新太一「お前...俺と顔が瓜二つだと!誰なんだ」
太一「俺は別の世界の八神太一。アグモンとは別れちまったが俺はおまえだ」
新太一「は?アグモン...?」
太一「おっと!まだ出会ってないのか?まぁ、時期に分かるよ」
新太一「...っで?別の世界?の俺が何の用だよ」
太一「あぁ、ライダーに負けるなよ」
新太一「???」
太一「それと>>2」
ゼロワンに気を付けろ
太一「ゼロワンに気を付けろ。今の時期の中弛みは酷すぎるが後半巻き返すかもしれないからな」
新太一「???なんの話だよ?ぜろわん?車の名前かなんかか?」
太一「こっちの話だ。あと、友達と妹は大事にしろよ」
新太一「言われるまでもないって!アンタは俺の父親か!」
太一「似たようなもんだよ」
新太一「...なぁ?別の世界って事はアンタは俺の未来の姿じゃないんだよな」
太一「そうなるな。それがどうした?」
新太一「...質問してもいいか?」
太一「おう!なんでも聞いてくれ!」
新太一「>>4」
彼女とか…いる?
新太一「彼女とか…いる?」
太一「んんっ!な、なに聞いてんだよ!俺はお前の未来の八神太一じゃないから、聞いても意味ないぞ」
新太一「参考にしようと思ってさ。ぶっちゃけ居るの彼女?」
太一「...い」ボソ
新太一「ん?」
太一「彼女...居ない」
新太一「あ...そっか...。ごめん」
太一「...俺と同じ轍は踏むんじゃないぞ」
新太一「わ、分かったよ。気をつける」
太一「>>6」
ホテル行こうや
太一「ホテル行こうや」
ぐいっ!
新太一「っ!ち、ちょっと!引っ張んなよ!」
太一「子供が大人に力で勝てると思うか?」
新太一「い、痛いって!腕が抜ける!」
太一「...お前が悪いんだ。お前が俺の塞がった心の傷をほじくり返した所為だ。俺の慰め者にしてやる!」
新太一(た、助けを呼ばないとまずい!でも家には今...誰もいない!)
ガチャっ
ヤマト「お、お前太一!中々帰らないから、心配になって来てみたら...なんだ!この状況!」
新太一「た、助けて!」
太一「...俺らなりの愛情表現ってやつだよ」
ヤマト「>>8」
ファッ!?チンフェやんけ
ヤマト「ファッ!?チンフェやんけ!」
パシャパシャ!パシャパシャ!
新太一「と、撮るな!撮ってないで助けてくれ!」
太一「ははは、ヤマトはこうなると止まらないからな。しばらくこのままだろう。さぁ、ホテルに行こうか」
新太一「い、嫌だぁ!母さん!父さん!ヒカリ!誰でもいいから助けてくれ!」
太一「諦めたら楽だぞ~」
ガチャっ
新ヒカリ「...お兄ちゃん?な、なんなの?この人達?」
新太一「に、逃げろヒカリ!逃げた先で警察を呼んでくれぇ!!」
太一「...いきなり驚かせてごめん。ただ、異母兄妹に挨拶してただけなんだ」
新ヒカリ「...え?」
新太一「だ、騙されるなヒカリ逃げろ!」
太一「太一は展開に付いてこれてなくて錯乱しちゃってるんだ(っ!やば!衝動的にやっちゃいけない事を...誤魔化さなきゃ)」
新ヒカリ「>>11」
とりあえずあなたが本当のお兄ちゃんに迷惑かけているのは分かった
新ヒカリ「とりあえずあなたが本当のお兄ちゃんに迷惑かけているのは分かった」
太一「迷惑って...まぁ、そう捉えても仕方ないか。...これ以上、居ても迷惑だろうと思うから、今日は帰るよ。ほら、ヤマト!」
ヤマト「あぁ~!もうちょい!」
太一「ま、また今度!」
バタンっ!
新太一「はぁ...ヒカリのおかげで助かった。来なかったらと思うとゾッとする」
新ヒカリ「大袈裟だよ。...あれがもう1人のお兄ちゃんなのか」
新太一「え?お兄ちゃん?」
新ヒカリ「お兄ちゃんと顔似てるし...そうとしか考えられないよ」
新太一(ヒカリが誤解してる。誤解を解いてやらないと)
新太一「>>13」
大人のキスをする
新太一「ヒカリちょっとこっち向いてみな」
新ヒカリ「顔に何か付いてるの?」
チュッ
新ヒカリ「!」
新太一「助けてくれたお礼だ。へへ!俺なりの愛情表現ってやつだ!(向こうの俺のがうつったのか?まぁ、いいや)」
新ヒカリ「お兄...ちゃん...」
新太一「ひ、ヒカリ!ご、ごめん!嫌だったか?それなら謝る!すまん!」
新ヒカリ「>>15」
もっと……もっとして……
新ヒカリ「もっと……もっとして……」
新太一「...へ?」
新ヒカリ「体...変なの...お願いお兄ちゃん...」
新太一「い、いや!ダメだ!俺が大人の真似した所為でヒカリが苦しんでるのだとすれば、これ以上...苦しませる訳には」
チュッ!
新太一「!?」
新ヒカリ「あたしからしちゃった...///」
新太一「ひ、ヒカリ...(俺の愛情表現は間違っていたのか...なぁ、もう1人の俺)」
ーーーーーー
太一「は、はぁ?まだやり残した事?」
ヤマト「それが終わるまでは帰らない。お前一人で先に帰ってろ」
太一「なぁ、ヤマト?俺たちはもう20歳超えてるんだぜ?ガキみたいに駄々を...」
ヤマト「お前も別の自分を襲おうとしただろ!俺だって目的があってここに来たんだ!」
太一「割り切りも必要だヤマト!お前は宇宙を目指すんだろ!そんな男が小さな度量じゃ、いけないだろ!」
ヤマト「>>17」
鬼太郎を継続させるのがやはり最善手なのか?
ヤマト「鬼太郎を継続させるのがやはり最善手なのか?」
太一「...なんの話だ」
ヤマト「惚けるのはよそう。太一、幅広い年齢層が付きやすい鬼太郎と大人しか付かないデジモン。どっちがヒットしやすい?」
太一「...まさかお前!」
ヤマト「俺はこの世界を破壊して...鬼太郎を継続させる!」
太一「この世界を!新しい物語の芽を摘むのかヤマト!」
ヤマト「俺たちの物語はこの間、終わった。もう終わっていい」
太一「>>19」
じゃあ、お前だけ[ピーーー]よ
太一「じゃあ、お前だけ死ねよ」
ヤマト「...意味ないだろうが、俺が死んでもこの世界の歯車は何事もなかったかのように回り続ける。...思い出を守る為には壊す事も必要だ!」
太一「その資格はお前にはない。そもそも他人の世界を壊しちゃダメだろ?」
ヤマト「で、でも...俺はこの世界の俺達が苦難にあって欲しくないんだ!」
太一「俺達は大丈夫。きっと乗り越えていける。デジタルワールドを冒険した時みたいにさ」
ヤマト「太一...」キュン
太一「なぁ、ヤマト。ラーメンでも食って帰ろうぜ?観光ぐらいしたって誰も文句言わねぇだろ」
ヤマト「>>21」
ラーメンは二郎以外認めない
ヤマト「ラーメンは二郎以外認めない」
太一「ははは、分かってる分かってる!ヤマトは二郎のファンなんだもんな」
ヤマト「太一は滅多に食べないから、二郎の良さを知らないんだ」
太一「いや、俺は普通サイズ派で二郎を食べる機会は友達と出かけた時しか...」
ヤマト「俺が太一を二郎の虜にしてやるよ!さぁ、いくぞ」
太一「お、おいヤマト!」
ーーーーーー
ヒカリ「あ...この世界の私、大胆...」
タケル「ダメだろ兄妹同士なんて止めなきゃ」
ヒカリ「どうして?どうして止めなきゃいけないの?」
タケル「別世界とはいえ恋人が間違った道を進むのは見ていられないよ」
ヒカリ「恋人...?」
タケル「>>23」
それにこのままでは、放送前にレビュアーズになってしまう
大人たちが第二のレビュアーズにデジモンがなったなんて知ったら、本当に衰退する
タケル「それにこのままでは、放送前にレビュアーズになってしまう。大人たちが第二のレビュアーズにデジモンがなったなんて知ったら、本当に衰退する」
ヒカリ「れびゅあーず?」
タケル「知らないなら知らないままでいいよ。端的に言えばデジモンが壊れちゃう」
ヒカリ「...テイルモンの為にも止めなきゃだね」
タケル「分かってくれたようだね。間違いを正しに行こう」
ヒカリ「待って!」
タケル「なに?」
ヒカリ「私、タケル君と恋人になったつもりないから」
タケル「>>25」
ああああああああああ!!
ふざけるな!!ふざけるな!!バカヤロオオオオオ!!!
タケル「ああああああああああ!! ふざけるな!!ふざけるな!!バカヤロオオオオオ!!!」ギュッ
ヒカリ「く、苦じい...や、めてタケルくん...!」
タケル「ぐぐ!僕を好きにならないヒカリちゃんなんていらない!君と一緒に心中してやる!」
ヒカリ(だれか助けて...お兄ちゃん!)
新太一「や、やめろ!何してんだ」
タケル「うるさい!お前がお前の所為で彼女の好意が僕に向かないんだ!」すっ!
新太一「な、ナイフ!」
タケル「喰らえっ!」
ヒカリ「避けてお兄ちゃん!」
新太一「>>27」
ヤマトバリアー!
新太一「ヤマトバリアー!」
ザシュッ
新ヤマト「ぐわぁあああああ!」
タケル「に、兄さん!出血が酷い...病院に連れてかなきゃ!」
タッタタタ
新太一「大丈夫ですか?」
ヒカリ「た、助かった...ありがとお兄ちゃん」
新太一「え?あの...誰?」
ヒカリ「別世界のヒカリだよ!...やっぱりこの頃のお兄ちゃんカッコいい!」
新太一「>>29」
なんだかレトロな雰囲気だ
新太一「なんだかレトロな雰囲気だ」
ヒカリ「レトロ...私って古臭いんだ...」
新太一「い、いや!いい意味でだよ!俺がヒカリのこと悪く言う訳ないだろ!」
ヒカリ「そ、そうだよね!そうだよねお兄ちゃん!」
新太一(歳上の妹って不思議だ。夢でもみてるのか俺?)
新ヒカリ「...」
新太一「あ、ヒカリ!この人は...」
新ヒカリ「>>31」
もう一人の私、ううん未来の私?
美人だし約束された勝利……?
新ヒカリ「もう一人の私、ううん未来の私?美人だし約束された勝利……?」
ヒカリ「そんなに褒めなくても...///でもモテてるのはホントだし...うーん」
新太一「え...モテてるのか」
ヒカリ「酷い!大輔君やタケル君にモテてるもん!」
新ヒカリ「え、誰?」
ヒカリ(まだ出会ってない時期なのね)
新ヒカリ「...モテたい人は1人だけなのにな」
新太一(ヒカリそんな奴が居たのか...兄として応援するか)
ーーーーーー
太一「は?この世界の空に会う?」
ヤマト「駄目かな」
太一「別に止めはしねぇけどよ。なんで?」
ヤマト「せっかくだからな。この世界にいる恋人に会ってみたい。新しい歌詞が浮かび上がるかもしれないしな」
太一「でも会った所で逃げられるんじゃ?」
ヤマト「>>33」
見るだけにするさ
ヤマト「見るだけにするさ。ホントは会って話をしたいが、通報されるのはゴメンだしな」
太一「そうかもしれないな。危険な行動は避けるにかぎる」
ヤマト「全くだ!...早く見に行こうぜ愛しの空を...あ」
太一「?」
新空「(何あれ?...距離取って歩こ)」
太一「(行く手間が省けたな。ヤマトも内心喜んでるはず)」
ヤマト「>>35」
お前さっきから俺のことチラチラ見てただろ。見たけりゃ見せてやるよ。ホラ。(ち◯こを見せる
ヤマト「お前さっきから俺のことチラチラ見てただろ。見たけりゃ見せてやるよ。ホラ」
ボロン
新空「きゃあー!ふ、不審者!!」
ヤマト「ほらほら、見ろよ空」
太一「ッ!やめろこのバカ!」
どガッ!バギッ!...バタン!
ヤマト「...」
太一「悪い悪い!悪気があった訳じゃないんだ。こいつ、田舎から出てきたばっかで女に耐性付いてなくてな。...すまん!」
新空「>>37」
(よく見ると昔見たパパのとは比べ物にならないくらい大きいわね…パパのがきゅうりだとしたらこの人のは大根だわ…///)
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