【わたモテ】モテないしスタンド使いになる【よしもこ】 (62)


●全45レス前後(予定)
●キャラ曲解・崩壊注意
●よしもこはわたモテ界の覇権をとるべき


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522052899



原宿教育学園幕張秀英高等学校 3-5所属。

黒木智子。



・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



愛らしいルックスにナイーブな心を秘めた

どこにでもいるごく普通の女子高生。



・・・ ・・・ ゴ ・・・ ・・・



けれど、わたしには誰にも言えない秘密がある。

誰にも見えることのない秘密。



ゴ ・・・  ゴ ・・・  ゴ ・・・



あなたには見えるだろうか?

このわたしのそばに、よりそい立つ者の姿が。



 ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ



最初は、幽霊かと思った。 でも違う。

これはわたしの生命のエネルギー。

 パワー       ヴィジョン
  力 を持つ   像 。



 ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ



そばに現れ立つというところから、つけられた名・・・

 ス タ ン ド
  幽 波 紋 !



 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ッ


             ス タ ン ド
そう これがわたしの幽波紋!

「モコ ザ ビューティ」ッ!




ドッギャアアーーz__ ン




「ままー、あのお姉ちゃん、へんな格好してるー」

「・・・さ、こっちにいきましょうねー」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「あんまりじろじろ見ちゃだめですよー」

「はーい」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」



 カア カア カア

 アホー アホー



黒木「やっぱ出るわけないか」ガックシ



・・・ズキン



黒木「(・・・傷つき損かあ)…ズキッ

黒木「(なんかそれっぽい矢が落ちてたから)」

黒木「(持って帰ろうと思ったら、指切っちゃって)」ズキズキ


黒木「(矢はあわてて投げ捨てちゃって、どっかいっちゃったし)」

黒木「(案の定、スタンド使いに覚醒したりもしなかったし)」

黒木「・・・家かえろ。 やれやれだぜ」 トボ トボ










「・・・・・・・・・・・・・・・」



【黒木家 智子の部屋】



黒木「・・・ ・・・ ・・・」



  ピコピコ ピコ ピコ


[  オラオラオラオラオラ オラァッ ]

[ ムダムダムダムダ ムダァッ ]


   ピコ ピコピコッ!



黒木「(スタンド使いとしてのイメトレは万全)」

          ス タ ン ド
黒木「(いつでも幽波紋に覚醒する用意はできてるんだが)」



 … プ チ ッ 。



黒木「・・・そろそろ寝よ」ゴソッ



 モ フ ッ 。



黒木「ゆうちゃん・・・」モフモフ



 モフ モフ モフ



黒木「(人形遊びも、飽きてきたなあ)」

黒木「(ゆうちゃん成分が不足してる・・・)」



 モフ モフ モフ



黒木「(・・・会いたいな。 できれば、ふたりっきりで)」

黒木「(あのクソコオロギと一緒じゃ、ろくにゆうちゃんをモフれん)」



  モフ モフ モフ ・・・



 ・・・・・・・・ゴ・・・・・・・



黒木「(ああ、ゆうちゃん。 ゆうちゃん、ゆうちゃん・・・)」…モフモフモフ



 ・・・ ゴ  ゴ  ゴ ・・・



「・・・会いたい。 ゆうちゃん・・・」

「なあに?」


黒木「・・・ん???」



「・・・・・・・・・・・・」



黒木「・・・・・・」

「・・・もこっち?」

黒木「・・・夢だ」ゴロン

「・・・・・・・??」

黒木「きっと禁断症状だ。 ゆうちゃん欠乏症だ」

「けつぼうしょう???」

黒木「・・・・・・・・・・・・・」ブルッ



・・・ガタガタガタガタガタ・・・



「もこっち?!」

黒木「…タスケテタスケテユルシテオネガイコワイコワイコワイ…」ブルブルブル・・・

「だ、だいじょうぶ?! もこっち!」パッ!



・・・ フ ワ ッ 。



(・・・あ、ゆうちゃんのにおい)


「もこっち、どうしちゃったの・・・」

黒木「・・・・・・・・・」ニュッ

「・・・・・・・・・・?」

黒木「・・・・・・・・・・・・・」ジーッ

「・・・もこっち??」

黒木「・・・ゆうちゃん?」

「なあに?」

黒木「・・・本物の、ゆうちゃん?」

「ううん、ちがうよ」

黒木「へっ!? じゃ、やっぱり・・・?!」ガクガクガク

            ス タ ン ド
「わたし、もこっちの幽波紋」

黒木「・・・は?」

「もこっちがさっきから触ってた、お人形さんだよ」

黒木「・・・・・・・・・まさか・・・・・・・・・・・」 ゴ ク リ 。



「もとに、もどれる?」

「うん」



 シ ュ パ 。


黒木「・・・・・・・・・」ソーッ



 モ フ ッ 。



黒木「(・・・さっきまでの人形。 間違いない)」モフモフモフ

黒木「(ついにわたし、おかしくなっちまったのか・・・・・・・・・)」



もこっち? ねえ、もこっち・・・



元気してた?



・・・えへへ。



黒木「(ええいダメもと! もう一回、ゆうちゃんになれっ!!)」グッ!


・・・ ・・・ ・・・


黒木「(お願い!お願い! ゆうちゃんになって・・・)」
               ス タ ン ド
黒木「(・・・いや違う! 幽波紋は『できて当然』という精神力!)」

黒木「(息を吸って吐くように、鉛筆をベキッ!とへし折るように!)」



・・・ ・・・ ・・・



黒木「(ゆうちゃん! ゆうちゃんゆうちゃんゆうちゃん!!)」・・・ギュッ



・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



黒木「(できる! 絶対できる! 何万回と妄想してきたんだ!!)」

黒木「(どれだけこのただの人形をゆうちゃんだと思ってきたか!)」


・・・ ・・・ ゴ ・・・ ・・・


黒木「(どれだけ揉んでしゃぶってこすりつけてきたか!)」

黒木「(この思いはきっと届く! おまえはゆうちゃんになる・・・ いや!)」


  ゴ ・・・  ゴ ・・・  ゴ ・・・゙


黒木(おまえがゆうちゃんだっ!!!!)


 ゴ  ゴ  ゴ  ゴ  ゴ


(ゆうちゃんっ!!!!!!)ゴッ!


   ド ギ ャ ン !





黒木「・・・・・・・・・・・」

成瀬´「 ・・・はあい 」


黒木「・・・ ・・・ ・・・」

成瀬´「・・・がんばったね」

黒木「・・・マジかよ」

成瀬´「おめでと、もこっち」ニコッ

黒木「で、できた・・・ ほんとにできた・・・」

成瀬´「これからよろしくね?」

黒木「ゆめじゃ、ない・・・」ウルウル…

成瀬´「うん」 ニ コ 。

黒木「えっと、ゆうちゃん・・・ じゃ、ないんだよね・・・」・・・グズッ

成瀬´「・・・ゆう、だよ。 ほんものじゃ、ないけど」

黒木「う、ううん。いい。 いいんだけど。 な、名前なんて、あるの・・・?」エグエグ

成瀬´「もこっちがつけて」

黒木「・・・うん・・・」・・・グスン



 \カカカカッ/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃リサーフィス(resurface)
┃本体:黒木智子

┃.破壊力-D スピード-D .射程距離-D 持続力-A 精密動作性-D .成長性-B

┃能力-人形にとりつき、人間に変身させる能力。
┃    外見、体質、記憶や性格、習慣やにおいにいたるまで完全にコピー可能。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


成瀬´「・・・『リサーフィス』。 かっこいい名前だね」
                    ス タ ン ド
黒木「・・・漫画に、おんなじような幽波紋使いがいたから」

成瀬´「間田くん、だっけ」

黒木「うん、そう。(・・・このオタ知識、やっぱりゆうちゃんだ)」ジーン

成瀬´「ちょっともこっちに似てる人だよね」

黒木「(この若干天然なところもゆうちゃんだ)」ブスッ

黒木「(まあ確かにちょっと似てるっていや似てるけど・・・ まてよ)」



(こいつが『サーフィス』と同じだったとしたら・・・)

(わたし、ゆうちゃんを自由に操れるってことか?!)・・・ゴクッ



成瀬´「それはムリ」

黒木「へっ?」

成瀬´「わたし、そういうことはできないの」

黒木「そうなんだ・・・ って、わたしの心読めるの?」

成瀬´「わたし、もこっちの心だもん」

黒木「そういやそうか。 ・・・どんなことができるの?」

成瀬´「もこっちの知ってる人に変身できるよ」

黒木「・・・だれにでも?」

成瀬´「よく知ってる人でなくちゃダメみたい」


黒木「知らない人にはなれないんだ」

成瀬´「まだどれだけできるか、よくわからないけど」

黒木「ふうん」





┃能力-人形にとりつき、人間に変身させる能力。
┃    外見、体質、記憶や性格、習慣やにおいにいたるまで完全にコピー可能。

┃   \カカカカッ/

┃   変身できる対象は、かなり詳細なことまで知っている人物に限られる。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




成瀬´「いろいろ試してみる?」

黒木「・・・いや、今日はいいや」

成瀬´「いいの?」

黒木「うん、今日はゆうちゃんと一緒がいい」

成瀬´「えへへ」

黒木「それで、その・・・」モジモジ



「い、いっしょに、寝てくれるかな」

「うん、いいよ」ニッコリ


黒木「いいの?!」

成瀬´「うん」ニコニコ

黒木「(神さま仏さま荒木さま、ありがとうございます!!)」

黒木「(それじゃ、ちょっとくらい揉んでもさすってもいいかな?!)」
                            ス タ ン ド
黒木「(・・・いいね?! いいよね?! 私の幽波紋だもん!!)」

成瀬´「ダメ」

黒木「え」

成瀬´「もこっち、ちょっと、目つきこわいよ?」

黒木「」ガーーーーーーーン







┃能力-人形にとりつき、人間に変身する能力。
┃    外見、体質、記憶や性格、習慣やにおいにいたるまで完全にコピー可能。

┃    変身できる対象は、かなり詳細なことまで知っている人物に限られる。

┃     \カカカカッ/

┃    あと能力を用いると「本人の意志」までもコピーしてしまう。
┃    なので完全な操り人形にはできない。
┃    場合によっては本体の意向を拒否することもありうる。
┃    あまり無理をさせようとすると、自ら能力を解除してしまう。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




「・・・・・・・・・・・・・・・・・」



成瀬´「もこっち?」

黒木「・・・・・・・・・・」ズーン

成瀬「もこっち・・・」

黒木「(ゆうちゃんに嫌われた・・・)」ズーーーン

黒木「(ゆうちゃんじゃないのかもしれないけど、でも・・・)」

成瀬´「・・・・・・・・・・・」

黒木「(ゆうちゃんに拒まれるのが、こんなにこたえるなんて)」

黒木「(わたしもう、立ち直れない・・・)」

成瀬「はい」ポンポン

黒木「・・・ゆうちゃん?」

成瀬「これなら、いいよ」・・・ ポ ン。

黒木「(・・・ひざまくら)」

成瀬´「もこっち、どうぞ」

黒木「ありがと・・・」


 モ フ ッ 。


黒木「(・・・肌の感触は、人形のままなんだ)」

成瀬´「人形で、ごめんね」

黒木「・・・いい」モフモフ


成瀬´「・・・あのね、もこっち。 わたしね、ゆうのコピーなの」

黒木「うん」

成瀬´「だから、ゆうが嫌なことは、わたしもしないの」

黒木「・・・・・・・・・」

成瀬´「だからいま、わたしがこうしてるっていうことは・・・」

黒木「もういいよ。 寝るから」

成瀬´「・・・」

黒木「ありがと、『 リサーフィス 』」

成瀬´「おやすみ、もこっち」

黒木「(・・・ゆうちゃん・・・)」ムニャ・・・




┃能力-人形にとりつき、人間に変身する能力。
┃     ただしある程度以上記憶に残っている人間にしか変身できない。

┃    変身できる対象は、かなり詳細なことまで知っている人物に限られる。
┃    あと能力を用いると「本人の意志」までもコピーしてしまう。
┃    なので完全な操り人形にはできない。
┃    場合によっては本体の意向を拒否することもありうる。
┃    あまり無理をさせようとすると、自ら能力を解除してしまう。

┃     \カカカカッ/

┃    それでもあくまで自身のスタンドなので本体を直接傷つけることはなく、
┃    ある程度までは本体のコントロール下に置くこともできる。
┃    コピー相手によっても違うが、普通の人間に頼めることなら大抵やってもらえる。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 チチ チチチチ

チュン チュン チュン・・・



黒木「(・・・朝だ)」ムクリ



 モ フ ッ 。



黒木「・・・人形に戻ってる」モフモフ

黒木「・・・・・・・・・・・・・・・・」ゴクリ




「ゆうちゃん」

「なあに?」




黒木「・・・・・・・・・」

成瀬´「おはよ、もこっち」

黒木「・・・・・・・・・」

成瀬´「もこっち?」

黒木「・・・」・・・ポフ


「・・・ダメだ」


成瀬´「ダメ?」

黒木「・・・わたし、ダメになる」

成瀬´「???」

黒木「朝起きたら、目の前に、ゆうちゃんがいる」 モ フ …

成瀬´「・・・・・・・・」

黒木「幸せすぎて、もうダメ」 モ フ ッ

成瀬´「・・・もこっち」


チュン チュン チュン ・・・



―――――――――



「・・・ ・・・ ・・・」


… ピ ピ ピ ピ ピ


「・・・むにゃ・・・」


ピ ピ ピ ピ ピ …


「・・・ ・・・ ・・・ ・・・」




「・・・もこ・・・ち?・・・」



(・・・あれから、いろいろ実験してみた)

(『リサーフィス』に、いったい何ができるのか)



「智貴ー」「おう」

「変態野郎」「なんだクズ野郎」



(家族、中学の知り合いまでならほとんど完璧に変身できる)

(高校の知り合いも、ある程度はいけるみたい)



「・・・ネモ」「あ、クロだ。やっほー」

「加藤さん」「なあに、黒木さん?」



(けれど・・・)



「田村、さん」「黒  木    さん」

「内さん」「く    ろ き」



(ちょっとムラがあるみたい。 なんでなんだ?)



田村´「・・・情報  が    少ない   から」


黒木「情報?」

田村´「触ったり 触られたり    してるか してないかの 差」

黒木「なるほど」


(背中かいてー)(目、きれいだね。 ちょっといじらせて)


黒木「(ということは・・・)」ゴクリ




「吉田さん」

「なんだよ」




黒木「おおっ!」

吉田´「?」

黒木「今までで一番出来がいいかも・・・!」

吉田´「なんだよ」

黒木「そりゃ、乳首から股間の感触まで知ってればな・・・」



ド ス ッ !!



黒木「うぐぇ?!」

吉田「ぶん殴るぞ」


黒木「な・・・なぐってるじゃねーか・・・」ピクピク

吉田´「たりめーだろ、このクソガキ」ムスッ

黒木「わたしのスタンドの・・・くせに・・・」

吉田´「傷つけさえしなけりゃいいんだろ」

黒木「このクソ・・・」

吉田´「あ゛?」ギロリ

黒木「スミマセン」シュン

吉田´「・・・ったく」ゴロン

黒木「くそ、元に戻れ!」



・・・ シ ュ パ 。



黒木「・・・ひどい目に合った、ちくしょー・・・ いつか絶対仕返ししてやるからな・・・」

黒木「口なおししなくちゃ。 ・・・ゆうちゃん」

成瀬´「はあい」

黒木「あたまなででー」

成瀬´「いいよー」


ナデナデ


黒木「極楽極楽」ニヘラニヘラ

成瀬´「(なんなんだろう、これ)」


黒木「(・・・・・・・・・幸せ・・・・・・・・・)」

成瀬´「・・・・・・・・・」ナデナデ

黒木「(ああ、どんどんダメになってくのがわかる・・・)」

成瀬´「よしよし」ナデナデ

黒木「(このままだとマジのガチでダメ人間になりそう。 ・・・)」

黒木「・・・本物のゆうちゃんにも会いたいな」

成瀬´「・・・うん」

黒木「あ、ごめん。 そういう意味じゃないよ」

成瀬´「わかってるよ」ニコッ

黒木「最近会ってないからなー。 いま、何してるのかな・・・」

成瀬´「     」 ビクン!



ガクン ガクッ!



黒木「ゆうちゃん?!」

成瀬´「    」 ガクガクガク・・・

黒木「『 リサーフィス 』!? どうしたっ!」

成瀬´「    」 ガクン!




「 ・・・ふうん。 それで? 」


黒木「ゆうちゃん?」

成瀬´「・・・そうなんだ、えへへ」

黒木(携帯持って、しゃべってる・・・?)

黒木(服装も寝間着になってる。 髪の毛もまとめてる・・・)

成瀬´「どうだった? ・・・え? そうなの?」

黒木「『リサーフィス』? ・・・元に戻れ!」

成瀬´「     」ビクッ


ガ ク ン !!


黒木「・・・・・・・・・・」

成瀬´「どうしたの、もこっち」

黒木「どうしたの、って。 覚えてないの?」

成瀬´「なにを?」

黒木「・・・」



「ゆうちゃん、いま、なにしてる?」

「    」ガ ク ン !



成瀬´「へえ、そうなんだ。 すごい!」

黒木「・・・・・・・・・」

成瀬´「そういえば、あれ・・・ うん、そう、それ」


黒木「・・・」スッ


ピッ ピッ ピッ ピ 。


成瀬´「あ」パンパンパン パララン♪

黒木「・・・・・・・・・」

成瀬´「・・・もこっちだ。 ちょっとごめんね」ピッ!

黒木「・・・ゆうちゃん」



成瀬´「もこっちー! ひさしぶりー! えへへ」
成瀬≪もこっちー! ひさしぶりー! えへへ≫



黒木「ごめんね。 特に、なにも用事ないんだけど」


成瀬´「ううん、嬉しい。 もこっちの声、聞きたかった」
成瀬≪ううん、嬉しい。 もこっちの声、聞きたかった≫


黒木「ありがとう。 ・・・いま、何してた?」


成瀬´「友達と電話してたんだ。 高校の友達」
成瀬≪友達と電話してたんだ。 高校の友達≫


黒木「ふうん・・・(間違いない)」



(『 リサーフィス 』は、変身した相手がいま何をやってるか、つかむことができるんだ!)


成瀬´「もこっちはなにしてたの?」
成瀬≪もこっちはなにしてたの?≫

黒木「・・・戻れ」


シ ュ パ ッ 。


成瀬≪なあに?≫

黒木「・・・ううん、なんでもない。 ボーっとしてた」

成瀬≪そうなんだ。 ・・・じゃ、いま、大丈夫?≫

黒木「うん」

成瀬≪じゃ、ごめん。ちょっとだけ待ってて。 いま。こっちからかけなおすから≫

黒木「ありがと」

成瀬≪わたしの方こそ、ありがとう。 待っててね≫ ・・・プツン

黒木「・・・・・・・・・」




┃能力-人形にとりつき、人間に変身させる能力。
┃    外見、体質、記憶や性格、習慣やにおいにいたるまで完全にコピー可能。

┃   \カカカカッ/

┃   また変身中には変身した相手の状態・行動をリアルタイムでトレースできる。
┃   この場合はスタンドが自動操縦となり、解除しない限り自動でトレースした動作を取り続ける。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



黒木「・・・・・・・・・・・・」


(ぶん殴るぞ) (傷付けなけりゃいいんだろ)


黒木「(見てやがれ、腐れヤンキーめ・・・)」ニター




――――――――――



黒木「・・・ ・・・ ・・・」カチャ カチャ



・・・ ゴ ・・・ ゴ ・・・



黒木「・・・・・・・・・」カチャリ カチャッ



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・



黒木「 (・・・準備は万端) 」・・・カ チ ャ 。

黒木(あれから本人と会話して、できるだけ情報を集めた)

黒木(一日の、週間のライフサイクルをおおまかにだがつかんだ)



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



黒木(『リサーフィス』は一般人の目にも見える、映像にも撮れる。確認済みだ)

黒木(撮影機材、画像処理用ソフトもそろえた。使いかたもマスターした)


黒木(相手のリサーチは、スタンドに触らない限りはずっと続く。 ぬかりはない!)

黒木「(いまこそ決行のとき!!)」ゴッ!



「・・・吉田さん」

「なんだよ」


黒木「・・・・・・・・・・・」ニヤァー

吉田´「・・・だからなんだよ? 薄気味悪いツラしやが」

黒木「吉田さん、いまなにしてる?」

吉田´「     」ビクン!

黒木「・・・よし」

吉田´「      」ビクッ ガク ガクン!

黒木「・・・よし、よし。 いいぞ・・・」

吉田´「      」ガ ク ッ !


・・・ シ ュ ル 。


「・・・ふう」


シュル シュル ・・・


黒木「(やった! ドンピシャ!!)」

吉田´「やれやれ・・・」シュルッ プチ

黒木「(間違いない、これから風呂に入るところ!)」

吉田´「・・・・・・・・・」プチ プチ スル スル

黒木「(たっぷり撮影してやるからな、ぐへへへへっ!)」

吉田´「よいしょ」



 ス ル ッ 。



黒木(うおおおおおお)プ シ ャ ー




・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



「♪ふん、ふん」…チャプ



・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



「・・・ふん♪、と」チャポ…



・・・ ・・・ ゴ ・・・ ・・・



「っ?!」パチャッ!



・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・



「・・・・・・・・・」



・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・



「いまの・・・・・・」…ゾクッ



「・・・・・・・・・・見ら、れた?」




…カチャカチャカチャ カチャッ



黒木「・・・ふ、ふふふふふ、ふ・・・」カチャカチャ…

黒木(す、すんごいのが撮れた・・・ ふへへへへ・・・)

黒木(あのヤンキー、すっげーぼんきゅっぼんで・・・)


カチカチ カチッ …カチリ


黒木(下、ぜんぜん気を使ってなくって・・・ 超大人だった・・・)

黒木(やっぱ下は黒いんだな・・・ げへへへへへ・・・)

黒木(・・・保存っと)カチリ



[ 保存されました ]



黒木(これでよし・・・と)

黒木(復讐用の修正版と、プライベート用の無修正版・・・)

黒木(たっぷり活用させてもらうからな、うぇっへっへっへっ!)



吉田´「・・・ほーら、んばーあ」ニヨニヨ



黒木(けけけ、のんきなツラして・・・)ニタニタ



吉田´「うん、どうだあ? おもしろいか? そうかあ」ニッコニッコ

黒木(いまのうちに人形抱いてニヤケてろ)

黒木(バラまいてやろうか、売ってやるのもいいな) ニ タ ッ 。

吉田´「ほーら、たかいたかーい」ゴロン

黒木「(地獄見せてやるからな・・・)戻れ」

吉田´「    」ガクッ!



ガクン ビクン・・・



吉田´「・・・ん」

黒木「ご苦労さん」

吉田´「なんだよ」

黒木「なんでもない」ニタニタ

吉田´「変なヤツだな。 ・・・なあ、おまえ」

黒木「なんだ?」

吉田´「なんか最近、やたらからんできてねえか?」

黒木「そうかなあ?」ニヤニヤ

吉田「ったく、薄気味悪い笑い方しやがって。 ・・・」ジ ロ 。



「おまえ、わたしのこと嫌いじゃなかったのかよ」


黒木「え?」

吉田´「・・・いつも殴ったりしてんだろ。嫌ってないわけねえじゃねーか」

黒木「べ~つ~に~(いや大嫌いだけど)」ニタリニタリ

吉田´「・・・・・・・・・・・・」



「すまねえな」



黒木「へっ?」

吉田´「あんなことしてりゃ、嫌われてあたりまえだって、わかってるんだ」

黒木「・・・へ・・・?」

吉田´「わかってるんだけどさ。 どうしても、さ・・・」ギュッ

黒木「(な、なんだこいつ。 いまさら・・・)」

吉田´「・・・あたし、お前のスタンドだからさ。 一応言っとくけどな」



「茉咲はおまえのこと、かなり好きみたいだぜ」



黒木「はあ?!」

吉田´「けっこう大事に思ってるみたいだ」

黒木「あ、あんなにぶん殴ってくるくせに!」

吉田´「そりゃてめえが悪いんだろうが!!」

黒木「ひっ」ビクッ


吉田´「! ・・・・・・・・・」

黒木「(く、くそ、何が好きだ!いつも怖がらせやがってるくせに・・・)」ビクビク

吉田´「なあ、なんでなんだ?」

黒木「な、なんでってなにが」
        わたし
吉田´「お前、茉 咲のこと怖いんだろ」

黒木「・・・そりゃあ」

吉田´「それじゃなぜ、嫌いにならないんだよ」

黒木「へっ? い、いや・・・」

吉田´「本気で嫌なら先公に言いつけたりなんだり、なんとでもできるだろ」

黒木「・・・そ、それは・・・」モゴッ

吉田´「荻野が言ってた通りなのか?」

黒木「・・・・・・・・・」



(みんなと仲良くなりたくて、この班に入ったのよ)



吉田´「なんでわたしなんかと仲良くしようと思ったんだよ」

黒木「・・・・・・・・・荻野が言ったから、私と付き合ってる?」

吉田´「なんであんなやつの。 ・・・お前、田村と仲いいじゃねえか」

黒木「田村さんのことは、好き、なの?」

吉田´「嫌いじゃねえよ」


黒木「私は田村さんの付録か」

吉田´「んなんじゃねーよ、いいかげんにしやがれ!」

黒木「ひっ」ビク!

吉田´「・・・ちっ。 そういう言い方はよせ、無駄にムカつく」

黒木「は、はい・・・」ビクビク

吉田´「わたしとお前らは、三人組だ。 それでいいだろ」

黒木「・・・三人組」



[ 元気に歌ってくれた三人組ー、ありがとー ]



黒木「・・・・・・・・・」
          あいつ
吉田´「少なくとも茉 咲はそう思ってる」

黒木「・・・なあ、『リサーフィス』」

吉田´「なんだ」

黒木「ほんとに吉田さん、私のこと嫌いじゃないのか?」

吉田´「ああ」

黒木「・・・じゃあ、一緒に寝てみて」

吉田´「できるかバカ」

黒木「やっぱり」ゴソッ



・・・プチッ


吉田´「・・・・・・・・・」

黒木「今日はもう遅いから寝る、元に戻って」

吉田´「・・・・・・・・・ちっ」ゴソッ



・・・ ギ ュ ッ 。



黒木「・・・『リサーフィス』?」

吉田´「これでいいだろ」ギュ・・・

黒木「ちょっと、きつい。これじゃ寝れない」ギュウ

吉田´「しっかりつかんでおかないと、てめえまた変なところさわるじゃねーか」

黒木「・・・・・・・・・」ウト…

吉田´「さっさと寝やがれ」

黒木「吉田さん・・・」…ウツラ ウツラ



「・・・ありがとう、ごめん・・・」



吉田´「・・・なんだよ」

黒木「・・・ぐー・・・」スピー

吉田´「ったく・・・」



… ギ ュ ウ …



キーン コーン カーン

 キーン コーン …




田村「それじゃあね、吉田さん」

吉田「じゃあな」




キーン コーン  キーン コーン ・・・



吉田「・・・んっ?」

黒木「・・・・・・・・」

吉田「なんだあいつ、あんなところで何してやがる」

黒木「・・・・・・・・」ボーッ

吉田「(きょう一日なんかからんでこねえと思ったら、あんなところで・・・)」

黒木「・・・・・・・・」ジーッ

吉田「・・・ったく」ツカツカツカ




「おい、お前・・・」



黒木「(・・・・・・・・・)」ジーッ

黒木「(もったいないな・・・)」


[ ふん ふん ふん・・・♪ ]


黒木「(昨日は消そうと思ったけど)」

黒木「(こうして見るとやっぱりいい出来だ)」


・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・


黒木「(超高校級のボディー。 私の編集技術も上々)」

黒木「(・・・こっそりとっておこうかな・・・)」




― 茉咲はおまえのこと、かなり好きみたいだぜ。


― お前らとわたしは三人組だ、それでいいだろ。




黒木「・・・・・・・・・・・」

黒木「(やっぱり駄目だ。 処分処分)」


・・・ ・・・ ゴ ・・・ ・・・


黒木「(この修正版だけ残して残りは処分)」

黒木「(これなら本人特定されないだろうし)」カチリ




吉田「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



黒木「    あ    」

吉田「          」…ゴ…



 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



黒木「   よしだ   さん   」

吉田「                」ゴ ゴ ゴ

黒木「いやだなあ  みられちゃった」…タラ…

吉田「             」ゴゴゴゴゴ

黒木「ヘンなサイト  見てるところ  ・・・てへっ☆」ダラダラダラ

吉田「             」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

黒木「さあ 履歴削除 履歴削除」…カタカタカタカタカタ

吉田「          や っ ぱ り 」 ゴ !





「や っ ぱ り て め え か あ あ あ あ あ あ あ あ あ っ !!!!!」




 ― ド ギ ャ ン !!



黒木「・・・な・・・」

吉田「・・・・・・・・・・・・」



ド ド ド ド ド ド ド ド

 ド ド ド ド ド ド ド ド



黒木「なに・・・ これ・・・ なに・・・」

吉田「・・・てめえ 見ていたな?」



ド ド ド ド ド ド ド ド

 ド ド ド ド ド ド ド ド



黒木「なに・・・ この・・・ 女ス●プラ・・・」

吉田「てめえはわたしを怒らせた」

黒木「めちゃくちゃ主人公っぽいの・・・」



 \カカカカッ/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃スタンド名:クレイジープリンセス(crazy princess)
┃本体:吉田茉咲

┃.破壊力-A スピード-A .射程距離-D 持続力-C 精密動作性-A .成長性-A

┃能力-圧倒的なパワーとスピード、そして精密性を誇る近距離パワー型スタンド。
┃    その一撃は建物を粉砕し車輌をも吹き飛ばす。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


吉田「・・・やっぱてめえ、こいつが見えてるな?」ドドドドドド

黒木「!!!」

吉田「そういうことだと思ったぜ・・・」ドドドドドド

黒木「な、なぜ?! なぜっ!!」



┃スタンド名-リサーフィス
┃能力-人形にとりつき、人間に変身させる能力。
┃    外見、体質、記憶や性格、習慣やにおいにいたるまで完全にコピー可能。

┃   また変身中には変身した相手の状態・行動をリアルタイムでトレースできる。
┃   この場合はスタンドが自動操縦となり、解除しない限り自動でトレースした動作を取り続ける。

┃   \カカカカッ/

┃   ただしどちらの能力を使っている最中でも、変身中のスタンドが受けた感覚は本体だけでなく
┃   変身した相手にもある程度フィードバックされる。
┃   スタンドの素養を持つ者であればより強く感じ取ることができる。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



黒木「え、ちょ、聞いてない」

吉田「・・・覚悟しやがれ」ドドドドドド

黒木「・・・もしかして、オラオラ、ですか・・・!?」ブルブルガタガタ

吉田「歯ぁ食いしばれ」ドドドドドドド

黒木「ちょ、ちょ、待って! ちょっと下が濃かったことなんて誰にも言わな」

吉田「 殺 す !!!!!!!!!!」ドギャン!



ドババババオッ!!



「おらおらおらおらおらおらおらおら!!」

ドガドガドガドガドガドガドガドガドガ

「ちょ、待っ・・・ ぐは!? ぐほ、ぐええ!」



「おらおらおらおらおらおらおらおらッ!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

「ぐへ ぐば ぐお おぶうううっ!」



「おらおらおらおらおらおらおらおらァ!!」

ボゴボゴボゴボゴボゴドスドスドスドス

「ま 待っ もう しなっ ぐぶっぷ ぶるぇっ」



「おらおららおらららおららおらら、おらあああっ!!」

ドスベキゴスガスビシグチャ   ド ボ オ ッ !!

「ぶべぶばぶびぶぼぶぶ   おぼろおっ」



「 死 ね え え え え え え え え っ !!」

ガ ス ガ ス ガ ス ガ ス ガ ス ガ ス ガ ス ッ

「えろえろえろえろえろえろえろえろ」



「おおおおおおおらあああああああ!」

「おらららおらおらおららおらおらお!」


  ドス   ベシ   ガス   ズド


「おらおらおらおらおらおらおらおら!」

「おらおらおらおらおらおらおらおら!」


  ゴギ   バゴ   ヅド   ビヂ


「   お  ら  あ  っ  ! !  」



 ド ッ ギ ャ ア ア ーーz__  ン



黒木「うげっ ぐあっ~~~~!!」



ド ゴ ッ !!



吉田「・・・思い知ったか」

黒木「・・・・・・・・・・・」シーン…

吉田「ざまあみやがれ」

黒木「・・・・・・・・・・・」ピクピク…


黒木(し・・・ 死んだ・・・ 死んでる・・・)ヒクヒク ヒク

黒木(ぜったい・・・ 死んでる・・・ ぜったい・・・)プルプルプル…



吉田「・・・・・・・・・」



黒木(いきてる・・・ はずない・・・ こんなの・・・)

黒木(じめんに・・・ こんなに・・・ めりこんで・・・)

黒木(おそらが・・・ あんなに・・・ たかっ・・・)



吉田「・・・・・・・・・・・・・・」



黒木(・・・おとうさん おかあさん ともき ゆうちゃん)

黒木(わるいともこを ゆるしてね)

黒木(みんな さよなら・・・)ガクッ



吉田「・・・くそったれ」



 グ イ ッ 。



黒木「(てんしさま・・・ やさしくして・・・)」ヒクヒク

吉田「・・・ちっ」




ザッ ザッ ザッ ザッ



黒木「・・・・・・・・」

吉田「・・・・・・・・」ザ ザ ザ



ザッ ザッ ザッ ザッ



黒木「(・・・ん)」ピク

吉田「・・・・・・・・」… ザ ザ ザ

黒木「(なんか、揺れてる)」パチクリ

吉田「・・・・・・・・」ザ ザ ザ …

黒木「よしだ・・・ さん・・・?」

吉田「生きてやがったか」

黒木「・・・あれ? わたし、生きてる・・・???」

吉田「今度という今度は、本気でぶっ殺してやろうと思ったんだがな」

黒木「・・・手加減、した?」

吉田「知らねえ」

黒木「知らねえって・・・」

吉田「こういうやつなんだよ」


黒木「こういう。やつ・・・?」

吉田「なんでか、こうなるんだよ。物は壊せるのに」

黒木「(たす、かった・・・)」



┃スタンド名:クレイジープリンセス
┃能力-圧倒的なパワーとスピード、そして精密性を誇る近距離パワー型スタンド。
┃    その一撃は建物を粉砕し車輌をも吹き飛ばす。

┃   \カカカカッ/

┃    ただしその破壊力・破壊する対象は本人の感情・思考に大きく左右される。
┃    「傷つけたくない」と思っているものに対してはどれだけ渾身の力で殴ろうと
┃    最低限の衝撃を与えるだけで傷ひとつ痛みひとつ負わせられない。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



黒木「・・・よしだ、さん」

吉田「なんだよ」

黒木「なんで、わたしのこと・・・ おんぶ、してるの」

吉田「動けなかったんだからしょうがねえだろ」
    ス タ ン ド
黒木「幽波紋で・・・ はこべば・・・」

吉田「もう疲れた。めんどくせえ」ザ ザ ザ …

黒木「・・・・・・・・・・・・」



「ごめん・・・ なさい・・・」



吉田「・・・あん?」

黒木「ごめん、ごめんなさい。 ごめん・・・」

吉田「・・・しつけえよ。 だまって寝てろ」

黒木「・・・うん・・・」ギュッ

吉田「・・・ったく、このバカ」…ギュ




ザッ ザッ ザッ ・・・
























「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし」



「それで、いいのよ。 ふふふふっ・・・・」





                                              /|_________ _ _
                                             〈  To BE CONTINUED…//// |
                                              \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄




※おまけ※



\カカカカッ/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃スタンド名:リサーフィス(resurface)
┃本体名:黒木智子
┃破壊力-D
┃スピード-D
┃射程距離-D
┃持続力-A
┃精密動作性-D
┃成長性-B

┃人形ほか人の形をしたものに憑依して記憶にある人間の姿に変身・実体化するスタンド。
┃「サーフィス」と違い、本人に触れていなくても見知った人間であれば誰にでも変身できる。
┃さらに憑依する人形も選ばず、そして変身後にはいっさい人形の痕跡を残さない。
┃変身した人形は普通の人間の眼にもうつり、またスタンドに触れることも可能。

┃ただし、「サーフィス」と違い相手を操る能力は持っていない。
┃その代わりに、変身した相手の行動をリアルタイムでトレースすることができる。
┃この場合は一時的に自動操縦状態となり、本体が制御しなくてもトレースした動作を行い続ける。

┃どちらの場合でもスタンドは変身した対象と全く同じ感覚を備えているため、変身中は
┃スタンドの感覚が変身対象へ多少フィードバックされる。
┃この感覚はスタンドの素養を持つ者であればより明晰にとらえることができる。

┃人を支配し独占したいという歪んだ欲望と、他者に理解され受け入れられたいという
┃切なる渇望により生じたスタンド能力。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





\カカカカッ/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃スタンド名:クレイジープリンセス(crazy princess)
┃本体名:吉田茉咲
┃破壊力 - A
┃スピード - A
┃射程距離 - D
┃持続力 - C
┃精密動作性 - A
┃成長性 - A

┃筋骨隆々とした堂々たる体躯の女性の姿をした近距離パワー型スタンド。
┃圧倒的なパワーとスピードを誇り、スタープラチナとでも正面から叩きあえるポテンシャルを持つ。
┃精度も極めて精密で風に乗って飛んできた砂ぼこりを瞬間的にすべてつまみとれるほど。

┃ただしその能力は自身の精神状態に大きく左右される。
┃その影響は破壊力の大小から、破壊できる対象の選別にまで及ぶ。
┃本来極めて高い精密動作性も精神状態の影響を受けやすく、精神が安定していないと本来の精度が発揮できない。

┃またわずかでも「破壊したくない」と思っている対象には、極端に攻撃力が低下する。
┃ 「怒りを覚えるが傷つけたくない」相手に対しては、渾身の力をこめて殴っても
┃最低限の痛みと衝撃、精神的なショックを与えるだけでいっさいの肉体的ダメージを与えられない。
┃なので本体の精神性から相手が人間の場合はどれだけの怒りを覚えて叩きのめそうと
┃再起不能どまりになることがほとんど。
┃それでも吐き気のする「悪」に対しては敢然と立ち向かい、その拳で歪んだ心を叩き折る。
┃今のところこの性質は直接制御できず、本体も感情を抑制するつもりがないため暴走させがち。

┃本人の強さと優しさがそのまま形をとったスタンド。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom