P「風花さんお疲れ様でした。どうでした南の島での撮影は?」
風花「少し恥ずかしかったけれど、楽しかったです」
P「律子もすまないな。俺の代わりに付き添いで行ってもらって」
律子「え、ええ」
P「どうした律子?」
風花「実は今回のスタッフさんが律子さんのことを大変気に入って、急遽律子さんも撮影に加わったんです」
律子「うう…こうなるんだったらしっかり身体作っておけばよかった…」
P「まあ律子もスタイルいいからな。楽しみにしてるよ」
律子「いやいつも言ってますけど、私の寸胴体形なんて誰も興味ないですよ」
P「律子、後ろ」
律子「ん?」
ちはまこ「「」」ゴゴゴゴゴゴ
律子「」
しかし数日後、この2人に大変なことが起こることになる。
ピピピピ ピピピピ
風花「んん…」
この日いつも通りの時間に目覚めた風花。
風花(ええと今日は…簡単なレッスンだけでしたね)
そしてシャワーを浴びようと着替え始める風花。
風花(…ん?)
着替えていて胸に違和感があった。いつもはマシュマロおっぱいと評される風花の胸が今日はパンパンに張っていた。
風花(まあいいわ。シャワー浴びましょう)
しかしシャワーの水流が、風花の乳首を捉えた瞬間であった。
風花「はぁっ!」
風花の身体に電流が走ったような衝撃があった。
風花(え、何今の…)
気のせいと思い、再びシャワーを浴びるが…
風花「ああ!はうぅ!」
やはり乳首のところで電流が走る。
風花(う、嘘…こんなこと1回もなかったのに…)
風花「ひいぃ!ああん!」
風花はシャワーの向きを変えようとするが、乳首を捉えて離さない。
風花(だ、ダメ…身体が勝手に…!)
風花はこれが自慰行為だと理解していた。
しかしシャワーの水流だけではイクことはできず、どんどん風花の胸の疼きは増していく。
自然と風花の手は自身の胸へと伸び、そして…
風花「はああああああ!」
先ほどまでの数倍の電流が風花の身体を貫いた。
風花「ああっ!ダメ!感じちゃ…はうぅ!///」モミモミ
風花(ど、どうしてこんなことに…)
風花には信じられなかった。今までシャワーを浴びていてもこのような状況にはならなかった。
しかし、現実では自らの胸の快感の虜になろうとしていた。
風花(だ、ダメ…おっぱいから、何かきちゃう!)
風花は怯えていた。風花の胸の中に溜まっている熱いなにかが、刺激を受けたことで一気に同じ方向へ流れ出そうとしていた。
そしてその方向は、乳首の方であった。
風花(ダメ!私のおっぱい…破裂しちゃう!)
風花「ひゃああああああああああああああああ!/////////」
なにかが風花の胸を内側から突き破るような感覚がした瞬間、彼女は絶頂の階段を昇りつめた。
風花「はぁ…はぁ…///」
風花(む…胸だけで…イっちゃった…///)
風花は当然胸でイクという経験はしたことがない。しかし今回は胸全体がクリトリス、いやそれ以上かもしれない快感に襲われたのだ。
息を整えて、彼女はふと視線を下げた。
風花(え…)
風花は言葉を失った。
呼吸に合わせて乳首から、とろとろと乳白色の液体が滲みでてきていたのだ。
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風花「お、おはようございます」
P「おはようございます風花さん、遅かったですね」
風花「す、すいません。目覚ましをセットするの忘れまして…」
もちろん嘘である。
風花はそういう経験がないにも関わらず、自身の胸から母乳が出たことに対して困惑し、頭の中が整理できないでいた。
気が付くとレッスン時間が迫っており、まだ胸が張る感覚があったため、出なくなるまで絞ってから出社したのだ。
風花「あれ?律子さんは…」
P「それが律子も遅れてるんだよ」
風花は今日一緒にレッスンをする律子がまだ到着してないことに少し驚いた。
律子は普段時間に余裕をもって行動するタイプであり、時間ギリギリになってもこないというのはありえないはずだ。
ガチャ
律子「すいません遅れました!」
P「どうしたんだ律子?」
律子「目覚ましが壊れちゃいまして…」
P「そうか。じゃあもうすぐレッスンだからレッスン場に向かってくれ」
律子「は、はい!風花さん行きましょう」
風花「え、ええ…」
風花は律子にちょっとした違和感を覚えつつ、レッスン場に向かった。
-------
トレーナー「じゃあ今日は以上です。ありがとうございました」
りつふう「「ありがとうございました」」
レッスン自体は簡単に終わった。しかし風花は、また自身の胸から母乳がでないか心配だった。
だがそれ以上に、気になっていることがあった。
風花(何でしょう…さっきから律子さん、しきりに自らの胸元を気にしてるような…)
風花は、律子がちょくちょく律子自身の胸元を心配するような感じで見ていたことを気にしていた。
風花(…ま、まさか…)
一つの可能性が彼女の頭をよぎった。
そこで風花は更衣室で聞いてみることにした。
風花「律子さん、ちょっといいですか?」
律子「な、なにかしら」
風花「さっきから律子さん、あなた自身の胸元を気にしてましたよね」
律子「!?」
風花(この反応…何かあったに違いない…)
律子「な、なんのことよ!」
風花「例えば…今日の朝、自分の胸の感触が違っていたとか…」
律子「!!??///」
風花「そして、胸を触ってみたら、自分の胸から出るはずのないものが出たとか…」
律子「!!!???//////」
風花(今日の律子さんわかりやすいですね…)
いつもは冷静沈着の律子が、驚愕の顔をしながらみるみる赤くなっていった。
律子「さ、さっきから何のことを言ってるのよ!///」
風花「律子さん!隠し事はやめてください!私もうわかってるんです!」
律子「!!」
律子はついに観念した。
律子「…実は、私の胸から、なぜか母乳が出てきて///」
風花「…やっぱり律子さんもでしたか」
律子「え!?風花さんも!?」
風花は今日の朝起きたことを包み隠さず話した。
風花「このことは誰にも言わないでおきましょう」
律子「そうね。ばれたらスキャンダルものだしね」
その日から2人の戦いが始まったのである。
2人はその後ばれないよう病院へと赴き、検査してもらった。
結果としては女性ホルモンの乱れで一時的なものではないかと診断された。
しかし、母乳はとまるどころか日を追うごとに増えていき、1日に搾乳する時間と回数が増えていった。
そして1か月後、新たな問題が発生した。
風花「あの、プロデューサーさん、衣装治してもらっても…」
P「またですか。いいですけど、最近成長するペース上がってませんか?」
風花「うう…すいません…」
律子「あのプロデューサー、実は私も…」
P「え!?」
元々成長が止まってなかった風花はもちろん、律子のバストも成長していたのである。
美咲に採寸しなおしてもらった結果、律子は1サイズ、風花は2サイズ上がっていたのである。
風花「このままだと100cmこえちゃう…」
律子「私もそうなりそうね…」
だが2人はまだ更なる困難が待ち受けることに気が付かなかった。
今日はここまで
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