古畑「呪いのビデオ?」(7)

古畑「エー、皆さんは呪いのビデオを見たことがあるでしょうか?見たら呪われてしまう…いや、そもそもビデオ自体を見たことがないなんて人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?まあそれはおいといて…呪いのビデオなんて有るわけないんです。レンタルビデオ屋なんかでそんな感じの物を借りても何もありません。でももし、本物を手に入れてしまったらあなたはどうしますか?ちなみに私なら…」

上田「ヘイ、ユー。遅かったじゃないか。」

山田「上田!何故ここにいる。」

上田「まあ、いいじゃないか。それよりも呪いのビデオって興味がないか?」

山田「ありません!出てって下さい。」

上田「そう言うなよ。その呪いのビデオってのがさ。」

山田「いいから出てって下さい!」

ハル「山田!いるか?」

ジャーミー「ハハハ!」

山田「はっ、大屋さん。家賃なら今週中には必ず…」

ハル「おめえその手には乗んねーから。ほれ、2ヶ月分!」

上田「おい、10万やるから一緒に来てくれ!」

山田「上田!?」

回想…

西園寺「こちらは日本科学技術大学教授の上田治郎先生です。」

古畑「いや~お会いできて光栄です。先生のどんとこい超状現象拝見しております。」

西園寺「上田先生、こちらは古畑警部補です。」

上田「どこかで聞いたことありますね?」

古畑「うふふ、実はスマップを逮捕したのわたしなんですよ。」

上田「おお、あの古畑刑事でしたか。」

石原「(兄ぃ~、あの刑事さんと階級一緒やろ?なんで兄ぃ~はあの刑事さんにペコペコしとん?)」

矢部「(アホー!古畑刑事といえばかなりヤバイ人なんやぞ。優秀過ぎて警部補以上にはならないようにされとるらしい。)」

石原「(兄ぃ~とは大違いじゃのう)」ボコッ!石原「アリガトゴザイマス…」

上田「それでなんで矢部さんたちまで?あと私は次郎です。」

古畑「警察と呪いというのは相性が悪いんですよ~」

西園寺「ご存知だとは思いますが、呪いでは中々警察は動けないんです。まあ脅迫されたと訴えた例もありますが相手がビデオだと…」

古畑「こちらの矢部さんはあなたが解決した事件を度々お手伝いなさっていた優秀な刑事だとお聞きしたものですから。」

矢部「はい、そうなんです。実はそんなことがありまして。」

上田「呪い?いやまあ確かに、私は、様々な事件を、解決して来ましたが…」

古畑「そこであなたと矢部さんたちに是非ご協力賜りたいと思いまして。」

矢部「はは!任せて下さい。私と先生が組めばどんな事件でも必ず解決できますから。」

石原「えらい調子がええのう。」ボコッ「アリガトゴザイマス…」

西園寺「こちらが呪いのビデオです。再生した映像をみたら一週間で亡くなってしまうらしいです。」

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