町

勇者「薬草なんかでどうしろと…」ﾋﾗﾋﾗ

勇者「とりあえず…交換してくれそうな人は…」ｷｮﾛｷｮﾛ

勇者「あ、>>4だ！」

軽い怪我している商人

商人「…」

勇者「商人だけど…怪我をしているのか」

勇者「うーん…ここは勇者として無償で差し上げたい所だが…そういう訳にもいかない。交渉してみよう」ｽﾀｽﾀ

勇者「あの」

商人「む…何ですか」

勇者「見たところ…怪我をされているようで…」

商人「はは…魔物に襲われたのもので…」

勇者「実はここに薬草があるのですが」

商人「おお、譲ってくれるのですか？」

勇者「何かと交換ならいいですよ」

商人「ケチですね」

勇者「こっちにも事情ってものがあるんでね…」ｸｸｸ

商人「…なら…>>7と交換しましょう」

幼女

勇者「よ…ようじょ！？」

商人「実は町の外で倒れてて…どうしようか困ってたんです。いやあ、良かった」

勇者「何で人なんだよ！」

商人「おや？嫌なんですか？」

勇者「い…嫌じやないけど色々おかしいだろ！」

商人「そんな事言っても交渉してきたのはあなたです。幼女は任せましたよ」ﾊﾞｯ

勇者「！　しまった！」

商人「ごっつあんです。では」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

勇者「ああ…」ｶﾞｸｯ

幼女「」ｽ-ｽ-

勇者「…どうしよう。交換する訳にもいかないし…」

幼女「ん…お兄さんだあれ？」

勇者「…王様に相談してみよう…」

王様「いきなりそんな事に…」

勇者「申し訳ありません…」

王様「…」ﾁﾗｯ

幼女「？」ﾆｺｯ

王様「おふぅ！」ﾄﾞｺﾞﾝ

勇者「お…王様？」

王様「ま…まあ…今回は特別に許してやろう」ﾀﾞﾗ-

勇者「鼻血でてますよ…」

王様「勇者は幼女の代わりに>>12を持っていけ」

勇者「毒消し草って…薬草より価値ありませんよ…」

王様「それしかないんだもん」

勇者「…わかりました…」

王様「ほら～幼女たん～おじさんのとこへおいで～」

勇者(気持ち悪い)

幼女「やだ！おじさん怖い！お兄さんと一緒がいい！」

王様「！？」

勇者「はは…」

町

勇者「結局連れてきてしまった…」

幼女「えへへ」

勇者「…ま、いいか…この毒消し草をどうしよう…」

幼女「あ！>>17がいるよ！」

魔王の手下

勇者「…え？」

幼女「だからーまおうのてしただって！」

勇者「あ…ははは…そんな訳ないじゃないか…さぁ、違うとこに…って幼女は？」

幼女「こんにちわ！」

手下「え？こ…こんにちは…」

勇者「ちょっとぉぉ！」

勇者「すみません！うちの幼女が失礼をば！」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

手下「いや…気にしてませんから…」

手下(危ねえ…バレたらどうしようかと思ったぜ…)

勇者「さあ！もう行くぞ！」

幼女「えー、このひと倒さないの？」

手下「！！！」

勇者「ちょっ…何言って…」

幼女「だからまおうのてしただって…」

勇者「違うって…」

手下「ちっ！こうなったら！」ﾊﾞｯ

勇者「ええ！？本当だったの！？」

手下「貴様ら全員あの世行きだ！」

幼女「お兄さん！殺っちゃって！」

勇者「あのね…これしかないの…」ﾋﾗﾋﾗ

幼女「あ…」

勇者「はは…もう駄目だ」

手下「む！それは…！」

勇者「え？」

手下「あ…あのー、もしよろしければ…それ…譲ってくれませんか？」

勇者(急にﾍｺﾍｺしだした！)

勇者「え…えーと…」

勇者(ここで交換なんて言ったら殺されるかな…)

手下「いいですか？」

幼女「だめだよ！とりかえっこじゃなきゃ！」

勇者「ちょっとぉ…」

手下「あ、で…では…これを…」

勇者「これは…>>25…」

媚薬

勇者「…うーん。いや…まあ…ね？毒消し草よりはいいけど…」

手下「では、これは貰っていきます」

勇者「あの…それ、どうするんですか？」

手下「病気の母親に食べさせます。これを取りにここに来たので。じゃ」ﾀﾀﾀ

勇者「泣ける話だな…」ﾀﾞﾊﾞﾀﾞﾊﾞ

幼女「それどうするの？」

勇者「…」

勇者「こんな物と交換しようなんて言ったらボコボコにされるし…」

幼女「のみもの？」

勇者「…子供には早い飲み物だよ」

幼女「？」

勇者「これを売った金で何か買おう…」

店

勇者「…」ﾁｬﾘﾁｬﾘ

幼女「いっぱいもらえたね！」

勇者「まあね…店主には変な顔されたけど…」

勇者「そろそろ次の町行かなくちゃなぁ…ここで何か買って出かけるか」

幼女「じゃあこれがいい！」

勇者「えーと…>>32」

三輪車

勇者「三輪車…かぁ…」

幼女「いい？」

勇者「…それ…乗りたいの？」

幼女「うん！」

勇者(幼女が乗る=幼女の物)

勇者「うーん…」

幼女「だめかな…？」

勇者「はぁ…もういいや。買ってあげるよ…」

幼女「やったぁ！」

平原

勇者「さて…次の町は…西の方か」

幼女「いた！」ﾄﾞｼﾝ

勇者「…三輪車でどうやったらこけられるんだ…」

幼女「これむずかしいよ！」

勇者「お前が下手なだけだ」

幼女「えーい！」ﾎﾟｲ

勇者「ちょっと！投げないで！」

勇者「壊れたらどうするんだ！全財産つぎ込んだんだぞ！」

幼女「おもしろくないもん」

勇者「…まあ、こっちの方が都合がいいかな。これを武器にしよう」ｶﾞﾁｬ

幼女「お兄さん、それのるの？」

勇者「乗らないよ！」

勇者「さ、行くぞ。はぐれるなよ」

幼女「はーい！」

～5分後～

勇者「おーい幼女！どこにいるんだー！」

勇者「…ったく…」

幼女「お兄さーん！」ﾀﾀﾀ

勇者「あ、幼女…って…」

幼女「あはは！」ﾀﾀﾀ

>>37「」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

勇者「何かに追いかけられてる！」

アンパンマン

勇者「何だお前！気持ち悪いな！」

アンパンマン「やあ！僕アンパンマン！」

幼女「おいかけっこしてたの！」

勇者「この不審者め！」

アンパンマン「不審者なんてしつれ…ｸﾞﾌｯ!?」

勇者「新種の魔物め！くらえ！」ｶﾞｽｶﾞｽ

アンパンマン「あ…ｱﾌﾞ!まっ…ｸﾞﾌｯ…」

勇者「ふぅ…」

アンパンマン「」

幼女「お兄さんすごい！」

勇者「あ…これおいしそうだな。もらっておこう」

アンパン　を　手に入れた！

幼女「早く行こうよ！」

勇者「わかってる」

勇者「町が見えてきたな」

幼女「まおうのしろってどこにあるの？」

勇者「あの町の向こうの町の更に向こうだ」

幼女「へえ！ちかいね！」

勇者「そ…そうか？」

幼女「いちばんのりー！」ﾀﾀﾀ

勇者「え！？待って！」ﾀﾀﾀ

2の町の特徴>>42

裸族の集落

2の町

勇者「…」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ ｶﾞﾔｶﾞﾔ

幼女「ひといっぱいいるね！」

勇者「出るぞ」

幼女「え？なんで？」

勇者「みんな裸じゃないか！何じゃこりゃ！」

幼女「わーい！」ﾀﾀﾀ

勇者「ああもう！入りたくないのに！」

勇者「やっと捕まえた…」ｶﾞｼｯ

幼女「んー！」

住人「”(→」<)！」

勇者「え？」

住人b「{°}'“$＼/←#>(}」

勇者「え？え？」

住人c「※｜↑×'→♭←！！！」

勇者「…何かわからないけど隠れるぞ！」

幼女「えーなんでー！」

物陰

勇者「ここは色々遅れてるみたいだな…」

幼女「そういえば、なんでみんなはだかなの？」

勇者「知らないよ…こっちが聞きたいな」

>>47「あの！」

勇者「え！？」ｸﾙｯ