ハナビが一番勝てる店 朝一出目イベント開催
朝イチ出目の秘密を暴け
優花里「朝早く並んだ甲斐がありました」
まほ「・・・・・・」
優花里「(この人は確か軍神と呼ばれている イベント狙いのスロプロ...なにか美味しい情報は頂けないでしょうか...)」
優花里「あの...あなたイベント狙いのプロなんですよね?」
優花里「てことはこのイベントは当たりってことでいいんですよね?」
まほ「寝ぼけない方がいい」
まほ「私はアドリブで勝っているから」
優花里「(アドリブ....?専門用語でしょうか)」
まほ「イベントだって悪い台はある」
店員「開店でーす」
まほ「この店の朝イチ出目イベントとは....こうなっている」
7のセンター揃い 高設定確実!
7の斜め揃い 設定3以上
バラバラ 基本的にはダメだが....
まほ「しかしかつてセンター揃いなんてあった試しがない」
まほ「ほとんどがバラバラか斜め...しかし確かに高設定はあった」
まほ「当初はかなりの高設定台があったが先月は一台減っていた...」
まほ「そしてそれ以前のデータを統合すると...真ん中へんのこの二台が怪しい...」
まほ「ここでアドリブが利かない奴は勝てない!左の台だ!」
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優花里「じゃあここの右の席は空いてるんですね」
優花里「出遅れて席埋まっちゃいまして...いいですよね?この席」
まほ「どうぞ」
20分後
優花里「また当たりました!」
まほ「・・・・・・」ジー
優花里「な、なんですか?」
まほ「(ま、まだ始まったばかりだし....)」
優花里「やったー連チャンです!」
まほ「(なんだこの子は...リプレイハズシすらやってない...こ、こんな奴に....)」
まほ「(アドリブがズレた?...そんな馬鹿な...)」
まほ「(遅れたよこの子...全然気がつかないし...チェリーだよ チェリー)」
優花里「あっ入ってるかも!」
優花里「当たりました!」
まほ「(私もそろそろ来てくれ!)」ペシッ
まほ「くっ!スベるな!」ペシッ
まほ「チェリーじゃなくてビックだ!」ペシッ
まほ「よし!」
まほ「まだまだ勝負はこれからだぞ...」
優花里「え?」
まほ「(私が西住流で磨いた最速の技をみせてやる!)」
まほ「左のリールは二つのポイントを交互に押すロータリー打法!」ペシッ
まほ「ハサミ打ちもやめ!中リール氷付き7を中段にビタ!」ペシッ
まほ「順押しでより早くゲームを消化」
まほ「これで2確!」ペシッ
まほ「私のアドリブが外れなんて許せない!しかもこんな素人相手に!」
まほ「私は守らなければいけないモノがある!その為にも勝つんだ!」
今日のチャンピオン 秋山優花里 5627枚
まほ「・・・・・」5623枚
優花里「写真なんて照れますねぇ」
まほ「次は負けない....」
優花里「!?」
まほ「じゃあね 優花里...次会う時は覚えていろ」
優花里「???」
4月29日 土曜日
まほ「やっぱりGWはいいな なにしろホールにプロがいない正に私のためにあるような物だ」
まほ「だけど...ここもダメ」
まほ「ここもダメ」
まほ「店はしっかり選ばないと...ここに並んでる人も残念だけどそのホールはハズレだ」
優花里「あれは!アドリブの人...ついていけばいい店に行けるかも....」
まほ「普通の店はゴールデンウィーク前に出玉感をあおり GW中はシメる...」
まほ「だが数あるこの街のホールでもここだけは別」
まほ「本当のイベント店だ」
まほ「毎年のデータから考えてもGW中でも花台は確実にあるはず!」
まほ「ここに万枚吐き出す台がある!!」
優花里「こんにちはー」
まほ「優花里!?」
優花里「そこで見かけたんでついてきちゃいました!」
優花里「後をついていけばきっとオイシイ店に連れてって...」
まほ「流石だな優花里 この店に目をつけるとは...」
開店後
まほ「この店のアラベスクはオヤジ比率が圧倒的に高いんだ」
まほ「オヤジ打ちだとたいして勝てない為1は置かないハズ 2あればなんとかなる」
優花里「あれ?アラベスク打つんですか?なんか意外です...」
まほ「(馬鹿め...アラベスクは単なるつなぎ!)」
まほ「(この店のGWイベントは確かに本物だけど初日は流石にキツい)」
まほ「(しばらくして客が離れると高設定が入る アラベスクで様子をみて...私の真の狙いは...)」
まほ「ディノベイダーBの設定6!!万枚をねらうのはこの台だ!」
4月30日 日曜日
まほ「この店の三段階方式は予兆 爆発 収束」
まほ「このタイミングを計る 例年のデータでも今日はまだ爆発はないはず...よって今日もアラベスクだ!」
まほ「アラベスクのビック中は中リールにバーサンドが押せないと苦しいんだ」ペシッ
まほ「さて...ディノベイダーのチェックに行こう 予兆台があるかもしれない 大したことはないだろうけど」
ディノベイダーの島
優花里「わーい」二箱持ち
まほ「(なぜ優花里がディノベイダーBに...まさか私の狙いが読まれた!?」
まほ「(上等だ...)」
優花里「あっ!エマージェンシーです!」
まほ「まさか予兆なしでいきなり爆発したのか..馬鹿な...)
まほ「私のデータに抜かりはない...しかし優花里の台が設定6の可能性も...」
まほ「とにかく明日だ...明日が勝負」
5月1日
まほ「今日は一直線にディノベイダーへ!」
まほ「この店の台選びのポイントはまず通路から見えるカド台」
まほ「そしてなんといっても前日の予兆台の隣か2こ隣...」
まほ「結局絞り込むとこの2台...カド台と優花里が打った台...」
まほ「優花里が打った台は単に予兆台だとは決め付けられない..」
まほ「昨日の優花里の出玉は2箱くらい..本来設定6だったけど 優花里が下手すぎてあの程度で終わった可能性もある...」
まほ「思い出せば優花里は告知アクションに一喜一憂」
まほ「ビック中のフラグ告知もまったく聞いていなかった」
まほ「結局全然回せていなかった...」
まほ「つまりコインを出しきれてない設定6だとしたら」
まほ「今日も据え置いてる可能性もある...」
まほ「ここでアドリブが利かない奴は勝てない!優花里の座っていた台だ!」
優花里「カド台ゲットです!」
まほ「(また二択で選ばなかった方に優花里が...)」
優花里「あっ私昨日その台で打ってたんですよー」
優花里「私が2箱出しちゃったからもう出ませんよ なんちゃって」
まほ「・・・・・」ペシッ
優花里「しかしディノベイダーって面白いですね ドッカーン告知が気に入っちゃいました」
優花里「ビック中も15枚役ボコボコ落ちますし」
優花里「不運だとすぐパンクしちゃいますけど」
ドカーン!!
優花里「早速来ました!」ペシッ
まほ「な、なぜだ...」
まほ「優花里よ....プロとしてその引きの強さは認めよう」
まほ「だけど足りない物がある...」
優花里「(プロ??)」
まほ「技術と自覚だ!!」
優花里「(この人は一体何を言ってるんでしょうか...)」
まほ「ディノベイダーBの設定6は確率159分の1 獲得枚数は最高500枚以上 こういう台を打つときは...」
まほ「ぶん回すんだ!!」ペシッ
まほ「ところで君は古ぼけた今のサンダーvの予告音聞き取れるか?」
優花里「はぁ?」
まほ「なってないなぁ 優花里よ...」
まほ「プロは耳も良くないとな」ペシッ
まほ「そして5月1日にディノベイダーBの設定6をゲットした私はそれ以降はデータを分析」
まほ「5月2.3.4とディノベイダーBの高設定を引き続けた」
まほ「このゴールデンウィークで6万枚イってやる!」
まほ「そして優花里を完膚無きまでブッつぶす!」
優花里「わ、私がなにをしたっていうんですか...」
最終日
ゴールデンウィークのナンバーワン 西住まほ 58450枚
秋山優花里 15200枚
カエサル「5万枚だと!?」
おりょう「なんて奴ぜよ...」
優花里「すごいですね」
まほ「当然だ」
優花里「でも惜しかったですね もう少しで6万枚だったのに」
まほ「それはなにか? 私なら6万枚出せる...」
まほ「そう言いたいのか?優花里よ」
まほ「いいだろう...いつでも勝負してやる!!」
優花里「ダメだ...この人」
・・・・・・・
どこにある?探し出せ!
ラッキーコインで爆発フェア 鬼太郎spのシマへGO
まほ「4.5.6の番号のついたコインが出てきたらその設定の台をゲットできるこのイベント...」
まほ「流石に優花里も目をつけたか...」
優花里「(AT機打ってみたかっただけなのになんでこの人が...)
まほ「所で優花里よ どこに当たりコインがあるかわかる?」
優花里「流石に運ですよね?それは」
まほ「甘い...甘いよ 優花里...」
まほ「ん?」
優花里「なんかハンバーガーのニオイがしますね」
まほ「このニオイまさか...」
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