ルビィ「すぐ貴方に渡せるくらい!」 (10)
ルビィ「ルビィを絶対に幸せにしてみせるわ、って言われて告白されました♡♡♡」
ルビィ「私は凄く嬉しかったです!」
ルビィ「その人は周りには飄々とした態度を見せます」
ルビィ「まるで苦労なんかしてないかの様に立ち振舞います」
ルビィ「でも私は知ってるんです…」
ルビィ「その人が影でとても頑張っている事を」
ルビィ「きっと今までそうだったんでしょうか?」
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ルビィ「だからか私といる時も余り弱い所を見せたがりません」シュン
ルビィ「好きな人の前では弱い所を見せたくない気持はわかります」
ルビィ「けど、たまには甘えて欲しいかなって…」
ルビィ「私のほうが年下だけど、こう見えてしっかりしてきたんですよ?」
ルビィ「ところで皆さん、貴方はなにに幸せを感じますか?」
ルビィ「美味しいモノを食べたとき?」
ルビィ「それともお金持ちになったとき?」
ルビィ「それとも好きな人と…キャッ///」
ルビィ「なんて思ったり…私だって思春期なんです♡」
ルビィ「あの人のことだからきっと」
ルビィ「お安い御用デース!なんて言って何でもしてくれそうで」
ルビィ「あんまり甘えちゃうとお姉ちゃんに叱られそうです」クスッ
ルビィ「さて、そんな幸せですが…」
ルビィ「大っきな幸せと小さな幸せってあるとルビィは思うんです!」
ルビィ「例えば結婚!」
ルビィ「結婚といえば断然大っきな幸せだと思うんです!」
ルビィ「とっても素敵な事だから♡」
ルビィ「じゃあ、反対に小さな幸せは?」
ルビィ「アイスが当たったとき?」
ルビィ「お天気が良いとき?」
ルビィ「んー、それじゃ花丸はあげれません♡」
ルビィ「あ、まるちゃんのことじゃないよ?」クスクス
ルビィ「ルビィはね、きっと、そんなひとときを好きな人と過ごせれた時なんじゃないかなって」
ルビィ「例えばアイスが当たったことが幸せなんじゃなくて」
ルビィ「あ、当たったよ!って言える人がいる事が幸せな事であって…」
ルビィ「空が青いことが幸せなんじゃなくて」
ルビィ「今日もいい天気だねって言える人がいる事が幸せなんじゃないかなって…」
ルビィ「幸せなんて小さなスプーンですくえるくらいで十分なんです!」フンス
ルビィ「大事なのは分け合える人がいるかいないかだけ…」
ルビィ「しかも小さいからすぐに沢山渡せちゃうんです!なんだか得してる気分?♡」
ルビィ「さて、ここで質問です♡」
ルビィ「たまに来るおっきな幸せといつも届く幸せ、どっちが素敵でしょう?♡」
ルビィ「でしょう?♡」ギュー
鞠莉「…」
ルビィ「でしょうでしょう?♡」ムンギュー
鞠莉「最近になって四六時中ベッタリな理由はそれなのね…」ハァ
鞠莉「もう、文字通りベッタリなのよ…」
ルビィ「…いや?」ギュー
鞠莉「嫌なわけ無いじゃない」ギュー
鞠莉「はあ、少し前はルビィに甘えなさい!なんて言ってたのに今じゃこれよ…」ヤレヤレ
ルビィ「鞠莉ちゃんニヤニヤ隠せれてないよ?♡」
鞠莉「…知らないっ///」
ルビィ「あ!そうだ鞠莉ちゃん!今日ねー………」
依頼出してきます
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