■休憩中
あこ「ね。りんりん?」
燐子「どうかしたの? あこちゃん」
あこ「昨日オ〇ニーした?」
燐子「うん。いっぱいしたよ」
友希那「ぶーーっ!!!」
燐子「ゆ、友希那さん?」
友希那「ごほっ……ごほっごほっ」
あこ「友希那さん、いきなり噴き出してどうしたんですか!?」
友希那「あっ、いえ、あ、あなた達が……」
燐子「え? わたし達……?」
あこ「あことりんりんがどうかしました?」
友希那「え? あっ……いや、その……」
友希那(え? 一体何が起きたの? え? けん玉で? え?)
友希那(……)
友希那(ダメ。落ち着きなさい。そう落ち着くのよ。湊友希那)
友希那(ふぅ……。落ち着いたわ)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1523884080
友希那(そうだわ。きっと私の勘違い。燐子はムッツリかもしれないけれど、あこはまだ純粋で子供。そんな言葉は知らないはず)
友希那(ええ、きっと私の聞き間違い。そうに決まっているわ)
友希那(たぶん『お箸ー』と言ったのを聞き間違えたんでしょうね。響きもとても似ているわ。それにもう少ししたら夜ごはんの時間だし)
友希那「いえ、ちょっと勘違いがあったみたい。お騒がせしたわね」
燐子「そ、そうなんですか」
あこ「そうだったんですね」
ガラララッ
リサ「お待たせー」
紗夜「飲み物、皆の分買ってきましたよ」
友希那「悪いわね、二人で買いに行って貰って」
紗夜「気にしないでください。公正にじゃんけんで勝負しましたし」
リサ「そうそう。今度はアタシ達が勝つから覚悟していてよねー」
友希那「ふふっ。楽しみにしているわ」
あこ「りんりん。さっきの話なんだけど、昨日は道具か何か使った?」
燐子「うん。けん玉を使ったよ」
友希那「ぶーーーっ」
紗夜「み、湊さん!?」
リサ「友希那どうしたの!?」
友希那「い、いや、大丈夫よ」
友希那(き、きっとお箸を使ってけん玉遊びしたのね。さすが燐子。それでこそロゼリアよ)
あこ「友希那さん大丈夫ですか?」
燐子「顔が真っ赤……です。もしかして風邪を?」
友希那「ち、違うの。気にしないで」
リサ「うーん、確かに顔は赤いけど熱はないみたいだし」
友希那「本当に大丈夫よ。だからおでこから手を放してくれないかしら」
リサ「あっ、うん」
紗夜「そういえば、先程けん玉がどうこう聞こえたのだけれど、白金さんは、けん玉で遊んだりしているのですか?」
あこ「そうなんです。りんりんは、けん玉でオ〇ニーしているんですよ」
紗夜「まったくライブも近いというのに、そんな時間があるなら練習を………………へ?」
リサ「えっ//」
友希那「……」
リサ「燐子、そ、そうなの?」
燐子「はい。その……子供っぽいかもしれないけれど……最近ハマっていて」
リサ「そ、そうなんだ。全然子供っぽくないと思うけど。それにしても、けん玉かー。へー//」
紗夜「なっ……。けん……。え?」
友希那(紗夜がお魚みたいに口をパクパクしているわ。可愛いわね)
あこ「あれ? みんな顔が真っ赤……。あっ、もしかして風邪が流行ってるんじゃ!」
リサ「ち、違う。ちょっと暑いかなーって」
紗夜「そ、そうです。水でも飲んで落ち着きましょう」
あこ「そうなんですね。じゃあ、あこ。ちょっとトイレ行ってきます」
燐子「わたしも」
リサ「い、行ってらっしゃーい」
ガラララッ
友希那「行ったわね。ねえ、二人とも。私の気持ちがわかったかしら?」
リサ「な、なるほど。さっきの顔が赤い件は……ね」
紗夜「まったく、休憩時間にする話じゃないわ」
友希那「……どう思う?」
リサ「え?」
紗夜「けん玉。そんな大きいものが入るのかしら?って話かしら?」
友希那「違う。あの二人、オナ……その……えーと……あの行為を勘違いしているんじゃないかしら?」
リサ「あっ」
友希那「リサは気づいたようね」
リサ(オ〇ニーって単語を言えずに恥ずかしがってる友希那かわいー)
紗夜「確かに、一部の女子ではそういう会話を平気でしたりしますが……」
リサ「まぁ、でも何をおかずにしたとか、なにを使ったとかは会話しないよねー」
紗夜「え?」
リサ「え?」
友希那「コホン」
リサ「ど、どうぞ//」
友希那「あの二人はその単語を平気で言い過ぎだし、あまりにも羞恥がなさすぎる。きっと他の行為と勘違いしている。私はそう思うわ」
リサ「そ、そういうことかー」
友希那「あなた……さっきの『あっ』で気づいていた訳ではなかったのね」
リサ「アハハハハ……」
リサ(恥ずかしがっている友希那かわいーぐらいしか考えてなかったなー)
友希那「というわけでリサ。あなたの出番よ」
紗夜「そうね」
リサ「へ?」
友希那「もし、二人が喫茶店でさっきの会話をしていたらどうなると思う?」
リサ「え、えーとそれは……」
友希那「そう。きっと問題になるわ。だからあなたが正しく導いてあげる必要があると思うの」
リサ「いやいやいやいや。アタシが説明しろってこと!? 無理だって」
紗夜「これは仕方のない事です。正直私と湊さんは口下手で説明下手だわ」
リサ「口下手!? いやいやいやいや。今回の話で一番喋ってるの友希那だよね!?」
友希那「大丈夫あなたならやれるわ! 私はロゼリアの為に頑張っているリサを尊敬しているわ」
紗夜「そうです。これはロゼリアの為よ」
リサ「いやいや。ロゼリアの問題ならみんなで解決しようよ!」
ガラララッ
あこ「ただいまです!」
燐子「戻りました……」
友希那「頑張ってリサ! リサのそういう所私好きよ」ボソボソ
紗夜「さすが今井さん。尊敬します」ボソボソ
リサ「うぅ……。これは貸しだからね」
リサ「えーと、二人ともちょっといいかな?」
あこ・燐子「?」
■説明終了後
リサ「という事。わかってくれた?」
燐子「あ、あぅ……//」シュー
紗夜「白金さん大丈夫!? 頭から煙が出ているわ!」
友希那「まったく……。燐子、一体ナニと勘違いしていたの?」
燐子「そ、その……あこちゃんから『一人遊び』だと聞いていたので……。てっきり家で一人でやる遊びかなって……」
友希那(ある意味『一人遊び』よね)
リサ「ま、まぁ、良かったじゃん。これからは気を付けてよね」
燐子「は、はい」
リサ「で、あこはどういう勘違いしていたの?」
あこ「え? あこは知っていましたよ」
リサ「え!?」
友希那・紗夜(なんですってーーー!?)
あこ「え? 皆さんはしてないんですか?」
友希那「あっ、いや……その……ね、ねえ? リサ?」
リサ「へっ!? あっ、その……紗夜はどう思う?」
紗夜「ど、どうと言われましても……えーと……」
あこ「ねえ、りんりん。あこはりんりんは仲間だと思っていたのに、違うの?」
燐子「ふぇっ//」
あこ「りんりんは詳しいと思ってたのに……。りんりんは全然した事なかったの?」ウルウル
燐子「あぅ……いや……その……」
あこ「うぅ……あこりんりんの事を信じて色々話をしたのに……。正直に話をしたのに……」
燐子「じ、じつは……ちょっとだけ……本当にちょっとだけならしたこと……名称を知らなかっただけで」
あこ「やったー。りんりんは仲間だね」
燐子「……あ、あはははは」
リサ(燐子がレイプ目で泣いてる……)
友希那(こういうのを羞恥プレイというのかしら……)
紗夜(こんな感じで日菜に攻められるシチュもありね)
あこ「ところで、皆さんは経験あるんですか?」
友希那「さあ、休憩時間は終わり! ライブも近いし練習を始めるわよ」
リサ「よし! 頑張ろう!」
紗夜「まったく、なんて無駄な時間を!」
あこ「あっ……」
燐子「……あ、あはははは」
>>9 修正
あこ「え? あこは知っていましたよ」
↓↓↓↓↓↓↓↓
あこ「え? あこは知ってたよ」
■夜 宇田川家
あこ(あーーーもうーーーーーーー!!)
あこ(オ〇ニーって言った時の友希那さんの恥じらう顔最高だったなー)
あこ(でもリサ姉と紗夜さんが恥じらうなんて、ちょっと予想外だったかも)
あこ(紗夜さんとかあまり詳しくなさそうだし)
あこ(でもでもでもでも)
あこ(りんりんが一番ーーーーーっ!)
あこ(最後のあのりんりんの表情!!)
あこ(あーーーーーもうっ!!!)
あこ(りんりん最高っ!!!!)
あこ(またあんな表情見てみたいなー)
あこ(うーん。でも今度は何を言って恥じらわせようかな……)
巴「ただいまー」
あこ「あっ、おねーちゃん。ねえねえ、いまちょっといい?」
巴「ん? どうしたあこ?」
あこ「うん、おねーちゃん------って知ってる?」
巴「------へっ?」
あこ(とりあえず今はおねーちゃんで楽しもうっと♪)
終わり
■おまけ
燐子(……)
燐子(…………)
燐子(………………)
燐子(あっーーーーーーーー//)
燐子(もうっ! あこちゃってば、皆の前で『りんりん。昨日オ〇ニーした?』って言うんだから! もう卑怯だよ!)
燐子(途中で死にかけて! 途中でいきそうだったんだから!)
燐子(………………)
燐子(でも……調子に乗ってるあこちゃん……。かっこよかったなー)
燐子(恥ずかしそうにオ〇ニーを説明する今井さんも可愛かったけど)
燐子(やっぱり、あこちゃんがわたしを辱める時が一番楽しかったかな……)
燐子(えへへ//)
燐子(今度はどんな展開に持って行って、あこちゃんを調子に乗らせて、辱められようかな……)
燐子(ふふっ。楽しみ//)
本当の本当に終わり
これにて終わりになります。
読んでくれてありがとうございました!
また機会があればよろしくお願いします!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません