【ガルパン】みほ「男の人になっちゃった……」 (40)

前作の派生です。
経緯はこちらをお読みください。
【ガルパン】沙織「みんなが男の人になっちゃった」
【ガルパン】沙織「みんなが男の人になっちゃった」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525261307/)

みほ「ん……うーん……?」

深夜、西住みほは寝苦しさから目を覚ます。
何かに体を締め付けられているような、そんな感覚を味わいながら目が覚めていく。
そして気付く、違和感、その正体。

みほ「な、なに?これ……?」

みほの体は大きくなり、かわいらしいパジャマからその身を自由にさせようと生地を伸ばした。
そう、みほは男になったのだ。

みほ「え?これ私?え?」

鏡で自分の姿を確認したみほは当然驚き混乱していた。
その体は180センチあるかないかの長身で、細身ではあるが筋肉がしっかりついていることが見てとれた。
みほは悩み考えたが、結局どうすることもできず、藁にもすがる思いで姉である西住まほに電話をかけて助けを求めることにしたのだった。

まほ『もしもし、みほか?こんな時間にどうした?』

みほ『お姉ちゃん……私、私……。』

まほ『みほ?いや、誰だ?』

みほ『私だよ、みほだよ。助けてお姉ちゃん!』

まほ『ど、どういうことだ?その声は一体……?』

みほ『わからないけど目が覚めたら男になってて……。私どうしたらいいか!』

まほ『お、男?わ、わかった。とりあえずそちらに向かう。待っていてくれ。』

みほが部屋の隅で丸くなっていること数時間、家のチャイムが鳴った。
ドアスコープで外を確認すると、そこにはまほと逸見エリカの姿が見える。
みほはドアを開け、 待ち望んでいた救いの手を招き入れた。

みほ「どうぞ。」

まほ「みほ、なのか?」

エリカ「驚いたわね……。」

みほ「とりあえず上がって。」

2人は始め半信半疑だったが、部屋の中には当然2人が普段知っているみほの姿はなかった。
まほが改めて見ると、確かにその姿はどこかみほの面影が残っており、やはりこの男性がみほなのだと信じざるを得なかった。

まほ「そんな……あの可愛かったみほが……男に……。」

エリカ「隊長!隊長しっかりしてください!」

まほが絶望に膝を折ると、みほは悲しそうに顔を背けた。
1人まだ冷静さを保っていたエリカはこの状況をどうにかするべく立ち上がる。

エリカ「あんたどうしてこうなったのか検討つかないの?なんにもなしにこんなこと起こるわけないわ。」

みほ「わかんない。昨日はみんなと初詣に行って……あとは特別なにもしてない。変なものも食べてないし……。」

エリカ「それなら今できることはないわね。とりあえず明日様子を見て、戻らなければ原因を探しましょう。」

みほ「……うん。」

まほ「私もそれに賛成だ。」

エリカ「隊長!大丈夫ですか?」

まほ「あぁ、もう大丈夫だ。すまなかったな、みほ。」

みほ「ううん、仕方ないことだよ。」

まほ「とりあえず服をどうにかしなければな。私が買ってこよう。」

エリカ「隊長、私が行ってきますよ。」

まほ「いや、ここまで運転してきて疲れているだろう。ここは私に任せてくれ。」

エリカ「……わかりました。みほを1人にするわけにもいきませんし、お願いします。」

まほ「ああ、では行ってくる。」

まほが買い物に出かけると、気まずい空気が流れる。
エリカがなにか会話ができないか話題を探していると、みほがそわそわとしているように見えた。

エリカ「あんた、どうしたの?落ち着きないけど。」

みほ「あ、その……えーとね……。」

エリカ「なによ、ハッキリ言いなさいよ。」

みほ「エリカさん、お化粧とかしてるの?」

エリカ「はぁ?してないけどそれがどうかしたの?」

みほ「そうなんだ……。なんだか前よりキレイに見えたから……。」

エリカ「な!あんたなに変なこと言ってんのよ!」

みほ「ご、ごめん。でも本当にキレイだったから……。」

エリカが照れて言葉に詰まったタイミングでみほの電話が鳴る。
みほがいつも通りに通話ボタンを押す直前にエリカはそれを奪いとった。

エリカ「あんたその声で電話するつもり?私が話すわ。いいでしょ?」

みほ「あ、そっか。じゃあお願い。」

エリカ『もしもし、こちらは西住みほの電話ですが。』

???『あ、あれ?どちら様ですか?』

エリカ『私はみほさんの友人の逸見エリカです。みほさんは今やむを得ない理由で電話に出られませんので、私が代わりに用件を伺います。』

その言葉にみほの顔は綻んだ。エリカから何度もキツい言葉をぶつけられてきたみほにとって、彼女がまだ友達と思ってくれていたことが嬉しかったのだ。

エリカ「あんたのとこの武部さんが他にも男になった人がいるって。なにかわかったら連絡くれるみたいよ。……なに笑ってるわけ?」

みほ「あ、いや、エリカさんから嫌われてると思ってたから、友達だって言われたのが嬉しくて……。」

エリカ「あんたね……性別と一緒にその女々しさも変わってれば良かったのに。」

みほ「ご、ごめんなさい。」

エリカ「そんなことより、他の男になったって人に会いに行った方が良さそうね。共通点から原因がわかるかもしれないわ。」

みほ「そうだね。明日、沙織さんに連絡して会ってみようかな。」

しばらく今後について話しているとまほが帰ってきた。
途中で何度もみほがチラチラと見てきたのは気になったが、それ以外は特になにごともなく、普段の2人からすれば穏やかな時間だっただろう。
その後も3人で夕食をとり、落ち着いた時間が流れた。
しかしその平穏な時間は唐突に終わりを迎える。それに気がついたのはまほだった。

まほ「みほ、どうした?震えているようだが、気分でも悪いのか?」

みほ「あ、その……えーとね……。」

エリカ「なによ、ハッキリ言いなさいよ。」

みほ「その、お手洗いに……。」

エリカ「行けばいいじゃない。」

みほ「えっと、その、あれが、あるから。」

エリカ「……!」

まほ「そ、そうか……。」

みほは顔が真っ赤になってうつむき、トイレにいけない理由を説明すると、やっと察することができた2人も顔を赤らめた。

みほ「お姉ちゃん、どうしよう……。」

涙目で尿意を訴えかけるみほを見て、エリカは覚悟を決めた。

エリカ「わかったわよ!私がその、させてあげるからあんたは目を閉じてなさい!」

まほ「いや、エリカ待て。流石にそれは私がやった方がいいんじゃないか?」

エリカ「いえ、隊長にそんなことさせられません。私に任せてください。」

みほ「ありがとう、エリカさん!じゃあ早く行こう!」

よっぽど我慢していたのかみほはエリカの手を引っ張ってトイレに向かい、そして便器の前に立ち目を閉じた。
エリカはその姿に怒りを通り越してもはや呆れたが、自分が同じ立場ならやはり不安だろうと同情し、パンツを下ろした。

エリカ「っ!」

初めて間近で見る男性の証、その大きさにエリカは言葉を失った。

みほ「エリカさん、座るよ?」

エリカ「え?えぇ、大丈夫よ。……あ!まだ出さないでよ?」

エリカはみほが便座に座った後もそれから目を離せずにいたため、気づくことができた。
それの先にある、尿が出てくるであろう穴、それが前を向いていたのだ。
このままでは便器に尿が当たり、周りに被害が出てきてしまうかもしれない。まほに任せてと言ってしまった以上、完璧にこなさなければ。エリカはそう考えた。
しかしこの穴を下に向けるにはどうすれば良いのかエリカにはさっぱりわからなかった。意識すれば動かせるのか、それとも触って下に向けさせなければならないのか。

みほ「エリカさん?まだダメなの?」

みほの懇願するような声に急かされたエリカは考えることを止め、後者の方法をとることに決めた。
まほのために、みほのために、エリカは初めて男性のその部分に触れる。
その感触は今まで触れてきた何とも違い、エリカに「今、男性器に触っているのだ。」と意識させた。

エリカ「いいわよ。出しなさい。」

みほ「……んっ!……ふぅ。」

エリカの声と共に大量の液体がみほから溢れ出す。
出し終わったみほはまるで喜びを表現するかのように小刻みに体を震わせ終わりの合図を送った。
それからエリカはまだ落ちていない雫を自身がそうするように拭いてやり、みほを立たせた。

エリカ「よし、後はズボンを上げればおしまいね。」

みほ「ありがとうエリカさん。」

エリカが手を洗って戻るとまほが申し訳なさそうに出迎えた。

まほ「すまないな。大変だっただろう?宿をとっておいたから、そこで休んでくれ。」

エリカ「ありがとうございます。隊長も行きますよね?」

まほ「いや、みほを1人にはしておけない。私はここに泊まる。」

エリカ「そう……ですか。わかりました。」

エリカは残念でもあり、心配でもあり、ここに残った方がいいのではないかとも思ったが、敬愛するまほがせっかく気を回してくれたのだ、それを無下にすることもできずに後ろ髪を引かれる思いで宿に向かった。

次の日、エリカが朝早くみほの家に向かうと、そこには朝食を作るまほの姿があった。

エリカ「おはようございます、隊長。」

まほ「おはよう。朝食は食べた?一応エリカの分も作ってあるけど。」

エリカ「いただきます!」

エリカはここにきて良かったと心の底から思った。まほが作る味噌汁を飲める幸せ、それは昨日の嫌なことを全て吹き飛ばすのに十分なものであった。

まほ「すまないが先にみほを起こしておいてもらえるか?」

エリカ「はい、隊長!」

エリカは「まだ寝てるのか。隊長と違ってだらしのないやつだ。」と思いつつベッドに近づき、布団をみほから引き剥がした。

エリカ「ちょっと!いつまで寝てるつもり?……!」

みほの下半身には円柱のシルエットがくっきりと浮き出ており、その正体を知っているエリカは固まった。
次の瞬間、エリカの脳はなぜか「隊長に見せるわけにはいかない!なんとかしなきゃ!」と判断した。
そのためにまずみほを叩き起こす。
ねぼけたみほはまだ自分がどういう状態なのか判断できていなかった。
そんなみほにエリカが小声で怒る。

エリカ「ちょっと、あんたその、下半身をなんとかしなさいよ!」

みほ「んえぇ?……!」

異変に気付いたみほは赤くなり、完全に目を覚ます。
それを察したエリカは次の一手を打つ。

エリカ「気がついた?隊長に見せないようにトイレかどっかでなんとかしてきて。」

みほ「えぇ……、ムリだよぉ、こんなの……。」

エリカ「つべこべ言わず行きなさい!ごまかしといてあげるからそれはあんたがなんとかして!」

みほは涙目になりながらトイレに立てこもった。
まほはなかなか戻ってこないみほを心配していたが、トイレの中まで入るわけにもいかず事なきを得た。
結局みほが戻ってきたのはまほが作った味噌汁が冷めたころだった。

朝食が終わるとまほが予定について話始める。

まほ「今日は私の着替えを買ってこようと思っているんだが、エリカは大丈夫?」

エリカ「私はホテルにコインランドリーがあったので、そこで洗濯すれば着替えはいらないかなと思ってます。」

まほ「そうか、では私はまず自分の買い物を済ませてこよう。その後は調査だな。昨夜みほに聞いた話から当たりをつけようと思っている。」

エリカ「わかりました。私もみほに付き添う形で調査をしようと思ってます。それでいいわよね?」

みほ「うん、大丈夫だよ。」

まほ「よろしく頼む。では一度解散だな。行ってくる。」

まほが出かけると、すぐにみほがエリカの隣に座り込む。
何事かと思ったエリカが怪訝な表情を見せると、みほが切り出した。

みほ「エリカさん、ちょっと相談が……。」

エリカ「なによ?」

みほ「実は、昨日の夜からその、せ、性欲が凄くて……。」

エリカ「は?」

みほ「だからその、お姉ちゃんやエリカさんが凄く美人だから、したくなっちゃって。今も頑張って我慢してるんだけど……もう限界なの。」

エリカ「ちょ、ま、待って。お願いだから我慢して。」

身の危険を感じたエリカは両手を前に出し、拒絶の意思を示すが、みほはお構い無しに近づいていき、ついにはその両手を掴んだ。荒い息づかいが顔にかかる。
紅潮したみほとは反対に、エリカは恐怖で青ざめていた。

みほ「お願い!助けてエリカさん!このままじゃ私、おかしくなっちゃう!」

エリカ「そ、そんなこと言われてむっ!」

エリカが言い終わる前にキスをする。
抑えていたものが解き放たれたかのように、みほはエリカの唇を味わった。

みほ「ごめんね、エリカさん。もう止められないの。」

みほはエリカを押し倒し、服を脱がす。
無理やり脱がしたシャツからボタンが弾け、そこから美しい流線形を描いた白い肌が現れた。
最後の砦であるフロントフックのブラは魔の手からその身を守るには力不足で、みほがエリカの首筋にキスをするころにはすでにその役目を終えていた。
片手でその膨らみを確かめながら、唇は首筋から鎖骨、鎖骨から胸の付け根へと下がっていく。
エリカはすでに場の雰囲気に飲まれており、もう力で対抗することはできずにいた。なんとか与えられた快感に屈しないよう堪えるだけで精一杯だった。
しかし唇が胸の頂きに達すると、ついにエリカは歓喜の声を上げてしまう。
みほはそれに応えようと舌を動かす。輪郭を確かめるように、転がすように、押しつけるように奉仕した。
エリカの震えが恐怖から快感のものに変わったころ、みほはついに下半身に手を伸ばした。
そして難なくエリカの蕾を見つけ出し、下着の上から優しく擦る。
今度は穴をほぐすために全体を揉むように手を動かすと物足りなさそうに腰が動く。無意識のこの行動に気づいてしまったエリカは、もう抵抗できないのだと思い知った。
指を入れられ感じてしまう自分、それを受け入れてしまうともう戻れないことはわかっていたが、これ以上堪えることもできないとエリカは本能的にわかっていた。
だからその前に、自分がまだ自分でいるうちに、みほに懇願した。

エリカの告白に正気を取り戻したみほはすぐにエリカの上から飛び退き、謝罪した。

みほ「エリカさん……ごめんなさい、私、なんてことを……。」

エリカ「いいの。それより、私に恥をかかせた責任を早く取って。」

今度はエリカがみほの上に乗り、キスをした。

みほはエリカを抱えてベッドに座ると、先ほどまでとは違う優しいキスをする。

みほ「エリカさん、愛してます。」

本心からの言葉か、性欲からきた言葉なのか、それはわからなかったがエリカはその言葉を信じた。

エリカ「うん。その言葉に免じて、今のが初めてのキスってことにしておいてあげるわ。」

2人は2度目のファーストキスを終わらせると、エリカを下にする形で横になった。
先ほどとは違う大切なものを愛でるような愛撫。エリカはこの快感を抗うことなく受け入れる。
じっくりと愛を受けたエリカの秘部は熱く濡れそぼり、その愛を返そうと口を開く。
準備ができたと感じたみほは、今からこれを入れるのだ、とエリカに宣言するかのように自分を見せつけ、誇張させる。
ビクビクと動くそれにエリカは唾を飲み、女になる覚悟を決めた。

みほが腰を落とし、ゆっくりとエリカの初めてを犯していく。
みほが深く愛するたびにエリカは堪えるようにくぐもった声を出した。

みほ「エリカさん、大丈夫?」

エリカ「平気に決まってるでしょ!」

みほはエリカが無理をしているのはわかっていたが、ここで止めるわけにはいかないと思い、更に近づいていく。
やがて2人の距離が0になり、みほは安堵の表情を浮かべた。

しかしこの隙に性欲が再度みほを支配しようとしていた。それを察してか、エリカがみほを抱きしめ耳元で囁く。

エリカ「みほ、動いてもいいわよ。」

みほ「で、でも……。」

エリカ「私なら大丈夫よ。みほに気持ち良くなってもらいたいの。」

みほ「エリカさん……ありがとう!動くね。」

みほは腰を打ちつけるようにピストン運動を開始する。
痛みはあるはずだが、本能的なものなのか、エリカの膣はまるでみほを離したくないかのように吸い付き、刺激した。
みほが一定のリズムを刻んでいると、ついにその時がやってくる。

みほ「エリカさん!イくよ!あっ、イく!」

エリカ「出して!みほ!」

そして今、みほの欲望がエリカの中に注ぎ込まれた。

みほ「エリカさん、本当にごめんなさい。」

エリカ「もういいって言ってるじゃない。しつこいわね。」

後始末を終えたみほは何度もエリカに謝った。
無理やり襲い、その後許可を得たと言っても避妊具をつけず中に出したのだ。当然である。
しかしエリカは「1回出したくらいでできるわけない。できてもそれはそれでいい。」とこれを流した。

そうしているうちにまほが帰ってくる。
2人はどこか気恥ずかしそうにしていることは気づいていたが、まさか妹と後輩が男女の仲になっているとは思いもせず、またトイレが云々で揉めたのだろうと気にも止めなかった。

それから数日間、みほとエリカは1日も欠かすことなく繋がりあった。
時にはまほをホテルに送り出して一晩中欲望を満たしたり、まほの目を盗んで風呂場やトイレでも愛を紡いだ。
最初は痛みや違和感が残っていたエリカだったが、最後には快楽の波に溺れるように自らみほを求めて腰を振るようになった。
もうお互いにお互いなしでは生きてはいけないだろう、少なくとも当人たちはそう思っていた。
だが、運命の時は来た。

沙織『みぽりん、ごめんね。今から元に戻るようにお願いしてみるから。』

沙織がみんなを元に戻すと決心したのだ。
この言葉にみほは頭が真っ白になった。
上の空のまま通話を終えると、みほは涙を流してエリカに甘えた。もうこの関係は終わってしまうのだとみほは絶望した。
しかしエリカは冷静だった。

エリカ「あんたね、元に戻れるんだからもっと喜びなさいよ。」

みほ「でも、せっかくエリカさんと結ばれたのに……。」

エリカ「バカね。私が好きなのはみほなの。男でも女でも、そんなのはどっちでもいいことよ。」

みほ「でも、もうエッチもできなくなっちゃうし……子ども、欲しかったな……。」

エリカ「あのね、いい機会だから言うけど、あんた見た目が男でその女々しさは正直気持ち悪いわよ?私は元に戻るのが嬉しいくらいね。」

みほ「そ、そんなぁ……。」

エリカ「おとなしく元に戻りなさい。大丈夫よ、この気持ちは変わらないから。約束する。」

みほ「……わかった。大好きだよ、エリカさん。」

少しキツく抱き締められたみほは、不安を打ち消すように愛の言葉を囁いた。
その瞬間、みほの視界は真っ白になり、意識が遠のいていった。

みほは自分のベッドの上で目を覚ます。
鏡を見ると見慣れた自分の姿、下半身に違和感もない。
時計で日付を確認すると、そこには12月31日の文字。あれは夢だったのだろうか、エリカとの甘い関係はなくなってしまったのだろうか、考えがまとまらないままみほはただ自分の姿を見つめていた。
どのくらいそうしていただろうか、1瞬だったかもしれないし、1時間は経っていたかもしれない、不意に電話の着信音が鳴り響き、みほを現実に引き戻した。
みほが慌てて電話に出ると、エリカの声が聞こえてくる。

みほ『もしもし?』

エリカ『もしもしみほ?あんた体おかしくなってない?』

みほ『え?それって……。』

エリカ『夢で見たのよ!あんたが男になって、その……そういう夢!変にリアルだったからわざわざ電話してあげたの!ありがたく思いなさいよね!』

みほ『ありがとう、エリカさん。私も見たんだ、その夢。』

エリカ『あなたも?じゃああれはやっぱり……。』

みほ『うん。だからエリカさん、会いたいな。年が明けたら迎えにきてくれる?』

エリカ『ええ、迎えに行くわ。王子様。』

以上です。

最初はエリカハードを書いてたんですがこれじゃない感が出てきて結局ソフトな感じになりました。本当はハードを書きたかった……。
絵が描ければ行為シーンをガッツリ描いてたんですけどね……。首しめセックスとかアナルレイプとかまほに見せつけセックスとかいいよね。みほはそういうの好きそう。(偏見)
いい表現方法を思いついたらまたハード版も書くかもしれません。

次回は次期隊長候補の梓が頑張る話になると思います。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

乙ありです
ハード版、がんばるよww

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