のおかげでな」


マスタング「なに……?どういうことだ?」


男「…中央で奴に一度襲撃されました」


男「その時に見た奴の特徴が…赤目に褐色の肌」


マスタング「っ、まさか…イシュヴァールの民…!?」


ヒューズ「そうなりゃ目的なんておそらく1つだけだろう…」


マスタング「復讐、か…」


男「でしょうね…奴は自分はオレたちを壊すもの、なんて言ってましたが…」


グラン「…まったく、あれから7年経つというのに…」


グラン「いまだに禍根となって現れるか」


男「……」

前レスが東方司令部になってますが、まだタッカー邸です


東部


タッカー邸


ヒューズ「ともかく、悪いことは言わん、護衛を増やしてしばらく大人しくしててくれ」


ヒューズ「これは親友としての頼みでもある」


ヒューズ「ここらで有名どころといったらタッカーとお前、特にお前は……」


マスタング「まずいな……」


ヒューズ「おい?」


マスタング「エルリック兄弟がまだ宿にいるかどうか確認しろ!至急だ!」


男(っ、鋼の錬金術師がここに…?)


ホークアイ「大佐、私が司令部を出る時に会いました」


ホークアイ「そのまま大通りに向かうところまでは見ましたが……」


マスタング「こんな時に……!!」


マスタング「車を出せ!手の空いている者は全員大通り方面に急行!!」


グラン「鋼の錬金術師…あの時の小僧が…」


男「…どうやらオレたちが付いてきて正解だったようですね」


グラン「うむ、儂らもすぐに向かうぞ!」


男(傷の男……今度こそ…)


男(それに、エルリック兄弟……無事でいろよ…)

東部


イーストシティ大通り付近


車「」ブゥウウウウン


グラン「………」


ヒューズ「まさかあの兄弟までイーストシティにいるとは思わなかったが…」


男「…あの二人、たしかに腕はたちますが、まだ子どもです」


男「傷の男にかかれば……」


グラン「…だが、奴も国家錬金術師なのだ」


グラン「戦う覚悟は決めておるよ、おそらくはな」


男「……」


男(子どもの頃からそんなもんを……)


ヒューズ「っと、この辺りみたいだぞ!」



コンマ判定
11~99 エド左腕破壊、アル胴体もがれてるところ(原作通り)
06~10 アル胴体もがれたところ
01~05 二人がちょうど逃げてるところ

コンマ下1

エド左腕破壊されたらヤバイやん…

ミス
>>217はエド右腕破壊でした


コンマ判定51


大通り


エド「約束しろ…弟には手をださないと」


傷の男「約束は守ろう」


アル『なに言ってんだよ…』


アル『兄さんなにしてる!!逃げろよ!!立って逃げるんだよ!!』


傷の男「……」スッ


アル『やめろ……やめてくれ……』


エド「……」


アル『やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!』


ダァンッ!!


マスタング「そこまでだ…危ないとこだったな鋼の」


エド「大佐…!?こいつは……」


マスタング「その男は国家錬金術師殺しの容疑者…だったがこの状況から見て確実になったな」


マスタング「タッカー邸での犯行も貴様のものだな?」


エド「っ……!」キッ


傷の男「錬金術師とは元来あるべき姿のものを異形のものへと変成する者…それ即ち万物の創造主たる神への冒涜」


傷の男「我は神の代行者として裁きを下す者なり…!」


マスタング「神の代行者、か…それが貴様の復讐の大義名分ということか?」


傷の男「…っ!」

東部


大通り


マスタング「いかにお前の復讐に正統性があろうと…悪いがこのまま野放しにはできない」


マスタング「ここで潰させてもらうぞ…イシュヴァールの民よ」ポイッ


エド「イシュヴァールの…民……?」


ホークアイ「マスタング大佐!?」


マスタング「お前たちは手をだすな」ギュッ


傷の男「マスタング……国家錬金術師の」


マスタング「いかにも、焔の錬金術師ロイ・マスタングだ!」


傷の男「神の道に背きしものが自ら出向いて来るとは…」


傷の男「今日はなんと佳き日よ!!」


マスタング「焔の錬金術師と知って戦いを挑んでくるか!」


マスタング「愚か者め!!」ググッ


傷の男「…!」ダッ




コンマ判定
61~99 男がマスタングをカバー(マスタング、ホークアイ好感度+1、前線で戦うのがグラン准将に)
11~60 ホークアイがマスタングをカバー(原作通り、前線で戦うのを男かグランかで安価判定)
01~10 まさかの無能大佐、傷の男に腕を掴まれる(マスタング死亡判定へ)

コンマ下1

コンマ判定28(原作通り)


ホークアイ「大……っ!」バシィッ


マスタング「おうっ!?」ガクーン


傷の男「っ!」スカッ


ホークアイ「……!」ビッガガガガガガンガンガン


傷の男「…っ!!」ヒュッ


マスタング「い、いきなりなにをするんだ君は!?」


ホークアイ「雨の日は無能なんですから下がっててください大佐!」


マスタング「」無能


ハボック「あ、そうか、こう湿ってちゃ火花出せないよな」


傷の男「…わざわざ出向いて来た上に焔が出せぬとは好都合この上ない」


傷の男「国家錬金術師!そして我が使命を邪魔する者!」


傷の男「この場の全員滅ぼす!!」



安価判定

1 一度戦ってる男が前に出てグランがバックアップ

2 グランが前線に出て男がバックアップ


安価下3まで多数決

※バックアップに回った方はまず死にません
前線に出た方は必ず死亡判定が入ります
が、男が前線に出るとスキル等獲得のチャンスです

東部


大通り


男「やらせるか…!」パシンッ


傷の男「っ!?」


男「はっ!」バリバリバリバリ


傷の男(この錬金術は……!!)サッ…シュタッ


男「っ、不意を突いたと思ったんだがな…」


男「やっぱ素早いな、傷の男」


傷の男「貴様……雷電の錬金術師……!」


傷の男「まさか貴様までここに来ているとは……」


男「ところが、オレだけじゃないんだよなー」


傷の男「っ!?」サッ


グラン「遅いわ!!」バチンッ


ドガガガガガガガガッ!!!!


傷の男「ぐっ…!?」ドガァアン


グラン「我が名は鉄血の錬金術師、バスク・グラン…!!」シュゥゥゥウ…


グラン「鉄と血!!即ち兵士と兵器!!」ガションッ


グラン「貴様に殺された兵と国家錬金術師たちの無念、晴らさせてもらうぞ!!」


エド「あのおっさんは……!!」


傷の男「雷電の錬金術師に鉄血の錬金術師……!」


傷の男「まったく今日は次から次へと…」


傷の男「こちらから出向く手間が省けるというものだ…これも神の加護か!!」


男「准将、奴を逃がさないようバックアップ頼みます」


男「奴の足はオレが止めます…!」


グラン「…よかろう、引き受けた」


男「行くぞ、傷の男!」パシンッ


傷の男「……っ!」スッ

東部


大通り


男「っ!!」バチチチチチチッ


傷の男「っ!」スカッ…シュタッ


傷の男「……!」シュタタタタッブンッ


男「おっとぉ!?」サッ


男(幸い天候は雨、これなら……!)


男「くらえっ!!」パシンッバチチチチチチッ


傷の男「くっ……!!」ダンッ……シュタッ


傷の男(この天候、奴の錬金術を考えると……まずいな)


ハボック「すげー……大佐と違ってしっかり戦ってらぁ」


マスタング「」無能


グラン(…奴の錬金術は相手に触れて発動するものか)


グラン(ゆえに、どちらも距離の使い方がそのまま生死を分ける…)


男「こんのっ!」パシンッ


傷の男(やはり、これは…オレに不利…!!)


コンマ判定(前回傷の男撃退済み+グランのバックアップ)

91~99 傷の男大ケガ(捕獲チャンス、男スキル:格闘レベル4入手、グラン、マスタング好感度+2)
71~90 傷の男負傷で戦闘継続(コンマ有利に、男スキル:格闘レベル3入手、グラン、マスタング好感度+1)
41~70 傷の男負傷で逃げられる(男スキル:格闘レベル3入手、グラン、マスタング好感度+1)
21~40 傷の男に逃げられる(男スキル:格闘レベル3を入手)
01~20 傷の男に逃げられる(男スキル:格闘レベル2入手、グラン好感度-1)

コンマ下1

コンマ判定13


大通り


男「でえええい!」バチチチチチチッ


傷の男「くっ……!」ダンッ


グラン(勝機…!!)


グラン「いまじゃああああ!!」バチンッ


男「上ぇっ!!」


グラン「!?ま、待て男!!」ズガガガガガガガ


男「へっ……?」ヒュゥウウウウウ


男「うおおおおおおっ!?」ダッズザザザザザ


ドカァーーンッ!!


男「危……危なっ!!殺す気ですか准将!?」


グラン「バカモン!!せっかく儂が狙い撃とうとしておったのに…!!」


男「せめて一声かけるなりしてくださいよ死にます!!」


グラン「ええい、そこは気配で感じとらんか!!」


男「ムチャ言うな!!」


傷の男(今なら………)バシィッ


ドガラガラガラガッ!!


男「うおっ!?」


グラン「ムウッ!?」


ドドドドド……

東部


大通り


ハボック「野郎、地下水道に……!!」


マスタング「追うなよ」


ハボック「追いませんよあんな危ない奴」


マスタング「さて…やれやれ、まんまと逃げられましたな准将……」


男「だいたいオレがお願いしたのはバックアップですよ!?それをまんまと逃げられてどうするんですか!!」ギャー


グラン「ええいやかましい!!勝機と見れば己の全力で敵を討ちにいくのは当たり前じゃろがい!!」ガルルルルッ


男「だからせめて一声かけるなりしてください!!」アンギャー


マスタング「…ま、まぁなんだ…エルリック兄弟も無事でしたし、ここは…」


グラン「やかましい!!そこで崩れ落ちとった無能は黙っとれぃ!!」ガアアアッ


マスタング「」無能


男「まったく……まぁ、ともかくエルリック兄弟も無事、被害も最小限…それでよしとしましょう」


グラン「…ふんっ、まぁの」


ヒューズ「お?終わったか?」


男「ヒューズ中佐、今までどこに?」


ヒューズ「物陰に隠れてた!」ビッ


マスタング「お前なぁ……援護とかしろよ…!」プルプル


ヒューズ「うるせぇ、オレみたいな一般人をおまえらデタラメ人間の万国ビックリショーに巻き込むんじゃねぇ!」


男(デタラメ人間……って……)ズーン

東部


大通り


ヒューズ「オラ!戦い終わったら終わったでやることたくさんあるだろ!」


ヒューズ「市内緊急配備、こっちにも人相書き回せよ!」


男「…オレたちはどうしますか?」


グラン「こっちの地理も把握しておらん、幸い奴の狙いは国家錬金術師だろう」


グラン「深追いすることもあるまい」フンッ


エド「アルフォンス!!」


アル『この……バカ兄!!』ゴンッ


アル『なんでボクが逃げろって言った時に逃げなかったんだよ!!』


エド「だ、だからアルを置いて逃げるわけには……」


アル『それがバカだって言うんだーっ!!』バチコーン


エド「なんだよ!オレだけ逃げたらおまえ殺されたかもしれないじゃんか!!」


アル『殺されなかったかもしれないだろ!!』


やいのやいの


男「…ところでマスタング大佐」


マスタング「……!」


男「エドワード・エルリックの右腕はともかく…アルフォンス・エルリックのあの身体は……」


マスタング「……」


グラン「…うむ、儂も気になるのう」


マスタング「…それは」



コンマ判定(マスタング好感度1+グラン准将がいる)

51~99 マスタング、すべての事情を話した
01~50 マスタング、エドの人体錬成のことは話さなかった

コンマ下1

コンマ判定51


東方司令部


マスタング「…以上が、あのアルフォンス・エルリックの状況の理由です」


グラン「…まさか、あの小僧が人体錬成をな…」


男「………なんてこった」


男(…あの年で人体錬成…?そんなことまで経験してしまっているのかあの子は…)


マスタング「できればこのことは他言無用でお願いしたいが…」


マスタング「どうする男中佐…?」


男「……」


マスタング「これが中央…大総統閣下や上層部に知れ渡れば私のクビが飛ぶと思われるが…」


男「…冗談でしょう、誰にも言いませんよ」


男「特に、エドワード君のことを考えたら…言えるわけありません」


マスタング「…そうか、助かる」


マスタング「して、グラン准将は…?」


グラン「……」



コンマ判定
06~99 グラン、黙っててくれた
01~05 グラン、実はあっち側の人間だった

コンマ下1

コンマ40(グラン原作通りの人柄、あちら側の召集受けておらず)


東方司令部


グラン「……儂はあの小僧をわりと気に入っていてな」


マスタング「……!」


グラン「あの年で国家錬金術師を目指す以上なにかあるとは思っておったが…」


グラン「そういう事情だったか…」


マスタング「……」


グラン「いや、よかろう…なにも聞かなかったことにしてやる」


マスタング「ありがとうございます」


グラン「それより、儂らが考えねばならんのは傷の男の問題だ」


グラン「このままでは国家錬金術師の被害が拡大してしまうぞ」


マスタング「ひとまずはこの東方司令部の管轄内で警戒令を出して当たりますが…」


男「しばらくは…国内の国家錬金術師のガードを固めるのがいいですかね」


グラン「…それしかあるまい」フー


マスタング「…ともかく、准将と中佐のおかげで被害を抑えられました」


マスタング「感謝します」


グラン「うむ…」


男「はっ」



スキル:格闘レベル2を入手しました
グランの好感度が2になりました
ホークアイの好感度が2になりました
ハボックの好感度が2になりました

東部


東方司令部


男「…とりあえず一段落ってとこか」


男「しかし、傷の男め……まさかあんな子どもでも容赦なく襲ってくるとはな」


男「…おそらくまだこっちにいるとは思うが…まぁ、マスタング大佐は大丈夫として…」


男(雨さえ降ってなきゃ)


男「エドワード君は今襲われたらヤバイよな……」


男「…ふーむ」



自由安価判定1回目(全2回)

1 エドワード君と話してみるか(好感度2)
2 アルフォンス君と話してみるか(好感度2)
3 マスタング大佐に相談してみるか(好感度2)
4 ヒューズ中佐に相談してみるか(好感度4)
5 グラン准将に相談してみるか(好感度2)
6 ホークアイ中尉と話してみるか(好感度2)
7 ハボック少尉たちと話してみるか(好感度2、他好感度2)


安価下3まで多数決

東部


東方司令部


男「お、いたいた、久しぶりだなエドワード君」


エド「あれ、アイザックの時の…男中佐、久しぶり」


男「アイザックにはまんまとやられたけどな…まぁ、傷の男にも逃げられたし」


エド「でも中佐とおっさんのおかげでみんなは無事だったんだし、感謝してるよ」


男「そう言ってもらえると助かるよ」


エド「…なあ、中佐」


エド「あいつ、大佐がイシュヴァール人って…」


男「…ああ」


エド「…内乱があったのは知ってるけど、なんでそれであいつは国家錬金術師を狙うんだ?」


男「……たしかにあれは世間的には内乱という呼ばれ方が一般的だが」


男「オレたち軍人の中ではあの戦いはこう呼ばれている」


男「イシュヴァール殲滅戦ってな」


エド「殲滅……」


男「…あらまし程度なら聞かせられるが?」


エド「…一応、聞かせて」


男「わかった」

東部


東方司令部


男「…とまあ、こんなところか」


エド「…それで国家錬金術師を恨んでるってか…」


エド「中佐もそれに参加してたの?」


男「ああ、当時としては最年少の国家錬金術師としてな…」


男「もっとも、最年少記録は君に抜かれたようだけどな」


エド「……それで?」


男「うん?」


エド「その復讐について男中佐はどう考えてる?」


エド「参考までに聞いとこうかなって」


男「奴の復讐について、か……そうだな…」



安価判定

1 復讐されても仕方ない、かもな…

2 少なくとも傷の男のやり方は間違っている

3 反逆者は反逆者、鉄槌を下さなければな


安価下3まで多数決

東部


東方司令部


男「少なくとも傷の男のやり方は間違っている」


男「オレやマスタング大佐、グラン准将に対しての復讐…ということならばまだ理解はできるが…」


男「だけど君や、アルフォンス君…関係ない一般の兵や国家錬金術師たちを襲うのは…」


男「ただの殺戮者となにも変わらない…それは復讐とは呼べない」


男「それでオレたちを殺せたとしても…間違った方法で得た結果など……」


エド「…ふーん、意外だったな」


エド「大佐なら正統性があるとか言いそうなんだけど…」


エド「てっきり中佐もそういうかなって思ってた」


男「…大佐ならその上でなりふり構わず潰す、とまで言いそうだ」


エド「ははっ、わかるわかる!」


エド「けど、オレも中佐と同じ意見だ」


エド「…関係ない人間を巻き込む復讐に正統性もクソもあるかよ」


男「そうだな…とはいえ、そんなことを言っても聞くような奴じゃない」


男「君も狙われ続けるだろう、用心するんだぞ」


エド「へいへい…」


エドの好感度が3になりました

東部


東方司令部


男「そういや向こうはなにやってるかな」


男「ちゃんと留守を守ってくれてるといいんだが…」


男(…というか、また書類の山が増えてたりしないだろうな…?)


男「…早く帰ったほうがいいような、帰りたくないような……」


男「…やっぱ帰りたくないわ」



自由安価判定1回目(全2回)

1 エドワード君と話してみるか(好感度3)
2 アルフォンス君と話してみるか(好感度2)
3 マスタング大佐に相談してみるか(好感度2)
4 ヒューズ中佐に相談してみるか(好感度4)
5 グラン准将に相談してみるか(好感度2)
6 ホークアイ中尉と話してみるか(好感度2)
7 ハボック少尉たちと話してみるか(好感度2、他好感度2)


安価下3まで多数決

東部


東方司令部


男「お、いたいたアルフォンス君」


アル『あ、えっと…男さんですよね、こんにちは』


男「ああ、うん、こんにちは」


アル『ボクになにか用ですか?』


男「いや、用ってほどじゃないんだが…セントラルにいたときはあんまり話せなかったからな」


男(エドワード君もアルフォンス君も旅を急ぐってことでオレが入院してる間に旅立っちゃったからな)


男「アルフォンス君も動き回れずじっとしているのも退屈だろうし、よかったら話でもどうかなって」


アル『そんな、わざわざありがとうございます!』


アル『でもいいんですか?仕事とか…』


男「あー、オレは元々セントラル勤務だからな…」


男「むしろこっちで勝手にいろいろ動くと大佐に怒られちまう」ハッハッハッ


アル『へー、やっぱりセントラルの人だったんですね、男さん』


男「ああ、といってもオレも異動組だけどな…」


男(さて、話に来たはいいがなにを話そうか……)



安価判定

1 せっかくだし旅の話でも聞かせてもらおう

2 アルの身体のことについて聞かせてもらおう

3 傷の男のことについて聞かせてもらおう


安価下3まで多数決

東部


東方司令部


男「そうだな…せっかくだし君たちの旅の話を聞かせてくれないか?」


男「オレもずっと軍部にいる人間だからな、自分のいた南部やセントラルのことは知ってても…」


男「東部やその他のところの話はぜひ聞いてみたいんだ」


アル『そういうことだったら、お話しますよ!』


アル『そうだなあ…そうだ、男さんと会った後にリオールってところに行ったんですけど…』


アル『そこにではレト教っていう悪い教主が奇跡の業っていうのでみんなを騙してたんですよ』


男「ほー、悪徳宗教ねえ…」


アル『まぁ、それを兄さんが暴れまわって、騙してた証拠をみんなにバラして……』


男「はっはっ、信者を騙してたなんてバレたら宗教もおしまいだな」ハッハッハッ


アル『その後、そうだ!ユースウェルっていう炭鉱の町で………』





男「はー……」


男「なるほど、なかなかハードな旅をしてるな君たちは」


アル『どこでも結局兄さんがいろいろやらかすから大変で……』


男(…この感じじゃどっちが兄かわからんな…)

東部


東方司令部


男「けど、まぁいい経験をしているな君たちは」


アル『うん、ボクもそう思います…』


アル『でも、やっぱりボクたちの目的は……』


男「…気持ちはわかるが、あせってばかりいても仕方ないさ」


男「君たちはまだ子どもなんだ、そういう貴重な経験をたくさん積めるってのは素晴らしいことだぞ?」


アル『……!』


男「結果ばかり追い求めるだけでなく、その過程も大事にしないとな」


男「君も錬金術師なんだろ?」


アル『あ………はい!』


男「うんうん、いろんな経験をして大きくなれよ少年!」ハッハッハッ


男(…できれば、オレみたいに戦争なんかは経験してほしくないけどな……)


男「いい話が聞けてよかったよ、ありがとうな」


アル『いえ、こちらこそ!』


男「それじゃあな」スタスタ


アル『…結果だけじゃなく、過程も……』


アル『…うん…そうだよね』


アル(それにしても、この身体になってから初めて子ども扱いしてもらえた……!!)



アルフォンスの好感度が3になりました

リオールの事件の話を聞きました

東部


東方司令部


マスタング「依然として傷の男の行方はわからず、か」


ヒューズ「そりゃ配備かけたばかりだしな、そう簡単には奴さんも見つかってくれんだろ」


マスタング「…まったく、厄介な話だ」


男(このまま野放しにはできない…これ以上関係のない人間の被害を増やすわけにも……)


男(傷の男……次こそ……)


ヒューズ「だが錬金術を忌み嫌ってる奴がその錬金術で復讐しようってんだ」


ヒューズ「なりふり構わん人間ってのは一番厄介で、怖ぇぞ」


マスタング「なりふり構ってられないのはこっちも同じだ」


マスタング「我々もまた死ぬわけにはいかないからな」


マスタング「次に会った時は問答無用で……潰す」


男「………」

グラン「………」フンッ

ホークアイ「………」

エド「………」


ヒューズ「…さて、辛気臭ぇ話はこれで終わりだ!」


ヒューズ「エルリック兄弟はこれからどうする?」


エド「うん…アルの鎧を直してやりたいんだけど…」


エド「オレこの腕じゃ術を使えないしなぁ…」

東部


東方司令部


男「オレやグラン准将が直すってわけにはいかないのか?」


エド「アルの鎧と魂の定着方法を知ってんのはオレだけだから…」


エド「まずはオレの腕を元に戻さないと」


アル『だね』


ホークアイ「そうよねぇ…錬金術の使えないエドワード君なんて…」


ハボック「ただの口の悪いガキっすね」

ヒューズ「くそ生意気な豆だ」

グラン「半人前の小わっぱじゃ」

マスタング「無能だな、無能!」


アル『ごめん兄さんフォローできないや』


エド「いじめだぁーーっ!!」


男(…同意してしまっているオレがいるな)


エド「……しょーがない」ハァ


エド「うちの整備士のところに行ってくるか」



コンマ判定(マスタング好感度2、グラン好感度2、エルリック兄弟の好感度3)

81~99 グラン准将と2人でエルリック兄弟の護衛
21~80 男1人でエルリック兄弟の護衛
11~20 嫌がるハボックが兄弟の護衛
01~10 まさかの忙し過ぎて全員護衛つけず

コンマ下1

東部


東方司令部


男「…そういうことならオレが彼らの護衛を引き受けますよ」


マスタング「む、すまん、頼めるか?」


エド「はぁ!?」


エド「なに寝ぼけたこと言ってんだよ、護衛なんかいらねーよ!」


ホークアイ「エドワード君、またいつ傷の男が襲ってくるかもわからない中をその身体で移動しようっていうのよ?」


ホークアイ「奴に対抗できるだけの護衛をつけるのは当然でしょう?」


ハボック「それにそのナリじゃアルを運んでやることもできないだろ?」


エド「うっ………」


ヒューズ「オレは仕事が山積みだからすぐ中央に帰らにゃならんし…」


マスタング「私が司令部を離れるわけにもいかんだろう」


グラン「儂もあまり中央を空けとくわけにもいかんからな」


ホークアイ「大佐のお守りが大変なのよ」


ハボック「あんなやばいのから守りきれる自信ないし」


ブレダフュリーファルマン「「「以下同文」」」


男「ま、そういうことで…不満かもしれんがしっかり守らせてもらうぞ」


エド「…下手な護衛がつくよりはいい、か…」


エド「わかったよ、よろしく」パンッ


男「おう、任された」パンッ



コンマ判定ちなみにアルは…

51以上ちゃんと一緒に持ってきた(アル好感度+1)
50以下 荷物扱いのが安上がりでな……

コンマ下1

コンマ判定49


イーストシティ駅


アル『……』←積み荷用木箱


男「いや、すまんな…荷物扱いの方が旅費的に安くてな…!」


エド(弟よ………)


アル(この身体になってから初めて荷物扱いされたよ……)ガーンガーン




男「とりあえずアルフォンス君には貨物車の中で少し我慢してもらうとして…」


エド「貨物車って……他にないのかよ?」


男「…家畜車両で羊臭くなるほうがいいか?」


エド「………いや、やっぱいいや」


コンコンッ


エド「ん…ヒューズ中佐におっさん」


ヒューズ「司令部の奴らやっぱり忙しくて来れないってよ」


グラン「ま、代わりに儂らが見送ってやる」


男「は、ありがとうございます」


ヒューズ「そうそう、ロイから伝言を預かってきた」


エド「大佐から?」


ヒューズ「『事後処理が面倒だから私の管轄内で死ぬ事は許さん』」


ヒューズ「…以上!」


エド「了解、絶対てめーより先に死にませんクソ大佐って伝えといて」ビキビキ


ヒューズ「それと、あんたにも…」


男「オレにも?」


ヒューズ「『次はアイザックの時のようなヘマをしないように』」


ヒューズ「だそうだ」


男(野郎……!)ビキビキ

東部


東方司令部


ヒューズ「あっはっはっ、憎まれっ子世にはばかるってな!」


ヒューズ「ロイもおまえらも長生きすんぜ!」


グラン「たしかに、実際お前は長生きしとるからな」


男「…ええ、今後もそうありたいもんです」


ジリリリリリリ


ヒューズ「じゃ、道中気を付けてな、中央に寄ることがあったら声かけろや」


ヒューズ「男中佐はまぁ…なるべく早く帰ってこいよ」


男「了解」


グラン「戻ってきたら儂が鍛え直してやる、楽しみにしておけい!」ワッハッハッ


男「それはおっかない…」


グラン「貴様もな、鋼の錬金術師」


エド「ははっ、考えとくよ」


男「それじゃ」ビシッ


エド「左手で失礼」ビシッ


東部


列車内


男「しかし、機械腕の整備士なんて初めて会うな」


エド「正確には外科医で義肢装具師で機械腕整備士かな」


エド「昔からの馴染みで安くしてくれるしいい仕事するよ」


男「ほー、ちなみにその整備士がいるリゼンブールってのは?」


エド「すっげー田舎、なんもないよ」


エド「つーか東部の内乱のせいで何もなくなっちゃったんだけどね」


エド「軍がもっとしっかりしてりゃにぎやかな町になってただろうなぁ」


男「………すまんな」


エド「オレに謝られてもな…まぁいいや」


エド「…本当静かな所でさ、何もないけど都会にはないものがいっぱいある」


エド「それがオレたち兄弟の故郷リゼンブール」


男(そうか……彼らの故郷、か…)


男「…少し、見るのが楽しみになってきたよ」




ラスト「……フフッ」

東部


列車内


エド「ふわあっ………」ゴシゴシ


男(ただ列車に揺られてるってのも暇だな)


男(せっかくだし、なんかするか)




安価判定

1 エドワード君と話す(エド好感度3)

2 持ってきた研究書でも読むか(錬金術のスキルが上がる可能性あり)

安価下3まで多数決


※錬金術のスキルが上がると戦闘中にいろいろとできることが増えます
状況によってはコンマ表が有利になったりなどの利点があるので上げておくのも便利かもしれません

東部


列車内


男「そうだ、せっかくだしこの時間に…」ゴソゴソ


男「あったあった……いざというときのために持ってきた研究書」


男「これでも読んでおくか…」パラパラ


エド「へー、それが中佐の研究書か?」


男「ああ、ここんとこ研究できてなくてな…いい機会だから内容を纏めとこうとな」


エド「ふーん…」


男「ま、ぶつぶつとうるさいかもしれんが勘弁してくれ」


エド「へいへーい」



コンマ判定(現在の錬金術の熟練度1)

96~99 内容もバッチリどころかむしろ発展させてしまった(熟練度+3、身体に電流を流して強化する術を身につける)
91~95 内容もバッチリ、新たな可能性も見えてきた(熟練度+2、医療用錬金術への転用のヒント)
51~90 とりあえず内容はバッチリまとめられた(熟練度+1)
01~50 やはり列車内ということであまり捗らなかった(変化なし、エドの好感度+1)

コンマ下1

コンマ判定73


列車内


男「」ブツブツブツブツ


エド(本当にぶつぶつうるさいな……)


男「……ぶつぶつ…ふー、まぁこんなもんか」パタン


エド「終わり?」


男「ああ、あくまでこれまでの研究結果を纏めてただけだからな」


男「新しく研究が進んでない以上はこれが限界よ」


エド「なるほどね」


男(中央で書類仕事なんかやってなけりゃもう少し研究が進んでたんだろうなあ……)


エド「ま、終わってくれたならいいや」


男「あー…やっぱうるさかったかい?」


エド「そりゃあもう」



男の錬金術の熟練度が2になりました(戦闘コンマがやや有利に)

東部


列車内


男「しかし、リゼンブールまでは案外遠いな」


エド「ま、東部の外れだしな」クワー


男(研究書のまとめもしてしまったし…)


男(リゼンブールに着くまでのやることがなくなってしまったな)ンー


男「……こんなにのんびりしたのも久しぶりだな」フゥ


マルコー「………」スタスタスタ


男「………ん?」



コンマ判定(男イシュヴァール殲滅戦参戦、国家錬金術師)

21~99 マルコーに気づいた
01~20 マルコーに気づかなかった

コンマ下1

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