シャミ子「すぷらとぅーん?ですか?」 (4)

桃「そう。正確にはスプラトゥーン付きのswitch。一台持ってたんだけど、たまたま懸賞であたっちゃってさ。一台あげるよ。
シャミ子はこういうゲームあんまり好きじゃなかった?」

シャミ子「私はあまりゲームをしたことが無くて…
ってくれるんですか!?
switchって今めちゃくちゃ稀少なんじゃ…?」

桃「そうなんだけどさ、私はもう既に持ってるから、それならまだ持ってないシャミ子にあげた方がこのswitchも喜ぶと思うよ」

シャミ子「流石に悪いです!
今調べてみたら何万もするじゃないですか!
そんなの貰えません!焦げ付きまぞくになっちゃいます!」

桃「うーん、流石にそうか。
じゃあ貸してあげることにするよ。スプラトゥーンはチームを組んで戦うことも出来るから一緒にやらない?これは私がやりたいことだからシャミ子へのお願いになるのかな。」

シャミ子「でも、かといって、、うーん、、」

桃「このゲームはさ、索敵、集中力、狙いをつける力、協調性、いろんな要素が必要になるんだよ。
だからもしかしたらこのゲームをシャミ子が鍛えたら現実でも強くなっちゃうかも」

シャミ子「!」
シャミ子「これは、桃に私を認めさせるチャンスでは!?ゲームで桃を圧倒すれば…ククク…」

桃「でもシャミ子はあんまり乗り気じゃないみたいだね…」

シャミ子「そんなことありません!しょうがないですね!桃は!私が桃と遊んであげますよ!」

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シャミ子の家

シャミ子「さて、桃から借りたことですし早速やってみましょう!」

シャミ子「おお!映像が凄く綺麗です!まるでアニメの世界を動かしてるみたいですね!」

シャミ子「まずは簡単に操作を…なるほど、このイカちゃんを動かすんですね!」

シャミ子「なかなか難しいですね…」

シャミ子「当たりませんね…」

シャミ子「しかし、上達すれば桃にまぞくの力を見せつけることが出来ます!頑張らなくては!」

シャミ子「ナワバリバトルをしましょう!どうやらこれがスプラトゥーンの一番代表的なルールのようですからね!」

シャミ子「おお!イカちゃんがたくさんいます!
まずは自陣を塗りましょう!」パシャパシャ

シャミ子「あ!敵のイカちゃんです!倒しましょう!食ら…」バシャァ!アプェ!

シャミ子「…一瞬でやられました…
どうやら武器も色々あるみたいですね!」

シャミ子「気を取り直して再出発です!」

敵「」ポイ

シャミ子「ウワァ!?あれ?なんでしょうこれ?可愛いですね!私の方へついて来ますよ!」

ロボットボム「」バシャァ!!!

シャミ子「ウワァァァ!!イカちゃんが!イカちゃんが!」

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