【モバマス】藍子「未央ちゃんはどうしてそんなにおっぱいが大きいんですか?」 (8)

キャラ崩壊注意
プロデューサーがアイドル毎に居る設定



藍子「私、プロデューサーさんに恋愛対象として見てもらえてない気がするんです」

未央「そう?四六時中あーちゃんのこと可愛いって言ってるイメージがあるけど……」

藍子「そうですけど……可愛いしか言ってくれないんです。水着の時も、露出度が高い衣装の時も……私としてはもっと、男の人っぽいリアクションをして欲しいというか……ちょっとはドキドキして欲しいというか……」モジモジ

未央「あぁ……」

藍子「私には、そういう魅力はないんでしょうか……」

未央「そんなことはないと思うけど……」

藍子「うー……ん」チラッ

未央「うん?」

藍子「……未央ちゃんはどうしてそんなにおっぱいが大きいんですか?」

未央「へっ!?」

藍子「何か特別なトレーニングとか……」

未央「いや、特にしてないけど……」

藍子「そうですか……」シュン

未央「あ、あの……別に気にしなくていいと思うよ胸の大きさなんて!」

藍子「……未央ちゃんに言われても説得力ないです」プイッ

未央(な、なんて返せばよかったのさーっ!?)

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藍子「私の胸……どうして……」イジイジ

未央(うぅ……私じゃ今のあーちゃんを慰めるのは無理だ……)

未央(誰か!胸が大きくなくて、かつ深いこと言えるアイドル来て!)


まゆ「お疲れ様でぇす」ガチャッ


未央(希望した点以外全部ダメなアイドル来ちゃった!)

まゆ「……あら?藍子さん、何やら落ち込んでるみたいですが……どうかなさいましたか?」

藍子「それが……」ゴニョゴニョ

まゆ「はぁ……胸の大きさなんて、気にしなくていいと思いますけど」

藍子「そうは言っても……プロデューサーさんだって男の人ですから、大きい胸の方が……」

まゆ「……では、仮に藍子さんの胸がとっても大きかったとして、その胸の誘惑でプロデューサーさんと付き合えたとしましょう」

まゆ「ですが……その時藍子さんより胸の大きい女性にプロデューサーさんを取られそうになっても、藍子さんは胸を理由に諦めてしまうのですか?」

藍子「はっ」

未央(おお……想像に反してまともなこと言ってる!)

まゆ「胸の大きな人なんてたくさん居るんです。そこで競ったって無意味ですよ……だったら、私達がアピールすべき物は何か、分かりますよね?」

未央(心とか優しさとかだろうなぁ……)

まゆ「声です」

未央「へっ!?」

まゆ「同じ声を持つ人間は居ません。プロデューサーさんが藍子さんの声にだけ欲情するようになれば、恋敵はゼロ。藍子さん専用プロデューサーさんのできあがりです♡」

まゆ「具体的には、これからお話しする時はプロデューサーさんに抱きつきながら耳元で囁くようにしてください。単純接触と同時に囁きを聞かせることで、藍子さんの声は気持ちいい物、落ち着く物だとプロデューサーさんの脳に刷り込むんです♡」

まゆ「囁く時はいつもより甘く、相手の脳へ直に届くように意識すると効果アップですよ♡」

藍子「な、なるほど……」ゴクッ

未央「なるほどじゃないよ!戻ってきてあーちゃん!」

まゆP「ま、まゆぅ……また、震えがぁ……っ!」ガチャッ

まゆ「あらぁ♡また発作の間隔が短くなってきましたね♡」ムギュッ

P「あぁ……そんなに遠くで喋らないでくれぇ……いつもみたいに、耳元で……」

まゆ「うふふっ♡もうすっかり私の声がないと生きていけないカラダになっちゃいましたね♡大丈夫ですよ♡これから死ぬまで隣でとろあまえっち声で囁いてあげますからね♡だからプロデューサーさんは私の側から居なくなったりしちゃダメですよ♡」コショコショ

P「あ^~脳が生き返る^~」

未央「……」

藍子「……」

まゆ「あの……今からここでえっちなことするので出てってもらえますか?」

未央「アホ抜かせ!」

次の日



藍子P「はぁ~お仕事お仕事」カタカタ


未央「ねぇあーちゃん……本当にやるの?」

藍子「もちろんです」

未央「でも、声で調教して廃人にするなんて……あんまりだと思うよ?」

藍子「私に残された道はもうこれしかないんです!」

未央「他にも無数にあると思うけど……」

藍子「プロデューサーさんっ」タッ

P「ん、どうした藍子」

藍子「えいっ」ムギュッ

P「!」

藍子「いつもお仕事お疲れ様です……♡プロデューサーさん……♡」コショコショ

P「ど、どうしたんだ藍子。急に抱きついてきたり、囁くように喋ったり……」

藍子「えへへ……♡今日からプロデューサーさんには、私の声を大好きになって欲しいんです♡」

P「いやもう大好きだけど」

藍子「え?」

P「藍子の声がないと生きていけないけど」

藍子「え?」

P「さっきまで禁断症状で震えてたしな」

藍子「あれキーボード叩いてる音じゃなかったんですか?」

P「ありがとな、こんなに近くで藍子の声が聞けて……嬉しいよ、藍子♡」コショコショ

藍子「あっ♡ダメです♡ぎゅってしてる時に囁かないでください♡プロデューサーさんの声、大好きになっちゃいますぅ……♡」トロン


未央(本人達が幸せそうなら……いいか!)



  -おしまい-

以上になります。

こんなタイトルにしておいてなんですが藍子ちゃんって自分のプロポーションを気にするような女の子ではないと思うんですよね。
少なくとも貧乳といじられてぎゃんぎゃん喚いたり過剰に落ち込んだりするようなコンプレックスは抱いてなさそう。
恋愛においても藍子ちゃんの心情では、自分の胸じゃ誘惑できないという悩みより「私が好きになった人は女の子を胸で見たりしない」という信頼が先に立つんじゃないでしょうか。
僕もそんな信頼に応えられる人間でありたい。

ありがとうございました。

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