【安価・コンマ】このすばに異物が紛れ込みました Part.2 (310)

このすばの世界で安価とコンマに翻弄される佐々木樟巳を眺めるスレです



安価及びコンマの連取りはご遠慮ください

指定先が無効なレスの場合は下にズラして有効なレスを採用とします

コンマの判定の強さは「00>99>ぞろ目>通常判定」 とします
なお、低コンマでもぞろ目になった場合は良い結果になり、補正を加えてのぞろ目は無効となります
そして00はその場面の最良の結果が選ばれます

多数決のあとに行われるコンマにおいて、その次に行われるコンマ判定に限り、ゾロ目の数だけゾロ目寄せ(+-X)の補正がつきます(忘れている事が多いので指摘して下さるとありがたいです)


※前スレ
【安価・コンマ】このすばに異物が紛れ込みました
【安価・コンマ】このすばに異物が紛れ込みました - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526228110/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526832087

【キャラシ】
佐々木 樟巳(ササキクズミ)
男(の娘)

【設定】
女装癖で超絶可愛い男の娘
決闘厨
カッコイイモノや可愛いモノを好む
リアルファイトも普通に強い
全裸癖(今の所は部屋や家でのみ)
あれのサイズ99(ゾロ目ではない)
料理の腕はプロ以上(91)


スキル【カード封印】
弱らせたり心を通わせたモンスターをテイムできる(前者はコンマ判定あり)
(ポケモン的なテイムです)

ブラックマジシャンガール
ライズファルコン
ゴーストリックサキュバス(このすばサキュバスが変化)

【転生特典】
幸運の女神エリス
幸運系のステータスが高いアークプリースト(アクアほどプリースト技能が高くないが有能)

【冒険者関係】
ルーンナイト
剣士系と魔法系の才能がカンスト(99とゾロ目で99扱い)

パーティー
エリス、クリス、ゆんゆん、あとはカートの仲間達


【好感度】
エリス クズミに女として見られたい。あわよくば……
クリス デュエルディスクをなんで盾みたいに構えているの?
BMG  マスターとお揃い、嬉しいな
ゆんゆん 性別なんて関係なく体を洗いあいっこする友達
めぐみん 女性を好きになってしまいました……
ウィズ 毎日でも料理を作って欲しい(ただの食欲)

カズマ 一目惚れしたっぽい

【フラグ】
エリスが愛を自覚したので追加シナリオ(の予定)
めぐみんがクズミと爆裂の約束をしたので後のイベントが変わる

1000により【ブラックマジシャン】を手に入れるイベントが発生します
おあつらえ向きのイベントが発生しますので、そこまで出て来れませんがしょうがないよね?(デストロイヤー)

あと999が鬼畜すぎる件

1時間半程度だけど



クズミたちは宝島特需狙いの商人たちから様々なものを買った

だが流石にほぼ全額使ってマナタイト製の杖を買ったり、きらびやかな鎧を買う人などはいなかった

クズミ「ホントいい買い物したよ。かわいい服にデュエルディスクなんて」

ゆんゆん「そのデュエルディスクというもので本当に岩を切り裂いたり、鋼の剣の斬撃を防げるの?」

クズミ「デュエリストなら余裕かな? 神のブレスを受けても壊れないんだし」

肉体が滅びようとデュエルディスクは刻々とヒットポイントを告げるのだ

クリス「……それ呪いのアイテムじゃないよね?」

クズミ「失礼な!」

などと夕日の差し込むアクセルの中央道で四人+BMGが話していると、ちょうどカズマたちが帰ってきた

クズミ「おーい、カズ、マ?」

クズミはステータスなりデュエリスト特性なりで目もいいが、何故か安全のために持って行くと言っていた檻の中にあの女神がいた

エリス「……アクア先輩はとうとう珍獣扱いになったんですね」

エリスは少しだけ黒い笑顔で微笑んだ


そして聞こえてくる悲しい歌声

アクア「出涸らし女神は運ばれてくのー、きーとこのまま売られていーくーのー……」

いつものアクアとは違い、体育座りをして檻に引きこもっているアクアがいた

エリスが珍しくアクアがいるのに、エリスも共にカズマたちの方に足を運んだ時

ミツルギ「女神様!!??」

とても高価そうな鎧を着た青年がアクアを見て叫んだ



めぐみん「クズミ、クズミではないですか! 私を出迎えに来てくれるとは殊勝な心掛けですね」

クズミ「たまたまだけどね。どうしたのその人……神?」

めぐみんの大げさな出迎えに控えめに答えてから、エリスが少しテンションが上がっている原因のアクアのことを尋ねる

カズマ「アクアは触れていれば水の浄化ができるとかで檻の中でモンスターを警戒しながら水の浄化をしてたんだけどさ」

ダクネス「檻の中でアクアは廻されたんだ」

クリス「廻されたんだ!?」

ダクネスは頬を赤らめてもじもじしながら言う

そのダクネスに突っ込みを入れてからカズマは訂正

カズマ「ワニのモンスターに檻をぐるぐるされたり、檻越しに噛まれそうになったりでアクアは外の世界恐怖症になっちまったんだよ」

エリス「……」

クズミ「エリス?」

エリス「なんですか♪」

クズミ「苦労話を聞いたからしょうがないけど、あんまり黒いのを維持しないでね?」

エリス「はい♡」

エリスがノリノリでアクアを檻の外からつついている

カズマたちとクズミが話している時、アクアを外からつんつんしているエリスの横に男が現れた

ミツルギ「女神様っ!? 女神様じゃないですかっ! 何してるんですかそんなとこで!」

あろう事かモンスター捕獲用の檻をミツルギは折り曲げ、アクアに手を伸ばした

ダクネス「……私の仲間に気安く触れようとするな。誰だ貴様は?」

人見知りを発動したダクネスがその伸ばした手を叩いた

エリス「……先輩! 水の女神である先輩が送った転生者の方が来ていますよ」

エリスは本能的にアクア関連で面倒になりそうだったので、エリスはアクアを起動させるべく声をかけた

アクア「……神? そうよ、私は女神アクア! ちょっとエリスごときが私に触れてんじゃないわよ。信者寄越しなさいよ!」

エリス「いーやーです!」

アクア「石像の胸はぱっと盛りって言いふらしてやるんだから!」

エリス「いいですよ? 私の胸が薄くても受け入れてくれる人たちがいますから」

アクア「うわうっざ!……」

また女神同士のバトルが勃発しようとしたが、その間にミツルギは入り込む

ミツルギ「女神さま! 貴方様に魔剣グラムを頂き、勇者として活動しておりますミツルギキョウヤです! 覚えておいででしょうか!る」

アクア「…………魔剣グラムくんね。覚えてるわよ覚えてる」

アクアはミツルギの担いでいるグラムを見ながらそう言った

そのあとミツルギは自分が30レベル後半になったこと、何故この下界にいるのかや何故檻に閉じ込められているのかなどを聞いた

そしてアクアは律儀に

アクア「私はこのカズマさんに転生特典として……」

話した



ミツルギ「ありえない……この世界に女神様を引き込んで、あまつさえ今日のクエストでは一日中水に漬けていた!? ふざけているのか?」

ミツルギはありえないものを見るように、カズマを見ている

クズミ(……ふざけてないんですけど)




多数決
下1~3
1 クズミは口を挟む
2 挟まない

クズミ「ふざけてませんけど?」

ミツルギ「……なんだいキミは? 僕は今このサトウカズマとアクア様と話しているんだ」

デュエリストは割と短気だ

故にクズミは自分がディスられたきがして声を上げた

クズミ「私もここにいるエリス様を特典に選んで下界に下ろしたけど?」

ミツルギはクズミが指さす方にいる女性をみた

そこにはエリス教という宗教の教会にある石像によく似た人がいた



パットなしエリス様 +10

コンマ
下1
66~  全然石像と似ていないじゃないか!(一部をチラ見しながら)
33~65 ……エリス教のエリス様なのですか?
~32  この人も……本当にエリス様!?

エリスの機嫌upするが……



ミツルギ「この人は……本物のエリス様ですよ!?」

ミツルギは天界であったアクアほどではないが、そのエリスの神気を感じ取り頭を下げた

信仰の多さゆえに神を知っているものなら、その威光は隠せないのかもしれない

エリス「……そ、そうですよ?(初めて知らない人に初見で女神扱いされた!)」

エリスは内心少しだけ嬉しいがそれを表に出さずに対応した

ミツルギ「君たちはやった事の罪の重さを分かっているのかい?」

クズミ「……?」

カズマ「は?」

ミツルギ「……はぁ。連れてきてしまった点はしょうがないとして、当然女神様方にはちゃんとした拠点に、何不自由ない生活を送らせているんだよね?」

カズマ「同じ馬小屋で過ごしてるが?」

クズミ「エリス様の抱き枕になって馬小屋で暮らしてるけど?」

エリス「……え? 待ってください、なんで知っているんですか!? 寝ていましたよね?」

クズミ「起きたらエリス様の匂いがこびりついてるし、夜中に目覚めたら柔らかいエリス様が抱きついてたから」

エリス「いやあああああ!!」

エリスは顔を真っ赤にしながら、ダクネスの後ろに隠れた

ミツルギ「…………はぁ?」

ミツルギは停止していた思考を動かし、怒りを顔に顕にしながら、クズミとカズマの胸ぐらを掴もうとしたが、クズミは女性(ミツルギ主観)なのでカズマだけをひねり揚げた

クズミ「何してるの!」

カズマ「うぐっ、何するん、おわっ!」

ミツルギ「くっ」

クズミカズマの胸ぐらを掴んでいる手をデュエルディスクで叩き上げてカズマを解放する

ミツルギ「君たちは何をしているんだい? サトウカズマ、君のパーティーは見たところクルセイダーにアークウィザード、そしてアクア様。ササキクズミのパーティーはアークウィザードに君自身は多分ルーンナイト、盗賊の子にエリス様。そんななのに馬小屋で眠らせるなんて恥ずかしくないのかい?」

クズミ「いやいや、冒険者は馬小屋生活が割と普通らしいんだけど」

ミツルギ「そんなわけがないだろ! 僕は一度だって馬小屋で寝たことがない!」

カズマ「ちっ、さーせん」

クズミたちは無駄な出費を減らして、大きな家をみんなで買おうという話をしているので馬小屋生活だ

カズマは何も知らないのにクラスだけで評価して、更に自分は転生特典で偉ぶっているだけのくせにとカズマの機嫌が悪くなる

ミツルギは馬小屋が普通と言ったクズミやひどい態度のカズマに心底ため息をついてから、笑顔に顔を変えてその2人以外を見る

【エリス様を神だと認識したので、クズミパーティーもミツルギの保護対象になります】

ミツルギ「君達、今まで苦労したみたいだね。これからは、僕と一緒に来るといい。勿論馬小屋なんかで寝かせないし、高級な装備品も買い揃えてあげよう。多少人数が多くなってしまうけど、その分僕が稼ぐから心配しないでくれ」

ミツルギはクズミの好きな人たちを【奪う】宣言をした

自分の住んでいる次元を侵略され、その敵に抵抗していた反逆者でもあるクズミにその言葉を発した



コンマ
下1
66~  デュエリストはカードをセットする
33~65 デュエリストは冷静に怒る
~32  デュエリストはブチギレる

クズミは幻視した

ミツルギという侵略者がこの世界でできた大切な人達を奪い、犯し、果ては殺す惨劇を

クズミは恐怖した

またエクシーズ次元のようになってしまうのかと

否!

今のクズミにはこの世界でも上位に立てるだけの素質もあるし、仲間(カード)もある

クズミ「あなたからは鉄の意志も鋼の強さも感じられない!」

ミツルギ「……何を言っているんだい? ふざけているなら」

クズミ「ふざけているのはあなただ。人を養うという責任の重みも、死地にたったとしても絶対に守るという覚悟も、この身朽ち果てようと必ず帰ってくるという想いも一切感じられない!!」

ミツルギ「……僕の力なら皆を養えるし、どんな敵にだって勝ってみせる。守る人達の元に帰ろうとする思いだってある!」

クズミ「……カズマから聞いたよ。君たちは地球の転生者は平和な世界で暮らしてきたそうじゃないか。殺される前に殺すという気概もなく、ただ神に貰った強い力で酔いしれているだけにしか私には見えない!」

クズミはこの世界に来て初めての怒りをミツルギにぶつけながら断言した

ミツルギ「それなら証明しよう。そこまで語るならササキクズミ、君にも覚悟はあるんだよね?」

ミツルギも言われっぱなしで居られるほど人間が出来ていない

クズミ「無ければ他人にこんなことを言わない!」

ミツルギ「それなら僕と勝負しないか? 僕が勝ったらエリス様を譲ってもらう。もし僕が勝ったらなんでも言うことを一つ聞こう」

クズミ「仲間を、大切な人を賭けられるわけが無いでしょ!」

ミツルギ「君は転生特典としてエリス様を選んだ。特典は本来物を選ぶものだっただろ? それとも負けるのが怖いのかい?」

クズミは仲間を賭けろと言われてたじろぐ

エリス「……クズミ、そこまで言われたのなら受けてもいいですよ? それに勝てばいいんです」

そんなクズミをエリスは後押しした

クズミ「いいよ。それで? 30レベル後半の人が20レベルの冒険者と武力で戦うの? それでもいいけど」

ミツルギ「……」




幸運の女神様補正 +20
コンマ
下1
80~  【あ、ん、か】
60~79 カードで勝負
40~59 武力以外の勝負(更にコンマ)
20~39 武力の勝負(全てを使う)
~19  武力のガチ勝負

エリス補正+20


コンマ
下1
66~  【安価】勝負
33~65 カード勝負
~32  覚悟勝負

出来る(クズミがするとは思えないけど)
モンスターという表記だけどあの世界は人(にしか見えない)のモンスターとかもいますからね



ミツルギ「ルーンナイトとソードマスターが戦ったら街に被害が出るかもしれない。そうだね、カード勝負なんてどうだい?」

ミツルギはクズミが付けているデュエルディスクはアニメや漫画で見たことがある

遊戯王が好きならカードゲームも色々と嗜んでいる人だろう

ミツルギの提案にクズミはニヤリと笑った

アクア(……あっ、あのミなんたらさん終わったわ)

アクアの内心と同じようなことをカズマパーティーやクズミパーティーの皆が思った

クズミ「私ちょうどトランプを持っているんだけど」

クズミはカード創造でトランプを作りだし、懐からそれを出した

ミツルギ「いいね、ならそれにしよう……二人でやるなら、ポーカーなんてどうだい?」

クズミ「いいよ」

二人は話がついたので、ポーカーをするために台が欲しい

ということでギルドへと向かった

ギルドに現アクセル最強の冒険者とアクセル最強かもしれない冒険者が現れたことで騒がしい酒場が静かになる

ミツルギ「……そこの貴方すみません。トランプのポーカーで勝負を今からするのですが、ディーラーをお願い出来ますか?」

ミツルギは酒場で飲んでいたモヒカン(機織り職人)に声をかけた

ミツルギ「僕達以外の人がディーラーをやった方が平等だろう?」

クズミ「どうでもいいから早く始めよう」

クズミはモヒカンの人をチラ見してから、ミツルギとは反対側の席に座った

ミツルギ「最初に三回勝った方の勝利で交換は?」

クズミ「1回でも2回でも」

ミツルギ「なら1回で」

モヒカン(うわー、受けるんじゃなかった。それにクズミちゃん物凄い剣幕だし……でもそんな顔も可愛いという変態共もいるんだろうな)

モヒカンはカードをシャッフルしながらクズミを観察し、カードを五枚ずつ配る

二人はカードを見てから交換をした

ミツルギ「……僕は相当幸運がいいんだ。負けても後悔しないでね?」

クズミ「どうでもいい。覚悟がないもの程よく吠える」

ミツルギはあまり怒らない方だが、クズミの態度に少しだけ頬が引くつく

モヒカン「それじゃあ公開してくれ」

二人はカードを互いに見えるように公開した



(高すぎる確率はこのあと説明)
コンマ
下1
10以上でクズミがまずは一勝

クズミは『今回は何もせず』そのまま役を揃えた

クズミはツーペア
ミツルギはフルハウス

ミツルギ「……悪くないけど僕には負けてるね」

クズミ「どうでもいいんで。次お願いします」

クズミは淡々とカードを山に放り投げ、モヒカンに頭を下げる

カズマ(……今回はしなかったのか? どうなんだ?)

カズマパーティーにブラックマジシャンで全勝したクズミのネタを暴こうとカズマは必死になってクズミの手を見ている

クズミ「……私って好きなカードを引ける才能があるんですよ。まあデュエリストとして当然なんですけど」

この世界に来てからクズミはデュエリストとしての格が上がっている

ミツルギ「僕も遊戯王はやったよ。昔だけどね」

二人は再び交換してからカードをオープンした



コンマ
下1
5以上で1対1

クズミは正々堂々勝ちたいなどという人間ではない

クズミの親友は血反吐を吐き、泥を啜ってでもある人を助けようとしていた

クズミも同じだ

バレなきゃ犯罪じゃないし、勝てばいいのだ

クズミ(リ・コントラクト・ユニバース)

クズミはカードオープンのタイミングを少しだけ遅らせて、ミツルギのカードと被らないようにカードを『書き換えた』

ミツルギ「なん……だと! ロイヤルストレートフラッシュ!?」

ミツルギはフォーカードだったが、クズミはロイヤルストレートフラッシュを公開した

モヒカン「嬢ちゃんやべえな」

モヒカンは劇画調な顔になりながらも、ディーラーとしての仕事をする

ミツルギ(あんなの偶然だ)

クズミ「最強のデュエリストはドローカードさえも操れるんだよ?」

ミツルギ「所詮アニメの中の話だろ!」

ミツルギはちゃんと交換して伏せる

逆にクズミは交換すらせずに伏せる

モヒカン「公開してくれ」



コンマ
下1
3以上でクズミ2勝

デュエリストとカード勝負になった時点でなんたらさんの負けだよね


カズマ「またロイヤルストレートフラッシュ!?」

カズマが叫ぶ中、ミツルギはガタン!と大きな音を立てながら立ち上がる

ミツルギ「ロイヤルストレートフラッシュが2連続なんてイカサマだ!」

クズミ「イカサマだって言うならイカサマを証明してよ。出来ないなら座れば? 降参ならいいけど」

ミツルギ「…………」

ミツルギはソードマスターとしての身体能力を駆使して、その動体視力で観察していたがそんな素振りは一切なかった

ミツルギ「……いいだろう、みとめてあげるよ。でももう奇跡はない!」

クズミ「奇跡を必然に変えるのがデュエリストだ」

クズミが若干遊戯王特有の闇堕ちになっている気がするが、ミツルギは席に座ってカードを受け取る

モヒカン「ちゃんと俺はシャッフルしてるし、変なことはしてねえからな?」

ミツルギ「それは大丈夫だ。配布を頼みます」

ミツルギは配られたカードを見て、笑顔になり、交換はしなかった

クズミはカードを見ることすらせず、その場に伏せた

ミツルギ「舐めているのか!」

クズミ「舐めてないよ」

二人はモヒカンの合図でカードをオープンした




コンマ
下1
1以上でクズミの勝利

コンマ
下2
30以上でカズマはエクシーズのアニメまでしっかり見ていた

エリファス「私のドローは全てシャイニングドロー(創造)だ」
いるんですよそれが



ミツルギ「まずは僕から公開する。君の公開する時の手をよく見たいから……いいよね?」

クズミ「勝手にどうぞ」

ミツルギ「ストレートフラッシュだ!!」

ミツルギはドヤ顔でカードを公開した

そして顎で次は君だとクズミに催促をしながらその手を見る

クズミ「デュエリストのドローは全て必然。リ・コントラクト・ユニバース」

クズミは口に出しながら、カードを公開した

ミツルギ「ろ、ロイヤルストレートフラッシュだと!?」

ミツルギはクズミの口にしていた言葉は分からなかったが、何かをしたのかもしれないということはわかった

だが全くイカサマをした形跡はない

カズマ(……その口上は分からないけど、もしかしてデスティニードローでもしてたのか? 手が光ってなかったけど)

カズマはイマイチクズミが何をしたのか分かりかねていたが、この場にいる人の中で一番真実に近づいていた

クズミ「さて、ミツルギ。覚悟を示してもらおうか。そうだねー、なんでもいいんだよね? 何をお願いしようかなー」



安価(多数決候補)
下1~3
ミツルギにお願いする内容

多数決
【37分から採用】
下1~5

1 魔剣グラムと全財産置いていけ。鎧と服とかは勘弁してやる
2 魔剣グラムだけ渡せ。ソレで満足してやる
3 魔剣グラムを神に返却しろ。覚悟があるなら二度と手に入らなくても勇者できるだろ?

1と2ならグラムが帰ってくる可能性あったのに返却させられるグラムくん



クズミ「魔剣グラムを渡せとか、全財産を渡せとかは言わない。でもグラムの力を頼っている訳では無いというのなら、魔剣グラムを神に返却して。これは勝者の命令ね」

ミツルギ「…………分かりました」

ミツルギはその場で崩れ落ちるが、不意打ちでスティールされて奪われたり、不意打ちでデバフ盛られたりした訳では無いので従う

盗賊「そんな奴の約束なんて無視しちゃおうとキョウマ!」

槍「そうよそうよ! キョウマは魔剣グラムに選ばれた勇者なんだよ!」

ミツルギの取り巻きがそんなミツルギを奮い立たせようと唆すが

ミツルギ「……いや、これは僕のケジメだ。今からエリス教会に行ってきます、エリス様。アクア様、魔剣グラムを貸して下さりありがとうございました」

アクセルにはエリス教会しかないので、ミツルギはそのままエリス教会に向けて歩いていく

クズミ「一応お願い」

BMG「りょーかいです」

ブラックマジシャンガールも教会について行ったが、ミツルギはエリス像の前で魔剣グラムを掲げ、捧げることを告げると、魔剣グラムはこの世界から消えていった

ミツルギ「僕はもう魔剣グラムを持つミツルギキョウヤではなくなってしまった。ごめん」

槍「そんなことはどうでもいいよ! キョウマはキョウマだもん!」

盗賊「さっすが私のキョウマ! それじゃあキョウマの新しい剣を買いに行こう!」

ミツルギ「……二人とも!」

ミツルギにはなんだかんだ2人の仲間がそのままついて行くようだ



コンマ
下1
50以上でゲスマさん

00だったら色々カズマさんがやばい事になってた



カズマ「……」

めぐみん「いいのですか? カズマも侮辱されたのですから、魔剣グラムが無くなったあとに勝負を仕掛けるものかと思いましたが」

カズマ「そんなのカッコ悪いだろ?」

カズマはカッコつけてそんなことを口にしたが

めぐみん「……なるほど、クズミに嫌われたくないのですね」

カズマ「うぐっ」

カズマは図星を突かれ口笛を吹いてやり過ごそうとした

めぐみん「でもクズミは譲りませんよ」

めぐみんはそれだけ言うとゆんゆんやクズミの元へと向かった

カズマ「…………え? いや、聞き間違えだなきっと。めぐみんがレズビアンなわけが無いし」

カズマは勝利を讃えられているクズミの元へと、クリムゾンビアを持って向かった

本日はここまでです
家購入まで行けなかったけど何とかさんはグラムを永久喪失です

まあソードマスターでレベルも高く、所持金もこのあとアクアに30万エリス取られたりするけど余裕があるから一線級冒険者のままなのかな?

綺麗なカズマさんだったのでレベルドレインはありませんでした
ゲスマさんならレベル1と全財産になっていましたけど

クズミが侵略者という地雷を踏み抜いたミツルギの魔剣グラムがこの世から去ってから数日、未だ宝島特需でアクセルは賑わっていた

クズミとエリスとクリスとゆんゆんは相も変わらず、ギルドに併設されている酒場でご飯を食べていた

そして食べ終わって少し雑談が済んでからクズミは立ち上がった

クズミ「そろそろ拠点が欲しい! というか自分の家って言うのを持ってみたい!」

クズミの前世の家は融合次元のデュエリストに壊されたので野宿や仲間たちと暮らしていた

だからこそ安全なこのアクセルに家を求めた



多数決
下1~5
1 何故かカズマたちも隣の机にいる
2 カズマたちは別パーティーだからいない

カズマ「俺も欲しい! というか変にお金を持っているとどこかの馬鹿に浪費させられそうだからな」

アクア「そんな酷い馬鹿もいるのね」

アクアはカズマの目線の先を見ずに、全く関係ない場所を見ている

最近アクアはめぐみんやカズマが本気で怒るのでエリスをからかわなくなった

そんな事をするよりもご飯のお零れをもらった方が有意義だと気がついたのだ

クズミとクリスはヘルプで別パーティーにたまに行くし、ゆんゆんは……

エリスなんかはお金のない人たちにも回復魔法の施しをしている
当然お金をもらっていないが、ご飯くらいは奢らせてほしいと毎回クズミたちは奢られたご飯を食べている

エリス「私たちのパーティー資金だけでも小さな家が買えますね」

クズミ「だーめ。せっかくなら大きめの買わないと。私の残ってるお金を使うから。異存は認めません!」

クズミの譲らぬ言葉ではなくエリスの言葉に1番驚いていたのはもちろんカズマだ

カズマ「パーティー資金? 定番の依頼金の折半をした時に数パーほどパーティーのための資金として貯めるあれか! すっごい羨ましい」

カズマはやはりアクアをみた


ダクネス「……だが今はアクセルでは家の売り出しを行っていないはずだ」

クリス「あー、そんな話聞いたかも。ちょっとまってて」

クリスはダクネスの言葉で思い出したのか、ギルドの依頼板のところに向かって、一枚の紙にを持って帰ってきた

ゆんゆん「えっと、空き家に幽霊が住み着いてしまい、売り出せる状況ではない。この事件の原因の究明。もしこの依頼を達成すれば物件を格安で紹介……だってクズミさん!」

クズミ/カズマ「それだ!」

二人はハモリながらクリスが持っている依頼書をもう一度読み上げた

寝落ちです
すみません

今日こそ寝落ちせずに家の話が終わるまでは書く


不動産「私が依頼をしたものです」

クズミ「よろしくお願いします」

カズマ「依頼内容の確認をしてもいいですか?」

不動産「はい。此度の依頼は空き家に住み着いてしまう幽霊の撃退及び原因究明です。原因究明がわかり、この一件を収束できれば幽霊に憑かれた物件を割引し販売させていただきます」


カズマパーティーとクズミパーティーは依頼主のいる不動産屋に来ていた

大勢で入ると邪魔になるので、ここにいるのはクズミとカズマ、それにクズミパーティーからはクリス、カズマパーティーからはダクネスが一緒に入ってきている

クリスなのは一番場馴れしているであろうからであり、ダクネスなのは消去法だ

カズマ(交渉が変にこじれたらめぐみんは爆裂するだろうし、アクアは論外。攻撃が当たらなくて変態だけどそれ以外は礼儀正しくできるダクネスはまだまし)

こんな感じだった

クリス「物件を割引するって言ってるけど、書いてある割引率は異常だと思うんだけど」

不動産「ここに書いてある一覧は全て幽霊に憑かれ、それを他の方々が知ってしまっている物件です。いくら除霊し、原因が解決出来たとしても、幽霊の出る家というレッテルがある以上、それを解決した方々以外には……ね?」

ダクネス「確かに一度張られたレッテルは簡単には払拭出来ないな」

ダクネスはクズミがいるためカズマがゲスマにはならず、故に変態スイッチが押されていない

クリス「私たちはこれを受けようと思うんだけど、カズマくん達はどうする?」

カズマ「願ったり叶ったりだよ。家を買おうとしていた時に相当額割引いてくれるんだし。それにうちには狂犬プリーストがいるからな」

アクアなら確実に幽霊たちを片っ端から浄化してくれるだろうとカズマは考えている

ダクネス「……まずは家がどのように憑かれているのかを確認すべきだろう」

クズミ「一度除霊して、また憑かれたとしてもどこから幽霊が来るのかわかりそうだよね」

クズミたちはとりあえず一件、状況を確認するために除霊することにした



多数決
下1~5
1 大きめの一軒家(一番町のはずれにある)
2 貴族の屋敷のように大きい建物(一番幽霊が多い)
3 ボロボロの小さめな一軒家(一番難易度が低い)

街の郊外に佇む、一軒の屋敷。

日本にある一軒家の数倍の大きさがあるその屋敷は、とある貴族の別荘だったらしい

そしてあからさまに漂う何かがいるような気配

エリス「……いますね」

アクア「あんたたちは引っ込んでなさいよ! ここは私達の家になる屋敷なの!」

クリス「いやいや、アクアさんたちは購入資金ないでしょ。ここは私たちが」

クリスとアクアが言い合いを始める中、クズミたちは屋敷を眺めていた

ゆんゆん「おっきい」

めぐみん「ですね。もし廃墟なら……やばいです、変な想像したので撃ちたくなってきました」

カズマ「や、やめろよ!?」

クズミ「……」

クズミも屋敷を眺めているが、あることが気になってそれどころではない

ダクネス「それでは行くぞ!」

BMG「おー!」

カズマたちとの共同の屋敷の除霊活動が始まり、幽霊が活動する夜までリビングで過ごした




(朝まで3/3)
多数決
下1~5
1 エリスと共に見回り
2 ゆんゆんとめぐみんと時間つぶしのチェス
3 カズマさんが呼んでいます
4 ゴーストリックサキュバスがあなたに召喚されたがっています
5 クリスが部屋にこもっています

クズミはトイレに行きたくなり一人で部屋を出た

交代で屋敷を周り異常を確かめるという方法を取ることになり、リビングで寛いでいたのだが催してしまった

クズミ「ユウトの幻影騎士団のカードよりも怖い幽霊は流石に出ないよね?」

リアルソリッドビジョンでみる幻影騎士団というカードシリーズは割と恐怖できる絵柄であった

もちろんかっこいいカードもいたが、あれよりも怖い幽霊が出たらきっとクズミは悲鳴をあげてしまうだろう……完全に女と間違われる感じに

その時胸元に入れているカードから何かを感じ取った

クズミ「……ゴーストリックサキュバス? 召喚!」

いつもは召喚されたがらないゴーストリックサキュバスが召喚するように願い出てきていた

ゴーストリックサキュバス「……こっち」

クズミ「ちょっと!?」

眠たげな枕を持ったゴーストリックサキュバスはクズミに召喚されると、その手を引いてある場所に向かった

クズミはこの屋敷の一番端の最上階の部屋の前に来た

その周りだけ少し厳重な設備になっているが、既に鍵やらなんやらは外されている

サキュバス「……ここに、いる」

サキュバスは自ら召喚されたのに眠たげに扉を指さす

クズミ「なにが?」

サキュバス「可哀想な、子が……」

クズミ「……?」

サキュバス「……行こ」

クズミ「わかんないけどいいよ!」

クズミはよく分からないが、とりあえずゴーストリックサキュバスが行きたがっているので、クズミは手を引かれながらその扉を開けた

そしてその先には




ゴーストリック=ゴースト+トリック
ゴーストリックという幽霊が仲間にいるので+30

コンマ
下1
66~  デュエリストなら幽霊にだって触れられる!
33~65 ゴーストリックがいるから見えるだろjk
~32  幽霊なんて見えるわけないだろ!

サキュバスがゴーストリックにする選択肢をした時点で割とわかってた


そこには綺麗な服をきた小学生くらいの女の子がいた

そしてクズミにはわかる

クズミ(この子幽霊だ)

足がないとか浮いているとかではないが、クズミにはわかる

この子が幽霊であることを


そしてこの幽霊はクズミとゴーストリックサキュバスが部屋に入ってくると、こちらを見ながら近づいてきた

クズミ「こんばんは。貴方のお名前を教えて欲しいな?」

アンナ「……!!」

アンナは自分が見える存在に驚き、涙ぐみながらこちらに飛びついてきた

クズミ「よっと、いきなり飛びついちゃ危ないよ?」

アンナ「………………」

クズミはアンナと声でのやり取りはできないことが分かるが、なぜだかアンナの言っていることが何となくわかる

サキュバス「この子は、アンナ・フィランテ・エステロイド……。マスター、おねがい」

サキュバスは眠たげにしながら、しかしその目はクズミをしっかり見据えて頭を下げてからカードにも戻った


クズミは久しぶりに触れられる人に出会えて、嬉し泣きをしているアンナの事を優しく抱きしめてから、背中を撫で続けた

アンナは抱きしめている時にクズミが男だとわかり相当驚いていたが、今ではクズミの首に足を絡ませて肩車をしている

クズミ「アンナちゃんは甘いお酒が飲んでみたいんだね……今の姿でも飲めるならまた今度持ってくるよ」

アンナ「!!!」

クズミ「…………そうなの。地縛霊だから屋敷から出られないと」

クズミはアンナといろんな話をしているうちに、アンナはあることを打ち明けた

自分が幽閉されて死に、そしてここの屋敷の地縛霊になってしまったこと


コンマ
下1
60以上で……

クズミはあんなが遊戯王というものに興味があるようで、適当にカードを創造してアンナに見える

絵柄は書いてあるが、これらは魂が宿っていないためもちろんデュエルディスクにセットしても召喚されることは無い

可愛いカードやかっこいいカードにアンナが喜んでいる中、何も書いていないブランクカードをアンナが触ったあと、アンナは黙り込んだ

クズミ「どうしたの?」

アンナはクズミの言葉に笑顔を見せたあと、ブランクカードを自分に強く押し付けた

するとそのカードは光り輝き、光が収まるとアンナは消えていた

クズミ「……ええ!? あんなちゃん!」

クズミは急いでカードを拾うと、そのカードの絵柄の部分にアンナがいた

クズミ「アンナちゃん召喚!」

デュエルディスクにセットされたアンナはしっかり召喚され、その場に現れた

アンナ「!!」

そしてまたはクズミに抱きついた

クズミ「なんであんなことやったの!」

アンナ「……?……!!…………」

アンナは事情を説明し、アンナの状況が変わったことを知った

クズミ「……この屋敷の地縛霊じゃなくなって、私が創ったブランクカードの地縛霊になったから、私が持ち出せば屋敷からも出られる!?」


アンナはクズミの持つカードに封印されることで、逆に所属が屋敷からカードに変わったそうだ


アンナ「……おそ、と。おはな、し」

アンナは必死になって物理的に口を使い、アンナは心の底からクズミにお願いをした

自分に外の世界を見せてくれと

クズミ「もちろんいいよ!」

当然クズミはそれを断らなかった


屋敷の幽閉されていた娘、幽霊のアンナが仲間になりました



(朝まで2/3)
多数決
下1~5
1 エリスと共に見回り
2 ゆんゆんとめぐみんと時間つぶしのチェス
3 カズマさんが呼んでいます
5 クリスが部屋にこもっています

再多数決
下1~5
1 めぐみんとゆんゆんとチェス
2 クリスが部屋にこもっている

まずかぶること自体がまれ(のはず)なので通常多数決からの決戦多数決でもゾロ目が出たら次は補正をつけます

クズミはふらっとどこかに行ったクリスが気になり、屋敷の中で探していた

途中で人形が現れたりしたが

クズミ「可愛い人形に私が怖がるとでも思ったか! むしろもっと来て! 待って、触らせてよ!」

クズミの気迫に負け、逆に人形が逃げ出してしまった……訳ではなくカードの中にいるゴーストリックサキュバスとこの屋敷の幽霊としての主(となっていた)のアンナがいたため、標的を変えたのだ

そしてクズミは己の勘に従ってある部屋に入ると

クリス「……」

ベッドが盛り上がっていて、まるで誰かが隠れているように見える小山があった




(なぜクリスが幽霊苦手という考えに至ったのかは次のレスで)
コンマ
下1
66~  …………ひっぐ
33~65 マジ無理
~32  怖いくらい

クズミ「わああああああ!!」

クリス「ぎゃああああああ!?!」

クズミは興味本位で脅かしてみたらクリスは飛び上がってから部屋から逃げようとした

そこをクズミは上手く捕まえてベッドまで引きずっていく

クリス「ごめんなさいごめんなさい無理無理無理無理無理」

クズミ「あ、あの私なんだけど」

クリス「……」

クズミはクリスにビンタされた



クリス「エリスだった私が幽霊如きで怖がっているのが不思議でしょ?」

クリスはクズミの腕に捕まりながら、ベッドの上で話している

クズミ「うん。だって天界では死んでしまった魂と会ってたんだよね?」

クリス「そう! 人は死ねば魂となって天界に来るの! 成仏出来なくて強い意志があった人達ならたまにこの世界に留まっちゃうんだけど、その強い意志を持っている人はそんなに多くない。でも幽霊って異常な数がいるの、なんでか分かる!?」

クズミ「……さあ?」

クリス「エリスと私の認識では、この世界のシステム上幽霊がこんなに多くいるのはおかしいなの。本来はこんなにいるのはありえない。天界で会った人たちは大丈夫なんだけど、原因不明で人々を呪い殺したりできる」

クズミ「モンスターなら普通じゃないの?」

クリス「人は悪人でも勝手に殺しちゃダメだし、殺したとしても冒険者カードには乗らない。でも死んだ人間が幽霊になって、それを殺したらカードに乗る。そこのシステムの穴で何が起きたのか。なんで悪いことをしていない人が死んだあと、モンスターに変貌するのか。リッチーとかになる転生術みたいなものを使っていたいのに!」

クリスは長々と怯えながら言っているが、要は神ですらイマイチ分かっていない不明な点である幽霊が怖いのだそうだ

あとダンジョンで昔、交代で休憩を取っている時に体が動かなくなり、金縛りを受けたことがあり、その時ピンチに陥ってから怖いのだと

クリス「ひ、秘密だからね!」

クリスマスは怯える体でクズミにくっつきながら、リビングに共に向かうのだった

クリスがふらっといなくなったのはお手洗いに行きたくなっていき、ひとりでに動く人形と遭遇してあの部屋で隠れていたそうだ

ちなみにコンマの1番上だとトイレに行く前に部屋に行ったことになっていました……


(朝まで1/3)
多数決
下1~5
1 エリスと共に見回り
2 ゆんゆんとめぐみんと時間つぶしのチェス
3 カズマさんが呼んでいます

ちなみにゆんゆんは
コンマ
下1
80~  …………あぁ
60~79 いやあおうちかえる
40~59 めぐみんレベルのビビり具合
20~39 それほど怖くない
~19  全然平気

幽霊が最高に無理なのは決定

幽霊がいるという最高にやばい状況でいたためゆんゆんは少しだけおかしくなりました

安価(コンマが高いやつ)
下1~3
極限に無理だとわかったゆんゆんはどんな風になっている?

幽霊がいるのに寝るわけにもいかず、ゆんゆんとクズミとめぐみんはチェスをして時間を過ごしていることになった

めぐみん「……エクスプロージョン!」

クズミ「えぇ、また!」

めぐみん「なぜルールを知り尽くしている私よりも上手いんですか!」

クズミ「デュエリストならボードゲームだって一流だし。元々遊戯王はボードゲームとかTRPGだったんだしね」

めぐみん「はぁ……」

めぐみんは分からないなりにクズミを理解しようとするがやはりわからないものは分からない

ゆんゆん「あ、あの」

そんな時少しだけいつもよりもテンションが低めのゆんゆんがクズミの袖を引っ張った

クズミ「なに?」

ゆんゆん「お手洗いに、ついてきてくれない?」

ゆんゆんがクズミにそれを言うと、めぐみんも便乗する

めぐみん「ふふふ、貴方もですかゆんゆん。しょうがないですね、私もついて行ってあげます」

クズミ「……ふーん。めぐみん、今からくすぐってもいい?」

めぐみん「や、やめてください! 別にトイレに行きたいとかじゃないですけど、その、やめてください!」

クズミ「分かってるよ。行こっか」

クズミはゆんゆんとクズミに腕を抱きしめられて、二人を引きずるようにトイレに向かった

トイレにあとすこしで着くという時、それは起こった

廊下の窓ガラスがいきなり人形で埋め尽くされ、こちらを人形がカタカタと笑いながらのぞき込んでいるのだ

めぐみん「ひいいいいい!?」

めぐみんは腰を抜かしたが、クズミを抱きしめ踏ん張ることで何とか漏らすのは回避したが

ゆんゆん「……」

ゆんゆんは腰を完全に抜かし、黄色い池を作ってしまった

クズミ「……大丈夫?」

めぐみん「あぶなかっ……ゆんゆん、その」

流石のめぐみんもこの事で煽る気は無いのか、必死になって窓を視界に入れないようにしながらゆんゆんに問いかける

ゆんゆん「我は紅魔の長の娘。仇敵の襲撃があったとて、万物を操り、我が、我が。ひぐっ、聖なる池を創ろうと、ぐずっ、決して敗北することは……にゃい」

ゆんゆんはどうやら少しおかしくなったようだが、この場を言い終わる前にクズミに抱きついて泣き出してしまった

クズミ「ほらよーしよし。大丈夫だよ」

腰を完全に抜か、泣きながら

ゆんゆん「此度の救援は我を赤面まで至らせたが、何れこの恩は我が魔力によって多大なる力となるであろう……」

こんな事を口から吐きながらクズミに背負われている

そして今はちょうどトイレの個室の中、目の前ではめぐみんがトイレをしていた

めぐみん「……あ、あまり見ないでください!」

クズミ「なら個室から」

めぐみん「嫌です! 手を握っていてくれないと無理です!」

めぐみんはクズミの腕を抱きしめながら便座に座り、めぐみんを安心させるべく頭を撫でている

いつもとは違い、眼帯もつけていなくて、紅魔のマントも服も着ておらず、ロングストレートの髪を垂らした美少女が目の前でトレイをしている

しかも普通に下半身は隠していないので見えている

さらに背中には巨大な胸を持った少女が必死に抱きついてきている




下1
80~  【あ、ん、か】
60~79 我慢出来ずにめぐみんとゆんゆんを抱きしめる
40~59 我慢出来ずゆんゆんを抱きしめる
20~39 色々大変だが二人には認識されない
~19  なにもなし

めぐみんは未だに女だと思っている模様



二人が緊張から汗をかき、匂いや変な状況による吊り橋効果ににた変なテンション

様々なことが重なり、クズミは反応してしまっていたがめぐみんにもゆんゆんにもバレなさそうだ

めぐみん「……ふう、紅魔族はトイレには行きませんが、しょうがなく付き合ってあげましたよ」

ゆんゆん「否。紅魔族はは、排泄をせず生存することは不可能だ!」

クズミ「ならまた今度トイレのない環境でずっとお話しよっか」

めぐみん「クズミがカズマのようなことを!……い、いえ、クズミが大変でしょうし遠慮します」

そのあとクズミは同じようなことを言い、めぐみんを翻弄した

めぐみんはエリスたちがいるリビングに連れていったあと、大きな浴槽のある浴場にきた

ゆんゆんは下半身が黄色い液体で濡れているし、それをおぶったクズミも濡れている



コンマ
下1
66~  ゆんゆんはクズミに全てを任せた
33~65 腰が抜けていて動けない。移動はクズミが
~32  ゆんゆんは何とか動けそうだ

まーた寝落ちしてしまった
たびたび済まない

連絡出来ない程度には忙しかった(Lobotomy Corporationにハマってた)

明日は更新します
夕方か夜

あらすじ
アンナのいる屋敷でゆんゆんは幽霊怖い(00)でおもらし
おもらしからの腰が抜け動けない

ゆんゆんは力が抜けてしまい、何故か紅魔族よりも中二病(上手くかけない)な感じの話し方になった

だがその下半身は黄色い液体で濡れ、腰が抜けてしまい動けないでいた

ゆんゆん「我が親愛なる友よ。私の救済を」

ゆんゆんは顔が真っ青になりながら、近くにいるクズミに助けを求めた

クズミ「……わかった。持ち上げるけど抵抗しないでね」

ゆんゆんが頷いたあと、クズミはゆんゆんを横抱きで持ち上げた
クズミも濡れてしまうが、仲間が大変な時に濡れる程度のことを気にするなどデュエリストの風上にも置けなくなってしまう

クズミはゆんゆんを持ち上げ、浴場のある場所に行こうとした時、腕を引っ張られた

そこには下半身に手を添えて、紅魔族はトイレには行かない宣言をしためぐみんがいた

めぐみん「……トイレはいいのですか? く、クズミは言ってないですよね?」




ゆんゆんが漏らしている状況なので+20

コンマ
下1
80~  あっあっあー(めぐみんが)
60~79 浴場でしてしまおうとするが間に合わず
40~59 浴場で
20~39 ベランダで
~19  是が非でもトイレに連れていってもらう

めぐみんは是が非でもトイレに連れて行ってもらおうとした

だがゆんゆんの惨劇を見てしまって、流石にそのゆんゆんよりも優先してもらうほどひどい性格はしていない

めぐみん「べ、ベランダでしてしまいますから!」

めぐみんはクズミを引っ張ってすぐ横の部屋に入る

そしてクズミが部屋から出ないのを確認してから、ベランダにすぐに出て、そこに座り込む



クズミ(……)

クズミは見た目がそこらの女の子よりも可愛い見た目だが男だ

めぐみんがゴソゴソやっているのから視線を外した方がいいのはわかっているが、やはりそれは難しい

めぐみん「いますよ!?」

クズミ「いるよー!」

そのやり取りが何回か終わると、めぐみんは顔を真っ赤にしてこちらに来た

めぐみん「それでは行きましょう」

ゆんゆん「友よ、何故立ち止まるのか。我が身は汚れ果てたが……」

クズミ「これ治るよね?」

めぐみん「……さあ?」

ゆんゆんを抱えたクズミの腕をめぐみんは掴んでから、部屋から出て、浴場へと向かった

浴場に着くとクズミはウォーターボールとファイアーボールの魔法で一気に風呂を入れた

めぐみんは浴場に入っているが、入ってすぐの所にいる

ゆんゆん「クズミになら我が身を預けることも吝かではない」

クズミは力が全く入っていないゆんゆんは本当に動けないであろうと決めつけ、浴場でゆんゆんを全裸にして、お湯をかけて体を流す

クズミ「やっぱりソープで洗った方がいいよね?」

めぐみん「……洗ってあげてください。流石の私も今のゆんゆんには同情します」

ゆんゆんは洗われれば洗われるほどいつものゆんゆんに戻ってきているようで

ゆんゆん「……もういやぁ。なんで友に痴態を見られなければならないのか。ぐすっ」

ゆんゆんは鼻をすする音が鳴り止まないが、クズミは黙ってゆんゆんの豊満な体を洗い流した

ゆんゆんは完全に洗い終わると、顔を真っ赤にしながら黙りこくってしまった

めぐみん「……冒険者にはこのような事はいくらでもありますから」

ゆんゆん「嘘つき」

めぐみん「ほ、本当ですよ? 私なんてジャイアントトードに全身ヌメヌメにされましたからね?」

クズミ「私もされたよ」

そのあともめぐみんはあまりにもゆんゆんが可哀想だからと同情して色々と声をかけ続けた

ゆんゆん「あ、あれ?」

ゆんゆんは湯船から立ち上がろうとしたが力が入らず、そのあと服や下着を魔法で乾かすのもクズミがやり、それを着せるのもリビングに連れていくのもクズミがやった



クズミはゆんゆんの体の全てを知った(バーコードも知った)

深夜行動終了


ゆんゆんはあのあとすぐに疲れてしまったのか眠ってしまった

めぐみんはそのあともクズミと話して時間を潰した



その次の日の朝

クズミたちはこの屋敷に調査及び霊の撃退に来ていたのだ

アクアやダクネスはしっかり除霊活動をしていて、エリスも積極的にクズミが構ってくれなかったから動いていた

ビビっていたエリスはそのままベッドの中で寝ていたし、カズマも夜中に一度叫んでいたが無事だった

二人のアークプリーストと一人のクルセイダーのおかげでこの屋敷には霊の類はアンナを除いて浄化された


アクア「この屋敷に幽閉されていたアンナって霊は……いた!?」

ダクネス「いきなり大きな声を出すな。睡眠時間を削って除霊をしていたからな……ふぁ~、眠い」

エリス「なぜアンナ・フィランテ・エステロイドがここに!?」

ダクネスには見えていないようだが、エリスとアクアという女神ペアには見えているようだ

めぐみんのチェスの駒を定期的に揺らして驚かせていて、机の上に直接座っているカード封印をされ、召喚されているアンナが

ベッドで寝ていたのはクリスですね

エリスとクリスと頭文字クのクズミは紛らわしい

クズミは夜に見回りをしていた時に見つけ、仲間にしたことを説明した

クズミはエリスが魔族を極端に敵視していることを知っているし、極端に嫌っている理由も知っているのであえてゴーストリックサキュバスのことを公開する気は無い

アクア「封印ねぇ。でもその子はカードに封印されたからこそ、この屋敷の地縛霊じゃ無くなってるわよね」

エリス「どちらかと言うと付喪神のような存在になっていますよね」

なんとアンナは幽霊になってから屋敷から出れない、この屋敷に憑いていた幽霊になっていたが、カードに封印されたとこにより、その縛り、地縛が解除されたようだ

その事を危険じゃなさそうなプリーストたちに改めて言われたアンナは大はしゃぎで動き回る

クズミ「そうなんだ。それなら良かったのかな?」

アクア「……良くないわよ! いえ、アンナちゃんのことはいいわ。でもこの事件の真相究明は終わってないのよ!」

アクアにとってはアンナはおまけだ

最も大事なのは依頼を達成した時に貰える報酬であり、もしこの仕事が達成できれば拠点を手に入れられるのだ

もちろんアクアは拠点確保に金を出す気は無いが


コンマ
下1
20以上でアンナはもちろん幽霊がなぜ来たのか知っている

もちろんこの屋敷の幽霊だったアンナはよそ者がどこから来たのかを知っていた

アンナはクズミの手を引き、耳を近づけるように言う

クズミ「なに?……えっと」

アンナ「…………」

クズミ「少し行った所にある町外れの共同墓地に」

カズマ「……ん?」

アクアのうるさいやり取りで目が完全に覚めしまったカズマはなにか嫌な予感がする

クズミ「神聖な結界が張られちゃったから幽霊たちは墓地に居られなくなって街に出てきたと」

アクア「……そろーり」

カズマ「待、て」

カズマはゆっくりと逃げようとしたアクアを捕まえて、顔を引き攣らせながら事情を聞いた



アクアは毎回行くのが面倒くさかったので強力な神聖な結界を張ったのだと

これで墓地には幽霊は現れなくなる!とアクアは思ったと供述した



カズマ「……おれ達は報酬を受け取らない。いいな?」

アクア「…………はい」

身内のやらかしによる依頼の報酬など受け取れるわけがなく、カズマはその場でアクアを説得した

クズミ「私たちはどうしよう?」

エリス「アクア先輩のパーティーとは違って、私たちは特にこれといったやらかしはありませんから貰いましょう」

クリス「……早く帰りたい」

目の下が真っ黒なクリスの一言で皆はゆっくりと動き始めた

そのあとアクアはカズマに連れられて神聖結界をちゃんと解除したのかを見に行っていた



不動産「解決したのですか、それは良かったです」

報告のためにクズミたちやカズマたちは再び不動産の人がいる場所に来ていた

カズマは事情により依頼の達成報酬は受け取らないという事にした

逆にクズミたちはちゃんと貰ってほしいとカズマに頭を下げられたので、辞退する道筋はなく、まず悪いことをしていなくて棚ぼたな出来事を見逃すほどクズミたちは出来ていない

不動産「この依頼がちゃんと達成出来たのかを数日ほど掛けて調べます。それで正しく依頼達成が出来ていたら、家いくつかを相当額割引させて提供させていただきます」

クズミ「……あの屋敷は幾らですか?」

クズミたちはここに来る時、アンナが居ることからあの屋敷を拠点にすることを話し合っていた

不動産「そうですね……」

たくさんの幽霊に憑枯れてしまったあの屋敷は元々ある条件を付け加えて売ることになっていた

その条件とは冒険者であること

クズミたちは当然満たしているので売ってくれるようだ

クズミの所持金がそこまで無くならない適度には安くなっている

カズマ「……おれ達はいいです」

家を買う前にこの騒動の元凶を知ってしまったカズマは肩を落としながらそう言った



多数決
下1~5
1 カズマたちも一緒に屋敷に暮らす
2 クズミは特に声を掛けない

クズミは多少自分にも責任があるのでは?と思った

あの共同墓地の時ウィズを庇ったし、何よりアクアの性格的にこまめに行くなどありえないと分かっていたはずだ

それにアンナはみんなで騒がしく楽しく暮らすのが夢だと語っていた

クズミ「カズマたちも一緒にあの屋敷で暮らす? 部屋も余ってるし……あっ、アクアさんはエリスに変なことしないって条件付きだけど」

カズマ「……」

アクア「そんな話にカズマさんが乗るわけ、」

カズマ「女神様!!」

アクア「ちょっと! そいつは女神じゃないから!」

カズマはクズミに抱きつこうとして、めぐみんに邪魔された


クズミ「……ごめんね?」

クズミはアクアが苦手なはずのエリスに頭を下げた

エリス「いいんですよ。クズミのやさしい気持ちでしょうし。それに最近、私は強い意志を持ち始めたのでアクア先輩にそこまで色々されませんから」

乙女は恋をすると強くなるというが、女神も恋をすると強くなるようで、最近はアクアがいても最初のような悲鳴をあげることもない

クリス「私はどっちでもいいけどね……あっ、カズマはスティール禁止だから!」

カズマ「わ、分かってるわい!」

ゆんゆん「……チラッ」

めぐみん「なんですか鬱陶しい。私はめぐみんとは遠くの部屋でお願いします」

ゆんゆん「……い、いいもん! クズミさんの近くの部屋にしてもらうから」

めぐみん「なにおう!?」

めぐみんはその言葉に食ってかかる


ダクネス「皆、まだ契約が終わっていないだろう。遊ぶのはいいが、全てを終わらせてからにすべきだ」

カズマがゲスマにならないせいで、どうしてもララティーナな感じになってしまうダクネスがその場をまとめあげたのだった




クズミたちは屋敷を手に入れた
ゆんゆんはクズミにバーコード痣のことを知られたとわかり、色々テンパっている
カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスが共に屋敷に暮らすことになりました

カズマパーティーの問題に巻き込まれる可能性が上がりました

短いけどとりあえず屋敷の話は終わらせたから本日はここまで


次は屋敷メンバーとの個別コミュを2回ほどやってから緊急警報が発令されます
そのコミュの前にフラグが立ったあるイベントが発生します(爆裂道)

エタったわけじゃないです
ただちょっとマイクラマルチにハマってるだけで
ちゃんとラストまで書きますので

にわかだけどファフナーやりたい欲が急上昇してきたからこのすばサクサク進める

ダクネスと今後めぐみんのクズミへの好感度くらい高くならないとダクネスの個別章の話は改変します
てかこのすばで若干飽きてたのは原作を全然改変(壊れてない)出来てないからだと判明

前回までのあらすじ

宝島という臨時収入を手に入れたクズミ一行はカズマパーティーと協力?して屋敷を浄化

その結果なんやかんやあり屋敷はクズミたちのものになったがカズマパーティーは居候することになった

あと地縛霊のアンナはカード封印を受けた結果屋敷に縛られなくなった

イベント【めぐみんの爆裂道】


最近は何故か中、上級者以上のクエストばかりしかギルドに並ばなくなった

何でも弱いモンスターたちがどこかに逃げてしまったとのこと
一説にはアクセルの近くに強大な力を持つ魔物が住み着いたなんでことも言われている


クズミたちはカズマたちと違って本当の上級職パーティーの実力を持ち、更に努力も怠らないため既に上級者の仲間入りを果たしていた

が、エリスは最近はボランティアに出たり、クリスは何も伝えず数日家を開けたりしている

そんなある日、中級のクエストなど絶対無理だと公言しているカズマパーティーの火力担当、めぐみんがクズミを呼び出した(なお男だと知らない)

めぐみん「一日一爆裂魔法の日課に付き合って貰えないでしょうか!」

めぐみんはカッコつけながらそう言った

前にクズミはめぐみんと約束していたので迷うことなく了承した

クズミ「私ならいくらでも付き合うけど、爆裂魔法っていつもは何処で撃ってるの?」

めぐみん「クエスト先で撃ってカズマに背負ってもらっているのですが、最近は……街の外で」

クズミ「怒られたりしないの?」

爆裂魔法を街の近くで撃ったら相当な爆音を鳴り響かせるだろう

クズミはその事を聞くとめぐみんが目をそらした

めぐみん「守衛さんにはもう怒られてませんよ?」

クズミ「あっ……」

クズミは色々と理解して、二人きりで行きたいと言われたので二人で爆裂魔法を撃つ候補地に向かった




コンマ
下1
20以上で街から離れた場所にある古城へ

21時に寝落ちは時間がくそ勿体ねえ



めぐみん「ちょうど街から離れた場所にいい感じの的を見つけたんですよ」

クズミ「……爆裂魔法を撃ってもいいやつ?」

めぐみん「そうです!」

めぐみんは玄武の甲羅を綺麗にするために爆裂魔法を撃ってから巨大なものに撃つのにハマっているはずだ

そのめぐみんが満足するものなんてあったかな?とクズミは記憶をたどる

クズミ「……この方向にあるのって、もしかして?」

めぐみん「ええ、あれに爆裂魔法をぶっぱなします」

クズミたちがたどり着いた場所から、結構離れた位置にある古城をめぐみんが杖で指した

クズミ(……確か昔に廃棄されてまともに管理されていなかった城だったかな?)

クズミはゲスマさんと違い、簡単に許可を出したりしない

クズミ(人がいるかもしれないし、誰の所有物か分からないし……うーん、でも)

クズミはめぐみんを見る

杖をまたに挟んでクネクネしながらクズミが許可を出すのを上目遣いで見てきている

クズミ(これでダメって言いずらいなぁ……)

クズミが悩んでいると



元魔族のゴーストリックサキュバス +20
コンマ
下1
50以上でゴーストリックサキュバスが出てきた

クズミが悩んでいる時カードが勝手に光り、ゴーストリックサキュバスが出てきた

サキュバス「……問題ない」

めぐみん「むむ、クズミがモンスターを召喚することは知っていましたが、こんな子まで居たんですね……ロリっ子?」

めぐみんがクズミに見えない角度で小さくガッツポーズをしていたりするが、クズミはサキュバスを見ているので見えない

クズミ「何が問題ないの?」

サキュバス「……あそこに人間はいない。しかもあそこにいるのは、魔王軍」

クズミ「……え?」

ゴーストリックサキュバスは語る

魔族の定期便でアクセルの近くに魔王軍が一時的に来ることを告げられていたらしい

しかも上位の魔王軍の奴らが来ているはずなので人間がいるわけがないと彼女は言った

めぐみん「そうでしょう、そうでしょう! 私はそれを分かっていて、あれを標的にしたんですよ!」

クズミ「……」

めぐみん「ほ、ホントです……よ?」

めぐみんはジト目されて少しだけたじろぐ

クズミ「……まあ、いっか。最近危険なクエストばかりしかなくて私たちも冒険者を控えなきゃいけない原因だし」

めぐみん「おおおお! クズミ、見ていてください。これが我が最強の攻撃魔法、爆裂魔法です!」

めぐみんは詠唱をして城に向けて爆裂魔法を放った

普通の城ならそれでダメージを与えられるはずなのだが、障壁のようなものが城を守っていた

それからクズミとめぐみんは城に通いつめた

クズミたちはカズマたちと違って、今出ている危険なクエストにも行くため、その日は

クズミ「ライズファルコン! 城までカッ飛んで!」

めぐみん「待ってください、高いですから! 無理です! 待って、本当にやばい!!」

クズミはめぐみんと共にライズファルコンで一気に城まで行ったり

クリス「所有者が誰だか知らないけど、長い年月放置して、魔王軍に拠点に使われたなんて汚点を作っちゃったし、自分のものなんて言えないでしょ」

エリス「ですね。それに魔族を放置することはよくありません。どんどんやっちゃっていいですよ」

ゆんゆん「……めぐみんばかりクズミさんと遊んでて狡い!」

めぐみん「これが私の人徳のなせる技です!」

皆でめぐみんの爆裂に着いてきて、爆裂される城を見ながら昼飯を食べたりした

ちゃっかりクリスなんかはギルドに魔族との戦闘で城に損害を与えるかもしれない
しかし元々城の持ち主の管理不足が招いた結果であり、正当性はこちらにあるという仕込みを行っていたりしている

どう考えてもあの城が誰の所有物か知っての行動にクズミは見えた

爆裂ハイキングに行った日の夜、エリスはクズミの部屋に来ておはなしをしていた

クズミ「でも良かったの? いくら魔族がいるからって」

エリス「魔族に占領されてしまっているのに放置している所有者が悪いんですよ?」

エリスは魔族、特に魔王軍絶対殺すゴッドなのでめぐみんの行動は推奨している

他人に迷惑をかけず、管理不足で魔族の拠点にされていて対策を講じないのならこの世界では普通にギルティ

エリス「それにあの城にいるのはあの幹部のデュラハンでしょうから」

クズミ「……え? 城にいる魔族の招待を知っているの?」

エリス「私はこれでもこの世界の魂を管理していた女神ですからね……いえ、それは関係なく強力な魔族の気配なら分かりますよ、アークプリースト的に」

クズミ「そうなんだ。幹部がいるなら遠距離からスナイプを繰り返した方がいいね。直接戦って勝負になるのかな?」

クズミは若干の戦闘狂の面を顔に覗かせながらエリスに聞くが

エリス「無理ですね。私たちがもっとレベルをあげれば可能でしょうけど、現時点ではまだ30レベルにも達していませんから」

だからこそめぐみんの爆裂魔法でいい感じにお邪魔をしているのを許可しているとエリスは語った

クズミ「……その幹部のデュラハンが怒って出てこなければいいね。勝てない、死んじゃうなら流石に戦いたくない」

クズミは後にこの発言がフラグになったのでは?と思った

「ままままま、毎日毎日毎日毎日っっ!! おお、俺の城に、毎日欠かさず爆裂魔法撃ち込んでく大馬鹿は、誰だあああああああーっ!!」

そんな爆裂日課をこなしていたある日、緊急警報がアクセルで鳴り響き、激昂したデュラハンがアクセルの街に来てしまった

本日はここまでです
今からべるディアの処理をすると時間かかるから今日の夕方なり夜にやります

ベルディアとの戦いくらいは書けるはず




クズミたちはギルドで朝食を取っている訳ではなく、屋敷で取っていた

クズミは料理の腕はプロ並み(コンマ91)なのでそれは美味しく

アクア「そんな美味しい料理を自分達だけで食べるなんてずるいじゃない! 私にも献上しなさいよ!」

アクアが上から目線で命令したが、カズマがぶん殴って鎮圧

だが更に

めぐみん「私にも食べさせてください!」

紅魔の里にいた時はろくにご飯を食べられず、食に関しては爆裂道の次に重視しているめぐみんが土下座をすることで、カズマたちの料理もクズミが作ることになった

そんな料理を食べていると

「緊急! 全冒険者の皆さんは、直ちに武装し、戦闘態勢で街の正門に集まってくださいっっ!』

キャベツの時に比べて必死さが全然違うルナの放送が聞こえた

エリス「行きましょう!」

皆は装備を整えて街の正門に走った

そして激怒しているデュラハンが

ベルティア「ままままま、毎日毎日毎日毎日っっ!! おお、俺の城に、毎日欠かさず爆裂魔法撃ち込んでく大馬鹿は、誰だあああああああーっ!!」

ストレスの限界を迎え、悲鳴を上げているがごとく泣くように叫んだ


めぐみんはクズミの隣でビビっていた

あからさまに格上のデュラハン、それも相当強者であろうことは気配でわかる

そんなデュラハンを激怒させてしまったことに怯えて、クズミの服の袖を掴む

しかしクズミを巻き込んでしまうことを考えつき、その手を離してめぐみんは前に出ようとした




多数決
下1~5
1 クズミも共に前に出る
2 クズミはそのままめぐみんを見送る


コンマ(多数決と被っているけどどちらも採用)
下1
10以上で魔族絶対殺すゴッドに火が入る

クズミは震えるめぐみんの手を取って前に一歩踏み出したのだが

それよりも早く前に出ている人……女神がいた

クリス「……やっばクズミ、エリスを止めて!」

エリス「……」

目の据わったエリスが神器である杖を構えながらベルディアの元に歩み寄る

ベルディア「……奥の三角帽子がウィザードではないのか? お前はどちらかと言うとプリーストに見えるが」

エリス「はいそうですよ? 私はアークプリーストです」

ベルディア「ほう、初心者の街にアークプリーストがいるのか。だが大方なりたての初級冒険者だろう。下がれ、俺の目的は爆裂魔法を撃ち込んできた馬鹿者だけだ」

ベルディアはクズミと共に一本歩み寄ってきためぐみんを鋭い眼光で射抜く

めぐみんが怯むがすぐにクズミが前に出てその視線を遮る

クズミは動きながら長剣を抜き、もう片方の手にはデュエルディスクが展開されている

クズミ「エリス、落ち着いて」

エリス「落ち着いていますよ?」

クズミ「……」

そう口にしたエリスだが、その目線はベルディアを睨んでいる


もしこのままエリスが落ち着かずにベルディアと対面していたら、エリスはベルディアに近接戦闘を仕掛けてしまうだろう
そしていくら女神であっても近接戦闘はベルディアの本分であり、殺されてしまうだろう




安価(コンマが高いものを採用、ゾロ目はストック)
下1~3
クズミはどうやってエリスを止める?(デュエリストモードなので変な羞恥心とかは別にない)

クズミはこちらを見ないエリスを止める手段を考えた

ゴーストリックサキュバスの催眠……はエリスにその存在を知られてしまうので難しい

ならばデュエリストお得意の手刀は……エリスが傷つく

クズミは思いついたもうひとつの案は下心が入ってしまっているが、それならきっとエリスを止められると思い、それを実行するために足音を消してエリスに近づく

めぐみん「……」

めぐみんもこのままエリスがベルディアに向かってしまうとやばいことは分かるので、黙ってクズミがやろうとしていることを見守る

クズミ「ダメだよエリス」

エリス「……ピャアアア!? ク、クズミ! 待ってください、なんでいきなり抱きしめ、」

クズミ「エリスはもっと私を頼って欲しいな」

クズミは後ろから同じくらいの背丈のエリスを思いっきり抱きしめた

エリスは胸はないがそれでも抱きしめた腕からは女性特有の柔らかさ、それにいい匂いがする

同じ石鹸を使っているのに何故こんなにも違うのだろうか?とクズミは思うが、エリスがもがき出したのでさらに強く抱きしめる

エリス(人前なのにクズミが私を強く求めてくれている!? どうしよう、なんて答えれば!)

エリスは一気に頭の中が乙女になる

ベルディア「……お前らなにやってんの?」

ベルディアは良い百合が見れて若干ニヤつきながら二人に尋ねてくる

ベルディアの性格的(エロ魔族)に絶対に釘付けになるはず



クズミは露骨にベルディアが油断していることに気がつく

モゾモゾ

いつの間にか正面からエリスとクズミは抱き合っているが、クズミはそれよりもこのベルディアへの好機を見逃すほど馬鹿じゃない

クズミは自分が美少女に見られていることを自覚しているし、美少女なエリスと百合百合しているように見えていることもわかる

エリスはデュラハンだが騎士然としていたデュラハンに少しだけ失望しながら奇襲を仕掛けるべくエリスと抱き合いながら準備する

めぐみん「ず、狡いですよ!」

ベルディア「そうだそうだ!」

めぐみん「……は?」

ベルディア「え?」




多数決(エリスの止め方的にエロいベルディアは動きを止めるはず)
下1~5
1 BMGを召喚して奇襲
2 ライズファルコンを召喚して奇襲
3 ゴーストリックサキュバスを召喚して奇襲
4 エリスを剥がして剣やデュエルディスクで斬りつける
5 上級魔法で先制攻撃

デュラハンは手で顔を持ち、その顔がこちらを物凄い見ている

クズミはカードを懐から取り出してから念じた

クズミ(ブラックマジシャンガールやっちゃって!)

心を通わせている相棒であるBMGだからこそ、クズミの思いを汲み取れた

BMG「ブラック・バーニング!!」

ブラックマジシャンガールはクズミを背後から抱きつきながら現れ、片手で杖を持って、その杖から黒い必殺の魔法弾を放つ

抱きついたのはこのデュラハンはそちらの方が動きが鈍ると思ったからだ

めぐみん「ブラックマジシャンガールまで!」

ベルディア「羨まし、なに!?」

ベルディアはまんまとBMGの考えにハマった





歴戦のデュラハン +20
ドスケベ -20
百合百合三人娘? -20
口に出さずにBMGが意図を理解した -10
コンマ
下1
50以上で奇襲成功


コンマ
下2
30以上でBMGはデュラハンがどんな存在か知っている


奇襲が成功している場合下のコンマも
BMGが知っていた場合+30
コンマ
下3
66~  ベルディアの頭が吹き飛んだ
33~65 ベルディアの剣が吹き飛んだ
~32  ベルディアはダメージを受けた

ブラックマジシャンガールはデュラハンがどういう存在か知っていた

クズミの仲間にはデュラハンのカードを使う仲間がいて、カードの精霊同士の付き合いで色々と聞いていた

ブレイクソード「頭を確保されたら負け」

デュラハンは頭を自由に外すことが出来て、その頭を使って自由な視点から戦うことが出来る

ただしその頭を奪われれば視界という大事な情報を喪失するし、何より頭を潰されたらデュラハンでも死ぬ



ブラックマジシャンガールのブラックバーニングという黒魔術の黒球はニヤリと顔を歪ませているベルディアの頭にぶつかり、吹き飛ばした

ベルディア「ぎやあああああ!? 頭が、くっそ百合百合していたくせに!」

頭に強烈な一撃を与えら、頭を首元を抑えるベルディア

クズミ「エリス!」

エリス「はい! セイクリッドターンアンデッド!」

クズミはベルディアに向けて駆け出し、エリスはその場で浄化魔法の最上位を発動させる

ベルディア「ぎゃああああああああ!!?? な、なぜ初心者の街のアークプリーストが!!……エリス?」



エリスの石像は巨乳 -30
コンマ
下1
50以上でベルディアがエリスがあのエリスであることを気がつく


頭がない +10
女神の浄化魔法中 +20
上でベルディアが気がついたら+10
コンマ
下1
80~  ベルディアはベルディアだった
60~79 なん……だと!?(ベルディアは戦闘不能)
40~59 ぐはっ!(ベルディアは大ダメージを負った)
20~39 まだまだ!(ベルディアはダメージを負った)
~19  雑魚が!(ベルディアはクズミを斬りつけた)

2つ目は下2ですね

クズミは背後からセイクリッドターンアンデッドをしながらエリスの神聖属性のエンチャントが飛んできたことを感知する

ベルディア「ばっかやめろ! 卑怯だぞ!」

クズミ「戦争に卑怯もクソもない!」

ベルディア「正論だなクソが!」

ベルディアが叫んでいるがクズミは構わず、ベルディアの体を今持てる全ての力で斬りつけた

ベルディア「ごふあっ……」

異常な筋力ステータスに神聖属性のエンチャント、それにセイクリッドターンアンデッドで弱っていたベルディアの体は、クズミの斬撃に耐えきれず大きな傷を負いながら倒れた


モヒカン「おい、まさかやったのか?」

カズマ「やべぇ……エリスさんってあんなだったのかとか色々あるけどクズミやべえ」

冒険者達「うおおおおおおお!!」

ベルディアは死の呪いを発動する訳でもなく、スティールによる頭強奪からのフルボッコでもなく

ただ百合百合に目を奪われている隙に奇襲され、ベルディアはクズミたちに敗北した


まだ続く

斬られた体がベルディアの顔の近くで倒れている

そしてクズミも近くに立っている

ベルディアはクズミを見続ける

もう勝てないと悟り、ならばいい思いをしようとクズミを見続ける

ちょうどクズミのスカートの中身を思いっきり見ていた

そして気がつく、下着がもっこりしているのだ(サイズ99)

ベルディア「……ちょっと待ってくれ。おいあんた、なんで付いているんだ?」

クズミ「男だからですけど?」

ベルディア「嘘つくな! お前が男なわけがないだろ!」

クズミ「……これで満足?」

クズミは冒険者カードを見せる

当然冒険者カードには性別の欄があり、男と書かれている

ギルドはこのことをエラーだと思っていて、内部的な処理では女として扱われているのだがクズミはそれを知らない

ベルディア「……そうか、お前も苦労しているんだな」

ベルディアは何故かクズミのことを同情の目で見ている

彼はクズミが人体実験や変な悪魔や邪神にでも生やされたと考えた
それくらいクズミは女性的に見た目が整っている

クズミ「違うって言ってるでしょ!」

ベルディア「ごほっ!」

クズミはベルディアの頭を思いっきり踏みしめる

ベルディアは思う



エリス浄化+30
煩悩-10
コンマ
下1
80~  全てを捧げるべき主であることを悟る(ベルディアの白化)
60~79 ベルディアは百合百合ペアに惚れた
40~59 ベルディアはクズミが男であることを否定するために立ち上がる(敵対する訳では無い)
20~39 ベルディアは踏まれることに興奮した
~19  ベルディアは無慈悲にも浄化完了

ベルディア「後生だ、俺の頼みを聞いてくれないだろうか」

クズミ「なに?」

クズミはあと少しで浄化し尽くすベルディアの願いを聞いてあげるにした

ベルディア「俺をもっと強く踏みつけてくれ! 頭だけじゃない、本体もだ!」

クズミ「へ、変態だああああ!?」

クズミはぞわりと嫌な汗をかき、ベルディアの頭を体の方に向けて思いっきり蹴り飛ばした

ベルディア「おっほ!」

ベルディアは顔面を蹴られたのに何故か顔をニヤケさせている

ベルディア「そうか、俺を満足させるのは魔王軍での戦いではなく、お前に踏みつけられること! 俺を仲間にしろ!!」

クズミ「ぎゃあああああ!!」

ベルディアは残っている本体の力を全部使って、クズミに向けて頭を投げつけた

クズミは悲鳴をあげながら長剣を振り抜いた



(戦闘コンマが80~だったので可能性はあるが、交渉や話し合いなし)(ゾロ目はもちろんなしでストック)
コンマ
下1
70以上ベルディアは仲間になってしまった……

クズミの剣をうまく流して、勝手にカードに接触して仲間になる……何ていう甘いことはなかった

クズミが振り抜くよりも先、まずベルディアの体に頭が当たった時点で他の人がキレた


めぐみん「クズミに触れるな!! エクスプロージョン!」

ゆんゆん「私の友達に触れないで!!ライト・オブ・セイバー!!」

アクア「花鳥風月!」

エリス「最高出力セイクリッドターンアンデッド!!」

BMG「マスター! ブラックバーニング!!」

ウィズ「クズミさんに何かあったら私のご飯が! カースド・クリスタルプリズン」

めぐみんは想い人が変態にまとわりつかれようとしたので怒りのまま解き放った

ゆんゆんは友達が本の中でよく見た変質者に襲われようとしているのを止めるために魔法を発動させた

アクアは……は?

エリスは自分とクズミとの逢瀬を邪魔したベルディアを即浄化すべく更に浄化の強さを強める

BMGは自分の主を守るために

そして今までセクハラされたストレスやクズミという自分に食生活を与えてくれた人を守るために凍結魔法を放った


ベルディア「えっ、ちょ!」

ベルディアは乙女達の怒りに触れ、その存在を消滅させた



コンマ
下1
50以上で特殊報酬あり

クズミ本人以上に仲間がキレたおかげ?でクズミは冷静になった

正門の前では冒険者たちが

「うおおお! 魔王軍の幹部をぶっ殺しちまったぜあの嬢ちゃんたち!」
「魔王軍なぞなんぼのもんじゃい!」
「俺も踏まれてぇ!!」
「あのデュラハンはスカートの中を覗きてなかったか? くっそ羨ましい!!」

などとエリスたちに怒られそうなことを叫んでいる冒険者たちもいる

近くを見るとエリスはスッキリした顔をしていて、めぐみんは腰が抜けたのか地面に座り込んでいる

クズミ「あっ!」

クズミはベルディア……名前も知らないデュラハンが消えた場所で立ち止まる

そこにはデュラハンが持っていた水色の大剣が無造作に置かれていた

クズミ「……ねえ、これって貰ってもいいかな? 相当の業物だと思うんだけど」

エリス「変態の武器を使わなくてもいいのでは?」

クズミ「武器に罪はない」

カードを戦争の道具にする奴らが悪いのであって、遊戯王カード自体は悪くない

だがもしクズミの前に古代の機械巨人が現れたらきっと半狂乱になると思うが

めぐみん「倒した敵の武器を使う……かっこよくていいんじゃないですか?」

エリス「…………そうですね、武器に罪はありません。それでは行きましょうか。皆さんが待ってますし」

クズミ「うん!」

クズミはエリスとめぐみんと一緒に冒険者たちが集まっている場所に向かった

そのあと胴上げされたりしたが、クズミに対してセクハラをするやつは一人もいなかった

クズミたちは実質単独でベルディアを倒した

色んなところから注目されるようになる

ベルディアの大剣をクズミは手に入れた

本日はここまでです

おかしい
ベルディアはクズミといい感じに戦えると思ってたのに

どうしてもやりたい事があるから数日ほど待って

酉これだっけ?

改めまして本当に申し訳ありません

ゆっくりヒロアカのオールマイト絶対[ピーーー]マンで安価する気です

ギルクラは見直しと読み直しをしてから時間があればやりたいと思っています

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