【プリコネR】コッコロ「主さま。好感度チェックのお時間でございます」 (26)

コンマで好感度測定するよくあるやつ
主人公名はデフォルトネームのユウキ
キャラ安価はありません。書けないキャラがそこそこいるので
00は再判定して0か100かを決めます

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キャル「暇ね」

ペコリーヌ「暇ですね……鬼ごっこでもしましょうか」

キャル「嫌よそんなの」

ペコリーヌ「私が鬼でキャルちゃんが逃げる役で。捕まえたら食べちゃいますよ☆」

キャル「嫌よそんなの!比喩じゃなくて本気で食べる気でしょ!」

ペコリーヌ「まさかそんな。非常しょ仲間を本当に食べるわけないじゃないですか」

キャル「あんた今非常食って言いかけたわよね!?ぶっ[ピーーー]わよ!」

ユウキ「……」

コッコロ「ただいま戻りました主さま。おや、この騒ぎはどのような…?」

ユウキ「いつものだよ」

コッコロ「なるほど。では問題ありませんね」

キャル「おおありよ!こちとら命の危機なのよ!」

ペコリーヌ「大袈裟ですねえ。先っぽかじられた位で人は死んだりしませんよ」

キャル「そういう問題じゃない!というか食べる気だったの認めたわね!」

コッコロ「ふふ。実に微笑ましい光景ですね」

ユウキ「うん」

ペコリーヌ「ですよね☆」

キャル「どこがよ!!!」

コッコロ「さて、キャルさまも落ち着かれたところで皆さまに残念なお知らせをしなければなりません」

キャル「なによ急に」

コッコロ「実は先ほどアメス様の託宣を受けまして」

ペコリーヌ「アヌス様?」

キャル「おいこら」

コッコロ「主さまの好感度を測るようにっと」

キャル「なによそれ」

コッコロ「主さまはこのランドソルに来て沢山の女の子…女の子ばかりとお知り合いになられました」ギロ

ユウキ「!?」

キャル「あんたそんな顔出来るのね」

コッコロ「時に優しく時に頼もしい主さまに皆さん大変ご執心のようでして。それは結構なのですが」

ペコリーヌ「頼もしい?」

コッコロ「何か?」

ペコリーヌ「いえいえ続けてください」

コッコロ「こほん……しかし主さまはどうやら皆大好き!っというわけではないようでして。
苦手意識だったり嫌悪感だったりそういった感情を持ち合わせてしまっている子も中にはいるようなのです」

キャル「ふーん?」

ユウキ「……」

コッコロ「アメス様は仰いました。このままでは世界が救えないと」

キャル「世界?」

コッコロ「ヒロインを好きになれず何が主人公かと」

ペコリーヌ「ほほう」

コッコロ「幕間で似たような前説毎回入れてきてウザいとか言うな泣いちゃうぞと」

ユウキ「ごめんなさい」

コッコロ「というわけでまずは主さまの女の子達への好感度を明らかにし低い子達を炙り出そう、という話でございます」

キャル「世界とか主人公とかよく分かんないけど、そもそもどうやってそんなもの測るのよ」

コッコロ「わたくしが主さまの目を見て測ります」

キャル「は?」

コッコロ「ガイド役ならば主さまの心を読み取るなど当然の技能です」

キャル「なにそれこわい」

ペコリーヌ「ヤバいですね☆」

コッコロ「信じておりませんね?物は試し、ここにいる美食殿のメンバーの好感度を測ってお見せしましょう」

キャル「え、それ私も?」

コッコロ「当然です。さあ主さま、お顔を拝借」

ユウキ「……」

ペコリーヌ↓1
キャル↓2
コッコロ↓3

ペコリーヌ38
キャル69
コッコロ25

ペコリーヌ「これ何点満点なんですか?」

コッコロ「100でございます」

ペコリーヌ「ということは私結構嫌われちゃってますか?」

コッコロ「嫌いというほどではないかと。二人きりになると居心地が悪い、程度の苦手意識でしょう」

ペコリーヌ「うーん。何でですかねえ」

キャル「それでコロ助の25は?」

コッコロ「そうですね。一緒に行動するのは辛い、程度でしょうか」

キャル「駄目じゃない!というかよく平然としてられるわね。普段あれだけ主さま主さま言ってるくせに」

コッコロ「これほど苦手な相手にも分け隔てなく接することができる。ますます惚れ直しました」

ペコリーヌ「流石にコッコロちゃん!ポジティブですね」

キャル「いやこれもう病気でしょ」

ペコリーヌ「流石一番好かれている人は勢いが違いますねえ」

コッコロ「ええ全く」

キャル「なっ!? わ、私は別にユウキに好かれてても嬉しくもなんとも」

ユウキ「……」

キャル「あんたも落ち込んだ顔するじゃないわよ!あーはいはい嬉しいわよこれでいい!?」

コッコロ「ちなみに69はギリギリ友情で留まるラインでございます。キャル様どうかご安心を」

キャル「……あっそう。まあ69ならそんなもんよね。分かってたわ」

ペコリーヌ「どうして数値が高い人一番落ち込んでるんでしょう」

コッコロ「不思議ですね」

キャル「うっさい黙れ!」

ユウキ「……」

キャル「……」

ペコリーヌ「何か気まずい雰囲気になっちゃいましたね。これがさっき言ってた残念なお知らせって事ですか?」

コッコロ「はい。仲良しギルドと思われていた美食殿が実は、という」

ペコリーヌ「でも分かりませんね。ぶっちゃけキャルちゃんより私やコッコロちゃんの方が彼の役にたってると思うんですが」

コッコロ「実は気づかぬ間に迷惑をかけてしまっているのでしょうか」

ペコリーヌ「コッコロちゃん場合はあれじゃないですか? 添い寝」

コッコロ「!? そ、そんなはずは。ロリエルフの添い寝を喜ばぬ殿方などいるはずが」

ペコリーヌ「いやでも」

コッコロ「絶対違います! 他に原因があるのです!」

ペコリーヌ「わ、分かりました。そういうことにしましょう」

コッコロ「あれは私の生きがい。あれだけは……添い寝だけは取り上げないでくださいまし」

ペコリーヌ「あはは……」

キャル「……安心しなさいコロ助。あんたたちの好感度が低い理由は別よ」

コッコロ「! ほ、本当でございますか!」

ペコリーヌ「喰いつきヤバいですね☆」

キャル「分からない? あんたたち二人の共通点」

コッコロ「……はて」

ペコリーヌ「あ!分かりました!私たち二人とも女の子ですね!」

キャル「私が男だって言いたいのかゴラァ! ちっがうわよあんたたちの共通点はこれよ!」

https://i.imgur.com/7bk3jmz.png

コッコロ「魔物料理でございますか?」

ペコリーヌ「ええ~美味しいじゃないですか。というか平気で食べてましたよね?」

キャル「そりゃあ最初はね。でも記憶が若干戻って魔物がどういうものか認識したこいつにとって魔物料理は耐え難いゲテモノ料理なのよ!」

ユウキ「その……ごめん」

コッコロ「な、なんということでしょう。 主さまの心の機微に気づけないとは」

コッコロ「私てっきり主さまは魔物料理が気に入っているものとばかり思って朝昼晩におやつも魔物を用いたお食事を」

キャル「心を読み取る技能はどうしたのよ」

ペコリーヌ「でもユウキくんも悪いんですよ? 嫌なら嫌とはっきり言わないと」

ユウキ「コッコロの出す料理は嫌だ」

コッコロ「ぐふぅ!?」

ペコリーヌ「そうじゃなくてですね?」

ペコリーヌ「美食殿は食べることを目的としたギルドなんです。食べ物で妥協してはいけませんよ」

ペコリーヌ「だから食べられない食べたくないものがあったら遠慮なく言ってください。無理強いはしません」

ユウキ「……うん」

キャル「……なによ案外役に立つ企画じゃない」

ペコリーヌ「そうですね☆」

コッコロ「きょ、拒絶され……あがが」

キャル「見えないふり見えないふり」

ペコリーヌ「そうですね☆」

数分後

コッコロ「さあ主さま。おててを繋いで外を散策しましょう。まだ任務の遂行は終わっておりませんよ」

キャル「復活はや」

コッコロ「私がおりませんと企画が成り立ちませんので。空元気でございます」

ユウキ「……」

コッコロ「大丈夫です。例え表面上だけの愛でも主さまの物ならば私はそれで幸せになれます」

キャル「重すぎるわ」

キャル「ところでペコリーヌは?」

コッコロ「アルバイトの時間との事で別行動です」

キャル「ふーん。それでどこに向かってるわけ?」

コッコロ「特には。 適当に歩き回れば女子とエンカウントするのが主さまですので」

キャル「そんな適当な」

ミミ「あっ!お兄ちゃんだ!」

ミソギ「ほんとだ! お~い」

キョウカ「二人とも!いきなり走ったら危ないですよ!」

キャル「マジか」

コッコロ「どうです? 私が主さまのことで間違いを犯すなどあり得ないのです」

キャル「ついさっき露見したばっかりじゃない。 というかあいつらのも測るの?もし低かったら泣いちゃいそうなぐらい幼いんだけど」

コッコロ「問題ありません。大人でも泣くときは泣きますので」

キャル「その理屈はおかしい」

ミミ↓1
ミソギ↓2
キョウカ↓3

ぞろ目特典は考えてませんでしたが次投下時に何か思いついたら実装するかもしれません
本日はここまで

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