少年「よいしょっと!うーん、今日はなかなか良いものが見つからないな」
少年は背丈よりもある金属の残骸を持ち上げながら呟く。
周りは全てゴミだらけ…粗大ゴミや生ゴミ…ロボットや戦闘機まである。
全てドームに包まれた『楽園』が捨てたもの。
ココは『楽園』のゴミ捨て場だ。
少女「お兄ちゃーん!」
半身が機械に覆われた少女が少年を呼ぶ。
少年「なんだよ!」
少女「良いもの見つかった?」
少年「ダメだよ…ガラクタばかりだ!」
少女「そうなの!へへん!」
少年「なんで嬉しそうなんだよ!」
少女「だって!初めてお兄ちゃんより先にお宝を見つけたもの!」
少年「本当か!それ!」
少女「うん!ほら!」
女の子「……」
少女「こんなもの見たことないでしょ!」
少年「これは…ロボット?人間?」
そこには高そうな服を着た綺麗なモノがいた。
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少年「柔らかい…」
これは何なのだろうか?人なのか?それともロボットなのか?少年には判らなかった。
判らなかったので少年はとりあえず隠れ家まで運んだ。
少年「ほっぺがプニプニしてるなー」
少女「あ!お兄ちゃんだけずるい!私もやる!」
ツンツンとほっぺを押すと少しだけ反応する。
ちょっと面白い。
女の子「んっ…っ」
少女「で…この子…人間なの?」
少年「わかんないや…人間見たことないもん」
少年「でもほっぺすごく柔らかいし人間かなー」
少女「人間って『楽園』?に暮らしてるんでしょう?なんでこんなところにいるのかな?」
少年「目が覚めたら聞こうよ」
思い付きだから書留はない、取り敢えず寝ます
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